JP2006296162A - 電機子用コア、電機子、電機子用コアの製造方法及び電機子の製造方法 - Google Patents

電機子用コア、電機子、電機子用コアの製造方法及び電機子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高磁束化及び機械的強度の向上を共に可能とし、製造工程を簡略化することができる電機子用コアを提供する。
【解決手段】コア3は、磁性鋼板11aを複数枚積層してなり軸固定孔5を有するインナーコア11に対し、ティース部7及び該インナーコア11の外周部を囲む環状部12aを構成するアウターコア12が磁性粉体の圧縮成形により一体形成されてなる。つまり、磁束が通過するティース部7や環状部12aは磁性粉体の圧縮成形よりなるアウターコア12に設けられて高磁束化され、回転軸2が固定(圧入)される軸固定孔5は鋼板11aを積層してなるインナーコア11に設けられて該軸固定孔5の周囲部分の機械的強度が向上される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インナーロータ型の回転電機に用いられ、中心部に回転軸を装着固定するための軸固定孔と外周部に巻線を巻装するための複数のティース部とを有する電機子用コア、該コアを有する電機子及びこれらの製造方法に関するものである。
この種の電機子用コアは、中心部に回転軸を固定するための軸固定孔と、外周部に巻線を巻装するための複数のティース部とを有しており、従来では、その軸固定孔とティース部とを有する磁性鋼板を複数枚積層して構成するのが主流であった。この積層型コアは機械的強度が高いため、回転軸を軸固定孔に固定する際、該回転軸を軸固定孔の内周面に直接圧入することが可能である。しかしながら、積層型コアの磁気特性は使用する鋼板の性質で決定されるため、高磁性化には限界があった。
一方で、上記積層型コア以外に、磁性粉体を圧縮成形して電機子用コア(粉体コア)を構成したものがある(例えば特許文献1参照)。近年、粉末磁性材料の開発が進んでいるため、この粉体コアの方が上記積層型コアよりも高磁性化が可能となっている。
特開2000−333780号公報
ところで、粉体コアは、機械的強度が上記積層型コアよりも劣るという問題がある。特に、粉体子コアに回転軸を装着する際、該コアに回転軸を直接圧入して固定することができない。これは、所定の固定力を得ようとすれば大きな圧入代が必要となり、これにより粉体コアに割れが生じてしまうためである。
そのため、特許文献1では、粉体コアと回転軸との間に介在させる筒状の連結部材が用いられている。連結部材は粉体コアに圧入され、その圧入された連結部材に回転軸が圧入されるようになっている。つまり、粉体コアと連結部材との接触面積を増大させることで相互間の圧入代を小さくできるため、所定の固定力を確保しつつ粉体コアの割れを防止するようになっている。これにより、粉体コアの回転軸近傍の機械的強度を高めつつ、その他の部分は磁性粉体の成形よりなるので、その他の部分、即ちティース部を含む磁気回路部分の高磁束化が可能である。
しかしながら、特許文献1では、先ず粉体コアを成形し、成形後の粉体コアに連結部材を圧入し、その圧入した連結部材に回転軸を圧入する必要がある。そのため、工程数が多く、コスト高となる要素を含んでいる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、高磁束化及び機械的強度の向上を共に可能とし、製造工程を簡略化することができる電機子用コア、電機子、電機子用コアの製造方法及び電機子の製造方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、中心部に回転軸を固定するための軸固定孔を有するコア本体部と、該コア本体部の外周部から放射状に突設され巻線を巻装するための複数のティース部と、を備える電機子用コアであって、磁性鋼板を複数枚積層してなり、前記軸固定孔を有するインナーコアと、前記ティース部の一部を含む前記インナーコアの残りの部位を構成し、磁性粉体の圧縮成形により前記インナーコアに対して一体形成されるアウターコアと、を備えてなることをその要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電機子用コアにおいて、前記アウターコアは、前記ティース部の全体を含んで構成されることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