JP2015056984A - 回転電機及びそれを備えた空調機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを抑制すること、及び、歩留まりを向上させることを実現する回転電機及びそれを備えた空調機器を提供することを目的としている。
【解決手段】シャフトが接続された回転自在の回転子及び回転子を回転させる固定子を備えた回転電機において、回転子は、シャフトが接続されたボス部と、円環状に連結された複数の回転子磁極片を有し、各回転子磁極片は円弧状である回転子ヨーク部と、ボス部と回転子ヨーク部との間に設けられ、ボス部と回転子ヨーク部とを固定する樹脂部と、回転子ヨーク部の外周面に貼り付けられた永久磁石と、を備えたものである。
【選択図】図8

Description

本発明は、回転電機及びそれを備えた空調機器に関し、特に、回転電機の回転子構造に関するものである。
回転電機の回転子には、永久磁石、回転子ヨーク及びボスを有し、これらが樹脂でモールド成形されて一体的に構成されたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この回転子ヨークは円筒状部材であり、この回転子ヨークの内側には、回転子ヨークの内周面に対して予め設定された間隔を空けて出力伝達部となるボスが配置されている。そして、ボスには、回転電機のファンなどが接続され、軸受けに回転自在に支持されるシャフト(出力軸)が接続されている。特許文献1に記載の回転電機は、このような構成を備えたことにより、回転子ヨークと出力軸との間が絶縁され、回転子ヨークに発生した電流が出力軸に伝達されることが抑制され、シャフトの回転に利用されるベアリングの電食などの発生が抑制される。電食の発生を抑制することができると、出力軸の回転によって異音が発生することを抑制できる。
特許文献1に記載のような回転子では、電磁鋼板をリング状に打ち抜いたものを複数重ね合わせることで円筒状の回転子ヨークを構成し、電磁鋼板を回転子ヨークの内径よりも小さい外径を有する形状に打ち抜いたものを複数重ね合わせることで円筒状のボスを構成している。
特開2001−298887号公報(たとえば、図2)
特許文献1に記載の回転子では、製造コストを考慮して、同一の電磁鋼板を打ち抜いたものを積み重ねることで回転子ヨーク及びボスを構成する方法が考えられる。しかし、この方法では、回転子ヨーク用の材料が1つのリング状板材として打ち抜かれることとなる。したがって、リングの中央部及びリングの外側の部分などを廃棄することとなって無駄が多くなり、その分、製造コストを抑制することができなくなってしまうという課題がある。
また、この方法では、この打ち抜いたリング状板材の一部に、破損などが発生していると、このリング状板材を廃棄することとなる。すなわち、リング状板材の全体に渡って破損などが発生しておらず、一部に破損がある場合であっても、リング状部材を廃棄することとなるので、その分、歩留まりを向上させにくくなってしまうという課題がある。
また、特許文献1に記載の回転子のように、永久磁石を回転子ヨークの外周面に設ける場合において、回転子ヨークの肉厚は磁気飽和する厚みでよい。ここで、回転子ヨークを薄肉にしたい要求があると、回転子ヨークの内径とボスの外径との差を大きくする必要がある。電磁鋼板の端側にくる部分を打ち抜くにあたって、その打ち抜く部材の幅が小さくなると、うまく打ち抜きずらいという事情がある。したがって、上記のように回転子ヨークの内径とボスの外径との差を大きく設定した形状の金型で電磁鋼板を打ち抜く場合には、回転子ヨーク用の板材が破損してしまいやすく、更に歩留まりを向上させにくくなってしまうという課題がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、製造コストを抑制すること、及び、歩留まりを向上させることを実現する回転電機及びそれを備えた空調機器を提供することを目的としている。
本発明に係る回転電機は、シャフトが接続された回転自在の回転子及び回転子を回転させる固定子を備えた回転電機において、回転子は、シャフトが接続されたボス部と、円環状に連結された複数の回転子磁極片を有し、各回転子磁極片は円弧状である回転子ヨーク部と、ボス部と回転子ヨーク部との間に設けられ、ボス部と回転子ヨーク部とを固定する樹脂部と、回転子ヨーク部の外周面に貼り付けられた永久磁石と、を備えたものである。
