JP2015043354A - 電源用回路モジュール及び電源用回路モジュール組立体 - Google Patents

電源用回路モジュール及び電源用回路モジュール組立体 Download PDF

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Abstract

【課題】部品の実装密度を高め、電源用回路モジュールの小型化・省スペース化を実現する。【解決手段】ボビン100と、ボビン100に巻回される1次側巻線と2次側巻線から成るコイル200と、ボビン100に組み込まれるコア300を含むトランス20と、トランス20の1次側、2次側それぞれの入出力端子20A、20Bと、トランス20の1次側電子部品30及び2次側電子部品40を有するモジュール組立体70において、基板を1次側基板51と2次側基板52に分けて、それぞれモジュール組立体70の相対向する側面側に装着したものを、開放した箱型のケース80内に収容し、樹脂90を充填した。【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器に用いられるスイッチング電源、AC/DCコンバータ等の電源用回路モジュールに関する。
スイッチング電源等の電源回路に関する安全規格では、1次、2次の端子間に所定の距離を確保する必要があり、この距離は沿面及び空間について規定されている。従来、トランスを含む電源用回路を構成する場合、電子機器の基板上にトランスをその入出力端子を介し実装し、また、1次側回路及び2次側回路を構成する制御IC、FET、その他のチップ部品、及びコンデンサ等をディスクリートに(分離して)実装していた。
更に、TV、VTR、ミニコンポ等の電子機器製品の小型化・高機能化の要求に答えて当該電子機器等の構成部品の実装密度を高める必要から、基板上に小型トランス、各種電子部品が実装され、且つ上記基板に互いに離間して1次、2次側入出力端子が設けられてなる電源用回路ブロックをケース内に収容した上で、当該ケース内にトランス等が実装された基板をケース内に収容し、そのケース内に絶縁性の高いエポキシ樹脂等を充填した電源用回路モジュールが提案され(例えば、特許文献1参照)、実用化されている。
この従来の電源用回路モジュールによれば、トランス等が実装された基板をケース内に収容し、そのケース内にエポキシ樹脂等を充填して絶縁性を向上させることで、1次、2次間等の絶縁を図るために規定されている沿面及び空間についての距離を短縮化できるようになり、構成部品の実装密度を高めて電子機器の小型化等に貢献している。
特開2000−228312号公報
しかしながら、持ち歩き可能なPC等に象徴されるように電子機器の更なる小型化・薄型化等の要求が高まっている。上記特許文献1に記載された従来の電源用回路モジュールでは、ケース内に絶縁性の樹脂を充填すること等により沿面距離等の基準をクリアーし易くすることで構成部品の実装密度を高めているが、電源用回路モジュールの構造の面から更に構成部品の実装密度を高め、小型化・省スペース化等を実現するための技術が切望されている。
本発明の目的は、構成部品の実装密度を更に高め、電源用回路モジュールの小型化・省スペース化等を実現可能な技術を提供することにある。
本発明者は、従来は電源モジュールの下面に基板を備え、それ故、殆どの構成部品を下側に有していたのを、基板を電源モジュールの側面に搭載することで、部品の実装面積を大幅に低減でき、更なる小型化・省スペース化が可能なことを見出した。そして、従来は、下側に1枚の基板を設けていたのを、1次側と2次側の2つの基板に分け、それぞれを側面に設けることで、1次側部品と2次側部品の沿面距離も確保し易くなり、基板が下側、即ち高さ方向側に無い分、低背化が可能な上に、デッドスペースを減らして小型化も図れることを見出した。
即ち、上記目的を達成するため、本発明の電源用回路モジュール組立体は、ボビンと、該ボビンに巻回される1次側巻線と2次側巻線から成るコイルと、前記ボビンに組み込まれるコアを含むトランスと、該トランスの1次側、2次側それぞれの入出力端子と、該トランスの1次側に配置される1次側電子部品と、該トランスの2次側に配置される2次側電子部品と、前記ボビンに装着され、且つ前記1次側電子部品及び2次側電子部品が実装される基板とを有する電源用回路モジュール組立体であって、前記基板を該電源用回路モジュール組立体の側面側に位置するように前記ボビンに装着したことを特徴とする。
かかる構成によれば、基板がモジュール組立体の下側、即ち、ケース内に収容した状態では、ケースの開放した側に配置されていないので、基板の厚さ分だけモジュール組立体の低背化が可能である。ここで、基板は、1枚でも複数枚でも良く、該基板が前記電源用回路モジュール組立体の側面側に位置するように構成されていれば良い。
