JP2015039613A - 化粧用瞼整形用テープ及びその製造方法 - Google Patents

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    • C09J5/00Adhesive processes in general; Adhesive processes not provided for elsewhere, e.g. relating to primers

Abstract

【課題】延伸可能でその延伸後にも弾性的収縮性を有する細長い基材片に、粘着剤が塗着されて成るテープ状部材から構成されていて、上記基材片の延伸後の弾性的収縮性を利用して、瞼に該テープ状部材に沿ったくびれを形成するように構成された化粧用瞼整形用テープにおいて、瞼の皮膚に対する接着性を改善したもの、及びその製造方法を提供する。【解決手段】延伸可能でその延伸後にも弾性的収縮性を有する細長い基材片3の両面に、粘着剤4が塗着されて成るテープ状部材2と、テープ状部材の両面の粘着剤に貼着され、テープ状部材と同形状に形成されて中央に易破断部5aを有する剥離シート片5とにより構成された化粧用瞼整形用テープ1において、テープ状部材の両側端に、長手方向の全体に亘って波形の突出部22,23を凸設した。【選択図】図1

Description

本発明は、延伸可能でその延伸後にも弾性的収縮性を有する基材片に粘着剤を塗着して成るテープ状部材を、上記基材片が延伸される所定長さに伸長させた状態で瞼に貼り付け、上記基材片の弾性的な伸縮性を利用して、疑似的な二重瞼を形成したり下瞼に膨らみ(所謂、涙袋)を形成したりするなど、瞼に疑似的な整形を施すことが可能な化粧用瞼整形用テープ及びその製造方法に関するものである。
外科的な手術を伴うことなく一重瞼を擬似的な二重瞼にする二重瞼形成用化粧品としては、従来から、溶液を瞼の皮膚上に塗布する溶液タイプ(特許文献1〜3)と粘着テープを瞼の皮膚上に貼付するテープタイプ(特許文献4〜8)とが知られていた。
そして、これら溶液タイプ及びテープタイプのものは、二重瞼が形成される方式により、主として、両面粘着テープや接着剤等で瞼の皮膚同士を折り畳んだ状態で接着させることにより二重瞼のひだを形成する方式(接着方式)と、溶液を瞼の皮膚上に塗布して乾燥させたり、粘着テープを瞼の皮膚上に貼着したり等することにより、瞼の皮膚上にそれよりも硬質な被膜を形成し、瞼を開いた際にその被膜の上縁に沿って皮膚が折り返されて二重瞼のひだが形成される方式(シャッター方式)とに分類することができる。
しかしながら、これら従来の二重瞼形成用化粧品は、溶液又はテープによる接着や被膜を利用して無理に二重瞼のひだを形成するものであるため、形成される二重瞼が不自然になりがちであったり、使用しているのが目立ち易かったり、使用者が引きつり感などの違和感を覚え易い等の問題点があった。
そこで出願人は、かかる問題点を解決するために、上記従来のものとは全く異なる方式によって二重瞼を形成することが可能な二重瞼形成用テープ(特許文献9)を提案した。この二重瞼形成用テープは、延伸可能でその延伸後にも弾性的収縮性を有する合成樹脂から成るテープ状部材により構成され、そのテープ状部材の延伸後の弾性的収縮性を利用して瞼に該テープ状部材をくい込ませ、そのテープ状部材に沿った凹溝状のくびれを形成するもので、その結果、上瞼を開いた際に、該くびれ部で自然に上瞼が折り返されて二重瞼のひだが形成されるようになっている。
さらに、昨今、同様にテープ状部材の延伸後の弾性的収縮性を利用して、下瞼の下方にくびれを形成することにより、下瞼に膨らみ(所謂、涙袋)を形成して目元に立体感をもたせる化粧用テープも提案され、注目を集めている。
特開2007−106711号公報 登録実用新案第3111511号公報 特開平02−188512号公報 登録実用新案第3154139公報 特開平10−304935号公報 特開2005−334108号公報 特開2007−111218号公報 特開2009−195410号公報 特許第3277180号公報
ところで、上述のような、テープ状部材の延伸後の弾性的な収縮性を利用して、該テープ状部材を瞼にくい込ませ、該テープ状部材に沿ったくびれ形成する各種化粧用瞼整形用テープにおいては、使用にあたって、テープ状部材を引っ張って延伸させた状態で瞼の皮膚に貼り付け、瞼をテープと共に収縮させる必要がある。その一方で、テープ状部材を延伸させた時、テープ状部材に塗着されている粘着剤層も同時に延ばされるため、粘着剤層の厚さが薄くなったり、場合によっては粘着剤層が切れて粘着剤層が無い部分が生じたりする。
