JP2015058788A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】高い操縦安定性を示し、しかも直進安定性やユニフォミティーがほとんど低下しない空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】
ベルト層と、前記ベルト層の外周側又はベルト層とカーカス層の間においてコード50がタイヤ周方向に沿って配列されたベルト補強層5とを備え、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、前記ベルト補強層5は、車両装着時の内側から外側にかけて順に、内側のショルダー領域ISと、内側のセンター領域ICと、外側のセンター領域OCと、外側のショルダー領域OSとを有し、前記ベルト補強層5の周方向剛性が、前記外側のショルダー領域OSが前記内側のショルダー領域ISよりも高く、かつ、前記内側のセンター領域ICが前記外側のセンター領域OCよりも高いことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
多くの空気入りタイヤでは、タイヤの骨格となるカーカスの上に、ベルト層、ベルト補強層、トレッドが積層されている。ベルト補強層は、タイヤ周方向に延びる複数のコードがゴムに埋め込まれた層である。一般に、ベルト補強層の中のコードの密度は、タイヤ幅方向に一定である。
ところで、タイヤのトレッドよりも内径側の部分の周方向の剛性が高いと、タイヤに横力がかかった時に、その部分が変形しにくく、代わりにトレッドが大きく変形する。そのため、大きなコーナリングフォースが発生する。特に、タイヤの車両外側のショルダー領域における周方向の剛性が高いと、この効果が顕著になる。そのため、タイヤの車両外側のショルダー領域におけるベルト補強層の周方向の剛性が高いタイヤは、操縦安定性が高い。
これに着目し、タイヤの操縦安定性を高めるために、ベルト補強層やベルト層中のコードの密度を、タイヤ幅方向に次第に密になるように変化させることが提案されている(特許文献1、2)。
しかし、このようにすると、タイヤの幅方向一端側と他端側で、ベルト補強層等の周方向の剛性や重さのバランスが悪くなるため、直進安定性やユニフォミティーが悪化する。
特開2006−188154号公報 特開2001−233017号公報
本発明が解決しようとする課題は、高い操縦安定性を示し、しかも直進安定性やユニフォミティーがほとんど低下しない空気入りタイヤを提供することである。
実施形態の空気入りタイヤは、トレッド部におけるカーカス層の外周側に設けられたベルト層と、前記ベルト層の外周側又はベルト層とカーカス層の間においてコードがタイヤ周方向に沿って配列されたベルト補強層とを備え、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、前記ベルト補強層は、車両装着時の内側から外側にかけて順に、内側のショルダー領域と、内側のセンター領域と、外側のセンター領域と、外側のショルダー領域とを有し、前記ベルト補強層の周方向剛性が、前記外側のショルダー領域が前記内側のショルダー領域よりも高く、かつ、前記内側のセンター領域が前記外側のセンター領域よりも高いことを特徴とする。
実施形態の空気入りタイヤは、高い操縦安定性を示し、しかも直進安定性やユニフォミティーがほとんど低下しない。
実施形態のタイヤの断面図。 実施形態のタイヤのトレッドパターンを示す図。 実施形態のタイヤのベルト補強層の断面の概略図。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
(1)空気入りタイヤ1の構造
実施形態の空気入りタイヤ1は、図1に示すように、ビードコア20及びビードフィラー21を含むビード部2と、ビード部2を包む形でタイヤ幅方向内側から外側に折り返されたカーカス3を備える。カーカス3のタイヤ径方向外側には、ベルト層4、ベルト補強層5、トレッド6が、この順に積層されている。トレッド6のトレッドパターンは限定されないが、例えば図2に示すような、タイヤ接地幅のセンターラインCLに対して非対称で、4本のストレート主溝60を有するもの等がある。また、カーカス3の内側にはインナーライナー30が、軸方向外側の部分にはサイドウォール7が、それぞれ配されている。なお、この実施形態のものとは異なるが、ベルト補強層がベルト層の内径側に配置される場合もある。
