JP2015044534A - 鞍乗り型車両のシート支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体に固定されるライダーシートにブラケットが取付けられ、前記ライダーシートとは別体であるピリオンシートが、前記ブラケットを介して前記ライダーシートに連結されるようにして前記ライダーシートの後方に配置される鞍乗り型車両のシート支持構造において、ピリオンシートの着脱作業を容易とする。【解決手段】ブラケット36がピリオンシート17の前部に挿脱可能に差し込まれ、ピリオンシート17の後部が車体Bに着脱可能に取付けられる。【選択図】 図3

Description

本発明は、車体に固定されるライダーシートにブラケットが取付けられ、前記ライダーシートとは別体であるピリオンシートが、前記ブラケットを介して前記ライダーシートに連結されるようにして前記ライダーシートの後方に配置される鞍乗り型車両のシート支持構造に関する。
ライダーシートの底板に固定されたブラケットに、ピリオンシートの底板を該ピリオンシートの下方から締結し、その締結を解除することでピリオンシートを取り外すようにしたものが、特許文献1で知られている。
特許第3504460号公報
ところが、上記特許文献1で開示されるものでは、ライダーシートおよびピリオンシートは、ブラケットを介して連結された状態でのみ車体に対して着脱可能であり、ピリオンシートの着脱作業が煩雑となっていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ピリオンシートの着脱作業を容易とした鞍乗り型車両のシート支持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車体に固定されるライダーシートにブラケットが取付けられ、前記ライダーシートとは別体であるピリオンシートが、前記ブラケットを介して前記ライダーシートに連結されるようにして前記ライダーシートの後方に配置される鞍乗り型車両のシート支持構造において、前記ブラケットが前記ピリオンシートの前部に挿脱可能に差し込まれ、前記ピリオンシートの後部が前記車体に着脱可能に取り付けられることを第1の特徴とする。
本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記ライダーシートに着脱可能に取付けられる板状の前記ブラケットに、前記ライダーシートへの取付け状態で前記ライダーシートよりも後方に延出する後方延長部が形成され、前記ピリオンシートの前部の下部に前記後方延長部を前方から差し込み可能なフック部が設けられることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記ピリオンシートは、合成樹脂製の底板と、該底板を上方から覆うクッション部とを備え、前記底板の下面に、前記後方延長部の後端部を前方から差し込み可能なフック部が設けられることを第3の特徴とする。
本発明は、第3の特徴の構成に加えて、上方に突出する係合突部が前記後方延長部の後端を上方に折り曲げて該後方延長部の後端に形成され、前記フック部が、前記底板の下方に配置されるフック底壁を有しつつ前記係合突部を含む前記後方延長部の後端部を差し込み可能として前後に貫通した開口部を前記底板の下面との間に形成するようにして前記底板の下面に設けられ、前記フック部の後方に配置される係止突部が、前記フック部から後方に突出した前記係合突部を後方から係合させ得るようにして前記底板の下面に突設されることを第4の特徴とする。
本発明は、第2〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、左右一対の前記後方延長部が、車幅方向よりも前後方向が長い平板状として前記ブラケットの左右両側に設けられることを第5の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、前記ライダーシートの後部が、前記ブラケットとの共締めで前記車体に固定されるライダーシートブラケットを介して前記車体に固定されることを第6の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、ライダーシートに取付けられるブラケットが、ピリオンシートの前部に挿脱可能に差し込まれ、ピリオンシートの後部が車体に着脱可能に取付けられるので、ピリオンシートの後部の車体への取付けを解除した状態でピリオンシートをブラケットから抜き出すことでピリオンシートを取り外すことができ、ピリオンシートを取り付ける際には該ピリオンシートの前部に前記ブラケットを差し込んだ状態でピリオンシートの後部を車体に取付ければよく、ピリオンシートの単独での着脱作業が容易となる。
