JP2015031378A - リニアガイド装置用給油装置 - Google Patents

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Shigeaki Aihara
成明 相原
祐也 渡辺
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祐也 渡辺
頌明 山岸
Nobuaki Yamagishi
頌明 山岸
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Abstract

【課題】転動体の転動を妨げることなくスライダに給油可能なリニアガイド装置用給油装置を提供する。【解決手段】エンドキャップ5と、エンドキャップ5に隣接して配置されて潤滑剤を保持する容器7とを有し、エンドキャップ5には方向転換路5aから容器7へ向かって延びた貫通孔16が形成されており、容器7にはエンドキャップ5の貫通孔16に連通する開口が形成されており、容器7の前記開口には多孔質成形体からなる潤滑部材60が備えられており、潤滑部材60はエンドキャップ5の貫通孔16から方向転換路5a内に露呈しており、潤滑部材60の先端は方向転換路5aの転動溝に沿って曲面を形成している。【選択図】図1

Description

本発明は、リニアガイド装置用給油装置に関する。
従来、スライダ内の転動体をスムーズに転動させるために、エンドキャップの方向転換路に配置した潤滑部材に転動体を接触させることで給油を行う構成のリニアガイド装置が知られている(例えば、特許文献1、2を参照。)。
特開平2009−63059号公報 特開平2009−68611号公報
しかしながら、上述のような従来のリニアガイド装置では、エンドキャップの方向転換路に配置した潤滑部材に転動体が衝突すると、潤滑部材が破損してその破片が異物として方向転換路内へ入り込んでしまう。このため、スライダの動摩擦力が大きくなり作動性が悪化してしまう。
また、上述のような従来のリニアガイド装置では、エンドキャップの方向転換路と潤滑部材との間に段差が生じてしまう。このため、方向転換路を転動する転動体が、当該段差に引っかかったり、当該段差に衝突してちどり走行してしまう。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、転動体の転動を妨げることなくスライダに給油可能なリニアガイド装置用給油装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
案内レールと前記案内レール上に複数の転動体を介してスライド可能に配置されたスライダとを有するリニアガイド装置における前記複数の転動体に潤滑剤を供給するためのリニアガイド装置用給油装置であって、
前記スライダの長手方向の端部に配置されており、前記スライダ内の転動体の転動方向を転換するための方向転換路を有するエンドキャップと、
前記エンドキャップに隣接して配置されており、潤滑剤を保持する容器とを有し、
前記エンドキャップには、前記方向転換路から前記容器へ向かって延びた貫通孔が形成されており、
前記容器には、前記エンドキャップの前記貫通孔に連通する開口が形成されており、
前記容器の前記開口には、多孔質成形体からなる潤滑部材が備えられており、
前記潤滑部材は、前記エンドキャップの前記貫通孔から前記方向転換路内に露呈しており、前記潤滑部材の先端は、前記方向転換路の転動溝に沿って曲面を形成していることを特徴とするリニアガイド装置用給油装置を提供する。
また、本発明のリニアガイド装置用給油装置は、
前記容器は、前記開口の位置に筒状部を有し、
前記潤滑部材が、前記筒状部に嵌合しており、
前記容器の前記筒状部が前記エンドキャップの前記貫通孔に嵌合し、前記潤滑部材及び前記筒状部が前記エンドキャップの前記方向転換路内に露呈しており、
前記潤滑部材の先端及び前記筒状部の先端が、前記方向転換路の転動溝に沿って曲面を形成していることが望ましい。
また、本発明のリニアガイド装置用給油装置は、
前記容器の前記開口に備えられた前記潤滑部材は、前記エンドキャップの前記貫通孔に嵌合していることが望ましい。
また、本発明のリニアガイド装置用給油装置は、
前記潤滑部材は、前記容器の前記開口に嵌合する柱形状の柱部を有することが望ましい。
また、本発明のリニアガイド装置用給油装置は、
前記潤滑部材は、前記容器の前記開口の貫通方向において前記柱部の位置決めを行うために前記容器に当接する段差部をさらに有することが望ましい。
また、本発明のリニアガイド装置用給油装置は、
前記潤滑部材は、前記柱部の位置ずれを防止するために前記柱部を支持する支持部をさらに有することが望ましい。
