JP2009073648A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化、コストアップを抑制しつつ、高速かつ確実な駆動切り換えを行うことのできる画像形成装置を提供すること目的とするものである。
【解決手段】第1及び第2ソレノイド31a,31bの切り換え動作を制御し、シートを反転させて再度、画像形成部に搬送する際、第1及び第2遊星ギアクラッチ機構30A,30Bの状態を、反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態から反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態に変更する。さらに、反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達してから所定時間が経過するまでに反転搬送ローラに対する駆動力の伝達を停止する状態とするようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関し、特に画像が形成されたシートを画像形成部に再度搬送するようにしたものに関する。
従来、プリンタ、複写機、FAX等の画像形成装置においては、シートの片面(第1面)に画像を形成するモードの他、片面に画像が形成されたシートの裏面(第2面)に画像を形成する両面モードを備えたものがある。また、このような画像形成装置では、シート搬送装置を備え、このシート搬送装置により、両面モードの際には、画像形成部によって片面に画像が形成されたシートの裏面に画像を形成するようシートを反転させ、画像形成部に再度搬送するようにしている。
図13は、このような従来の画像形成装置の概略構成を示す図である。この画像形成装置において、両面モードの際には、まず給紙カセット17又は手差しトレイ20からシートPを2次転写部34に搬送する。そして、2次転写部34において、画像形成部1により形成された後、中間転写ベルト8上に一次転写されたトナー像が、シートPに転写される。このようにトナー像が転写されたシートは、この後、定着装置16において加圧、加熱されることにより、トナー像が定着される。
次に、片面にトナー像が定着されたシートPは正逆転可能なモータMにより駆動される排出ローラ21の正回転によって排紙トレイ22側に搬送される。この後、シートPの後端が排出ローラ21を通過する前に、モータMを逆転させて排出ローラ21を逆方向に回転させることにより、シートPは両面搬送パス24に送られる。
次に、シートPは、両面搬送パス24から、給紙カセット17及び手差しトレイ20のシート搬送方向上流側に位置する搬送パス18に合流する。この後、シートPは、中間転写ベルト上のトナー像先端が、2次転写部34に達するタイミングに合わせてレジストローラ19により、2次転写部34に搬送され、裏面にトナー像が転写される。そして、このように裏面にトナー像が転写されたシートPは、再び定着装置16においてトナー像が定着された後、正回転する排出ローラ21により排紙トレイ22に排出される。
ところで、このように従来の画像形成装置においては、シートの両面に画像を形成する際には、正逆転可能なステッピングモータ等のモータMを備えた反転駆動装置により、排出ローラ21を反転駆動するようにしている。しかし、近年、装置に求められるコストダウン要求から、ステッピングモータ等の専用のモータを用いることのない、より廉価な反転駆動装置が提案されている(特許文献1参照)。
図14は、このようなステッピングモータ等を用いることなく排出ローラ21を反転駆動させる反転駆動装置の一例を示す図である。この反転駆動装置は、図14の(a)及び(b)に示すように、2つの遊星ギアクラッチ機構70(70A,70B)、駆動入力ギア72、駆動出力ギア73、切替えレバー74から構成されている。
ここで、遊星ギアクラッチ機構70は、図15の(a)及び(b)に示すように、太陽ギア部材81、2つの遊星ギア82(82a,82b)、遊星ギア保持部材83、内歯ギア付き部材84等から構成されている。
太陽ギア部材81は、ギア部81aと、その同軸上に太陽ギア部材81の回転規制を行うための拘束部81bを有している。2つの遊星ギア82a,82bは、遊星ギア保持部材83に設けられたボス部83a,83bに自転可能に保持されている。また、遊星ギア82a,82bを保持する遊星ギア保持部材83の外周面には、太陽ギア部材81と同軸上のギア歯面83cを備えている。
内歯ギア付き部材84は、遊星ギア保持部材83と同軸上に回転可能に設けられ、遊星ギア82a,82bと噛み合う内歯ギア84aを備えると共に外周面にはギア歯面84bを備えている。
次に、このような構成の遊星ギアクラッチ機構70の動作について説明する。
例えば、太陽ギア部材81の拘束部81bを不図示の拘束手段で拘束した状態のとき、遊星ギア保持部材83が回転すると、遊星ギア保持部材83に自転可能に保持されている遊星ギア82も回転する。そして、この場合、太陽ギア部材81が回転しないことから、この遊星ギア82a,82bの回転は、内歯ギア付き部材84の内歯ギア84aに伝達され、これにより内歯ギア付き部材84が回転する。
一方、拘束部81bの回転拘束を解除し、太陽ギア部材81を回転自在とすると、この場合、遊星ギア保持部材83の回転は、遊星ギア82を介して太陽ギア部材81にのみ伝達される。これにより、太陽ギア部材81が回転すると共に、内歯ギア付き部材84は遊星ギア部材81に対し回転自在となる。
言い換えると、太陽ギア部材81が回転規制されて停止状態にあるときは、遊星ギア保持部材83と内歯ギア付き部材84は駆動連結状態にあり、太陽ギア部材81を回転自在とすると、遊星ギア保持部材83と内歯ギア付き部材84の駆動連結は解除状態になる。
ここで、図14に示す反転駆動装置において、2つの遊星ギアクラッチ機構70(70A,70B)は、遊星ギア保持部材83(83A,83B)の外周ギア面83c同士が噛みあっている。
また、切替えレバー74はソレノイド71に連結されており、ソレノイド71の通電制御により、遊星ギアクラッチ機構70A,70Bの双方の太陽ギア部材81A,81Bの拘束部81aに係止可能となっている。そして、この切替えレバー74の位置により、遊星ギアクラッチ機構70A,70Bのクラッチング動作を選択的に行うことができる。
なお、図14は、不図示の駆動源から駆動入力ギア72へ一定回転方向(図示矢印A方向)の駆動が付与され、駆動出力ギア73は遊星クラッチ機構70A,70B双方の内歯ギア付き部材84A、84Bの外周ギア部と噛みあっている状態を示している。また、切替えレバー74が、遊星ギアクラッチ機構70Aの太陽ギア部材81Aの回転規制を行っている状態を示している。
この場合は、駆動入力ギア72から入力された駆動力は、遊星ギア保持部材83B、遊星ギア保持部材83A、内歯ギア付き部材84Bと伝達され、駆動出力ギア73は図示矢印B方向に回転する。このとき駆動出力ギア73と噛みあっている内歯ギア付き部材84Bは回転自在となっているため、駆動出力ギア73の回転には関与しない。