また、前記基板は、前記1次側電子部品が実装される1次側基板と、前記2次側電子部品が実装される2次側基板に分かれており、それぞれ前記電源用回路モジュール組立体の相対向する側面側に装着されているのが好ましい。かかる構成によれば、基板を1次側基板と2次側基板に分けて、それぞれ前記電源用回路モジュール組立体の相対向する側面側に装着したので、モジュール組立体として、トランスの1次側電子部品及び2次側電子部品の絶縁距離を確保し易く、各部品の実装面積も低減できるので、基板を含むモジュール組立体全体の小型化・省スペース化が可能である。
更に、本発明の電源用回路モジュールは、前記電源用回路モジュール組立体を開放したケース内に収容し、該ケース内に樹脂を充填した電源用回路モジュールであって、前記基板は前記ケースの側面に面するように配置されていることを特徴とする。
ここで、前記トランスの1次側、2次側それぞれの入出力端子は、前記ボビンを介して前記ケースの開放した側からケース外に突出するように設けられていても良い。また、前記ボビンに前記樹脂を充填し易くするための切欠きが形成されているようにしても良い。
本発明によれば、構成部品の実装密度を更に高め、電源用回路モジュールの小型化・省スペース化を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る電源用回路モジュールの斜視図であり、モジュール組立体をケースに収納した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電源用回路モジュールにおけるモジュール組立体の斜視図であり、モジュール組立体のコアが無い状態を前面側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電源用回路モジュールにおけるモジュール組立体の斜視図であり、モジュール組立体のコアが無い状態を後面側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電源用回路モジュールにおけるモジュール組立体を組み立てた状態を示す斜視図である。 図4に示したモジュール組立体の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電源用回路モジュールにおいて、モジュール組立体をケースに収納した状態の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電源用回路モジュールにおいて、モジュール組立体を収納したケース内に樹脂を充填した完成状態の電源用回路モジュールを電子機器等の基板に取り付ける態様で示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る電源用回路モジュールについて図1乃至図7を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電源用回路モジュールの斜視図であり、モジュール組立体をケースに収納した状態を示す斜視図であり、図2は、そのモジュール組立体のコアが無い状態を前面側から見た斜視図、図3は、そのモジュール組立体のコアが無い状態を後面側から見た斜視図である。図4は、そのモジュール組立体を組み立てた状態を示す斜視図であり、図5は、図4に示したモジュール組立体の分解斜視図である。図6は、そのモジュール組立体をケースに収納した状態の斜視図であり、図7は、モジュール組立体を収納したケース内に樹脂を充填した完成状態の電源用回路モジュールを電子機器等の基板に取り付ける態様で示す側面図である。
本実施形態の電源用回路モジュール10は、図1乃至図7に示すように、ボビン100と、ボビン100に巻回される1次側巻線と2次側巻線から成るコイル200と、ボビン100に組み込まれるコア300を含むトランス20と、トランス20の1次側、2次側それぞれの入出力端子20A、20Bと、トランスの1次側電子部品30及び2次側電子部品40を有し、基板を1次側基板51と2次側基板52に分けて、それぞれボビン100の側面側に装着したモジュール組立体70を、図1に示すように、図4とは逆さにした状態、即ち、入出力端子20A、20Bが上側に位置するような状態で、下面が開放した箱型のケース80内に収容し、樹脂90を充填した構成を有しており、1次側基板51と2次側基板52はそれぞれケース80の側面に面するように配置されている。即ち、本実施形態の電源モジュール10は、図4に示すモジュール組立体70を、箱型のケース80内に収容し、樹脂90を充填した構成を有しており、1次側基板51と2次側基板52はそれぞれケース80の側面に面するように配置されている。本実施形態の電源モジュール10は、以上の構成を有しているので、基板がモジュール組立体70の下側、即ち、ケース80内に収容した状態では、ケース80の開放した側に配置されていないので、基板の厚さ分だけモジュール組立体70の低背化が可能である。