JP2020126163A - 画像表示用導光板 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂製の基材を使用しつつ、表面状態を良好に維持できる画像表示用導光板を提供する。【解決手段】光透過性を有する樹脂製の第一基板21とホログラム層10とを有する画像表示用導光板1は、第一基板21のホログラム層10が位置する側と反対側の面上に取り付けられたハードコートフィルム30を備え、ハードコートフィルム30が第一基板21から剥離可能に取り付けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示用導光板に関する。
AR(拡張現実)用の眼鏡型ディスプレイ等に使用される画像表示用導光板が開発されている。この導光板は、光透過性を有する2枚の基材間に、回折格子等を有するホログラム層が挟まれた基本構造を有する。基材としては、ガラスが一般的である。
導光板において、上述した基材を樹脂で形成することが検討されている。樹脂製の基材を使用することで、眼鏡型ディスプレイ等において軽量化が可能となるとともに、装着者の安全性を高められる。
ここで、樹脂製の基材は、ガラスよりも傷がつきやすいことが問題である。基材についた傷は、導光板の光学特性に影響を及ぼすが、樹脂はガラスに比べて屈折率が低いため、ガラスと比較して傷等の表面の変化が光学特性に及ぼす影響がより大きい。すなわち、画像表示用導光板に樹脂製の基材を用いる場合、表面状態を良好に維持する必要性が高い。
上記事情を踏まえ、樹脂製の基材を使用しつつ、表面状態を良好に維持できる画像表示用導光板を提供することを目的とする。
本発明は、光透過性を有する樹脂製の基材とホログラム層とを有する画像表示用導光板である。
この画像表示用導光板は、基材のホログラム層が位置する側と反対側の面上に取り付けられたハードコートフィルムを備え、ハードコートフィルムが基材から剥離可能に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の画像表示用導光板は、樹脂製の基材を使用しつつ、表面状態を良好に維持できる。
本発明の第一実施形態に係る画像表示用導光板の層構成を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る画像表示用導光板の層構成を示す模式図である。 第一実施形態に係るハードコートフィルムが2枚重ねられた状態を示す図である。 第二実施形態に係るハードコートフィルムが2枚重ねられた状態を示す図である。
本発明の一実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る画像表示用導光板(以下、単に「導光板」と称する。)1の層構成を示す。
導光板1は、図1に示すように、ホログラム層10と、ホログラム層10を厚さ方向に挟む第一基板21および第二基板22の2枚の基材と、第一基板21上に設けられたハードコートフィルム30とを備えている。
第一基板21および第二基板22は、光透過性を有するシート状の樹脂製基材である。第一基板21および第二基板22の材質としては、アクリルが好適である。第一基板21および第二基板22の厚さは、例えば1mm前後とできる。
ホログラム層10としては、公知の構成を適宜選択して使用できる。回折格子等の光学的構造は、導光する光の波長等を考慮して適宜決定されてよい。
ハードコートフィルム30は、フィルム基材31と、粘着層32と、ハードコート層33と、離型層34とを有する。粘着層32は、フィルム基材31の第一面31a上に設けられている。ハードコート層33は、フィルム基材31において、第一面31aと反対側の第二面31b上に設けられている。離型層34は、ハードコート層33上に設けられている。
ハードコートフィルム30は、粘着層32が第一基板21に粘着することにより、第一基板21から剥離可能に取り付けられている。
以下、ハードコートフィルム30の各部について詳細に説明する。
(フィルム基材31)
フィルム基材31として、種々の有機高分子からなるフィルムまたはシートを用いることができる。例えば、ディスプレイ等の光学部材に通常使用される基材が挙げられ、透明性や光の屈折率等の光学特性、さらには耐衝撃性、耐熱性、耐久性などの各種特性を考慮して、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系、環状ポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、セロファン等のセルロース系、6−ナイロン、6,6−ナイロン等のポリアミド系、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、エチレンビニルアルコール等の有機高分子からなるものが用いられる。特に、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)が材質として好ましい。
