JP2015035449A - 固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フローティングディフュージョンへ転送されずに光電変換素子内に残る信号電荷を低減することができる固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法を提供すること。【解決手段】本発明の一つの実施形態によれば、固体撮像装置が提供される。固体撮像装置は、第1導電型の半導体領域と、第2導電型の半導体領域とを備える。第1導電型の半導体領域は、撮像画像の画素毎に設けられる。第2導電型の半導体領域は、第1導電型の半導体領域とのPN接合によって光電変換素子を構成し、光電変換素子の中央から信号電荷転送用の転送ゲート側へ向かうにつれて、第2導電型の不純物濃度が低くなる。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法に関する。
従来、デジタルカメラやカメラ機能付き携帯端末等の電子機器は、固体撮像装置を有するカメラモジュールを備える。固体撮像装置は、撮像画像の各画素に対応して2次元に配列された複数の光電変換素子を備える。各光電変換素子は、入射光を受光量に応じた量の電荷へ光電変換し、各画素の輝度を示す信号電荷として蓄積する。
固体撮像装置では、各光電変換素子に蓄積した信号電荷をフローティングディフュージョンと呼ばれる電荷保持部へ転送して電圧に変換し、変換した電圧を増幅して画像信号として出力する。
かかる固体撮像装置では、光電変換素子からフローティングディフュージョンへ信号電荷の転送を行う場合に、一部の信号電荷が転送されずに光電変換素子内に残ることがある。転送されずに光電変換素子内に残った信号電荷は、撮像画像中に残像となって現れることがあり、画質劣化の原因となる。
特開2005−332925号公報
本発明の一つの実施形態は、フローティングディフュージョンへ転送されずに光電変換素子内に残る信号電荷を低減することができる固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、固体撮像装置が提供される。固体撮像装置は、第1導電型の半導体領域と、第2導電型の半導体領域とを備える。第1導電型の半導体領域は、撮像画像の画素毎に設けられる。第2導電型の半導体領域は、前記第1導電型の半導体領域とのPN接合によって光電変換素子を構成し、前記光電変換素子の中央から信号電荷転送用の転送ゲート側へ向かうにつれて、第2導電型の不純物濃度が低くなる。
第1実施形態に係る固体撮像装置を備えるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図。 第1実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図。 第1実施形態に係る画素アレイの回路構成の一例を示す説明図。 第1実施形態に係る光電変換素子を受光面側から見た説明図。 図4に示すA−A´線による断面図。 第1実施形態に係る光電変換素子の第1導電型の半導体領域における不純物濃度分布を示す説明図。 第1実施形態に係る光電変換素子および一般的な光電変換素子のポテンシャル障壁の分布を示す説明図。 一般的な光電変換素子における信号電荷転送中のポテンシャル障壁の分布を示す説明図。 第1実施形態に係る光電変換素子の信号電荷転送中におけるポテンシャル障壁の分布を示す説明図。 第1実施形態に係る光電変換素子の形成工程を示す説明図。 第2実施形態に係る光電変換素子および転送ゲートの断面を示す説明図。 第3実施形態に係る光電変換素子を受光面側から見た説明図。 図12に示すB−B´線による断面図。 第3実施形態に係る光電変換素子のポテンシャル障壁の分布を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態に係る固体撮像装置、カメラモジュールおよび固体撮像装置の製造方法を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る固体撮像装置14を備えるデジタルカメラ1の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタルカメラ1は、カメラモジュール11と後段処理部12とを備える。