一方、ソレノイド71に連結された切替えレバー74が、太陽ギア部材81Bの回転規制を行っている場合は、駆動入力ギア72から入力された駆動力は、遊星ギア保持部材83B、内歯ギア付き部材84Bと伝達され、駆動出力ギア73は矢印C方向に回転する。このとき駆動出力ギア73と噛みあっている内歯ギア付き部材84Aは回転自在となっているため、駆動出力ギア73の回転には関与しない。
つまり、一定回転方向(図示矢印A方向)の駆動が付与されている駆動入力ギア72に対し、ソレノイド71のON,OFFによる切替えレバー74の切替えにより、駆動出力ギア73の回転方向(図示矢印B方向、C方向)を選択することができる。そして、このような構成の反転駆動装置を備えることにより、駆動入力ギア72に装置内の他の駆動系から一定方向の回転を付与するようにすれば、専用のモータを持つことなく、排出ローラ21の正逆回転制御を行うことが可能となる。
特開2000−199610号公報
ところで、近年、シート搬送装置及び画像形成装置には、更なる装置の小型化、コストダウン、信頼性及び使用可能なシートサイズの多様性の向上が要求されている。ここで、シート搬送方向の長さの長いシートを用いる場合、シート搬送パスの長さが長くなるが、装置の小型化の要求から、シート搬送パスの長さは、必然的に短くなる。
ところが、図13に示した画像形成装置において、シートPにトナー像を転写する場合、既述したように中間転写ベルト8上のトナー像が2次転写部34に移動されるタイミングに合わせて、シートPをレジストローラ19によって送り込まなくてはならない。このため、レジストローラ19は一旦停止後、タイミングを合わせてシートPを再スタートさせ、画像に合わせるようにしている。
ここで、両面画像形成時において、シート長さが排出ローラ21からレジストローラ19までの距離より長い場合、レジストローラ19を一旦停止させる際には、排出ローラ21を同期させて停止させるか、もしくは排出ローラ21の駆動を切っておく必要がある。
しかし、既述した図14及び図15に示す構成の遊星ギアクラッチ機構を用いた反転駆動装置では、排出ローラ21の回転方向を変更することはできるが、排出ローラ21を停止させることができず、レジストローラ19の停止には追従できない。
したがって、排出ローラ21をレジストローラ19の停止に追従して停止させるためには、他の駆動系を停止させなければならないが、このように他の駆動系を停止させるように構成すると、高速かつ確実な駆動切り換えを行うことができない。
つまり、遊星ギアクラッチ機構により排出ローラ21を正逆転駆動する反転駆動装置を備えた従来の画像形成装置では、高速かつ確実な駆動切り換えを行うことができず、使用可能なシートサイズの多様性を達成することができない。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、装置の大型化、コストアップを抑制しつつ、高速かつ確実な駆動切り換えを行うことのできるシート搬送装置及び画像形成装置を提供すること目的とするものである。
本発明は、画像形成部と、画像が形成されたシートを反転させて再度、前記画像形成部に搬送する正逆転可能な反転搬送ローラと、駆動部からの駆動力により前記反転搬送ローラを正逆転駆動する正逆転駆動部と、を備えた画像形成装置において、前記正逆転駆動部は、前記駆動部と前記反転搬送ローラの間に配置され、前記反転搬送ローラに正転駆動力及び逆転駆動力を選択的に伝達するクラッチ機構と、前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態及び駆動力を伝達しない状態に切り換える第1切り換え手段と、前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態及び駆動力を伝達しない状態に切り換える第2切り換え手段と、前記第1切り換え手段及び前記第2切り換え手段の切り換え動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、シートを反転させて再度、前記画像形成部に搬送する際、前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態から前記反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態に変更し、前記逆転駆動力を伝達してから所定時間が経過するまでに前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達を停止する状態とするよう前記第1及び第2切り換え手段の切り換え動作を制御することを特徴とするものである。
また、本発明は、シートを反転させるように搬送する正逆転可能な反転搬送ローラと、駆動部からの駆動力により前記反転搬送ローラを正逆転駆動する正逆転駆動部と、を備えたシート搬送装置において、前記駆動部と前記反転搬送ローラとの間に配置され、前記反転搬送ローラに正転駆動力及び逆転駆動力を選択的に伝達するクラッチ機構と、前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態及び駆動力を伝達しない状態に切り換える第1切り換え手段と、前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態及び駆動力を伝達しない状態に切り換える第2切り換え手段と、前記第1切り換え手段及び前記第2切り換え手段の切り換え動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態と、前記反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態と、前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達を停止する状態と、に変更可能に前記第1及び第2切り換え手段の切り換え動作を制御することを特徴とするものである。
本発明では、クラッチ機構の状態を、反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態から反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態に変更し、さらに、反転搬送ローラに対する駆動力の伝達を停止する状態とすることができる。これにより、装置の大型化、コストアップを抑制しつつ、高速かつ確実な駆動切り換えを行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子写真方式でインライン型の中間転写ベルト(中間転写手段)を有するフルカラーの画像形成装置(フルカラープリンタ)の概略構成図である。