さらに、これらの有機高分子に公知の添加剤、例えば、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤、酸化防止剤、難燃剤等を添加することによりフィルム基材31に機能を付加させたものも使用できる。また、フィルム基材31は前記の有機高分子から選ばれる1種または2種以上の混合物、または重合体からなるものでもよく、複数の層を積層させたものであってもよい。
フィルム基材31は、複屈折率が小さく、透明性が良好であるこが好ましい。第一基材21および第二基材22の厚みは、5μm以上200μm以下の範囲内にあることが好ましい。
(粘着層32)
粘着層32は、フィルム基材31を小さい力で剥離可能に第一基板21に接合する。粘着層32は、第一基板21において、ホログラム層10に対向する面と反対側の面に接合される。
粘着層32は、例えばゴム系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、エポキシ系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ビニルアルキルエーテル系粘着剤、ポリビニルアルコール系粘着剤、ポリアクリルアミド系粘着剤、セルロース系粘着剤等の粘着剤から形成することができる。これらの中でも、紫外線硬化型や熱硬化型のアクリル系粘着剤が好ましい。
アクリル系粘着剤としては、(メタ)アクリル酸エステル系重合体(共重合体を含む意で、以下「アクリル酸エステル系(共)重合体」と称する。)をベース樹脂として用いた粘着剤組成物(以下、「本粘着剤組成物」と称する。)から形成されたものを挙げることができる。
ベース樹脂としての、アクリル酸エステル系(共)重合体は、これを重合するために用いるアクリルモノマーやメタクリルモノマーの種類、組成比率、さらには重合条件等を適宜選択することによって、ガラス転移温度(Tg)や分子量等の物性を適宜調整して調製することが可能である。
アクリル酸エステル(共)重合体を重合するために用いるアクリルモノマーやメタクリルモノマーとしては、例えば2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリート、イソオクチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタクリレート、メチルアクリレート等を挙げることができる。また、ヒドロキシエチルアクリレート、アクリル酸、グリシジルアクリレート、アクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、フッ素アクリレート、シリコーンアクリレートなどの親水基や有機官能基などを有するアクリルモノマーを上記アクリルモノマーと共重合させてもよい。
このほかにも、酢酸ビニルやアルキルビニルエーテル、ヒドロキシアルキルビニルエーテル等の各種ビニルモノマーも適宜重合に用いることができる。
これらのモノマーを用いた重合処理としては、溶液重合、乳化重合、塊状重合、懸濁重合などの公知の重合方法が採用可能であり、その際に重合方法に応じて熱重合開始剤や光重合開始剤などの重合開始剤を用いることによりアクリル酸エステル共重合体を得ることができる。
粘着層32の厚みは、1μm〜50μmの範囲であることが好ましく、中でも1μm以上或いは30μm以下であることがより好ましい。
フィルム基材31に粘着層を形成する方法としては、リバースグラビアコート、ダイレクトグラビアコート、ロールコート、ダイコート、バーコート、カーテンコート等、従来公知の塗工方式を用いることができる。塗工方式に関しては「コーティング方式」(槇書店、原崎勇次著、1979年発行)に記載例がある。
粘着剤の乾燥方法は特に限定されないが、一般的に30〜160℃で乾燥を行うとよい。また、粘着剤の硬化方法としては、前記粘着剤の組成等に応じて公知の方法を適宜選択すればよい。例えば、前記粘着剤が活性エネルギー線硬化型のものであれば、活性エネルギー線(可視光線、紫外線、X線、γ線)を照射することにより硬化させればよい。このとき、活性エネルギー線の照射量は粘着剤の特性に応じて適宜調整すればよいが、一般的には10〜10000mJ/mで照射することが好ましい。
