JP2015038982A - 基板の保持装置及び密着露光装置並びに近接露光装置 - Google Patents

基板の保持装置及び密着露光装置並びに近接露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】比較的簡単な構成で、反りや変形などを有する基板の平面度を修正して保持することができる基板の保持装置及び密着露光装置並びに近接露光装置を提供する。【解決手段】基板Wを吸着保持する基板保持部21は、平面視において、略同心円状に配置された複数の環状凸部24により隔離されて互いに独立した複数の溝26a、26b1〜26b4、26c1〜26c4を備え、各溝26a、26b1〜26b4、26c1〜26c4内のエアを下向きに吸引して、各溝26a、26b1〜26b4、26c1〜26c4内の圧力を独立して減圧可能な減圧機構29を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、基板の保持装置及び密着露光装置並びに近接露光装置に関し、より詳細には、反りや変形などを有する基板であっても良好な平面度で吸着保持することができる基板の保持装置及び密着露光装置並びに近接露光装置に関する。
モバイル機器などの小型化要求に対応するため、半導体における実装技術においては、ウェハーレベルパッケージングにより、集積回路を高密度化すると共に、集積回路を搭載したチップを3次元的に積層化し、更に、積層化したチップをダイシング(Die cutting
)して個片化することが行われている。このようなチップを製造する際には、ウェハー上に搭載した集積回路や電気配線を樹脂(ポリアミドイミド等)などによって覆った状態での露光が行われるが、樹脂を熱硬化する必要があるため、ウェハーに反り(撓む)などが生じ、保持装置によって基板を吸着保持する際、保持力や平面度が低下する虞があった。
従来、全面に部分的な凸部が複数形成された、基板を載置する載置面を有し、該凸部の周辺の凹部を雰囲気圧よりも減圧することによって、基板の裏面を吸着する基板の吸着装置及び露光装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1では、凸部の分布を、載置面と基板との間で雰囲気圧に開放された載置面の凹部周辺で密とすることで、基板を吸着したときの反り、特に実効的な吸着力が働く部分と、働かない部分との隣接部で生じる反りを極力小さくするようにしている。
また、基板を複数箇所で支持する支持部が、基板に対して点接触または線接触する、球体からなる複数の支持部材を備えることで、基板を焦平面に合致させることが容易であり、また損傷の発生が少ない基板ホルダ及び露光装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−50810号公報 特開平11−330216号公報
ところで、特許文献1では、各凹部(環状)に形成されて径方向に並べられた吸気孔を、ホルダ内で径方向に伸びた1つのスリーブ状の孔を介して真空源に接続し、各凹部内の圧力を減圧して基板の裏面を吸着しており、真空吸着力を受ける部分と受けない部分との隣接部で起りがちな平面度の悪化を抑制し、真空吸着によって発生する反りやたわみ量を抑えている。しかしながら、反りや変形などを有する基板の場合には、真空度を十分に上げることができず、平面度を十分に矯正することができない虞がある。
また、特許文献2は、支持部材に点接触または線接触した状態で基板を支持し、支持部材と基板との間に塵埃が介在する可能性を低減させて、局所的な平面度の悪化や、載置面の損傷を防止しているが、支持部材の構造が複雑で、コストがアップするという課題がある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的簡単な構成で、反りや変形などを有する基板の平面度を修正することができる基板の保持装置及び密着露光装置並びに近接露光装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 基板を基板保持部に吸着保持する基板の保持装置であって、
前記基板保持部は、前記基板が載置される基板載置面に、互いに独立した複数の凹部を備え、
前記各凹部内のエアを下向きに吸引して、前記各凹部内の圧力を独立して減圧可能な減圧機構を備えることを特徴とする基板の保持装置。