また、基板を1次側基板51と2次側基板52に分けて、それぞれモジュール組立体70の側面側に装着したので、モジュール組立体70として、トランスの1次側電子部品30及び2次側電子部品40の絶縁距離を確保し易く、各部品の実装面積も低減できるので、基板を含むモジュール組立体70全体の小型化・省スペース化が可能である。尚、本実施形態では、基板を1次側基板51と2次側基板52に分けて、それぞれモジュール組立体70の側面側に装着したので、トランス20の1次側と2次側を繋ぐ配線200aと200bを、図1及び図2に示すように、設けている。以下、モジュール組立体70と、その各部の詳細を説明する。
1.モジュール組立体70の構成
モジュール組立体70は、図5の分解斜視図に示すように、ボビン100と、ボビン100に巻回される1次側巻線と2次側巻線から成るコイル200(図5では図示せず)と、ボビン100に組み込まれる上側コア300Aと下側コア300Bから成るコア300とを含むトランス20と、トランス20の1次側、2次側それぞれの入出力端子20A、20Bと、トランスの1次側電子部品30及び2次側電子部品40を有している。 モジュール組立体70では、基板を1次側基板51と2次側基板52に分けて、それぞれボビン100を介してモジュール組立体70の側面側に装着されるようになっている。尚、ここでは、モジュール組立体70の側面側とは、コイル200(図5では図示せず)の巻回軸方向と平行な相対向するボビン100の側に装着されることに相当する。1次側基板51には、1次側電子部品30が実装され、2次側基板52には、2次側電子部品40が実装されている。尚、2次側基板52には、2次側電子部品40から生じた熱を放熱するためのヒートシンク66が取り付けられている。尚、図示はしないが、1次側基板51にも、1次側電子部品30から生じた熱を放熱するためのヒートシンクが取り付けられている。
尚、図2及び図3は、図5の分解斜視図に示した部品を組み立てて図4のモジュール組立体70を構成するまでの途中の形態を示している。ここで、図2及び図3は、モジュール組立体のコアが無い状態、即ち、図5の分解斜視図に示した部品を途中まで組み立て、ボビン100にコイル200を巻回し、トランス20の1次側と2次側を繋ぐ配線200aと200bを設けた状態を示しており、図2は、そのモジュール組立体を前面側から見た斜視図、図3は、そのモジュール組立体を後面側から見た斜視図である(図3では、配線200aと200bは背後に隠れて見えない)。このように、本実施形態では、基板を1次側基板51と2次側基板52に分けて、それぞれモジュール組立体70の側面側に装着したので、1次側と2次側を繋ぐ配線200aと200bを、図2(図1も同様)に示すように、設けている。また、上述したように、図2及び図3では、ボビン100には、まだ、コア300(上側コア300Aと下側コア300B)を組み込んでいない段階である。尚、図2及び図3では、ボビン100等の上下の位置が図5とは逆さになっている。
尚、本実施形態では、配線200aと200bを設けて1次側と2次側を繋ぐようにしているが、例えば、1次側のみで制御を行う場合、或いは無線通信で制御する場合等、1次側と2次側を繋がない場合もあり、この場合には、配線200aや200bを設けなくても良い。
2.ボビン100の構成
ボビン100は、円筒形のコイルの巻枠部102、1次側下部104、2次側下部106、1次側上部108、及び2次側上部110が合成樹脂により一体的に形成されて成る。円筒形のコイルの巻枠部102は、円筒形の巻枠本体102Aと上下のフランジ102B、102Cから成り、巻枠本体102Aにコイル200(図5では図示せず)が巻回される。1次側下部104、2次側下部106の下方には、それぞれトランス20の1次側、2次側それぞれの入出力端子20A、20Bが突出して植設されている。これら入出力端子20A、20Bは、前述したように、これら入出力端子20A、20Bを上側にした状態でモジュール組立体70がケース80内に収容され樹脂90が充填されることで電源モジュール10が完成し、これら入出力端子20A、20Bを介して電子機器の電源基板等に実装される。尚、本実施形態では、ボビン100は、そのコイルの巻枠部102を円筒形のものとしたが、角筒形でも良いし、筒形でなくても良く、ボビン100の形状は限定されない。
また、1次側下部104、2次側下部106の側方には、それぞれ1次側基板51の1次側電子部品30、2次側基板52の2次側電子部品40と接続等するためのピン端子104P、106Pが突出して植設されている。
尚、1次側下部104、2次側下部106の上面部は、それぞれ外側に向って斜めに傾斜する斜面104C、106Cとして形成されている。これは、ボビン100の巻枠本体102Aをできるだけ無駄にしないように使い切る(目一杯巻けるようにする)ためである。尚、2次側下部106が1次側下部104と比べて面広い形状に形成されているのは、1次巻線との距離も必要になる等の理由からである。
