JP2015041587A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シールドケーブルの芯線と接続されるコンタクトを互いに接続されるコネクタ双方において良好にシールドし、インピーダンス整合させやすくする。【解決手段】基板61上に実装される基板コネクタ200と、シールドケーブル41と非シールドケーブル42の両端末に取り付けられて基板コネクタ200と接続されるケーブルコネクタ100とを具備するコネクタにおいて、ケーブルコネクタ100はシールドケーブル41及び非シールドケーブル42の各芯線とそれぞれ接続されるコンタクト26を有し、シールドケーブル41の芯線と接続されるコンタクト26のみを囲むシールドシェル30を備え、基板コネクタ200はケーブルコネクタ100の各コンタクト26とそれぞれ接続される基板コンタクト52を有し、シールドシェル30で囲まれたコンタクト26と接続される基板コンタクト52のみを囲むシールドシェル53を備える。【選択図】図6

Description

この発明はシールドケーブルと非シールドケーブルを一括して接続するために用いるコネクタに関する。
図28はこの種のコネクタの従来例として特許文献1に記載されている構成を示したものであり、図28Aはシールドケーブルと非シールドケーブルが取り付けられたターミナルハウジングを示し、図28Bはターミナルハウジングを挿着させるコネクタハウジングを示す。
ターミナルハウジング1はシールドケーブル2用のシールドターミナル3と、非シールドケーブル4用の非シールドターミナル5を備えており、シールドターミナル3は芯線ターミナル3aの周囲を絶縁材3bを介して外部導体ターミナル3cで覆って形成されている。芯線ターミナル3aには接触部3dが形成され、基部はシールドケーブル2の芯線2aに固定され、電気的に接続されている。また、外部導体ターミナル3cの先端には接触部3eが形成され、基部はシールドケーブル2の外部導体2bに固定され、電気的に接続されている。
非シールドケーブル4が取り付けられる非シールドターミナル5はシールドターミナル3の芯線ターミナル3aと同様のもので、接触部5aが形成されている。
シールドターミナル3と非シールドターミナル5はターミナルハウジング1のシールドターミナル挿着穴6と非シールドターミナル挿着穴7にそれぞれ挿着されている。ターミナルハウジング1の上部には係止片8が設けられ、係止片8には係止凸部8aが形成されている。
コネクタハウジング11はターミナル取付穴12と引出しターミナル13〜15を備えている。引出しターミナル13,15は棒状をなし、コネクタハウジング11の後部からターミナル取付穴12内へ突出した状態で設けられている。引出しターミナル14は板状をなし、ターミナル取付穴12の後部内面に添った状態で設けられている。引出しターミナル14には引出しターミナル13を接触させずに貫通させる穴14aがあけられ、後面にはリード14bが接続されている。コネクタハウジング11の上部には係止穴16が設けられ、係止穴16内には係止凹部16aが形成されている。
ターミナルハウジング1はコネクタハウジング11のターミナル取付穴12に嵌め込まれる。ターミナルハウジング1の係止片8はコネクタハウジング11の係止穴16内に挿入され、係止片8の係止凸部8aは係止穴16内の係止凹部16aに係合する。コネクタハウジング11の引出しターミナル13はターミナルハウジング1の芯線ターミナル3aの接触部3dと接触し、引出しターミナル14は外部導体ターミナル3cの接触部3eと接触した状態となる。また、引出しターミナル15は非シールドターミナル5の接触部5aと接触した状態となる。
図28に示したコネクタは上述したように、シールドケーブル2と非シールドケーブル4に対応し、両種のケーブル2,4を一体化した状態で着脱させることができるものとなっている。
特開平4−345778号公報
上述したターミナルハウジング1ではシールドケーブル2の芯線2aと接続される芯線ターミナル3aは外部導体ターミナル3cによって囲まれてシールドされている。また、ターミナルハウジング1がコネクタハウジング11に挿着された状態では、芯線ターミナル3aと接触するコネクタハウジング11の引出しターミナル13もターミナル取付穴12内に突出している部分は外部導体ターミナル3cによって囲まれるため、シールドされることになる。しかしながら、引出しターミナル13の、コネクタハウジング11の後部からラントアングル状をなして突出している部分は、全くシールドされていないため、インピーダンスの不整合が生じており、例えば伝送される信号が高速(高周波)になった場合には伝送特性の悪化は否めない。
この発明の目的はこの問題に鑑み、シールドケーブルと非シールドケーブルを一括して接続するコネクタにおいて、シールドケーブルの芯線と接続されるコンタクトを互いに接続されるコネクタ双方においてそれぞれシールドしてインピーダンス整合を行いやすいようにし、よって良好な伝送特性が得られるようにしたコネクタを提供することにある。
請求項1の発明によれば、基板上に実装される基板コネクタと、シールドケーブルと非シールドケーブルの両端末に取り付けられて基板コネクタと接続されるケーブルコネクタとを具備するコネクタにおいて、ケーブルコネクタはシールドケーブル及び非シールドケーブルの各芯線とそれぞれ接続されるコンタクトを有し、シールドケーブルの芯線と接続されるコンタクトのみを囲むシールドシェルを備え、基板コネクタはケーブルコネクタの各コンタクトとそれぞれ接続される基板コンタクトを有し、シールドシェルで囲まれたコンタクトと接続される基板コンタクトのみを囲むシールドシェルを備えているものとされる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、基板に取り付けられるハウジングを備え、ハウジングはケーブルコネクタの挿入嵌合部が嵌合される筒状部と、ケーブルコネクタの突起が引っかかる窓部とを有し、基板コネクタに対してケーブルコネクタを案内して抜け止めするものとされる。