そのため、該テープ状部材を引っ張って延伸させた状態で瞼の皮膚に貼り付けた時、瞼の皮膚の状態によっては、テープ状部材と瞼の皮膚との間で十分な接着力を得ることができず、該テープ状部材の収縮時に瞼の皮膚との間で滑りが発生し、その結果、瞼にテープ状部材の実際の収縮量に応じた深さのくびれ、すなわち、疑似的な二重瞼を形成したり下瞼に膨らみを形成したりするなど、瞼に疑似的な整形を施すのに必要な深さのくびれを形成することができない場合があった。
そこで、本発明の技術的課題は、延伸可能でその延伸後にも弾性的収縮性を有する細長い基材片に、粘着剤が塗着されて成るテープ状部材から構成されていて、該テープ状部材を上記基材片が延伸される長さに伸長させた状態で瞼に貼り付け、上記基材片の延伸後の弾性的収縮性を利用して該テープ状部材を瞼にくい込ませることにより、瞼に該テープ状部材に沿ったくびれを形成するように構成された化粧用瞼整形用テープにおいて、瞼の皮膚に対する接着性を改善したもの、及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る化粧用瞼整形用テープは、合成樹脂により形成され、長手方向に延伸可能でその延伸後にも弾性的収縮性を有する細長い基材片の両面又は片面に、該基材片を瞼に貼着するための粘着剤が塗着されて成るテープ状部材から構成されていて、上記テープ状部材は、その長手方向の一端側と他端側に位置して指先での把持に供される一対の把持領域と、これら一対の把持領域の間に位置して瞼への貼着に供される貼着領域とを有し、上記テープ状部材の貼着領域を上記基材片が延伸される長さに伸長させた状態で瞼に貼り付け、上記基材片の延伸後の弾性的収縮性を利用して該テープ状部材を瞼にくい込ませることにより、瞼に該テープ状部材に沿ったくびれを形成するように構成された化粧用瞼整形用テープであって、上記テープ状部材は、その長手方向の一端から他端まで直線状に延びて幅方向の両側に互いに平行を成す第1及び第2側端を有するコア部と、少なくとも上記貼着領域において、該コア部の第1及び第2側端のそれぞれから幅方向に凸設された突出部とにより一体に形成されていることを特徴としている。
本発明において、「延伸」とは、合成樹脂から成る基材片を引き伸ばして塑性領域に移行させること、すなわち塑性変形させることを意味しており、「延伸可能」とは、使用者自らの手で延伸させて使用することができることを意味している。また、「弾性的収縮性」とは、引っ張りにより延伸させてその力を除荷したときに生じる収縮のうち、弾性的な収縮力を伴ったほぼ瞬間的な収縮のみを意味しており、「延伸後にも弾性的収縮性を有する」とは、延伸させた後にも、瞼の張りに抗して瞼にくい込んでテープ状部材に沿ったくびれを形成可能な弾性的な収縮性を有することを意味している。そして、「瞼」とは、上瞼及び下瞼の総称を意味している。
このような本発明に係る化粧用瞼整形用テープにおいては、上記テープ状部材の把持領域を指先で把持して長手方向に引っ張ることにより、その貼着領域を上記基材片が延伸される所定長さに伸長させた際に、該貼着領域の粘着剤の層も同時に引き延ばされるが、上記突出部については、その先端側にいくほど上記基材片の延伸率が小さくなるため、粘着剤の層も上記コア部よりも厚い適度な厚さを確保することができる
したがって、テープ状部材を引っ張ったままの状態で、その貼着領域を瞼の皮膚に押し当てた時、該貼着領域を瞼の皮膚に対しより確実に接着させることができ、基材片が弾性的に収縮する際に、該テープ状部材と瞼の皮膚との間で滑りが発生するのを抑制することができる。そのため、瞼にテープ状部材の実際の収縮量に応じた深さのくびれ、すなわち、疑似的な二重瞼を形成したり下瞼に膨らみ(所謂、涙袋)を形成したりするなど、瞼に疑似的な整形を施すのに必要な深さのくびれを、より確実に形成することが可能となる。
上記化粧用瞼整形用テープにおいては、上記第1及び第2側端のそれぞれにおいて、上記突出部が複数形成されていることが望ましい。
このとき、好ましくは、上記第1及び第2側端のそれぞれにおいて、上記突出部が均一の高さ及び均一のピッチで形成されており、より好ましくは、上記第1側端における突出部の高さ及びピッチと、上記第2側端における突出部の高さ及びピッチが互いに等しく形成されており、さらに好ましくは、上記テープ状部材の長手方向において、上記第1側端の突出部と第2側端の突出部とが逆位相で形成されている。
また、上記化粧用瞼整形用テープにおいては、上記テープ状部材が、その長手方向の一端から他端まで均一な幅を有していることが望ましく、特に、上記突出部が波形に形成されていることが望ましい。
なお、該化粧用瞼整形用テープにおいては、上記テープ状部材の長手方向の一端から他端までの全体に亘って、上記第1及び第2側端に上記突出部が形成されていても良い。