また、本発明のリニアガイド装置用給油装置は、
前記潤滑部材は、前記容器内の前記潤滑剤を前記柱部へ導く導通部をさらに有することが望ましい。
また、本発明のリニアガイド装置用給油装置は、
前記容器は、前記潤滑剤を保持する凹部と、前記凹部を閉塞する蓋部材とを有し、
前記凹部の底面に前記開口が形成されていることが望ましい。
また、本発明のリニアガイド装置用給油装置は、
前記エンドキャップは、前記方向転換路を複数有し、
複数の前記方向転換路には、それぞれに前記貫通孔が形成されており、
前記容器は、前記凹部を、前記エンドキャップの前記貫通孔と同数備えていることが望ましい。
また、本発明は、
前記リニアガイド装置用給油装置を備えたことを特徴とするリニアガイド装置を提供する。
また、本発明のリニアガイド装置は、
前記スライダは、前記容器に隣接して配置されたサイドシールを有し、
前記サイドシール、前記容器及び前記エンドキャップには、スライダ本体の長手方向の端部に形成されたネジ穴に対向する貫通穴がそれぞれ形成されており、
ネジが前記サイドシール、前記容器及び前記エンドキャップの前記貫通穴を順に通って前記スライダ本体の前記ネジ穴に取り付けられていることが望ましい。
本発明によれば、転動体の転動を妨げることなくスライダに給油可能なリニアガイド装置用給油装置を提供することができる。
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態のリニアガイド装置の外観図及び側面図である。 図2(a)及び図2(b)は、第1実施形態におけるエンドキャップの正面図及び背面図である。 図3(a)、図3(b)及び図3(c)は、第1実施形態における潤滑剤容器の正面図、側面図及び背面図である。 図4(a)及び図4(b)は、第1実施形態における潤滑剤容器の背面図(蓋を外した状態)及び側面図である。なお、図4(b)中の点線は潤滑剤容器の内部構造を示している。 図5(a)、図5(b)、図5(c)及び図5(d)は、第1実施形態における潤滑剤容器の一方の蓋の側面図、正面図、他方の蓋の側面図及び正面図である。 図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態における潤滑剤容器をエンドキャップに取り付けた様子を示す図(図2(a)のA−A断面図)及び図6(a)の部分拡大図である。 図7(a)及び図7(b)は、第1実施形態におけるスライダ本体の側面図及びスライダ本体の端面を示す図である。 図8は、第1実施形態におけるサイドシールを示す図である。 図9(a)〜図9(c)は、第1実施形態におけるスライダを組み立てる様子を順に示す図(スライダの端面及び側面を示す図)である。 図10(a)〜図10(e)は、第1実施形態における潤滑部材の第1〜第5変形例を示す図である(図6(a)に相当する断面図)。 図11(a)及び図11(b)は、第1実施形態における潤滑部材の外観図及び第1実施形態における潤滑部材の第2変形例の外観図である。 図12(a)及び図12(b)は、第2実施形態のリニアガイド装置の外観図及び側面図である。 図13(a)、図13(b)及び図13(c)は、第2実施形態における潤滑剤容器の正面図、側面図及び背面図である。 図14(a)及び図14(b)は、第2実施形態における潤滑剤容器の背面図(蓋を外した状態)及び側面図である。なお、図14(b)中の点線は潤滑剤容器の内部構造を示している。 図15(a)及び図15(b)は、第2実施形態における潤滑剤容器に保持された潤滑部材を示す図及び潤滑剤容器をエンドキャップに取り付けた様子を示す図(第1実施形態の図6(a)に相当する断面図)である。 図16(a)〜図16(c)は、第2実施形態におけるスライダを組み立てる様子を順に示す図(スライダの端面及び側面を示す図)である。 図17(a)〜図17(d)は、第2実施形態における潤滑部材の第1〜第4変形例を示す図である(図15(b)に相当する断面図)。
本発明の各実施形態に係るリニアガイド装置用給油装置を備えたリニアガイド装置を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
はじめに、本実施形態に係るリニアガイド装置用給油装置を備えたリニアガイド装置の全体的な構成について図1を参照して説明する。
図1に示す本実施形態のリニアガイド装置110は、数値制御工作機や数値制御測定機等に好適なものであり、案内レール2と、案内レール2に沿って移動可能なスライダ40とからなる。
案内レール2は、略四角型の部材からなり、その両側面には長手方向へ延びる転動溝2aが2本ずつ形成されている。