また、1次側下部104、2次側下部106の下方側面部には、それぞれ1次側基板51、2次側基板52の下端側を位置決めし易くすると共に、モジュール組立体70をケース80内で正しく位置決めするための突起104K、106Kが設けられている。
一方、1次側上部108、2次側上部110の側方には、それぞれ1次側基板51の1次側電子部品30、2次側基板52の2次側電子部品40と接続等するためのピン端子108P、110Pが突出して植設されている。
更に、1次側上部108、2次側上部110それぞれの前後方向の両端部上方には、ケース80内に樹脂充填するので、ケース80内でモジュール組立体70を浮かせるため、突起部121乃至128が形成されている。
また、2次側上部110の中央よりやや後方には、幅方向に深く切り込んだ比較的大きな切り欠き110Gが形成されており、後述するように、この2次側上部110等の側を下にしてモジュール組立体70をケース80内に収納した時に、ケース80の開放した側から樹脂90を注入した場合に、ケース80の底面とモジュール組立体70の間に、この切り欠き110Gを通して樹脂が回り込み易いようになっている。本明細書の冒頭で述べた従来例では、電源モジュールの下面に基板を備え、ピン端子が上に出るように、その基板の裏面を上にしてケースに封入するので、基板の穴を狙って樹脂を注入することになり、基板の存在が樹脂を注入し難くしていた。これに対し、ケース80にモジュール組立体70を配置した状態で基板は側面に位置するので、ボビン100の形状次第で樹脂を注入する隙間を形成し易い。これにより、切り欠き110Gを形成することも可能になっている。即ち、下面の1つの(同一の)基板上に1次側と2次側の部品が配されている従来の電源モジュールでは、1次側との沿面距離の関係で2次側には大きな空白部を形成できなかったが、本実施形態では、1次側との沿面距離を確保し易くなっているので、2次側を構成する2次側上部110に比較的大きな切り欠き110Gを形成することができ、この切り欠き110Gを通して樹脂90をケース80の上面側まで封入し易いようになっている。
尚、ボビン100の1次側下部104、2次側下部106並びに1次側上部108、2次側上部110には、それぞれ1次側基板51、2次側基板52を装着し易いように、1次側基板51と2次側基板52の対応する部分と嵌合する複数のリブ116が形成されている。
3.1次側基板51及び2次側基板52の構成
上述したように、従来は、モジュール組立体の下側に1枚の基板を設けていたのを、本実施形態では、1次側と2次側の2つの基板に分け、それぞれをモジュール組立体70の側面に設けることで、1次側部品と2次側部品の沿面距離も確保し易くなり、基板が下側、即ち高さ方向側に無い分、低背化が可能な上に、デッドスペースを減らして小型化も図れる構成としている。即ち、本実施形態では、モジュール組立体70は、1次側基板51及び2次側基板52の2枚の基板を備えており、それぞれモジュール組立体70の側面側に配置されるようにボビン100装着されている。ここでは、コイル200の巻回軸方向と平行な相対向する前記ボビンの側面側に装着された形態となる。
尚、1次側基板51と2次側基板52は、略同じ大きさの矩形状に形成され、ボビン100の前後方向の長さに略対応する長さとボビン100の上下方向の高さよりは小さい高さ(幅)に形成されている。尚、ここで1次側基板51と2次側基板52とは、それぞれが主(メイン)基板であり、一方が補助(サブ)基板の関係ではない。また、1次側基板51と2次側基板52とは、それぞれボビン100に装着されるものであり、一方の基板が他方の基板に装着されるものではない。
1次側基板51には、1次側電子部品30として、1次側回路を構成する制御IC、FET、その他の適宜の電子部品であるチップ部品等が実装されている。2次側基板52には、2次側電子部品40として、2次側回路を構成するコンデンサ、ダイオード等が実装されている。尚、2次側基板52には、2次側のダイオードを囲うようにヒートシンク66が取り付けられている。尚、ヒートシンク66を使わずに、樹脂90として放熱性(熱伝導性)樹脂を封入しても良い。尚、1次側基板51にも、発熱の多い電子部品を囲うようにヒートシンクを取り付けても良いのは勿論である。また、特に、図示はしないが、本実施形態では、2次側から1次側のフィードバックをフォトカプラによる光通信を用いて行うが、この場合、フォトカプラは、1次側回路、2次側回路の両方に接続するので、1次側、2次側の両方に属する部品と言える。このように、本実施形態では、2次側から1次側のフィードバックをフォトカプラによる光通信を用いているが、その他の無線通信を用いても良い。尚、1次側基板51と2次側基板52にそれぞれ実装される部品には、特に制限は無い。
