JP2015045326A - オイルポンプ - Google Patents

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Abstract

【目的】ポンプ全体を小型化することができ、且つ駆動時におけるロータの摩耗を低減しつつ寿命を長くすると共に製造コストを低くすることができるオイルポンプとすること。【構成】ロータ室11と、ロータ室11に形成された吸入ポート14と吐出ポート15と、吸入ポート14と連通する吸入油路14aと、吐出ポート15と連通する吐出油路15aと、リリーフ弁2と、リリーフ弁2のリリーフ排出側に形成されたリリーフ室18と、リリーフ室18から吸入油路14aとの間に形成されるリターン油路3とからなるポンプボディAと、ロータ室11の内周支持壁部11aに支持されるアウターロータ91と、インナーロータ92とからなること。リターン油路3は、内周支持壁部11aに凹溝状として形成されると共にアウターロータ91側の外周面91aに沿って開口されてなること。【選択図】 図1

Description

本発明は、ポンプ全体を小型化することができ、且つ駆動時におけるロータの摩耗を低減しつつ寿命を長くすると共に、製造コストを低くすることができるオイルポンプに関する。
従来、リリーフ弁が内装された内接歯車式のオイルポンプが存在する。その具体的な構成が開示されたものとして特許文献1が存在する。特許文献1の構成を概略すると内外両ロータが配置される円形凹所6の周囲には、カバー24を取付けるための平滑なカバー取付面22が形成され、カバー24を締着するための複数のボルト孔23が適所に穿設されている。
カバー取付面22には、吐出室11付近から吸入室10に向けてリターン通路26が凹設されている。このリターン通路26は、その一端が入口通路12に開口し、且つ他端が吐出室11に隣接する部分まで延伸している。これによって、カバー取付面22が円形凹所6を囲繞するポンプ室側部分22aと外側部分22bとに分けて二重に形成されている。
また、リターン通路26には、吐出通路14に開口するリリーフ通路27の中間位置に穿設された側孔27aが開口している。リリーフ通路27には公知のリリーフ弁28が装着されており、吐出圧が一定以上になると過剰圧の潤滑油が側孔27aを介してリターン通路26内に排出され、吸入室10側へ循環するようになっている。
特開昭63−246482号公報
特許文献1では、前記リターン通路26と前記円形凹所6を隔離するため、リターン通路26と円形凹所6の間には、ポンプ室側部分22aが形成されている。そのために、ポンプ室側部分22aの幅の分だけポンプケーシング5が径方向外側に大きくなってしまっている。
また、前記リターン通路26は、円形凹所6から離れた位置に該円形凹所6とは、独立した状態で形成されている。このような構成によって、ポンプケーシング5の形状が複雑となり、製造コストも高くなる。さらに、リターン通路26が円形凹所6から離れた位置に形成されることによって、リリーフオイルの流路が長くなり、リリーフオイルの流れが円滑に行われ難くなり、ひいてはリリーフ動作が不良となるおそれも十分に有り得る。
本発明の解決しようとする技術的課題(目的)は、リリーフ弁によってリリーフされるオイルを効率的に吸入側に戻し、リリーフ動作を良好にすると共に、ポンプボディに装着されたロータの損耗の進行を抑制して長寿命とし、且つ極めてコンパクトにまとめ、簡単に製造することができることにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、内周側に内周支持壁部を有するロータ室と、該ロータ室に形成された吸入ポートと吐出ポートと、前記吸入ポートと連通する吸入油路と、前記吐出ポートと連通する吐出油路と、該吐出油路から前記吸入油路に向かってオイルをリリーフするリリーフ弁と、該リリーフ弁のリリーフ排出側に形成されたリリーフ室と、前記リリーフ室から前記吸入油路との間に形成されるリターン油路とからなるポンプボディと、前記ロータ室の内周支持壁部に支持されるアウターロータと、該アウターロータの内周側に配置されるインナーロータとからなり、前記リターン油路は、前記内周支持壁部に凹溝状として形成されると共に、前記アウターロータ側の外周面に沿って開口されてなるオイルポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記リターン油路は、前記吸入ポートの終端部側と前記吐出ポートの始端部側との間に位置する最大間仕切部に対して前記ロータ室の中心位置を点対称とする位置及びその付近に形成されてなるオイルポンプとしたことにより、上記課題を解決した。