この画像形成装置100は、一定の間隔をおいて一列に配設され、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラックの各色のトナー像を形成する4つ画像形成ステーション1Y,1M,1C,1Bkを備えた画像形成部1を備えている。
各画像形成ステーション1Y,1M,1C,1Bkには、それぞれ像担持体としてのドラム型の電子写真感光体である感光ドラム2(2a〜2d)が設置されている。また、各感光ドラム2の周囲には、1次帯電器3(3a〜3d)、現像装置4(4a〜4d)、転写ローラ5(5a〜5d)、ドラムクリーナ装置6(6a〜6d)が配置され、1次帯電器3と現像装置4との間の下方には、レーザー露光装置7が設置されている。
ここで、感光ドラム2は、負帯電のOPC感光体でアルミニウム製のドラム基体上に光導電層を有しており、不図示の駆動装置によって矢印方向(図1における時計回り方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。1次帯電手段としての1次帯電器3は、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって各感光ドラム2の表面を負極性の所定電位に均一に帯電する。
現像装置4は、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色トナーを内蔵し、内蔵した各色トナーを、それぞれ感光ドラム2上に形成される各静電潜像に付着させてトナー像として現像(可視像化)する。1次転写手段としての転写ローラ5は、中間転写ベルト8を介して各感光ドラム2に当接可能に配置されている。ドラムクリーナ装置6は、感光ドラム2上で1次転写時の残留した転写残トナーを、感光ドラム2から除去するためのクリーニングブレード等を有している。
中間転写ベルト8は、2次転写対向ローラ10、支持ローラ9、テンションローラ11間に張架されており、2次転写対向ローラ10への駆動入力によって矢印A方向に回転される。この中間転写ベルト8は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム等のような誘電体樹脂によって構成されている。
2次転写対向ローラ10は、中間転写ベルト8を介して2次転写ローラ12と当接可能に配置されており、この2次転写対向ローラ10と2次転写ローラ12とにより2次転写部34が構成される。また、無端状の中間転写ベルト8の外側で、テンションローラ11の近傍には、中間転写ベルト8の表面に残った転写残トナーを除去して回収するベルトクリーニング装置13が設置されている。また、2次転写部34よりもシートPの搬送方向の下流側でかつ上方には、定着ローラ16aと加圧ローラ16bを有する定着装置16が設置され略垂直の搬送路を形成している。
露光装置7は、与えられる画像情報に対応した発光を行うレーザー発光手段、ポリゴンレンズ、反射ミラー等で構成され、感光ドラム2を露光することにより、1次帯電器3によって帯電された各感光ドラム2の表面に画像情報に応じた各色の静電潜像を形成する。
次に、このような構成の画像形成装置100における画像形成動作について説明する。
画像形成開始信号が発せられると、所定のプロセススピードで回転駆動される各画像形成ステーション1Y,1M,1C,1Bkの感光ドラム2は、それぞれ1次帯電器3によって一様に負極性に帯電される。そして、露光装置7は、外部から入力されるカラー色分解された画像信号をレーザー発光素子から照射し、ポリゴンレンズ、反射ミラー等を経由し、感光ドラム上に各色の静電潜像を形成する。
そして、まず感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、感光ドラム2aの帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより、イエローのトナーを付着させてトナー像として可視像化する。このイエローのトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の1次転写部にて、トナーと逆極性の1次転写バイアス(正極性)が印加された転写ローラ5aにより、駆動されている中間転写ベルト8上に1次転写される。
イエローのトナー像が転写された中間転写ベルト8は、画像形成ステーション1M側に移動される。そして、画像形成ステーション1Mにおいても、画像形成ステーション1Yと同様にして、感光ドラム2bに形成されたマゼンタのトナー像が、中間転写ベルト8上のイエローのトナー像上に重ね合わせて、1次転写部にて転写される。
以下、同様にして、中間転写ベルト8上に重畳転写されたイエロー、マゼンタのトナー像上に画像形成ステーション1C,1Bkの感光ドラム2c,2dで形成されたシアン、ブラックのトナー像を各1次転写部にて順次重ね合わせる。これにより、フルカラーのトナー像が中間転写ベルト8上に形成される。なお、中間転写ベルト8に各色トナーが転写された際、各感光体ドラム2上に残留した転写残トナーは、ドラムクリーナ装置6a〜6dに設けられたクリーナブレード等により掻き落とされ、回収される。
次に、中間転写ベルト8上に形成されたフルカラートナー像の先端が2次転写部34に達するタイミングに合わせて、例えば給紙カセット17から搬送パス18を通して給紙されるシートPが、レジストローラ19により2次転写部34に搬送される。そして、この2次転写部34に搬送されたシートPに、トナーと逆極性の2次転写バイアス(正極性)が印加された2次転写ローラ12により、フルカラーのトナー像が一括して2次転写される。
フルカラーのトナー像が形成されたシートPは、定着装置16に搬送され、定着ローラ16aと加圧ローラ16bとの間の定着ニップ部でフルカラーのトナー像が加熱、加圧されてシートPの表面に熱定着される。この後、このように片面に画像が形成されたシートは、排出ローラ21によって本体上面の排紙トレイ22上に排出され、一連の画像形成動作を終了する。なお、中間転写ベルト8上に残った2次転写残トナー等は、ベルトクリーニング装置13によって除去されて回収される。
ところで、この画像形成装置100は、両面画像形成が可能であり、片面に画像が形成されたシートを再度画像形成部1に搬送するための両面搬送パス24を備えている。そして、両面画像形成時には、正逆転可能な反転搬送ローラである排出ローラ21の正回転により、片面に画像が形成されたシートを排紙トレイ側に一旦搬送する。つまり、本実施の形態においては、反転搬送ローラは排出ローラ21を兼ねている。この後、不図示の切換部材を切換えると共に、シートPの後端が排出ローラ21を通過する前に、排出ローラ21を逆方向に回転させることにより、シートPを両面搬送パス24に搬送する。
次に、シートPは両面搬送パス24から搬送パス18に合流し、この後、中間転写ベルト上のトナー像先端が2次転写部34に達するタイミングに合わせて、レジストローラ19により、2次転写部34に搬送され、裏面にトナー像が転写される。そして、このように裏面にトナー像が転写されたシートPは、再び定着装置16においてトナー像が定着された後、排出ローラ21により排紙トレイ22に排出される。