本発明に係る回転電機によれば、上記構成を有しているため、製造コストを抑制すること、及び、歩留まりを向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る回転電機の概要構成について説明する図である。 磁極片を組み合わせて構成した固定子の径方向に平行な断面図である。 図3は、回転子のユニットコアの説明図であり、(a)が斜視図、(b)が折曲げ中心を回転中心として折り曲げた図である。 ユニットコアを組み合わせた回転子ヨークとボスとを組み合わせた状態におけるモールド前の回転子の平面図である。 回転子ヨーク及びボスを樹脂で一体成形した状態を示す図である。 回転子ヨーク及びボスを樹脂で一体成形した後に、この一体成形品に永久磁石を設けた状態を示す図である。 回転子にシャフトを挿入した状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子に用いられるユニットコア及びボスのコアシートの打ち抜きパターンの説明図である。 本発明の実施の形態2に係る回転電機の回転子のユニットコアの説明図であり、(a)が第1鉄心素板群の平面図、(b)が第2鉄心素板群の平面図、(c)が斜視図である。 図9のユニットコアの磁極片の両端面に設けられている凸部と凹部の説明図である。 隣接するユニットコアの磁極片の接続状態を説明するための部分拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る回転電機の回転子のユニットコアの変形例である。 本発明の実施の形態3に係る回転電機の回転子に用いられるユニットコア及びボスのコアシートの打ち抜きパターンの説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る回転電機1の概要構成について説明する図である。図2は、固定子磁極片を組み合わせて構成した固定子2の径方向に平行な断面図である。なお、図1(a)は、実施の形態1に係る回転電機1の全体構成を示す模式図である。図1(b)は、図1に示すプロペラファン101を取り外した状態の断面図であってシャフト8の軸方向に沿う断面図である。図2では、コイル15の端末線の処理は省略している。図1及び図2を参照して回転電機1の概要構成などについて説明する。
本実施の形態1に係る回転電機1は、製造コストを抑制すること、及び、歩留まりを向上させる改良が加えられたものである。
[構成説明]
回転電機1は、たとえばプロペラファン101と組み合わせられて、送風機100などを構成するものである。回転電機1は、一方側がプロペラファン101に接続されるシャフト8と、回転電機1に搭載される各種部品などを収容するモータハウジング5と、シャフト8の他方側に接続された回転自在の回転子3と、放射状に配列する固定子磁極片を有し、回転子3を回転させる固定子2と、シャフト8を回転自在に支持する第1軸受9a及び第2軸受9bとを備えている。また、回転電機1は、回転子3の回転位置の検知などに利用されるプリント基板12と、プリント基板12を保持するプリント基板保持器13とを備えている。
なお、本実施の形態1では、回転電機1が、たとえば、ブラシレスDCモータであるものとして説明する。そして、回転電機1は、たとえば、空気調和装置の室外機などの空調機器に搭載され、室外機内の熱交換器に空気を供給するのに利用されるプロペラファン101を駆動するために使用される場合を一例に説明する。
(プロペラファン101及びシャフト8)
プロペラファン101は、シャフト8の一端側に接続され、シャフト8の回転が伝達されて回転するものである。プロペラファン101は、シャフト8が接続されるボス部101A及びボス部101Aから放射状に延びるように形成された翼部101Bとを有している。なお、本実施の形態1では、プロペラファン101を一例に説明したが、それに限定されるものではなく、用途に応じたファンを採用してもよい。すなわち、プロペラファン101の代わりに、たとえば、シロッコファン及びターボファンなどを採用してもよい。
シャフト8は、一端側がプロペラファン101に接続され、他方側が第1軸受9a及び第2軸受9bを介して回転子3に接続されているものである。なお、シャフト8は、回転子3に圧入されている。シャフト8は、第1軸受9a及び第2軸受9bに回転自在に支持されており、回転子3の回転力が伝達されて軸回転するものである。シャフト8は、図1及び図2に示すように、一方側がモータハウジング5外に設けられているが、他方側がモータハウジング5内に収容されている。
(モータハウジング5)
モータハウジング5は、固定子2、回転子3、第1軸受9a、第2軸受9b、プリント基板12、及びプリント基板保持器13などを収容しているものである。モータハウジング5は、固定子2を収容しているケーシング6と、ケーシング6のうちの第2軸受9b側に設けられるブラケットカバー11とを有している。
