JP2003061279A - 電動機のロータ - Google Patents
電動機のロータInfo
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Abstract
電動機のロータにおいて、軸方向、半径方向、回転方向
の抜けを防止する手段を、生産性を犠牲にすることなく
実現する。 【解決手段】 内転型の電動機のロータ31において、
外コア内周側および内コア34の内周側に互いに対向す
る2個以上の突起を有し、外コアの突起32a、または
内コアの突起34a、または、これらの両方の突起の軸
方向両端部が、締結材35により覆われていることを特
徴としたものである。
Description
コギングトルク、誘導電動機の2fトルク等の、回転方
向の脈動を、軸に伝えないための、電動機のロータ構造
に係わるものである。
テータの突極とロータ磁極との相互作用によるコギング
トルクや、電流のスイッチングによるトルク脈動、交流
電源により駆動される誘導電動機においては、電源周波
数の2倍の周波数のトルク脈動である2fトルク、その
他、回転方向の脈動が軸に伝わり、ファン等の負荷と共
振し、騒音が発生することがあった。この解決方法とし
て、ロータの外周部と、軸との間に、ゴム等の防振材料
(締結材と呼ぶ)を設けることにより、振動を軸に伝達
させない構造が発明されている。従来の技術の一例につ
いては、例えば、特願2000−77610「永久磁石
ロータ」に開示されている。図12を用いて説明する。
状の永久磁石11をもち、永久磁石11の磁束と、ステ
ータに施された巻線に流れる電流との相互作用でシャフ
ト12を中心に回転する。
着する外コア13と、シャフト12の外周側に固着する
内コア14に分かれ、外コア13と内コア14の間に
は、ゴムなどの弾性体(締結材と呼ぶ)15を充填して
なる。外コア13および内コア14は、鉄などの剛性を
もつ物質からなり、特に、外コア13は、永久磁石の磁
束が流れるため、高透磁率材を用いている。締結材15
には、半径方向に長い貫通孔16を、円方向に複数個設
けている。
周部には、複数の凸型の突起13a、14aを有し、そ
れぞれの突起がお互いに微少な距離d1をもって対向し
ている。
ネ定数が低く、したがって、遮断周波数を低くでき、防
振性能を向上させることができる。また、突起13a、
14aが近接して対向しているため、半径方向の剛性は
保持でき、エアギャップ不同の発生を防ぎ、また、エア
ギャップを小さくしても精度上の問題はなく、誘起電圧
を高くすることができる。
成によれば、締結材の、外コアの突起、または内コアの
突起に対する軸方向の抜けを発生させるおそれがある。
また、半径方向や円周方向に力がかかった場合の抜けに
対しても、十分な強度を保てない。また、これらの抜け
に対する強度を向上させる手段を、部品点数を増加させ
ることなく、生産性の低下を招かずに実現する必要があ
る。
−149571号公報に示された永久磁石ロータに一例
が開示されているが、本公報の手段によれば、弾性体の
軸方向両端に、抜け防止の押さえ板を設ける等、部品点
数や組立工数が大幅に増大してしまう。さらに、押さえ
板の材質を磁性体とすれば強度上問題ないが、ロータの
永久磁石の磁束が磁性体の押さえ板にまわりこみ、ステ
ータに鎖交する磁束が減少する。また、非磁性体の金属
であっても、例えばPWM駆動の場合等、高周波磁束が
押さえ板に影響を与え、渦電流による損失が発生するお
それがある。
弾性体そのもので、弾性体の軸方向の抜け防止手段を設
ける必要がある。
に本発明は、内転型の電動機のロータにおいて、ステー
タ内周部と対向しロータ回転に必要なステータとの磁束
のやりとりをする外コアと、シャフトに回転力を伝達す
るためにシャフトに固着する内コアと、前記外コアと内
コアの間に充填されたゴムなどの弾性体(締結材と呼
ぶ)からなるロータであって、前記外コア内周側および
前記内コアの内周側に互いに対向する2個以上の突起を
有し、外コアの突起、または内コアの突起、または、こ
れらの両方の突起の軸方向両端部が、締結材により覆わ
れていることを特徴としたものである。
は、内転型の電動機のロータにおいて、ステータ内周部
と対向しロータ回転に必要なステータとの磁束のやりと
りをする外コアと、シャフトに回転力を伝達するために
シャフトに固着する内コアと、前記外コアと内コアの間
に充填されたゴムなどの弾性体(締結材と呼ぶ)からな
るロータであって、前記外コア内周側および前記内コア
の内周側に互いに対向する2個以上の突起を有し、外コ
