JP2015029544A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】誤った飲料の供給を解消し、安価に安全な飲料供給を実現することができる飲料ディスペンサを提供する。【解決手段】複数種類の飲料をカップCに供給可能とされた飲料ディスペンサ1において、飲料を特定する情報が付与された飲料プレートPと、この飲料プレートPに付与された情報を読み取り可能なプレート読取装置26と、制御装置31とを備え、この制御装置31は、プレート読取装置26にて読み取られた情報に基づいてカップCに供給する飲料を識別し、識別された当該飲料をカップCに供給する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数種類の飲料を供給可能とされた飲料ディスペンサに関するものである。
従来より此の種飲料ディスペンサは、飲料原料から飲料を抽出し、更に他の飲料原料を調合する等して複数種類の飲料(例えば、ブレンドコーヒー、アメリカンコーヒー、アイスコーヒー(大)、アイスコーヒー(小)、ラテ等)を製造し、カップに供給可能とされている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年コンビニエンスストア等に設置され出したセルフ式の飲料ディスペンサの場合は、レジにて料金を支払い、カップを購入して顧客が飲料ディスペンサにカップをセットし、購入した飲料の選択ボタンを押す。飲料ディスペンサは押された飲料を製造してカップ内に供給するという方式が採られている。
特開2010−224882号公報
このようなセルフ式の飲料販売では、購入した飲料を飲料ディスペンサで選択する際に顧客が戸惑い、誤って購入したものとは異なる飲料の選択ボタンを押してしまう場合があった。係る場合、特にホット飲料(ブレンドコーヒー等)とコールド飲料(アイスコーヒー等)とを間違えると、カップのサイズも異なるために零れてしまい、火傷を負う危険性や衛生上の問題が生じる。
そのため、前記特許文献1ではICタグをカップに設けて飲料ディスペンサで飲料の情報を読み取り、読み取った情報で飲料を製造して供給する方式としているが、ICタグは高価であり、カップと共に使い捨てされるため、コスト上の問題が生じる。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、誤った飲料の供給を解消し、安価に安全な飲料供給を実現することができる飲料ディスペンサを提供するものである。
上記課題を解決するために本発明は、複数種類の飲料をカップに供給可能とされた飲料ディスペンサにおいて、飲料を特定する情報が付与された飲料プレートと、この飲料プレートに付与された情報を読み取り可能なプレート読取装置と、制御装置とを備え、この制御装置は、プレート読取装置にて読み取られた情報に基づいてカップに供給する飲料を識別し、識別された当該飲料をカップに供給することを特徴とする。
請求項2の発明の飲料ディスペンサは、上記発明において表示装置と、操作装置とを更に備え、制御装置は、飲料プレートに付与された情報が読み取られ、飲料を供給可能な状態となった場合に表示装置にて表示すると共に、その状態で操作装置への操作に基づき、カップに飲料を供給する飲料供給動作を開始することを特徴とする。
請求項3の発明の飲料ディスペンサは、上記発明において制御装置は、飲料供給動作中であることを表示装置にて表示することを特徴とする。
請求項4の発明の飲料ディスペンサは、請求項2又は請求項3の発明において制御装置は、飲料を特定する情報が読み取られた飲料プレートを回収することを特徴とする。
