JP2015033880A - アクセルペダル操作装置 - Google Patents

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慎太郎 飯塚
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Abstract

【課題】製造コストの低減が可能なアクセルペダル操作装置を提供する。【解決手段】アクセルペダル操作装置1は、アクセルペダル2と、アクセルペダル2に戻り方向の反力を付与するリターンスプリング3と、アクセルペダル2のストロークの途中でアクセルペダル2の踏み込みに対する抵抗が生じるようにアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる踏力変化機構10とを備え、踏力変化機構10は、バネ要素11を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構である。【選択図】図1

Description

本発明は、アクセルペダル操作装置に関する。
アクセルペダル操作装置は、一般的に、アクセルペダルと、アクセルペダルに戻り方向の反力を付与するリターンスプリングと、アクセルペダルのストロークの途中でアクセルペダルの踏み込みに対する抵抗が生じるようにアクセルペダルの踏み込み力を変化させる踏力変化機構とを備える。
踏力変化機構は、アクセルペダルのストロークの途中でアクセルペダルの踏み込み力を変化させることにより、所定の踏力変化手前位置(図9のB位置)を超えてアクセルペダルを踏み込むとキックダウン機構が作動すること等を車両の運転者に認識させるための機構である。このような踏力変化機構としては、例えば、永久磁石の吸着力を利用してアクセルペダルの踏み込み力を変化させるものがある。
特開2002−172952号公報
踏力変化機構に永久磁石を用いる場合、吸着力の強い磁石等が必要になる。この磁石等はコストが高く、アクセルペダル操作装置の製造コストが上昇する要因となる。
そこで、本発明の目的は、製造コストの低減が可能なアクセルペダル操作装置を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明に係るアクセルペダル操作装置は、アクセルペダルと、前記アクセルペダルに戻り方向の反力を付与するリターンスプリングと、前記アクセルペダルのストロークの途中で前記アクセルペダルの踏み込みに対する抵抗が生じるように前記アクセルペダルの踏み込み力を変化させる踏力変化機構とを備え、前記踏力変化機構は、バネ要素を用いて前記アクセルペダルの踏み込み力を変化させる機構であることを特徴とする。
前記バネ要素は、つる巻きバネ、板バネ、又は、つる巻きバネと板バネとを組み合わせたものであっても良い。
本発明によれば、製造コストの低減が可能なアクセルペダル操作装置を提供することができるという優れた効果を奏する。
第一実施形態に係るアクセルペダル操作装置の要部拡大図である。 第二実施形態に係るアクセルペダル操作装置の要部拡大図である。 第三実施形態に係るアクセルペダル操作装置の要部拡大図である。 第四実施形態に係るアクセルペダル操作装置の要部拡大図である。 第五実施形態に係るアクセルペダル操作装置の要部拡大図である。 第六実施形態に係るアクセルペダル操作装置の要部拡大図である。 第七実施形態に係るアクセルペダル操作装置の要部拡大図である。 アクセルペダル操作装置の概略構成図である。 アクセルペダルのストロークと踏力との関係を示すグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
<第一実施形態>
先ず、アクセルペダル操作装置1の全体構成について図8に基づいて説明する。当該アクセルペダル操作装置1は、図示しない車両に装着されるものである。
図8に示すように、アクセルペダル操作装置1は、アクセルペダル2と、アクセルペダル2に戻り方向の反力を付与するリターンスプリング3と、アクセルペダル2のストローク(ペダルストローク)の途中でアクセルペダル2の踏み込みに対する抵抗が生じるようにアクセルペダル2の踏み込み力(ペダル踏力)を変化させる踏力変化機構(アクセルペダル踏力変化機構)10とを備える。
アクセルペダル操作装置1は、ヒステリシス発生機構(図示せず)も備えており、アクセルペダル2の踏み込みと戻りとでアクセルペダル2に付与される反力にヒステリシスが生じるようになっている(図9参照)。