ハードコートフィルムを容易に剥離可能とする観点からは、粘着層32の剥離強度は、180度方向の剥離を測定したとき(剥離速度50mm/分)に、0.01〜50N/20mm幅であることが好ましい。
(ハードコート層33)
ハードコート層33は、他の構造物との接触等による傷つきを十分防止できる程度の硬度を有する。このような硬度をJIS K5600−5−4に規定される鉛筆硬度(荷重750g)で示すと、おおむねH以上である。したがって、ハードコート層の鉛筆硬度はH以上が好ましく、2H以上がより好ましい。
ハードコート層33は、各種ハードコート剤を用いて形成される硬化物により形成できる。例えば、活性エネルギー線硬化性組成物、熱硬化性組成物を含有するハードコート剤を用いてハードコート層33を形成できる。
ハードコート剤は、有機・無機ハイブリッド系材料であってもよい。
活性エネルギー線の照射により硬化物を形成する重合性モノマーや重合性オリゴマー等もハードコート層33の材料とできる。重合性モノマー又は重合性オリゴマーとしては、例えば、分子中にラジカル重合性不飽和基を有する(メタ)アクリレートモノマー、又は、分子中にラジカル重合性不飽和基を有する(メタ)アクリレートオリゴマーが挙げられる。
分子中にラジカル重合性不飽和基を有する(メタ)アクリレートモノマー、又は、分子中にラジカル重合性不飽和基を有する(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、例えば、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、ポリフルオロアルキル(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート等のモノマー又はオリゴマーが挙げられる。これら重合性モノマー又は重合性オリゴマーは、1種又は2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの中では高い表面硬度などから、ウレタン(メタ)アクリレートが好ましい。
ウレタン(メタ)アクリレートは、例えば、ポリイソシアネート化合物と分子構造中に水酸基を一つ有する(メタ)アクリレート化合物とを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレート、ポリイソシアネート化合物と分子構造中に水酸基を一つ有する(メタ)アクリレート化合物とポリオール化合物とを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレートが例示される。
ハードコート層33は、多官能(メタ)アクリレートの硬化物を含んでもよい。
多官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールオクタ(メタ)アクリレート、テトラペンタエリスリトールデカ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸トリ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸ジ(メタ)アクリレート、ポリエステルトリ(メタ)アクリレート、ポリエステルジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールジ(メタ)アクリレート、ジグリセリンテトラ(メタ)アクリレート、アダマンチルジ(メタ)アクリレート、イソボロニルジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタンジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレートや、これらをPO、EO、カプロラクトン等で変性したものが挙げられる。
これらの中でも表面硬度を好適に満たし得ることから、3〜6官能のものがより好ましく、例えば、ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)、ペンタエリスリトールテトラアクリレート(PETTA)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(DPPA)、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールオクタ(メタ)アクリレート、テトラペンタエリスリトールデカ(メタ)アクリレート等が好ましい。
