JP2015053330A - 電子機器 - Google Patents

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賢二 勝又
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慎吾 山口
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Abstract

【課題】送風機の送風により排気口から液体が噴き出すのを抑制することができる電子機器を提供する。
【解決手段】タブレット端末10は、ファンユニット30と、筐体12と、第二ダクト部材50とを有している。筐体12は、ファンユニット30を収容し、通気口17Aと、送風経路に開口する第一排気口21と、送風経路と異なる位置に開口する第二排気口15Aとを備えている。第二ダクト部材50は、第一排気口21を開閉する。
【選択図】図4

Description

本願の開示する技術は、電子機器に関する。
従来、筐体に孔部を有し、機器本体内に生じた水分を該孔部から外部に排出させる電子機器が知られている。
特開平8−203365号公報
このような電子機器では、発熱する電子部品の温度を低減させるために送風機を設けると、送風機の送風によって、孔部から水が噴き出すおそれがある。
そこで、本願の開示する技術は、一つの側面として、送風機の送風により排気口から液体が噴き出すのを抑制することができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術によれば、送風機と、筐体と、開閉部材とを備えた電子機器が提供される。筐体は、送風機を収容し、外気を入れる通気口と、送風機からの送風経路に開口する第一排気口と、該送風経路と異なる位置に開口する第二排気口と、を備えている。開閉部材は、第一排気口を開閉する。
本願の開示する技術によれば、送風機の送風により排気口から液体が噴き出すのを抑制することができる。
第一実施形態に係るタブレット端末の底面図である。 第一実施形態に係る第一排気口が開放され第二排気口が閉止された状態を示すタブレット端末の縦断面図(図1のA−A断面)である。 第一実施形態に係るタブレット端末の左側面を模式的に示す要部拡大図である。 第一実施形態に係る第一排気口が閉止され第二排気口が開放された状態を示すタブレット端末の縦断面図(図1のA−A断面)である。 第二実施形態に係る第一排気口が開放され第二排気口が閉止された状態を示すタブレット端末の縦断面図である。 第二実施形態に係る第一排気口が閉止され第二排気口が開放された状態を示すタブレット端末の縦断面図である。 第三実施形態に係る第一排気口が開放され第二排気口が閉止された状態を示すタブレット端末の縦断面図である。 第三実施形態に係る第一排気口が閉止され第二排気口が開放された状態を示すタブレット端末の縦断面図である。
[第一実施形態]
本願の開示する技術の第一実施形態を説明する。
図1には、電子機器の一例としてのタブレット端末10の内部構造を示す底面図が示されている。なお、各図面において、タブレット端末10の幅方向を矢印X、奥行方向を矢印Y、厚さ方向(上下方向)を矢印Zで示す。また、以後の説明では、タブレット端末10の各部材の配置について、右側(図1の左側)、左側(図1の右側)、手前側、奥側、上側、下側と記載する。さらに、図1には、Y方向中央よりも奥側でX方向に延びる破断線A−Aが示されている。破断線A−Aの断面図は、図2及び図4に示されている。
タブレット端末10は、機器本体を形成する筐体12と、筐体12内に収容された送風機の一例としてのファンユニット30と、案内部材の一例としての第一ダクト部材40とを有している。また、タブレット端末10は、放熱部材の一例としての放熱フィン46と、開閉部材の一例としての第二ダクト部材50と、蓋部材60(図2参照)とを有している。
さらに、タブレット端末10は、湿度検出部の一例としての湿度センサ70を有している。加えて、タブレット端末10には、入力操作及び情報の表示を行うタッチパネル(図示省略)が、筐体12の上側に設けられている。
<筐体>
筐体12は、一例として樹脂製であり、平面視で長方形状に配置されZ方向に直立する側壁13と、側壁13の上側を覆う上壁14と、側壁13の下側を覆う底壁15(図2参照)とを有している。側壁13は、手前側に配置された前壁16と、奥側に配置された後壁17と、右側に配置された右壁18と、左側に配置された左壁19とを有している。
また、筐体12の内部には、仕切壁22及び仕切壁24が設けられている。仕切壁22は、底壁15(図2参照)上に直立し、後壁17のX方向中央の内面から筐体12の中央部まで延びている。仕切壁24は、底壁15(図2参照)上に直立し、左壁19のY方向中央の内面から筐体12の中央部まで延びている。そして、仕切壁22のY方向の一端部と、仕切壁24のX方向一端部とが繋がっている。
筐体12の内部は、仕切壁22及び仕切壁24で仕切られ、平面視で、防水領域S1と、非防水領域S2とに区分されている。図1では、後述するバッテリ25及び回路基板26の配置部位を除いて、防水領域S1の領域を斜線で示している。
〔防水領域〕
防水領域S1は、底壁15(図2参照)、上壁14(図2参照)、前壁16、右壁18、後壁17、仕切壁22、仕切壁24、及び左壁19で囲まれている。防水領域S1の周縁には、シール材(図示省略)が取り付けられており、筐体12の外側から防水領域S1内への液体の浸入が防止されている。なお、本実施形態では、液体の一例として水について記載するが、他の液体についても同様である。また、防水領域S1には、タブレット端末10の各部に電力を供給するバッテリ25と、タブレット端末10の各部の動作制御を行う制御部の一例としての回路基板26とが設けられている。
(回路基板)
回路基板26には、各種の電子部品が実装されている。各種の電子部品には、一例として、タブレット端末10の全体の制御を担うCPU(Central Processing Unit)27、CPU27等におけるデータ通信等を制御するチップセット(図示省略)、及びデータを記憶するメモリ28が含まれる。また、回路基板26は、バッテリ25からの電力供給により動作可能とされる。さらに、回路基板26は、タッチパネル(図示省略)の操作に応じた電気信号が入力されると共に、タッチパネル(図示省略)へ表示情報に応じた電気信号を出力するようになっている。
メモリ28には、CPU27の温度を上昇させる制御を行うプログラムの一例として、動画をタッチパネル(図示省略)へ表示させる動画プログラムが記憶されている。CPU27がこの動画プログラムを実行することで、CPU27に動作負荷が作用し、CPU27の温度がタブレット端末10の立ち上げ時の温度に比べて上昇するようになっている。
