JP2015049278A - 光学デバイス及び画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造上の困難性を解消しつつ、観察者の顔に対するフィッティング性と広い画角を得る。
【解決手段】導光体20の光入射面20aに第1回折光学素子30aを配置し、導光体20の光出射面20bに第2回折光学素子30bを配置すると共に、導光体20の第2回折光学素子30b側の端面に反射層42を配置する。第1回折光学素子30aの回折格子の傾斜面は、第1回折光学素子30aの入射面上の位置よりも、第1回折光学素子30aの導光体20との接触面上の位置の方が、導光体20の中央部側にある向きに傾斜させる。第2回折光学素子30bの回折格子の傾斜面は、第2回折光学素子30bの導光体20との接触面上の位置のよりも、第2回折光学素子30bの出射面上の位置の方が、導光体20の中央部側にある向きに傾斜させる。第1回折光学素子30aと第2回折光学素子30bの回折格子の傾斜角は等しく、格子周期も等しい。
【選択図】図2

Description

本発明は、導光体と回折光学素子とを用いた光学デバイス、並びにその光学デバイスを備えた画像表示装置に関する。
近年、画像投影装置の1つとして画像表示装置からの画像を、導光体を用いて、観察者の眼前まで導光して表示させるヘッドマウントディスプレイが商品化され、さらなる小型化、広画角化、高効率化に関する開発が行われている。その中で、導光体内への入射、出射を行うための素子の1つとして回折光学素子が注目されている。この回折光学素子は、回折現象を利用して光の進行方向を制御することが可能であるため、反射や屈折を利用するよりも小型で光の操作自由度も高いという特性が得られる。
回折光学素子の中で、特に体積ホログラムは、比較的高い効率で回折させることができる。ところが、この体積ホログラムは、ブラッグ条件に従い回折光の波長、角度などが決まることから、入射角度に対して回折光の角度及び波長が大きく影響される。このため、ヘッドマウントディスプレイ等の画像表示装置に用いる場合には、表示画像の画角(大きさ)、色むらに与える影響が大きくなる場合がある。そこで、従来より、体積ホログラムの入射角度を調整する画像表示装置が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
特許文献1に開示された画像表示装置は、干渉縞の傾斜角度を部分的に変化させることによってブラッグ条件に起因する入射角度変化に対する回折光の波長変化を抑え、表示画像に色むらが発生するのを低減している。
一方、特許文献2に開示された画像表示装置では、回折光学素子に入射させる光軸を傾けることによりブラッグ条件起因の波長選択性を緩和させ、回折可能な波長範囲を制御し色むら等の問題を改善している。
特開2007−94175号公報 特開2009−133998号公報
しかしながら、特許文献1に開示された画像表示装置のように、干渉縞の傾斜角度を部分的に変化させることは、製造上困難であり、実用性に欠けるという問題がある。一方、特許文献2に開示された画像表示装置のように波長選択性を緩和させる方向に入射角度を傾けた場合、導光体に対する入射光及び出射光の角度が拡開する方向となるため、観察者の頭部に装着するというヘッドマウントディスプレイの使用態様の下では、左右の導光体及び画像形成装置の位置関係と、観察者の顔の形状とが一致せず、観察者の顔に対するフィッティング性が低下し使用時に違和感を抱く形態となってしまう問題がある。
そこで、本発明は、上述した事情を考慮して、製造上の困難性を解消しつつ、より小型化、高画角化、高効率化を進めやすい光学デバイス、並びにその光学デバイスを備えた画像表示装置を提案することを解決課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光学デバイスの第1の態様は、導光体と、前記導光体に光を入射させる第1回折光学素子と、前記導光体から光を出射させる第2回折光学素子と、前記導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた反射層と、を有し、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する凸部は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜していることを特徴とする。
上述した本発明に係る光学デバイスの第1の態様によれば、第1面に、第1回折光学素子を配置し、画像光を導光体内に入射させるとともに、第1面と交差する面である第2面に設けられた反射層により、導光体の出射側の面に画像光を反射させる。そして、第1面に、第2回折光学素子を配置し、反射光を導光体外へ回折させる。また、第1回折光学素子と第2回折光学素子を構成する凸部は、それぞれ第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜している。したがって、回折効率を高めることが可能となる。また、入射光の光軸と出射光の光軸が平行となるので、左右の導光体及び光源の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを一致させることができる。さらには、本発明に係る光学デバイスの一態様を、観察者の頭部に装着するヘッドマウントディスプレイに適用した場合、観察者の顔に対するフィッティング性を向上させることができる。
上述した本発明に係る光学デバイスの第1の態様において、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子は、それぞれ一方の面に凹凸構造を備えた表面レリーフ型ホログラムとしてもよい。第1回折光学素子及び第2回折光学素子を、いずれも表面に対して傾斜した凹凸を備えた傾斜表面レリーフ型のホログラムとすることにより、例えば、+1次回折光をより強くすることができ、伝播中におけるノイズ光の発生をより低減させる効果が得られる。
上述した本発明に係る光学デバイスの第1の態様において、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子は、それぞれ一方の面に鋸歯状の凸部を備えたブレーズ格子形状の回折光学素子であり、前記鋸歯状の凸部の斜面は、それぞれ前記第1方向に傾斜しているようにしてもよい。第1回折光学素子及び第2回折光学素子を、いずれも表面にブレーズ格子を備えた回折素子とすることにより、1次回折効率を高くすることが可能となり、導光体への伝播効率を向上させることができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る光学デバイスの第2の態様は、導光体と、前記導光体に光を入射させる第1回折光学素子と、前記導光体から光を出射させる第2回折光学素子と、前記導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた反射層と、を有し、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜していることを特徴とする。