さらに、上記化粧用瞼整形用テープは、上記基材片の両面に粘着剤が塗着されて成るテープ状部材と、粘着剤に対し易剥離性を有する合成樹脂により該テープ状部材と同形状に形成され、該テープ状部材における粘着剤が塗着された粘着面に貼着した剥離シート片とから構成されていて、該剥離シート片が、その長手方向の中央部に、幅方向に切設され長手方向への引っ張りにより破断する易破断部を有していることが望ましい。
この場合、上記テープ状部材の把持領域を剥離シート片の上から把持して長手方向に引っ張ると、該剥離シート片が上記易破断部で破断し、上記貼着領域を上記基材片が延伸される所定長さに伸長させることができるようになっている。
ところで、このように2枚の剥離シート片の間に上記テープ状部材を挟持させ、これら剥離シート片とテープ状部材とを互いに同形状に形成した化粧用瞼整形用テープにおいては、該テープ同士が個々に独立しているため、ケースに複数本をまとめて収納するのが一般的である。しかしながら、出願人が先に上記特許文献9で提案したものは、該テープの側方の両端面が互いに平行を成して長手方向に延びていて、該端面に粘着剤の層の端縁が露出しており、しかも、製造時に個々のテープにカットする際に、その端面に粘着剤の一部が押し出されることがあるため、ケース内で該テープの側方の端面同士が該端面に沿って長手方向に連続的に接着し易く、使用する際に、接着したテープ同士を剥がすのが困難になる場合があった。
それに対し、本発明に係る化粧用瞼整形用テープにおいては、テープ状部材が、その長手方向の一端から他端まで直線状に延びて幅方向の両側に互いに平行を成す第1及び第2側端を有するコア部と、少なくとも上記貼着領域において、該コア部の第1及び第2側端のそれぞれから幅方向に凸設された突出部とにより形成されていて、上記剥離シート片も該テープ状部材と同形状を有している。そのため、ケースに収納された複数のテープが、長手方向に僅かにずれてさえいれば、たとえ該テープの端面同士が接着したとしても、点状又は断続的な接着となり、該端面に沿った連続的な接着を防止することができるので、ケースから取り出して使用する際に、接着したテープ同士を剥がし易くすることができる。
また、本発明に係る化粧用瞼整形用テープは、二重瞼形成用テープとして特に好適に用いられ、その場合、上記テープ状部材の貼着領域を上記基材片が延伸される所定長さに伸長させたままの状態で上瞼に貼り付け、該基材片の延伸後の弾性的収縮性を利用して該テープ状部材を上瞼にくい込ませることにより、上瞼に該テープ状部材に沿ったくびれを形成して、上瞼を開いた際に該くびれで上瞼が折り返されることにより、二重瞼のひだが形成される。
その一方で、本発明に係る化粧用瞼整形用テープを用いて、下瞼に膨らみを形成する場合にも、同様に、上記テープ状部材の貼着領域を上記基材片が延伸される所定長さに伸長させたままの状態で、下瞼における膨らみを形成する下方位置に貼り付け、該基材片の延伸後の弾性的収縮性を利用して該テープ状部材を当該位置にくい込ませることにより、そこに該テープ状部材に沿ったくびれが形成される。そうすると、その下瞼に形成したくびれの上方に膨らみが形成されて、目元に立体感をもたせることができる。
なお、本発明に係る化粧用瞼整形用テープは、以下のステップを有する方法によって製造することができる。
(1)上記基材片を形成する合成樹脂から成る基材片シートの両面又は片面に粘着剤が塗着された粘着シートを準備するステップ
(2)上記突出部と同じ輪郭形状の刃先を有する切断刃と上記粘着シートとを相対的に移動させながら、該切断刃で該粘着シートを切断することにより、上記化粧用瞼整形用テープを得るステップ
そして、本発明に係る化粧用瞼整形用テープを使用するにあたっては、上記テープ状部材の長手方向の一端側と他端側に位置する一対の把持領域を指先で把持して、該テープ状部材を長手方向に引っ張り、これら把持部間に位置する貼着領域を基材片が延伸される所定長さに伸長させた状態(すなわち、テープ状部材を引っ張ったままの状態)で、上記貼着領域を瞼に押し当てて貼り付ける。そして、把持領域から指先を放すと、基材片の収縮に伴って瞼の皮膚も収縮するが、瞼の皮膚は概ね眼球に沿った外側への凸曲面に形成されているため、テープ状部材が瞼にくい込んで、疑似的な二重瞼を形成したり下瞼に膨らみを形成したりするなど、瞼に疑似的な整形を施すのに必要な深さのくびれが、該テープ状部材に沿って形成される。
本発明に係る化粧用瞼整形用テープによれば、上記テープ状部材の把持領域を指先で把持して長手方向に引っ張ることにより、その貼着領域を上記基材片が延伸される所定長さに伸長させた際に、該貼着領域の粘着剤の層も同時に引き延ばされるが、上記突出部については、その先端側にいくほど上記基材片の延伸率が小さくなるため、粘着剤の層も上記コア部よりも厚い適度な厚さを確保することができる