即ち、回路基板26は、筐体12から水を排出するとき(一例として、後述する湿度センサ70から水の排出指令を受けた場合)、CPU27を動作させ、筐体12から水を排出しないときに比べてCPU27の温度を上昇させる制御を行うようになっている。なお、CPU27の温度を上昇させる制御を行うプログラムとしては、動画プログラムに限らず、ベンチマークテストプログラム(負荷プログラム)を用いてもよい。
CPU27は、信号処理を実行すると発熱する部品であり、発熱による誤動作等を回避するために、タブレット端末10の動作中は冷却されることが好ましい。そこで、CPU27には、熱伝導部材の一例としてのヒートパイプ29の一端部が接触している。
(ヒートパイプ)
ヒートパイプ29は、仕切壁24に形成された貫通孔24Aに挿入され、防水領域S1及び非防水領域S2に跨って配置されている。そして、ヒートパイプ29の他端部は、非防水領域S2において、後述する放熱フィン46の第一放熱部46A(図2参照)の下面(下部)に接触している。なお、ヒートパイプ29と貫通孔24Aとの隙間は、シール材及びガスケット(図示省略)で塞がれている。
また、ヒートパイプ29は、毛細管構造を有する密閉容器の内部に作動液を封入したものである。そして、ヒートパイプ29では、CPU27の放熱により加熱された作動液が蒸発し、放熱フィン46が設けられた低温側で蒸気が凝縮されることで、CPU27の熱が放熱フィン46に伝えられる。
〔非防水領域〕
非防水領域S2は、底壁15(図2参照)、上壁14(図2参照)、後壁17、左壁19、仕切壁22、及び仕切壁24で囲まれている。非防水領域S2の後壁17には、X方向中央寄りでY方向に貫通した通気口17Aが形成されている。通気口17Aは、一例として、X方向を長手方向とする矩形状に形成されており、筐体12の外側から非防水領域S2内への外気及び水の流入が可能な大きさとされている。
左壁19は、後述するファンユニット30の送風経路A(図2に一点鎖線の矢印Aで示す)において、送風方向(X方向)を向いて配置されている。そして、非防水領域S2の左壁19には、X方向に貫通した第一排気口21が形成されている。即ち、第一排気口21は、ファンユニット30からの送風経路Aに開口している。
第一排気口21は、非防水領域S2から筐体12の外側への排気が可能な大きさとされている。また、第一排気口21は、一例として、Z方向に長く且つY方向に並んで形成された複数の長孔21A(図3参照)と、複数の長孔21AよりもX方向内側に形成され複数の長孔21Aと連通する1つの貫通孔21Bとを有している。そして、第一排気口21は、後述する第二ダクト部材50の上板52(図2参照)が移動して貫通孔21B内に収容されることで、複数の長孔21Aが閉止され、非防水領域S2から筐体12の外側への排気が遮断されるようになっている。
図2に示すように、底壁15は、ファンユニット30の送風方向(X方向)と異なる方向(一例としてZ方向)にX−Y面に沿って配置されている。そして、非防水領域S2の底壁15には、Z方向に貫通した第二排気口15Aが形成されている。
第二排気口15Aは、一例として、平面視で矩形状の貫通孔であり、Z方向に沿って第一ダクト部材40と並んで配置されている。即ち、第二排気口15Aは、送風経路Aと異なる位置に開口している。また、第二排気口15Aは、後述する蓋部材60が取り付けられることで閉止され、非防水領域S2から筐体12の外側への排気及び水の排出が遮断されるようになっている。
なお、底壁15の上面は、一例として、仕切壁22の下部から第二排気口15Aまでが、下り傾斜面15Bとなっている。また、底壁15の上面は、一例として、第二排気口15Aから左壁19の下部までが、X−Y面に沿った平坦面15Cとなっている。
<蓋部材>
図4に示すように、蓋部材60は、Y方向に見て、長方形状の底部60Aと、底部60Aの上側に配置された直角三角形状の支持部60Bとが一体化された断面形状となっている。底部60AのX方向一端部には、連結部材の一例としてのワイヤ部材68の一端部が連結されている。また、支持部60Bは、Y−Z面に沿って直立した被案内面62と、被案内面62の上端から底部60AのX方向他端部へ向けて下り傾斜した傾斜面64とを有している。
ここで、蓋部材60は、後述する第二ダクト部材50が開放位置にあるときに第二排気口15Aを閉止し、第二ダクト部材50が閉止位置にあるときに第二排気口15Aを開放する。即ち、蓋部材60は、第二排気口15Aから取り外され、又は第二排気口15Aに取り付けられることで、第二排気口15Aを開閉する。さらに、ワイヤ部材68は、蓋部材60の開閉に伴い、第一ダクト部材40を開閉動作させる。
第二排気口15Aの上側には、Y−Z面に沿って直立した板状の案内壁66が設けられている。ここで、被案内面62が案内壁66の一方の側面と接触した状態で、蓋部材60を上側に移動させることで、第二排気口15A内に蓋部材60が案内される。なお、蓋部材60は、底部60AのX方向一端部が案内壁66の下面と接触することで、底部60Aの周縁部が第二排気口15Aに嵌まると共に、筐体12内への進入が規制されるようになっている。また、蓋部材60が第二排気口15Aに嵌まった状態では、第一ダクト部材40の底板41の下面が傾斜面64と接触し、第一ダクト部材40が蓋部材60で支持される。
図1に示すように、非防水領域S2には、ファンユニット30と、第一ダクト部材40と、放熱フィン46と、第二ダクト部材50と、湿度センサ70とが収容されている。
<ファンユニット>
図2に示すように、ファンユニット30は、一例として、シロッコファンであり、本体としてのファンカバー32を有している。ファンカバー32内には、Z方向を軸方向としてモータ(図示省略)により回転駆動される回転軸33と、回転軸33の外周に一体で形成された複数の回転羽根34とが設けられている。そして、ファンユニット30では、回転軸33及び複数の回転羽根34が回転することで、送風経路Aに沿って送風が行われる。
ファンカバー32は、Z方向上側に配置される上板32Aと、Z方向下側に配置される下板32Bと、側板32Cとを有している。上板32Aは、上壁14と間隔をあけて平行に配置されている。また、上板32Aには、空気を取り込む取込口(図示省略)がZ方向に貫通して形成されている。下板32Bは、底壁15と間隔をあけて配置されている。また、下板32Bは、Y方向手前側と奥側に設けられたブラケット(図示省略)により、底壁15上に固定されている。
さらに、ファンカバー32のX方向の一端側には、X方向に貫通し、放熱フィン46と対向する送風口32Dが形成されている。これにより、筐体12内では、ファンユニット30による送風が放熱フィン46に吹き付けられ、ヒートパイプ29を介して、CPU27(図1参照)が間接的に冷却されるようになっている。
<第一ダクト部材>