上述した本発明に係る光学デバイスの第2の態様によれば、第1面に、第1回折光学素子を配置し、画像光を導光体内に入射させるとともに、第1面と交差する面である第2面に設けられた反射層により、導光体の出射側の面に画像光を反射させる。そして、第1面に、第2回折光学素子を配置し、反射光を導光体外へ回折させる。また、第1回折光学素子と第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜している。したがって、回折効率を高めることが可能となる。また、入射光の光軸と出射光の光軸が平行となるので、左右の導光体及び光源の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを一致させることができる。さらには、本発明に係る光学デバイスの一態様を、観察者の頭部に装着するヘッドマウントディスプレイに適用した場合、観察者の顔に対するフィッティング性を向上させることができる。
上述した本発明に係る光学デバイスの第2の態様において、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を、透過型体積ホログラムとしてもよい。前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を透過型体積ホログラムとすることにより、1次回折効率を高くすることが可能となり、導光体への伝播効率を向上させることができる。
上述した本発明に係る光学デバイスの第1の態様または第2の態様において、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子は、透過型の回折光学素子であり、前記導光体の同一の面に設けられており、前記第1方向は、前記導光体の前記第1回折光学素子と前記第2回折光学素子との両方を含む断面視において、前記第1面の法線方向に対して前記第2回折光学素子から前記第1回折光学素子へ向かう方向に傾斜した方向であることが好ましい。この場合には、回折効率を高めることが可能となる。また、入射光の光軸と出射光の光軸が平行となるので、左右の導光体及び光源の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを一致させることができる。さらには、本発明に係る光学デバイスの一態様を、観察者の頭部に装着するヘッドマウントディスプレイに適用した場合、観察者の顔に対するフィッティング性を向上させることができる。
本発明に係る光学デバイスの第3の態様は、導光体と、前記導光体に入射した光を回折させる第1回折光学素子と、前記導光体を導光した光を回折させて出射する第2回折光学素子と、前記導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた反射層と、を有し、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜していることを特徴とする。
上述した本発明に係る光学デバイスの第3の態様によれば、第1面に、第1回折光学素子を配置し、導光体に対して入射する画像光を導光体内に回折させるとともに、第1面と交差する面である第2面に設けられた反射層により、導光体の出射側の面に画像光を反射させる。そして、第1面に、第2回折光学素子を配置し、反射光を導光体外へ回折させる。また、第1回折光学素子と第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜している。したがって、回折効率を高めることが可能となる。また、入射光の光軸と出射光の光軸が平行となるので、左右の導光体及び光源の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを一致させることができる。さらには、本発明に係る光学デバイスの一態様を、観察者の頭部に装着するヘッドマウントディスプレイに適用した場合、観察者の顔に対するフィッティング性を向上させることができる。
上述した本発明に係る光学デバイスの第3の態様において、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子は、反射型の回折光学素子であり、前記導光体の同一の面に設けられており、前記第1方向は、前記導光体の前記第1回折光学素子と前記第2回折光学素子との両方を含む断面視において、前記第1面の法線方向に対して前記第2回折光学素子から前記第1回折光学素子へ向かう方向に傾斜した方向であることが好ましい。この場合には、回折効率を高めることが可能となる。また、入射光の光軸と出射光の光軸が平行となるので、左右の導光体及び光源の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを一致させることができる。さらには、本発明に係る光学デバイスの一態様を、観察者の頭部に装着するヘッドマウントディスプレイに適用した場合、観察者の顔に対するフィッティング性を向上させることができる。
本発明に係る光学デバイスの第4の態様は、第1導光体と、前記第1導光体に光を入射させる第1回折光学素子と、前記第1導光体から光を出射させる第2回折光学素子と、
前記第1導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた第1反射層と、第2導光体と、前記第2導光体に光を入射させる第3回折光学素子と、前記第2導光体から光を出射させる第4回折光学素子と、前記第2導光体の前記第2回折光学素子又は前記第3回折光学素子が設けられた第3面と交差する面である第4面に設けられた第2反射層と、を有し、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜し、前記第3回折光学素子及び前記第4回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第3部分及び第4部分は、それぞれ前記第3面の法線方向に対して同一の第2方向に傾斜していることを特徴とする。
本発明に係る光学デバイスの第5の態様は、第1導光体と、前記第1導光体に入射した光を回折させる第1回折光学素子と、前記第1導光体を導光した光を回折させて出射する第2回折光学素子と、前記第1導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた第1反射層と、第2導光体と、前記第2導光体に入射した光を回折させる第3回折光学素子と、前記第2導光体を導光した光を回折させて出射する第4回折光学素子と、前記第2導光体の前記第2回折光学素子又は前記第3回折光学素子が設けられた第3面と交差する面である第4面に設けられた第2反射層と、を有し、前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜し、前記第3回折光学素子及び前記第4回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第3部分及び第4部分は、それぞれ前記第3面の法線方向に対して同一の第2方向に傾斜していることを特徴とする。
次に、本発明に係る画像表示装置は、上述した本発明に係る光学デバイスと画像光を発する画像形成部とを備える。そのような画像表示装置は、液晶ディスプレイ等の画像形成部やコリメート光学系を備えてもよく、ヘッドマウントディスプレイ等のように観察者の頭部に装着する形態に適合させることができる。