ところで、本実施の形態において、シートの両面に画像を形成する場合、排出ローラ21は、正逆転駆動部を構成する図2に示すような反転駆動装置により正逆転するようになっている。
反転駆動装置28は、図2の(a)及び(b)に示すように2つの遊星ギアクラッチ機構30(30A,30B)からなるクラッチ機構、2つのソレノイド31(31a,31b)、駆動入力ギア32、駆動出力ギア33及びアイドラギア35から構成されている。なお、反転駆動装置28は、後述する図6に示すモータMや排出ローラ21と共に、図1に示すシート搬送装置100Aを構成する。
ここで、遊星ギアクラッチ機構30は、図3に示すように太陽ギア部材41、2つ(複数)の遊星ギア42(42a,42b)、遊星ギア保持部材43、内歯ギア付き部材44から構成されている。太陽ギア部材41は、ギア部41aと、その同軸上に回転規制を行うための拘束部41bを有している。
2つの遊星ギア42a,42bは、遊星ギア保持部材43に設けられたボス部43aに自転可能に保持され、遊星ギア保持部材43の外周面には、太陽ギア部材41と同軸上のギア歯面43bが形成されている。内歯ギア付き部材44は、遊星ギア保持部材43と同軸上に回転可能に設けられ、遊星ギア42と噛み合う内歯ギア44aを備えると共に、外周面にはギア歯面44bが形成されている。
次に、この遊星ギアクラッチ機構30の動作について説明する。
まず、太陽ギア部材41の拘束部41bが不図示の拘束手段で拘束された状態で内歯ギア付き部材44の外周面に設けられたギア歯面44bに不図示の駆動源から駆動が入力された場合について説明する。
この場合、内歯ギア付き部材44の回転は、内歯ギア付き部材44の内歯ギア44aを介して遊星ギア保持部材43に自転可能に保持されている遊星ギア42に伝わり、遊星ギア42が回転する。ここで、太陽ギア部材41が拘束されているために、この遊星ギア42の回転は遊星ギア保持部材43に伝わり、遊星ギア保持部材43が回転する。
次に、太陽ギア部材41の拘束が解除された状態で内歯ギア付き部材44の外周面に設けられたギア歯面44bに不図示の駆動源から駆動が入力された場合について説明する。
この場合、内歯ギア付き部材44の回転は内歯ギア付き部材44の内歯ギア44aを介して遊星ギア42に伝わり、この遊星ギア42の回転は太陽ギア部材41のギア部41aに伝わる。これにより、太陽ギア部材41のみが回転すると共に、遊星ギア保持部材43には遊星ギア42の回転が伝達されず、遊星ギア保持部材43は内歯ギア付き部材44に対し回転自在となる。
言い換えると、太陽ギア部材41が回転規制されて停止状態のときは、遊星ギア保持部材43と内歯ギア付き部材44は駆動連結状態にあり、太陽ギア部材41の回転規制を解除すると、遊星ギア保持部材43と内歯ギア付き部材44の駆動連結は解除状態になる。
ここで、図2に示す反転駆動装置28において、2つの遊星ギアクラッチ機構30(30A,30B)は、内歯ギア付き部材44(44A、44B)の外周ギア44bがアイドラギア35を介して噛みあっている。また、遊星ギア保持部材43A、43Bの外周ギア43bが直接噛みあっている。
また、第1遊星ギアクラッチ機構30A側の第1切り換え手段であるソレノイド(以下、第1ソレノイドという)31aは通電されないこと(OFF状態)で太陽ギア部材41Aの拘束部41bに係止可能となる。また、通電されること(ON状態)で太陽ギア部材41Aの拘束部41bへの係止が解除され、太陽ギア部材41Aは回転自在となる。
同様に、第2遊星ギアクラッチ機構30B側の第2切り換え手段であるソレノイド(以下、第2ソレノイドという)31bは通電されないこと(OFF状態)で、遊星ギアクラッチ機構30Bの太陽ギア部材41Bの拘束部41bに係止可能となる。また、通電されること(ON状態)で、太陽ギア部材41Bの拘束部41bへの係止が解除され、太陽ギア部材41Bは回転自在となる。
そして、本実施の形態においては、第1及び第2ソレノイド31a,31bへの通電制御をそれぞれ独立に行うようにしており、これにより第1及び第2遊星ギアクラッチ機構30A,30Bのクラッチング動作を選択的に行うことができる。
次に、このような構成の反転駆動装置28の動作を説明する。
なお、通常、図2に示すように不図示の駆動源から駆動入力部である駆動入力ギア32へ一定回転方向(図示矢印A方向)、即ち一方向の駆動が付与されている。また、駆動出力部である駆動出力ギア33は、第2遊星クラッチ機構30Bの遊星ギア保持部材43Bの外周のギア面43bと噛みあっている。
この状態で、図4の(a)に示すように、第1遊星ギアクラッチ機構30A側の第1ソレノイド31aを非通電状態とする。そして、このように第1ソレノイド31aを非通電状態とすることにより、太陽ギア部材41Aの回転規制を行う。また、同時に、第2遊星ギアクラッチ機構30B側の第2ソレノイド31bを通電状態とする。そして、このように第2ソレノイド31bを通電状態とすることにより、太陽ギア部材41Bの回転規制を解除する。
この場合、図2に示すように、駆動入力ギア32から入力された駆動力は、内歯ギア付き部材44A、遊星ギア保持部材43A、遊星ギア保持部材43Bと伝達され、駆動出力ギア33は図示矢印B方向に回転する。
このとき、アイドラギア35を介して内歯ギア付き部材44Aと噛みあっている内歯ギア付き部材44Bに連なる第2遊星ギアクラッチ機構30Bは、太陽ギア41Bの回転規制が解除されている。このため、遊星ギア保持部材43Bと、内歯ギア付き部材44Bの駆動連結は解除状態であり、内歯ギア付き部材44Bは遊星ギア保持部材43Bの回転には関与しない。
一方、図4の(b)に示すように、第1ソレノイド31aを通電状態として太陽ギア部材41Aの回転規制を解除し、同時に第2ソレノイド31bを非通電状態として太陽ギア部材41Bの回転規制を行なう。
この場合、図2に示すように、駆動入力ギア32から入力された駆動力は、内歯ギア付き部材44A、アイドラギア35、内歯ギア付き部材44B、遊星ギア保持部材43Bと伝達され、駆動出力ギア33は図示矢印C方向に回転する。
このとき内歯ギア付き部材44Aに連なる第1遊星ギアクラッチ機構30Aは太陽ギア41Aの回転規制が解除されている。このため、遊星ギア保持部材43Aと内歯ギア付き部材44Aの駆動連結は解除状態であり、内歯ギア付き部材44Aは遊星ギア保持部材43Aの回転には関与しない。
図5は、第1及び第2遊星ギアクラッチ機構30A,30Bの、第1及び第2ソレノイド31a,31bを通電状態として、太陽ギア部材41A,41Bの回転規制を解除している場合を示している。そして、この場合、第1及び第2遊星ギアクラッチ機構30A,30Bが、共に駆動連結解除状態となるため、駆動入力ギア32から入力された駆動力は、どこにも伝達されず、駆動出力ギア33は回転自在となる。即ち、第1及び第2ソレノイド31a,31bを通電状態とした場合、駆動出力ギア33は駆動が切断された状態となる。