請求項3の発明では請求項1の発明において、基板が収容されるケースの開口に位置されてケースに取り付けられるハウジングを備え、ハウジングはケーブルコネクタの挿入嵌合部が嵌合される筒状部と、ケーブルコネクタの突起が引っかかる窓部とを有し、基板コネクタに対してケーブルコネクタを案内して抜け止めするものとされる。
請求項4の発明では請求項1の発明において、ケーブルコネクタと基板コネクタは中継コネクタを介して接続されるものとされる。
請求項5の発明では請求項4の発明において、中継コネクタは中継コンタクトとリアケースとハウジングとを備え、コンタクトと基板コンタクトは中継コンタクトを介して接続され、リアケースは基板が収容されるケースの開口に位置されてケースに取り付けられ、ハウジングはケーブルコネクタの挿入嵌合部が嵌合される筒状部と、ケーブルコネクタの突起が引っかかる窓部とを有し、リアケース上に固定されているものとされる。
請求項6の発明では請求項5の発明において、中継コンタクトは前記筒状部の内部底面から突出されており、前記筒状部の内部底面が樹脂封止されているものとされる。
請求項7の発明では請求項2、3、5、6のいずれかの発明において、シールドケーブル及び非シールドケーブルが引き出されているケーブルコネクタの後端及び前記挿入嵌合部の回りにそれぞれ防水部材が取り付けられているものとされる。
請求項8の発明では請求項1乃至7のいずれかの発明において、基板コネクタは基板に表面実装されているものとされる。
この発明によれば、シールドケーブルの芯線と接続されるケーブルコネクタのコンタクトはシールドシェルによって囲まれてシールドされており、ケーブルコネクタのシールドシェルによって囲まれているコンタクトと接続される基板コネクタの基板コンタクトも基板コネクタのシールドシェルによって囲まれてシールドされている。よって、インピーダンス整合を行いやすく、良好な伝送特性を得ることができ、高速信号も低損失で伝送することができる。
Aはこの発明によるコネクタの実施例1におけるケーブルコネクタの正面図、Bはその側面図、Cはその背面図、D,Eはその斜視図。 図1に示したケーブルコネクタの断面図。 図1に示したケーブルコネクタの前方側から見た分解斜視図。 図1に示したケーブルコネクタの後方側から見た分解斜視図。 Aはこの発明によるコネクタの実施例1における基板コネクタの正面図、Bはその側面図、Cはその背面図、D,Eはその斜視図、Fはその断面図。 Aは図5に示した基板コネクタの斜め上方から見た分解斜視図、Bは図5に示した基板コネクタの斜め下方から見た分解斜視図。 Aはこの発明によるコネクタの実施例1の構成を示す斜め上方から見た分解斜視図、Bはこの発明によるコネクタの実施例1の構成を示す斜め下方から見た分解斜視図。 Aは図7に示した基板に基板コネクタ、ハウジングが取り付けられた状態を示す平面図、Bはその斜視図。 Aはこの発明によるコネクタの実施例1の接続状態を示す斜め上方から見た斜視図、Bはこの発明によるコネクタの実施例1の接続状態を示す斜め下方から見た斜視図。 図9に示したコネクタの接続状態の断面図。 この発明によるコネクタの実施例1の構成を示す斜視断面図。 Aはこの発明によるコネクタの実施例2の構成を示す斜め上方から見た分解斜視図、Bはこの発明によるコネクタの実施例2の構成を示す斜め下方から見た分解斜視図。 Aは図12に示したケースに基板、基板コネクタ、ハウジングが取り付けられた状態を示す平面図、Bはその斜視図。 Aはこの発明によるコネクタの実施例2の接続状態を示す斜め上方から見た斜視図、Bはこの発明によるコネクタの実施例2の接続状態を示す斜め下方から見た斜視図。 図14に示したコネクタの接続状態の断面図。 この発明によるコネクタの実施例2の構成を示す斜視断面図。 Aはこの発明によるコネクタの実施例3における中継コネクタの平面図、Bはその正面図、Cはその底面図、D,Eはその斜視図。 図17に示した中継コネクタの断面図。 Aは図17に示した中継コネクタの斜め上方から見た分解斜視図、Bは図17に示した中継コネクタの斜め下方から見た分解斜視図。 Aは図19に示したコンタクト組立体の正面図、Bはその側面図、Cはその背面図、D,Eはその斜視図。 Aは図20に示したコンタクト組立体の斜め上方から見た分解斜視図、Bは図20に示したコンタクト組立体の斜め下方から見た分解斜視図。 Aはこの発明によるコネクタの実施例3における基板コネクタの正面図、Bはその側面図、Cはその背面図、D,Eはその斜視図、Fはその断面図。 Aは図22に示した基板コネクタの斜め上方から見た分解斜視図、Bは図22に示した基板コネクタの斜め下方から見た分解斜視図。 Aはこの発明によるコネクタの実施例3の構成を示す斜め上方から見た分解斜視図、Bはこの発明によるコネクタの実施例3の構成を示す斜め下方から見た分解斜視図。 Aはこの発明によるコネクタの実施例3の接続状態を示す斜め上方から見た斜視図、Bはこの発明によるコネクタの実施例3の接続状態を示す斜め下方から見た斜視図。 図25に示したコネクタの接続状態の断面図。 この発明によるコネクタの実施例3の構成を示す斜視断面図。 Aは従来の互いに接続されるコネクタの一方の構成を示す断面図、BはAと接続される他方の構成を示す断面図。
以下、この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
シールドケーブルと非シールドケーブルを一括して接続するコネクタは、この例ではシールドケーブルと非シールドケーブルの両端末に取り付けられるケーブルコネクタと、基板上に実装される基板コネクタとによって構成される。