アクセルペダル2は、ペダルステム4と、ペダルステム4に連結され車両の運転者により踏み込まれるペダル本体(パッド)5とを有する。ペダルステム4をブラケット6に固定された回転軸7に挿通することにより、アクセルペダル2は、ブラケット6に対して回動可能に支持される。また、アクセルペダル2とブラケット6との間に、アクセルペダル2に戻り方向の反力を付与するリターンスプリング3が介設される。さらに、アクセルペダル2のペダルステム4にレバー8が連結されており、レバー8とブラケット6との間に踏力変化機構10が介設される。
図1に示すように、第一実施形態の踏力変化機構10は、永久磁石を用いずに、つる巻きバネ11を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構である。
具体的には、踏力変化機構10は、レバー8に固定された筒状のケース12と、ケース12に対してストローク可能に装着されたピン13と、ケース12内に収容されピン13を外側に付勢するつる巻きバネ11と、ブラケット6に固定されたストッパー14とを有する。また、つる巻きバネ11は、アクセルペダル2の踏み込み力に適度な抵抗を生じさせる機能と、ピン13を初期位置に戻すリターンスプリングとしての機能とを有する。
ピン13は、ケース12に対して抜け止めがなされており、ピン13はレバー8と一体で回動するようになっている。また、つる巻きバネ11は圧縮された状態でケース12内に収容されており、つる巻きバネ11には外側に対してテンションが作用している。
なお、第一実施形態では、つる巻きバネ11が本発明のバネ要素に相当する。
以下、第一実施形態に係るアクセルペダル操作装置1による作用効果について説明する。
アクセルペダル2が車両の運転者により図8に示す踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4はリターンスプリング3からの戻り方向の反力に抗して回転軸7を回動中心として踏み込み方向に回動される。また、アクセルペダル2が運転者により踏力変化手前位置(図9のB位置)を超えて踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4に連結されたレバー8(ピン13)が踏力変化機構10のストッパー14に当接し(図1(b)参照)、踏力変化機構10のつる巻きバネ11のバネ力がレバー8を介してアクセルペダル2に付与される。そして、アクセルペダル2の入力がつる巻きバネ11のバネ力に勝つと、ピン13がケース12内に没入し、さらにレバー8は踏力変化後位置(図9のC位置)まで回動される(図1(c)参照)。
一方、アクセルペダル2の踏み込みが解除されると、リターンスプリング3のバネ力により、アクセルペダル2がアイドル位置(図9のA位置)に戻され、踏力変化機構10のピン13はつる巻きバネ11のバネ力により図1(a)に示すアイドル位置に戻される。
第一実施形態に係るアクセルペダル操作装置1によれば、踏力変化機構10が、永久磁石を用いずに、一般的な部品であるつる巻きバネ11を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構であるので、アクセルペダル操作装置1の製造コストの低減が可能となる。
<第二実施形態>
図2に示すように、第二実施形態の踏力変化機構20は、永久磁石を用いずに、板バネ21を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構である。
具体的には、踏力変化機構20は、ブラケット6に固定された板バネ21を有する。また、板バネ21は、アクセルペダル2の踏み込み力に適度な抵抗を生じさせる機能と、板バネ21自体のリターンスプリングとしての機能とを有する。
板バネ21は、略I字状に形成されており、レバー8に対して略直交するようにブラケット6に固定されている。
なお、第二実施形態では、板バネ21が本発明のバネ要素に相当する。
以下、第二実施形態に係るアクセルペダル操作装置1による作用効果について説明する。
アクセルペダル2が車両の運転者により図8に示す踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4はリターンスプリング3からの戻り方向の反力に抗して回転軸7を回動中心として踏み込み方向に回動される。また、アクセルペダル2が運転者により踏力変化手前位置(図9のB位置)を超えて踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4に連結されたレバー8が踏力変化機構20の板バネ21に当接し(図2(b)参照)、板バネ21のバネ力がレバー8を介してアクセルペダル2に付与される。そして、アクセルペダル2の入力が板バネ21のバネ力に勝つと、板バネ21が変形し、さらにレバー8は踏力変化後位置(図9のC位置)まで回動される(図2(c)参照)。
