JP2015048002A - 車両用ドアのフレームモール - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアサッシュの角隅部に取り付けられるフレームモールの支持安定性を向上させる。【解決手段】ドアサッシュに取り付けられるサッシュモールに接続する第1のモール部と、ドアパネルの上縁部に取り付けられるベルトモールに接続する第2のモール部と、第1のモール部と第2のモール部が交わるコーナー部とを有するフレームモールで、コーナー部に、ドアパネルに係合して少なくとも上方への移動を規制するコーナー係合部を設けた。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用ドアのドアサッシュの角隅部に取り付けられるフレームモールに関する。
車両用ドアには、ドアサッシュやドアパネルの縁飾り部材としてサッシュモールやベルトモールが取り付けられる。さらに、サッシュモールとベルトモールに接続するフレームモールをドアサッシュの前端または後端の角隅部に取り付けた車両用ドアも知られている。
特許第4645367号
フレームモールは、サッシュモール(アッパサッシュに沿うアッパサッシュモール)に接続される第1のモール部と、ベルトモールに接続される第2のモール部がコーナー部で交わるV字形状を有している。フレームモールの第2のモール部はクリップを介してドアパネルの上縁部に対して取り付けられるが、フレームモールを上方に持ち上げるような荷重が加わったときに、クリップを支点としてコーナー部が浮き上がるようなフレームモールの傾きが発生するおそれがあった。この場合、フレームモールとドアパネルの間のシール性が損なわれて、走行時に風切り音が生じたり、ドアパネルの内側に異物が入りやすくなったりする。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、ドアパネルに対する支持安定性に優れるフレームモールを提供することを目的とする。
本発明は、ドアサッシュに取り付けられるサッシュモールに接続する第1のモール部と、ドアパネルの上縁部に取り付けられるベルトモールに接続する第2のモール部と、第1のモール部と第2のモール部が交わるコーナー部とを有するフレームモールにおいて、コーナー部に、ドアパネルに係合して少なくとも上方への移動を規制するコーナー係合部を備えたことを特徴としている。
フレームモールのコーナー係合部は、ドアパネルと係合する状態で、該ドアパネルに対する上方への移動のみならずドア厚み方向への移動も規制する構造であることが好ましい。
フレームモールのコーナー係合部は、ドアパネルの上縁部から上方に突出する支持フランジに形成した係合穴に対して係合するフックとして構成することが好ましい。
車内側に位置するインナパネルと車外側に位置するアウタパネルを組み合わせて構成されるドアパネルに対しては、フレームモールのコーナー係合部はアウタパネルとインナパネルのいずれに係合させることも可能であるが、一例としてアウタパネルに係合させるとよい。
フレームモールは、車外側を向く意匠部を有する意匠部材と、ドアサッシュに沿ってウェザストリップを保持するホルダ部材を組み合わせて形成され、ホルダ部材にコーナー係合部を設けることが好ましい。この構成は、フレームモールの意匠部材を金属で形成し、ホルダ部材のうち少なくともコーナー係合部を合成樹脂で形成した場合に特に有効である。また、意匠部材はフレームモールの第1のモール部の端部から第2のモール部の端部に亘る長さを有し、ホルダ部材はフレームモールの第1のモール部の端部から第2のモール部の途中までの長さを有することが好ましい。
以上の本発明によれば、フレームモールのコーナー部をドアパネルに対して確実に支持させることができ、フレームモールの支持不良を起因とした不具合を防ぐことが可能である。
本発明を適用したフレームモールを備える車両の前方側面ドアと後方側面ドアの側面図である。 前方側面ドアのフロントフレームモールを車内側から見た斜視図である。 図2のIII-III線に沿うフロントフレームモールの第1モール部の断面図である。 図2のIV-IV線に沿う、フロントフレームモールの第2モール部に設けたクリップとドアパネルとの係合部分の断面図である。 フロントフレームモールのコーナー部とドアパネルとの係合部分を示す、車内側から見た斜視図である。 図5のVI-VI線に沿う、フロントフレームモールのコーナー部に設けた係合フックとドアパネルとの係合部分の断面図である。 フロントフレームモールの第2のモール部とモールブラケットの関係を示す、車内側から見た分解斜視図である。 図7のVIII- VIII線に沿う、モールブラケットの組付状態における第2モール部の断面図である。 図1のXI-IX線に沿う、モールブラケットの組付状態におけるベルトモールの断面図である。