図2に示すように、第一ダクト部材40は、ファンユニット30と放熱フィン46との間に設けられている。また、第一ダクト部材40は、底板41と、底板41のY方向手前側と奥側で間隔をあけてZ方向に直立する2つの側壁42と、2つの側壁42の上側を繋ぐ上板43とを有している。即ち、第一ダクト部材40は、X方向に貫通した筒状に形成されている。
さらに、第一ダクト部材40は、放熱フィン46に隣接する側(空気の流出側)の開口40Bの面積が、ファンユニット30に隣接する側(空気の流入側)の開口40Aの開口面積よりも大きくなっている。加えて、第一ダクト部材40は、放熱フィン46に隣接する側の開口の大きさが、放熱フィン46の外形よりも大きくなっている。
底板41は、X方向の一端部が、案内壁66と、ファンカバー32の下板32Bとの間に配置されている。また、底板41は、X方向の他端部が、後述する放熱フィン46の第一放熱部46Aの下側付近まで延びている。そして、底板41は、第二排気口15Aに蓋部材60が取り付けられた状態で傾斜配置され、蓋部材60で支持されている。このように、第一ダクト部材40は、筐体12から水を排出しないとき蓋部材60で支持される。
上板43は、X方向の一端部が、ファンカバー32の上板32Aの上側に配置されており、X方向の他端部が、放熱フィン46の第一放熱部46Aの上側に配置されている。即ち、放熱フィン46の第一放熱部46Aの一部は、一例として、第一ダクト部材40内に収容されている。
また、上板43のX方向の一端部で且つY方向の手前側と奥側には、Y方向を軸方向とするピン44が設けられている。ピン44は、1組の側板に形成された案内溝(図示省略)に挿入されており、この案内溝に沿ったX方向のスライド及び回転が可能となっている。即ち、第一ダクト部材40は、X方向の一端部にあるピン44を中心として、X方向の他端部が円弧状に上下動可能となっている。
このように、第一ダクト部材40は、ファンユニット30の送風口32Dから放熱フィン46の第一放熱部46Aまでを覆っている。このため、送風口32Dからの送風は、第一ダクト部材40によって放熱フィン46に案内される。
また、第一ダクト部材40は、Z方向に沿って、第二排気口15Aと一直線上に並んで配置されている。そして、第一ダクト部材40は、上板43にワイヤ部材68の他端部が連結されている。これにより、蓋部材60が第二排気口15AからZ方向の下側へ引き抜かれると、上板43がワイヤ部材68により引っ張られ、第一ダクト部材40のX方向の他端部が上側へ持ち上げられる。即ち、第一ダクト部材40は、第二排気口15Aが開放されているときは、ファンユニット30からの送風を放熱フィン46及び筐体12の上部へ案内するようになっている。
<放熱フィン>
図2に示すように、放熱フィン46は、ファンユニット30と第一排気口21との間に設けられている。また、放熱フィン46は、第一放熱部46Aと、第一放熱部46Aに比べて放熱の面積が大きい第二放熱部46Bとを有している。第一放熱部46A及び第二放熱部46Bは、金属製の複数の板がY方向に間隔をあけて並べられている。さらに、放熱フィン46は、Y方向手前側と奥側に設けられたブラケット(図示省略)により、底壁15上に固定されている。加えて、放熱フィン46は、CPU27(図1参照)の熱をヒートパイプ29を介して放熱させる。
<第二ダクト部材>
図2に示すように、第二ダクト部材50は、放熱フィン46と左壁19との間に設けられている。また、第二ダクト部材50は、上板52と、上板52のY方向手前側と奥側で間隔をあけて配置された2つの側壁54とを有している。即ち、第二ダクト部材50は、X方向に見て断面がC字状に形成されている。上板52は、第一排気口21の貫通孔21Bに嵌まる大きさの外形となっている。また、上板52のY方向両端面には、Y方向に沿って突出したピン53(図1参照)が設けられている。
筐体12内における放熱フィン46と左壁19との間には、第二ダクト部材50の2つの側壁54をY方向で挟む2枚の板部56が設けられている。2枚の板部56には、案内溝58が形成されている。そして、案内溝58には、第二ダクト部材50のピン53(図1参照)が挿入されている。ピン53は、案内溝58の幅よりも僅かに小さい外径とされており、案内溝58との接触により案内される。また、一方のピン53には、円柱状のレバー部材59(図1参照)の一端が連結されている。
図3に示すように、左壁19における第一排気口21の横には、Z方向に長い長孔19Aが形成されている。そして、レバー部材59は、長孔19Aを通って左壁19の外側へ突出している。これにより、レバー部材59がZ方向上側に操作されると、第二ダクト部材50(図2参照)が開放位置に移動し、レバー部材59がZ方向下側に操作されると、第二ダクト部材50が閉止位置に移動するようになっている。即ち、第二ダクト部材50は、レバー部材59の操作により第一排気口21を開閉可能となっている。
第二ダクト部材50の開放位置とは、図2に示すように、上板52の一端部が第二放熱部46Bの上側に配置され、上板52の他端部が放熱フィン46と左壁19との間を覆い、第一排気口21が開放状態となる位置である。
第二ダクト部材50の閉止位置とは、図4に示すように、上板52が第一排気口21(貫通孔21B)に嵌まり、放熱フィン46と左壁19との間が開放されると共に、第一排気口21が閉止状態となる位置である。
<湿度センサ>
図2に示すように、湿度センサ70は、底壁15上で且つ仕切壁22に隣接して固定されている。また、湿度センサ70は、一例として、高分子膜に含まれる水分量の変化に応じた誘電率の変化を検出することにより筐体12の内部の湿度を検出する電気式の湿度センサとなっている。湿度センサ70で測定された湿度データは、CPU27(図1参照)に送られるようになっている。
図1に示す回路基板26では、CPU27によって、メモリ28に記憶された湿度データの上限と、湿度センサ70で検出された湿度データとが比較される。そして、湿度センサ70で検出された湿度データが上限(設定湿度)を超えたとき、CPU27は、非防水領域S2に水が浸入している、あるいは、非防水領域S2に過剰な水分があると判断し、既述の動画プログラムを実行するようになっている。即ち、設定湿度を超えた湿度データが、水の排出指令となる。なお、一例として、湿度データが上限を超えたことの警告及び動画プログラム実行中のメッセージについては、既述のタッチパネル(図示省略)に表示される。
次に、第一実施形態の作用及び効果について説明する。
(通常時)
図2に示すように、タブレット端末10の通常時(筐体12から水Wを排出しないとき)では、第一排気口21が開放されており、第二排気口15Aが蓋部材60で閉止されている。即ち、第二排気口15Aが蓋部材60で閉止されていることで、第二排気口15Aからの送風の漏れを抑制することができる。また、第一ダクト部材40は、蓋部材60で支持されているので、第一ダクト部材40の姿勢を安定させることができる。