請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記リターン油路は、前記内周支持壁部の深さ方向の上端箇所で且つ前記ロータ室の表面箇所に開口形成されてなるオイルポンプとしたことにより、上記課題を解決した。請求項4の発明を、請求項3において、前記リターン油路は、前記ロータ室の表面から深さ寸法が、前記アウターロータの軸方向厚さの半分よりも小なるオイルポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、内周側に内周支持壁部を有するロータ室と、該ロータ室に形成された吸入ポートと吐出ポートと、前記吸入ポートと連通する吸入油路と、前記吐出ポートと連通する吐出油路と、該吐出油路から前記吸入油路に向かってオイルをリリーフするリリーフ弁と、該リリーフ弁のリリーフ排出側に形成されたリリーフ室と、前記リリーフ室から前記吸入油路との間に形成されるリターン油路とからなるポンプボディと、前記ロータ室の内周支持壁部に支持されるアウターロータと、該アウターロータの内周側に配置されるインナーロータとからなり、前記リターン油路は、前記リリーフ室と前記吸入油路との間に位置するボディ側壁部と前記アウターロータの外周面との間に形成された、軸方向の深さ寸法が前記ロータ室の深さ寸法と同一な空隙部としてなるオイルポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項6の発明を、請求項1,2,3又は4の何れか1項の記載において、前記リターン油路は、前記内周支持壁部の上方部分に形成された空隙部と、前記内周支持壁部の径方向外方側で且つ該内周支持壁部に近接すると共に前記リリーフ室から前記吸入油路との間を連通するように形成された深溝部とからなり、該深溝部は前記空隙部と連通してなるオイルポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、リターン油路は、リリーフ室から吸入油路の間のロータ室の内周支持壁部に凹溝状として形成されると共に、前記アウターロータ側の外周面に沿って開口されたものである。このような構成によって、リターン油路は、アウターロータの外周面がリターン油路の壁面の一部を構成するようにしたものである。
したがって、従来のものに見られるようなポンプボディのロータ室から離れた位置に新たな凹状の溝として形成するものではなく、本発明のリターン油路はアウターロータの外周面と共に溝を構成するものである。これによって、本発明のオイルポンプは、従来のものに比較して、小型且つ軽量なものにすることができる。
さらに、ロータ室の内周支持壁部でリターン油路箇所は、アウターロータの外周面と非接触領域となる。したがって、ロータ室とアウターロータとの実質的な接触面が減少することになり、接触面積を小さくできるので、摩擦抵抗も小さくなり、駆動損失を低減することができ、燃費向上につながる。
請求項2の発明では、リターン油路は、吸入ポートの終端部側と、吐出ポートの始端部側との間の最大間仕切り部の、アウターロータの回転中心において、その反対側に位置する構成としたものである。つまり、アウターロータの回転中心を対称点とし、前記最大間仕切り部の点対称位置及びその付近にリターン油路が存在する。
このような位置に形成されたリターン油路に、リリーフ室から吸入油路へと戻るリリーフオイルが流れる。このとき、リターン油路を流れるリリーフオイルの圧力は負圧であるために、アウターロータは最大間仕切り部側からリターン油路側に引き寄せられることになる。
そして、前記最大間仕切り部上では、インナーロータとアウターロータとのチップクリアランスは小さくなり、或いは略当接状態となることにより、アウターロータとインナーロータとの間に密封性のある歯間空間を構成し、吸入側への漏れを小さくし、容積効率(理論吐出量に対して、実際に吐出された流量)を向上させることができる。