電機子用コアにおいて、前記アウターコアは、前記ティース部の各基端部を環状に連結する環状部を有していることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電機子用コアにおいて、前記環状部は、前記インナーコアの外周部に環状に形成されることをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電機子用コアにおいて、前記インナーコアは、成形される前記アウターコアに対して係合するための係合部を有していることをその要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電機子用コアにおいて、前記コア本体部の軸方向一方とそのコア本体部の外周部に設けられる1つおきの前記ティース部とを有する第1コアと、前記コア本体部の軸方向他方とそのコア本体部の外周部に設けられる1つおきの前記ティース部とを有する第2コアとを用い、第1及び第2コアの前記ティース部が交互になるように第1及び第2コアを組み合わせることで構成されることをその要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電機子用コアを構成するインナーコアの軸固定孔に回転軸を装着すると共に、前記電機子用コアを構成するアウターコアのティース部に巻線を巻装してなる電機子である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電機子用コアの製造方法であって、磁性鋼板を複数枚積層して前記インナーコアを構成する工程と、前記インナーコアを成形型内に配置し、該成形型内に磁性粉体を充填する工程と、前記磁性粉体を圧縮成形して前記インナーコアに対して前記アウターコアを一体形成する工程と、を備えたことをその要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の電機子用コアの製造方法であって、磁性鋼板を複数枚積層して前記インナーコアを構成する工程と、前記インナーコアを成形型内に配置し、該成形型内に磁性粉体を充填する工程と、前記磁性粉体を圧縮成形して前記インナーコアに対して前記アウターコアを一体形成し前記第1及び第2コアを形成する工程と、前記第1及び第2コアを組み合わせる工程と、を備えたことをその要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電機子用コアに対し、前記軸固定孔に回転軸を装着すると共に、前記ティース部に巻線を巻装してなる電機子の製造方法であって、磁性鋼板を複数枚積層して前記インナーコアを構成する工程と、前記インナーコアを成形型内に配置し、該成形型内に磁性粉体を充填する工程と、前記磁性粉体を圧縮成形して前記インナーコアに対して前記アウターコアを一体形成する工程と、前記インナーコアの軸固定孔に前記回転軸を装着する工程と、前記アウターコアのティース部に巻線を巻装する工程と、を備えたことをその要旨とする。
請求項11に記載の発明は、請求項6に記載の電機子用コアに対し、前記軸固定孔に回転軸を装着すると共に、前記ティース部に巻線を巻装してなる電機子の製造方法であって、磁性鋼板を複数枚積層して前記インナーコアを構成する工程と、前記インナーコアを成形型内に配置し、該成形型内に磁性粉体を充填する工程と、前記磁性粉体を圧縮成形して前記インナーコアに対して前記アウターコアを一体形成し前記第1及び第2コアを形成する工程と、前記第1及び第2コアを組み合わせる工程と、前記インナーコアの軸固定孔に前記回転軸を装着する工程と、前記アウターコアのティース部に巻線を巻装する工程と、を備えたことをその要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、電機子用コアは、中心部に軸固定孔を有するコア本体部と、該コア本体部の外周部から突設される複数のティース部とが設けられるものである。このコアは、磁性鋼板を複数枚積層してなり軸固定孔を有するインナーコアに対し、ティース部の一部を含むインナーコアの残りの部位を構成するアウターコアが磁性粉体の圧縮成形により一体形成されてなる。つまり、磁束が通過するティース部は磁性粉体の圧縮成形よりなるアウターコアに設けられて高磁束化され、回転軸が固定される軸固定孔は鋼板を積層してなるインナーコアに設けられて該軸固定孔の周囲部分の機械的強度が向上され、該軸固定孔への回転軸の直接の圧入が可能となる。しかも、アウターコアの成形と同時に該アウターコアがインナーコアに対して一体成形されて電機子用コアが製造されるので、製造工程を簡略化できる。