ハードコート層33の形成にあたり、物性を阻害しない範囲で架橋剤、重合開始剤、滑剤、可塑剤、有機粒子、無機粒子、防汚剤、酸化防止剤、触媒等の添加剤や、汚れや付着を防止するためのシリコーンやフッ素系などの添加剤をハードコート剤に添加してもよい。
また必要に応じて、ハードコート剤に溶媒を含有してもよい。前記溶媒としては、アルコール(メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、s−ブタノール、t−ブタノール、ベンジルアルコール、PGME、エチレングリコール、ジアセトンアルコール);ケトン(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、ヘプタノン、ジイソブチルケトン、ジエチルケトン、ジアセトンアルコール);エステル(酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、蟻酸メチル、PGMEA);脂肪族炭化水素(ヘキサン、シクロヘキサン);ハロゲン化炭化水素(メチレンクロライド、クロロホルム、四塩化炭素);芳香族炭化水素(ベンゼン、トルエン、キシレン);アミド(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、n−メチルピロリドン);エーテル(ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン);エーテルアルコール(1−メトキシ−2−プロパノール);カーボネート(炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸エチルメチル)等が挙げられる。これらの溶媒は、単独で用いられてもよく、2種類以上併用されてもよい。
ハードコート層33の厚みは、1μm〜50μmが好ましく、2μm〜40μmがより好ましく、3μm〜25μmがさらに好ましい。ハードコート層33の厚みがこの範囲を満たすことによって、第一基板21の傷つきを効果的に防止することができ、ハードコートフィルム30自体の傷つきも抑制できる。また、ハードコート層33が形成される際、ハードコート剤の硬化収縮に起因したハードコートフィルムの反りの発生が抑制される。
フィルム基材31にハードコート層33を設ける手順は、概ね粘着層33を設ける手順と同様とできる。塗工方法、乾燥方法、硬化方法についても、上述した各種手法を使用できる。
(離型層34)
離型層34は、ハードコートフィルムが製造時や保管時にロール状に巻かれる際に、重なるハードコートフィルムの粘着層を容易に剥離させる。
離型層34は、例えばシリコーン樹脂、フッ素樹脂、アミノアルキド樹脂、ポリエステル樹脂、パラフィンワックス、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、尿素−メラミン系、セルロ−ス、ベンゾグアナミンなどの樹脂及び界面活性剤を単独またはこれらの混合物を主成分とした有機溶剤もしくは水に溶解させた塗料を、グラビア印刷法、スクリ−ン印刷法、オフセット印刷法などの通常の印刷法で、塗布及び乾燥させて形成することができる。なお、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂など硬化性塗膜は、硬化させて形成することができる。
特にシリコーンやフッ素化合物、アルキド樹脂系剥離処理剤等による剥離処理を施すのが好ましい。
ハードコートフィルム30は導光板1を通して視る周囲の実像や、導光板に表示される画像の視認性に影響するため、所定の光学特性を有することが好ましい。一例として、0.5mm厚のソーダライムガラスに挟持した場合に、下記(1)を満たすことが好ましく、下記(2)及び(3)を満たすことがより好ましい。
(1)レターデーション値が0nm〜100nmの範囲内
(2)JIS K7361−1に準じて測定した全光線透過率が85%以上
(3)JIS K7136に準じて測定したヘイズ値が5%以下
本実施形態の導光板1においては、第一基板21に取り付けられたハードコートフィルム30が第一基板21の傷つき等を防止し、第一基板21の光学特性を好適に維持する。ハードコートフィルム30は、ハードコート層33を備えるため、自身も傷つきにくい。さらに、粘着層32が第一基板21に剥離可能に粘着しているため、ハードコートフィルム30が傷ついた場合は、傷ついたハードコートフィルムを容易に第一基板21から剥がして、傷ついていない別のハードコートフィルムと交換することができる。