続いて、ファンユニット30が動作を開始すると、送風口32Dから送風される。このとき、第一ダクト部材40は、上板43がファンユニット30から放熱フィン46までを覆うと共に底板41が傾斜配置されている。このため、ファンユニット30の送風は、一部が送風経路Aに沿って放熱フィン46に向けて流れ、残りの部分が放熱フィン46の下側に向けて流れる。
ファンユニット30からの送風の一部は、放熱フィン46を流れて放熱フィン46の温度を低下させる。このとき、第二ダクト部材50の上板52が放熱フィン46から左壁19までを覆っているので、放熱フィン46を流れた送風は、矢印Aで示すように、第一排気口21へ向けて流れ、第一排気口21を通って筐体12の外側へ流れる。
一方、ファンユニット30からの送風の残りは、矢印B(破線)で示すように、放熱フィン46及びヒートパイプ29と底壁15との間(筐体12の下部)を第一排気口21へ向けて流れ、第一排気口21を通って筐体12の外側へ流れる。なお、通常時では、湿度センサ70で検出される非防水領域S2内の湿度は、設定湿度よりも低くなっている。
(排水時)
タブレット端末10に水をこぼし、あるいは、タブレット端末10を水溜まりに落とすなどして、非防水領域S2に水Wが浸入したとき、使用者は、図3に示すレバー部材59を指で下側にスライドさせる。これにより、図4に示すように、第二ダクト部材50が90°回転して閉止位置に移動し、上板52が第一排気口21を閉止する。なお、排水時とは、筐体12内へ浸入した水Wを筐体12の外側へ排出するときである。
また、使用者は、蓋部材60をZ方向下側に引っ張り、底壁15から取り外す。これにより、第二排気口15Aが開放されると共にワイヤ部材68が引っ張られ、第一ダクト部材40の端部が上側へ移動する。即ち、使用者は、蓋部材60を取り外す一度の操作で、第二排気口15Aの開放及び第一ダクト部材40の移動を行えるので、ファンユニット30の送風方向の変更を簡単な操作で行うことができる。そして、上板43と放熱フィン46との間に通気可能な間隔が形成されると共に、底板41が放熱フィン46とファンユニット30との間に配置される。
なお、タブレット端末10では、第一ダクト部材40と第二排気口15Aが、Z方向に沿って一直線上に配置されているので、第一ダクト部材40と第二排気口15Aが一直線上に配置されていないものに比べて、ワイヤ部材68の長さを短くすることができる。
ここで、第一ダクト部材40で案内され、ファンユニット30から放熱フィン46へ流れる送風は、矢印C(一点鎖線)で示すように、放熱フィン46を通って第一排気口21へ流れるが、第一排気口21が閉止されているため、上板52に沿って下側へ流れる。さらに、この送風は、底壁15と放熱フィン46との間を流れ、第二排気口15Aを通って筐体12の外側へ流れる。これにより、底壁15の平坦面15C上に溜まっている水Wは、送風によって押し流され、第二排気口15Aを通って筐体12の外側へ排出される。
また、第一ダクト部材40で案内され、ファンユニット30から上板43に沿って流れる送風は、矢印D(破線)で示すように、放熱フィン46と上壁14との間を流れ、左壁19及び上板52に沿って下側へ流れる。さらに、この送風は、底壁15と放熱フィン46との間を流れ、第二排気口15Aを通って筐体12の外側へ流れる。これにより、タブレット端末10では、上壁14の下面(筐体12の上部)に付着している水(図示省略)が送風で押し流されるので、第二排気口15Aからの水Wの排出を促進することができる。
このように、タブレット端末10では、排水時、ファンユニット30の送風方向にある第一排気口21が第二ダクト部材50によって閉止されるので、ファンユニット30の送風で第一排気口21から水Wが噴き出すのを抑制することができる。また、タブレット端末10では、使用者が蓋部材60を取り外すことにより、第二排気口15Aから水Wが排出されるので、筐体12における使用者が意図しない場所で水Wが排出されるのを抑制することができる。なお、第二排気口15Aから水Wが排出されることから、使用者がタブレット端末10の姿勢を変化させても(傾けても)、使用者が意図しない場所で水Wが排出されるのを抑制することができる。
さらに、タブレット端末10では、非防水領域S2に水Wが浸入し、湿度センサ70が設定湿度以上の湿度を検出したとき、CPU27(図1参照)が動画プログラムを実行する。これにより、CPU27に動作負荷が作用し、CPU27の温度がタブレット端末10の立ち上げ時のCPU27の温度に比べて上昇する。そして、CPU27の熱は、ヒートパイプ29により放熱フィン46に伝えられ、放熱フィン46の温度が上昇する。
続いて、放熱フィン46の温度上昇により、放熱フィン46を通過する送風の温度も上昇する。これにより、非防水領域S2内の水W(残留水分)は、高温状態の送風との接触により蒸発すると共に、送風によって第二排気口15Aから筐体12の外側へ排出される。このように、タブレット端末10では、CPU27の発熱に伴う放熱フィン46の温度上昇によって送風の温度が上昇するので、筐体12の非防水領域S2からの水Wの排出を促進させることができる。
また、タブレット端末10では、放熱フィン46が加熱されるので、放熱フィン46に付着した水(図示省略)は、蒸発すると共に送風により第二排気口15Aに移動する。これにより、放熱フィン46での水の残留が防止されるので、放熱フィン46が銅又はアルミニウムを含んでいる場合でも、放熱フィン46の腐食を防止することができる。そして、放熱フィン46での水の残留が抑制されることから、放熱フィン46への埃の付着も抑制することができる。
さらに、タブレット端末10では、湿度センサ70の湿度の検出結果に基づいて、動画プログラムの実行が自動で行われるので、使用者がタブレット端末10を操作しなくても、筐体12の非防水領域S2からの水Wの排出を促進させることができる。
加えて、タブレット端末10では、防水領域S1(図1参照)に設けられたCPU27(図1参照)の発熱(排熱)を利用して放熱フィン46を加熱するので、放熱フィン46の加熱用の部材を別途設けなくて済む。これにより、筐体12の小型化が可能になると共に、タブレット端末10の省エネルギー化が可能となる。そして、タブレット端末10に使用する部品点数を減らすことができる。
また、タブレット端末10では、ヒートパイプ29が放熱フィン46の下面に接触しているので、放熱フィン46から上方への水の蒸発の流れをヒートパイプ29が邪魔するのを抑制することができる。
さらに、タブレット端末10では、第二排気口15Aが底壁15に形成されているので、非防水領域S2内の水Wが自重で第二排気口15Aへ移動する。これにより、非防水領域S2からの水Wの排出を容易に行うことができる。加えて、タブレット端末10では、底壁15が第二排気口15Aへ向けて傾斜している(傾斜面15Bを有している)ので、水Wの自重による第二排気口15Aからの排出を促進させることができる。