ケーシング6は、たとえば、紙面上側が閉塞され、紙面下側が開放されている有底筒状部材である。ケーシング6には、第1軸受9aを保持する壁部16が形成されている。また、ケーシング6の開放側には、第2軸受9bを有するとともに、ブラケットカバー11が設けられてこの開放側が閉塞される。すなわち、ケーシング6及びブラケットカバー11によって形成される空間に、固定子2、回転子3、第1軸受9a及び第2軸受9bなどが収容される。ケーシング6は、固定子2を成形して固化したモールド樹脂である。
ブラケットカバー11は、ケーシング6の開放側を閉塞するようにケーシング6に取り付けられるものであり、第2軸受9bを収容しているベアリングハウジング7と、ベアリングハウジング7の外面側に設けられる板金カバー10とを有しているものである。ベアリングハウジング7は、第2軸受9bを収容するものであり、第2軸受9bが設置される凹部7aと、凹部7aの周縁側からシャフト8の径方向に延びるように延出する平面部7bとを有している。なお、ベアリングハウジング7は、ケーシング6と同様に、不飽和ポリエステルなどの熱硬化性樹脂で構成するとよい。また、平面部7bには、ケーシング6とベアリングハウジング7とで形成される空間内外を連通する開口が形成されている。平面部7bに、この開口が形成されていることにより、回転子3を回転させる電流の供給などに利用される配線7cを固定子2に引き込むことができるようになっている。板金カバー10は、ベアリングハウジング7の平面部7bと対向するように取り付けられるものである。すなわち、ケーシング6の開放側は、ベアリングハウジング7及び板金カバー10によって閉塞される。
(回転子3)
回転子3は、シャフト8によって回転自在に支持されているものである。回転子3は、固定子2の内周面と対向する外周面と、この外周面に直交する面であって第1軸受9a側の面である第1軸受側面と、外周面に直交する面であって第2軸受9b側の面である第2軸受側面とを有している。なお、回転子3は、回転子3の外周面と固定子2の内周面との間に予め設定された間隔が形成されるように、シャフト8に支持された状態で、ケーシング6及びブラケットカバー11内に収容されている。また、回転子3には、シャフト8が接続されるため、中央部にシャフト8の径に対応する貫通穴が形成されている。回転子3は、後述する固定子2のコイル15に電流が供給されると、自身の外周面に取り付けられている永久磁石19(図6参照)と相互作用して回転させられる。
回転子3は、後段の図3〜図8で詳しく説明する。
(固定子2)
固定子2は、図2では図示省略がされているが電磁鋼板を複数重ね合わせて構成した固定子磁極片と、図示省略の電源から供給される電流が流れるコイル15と、固定子磁極片に設けられ、コイル15の絶縁に利用されるインシュレータ14とを有するものである。固定子2は、インシュレータ14が装着された固定子磁極片が円環状に配置されて構成されているものである。そして、インシュレータ14が装着された固定子磁極片には、コイル15が巻き付けられている。この固定子2の円環状の部分の内側には、回転子3が配置される。なお、固定子2が予め設定された形状の金型に入れられた状態で、モールド樹脂が射出されることで、ケーシング6が形成される。
(第1軸受9a及び第2軸受9b)
第1軸受9a及び第2軸受9bは、シャフト8の他端側を回転自在に支持するものである。より詳細には、第1軸受9aが、シャフト8のうち回転子3よりもプロペラファン101側を支持し、第2軸受9bが、シャフト8の他端側の端部を支持する。
なお、第1軸受9aは、ケーシング6の壁部16に収容されている。また、第2軸受9bは、ベアリングハウジング7の凹部7aに収容されている。
(プリント基板12及びプリント基板保持器13)
プリント基板12は、回転子3の回転位置の検知などを行うのに利用されるものであり、回転子3の磁極位置を検知するホール素子が実装されているものである。プリント基板12は、プリント基板保持器13に溶着などによって固定されている。
プリント基板保持器13は、回転子3の端面とベアリングハウジング7との間に設けられているものである。すなわち、プリント基板保持器13は、回転子3の第2軸受側面とベアリングハウジング7の平面部7bとの間に設けられているものである。
[回転子3の詳細説明]