なお、上記本発明に係る画像表示装置において「画像形成部」とは、例えば画像を表示する液晶ディスプレイやレーザー光を走査することにより観察者に画像として認識させるレーザー走査式ディスプレイなどの画像表示装置、及び画像表示から出射された画像光を集光及び変換する光学系を含む。
第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの全体像の一例を示す斜視図である。 第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの右眼用光学系の内部構造及び導波路の一例を示す要部断面図である。 第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの左眼用光学系の内部構造及び導波路の一例を示す要部断面図である。 第1回折光学素子における回折格子の傾斜を説明する要部断面図である。 第2回折光学素子における回折格子の傾斜を説明する要部断面図である。 反射前に第2回折光学素子に入射する光と、反射後に第2回折光学素子に入射する光を説明する説明図である。 反射前に第2回折光学素子に入射する光と、反射後に第2回折光学素子に入射する光の入射角と回折効率の関係の一例を示すグラフである。 反射前に第2回折光学素子に入射する光と、反射後に第2回折光学素子に入射する光の回折効率の違いを説明する説明図である。 第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装着時における各装置の位置の一例を示す説明図である。 従来のヘッドマウントディスプレイ装着時における各装置の位置を示す説明図である。 第2実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの左眼用光学系の内部構造及び導波路の一例を示す要部断面図である。 薄いホログラム及び厚いホログラムにおける干渉縞の生成方法を説明するための説明図である。 振幅ホログラムの干渉縞を説明するための説明図である。 位相ホログラムの干渉縞を説明するための説明図である。 他の位相ホログラムの干渉縞を説明するための説明図である。 透過型体積ホログラムに入射される光軸傾斜0°の入射光に対して最適化されたRGB各波長の入射角変化に対する回折効率を示すグラフである。 透過型体積ホログラムに入射される光軸傾斜−20°の入射光に対して最適化されたRGB各波長の入射角変化に対する回折効率を示すグラフである。 透過型体積ホログラムに入射される光軸傾斜が−20°の画像光を用いた場合の導光体内の導波路、及び画像表示装置の位置の一例を示す説明図である。 透過型体積ホログラムに入射される光軸傾斜が0°の画像光を用いた場合の導光体内の導波路、及び画像表示装置の位置の一例を示す説明図である。 第3実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの左眼用光学系の内部構造及び導波路の一例を示す要部断面図である。 傾斜なしの矩形形状の表面レリーフホログラムにおける+1次光と−1次光の関係を示す説明図である。 傾斜表面レリーフホログラムにおける+1次光と−1次光の関係を示す説明図である。 第4実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの左眼用光学系の内部構造及び導波路の一例を示す要部断面図である。 第5実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの左眼用光学系の内部構造及び導波路の一例を示す要部断面図である。 変形例に係るヘッドマウントディスプレイの左眼用光学系の内部構造及び導波路の一例を示す要部断面図である。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施の形態を説明する。なお、図面においては、各部の寸法の比率は実際のものとは適宜に異ならせてある。また、以下に説明する実施形態では、本発明の光学デバイスを、観察者の頭部に装着する形態の画像表示装置の一例であるヘッドマウントディスプレイに適用した場合を例に説明するが、かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内に任意に変更可能である。
<A:第1実施形態>
(ヘッドマウントディスプレイの全体構成)
図1は、第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ100の全体像を示す斜視図の一例である。図1に示すように、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ100は、眼鏡のような外観を有するヘッドマウントディスプレイであり、このヘッドマウントディスプレイ100を装着した観察者に対して虚像による画像光を認識させることができるとともに、観察者に外界像をシースルーで観察させることができる。
具体的にヘッドマウントディスプレイ100は、導光体20と、導光体20を支持する左右一対のテンプル101,102と、テンプル101,102に付加された一対の画像形成装置111,112とを備える。ここで、図面上において、導光体20の左側と画像形成装置111とを組み合わせた第1表示装置100Aは、右眼用の虚像を形成する部分であり、単独でも画像表示装置として機能する。また、図面上において、導光体20で右側と画像形成装置112とを組み合わせた第2表示装置100Bは、左眼用の虚像を形成する部分であり、単独でも画像表示装置として機能する。
このようなヘッドマウントディスプレイ100の内部構造及び導光体について説明する。図2は、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの内部構造及び導光体を模式的に示す要部断面図である。図2は、本実施形態に係る右眼用光学系の内部構造及び導光体の一例を示す要部断面図であり、図3は、左眼用光学系の内部構造及び導光体の一例を示す要部断面図である。図2及び図3に示すように、第1表示装置100A及び第2表示装置100Bは、画像形成部10と、導光体20とを備える。
画像形成部10は、画像表示装置11と、投射光学系12とを有する。このうち、画像表示装置11は、本実施形態では、液晶表示デバイスであり、光源から赤、緑、青の3色を含む光を発生させ、光源からの光を拡散させて矩形断面の光束にして、投射光学系12に向けて出射する。一方、投射光学系12は、画像表示装置11上の各点から出射された画像光を平行状態の光束に変換して、導光体20に入射させるコリメートレンズである。特に、本実施形態において、画像形成部10は、広い画角を得るために、パネルに対して垂直な法線方向に対して傾斜されて配置されている。
導光体20の全体的な外観は、図中YZ面に平行に延びる平板状の部材によって形成されている。この導光体20は、光透過性の樹脂材料等により形成された板状の部材であり、画像形成部10に対向配置された第1のパネル面201、及び第1のパネル面201と対向する第2のパネル面202を有し、第1のパネル面201端部に形成された光入射面20aを通じて画像光が入射され、第1のパネル面201及び第2のパネル面202により、観察者の眼前に形成された光出射面20bへ導光する。