続いて、タブレット端末10では、第二排気口15Aから排出される水Wが無くなるなどして、非防水領域S2からの水Wの排出が完了したとき、使用者が蓋部材60を第二排気口15Aに取り付ける。このとき、蓋部材60は、被案内面62が案内壁66の側面に沿って案内されるので、第二排気口15Aへの蓋部材60の取り付けを容易に行うことができる。なお、第二排気口15Aへの蓋部材60の取り付けにより、ワイヤ部材68の引っ張り状態が解除されるので、第一ダクト部材40の端部は下側へ移動する。
続いて、使用者は、タッチパネル(図示省略)を操作して動画プログラムの実行を停止させる。そして、使用者は、レバー部材59(図3参照)を上側へスライドさせる。これにより第二ダクト部材50が開放位置へ移動し、第一排気口21が開放される。
[第二実施形態]
次に、本願の開示する技術の第二実施形態を説明する。
図5及び図6に示す第二実施形態に係る電子機器の一例としてのタブレット端末100は、上述の第一実施形態に係るタブレット端末10(図1〜図4参照)に対し、次のように構成が変更されている。なお、第二実施形態において、上述の第一実施形態と同様の構成については、第一実施形態と同一の符号を用い、その説明を省略する。
図5に示すように、第二実施形態に係るタブレット端末100には、第一実施形態のタブレット端末10(図2参照)において、蓋部材60(図2参照)に替えて、止水蓋110が設けられている。
止水蓋110は、蓋部材の一例としての蓋部112と、案内部材の一例としての案内部114とが一体化された形状となっている。また、止水蓋110は、ファンユニット30と放熱フィン46との間でZ方向に沿って移動可能となっている。なお、タブレット端末100は、止水蓋110を除いて、第一実施形態のタブレット端末10(図2参照)と同様の構成となっている。
蓋部112は、Y方向に見て、長方形状の底部112Aと、底部112Aの上側に配置された直角三角形状の傾斜部112Bとが一体化された断面形状となっている。底部112Aは、第二排気口15Aに嵌まる大きさとなっている。傾斜部112Bは、Y−Z面に沿って直立した側面113と、側面113の上端から底部112AのX方向他端部へ向けて下り傾斜した傾斜面115とを有している。即ち、蓋部112の上面で且つ案内部114の下面は、筐体12の水平方向(一例として、X方向)に対して傾斜した傾斜面115である。
案内部114は、蓋部112が第二排気口15Aを閉止した状態において、ファンユニット30と放熱フィン46との間に配置されている。また、案内部114は、底板としての傾斜面115と、傾斜面115のY方向手前側と奥側で間隔をあけてZ方向に直立する2つの側壁116と、2つの側壁116の上側を繋ぐ上板117とを有している。即ち、案内部114は、X方向に貫通した筒状に形成されている。
さらに、案内部114は、放熱フィン46に隣接する側の開口の面積が、ファンユニット30に隣接する開口の開口面積よりも大きくなっている。加えて、案内部114は、放熱フィン46に隣接する側の開口の大きさが、放熱フィン46の外形よりも大きくなっている。
上板117は、蓋部112が第二排気口15Aを閉止した状態において、X方向の一端部が、ファンカバー32の上板32Aに隣接して配置されており、X方向の他端部が、放熱フィン46の第一放熱部46Aに隣接して配置されている。また、上板117における放熱フィン46に隣接する側の端部には、筐体12の上壁14に向けて直立する板状の直立部118が形成されている。
直立部118は、一例として、Z方向の高さが、第一放熱部46AのZ方向の高さよりも高くなっている。また、直立部118は、蓋部112が第二排気口15Aを閉止した状態において、上壁14の下面と接触している。なお、筐体12内には、直立部118が放熱フィン46の第一放熱部46Aと対向する状態で止水蓋110の下側への移動を規制するストッパ(図示省略)が設けられている。そして、止水蓋110の上板117及び直立部118は、筐体12内に留まるようになっている。
次に、第二実施形態の作用及び効果について説明する。
(通常時)
図5に示すように、タブレット端末100の通常時では、第一排気口21が開放されており、第二排気口15Aが止水蓋110で閉止されている。即ち、第二排気口15Aが止水蓋110で閉止されていることで、第二排気口15Aからの送風の漏れを抑制することができる。
続いて、ファンユニット30が動作を開始すると、送風口32Dから送風される。このとき、上板117がファンユニット30と放熱フィン46との間を覆っている。このため、ファンユニット30の送風は、一部が上板117に沿って放熱フィン46に向けて流れ、残りの部分が傾斜面115に沿って放熱フィン46の下側に向けて流れる。
ファンユニット30からの送風の一部は、放熱フィン46を流れて放熱フィン46の温度を低下させる。このとき、第二ダクト部材50の上板52が放熱フィン46から左壁19までを覆っているので、放熱フィン46を流れた送風は、矢印Aで示すように、第一排気口21へ向けて流れ、第一排気口21を通って筐体12の外側へ流れる。
一方、ファンユニット30からの送風の残りは、矢印F(破線)で示すように、放熱フィン46及びヒートパイプ29と底壁15との間(筐体12の下部)を第一排気口21へ向けて流れ、第一排気口21を通って筐体12の外側へ流れる。このため、筐体12の下部に結露等による水滴があった場合、この水滴は、矢印Fで示す送風によって筐体12の外側へ排出される。
(排水時)
図6に示すように、タブレット端末100の非防水領域S2に水Wが浸入したとき、使用者がレバー部材59(図3参照)を指で下側にスライドさせると、第一排気口21が、第二ダクト部材50の上板52によって閉止される。
また、使用者が、止水蓋110を既述のストッパ(図示省略)で移動が規制されるまでZ方向下側に引っ張ると、直立部118が送風口32Dと対向配置され、上板117とファンユニット30との間に隙間が形成される。そして、第二排気口15Aが開放される。
ファンユニット30の送風口32DからX方向に流れる送風は、直立部118に案内されて上側へ流れ、矢印G(破線)で示すように、放熱フィン46の上を通って第一排気口21へ流れる。ここで、第一排気口21が閉止されているため、送風は、上板52に沿って下側へ流れる。そして、この送風は、底壁15と放熱フィン46との間を流れ、第二排気口15Aを通って筐体12の外側へ流れる。これにより、底壁15の平坦面15C上に溜まっている水Wは、送風によって押し流され、第二排気口15Aを通って筐体12の外側へ排出される。