一方、アクセルペダル2の踏み込みが解除されると、リターンスプリング3のバネ力により、アクセルペダル2がアイドル位置(図9のA位置)に戻され、踏力変化機構20の板バネ21は自身のバネ力により図2(a)に示すアイドル位置に戻される。
第二実施形態に係るアクセルペダル操作装置1によれば、踏力変化機構20が、永久磁石を用いずに、一般的な部品である板バネ21を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構であるので、アクセルペダル操作装置1の製造コストの低減が可能となる。
<第三実施形態>
図3に示すように、第三実施形態の踏力変化機構30は、永久磁石を用いずに、つる巻きバネ(以下、第一巻きバネともいう)31及びつる巻きバネ(以下、第二巻きバネともいう)32を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構である。
具体的には、踏力変化機構30は、ブラケット6に固定された筒状のケース33と、ケース33内にストローク可能に収容されたピン(以下、第一ピンともいう)34と、ケース33内に収容され第一ピン34を後述する第二ピン35側に付勢する第一巻きバネ31と、ケース33内にストローク可能に収容されたピン(以下、第二ピンともいう)35と、ケース33内に収容され第二ピン35を外側に付勢する第二巻きバネ32と、ケース33内に第一ピン34の先端部と第二ピン35の中間部との間に挟まれた状態で収容されるピン(以下、第三ピンともいう)36とを有する。また、第一巻きバネ31及び第二巻きバネ32は、アクセルペダル2の踏み込み力に適度な抵抗を生じさせる機能を有し、第二巻きバネ32は、第二ピン35を初期位置に戻すリターンスプリングとしての機能も有する。
第一巻きバネ31は圧縮された状態でケース33内に収容されており、第一巻きバネ31には外側に対してテンションが作用している。また、第二巻きバネ32は、圧縮された状態でケース33内に収容されており、第二巻きバネ32には外側に対してテンションが作用している。さらに、第三ピン36は、第二ピン35の中間部に設けられた溝37内に配置されている。
なお、第三実施形態では、第一巻きバネ31及び第二巻きバネ32が本発明のバネ要素に相当する。
以下、第三実施形態に係るアクセルペダル操作装置1による作用効果について説明する。
アクセルペダル2が車両の運転者により図8に示す踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4はリターンスプリング3からの戻り方向の反力に抗して回転軸7を回動中心として踏み込み方向に回動される。また、アクセルペダル2が運転者により踏力変化手前位置(図9のB位置)を超えて踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4に連結されたレバー8が踏力変化機構30の第二ピン35に当接し(図3(b)参照)、踏力変化機構30の第一巻きバネ31及び第二巻きバネ32のバネ力がレバー8を介してアクセルペダル2に付与される。そして、アクセルペダル2の入力が第一巻きバネ31及び第二巻きバネ32のバネ力に勝つと、第一巻きバネ31が縮退することで第一ピン34が第二ピン35から離間する方向に移動し、第一ピン34が移動することで第三ピン36が第二ピン35から離間する方向に移動し且つ第二ピン35がケース33内に没入し、さらにレバー8は踏力変化後位置(図9のC位置)まで回動される(図3(c)参照)。
一方、アクセルペダル2の踏み込みが解除されると、リターンスプリング3のバネ力により、アクセルペダル2がアイドル位置(図9のA位置)に戻され、踏力変化機構30の第一ピン34、第二ピン35及び第三ピン36は、第一巻きバネ31及び第二巻きバネ32のバネ力により図3(a)に示すアイドル位置に戻される。
第三実施形態に係るアクセルペダル操作装置1によれば、踏力変化機構30が、永久磁石を用いずに、一般的な部品であるつる巻きバネ31、32を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構であるので、アクセルペダル操作装置1の製造コストの低減が可能となる。