スライダ40は、スライダ本体4と、スライダ本体4の長手方向(図1(b)の左右方向)の両端部に、スライダ本体4側から順に取り付けられたエンドキャップ5、潤滑剤容器7、及びサイドシール8とからなる。
スライダ本体4は、図1(a)及び図7に示すように、案内レール2の長手方向へ延在し断面が略コ字状をした金属製部材からなり、案内レール2に跨嵌されている。図7(b)に示すように、スライダ本体4において案内レール2の両側面に対向する部分、即ち両側の脚部の内側面には、案内レール2の転動溝2aと対向して長手方向へ延びる転動溝4aが2本ずつ形成されている。
斯かるスライダ本体4の転動溝4aと案内レール2の転動溝2aとは、不図示の転動体の転動路を形成している。なお、この転動路には転動体として複数のボールが装填されている。
図7(b)に示すように、スライダ本体4の両側の脚部には、スライダ本体4の長手方向(図7(b)の紙面垂直方向)へ貫通しており、断面が円形の戻し路4bが2本ずつ形成されている。また、スライダ本体4の両端面にはネジ穴11、12が2箇所ずつ形成されている。
エンドキャップ5は、樹脂製の部材であって、図2に示すように略コ字状をしている。エンドキャップ5の正面、即ちスライダ本体4側の面には、図2(a)に示すように、断面が円形の方向転換路5aが両側の脚部に2箇所ずつ形成されている。方向転換路5aは、上記転動路と戻し路4bとを連通するものであり、図6(a)に示すように半円弧状をしている。また、エンドキャップ5には、スライダ本体4のネジ穴11、12に対向する位置に、円形の貫通穴13、14がそれぞれ形成されている。なお、エンドキャップ5は樹脂製に限らず、金属製でもよい。
上記構成により、スライダ40は複数の転動体が上記転動路内を転動することによって案内レール2上を直線運動することができる。なお、複数の転動体は転動路、方向転換路5a、及び戻し路4bを循環することが可能である。
サイドシール8は、図8に示すように略コ字状をした樹脂製又はゴム製の板部材であって、案内レール2の両側面及び上面に跨嵌する形状をしている。斯かる形状のサイドシール8により、スライダ40を案内レール2上で直線運動させた際に、案内レール2の両側面や上面に付着している塵、埃、ゴミ等の異物を除去することができる。なお、サイドシール8には、スライダ本体4のネジ穴12に対向する位置に、円形の貫通穴9がそれぞれ形成されている。
次に、本実施形態において最も特徴的なリニアガイド装置用給油装置の構成について説明する。
本実施形態に係るリニアガイド装置用給油装置は、スライダ40内へ潤滑剤を給油するものであり、エンドキャップ5と、潤滑剤容器7と、後述する潤滑部材60とによって構成されている。
エンドキャップ5の方向転換路5aには、図6(a)に示すように、スライダ40の長手方向(図6(a)の左右方向)へ延びる円形の貫通孔16が形成されている(図2(a)も参照。)。
潤滑剤容器7は、潤滑剤を保持するためのものであり、エンドキャップ5と略同じ外形をした樹脂製の厚板部材であって、図3に示すように略コ字状をしている。図4(a)に示すように、潤滑剤容器7の背面、即ちスライダ40の長手方向外側の面には、エンドキャップ5の4つの貫通孔16に対向する位置に、略立方体形状の空間を形成する凹部18がそれぞれ設けられている。
潤滑剤容器7の正面には、図3(a)に示すように、4つの凹部18に対向し、かつエンドキャップ5の4つの貫通孔16に対向する位置に、筒状部19がそれぞれ一体的に形成されている。筒状部19は、図6(a)に示すように、スライダ40の長手方向内側(図6(a)の右方向)へ延びており、エンドキャップ5における方向転換路5aの貫通孔16に嵌合する円筒形状をしている。筒状部19内の円形開口(中空部)は、対向する凹部18の底面18aを貫通している。
なお、潤滑剤容器7には、スライダ本体4の2つのネジ穴12に対向する位置に、円形の貫通穴20がそれぞれ形成されている。
図6(a)に示すように、潤滑剤容器7の筒状部19内には、最もエンドキャップ5側の位置に潤滑部材60が備えられている。潤滑部材60は、凹部18に保持された潤滑剤を導通してエンドキャップ5の方向転換路5aへ供給するための導通部材である。潤滑部材60は、筒状部19の円形開口に嵌合する円柱形状をしており、多孔質成形体からなる円柱部60aのみからなる(図11(a)を参照。)。スライダ40の長手方向(図6(a)の左右方向)における円柱部60aの長さは、筒状部19の長さと略同じである。なお、円柱部60aは、樹脂製の多孔質成形体であっても金属製の多孔質成形体であってもよく、特に樹脂製の多孔質成形体であることがより好ましい。これは、円柱部60aを樹脂製の潤滑剤容器7における筒状部19の円形開口に嵌合(圧入)する際に、円柱部60aが金属製の多孔質成形体で剛性が高いと、前記円形開口を一方的に変形させて破損してしまうおそれが増加するためである。これに対し、円柱部60aが樹脂製の多孔質成形体であれば、剛性が潤滑剤容器7と近いため、圧入時の変形を円柱部60aと前記円形開口の両方で分散できるので、破損のおそれを減少することができる。