カメラモジュール11は、撮像光学系13と固体撮像装置14とを備える。撮像光学系13は、被写体からの光を取り込み、被写体像を結像させる。固体撮像装置14は、撮像光学系13によって結像される被写体像を撮像し、撮像によって得られた画像信号を後段処理部12へ出力する。かかるカメラモジュール11は、デジタルカメラ1以外に、例えば、カメラ付き携帯端末等の電子機器に適用される。
後段処理部12は、ISP(Image Signal Processor)15、記憶部16および表示部17を備える。ISP15は、固体撮像装置14から入力される画像信号の信号処理を行う。かかるISP15は、例えば、ノイズ除去処理、欠陥画素補正処理、解像度変換処理等の高画質化処理を行う。
そして、ISP15は、信号処理後の画像信号を記憶部16、表示部17およびカメラモジュール11内の固体撮像装置14が備える後述の信号処理回路21(図2参照)へ出力する。ISP15からカメラモジュール11へフィードバックされる画像信号は、固体撮像装置14の調整や制御に用いられる。
記憶部16は、ISP15から入力される画像信号を画像として記憶する。また、記憶部16は、記憶した画像の画像信号をユーザの操作等に応じて表示部17へ出力する。表示部17は、ISP15あるいは記憶部16から入力される画像信号に応じて画像を表示する。かかる表示部17は、例えば、液晶ディスプレイである。
次に、図2を参照してカメラモジュール11が備える固体撮像装置14について説明する。図2は、第1実施形態に係る固体撮像装置14の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、固体撮像装置14は、イメージセンサ20と、信号処理回路21とを備える。
ここでは、イメージセンサ20が、入射光を光電変換する光電変換素子の入射光が入射する面側に配線層が形成される所謂表面照射型CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである場合について説明する。
なお、本実施形態に係るイメージセンサ20は、表面照射型CMOSイメージセンサに限定するものではなく、裏面照射型CMOSイメージセンサや、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等といった任意のイメージセンサであってもよい。
イメージセンサ20は、周辺回路22と、画素アレイ23とを備える。また、周辺回路22は、垂直シフトレジスタ24、タイミング制御部25、CDS(相関二重サンプリング部)26、ADC(アナログデジタル変換部)27、およびラインメモリ28を備える。
画素アレイ23は、イメージセンサ20の撮像領域に設けられる。かかる画素アレイ23には、撮像画像の各画素に対応する複数の光電変換素子が、水平方向(行方向)および垂直方向(列方向)へ2次元アレイ状(マトリックス状)に配置されている。そして、画素アレイ23は、各画素に対応する各光電変換素子が入射光量に応じた信号電荷(例えば、電子)を発生させて蓄積する。
タイミング制御部25は、垂直シフトレジスタ24に対して動作タイミングの基準となるパルス信号を出力する処理部である。垂直シフトレジスタ24は、アレイ(行列)状に配置された複数の光電変換素子の中から信号電荷を読み出す光電変換素子を行単位で順次選択するための選択信号を画素アレイ23へ出力する処理部である。
画素アレイ23は、垂直シフトレジスタ24から入力される選択信号によって行単位で選択される各光電変換素子に蓄積された信号電荷を、各画素の輝度を示す画素信号として光電変換素子からCDS26へ出力する。
CDS26は、画素アレイ23から入力される画素信号から、相関二重サンプリングによってノイズを除去してADC27へ出力する処理部である。ADC27は、CDS26から入力されるアナログの画素信号をデジタルの画素信号へ変換してラインメモリ28へ出力する処理部である。ラインメモリ28は、ADC27から入力される画素信号を一時的に保持し、画素アレイ23における光電変換素子の行毎に信号処理回路21へ出力する処理部である。
信号処理回路21は、ラインメモリ28から入力される画素信号に対して所定の信号処理を行って後段処理部12へ出力する処理部である。信号処理回路21は、画素信号に対して、例えば、レンズシェーディング補正、傷補正、ノイズ低減処理等の信号処理を行う。
このように、イメージセンサ20では、画素アレイ23に配置される複数の光電変換素子が入射光を受光量に応じた量の信号電荷へ光電変換して蓄積し、周辺回路22が各光電変換素子に蓄積された信号電荷を画素信号として読み出すことによって撮像を行う。