図3は、回転子3のユニットコア4の説明図であり、(a)が斜視図、(b)が折曲げ中心Oを回転中心として折り曲げた図である。図4は、ユニットコア4を組み合わせた回転子ヨークとボスとを組み合わせた状態におけるモールド前の回転子3の平面図である。図5は、回転子ヨーク及びボスを樹脂で一体成形した状態を示す図である。なお、図5(a)は上面図であり、図5(b)は断面図である。図6は、回転子ヨーク及びボスを樹脂で一体成形した後に、この一体成形品に永久磁石19を設けた状態を示す図である。図7は、回転子3にシャフト8を挿入した状態を示す図である。図3〜図7を参照して回転子3について詳細に説明する。
回転子3は、シャフト8が接続されたボス部17と、円環状に連結された複数の回転子磁極片41を有し、各回転子磁極片41は円弧状である回転子ヨーク部23と、ボス部17と回転子ヨーク部23との間に設けられ、ボス部17と回転子ヨーク部23とを固定する樹脂部18と、回転子ヨーク部23の外周面に貼り付けられた永久磁石19と、を備えたものである。
ボス部17には、台形状のボス穴17aが複数形成されており、ボス重量を下げることで回転子3の慣性モーメントを小さくしている。図5の例では、ボス穴17aは、4個形成されている。また、樹脂部18にも、穴18aが設けられており、樹脂の肉厚の均一化を図ることで樹脂の収縮を押さえ、成形安定化させている。図5の例では、ボス穴17aは、周方向に沿って10個形成されている。
回転電機1の回転子ヨーク部23は、円環状に連結された複数個(ここでは5個)のユニットコア4を備えているものである。このユニットコア4は、回転子磁極片41が複数一体形成されて構成されたものである。なお、本実施の形態1では、ユニットコア4が2個の回転子磁極片41を有している場合を例に説明する。
このユニットコア4は回転出力軸方向(図1のシャフト8と同方向)に沿って素板(電磁鋼板)を複数枚積み重ねたものである。なお、複数の素板同士が、たとえば、カシメ、溶接などにより固定されることで1つのユニットコア4が構成される。ユニットコア4は、鉄心である一対の回転子磁極片41を有している。なお、本実施の形態1では、回転子3の有する全ての回転子磁極片41の形状が、同一形状である場合を一例として説明する。
1つのユニットコア4の互いに隣接する一対の回転子磁極片41は、折り曲げることができるように薄肉部43を介して連結されている。なお、ここでは回転子磁極片41同士を連結する薄肉部43は、ユニットコア4の一部を薄肉にすることにより構成される。すなわち、薄肉部43は、一対の回転子磁極片41の互いに隣接する端面を薄肉に形成して得られたものである。なお、これに限らず、回転子磁極片41同士を、たとえばヒンジ構造を設けて連結するようにしてもよい。すなわち、隣接する回転子磁極片41にヒンジ構造を設けて、隣接する回転子磁極片41同士がヒンジを介して回転自在に連結される構成とすることもできるということである。なお、ヒンジ構造は、図示は省略しているが、たとえば一方の回転子磁極片41に、電磁鋼板を重ね合わせる方向と平行な方向に突出するカシメ用凸部を設け、他方の回転子磁極片41にこのカシメ用凸部が挿入されるカシメ用凹部を設けることで実現することができる。このヒンジ構造により、電磁鋼板を重ね合わせる方向と平行な方向を軸として回転子磁極片41が回転自在となる。
ユニットコア4は、回転中心O(図3(a)参照)を支点に折り曲げて一対の回転子磁極片41の端面を当接させる(図3(b)参照)。そして、複数のユニットコア4は、ボス部17の周方向に沿って円環状に配置される。すなわち、複数のユニットコア4は、ボス部17に接続されるシャフト8を中心として、72度ずつ順次ずらして円環状に配置される。
円環状に配置された各ユニットコア4の突合せ端部同士が溶接、接着などにより結合されることで回転子ヨーク部23が構成される。回転子ヨーク部23及びボス部17は、樹脂部18でモールド成形されて一体化される。そして、回転子ヨーク部23及びボス部17を一体化した後に、回転子ヨーク部23の外周面に永久磁石19をたとえば接着剤で貼り付けて固定する。永久磁石19は、回転子ヨーク部23の外側面の周方向に一定の間隔を空けて設けられる。なお、永久磁石19を回転子ヨーク部23に取り付ける方法は、接着剤に限定されるものではなく、永久磁石19及び回転子ヨーク部23に嵌り合う機構を別途形成したものであってもよい。
回転子磁極片41の内径側には、凸部42が形成されている。凸部42は、回転子磁極片41の外径側から内径側に突出するように形成されているものである。また、凸部42は、シャフト8に平行な方向に伸びるように形成されているものである。また、ボス部17には外周面に凹部17bが設けられている。凹部17bは、回転子磁極片41の外径側から内径側に凹むように形成されているものである。また、凹部17bは、凸部42と同様に、シャフト8に平行な方向に伸びるように形成されているものである。