<第四実施形態>
図4に示すように、第四実施形態の踏力変化機構40は、永久磁石を用いずに、つる巻きバネ41を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構である。
具体的には、踏力変化機構40は、ブラケット6に固定された筒状のケース42と、ケース42内にストローク可能に収容されたピン43と、ケース42内にピン43のストローク方向と直交するように収容されたつる巻きバネ41と、つる巻きバネ41の両端部にそれぞれ配設された一対のロック部材44とを有する。また、つる巻きバネ41は、アクセルペダル2の踏み込み力に適度な抵抗を生じさせる機能と、ピン43を初期位置に戻すリターンスプリングとしての機能とを有する。
ピン43は、略U字状に形成されており、開口部がつる巻きバネ41及び一対のロック部材44側に向けられた状態でケース42内に収容されている。また、つる巻きバネ41は、圧縮された状態で一対のロック部材44間に挟み込まれており、つる巻きバネ41には外側に対してテンションが作用している。さらに、各ロック部材44の外側側面にはそれぞれ、段差部45が設けられている。
なお、第四実施形態では、つる巻きバネ41が本発明のバネ要素に相当する。
以下、第四実施形態に係るアクセルペダル操作装置1による作用効果について説明する。
アクセルペダル2が車両の運転者により図8に示す踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4はリターンスプリング3からの戻り方向の反力に抗して回転軸7を回動中心として踏み込み方向に回動される。また、アクセルペダル2が運転者により踏力変化手前位置(図9のB位置)を超えて踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4に連結されたレバー8が踏力変化機構40のピン43に当接し(図4(b)参照)、踏力変化機構40のつる巻きバネ41のバネ力がレバー8を介してアクセルペダル2に付与される。そして、アクセルペダル2の入力がつる巻きバネ41のバネ力に勝つと、つる巻きバネ41が縮退することで一対のロック部材44が互いに近接する方向に移動し、一対のロック部材44が移動することでピン43がケース42内に没入し、さらにレバー8は踏力変化後位置(図9のC位置)まで回動される(図4(c)参照)。
一方、アクセルペダル2の踏み込みが解除されると、リターンスプリング3のバネ力により、アクセルペダル2がアイドル位置(図9のA位置)に戻され、踏力変化機構40のピン43はつる巻きバネ41のバネ力により図4(a)に示すアイドル位置に戻される。
第四実施形態に係るアクセルペダル操作装置1によれば、踏力変化機構40が、永久磁石を用いずに、一般的な部品であるつる巻きバネ41を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構であるので、アクセルペダル操作装置1の製造コストの低減が可能となる。
<第五実施形態>
図5に示すように、第五実施形態の踏力変化機構50は、永久磁石を用いずに、板バネ51を用いてアクセルペダルの踏み込み力を変化させる機構である。
具体的には、踏力変化機構50は、ブラケット6に固定された筒状のケース52と、ケース52に対してストローク可能に装着されたピン53と、ケース52内に収容されピン53を外側に付勢する板バネ51とを有する。また、板バネ51は、アクセルペダル2の踏み込み力に適度な抵抗を生じさせる機能と、ピン53を初期位置に戻すリターンスプリングとしての機能とを有する。
ピン53は、ケース52に対して抜け止めがなされている。また、板バネ51は、略U字状に形成されている。板バネ51は圧縮された状態でケース52内に収容されており、板バネ51には外側に対してテンションが作用している。さらに、板バネ51は、両端部がケース52に設けられた穴部54に挿入された状態でケース52内に収容されている。
なお、第五実施形態では、板バネ51が本発明のバネ要素に相当する。
以下、第五実施形態に係るアクセルペダル操作装置1による作用効果について説明する。