請求項2に記載の発明によれば、アウターコアはティース部の全体を含んで構成されるため、ティース部の全体が高磁束化されて磁気効率が高いものとなる。
請求項3に記載の発明によれば、アウターコアはティース部の各基端部を環状に連結する環状部を有するため、磁気回路を構成する部分全体の高磁束化が可能となる。そのため、磁気効率がより高いものとなる。また、環状部により各ティース部の基端部が環状に連結されるので、インナーコアに対するアウターコアの連結が強固となる。
請求項4に記載の発明によれば、環状部をインナーコアの外周部に環状としたため、インナーコアの外周部に磁性粉体の成形を行えば済み、成形性が良好となる。
請求項5に記載の発明によれば、インナーコアは、成形されるアウターコアに対して係合するための係合部を有する。つまり、インナーコアの係合部がアウターコアに係合することで、相互間の連結がより強固となる。
請求項6に記載の発明によれば、電機子用コアは、コア本体部の軸方向一方とそのコア本体部の外周部に設けられる1つおきのティース部とを有する第1コアと、コア本体部の軸方向他方とそのコア本体部の外周部に設けられる1つおきのティース部とを有する第2コアとを用い、第1及び第2コアのティース部が交互になるように第1及び第2コアが組み合わされて構成される。つまり、第1及び第2コアのような2つの部品にて構成される電機子用コアでは立体構造とする要求があり磁性粉体の成形を用いるため、このようなコアに適用する効果は大きい。
請求項7に記載の発明によれば、電機子用コアを構成するインナーコアの軸固定孔に回転軸が装着され、アウターコアのティース部に巻線が巻装されて電機子が構成される。従って、電機子用コアの軸固定孔の周囲部分の機械的強度が向上されるので、該軸固定孔への回転軸の直接の圧入が可能となる。また、電機子用コアの磁束が通過する部分(ティース部等)が高磁束化されるので、磁気効率が高い電機子となる。更に、電機子用コアの製造工程が簡素化されるので、電機子の製造工程をも簡素化できる。
請求項8に記載の発明によれば、磁性鋼板が複数枚積層されてインナーコアが構成され、次いでインナーコアが成形型内に配置され該成形型内に磁性粉体が充填される。そして、磁性粉体が圧縮成形されてインナーコアに対してアウターコアが一体形成され、電機子用コアが製造される。つまり、アウターコアの成形と同時に該アウターコアがインナーコアに対して一体成形されて電機子用コアが製造されるので、製造工程を簡略化できる。
請求項9に記載の発明によれば、磁性鋼板が複数枚積層されてインナーコアが構成され、次いでインナーコアが成形型内に配置され該成形型内に磁性粉体が充填される。次いで磁性粉体が圧縮成形されてインナーコアに対してアウターコアが一体形成され、第1及び第2コアが形成される。そして、第1及び第2コアが組み合わされ、電機子用コアが製造される。つまり、第1及び第2コアのような2つの部品にて構成される電機子用コアにおいても、アウターコアの成形と同時に該アウターコアがインナーコアに対して一体成形されて電機子用コアが製造されるので、製造工程を簡略化できる。
請求項10に記載の発明によれば、磁性鋼板が複数枚積層されてインナーコアが構成され、次いでインナーコアが成形型内に配置され該成形型内に磁性粉体が充填される。次いで磁性粉体が圧縮成形されてインナーコアに対してアウターコアが一体形成される。インナーコアの軸固定孔には回転軸が装着される。因みに、この回転軸のインナーコアへの装着はアウターコアの成形前又は成形後のいずれであってもよい。そして、アウターコアのティース部には巻線が巻装されて、電機子が製造される。そのため、電機子用コアの製造工程が簡素化されるので、電機子の製造工程をも簡素化できる。
請求項11に記載の発明によれば、磁性鋼板が複数枚積層されてインナーコアが構成され、次いでインナーコアが成形型内に配置され該成形型内に磁性粉体が充填される。次いで磁性粉体が圧縮成形されてインナーコアに対してアウターコアが一体形成され、第1及び第2コアが形成され、その第1及び第2コアが組み合わされる。インナーコアの軸固定孔には回転軸が装着される。因みに、この回転軸のインナーコアへの装着はアウターコアの成形前又は成形後のいずれであってもよい。そして、アウターコアのティース部に巻線が巻装されて、電機子が製造される。そのため、電機子用コアの製造工程が簡素化されるので、電機子の製造工程をも簡素化できる。