潤滑剤容器7の凹部18は、凹部18と潤滑部材60とによって形成される空間内に潤滑剤が隙間なく充填される。なお、潤滑剤には、潤滑油、潤滑油を含有する物質(例えば、グリース等)、或いはこれらの両方を用いる。
潤滑剤が充填された凹部18は、図3(c)に示すように、潤滑剤容器7の背面側より蓋22が取り付けられて密封される。蓋22は、図5に示すように、潤滑剤容器7と同じ樹脂製の板部材からなり、潤滑剤容器7の2つの凹部18を一度に密封するために長方形状をしている。なお、蓋22には、潤滑剤容器7の貫通穴20に対向する位置に円形の貫通穴23が形成されている。
上記構成により、図6(a)に示すように、潤滑剤容器7をエンドキャップ5に取り付けた際に、エンドキャップ5の方向転換路5aの貫通孔16に潤滑剤容器7の筒状部19を嵌合させることができる。そして、潤滑剤容器7の筒状部19と該筒状部19の円形開口に嵌合した潤滑部材60とを方向転換路5a内へ露呈させることができる。
ここで、スライダ本体4の長手方向(図6の左右方向)における潤滑剤容器7の筒状部19の長さは、筒状部19とエンドキャップ5の方向転換路5aの転動溝との間に段差が生じないように設計されている。また、潤滑部材60は、潤滑部材60の先端面即ち方向転換路5a内へ露呈している面と筒状部19の先端面との間に段差が生じないように、筒状部19内にスライダ本体4の長手方向における位置を調整して嵌合されている。そして、潤滑剤容器7の筒状部19の先端面及び潤滑部材60の先端面は、図6(b)に示すようにエンドキャップ5の方向転換路5aの転動溝に沿った曲面形状にそれぞれ加工されている。
以下、本実施形態におけるスライダ40の組み立て手順について図9を参照して説明する。
なお、予め潤滑剤容器7は、各凹部18に潤滑剤を充填し、背面側より蓋22を取り付けて密封しておく。
手順1:図9(a)に示すように、スライダ本体4の長手方向の両端部に、エンドキャップ5を方向転換路5aが形成された面(正面)を向けて配置する。そして、ネジ24をエンドキャップ5の貫通穴13を通してスライダ本体4のネジ穴11に固定する(貫通穴13及びネジ穴11は図9において不図示)。これにより、スライダ本体4に対するエンドキャップ5の取り付けが達成される。
手順2:図9(b)に示すように、各エンドキャップ5に対して、スライダ本体4の長手方向外側から、潤滑剤容器7を筒状部19が形成された面(正面)を向けて取り付ける(筒状部19は図9において不図示)。このとき、エンドキャップ5の各貫通孔16に潤滑剤容器7の筒状部19をそれぞれ挿入させる。これにより、エンドキャップ5に対して潤滑剤容器7の位置決めが達成される。
手順3:図9(c)に示すように、各潤滑剤容器7に対して、スライダ本体4の長手方向外側からサイドシール8を配置する。そして、ネジ26をサイドシール8の貫通穴9、潤滑剤容器7の蓋22の貫通穴23、潤滑剤容器7の貫通穴20、及びエンドキャップ5の貫通穴14を順に通してスライダ本体4のネジ穴12に固定する(貫通穴9、20及びネジ穴12は図9において不図示)。これにより、スライダ本体4に対する潤滑剤容器7及びサイドシール8の取り付けが達成される。
以上の組み立て手順により、スライダ40を容易に組み立てることができる。特に、手順2において、上述のようにエンドキャップ5の4つの貫通孔16に潤滑剤容器7の筒状部19をそれぞれ挿入することで、エンドキャップ5に対する潤滑剤容器7の位置決めを行うことができる。このため、手順3において、スライダ本体4に対して潤滑剤容器7をサイドシール8とともに共通のネジ26で容易に固定することができる。また、上述のようにエンドキャップ5の4つの貫通孔16に対応して潤滑剤容器7の4つの凹部18に潤滑剤がそれぞれ保持される構成であるため、貫通孔16毎の潤滑剤を潤滑剤容器7によって一度に取り扱うことができる。このため、スライダ40の組み立てが容易になるだけでなく、スライダ40のメンテナンスも容易となる。
以上の組み立て手順に基づいて組み立てたスライダ40において、潤滑剤容器7の筒状部19の先端及び潤滑部材60の先端は、図6に示すようにエンドキャップ5の方向転換路5a内に貫通孔16から露呈し、この貫通孔16内に方向転換路5aの転動溝に沿って曲面を形成している。より詳細には、潤滑剤容器7の筒状部19の先端面及び潤滑部材60の先端面は、方向転換路5aの転動溝とともに単一の曲面を形成している。