なお、タブレット端末100では、直立部118によって送風が筐体12の上部に案内されるので、この送風で上壁14の下面に付着している水滴(図示省略)を第二排気口15Aから排出することができる。また、タブレット端末100では、第二排気口15Aに到達した水Wが筐体12の外側へ排出されたとき、止水蓋110の上部に付着する場合がある。ここで、止水蓋110には、傾斜面115が形成されているので、止水蓋110に付着した水Wは、傾斜面115上を斜め下方に流れていく。これにより、止水蓋110上に水Wが残留するのを抑制することができる。
直立部118及び上板117に沿って下側へ案内された送風は、矢印H(破線)で示すように、第二排気口15Aを通って筐体12の外側へ排出される。また、底壁15の傾斜面15B上の水Wは、矢印I(実線)で示すように、自重によって傾斜面15B上を斜め下方に流れ、第二排気口15Aから排出される。
このように、タブレット端末100では、第一排気口21が第二ダクト部材50によって閉止されるので、ファンユニット30の送風で第一排気口21から水Wが噴き出すのを抑制することができる。また、タブレット端末100では、使用者が止水蓋110を取り外すことにより、第二排気口15Aから水Wが排出されるので、筐体12における使用者が意図しない場所で水Wが排出されるのを抑制することができる。なお、第二排気口15Aから水Wが排出されることから、使用者がタブレット端末100の姿勢を変化させても(傾けても)、使用者が意図しない場所で水Wが排出されるのを抑制することができる。
さらに、タブレット端末100では、非防水領域S2に水Wが浸入し、湿度センサ70が設定湿度以上の湿度を検出したとき、CPU27(図1参照)が動画プログラムを実行する。これにより、CPU27に動作負荷が作用し、CPU27の温度がタブレット端末10の立ち上げ時のCPU27の温度に比べて上昇する。そして、CPU27の熱は、ヒートパイプ29により放熱フィン46に伝えられ、放熱フィン46の温度が上昇する。
続いて、放熱フィン46の温度上昇により、放熱フィン46を通過する送風の温度も上昇する。これにより、非防水領域S2内の水W(残留水分)は、高温状態の送風との接触により蒸発すると共に、送風によって第二排気口15Aから筐体12の外側へ排出される。このように、タブレット端末100では、CPU27の発熱に伴う放熱フィン46の温度上昇によって、送風の温度が上昇するので、筐体12の非防水領域S2からの水Wの排出を促進させることができる。
続いて、タブレット端末100では、第二排気口15Aから排出される水Wが無くなるなどして、非防水領域S2からの水Wの排出が完了したとき、図5に示すように、使用者が止水蓋110を第二排気口15Aに取り付ける(嵌め込む)。
続いて、使用者は、タッチパネル(図示省略)を操作して動画プログラムの実行を停止させる。そして、使用者は、レバー部材59(図3参照)を上側へスライドさせる。これにより第二ダクト部材50が開放位置へ移動し、第一排気口21が開放される。
[第三実施形態]
次に、本願の開示する技術の第三実施形態を説明する。
図7及び図8に示される第三実施形態に係る電子機器の一例としてのタブレット端末120は、上述の第二実施形態に係るタブレット端末100(図5及び図6参照)に対し、次のように構成が変更されている。なお、第三実施形態において、上述の第一、第二実施形態と同様の構成については、第一、第二実施形態と同一の符号を用い、その説明を省略する。
図7に示すように、第三実施形態に係るタブレット端末120には、第二実施形態のタブレット端末100(図5参照)において、第二ダクト部材50(図5参照)に替えて、ロールブラインド122が設けられている。ロールブラインド122は、一例として、幕材123と、幕材123を引き出し可能に巻き取る巻取部126と、幕材123が巻き掛けられる2本のシャフト128とを有している。
幕材123は、一例として、Y方向の幅が第一排気口21のY方向の幅よりも広いフィルム材である。また、幕材123は、開閉部材の一例としての移動部124と、連結部材の一例としての連結部125とを有している。さらに、幕材123は、移動部124の一部が巻取部126の回転軸129に巻き取られ、連結部125が止水蓋110の蓋部112に連結されている。
移動部124は、通気部124Aと非通気部124Bとを有している。通気部124Aには、複数の貫通孔124Cが形成されている。なお、非通気部124Bには、貫通孔は形成されていない。連結部125は、一例として、通気部124Aと連続して形成されている。
巻取部126は、放熱フィン46のX方向端部の上方にY方向を長手方向として配置されている。また、巻取部126は、両端部が軸受部材(図示省略)で回転可能に支持されY方向を軸方向とする回転軸129を有している。回転軸129には、既述のように、幕材123の一端部が接着剤で固定されており、回転軸129が図示の時計回りに回転することで、回転軸129に幕材123が巻き取られる。
幕材123が巻取部126から引き出されるときは、回転軸129が図示の反時計回り方向に回転する。なお、巻取部126は、通常時に通気部124Aが第一排気口21とX方向で対向する位置に保持され、排水時に非通気部124Bが第一排気口21とX方向で対向する位置に保持されるように、ロック機構(図示省略)を有している。
2本のシャフト128は、左壁19の内面と間隔をあけると共に、Z方向で間隔をあけて配置されている。また、2本のシャフト128は、Y方向を軸方向としており、X方向に見て、2本のシャフト128の間に第一排気口21が位置する配置となっている。そして、2本のシャフト128に幕材123が巻き掛けられることで、2本のシャフト128の間の幕材123が、Y−Z面に沿うと共に第一排気口21と対向配置されている。
このようにして、タブレット端末120では、止水蓋110が第二排気口15Aを閉止するときは、通気部124Aが第一排気口21と対向配置されている。そして、タブレット端末120では、止水蓋110が第二排気口15Aを開放するときは、非通気部124Bが第一排気口21と対向配置されるようになっている。
次に、第三実施形態の作用及び効果について説明する。
(通常時)
図7に示すように、通常時では、貫通孔125を通して第一排気口21から排気可能となっており、第二排気口15Aが止水蓋110で閉止されている。
続いて、ファンユニット30が動作を開始すると、放熱フィン46を流れた送風は、矢印Aで示すように、第一排気口21へ向けて流れ、貫通孔125及び第一排気口21を通って筐体12の外側へ流れる。
一方、ファンユニット30からの送風の残りは、矢印J(破線)で示すように、放熱フィン46及びヒートパイプ29と底壁15との間を第一排気口21へ向けて流れ、貫通孔125及び第一排気口21を通って筐体12の外側へ流れる。このため、筐体12の下部に結露等による水滴があった場合、この水滴は、矢印Lで示す送風によって筐体12の外側へ排出される。