次に、図3を参照して、画素アレイ23の回路の構成および動作について簡単に説明する。図3は、第1実施形態に係る画素アレイ23の回路構成の一例を示す説明図である。なお、図3に示す回路は、画素アレイ23の中で、撮像画像の1画素に対応する部分を選択的に抜き出した回路である。
図3に示すように、画素アレイ23は、光電変換素子PD、転送トランジスタTR、フローティングディフュージョンFD、増幅トランジスタAMP、リセットトランジスタRST、アドレストランジスタADRを備える。なお、ここでは、1画素に対して1つの光電変換素子PDを設けているが、1画素に対して、複数の光電変換素子PDを設け、複数の光電変換素子PDによって1つのフローティングディフュージョンFDを共有する構成であってもよい。
光電変換素子PDは、カソードがグランドに接続され、アノードが転送トランジスタTRのソースに接続されるフォトダイオードである。転送トランジスタTRのドレインは、フローティングディフュージョンFDに接続される。
そして、転送トランジスタTRは、ゲート電極に転送信号が入力されると、光電変換素子PDによって光電変換された信号電荷をフローティングディフュージョンFDへ転送する。フローティングディフュージョンFDには、リセットトランジスタRSTのソースが接続される。
また、リセットトランジスタRSTのドレインは、電源電圧線Vddに接続される。かかるリセットトランジスタRSTは、フローティングディフュージョンFDへ信号電荷が転送される前に、ゲート電極へリセット信号が入力されると、フローティングディフュージョンFDの電位を電源電圧の電位にリセットする。
また、フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタAMPのゲート電極が接続される。かかる増幅トランジスタAMPのソースは、CDS26に接続され、ドレインがアドレストランジスタADRのソースに接続される。また、アドレストランジスタADRのドレインは、電源電圧線Vddに接続される。
画素アレイ23では、アドレストランジスタADRのゲート電極にアドレス信号が入力されると、フローティングディフュージョンFDへ転送されている信号電荷の電荷量に応じて増幅された信号が増幅トランジスタAMPからCDS26へ出力される。
本実施形態の画素アレイ23が備える各光電変換素子PDは、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに光電変換素子PD内に残る信号電荷を低減することができる構成を備える。以下、かかる光電変換素子PDの構成について、図4〜図6を参照して説明する。
図4は、第1実施形態に係る光電変換素子PDを受光面側から見た説明図であり、図5は、図4に示すA−A´線による断面図であり、図6は、第1実施形態に係る光電変換素子PDの第1導電型の半導体領域4における不純物濃度分布を示す説明図である。
図5に示すように、光電変換素子PDは、例えば、シリコン(Si)ウェハ等の半導体基板100上に設けられる第1導電型(ここでは、「N型」とする)半導体(ここでは、Siとする)領域31を備える。かかるN型のSi領域31は、撮像画像の画素毎に設けられる。
さらに、光電変換素子PDは、N型のSi領域31上に設けられる第2導電型(ここでは、「P型」とする)Si領域4を備える。このように、光電変換素子PDは、N型のSi領域31とP型のSi領域4とのPN接合によって形成されるフォトダイオードである。
なお、光電変換素子PDの横には、信号電荷転送用の転送トランジスタTRを介してフローティングディフュージョンFDが設けられる。フローティングディフュージョンFDは、光電変換素子PDの周囲に設けられるP型のSiによって形成された素子分離領域32の所定位置にN型の不純物をイオン注入して形成される。
また、転送トランジスタTRは、光電変換素子PDとフローティングディフュージョンFDとの間における素子分離領域32の上面に、ゲート絶縁膜33を介して設けられる転送ゲートTGを備える。かかる転送ゲートTGへ所定の転送電圧を印加することによって、光電変換素子PDからフローティングディフュージョンFDへ信号電荷が転送される。
このとき、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに光電変換素子PD内に残る信号電荷を低減できるように、第1実施形態では、光電変換素子PDのP型のSi領域4における不純物濃度および深さが調整されている。