実施形態の空気入りタイヤ1は、車両に対する装着方向が指定されている。空気入りタイヤ1は、車両装着時の内側から外側にかけて順に、内側のショルダー領域ISと、内側のセンター領域ICと、外側のセンター領域OCと、外側のショルダー領域OSとに分割される。なお、内側とは、タイヤ1を車両に取り付けた時に車両側になる方で、外側とは、車両の外側になる方である。また、ショルダー領域とは、トレッドに直線状の主溝が3本以上ある場合は、タイヤ幅方向の一番外側の主溝より外側の領域、より詳細にはタイヤ幅方向の一番外側の主溝内の外側端部より外側の領域である。また直線状の主溝が2本以下の場合や直線状の主溝が無い場合は、タイヤ1の接地端から、接地幅の10〜20%の長さだけ内側の位置までの領域で、タイヤ毎に定められる領域である。特に、タイヤ1の接地端から、接地幅の15%の長さだけ内側の位置までの領域であることが望ましい。また、センター領域とは、内側と外側のショルダー領域に挟まれた領域である。また、センター領域の内側と外側の境界は、接地幅のセンターラインCLである。ここで接地幅とは、トレッド面のうち、タイヤに標準荷重(JATMA規定の最大荷重の75%の荷重)を負荷したときに路面と接する部分の幅のことである。 ベルト補強層5は、コード50と、コードを被覆するゴム部51を備える。コード50には、スチール製のものや有機繊維を撚ったもの等があり、何れのものが用いられても良い。コード50は、図3に示すように、タイヤ幅方向の領域毎に、疎であったり密であったりしている。言い換えれば、タイヤ幅方向に、エンド数が多い領域と少ない領域とがある。ここで、エンド数とはベルト補強層5の幅1インチ(25.4mm)あたりのコードの打ち込み数(言い換えれば、ゴムに被覆されているコードの本数)のことである。なお、図3は簡略化された図であり、実際のベルト補強層5におけるコード50の本数は、図3に記載されている本数と必ずしも一致しない。1つの領域内でのエンド数のタイヤ幅方向への変化の仕方は限定されない。例えば、1つの領域内でエンド数が幅方向に一定であっても良いし、1つの領域の幅方向の一端部から他端部にかけて直線的にエンド数が変化していても良い。
この実施形態では、外側のショルダー領域OSの平均のエンド数が、内側のショルダー領域ISの平均のエンド数よりも多く、かつ、内側のセンター領域ICの平均のエンド数が、外側のセンター領域OCの平均のエンド数よりも多くなっている。ここで、平均のエンド数とは、(その領域内のコードの本数)/(その領域内の幅のインチ数)で計算される。1つの領域内でエンド数が幅方向に一定の場合は、そのエンド数が平均のエンド数と一致する。
さらに、内側領域(接地幅のセンターラインCLよりも内側の領域)と外側領域(接地幅のセンターラインCLよりも外側の領域)で、平均のエンド数がほぼ等しい。特に、内側領域の平均のエンド数と外側領域の平均のエンド数の比率が4対6〜6対4であることが望ましい。また、平均のエンド数は、外側のショルダー領域OSにおいて最も多いことが望ましい。さらに、外側のセンター領域OCにおいて最も少ないことが望ましい。
以上のような平均のエンド数の分布例として、1つの領域内でエンド数が幅方向に一定であり、外側のショルダー領域OSのエンド数に対して、内側のショルダー領域ISのエンド数が70〜90%、内側のセンター領域ICのエンド数が70〜90%、外側のセンター領域OCのエンド数が40〜60%、となる分布が挙げられる。具体的なエンド数の分布例として、1つの領域内でエンド数が幅方向に一定であり、内側のショルダー領域ISと内側のセンター領域ICにおけるエンド数が20〜30本/インチの範囲内のいずれか、外側のセンター領域OCにおけるエンド数が10〜20本/インチの範囲内のいずれか、外側のショルダー領域OSにおけるエンド数が25〜35本/インチの範囲内のいずれか、となる分布が挙げられる。
(2)空気入りタイヤ1の製造方法
以上の構造の空気入りタイヤ1の製造方法の一例を説明する。まず、ビードコア20やベルト補強層5用の長尺ゴム部材等、タイヤ1を構成する部材がそれぞれ周知の方法で製造される。
次にそれらの部材が組み合わされて、グリーンタイヤが製造される。具体的には、まず、カーカス3やインナーライナー30等のタイヤ内側の構成部材が、ドラム上に貼り付けられて積層され、円筒状に成形される。この円筒状成形体にビード部2がセットされてターンアップされ、サイドウォールが貼り付けられて、所謂グリーンケースが完成する。
一方、別のドラム上で、ベルト層4、ベルト補強層5、トレッド6が、この順に積層される。
ここで、ベルト補強層5の成形は、次のように行われる。まず、ベルト層4が貼り付けられたドラムが、その周方向に回転される。次に、ドラムと共に回転するベルト層4に対して、周知の構造の供給装置を通してベルト補強層5用の長尺ゴム部材が供給されて貼り付けられる。その際、ドラムが、周方向に回転しながら軸方向(幅方向)に連続的に移動するため、ベルト補強層5用の長尺ゴム部材がベルト層4上に螺旋状に巻きつけられていく。ドラムの軸方向の移動の速さが変化することにより、長尺ゴム部材の巻き付けの密度がドラムの軸方向に変化する。その結果、タイヤ幅方向のエンド数の変化が生み出される。