(排水時)
図8に示すように、タブレット端末120の非防水領域S2に水Wが浸入したとき、使用者が、止水蓋110を既述のストッパ(図示省略)で移動が規制されるまでZ方向下側に引っ張る。これにより、直立部118が送風口32Dと対向配置され、上板117とファンユニット30との間に隙間が形成される。そして、第二排気口15Aが開放される。このとき、止水蓋110の下側への移動に伴い、幕材123が巻取部126から引き出される。そして、止水蓋110の移動が規制されたとき、非通気部124Bが、第一排気口21と対向配置され、第一排気口21を覆う。
続いて、ファンユニット30の送風口32DからX方向に流れる送風は、矢印Gで示すように、放熱フィン46の上を通って第一排気口21へ流れる。ここで、第一排気口21が非通気部124Bで閉止されているため、送風は、幕材123に沿って下側へ流れる。そして、この送風は、底壁15と放熱フィン46との間を流れ、第二排気口15Aを通って筐体12の外側へ流れる。これにより、底壁15の平坦面15C上に溜まっている水Wは、送風によって押し流され、第二排気口15Aを通って筐体12の外側へ排出される。
なお、タブレット端末120では、直立部118によって送風が筐体12の上部に案内されるので、この送風で上壁14の下面に付着している水滴(図示省略)を第二排気口15Aから排出することができる。
一方、直立部118及び上板117に沿って下側へ案内された送風は、矢印Hで示すように、第二排気口15Aを通って筐体12の外側へ排出される。また、底壁15の傾斜面15B上の水Wは、矢印Iで示すように、自重によって傾斜面15B上を斜め下方に流れ、第二排気口15Aから排出される。
このように、タブレット端末120では、第一排気口21が幕材123によって閉止されるので、ファンユニット30の送風で第一排気口21から水Wが噴き出すのを抑制することができる。また、タブレット端末120では、使用者が止水蓋110を取り外すことにより、第二排気口15Aから水Wが排出されるので、筐体12における使用者が意図しない場所で水Wが排出されるのを抑制することができる。なお、第二排気口15Aから水Wが排出されることから、使用者がタブレット端末120の姿勢を変化させても(傾けても)、使用者が意図しない場所で水Wが排出されるのを抑制することができる。
さらに、タブレット端末120では、非防水領域S2に水Wが浸入し、湿度センサ70が設定湿度以上の湿度を検出したとき、CPU27(図1参照)が動画プログラムを実行する。そして、CPU27の熱は、ヒートパイプ29により放熱フィン46に伝えられ、放熱フィン46の温度が上昇する。
続いて、放熱フィン46の温度上昇により、放熱フィン46を通過する送風の温度も上昇する。これにより、非防水領域S2内の水W(残留水分)は、高温状態の送風との接触により蒸発すると共に、送風によって第二排気口15Aから筐体12の外側へ排出される。このように、タブレット端末120では、CPU27の発熱に伴う放熱フィン46の温度上昇によって、送風の温度が上昇するので、筐体12の非防水領域S2からの水Wの排出を促進させることができる。
続いて、タブレット端末120では、第二排気口15Aから排出される水Wが無くなるなどして、非防水領域S2からの水Wの排出が完了したとき、図7に示すように、使用者が止水蓋110を第二排気口15Aに取り付ける。このとき、幕材123が巻取部126で巻き取られ、通気部124Aが第一排気口21と対向配置される。そして、使用者は、タッチパネル(図示省略)を操作して動画プログラムの実行を停止させる。
このように、タブレット端末120では、止水蓋110に幕材123が連結されているので、止水蓋110を下側に移動させる一度の操作で、第二排気口15Aの開放と幕材123の移動を行うことができる。
また、タブレット端末120では、通気部124A及び非通気部124Bが形成された幕材123を止水蓋110に連結するだけでよいので、第一排気口21の開放及び閉止を簡単な構成で行うことができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
上記第一、第二、第三実施形態において、電子機器の一例として、タブレット端末について記載したが、ノート型のパーソナルコンピュータやスマートフォン(登録商標)等、その他の電子機器であってもよい。
タブレット端末10、100、120は、側壁13に非防水領域S2が隣接する配置であれば、平面視で左奥に非防水領域S2が配置されるものに限らない。また、タブレット端末10、100、120は、湿度センサ70を有していないものであってもよい。この場合、使用者が、排水時にタッチパネル(図示省略)を操作して、動画プログラムを起動すればよい。
ファンユニット30は、シロッコファンに限らず、軸流ファン、クロスフローファンであってもよい。放熱フィン46は、第一放熱部46Aと第二放熱部46Bとが一体であってもよい。フィン形状、フィン材質、及びフィンにおけるヒートパイプ29の接触位置は、放熱フィン46に限定されるものではない。
第二排気口15Aの形成位置は、底壁15に限らず、側壁13の下部であってもよい。なお、液体は水に限らず、水とは異なる液体や、水に他の成分が混ざった液体であってもよい。
第一ダクト部材40は、ワイヤ部材68で蓋部材60に連結するものに限らない。例えば、第一ダクト部材40は、リンク機構を用いて蓋部材60に連結されてもよい。また、第一ダクト部材40は、筒状のものに限らず、断面がC字状のものや、他の断面形状であってもよい。
開閉部材は、第二ダクト部材50のようにダクトを形成するものに限らず、例えば、上下方向に移動して第一排気口21を開放及び閉止させるシャッタ部材であってもよい。また、第二ダクト部材50は、側壁54が無くてもよい。
なお、上記第一、第二、第三実施形態で使用されている部材は、適宜、組み合わされて実施可能である。
次に、上述の本願の開示する技術の一態様に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
送風機と、
前記送風機を収容し、外気を入れる通気口と、前記送風機らの送風経路に開口する第一排気口と、該送風経路と異なる位置に開口する第二排気口と、を備えた筐体と、
前記第一排気口を開閉する開閉部材と、
を有する電子機器。
(付記2)
前記第二排気口には、前記第二排気口を開閉する蓋部材が設けられている、
付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記蓋部材には、前記蓋部材の開閉に伴い前記開閉部材を開閉動作させる連結部材が連結されている、
付記2に記載の電子機器。
(付記4)
前記開閉部材は、通気部と、通気しない非通気部とを有し、