請求項5の発明の飲料ディスペンサは、上記各発明において飲料プレートが装着されるプレート装着部と、飲料原料が充填された原料カプセルと、この原料カプセルに高温湯を供給して飲料を抽出する飲料抽出装置とを更に備え、飲料プレートは、原料カプセルを保持する保持部を有し、この保持部に原料カプセルを保持した状態で、プレート装着部に装着され、その状態でプレート読取装置により、飲料プレートに付与された情報が読み取られると共に、制御装置は、プレート装着部に装着された飲料プレートに保持された状態の原料カプセルに飲料抽出装置から高温湯を供給し、飲料を抽出することを特徴とする。
請求項6の発明の飲料ディスペンサは、上記発明において飲料プレートは、複数の保持部を有すると共に、制御装置は、飲料プレートに保持された複数の原料カプセルから飲料抽出装置により抽出することを特徴とする。
請求項7の発明の飲料ディスペンサは、上記各発明において飲料プレートは、カップに飲料を注入する飲料注入ノズルを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数種類の飲料をカップに供給可能とされた飲料ディスペンサにおいて、飲料を特定する情報が付与された飲料プレートと、この飲料プレートに付与された情報を読み取り可能なプレート読取装置と、制御装置とを備え、この制御装置は、プレート読取装置にて読み取られた情報に基づいてカップに供給する飲料を識別し、識別された当該飲料をカップに供給するようにしたので、カップには飲料プレートに付与された情報で特定された飲料が供給されることになり、誤った飲料がカップに注入される不都合を回避することができる。
これにより、カップから飲料が溢れて漏電が発生し、或いは、顧客が火傷を負う不都合も解消され、衛生的にも良好なものとなる。また、飲料選択ボタンも不要となるので、操作も簡単なものとなるので、購買意欲の増大にも寄与すると共に、部品コストの削減も図ることができる。
特に、飲料を特定する情報はカップとは異なる飲料プレートに付与されるかたちを採っているため、例えば請求項4の発明の如く飲料を特定する情報を読み取った飲料プレートを回収してリサイクルすることにより、コストの削減を図ることができる。これらにより、安全、安心、且つ、安価で、衛生的な飲料供給を実現することが可能となるものである。
また、請求項2の発明の如く表示装置と操作装置とを更に設け、制御装置が、飲料プレートに付与された情報を読み取って、飲料を供給可能な状態となった場合に表示装置にて表示すると共に、その状態で操作装置への操作に基づき、カップに飲料を供給する飲料供給動作を開始するようにすれば、顧客は飲料プレートから情報が読み取られたことを確認でき、更に、自らのタイミングで操作装置を操作し、カップに飲料を供給することが可能となる。
これにより、飲料プレートからの情報が読み取られていないのでは無いかという顧客の不安を解消することができると共に、誤ってカップをセットする前に飲料の供給動作が自動的に開始されてしまう不都合も未然に回避することができるようになる。
また、請求項3の発明の如く制御装置が、飲料供給動作中であることを表示装置にて表示するようにすれば、顧客は飲料供給動作が終了した後にカップを取り出すことができるようになり、火傷等を負う危険性もなくなる。
そして、請求項5の発明によれば、上記各発明に加えて飲料プレートが装着されるプレート装着部と、飲料原料が充填された原料カプセルと、この原料カプセルに高温湯を供給して飲料を抽出する飲料抽出装置とを更に備え、飲料プレートは、原料カプセルを保持する保持部を有し、この保持部に原料カプセルを保持した状態で、プレート装着部に装着され、その状態でプレート読取装置により、飲料プレートに付与された情報が読み取られると共に、制御装置は、プレート装着部に装着された飲料プレートに保持された状態の原料カプセルに飲料抽出装置から高温湯を供給し、飲料を抽出するので、飲料原料が充填された原料カプセルに高温湯を供給して飲料を抽出する場合に、飲料プレートが飲料ディスペンサへの原料カプセルの装着と位置決めの機能を奏することになる。