(2) 前記基板載置面は、平面視において略同心円状に配置された複数の環状凸部によって構成されることを特徴とする(1)に記載の基板の保持装置。
(3) 前記基板載置面は、平面視において矩形形状に配置された複数の環状凸部によって構成されることを特徴とする(1)に記載の基板の保持装置。
(4) 前記減圧機構は、前記各凹部内のエアを吸引するため、前記各凹部に開口する少なくとも一つの吸引孔をそれぞれ備え、
前記各凹部における前記吸引孔の合計開口面積は、前記各凹部の吸着面積の大きさに応じて変更することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の基板の保持装置。
(5) 前記基板の周辺部が前記基板載置面から離間する傾向にある略凹形状の前記基板の場合、前記減圧機構は、前記基板保持部の中央の前記凹部から外周側の前記凹部に向かって、順次前記各凹部内の圧力を減圧して前記基板を前記基板保持部に吸着保持することを特徴とする(1)、(2)、(4)のいずれかに記載の基板の保持装置。
(6) 前記基板の中央部が前記基板載置面から離間する傾向にある略凸形状の前記基板の場合、前記減圧機構は、少なくとも前記中央の凹部を吸着保持し、前記中央の凹部での吸着を維持したまま、前記中央の凹部以外での前記基板の吸着を開放し、更に、前記中央の凹部から前記外周側の凹部に向かって、順次前記各凹部内の圧力を減圧して前記基板を前記基板保持部に吸着保持することを特徴とする(1)、(2)、(4)のいずれかに記載の基板の保持装置。
(7) 前記基板の中央部が前記基板載置面から離間する傾向にある略凸形状の前記基板の場合、前記減圧機構は、前記基板保持部の前記外周側の凹部から前記中央の凹部に向かって、順次前記各凹部内の圧力を減圧して前記基板を前記基板保持部に吸着保持した後、前記中央の凹部での吸着を維持したまま、前記基板保持部の前記外周側の凹部から前記中央の凹部に向かって、順次前記基板の吸着を開放し、更に、前記中央の凹部から前記外周側の凹部に向かって、再び順次前記各凹部内の圧力を減圧して前記基板を前記基板保持部に吸着保持することを特徴とする(6)に記載の基板の保持装置。
(8) (1)〜(7)のいずれかに記載の基板の保持装置と、
露光すべきパターンを有するマスクを下面に保持すると共に上面側にカバーガラスを保持するマスク保持部と、
前記マスク保持部と、前記マスクと、前記カバーガラスとによって画成される密封空間内の圧力を増圧する加圧機構と、
前記マスクに対して前記基板と反対側に配設され、パターン露光用の光を前記マスクを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記密封空間の圧力を増圧することで前記マスクを前記基板側に撓ませた状態で前記基板に押し付けて、前記基板を前記基板保持部に保持させることを特徴とする密着露光装置。
(9) 前記マスクは、前記基板側となる前記マスクの下面、且つ前記パターン以外の領域に前記基板を押圧する凸形状部を備え、
前記凸形状部で前記基板を押圧して前記基板保持部に保持させることを特徴とする(8)に記載の密着露光装置。
(10) (1)〜(7)のいずれかに記載の基板の保持装置と、
露光すべきパターンを有するマスクを下面に保持するマスク保持部と、
前記マスク及び前記基板を囲み、前記マスク保持部と前記基板保持部との間に設けられる密封部材と、
前記マスク、前記マスク保持部、前記基板保持部、及び前記密封部材によって囲まれた密封空間内の圧力を増圧する加圧機構と、
前記マスクに対して前記基板と反対側に配設され、パターン露光用の光を前記マスクを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記密封空間の圧力を増圧することで、前記基板を前記基板保持部に保持させることを特徴とする近接露光装置。
(11) (1)〜(7)のいずれかに記載の基板の保持装置と、
露光すべきパターンを有し、且つ気体を注入可能な中空部を有するマスクを下面に保持するマスク保持部と、
前記マスクの中空部に気体を供給する気体供給機構と、
前記マスクに対して前記基板と反対側に配設され、パターン露光用の光を前記マスクを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記気体供給機構によって前記マスクの中空部の圧力を調整することで、前記マスクの平坦度を調整することを特徴とする近接露光装置。