また本発明の第2の特徴によれば、後方延長部を有するブラケットをライダーシートから取り外すことができるので、ピリオンシートを取り外してライダーシートだけを利用するときにはブラケットをライダーシートから取り外して外観性を高めることができ、またブラケットを板状のものとすることでコストダウンを図ることができる。
本発明の第3の特徴によれば、ピリオンシートの底板に、後方延長部の後端部を前方から差し込み可能なフック部が設けられるので、後方延長部の差し込みによるピリオンシートの前部のブラケットへの支持状態を良好に維持することができる。
本発明の第4の特徴によれば、後方延長部の後端を上方に折り曲げて係合突部が形成されるので、係合突部の形成が容易である。またフック部が、係合突部を含む後方延長部の後端部を差し込み可能として前後に貫通した開口部をピリオンシートの底板の下面との間に形成し、係合突部を後方から係合させ得る係止突部が開口部の後方で底板の下面に突設されるので、ピリオンシートの前部を持ち上げると、開口部を形成するようにしてフック部が備えるフック底壁によって後方延長部の後端部が上方に曲げられてしまい、係合突部が係止突部に係合してブラケットがフック部から抜けなくなり、ピリオンシートの支持を良好なものとすることができる。
本発明の第5の特徴によれば、左右一対の後方延長部がブラケットの左右両側に設けられるので、ブラケットの軽量化を可能とし、また後方延長部が車幅方向よりも前後方向が長い平板状であることによって後方延長部を撓み易くし、フック部への差し込みを容易とすることができる。
さらに本発明の第6の特徴によれば、ライダーシートの後部がライダーシートブラケットを介して車体に固定され、ライダーシートブラケットはブラケットとの共締めで車体に固定されるので、締結箇所を少なくして組み付け作業性を良好なものとすることができる。
自動二輪車の側面図である。 図1の2矢視図である。 図2の3−3線断面図である。 ライダーシートおよびピリオンシートを取り外した状態での図2に対応した平面図である。 ライダーシートおよびピリオンシートを裏面側から見た図である。 図3の要部をピリオンシートの前部が上方に持ち上げられた状態で示す拡大図である。 ピリオンシートを取り外した状態での図2に対応した平面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図1〜図7を参照しながら説明するが、以下の説明で前後、左右および上下は、自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
先ず図1において、鞍乗り型車両である自動二輪車の車体Bは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11および操向ハンドル12が操向可能に支承されるヘッドパイプ13を前端に有する車体フレームFと、後輪WRを上方から覆うようにして車体フレームFの後部に取付けられるリヤフェンダ14とを備える。
前記車体フレームFの前部には、多気筒の水平対向型であるエンジンEが前記前輪WFの後方に配置されるようにして搭載され、このエンジンEが発揮する動力で駆動される前記後輪WRは、前記エンジンEの後方に配置され、上下に揺動することを可能として前記車体フレームFに支持される。
図2および図3を併せて参照して、前記エンジンEの上方に配置される燃料タンク15が前記車体フレームFの前部に搭載されており、この燃料タンク15の後方にはライダー用のライダーシート16が配置され、さらにライダーシート16の後方には、前記ライダーシート16とは別体である同乗者用のピリオンシート17が配置される。
前記ライダーシート16は、硬質の合成樹脂から成る底板18と、表皮20で包まれて前記底板18を上方から覆うクッション部19とを備え、このライダーシート16の前部は前記燃料タンク15の後部に上方から重なる位置に配置される。また前記車体フレームFの一部を構成する左右一対のリヤフレーム21,21で支持される前記リヤフェンダ14の前部を上方から覆うように前記ライダーシート16の後部が配置される。
前記ピリオンシート17は、硬質の合成樹脂から成る底板22と、表皮24で包まれて前記底板22を上方から覆うクッション部23とを備えており、このピリオンシート17の前部は前記ライダーシート16の後部に上方から重なるように配置される。
図4および図5を併せて参照して、前記ライダーシート16は車体Bに固定されるものであり、このライダーシート16の底板18の前部下面の幅方向中央部に設けられるライダーシート用前フック部25が、車体フレームFに固定された状態にある前記燃料タンク15の後部上面に固定される係止部26に後方から差し込まれる。また前記ライダーシート16の底板18の前後方向中間部の下面には、相互に間隔をあけて配置される左右一対のライダーシート用中間フック部27,27が設けられ、それらのライダーシート用中間フック部27,27が、左右一対の前記リヤフレーム21,21にそれぞれ固設される係止部28,28に後方からそれぞれ差し込まれる。