前記蓋部材が前記第二排気口を閉止するときは、前記通気部が前記第一排気口と対向配置され、前記蓋部材が前記第二排気口を開放するときは、前記非通気部が前記第一排気口と対向配置される、
付記3に記載の電子機器。
(付記5)
前記送風機と前記第一排気口との間には、動作時の電子部品の熱を放熱させる放熱部材が設けられ、
前記送風機と前記放熱部材との間には、前記送風機の送風を前記放熱部材に案内する案内部材が設けられ、
前記案内部材は、前記蓋部材に連結され又は前記蓋部材と一体化されている、
付記2から付記4のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記6)
前記案内部材は、流出側の開口が流入側の開口より大きく、前記第二排気口が開放されているときは、前記送風機からの送風を前記放熱部材及び前記筐体の上部へ案内する、
付記5に記載の電子機器。
(付記7)
前記案内部材と前記第二排気口が、前記送風機の送風方向と交差する方向に並んで配置されている、
付記5又は付記6に記載の電子機器。
(付記8)
前記案内部材は、前記第二排気口が閉じられているときは、前記蓋部材で支持される、
付記5から付記7のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記9)
前記案内部材の上部には、前記筐体の上壁に向けて直立する直立部が形成され、
前記蓋部材が移動して第二排気口が開放されたとき、前記直立部は、前記送風機からの送風を前記上壁に向けて案内する、
付記5から付記8のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記10)
前記蓋部材の上面及び前記案内部材の下面は、筐体の水平方向に対して傾斜した傾斜面である、
付記5から付記9のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記11)
液体の排出指令を受けた場合に前記電子部品を動作させる制御を行う制御部が設けられている、
付記5から付記10のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記12)
前記筐体には、前記筐体の内部の湿度を検出する湿度検出部が設けられ、
前記制御部は、前記湿度検出部で検出された湿度が設定湿度以上となったとき、前記電子部品を動作させる、
付記11に記載の電子機器。
(付記13)
前記筐体は、前記第一排気口及び前記第二排気口が形成され前記送風機及び前記開閉部材が収容された非防水領域と、仕切壁で該非防水領域と仕切られた防水領域とを有し、
前記放熱部材は、前記非防水領域に配置され、
前記電子部品は、前記防水領域に配置され、
前記筐体には、前記仕切壁を貫通して前記防水領域及び前記非防水領域に配置され、前記電子部品の熱を前記放熱部材に伝える熱伝導部材が設けられている、
付記5から付記12のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記14)
前記熱伝導部材は、前記放熱部材に接触している、
付記13に記載の電子機器。
(付記15)
前記筐体内には、前記蓋部材を前記第二排気口から前記筐体内に案内する案内壁が設けられている、
付記2から付記14のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記16)
前記第一排気口は、前記筐体の側壁に形成され、
前記第二排気口は、前記筐体の底壁に形成されている、
付記1から付記15のいずれか一つに記載の電子機器。
(付記17)
前記底壁は、前記第二排気口へ向けて下り傾斜している、
付記18に記載の電子機器。
(付記18)
前記送風機及び前記開閉部材は、タブレット端末の筐体に設けられている、
付記1〜付記17のいずれか一つに記載の電子機器。
10 タブレット端末(電子機器の一例)
12 筐体
13 側壁
14 上壁
15 底壁
15A 第二排気口
17 後壁
17A 通気口
19 左壁
21 第一排気口
22 仕切壁
24 仕切壁
26 回路基板(制御部の一例)
27 CPU(電子部品の一例)
29 ヒートパイプ(熱伝導部材)
30 ファンユニット(送風機の一例)
40 第一ダクト部材(案内部材の一例)
46 放熱フィン(放熱部材の一例)
50 第二ダクト部材(開閉部材の一例)
60 蓋部材
64 傾斜面
66 案内壁
68 ワイヤ部材(連結部材の一例)
70 湿度センサ(湿度検出部の一例)
100 タブレット端末(電子機器の一例)
112 蓋部(蓋部材の一例)
114 案内部(案内部材の一例)
115 傾斜面
118 直立部
120 タブレット端末(電子機器の一例)
124 移動部(開閉部材の一例)
124A 通気部
124B 非通気部
125 連結部(連結部材の一例)
S1 防水領域
S2 非防水領域

Claims (7)

  1. 送風機と、
    前記送風機を収容し、外気を入れる通気口と、前記送風機からの送風経路に開口する第一排気口と、該送風経路と異なる位置に開口する第二排気口と、を備えた筐体と、
    前記第一排気口を開閉する開閉部材と、
    を有する電子機器。
  2. 前記第二排気口には、前記第二排気口を開閉する蓋部材が設けられている、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記蓋部材には、前記蓋部材の開閉に伴い前記開閉部材を開閉動作させる連結部材が連結されている、
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記送風機と前記第一排気口との間には、電子部品の熱を放熱させる放熱部材が設けられ、
    前記送風機と前記放熱部材との間には、前記送風機の送風を前記放熱部材に案内する案内部材が設けられ、
    前記案内部材は、前記蓋部材に連結され又は前記蓋部材と一体化されている、
    請求項2又は請求項3に記載の電子機器。
  5. 液体の排出指令を受けた場合に前記電子部品を動作させる制御を行う制御部が設けられている、
    請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記筐体には、前記筐体の内部の湿度を検出する湿度検出部が設けられ、
    前記制御部は、前記湿度検出部で検出された湿度が設定湿度以上となったとき、前記電子部品を動作させる、
    請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第一排気口は、前記筐体の側壁に形成され、
    前記第二排気口は、前記筐体の底壁に形成されている、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電子機器。
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