本発明によれば、高磁束化及び機械的強度の向上を共に可能とし、製造工程を簡略化することができる電機子用コア、電機子、電機子用コアの製造方法及び電機子の製造方法を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
図1(a)(b)は、回転電機に用いる本実施の形態の電機子1である。電機子1は、図示しない環状の固定子の内側に回転可能に支持され、該固定子にて発生する界磁界を受けて回転するものである。電機子1は、円柱棒状の回転軸2と、該回転軸2が装着され該回転軸2と一体回転するコア3と、該コア3に巻装される巻線4とを備えている。
コア3は、中心部に回転軸2を固定するための断面円形状の軸固定孔5を有する略円柱状のコア本体部6と、該コア本体部6の外周部から放射状に突設され巻線4を巻装するための複数(本実施の形態では8つ)のティース部7と、を有して構成されている。また、コア3は、相互に異なる材料よりなるインナーコア11とアウターコア12とから構成されている。
インナーコア11は、コア本体部6より若干小径の略円柱状に構成されており、中心部に前記軸固定孔5を有している。インナーコア11は、図1(b)に示すように、互いに同形状をなす複数の磁性鋼板11aを軸方向に積層して構成されている。また、インナーコア11の外周部には、1つおきのティース部7を成形する部位に(この場合、90°間隔の4カ所)、径方向内側に半円状に凹設される係合凹部11bがそれぞれ形成されている。
アウターコア12は、コア本体部6におけるインナーコア11の残りの部位、即ちインナーコア11の外周部に環状をなす環状部12aと、該環状部12aの外周部から放射状に突設される前記ティース部7とを有している。環状部12aは、インナーコア11の係合凹部11bに食い込むように該凹部11b内に突出しており、相互間の連結が強固となっている。ティース部7は等角度間隔(45°間隔)に設けられており、その基端部が環状部12aにより環状に連結されている。アウターコア12は、磁性粉体を圧縮成形することで形成され、インナーコア11に対して一体に形成される。つまり、アウターコア12の成形と同時にコア3の全体が構成されるようにして、製造工程の簡略化が図られている。
また、インナーコア11の外周部はアウターコア12と連結する連結面11cであって、磁性鋼板11aを複数枚積層して構成されるインナーコア11の連結面11cは各鋼板11aの寸法誤差や組付誤差等により凹凸面となる。尚、この凹凸は僅かであるので、図1(b)では連結面11cを平面的に描いている。この連結面11cはアウターコア12の内周部に食い込むことになるため、該アウターコア12がインナーコア11に係合し、該連結面11cにより相互間の連結が強固となる。また、係合凹部11bの内周面のように積極的に凹凸面を形成してもよい。これら連結面11c及び係合凹部11bにより、インナーコア11とアウターコア12とが周方向及び軸方向において強固に連結されている。
ここで、コア3の製造工程について、図2(a)〜(c)を参照しながら説明する。
アウターコア12の成形を行う成形型20は、下型21と、該下型21に接離する上型22とを備えている。下型21は、中央部に断面円形の嵌挿孔23aを有するダイ23が備えられている。ダイ23の嵌挿孔23aには、円筒状のアウターノックアウト24がスライド移動可能に嵌挿されており、該アウターノックアウト24の内側に形成される嵌挿孔24aには円筒状のインナーノックアウト25がスライド移動可能に嵌挿されている。
インナーノックアウト25の内側に形成される嵌挿孔25aには、円柱棒状の固定芯金26がダイ23と同じ高さとなるように配置されている。固定芯金26は、インナーコア11の軸固定孔5に嵌挿され、該インナーコア11を支持するために設けられている。そして、このような下型21では、ダイ23と固定芯金26との間で、アウターノックアウト24とインナーノックアウト25とがスライド移動するようになっている。