この構成により、スライダ40を案内レール2上で直線運動させた際に、方向転換路5aを転動する転動体が潤滑部材60の先端面に接触して潤滑剤を塗布されることにより、スライダ40内へ給油することができる。なお、潤滑剤容器7の凹部18内の潤滑剤は毛細管現象によって筒状部19内の潤滑部材60に供給されるため、スライダ40への給油を続けることができる。
また、前述のように潤滑剤容器7の筒状部19の先端及び潤滑部材60の先端が、方向転換路5aの転動溝に沿って曲面を形成していることにより、転動体が方向転換路5a内をスムーズに転動することができる。このため、上記従来技術のように転動体が潤滑部材60に衝突し、潤滑部材60が破損してその破片が方向転換路5a内へ異物として入り込んでしまうことがない。即ち、スライダ40の動摩擦力が大きくなり作動性が悪化してしまうことがない。また、上記従来技術のように方向転換路5aと潤滑部材60との間に段差が生じ、この段差に転動体が引っかかったり、この段差に転動体が衝突してちどり走行するおそれもない。以上より、スライダ40の転動路、方向転換路5a、戻し路4b、及び転動体の損傷を防ぐことができ、スライダ40の故障や動作不良を防止することができる。
また、上述のように潤滑剤容器7の筒状部19に潤滑部材60を配置したことにより、潤滑部材60は、潤滑剤容器7の凹部18に保持されている潤滑剤がエンドキャップ5の方向転換路5a内へ流出することを防止しながら、適量の潤滑剤を転動体に塗布する塗布部として機能することができる。このため、潤滑剤を短期間に大量消費することを抑え、スライダ40への給油を長期間安定して行うことができる。
なお、本実施形態における潤滑部材60は、上述のものに限られず、例えば以下に述べる各変形例に係る潤滑部材を採用することもできる。
本実施形態における潤滑部材60の変形例について図10、11を参照して説明する。なお、各変形例に係る潤滑部材について、上記第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
<潤滑部材60の第1変形例>
図10(a)に示すように、第1変形例に係る潤滑部材61は、円柱部61aのみからなる。円柱部61aは、上記潤滑部材60の円柱部60aを、スライダ40の長手方向外側(図6(b)の左方向)へ延長して潤滑剤容器7の凹部18の底面18aまで達するようにしたものである。
斯かる構成により、潤滑剤容器7の筒状部19に潤滑部材61を挿入する際に、円柱部61aのサイドシール8側の端面、即ちスライダ40の長手方向外側(図10の左方向)の端面と凹部18の底面18aとを面一に揃えることにより、円柱部61aの先端面即ち方向転換路5a内へ露呈している面と筒状部19の先端面との間に段差が生じないように、筒状部19内で円柱部61aの位置決めを行うことができる。
<潤滑部材60の第2変形例>
図10(b)に示すように、第2変形例に係る潤滑部材62は、円柱部61aと、円柱部61aのサイドシール8側の端部に一体的に設けられた段差部62bとからなる。段差部62bは、円柱部61aと同じ多孔質成形体からなり、図11(b)に示すように、円柱部61aと同芯で、円柱部61aよりも大径の円柱形状をしている。
斯かる構成により、潤滑剤容器7の筒状部19に潤滑部材62を挿入する際に、段差部62bを凹部18の底面18aに当接させることにより、円柱部61aの先端面と筒状部19の先端面との間に段差が生じないように、筒状部19内で円柱部61aの位置決めを容易に行うことができる。
<潤滑部材60の第3変形例>
図10(c)に示すように、第3変形例に係る潤滑部材63は、上記潤滑部材60の円柱部60aと、円柱部60aのサイドシール8側の端部に一体的に設けられた支持部63cとからなる。支持部63cは、円柱部60aと同じ多孔質成形体からなり、円柱部60aと同芯で、円柱部60aよりも小径の円柱軸形状をしている。支持部63cの長さは、潤滑剤容器7に蓋22を取り付けた際に、支持部63cのサイドシール8側の端部と蓋22とが接触するように設計されている。
斯かる構成により、スライダ40を案内レール2上で直線運動させた際に、方向転換路5aを転動する転動体が円柱部60aの先端面に接触しても、筒状部19内で円柱部61aが位置ずれしてしまうことを防止できる。
<潤滑部材60の第4変形例>
図10(d)に示すように、第4変形例に係る潤滑部材64は、円柱部61aと、段差部62bと、段差部62bのサイドシール8側の端部に一体的に設けられた支持部63cとからなる。