そして、プレート読取装置は、原料カプセルを保持してプレート装着部に装着された飲料プレートの情報を読み取るので、原料カプセル内の飲料原料に適した条件で飲料の抽出を自動的に行うことができるようになる。これらにより、著しい部品点数の簡素化と、操作性、安全性の向上を図ることが可能となる。
この場合、請求項6の発明の如く飲料プレートに複数の保持部を設け、制御装置が、飲料プレートに保持された複数の原料カプセルから飲料抽出装置により抽出するようにすれば、例えば、粉ミルクが充填された原料カプセルとコーヒー原料が充填された原料カプセルを飲料プレートに保持させることにより、ラテやカプチーノなどの複数種類の飲料を調合して作る飲料も自動的に製造してカップに供給することが可能となる。
更に、請求項7の発明の如く飲料プレートに、カップに飲料を注入する飲料注入ノズルを設けることにより、例えばミルク等の変質し易い飲料を供給する際に、飲料プレートの飲料注入ノズルを利用してカップに供給できるようになる。そして、飲料プレートを請求項4の発明のように回収して再利用する際には、飲料プレートの飲料注入ノズルを洗浄すればよく、飲料ディスペンサ自体にノズルを設ける場合に比して洗浄作業が容易となる。また、ミキシングボウルから飲料供給部に垂れ落ちる飲料の後垂れを防ぐことができるので、ドリップトレイにあるカップ置き台を清浄に保ち、カップの底面を汚さずに飲料を提供することできる。これらにより、衛生管理面で極めて大きなメリットがある。
本発明を適用した一実施例の飲料ディスペンサの斜視図である(実施例1)。 図1の飲料ディスペンサの正面図である。 図1の飲料ディスペンサの前面カバーを開いた状態の正面図である。 図1の飲料ディスペンサの側面図である。 図1の飲料ディスペンサの内部構成を示す側面図である。 本発明で使用する飲料プレートの平面図である。 図6の飲料プレートの穿孔情報を説明する図である。 図1の飲料ディスペンサの電気回路のブロック図である。 図8の各記憶部に記憶された情報を説明する図である。 図8の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明を適用した他の実施例の飲料ディスペンサの斜視図である(実施例2)。 図11の飲料ディスペンサの正面図である。 図11の飲料ディスペンサの前面カバーを開いた状態の正面図である。 図11の飲料ディスペンサの内部構成を説明する側面図である。 原料カプセルを保持した一実施例の飲料プレートの平面図である。 図15の飲料プレートの縦断側面図である。 原料カプセルを保持した他の実施例の飲料プレートの平面図である。 図17の飲料プレートの縦断側面図である。 二つの原料カプセルを保持したもう一つの他の実施例の飲料プレートの平面図である。 図19の飲料プレートの縦断側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1乃至図5において、本発明を適用した実施例の飲料ディスペンサ1は例えばコンビニエンスストアに設置されたコーヒーディスペンサであり、複数種類のコーヒー(飲料)、実施例ではブレンドコーヒー、アメリカンコーヒー、アイスコーヒー(大)、アイスコーヒー(小)、ラテ(後述する実施例2〜実施例4の場合)を供給可能とされている。飲料ディスペンサ1の本体2の上部両側には給水タンク3がそれぞれ着脱自在に取り付けられている。この給水タンク3はコーヒーの抽出に必要な湯を生成するための水を貯留するものであり、実施例では一つが約2.5L、両方で合計5Lの容量を有している。この量は一杯の販売量が平均200ml(ホット、コールド、大カップ、小カップ等の平均値)の場合に25杯分を賄える計算となる。
本体2内の中央上部には飲料原料となるコーヒー豆を互いに隔絶された領域に、コーヒー豆の種類毎に個別に収納する豆キャニスタ4が配置されており、この豆キャニスタ4の下部には豆原料供給部6が設けられている。この豆原料供給部6の前下方の本体2内には、コーヒー豆を粉砕するコーヒーミル7が配置されている。このコーヒーミル7は、販売毎に豆原料供給部6により豆キャニスタ4から搬送される所定量(一杯分)のコーヒー豆を所定の粒度に粉砕し、抽出機8に供給する。