アの突起、または内コアの突起、または、これらの両方
の突起の軸方向両端部が、締結材により覆われているこ
とを特徴とする電動機のロータであって、軸方向、半径
方向、回転方向の、それぞれの方向に対する締結材の外
コアおよび内コアからの抜けを防止しつつ、回転方向の
剛性を低下させることにより、回転方向のトルク脈動を
防振することができる。
の突起および内コアの突起のそれぞれが、円周方向に略
等間隔に3個設けられた、請求項1記載の電動機のロー
タであって、半径方向の剛性を高くすることでエアギャ
ップアンバランスを防止することができるためエアギャ
ップ寸法を小さくでき誘起電圧を高くすることが可能で
あるとともに、回転方向の減衰周波数を可能な限り低く
できるため防振効果がもっとも高くできる。
の、突起を除いた円環部の軸方向長さが、外コアの突起
の軸方向長さより大きい、請求項1または請求項2記載
の電動機のロータであって、締結材の成形を外コアの内
周部基準に行うことが可能であり、樹脂の流れを封止す
ることができる。
は、樹脂磁石のインジェクション成形品である、請求項
1から請求項3のいずれか1項に記載の電動機のロータ
であって、外コアの突起の成形が容易であり、外コアの
部品点数の低減も可能である。また、極異方配向を行え
ば、バックヨーク無しでも磁石の性能を発揮することが
可能であり好適である。
は、圧粉鉄心、または、焼結磁石を含む圧粉鉄心であ
る、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動
機のロータであり、永久磁石電動機の場合、バックヨー
クを使うことにより永久磁石の使用料を削減でき、リラ
クタンスモータの場合は、フラックスバリア等の成形が
容易である。
は、磁石または鉄心またはその両方を、樹脂モールドし
たものである、請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載の電動機のロータであって、C型磁石や積層鉄心
等、標準的な部品を使用でき、その上、突起の形成と磁
石または鉄心の固定を樹脂モールドが兼ね備えることが
可能である。
の突起に、抜きテーパを設けた、請求項4から請求項6
のいずれか1項に記載の電動機のロータであって、成形
した突起を、金型を抜く際に破損することを防ぐ。
の突起またはその根元に肉ぬすみを設けた、請求項4か
ら請求項6のいずれか1項に記載の電動機のロータであ
って、成形した突起が、冷却される際に収縮により破損
することを防ぐ。
が積層鉄心である、請求項1から請求項3のいずれか1
項に記載の電動機のロータであって、製造が容易であ
り、締結材のインサート成形に好適であり、シャフトの
保持が強固となる。
アが樹脂のインジェクション成形品である、請求項1か
ら請求項3のいずれか1項に記載の電動機のロータであ
って、内コアの形状の自由度が高い。
アがアルミダイカスト品である、請求項1から請求項3
のいずれか1項に記載の電動機のロータであって、内コ
アの形状の自由度が高く、コスト低減が可能である。
材が、外コアおよび内コアを位置決めした後、外コアと
内コアの間にインサート成形によりなる、請求項1から
請求項11のいずれか1項に記載の電動機のロータであ
って少ない工数で、精度の高い組立が可能である。
材のゲートが、外コアの突起上、または内コアの突起
上、または外コアの突起と内コアの突起の間の空隙上に
設けられた、請求項12記載の電動機のロータであっ
て、ウエルドラインを突起を避けて設けることができ、
突起部付近の締結材の充填が確実にでき、エアギャップ
の精度を向上させることができる。
アおよび内コアの位置決め方法が、外コアおよび内コア
に設けられた凹部または孔である、請求項12記載の電
動機のロータであって、成形品であっても、積層鉄心で
あっても、容易に位置決め手段を設けることが可能であ
る。
アの突起、または内コアの突起、または、これらの両方
の突起の先端において、周方向に幅広となっている、請
求項1から請求項14のいずれか1項に記載の電動機の
ロータであって、締結材の、外コアまたは内コアに対す
る半径方向および回転方向の抜けを防止することが可能
である。
アの突起、または内コアの突起、または、これらの両方
の突起の先端において、軸方向に幅広となっている、請
求項1から請求項14のいずれか1項に記載の電動機の
ロータであって、締結材の、外コアまたは内コアに対す
る半径方向および回転方向の抜けを防止することが可能
である。
アの突起の先端と内コアの突起の先端とは、わずかな空