図1はケーブルコネクタ100の外観を示したものであり、図2はその断面構造を示したものである。また、図3及び4はケーブルコネクタ100を各部に分解して示したものである。ケーブルコネクタ100は図3及び4に示したように、外部ハウジング21と内部ハウジング22,23とケーブルホルダ24,25とコンタクト26とシェル27とカバーシェル28とシールゴム31とフロントキャップ32とグロメット33とリテーナ34とによって構成されている。なお、図3及び4中、41はシールドケーブルを示し、42は非シールドケーブル(ディスクリートワイヤ)を示す。
内部ハウジング22,23はそれぞれコンタクト26を整列保持するもので樹脂製とされる。
内部ハウジング22は基部22aと、基部22aから前方に突出された舌片部22bと、基部22aの幅方向両端から後方に突出された一対の腕部22cと、それら腕部22c間を基部22a側において連結する板状部22dとよりなる。舌片部22bにはその突出方向に平行に、この例では4本の溝22eが形成されており、これら溝22eは基部22aに形成された穴22fをそれぞれ介して板状部22dまで延伸されている。なお、一対の腕部22cの先端側の互いに対向する内面には凹部22gがそれぞれ形成されている。
内部ハウジング23も内部ハウジング22と同様の構成とされ、基部23aと舌片部23bと一対の腕部23cと板状部23dとよりなり、4本の溝23e、4つの穴23f、一対の凹部23gが形成されている。
コンタクト26は短冊状の金属板よりなり、長手方向中間の圧入部26aにはその幅方向両側に圧入用の突起26bが突出形成されている。圧入部26aより前方側は曲げ起こされて可動接片26cとされ、その先端には接点部26dが円弧状をなすように曲げ返されて形成されている。
内部ハウジング22,23にはそれぞれ4本のコンタクト26が取り付けられる。内部ハウジング22,23の穴22f,23fにそれぞれコンタクト26の圧入部26aが圧入され、溝22e及び23eにそれぞれコンタクト26が配置される。
内部ハウジング22に圧入されたコンタクト26の後端にはシールドケーブル41の芯線が接続され、内部ハウジング23に圧入されたコンタクト26の後端には非シールドケーブル42の芯線が接続される。
ケーブルコネクタ100の後端側に配置されるグロメット33及びリテーナ34にはそれぞれシールドケーブル41挿通用の穴33a及び34aと非シールドケーブル42挿通用の穴33b及び34bが形成されている。非シールドケーブル42挿通用の穴33b,34bはそれぞれ4つ形成されている。この例では1本のシールドケーブル41と4本の非シールドケーブル42が取り付けられる。
シールドケーブル41はリテーナ34の穴34a及びグロメット33の穴33aに通される。シールドケーブル41はこの例では2芯とされ、2本の信号電線41aを有するものとされている。これら信号電線41aはブロック状をなす樹脂製のケーブルホルダ24に配列形成されている穴24aにそれぞれ挿通されて位置決めされる。なお、穴24aはこの例では4つ形成されており、内側に位置する2つの穴24aに信号電線41aが挿通される。
信号電線41aを保持したケーブルホルダ24は内部ハウジング22の一対の腕部22c間に圧入され、両端が一対の腕部22cの凹部22gに嵌め込まれて位置決め固定される。2本の信号電線41aの芯線41bは内部ハウジング22に整列保持されているコンタクト26の後端にそれぞれ半田付けされて接続される。
内部ハウジング22にはシェル27が取り付けられる。シェル27は金属板が曲げ加工されて形成されており、前方側半部27aは内部ハウジング22を囲む角筒状をなす。後方側半部27bは角筒の上面がない(上面が開放された)形状とされている。後方側半部27bの後方にはさらに後方側半部27bから突出延長されてかしめ部27cが形成されている。
シェル27のかしめ部27cは図2では詳細図示を省略しているが、シールドケーブル41の外被が除去されたシールドを囲んでシールドにかしめ付けられる。シェル27の後方側半部27bにはカバーシェル28が取り付けられる。
カバーシェル28は金属板が曲げ加工されて形成されており、シェル27の後方側半部27bの上面を蓋する形状とされている。カバーシェル28は後方側にかしめ部28aを備えており、このかしめ部28aはシェル27のかしめ部27cの外側を囲むようにかしめ付けられる。
この例ではシェル27とカバーシェル28とによってシールドシェル30が構成されており、シールドケーブル41から導出された信号電線41a及び内部ハウジング22に保持されているコンタクト26は、図2に示したようにそれらの全長に渡ってシェル27とカバーシェル28とよりなるシールドシェル30によって囲まれる。
一方、4本の非シールドケーブル42はリテーナ34の穴34b及びグロメット33の穴33bに通される。4本の非シールドケーブル42はケーブルホルダ24と同じ構造のケーブルホルダ25の穴25aにそれぞれ挿通されて位置決めされる。
4本の非シールドケーブル42を保持したケーブルホルダ25は内部ハウジング23の一対の腕部23c間に圧入され、両端が一対の腕部23cの凹部23gに嵌め込まれて位置決め固定される。4本の非シールドケーブル42の各芯線42aは内部ハウジング23に整列保持されているコンタクト26の後端にそれぞれ半田付けされて接続される。
内部ハウジング23及びシールドシェル30が取り付けられた内部ハウジング22は外部ハウジング21に挿入されて、外部ハウジング21の前端側の挿入嵌合部21a内に位置される。
外部ハウジング21はケーブルコネクタ100の外形を構成するもので、樹脂製とされ、全体として角が丸められた角筒形状をなす。前方側は挿入嵌合部21aとされ、挿入嵌合部21a内には内部ハウジング23及びシールドシェル30が取り付けられた内部ハウジング22を収容保持する空間が仕切り壁21bによって形成されている。内部ハウジング22及び23の前端は挿入嵌合部21aの前端に互いに隣接して位置される。
挿入嵌合部21aのまわりには所定の間隙を介して挿入嵌合部21aの外周を囲むように筒状部21cが設けられている。さらに、筒状部21cの外面には固定バネ片21dが形成されている。固定バネ片21dは外部ハウジング21の前端から後端に向かって延伸され、後端側が自由端とされており、自由端には指で押圧操作することができる操作部21eが形成されている。また、固定バネ片21dの外面には突起21fが突出形成されている。