したがって、テープ状部材を引っ張ったままの状態で、その貼着領域を瞼の皮膚に押し当てた時、該貼着領域を瞼の皮膚に対しより確実に接着させることができ、基材片が弾性的に収縮する際に、該テープ状部材と瞼の皮膚との間で滑りが発生するのを抑制することができる。そのため、瞼にテープ状部材の実際の収縮量に応じた深さのくびれ、すなわち、疑似的な二重瞼を形成したり下瞼に膨らみを形成したりするなど、瞼に疑似的な整形を施すのに必要な深さのくびれを、より確実に形成することが可能となる。
本発明に係る化粧用瞼整形用テープの一実施形態としての二重瞼形成用テープを示す部分破断平面図である。 図1のテープを側方から見た図である。 図2のテープのA−A断面図である。 図1のテープの分解斜視図である。 図2のテープの易破断部を含む部分Bの拡大図である。 図1のテープにおいて、テープ状部材を基材片が延伸される所定長さに伸長させたときの貼着領域の状態を示す概略図である。 本発明に係る化粧用瞼整形用テープを用いた二重瞼の形成方法を示す概略図1である。 同概略図2である。 同概略図3である。 同概略図4である。 同概略図5である。 同概略図6である。 同概略図7である。 本発明に係る化粧用瞼整形用テープの製造過程を示す概略図1である。 同概略図2である。 同概略図3である。 同概略図4である。 同概略図5であり。 (a)及び(b)は、共に、本発明に係る化粧用瞼整形用テープの他の実施形態を示すテープ状部材の平面図である。 (a)及び(b)は、共に、本発明に係る化粧用瞼整形用テープの他の実施形態を示すテープ状部材の貼着領域の平面図である。 (a)及び(b)は、共に、本発明に係る化粧用瞼整形用テープの他の実施形態を示すテープ状部材の貼着領域の部分平面図である。
以下に、本発明に係る化粧用瞼整形用テープの実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下においては、化粧用瞼整形用テープのうち、主として二重瞼形成用テープを例に挙げて説明する。
図1〜図5に示すように、本発明に係る化粧用瞼整形用テープ1としての二重瞼形成用テープ1は、合成樹脂により形成され、長手方向への伸長により延伸可能でその延伸後にも弾性的な収縮性を有する細長いフィルム状の基材片3の両面全体に、該基材片3を上瞼に貼着するための粘着剤4,4が塗着されて成るテープ状部材2を有している。
上記テープ状部材2は、その長手方向の一端側と他端側に位置して指先での把持に供される一対の把持領域2a,2aと、これら一対の把持領域2a,2aの間に位置して上瞼への貼着に供される貼着領域2bとを有している。また同時に、該テープ状部材2は、その長手方向の一端から他端まで直線状に延びて幅方向の両側に互いに平行を成す第1側端21a及び第2側端21bを有するコア部21と、該コア部21の第1及び第2側端21a,21bのそれぞれから幅方向に凸設された第1及び第2突出部22,23とにより一体に形成されている。
ここで、本発明において、上記コア部21を規定する第1側端21a及び第2側端21bとは、上記貼着領域2bを基材片3が延伸される所定長さに伸長させる際に、基材片3における両方向への引っ張り力が直接的に作用して延伸される部分の両側縁及びその長手方向への延長線であり、これら第1側端21a及び第2側端21bはそれぞれ、上記貼着領域2bにおける突出部22,23の最も内方に位置する基端22a,23aを通っている。
より具体的には、本実施形態においては、上記コア部21の第1及び第2側端21a,21bのそれぞれにおいて、上記テープ状部材2の長手方向の一端から他端までの全体に亘り、複数の滑らかに連結された波形の突出部22,23が、均一の高さh1,h2及び均一のピッチp1,p2で形成されており、しかも、上記第1側端21aにおける突出部22の高さh1及びピッチp1と、第2側端における突出部23の高さh2及びピッチp2が互いに等しく形成されている。また、該テープ状部材2の長手方向において、上記第1側端21aの突出部22と第2側端21bの突出部23とが逆位相で形成されており(すなわち、上記第1側端21aの側に突出部22の先端22bが在る位置に、上記第2側端21bの側には突出部23の基端23aが在り、逆に上記第1側端21aの側に突出部22の基端22aが在る位置に、上記第2側端21bの側には突出部23の先端が在り)、その結果、テープ状部材2は、その一端から他端までの全体に亘って均一な幅Wを有している。