このようにしてベルト層4、ベルト補強層5、トレッド6の円環状の積層体が完成すると、該積層体がグリーンケースの外周側に貼り付けられて、グリーンタイヤが完成する。
最後にグリーンタイヤが加硫されて、空気入りタイヤ1が完成する。
(3)効果
以上の空気入りタイヤ1では、エンド数が多い部分は、ベルト補強層5の周方向剛性が高い。具体的に見ると、外側のショルダー領域OSのベルト補強層5の平均のエンド数が多いため、該領域のベルト補強層5の周方向の剛性が高くなる。そのため、タイヤ1のコーナリングパワー(この実施形態ではスリップ角2°におけるコーナリングフォースを言う)が大きくなり、操縦安定性が良くなる。特に、平均のエンド数が外側のショルダー領域において最も多いと、この効果が顕著になる。
一方、内側のショルダー領域ISのベルト補強層5の平均のエンド数が少ないため、その分軽くなり、転がり抵抗が小さくなる。
さらに、内側のセンター領域ICの平均のエンド数が多く、外側のセンター領域OCの平均のエンド数が少ないため、内側領域の平均のエンド数と、外側領域の平均のエンド数とが、略等しくなる。そのため、空気入りタイヤ1の内側と外側とでベルト補強層5の周方向剛性や重量のバランスが良くなり、直進安定性やユニフォミティーが悪化することが防止される。ここで、内側領域の平均のエンド数と外側領域の平均のエンド数の比率が4対6〜6対4であると、内側領域のベルト補強層5の平均の周方向剛性と外側領域のベルト補強層5の平均の周方向剛性の比率も4対6〜6対4となり、この効果が特に顕著になる。
また、平均のエンド数が、外側のセンター領域OCにおいて最も少ないと、他の性能への悪影響が抑えられた上で、タイヤ1が軽量化されて転がり抵抗が小さくなる。具体的には、内側と外側のショルダー領域IS、OSではタイヤ1に変形が生じ易いため、これらの領域のベルト補強層5の周方向の剛性は極端に下げない方が良い。従って、これらの領域のベルト補強層5のエンド数を極端に減らさない方が良い。また、上記の通り、内側のセンター領域ICの平均のエンド数は、外側のセンター領域OCの平均のエンド数よりも多い。従って、タイヤ1の軽量化のためにベルト補強層5のコードの本数を減らすのであれば、外側のセンター領域OCの平均のエンド数を減らすことが最も望ましい。
(4)実施例
タイヤ幅方向の各領域のエンド数を変化させて、コーナリングパワー、転がり抵抗係数、直進安定性、ユニフォミティーを比較した。試験に用いたタイヤは、サイズが195/65R15で、主溝が4本である。
コーナリングパワーを求める試験は、直径2500mmのドラム試験機を用いて行った。この実施例においてコーナリングパワーとは、スリップ角2°におけるコーナリングフォースのことである。表1のコーナリングパワーの欄の値は、比較例1及び2のコーナリングパワーを100とした場合の指数である。指数が大きいほどコーナリングパワーが大きい。
転がり抵抗係数は、転がり抵抗試験機を用いて転がり抵抗を測定して求めた。表1では、比較例1及び2の転がり抵抗係数を100とした場合の指数を示した。指数が小さいほど転がり抵抗が小さい。
直進安定性を求める試験は、タイヤの接地面の周方向の速さが10km/hとなるように回転させて、スリップ角0°の時に発生するコーナリングフォースを測定して行った。表1では、比較例1のコーナリングフォースを100とした場合の指数を示した。指数が大きいほど直進安定性が良い。
ユニフォミティーは、JASO C 607に準じて測定したLFVとコニシティをそれぞれ比較例1の値に対して指数化し、合計したものである。比較例1のユニフォミティーを100としており、指数が大きいほどユニフォミティーが良いことを示している。
試験に用いたタイヤのエンド数は、表1の通りである。比較例2のエンド数の変化方法の徐変とは、内側のショルダー領域ISの内側端部のエンド数が15であり、外側のショルダー領域OSの外側端部のエンド数が25であり、その間の部分ではエンド数が直線的に変化しているという意味である。また、実施例1〜3の変化方法の徐変とは、内側のショルダー領域ISの内側端部から接地幅のセンターラインCLにかけて、エンド数が直線的に変化し、さらに、接地幅のセンターラインCLから外側のショルダー領域OSの外側端部にかけて、エンド数が直線的に変化しているという意味である。ここで、接地幅のセンターラインCLを境に、エンド数は不連続である。例えば実施例1の場合、内側のショルダー領域ISの最も内側の部分のエンド数が15であり、内側のセンター領域ICの最も接地幅センターラインCL側の部分エンド数が20であり、その間の部分ではエンド数が直線的に変化している。また、外側のセンター領域OCの最も接地幅センターラインCL側の部分のエンド数が10であり、外側のショルダー領域OSの最も外側の部分のエンド数が25であり、その間の部分ではエンド数が直線的に変化している。表1で徐変と記載されていない実施例及び比較例のタイヤでは、エンド数は各領域内で一定である。