本発明の第二実施形態について、図を参照して説明する。以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態に係るハードコートフィルム130を図2に示す。ハードコートフィルム130は、粘着層32と、ハードコート層33と、離型層34とを備えており、フィルム基材31を備えない構成を有する。
ハードコートフィルム130の製造手順の一例を以下に示す。
離型処理が施された樹脂フィルムの離型処理面上に離型層34となる塗料とハードコート層33となるハードコート剤を順に塗布し、樹脂フィルム上に離型層34およびハードコート層33を形成する。次に、ハードコート層33上に粘着層32となる粘着剤組成物を塗布して粘着層32を形成する。最後に樹脂フィルムを剥離すると、ハードコートフィルム130が完成する。
他の構成として、片面に離型処理が施された樹脂フィルムの非処理面に上述の手順でハードコート層33および粘着層32を形成し、樹脂フィルムを離型層34とすることもできる。
ハードコートフィルム130の使用態様や機能は、第一実施形態のハードコートフィルム30と概ね同様であり、同様の効果を奏する。加えて、導光板上にフィルムを貼り合わせているので、導光板が破損したときに、破片が飛散することを防止する効果もある。
各実施形態のハードコートフィルムは、複数枚重ねられた状態で第一基板21に取り付けられてもよい。2枚重ねられたハードコートフィルム30を図3に、2枚重ねられたハードコートフィルム130を図4に、それぞれ示す。いずれの場合も、重ねられた2枚のハードコートフィルムの接触部位には離型層34が存在するため、上側に位置するハードコートフィルム30B、130B(第二フィルム)を下側に位置するハードコートフィルム30A、130A(第一フィルム)から容易に剥離できる。
ハードコートフィルムをこのような構成にすると、最表面に位置するハードコートフィルムが傷ついた等の際に剥がすだけで、傷ついていないその下のハードコートフィルムが新たな最表面となる。したがって、傷ついたハードコートフィルムを除去した後に他のハードコートフィルムを取り付ける必要がなく、導光板の表面状態の維持を簡便に行える。
この構成において、重ねるハードコートフィルムの枚数は図示した2枚には限られず、3枚以上であってもよい。
複数枚重ねられた状態のハードコートフィルムを得る方法には特に制限はない。例えば、一枚のハードコートフィルムに他のハードコートフィルムを貼り合わせる方法や、ハードコートフィルムをロール状に巻き取った後で切り出す等の方法を例示できる。
さらに、複数枚のハードコートフィルムに相当する層を一度に形成する方法も採用できる。この場合、連続積層した全ての層を未硬化の状態で積層した後に活性エネルギー線で硬化する方法、下層を活性エネルギー線にて硬化、あるいは半硬化させた後に上層を塗布し、再度活性エネルギー線で硬化する方法、それぞれの層を離型フィルムやベースフィルムに塗布した後、未硬化あるいは半硬化の状態で層同士を貼り合わせる方法等の公知の方法を適用可能であるが、層間の密着性を高める観点から、未硬化の状態で積層した後に活性エネルギー線で硬化する方法が好ましい。未硬化の状態で積層する方法としては、下層を塗布した後に上層を重ねて塗布する逐次塗布や、多重スリットから同時に2層以上の層を重ねて塗布する同時多層塗布等の公知の方法を適用可能であるが、この限りではない。
本発明の各実施形態に係る導光板について、実施例および比較例を用いてさらに説明する。本発明の技術的範囲は、下記実施例の記載によって何ら限定されない。
(実施例1)
(第一基板および第二基板の準備)
60mm×60mm×1mm(厚さ)に加工した2枚のアクリル樹脂板(三菱ケミカル社製)を、セミクリーンM−L0(横浜油脂工業株式会社製)の5%界面活性剤水溶液に浸漬させた状態で5分間超音波洗浄を行う。その後、超純水に浸漬させた状態で5分間超音波洗浄を行う。さらに、超純水によるすすぎを行い、風乾後100℃のオーブンで窒素雰囲気下にて乾燥させる。その後、風乾した基板をUVオゾン洗浄機にて1分間、UVオゾン洗浄を行って第一基板および第二基板とする。
(ホログラム層の形成)