斯かる構成により、上述の第2変形例に係る潤滑部材62の効果と第3変形例に係る潤滑部材63の効果の両方を奏することができる。
<潤滑部材60の第5変形例>
図10(e)に示すように、第5変形例に係る潤滑部材65は、円柱部61aと、段差部62bと、段差部62bのサイドシール8側の端部に設けられた導通部65eとからなる。導通部65eは、円柱部61aと同じ多孔質成形体からなるT字型の棒状部材である。詳しくは、導通部65eは、段差部62bのサイドシール8側の端部からスライダ40の長手方向外側(図10(e)の左方向)へ向かって延在し、さらに凹部18の両側面(図10(e)の上下方向に位置する側面)18bへ接触するように延在している。
斯かる構成により、スライダ40への給油に伴い潤滑剤容器7の凹部18内の潤滑剤が減少し、潤滑剤と段差部62bとが直接接触できない状態になった場合でも、スライダ40の姿勢にかかわらず導通部65eを介して潤滑剤を段差部62bへ導くことができる。このため、凹部18内の潤滑剤がなくなるまで、スライダ40への給油をより長期間安定して続けることができる。
なお、導通部65eは、多孔質成形体に限られず、例えばフェルト等で構成してもよい。また、導通部65eの形状は、前述のものに限られず、潤滑剤を段差部62bへ導びくことができればよい。
また、本変形例に係る潤滑部材65に、第4変形例に係る潤滑部材64の支持部63cを組み合わせてもよい。これにより、上述の第4変形例に係る潤滑部材64の効果と本変形例に係る潤滑部材65の効果の両方を奏することができる。
(第2実施形態)
図12に示す第2実施形態に係るリニアガイド装置用給油装置を備えたリニアガイド装置111について、上記第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
本実施形態に係るリニアガイド装置用給油装置は、エンドキャップ5と、潤滑剤容器70と、潤滑部材600とによって構成されている。
本実施形態における潤滑剤容器70には、上記第1実施形態における潤滑剤容器7の筒状部19に代えて、図13(a)及び図14(a)に示すように、4つの凹部18に対向し、かつエンドキャップ5の4つの貫通孔16に対向する位置に、該貫通孔16と同径の円形開口25がそれぞれ形成されている。
図15(a)に示すように、潤滑剤容器70の凹部18の円形開口25には、スライダ41の長手方向(図15(a)の左右方向)へ延在し、円形開口25から凹部18の外部及び内部へ突き出た潤滑部材600が備えられている。潤滑部材600は、凹部18の円形開口25及びエンドキャップ5の貫通孔16に嵌合する円柱形状の円柱部600aのみからなる。スライダ41の長手方向における円柱部600aの長さは、凹部18の円形開口25の長さとエンドキャップ5の貫通孔16の長さの合計よりも大きく設計されている。なお、円柱部600aは、樹脂製の多孔質成形体であっても金属製の多孔質成形体であってもよく、特に樹脂製の多孔質成形体であることがより好ましい。これは、円柱部600aを樹脂製の潤滑剤容器70における凹部18の円形開口25及び樹脂製のエンドキャップ5の貫通孔16に嵌合(圧入)する際に、円柱部600aが金属製の多孔質成形体で剛性が高いと、円形開口25及び貫通孔16を一方的に変形させて破損してしまうおそれが増加するためである。これに対し、円柱部600aが樹脂製の多孔質成形体であれば、剛性が潤滑剤容器70やエンドキャップ5と近いため、圧入時の変形を円柱部600a、円形開口25及び貫通孔16で分散できるので、破損のおそれを減少することができる。
潤滑剤容器70の凹部18は、凹部18と潤滑部材600とによって形成される空間内に潤滑剤が隙間なく充填される。
上記構成により、図15(b)に示すように、潤滑剤容器70をエンドキャップ5に取り付けた際に、エンドキャップ5の方向転換路5aの貫通孔16に潤滑部材600を嵌合させることができ、潤滑部材600を方向転換路5a内へ露呈させることができる。
ここで、潤滑部材600は、潤滑部材600の先端面即ち方向転換路5a内へ露呈している面と方向転換路5aの転動溝との間に段差が生じないように、潤滑剤容器70の円形開口25にスライダ41の長手方向における位置を調整して嵌合されている。そして、潤滑部材600の先端面は、図15(b)に示すようにエンドキャップ5の方向転換路5aの転動溝に沿った曲面形状に加工されている。
以下、本実施形態におけるスライダ41の組み立て手順について図16を参照して説明する。
なお、予め潤滑剤容器70は、各凹部18に潤滑剤を充填し、背面側より蓋22を取り付けて密封しておく。