本発明の基板の保持装置によれば、基板保持部は、基板が載置される基板載置面に、互いに独立した複数の凹部を備え、各凹部内のエアを下向きに吸引して、各凹部内の圧力を独立して減圧可能な減圧機構を備えるため、基板を各凹部ごとに分割して独立して吸引し、比較的簡単な構成で、反りや変形などを有する基板を、良好な平面度で吸着保持することができる。
また、本発明の密着露光装置によれば、上述の基板の保持装置と、露光すべきパターンを有するマスクを下面に保持すると共に上面側にカバーガラスを保持するマスク保持部と、マスク保持部と、マスクと、カバーガラスとによって画成される密封空間内の圧力を増圧する加圧機構と、マスクに対して基板と反対側に配設され、パターン露光用の光をマスクを介して基板に照射する照明光学系と、を備え、密封空間の圧力を増圧することでマスクを基板側に撓ませた状態で基板に押し付けて、基板を基板保持部に保持させるようにしたため、より確実に基板を基板保持部に保持させることができ、精度よく露光することができる。
また、本発明の近接露光装置によれば、上述の基板の保持装置と、露光すべきパターンを有するマスクを下面に保持するマスク保持部と、マスク及び基板を囲み、マスク保持部と基板保持部との間に設けられる密封部材と、マスク、マスク保持部、基板保持部、及び密封部材によって囲まれた密封空間内の圧力を増圧する加圧機構と、マスクに対して基板と反対側に配設され、パターン露光用の光をマスクを介して基板に照射する照明光学系と、を備え、密封空間の圧力を増圧することで、基板を基板保持部に保持させるようにしたため、より確実に基板を基板保持部に保持させることができ、精度よく露光することができる。
また、本発明の近接露光装置によれば、上述の基板の保持装置と、露光すべきパターンを有し、且つ気体を注入可能な中空部を有するマスクを下面に保持するマスク保持部と、マスクの中空部に気体を供給する気体供給機構と、マスクに対して基板と反対側に配設され、パターン露光用の光をマスクを介して基板に照射する照明光学系と、を備え、気体供給機構によってマスクの中空部の圧力を調整することで、マスクの平坦度を調整するようにしたので、基板Wの平坦度に合わせてマスクMの平坦度を変えることができ、精度よく露光することができる。
本発明の第1実施形態に係る密着露光装置を示す図4のI−I線に沿った断面図である。 被露光材としての基板の断面図である。 マスクの断面図である。 図1に示す基板保持部の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る近接露光装置の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る近接露光装置の断面図である。 変形例に係る基板保持部の平面図である。 他の変形例に係るマスクの要部拡大断面図である。
以下、本発明に係る基板の保持装置及び密着露光装置並びに近接露光装置について、図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の密着露光装置20は、基板Wを保持する保持装置10と、マスクMを保持するマスク保持部22と、加圧機構23と、図示しない照明光学系と、を備える。
図2に示すように、基板Wでは、シリコンウェハ42上にCPUやメモリ等の集積回路41が形成され、集積回路41の表面が、ポリアミドイミド等の樹脂43によって覆われている。基板Wでは、樹脂43を熱硬化する際に生じる反りや、集積回路41などの高さの差による凹凸によって表面の平面度が良好でない場合が生じる。
また、マスクMは、図3に示すように、熱膨張係数が小さく、熱による反りが少ない、厚さ0.3〜0.7mm程度の薄肉の無アルカリガラス板や石英ガラス板などで製作され、下面(基板W側)には露光すべきパターンPが形成されている。また、マスクMの下面には、さらに、フッ素樹脂を溶剤化したものをコーティングして形成されたフッ素系樹脂皮膜などの防汚性皮膜からなるレジスト付着防止膜45が設けられている。
基板の保持装置10は、基板Wを保持する基板保持部21と、減圧機構29と、を備える。図1及び図4に示すように、基板保持部21は、例えば、円形板状の基板Wより大きな直径を有し、金属やセラミックス材などにより形成され、基板Wを載置する基板載置面には、複数の環状凸部24a,24b,24cが同心円状に形成されている。