隙をもって対向した、請求項1から請求項16のいずれ
か1項に記載の電動機のロータであって、ロータの半径
方向の剛性を高くすることにより、エアギャップ精度を
向上させることができる。
アの突起の先端と内コアの突起の先端との間の空隙長L
が、ステータとロータとの空隙長をδとしたとき、5δ
≦L≦10δである、請求項17記載の電動機のロータ
であって、外コアの突起の先端と内コアの突起の先端と
の間の空隙に十分な締結材の充填が可能であり、かつ、
エアギャップ精度が十分に確保できるロータを提供す
る。
材が、硬度25以上硬度50以下のゴムからなる、請求
項1から請求項18のいずれか1項に記載の電動機のロ
ータであって、防振効果が十分であり、半径方向の力に
対するエアギャップ精度も十分となる。
アの、突起を除いた円環部の内周部に、全周にわたる凸
部を、軸方向のほぼ中央付近に有する、請求項1から請
求項19のいずれか1項に記載の電動機のロータであっ
て、締結材の、外コアに対する軸方向の抜けを防止する
ことができる。
図1、図2、図3を参照して説明する。
動機のロータの縦断面図(C−C’断面)である。
動機のロータの横断面図(A−A’断面)である。
動機のロータの横断面図(B−B’断面)である。
動機のロータの平面図である。
動機のロータの締結材を成形する前の斜視図である。
動機のロータの外コアの縦断面図である。
久磁石32をもち、永久磁石32の磁束と、ステータ
(図示せず)に施された巻線に流れる電流との相互作用
でシャフト33を中心に回転する。
破線で示すように、8極の極異方配向に着磁されてお
り、バックヨークを必要としない。また、永久磁石32
は、樹脂磁石をインジェクション成形したものである。
この永久磁石32は、ロータの外側部を形成するため、
外コアと呼ぶこともある。永久磁石32と、シャフト3
3の外周側に固着する内コア34は別部品となり、永久
磁石32と内コア34の間には、ゴムなどの弾性体(締
結材と呼ぶ)35を充填してなる。内コア34は、鉄な
どの剛性をもつ物質からなり、薄板を打ち抜いたものを
積層したものを使用すると、シャフト33と内コア34
との嵌合が強固となり、好適である。
外周部には、それぞれ3個の凸型の突起32a、34a
を等間隔に有し、それぞれの突起がお互いに微少な距離
Lの隙間37をもって対向している。
先端に取り付く負荷との回転方向のバネ定数kから求め
られるねじり系の固有振動数fにより決まる。ロータお
よび負荷の慣性モーメントをJ1、J2とすると、ねじ
り系の固有振動数fは、次式から求められる。
(J1・J2)} この時の遮断周波数はfc=√2・fであり、これ以上
の周波数域の加振力を防振することができる。したがっ
て、kを小さくすることが、防振性能を高くする方法と
なる。
上であればよいが、永久磁石32と内コア34との位置
関係の安定性を考えると3個以上がよく、回転方向の剛
性を低くするためには、上式においてkを小さくする、
すなわち、突起数が小さいほどよいため、3個が最適と
なる。突起数を4個とすると、突起数3個の時より、そ
の電動機にてファンを回転させたときの音が6dB上昇
した。
a間の距離Lは、小さすぎると締結材の充填が不十分と
なり、クラックを発生させたりするおそれがあるが、大
きすぎると、半径方向力に対するエアギャップ精度が確
保できない。エアギャップ長をδとすると、5δ≦L≦
10δの範囲内が好適である。例えば、δ=0.3mm
の場合、1.5mm≦L≦3mmの範囲内がよい。
ゴムおよび熱可塑性エラストマー(オレフィン系および
リエステル系)を用いるとよい。締結材の硬度は、(表
1)に示すように、25以上、50以下が、防振性能、
半径方向力に対するエアギャップ精度の両方を考えると
適している。特に、35以上、40以下が最適である。
よび、内コア34の突起34aの軸方向両端部を覆って
いる。このとき、永久磁石32の突起32aを除いた円
環部32bの軸方向長さLcは、突起32aの軸方向長
さLtより大きくし、円環部32bの軸方向長さぎりぎ
りまで締結材35を充填すれば、樹脂の流れを封止しつ
つ、突起32aの軸方向両端を締結材35で覆うことが
可能である。内コア34の突起34aの軸方向長さも、
永久磁石32の突起32aの軸方向長さと同等にしてお
けばよい。これにより、締結材35の、永久磁石32お
よび内コア34からの抜けが防止できる。抜けの原因と
しては、衝撃や、ファンなどの推力によるものが考えら
れる。
フト33を嵌合した内コア34を位置決めした後、イン
サート成形すればよい。この時、位置決め方向は、永久