詳述すると導光体20は、YZ面に平行で画像形成部10に対向する裏側又は観察側の平面上に、画像形成部10からの画像光を取り込む光入射部である光入射面20aと、画像光を観察者の眼EYに向けて出射させる光出射面20bとを有している。光入射面20aには、入射光を入射位置に近い、テンプル102側の端面方向に回折させる第1回折光学素子30aが設けられ、光出射面20bには、光出射面20bから外部に向けて出射された画像光を回折させて透過させ、虚像光として観察者の眼EYに投射する第2回折光学素子が設けられている。すなわち、導光体20は、光入射面20aと光入射面20aに対向する面との間の部分である入射部20xと、光出射面20bと光出射面20bに対向する面との間の部分である出射部20yと、入射部20xと出射部20yとの間の部分である導光部20zとを備える。
本実施形態において、第1回折光学素子30aと第2回折光学素子30bは、格子周期が同一で、格子の傾斜方向も同一方向となっている。導光体20は、互いに対向しYZ面に対して平行に延びる第1及び第2のパネル面201,202を有しており、入射側における第1回折光学素子30aで回折させた画像光を第2回折光学素子30b側の導波路端部に配置された反射層42により全反射させて、観察者の眼前に導光する。詳述すると、第1回折光学素子30aで回折させた画像光は、先ず、第2のパネル面202に入射して全反射され、次いで、第1のパネル面201に入射して全反射される。以下この動作が繰り返されることで、画像光は、導光体20の他端(観察者の鼻側)に設けた反射層42に導かれる。そして、反射層42において反射された画像光は、光出射面20bの第2回折光学素子30bで回折された後、眼EYに向けて出射される。
なお、第1及び第2のパネル面201,202には反射コートを施さず、両パネル面201,202に対して外界側から入射する外界光が、高い透過率で導光体20を通過するようにしてもよい。これにより、導光体20を、外界像の透視が可能なシースルータイプとすることができる。
本実施形態においては、図4に示すように、第1回折光学素子30aの回折格子30cは、第1回折光学素子30aの入射面30e上における回折格子30cの位置D1よりも、第1回折光学素子30aの導光体20との接触面30g上における回折格子30cの位置D2の方が、導光体20の中央部側となる向きに傾斜している。
また、図5に示すように、第2回折光学素子30bの回折格子30dは、第2回折光学素子30bの導光体20との接触面30h上における回折格子30dの位置D3よりも、第2回折光学素子30bの出射面30f上における回折格子30dの位置D4の方が、導光体20の中央部側となる向きに傾斜している。
このように、第1回折光学素子30aの回折格子30cと、第2回折光学素子30bの回折格子30dとは、傾斜の方向が同じであり、かつ、傾斜の角度も等しくなっている。
第1回折光学素子30aと第2回折光学素子30bをこのように構成した場合、図6に示すように、第2回折光学素子30bに対して入射する画像光は、導光体20の端面において反射層42により反射された後の光L1と、反射層42により反射される前の光L2の2種類が存在する。そして、これらの画像光L1,L2により、反射の前後で異なる光軸方向を持つ回折光L3,L4が発生する。
回折光L3,L4の回折効率を図7に示す。図7に示すように、反射層42において反射され、その後に第2回折光学素子30bで回折された回折光L3の方が、反射層42に反射される前に第2回折光学素子30bで回折された回折光L4よりも回折効率が高いことがわかる。
図8に示すように、本実施形態の第2回折光学素子30bの回折格子30dは、上述のような傾斜を有しているため、反射層42により反射される前の光L2は、臨界角よりも小さい角度で回折格子30dに入射し、屈折して回折光L4として取り出される。一方、反射層42により反射された後の光L1は、臨界角以上の角度で回折格子30dに入射し、ブラッグ反射により回折光L3として取り出される。このように、反射される前の光L2は、その一部が回折格子30dにより遮蔽されることになるので、光強度が減衰する。しかし、反射された後の光L1は、ブラッグ反射により回折光L3となるため、光強度が減衰することがなく、回折光L4よりも回折効率が高くなる。
以上のように、第1回折光学素子30aの回折格子30cを、第1回折光学素子30aの入射面30e上の位置よりも、導光体20との接触面30g上の位置の方が導光体20の中央部側となるように傾斜させると共に、第2回折光学素子30bの回折格子30dを、導光体20との接触面30h上の位置よりも、第2回折光学素子30bの出射面30f上の位置の方が導光体20の中央部側となるように傾斜させ、かつ、第1回折光学素子30aの回折格子30cの傾斜角と第2回折光学素子30bの回折格子30dの傾斜角とを等しくしたので、回折効率を高めることが可能となる。
また、本実施形態では、第1回折光学素子30aの回折格子30c及び第2回折光学素子30bの回折格子30dの格子周期を等しくし、かつ、回折格子30c,30dの傾斜の方向を入射側、出射側で同一方向とすることにより、入射光の光軸と出射光の光軸が平行となる構成としている。つまり、光入射側における第1回折光学素子30aで回折させた画像光を、第2回折光学素子30b側の導波路端部で反射させることで、導光体20からの出射直前で、導光体20内における導光方向とは逆方向に転換させることができ、光入射面20aに対する入射光と、光出射面20bからの出射光とを平行にすることができる。
その結果、左右の導光体20及び画像形成部10の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを、より適正に一致させることができる。すなわち、図10に示すように、投射光学系の大きさによっては、観察者の顔に画像形成部10が接触して邪魔になる可能性があるが、本実施形態によれば、図9に示すように、観察者の顔に接触する方向から避けることができるため、顔へのフィッティング性がさらに増した外形とすることができる。
さらに、本実施形態では、第1回折光学素子30aにおける回折格子30cの配置間隔(格子周期)と、第2回折光学素子30bにおける回折格子30dの配置間隔(格子周期)を、等しくする構成になっている。第1回折光学素子30aと第2回折光学素子30bの格子周期を等しくしたことにより、入射側と出射側とによる2回の回折間における光の干渉や、光量の損失を低減することができ、画像の明度が低下したり、部分的に色ムラが生じるのを防ぐことができる。さらに、本実施形態では、第1回折光学素子30a及び第2回折光学素子30b格子パターンが同一であることから、入射光及び出射光の光軸を平行とすることができるとともに、広い入射角度範囲で高い回折効率を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、先ず、回折光学素子に対する入射角度について、光軸傾斜を大きくすることで、広い入射角度範囲で高い回折効率を得ることができ、画角を広く設定することができる。そして、導光体20端面において反射させた画像光を伝播させる回折光学素子、導光体20構成にすることにより、広い画角を得るために入射画像光の光軸傾斜角を大きくした場合でも、観察者の顔へのフィッティング性を低下させることなく、装着しやすく、使用しやすいヘッドマウントディスプレイ等の画像表示装置を得ることが可能となる。