回転子ヨーク部23及びボス部17がモールド金型に入れられ、熱可塑性樹脂が充填されて一体成形される。したがって、樹脂部18は、熱可塑性樹脂で構成される。なお、熱可塑性樹脂だけでなく、熱硬化性樹脂がモールド金型に充填されることで樹脂部18は構成されてもよい。一体成形された回転子ヨーク部23及びボス部17は、ユニットコア4の凸部42とボス部17の凹部17bとが、対向配置となっている。回転子3が回転すると遠心力によって回転子ヨーク部23にラジアル方向の力がかかるが、凸部42及び凹部17bが形成されていると、樹脂部18によって回転子3の強度が補われ、回転電機1の品質の安定化につながる。
図8は、実施の形態1に係る回転電機1の回転子3に用いられるユニットコア4及びボス部17のコアシートの打ち抜きパターンの説明図である。図8(a)は、ユニットコア4の打ち抜きパターンであり、図8(b)がボスの打ち抜きパターンである。図8に示すように回転子3を構成するユニットコア4を構成する素板500(電磁鋼板)及びボス部17を構成する素板501(電磁鋼板)は、別体である。すなわち、回転子3を構成するユニットコア4を構成する素板500及びボス部17を構成する素板501は、別々の金型で打ち抜いている。
ユニットコア4を構成する素板500を打ち抜く位置は、図8(a)のユニットコアシートピース20で示した位置である。また、ボス部17を構成する素板501を打ち抜く位置は、図8(b)のボスシートピース21で示した位置である。
図8(a)に示すように、プレス金型に送り込む素板500について、敷き詰めたパターンで打ち抜くことができる。ユニットコア4を構成する素板500が、リング状ではなく、リング状をばらした形状、すなわち円弧状であるから、ユニットコアシートピース20を敷き詰めて配置することができるということである。これにより、電磁鋼板である素板500のうちの廃棄する部分を抑制することができ、その分製造コストを抑制することができる。
また、別々の金型で打ち抜くことができるので、ユニットコア4の素板500及びボス部17の素板501の材質を変更することも、板厚を変更することもでき、設計する回転子3に応じて材料を決定することができる。ただし、図8ではユニットコア4とボス部17を別々の金型で打ち抜く例を示したが、双方のパターンを有する一つの金型で打ち抜いてもよい。
本実施の形態1では、回転子ヨーク部23に回転子磁極片41が2つが薄肉部43で連結したユニットコア4で構成されているが、これに限定されるものではない。つまり、ユニットコア4は、単数の回転子磁極片41で構成されていてもよく、また、3つ以上の回転子磁極片41で構成されていてもよい。
[実施の形態1に係る回転電機1の有する効果]
本実施の形態1に係る回転電機1は、複数のユニットコア4を組み合わせることで回転子ヨーク部23を構成するものである。そして、ユニットコア4を構成する素板は、リング状ではなく、リング状をばらした形状、すなわち円弧状である。このため、図8に示すように、素板500を、敷き詰めたパターンで打ち抜くことができる。これにより、電磁鋼板のうちの廃棄する部分を抑制することができ、その分製造コストを抑制することができる。
リング状の素板を打ち抜いた場合においては、この素板の一部に破損などがあると、この素板を廃棄することとなる。しかし、円弧状の素板を打ち抜いた場合においては、円弧状の素板に破損があっても、この円弧状の素板を組み合わせたリング状の素板全体を廃棄する必要はなく、破損があった円弧状の素板を廃棄すればよい。すなわち、本実施の形態1に係る回転電機1は、回転子3の歩留まりを向上させることができる。
本実施の形態1に係る回転電機1では、回転子ヨーク部23を薄肉にしたい要求があった場合において、ボス部17の素板を打ち抜く周囲に、回転子ヨーク部23の素板を打ち抜くパターンとする必要がなくなっている。このため、ボス部17の素板を打ち抜く周囲の部分などのような、プレス金型に送り込まれる電磁鋼板の端側部分に、幅の小さい部材を打ち抜くパターンとすることを回避することができ、歩留まりを向上させることができる。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2に係る回転電機1の回転子3のユニットコア4の説明図であり、(a)が第1鉄心素板群44の平面図、(b)が第2鉄心素板群45の平面図、(c)が斜視図である。実施の形態2では、実施の形態1と同様の構成については同じ符号を付して説明し、実施の形態1との相違点について中心に説明する。