図1は、本発明を適用したフレームモールを備える自動車の前方側面ドア10と後方側面ドア110を示している。以下の説明における前方、後方、上方、下方、車内側、車外側といった方向の表現は、この前方側面ドア10と後方側面ドア110が取り付けられる自動車のボディを基準とした方向を意味する。
前方側面ドア10は、ドアパネル11の上部に枠状のドアサッシュを設けた構成であり、ドアサッシュは、ドアパネル11の後部に支持され上下方向に延設されるサイドサッシュ(立柱サッシュ)12と、サイドサッシュ12の上端から前方に向けて延設されるアッパサッシュ13とを有している。ドアパネル11の上縁部とサイドサッシュ12とアッパサッシュ13に囲まれる窓開口14内には、図示を省略するドアガラスが昇降する。ドアパネル11は、車内側に位置するインナパネルと車外側に位置するアウタパネル11N(図4ないし図6)を組み合わせて構成される。
前方側面ドア10の縁飾り部材として、アッパサッシュ13に沿ってアッパサッシュモール20が組み付けられ、ドアパネル11の上縁部に沿ってベルトモール21が組み付けられる。また、ドアサッシュの前端の角隅部には、アッパサッシュモール20とベルトモール21のそれぞれに接続するフロントフレームモール22が組み付けられる。
後方側面ドア110は、概ね前方側面ドア10と前後対称に構成されている。すなわち、ドアパネル111の前部に支持され上下方向に延設されるサイドサッシュ(立柱サッシュ)112と、サイドサッシュ112の上端から後方に向けて延設されるアッパサッシュ113とを有している。ドアパネル111の上縁部とサイドサッシュ112とアッパサッシュ113に囲まれる窓開口114内には、図示を省略するドアガラスが昇降する。ドアパネル111は、車内側に位置するインナパネルと車外側に位置するアウタパネルを組み合わせて構成される。
後方側面ドア110の縁飾り部材として、アッパサッシュ113に沿ってアッパサッシュモール120が組み付けられ、ドアパネル111の上縁部に沿ってベルトモール121が組み付けられる。また、ドアサッシュの後端の角隅部には、アッパサッシュモール120とベルトモール121のそれぞれに接続するリアフレームモール122が組み付けられる。
以下、前方側面ドア10のフロントフレームモール22の詳細を説明する。なお、以下の説明は、前後関係を逆にすることで、後方側面ドア110のリアフレームモール122でも成立するものである。つまり、本発明は前方側面ドア10に限定されるものではなく、後方側面ドア110にも適用が可能である。
図2に示すように、フロントフレームモール22は、アッパサッシュモール20に連続する形状の第1モール部23と、ベルトモール21に連続する形状の第2モール部24と、第1モール部23と第2モール部24が交わるコーナー部25とを有するV字形状をなしており、意匠部材26とホルダ部材27を組み合わせて構成されている。第2モール部24においては、意匠部材26に対して一対のクリップ28が取り付けられる。
意匠部材26は、第1モール部23の端部(図2のA位置)から第2モール部24の端部(図2のB位置)まで、フロントフレームモール22の全体に亘る形状をなしており、ステンレス等の金属材のプレス成形で形成される。図3、図4及び図6に示すように、フロントフレームモール22の各部で意匠部材26の断面形状は異なるが、基本構造として、意匠部26aによって車外側の外観部分を構成しており、意匠部26aの車内側にホルダ部材27やクリップ28が組み付けられる。
図2及び図3に示すように、意匠部材26には、長手方向に位置を異ならせて複数の保持片26bと複数の保持片26cが形成されている。保持片26bと保持片26cは、意匠部26aの両縁部から車内側に向けて突出され、かつ互いに接近する方向に曲げられたフック形状をなしている。第1モール部23には、複数の保持片26bと複数の保持片26cが長手方向に沿って所定の間隔で配設されており、第2モール部24には、コーナー部25の近傍に1つの保持片26bのみが設けられている。図4に示すように、第2モール部24のうち一対のクリップ28が取り付けられる部分では、意匠部26aの上縁から車内側に向けて突出してから下方に曲げられた屈曲形状のクリップ保持部26dが形成され、意匠部26aとブラケット保持部26fによって下向きに開口する逆U字状断面部が形成される。また、第2モール部24の全体に亘って、意匠部26aの下縁から車内側に向けてリップ支持部26eが突出されている。リップ支持部26eに沿ってボディタッチリップ29が設けられる。ボディタッチリップ29は弾性変形可能な材質からなり、フロントフレームモール22をドアパネル11に組み付けたときに、ドアパネル11を構成するアウタパネル11Nに当接するシール部として機能する(図4、図6参照)。