隣り合う環状凸部24a,24b,24c同士は、90°間隔で半径方向に延びる4本のリブ25によって接続されている。また、環状凸部24a,24b,24cの上面には、ゴムなどの弾性材料からなる円形で断面中空の封止部材27が配置されている。環状凸部24a,24b,24c及びリブ25の高さは、同じであることが好ましい。また、封止部材27は、リブ25の上面にも配置されてもよい。
換言すれば、環状凸部24aの中心部には、本発明の凹部である円形溝26aが形成され、環状凸部24a,24b間、及び環状凸部24b,24c間には、それぞれ環状溝26b,26cが形成されている。環状溝26b,26cは、更に、半径方向に延びる4本のリブ25によって4分割されて本発明の凹部である円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4を形成する。円形溝26a、及び各円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4は、互いに独立している。
円形溝26a、及び4分割された環状溝26b,26c(円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4)の底部には、吸引孔28が下向きに形成されており、それぞれ真空ポンプなどの減圧機構29に接続されている。減圧機構29は、円形溝26a、及び各円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4内のエアを下向きに吸引することで、基板保持部21上に載置された基板Wと、円形溝26a及び各円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4とで囲まれた空間を負圧にして、基板Wを円形溝26a及び各円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4に均一に吸着して保持する。
円形溝26a、及び各円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4に接続される減圧機構29は、それぞれ独立して制御可能であり、円形溝26a、及び各円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4内のそれぞれの圧力を個別に独立に制御するようになっている。
なお、円形溝26a、及び各円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4は、適宜グループ化してもよい。
また、各溝26a、26b1〜26b4,26c1〜26c4に形成される吸引孔28は、これら各溝26a、26b1〜26b4,26c1〜26c4に臨む配管によって構成されてもよい。
また、基板保持部21は、不図示のピンなどによって、基板Wを昇降可能に構成されている。
このような基板の保持装置10において、基板保持部21上に基板Wを載置した後、減圧機構29で円形溝26a及び環状溝26b,26c内の圧力を負圧にして基板Wを吸着保持する。
具体的には、図1に示すように、基板Wの周辺部が基板載置面から離間する傾向にある略凹形状の基板Wの場合には、減圧機構29は、基板保持部21の中央の円形溝26aから外周側の環状溝26b,26cに向かって、順次圧力を減圧して、基板保持部21の中央から周辺部に向かって基板Wを基板保持部21に吸着保持する。これにより、良好な平面度で基板Wを吸着保持することができる。
また、図示しないが、基板Wの中央部が基板載置面から離間する傾向にある略凸形状の基板Wの場合には、減圧機構29は、基板保持部21の外周側の環状溝26c(円弧状溝26c1〜26c4)から中央の円形溝26aに向かって、順次圧力を減圧して基板Wの外周側から基板保持部21に吸着保持する。これにより、先ず、基板保持部21の上面からの距離が近い基板Wの外周側を環状溝26c(円弧状溝26c1〜26c4)で吸着した後、順次、中央に向かって吸着することで基板W全面を吸着保持する。これにより、基板保持部21の上面から離れている中央の円形溝26aからでは吸着し難い形状の基板Wの吸着が可能となる。