また、下型21は、図2(a)に示す状態が初期状態であって、この初期状態では、インナーノックアウト25の上面25bが固定芯金26の上端より下方に位置している。インナーノックアウト25の上面25bはインナーコア11を載置するための載置面であり、その載置面である上面25bが、載置するインナーコア11の軸方向長さと同じだけ下方に位置するようにインナーノックアウト25が配置されている。アウターノックアウト24は、その上面24bがインナーノックアウト25の上面25bから、充填する磁性粉体の量に応じた分、更に下方に位置している。これにより、アウターノックアウト24の上面24b、ダイ23の内周面、インナーノックアウト25の外周面、及び、載置されるインナーコア11の内周面により磁性粉体を充填して成形を行う成形凹部27が構成される。
このような構成の下型21に対し、上型22は、アウターパンチ28及びインナーパンチ29を備えている。アウターパンチ28は、前記アウターノックアウト24と同径の円筒状をなし、アウターノックアウト24と対向するように配置されている。アウターパンチ28は、アウターノックアウト24に向かってスライド移動可能となっている。アウターパンチ28の内側に形成される嵌挿孔28aには、前記インナーノックアウト25と同径の円筒状をなし、インナーノックアウト25と対向するように(載置されるインナーコア11と対向するように)配置されている。インナーパンチ29は、インナーノックアウト25に向かってスライド移動可能となっている。インナーパンチ29の内側には、前記固定芯金26を挿入するための挿入孔29aが形成されている。因みに、図2(a)に示す初期状態では、上型22は、下型21から離間した位置に配置されている。
このような成形型20を用い、先ず、磁性鋼板11aを積層する工程を経て構成されたインナーコア11が図2(a)に示すようにその軸固定孔5に固定芯金26を嵌挿させて下型21のインナーノックアウト25の上面25bに載置される。次いで、インナーコア11の外周側に形成される成形凹部27内にアウターコア12を形成するための磁性粉体が充填される。
次いで、図2(b)に示すように、上型22がスライド下降し、インナーパンチ29の挿入孔29aに固定芯金26が嵌挿されるようにして該インナーパンチ29が下降する。インナーパンチ29は、その下面29bがインナーコア11に当接し、該インナーコア11と共にインナーノックアウト25を下方に押圧する。インナーパンチ29は、インナーコア11を所定の位置まで移動させる。このインナーパンチ29の移動と共にアウターパンチ28も下降する。アウターパンチ28は、その下面28bがダイ23の上面23bより若干下方に位置するまで下降して成形凹部27内の磁性粉体に若干押圧力を付与すると共に、成形凹部27を閉塞状態とする。
次いで、図2(c)に示すように、アウターパンチ28及びアウターノックアウト24が互いに近接するように該アウターパンチ28がスライド下降する。これにより、成形凹部27内の磁性粉体が所定加圧力にて圧縮され、アウターコア12の成形と同時に該アウターコア12がインナーコア11に対して一体成形される。その後、上型22が下型21から離間し、完成したコア3が取り出される。
そして、このように構成されるコア3は、図1に示すように、そのインナーコア11の軸固定孔5に回転軸2が圧入されて固定される。この場合、回転軸2が圧入されるインナーコア11は鋼板11aを積層してなるので、機械的強度が高くなっており、回転軸2の直接の圧入にも十分耐える構造となっている。
また、コア3(アウターコア12)の各ティース部7には巻線4が巻装される。巻線4には駆動電流が供給され、各ティース部7内に所定のタイミングで磁束を生じさせ、コア3に回転のための磁界が生じるようになっている。この場合、アウターコア12の各ティース部7は磁性粉体の成形により高磁束化されて磁気効率が高められているため、回転電機の駆動効率が向上される。このように本実施の形態の電機子1は製造されている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施の形態のコア3は、磁性鋼板11aを複数枚積層してなり軸固定孔5を有するインナーコア11に対し、ティース部7及び該インナーコア11の外周部を囲む環状部12aを構成するアウターコア12が磁性粉体の圧縮成形により一体形成されてなる。つまり、磁束が通過するティース部7は磁性粉体の圧縮成形よりなるアウターコア12に設けられて高磁束化され、回転軸2が固定される軸固定孔5は鋼板11aを積層してなるインナーコア11に設けられて該軸固定孔5の周囲部分の機械的強度が向上され、該軸固定孔5への回転軸2の直接の圧入を可能としている。これにより、磁気効率の高い電機子1を構成することができる。しかも、アウターコア12の成形と同時に該アウターコア12がインナーコア11に対して一体成形されてコア3が製造されるので、製造工程を簡略化でき、ひいては電機子1の製造工程も簡素化することができる。