このように、一定回転方向の駆動が付与されている駆動入力ギア32から反転駆動装置28を介して駆動出力ギア33に回転を伝達する場合、第1及び第2ソレノイド31a,31bの通電状態を制御するようにしている。これにより、駆動出力ギア33の回転方向を正転/逆転および駆動切断の3状態を任意に設定することができる。
なお、図6は、画像形成装置100の制御ブロック図であり、第1及び第2ソレノイド31a,31bの通電は、画像形成装置100の所定位置に設けられた制御部であるCPU39により、駆動アンプ40を介して制御される。なお、図6において、50は排紙センサであり、この排紙センサ50は、図1に示すように排出ローラ21と定着装置16との間に配置されている。Mは、他の駆動系、例えば定着装置16の駆動部たるモータである。
次に、このように構成された画像形成装置100の両面画像形成時におけるシートの搬送動作について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、画像形成装置100の電源がOnされる。このとき、第1及び第2ソレノイド31a,31bはそれぞれOffとなっている(S100)。次に、コピーがスタートされる(S101)。これにより、画像形成部1において、トナー像が形成されると共に、給紙カセット17又は手差しトレイ20からシートPが給送される。
そして、このように給紙カセット17又は手差しトレイ20から給送されたシートPは、搬送パス18を通って2次転写部34、定着装置16に搬送され、片面(1面目)の画像が形成される。この後、排紙センサ50を通過し、駆動出力ギア33と連結された排出ローラ21に到達する。なお、既述した反転駆動装置28の駆動入力ギア32は定着装置16の駆動源たるモータMに接続されて、駆動力の供給を受けている。
ここで、シートPの通過に伴って排紙センサ50がOnとなると(S102のY)、CPU39は図4の(a)に示すように、第1ソレノイド31aを非通電(Off)状態、かつ第2ソレノイド31bを通電(On)状態とする(S103)。これにより、駆動出力ギア33は図2の(b)に示すB方向へ回転し、これに伴い駆動出力ギア33に接続された排出ローラ21は正転駆動され、シートPを機外へ排出する方向(正方向)へ回転する。そして、このように正方向に回転する排出ローラ21により、シートPは排紙トレイ22側に一旦搬送される。
一方、この後、シートP後端が排紙センサ50を通過し、排紙センサ50がOnからOffに変わると(S104のY)、CPU39は、反転したシートの後端が排出ローラ21を通過する前のタイミングを検知するよう所定時間のカウントを行う(S105)。
そして、このカウントに基づき、反転したシートの後端が排出ローラ21を通過する所定時間が経過する前に、図4の(b)に示すように、第1ソレノイド31aを通電(On)状態とし、第2ソレノイド31bを非通電(Off)状態とする(S106)。これにより、駆動出力ギア33は図2の(b)に示すC方向へ回転し、これに伴い排出ローラ21は逆転駆動され、シートPを両面搬送パス24に送る方向(逆方向)に回転する。そして、このように逆方向に回転する排出ローラ21により、シートPは両面搬送パス24に送られる。
なお、CPU39は、シートPの先端が両面搬送パス24上の両面搬送ローラ25を十分通り過ぎると共に、シートの後端が排出ローラ21を通過する前のタイミングを検知するよう所定時間のカウントを行う(S107)。そして、このカウントに基づき、排出ローラ21に逆転駆動力を伝達してからシート後端が排出ローラ21を通過する所定時間が経過する前にCPU39は、図5に示すように、第1及び第2ソレノイド31a、31bを通電(On)状態とする(S108)。
これにより、既述したように駆動入力ギア32に入力された駆動力は、駆動出力ギア33に伝達されず、駆動出力ギア33は回転自在となり、これに伴い排出ローラ21の駆動が切断され、排出ローラ21は回転自在の状態となる。
次に、シートPは両面搬送ローラ25,26によって搬送され、搬送パス18に合流する。この後、シートPは、中間転写ベルト上のトナー像先端が、2次転写対向ローラ10と2次転写ローラ12間の2次転写部34に移動されるタイミングに合わせるためレジストローラ19により一旦停止する。
このとき、レジストローラ19と両面搬送ローラ25,26は不図示の同一駆動源から駆動供給を受けているため、レジストローラ19の停止に合わせて両面搬送ローラ25,26は停止する。ここで、このとき既述したように排出ローラ21の駆動は切断されて回転自在となっている。このため、レジストローラ19が停止した際、仮にシートPがレジストローラ9から排出ローラ21までまたがって挟持されている状態であっても、シートPへの不具合を発生させない。
次に、タイミングを合わせてレジストローラ19を再スタートしたシートPは、2次転写部34に搬送され2面目のトナー像がシートP上の適切な位置に転写される。なお、この場合も、排出ローラ21の駆動は切断されて回転自在となっているため、シートPへの不具合を発生させない。
この後、シートPは再び定着装置16を経て、排紙センサ50によりシートPの先端が検知されると、第1ソレノイド31aを非通電(Off)状態、第2ソレノイド31bを通電(On)状態とする。これにより、排出ローラ21はシートPを機外へ排出する方向に回転(正転)し、シートPは排出ローラ21により排紙トレイ22に排出される。
なお、このシート搬送動作は、全てのシートに対する両面画像形成が終了するまで続けられる。そして、全てのシートに対する両面画像形成が終了すると(S109のY)、CPU39は第1及び第2ソレノイド31a、31bを非通電(Off)状態とし(S110)、両面画像形成動作を終了する。
なお、下記の表1は、本実施の形態における反転駆動装置28のソレノイド通電状態と出力ギア33の回転方向をまとめたものである。なお、表1に示すように、本実施の形態では、第1ソレノイド31aに対する通電制御と、第2ソレノイド31bに対する、第1ソレノイド31aに対する通電制御と逆の通電制御とにより、排出ローラ21に対する正転駆動力及び逆転駆動力の伝達を行っている。
Figure 2009073648
このように、本実施の形態に係る反転駆動装置28は、両面画像形成時、シートPの反転搬送に必要な排出ローラ21の正転駆動、逆転駆動及び駆動伝達の切断の3モードの切換を、第1及び第2ソレノイド31a,31bに切り換えにより行うことができる。