請求項3の発明では、リターン油路は、前記内周支持壁部の深さ方向の上端箇所で且つ前記ロータ室の表面箇所に開口形成される構成としたことにより、アウターロータの厚み方向に、アウターロータの外周を部分的に支持する支持部を残した凹部として設けることができる。つまり、ロータ室のリターン油路が形成された領域では、内周支持壁部を有するものである。
したがって、リターン油路が形成された領域において、アウターロータの外周面は残りの内周支持壁部により支持されているので、アウターロータの径方向への動きを抑制し、アウターロータの径方向の揺動を低減でき、アウターロータのポンプボディへの内周支持壁部への衝突による打音の発生を抑制したり、又はアウターロータの損傷を低減することができる。
さらに、リターン油路は、前記内周支持壁部の深さ方向上端箇所で且つ前記ロータ室の表面箇所に開口形成したものであり、リターン油路を形成するときには、鋳造で鋳型から中の製品を抜く鋳抜きで形成が可能であり、機械加工や溶接などの後加工の必要はなく、鋳造によって初めから作られる溝とすることができ、製造コストを安くすることができる。その他は、請求項1の効果と同等の効果を有する。
請求項4の発明では、リターン油路は、前記ロータ室の表面から深さ寸法が、前記アウターロータの軸方向厚さの半分よりも小なる構成としたものである。これによって、アウターロータの外周の軸方向の重心(アウターロータの厚さの中間地点)は内周支持壁部により支持されているので、アウターロータが傾き難くなり、アウターロータが斜めになることにより、オイルポンプボディの内周面に斜め当たりすることを抑制でき、アウターロータの損傷を低減することができる。
請求項5の発明は、リターン油路を前記リリーフ室と前記吸入油路との間に位置するボディ側壁部と前記アウターロータの外周面との間に形成された空隙部として構成したことにより、ロータ室のリターン油路が形成された領域では、内周支持壁部が全く無いので、アウターロータの外周面は内周支持壁部との接触が無く、摩擦抵抗も無くなり、駆動損失を低減することができ、燃費向上につながる。また、リターン油路は、大きな容積の流路とすることができ、多くのリリーフオイルをリリーフ室から吸入油路へ送り出すことができるので、リリーフ動作を良好にすることができる。さらに、ポンプボディの形状を簡単にすることができ、ポンプボディの鋳造に係る金型を簡単にできる。
請求項6の発明では、リターン油路は、前記内周支持壁部の上方部分に形成された空隙部と、前記内周支持壁部の径方向外方側で且つ該内周支持壁部に近接すると共に前記リリーフ室から前記吸入油路との間を連通するように形成された深溝部とからなり、該深溝部は前記空隙部と連通する構成としたことにより、空隙部と共に深溝部によって、多量のリリーフオイルをリリーフ室から吸入油路へ戻すことでき、リリーフ動作を極めて良好にできる。さらに、空隙部は、該空隙部の下方に位置する内周支持壁部とアウターロータの外周面との間にリターンオイルの一部を浸透させることができ、アウターロータの回転を極めて円滑にすることができる。
(A)は本発明の第1実施形態の一部断面とした正面図、(B)は(A)のY1−Y1矢視断面図である。 (A)は第1実施形態におけるポンプボディの一部断面とした正面図、(B)は(A)のY2−Y2矢視断面図である。 (A)は第1実施形態におけるリリーフ動作を示す縦断正面図、(B)は(A)の(α)部拡大図、(C)は(A)の(β)部拡大図である。 (A)は図3(B)のY3−Y3矢視拡大図、(B)はアウターロータの傾きに抵抗する作用を示す要部拡大縦断側面図である。 (A)は本発明の第2実施形態の要部縦断側面図、(B)は(A)の(γ)部拡大図、(C)は本発明の第3実施形態の要部縦断側面図、(D)は(C)の(δ)部拡大図である。 (A)は本発明の第4実施形態の一部断面とした正面図、(B)は本発明の(A)の(ε)部拡大図、(C)は(B)のY4―Y4矢視断面図である。 (A)は本発明の第5実施形態の一部断面とした正面図、(B)は本発明の(A)の(ζ)部拡大図、(C)は(B)のY6―Y6矢視断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明は、主にポンプボディAと、アウターロータ91と、インナーロータ92とから構成される(図1参照)。さらに、ポンプボディAは、ロータ室11と、吸入ポート14と、吐出ポート15及びリリーフ弁2とから構成される(図2参照)。