具体的には、P型のSi領域4は、図4および図5に示すように、光電変換素子PDの受光領域における中央から受光領域の外周側へ向かうにつれて、光電変換素子PDの受光面と直交する方向の厚さが小さく、つまり、深さが浅くなるように形成される。なお、ここでの受光領域における中央とは、光電変換素子PDを受光面側からみた受光領域の中央であり、外周側とは、光電変換素子PDを受光面側からみた受光領域における外周側のことである。
図4および図5には、一例として、第1のP型領域41、第2のP型領域42、第3のP型領域43、第4のP型領域44、第5のP型領域45という5つのP型領域によって、P型のSi領域4を構成している。なお、P型のSi領域を構成するP型領域の数は、これに限定されるものではない。
さらに、P型のSi領域4は、図6に示すように、光電変換素子PDの受光領域における中央から受光領域の外周側へ向かうにつれて、P型の不純物濃度が低くなるように形成される。
すなわち、P型のSi領域4の中では、第1のP型領域41におけるP型の不純物濃度が最も高く、第5のP型領域45におけるP型の不純物濃度が最も低い。また、P型のSi領域4の中では、第1のP型領域41が最も深く形成され、第5のP型領域45が最も浅く形成される。
これにより、光電変換素子PDでは、内部におけるポテンシャル障壁の分布が、例えば、平底鍋形状となるように調整されるので、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに光電変換素子PD内に残る信号電荷を低減することができる。以下、かかる光電変換素子PDがもたらす作用効果について、図7〜図9を参照して説明する。
以下では、光電変換素子PDによる作用効果を明確にする観点から、P型のSi領域の深さおよび濃度分布が均等となるように形成された一般的な光電変換素子と、第1実施形態に係る光電変換素子PDとを対比しながら説明する。
図7は、第1実施形態に係る光電変換素子PDおよび一般的な光電変換素子のポテンシャル障壁の分布を示す説明図である。なお、図7には、転送ゲートTGに転送電圧が印加されていない状態のポテンシャル障壁の分布を示しており、第1実施形態の光電変換素子PDのポテンシャル障壁の分布を太線で示し、一般的な光電変換素子のポテンシャル障壁の分布を点線で示している。
また、図8は、一般的な光電変換素子における信号電荷転送中のポテンシャル障壁の分布を示す説明図であり、図9は、第1実施形態に係る光電変換素子PDの信号電荷転送中におけるポテンシャル障壁の分布を示す説明図である。
図7に点線で示すように、P型のSi領域の深さおよび濃度分布が均等となるように形成された一般的な光電変換素子では、N型のSi領域の周囲を囲むP型の素子分離領域の影響によって、ポテンシャル障壁が受光領域の周辺から中央へ向かうにつれて高くなる。
つまり、一般的な光電変換素子では、ポテンシャル障壁の分布が受光面と逆側の面側へ凸となる円錐形状となり、光電変換素子における転送ゲートTGの近傍に、ポテンシャル障壁が比較的低い部分ができることになる。
このため、図8に示すように、一般的な光電変換素子では、転送ゲートTGへ転送電圧を印加した場合、受光領域における中央と転送ゲートTG側の外周との間に、ポテンシャル障壁を十分に高めることができないバリア101が生じる。したがって、一般的な光電変換素子では、かかるバリア101が障害となり、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに光電変換素子内に信号電荷が残ることがある。
これに対し、第1実施形態の光電変換素子PDでは、前述のように、受光領域の中央から外周へ向かうにつれて、P型のSi領域4を浅く、且つ、P型の不純物濃度が薄くなるように形成されている。
このため、光電変換素子PDでは、図7に示すように、ポテンシャル障壁が平底鍋形状となる。つまり、光電変換素子PDでは、一般的な光電変換素子に比べて、受光領域におけるポテンシャル障壁が平坦、且つ、高い状態となる。
このように、光電変換素子PDでは、転送ゲートTGに転送電圧が印加されていない状態で、受光領域における転送ゲートTG近傍のポテンシャル障壁が一般的な光電変換素子よりも高められている。
これにより、光電変換素子PDでは、図9に示すように、転送ゲートTGへ転送電圧を印加した場合、受光領域における中央と転送ゲートTG側の外周との間にバリア101(図8参照)が生じることを抑制することができる。したがって、光電変換素子PDによれば、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに、光電変換素子PD内に残る信号電荷を低減することができる。