また、アウターコア12がインナーコア11に対して一体成形されることで、例えばアウターコアにインナーコアを装着(圧入)する場合と比べて、アウターコア12の割れを考慮して高い寸法精度を要求しなくて済み、またその装着作業を精度よく行うというような効果も生じる。
(2)アウターコア12はティース部7の全体を含んで構成されるため、ティース部7の全体が高磁束化され磁気効率をより一層高いものとすることができる。また、アウターコア12はティース部7の各基端部を環状に連結する環状部12aを有するため、磁気回路を構成する部分全体の高磁束化を図ることができる。そのため、磁気効率がより一層高いものとなる。また、環状部12aにより各ティース部7の基端部が環状に連結されるので、インナーコア11に対するアウターコア12の連結を強固とすることができる。また、環状部12aをインナーコア11の外周部に環状としたため、インナーコア11の外周部に磁性粉体の成形を行えば済み、成形性が良好である。
(3)インナーコア11は、成形されるアウターコア12に対して係合するための係合凹部11bを有している。つまり、インナーコア11の係合凹部11bがアウターコア12に係合することで、相互間の連結を強固とすることができる。
(4)インナーコア11は磁性鋼板11aを複数枚積層して構成されていることから、アウターコア12と連結する外周部(連結面11c)は各鋼板11aの寸法誤差や組付誤差等により凹凸面となる。そのため、連結面11cはアウターコア12の内周部に食い込んで係合することで、このことによっても相互間の連結を強固とすることができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施の形態を図面に従って説明する。
図3(a)〜(c)に示すように、本実施の形態のコア30は、正六角柱状をなすコア本体部31の軸方向一方とそのコア本体部31の外周部に4つ設けられるティース部32とを有する第1コア33aと、コア本体部31の軸方向他方とそのコア本体部31の外周部に4つ設けられるティース部32とを有する第2コア33bとを備えている。因みに、第1及び第2コア33a,33bは、本実施の形態では同形状をなしている。また、第1及び第2コア33a,33bにそれぞれ設けられるティース部32は、完成されたコア30からみて1つおきのティース部である。そして、これら第1及び第2コア33a,33bのティース部32が周方向で交互に配置されるように第1及び第2コア33a,33bが軸方向に組み合わされて、コア30が構成される。
また、第1及び第2コア33a,33bは、複数の磁性鋼板35aを軸方向に積層してなるインナーコア35と、磁性粉体の圧縮成形よりなるアウターコア36とから構成されている。
インナーコア35は、複数の磁性鋼板35aの積層により正六角柱状のコア本体部31の全体を構成しており、中心部に軸固定孔34を有している。また、インナーコア35の外周部には、アウターコア36(ティース部32)を成形する部位に(この場合、90°間隔の4カ所)、径方向外側に延びる係合突起35bがそれぞれ形成されている。係合突起35bは、更に先端両側から三角形状に突出する形状をなしている。インナーコア35は、完成されたコア30からみて軸方向長さが半分に設定されている(図3(b)参照)。
アウターコア36は、係合突起35bを覆うようにインナーコア35の外周部から放射状に突設される前記ティース部32を構成している。アウターコア36(ティース部32)は係合突起35bとの係合により強固に連結される。このティース部32は軸方向全体に形成され、インナーコア35の軸方向一方に突出する。アウターコア36は、前記第1の実施の形態と同様に磁性粉体を圧縮成形することで形成され、インナーコア35に対して一体に形成される。つまり、アウターコア36の成形と同時に第1,第2コア33a,33bの全体が構成されるようにして、製造工程の簡略化が図られている。