外部ハウジング21の後端にはグロメット33及びリテーナ34が順次押し込まれて取り付けられる。グロメット33はゴムよりなる防水部材であって、グロメット33によって外部ハウジング21の後端は蓋される。
リテーナ34はグロメット33の外側に位置され、その周面の互いに対向する位置に形成された一対の凸部34cが外部ハウジング21の後端に形成された一対の切り欠き21gに位置決めされ、一対の凸部34cが対向する方向と直交する方向において周面の互いに対向する位置に形成された一対の固定バネ片34dが外部ハウジング21に形成された一対の窓21hに引っかかり固定される。これにより、リテーナ34は外部ハウジング21の後端に固定される。なお、リテーナ34の内面に突出形成されている4本の棒状体34eは内部ハウジング22及び23を押さえ込むもので、先端が内部ハウジング22及び23の後端面に当接される。
一方、外部ハウジング21の挿入嵌合部21aのまわりにはシールゴム31が挿着される。シールゴム31は防水部材であって、挿入嵌合部21aと、挿入嵌合部21aを囲む筒状部21c間の間隙に位置される。挿入嵌合部21aの前端にはシールゴム31の脱落止め用としてフロントキャップ32が取り付けられる。フロントキャップ32の内面には一対の固定バネ片32aが設けられており、これら固定バネ片32aが挿入嵌合部21aの前端の段部21iに引っかかることでフロントキャップ32が外部ハウジング21に固定される。フロントキャップ32及びリテーナ34は樹脂製とされる。
次に、上記のような構成を有するケーブルコネクタ100と接続される基板コネクタの構成について説明する。
図5は基板コネクタ200の外観及び断面構造を示したものであり、図6は基板コネクタ200を各部に分解して示したものである。基板コネクタ200はボディ51と基板コンタクト52とシールドシェル53とによって構成されている。
ボディ51は基板コンタクト52を整列保持するもので樹脂製とされる。ボディ51は基台部51aと、基台部51a上に突出形成された一対の垂直板部51b,51cとよりなる。一対の垂直板部51b,51cの互いの外面には垂直板部51b,51cの突出方向と平行に溝51dがそれぞれ形成されている。溝51dは垂直板部51b,51cにそれぞれ4本形成されている。
基台部51aにおける各溝51dの延長上にはスリット51eがそれぞれ形成されている。スリット51eは溝51dの断面形状と同じ断面形状を有するものとされている。さらに、基台部51aにおける垂直板部51bの内面の延長上にはスリット51fが形成されている。
基台部51aの下面には凹部51gが形成されている。凹部51gには仕切り壁51hが形成されており、仕切り壁51hはスリット51eの長手方向において隣接するスリット51e間に位置するように形成されている。
基板コンタクト52は短冊状の金属板がL字状に折り曲げられた形状とされ、L字の一辺をなす垂直部52aの根元部分は圧入部52bとされ、圧入部52bにはその幅方向両側に圧入用の突起52cが突出形成されている。
基板コンタクト52は圧入部52bがボディ51のスリット51eに圧入されてボディ51に取り付けられ、垂直部52aは垂直板部51b,51cの溝51dに配置される。ボディ51には計8本の基板コンタクト52が取り付けられる。垂直板部51bと51cに配列された基板コンタクト52のL字の他辺をなす水平部52dは互いに外向きとされて基台部51aの凹部51gに位置され、先端は基台部51aから突出されている。
シールドシェル53は金属板が曲げ加工されて形成されており、ボディ51の一方の垂直板部51bを囲む角筒状とされている。シールドシェル53の一端側における互いに対向する短辺部分には脚部53aが突出延長されてそれぞれ形成されており、一対の脚部53aの先端は互いに外向きに折り曲げられている。また、シールドシェル53の一端側における一方の長辺部分はボディ51のスリット51fの長さに対応する幅とされてスリット51fに圧入される圧入部53bとされており、幅方向両側には圧入用の突起53cが突出形成されている。
シールドシェル53は圧入部53bがボディ51のスリット51fに圧入されて垂直板部51bを囲むようにボディ51に取り付けられる。垂直板部51bに配列されている基板コンタクト52と対向するシールドシェル53の一面は基板コンタクト52と離間されており、基板コンタクト52との間には所定の空間が設けられている。
図7は上述したケーブルコネクタ100及び基板コネクタ200と共に、基板コネクタ200が実装される基板61及び基板61に取り付けられるハウジング62を示したものである。
基板61には基板コネクタ200の各基板コンタクト52が半田付けされる8つの電極パターン61a及び基板コネクタ200のシールドシェル53の一対の脚部53aが半田付けされる2つのGND電極パターン61bが形成されている。基板コネクタ200はリフロー半田により基板61に表面実装される。
ハウジング62は樹脂製とされ、筒状部62aと、筒状部62aの一端に設けられた方形のフランジ62bと、フランジ62bの一辺に筒状部62aと並ぶように立設された側壁部62cとよりなる。筒状部62aはケーブルコネクタ100の挿入嵌合部21aの外形に対応する角が丸められた角筒形状をなす。側壁部62cの上端にはケーブルコネクタ100の突起21fが引っかかる方形の窓部62dが形成されている。
ハウジング62は基板61に実装された基板コネクタ200を取り囲むように基板61に取り付けられる。取り付けはねじ63とナット64を使用して行われる。ハウジング62のフランジ62b及び基板61にはそれぞれ4つの穴62e,61cが形成されており、これら穴62e,61cに4本のねじ63が挿通され、ナット64が締結されてハウジング62が基板61にねじ止め固定される。