また、第1実施形態では、図4に示すように、光電変換素子PDと転送ゲートTGとの間に、N型のSi領域31が設けられる。これにより、光電変換素子PDでは、図7に示すように、受光領域における転送ゲートTGの近傍に、ポテンシャル障壁がさらに高い部分が形成されるので、光電変換素子PDからフローティングディフュージョンFDへの信号電荷の転送性能がさらに向上する。
しかも、光電変換素子PDが備えるP型のSi領域4は、受光領域の外周から中央へ向かうにつれて、深さが深くなるように形成されるので、P型のSi領域の深さが均等な一般的な光電変換素子よりも、PN接合の面積を増大させることができる。これにより、光電変換素子PDは、一般的な光電変換素子よりも蓄積可能な信号電荷(飽和電子数)を増大させることができるので、明時における光電変換効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、光電変換素子PDにおける受光領域の中央から外周へ向かうにつれて、P型のSi領域4を浅く、且つ、P型の不純物濃度が薄くなるように形成される場合について説明したが、P型のSi領域4の深さを均一にしてもよい。
ただし、P型のSi領域4の深さを均一にする場合であっても、P型の不純物濃度については、受光領域の中央から外周へ向かうにつれて薄くなるようにする。かかる構成によっても、前述した一般的な光電変換素子に比べて、受光領域におけるポテンシャル障壁を高めることができるので、フローティングディフュージョンFDへの信号電荷の転送性能を向上させることができる。
次に、図10を参照して、第1実施形態に係る固体撮像装置14の製造方法について説明する。なお、固体撮像装置14の製造工程の中で、光電変換素子PDの形成工程以外の製造工程は、一般的な固体撮像装置と同様であるため、ここでは、光電変換素子PDの形成工程について説明する。
図10は、第1実施形態に係る光電変換素子PDの形成工程を示す説明図である。光電変換素子PDを形成する工程では、図10の(a)に示すように、半導体基板100における光電変換素子PDの形成領域を除く領域に、例えば、ボロン等のP型の不純物をイオン注入してアニール処理を行うことにより、P型の素子分離領域32を形成する。
続いて、素子分離領域32上面の所定位置に、例えば、酸化Siを材料とするゲート絶縁膜33を形成し、ゲート絶縁膜33の上面に、ポリSiを材料とする転送ゲートTGを形成する。
その後、転送ゲートTGを挟んで両側に、例えば、リン等のN型の不純物をイオン注入してアニール処理を行う。これにより、各光電変換素子PDの形成位置に、N型のSi領域31が形成されるとともに、転送ゲートTGを挟んでN型のSi領域31とは逆側にフローティングディフュージョンFDが形成される。
続いて、N型のSi領域31の上面における中央に開口10が設けられたマスクMを形成し、マスクM越しにN型のSi領域31へ、例えば、ボロン等のP型の不純物をイオン注入して第1のP型領域41を形成する。
その後、図10の(b)に示すように、マスクMにおける開口10を拡張し、マスクM越しにN型のSi領域31へ第1のP型領域41よりも不純物の濃度が低くなるように、P型の不純物をイオン注入して第2のP型領域42を形成する。このとき、第1のP型領域41形成時と同じエネルギーをP型の不純物へ与えてイオン注入を行う。
続いて、図10の(c)に示すように、マスクMにおける開口10をさらに拡張し、マスクM越しにN型のSi領域31へ第2のP型領域42よりも不純物の濃度が低くなるように、P型の不純物をイオン注入して第3のP型領域43を形成する。このとき、第1のP型領域41形成時と同じエネルギーをP型の不純物へ与えてイオン注入を行う。
その後、図10の(d)に示すように、マスクMにおける開口10をさらに拡張し、マスクM越しにN型のSi領域31へ第3のP型領域43よりも不純物の濃度が低くなるように、P型の不純物をイオン注入して第4のP型領域44を形成する。このとき、第1のP型領域41形成時と同じエネルギーをP型の不純物へ与えてイオン注入を行う。
さらに、図10の(e)に示すように、マスクMにおける開口10を拡張し、マスクM越しにN型のSi領域31へ第4のP型領域44よりも不純物の濃度が低くなるように、P型の不純物をイオン注入して第5のP型領域45を形成する。このとき、第1のP型領域41形成時と同じエネルギーをP型の不純物へ与えてイオン注入を行う。