つまり、本実施の形態においては、第1及び第2ソレノイド31a,31bの切り換えにより、クラッチ機構30A,30Bの状態を、排出ローラ21に正転駆動力を伝達する状態から排出ローラ21に逆転駆動力を伝達する状態に変更可能となる。さらに、排出ローラ21に逆転駆動力を伝達してから所定時間が経過する前に、排出ローラ21に対する駆動力の伝達を停止する状態とすることができる。これにより、装置の大型化、コストアップを抑制しつつ、高速かつ確実な駆動切り換えを行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図8は、本実施の形態に係るシート搬送装置に設けられた反転駆動装置の構成を示す概略斜視図、図9はその正面図である。なお、図8及び図9において、既述した図2及び図4と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図8及び図9に示すように、反転駆動装置29は、遊星ギアクラッチ機構30(30A,30B)、第1及び第2ソレノイド31a,31b、駆動入力ギア32等を備えると共に、第2ソレノイド31bに接続された動作変換リンク部材36を備えている。
ここで、第2ソレノイド31bは、動作変換リンク部材36を介して太陽ギア部材41Bの回転規制、又は回転規制解除を行うものである。そして、本実施の形態において、第2ソレノイド31bが通電状態で太陽ギア部材41Bの回転規制を行い、第2ソレノイド31bが非通電状態で太陽ギア部材41Bの回転規制を解除するようになっている。なお、構成によっては、第1ソレノイド31aと、第1遊星ギアクラッチ機構30Aとの間に動作変換リンク部材を設けるようにしても良い。
次に、このような構成の反転駆動装置29の動作を説明する。
なお、反転駆動装置29は、通常、図2に示すように不図示の駆動源から駆動入力ギア32へ一定回転方向(図示矢印A方向)の駆動が付与され、駆動出力ギア33は遊星クラッチ機構30Bの遊星ギア保持部材43Bの外周ギア面43bと噛みあっている。
この状態で、図9に示すように第1ソレノイド31aを非通電状態とし、太陽ギア部材41Aの回転規制を行い、同時に第2ソレノイド31bを非通電状態とすることで、太陽ギア部材41Bの回転規制を解除する。この場合、駆動入力ギア32から入力された駆動力は、図2に示すように、内歯ギア付き部材44A、遊星ギア保持部材43A、遊星ギア保持部材43Bと伝達され、駆動出力ギア33は図示矢印B方向に回転する。
このときアイドラギア35を介して内歯ギア付き部材44Aと噛みあっている内歯ギア付き部材44Bに連なる遊星ギアクラッチ機構30Bは太陽ギア41Bの回転規制が解除されている。このため、遊星ギア保持部材43Bと内歯ギア付き部材44Bの駆動連結は解除状態であり、内歯ギア付き部材44Bは遊星ギア保持部材43Bの回転には関与しない。
一方、図10の(a)に示すように、第1ソレノイド31aを通電状態として太陽ギア部材41Aの回転規制を解除し、同時に第2ソレノイド31bを通電状態とすることで、太陽ギア部材41Bの回転規制を行なう。
この場合は、駆動入力ギア32から入力された駆動力は、図2に示すように内歯ギア付き部材44A、アイドラギア35、内歯ギア付き部材44B、遊星ギア保持部材43Bと伝達され、駆動出力ギア33は図示矢印C方向に回転する。
このとき、内歯ギア付き部材44Aに連なる遊星ギアクラッチ機構30Aは太陽ギア41Aの回転規制が解除されている。このため、遊星ギア保持部材43Aと内歯ギア付き部材44Aの駆動連結は解除状態であり、内歯ギア付き部材44Aは遊星ギア保持部材43Aの回転には関与しない。
図10の(b)は、第1ソレノイド31aを通電状態として太陽ギア部材41Aの回転規制を解除し、かつ第2ソレノイド31bを非通電状態として太陽ギア部材41Bの回転規制を解除している状態を示している。
この場合は、2つの遊星ギアクラッチ機構30A,30Bが、ともに駆動連結解除状態となるため、駆動入力ギア32から入力された駆動力は、どこにも伝達されず、駆動出力ギア33は回転自在となる。
このように、一定回転方向の駆動が付与されている駆動入力ギア32から反転駆動装置29を介して駆動出力ギア33に回転を伝達する場合、第1及び第2ソレノイド31a,31bの通電状態を制御するようにしている。これにより、駆動出力ギア33の回転方向を正転/逆転および駆動切断の3状態を任意に設定することができる。
次に、このように構成された画像形成装置100の両面画像形成時におけるシートの搬送動作について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、画像形成装置100の電源がOnされる。このとき、第1及び第2ソレノイド31a,31bはそれぞれOffとなっている(S200)。次に、コピーがスタートされる(S201)。これにより、画像形成部において、トナー像が形成されると共に、給紙カセット17又は手差しトレイ20からシートが給送される。
そして、このように給紙カセット17又は手差しトレイ20から給送されたシートは、搬送パス18を通って2次転写部34、定着装置16に搬送され、1面目の画像が形成される。この後、排紙センサ50を通過し、駆動出力ギア33と連結された排出ローラ21に到達する。なお、このとき駆動入力ギア32(図2参照)は定着装置16の駆動源たるモータMに接続されて、駆動力の供給を受けている。
ここで、シートの通過に伴って排紙センサ50がOnとなると(S202のY)、CPU39は、図9に示すように第1ソレノイド31aを非通電(Off)状態、かつ第2ソレノイド31bを非通電(Off)状態とする(S203)。これにより、駆動出力ギア33は図2の(b)に示すB方向へ回転し、これに伴い駆動出力ギア33に接続された排出ローラ21は正転駆動され、シートは排紙トレイ22側に一旦搬送される。
一方、この後、シートP後端が排紙センサ50を通過し、排紙センサ50がOnからOffに変わると(S204のY)、CPU39は、シート後端が排出ローラ21を通過する前のタイミングとなる所定時間のカウントを行う(S205)。そして、この所定時間のカウントに基づきシート後端が排出ローラ21を通過する前に、図10の(a)に示すように第1ソレノイド31aを通電(On)状態とし、第2ソレノイド31bを通電(On)状態とする(S206)。
これにより、駆動出力ギア33は図2の(b)に示すC方向へ回転し、排出ローラ21は逆方向に回転(逆転)する。これにより、以上の動作により、シートPは両面搬送パス24に送られる。
なお、CPU39は、シートPの先端が両面搬送パス24上の両面搬送ローラ25を十分通り過ぎるタイミングとなる所定時間のカウントを行う(S207)。そして、このタイミングとなるとCPU39は、図10の(b)に示すように第1ソレノイド31aを通電(On)状態とし、第2ソレノイド31bを非通電(Off)状態とする(S208)。これにより、既述したように駆動入力ギア32に入力された駆動力は、駆動出力ギア33に伝達されず、駆動出力ギア33は回転自在となり、これに伴い排出ローラ21の駆動が切断され、排出ローラ21は回転自在の状態となる。
次に、シートは両面搬送ローラ25,26によって搬送され、搬送パス18に合流する。この後、シートは、中間転写ベルト上のトナー像先端が、2次転写対向ローラ10と2次転写ローラ12間の2次転写部34に移動されるタイミングに合わせるためレジストローラ19により一旦停止する。