試験結果を表1に示す。外側のショルダー領域OSの平均のエンド数が内側のショルダー領域ISの平均のエンド数よりも多い実施例1〜6及び比較例2〜3のコーナリングパワーの指数は、エンド数が幅方向に一定である比較例1のコーナリングパワーの指数よりも高い。このことから、外側のショルダー領域OSの平均のエンド数が内側のショルダー領域ISの平均のエンド数よりも多いタイヤは、エンド数が幅方向に一定であるタイヤよりも操縦安定性が高いことが確認できた。
また、実施例1〜6のタイヤの転がり抵抗係数の指数は、比較例1〜3の値と同等か、それより小さい。特に、外側のセンター領域OCをはじめとする各領域の平均のエンド数が比較的小さい実施例3や5のタイヤの転がり抵抗係数の指数が小さい。このことから、外側のセンター領域OCをはじめとする各領域の平均のエンド数が小さいタイヤは、転がり抵抗係数が小さく、そのために転がり抵抗が小さいことが確認できた。
また、直進安定性とユニフォミティーに関しては、実施例1〜6の指数は比較例1の指数と同等である。また、平均のエンド数が内側領域と外側領域とで略同じである実施例1〜6の指数は、ショルダー領域、センター領域共に外側のエンド数が内側のエンド数よりも多い比較例2及び3の指数よりも高い。このことから、直進安定性とユニフォミティーは、内側領域と外側領域とで平均のエンド数が略同じであるタイヤの方が良いことが確認できた。
以上の結果より、各領域のエンド数が上記の実施形態のようになっているタイヤは、操縦安定性が高く、また転がり抵抗係数が小さく、しかも直進安定性やユニフォミティーがほとんど低下しないことが確認できた。
(5)変更例
ベルト補強層の剛性は、上記の実施形態ではエンド数によりコントロールされるが、それ以外の要因により変化しても良い。例えば、ベルト補強層のコードの太さがタイヤ幅方向に変化し、ベルト補強層の剛性が高い領域には太いコードが、低い領域には細いコードが打ち込まれていても良い。また、コードの撚り数がタイヤ幅方向に変化し、ベルト補強層の剛性が高い領域のコードの撚り数が少なく、低い領域のコードの撚り数が多くても良い。また、素材を変えた2種類以上のコードを準備し、ベルト補強層の剛性が高い領域には高い剛性や熱収縮力を有するコードが、低い領域には低い剛性や熱収縮力を有するコードが打ち込まれていても良い。
Figure 2015058788
1…空気入りタイヤ、2…ビード、20…ビードコア、21…ビードフィラー、3…カーカス、30…インナーライナー、4…ベルト層、5…ベルト補強層、50…コード、51…ゴム部、6…トレッド、60…主溝、7…サイドウォール、CL…センターライン、IC…内側のセンター領域、IS…内側のショルダー領域、OC…外側のセンター領域、OS…外側のショルダー領域

Claims (5)

  1. トレッド部におけるカーカス層の外周側に設けられたベルト層と、前記ベルト層の外周側又はベルト層とカーカス層の間においてコードがタイヤ周方向に沿って配列されたベルト補強層とを備え、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、
    前記ベルト補強層は、車両装着時の内側から外側にかけて順に、内側のショルダー領域と、内側のセンター領域と、外側のセンター領域と、外側のショルダー領域とを有し、
    前記ベルト補強層の周方向剛性が、前記外側のショルダー領域が前記内側のショルダー領域よりも高く、かつ、前記内側のセンター領域が前記外側のセンター領域よりも高い、空気入りタイヤ。
  2. 前記ベルト補強層の周方向剛性が、前記外側のショルダー領域において最も高い、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ベルト補強層の周方向剛性が、前記外側のセンター領域において最も低い、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ベルト補強層の平均の周方向剛性の比率は、タイヤ接地幅のセンターラインに対して車両装着時の内側と外側で4対6〜6対4である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ベルト補強層の周方向剛性が前記コードのエンド数により変化するものであり、前記ベルト補強層の平均のエンド数は、前記外側のショルダー領域が前記内側のショルダー領域よりも多く、かつ、前記内側のセンター領域が前記外側のセンター領域よりも多い、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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