図8は基板61に基板コネクタ200が実装され、さらにハウジング62が取り付けられた状態を示したものであり、基板コネクタ200はハウジング62の筒状部62a内の中央に位置される。
図9は上記のようにして基板61に取り付けられた基板コネクタ200にケーブルコネクタ100が接続された状態を示したものであり、図10はその断面を示したものである。
ケーブルコネクタ100の挿入嵌合部21aはハウジング62の筒状部62aに挿入嵌合され、ケーブルコネクタ100の突起21fはハウジング62の窓部62dに引っかかる。ハウジング62は基板コネクタ200に対してケーブルコネクタ100を案内すると共に抜け止めする機能を有する。なお、ケーブルコネクタ100を取り外す際はケーブルコネクタ100の操作部21eを指で押し込むことにより突起21fの引っかかりを解除することができ、これによりケーブルコネクタ100を引き抜くことができる。
ケーブルコネクタ100を基板コネクタ200に接続することにより、基板コネクタ200の垂直板部51b,51cはケーブルコネクタ200の挿入嵌合部21a内に挿入される。ケーブルコネクタ100の8本のコンタクト26の接点部26dは垂直板部51b,51cに配列されている基板コンタクト52とそれぞれ接触し、ケーブルコネクタ100の8本のコンタクト26と基板コネクタ200の8本の基板コンタクト52が接続される。ケーブルコネクタ100のシールドシェル30によって囲まれているコンタクト26は基板コネクタ200のシールドシェル53によって囲まれている基板コンタクト52と接続される。また、基板コネクタ200のシールドシェル53も挿入嵌合部21a内に挿入される。シールドシェル53とケーブルコネクタ100のシールドシェル30は、シールドシェル30を構成する一方のシェル27に切り起こされて設けられている接触片27dがシールドシェル53と接触して導通される。
図11はケーブルコネクタ100に収容されているシールドシェル30と基板コネクタ200のシールドシェル53との対応位置関係をハウジング62と共にシールドシェル30が露出するような断面で示したものである。
この例では上述したようにシールドケーブル41の芯線41bと接続されるケーブルコネクタ100のコンタクト26はシールドシェル30によって囲まれて良好にシールドされ、シールドシェル30によって囲まれたコンタクト26と接続される基板コネクタ200の基板コンタクト52もシールドシェル53によって囲まれて良好にシールドされるものとなっている。
以下、実施例2及び3について説明する。なお、実施例1と対応する部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
実施例1では基板コネクタ200が実装される基板61にハウジング62が取り付けられる構成となっていたが、実施例2ではハウジングは基板が収容されるケースに取り付けられる構成とされる。
図12は実施例2の構成を示したものであり、図12中、65は基板61’が収容されるケースを示す。ケース65内に配置される部品の図示は省略しているが、ケース65は例えばカメラのケースとされる。ケース65は直方体の筒状とされ、その内面の4隅には段部65aが形成されている。ケース65の上面は開放されている。なお、ケース65の下面には内部に配置されるレンズに対応して円形の窓部65bが形成されている。
基板コネクタ200はリフロー半田により基板61’に表面実装され、基板コネクタ200が実装された基板61’がケース65内に取り付けられる。基板61’の取り付けは2本のねじ66を使用して行われる。2本のねじ66は基板61’に形成された2つの穴61cに挿通され、ケース65の互いに対向する一対の段部65aに形成されているねじ穴(図12では隠れて見えない)にねじ込まれ、これにより基板61’がケース65にねじ止め固定される。
ハウジング62’はケース65の上面の開口65cを蓋するようにケース65に取り付けられる。ハウジング62’の取り付けは2本のねじ63を使用して行われる。2本のねじ63はハウジング62’のフランジ62bに形成された2つの穴62eに挿通され、ケース65の上面に形成されているねじ穴65dにねじ込まれてハウジング62’がケース65にねじ止め固定される。なお、ケース65の上面とハウジング62’のフランジ62bとの間にはOリング67が挟み込まれる。フランジ62bの下面にはOリング67を位置決め配置するための溝62fが形成されている。
図13は上記のようにして基板コネクタ200が実装された基板61’及びハウジング62’がケース65に取り付けられた状態を示したものである。この例ではハウジング62’は基板コネクタ200に対してケーブルコネクタ100を案内して抜け止めすると共に、ケース65の蓋として機能するものとなっている。
図14は図13のように実装された基板コネクタ200に実施例1と同様にケーブルコネクタ100が接続された状態を示したものであり、図15はその断面を示したものである。また、図16は実施例1において図11に示した断面と同様の断面を示したものである。なお、ケース65内に配置される部品の図示は図15においても省略している。
この例ではケーブルコネクタ100及び基板コネクタ200は実施例1と同じであって、シールドケーブル41の芯線41bと接続されるケーブルコネクタ100のコンタクト26及び基板コネクタ200の基板コンタクト52は良好にシールドされている。また、この例では図14,15に示したように基板コネクタ200にケーブルコネクタ100を接続した状態でケース65内に対する防水構造が実現されるものとなっている。以下、この点について説明する。