このとき、レジストローラ19と両面搬送ローラ25,26は不図示の同一駆動源から駆動供給を受けているため、レジストローラ19の停止に合わせて両面搬送ローラ25,26は停止する。ここで、このとき既述したように排出ローラ21の駆動は切断されて回転自在となっているため、仮にシートPが、レジストローラ9から排出ローラ21までまたがって挟持されていてもシートPへの不具合を発生させない。
次に、タイミングを合わせてレジストローラ19を再スタートしたシートPは、2次転写部34に搬送され2面目のトナー像がシートP上の適切な位置に転写される。なお、この場合も、排出ローラ21の駆動は切断されて回転自在となっているため、シートPへの不具合を発生させない。
この後、シートは再び定着装置16を経て、排紙センサ50によりシートの先端が検知されると、第1及び第2ソレノイド31aを非通電(Off)状態とする。これにより、排出ローラ21はシートPを機外へ排出する方向に回転(正転)し、シートPは排出ローラ21により排紙トレイ22に排出される。
なお、このシート搬送動作は、全てのシートに対する両面画像形成が終了するまで続けられる。そして、全てのシートに対する両面画像形成が終了すると(S209のY)、CPU39は第1及び第2ソレノイド31a、31bを非通電(Off)状態とし(S210)、両面画像形成動作を終了する。
なお、下記の表2は、本実施の形態における反転駆動装置29のソレノイド通電状態と出力ギア33の回転方向をまとめたものである。
Figure 2009073648
ここで、図9に示すように第1及び第2ソレノイド31a,31bが非通電の状態のとき、駆動出力ギア33は、図8において矢印Bで示す、最も使用頻度の高い回転方向である、シートを画像形成装置本体外へ排出する方向へ回転するようになっている。つまり、第1及び第2ソレノイド31a,31bが非通電の状態のとき、駆動出力ギア33が、シートを装置本体外へ排出する方向へ回転するようにしている。
そして、このように構成することによって、最も使用頻度の高い回転方向において、第1及び第2ソレノイド31a,31bを非通電状態とすることができる。この結果、省電力化を図ることができると共に、連続使用時にソレノイド31a,31bの通電状態が長く続くことによるソレノイド昇温を低減することができ、これに伴い昇温対策のためのコストアップを回避できる。
ところで、これまで説明したように第1及び第2実施の形態に係る反転駆動装置28,29においては、正転/逆転/駆動切断の3状態を実現することができるが、さらに太陽ギア部材41A,41Bの両方の回転規制を行うと、駆動をロックすることができる。
例えば、第2の実施の形態において、第1ソレノイド31aをOff(オフ)、第2ソレノイド31bをOn(オン)とすると、動作変換リンク部材36を介し、太陽ギア部材41A,41Bの両方が回転規制状態となる。
このとき、第1及び第2遊星ギアクラッチ機構30A,30Bの両方が駆動伝達可能な状態となり、それぞれ回転が異なる方向へ駆動伝達を行おうとするために、排出ローラ21の駆動をロックすることができる。したがって、例えば、ユーザーが動作中に扉を開けた場合などの緊急停止時において、第1ソレノイド31aをOff、第2ソレノイド31bをOnとするようにすれば反転駆動装置29は、駆動ロックとしての利用が可能となる。
一方、例えばコネクタの差し忘れ等の組立ミスによってどちらか片方のソレノイドが動作不良となった場合や、コネクタの差し間違いによってソレノイド動作に異常が発生した場合は、動作中に駆動ロック状態となる不具合が発生する場合がある。
このため、反転駆動装置においては、例えば図12に示すように第1及び第2ソレノイドの束線をコネクタ55の1つにまとめ、コネクタ55までを反転駆動装置ユニットとして設定するようにしている。これにより、組立時のコネクタ差し忘れや差し間違い等を防止することができる。
また、これまでの説明において、第1及び第2遊星ギアクラッチ機構30A,30Bのそれぞれの太陽ギア部材41A,41Bの回転規制動作を第1及び第2ソレノイド31a,31bを用いて行う場合について説明した。ここで、ソレノイドを用いるのは応答速度及びコストを考慮したためであり、ソレノイドの場合、高速応答性(10〜100ms)が確保できると共に、モータ等と比較すると十分に安価であるためである。ただし、求める応答性に余裕がある場合には、第1及び第2クラッチ機構の状態を切り換える切り換え手段として、欠歯ギア等の異なる種類のアクチュエータを用いても同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図。 上記画像形成装置に設けられた反転駆動装置の構成を説明する図。 上記反転駆動装置の遊星ギアクラッチ機構の構成を説明する図。 上記反転駆動装置の動作を説明する第1の図。 上記反転駆動装置の動作を説明する第2の図。 上記画像形成装置の制御ブロック図。 上記画像形成装置の両面画像形成時におけるシートの搬送動作を説明するフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係るシート搬送装置に設けられた反転駆動装置の構成を示す概略斜視図。 上記反転駆動装置の正面図。 上記反転駆動装置の動作を説明する図。 上記画像形成装置の両面画像形成時におけるシートの搬送動作を説明するフローチャート。 上記画像形成装置の他の制御ブロック図。 従来の画像形成装置の概略構成を示す図。 従来の画像形成装置に設けられた反転駆動装置の構成を説明する図。 上記反転駆動装置の遊星ギアクラッチ機構の構成を説明する図。
符号の説明
1 画像形成部
21 排出ローラ
24 両面搬送パス
28 反転駆動装置
29 反転駆動装置
30A 第1遊星ギアクラッチ機構
30B 第2遊星ギアクラッチ機構
31a 第1ソレノイド
31b 第2ソレノイド
32 駆動入力ギア
33 駆動出力ギア
36 動作変換リンク部材
39 CPU
41 太陽ギア部材
42 遊星ギア
50 排紙センサ
100 画像形成装置
100A シート搬送装置
M モータ
P シート

Claims (12)

  1. 画像形成部と、画像が形成されたシートを反転させて再度、前記画像形成部に搬送する正逆転可能な反転搬送ローラと、駆動部からの駆動力により前記反転搬送ローラを正逆転駆動する正逆転駆動部と、を備えた画像形成装置において、
    前記正逆転駆動部は、
    前記駆動部と前記反転搬送ローラの間に配置され、前記反転搬送ローラに正転駆動力及び逆転駆動力を選択的に伝達するクラッチ機構と、
    前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態及び駆動力を伝達しない状態に切り換える第1切り換え手段と、