そして、このような構成を有するテープ状部材2の貼着領域2bを基材片3が延伸される所定長さに伸長させると、図6に示すような状態となる。そのとき、上記コア部21は延伸率が大きくなるため、それに伴い該コア部21の粘着剤4も同様に引き延ばされ、薄くなったり、場合によっては粘着剤4が切れて粘着剤4が無い部分が生じたりして、上瞼の皮膚への接着性が低下する。そこで、このような突出部22,23をテープ状部材2における少なくとも貼着領域2bに設けると、該突出部22,23の基材片3はその先端22b、23b側にいくほど延伸率が小さくなるため、粘着剤4も上記コア部21よりも厚い適度な厚さを確保することができ、上瞼の皮膚への十分な接着性を確保することができる。したがって、テープ状部材2を引っ張ったままの状態で、その貼着領域2bを上瞼の皮膚に押し当てた時、該貼着領域2bを上瞼の皮膚に対しより確実に接着させることができ、基材片3が弾性的に収縮する際に、テープ状部材2と瞼の皮膚との間で滑りが発生するのを抑制することができる。そのため、瞼に該テープ状部材2の実際の収縮量に応じたくびれ、すなわち、疑似的な二重瞼を形成するのに必要な深さのくびれを、より確実に形成することが可能となる。
ここで、基材片3を形成する合成樹脂としては、指先にて容易に伸長して塑性領域に移行(延伸)させることが可能で、その延伸後においても弾性的な収縮性を有するポリオレフィン樹脂や塩化ビニル樹脂等が挙げられるが、より好ましくはポリエチレンであり、その中でも特に低密度ポリエチレンが最も好適に用いられる。また、基材片3は、フィルム製造時における軸延伸が特にその長手方向(軸l方向)に対して無延伸又は極めて低延伸倍率のものであることが望ましい。
なお、上記基材片3を形成する合成樹脂には、必要に応じて顔料やラメなどの添加物が加えられていても良い。
上記テープ状部材2の寸法すなわち基材3の各種寸法については、該基材3が低密度ポリエチレンで形成されている場合、実際の使用における操作性や携帯性等を考慮して決定すべきであるが、長さLは25〜40mm程度で、そのうち上記貼着領域2bの延伸後の長さWbは5〜10cm程度であることが好ましい。また、コア部の幅(すなわち第1側端21aと第2側端21bとの距離)Cwと基材片3の厚さt1は、延伸後に上瞼に貼着したときの幅や厚さ及び上瞼へ装着した時の使用感等を考慮して決定すべきであるが、Cwは1.0〜5.0mm程度、t1は40〜80μm程度であることが好ましい。そして、上記突出部22,23のピッチp1、p2及び高さh1,h2は、延伸後に上瞼に装着する際における皮膚との間の滑りの抑制や、上瞼に貼着したときの幅等を考慮して決定すべきであるが、p1,p2は1.5〜4.0mm程度、h1,h2は0.3〜0.6mm程度であることが好ましい。このとき、該突出部22,23の高さh1とh2の和は、上記コア部21の幅Cwよりも小さいことが望ましい。
ただし、基材片3の各種寸法はこれらの範囲に限定されるものではなく、基材片3の材質、並びに、操作性、使用感及び形成した二重瞼の見栄えなどといった感覚的な評価等を考慮して、適宜決定することができる。
なお、粘着剤4,4としては、皮膚用のアクリル系粘着剤が好適に用いられるが、それに限定されるものではなく、皮膚に用いることができるものであれば良い。このとき、瞼の皮膚への接着性等を考慮すると、粘着剤4,4の厚さt2は40〜60μm程度であることが好ましいが、特にこの範囲に限定されるものではなく、粘着剤の性質に応じて適宜決定することができる。また、テープ状部材2の両面の粘着剤4,4は、互いに異なる粘着剤を使用しても良く、厚さt2も互いに異なっていても良い。
さらに、上記二重瞼形成用テープ1は、粘着剤4に対し易剥離性を有する合成樹脂により形成されて、上記テープ状部材2の両面すなわち粘着剤4,4が塗着された粘着面に貼着した剥離シート片5,5を有している。
該剥離シート片5は、上記テープ状部材2と平面視において同形状に形成され(すなわち、平面視において同じ外形及び寸法に形成され)、上記テープ状部材2における粘着剤4,4が塗着された粘着面全体を覆っている。そして、該剥離シート片5の長手方向の中央部には、長手方向への引っ張りにより破断する易破断部5aが幅方向に線状に切設されている。
このとき、易破断部5aは、図5に示すように、上記剥離シート片5における上記粘着剤4と接する内面側から、その厚さ方向の途中まで切り込みを入れることにより形成されたもので、使用前において、上記易破断部5aが不注意により破断するのを防止している。さらに、上記剥離シート片5の内面は鏡面に、外面は微細な粗面に形成されており、製造段階において、該剥離シート片5を反転させて粘着剤4と接する面を入れ替えることにより、該剥離シート片5と粘着剤4との剥離性を調整することができるようになっている。