実施の形態2では、ユニットコア4の端面に凸部及び凹部(後述の第1凸部441及び第2凸部451と第1凹部442及び第2凹部452)を設けることで、ユニットコア4同士を接着剤などを用いないで連結させることができるように回転子3を構成している。
ユニットコア4は、一方の側端面に第1凸部441が形成されるとともに他方の側端面に第1凹部442が形成される第1鉄心素板群44と、一方の側端面に第2凸部451が形成されるとともに他方の側端面に第2凹部452が形成される第2鉄心素板群45とが積み重ねられて構成されている。第1凸部441及び第2凸部451は、シャフト8と平行な方向に伸びるように形成され、第1凹部442及び第2凹部452も、シャフト8と平行な方向に伸びるように形成されている。実施の形態2の回転子3の構成について次に詳しく説明する。
ユニットコア4の端面には、第1鉄心素板群44と第2鉄心素板群45とを交互に重ね合わせて構成されている。第1鉄心素板群44は、図9(a)に示す第1鉄心素板44aが複数重ね合わされて構成されたものである。第1鉄心素板44aは、図9(a)に示すように、ユニットコア4の回転子磁極片41の一方の端面(隣接する回転子磁極片41との接続部分となる一方の端面、つまり図9(a)に示す紙面右側の端面)に第1凸部441が形成されている。また、第1鉄心素板44aは、他方の端面(隣接する回転子磁極片41との接続部分となる他方の端面、つまり図9(a)に示す紙面左側の端面)に第1凹部442が形成されている。
同様に、第2鉄心素板群45は、図9(b)に示す第2鉄心素板45aが複数重ねあわされて構成されたものである。第2鉄心素板45aは、図9(b)に示すように、ユニットコア4の回転子磁極片41の一方の端面(隣接する回転子磁極片41との接続部分となる一方の端面、つまり図9(b)に示す紙面右側の端面)に第2凸部451が形成されている。また、第2鉄心素板45aは、他方の端面(隣接する回転子磁極片41との接続部分となる他方の端面、つまり図9(b)に示す紙面左側の端面)に第2凹部452が形成されている。
図10は、図9のユニットコア4の磁極片の両端面に設けられている凸部と凹部の説明図である。図11は、隣接するユニットコア4の磁極片の接続状態を説明するための部分拡大図である。図10及び図11を参照して、各回転子磁極片41の突き合わした端面同士の嵌合について説明する。上述したように、回転子磁極片41の両端面に設けた第1凸部441、第2凸部451、第1凹部442及び第2凹部452には、挿入可否の関係が存在する。
電磁鋼板であってユニットコア4を構成する素板は、ユニットコア4の凸部の一部を構成する第1凸部441及びユニットコア4の凹部の一部を構成する第1凹部442を有する第1鉄心素板44aと、ユニットコア4の凸部の一部を構成する第2凸部451及びユニットコアの凹部の一部を構成する第2凹部452を有する第2鉄心素板45aとから構成されている。
第1凸部441は、第1鉄心素板44aの端面から突出するにしたがって、幅が広がるように形成されている。また、第1凹部442は、第1凸部441に対応する形状を有している。すなわち、第1凹部442は、第1鉄心素板44aの内側に凹むにしたがって、対向幅が広がるように形成されている。第1凸部441及び第1凹部442は、上記の形状を有しているために、第1凸部441を周方向に移動させて第1凹部442に挿入することはできないが、第1凸部441をシャフト8と平行な方向に移動させることで第1凹部442に挿入することができる。
第2凸部451は、幅が同一となるように形成されている。また、第2凹部452は、第2凸部451に対応する形状を有している。すなわち、第2凹部452は、対向幅が同一となるように形成されている。第2凸部451及び第2凹部452は、上記の形状を有しているために、第2凸部451を周方向に移動させて第2凹部452に挿入することもできるし、第2凸部451をシャフト8と平行な方向に移動させることで第2凹部452に挿入することもできる。
また、第2凹部452には、第2凸部451だけでなく、第1凸部441を挿入することができる。第2凹部452の対向幅は、第1凸部441における、回転子3の径方向と平行な方向の幅のうち一番広い幅よりも広く設定されているからである。すなわち、第1凸部441を周方向に移動させて第2凹部452に挿入することもできるし、第1凸部441をシャフト8と平行な方向に移動させることで第2凹部452に挿入することもできる。