アウターロータ91及びインナーロータ92は、トロコイド形状又は略トロコイド形状とした歯車であり、前記アウターロータ91は、内周側に複数の内歯91g,91g,…が形成され、前記インナーロータ92は複数の外歯92g,92g,…が形成されている。インナーロータ92の外歯92gは、アウターロータ91の内歯91gの数よりも1つ少なく、アウターロータ91の内歯91g,91g,…とインナーロータ92の外歯92g,92g,…とによって複数の歯間空間S,S,…が構成される。
前記ロータ室11は、内周支持壁部11a及び底面部11bから構成される。本発明では、ポンプボディAと共にポンプカバーBが具備されることもあり、ポンプボディAとポンプカバーBは、自動車等のエンジンハウジングの所定箇所に装着される。ポンプボディAには、外周にボディ側壁部1aが形成されている。該ボディ側壁部1aは、その先端が平坦面に形成され、適宜の間隔をおいて、ボルト孔1bが形成され、ポンプカバーBと、ボルト等の固着具にて固着される。
前記ロータ室11の底面部11bには、軸孔12が形成され、駆動軸8が挿入される(図1参照)。また、底面部11bには、吸入ポート14と吐出ポート15とが形成されている。さらに、前記吸入ポート14の終端部14tと、吐出ポート15の始端部15fとの間には最大間仕切り部16が形成され、吐出ポート15の終端部15tと吸入ポート14の始端部14fとの間には最小間仕切り部17が形成されている(図2参照)。
前記吸入ポート14には、吸入油路14aが連通している。該吸入油路14aは、ポンプボディAの外部と連通し、ポンプボディAの外部の潤滑回路からオイルを流入させる役目をなす。また、前記吐出ポート15には、吐出油路15aが連通している。該吐出油路15aは、ポンプボディAの外部の潤滑回路にオイルを送り出す役目をなす。
前記ロータ室11の内周支持壁部11aは、アウターロータ91を回転自在に抱持する部位である。内周支持壁部11aは、円周状の内壁面を構成するものであり、吸入ポート14及び吐出ポート15と交差する部分で非連続に形成されている〔図2(A)参照〕。つまり、ロータ室11の内周支持壁部11aは、複数の壁面領域によって構成され、これらが、アウターロータ91の外周面91aを抱持する構成となっている〔図3(A)参照〕。
リリーフ弁2は、前記吸入ポート14と前記吐出ポート15との間に設けられ、所定以上の吐出となったときに、吐出ポート15側から吸入ポート14側へオイルを戻すリリーフの役目をなすものである。弁ハウジング21の内部には弁体通路21aが形成され、該弁体通路21aの長手方向の一端は、前記吐出油路15aと連通するリリーフ流路21bが形成されている。そして、吐出油路15aを流れるオイルの一部がリリーフオイルとしてリリーフ流路21bから弁体通路21aに流入する。
また、弁ハウジング21には、リリーフ排出孔21cが形成され、該リリーフ排出孔21cによって、弁ハウジング21内の弁体通路21aと弁ハウジング21の外部とが連通されている。また、該リリーフ排出孔21cは、後述する弁体22によって開閉され、リリーフ排出孔21cが開くことによりリリーフが行われる〔図3(A)参照〕。
弁体通路21a内には、弁体22と弾性部材23が配置され、該弾性部材23によって弁体22が前記リリーフ流路21bを閉じるように弾性付勢される。弾性部材23は、具体的にはコイルバネが使用される。弁ハウジング21のリリーフ排出孔21c形成位置の周囲には、リリーフ室18が形成されている〔図1(A),図2(A),図3(A)等参照〕。該リリーフ室18は、リリーフ排出孔21cと吸入ポート14とを連通する空隙(スペース)である。前記リリーフ室18は、前記リリーフ排出孔21cから排出されたオイルを吸入ポート14に送り込む役目をなす。
次に、本発明の第1実施形態におけるリターン油路3について説明する。まず、リターン油路3は、ロータ室11の内周支持壁部11aの適宜の領域に形成される。リターン油路3の形成される位置は、前記アウターロータ91の回転中心Paを中心点とし、この中心点(回転中心Pa)を挟んで前記最大間仕切り部16の反対側となる位置、つまり点対称となる位置である〔図2(A)参照〕。この位置は、その付近の領域も含まれる。また、リターン油路3が形成される位置は、前記リリーフ室18と前記吸入油路14aとの間における内周支持壁部11aとなる。