シールドケーブル41及び非シールドケーブル42が引き出されているケーブルコネクタ100の後端は前述したようにグロメット33によって防水されている。また、ケース65とハウジング62’の間にはOリング67が挟み込まれて防水されている。さらに、ケーブルコネクタ100の挿入嵌合部21aのまわりにはシールゴム31が挿着されているため、挿入嵌合部21aがハウジング62’の筒状部62aに挿入嵌合されると、シールゴム31は筒状部62aと挿入嵌合部21aとの間に挟み込まれる状態となり、この部分が防水される。よって、この例では基板コネクタ200にケーブルコネクタ100を接続した状態でケース65内への液体の浸入が阻止されるものとなっている。
実施例3ではケーブルコネクタと基板コネクタは中継コネクタを介して接続されるものとされる。図17は中継コネクタ300の外観を示したものであり、図18はその断面構造を示したものである。また、図19は中継コネクタ300を各部に分解して示したものである。
中継コネクタ300は図19に示したように、コンタクト組立体70とリアケース81とハウジング82と絶縁板83と接着剤84と封止樹脂85とによって構成される。なお、接着剤84及び封止樹脂85は構成要素として図19では模式的に示している。
図20は図19におけるコンタクト組立体70の詳細を示したものであり、図21はコンタクト組立体70を各部に分解して示したものである。コンタクト組立体70はボディ71と中継コンタクト72とシールドシェル73とによって構成されている。
ボディ71は中継コンタクト72を整列保持するもので樹脂製とされる。ボディ71は一対の垂直板部71a,71bを有し、それらの上端が連結部71cによって連結された構造とされている。一対の垂直板部71a,71bの互いに対向する内面には溝71dがそれぞれ4本形成されており、連結部71cにはこれら溝71dとそれぞれ連通する8つの穴71eが貫通形成されている。
中継コンタクト72は短冊状の金属板より、長手方向中間の圧入部72aにはその幅方向両側に圧入用の突起72bが突出形成されている。圧入部72aに対し、一端側は曲げ起こされて可動接片72cとされ、その先端には接点部72dが曲げ返されて形成されている。
中継コンタクト72は圧入部72aがボディ71の穴71eに圧入されてボディ71に取り付けられ、溝71dに可動接片72cがそれぞれ配置される。ボディ71には計8本の中継コンタクト72が取り付けられる。中継コンタクト72の可動接片72cと反対側の延伸部72eはボディ71上に突出される。
シールドシェル73は金属板が曲げ加工されて形成されており、ボディ71を囲む角筒状とされる。シールドシェル73の一端側(上端側)における互いに対向する短辺部分には上方に向って延長された延長部73aが形成されており、さらに一方の長辺部分にも上方に向って延長された延長部73bが形成されている。また、他方の長辺部分はやや幅狭とされ、この幅狭部73cの幅方向両側には圧入用の突起73dが形成されている。
シールドシェル73はその幅狭部73cがボディ71の垂直板部71aの外面に突設された突部71fに形成されたスリット71gに圧入されてボディ71に取り付けられる。シールドシェル73の延長部73a,73bは中継コンタクト72の延伸部72eと同様、ボディ71上に突出される。このようにコンタクト組立体70はボディ71に8本の中継コンタクト72及びシールドシェル73が圧入されて構成されている。
リアケース81は金属材よりなり、例えばアルミニウム製とされる。リアケース81は方形板状とされ、その中央には方形の開口81aが形成されている。下面側の周縁には前述した実施例2におけるケース65の開口65cの内周面に対応する形状の突出部81bが全周に渡って形成されている。
コンタクト組立体70はリアケース81の開口81aに上方から圧入されて取り付けられる。コンタクト組立体70のシールドシェル73には固定用の爪73eが形成されている。シールドシェル73とリアケース81とは爪73eによって互いに固定されると共に導通される。
絶縁板83には8本の中継コンタクト72に対応する8つのスリット83aが形成されており、各スリット83aに中継コンタクト72の延伸部72eが通されて絶縁板83はコンタクト組立体70のボディ71上に搭載される。
ハウジング82は実施例1におけるハウジング62と類似した構成とされ、筒状部82aとフランジ82bと側壁部82cとを有する。側壁部82cの上端には窓部82dが形成されている。筒状部82aの下端側はこの例では閉塞板部82eによって閉塞されており、この閉塞板部82e上に一対の垂直板部82f,82gが突出形成されている。
一対の垂直板部82f,82gの互いの外面には垂直板部82f,82gの突出方向と平行に溝82hがそれぞれ形成されている。溝82hは垂直板部82f,82gにそれぞれ4本形成されている。閉塞板部82eにおける各溝82hの延長上にはスリット82iがそれぞれ形成されている。これらスリット82iにはコンタクト組立体70の中継コンタクト72が挿通される。なお、閉塞板部82eにはさらにコンタクト組立体70のシールドシェル73の一対の延長部73a及び幅広の延長部73bがそれぞれ挿通されるスリット82j,82kが形成されている。
上記のような構成を有するハウジング82は接着剤84によってリアケース81上に固定される。なお、フランジ82bの下面に突設されている4本のボス82mはリアケース81に貫通形成されている穴81cに挿通されて先端が熱カシメされる。コンタクト組立体70の8本の中継コンタクト72の延伸部72eはスリット82iを通って閉塞板部82eの上面(筒状部82aの内部底面)から突出され、ハウジング82の垂直板部82f,82gの溝82hにそれぞれ位置される。また、シールドシェル73の延長部73a,73bはスリット82j,82kを通ってハウジング82の筒状部82aの内部底面から突出される。
筒状部82aの内部には樹脂が注入され、筒状部82aの内部底面は封止樹脂85によって封止される。中継コネクタ300は上記のような構成を有するものとされる。なお、封止樹脂85の回り込みを良くし、良好な防水構造を得るために垂直板部82f,82gの根元部分における中継コンタクト72が位置する部分には図18に示したようにほり込み82nが設けられている。絶縁板83はこの部分を蓋するものとして機能する。