しかしこのままの状態では、吸着された基板Wに吸着ひずみが残っている虞があるため、中心部の円形溝26aでの吸着を維持したまま、環状溝26b,26cでの吸着を環状溝26c、環状溝26bの順に、順次解除して吸着ひずみ解放した後、再び、外周側の環状溝26cに向かって圧力を減圧して基板Wの全面を基板保持部21に吸着保持する。これにより、吸着ひずみが無く、平面度が良好な状態で基板Wを基板保持部21に吸着保持することができる。
なお、基板Wのひずみなどの変形形状に応じて、円形溝26a、及び各円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4内の圧力を独立して個別に制御すれば、基板Wの平面度を更に調整することができる。例えば、不図示のセンサにより、吸着したエリアの平面度を測定し、平面度が許容値以下となるように減圧機構29で該当する吸着溝内の圧力を調整する。次いで、隣接する吸着エリアでも同様の操作を繰り返し行って、基板Wの全面に亘って順次行うことで、良好な平面度で基板保持部21に吸着保持する。
なお、上記の実施形態においては、円形の基板Wを円形の基板保持部21に吸着保持するものとして説明したが、ダイシングの際に効率的にチップを作成できるように基板Wが矩形であってもよい。この場合、基板載置面は、平面視において矩形形状に配置された複数の凸部によって構成され、吸着エリアを矩形形状の中心部と、中心部の周囲に配置された矩形形状の環状凹部とし、また、環状凹部はリブによって分割されてもよい。
また、円形溝26a及び各円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4の個数及び大きさは、基板保持部21に吸着保持した基板Wの撓み量が、許容撓み量以下となるように、円形溝26a及び環状溝26b,26cの幅や円周方向分割数が決定される。基板Wの撓み量は、基板Wの剛性、円形溝26a及び環状溝26b,26cの圧力(負圧)、円形溝26a及び環状溝26b,26cの幅などから計算により算出可能である。
また、マスク保持部22は、下面22aにマスクMが気密に固定されると共に、上面22bにマスク保持部22の開口を覆うようにカバーガラス30が気密に固定されている。これにより、マスク保持部22、マスクM、及びカバーガラス30によって外部から閉鎖された密封空間31が画成される。マスク保持部22には、密封空間31に連通する通気孔32が形成されており、該通気孔32が加圧機構23に接続されている。
加圧機構23は、送風ポンプなどから構成されており、加圧機構23から送気するエアの圧力を制御することで、密封空間31内の圧力を増圧する。
このように構成された密着露光装置20では、先ず、基板保持部21上に基板Wを載置した後、減圧機構29で円形溝26a及び環状溝26b,26c内の圧力を負圧にして基板Wを吸着保持する。このとき、円形溝26a及び環状溝26b,26cの圧力を独立して制御することで、基板Wの反りや変形の矯正が可能である。
次いで、加圧機構23から送気して、密封空間31内の圧力を増圧することでマスクMを基板W側に撓ませた後、マスク保持部22を下降させてマスクMを基板Wに押し付ける。ここで、マスクMは、薄肉のため撓みやすく設計されているので、基板W上面の表面形状に良好に倣うことができる。また、マスクMにはレジスト付着防止膜45が設けられているので、基板WにマスクMを付着させてもマスクMの汚れを抑制することができる。これにより、確実に基板Wを基板保持部21に保持させることができる。そして、照明光学系によって、パターン露光用の光をマスクMを介して基板Wに照射することで、精度の高い露光を行うことができる。
なお、密封空間31内を陽圧とせずに、マスクMを基板Wに保持させることもできる。
以上説明したように、本実施形態の基板の保持装置10によれば、基板保持部21は、基板Wが載置される基板載置面に、互いに独立した複数の各溝26a,26b,26cを備え、各溝26a,26b,26c内のエアを下向きに吸引して、各溝26a,26b,26c内の圧力を独立して減圧可能な減圧機構29を備えるため、基板Wを各溝26a,26b,26cごとに分割して独立して吸引し、反りや変形などを有する基板Wを、良好な平面度で吸着保持することができる。
また、基板載置面は、平面視において略同心円状に配置された複数の環状凸部24a,24b,24cによって構成されるため、特に、円形の基板Wを良好に吸着保持することができる。