<B:第2実施形態>
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1回折光学素子30a及び第2回折光学素子30bとして、透過型体積ホログラムを用いる。図11は、本実施形態における左眼用光学系の内部構造及び導光体の一例を示す要部断面図である。右眼用光学系の内部構造及び導光体については記載を省略するが、左眼用光学系の内部構造及び導光体の左右を反転させた構造になっている。
図12に示すように、透過型体積ホログラムは、感光材料61の表面(図12において長辺として記載されている面)に対して記録光と参照光をそれぞれ異なる方向から照射し、記録光と参照光の干渉により形成される干渉縞を感光材料61に記録することにより形成される。このような透過型体積ホログラムのうち、例えば銀塩乳剤を含む感光材料を露光し、その後に現像定着処理を行うことにより得られるのが振幅ホログラムである。振幅ホログラムは、図13に示すように、干渉縞の明暗の強度分布が白黒の濃淡の変化として記録される。また、重クロム酸ゼラチンやフォトポリマを感光材料として用いて形成されるのが位相ホログラムである。位相ホログラムは、図14に示すように、干渉縞は屈折率の変化として記録される。なお、位相ホログラムの中には、フォトレジスト、サーモプラスチックを感光材料として用いるものがある。フォトレジスト、サーモプラスチックを用いた場合には、図15に示すように、干渉縞は表面の凹凸として記録される。
本実施形態では、第1回折光学素子30a及び第2回折光学素子30bとして透過型体積ホログラムを用いるが、透過型体積ホログラムの中でも、一例として、感光材料としてフォトポリマを用い、干渉縞が屈折率変化として記録される位相ホログラムを用いている。図11において、傾斜した線で描かれている部分が干渉縞、すなわち、回折格子である。
本実施形態においても、第1回折光学素子30aの回折格子を、第1回折光学素子30aの入射面上の位置よりも、導光体20との接触面上の位置の方が導光体20の中央部側となるように傾斜させると共に、第2回折光学素子30bの回折格子を、導光体20との接触面上の位置よりも、第2回折光学素子30bの出射面上の位置の方が導光体20の中央部側となるように傾斜させ、かつ、第1回折光学素子30aの回折格子の傾斜角と第2回折光学素子30bの回折格子の傾斜角とを等しくしている。また、格子周期についても、第1回折光学素子30aと第2回折光学素子30bとにおいて同一である。
また、図11に示すように、本実施形態においても、透過型の回折光学素子を用いた導光体20において、反射層42のみが、導光体20内における第2回折光学素子30b側の導波路端部に配置され、出射側のみ導光体20の端面反射を行い、もう一方は端面反射をさせない構成としている。
(入射角度の設定)
次いで、回折光学素子に対する入射角度について説明する。本実施形態では、回折光学素子として、透過型体積ホログラムを用いているため、光束の入射角により回折効率は大きく変化し、特定の入射角(ブラッグ角)時に回折効率は最大になる。したがって、回折効率を向上させるため、図18及び図19に示すように、画像形成部10から出射される画像光の入射角度を所定の角度に設定する。
図16及び図17に、透過型体積ホログラムにおける、入射光の光軸を傾斜させた場合のRGB各波長の入射角と回折効率の計算例を示す。図19に示すように、画像形成部10から出射される画像光の入射角度を光軸傾斜0°(垂直入射用に最適化された回折光学素子)とした場合には、図16に示すように回折効率の最大値が低く、所定値以上の回折効率の分布範囲も狭いのに対し、図18に示すように、画像形成部10から出射される画像光の入射角度を光軸傾斜−20°(−20°傾斜した画像光入射用に最適化された回折光学素子)とした場合には、図17に示すように回折効率の最大値が高く、所定値以上の回折効率の分布が広範囲にわたっている。この結果、回折光学素子に対する入射角度を大きくし、光軸傾斜を採った方が、広い入射角度範囲で高い回折効率が得られ、画角を拡げられることが分かる。
このような本実施形態によれば、光入射側における第1回折光学素子30aで回折させた画像光を、第2回折光学素子30b側の導波路端部で反射させることで、導光体20からの出射直前で、導光体20内における導光方向とは逆方向に転換させることができる。さらに、回折格子の傾斜角度は、第1回折光学素子30aと第2回折光学素子30bとにおいて同一とし、格子周期についても、第1回折光学素子30aと第2回折光学素子30bとにおいて同一としたことにより、光入射面20aに対する入射光と、光出射面20bからの出射光とを平行にすることができ、左右の導光体及び画像形成装置の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを、より適正に一致させることができる。すなわち、図10に示すように、投射光学系の大きさによっては、観察者の顔に画像形成部10が接触して邪魔になる可能性があるが、本実施形態によれば、図9に示すように、観察者の顔に接触する方向から避けることができるため、顔へのフィッティング性がさらに増した外形とすることができる。
また、本実施形態では、第1回折光学素子30aと第2回折光学素子30bの格子周期を等しくしたことから、入射側と出射側とによる2回の回折間における光の干渉や、光量の損失を低減することができ、画像の明度が低下したり、部分的に色ムラが生じるのを防ぐことができる。さらに、本実施形態では、第1回折光学素子30a及び第2回折光学素子30bが体積ホログラムで形成され、各体積ホログラムの格子の傾斜角度及び格子周期が同一であることから、入射光及び出射光の光軸を平行とすることができるとともに、広い入射角度範囲で高い回折効率を得ることができる。
<C:第3実施形態>
次いで、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、第1回折光学素子及び第2回折光学素子として、表面レリーフホログラムを用いる。図20は、本実施形態における左眼用光学系の内部構造及び導光体の一例を示す要部断面図である。右眼用光学系の内部構造及び導光体については記載を省略するが、左眼用光学系の内部構造及び導光体の左右を反転させた構造になっている。
図20に示すように、本実施形態は、第1回折光学素子34a及び第2回折光学素子34bとして、表面レリーフホログラムの表面を傾斜させた傾斜表面レリーフホログラムを用いている。第1回折光学素子34aの傾斜表面レリーフホログラムの傾斜面は、当該傾斜面の入射側先端の位置D5よりも、第1回折光学素子34aの導光体20との接触面側の位置D6の方が、導光体20の中央部側となる向きに傾斜している。また、第2回折光学素子34bの表面レリーフ型ホログラムの傾斜面は、第2回折光学素子34bの導光体20との接触面側の位置D7よりも、当該傾斜面の出射側先端の位置D8の方が、導光体20の中央部側となる向きに傾斜している。そして、第1回折光学素子34aの傾斜表面レリーフホログラムの傾斜面の傾斜角と、第2回折光学素子34bの傾斜表面レリーフホログラムの傾斜面の傾斜角とは等しくなっている。さらに、第1回折光学素子34aの表面レリーフホログラムの格子周期と、第2回折光学素子34bの表面レリーフホログラムの格子周期とは、等しくなっている。