磁石32の円環部32bの軸方向の少なくとも片端に凹
部32cを設け、内コア34には孔34cを設け、これ
らの手段により行うと好適である。また、締結材35の
成形時のゲート36の位置は、永久磁石32の突起32
aと、内コア34の突起34aの対向した隙間37の上
付近に設けると、隙間37に十分に締結材35を充填す
ることができ、ウエルドラインが突起32a、34a付
近や隙間37付近を避けることができるので、締結材の
クラック等を防止することができる。
4の突起34aの先端においては、周方向に幅広となる
幅広部32d、34dを設けることにより、締結材35
が、突起32a、34aから抜けることを防止すること
ができる。特に、半径方向力に対して、締結材35が抜
けることを防止でき、回転方向力に対しても、抜け防止
の効果がある。本形状は、インジェクション成形であっ
ても、積層鉄心であっても、容易に製造することが可能
である。
において、軸方向に幅広となるような凸部32eを設け
ると、半径方向力および回転方向力に対する締結材35
の抜け防止がより強固となる。このような凸部を内コア
に設けてもよいが、積層鉄心では困難である。内コアに
も凸部を設ける場合は、内コアを樹脂のインジェクショ
ン成形品、または、アルミダイカスト品、または圧粉鉄
心とするとよい。内コアを樹脂のインジェクション成形
品とすれば、3次元的な形状も容易に成形でき、内コア
をアルミダイカスト品とすれば、形状の自由度が高く、
かつ、低いコストで製造できる。その他、内コアの加工
方法として、鍛造等の塑性加工も考えられる。材質とし
ては、真鍮、鉄、樹脂等でもよい。
環部32bの内周部に、全周にわたる凸部32fを設け
ると、締結材35の軸方向の抜けに対してさらに強固に
なる。この凸部32fは、軸方向に対して中央付近がよ
く、凸部32fにおいては、他の部分より、円環部32
bの内径が若干小さくなるようにすればよい。上記凸部
32fも、同様に、内コア34に設けてもよい。図にお
いては、凸部32fは、軸方向の中央からずれている
が、凸部32fの軸方向両端にある程度の締結材35が
存在すれば、軸方向の抜け防止の役割を果たすことがで
きるわけである。
るため、形状の自由度が高く、上記のような突起形状も
実現できる。ここで、突起32aには、抜きテーパを設
ければ、成形した突起を、金型を抜く際に破損すること
を防ぐことができる。
の根元に肉ぬすみ32gを設けると、成形した突起が、
冷却される際の収縮により破損することを防ぐ。図で
は、肉ぬすみ32gは、永久磁石32の突起32aの根
元に、貫通孔として設けたが、永久磁石32の突起32
aの内周部に、凹部として設けてもよい。
ネ定数が低く、したがって、遮断周波数を低くでき、防
振性能を向上させることができる。また、突起32a、
34aが近接して対向しているため、半径方向の剛性は
保持でき、エアギャップ不同の発生を防ぎ、また、エア
ギャップを小さくしても精度上の問題はなく、誘起電圧
を高くすることができる。
別な部品を用いることなく、あらゆる方向の力に対して
も、締結材35が永久磁石32および内コア34から抜
けることが防止でき、信頼性の高い電動機を提供するこ
とができる。この時、ロータを構成する部品数は、外コ
ア、内コア、締結材の3点であって、製造工程も、外コ
アおよび内コアの位置決め、締結材の成形と、きわめて
単純である。
場合の、騒音低減効果について説明する。図7は、モー
タにファンを取り付け、エアコン室外機に取り付けた状
態で、モータを回転させ、回転数を変化させたときに、
オーバーオール値(Aレベル)と、コギングトルクの1
次の周波数の騒音レベル(ロータ8極、ステータ12ス
ロットの集中巻であるので、コギングトルクの1次の周
波数は、回転速度をN[r/min]とすると、f=N
×24/60[Hz]となる)を示している。図7
(a)は、ロータに弾性体を使用しない従来のロータを
用い、軸とファンの間に防振ゴムを設けたときの騒音で
ある。370r/minにおいて、コギングトルクの1
次の成分の加振力が本体と共振し、ファンの取り付け防
振を設けているにもかかわらず、大きなピークとなって
いる。図7(b)は、外コアおよび内コアの突起数がそ
れぞれ4個の場合の騒音であり、ファンと軸の間に防振
ゴムを設けていない。370r/min付近のピークは
オーバーオールで、約5dB低減さてれいるが、ピーク
は存在する。図7(c)は、本実施例における、突起の
数が3個の場合の騒音であり、ファンと軸の間に防振ゴ