ここで、該剥離シート片5は、粘着剤に対する易剥離性と上記易破断部5aにおける破断性とを兼ね備えたシリコーン樹脂によって一体に成形されている。このシリコーン樹脂は、硬度がより高いものである程、上記破断性に優れているため好ましく、その厚さt3は0.3〜0.5mm程度であることが望ましいが、特にそれに限定されるものではない。該剥離シート片5は、例えば、紙にシリコーン樹脂から成る易剥離層を設けた剥離紙などであっても良い。また、上記易破断部5aも、上記切り込み(ハーフカット)によるものである必要性はなく、例えば、V字状のノッチによるものであっても良い。
以下に、本発明に係る化粧用瞼整形用テープ1としての上記二重瞼形成用テープ1を用いた二重瞼の形成方法を、図7〜図13に基づいて説明する。
まず、図示は省略するが、二重にする上瞼の油分等を拭き取った上で、プッシャー等を使用して二重瞼のひだを形成する位置を確認する。次いで、図7に示すように、二重瞼形成用テープ1におけるテープ状部材2の把持領域2a,2aを剥離シート片5の上から指先で把持する。そのとき、把持領域の2a,2aの間に少なくとも1cm前後の貼着領域2bを残しておくことが望ましい。そして、該テープ1を長手方向に引っ張ると、剥離シート片5が中央の易破断部5aで破断すると共に、上記貼着領域2bの粘着剤4,4から該剥離シート片5,5が剥離して、中からテープ状部材2の貼着領域2bが伸長されながら出てくる。さらに伸長させていくと、図8に示すように、貼着領域2bの基材片3が延伸され、引っ張り力を除荷しても元の長さには復帰しない塑性変形した状態となる。このとき、基材片3が所謂ネッキングを伴っていても良い。
そして、テープ状部材2の貼着領域2bを5〜10cm程度まで伸長させたところで伸ばすのを止め、図9に示すように、伸ばしたテープ状部材2の貼着領域2bをピンと張ったままの状態で、上瞼10の二重瞼のひだを形成したい位置に対し押し当てることにより、該貼着領域2bを粘着剤4で上瞼に貼り付け、次いで両手をテープ1から離してテープ状部材2に加えていた引っ張り力と上瞼10への押し付け力を除荷する。このとき、上述のように、上記突出部22,23の粘着剤4で、該貼着領域2bはより確実に上瞼の皮膚に貼着されている。
すると、図10に示すように、延伸された基材片3の弾性的な収縮に伴って、上瞼10の皮膚も瞼に貼り付けられたテープ状部材2の貼着領域2bと共に収縮するが、図11に示すように、上瞼10の皮膚は概ね眼球11に沿った外側への凸曲面に形成されていることから、テープ状部材2が上瞼10にくい込んで該テープ状部材2に沿った凹溝状のくびれ12を形成する。このとき、テープ状部材2は、くびれ12の底部に貼り付いた状態となっている。
そして、図12及び図13に示すように上瞼10を開けると、上記くびれ12で上瞼10が自然に折り返されて二重瞼のひだ13が形成される。
なお、テープ状部材2の上瞼10の皮膚に貼り付いていない両端側の余剰部分は、カッター等により適当な位置(図12中×で示した位置)で切り取る。この後、図示しないプッシャー等で二重瞼の形を整えても良い。
その一方で、本発明に係る化粧用瞼整形用テープ1は、図13に示すように、下瞼15に膨らみ(所謂、涙袋)17を形成するテープとしても使用することができる、その場合には、上述した二重瞼を形成する場合と同様に、上記テープ状部材2の貼着領域2bを上記基材片3が延伸される所定長さに伸長させたままの状態で、下瞼15における膨らみ17を形成する下方位置に貼り付け、該基材片3の延伸後の弾性的収縮性を利用して該テープ状部材2を当該位置にくい込ませることにより、そこに該テープ状部材2に沿ったくびれ16が形成される。そうすると、その下瞼15に形成したくびれ16の上方に膨らみ17が形成されて、目元に立体感をもたせることができる。なお本発明に係る化粧用瞼整形用テープ1をこのように下瞼15に膨らみ17を形成するテープとして使用する場合には、テープ1の長さLを二重瞼を形成する場合よりも短くしても良い。その他の点については、基本的には、上述した二重瞼形成用テープ1の場合と同様であるから、重複を避けるため説明を省略する。
ところで、このように2枚の剥離シート片5,5の間に上記テープ状部材2を挟持させ、これら剥離シート片5,5とテープ状部材2とを互いに同形状に形成した化粧用瞼整形用テープ1においては、該テープ1同士が個々に独立していることから、商品化するにあたっては、その複数本をまとめてケース内に長手方向に揃えた状態で収納するのが一般的である。