ホルダ部材27は、合成樹脂製の樹脂ホルダ部30と、ステンレス等の金属製の金属ホルダ部31とをインサート成形で一体に構成したものである。樹脂ホルダ部30は、第1モール部23の端部(図2のA位置)からコーナー部25を経由して第2モール部24の途中(図2のC位置)までの長さを有し、図3に示すように、意匠部26a、保持片26b及び保持片26cに囲まれる空間内に樹脂ホルダ部30が挿入されて意匠部材26と結合される。図3に示すように、金属ホルダ部31はコ字状断面のチャンネル材であり、底部31aの両側を曲げてフランジ31bと保持爪31cが形成されている。金属ホルダ部31は、第1モール部23の端部(図2のA位置)から第1モール部23の途中(図2のD位置)までの長さを有し、フランジ31bが樹脂ホルダ部30内に埋設されて樹脂ホルダ部30と金属ホルダ部31が一体化される。
フロントフレームモール22における第1モール部23の端部(図2のA位置)は、アッパサッシュモール20の端部に対して挿入結合される。アッパサッシュモール20の詳細形状の図示は省略するが、アッパサッシュモール20には金属ホルダ部31に連続する断面形状のホルダ部が形成されており、このホルダ部と金属ホルダ部31によって不図示のウェザストリップを保持する。ウェザストリップはドアサッシュの外周方向に突出する弾性接触部を有し、前方側面ドア10を閉じたときにウェザストリップの弾性接触部が車両ボディに当接して弾性変形され、車内への水滴等の浸入を防ぐ。
ホルダ部材27は、ウェザストリップを保持するという機能に関しては、金属ホルダ部31の長さ(図2のA位置からD位置までの長さ)があれば足りる。しかし、樹脂ホルダ部30は金属ホルダ部31よりも長く、コーナー部25を経て第2モール部24の途中(図2のC位置)まで延設されている。このように第2モール部24まで樹脂ホルダ部30を延設することにより、フロントフレームモール22のコーナー部25周りの強度が向上する。また、樹脂ホルダ部30は、コーナー部25で後述する係合フック32やガイド凸部33の形成部位としても用いられる。
図4に示すように、フロントフレームモール22の第2モール部24では、意匠部材26の意匠部26aとクリップ保持部26dに囲まれる部位にクリップ28が保持される。クリップ28は、意匠部26aとクリップ保持部26dの内側に嵌合する支持体部28aと、車内側に位置して下方に突出する下垂部28bとからなる逆U字状の断面形状を有しており、下垂部28bの上部に車外側を向く平面状の当付部28cが形成され、下垂部28bの下端に車外側に向けて突出する爪部28dが形成されている。
ドアパネル11に対してフロントフレームモール22を組み付ける際には、アウタパネル11Nのフランジ部11aをクリップ28の支持体部28aと下垂部28bの間に挿入する。フランジ部11aは、アウタパネル11Nの上縁を車外側から車内側に向けて折り返して形成されている。クリップ28の下垂部28bはドアの厚み方向に弾性変形可能であり、フランジ部11aを挿入するときに下垂部28bが車内側に向けて弾性変形される。図4の位置までフランジ部11aが挿入されると、下垂部28bの弾性変形を解消しようとする力によって、フランジ部11aにおける車内側の折り返し部分の端部に対して爪部28dが係合する。この係合によって、ドアパネル11に対するクリップ28(第2モール部24)の上方への移動が規制される抜け止め状態になる。また、フランジ部11aに対して車内側から当付部28cが当接し、アウタパネル11Nの車外側の面にボディタッチリップ29が当接して、ドアの厚み方向におけるクリップ28の位置も定まる。
フロントフレームモール22はさらに、コーナー部25にもドアパネル11との係合部分を備えている。図5に示すように、アウタパネル11Nの上縁部の前端付近には、上方へ突出する板状の支持フランジ11bが形成されており、支持フランジ11bに車外側と車内側を貫通する係合穴11cが形成されている。支持フランジ11bは、前述のフランジ部11aよりも上方への突出量が大きく、かつフランジ部11aに対して車内側にオフセットしており、ドアパネル11にフロントフレームモール22を組み付けた状態では、支持フランジ11bがコーナー部25の車内側に対向して位置する(図5、図6)。フロントフレームモール22のホルダ部材27を構成する樹脂ホルダ部30には、コーナー部25における車内側の面に係合フック(コーナー係合部)32が形成されている。図6に示すように、係合フック32は、車内側に向けて突出する突出部32aと、突出部32aから下方に向けて曲げられた下垂部32bと、下垂部32bの端部を車外側に曲げた爪部32cとを有する。樹脂ホルダ部30にはさらに、係合フック32の前部にガイド凸部33が形成されている。図6に示すように、ガイド凸部33は、上方から下方に進むにつれて車内側から車外側に向かう傾斜のガイド面33aを有しており、ガイド面33aに続くガイド凸部33の車内側の面は、係合フック32の下垂部32bの車外側の面より車外側に位置している。