アクセルペダル2が車両の運転者により図8に示す踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4はリターンスプリング3からの戻り方向の反力に抗して回転軸7を回動中心として踏み込み方向に回動される。また、アクセルペダル2が運転者により踏力変化手前位置(図9のB位置)を超えて踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4に連結されたレバー8が踏力変化機構50のピン53に当接し(図5(b)参照)、踏力変化機構50の板バネ51のバネ力がレバー8を介してアクセルペダル2に付与される。そして、アクセルペダル2の入力が板バネ51のバネ力に勝つと、板バネ51が縮退することでピン53がケース52内に没入し、さらにレバー8は踏力変化後位置(図9のC位置)まで回動される(図5(c)参照)。
一方、アクセルペダル2の踏み込みが解除されると、リターンスプリング3のバネ力により、アクセルペダル2がアイドル位置(図9のA位置)に戻され、踏力変化機構50のピン53は板バネ51のバネ力により図5(a)に示すアイドル位置に戻される。
第五実施形態に係るアクセルペダル操作装置1によれば、踏力変化機構50が、永久磁石を用いずに、一般的な部品である板バネ51を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構であるので、アクセルペダル操作装置1の製造コストの低減が可能となる。
<第六実施形態>
図6に示すように、第六実施形態の踏力変化機構60は、永久磁石を用いずに、板バネ61及びつる巻きバネ62を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構である。
具体的には、踏力変化機構60は、ブラケット6に固定された筒状のケース63と、ケース63に対してストローク可能に装着された板バネ61と、ケース63内に板バネ61のストローク方向に沿って収容されたピン64と、ケース63内に収容され板バネ61を外側に付勢するつる巻きバネ62とを有する。また、板バネ61及びつる巻きバネ62は、アクセルペダル2の踏み込み力に適度な抵抗を生じさせる機能を有し、つる巻きバネ62は、板バネ61を初期位置に戻すリターンスプリングとしての機能も有する。
板バネ61は、略U字状に形成されており、開口部がつる巻きバネ62及びピン64側に向けられた状態でケース63内に収容されている。また、板バネ61は、広げられた状態でケース63に対して抜け止めがなされており、板バネ61には内側に対してテンションが作用している。つる巻きバネ62は圧縮された状態でピン64に挿通されており、つる巻きバネ62には外側に対してテンションが作用している。さらに、ピン64の先端部には、段差部65が設けられている。
なお、第六実施形態では、板バネ61及びつる巻きバネ62が本発明のバネ要素に相当する。
以下、第六実施形態に係るアクセルペダル操作装置1による作用効果について説明する。
アクセルペダル2が車両の運転者により図8に示す踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4はリターンスプリング3からの戻り方向の反力に抗して回転軸7を回動中心として踏み込み方向に回動される。また、アクセルペダル2が運転者により踏力変化手前位置(図9のB位置)を超えて踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4に連結されたレバー8が踏力変化機構60の板バネ61に当接し(図6(b)参照)、踏力変化機構60の板バネ61及びつる巻きバネ62のバネ力がレバー8を介してアクセルペダル2に付与される。そして、アクセルペダル2の入力が板バネ61及びつる巻きバネ62のバネ力に勝つと、板バネ61が広がり、板バネ61がピン64の段差部65を超えて移動し、さらにレバー8は踏力変化後位置(図9のC位置)まで回動される(図6(c)参照)。
一方、アクセルペダル2の踏み込みが解除されると、リターンスプリング3のバネ力により、アクセルペダル2がアイドル位置(図9のA位置)に戻され、踏力変化機構60の板バネ61はつる巻きバネ62のバネ力により図6(a)に示すアイドル位置に戻される。
第六実施形態に係るアクセルペダル操作装置1によれば、踏力変化機構60が、永久磁石を用いずに、一般的な部品である板バネ61及びつる巻きバネ62を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構であるので、アクセルペダル操作装置1の製造コストの低減が可能となる。
<第七実施形態>
図7に示すように、第七実施形態の踏力変化機構70は、永久磁石を用いずに、板バネ71及びつる巻きバネ72を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構である。