ホログラム層は、各実施例および各比較例に共通である。ホログラム層の材料としては、ビスフェノール系エポキシ樹脂(重合度n=10.8、エポキシ当量:1750−2200、三菱ケミカル社製 商品名jER1007)100重量部、トリエチレングリコールジアクリレート50重量部および4、4’−ビス(tert−ブチルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロフォスフェート5重量部、3,3’−カルボニルビス(7−ジエチルアミノ)クマリン0.5重量部を2−ブタノン100重量部に混合溶解してホログラム用の感光材料として用いる。
第二基板の周縁部に、幅5mm、厚さ5μmのシール層を塗布する。シール層に囲まれた50mm×50mmの開口部に、ホログラム層となる上記感光材料を、乾燥後厚みが5μmとなるようにスピンコートで塗布する。上記感光材料の乾燥後に、第一基板を積層し、減圧下にてプレス貼合(絶対圧5kPa、温度70℃、プレス圧0.04MPa)する。
上記感光材料が封入された第一基板および第二基板を20℃に保ちつつ、2つのレーザー光を照射する。それぞれレーザー光の照射角度や強度を調整することにより、その干渉による干渉縞を形成し、上記感光材料に所望の回折格子を記録してホログラム層を形成する。
(ハードコートフィルムの準備)
フィルム基材として、三菱ケミカル社製:ポリエチレンテレフタレート2軸延伸フィルム(製品名「ダイアホイルT612タイプ」、厚み:50μm)を準備する。
有機・無機ハイブリッド系紫外線硬化性樹脂組成物(MOMENTIVE社製 UVHC7800G、反応性官能基を有する無機シリカ含有量:30〜40質量%)を用いて、ハードコート層形成用の硬化性組成物を調製する。この組成物が硬化した硬化樹脂層の屈折率は1.54である。
フィルム基材の第二面に、硬化性組成物をバーコーターで乾燥後膜厚が3μmとなるように塗布し、90℃で1分加熱して乾燥させる。その後、高圧水銀ランプ(80W/cm)を使用し、積算光量で400mJ/cmの紫外線を照射してハードコート層を形成する。
次に、ハードコート層上に、下記組成の離型層形成用塗液を塗布し、乾燥させて離型層を形成する。得られた離型層の厚みは、500nmである。
・離型剤 長鎖アルキル基含有アルキド樹脂(日立化成(株)製 「テスファイン」303) 10質量部(固形分換算)
・酸触媒 p−トルエンスルホン酸(日立化成(株)製 「ドライヤー」900) 0.12質量部(固形分換算)
・溶媒 トルエン 45質量部
次に、フィルム基材の第一面に、粘着剤形成用組成物を、乾燥後膜厚が0.5μmとなるように塗布し、乾燥して粘着層を形成する。
粘着剤形成用組成物は以下のように調製する。
アクリル系共重合体からなる粘着剤溶液(綜研化学社製 SKダイン1882、固形分濃度約17%)1kgに対し、イソシアネート系架橋剤(綜研化学社製 L−45)1.85g、エポキシ系架橋剤(綜研化学社製 E−5XM)0.5gを添加して均一混合する。
得られたハードコートフィルムの粘着層を第一基板に接合してハードコートフィルムを第一基板に取り付けることにより、実施例1の画像表示用導光板を得る。
(実施例2)
実施例2は、ハードコートフィルムの構成のみ異なる。ハードコートフィルムの準備態様について、以下に示す。
工程用剥離フィルム(三菱ケミカル(株)製 「MRA100」、厚さ100μm)に上述と同様の態様で離型層、ハードコート層、および粘着層を形成し、粘着層を第一基板に接合する。紫外線照射後に工程用剥離フィルムを剥離して、実施例2の画像表示用導光板を得る。
(比較例)
間にホログラム層が形成された第一基板および第二基板の第一基板上に、上述したハードコート層形成用の硬化性組成物を、乾燥後膜厚が5μmとなるように塗布し、乾燥させて第一基板に直接ハードコート層を形成する。その後、紫外線を照射して比較例の画像表示用導光板を得る。
(参考例)
第一基板および第二基板として、アルカリガラス基板(日本電気硝子社製 OA−10G 厚さ0.5mm)を使用する。間にホログラム層が形成された第一基板および第二基板の第一基板上に、比較例と同様の態様でハードコート層を形成し、参考例の画像表示用導光板を得る。
各実施例、比較例、および参考例について、以下の評価を行う。
(画像表示の鮮明度)
各例の導光板を3枚用意し、それぞれ赤色、緑色、青色の波長領域の光を回折するようにホログラム層を形成した後、3枚の導光板を積層する。積層した導光板に、画像表示装置や、表示した情報を導光板に入力する光学系、駆動電源や画像情報などを供給する回路システムを取り付けて、各例に係る画像表示装置を組み上げる。
導光板に白色の背景に文字が記載された画像を表示する。表示された画像を第一基板側から目視して、以下の3段階に感応評価する。