前記燃料タンク15の後部上面に当接する弾性部材29,29が、前記ライダーシート用前フック部25の両側に配置されるようにして、前記ライダーシート16における底板18の下面に固定され、それらの弾性部材29,29の後方に配置される左右一対の弾性部材30,30が前記燃料タンク15の後部上面に当接するようにして、前記底板18の下面に固定される。また左右一対のリヤフレーム21,21にそれぞれ当接する左右一対の弾性部材31,31と、左右一対のリヤフレーム21,21間を結ぶクロスメンバ32に当接する弾性部材33とが、前記ライダーシート16における底板18の前後方向中間部の下面に固定される。
前記ライダーシート16における前記底板18の後部には板状のライダーシートブラケット35が固定される。このライダーシートブラケット35には、板状のブラケット36が着脱可能に取付けられており、前記ライダーシート16の後部は、前記車体Bにおける前記リヤフェンダ14の前部に前記ブラケット36との共締めで固定される前記ライダーシートブラケット35を介して前記車体Bの前記リヤフェンダ14に固定される。
前記ライダーシートブラケット35は、前記ライダーシート16の底板18の後部の幅方向中央部に左右一対のボルト37,37で固定される四角形状の取付け部35aと、該取付け部35aから車幅方向外方に向けて斜め後方に延びる左右一対の取付け腕部35b,35bとを一体に有するように形成され、両取付け腕部35b,35bの先端部は、前記ライダーシート16における底板18の後部から側方にはみ出すものの、前記ライダーシート16の前記クッション部19の後部の左右両側で上方から覆われる位置に配置される。すなわち前記クッション部19の後部の左右両側を上方にめくることで外部に露出する位置に前記取付け腕部35b,35bの先端部が配置される。
一方、前記ブラケット36は、前記ライダーシートブラケット35における前記取付け部35aの後部に左右一対のボルト38,38で着脱可能に取付けられる連結板部36aと、先端部を前記取付け腕部35b,35bの先端部に重ねるようにして前記連結板部36aの後部両側から車幅方向外方に向けて斜め前方に延びる左右一対の取付け腕部36b,36bと、前記連結板部36aの左右両側から後方に延びる左右一対の後方延長部36c,36cとを一体に有するように形成される。
上下に重なった前記取付け腕部35b,36bの先端部にはボルト39が挿通されるものであり、そのボルト39を挿通させるための挿通孔40が前記リヤフェンダ14の前部に設けられ、前記リヤフェンダ14の前部裏面に固着されるナット41(図3参照)に前記ボルト39を螺合して締めつけることにより、上下に重なった前記取付け腕部35b,36bの先端部が、ほぼ鉛直方向に配置される前記ボルト39で共締めされて前記リヤフェンダ14に締結され、前記ライダーシートブラケット35および前記ブラケット36が共締めで前記リヤフェンダ14に締結されることになる。
前記ライダーシート16の後部が前記車体Bに固定された状態で前記リヤフェンダ14の前部上面に当接する左右一対の弾性部材42,42が前記ブラケット36における取付け腕部36b,36bの基部に固定される。
前記ブラケット36の前記後方延長部36c,36cは、前記ライダーシート16に前記ライダーシートブラケット35を介して取付けられた状態で前記ライダーシート16よりも後方に延出するものであり、それらの後方延長部36c,36cは、車幅方向よりも前後方向が長い平板状、すなわち車幅方向の幅dよりも前後方向の長さLを大きくした平板状に形成される。
前記ピリオンシート17の前部には、前記ブラケット36の後端部すなわち該ブラケット36の左右両側に設けられる前記後方延長部36c,36cの後端部が挿脱可能に差し込まれ、前記ピリオンシート17の後部は前記車体Bにおけるリヤフェンダ14の後部に着脱可能に取付けられる。
前記ピリオンシート17における底板22の前部下面には、左右一対の前記後方延長部36c,36cを前方から差し込み可能な左右一対のフック部45,45が設けられる。
図6を併せて参照して、前記後方延長部36cの後端には、前記後方延長部36cの後端を上方に折り曲げることで上方に突出した係合突部36dが一体に形成され、前記フック部45は、前記ピリオンシート17の底板22の下方に配置されるフック底壁45aを有しつつ前記係合突部36dを含む前記後方延長部36cの後端部を差し込み可能として前後に貫通した開口部46を前記底板22の下面との間に形成するようにして前記底板22の下面に設けられ、前記フック部45の後方に配置される係止突部47が、前記フック部45から後方に突出した前記係合突部36dを後方から係合させ得るようにして前記底板22の下面に突設される。