これにより、深さが均一で、光電変換素子PDの中央から外周へ向かうにつれてP型の不純物濃度が薄くなるように、第1のP型領域41、第2のP型領域42、第3のP型領域43、第4のP型領域44、および第5のP型領域45が形成される。
最後に、アニール処理を行ってP型の不純物を熱拡散させる。これにより、P型の不純物濃度が濃い領域ほど、不純物が深い位置まで拡散して、光電変換素子PDの中央から外周へ向かうにつれて深さが浅くなるP型のSi領域4が形成される。
このように、第1実施形態に係る光電変換素子PDの形成工程では、1枚のマスクMを使用し、マスクMの開口10を順次拡張し、P型の不純物の濃度を順次薄くしてイオン注入することによってP型のSi領域4を形成する。
したがって、光電変換素子PDの形成に用いるマスクMの枚数が増大することを抑制しつつ、受光領域の中央から外周へ向かうにつれて、P型の不純物濃度が薄くなるP型のSi領域4を形成することができる。
また、第1〜第5のP型領域41〜45を形成する際のイオン注入では、いずれも均一なエネルギーをP型の不純物へ与えてイオン注入を行い、イオン注入処理における処理条件の設定を簡略化することができる。
そして、均等な深さの第1〜第5のP型領域41〜45を形成した後に、アニール処理を行うだけで、受光領域の中央から外周へ向かうにつれて、深さが浅くなるP型のSi領域4を容易に形成することができる。
なお、第1〜第5のP型領域41〜45におけるP型の不純物の各濃度は、予め試験を行い、最終的に形成される光電変換素子PDにおけるポテンシャル障壁の分布が、図7に太線で示す平底鍋形状となるように調整しておく。
上述したように、第1実施形態に係る光電変換素子PDでは、N型のSi領域31とPN接合するP型のSi領域4が、受光領域の中央から外周へ向かうにつれて、受光面と直交する方向の深さが順次浅く、P型の不純物濃度が順次薄くなるように形成される。
これにより、第1実施形態に係る各光電変換素子PDは、P型の不純物濃度および深さが均一な他の光電変換素子にくらべて、ポテンシャル障壁の分布を平底鍋形状とすることができる。かかる光電変換素子PDによれば、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに光電変換素子PD内に残る信号電荷を低減することができるとともに、飽和電子数を増大させることで明時の光電変換効率を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る固体撮像装置について説明する。なお、第2実施形態に係る固体撮像装置は、光電変換素子および転送ゲートの構成が異なる点を除き、第1実施形態で説明したものと同様の構成である。このため、ここでは、図11を参照して、第2実施形態に係る光電変換素子PDaおよび転送ゲートTGaについて説明する。
図11は、第2実施形態に係る光電変換素子PDaおよび転送ゲートTGaの断面を示す説明図である。なお、図11に示す構成要素のうち、図5に示す構成要素と同一の構成要素については、図5に示す符号と同一の符号を付している。
図11に示すように、光電変換素子PDaは、N型のSi領域5と、N型のSi領域5の内部に設けられるP型のSi領域6とを備える。P型のSi領域6は、光電変換素子PDaの受光領域における中央から外周へ向かうにつれて、受光面と直交する方向の厚さが順次薄くなり、P型の不純物濃度が順次薄くなるように形成される第1〜第5のP型領域61、62、63、64、65を備える。
なお、第1〜第5のP型領域61、62、63、64、65は、第1実施形態における第1〜第5のP型領域41〜45を形成する場合よりも大きなエネルギーによってP型不純物のイオン注入を行う点以外は、図10に示す工程と同様に形成することができる。
このように、N型のSi領域5の内部に、受光領域の中央から外周へ向かうにつれて厚さが順次薄くなり、P型の不純物濃度が順次薄くなるP型のSi領域6を設けることによっても、光電変換素子PDaのポテンシャル障壁の分布を平底鍋形状にすることができる。したがって、光電変換素子PDaによれば、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに、光電変換素子PDa内に残る信号電荷を低減することが可能である。
しかも、光電変換素子PDaでは、P型のSi領域6の受光面側と、受光面側とは逆側の面側との双方にPN接合が形成されるので、飽和電子数をより一層増大させることにより、明時の光電変換効率をさらに向上させることができる。