このような構成のコア30の製造方法について、図示しない成形型を用い、先ず磁性鋼板35aが複数枚積層されてインナーコア35が構成され、次いでインナーコア35がその成形型内に配置され該成形型内に磁性粉体が充填される。次いで磁性粉体が圧縮成形されてインナーコア35に対してアウターコア36が一体形成され、第1及び第2コア33a,33bが形成される。そして、第1及び第2コア33a,33bのコア本体部31が軸方向に凹設される側を互いに対向させるようにして第1及び第2コア33a,33bが組み合わされ、コア30が完成する。完成したコア30には、インナーコア35の軸固定孔34に回転軸(図示略)が圧入されて固定される。そして、アウターコア36のティース部32に巻線(図示略)が巻装されて、本実施の形態の電機子が製造される。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施の形態においても、磁束が通過するティース部32は磁性粉体の圧縮成形よりなるアウターコア36に設けられて高磁束化され、回転軸が固定される軸固定孔34は鋼板35aを積層してなるインナーコア35に設けられて該軸固定孔34の周囲部分の機械的強度が向上され、該軸固定孔34への回転軸の直接の圧入を可能としている。これにより、磁気効率の高い電機子を構成することができる。しかも、アウターコア36の成形と同時に該アウターコア36がインナーコア35に対して一体成形されてコア30が製造されるので、製造工程を簡略化でき、ひいては電機子の製造工程も簡素化することができる。
また、第1及び第2コア33a,33bのような2つの部品にて構成される本実施の形態のコア30では立体構造とする要求があり磁性粉体の成形を用いるため、このようなコア30に適用する効果は大きい。
(2)インナーコア35には、成形されるアウターコア36に対して係合するための係合突起35bが設けられるので、相互間の連結を強固とすることができる。これに加え、前記第1の実施の形態と同様に、インナーコア35は磁性鋼板35aを複数枚積層して構成されることから、その外周部は凹凸面となってアウターコア36の内周部に食い込んで係合するため、このことによっても相互間の連結が強固となる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1の実施の形態では、回転軸2のインナーコア11への装着をアウターコア12の成形後としているが、回転軸2のインナーコア11への装着はアウターコア12の成形前であってもよい。つまり、インナーコア11に回転軸2を装着した状態で成形型20内に配置し、アウターコア12の成形を実施する。
・上記第1の実施の形態ではインナーコア11に係合凹部11bを設け、上記第2の実施の形態ではインナーコア35に係合突起35bを設けたが、例えばインナーコア11に係合突起、インナーコア35に係合凹部というように、これら凹部や突起形状を適宜変更してもよく、また孔等を用いてもよい。また、これら係合凹部11bや係合突起35bを省略してもインナーコア11,35とアウターコア12,36との連結が十分に強固であれば、係合凹部11bや係合突起35bを省略することもできる。
・上記各実施の形態において、鋼板11a,35aの積層により構成するインナーコア11,35と、粉体の成形により構成するアウターコア12,36の形状を適宜変更してもよい。つまり、インナーコア11,35では少なくとも軸固定孔5,34を含んでいればよく、アウターコア12,36ではティース部7,32の少なくとも一部を含んでいる形状であればよい。
(a)は、第1の実施の形態における電機子の平面図であり、(b)は、(a)のA−A断面図である。 (a)〜(c)は、第1の実施の形態におけるコアの製造方法を説明するための成形型の断面図である。 (a)は、第2の実施の形態におけるコアの平面図であり、(b)は、(a)のB−B断面図であり、(c)は、コアの底面図である。
符号の説明
2…回転軸、3…コア、4…巻線、5…軸固定孔、6…コア本体部、7…ティース部、11…インナーコア、11a…磁性鋼板、11b…係合部としての係合凹部、12…アウターコア、12a…環状部、30…コア、31…コア本体部、32…ティース部、33a…第1コア、33b…第2コア、34…軸固定孔、35…インナーコア、35a…磁性鋼板、35b…係合部としての係合突起、36…アウターコア。

Claims (11)

  1. 中心部に回転軸を固定するための軸固定孔を有するコア本体部と、該コア本体部の外周部から放射状に突設され巻線を巻装するための複数のティース部と、を備える電機子用コアであって、
    磁性鋼板を複数枚積層してなり、前記軸固定孔を有するインナーコアと、
    前記ティース部の一部を含む前記インナーコアの残りの部位を構成し、磁性粉体の圧縮成形により前記インナーコアに対して一体形成されるアウターコアと、