尚、1次側基板51には、それぞれ1次側下部104のピン端子104P、1次側上部108のピン端子108Pが嵌入する嵌入穴514P、518Pが形成されている。また、2次側基板52には、それぞれ2次側下部106のピン端子106P、2次側上部110のピン端子110Pが嵌入する嵌入穴516P、520Pが形成されている。
また、2次側基板52の中央よりやや前方には、電子部品が実装されない箇所をレイアウト上設けることができるので、この箇所に比較的大きな切り欠き520Gが形成されており、後述するように、この2次側基板52等の側を横にしてモジュール組立体70をケース80内に収納した時に、ケース80の開放した側から樹脂90を注入した場合に、ケース80の側面と2次側基板52の間に、この切り欠き520Gを通して樹脂が回り込み易いようになっている
4.その他の構成
上側コア300Aと下側コア300Bは、それぞれ側面から見てE字型コアであるが、中央の芯部は、ボビン100の巻枠本体102Aの内径より小さい径の短円柱状に形成されている。これら上側コア300Aと下側コア300Bが、それぞれ中央の芯部を巻枠本体102A内に挿入するようにしてボビン100の上下方向から装着される。尚、ボビン100の1次側下部104と2次側下部106の間、1次側上部108と2次側上部110の間の間隔は、これらの間に上側コア300A、下側コア300Bがそれぞれ組み込まれると共に、コアとの沿面距離を考慮した寸法に設定されている。
さて、以上の構成を有する各構成部品を、図4に示すように組み立てたモジュール組立体70を図4とは逆さにした状態、即ち、入出力端子20A、20Bが上側に位置するような状態で、図6に示すように、下面が開放した箱型のケース80内に収容した後、樹脂90を充填する。このようにして完成した状態が図1に示す電源用回路モジュール10である。また、完成した状態の電源用回路モジュール10は、図7に示すように、入出力端子20A、20Bが下側に位置するような向きで、電子機器等の電源基板等に実装されて用いられる。この電源用回路モジュール10では、1次側基板51と2次側基板52はそれぞれケース80の側面に面するように配置されているので、基板がモジュール組立体70の下側、即ち、ケース80内に収容した状態では、ケース80の開放した側に配置されていないので、基板の厚さ分だけモジュール組立体70ひいてはケース80を含む電源用回路モジュール10全体の低背化が可能である。また、基板を1次側基板51と2次側基板52に分けて、それぞれモジュール組立体70の側面側に装着したので、モジュール組立体70として、トランスの1次側電子部品30及び2次側電子部品40の絶縁距離を確保し易く、各部品の実装面積も低減できるので、基板を含むモジュール組立体70ひいてはケース80を含む電源用回路モジュール10全体の小型化・省スペース化が可能である。また、基板を1次側基板51と2次側基板52に分けて、それぞれモジュール組立体70の相対向する側面側に装着したので、1次側基板51に実装される1次側電子部品30と2次側基板52に実装される2次側電子部品40とが相互に熱の影響を受けにくくなる。また、1次側基板51と2次側基板52はそれぞれケース80の側面に面するように配置されているので、それら基板に実装された1次側電子部品30と2次側電子部品40から生じた熱は、ケース80内にこもらずに樹脂90やヒートシンク66を介して放熱され易くなる構造となっている。
以上のように、本実施形態では、組み立てたモジュール組立体70を図4とは逆さにした状態、即ち、入出力端子20A、20Bが上側に位置するような状態で箱型のケース80内に収容し樹脂90を充填することになる。本実施形態では、ボビン100に巻線を巻回していき、最終巻回(フィニッシュ)が上で終わる場合、従来は、その端部を下側まで戻して下面の基板上でピン端子に接続する必要があったが、本実施形態では、最終巻回(フィニッシュ)が上で終わる場合、そのまま入出力端子20A、20Bに接続し易くなっている。尚、本実施形態では、以上のように入出力端子20A、20Bが上側に位置するように設けられているが、入出力端子(ピン端子)が上側になく、下側にしかない構成も考えられる。この場合は、従来と同様に、巻線の端部を下側まで戻して下側の入出力端子(ピン端子)に接続するようにすれば良い。但し、このように、ピン端子のない側で巻線が終わる場合は、ピン端子がある側に配線を戻すことになるが、巻回された線(コイル)の上を垂直にクロスオーバーする形で戻るので、絶縁の為に戻り線の下にテープ等を入れる必要があり、また戻り線の分、巻線間に隙間ができてしまうので、トランスの結合低下、巻太りの要因にもなる場合がある。本実施形態の入出力端子(ピン端子)の配置構成では、かかる不具合も防止できるという利点がある。