この抽出機8は本体2内下部の中央に配置されており、この抽出機8の後側の本体2内には、ボイラーから成る給湯部9が配置されている。給水タンク3内の水は給水経路10、流量計11を介して電磁ポンプ12により吸引され、この電磁ポンプ12から圧力安全弁13を介して給湯部9に所定量給水される。この湯量は流量計11で計測される。また、圧力安全弁13に規定圧力以上の圧力が加わった場合には、後述するドリップトレイ19に排水される。給湯部9は例えば300ml程の容量の密閉式ボイラーであり、常時+95℃程の高温湯を生成するように温調されている。そして、電磁ポンプ12から水が供給されると、給湯部9内の高温湯が押し出され、給湯経路15、電磁弁14を介して抽出機8に供給される構成とされている。そして、この実施例では抽出機8、電磁弁14、給湯部9、圧力安全弁13、電磁ポンプ12等が飲料抽出装置を構成する。
抽出機8はシリンダを有した所謂エスプレッソ抽出方式のコーヒー抽出機であり、コーヒーミル7で粉砕されたコーヒー豆をシリンダ内で圧縮し、圧縮したコーヒー豆(飲料原料)に給湯部9からの高温湯を通すことで、コーヒーを抽出する。抽出されたコーヒー(飲料)は本体2の中央前面下部に構成された飲料供給部16に配置されたカップCに供給される。この飲料供給部16の上側にはノズル17が配置されており、抽出機8で製造されたコーヒーはノズル17からカップCに注入される。
このノズル17は飲料供給部16直上のノズルカバー18にて覆われている。また、飲料供給部16の下部には簀の子として機能するドリップトレイ19が配置され、カップCはこのドリップトレイ19上に載置されてセットされる。また、抽出が終了すると、抽出機8は抽出滓を図示しない滓バケツに廃棄する。
飲料供給部16の上方に位置するノズルカバー18上側の本体2の前面中央部は開閉可能な前面カバー21で覆われており、この前面カバー21には、操作装置としての販売ボタン22が配置されている。この販売ボタン22には表示装置を構成する後述する表示部23を構成する緑色LED20Gと赤色LED20Rが内蔵されており、この販売ボタン22のLED20G、20Rは実施例では点滅(早さ変化)及び連続点灯で飲料ディスペンサ1の動作状態を表示する。また、この販売ボタン22上方の前面カバー21には同じく表示部23を構成する液晶パネルから成るディスプレイ25も配置されている。
また、この販売ボタン22の向かって左側の本体2前面には、プレート装着部24が配置されている。このプレート装着部24は上下に長いスリット状を呈しており、本発明で採用する飲料プレートPが差し込まれて装着される。飲料プレートPはレジにて購入するものであり、料金と引き替えに顧客は飲料プレートPとカップCを受け取る。
図6はこの飲料プレートPを示している。飲料プレートPは短冊状を呈する所定強度の板体であり、実施例では隅角部に最大で四つの孔H1〜H4が穿設されている。先端部の孔H1は飲料プレートPが所定位置に装着(セット)されたか否かを判断する孔であり、手前の三つの孔H2〜H4の組み合わせ(穿孔情報)で飲料の種類が特定され、飲料プレートPに飲料に関する情報が付与される。実施例では、図7に示すように最も先端側の孔H2のみでブレンドコーヒー、その手前の二番目の孔H3のみでアメリカンコーヒー、孔H2と最も手前の三番目の孔H4でアイスコーヒー(大)、孔H3と孔H4でアイスコーヒー(小)、孔H2とH3でラテを特定する。