    を備えてなることを特徴とする電機子用コア。
  2. 請求項1に記載の電機子用コアにおいて、
    前記アウターコアは、前記ティース部の全体を含んで構成されることを特徴とする電機子用コア。
  3. 請求項2に記載の電機子用コアにおいて、
    前記アウターコアは、前記ティース部の各基端部を環状に連結する環状部を有していることを特徴とする電機子用コア。
  4. 請求項3に記載の電機子用コアにおいて、
    前記環状部は、前記インナーコアの外周部に環状に形成されることを特徴とする電機子用コア。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電機子用コアにおいて、
    前記インナーコアは、成形される前記アウターコアに対して係合するための係合部を有していることを特徴とする電機子用コア。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電機子用コアにおいて、
    前記コア本体部の軸方向一方とそのコア本体部の外周部に設けられる1つおきの前記ティース部とを有する第1コアと、前記コア本体部の軸方向他方とそのコア本体部の外周部に設けられる1つおきの前記ティース部とを有する第2コアとを用い、第1及び第2コアの前記ティース部が交互になるように第1及び第2コアを組み合わせることで構成されることを特徴とする電機子用コア。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電機子用コアを構成するインナーコアの軸固定孔に回転軸を装着すると共に、前記電機子用コアを構成するアウターコアのティース部に巻線を巻装してなることを特徴とする電機子。
  8. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電機子用コアの製造方法であって、
    磁性鋼板を複数枚積層して前記インナーコアを構成する工程と、
    前記インナーコアを成形型内に配置し、該成形型内に磁性粉体を充填する工程と、
    前記磁性粉体を圧縮成形して前記インナーコアに対して前記アウターコアを一体形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする電機子用コアの製造方法。
  9. 請求項6に記載の電機子用コアの製造方法であって、
    磁性鋼板を複数枚積層して前記インナーコアを構成する工程と、
    前記インナーコアを成形型内に配置し、該成形型内に磁性粉体を充填する工程と、
    前記磁性粉体を圧縮成形して前記インナーコアに対して前記アウターコアを一体形成し前記第1及び第2コアを形成する工程と、
    前記第1及び第2コアを組み合わせる工程と、
    を備えたことを特徴とする電機子用コアの製造方法。
  10. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電機子用コアに対し、前記軸固定孔に回転軸を装着すると共に、前記ティース部に巻線を巻装してなる電機子の製造方法であって、
    磁性鋼板を複数枚積層して前記インナーコアを構成する工程と、
    前記インナーコアを成形型内に配置し、該成形型内に磁性粉体を充填する工程と、
    前記磁性粉体を圧縮成形して前記インナーコアに対して前記アウターコアを一体形成する工程と、
    前記インナーコアの軸固定孔に前記回転軸を装着する工程と、
    前記アウターコアのティース部に巻線を巻装する工程と、
    を備えたことを特徴とする電機子の製造方法。
  11. 請求項6に記載の電機子用コアに対し、前記軸固定孔に回転軸を装着すると共に、前記ティース部に巻線を巻装してなる電機子の製造方法であって、
    磁性鋼板を複数枚積層して前記インナーコアを構成する工程と、
    前記インナーコアを成形型内に配置し、該成形型内に磁性粉体を充填する工程と、
    前記磁性粉体を圧縮成形して前記インナーコアに対して前記アウターコアを一体形成し前記第1及び第2コアを形成する工程と、
    前記第1及び第2コアを組み合わせる工程と、
    前記インナーコアの軸固定孔に前記回転軸を装着する工程と、
    前記アウターコアのティース部に巻線を巻装する工程と、
    を備えたことを特徴とする電機子の製造方法。
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