具体的には、踏力変化機構70は、ブラケット6に固定された板バネ71と、板バネ71に対してストローク可能に装着されたピン73と、板バネ71に対して装着されピン73を外側に付勢するつる巻きバネ72とを有する。また、板バネ71及びつる巻きバネ72は、アクセルペダル2の踏み込み力に適度な抵抗を生じさせる機能を有し、板バネ71は、ピン73を初期位置に戻すリターンスプリングとしての機能も有する。
板バネ71は、略U字状に形成されており、開口部がレバー8側に向けられた状態でブラケット6に固定されている。また、板バネ71は広げられた状態でピン73が装着されており、板バネ71には内側に対してテンションが作用している。つる巻きバネ72は圧縮された状態で板バネ71に対して装着されており、つる巻きバネ72には外側に対してテンションが作用している。ピン73は、板バネ71に対して抜け止めがなされている。さらに、板バネ71の内側部分には、段差部74が設けられている。
なお、第七実施形態では、板バネ71及びつる巻きバネ72が本発明のバネ要素に相当する。
以下、第七実施形態に係るアクセルペダル操作装置1による作用効果について説明する。
アクセルペダル2が車両の運転者により図8に示す踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4はリターンスプリング3からの戻り方向の反力に抗して回転軸7を回動中心として踏み込み方向に回動される。また、アクセルペダル2が運転者により踏力変化手前位置(図9のB位置)を超えて踏み込み方向に踏み込まれると、アクセルペダル2のペダルステム4に連結されたレバー8が踏力変化機構70のピン73に当接し(図7(b)参照)、踏力変化機構70の板バネ71及びつる巻きバネ72のバネ力がレバー8を介してアクセルペダル2に付与される。そして、アクセルペダル2の入力が板バネ71及びつる巻きバネ72のバネ力に勝つと、板バネ71が広がり、ピン73が板バネ71の段差部74を超えて移動し、さらにレバー8は踏力変化後位置(図9のC位置)まで回動される(図7(c)参照)。
一方、アクセルペダル2の踏み込みが解除されると、リターンスプリング3のバネ力により、アクセルペダル2がアイドル位置(図9のA位置)に戻され、踏力変化機構70のピン73はつる巻きバネ72のバネ力により図7(a)に示すアイドル位置に戻される。
第七実施形態に係るアクセルペダル操作装置1によれば、踏力変化機構70が、永久磁石を用いずに、一般的な部品である板バネ71及びつる巻きバネ72を用いてアクセルペダル2の踏み込み力を変化させる機構であるので、アクセルペダル操作装置1の製造コストの低減が可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は前述の実施形態には限定されず他の様々な実施形態を採ることが可能である。
例えば、前述の実施形態では、踏力変化機構をレバーとブラケットとの間に介設するとしたが、これには限定はされず、踏力変化機構をアクセルペダルのペダルステム又はペダル本体とブラケットとの間に介設しても良い。
1 アクセルペダル操作装置
2 アクセルペダル
3 リターンスプリング
4 ペダルステム
5 ペダル本体
6 ブラケット
7 回転軸
8 レバー
10 踏力変化機構
11 つる巻きバネ(バネ要素)
20 踏力変化機構
21 板バネ(バネ要素)
30 踏力変化機構
31 つる巻きバネ(バネ要素)
32 つる巻きバネ(バネ要素)
40 踏力変化機構
41 つる巻きバネ(バネ要素)
50 踏力変化機構
51 板バネ(バネ要素)
60 踏力変化機構
61 板バネ(バネ要素)
62 つる巻きバネ(バネ要素)
70 踏力変化機構
71 板バネ(バネ要素)
72 つる巻きバネ(バネ要素)

Claims (2)

  1. アクセルペダルと、前記アクセルペダルに戻り方向の反力を付与するリターンスプリングと、前記アクセルペダルのストロークの途中で前記アクセルペダルの踏み込みに対する抵抗が生じるように前記アクセルペダルの踏み込み力を変化させる踏力変化機構とを備え、前記踏力変化機構は、バネ要素を用いて前記アクセルペダルの踏み込み力を変化させる機構であることを特徴とするアクセルペダル操作装置。
  2. 前記バネ要素は、つる巻きバネ、板バネ、又は、つる巻きバネと板バネとを組み合わせたものである請求項1に記載のアクセルペダル操作装置。
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