    前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態及び駆動力を伝達しない状態に切り換える第2切り換え手段と、
    前記第1切り換え手段及び前記第2切り換え手段の切り換え動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、シートを反転させて再度、前記画像形成部に搬送する際、前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態から前記反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態に変更し、前記逆転駆動力を伝達してから所定時間が経過するまでに前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達を停止する状態とするよう前記第1及び第2切り換え手段の切り換え動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動部からの一方向の駆動力が入力される駆動入力部と、
    前記反転搬送ローラに前記正転駆動力又は前記逆転駆動力を出力する駆動出力部と、を備え、
    前記駆動入力部と前記駆動出力部との間に前記クラッチ機構を配置したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1及び第2切り換え手段は、第1ソレノイド及び第2ソレノイドであり、
    前記制御部は、前記第1ソレノイド及び前記第2ソレノイドに対する通電制御により、前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達及び駆動力の伝達を停止することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1ソレノイドに対する通電制御と、前記第2ソレノイドに対する、前記第1ソレノイドに対する通電制御と逆の通電制御とにより、前記反転搬送ローラに対する正転駆動力及び逆転駆動力の伝達を行うことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記第1ソレノイド及び前記第2ソレノイドの通電をオフした状態のとき、前記反転搬送ローラに対する駆動の伝達を停止するよう前記第1ソレノイドと前記クラッチ機構との間、又は前記第2ソレノイドと前記クラッチ機構との間に、前記第1ソレノイド又は前記第2ソレノイドの動作を変換する動作変換リンク部材を設けたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記所定時間は、前記反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達してから、反転したシートの後端が前記反転搬送ローラに達するまでの時間であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記クラッチ機構は、太陽ギア部材と、前記太陽ギア部材と噛み合う複数の遊星ギアと、を有した2つの遊星ギアクラッチ機構を備え、
    前記第1及び第2切り換え手段は、前記太陽ギア部材の回転を規制することにより前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達を行い、前記太陽ギア部材の回転規制を解除することにより前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達の停止を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記2つの遊星ギアクラッチ機構の両方の状態を前記反転搬送ローラに駆動力を伝達する状態として前記反転搬送ローラをロックするよう前記第1及び第2切り換え手段の切り換え動作を制御することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記反転搬送ローラは、シートを装置本体外に排出する排出ローラを兼ねていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. シートを反転させるように搬送する正逆転可能な反転搬送ローラと、駆動部からの駆動力により前記反転搬送ローラを正逆転駆動する正逆転駆動部と、を備えたシート搬送装置において、
    前記駆動部と前記反転搬送ローラとの間に配置され、前記反転搬送ローラに正転駆動力及び逆転駆動力を選択的に伝達するクラッチ機構と、
    前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態及び駆動力を伝達しない状態に切り換える第1切り換え手段と、
    前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態及び駆動力を伝達しない状態に切り換える第2切り換え手段と、
    前記第1切り換え手段及び前記第2切り換え手段の切り換え動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記クラッチ機構の状態を、前記反転搬送ローラに正転駆動力を伝達する状態と、前記反転搬送ローラに逆転駆動力を伝達する状態と、前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達を停止する状態と、に変更可能に前記第1及び第2切り換え手段の切り換え動作を制御することを特徴とするシート搬送装置。
  11. 前記第1及び第2切り換え手段は、第1ソレノイド及び第2ソレノイドであり、
    前記制御部は、前記第1ソレノイド及び前記第2ソレノイドに対する通電制御により、前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達及び駆動力の伝達を停止し、
    前記第1ソレノイド及び前記第2ソレノイドの通電をオフした状態のとき、前記反転搬送ローラに対する駆動の伝達を停止するよう前記第1ソレノイドと前記クラッチ機構との間、又は前記第2ソレノイドと前記クラッチ機構との間に、前記第1ソレノイド又は前記第2ソレノイドの動作を変換する動作変換リンク部材を設けたことを特徴とするシート搬送装置。
  12. 前記クラッチ機構は、太陽ギア部材と、前記太陽ギア部材と噛み合う複数の遊星ギアと、を有した2つの遊星ギアクラッチ機構を備え、
    前記第1及び第2切り換え手段は、前記太陽ギア部材の回転を規制することにより前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達を行い、前記太陽ギア部材の回転規制を解除することにより前記反転搬送ローラに対する駆動力の伝達の停止を行うことを特徴とする請求項10又は11に記載のシート搬送装置。
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