ムを設けていない。突起の数を最適化することにより、
ばね定数kが小さくなるため、遮断周波数が小さくな
り、コギングトルクの1次の周波数成分が十分減衰領域
に入り、運転範囲において、際立ったピークがなく、防
振効果が確認された。
例を示す電動機のロータの横断面図である。図9は、本
発明の第2の実施例を示す電動機のロータの縦断面図で
ある。
永久磁石42をもち、永久磁石42の磁束と、ステータ
に施された巻線に流れる電流との相互作用でシャフト3
3を中心に回転する。
43を設けている。
は、樹脂モールド44で行っている。この際、樹脂モー
ルド44の内周部に、突起44aを設けている。
ールド44を合わせて、請求項および第1の実施例に記
載された「外コア」を形成する。
の実施例と同様であるので、同一符号を付して省略す
る。
フェライト磁石であっても、平行異方に配向させること
により強い磁力を発生させたい場合は、バックヨークが
必要となる。このとき、バックヨークは、鉄等の高透磁
率材からなる円環形状のものを使用する。バックヨーク
の内周部に突起を加工することは困難であるので、バッ
クヨーク43と永久磁石42との固着を兼ねて樹脂モー
ルドを採用すると生産性も良好である。
施例を示す電動機のロータの横断面図である。図11
は、本発明の第3の実施例を示す電動機のロータの縦断
面図である。
リア63を多層に設け、突極性を設けることにより、
d、q軸インダクタンスの差により発生するリラクタン
ストルクにより、シャフト33を中心に回転する、シン
クロラスリラクタンスモータに使用されるロータであ
る。
た、外コア62の内周部には、突起62aを設けてい
る。
の実施例と同様であるので、同一符号を付して省略す
る。
突起の成形も容易である。また、外コアの材質として
は、鉄のみを用いるため、部品点数を増加させることも
ない。また、積層鉄心と違い、突起を複雑な3次元形状
とすることが極めて容易である。
にも適用可能である。
発明によれば、軸方向、半径方向、回転方向の、それぞ
れの方向に対する締結材の外コアおよび内コアからの抜
けを防止しつつ、回転方向の剛性を低下させることによ
り、回転方向のトルク脈動を防振することができる。
半径方向の剛性を高くすることでエアギャップアンバラ
ンスを防止することができるためエアギャップ寸法を小
さくでき誘起電圧を高くすることが可能であるととも
に、回転方向の減衰周波数を可能な限り低くできるため
防振効果がもっとも高くできる。
締結材の成形を外コアの内周部基準に行うことが可能で
あり、樹脂の流れを封止することができる。
外コアの突起の成形が容易であり、外コアの部品点数の
低減も可能である。また、極異方配向を行えば、バック
ヨーク無しでも磁石の性能を発揮することが可能であり
好適である。
永久磁石電動機の場合、バックヨークを使うことにより
永久磁石の使用料を削減でき、リラクタンスモータの場
合は、フラックスバリア等の成形が容易である。
C型磁石や積層鉄心等、標準的な部品を使用でき、その
上、突起の形成と磁石または鉄心の固定を樹脂モールド
が兼ね備えることが可能である。
成形した突起を、金型を抜く際に破損することを防ぐ。
成形した突起が、冷却される際に収縮により破損するこ
とを防ぐ。
製造が容易であり、締結材のインサート成形に好適であ
り、シャフトの保持が強固となる。
ば、内コアの形状の自由度が高い。
ば、内コアの形状の自由度が高く、コスト低減が可能で
ある。
ば、少ない工数で、精度の高い組立が可能である。
ば、ウエルドラインを突起を避けて設けることができ、
突起部付近の締結材の充填が確実にでき、エアギャップ
の精度を向上させることができる。
ば、成形品であっても、積層鉄心であっても、容易に位
置決め手段を設けることが可能である。
ば、締結材の、外コアまたは内コアに対する半径方向お
よび回転方向の抜けを防止することが可能である。
ば、締結材の、外コアまたは内コアに対する半径方向お
よび回転方向の抜けを防止することが可能である。
ば、ロータの半径方向の剛性を高くすることにより、エ
アギャップ精度を向上させることができる。
ば、外コアの突起の先端と内コアの突起の先端との間の
空隙に十分な締結材の充填が可能であり、かつ、エアギ
ャップ精度が十分に確保できるロータを提供する。
ば、防振効果が十分であり、半径方向の力に対するエア
ギャップ精度も十分となる。
ば、締結材の、外コアに対する軸方向の抜けを防止する
ことができる。
の縦断面図
の横断面図
の横断面図
の平面図
の締結材を成形する前の斜視図
の外コア(永久磁石)の縦断面図