また、ボビン100の2次側上部110には、比較的大きな切り欠き110Gが形成されているので、この2次側上部110等の側を下にしてモジュール組立体70をケース80内に収納した時に、ケース80の開放した側から樹脂90を注入した場合に、ケース80の底面とモジュール組立体70の間に、この切り欠き110Gを通して樹脂が回りが形成されているので、この2次側基板52等の側を横にしてモジュール組立体70をケース80内に収納した時に、ケース80の開放した側から樹脂90を注入した場合に、ケース80の側面と2次側基板52の間に、この切り欠込み易いようになっている。更に、2次側基板52には、比較的大きな切り欠き520Gを通して樹脂が回り込み易いようになっている。このように、本実施形態では、樹脂90を注入した場合に、ケース80とモジュール組立体70の間にスムーズに1回り込むので、トランスの1次側と2次側との絶縁性を有効に高めることが可能である。従って、小型化・省スペース化が可能な上に絶縁性にも優れた電源用回路モジュール10を得ることが可能である。
従来より、1次側と2次側の規定の沿面距離が必要なので、下面の1つの(同一の)基板上に1次側と2次側の部品が配されていると、沿面距離を確保するためにデッドスペースが大きくなるのを避けられなかったのに対し、本実施形態では、1次側と2次側それぞれを側面に基板を設けたので、部品を配置する上で、両者間の沿面距離を考慮する必要性が低下するので、沿面距離だけのためのデッドスペースを低減することができる。
尚、本実施形態では、ケース80内に絶縁性のエポキシ樹脂のような樹脂90を充填しているが、他の実施形態として、ウレタン樹脂を封入しても良い。ウレタン樹脂を充填すると、放熱効果が得られるだけでなく、電磁的な振動に起因する騒音を低減する効果が得られる。また、エポキシ樹脂やウレタン樹脂ではなく、シリコン樹脂を封入しても良く、この場合にも同様の効果を得ることが可能である。また、ケース80内には、真空充填法等により樹脂を充填することができる。尚、ケース80内に樹脂を充填しない構成も、勿論、可能である。
以上、本発明について実施の形態をもとに説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の要旨を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
例えば、以上の実施形態では、コイルの縦置きタイプのトランスの例で説明したが、コイルの横置きタイプのトランスでも良く、上記実施形態のものに限定されない。
本発明は、トランスを用いる電源用回路モジュールであれば、そのサイズや用途により限られない。また、ケースに収納しないモジュール組立体自体にも適用されるのは勿論である。
20 トランス、20A、 20B 入出力端子、30 1次側電子部品、
40 2次側電子部品、 51 1次側基板、52 2次側基板、
70 モジュール組立体、 80 ケース、90 樹脂、 100 ボビン、
200 コイル、300 コア

Claims (5)

  1. ボビンと、該ボビンに巻回される1次側巻線と2次側巻線から成るコイルと、前記ボビンに組み込まれるコアを含むトランスと、該トランスの1次側、2次側それぞれの入出力端子と、該トランスの1次側に配置される1次側電子部品と、該トランスの2次側に配置される2次側電子部品と、前記ボビンに装着され、且つ前記1次側電子部品及び2次側電子部品が実装される基板とを有する電源用回路モジュール組立体であって、前記基板を該電源用回路モジュール組立体の側面側に位置するように前記ボビンに装着したことを特徴とする電源用回路モジュール組立体。
  2. 前記基板は、前記1次側電子部品が実装される1次側基板と、前記2次側電子部品が実装される2次側基板に分かれており、それぞれ前記電源用回路モジュール組立体の相対向する側面側に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の電源用回路モジュール組立体。
  3. 請求項1又は2に記載の電源用回路モジュール組立体を開放したケース内に収容し、該ケース内に樹脂を充填した電源用回路モジュールであって、前記基板は前記ケースの側面に面するように配置されていることを特徴とする電源用回路モジュール。
  4. 前記トランスの1次側、2次側それぞれの入出力端子は、前記ボビンを介して前記ケースの開放した側からケース外に突出するように設けられていること特徴とする請求項3記載の電源用回路モジュール。
  5. 前記ボビンに前記樹脂を充填し易くするための切欠きが形成されていること特徴とする請求項3又は4に記載の電源用回路モジュール。
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