また、減圧機構29は、基板Wの周辺部が基板載置面から離間する傾向にある略凹形状の基板の場合、基板保持部21の中央の円形溝26aから外周側の円弧状溝26b1〜26b4,26c1〜26c4に向かって、順次各溝26a,26b1〜26b4,26c1〜26c4内の圧力を減圧して基板Wを基板保持部21に吸着保持するようにする。これにより、基板Wが略凹形状であっても、平面度よく、確実に吸着保持することができる。
また、減圧機構29は、基板Wの中央部が基板載置面から離間する傾向にある略凸形状の基板の場合、基板保持部21の外周側の円弧状溝26c1〜26c4から中央の円形溝26aに向かって、順次各溝26a,26b1〜26b4,26c1〜26c4内の圧力を減圧して基板Wを基板保持部21に吸着保持した後、中央の円形溝26aの吸着を維持したまま、外周側の円弧状溝26c1〜26c4から中央の円形溝26aに向かって、順次基板Wの吸着を開放し、更に、基板保持部21の中央の円形溝26aから外周側の円弧状溝26c1〜26c4に向かって、再び順次各溝26a,26b1〜26b4,26c1〜26c4内の圧力を減圧して基板Wを基板保持部21に吸着保持する。これにより、基板Wが略凸形状であっても、平面度よく、確実に吸着保持することができる。
また、基板載置面は、平面視において矩形形状に配置された複数の環状凸部によって構成されることで、矩形の基板Wを良好に吸着保持することができる。
また、基板Wの中央部が基板載置面から離間する傾向にある略凸形状の基板の場合、基板Wは、以下の方法で吸着されてもよい。即ち、まず、基板Wの吸着範囲全域を一度に吸着し、吸着ができた場合には、中央の円形溝26aの吸着を維持したまま、周囲の円弧溝26b1〜26b4,26c1〜26c4による吸着を開放する。その後、順次、外周側の円弧状溝26c1〜26c4に向かって、再び順次各溝26b1〜26b4,26c1〜26c4内の圧力を減圧して基板Wを基板保持部21に吸着保持するようにしてもよい。
なお、基板Wの吸着範囲全域を一度に吸着することができない場合には、吸着エラーとする。この場合、中央の円形溝26aに圧力計(図示せず)を設けて、圧力によって吸着状態を確認するようにしてもよい。
さらに、本実施形態の密着露光装置20によれば、基板の保持装置10と、露光すべきパターンを有するマスクMを下面22aに保持すると共に上面22b側にカバーガラス30を保持するマスク保持部22と、マスク保持部22と、マスクMと、カバーガラス30とによって画成される密封空間31内の圧力を増圧する加圧機構23と、マスクMに対して基板Wと反対側に配設され、パターン露光用の光をマスクMを介して基板Wに照射する照明光学系と、を備え、密封空間31の圧力を増圧することでマスクMを基板W側に撓ませた状態で基板Wに押し付けて、基板Wを基板保持部21に保持させるようにしたため、より確実に基板Wを基板保持部21に保持させることができ、精度よく露光することができる。
(第2実施形態)
図5に示すように、本実施形態の近接露光装置60は、基板Wを保持する保持装置10と、マスクMを保持するマスク保持部72と、マスクM及び基板Wを囲み、マスク保持部72と基板保持部21との間に設けられる断面中空の密封部材13と、マスク保持部72に形成された貫通孔33を介してエアを供給し、マスクM、マスク保持部72、基板保持部21、及び密封部材13によって囲まれた密封空間16内の圧力を増圧する加圧機構61と、図示しない照明光学系と、を備える。
本実施形態の近接露光装置60では、密着露光装置20と異なり、マスクMと基板Wとが所定の隙間離れて対向した状態で、マスクMに向けて露光光を照射することで、露光が行われる。即ち、本発明の基板の保持装置10は、密着露光装置20に限らず、近接露光装置60にも適用することができる。また、この近接露光装置60では、加圧機構61によって、密封空間16内の圧力を増圧することで、基板Wを基板保持部21に保持させることができ、より確実に基板Wを基板保持部21に保持させることができ、精度よく露光することができる。
(第3実施形態)
図6に示すように、本実施形態の近接露光装置60は、基板Wを保持する保持装置10と、マスクM1を保持するマスク保持部73と、図示しない照明光学系と、を備える。