このような前記後方延長部36c、前記フック部45および前記係止突部47の構造設定により、ピリオンシート17の前部を持ち上げると、図6で示すよように、フック部45が備えるフック底壁45aによって後方延長部36cの後端部が上方に曲げられてしまい、係合突部36dが係止突部47に係合することになる。
前記ピリオンシート17における前記底板22の後部には、該ピリオンシート17のクッション部23の後部の左右両側を上方にめくることで外部に露出する位置に後端部が配置されるようにして車幅方向外方に向けて斜め後方に延びる左右一対の後部取付け腕部22a,22aが一体に設けられており、後部取付け腕部22aの後端部と、前記リヤフェンダ14の後部に設けられる挿通孔48とにボルト49が挿通され、そのボルト49を前記リヤフェンダ14の後部裏面に固着されたナット50(図3参照)に螺合して締めつけることにより、前記ピリオンシート17の後部が前記車体Bの前記リヤフェンダ14に着脱可能に取付けられることになる。
また前記ライダーシート16に取付けられたブラケット36の後部を前記ピリオンシート17の前部に差し込むとともに前記ピリオンシート17の後部を前記リヤフェンダ14の後部に締結することでピリオンシート17が車体Bに固定された状態に在るときに、前記リヤフェンダ14の上面に当接する左右一対の弾性部材51,51が左右一対の前記フック部45,45の内側に配置されるようにして前記ピリオンシート17の底板22の下面に固定され、前記リヤフェンダ14の後部上面に当接する左右一対の弾性部材52,52が左右一対の前記後部取付け腕部22a,22aの外側に配置されるようにして前記ピリオンシート17の底板22の下面に固定される。
ところで前記ライダーシート16に連なって前記車体Bに取付けられている前記ピリオンシート17の左右両側には、グラブレール53,53がそれぞれ配置されるものであり、それらのグラブレール53,53を前記車体フレームFの前記リヤフレーム21,21に締結するために、前記ピリオンシート17の左右両側で前記リヤフェンダ14には前後方向に長い長孔状の取付け孔54,54が形成される。それらの取付け孔54,54は蓋部材55,55で閉じられるのであるが、前記グラブレール53がそれぞれ備える前後一対の取付け脚部53a,53bは、前記蓋部材55を介して前記リヤフレーム21に締結される。
また前記ピリオンシート17を取り外すときには、図7で示すように、前記ブラケット36は前記ライダーシートブラケット35から取り外され、前記グラブレール53も取り外されるが、その際、前記取付け孔54は、前記蓋部材55とは異なる他の蓋部材56でそれぞれ閉じられる。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、車体Bに固定されるライダーシート16に取付けられるブラケット36が、ライダーシート16とは別体であるピリオンシート17の前部に挿脱可能に差し込まれ、前記ピリオンシート17の後部が前記車体Bのリヤフェンダ14に着脱可能に取付けられるので、ピリオンシート17の後部の前記リヤフェンダ14への取付けを解除した状態でピリオンシート17をブラケット36から抜き出すことでピリオンシート17を取り外すことができ、ピリオンシート17を取り付ける際には該ピリオンシート17の前部に前記ブラケット36を差し込んだ状態でピリオンシート17の後部を前記リヤフェンダ14に取付ければよく、ピリオンシート17の単独での着脱作業が容易となる。
また前記ライダーシート16に着脱可能に取付けられる板状の前記ブラケット36に、前記ライダーシート16への取付け状態で前記ライダーシート16よりも後方に延出する後方延長部36c,36cが形成され、前記ピリオンシート17の前部の下部に前記後方延長部36c,36cを前方から差し込み可能なフック部45,45が設けられるので、後方延長部36c,36cを有するブラケット36をライダーシート16から取り外すことができ、ピリオンシート17を取り外してライダーシート16だけを利用するときにはブラケット36をライダーシート16から取り外して外観性を高めることができ、またブラケット36を板状のものとすることでコストダウンを図ることができる。
またピリオンシート17は、合成樹脂製の底板22と、該底板22を上方から覆うクッション部23とを備え、前記底板22の下面に、前記後方延長部36c,36cの後端部を前方から差し込み可能なフック部45,45が設けられるので、後方延長部36c,36cの差し込みによるピリオンシート17の前部のブラケット36への支持状態を良好に維持することができる。