また、光電変換素子PDaにおけるN型のSi領域5は、P型のSi領域6の受光面側に設けられるN型の第1の領域51と、P型のSi領域6の受光面側とは逆側に設けられるN型の第2の領域52とを備える。
そして、N型の第2の領域52は、N型の第1の領域51よりも、N型の不純物濃度が薄くなるように形成される。これにより、N型の第2領域52とP型のSi領域6との接合部に蓄積される信号電荷が半導体基板100側へ漏出することを抑制することができる。
さらに、第2実施形態では、転送ゲートTGaを素子分離領域32の内部へ埋め込んだ埋め込みゲートを採用している。これにより、N型の第1領域51側に比べて信号電荷の転送が困難なN型の第2領域52からも、フローティングディフュージョンFDへ効率的に信号電荷の転送を行うことができる。
また、光電変換素子PDaは、N型のSi領域5の受光面上に、P型のSi層60をさらに備える。これにより、N型のSi領域5で光の入射とは無関係に生じる電荷(電子)を、P型のSi層60における正孔と再結合させることができる。したがって、光電変換素子PDaによれば、暗電流を低減することができる。
上述したように、第2実施形態に係る光電変換素子PDaは、N型のSi領域5の内部に、受光領域の中央から外周へ向かうにつれて、受光面と直交する方向の厚さが順次薄く、P型の不純物濃度が順次薄くなるように形成されるP型のSi領域6を備える。
したがって、光電変換素子PDaによれば、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに光電変換素子PDa内に残る信号電荷を低減することができるとともに、飽和電子数をさらに増大させることで明時の光電変換効率をより一層向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る固体撮像装置について説明する。なお、第3実施形態に係る固体撮像装置は、光電変換素子の構成が異なる点を除き、第1実施形態で説明したものと同様の構成である。このため、ここでは、図12〜図14を参照して、第3実施形態に係る光電変換素子PDbについて説明する。
図12は、第3実施形態に係る光電変換素子PDbを受光面側から見た説明図であり、図13は、図12に示すB−B´線による断面図であり、図14は、第3実施形態に係る光電変換素子PDbのポテンシャル障壁の分布を示す説明図である。なお、図12および図13に示す構成要素のうち、図5に示す構成要素と同一の構成要素については、図5に示す符号と同一の符号を付している。
図12および図13に示すように、光電変換素子PDbは、受光領域の中央から受光面の外周のうち、転送ゲートTG側の外周とは逆側の外周を除く外周側へ向かうにつれて、受光面と直交する方向の深さが順次浅くなり、P型の不純物濃度が順次薄くなるP型のSi領域7を備える。
かかるP型のSi領域7は、第1〜第5のP型領域71、72、73、74、75によって構成される。つまり、P型のSi領域7の中では、第1のP型領域71が最も深く、P型の不純物濃度が最も高い領域となり、第5のP型領域75が最も浅く、P型の不純物濃度が最も薄い領域となる。
なお、第1〜第5のP型領域71、72、73、74、75は、図10に示すマスクMの開口10の位置を、受光面における転送ゲートTGとは逆側に寄せて形成し、順次開口10を拡張する以外は、図10に示す工程と同様にして形成することができる。
かかる光電変換素子PDbのポテンシャル障壁の分布は、図14に示すように、受光領域における転送ゲートTGとは逆側の外周から中央へ向かうにつれて、ポテンシャル障壁が徐々に高くなるような勾配となる。なお、受光領域の中央から転送ゲートTGへかけてのポテンシャル障壁の分布は、第1実施形態と同様となる。
これにより、光電変換素子PDbでは、第1実施形態に係る光電変換素子PDと同様に、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに光電変換素子PDb内に残る信号電荷を低減することができる。さらに、光電変換素子PDbでは、転送ゲートTGから受光領域の中央よりも遠い領域に蓄積される信号電荷が、転送ゲートTGとは逆側の外周から中央へ向かうポテンシャル障壁の勾配によって、フローティングディフュージョンFDへ転送され易くなる。
したがって、光電変換素子PDbによれば、例えば、受光面積が極端に広い場合や、大気圏外の宇宙で使用される場合であっても、フローティングディフュージョンFDへ転送されずに光電変換素子PDb内に残る信号電荷を低減することができる。