本実施形態では、露光すべきパターンを有し、且つ気体を注入可能な中空部Mbを有するマスクM1が用いられる。そして、マスク保持部73に形成された貫通孔34とマスクM1の中空部Mbとを連通させ、気体供給機構62によってマスクM1の中空部Mbに気体を供給して、中空部Mbの圧力を調整(増圧又は減圧)することで、マスクM1の平坦度を調整することができる。したがって、第1実施形態と同様の基板Wの保持装置10によって、基板Wを良好な平坦度で基板保持部21に保持させることができ、また、マスクM1の中空部Mbに気体を供給して、基板Wの平坦度に合わせてマスクM1の平坦度を変えることができ、さらに精度よく露光することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態及び実施例に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
上記実施形態の基板保持部21では、各溝26a,26b1〜26b4,26c1〜26c4ごとに開口面積が同じ吸引孔28を1つずつ設置しているが、例えば、少なくとも一つの吸引孔28を各溝26a,26b1〜26b4,26c1〜26c4ごとに配置し、各溝26a,26b1〜26b4,26c1〜26c4における吸引孔28の合計開口面積を、各溝26a,26b1〜26b4,26c1〜26c4の吸着面積の大きさに応じて変更するようにしてもよい。
具体的に、図7(a)に示すように、開口面積の異なる吸引孔28を各溝26a,26b1〜26b4,26c1〜26c4に1つずつ配置してもよい。この場合、円形溝26a、円弧状溝26b1〜26b4、円弧状溝26c1〜26c4の順に吸着面積が大きくなることから、吸引孔28の開口面積も、円形溝26a、円弧状溝26b1〜26b4、円弧状溝26c1〜26c4の順に大きくしている。
又は、図7(b)に示すように、開口面積が同じ吸引孔28の数を各溝26a,26b1〜26b4,26c1〜26c4ごとに変えるようにしてもよい。この場合、吸引孔28の数は、円形溝26a、円弧状溝26b1〜26b4、円弧状溝26c1〜26c4の順に多くしている。
なお、吸引孔28が配管によって構成される場合には、配管径または配管の数を変更すればよい。また、配管径と配管の数の両方を変更して、吸引力を適切に設定することも可能である。
例えば、上記実施形態において、マスクMを基板Wに押し付けたとき、基板Wの形状によっては、マスクMが基板Wに接触しない部分が生じる場合がある。このため、マスクMは、図8に示すように、露光パターンPがなく、且つ、基板Wに接触し難い部分に対応して、マスクMの下面に凸形状部Maを設けてもよい。なお、図中、Paは、露光パターンPを形成するクロムメッキを示す。これにより、基板WにマスクMを押し付けたとき、凸形状部Maで基板Wの接触し難い部分を押圧して、確実に基板保持部21に保持させる。
なお、凸形状部Maは、マスクMにパターンを焼き付けた後で、接着などにより形成してもよい。また、凸形状部Maには、先端にレジスト付着防止膜45を形成してレジストの付着を防止してもよい。また、レジスト付着防止膜45は、凸形状部Maを含むマスクの下面全体に設けられてもよい。
10 基板の保持装置
20 密着露光装置
21 基板保持部
22,72,73 マスク保持部
22a 下面
22b 上面
23 加圧機構
24a,24b,24c 環状凸部
26a 円形溝(凹部)
26b1〜26b4,26c1〜26c4 円弧状溝(凹部)
29 減圧機構
30 カバーガラス
31 密封空間
60 近接露光装置
61 気体供給機構
M,M1 マスク
Ma 凸形状部
Mb 中空部
W 基板

Claims (11)

  1. 基板を基板保持部に吸着保持する基板の保持装置であって、
    前記基板保持部は、前記基板が載置される基板載置面に、互いに独立した複数の凹部を備え、
    前記各凹部内のエアを下向きに吸引して、前記各凹部内の圧力を独立して減圧可能な減圧機構を備えることを特徴とする基板の保持装置。
  2. 前記基板載置面は、平面視において略同心円状に配置された複数の環状凸部によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の基板の保持装置。
  3. 前記基板載置面は、平面視において矩形形状に配置された複数の環状凸部によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の基板の保持装置。