ドアパネル11に対してフロントフレームモール22を組み付ける際には、係合フック32の下垂部32bとガイド凸部33との間にアウタパネル11Nの支持フランジ11bを挿入する。このとき、ガイド凸部33のガイド面33aによって支持フランジ11bをスムーズに挿入させることができる。係合フック32の下垂部32bはドアの厚み方向に弾性変形可能であり、支持フランジ11bを挿入するときに下垂部32bが車内側に向けて弾性変形される。図6の位置まで支持フランジ11bが挿入されると、下垂部32bの弾性変形を解消しようとする力によって、係合穴11cの上側の辺に対して爪部32cが係合する。この係合によって、ドアパネル11に対する係合フック32(コーナー部25)の上方への移動が規制される抜け止め状態になる。また、支持フランジ11bの車内側の面に下垂部32bが対向し、支持フランジ11bの車外側の面にガイド凸部33が対向することで、ドアの厚み方向における係合フック32(コーナー部25)の位置も定まる。
以上の通り、フロントフレームモール22のうち第2モール部24はクリップ28を介してドアパネル11に支持され、フロントフレームモール22のうちコーナー部25は係合フック32を介してドアパネル11に支持され、フロントフレームモール22を前後方向の全体に亘って高精度にドアパネル11上に組み付けることができる。特に、ドアパネル11と係合する係合フック32をコーナー部25に設けたことで、クリップ28とフランジ部11aの嵌合部分を支点とするコーナー部25の浮き上がりが規制され、ボディタッチリップ29の全体をドアパネル11に対して安定して当接させることが可能となった。これにより、フロントフレームモール22とドアパネル11の間での風切り音の発生やシール性の低下を防ぐことができる。
フロントフレームモール22の第2モール部24の端部(図2のB位置)は、図7ないし図9に示すモールブラケット35を介してベルトモール21の前端部と接続される。第2モール部24の端部には、クリップ保持部26dに連続してブラケット保持部26fが形成されている、ブラケット保持部26fは、クリップ保持部26dと同様に、意匠部26aの上縁から車内側に向けて突出してから下方に曲げられた屈曲形状をなしており、意匠部26aとブラケット保持部26fによって下向きに開口する逆U字状断面部が形成される。ブラケット保持部26fのうち意匠部26aに対向する車内側の壁部には、位置決め穴26gが貫通形成されている。
図9に示すように、ベルトモール21は、フロントフレームモール22の第2モール部24の端部に概ね対応する逆U字状の断面形状を有しており、フロントフレームモール22のボディタッチリップ29と同様にアウタパネル11Nに接触するボディタッチリップ21aを車外側に有し、ドアガラスに接触するガラスタッチリップ21bを車内側に有している。
モールブラケット35は、フロントフレームモール22の第2モール部24の端部(意匠部26aとブラケット保持部26fの内側)に挿入可能な前方挿入部35aと、ベルトモール21の前端部に挿入可能な後方挿入部35bを有している。図8と図9から分かるように、前方挿入部35aと後方挿入部35bはそれぞれ下向きに開かれた逆U字状の断面形状をなしており、第2モール部24とベルトモール21に対して軽く圧入される。モールブラケット35の前方挿入部35aの車内側の面には、フロントフレームモール22の位置決め穴26gに係合する位置決め突起35cが突設されている。位置決め穴26gと位置決め突起35cの係合によってフロントフレームモール22とモールブラケット35を位置決めすることにより、ベルトモール21とフロントフレームモール22を簡単かつ高精度に接続させることができる。
以上、図示実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は図示した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて改良や改変が可能である。前述のように、本発明は前方側面ドア10のフロントフレームモール22の支持構造に限らず、後方側面ドア110のリアフレームモール122の支持構造としても適用が可能である。