リターン油路3は、内周支持壁部11aの適宜の領域で、且つロータ室11の円周方向に沿って略円弧状の凹み部として形成されている(図2参照)。リターン油路3は、内周支持壁部11aの上端面から内方側の側面に亘って円周方向に直交する断面が略L字形状となるように形成されている。また、リターン油路の断面略L字形状とした隅角部分は円弧状に形成されたり、直角状態に形成されている。
リターン油路3の深さ方向の下方側は、内周支持壁部11aの形状が残されており、ロータ室11に収納配置されたアウターロータ91の外周面91aを支持することになる〔図1(B),図2(B)参照〕。これによって、アウターロータ91の外周面91aの内周支持壁部11aによって支持されている部分は、アウターロータ91の径方向への動きを抑制し、アウターロータ91の径方向の揺動を低減でき、アウターロータ91のロータ室11内での衝突による打音の発生の抑制や、アウターロータ91の損傷を低減することができる。
また、リターン油路3は、アウターロータ91の外周面91aで、リターン油路3の領域を通過する部分は、該リターン油路3と共に略凹形状の溝を構成するものである。リターン油路3は、前記リリーフ室18と前記吸入油路14aとを連通する流路であり、リリーフ室18側からリターン油路3を介して吸入油路14aにリリーフオイルを戻す役目をなしている〔図2(A)参照〕。
このように、リターン油路3を流れるリリーフオイルは、アウターロータ91の外周面91aに直接接触することになり、アウターロータ91がロータ室11内で回転するときにオイルをアウターロータ91の外周面91aと、内周支持壁部11aとの間に行き渡るようにすることができる〔図3(A),(B)参照〕。
リターン油路3は、アウターロータ91の外周面91aに沿って形成されることにより、従来技術のように流路をロータ室11から離れた位置に形成したものに比較して、ポンプボディAを小さくすることができる。また、リターン油路3を形成された領域では内周支持壁部11aと、アウターロータ91の外周面91aとの接触面積を小さくできるので〔図1(B)参照〕、アウターロータ91とロータ室11との摩擦抵抗を小さくすることができ、駆動損失を低減することができ、燃費向上につながる。
さらに、リターン油路3は、吸入ポート14の終端部14t側と、吐出ポート15の始端部15f側との間の最大間仕切り部16の、アウターロータ91の回転中心Paを挟んで反対側(点対称)の位置にすることにより、リターン油路3には、リリーフ室18から吸入油路14aへ戻るオイルが存在する(図3参照)。
リターン油路3を流れるオイルの圧力は、負圧となり、この負圧による力f,f,…によって、アウターロータ91は最大間仕切り部16側からリターン油路3側に向かって引き寄せられる〔図3(B)参照〕。アウターロータ91が負圧による力f,f,…によって、引き寄せられる方向は、図3(A)及び(C)に記載された矢印Qによって示されている。
したがって、最大間仕切り部16上におけるアウターロータ91の内歯と、インナーロータ92の外歯とのチップクリアランスtが小さくなる〔図3(C)参照〕。つまり、最大間仕切り部16上におけるアウターロータ91とインナーロータ92とによる歯間空間Sの密封性が高くなり、吐出側から吸入側への漏れを小さくし、容積効率(理論吐出量に対して、実際に吐出された流量)を向上させることができる。
また、リターン油路3を流れるオイルは、ロータ室11の内周支持壁部11aと、アウターロータ91の外周面91aとの隙間にオイルを送り込み、潤滑油としての役目をなし、アウターロータ91が円滑に回転することができる〔図4(A)参照〕。
次に、リターン油路3の深さ寸法と、アウターロータ91の厚さ方向寸法の関係について説明する。まず、ロータ室11の深さ方向の半分の寸法をDbとし、リターン油路3の深さ方向の寸法をDaとする〔図4(B)参照〕。図中の仮想線Lは、アウターロータの厚さ方向の中心線を示す。また、ロータ室11の深さ方向と、アウターロータ91の厚さ方向は一致する。そして、リターン油路3の深さ寸法Daは、ロータ室11の深さ方向の半分の寸法Dbよりも小さく設定する。
つまり、
Figure 2015045326
である。
これによって、リターン油路3が形成された領域の内周支持壁部11aのロータ室11の底面部11bからの高さ寸法は、ロータ室11の深さ方向の半分の位置を超えた構成となる。したがって、リターン油路3の深さ方向下端位置と、アウターロータ91の外周面91aとの接触点P1を中心にして、アウターロータ91を揺動させ、ロータ室11に対して傾斜させようとする回転力Mがかかったとしても、アウターロータ91の外周面91aを部分的に支持する内周支持壁部11aの高さは、アウターロータの厚さの半分より大きいことになる。