回折光を入射光の中心軸に近い方から0次、±1次...と順序づけていくと、図21に示すように傾斜なしの矩形形状の表面レリーフホログラムの場合は、+1次の回折光と−1次の回折光はほぼ同じ強度となる。
しかし、表面レリーフホログラムの表面を傾斜させた傾斜表面レリーフホログラムの場合には、傾斜表面レリーフホログラムの表面の傾斜と入射光の方向が図22に示すような関係にあると、格子表面上でのブラッグ反射により回折光が発生するため、+1次の回折光の強度が、−1次の回折光の強度よりも高くなる。
ホログラムの特性は、波長をλ、ホログラムの厚みをT、ホログラムの屈折率をn、格子周期をdとすると、次のようなパラメータQにより表すことができる。
Q=2πλT/nd
このパラメータQがQ<1の時にはホログラムは「薄いホログラム」と呼ばれ、Q>10の時にはホログラムは「厚いホログラム」と呼ばれる。
図12に示す厚いホログラム61,62の場合には、何層ものブラッグ格子の作用を受けるため、ブラッグ条件が厳しくなり、+1次の回折光のみが発生するが、本実施形態の傾斜表面レリーフホログラムの場合は、図12に示す厚いホログラム61,62と薄いホログラム60の境界領域の特性を有している。その結果、+1次の回折光以外にも、弱い−1次の回折光も発生するようになっている。
このように、本実施形態においては、表面レリーフホログラムを傾斜させることにより、+1次回折光をより強くすることができ導光体20への伝播効率向上、及びノイズ光の低減に効果が得られる。さらに、本実施形態においては、第1回折光学素子34aの表面レリーフホログラムだけでなく、第2回折光学素子34bの表面レリーフホログラムの表面も傾斜させ、しかも、第1回折光学素子34aと第2回折光学素子34bとで、表面レリーフホログラムの表面の傾斜を同じ角度にしたため、光入射面20aに対する入射光と、光出射面20bからの出射光とを平行にすることができ、左右の導光体及び画像形成装置の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを、より適正に一致させることができる。すなわち、図10に示すように、投射光学系の大きさによっては、観察者の顔に画像形成部10が接触して邪魔になる可能性があるが、本実施形態によれば、図9に示すように、観察者の顔に接触する方向から避けることができるため、顔へのフィッティング性がさらに増した外形とすることができる。
また、本実施形態では、第1回折光学素子34aと第2回折光学素子34bの格子周期を等しくしたことから、入射側と出射側とによる2回の回折間における光の干渉や、光量の損失を低減することができ、画像の明度が低下したり、部分的に色ムラが生じるのを防ぐことができる。
さらに、本実施形態における表面レリーフホログラムは、第1回折光学素子34aと第2回折光学素子34bとで同じ方向に傾斜しているため、型抜きの際に同時に形成することが可能であり、量産性を高め、製造コストを低減させることができるという利点もある。
<D:第4実施形態>
次いで、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態では、第1回折光学素子及び第2回折光学素子として、ブレーズ格子を用いる。図23は、本実施形態における左眼用光学系の内部構造及び導光体の一例を示す要部断面図である。右眼用光学系の内部構造及び導光体については記載を省略するが、左眼用光学系の内部構造及び導光体の左右を反転させた構造になっている。
図23に示すように、本実施形態は、第1回折光学素子35a及び第2回折光学素子35bとして、ブレーズ格子を用いている。第1回折光学素子35aのブレーズ格子の傾斜面は、当該傾斜面の入射側先端の位置D9よりも、第1回折光学素子35aの導光体20との接触面側の位置D10の方が、導光体20の中央部側となる向きに傾斜している。また、第2回折光学素子のブレーズ格子の傾斜面は、第2回折光学素子35bの導光体20との接触面側の位置D11よりも、当該傾斜面の出射側先端の位置D12の方が、導光体20の中央部側となる向きに傾斜している。そして、第1回折光学素子35aのブレーズ格子の傾斜面の傾斜角と、第2回折光学素子35bのブレーズ格子の傾斜面の傾斜角は等しくなっている。さらに、第1回折光学素子35aのブレーズ格子の格子周期と、第2回折光学素子35bのブレーズ格子の格子周期とは、等しくなっている。
ブレーズ格子を用いた場合にも、ブレーズ格子の斜面の傾斜と入射光の方向が図23に示すような関係にあると、格子表面上でのブラッグ反射により回折光が発生するため、+1次の回折光の強度が、−1次の回折光の強度よりも高くなる。
このように、本実施形態においては、ブレーズ格子を用いることにより、+1次回折光をより強くすることができ導光体20への伝播効率向上、及びノイズ光の低減に効果が得られる。さらに、本実施形態においては、第1回折光学素子35aのブレーズ格子だけでなく、第2回折光学素子35bにもブレーズ格子を用い、しかも、第1回折光学素子35aと第2回折光学素子35bとで、ブレーズ格子の斜面の傾斜を同じ角度にしたため、光入射面20aに対する入射光と、光出射面20bからの出射光とを平行にすることができ、左右の導光体及び画像形成装置の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを、より適正に一致させることができる。すなわち、図10に示すように、投射光学系の大きさによっては、観察者の顔に画像形成部10が接触して邪魔になる可能性があるが、本実施形態によれば、図9に示すように、観察者の顔に接触する方向から避けることができるため、顔へのフィッティング性がさらに増した外形とすることができる。
また、本実施形態では、第1回折光学素子35aと第2回折光学素子35bの格子周期を等しくしたことから、入射側と出射側とによる2回の回折間における光の干渉や、光量の損失を低減することができ、画像の明度が低下したり、部分的に色ムラが生じるのを防ぐことができる。
さらに、本実施形態におけるブレーズ格子の斜面は、第1回折光学素子35aと第2回折光学素子35bとで同じ方向に傾斜しているため、型抜きの際に同時に形成することが可能であり、量産性を高め、製造コストを低減させることができるという利点もある。
<E:第5実施形態>
次いで、本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態では、第1回折光学素子及び第2回折光学素子として、反射型の体積ホログラムを用いる。図24は、本実施形態における左眼用光学系の内部構造及び導光体の一例を示す要部断面図である。右眼用光学系の内部構造及び導光体については記載を省略するが、左眼用光学系の内部構造及び導光体の左右を反転させた構造になっている。
図12に示される厚いホログラム61が、透過型の体積ホログラムで、厚いホログラム62が、反射型の体積ホログラムである。図12に示すように、透過型の体積ホログラムの場合には、感光材料の表面(図12に長辺で示される部分)に対して記録光と参照光をそれぞれ違う方向から照射することにより干渉縞を形成している。しかし、厚いホログラム62として示される反射型の体積ホログラムの場合には、感光材料の上面(図12に長辺で示される部分のうち、x軸方向の上方の部分)に記録光を照射し、感光材料の下面(図12に長辺で示される部分のうち、x軸方向の下方の部分)に参照光を照射することにより、干渉縞を形成する。