手順1:上記第1実施形態におけるスライダ40の組み立て手順の手順1と同様である(図16(a)を参照。)。
手順2:図16(b)に示すように、各エンドキャップ5に対して、スライダ本体4の長手方向外側から、潤滑剤容器70を円形開口25が形成された面(正面)を向けて取り付ける(円形開口25は図16において不図示)。このとき、エンドキャップ5の各貫通孔16に潤滑部材600をそれぞれ挿入させる。これにより、エンドキャップ5に対して潤滑剤容器70の位置決めが達成される。
手順3:上記第1実施形態におけるスライダ40の組み立て手順の手順3と同様である(図16(c)を参照。)。
以上の組み立て手順により、スライダ41を容易に組み立てることができる。特に、手順2において、前述のようにエンドキャップ5の4つの貫通孔16に潤滑部材600をそれぞれ挿入することで、エンドキャップ5に対する潤滑剤容器70の位置決めを行うことができる。このため、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上の組み立て手順に基づいて組み立てたスライダ41において、潤滑部材600の先端が、図15(b)に示すようにエンドキャップ5の方向転換路5a内に貫通孔16から露呈し、この貫通孔16内に方向転換路5aの転動溝に沿って曲面を形成している。より詳細には、潤滑部材600の先端面は、方向転換路5aの転動溝とともに単一の曲面を形成している。この構成により、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
特に、本実施形態における潤滑剤容器70は、上記第1実施形態における潤滑剤容器7の筒状部19を有していないため、筒状部19の加工精度に起因して筒状部19の先端と方向転換路5aとの間に僅かなガタも生じるおそれがない。これにより、転動体が方向転換路5a内をよりスムーズに転動することができる。したがって、転動体と方向転換路5aの損傷を効果的に防ぎ、スライダ41の故障や動作不良を効果的に防止することができる。
なお、本実施形態における潤滑部材600は、上述のものに限られず、例えば以下に述べる各変形例に係る潤滑部材を採用することもできる。
本実施形態における潤滑部材600の変形例について図17を参照して説明する。なお、各変形例に係る潤滑部材について、上記第2実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
<潤滑部材600の第1変形例>
図17(a)に示すように、第1変形例に係る潤滑部材601は、円柱部601aと、段差部62bとからなる。円柱部601aは、上記潤滑部材600の円柱部600aを、スライダ41の長手方向内側(図15(a)の右方向)へ短縮して潤滑剤容器70の凹部18の底面18aと面一に揃えたものである。
斯かる構成により、上述した第1実施形態における潤滑部材60の第2変形例と同様の効果を奏することができる。
<潤滑部材600の第2変形例>
図17(b)に示すように、第2変形例に係る潤滑部材602は、円柱部601aと、支持部63cとからなる。
斯かる構成により、上述した第1実施形態における潤滑部材60の第3変形例と同様の効果を奏することができる。
<潤滑部材600の第3変形例>
図17(c)に示すように、第3変形例に係る潤滑部材603は、円柱部601aと、段差部62bと、支持部63cとからなる。
斯かる構成により、上述した第1実施形態における潤滑部材60の第4変形例と同様の効果を奏することができる。
<潤滑部材600の第4変形例>
図17(d)に示すように、第4変形例に係る潤滑部材604は、円柱部601aと、段差部62bと、導通部65eとからなる。
斯かる構成により、上述した第1実施形態における潤滑部材60の第5変形例と同様の効果を奏することができる。
上記各実施形態では、エンドキャップ5の方向転換路5aの貫通孔16は円形であり、これに対応するように、第1実施形態では潤滑剤容器7の筒状部19を円筒形状とし、潤滑部材60を円柱形状としている。また、第2実施形態では潤滑剤容器70に円形開口25を設け、潤滑部材600を円柱形状としている。しかしこれに限られず、方向転換路5aの貫通孔16を例えば矩形とし、これに対応するように潤滑剤容器7、70及び潤滑部材60、600の各部を構成してもよい。
上記各実施形態において、潤滑剤容器7、70の凹部18に充填される潤滑剤には、潤滑油、潤滑油を含有する物質(例えば、グリース等)、或いはこれらの両方が用いられる。ここで、単体で使用される潤滑油、或いはグリース等に含有される潤滑油は、動粘度が低過ぎると、潤滑油が潤滑部材60、600からエンドキャップ5の方向転換路5a内へ速く大量に流出しやすくなってしまう。このため、潤滑油は、40℃で50mm以上の動粘度を有する潤滑油であることが好ましい。これにより、長期間にわたって適量の潤滑剤を転動体に塗布するという上述の効果を最大限に発揮することができる。