アウターロータ91は、外周面91aの軸方向の重心(アウターロータ91の厚さの中間地点)を超えた範囲まで、内周支持壁部11aにより支持されている。よって、前記接触点P1に当接するアウターロータ91に対する接触点P1からの反力Fは、アウターロータ91の厚さの中間地点を超えた箇所にかかる〔図4(B)参照〕。これによって、アウターロータ91はロータ室11内で傾き難い構成となり、アウターロータ91がロータ室11の内周支持壁部11aに対して斜め当たりすることを抑制でき、アウターロータ91の損傷を低減することができる。
本発明の第2実施形態として、リターン油路3は、ロータ室11の内周支持壁部11aの深さ方向の略中間位置に形成されたものである〔図5(A),(B)参照〕。この実施形態では、リターン油路3の上下両方向両側が内周支持壁部11aであり、リターン油路3の領域を通過するアウターロータ91の外周面91aは、安定した状態で支持される。
本発明の第3実施形態として、リターン油路3は、ロータ室11の内周支持壁部11aの深さ方向の最下位置に形成されたものである〔図5(C),(D)参照〕。この第3実施形態では、リターン油路3は、前記内周支持壁部11の深さ方向の最下位置、つまり下端箇所に形成されることにより、リターン油路3は、ロータ室11の底面部11aと、アウターロータ91の外周面91aとによって囲まれ、略管路構造となり、リリーフオイルを最も安定した状態でリリーフ室から吸入ポートに送ることができる。
本発明の第4実施形態として、リターン油路3が、前記ロータ室11の内周支持壁部11aに形成されるものではなく、ボディ側壁部1aの内周側に形成されたものである(図6参照)。この実施形態では、アウターロータ91の外周面91aの軸方向全体に亘って、リターン油路3が存在することになる。
したがって、この実施形態では、リターン油路3の形成領域を通過するアウターロータ91の外周面91aは、内周支持壁部11aとの接触が無く、また、リターン油路3は、大きな容積の流路とすることができ、多くのリリーフオイルをリリーフ室18から吸入油路14aへ送り出すことができる。
次に本発明の第5実施形態におけるリターン油路3を説明する。第5実施形態におけるリターン油路3は、実質的に、前述した第1実施形態の下位概念に準ずる実施形態である。前述した第1実施形態におけるリターン油路3は、内周支持壁部11aに凹溝状として形成されると共に、アウターロータ91側の外周面91aに沿って開口される構成である。これに対して、第5実施形態におけるリターン油路3は、空隙部31と深溝部32の二つの部分から構成されている。そして、空隙部31及び深溝部32は、共に前記リリーフ室18と前記吸入油路14aとの間に亘って両者が連通されるように形成されたものである。
空隙部31は、前記内周支持壁部11aの上方部分が、該内周支持壁部11aの周方向に沿って切除されるようにして形成された空隙である〔図7(C)参照〕。換言すると、内周支持壁部11aにおけるリターン油路3が形成される領域では、内周支持壁部11aの上端が、その他の内周支持壁部11aの上端よりも低く形成されたものである。また、空隙部31が形成された部分の内周支持壁部11aの頂部は平坦面であり、その高さは同一である。そして、内周支持壁部11aの上方に形成された空隙部31は、アウターロータ91側の外周面91aに沿って開口される構成となる〔図7(C)参照〕。
深溝部32は、前記内周支持壁部11aの径方向外方側で且つ該内周支持壁部11aに近接するように形成されている〔図7(B),(C)参照〕。そして、深溝部32は、内周支持壁部11aと同様に、円弧状に形成された流路である。深溝部32は、前述したように、前記リリーフ室18から前記吸入油路14aとの間に連通するように形成されており、深溝部32の上方部分は、前記空隙部31と連通する構造となる。
また、深溝部32は、断面長方形状であり、その底部はロータ室11の底面の位置よりも深く形成されたり、浅く形成されたり、或いは同等に形成される。深溝部32は内周支持壁部11aに極めて近接した位置にあることが好ましい。このような深溝部32と空隙部31とからなるリターン油路3における前記内周支持壁部11aの周方向に直交する断面形状は、略逆L字形状となる〔図7(C)参照〕。