○(good):画像に虹色に見える部分がなく、文字もはっきりと見える
△(average):画像に虹色に見える部分がわずかに存在するが、文字ははっきりと見える
×(bad):画像に虹色に見える部分が明確に存在し、文字の輪郭もぼやけて見える
鮮明度の評価は、以下に示す耐傷性の評価の前後それぞれにおいて行う。実施例1、2においては、耐傷性評価後にハードコートフィルムを剥離し、新しいハードコートフィルムを取り付けた後で評価を行う。
(耐傷性)
各例の画像表示装置における最表面のハードコートフィルムまたはハードコート層の表面に対し、直径11mmの円柱の断面に取り付けたスチールウール#0000を、荷重400g、100mm/secで10往復させる。その後、長さ100mm、幅20mmの試験範囲内において、ハードコートフィルムまたはハードコート層表面の状態を観察し、以下の3段階で判定する。
〇(good):傷がない
△(average):傷本数が20本未満
×(bad):傷本数が20本以上
(耐落下性)
直径50mm、重さ230gの剛球を落下させて各例の画像表示装置の最表面側に衝突させる。その後、第一基板および第二基板の割れを確認する。評価は以下の2段階とする。
〇(good):第一基板および第二基板のいずれにも割れを認めない。
×(bad):第一基板および第二基板の少なくとも一方に割れを認める。
(鉛筆硬度)
測定する表面に対して、JIS K5600−5−4に準じて荷重750gで鉛筆硬度を測定する。
各評価の結果を表1に示す。
Figure 2020126163
各実施例および比較例では、耐傷性評価においてハードコートフィルムまたはハードコート層に傷が生じる。この傷は、比較例において鮮明度を悪化させるが、各実施例ではハードコートフィルムを貼り替えることにより、鮮明度が悪化することを防げる。参考例は、耐傷性評価において傷が生じないが、耐落下性の評価においてガラス製の基板に割れを生じる。各実施例の画像表示用導光板は、耐落下性の評価において樹脂製の基板に割れを生じないため、眼鏡型のディスプレイに適用した際の安全性が高まる。
以上、本発明の各実施形態および実施例について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態および実施例の記載に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
本発明に係る導光板において、第二基板は樹脂製でなく、例えばガラス製であってもよい。このような構成でも、第一基板を装着者側に向けた状態で眼鏡型ディスプレイを構成する等により、軽量化が可能となり、また、装着者の安全性を高められる。
本発明に係る導光板において、第二基板にもハードコートフィルムが取り付けられてよい。この際、第一基板と第二基板とでハードコートフィルムの構成や重ね枚数等の態様が異なっていてもよい。
本発明は、画像表示用導光板に適用することができる。
1 画像表示用導光板
10 ホログラム層
21 第一基板(基材)
22 第二基板
30、130 ハードコートフィルム
30A、130A ハードコートフィルム(第一フィルム)
30B、130B ハードコートフィルム(第二フィルム)
33 ハードコート層

Claims (5)

  1. 光透過性を有する樹脂製の基材とホログラム層とを有する画像表示用導光板であって、
    前記基材の前記ホログラム層が位置する側と反対側の面上に取り付けられた、ハードコートフィルムを備え、
    前記ハードコートフィルムが前記基材から剥離可能に取り付けられていることを特徴とする、
    画像表示用導光板。
  2. 前記ハードコートフィルムが前記基材に1枚だけ取り付けられている、
    請求項1に記載の画像表示用導光板。
  3. 前記ハードコートフィルムは、
    前記基材に取り付けられた第一フィルムと、
    前記第一フィルムに重ねて取り付けられた第二フィルムと、を有し、
    前記第一フィルムと前記第二フィルムとの接触部位の少なくとも一方が離型性を有する、
    請求項1に記載の画像表示用導光板。
  4. 前記ハードコートフィルムが、有機・無機ハイブリッド系硬化性樹脂組成物からなるハードコート層を有する、請求項1に記載の画像表示用導光板。
  5. 前記ハードコートフィルムの表面硬度がJIS K5600−5−4に基づく測定において2H以上である、請求項1に記載の画像表示用導光板。
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