ユニットコア4は、上記で説明した凹凸の形状を有することにより、これらを嵌め合わせる際には、図10(a)〜(d)に示すような組み合わせが生じる。すなわち、図10(a)に示すように第1凹部442と第1凸部441の組み合わせは、第1凹部442に対して第1凸部441の積層方向からの挿入は許容するが、周方向からの挿入は許容しない組み合わせ(以下、これを第1の組み合わせXと称する)となる。また、図10(b)〜(d)に示すように、第1凹部442と第2凸部451、第2凹部452と第1凸部441、第2凹部452と第2凸部451の各組み合わせは、何れも周方向及び積層方向の双方からの挿入を許容する組み合わせ(以下、これを第2の組み合わせYと称する)となる。
そして、各回転子磁極片41の突き合わした端面同士の嵌合が、鉄心素板の積層方向に沿って第1の組み合わせXと第2の組み合わせYとが交互に発生するように、上述したように、第1鉄心素板群44と第2鉄心素板群45とを交互に配置して回転子磁極片41を構成している。第1鉄心素板44aをたとえば5枚重ね合わせたものを第1鉄心素板群44とし、第2鉄心素板45aをたとえば15枚重ね合わせたものを第2鉄心素板群45とした場合について説明する。
この場合には、図11(b)に示すように積層方向の上から順に第1鉄心素板群44((1枚目〜5枚目)では第1の組み合わせXが生じ、その下の第2鉄心素板群45(6枚目〜20枚目)では第2の組み合わせYが生じ、その下の第1鉄心素板群44(21枚目〜25枚目)では第1の組み合わせXが生じ、第2鉄心素板群45(26枚目〜40枚目)では第2の組み合わせYが生じるといった具合になる。なお、第1鉄心素板44a及び第2鉄心素板45aの両端面において図9の右側を凸部、左側を凹部としたが逆としてもよい。
このように、本実施の形態2に係る回転電機1は、第1の組み合わせX及び第2の組み合わせYの両方を実現する構造を有している。第1の組み合わせXは、周方向(シャフト8と直交する面に平行な方向)の力が加わってもユニットコア4同士が外れないように作用し、シャフト8方向の力が加わるとユニットコア4同士が外れるように作用する。すなわち、第1の組み合わせXは、第2の組み合わせYと比較するとより強固にユニットコア4同士を連結するように作用する。
一方、第2の組み合わせYは、周方向(シャフト8と直交する面に平行な方向)の力が加わっても、シャフト8方向の力が加わっても、ユニットコア4同士が外れるように作用する。ただし、第2の組み合わせYであっても、第2凹部452内に第1凸部441又は第2凸部451が挿入されている状態が実現されており、第1凸部441又は第2凸部451の動きは規制される。すなわち、第1の組み合わせXよりも弱いが、第2の組み合わせYも、ユニットコア4同士を連結することに寄与している。
このように、第2の組み合わせYを実現する構造を有しているのは、第1の組み合わせXだけだと、第2凸部451を第2凹部452に挿入させるよりも、第1凸部441を第1凹部442に挿入させにくく、回転子ヨーク部23を組み立てずらくなるからである。つまり、本実施の形態2に係る回転電機1は、第1の組み合わせX及び第2の組み合わせYの両方を実現する構造を有しているので、ユニットコア4同士の連結の強化、及び、回転子ヨーク部23の組み立てやすさを両立している。
図12は、実施の形態2に係る回転電機1の回転子3のユニットコア4の変形例である。本実施の形態2では、ユニットコア4の回転子磁極片41の内径側には実施の形態1と同じ凸部42が形成されている場合を一例として説明してきたが、それに限定されるものではない。図12に示すように、回転子3の内径側から外径側に凹むように形成されているアリ溝部48を形成しても良い。アリ溝部48は、シャフト8と平行な方向に伸びるように形成されている。また、アリ溝部48は、内径側から外径側に向かうにしたがって、凹部の対向幅が広がるように形成されている。回転子3が回転すると遠心力によって回転子ヨーク部23にラジアル方向の力がかかるが、このアリ溝部48を形成することにより、アリ溝部48に充填される樹脂部18によって回転子3の強度が補われ、回転電機1の品質の安定化につながる。
[実施の形態2に係る回転電機1の有する効果]
本実施の形態2に係る回転電機1は、実施の形態1に係る回転電機1と同様の効果を奏することに加えて次の効果を奏する。すなわち、ユニットコア4に、第1凸部441及び第2凸部451と第1凹部442及び第2凹部452とを形成したので、接着剤を用いたり、溶接したりしないでユニットコア4同士を連結させることができる。
実施の形態3.