図22は基板コネクタ200’の外観及び断面構造を示したものであり、図23は基板コネクタ200’を各部に分解して示したものである。基板コネクタ200’は実施例1の基板コネクタ200と同様、ボディ51’と8本の基板コンタクト52とシールドシェル53’によって構成されている。なお、ボディ51’の一対の垂直板部51b,51cの間隔は実施例1のボディ51の一対の垂直板部51b,51cの間隔より狭く、また角筒状をなすシールドシェル53’の角筒の短辺部分の長さは実施例1のシールドシェル53と比べて短かくされている。
図24は実施例3の全体構成を示したものである。実施例2と同様、基板コネクタ200’がリフロー半田により表面実装された基板61’がケース65内にねじ66によりねじ止めされて取り付けられる。中継コネクタ300はリアケース81の下面の突出部81bがケース65の開口65cに嵌め込まれ、開口65cを蓋するようにケース65に取り付けられる。中継コネクタ300の取り付けは2本のねじ63を使用して行われる。2本のねじ63はリアケース81に形成された2つの穴81dに挿通され、ケース65のねじ穴65dにねじ込まれて中継コネクタ300がケース65にねじ止め固定される。この際、リアケース81の下面の突出部81bの回りにOリング67が配され、ケース65の上面とリアケース81との間にOリング67が挟み込まれる。
上記のように中継コネクタ300を取り付けることにより、基板コネクタ200’の一対の垂直板部51b,51c及びシールドシェル53’は中継コネクタ300のコンタクト組立体70のシールドシェル73内に挿入される。基板コンタクト52は中継コンタクト72とそれぞれ接触し、8本の基板コンタクト52と8本の中継コンタクト72が接続される。また、基板コネクタ200’のシールドシェル53’と中継コネクタ300のシールドシェル73は、シールドシェル73に切り起こされて設けられている接触片73fがシールドシェル53’と接触して導通される。
ケーブルコネクタ100は中継コネクタ300に接続される。ケーブルコネクタ100の挿入嵌合部21aは中継コネクタ300のハウジング82の筒状部82aに挿入嵌合され、ケーブルコネクタの突起21fはハウジング82の窓部82dに引っかかる。ハウジング82はケーブルコネクタ100を案内すると共に抜け止めする機能を有する。
図25は上記のようにケーブルコネクタ100が中継コネクタ300に接続された状態を示したものであり、図26はその断面を示したものである。また、図27は実施例1において図11に示した断面と同様の断面を示したものである。
ケーブルコネクタ100を中継コネクタ300に接続することにより、中継コネクタ300のハウジング82の垂直板部82f,82gはケーブルコネクタ100の挿入嵌合部21a内に挿入される。ケーブルコネクタ100の8本のコンタクト26の接点部26dは垂直板部82f,82gに配列されている中継コンタクト72とそれぞれ接触し、ケーブルコネクタ100の8本のコンタクト26と中継コネクタ300の8本の中継コンタクト72が接続される。また、中継コネクタ300のシールドシェル73の延長部73a,73bはケーブルコネクタ100のシールドシェル30内に挿入され、シールドシェル30を構成する一方のシェル27に設けられている接触片27dが延長部73a,73bと接触して導通される。
このようにこの例ではケーブルコネクタ100と基板コネクタ200’は中継コネクタ300を介して接続されるものとなっており、ケーブルコネクタ100のコンタクト26は中継コネクタ300の中継コンタクト72を介して基板コネクタ200’の基板コンタクト52と接続される。
また、この例ではケース65に取り付けられてケース65の開口65cを蓋する中継コネクタ300のハウジング82の筒状部82aの内部底面は封止樹脂85によって封止されているため、中継コネクタ300をケース65に取り付けた状態で防水構造が実現され、ケース65内への液体の浸入が阻止されるものとなっている。
なお、中継コネクタ300のシールドシェル73は、シールドケーブル41の芯線41bと接続されたケーブルコネクタ100のコンタクト26と接続される中継コンタクト72のみを囲む構造とはなっていないが、基板コネクタ200’、中継コネクタ300及びケーブルコネクタ100の三者が接続された状態ではこの囲まれていない部分はわずかであり、コネクタ接続状態ではケーブルコネクタ100と基板コネクタ200’の伝送路によってインピーダンスはほぼ決まる。
以上、この発明の実施例について説明したが、基板コネクタ200,200’は表面実装タイプであるため、例えば基板に搭載される他の電子部品と同時にリフロー半田付けすることができ、その点で組み立ては容易となる。
また、この発明によるコネクタはシールドされた伝送路とシールドされていない伝送路を有するものであって、実施例において例示したように、例えばカメラにおける制御信号と画像信号の伝送に好適なものであり、シールドされた伝送路で画像信号を伝送し、シールドされていない伝送路で制御信号を伝送することにより、画像信号に対する制御信号からのノイズを遮断することができ、信号の高速伝送を良好に行うことができる。なお、シールドを必要としない制御信号には安価な非シールドケーブル(ディスクリートワイヤ)が使用される。
1 ターミナルハウジング 2 シールドケーブル
2a 芯線 2b 外部導体
3 シールドターミナル 3a 芯線ターミナル
3b 絶縁材 3c 外部導体ターミナル
3d 接触部 3e 接触部
4 非シールドケーブル 5 非シールドターミナル
5a 接触部 6 シールドターミナル挿着穴
7 非シールドターミナル挿着穴 8 係止片
8a 係止凸部 11 コネクタハウジング
12 ターミナル取付穴 13〜15 引出しターミナル
14a 穴 14b リード
16 係止穴 16a 係止凹部
21 外部ハウジング 21a 挿入嵌合部
21b 仕切り壁 21c 筒状部