図示実施形態では、フロントフレームモール22の係合フック32を、ドアパネル11のうちインナパネル11Nに対して係合させているが、係合フック32の係合対象としてインナパネルを選択することも可能である。
図示実施形態では、金属材からなる意匠部材26と、樹脂ホルダ部30と金属ホルダ部31からなるホルダ部材27とを組み合わせてフロントフレームモール22を構成しているが、本発明を適用可能なフレームモールの構成はこれに限定されない。フレームモールのコーナー部に設けるコーナー係合部については、金属製のドアパネルと係合させる関係上、合成樹脂等の非金属材で形成することが好ましいが、フレームモールのうちコーナー係合部以外の部分については、任意の構成や材質を選択することができる。例えば、全体が合成樹脂からなるタイプのフレームモールに本発明を適用することも可能である。
10 前方側面ドア
11 ドアパネル
11a フランジ部
11b 支持フランジ
11c 係合穴
11N アウタパネル
12 サイドサッシュ
13 アッパサッシュ
14 窓開口
20 アッパサッシュモール
21 ベルトモール
21a ボディタッチリップ
21b ガラスタッチリップ
22 フロントフレームモール
23 第1モール部
24 第2モール部
25 コーナー部
26 意匠部材
26a 意匠部
26b 26c 保持片
26d クリップ保持部
26e リップ支持部
26f ブラケット保持部
26g 位置決め穴
27 ホルダ部材
28 クリップ
28a 支持体部
28b 下垂部
28c 当付部
28d 爪部
29 ボディタッチリップ
30 樹脂ホルダ部
31 金属ホルダ部
31a 底部
31b フランジ
31c 保持爪
32 係合フック(コーナー係合部)
32a 突出部
32b 下垂部
32c 爪部
33 ガイド凸部
33a ガイド面
35 モールブラケット
35a 前方挿入部
35b 後方挿入部
110 後方側面ドア
111 ドアパネル
112 サイドサッシュ
113 アッパサッシュ
114 窓開口
120 アッパサッシュモール
121 ベルトモール
122 リアフレームモール

Claims (7)

  1. ドアサッシュに取り付けられるサッシュモールに接続する第1のモール部と、ドアパネルの上縁部に取り付けられるベルトモールに接続する第2のモール部と、上記第1のモール部と上記第2のモール部が交わるコーナー部とを有するフレームモールにおいて、
    上記コーナー部に、上記ドアパネルに係合して少なくとも上方への移動を規制するコーナー係合部を備えたことを特徴とする車両用ドアのフレームモール。
  2. 請求項1記載の車両用ドアのフレームモールにおいて、上記コーナー係合部は、上記ドアパネルと係合する状態で該ドアパネルに対するドア厚み方向への移動を規制する車両用ドアのフレームモール。
  3. 請求項1または2記載の車両用ドアのフレームモールにおいて、上記コーナー係合部は、上記ドアパネルの上縁部から上方に突出する支持フランジに形成した係合穴に対して係合するフックからなる車両用ドアのフレームモール。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の車両用ドアのフレームモールにおいて、車内側に位置するインナパネルと車外側に位置するアウタパネルを組み合わせて上記ドアパネルが構成され、上記コーナー係合部は上記アウタパネルに対して係合する車両用ドアのフレームモール。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の車両用ドアのフレームモールにおいて、車外側を向く意匠部を有する意匠部材と、上記ドアサッシュに沿ってウェザストリップを保持するホルダ部材を組み合わせて上記フレームモールが形成され、上記ホルダ部材に上記コーナー係合部が設けられる車両用ドアのフレームモール。
  6. 請求項5記載の車両用ドアのフレームモールにおいて、上記意匠部材は金属で形成され、上記ホルダ部材のうち少なくとも上記コーナー係合部は合成樹脂で形成されている車両用ドアのフレームモール。
  7. 請求項6記載の車両用ドアのフレームモールにおいて、上記意匠部材は上記第1のモール部の端部から上記第2のモール部の端部に亘る長さを有し、上記ホルダ部材は上記第1のモール部の端部から上記第2のモール部の途中までの長さを有している車両用ドアのフレームモール。
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