上述したように、第3実施形態に係る光電変換素子PDbは、受光領域の中央から受光面の外周のうち、転送ゲートTG側の外周とは逆側の外周を除く外周側へ向かうにつれて、順次浅く、且つ、P型の不純物濃度が順次薄くなるP型のSi領域7を備える。
光電変換素子PDbによれば、転送ゲートTGから受光領域の中央よりも遠い領域に蓄積される信号電荷が、フローティングディフュージョンFDへ転送され易くなり、受光面積が極端に広い場合や宇宙で使用される場合に、信号電荷の転送性能が向上する。
なお、上述した実施形態では、第1〜第5のP型領域41〜45、61〜65、71〜75が、受光面からみて矩形状である場合について説明したが、受光面からみて同心円形状となるように形成してもよい。これにより、ポテンシャル障壁は、フローティングディフュージョンFDへの信号電荷の転送効率がより向上するような理想的な平底鍋形状の分布となる。
また、図11に示すP型のSi層60に代えて、図5に示すP型のSi領域4を設けてもよい。かかる構成とすれば、第2実施形態の光電変換素子PDaにおけるPN接合の面積をさらに増大させることで、飽和電子数をさらに増大させることができるので、明時の光電変換効率が向上する。
また、図5に示す光電変換素子PD、および、図13に示す光電変換素子PDbにおけるN型のSi領域31の内部に、図11に示すP型のSi領域6を設けてもよい。かかる構成によっても、PN接合の面積がさらに増大するので、飽和電子数をより一層増大させることができ、明時の光電変換効率が向上する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 デジタルカメラ、 11 カメラモジュール、 12 後段処理部、 13 撮像光学系、 14 固体撮像装置、 15 ISP、 16 記憶部、 17 表示部、 20 イメージセンサ、 21 信号処理回路、 22 周辺回路、 23 画素アレイ、 24 垂直シフトレジスタ、 25 タイミング制御部、 26 CDS、 27 ADC、 28 ラインメモリ、 PD、PDa、PDb 光電変換素子、 FD フローティングディフュージョン、 TR 転送トランジスタ、 TG 転送ゲート、 100 半導体基板、 31、5 N型のSi領域、 4、6、7 P型のSi領域

Claims (5)

  1. 撮像画像の画素毎に設けられる第1導電型の半導体領域と、
    前記第1導電型の半導体領域とのPN接合によって光電変換素子を構成し、前記光電変換素子の中央から信号電荷転送用の転送ゲート側へ向かうにつれて、第2導電型の不純物濃度が低くなる第2導電型の半導体領域と
    を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第2導電型の半導体領域は、
    第2導電型の不純物濃度が高い領域ほど、前記光電変換素子の受光面と直交する方向の厚さが大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記第2導電型の半導体領域は、
    前記第1導電型の半導体領域の内部に設けられ、
    前記第1導電型の半導体領域は、
    前記第2導電型の半導体領域よりも前記光電変換素子の受光面側に設けられる第1の領域と、
    前記第2導電型の半導体領域よりも前記光電変換素子の受光面とは逆側に設けられる第2の領域と
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記第2導電型の半導体領域は、
    前記光電変換素子の中央から該光電変換素子の受光面における外周側へ向かうにつれて、前記第2導電型の不純物濃度が低くなる
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の固体撮像装置。
  5. 撮像画像の画素毎に設けられる第1導電型の半導体領域を形成する工程と、
    前記第1導電型の半導体領域とのPN接合によって光電変換素子を構成し、前記光電変換素子の中央から信号電荷転送用の転送ゲート側へ向かうにつれて、第2導電型の不純物濃度が低くなる第2導電型の半導体領域を形成する工程と
    を含むことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
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