図13は、実施の形態3に係る回転電機1の回転子3に用いられるユニットコア4及びボスのコアシートの打ち抜きパターンの説明図である。実施の形態3では、実施の形態1、2と同様の構成については同じ符号を付して説明し、実施の形態1、2との相違点について中心に説明する。
実施の形態3では、回転子3を構成するボス部17の形状を四角形状にしたものである。つまり、図8では円形のボスシートピース21であったが、本実施の形態3では、図13に示すように、四角形状のボスシートピース22の形状の素板502が打ち抜かれる。このようにボス部17の形成を設定することにより、ボス部17の材料歩留りを大幅に向上させることができ、さらに製造コストを抑制することができる。また、本実施の形態3に係る回転電機1は、実施の形態1に係る回転電機1と同様の効果を奏する。
1 回転電機、2 固定子、3 回転子、4 ユニットコア、5 モータハウジング、6 ケーシング、7 ベアリングハウジング、7a 凹部、7b 平面部、7c 配線、8 シャフト、9a 第1軸受、9b 第2軸受、10 板金カバー、11 ブラケットカバー、12 プリント基板、13 プリント基板保持器、14 インシュレータ、15 コイル、16 壁部、17 ボス部、17a ボス穴、17b 凹部、18 樹脂部、18a 穴、19 永久磁石、20 ユニットコアシートピース、21、22 ボスシートピース、23 回転子ヨーク部、41 回転子磁極片、42 凸部、43 薄肉部、44 第1鉄心素板群、44a 第1鉄心素板、45 第2鉄心素板群、45a 第2鉄心素板、48 アリ溝部、100 送風機、101 プロペラファン、101A ボス部、101B 翼部、441 第1凸部、442 第1凹部、451 第2凸部、452 第2凹部、500、501、502 薄板(電磁鋼板)、O 回転中心、X 第1の組み合わせ、Y 第2の組み合わせ。

Claims (10)

  1. シャフトが接続された回転自在の回転子及び前記回転子を回転させる固定子を備えた回転電機において、
    前記回転子は、
    前記シャフトが接続されたボス部と、
    円環状に連結された複数の回転子磁極片を有し、各回転子磁極片は円弧状である回転子ヨーク部と、
    前記ボス部と前記回転子ヨーク部との間に設けられ、前記ボス部と前記回転子ヨーク部とを固定する樹脂部と、
    前記回転子ヨーク部の外周面に貼り付けられた永久磁石と、
    を備えた
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 前記複数の回転子磁極片は、同一形状に形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電気。
  3. 前記回転子ヨーク部は、前記回転子磁極片が単数、又は複数一体形成されて構成されたユニットコアを複数有している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電気。
  4. 前記ユニットコアは、一方の側端面に凸部が形成されるとともに他方の側端面に凹部が形成され、
    前記凸部が前記凹部に挿入されて隣接する前記ユニットコア同士が連結されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記ユニットコアの前記凸部及び凹部は、
    前記シャフトと平行な方向に伸びるように形成され、
    前記シャフトと平行な方向から前記凸部を前記凹部に挿入することで、前記凸部と凹部とが嵌合する形状を有している
    ことを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
  6. 前記回転子磁極片は、素板が複数重ね合わされて構成され、
    前記素板は、
    前記凸部の一部を構成する第1凸部及び前記凹部の一部を構成する第1凹部を有する第1鉄心素板と、
    前記凸部の一部を構成する第2凸部及び前記凹部の一部を構成する第2凹部を有する第2鉄心素板とから構成され、
    前記第1凸部は、
    前記第1鉄心素板の端面から突出するにしたがって幅が広がるように形成され、
    前記第1凹部は、
    前記第1凸部に対応する形状に形成され、
    前記第2凸部は、
    幅が同一となるように形成され、
    前記第2凹部は、
    前記第1凸部及び前記第2凸部の幅よりも広い対向幅を有するように形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機。
  7. 前記ボス部は、平面視形状が円形状又は四角形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転電機。
  8. 前記樹脂部は、熱可塑性又は熱硬化性樹脂で構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の回転電機。
  9. 隣接する前記ユニットコアの端面が接着剤又は溶接で固定され、前記ユニットコア同士が連結されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機。
  10. 請求項1〜9に記載の回転電機を備えた
    ことを特徴とする空調機器。
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