21d 固定バネ片 21e 操作部
21f 突起 21g 切り欠き
21h 窓 21i 段部
22 内部ハウジング 22a 基部
22b 舌片部 22c 腕部
22d 板状部 22e 溝
22f 穴 22g 凹部
23 内部ハウジング 23a 基部
23b 舌片部 23c 腕部
23d 板状部 23e 溝
23f 穴 23g 凹部
24 ケーブルホルダ 24a 穴
25 ケーブルホルダ 25a 穴
26 コンタクト 26a 圧入部
26b 突起 26c 可動接片
26d 接点部 27 シェル
27a 前方側半部 27b 後方側半部
27c かしめ部 27d 接触片
28 カバーシェル 28a かしめ部
30 シールドシェル 31 シールゴム
32 フロントキャップ 32a 固定バネ片
33 グロメット 33a,33b 穴
34 リテーナ 34a,34b 穴
34c 凸部 34d 固定バネ片
34e 棒状体 41 シールドケーブル
41a 信号電線 41b 芯線
42 非シールドケーブル 42a 芯線
51,51’ ボディ 51a 基台部
51b,51c 垂直板部 51d 溝
51e,51f スリット 51g 凹部
51h 仕切り壁 52 基板コンタクト
52a 垂直部 52b 圧入部
52c 突起 52d 水平部
53,53’ シールドシェル 53a 脚部
53b 圧入部 53c 突起
61,61’ 基板 61a 電極パターン
61b GND電極パターン 61c 穴
62,62’ ハウジング 62a 筒状部
62b フランジ 62c 側壁部
62d 窓部 62e 穴
62f 溝 63 ねじ
64 ナット 65 ケース
65a 段部 65b 窓部
65c 開口 65d ねじ穴
66 ねじ 67 Oリング
70 コンタクト組立体 71 ボディ
71a,71b 垂直板部 71c 連結部
71d 溝 71e 穴
71f 突部 71g スリット
72 中継コンタクト 72a 圧入部
72b 突起 72c 可動接片
72d 接点部 72e 延伸部
73 シールドシェル 73a,73b 延長部
73c 幅狭部 73d 突起
73e 爪 73f 接触片
81 リアケース 81a 開口
81b 突出部 81c,81d 穴
82 ハウジング 82a 筒状部
82b フランジ 82c 側壁部
82d 窓部 82e 閉塞板部
82f,82g 垂直板部 82h 溝
82i,82j,82k スリット 82m ボス
82n ほり込み 83 絶縁板
83a スリット 84 接着剤
85 封止樹脂 100 ケーブルコネクタ
200,200’ 基板コネクタ 300 中継コネクタ

Claims (8)

  1. 基板上に実装される基板コネクタと、シールドケーブルと非シールドケーブルの両端末に取り付けられて前記基板コネクタと接続されるケーブルコネクタとを具備するコネクタであって、
    前記ケーブルコネクタは、前記シールドケーブル及び前記非シールドケーブルの各芯線とそれぞれ接続されるコンタクトを有し、前記シールドケーブルの芯線と接続されるコンタクトのみを囲むシールドシェルを備えており、
    前記基板コネクタは、前記ケーブルコネクタの各コンタクトとそれぞれ接続される基板コンタクトを有し、前記シールドシェルで囲まれたコンタクトと接続される基板コンタクトのみを囲むシールドシェルを備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    前記基板に取り付けられるハウジングを備え、
    前記ハウジングは、前記ケーブルコネクタの挿入嵌合部が嵌合される筒状部と、前記ケーブルコネクタの突起が引っかかる窓部とを有し、前記基板コネクタに対して前記ケーブルコネクタを案内して抜け止めすることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    前記基板が収容されるケースの開口に位置されて前記ケースに取り付けられるハウジングを備え、
    前記ハウジングは、前記ケーブルコネクタの挿入嵌合部が嵌合される筒状部と、前記ケーブルコネクタの突起が引っかかる窓部とを有し、前記基板コネクタに対して前記ケーブルコネクタを案内して抜け止めすることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    前記ケーブルコネクタと前記基板コネクタは中継コネクタを介して接続されることを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項4記載のコネクタにおいて、
    前記中継コネクタは中継コンタクトとリアケースとハウジングとを備え、
    前記コンタクトと前記基板コンタクトは前記中継コンタクトを介して接続され、
    前記リアケースは前記基板が収容されるケースの開口に位置されて前記ケースに取り付けられ、
    前記ハウジングは、前記ケーブルコネクタの挿入嵌合部が嵌合される筒状部と、前記ケーブルコネクタの突起が引っかかる窓部とを有し、前記リアケース上に固定されていることを特徴とするコネクタ。
  6. 請求項5記載のコネクタにおいて、
    前記中継コンタクトは前記筒状部の内部底面から突出されており、
    前記筒状部の内部底面が樹脂封止されていることを特徴とするコネクタ。
  7. 請求項2、3、5、6のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記シールドケーブル及び前記非シールドケーブルが引き出されている前記ケーブルコネクタの後端及び前記挿入嵌合部の回りにそれぞれ防水部材が取り付けられていることを特徴とするコネクタ。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記基板コネクタは前記基板に表面実装されていることを特徴とするコネクタ。
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