そして、内周支持壁部11aと深溝部32との間には、立上り状の壁板状部が形成される構成となる。このように、第5実施形態では、リターン油路3を構成する空隙部31が内周支持壁部11aに周方向に沿って形成され、リターン油路3は、空隙部31によって、前記アウターロータ91の外周面91aに沿って開口されている〔図7(A),(B)参照〕。
第5実施形態では、リターン油路3を、空隙部31と共に深溝部32によって、多量のリリーフオイルをリリーフ室18から吸入油路14aへ戻すことでき、リリーフ動作を極めて良好にできる。さらに、空隙部31は、該空隙部31の下方に位置する内周支持壁部11aとアウターロータ91の外周面91aとの間にリターンオイルの一部を浸透させることができ、アウターロータ91の回転を極めて円滑にすることができる。
第5実施形態におけるリターン油路3が形成される位置は、第1乃至第4実施形態と同様に、前記アウターロータ91の回転中心Paを中心点とし、この中心点(回転中心Pa)を挟んで前記最大間仕切り部16の反対側となる位置、つまり点対称となる位置或いはその付近であることが好ましい。
A…ポンプボディ、B…ポンプカバー、11…ロータ室、11a…内周支持壁部、
14…吸入ポート、14a…吸入油路、15…吐出ポート、15a…吐出油路、
18…リリーフ室、2…リリーフ弁、3…リターン油路、31…空隙部、
32…深溝部、91…アウターロータ、92…インナーロータ、91a…外周面。

Claims (6)

  1. 内周側に内周支持壁部を有するロータ室と、該ロータ室に形成された吸入ポートと吐出ポートと、前記吸入ポートと連通する吸入油路と、前記吐出ポートと連通する吐出油路と、該吐出油路から前記吸入油路に向かってオイルをリリーフするリリーフ弁と、該リリーフ弁のリリーフ排出側に形成されたリリーフ室と、前記リリーフ室から前記吸入油路との間に形成されるリターン油路とからなるポンプボディと、前記ロータ室の内周支持壁部に支持されるアウターロータと、該アウターロータの内周側に配置されるインナーロータとからなり、前記リターン油路は、前記内周支持壁部に凹溝状として形成されると共に、前記アウターロータ側の外周面に沿って開口されてなることを特徴とするオイルポンプ。
  2. 請求項1において、前記リターン油路は、前記吸入ポートの終端部側と前記吐出ポートの始端部側との間に位置する最大間仕切部に対して前記ロータ室の中心位置を点対称とする位置及びその付近に形成されてなることを特徴とするオイルポンプ。
  3. 請求項1又は2において、前記リターン油路は、前記内周支持壁部の深さ方向の上端箇所で且つ前記ロータ室の表面箇所に開口形成されてなることを特徴とするオイルポンプ。
  4. 請求項3において、前記リターン油路は、前記ロータ室の表面から深さ寸法が、前記アウターロータの軸方向厚さの半分よりも小なることを特徴とするオイルポンプ。
  5. 内周側に内周支持壁部を有するロータ室と、該ロータ室に形成された吸入ポートと吐出ポートと、前記吸入ポートと連通する吸入油路と、前記吐出ポートと連通する吐出油路と、該吐出油路から前記吸入油路に向かってオイルをリリーフするリリーフ弁と、該リリーフ弁のリリーフ排出側に形成されたリリーフ室と、前記リリーフ室から前記吸入油路との間に形成されるリターン油路とからなるポンプボディと、前記ロータ室の内周支持壁部に支持されるアウターロータと、該アウターロータの内周側に配置されるインナーロータとからなり、前記リターン油路は、前記リリーフ室と前記吸入油路との間に位置するボディ側壁部と前記アウターロータの外周面との間に形成された、軸方向の深さ寸法が前記ロータ室の深さ寸法と同一な空隙部としてなることを特徴とするオイルポンプ。
  6. 請求項1,2,3又は4の何れか1項の記載において、前記リターン油路は、前記内周支持壁部の上方部分に形成された空隙部と、前記内周支持壁部の径方向外方側で且つ該内周支持壁部に近接すると共に前記リリーフ室から前記吸入油路との間を連通するように形成された深溝部とからなり、該深溝部は前記空隙部と連通してなることを特徴とするオイルポンプ。
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