また、上記各実施形態において潤滑剤容器7、70は、潤滑剤を保持した凹部18と潤滑剤の塗布部である潤滑部材60、600とをエンドキャップ5の貫通孔16毎に備えている。このため、貫通孔16毎の給油量の偏りを少なくすることができる。しかしながら、凹部18の数や形状はこれに限られない。例えば、隣接する2つの凹部18を連結したり、隣接する2つの凹部18を連結してさらに潤滑剤容器7、70の中央位置まで延在させてL字型にしたり、全ての凹部18を連結してコ字型にしてもよい。これにより、潤滑剤容器7、70は多量の潤滑剤を保持することができるため、長期間の給油を行うことができ、スライダ40、41の長寿命化を図ることができる。
また、上記各実施形態に係るリニアガイド装置用給油装置は、スライダ本体4の両端部に備えられているが、これに限られずスライダ本体4の一方の端部のみに備える構成としてもよい。
また、上記各実施形態に係るリニアガイド装置用給油装置は、リニアガイド装置に限られず、例えばボールねじ等の他の転動装置にも応用することが可能である。
また、上記各実施形態では、転動体としてボールを備えたリニアガイド装置110、111を示しているが、これに限られず、転動体としてころを備えたリニアガイド装置を構成することもできる。
110、111 リニアガイド装置
2 案内レール
40、41 スライダ
5 エンドキャップ
5a 方向転換路
7、70 潤滑剤容器
8 サイドシール
60〜65、600〜604 潤滑部材
16 エンドキャップの貫通孔
18 潤滑剤容器の凹部

Claims (7)

  1. 案内レールと前記案内レール上に複数の転動体を介してスライド可能に配置されたスライダとを有するリニアガイド装置における前記複数の転動体に潤滑剤を供給するためのリニアガイド装置用給油装置であって、
    前記スライダの長手方向の端部に配置されており、前記スライダ内の転動体の転動方向を転換するための方向転換路を有するエンドキャップと、
    前記エンドキャップに隣接して配置されており、潤滑剤を保持する容器とを有し、
    前記エンドキャップには、前記方向転換路から前記容器へ向かって延びた貫通孔が形成されており、
    前記容器には、前記エンドキャップの前記貫通孔に連通する開口が形成されており、
    前記容器の前記開口には、多孔質成形体からなる潤滑部材が備えられており、
    前記潤滑部材は、前記エンドキャップの前記貫通孔から前記方向転換路内に露呈しており、前記潤滑部材の先端は、前記方向転換路の転動溝に沿って曲面を形成していることを特徴とするリニアガイド装置用給油装置。
  2. 前記容器は、前記開口の位置に筒状部を有し、
    前記潤滑部材が、前記筒状部に嵌合しており、
    前記容器の前記筒状部が前記エンドキャップの前記貫通孔に嵌合し、前記潤滑部材及び前記筒状部が前記エンドキャップの前記方向転換路内に露呈しており、
    前記潤滑部材の先端及び前記筒状部の先端が、前記方向転換路の転動溝に沿って曲面を形成していることを特徴とする請求項1に記載のリニアガイド装置用給油装置。
  3. 前記容器の前記開口に備えられた前記潤滑部材は、前記エンドキャップの前記貫通孔に嵌合していることを特徴とする請求項1に記載のリニアガイド装置用給油装置。
  4. 前記潤滑部材は、前記容器の前記開口に嵌合する柱形状の柱部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のリニアガイド装置用給油装置。
  5. 前記潤滑部材は、前記容器の前記開口の貫通方向において前記柱部の位置決めを行うために前記容器に当接する段差部をさらに有することを特徴とする請求項4に記載のリニアガイド装置用給油装置。
  6. 前記潤滑部材は、前記柱部の位置ずれを防止するために前記柱部を支持する支持部をさらに有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のリニアガイド装置用給油装置。
  7. 前記潤滑部材は、前記容器内の前記潤滑剤を前記柱部へ導く導通部をさらに有することを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のリニアガイド装置用給油装置。
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