けて運転したときの騒音レベルの回転速度による変化を
示す図
の横断面図
の縦断面図
タの横断面図
タの縦断面図
図
Claims (20)
- 【請求項1】 内転型の電動機のロータにおいて、ステ
ータ内周部と対向しロータ回転に必要なステータとの磁
束のやりとりをする外コアと、シャフトに回転力を伝達
するためにシャフトに固着する内コアと、前記外コアと
内コアの間に充填されたゴムなどの弾性体(締結材と呼
ぶ)からなるロータであって、前記外コア内周側および
前記内コアの内周側に互いに対向する2個以上の突起を
有し、外コアの突起、または内コアの突起、または、こ
れらの両方の突起の軸方向両端部が、締結材により覆わ
れていることを特徴とする電動機のロータ。 - 【請求項2】 外コアの突起および内コアの突起のそれ
ぞれが、円周方向に略等間隔に3個設けられた、請求項
1記載の電動機のロータ。 - 【請求項3】 外コアの、突起を除いた円環部の軸方向
長さが、外コアの突起の軸方向長さより大きい、請求項
1または請求項2記載の電動機のロータ。 - 【請求項4】 外コアは、樹脂磁石のインジェクション
成形品である、請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載の電動機のロータ。 - 【請求項5】 外コアは、圧粉鉄心、または、焼結磁石
を含む圧粉鉄心である、請求項1から請求項3のいずれ
か1項に記載の電動機のロータ。 - 【請求項6】 外コアは、磁石または鉄心またはその両
方を、樹脂モールドしたものである、請求項1から請求
項3のいずれか1項に記載の電動機のロータ。 - 【請求項7】 外コアの突起に、抜きテーパを設けた、
請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の電動機の
ロータ。 - 【請求項8】 外コアの突起またはその根元に肉ぬすみ
を設けた、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載
の電動機のロータ。 - 【請求項9】 内コアが積層鉄心である、請求項1から
請求項3のいずれか1項に記載の電動機のロータ。 - 【請求項10】 内コアが樹脂のインジェクション成形
品である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載
の電動機のロータ。 - 【請求項11】 内コアがアルミダイカスト品である、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動機の
ロータ。 - 【請求項12】 締結材が、外コアおよび内コアを位置
決めした後、外コアと内コアの間にインサート成形によ
りなる、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載
の電動機のロータ。 - 【請求項13】 締結材のゲートが、外コアの突起上、
または内コアの突起上、または外コアの突起と内コアの
突起の間の空隙上に設けられた、請求項12記載の電動
機のロータ。 - 【請求項14】 外コアおよび内コアの位置決め方法
が、外コアおよび内コアに設けられた凹部または孔であ
る、請求項12記載の電動機のロータ。 - 【請求項15】 外コアの突起、または内コアの突起、
または、これらの両方の突起の先端において、周方向に
幅広となっている、請求項1から請求項14のいずれか
1項に記載の電動機のロータ。 - 【請求項16】 外コアの突起、または内コアの突起、
または、これらの両方の突起の先端において、軸方向に
幅広となっている、請求項1から請求項14のいずれか
1項に記載の電動機のロータ。 - 【請求項17】 外コアの突起の先端と内コアの突起の
先端とは、わずかな空隙をもって対向した、請求項1か
ら請求項16のいずれか1項に記載の電動機のロータ。 - 【請求項18】 外コアの突起の先端と内コアの突起の
先端との間の空隙長Lが、ステータとロータとの空隙長
をδとしたとき、5δ≦L≦10δである、請求項17
記載の電動機のロータ。 - 【請求項19】 締結材が、硬度25以上硬度50以下
のゴムからなる、請求項1から請求項18のいずれか1
項に記載の電動機のロータ。 - 【請求項20】 外コアの、突起を除いた円環部の内周
部に、全周にわたる凸部を、軸方向のほぼ中央付近に有
する、請求項1から請求項19のいずれか1項に記載の
電動機のロータ。
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