図12において、厚いホログラム61として示される透過型の体積ホログラムを左に90°回転させ、透過型の体積ホログラムの表面(図12に長辺で示され、記録光と参照光が照射される部分)がx軸方向の下方にくるようにすると、透過型の体積ホログラムと反射型の体積ホログラムとでは、干渉縞の傾き、すなわち回折格子の傾きが逆になっていることがわかる。つまり、透過型の体積ホログラムを左に90°回転させた状態では、回折格子を図12のxy座標上における線分とすると、当該線分は正の傾きをもつ線分となる。しかし、反射型の体積ホログラムの回折格子を図12のxy座標上における線分とすると、当該線分は負の傾きをもつ線分となる。
また、反射型の体積ホログラムの回折格子の傾きは、透過型の体積ホログラムの回折格子の傾きよりも小さく、場合によっては、反射型の体積ホログラムの上面または下面とほぼ平行な状態になることもある。本実施形態においては、図24に示すような反射型の体積ホログラムを第1回折光学素子31aと第2回折光学素子31bに用いている。
第1回折光学素子31aは、図24に示すように、第2のパネル面202側の光入射面20aに対向する位置に設けられ、この第1回折光学素子31aによって光入射面20aから入射された光を所定の方向へ回折させて導光体20内へ反射させる。また、第2回折光学素子31bは、第2のパネル面202側の光出射面20bに対向する位置に設けられ、この第2回折光学素子31bによって、導光体20内を導光された画像光を、光出射面20bに向けて回折させつつ反射させ、光出射面20bから導光体20外へ出射させる。
第1回折光学素子31aの回折格子の傾斜面は、第1回折光学素子31aの導光体20との接触面側の位置D13の方が、当該接触面と対向する面側の位置D14よりも、導光体20の中央部側となる向きに傾斜している。また、第2回折光学素子31bの回折格子の傾斜面は、第2回折光学素子31bの導光体20との接触面側の位置D15よりも、当該接触面と対向する面側の位置D16の方が、導光体20の中央部側となる向きに傾斜している。そして、第1回折光学素子31aの回折格子の傾斜角と、第2回折光学素子31bの回折格子の傾斜角は等しくなっている。さらに、第1回折光学素子31aの回折格子の格子周期と、第2回折光学素子31bの回折格子の格子周期とは、等しくなっている。
導光体20内には、画像光の導波路中に反射層41が配置されている。この反射層41は、本実施形態では、導光体20内における第1回折光学素子31a側の導波路端部に配置されており、反射型の回折光学素子31a及び31bを用いた導光体20において、入射側のみ導光体20の端面反射を行い、もう一方では端面反射をさせない構成となっている。
本実施形態においては、第1回折光学素子31a及び第2回折光学素子31bの各体積ホログラムの回折格子の傾斜の向きを等しくし、格子周期を等しくしたので、反射層41を第1回折光学素子31a側の導波路端部にのみ配置する構成でも、入射光の光軸と、出射光の光軸とを平行にすることができる。
このような本実施形態によれば、導光体20へ入射された画像光を、第1回折光学素子31aで、導光体20内における導光方向とは逆方向に反射・回折させた直後に、さらに、反射層41により導光方向へ転換させる。そして、第2回折光学素子31bで反射・回折させて、光出射面20bから観察者の眼EYに向けて出射させる。これにより、光入射面20aに対する入射光と、光出射面20bからの出射光とを平行にすることができ、左右の導光体20及び画像形成部10の位置関係と、観察者の顔の形状や両眼の位置とを、より適正に一致させることができる。すなわち、図10に示すように、投射光学系の大きさによっては、観察者の顔に画像形成部10が接触して邪魔になる可能性があるが、本実施形態によれば、図9に示すように、観察者の顔に接触する方向から避けることができるため、顔へのフィッティング性がさらに増した外形とすることができる。
また、本実施形態では、第1回折光学素子31aと第2回折光学素子31bの格子周期を等しくしたことから、入射側と出射側とによる2回の回折間における光の干渉や、光量の損失を低減することができ、画像の明度が低下したり、部分的に色ムラが生じるのを防ぐことができる。さらに、本実施形態では、第1回折光学素子31a及び第2回折光学素子31bが体積ホログラムで形成され、各体積ホログラムの格子パターンが同一であることから、入射光及び出射光の光軸を平行とすることができるとともに、広い入射角度範囲で高い回折効率を得ることができる。
<F:変形例>
(変形例1)
上述した第1実施形態〜第5実施形態では、単一層の導光体を用いるとともに、入射側及び出射側にそれぞれ1つの回折光学素子を用いたが、本発明は、これに限定するものでなく、画像光の波長に対応した回折光学素子を複数用いてもよい。すなわち、図25に示すように、上述した各実施形態において、導光体20を、各パネル面201,202が平行となるように積層し、積層型導光体200を形成するとともに、各導光体20,20が備える第1回折光学素子36a,37a…、及び第2回折光学素子36b,37b…の格子周期が、各導光体毎に異なるようにする。
このような変形例によれば、複数の導光体20を積層させ、各導光体20に格子周期が異なる回折光学素子を用いることにより、導光体毎に異なる波長を伝播させることが可能となり、複数波長に対する回折効率を高めることができる。
(変形例2)
上述した第1実施形態〜第5実施形態、及び変形例1では、回折光学素子として、体積ホログラムを用いたが、本発明は、これに限定するものではなく、種々の回折光学素子を用いることができる。
10…画像形成部、11…画像表示装置、12…投射光学系、20…導光体、20a…光入射面、20b…光出射面、30a,31a,33a,34a,35a,36a,37a…第1回折光学素子、30b,31b,33b,34b,35b,36b,37b…第2回折光学素子、30c,31d…回折格子、41,42…反射層、100…ヘッドマウントディスプレイ、100A…第1表示装置、100B…第2表示装置、101,102…テンプル、111,112…画像形成装置、200…積層型導光体、201…第1のパネル面、202…第2のパネル面。

Claims (12)

  1. 導光体と、
    前記導光体に光を入射させる第1回折光学素子と、
    前記導光体から光を出射させる第2回折光学素子と、
    前記導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた反射層と、を有し、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する凸部は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜している、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  2. 請求項1に記載の光学デバイスにおいて、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子は、それぞれ一方の面に凹凸構造を備えた表面レリーフ型ホログラムである、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  3. 請求項1または2に記載の光学デバイスにおいて、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子は、それぞれ一方の面に鋸歯状の凸部を備えたブレーズ格子形状の回折光学素子であり、