  4. 前記減圧機構は、前記各凹部内のエアを吸引するため、前記各凹部に開口する少なくとも一つの吸引孔をそれぞれ備え、
    前記各凹部における前記吸引孔の合計開口面積は、前記各凹部の吸着面積の大きさに応じて変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板の保持装置。
  5. 前記基板の周辺部が前記基板載置面から離間する傾向にある略凹形状の前記基板の場合、前記減圧機構は、前記基板保持部の中央の前記凹部から外周側の前記凹部に向かって、順次前記各凹部内の圧力を減圧して前記基板を前記基板保持部に吸着保持することを特徴とする請求項1、2、4のいずれかに記載の基板の保持装置。
  6. 前記基板の中央部が前記基板載置面から離間する傾向にある略凸形状の前記基板の場合、前記減圧機構は、少なくとも前記中央の凹部を吸着保持し、前記中央の凹部での吸着を維持したまま、前記中央の凹部以外での前記基板の吸着を開放し、更に、前記中央の凹部から前記外周側の凹部に向かって、順次前記各凹部内の圧力を減圧して前記基板を前記基板保持部に吸着保持することを特徴とする請求項1、2、4のいずれかに記載の基板の保持装置。
  7. 前記基板の中央部が前記基板載置面から離間する傾向にある略凸形状の前記基板の場合、前記減圧機構は、前記基板保持部の前記外周側の凹部から前記中央の凹部に向かって、順次前記各凹部内の圧力を減圧して前記基板を前記基板保持部に吸着保持した後、前記中央の凹部での吸着を維持したまま、前記基板保持部の前記外周側の凹部から前記中央の凹部に向かって、順次前記基板の吸着を開放し、更に、前記中央の凹部から前記外周側の凹部に向かって、再び順次前記各凹部内の圧力を減圧して前記基板を前記基板保持部に吸着保持することを特徴とする請求項6に記載の基板の保持装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の基板の保持装置と、
    露光すべきパターンを有するマスクを下面に保持すると共に上面側にカバーガラスを保持するマスク保持部と、
    前記マスク保持部と、前記マスクと、前記カバーガラスとによって画成される密封空間内の圧力を増圧する加圧機構と、
    前記マスクに対して前記基板と反対側に配設され、パターン露光用の光を前記マスクを介して前記基板に照射する照明光学系と、
    を備え、
    前記密封空間の圧力を増圧することで前記マスクを前記基板側に撓ませた状態で前記基板に押し付けて、前記基板を前記基板保持部に保持させることを特徴とする密着露光装置。
  9. 前記マスクは、前記基板側となる前記マスクの下面、且つ前記パターン以外の領域に前記基板を押圧する凸形状部を備え、
    前記凸形状部で前記基板を押圧して前記基板保持部に保持させることを特徴とする請求項8に記載の密着露光装置。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の基板の保持装置と、
    露光すべきパターンを有するマスクを下面に保持するマスク保持部と、
    前記マスク及び前記基板を囲み、前記マスク保持部と前記基板保持部との間に設けられる密封部材と、
    前記マスク、前記マスク保持部、前記基板保持部、及び前記密封部材によって囲まれた密封空間内の圧力を増圧する加圧機構と、
    前記マスクに対して前記基板と反対側に配設され、パターン露光用の光を前記マスクを介して前記基板に照射する照明光学系と、
    を備え、
    前記密封空間の圧力を増圧することで、前記基板を前記基板保持部に保持させることを特徴とする近接露光装置。
  11. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の基板の保持装置と、
    露光すべきパターンを有し、且つ気体を注入可能な中空部を有するマスクを下面に保持するマスク保持部と、
    前記マスクの中空部に気体を供給する気体供給機構と、
    前記マスクに対して前記基板と反対側に配設され、パターン露光用の光を前記マスクを介して前記基板に照射する照明光学系と、
    を備え、
    前記気体供給機構によって前記マスクの中空部の圧力を調整することで、前記マスクの平坦度を調整することを特徴とする近接露光装置。
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