しかしながら、出願人が先に上記特許文献9で提案したものは、該テープの側方の両端面が互いに平行を成して長手方向に延びていて、該端面に粘着剤の層の端縁が露出しており、しかも、製造時に個々のテープにカットする際に、その端面に粘着剤の一部が押し出されることがあるため、ケース内で該テープの側方の端面同士が該端面に沿って長手方向に連続的に接着し易く、使用する際に、接着したテープ同士を剥がすのが困難になる場合があった。
それに対し、本発明に係る化粧用瞼整形用テープ1においては、テープ状部材2が、その長手方向の一端から他端まで直線状に延びて幅方向の両側に互いに平行を成す第1及び第2側端21a,21bを有するコア部21と、少なくとも上記貼着領域2bにおいて、該コア部21の第1及び第2側端21a,21bのそれぞれから幅方向に凸設された突出部22,23とにより形成されていて、上記剥離シート片5,5も該テープ状部材2と同形状を有している。そのため、ケースに収納された複数本のテープ1が、長手方向に僅かにずれてさえいれば、たとえ該テープ1の側方の端面同士が接着したとしても、点状又は断続的な接着となり、該端面に沿った連続的な接着を防止することができるので、ケースから取り出して使用する際に、接着したテープ同士を剥がし易くすることができる。
以下に、上述した化粧用瞼整形用テープ1としての二重瞼形成用テープ1の製造方法を、図14〜18を用いて説明する。
まず、ポリオレフィン樹脂や塩化ビニル樹脂などの合成樹脂から成る基材シート30の両面に粘着剤4,4が塗着されて成る両面粘着シート25(図15)を準備する。
また、図14に示すように、硬度の高いシリコーン樹脂を熱成型することにより、第1面51が鏡面でそれと反対側の第2面52が粗面である剥離シート50を作成し、その第1面51に、厚さ方向の途中に至るまで切り込まれた、互いに等間隔Lで平行を成す複数本の易破断線53を形成する。
次に、図15及び図16に示すように、2枚の上記剥離シート50の第1面51を、上記両面粘着シート25の両面の粘着剤4,4にそれぞれ貼付することにより、両面粘着シート25を2枚の剥離シート50,50で挟んだ積層シート60を作成する。そのとき、2枚の剥離シート50,50の易破断線53,53は互いに同方向に延びて対向している。また、上記両面粘着シート25の基材シート30は、特に易破断線53と直交する方向に対し、フィルム製造時における軸延伸が無延伸又は極めて低延伸倍率のものであることが望ましい。
そして、上記積層シート60を、図16の一点鎖線に示すように、互いに隣接する易破断線53間の中央で該易破断線53と平行に裁断して、幅がLの細長い短冊状積層シート61を形成する。
続いて、図17に示すような上記突出部22,23と同じ輪郭形状の刃先71を有する切断刃70を準備し、図18に示すように、該切断刃70と上記短冊状積層シート61とを、長手方向に送り幅Wで相対的に移動させながら、該シート61を切断刃70で上記易破断線53と直角方向に細く裁断する。その結果、上記易破断部5aが長手方向の中央に設けられた上記二重瞼形成用テープ1を得ることができる。
なお、上記テープ状部材2の突出部22,23の形態は、図1に示したものに限定されることなく、例えば、図19(a),(b)に示すように、突出部22,23をテープ状部材2の貼着領域2bのみに形成しても良く、図19(b)に示すように、両側の突出部22,23を互いに同位相としても良い。また、図20(a),(b)に示すように、突出部22,23のピッチp1,p2を互いに異ならせても良く、図20(b)に示すように、突出部22,23の高さh1,h2も互いに異ならせても良い。そして、図21(a),(b)に示すように、突出部22,23を矩形状にしたり三角形状にしたりして、所定の間隔で凸設しても良く、図21(c)に示すように、高さh1,h2が異なる円弧状の突出部22,23を、所定の間隔で凸設しても良い。さらに、これらの突出部22,23の配置や形態を組み合わせても良い。なお、図20及び図21のテープ状部材2においては、突出部22,23を、図19に示すもののように、貼着領域2bの範囲のみに設けても良いし、図1に示すもののように、テープ状部材2の長手方向の全体に亘って設けても良いのは勿論である。
以上において、本願発明の実施形態について詳細に説明してきたが、本願発明はそれらに限定されるものではなく、本願発明の要旨から逸脱しない範囲において、様々な設計変更ができることは言うまでもない。例えば、基材片3の片面のみに粘着剤4を塗着してテープ状部材2を形成しても良く、その場合、上記剥離シート片5もその片面のみに貼着すれば足りる。また、テープ状部材2は、紙にシリコーン樹脂から成る易剥離層を設けた剥離紙等の易剥離性を有するシートに、複数枚並べて貼着されていても良い。
1 化粧用瞼整形用テープ(二重瞼形成用テープ)
2 テープ状部材
2a 把持領域
2b 貼着領域
3 基材片
4 粘着剤
5 剥離シート片