    前記鋸歯状の凸部の斜面は、それぞれ前記第1方向に傾斜している、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  4. 導光体と、
    前記導光体に光を入射させる第1回折光学素子と、
    前記導光体から光を出射させる第2回折光学素子と、
    前記導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた反射層と、を有し、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜している、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  5. 請求項4に記載の光学デバイスにおいて、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子は、透過型体積ホログラムである、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の光学デバイスにおいて、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子は、透過型の回折光学素子であり、前記導光体の同一の面に設けられており、
    前記第1方向は、前記導光体の前記第1回折光学素子と前記第2回折光学素子との両方を含む断面視において、前記第1面の法線方向に対して前記第2回折光学素子から前記第1回折光学素子へ向かう方向に傾斜した方向である、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  7. 導光体と、
    前記導光体に入射した光を回折させる第1回折光学素子と、
    前記導光体を導光した光を回折させて出射する第2回折光学素子と、
    前記導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた反射層と、を有し、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜している、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  8. 請求項7に記載の光学デバイスにおいて、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子は、反射型の回折光学素子であり、前記導光体の同一の面に設けられており、
    前記第1方向は、前記導光体の前記第1回折光学素子と前記第2回折光学素子との両方を含む断面視において、前記第1面の法線方向に対して前記第2回折光学素子から前記第1回折光学素子へ向かう方向に傾斜した方向である、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  9. 第1導光体と、
    前記第1導光体に光を入射させる第1回折光学素子と、
    前記第1導光体から光を出射させる第2回折光学素子と、
    前記第1導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた第1反射層と、
    第2導光体と、
    前記第2導光体に光を入射させる第3回折光学素子と、
    前記第2導光体から光を出射させる第4回折光学素子と、
    前記第2導光体の前記第2回折光学素子又は前記第3回折光学素子が設けられた第3面と交差する面である第4面に設けられた第2反射層と、を有し、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する凸部は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜し、
    前記第3回折光学素子及び前記第4回折光学素子を構成する凸部は、それぞれ前記第3面の法線方向に対して同一の第2方向に傾斜している、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  10. 第1導光体と、
    前記第1導光体に光を入射させる第1回折光学素子と、
    前記第1導光体から光を出射させる第2回折光学素子と、
    前記第1導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた第1反射層と、
    第2導光体と、
    前記第2導光体に光を入射させる第3回折光学素子と、
    前記第2導光体から光を出射させる第4回折光学素子と、
    前記第2導光体の前記第2回折光学素子又は前記第3回折光学素子が設けられた第3面と交差する面である第4面に設けられた第2反射層と、を有し、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜し、
    前記第3回折光学素子及び前記第4回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第3部分及び第4部分は、それぞれ前記第3面の法線方向に対して同一の第2方向に傾斜している、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  11. 第1導光体と、
    前記第1導光体に入射した光を回折させる第1回折光学素子と、
    前記第1導光体を導光した光を回折させて出射する第2回折光学素子と、
    前記第1導光体の前記第1回折光学素子又は前記第2回折光学素子が設けられた第1面と交差する面である第2面に設けられた第1反射層と、
    第2導光体と、
    前記第2導光体に入射した光を回折させる第3回折光学素子と、
    前記第2導光体を導光した光を回折させて出射する第4回折光学素子と、
    前記第2導光体の前記第2回折光学素子又は前記第3回折光学素子が設けられた第3面と交差する面である第4面に設けられた第2反射層と、を有し、
    前記第1回折光学素子及び前記第2回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第1部分及び第2部分は、それぞれ前記第1面の法線方向に対して同一の第1方向に傾斜し、
    前記第3回折光学素子及び前記第4回折光学素子を構成する互いに屈折率の異なる第3部分及び第4部分は、それぞれ前記第3面の法線方向に対して同一の第2方向に傾斜している、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  12. 請求項1乃至11に記載の光学デバイスと画像光を発する画像形成部とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
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