また上方に突出する係合突部36dが前記後方延長部36cの後端を上方に折り曲げて該後方延長部36cの後端に形成され、前記フック部45が、前記ピリオンシート17の底板22の下方に配置されるフック底壁45aを有しつつ前記係合突部36dを含む前記後方延長部36cの後端部を差し込み可能として前後に貫通した開口部46を前記底板22の下面との間に形成するようにして前記底板22の下面に設けられ、前記フック部45の後方に配置される係止突部47が、前記フック部45から後方に突出した前記係合突部36dを後方から係合させ得るようにして前記底板22の下面に突設されるので、ピリオンシート17の前部を持ち上げると、図6で示したように、開口部46を形成するようにしてフック部45が備えるフック底壁45aによって後方延長部35cの後端部が上方に曲げられてしまい、係合突部36dが係止突部47に係合してブラケット36がフック部45から抜けなくなり、ピリオンシート17の支持を良好なものとすることができる。
また左右一対の前記後方延長部36c,36cが、ブラケット36の左右両側に設けられるので、ブラケット36の軽量化を可能とし、後方延長部36c,36cを車幅方向よりも前後方向が長い平板状とすることで、後方延長部36ca,36cを撓み易くし、フック部45への差し込みを容易とすることができる。
さらにライダーシート16の後部が、前記ブラケット36との共締めで前記車体Bのリヤフェンダ14に固定されるライダーシートブラケット35を介して前記車体Bのリヤフェンダ14に固定されるので、締結箇所を少なくして組み付け作業性を良好なものとすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
16・・・ライダーシート
17・・・ピリオンシート
22・・・底板
23・・・クッション部
35・・・ライダーシートブラケット 36・・・ブラケット
36c・・・後方延長部
36d・・・係合突部
45・・・フック部
45a・・・フック底壁
46・・・開口部
47・・・係止突部
B・・・車体

Claims (6)

  1. 車体(B)に固定されるライダーシート(16)にブラケット(36)が取付けられ、前記ライダーシート(16)とは別体であるピリオンシート(17)が、前記ブラケット(36)を介して前記ライダーシート(16)に連結されるようにして前記ライダーシート(16)の後方に配置される鞍乗り型車両のシート支持構造において、前記ブラケット(36)が前記ピリオンシート(17)の前部に挿脱可能に差し込まれ、前記ピリオンシート(17)の後部が前記車体(B)に着脱可能に取付けられることを特徴とする鞍乗り型車両のシート支持構造。
  2. 前記ライダーシート(16)に着脱可能に取付けられる板状の前記ブラケット(36)に、前記ライダーシート(16)への取付け状態で前記ライダーシート(16)よりも後方に延出する後方延長部(36c)が形成され、前記ピリオンシート(17)の前部の下部に前記後方延長部(36c)を前方から差し込み可能なフック部(45)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のシート支持構造。
  3. 前記ピリオンシート(17)は、合成樹脂製の底板(22)と、該底板(22)を上方から覆うクッション部(23)とを備え、前記底板(22)の下面に、前記後方延長部(36c)の後端部を前方から差し込み可能なフック部(45)が設けられることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両のシート支持構造。
  4. 上方に突出する係合突部(36d)が前記後方延長部(36c)の後端を上方に折り曲げて該後方延長部(36c)の後端に形成され、前記フック部(45)が、前記底板(22)の下方に配置されるフック底壁(45a)を有しつつ前記係合突部(36d)を含む前記後方延長部(36c)の後端部を差し込み可能として前後に貫通した開口部(46)を前記底板(22)の下面との間に形成するようにして前記底板(22)の下面に設けられ、前記フック部(45)の後方に配置される係止突部(47)が、前記フック部(45)から後方に突出した前記係合突部(36d)を後方から係合させ得るようにして前記底板(22)の下面に突設されることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両のシート支持構造。
  5. 左右一対の前記後方延長部(36c)が、車幅方向よりも前後方向が長い平板状として前記ブラケット(36)の左右両側に設けられることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両のシート支持構造。
  6. 前記ライダーシート(16)の後部が、前記ブラケット(36)との共締めで前記車体(B)に固定されるライダーシートブラケット(35)を介して前記車体(B)に固定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両のシート支持構造。
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