5a 易破断部
21 コア部
21a 第1側端
21b 第2側端
22 第1突出部
22a 基端
22b 先端
23 第2突出部
23a 基端
23b 先端

Claims (11)

  1. 合成樹脂により形成され、長手方向に延伸可能でその延伸後にも弾性的収縮性を有する細長い基材片の両面又は片面に、該基材片を瞼に貼着するための粘着剤が塗着されて成るテープ状部材から構成されていて、
    上記テープ状部材は、その長手方向の一端側と他端側に位置して指先での把持に供される一対の把持領域と、これら一対の把持領域の間に位置して瞼への貼着に供される貼着領域とを有し、
    上記テープ状部材の貼着領域を上記基材片が延伸される長さに伸長させた状態で瞼に貼り付け、上記基材片の延伸後の弾性的収縮性を利用して該テープ状部材を瞼にくい込ませることにより、瞼に該テープ状部材に沿ったくびれを形成するように構成された化粧用瞼整形用テープであって、
    上記テープ状部材は、その長手方向の一端から他端まで直線状に延びて幅方向の両側に互いに平行を成す第1及び第2側端を有するコア部と、少なくとも上記貼着領域において、該コア部の第1及び第2側端のそれぞれから幅方向に凸設された突出部とにより一体に形成されている、
    ことを特徴とするもの。
  2. 請求項1に記載の化粧用瞼整形用テープであって、
    上記第1及び第2側端のそれぞれにおいて、上記突出部が複数形成されている、
    ことを特徴とするもの。
  3. 請求項2に記載の化粧用瞼整形用テープであって、
    上記第1及び第2側端のそれぞれにおいて、上記突出部が均一の高さ及び均一のピッチで形成されている、
    ことを特徴とするもの。
  4. 請求項3に記載の化粧用瞼整形用テープであって、
    上記第1側端における突出部の高さ及びピッチと、上記第2側端における突出部の高さ及びピッチが互いに等しく形成されている、
    ことを特徴とするもの。
  5. 請求項4に記載の化粧用瞼整形用テープであって、
    上記テープ状部材の長手方向において、上記第1側端の突出部と第2側端の突出部とが逆位相で形成されている、
    ことを特徴とするもの。
  6. 請求項5に記載の化粧用瞼整形用テープであって、
    上記テープ状部材が、その長手方向の一端から他端まで均一な幅を有している、
    ことを特徴とするもの。
  7. 請求項3〜6の何れかに記載の化粧用瞼整形用テープであって、
    上記突出部が波形に形成されている、
    ことを特徴とするもの。
  8. 請求項3〜7の何れかに記載の化粧用瞼整形用テープであって、
    上記テープ状部材の長手方向の一端から他端までの全体に亘って、上記第1及び第2側端に上記突出部が形成されている、
    ことを特徴とするもの。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の化粧用瞼整形用テープであって、
    該テープは、上記基材片の両面に粘着剤が塗着されて成るテープ状部材と、粘着剤に対し易剥離性を有する合成樹脂により該テープ状部材と同形状に形成され、該テープ状部材における粘着剤が塗着された粘着面に貼着した剥離シート片とから構成されていて、
    該剥離シート片が、その長手方向の中央部に、幅方向に切設され長手方向への引っ張りにより破断する易破断部を有している、
    ことを特徴とするもの。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載の化粧用瞼整形用テープであって、
    該化粧用瞼整形用テープが二重瞼形成用テープであり、
    上記テープ状部材の貼着領域を上記基材片が延伸される長さに伸長させた状態で上瞼に貼り付け、該基材片の延伸後の弾性的収縮性を利用して該テープ状部材を上瞼にくい込ませることにより、上瞼に該テープ状部材に沿ったくびれを形成して、上瞼を開いた際に該くびれで上瞼が折り返されることにより、二重瞼のひだが形成されるように構成されている、
    ことを特徴とするもの。
  11. 請求項1〜10の何れかに記載の化粧用瞼整形用テープの製造方法であって、以下のステップを有する方法。
    (1)上記基材片を形成する合成樹脂から成る基材片シートの両面又は片面に粘着剤が塗着された粘着シートを準備するステップ
    (2)上記突出部と同じ輪郭形状の刃先を有する切断刃と上記粘着シートとを相対的に移動させながら、該切断刃で該粘着シートを切断することにより、上記化粧用瞼整形用テープを得るステップ
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