尚、実施例では三つの孔H2〜H4でコーヒー(飲料)の種類を特定しているが、更に他種類のコーヒー(飲料)を供給する場合には、孔の数を増やして飲料を特定可能な組み合わせを増やせばよい。また、穿孔情報に加え、飲料プレートの表面に「アイス」、「ホット」等の温度情報、「ブレンドコーヒー」、「ラテ」等の飲料の種類情報、カップのサイズ情報(大、中、小)を目視で確認できる標記を設けてもよい。このような目視標記を設けることで、レジにて顧客にプレートPとカップCを渡す際にカップサイズを間違って渡すことを防止できる。また、顧客も飲料プレートの目視標記を確認することで、購入した飲料の種類を確認することができる。
この飲料プレートPの穿孔情報は、プレート装着部24に差し込まれ、所定位置に装着された状態で、本体2内に設けられたプレート読取装置26(図8)により読み取られる。そして、プレート読取装置26で読み取られた飲料プレートPは、プレート読取装置26から排出され、本体2内に設けられた回収ボックスB(図8)に自動的に回収されて再利用されることになる。
尚、このようにプレート読取装置26が排出するのでは無く、次の飲料プレートPが差し込まれたことで、既に差し込まれていた飲料プレートPが押し出されて回収ボックスBに排出されるかたちを採っても良い。係る構成によれば、プレート読取装置26に飲料プレートPの排出機構等の回収装置を別途設ける必要がなくなり、コストの削減を図ることができる。
次に、図8において31はマイクロコンピュータから構成された制御装置であり、この制御装置31には、前述した抽出機8、豆原料供給部6、コーヒーミル7、流量計11、電磁ポンプ12、給湯部9が接続され、これらが調合制御部32となる。また、制御装置31には前述したプレート読取装置26と販売ボタン22、表示部23が接続されている。この表示部23は前述した如くディスプレイ25と販売ボタン22に内蔵されたLEDから構成される。
制御装置31には更に、豆キャニスタ4内のコーヒー豆や給水タンク3内の水等が無くなっていることを検知する売切れ検知部33が接続され、また、洗浄ボタン34、抽出条件等入力装置36、第1〜第4記憶部37〜40が接続されている。洗浄ボタン34は電磁ポンプ12を駆動して湯や水のみを抽出機8に供給し、各機器及び経路を洗浄する洗浄動作を実行させるためのボタンである。抽出条件等入力装置36は後述するコーヒー(飲料)の抽出条件等を設定するキーボードである。
また、第1記憶部37には図9に示すように前述した飲料プレートPの穿孔情報と対応して飲料情報が記憶されている。第2記憶部38にはこの飲料情報と対応して、各飲料の抽出するお湯の量(湯量)、豆原料の量、蒸らし湯量、蒸らし時間(抽出機8)等の抽出条件が記憶されている。例えば、ブレンドコーヒー:抽出湯量200ml、豆原料10g、蒸らし湯量10ml、蒸らし時間5s、アメリカンコーヒー:抽出湯量200ml、豆原料9g、蒸らし湯量0ml、蒸らし時間0s、アイスコーヒー(大):抽出湯量120ml、豆原料15g、蒸らし湯量10ml、蒸らし時間5s、アイスコーヒー(小):抽出湯量80ml、豆原料12g、蒸らし湯量10ml、蒸らし時間5sである。
また、第3記憶部39には飲料情報と対応して調理方法が記憶されている。更に、第4記憶部40には洗浄ボタン34の操作で実行する洗浄方法が記憶されている。尚、以上の設定は前述したように抽出条件等入力装置36で任意に変更可能とされている。
尚、後述する実施例2〜実施例4では粉原料を使用するため、売切れ検知部33は粉の売り切れも検知し、第2記憶部38には粉原料の量や粉原料用の湯量も記憶され、第4記憶部40にはミキシングボウル(後述)の洗浄方法も記憶されているものとする。
以上の構成で、次に図10のフローチャートを参照しながら実施例の飲料ディスペンサ1の動作を説明する。待機状態で制御装置31は販売ボタン22の表示部23を消灯している。顧客はレジでブレンドコーヒー、アメリカンコーヒー、アイスコーヒー(大)、アイスコーヒー(小)のうちの何れかを購入する。この場合は、ブレンドコーヒーを購入したものとすると、顧客はブレンドコーヒーの飲料プレートPとカップCを店員から受け取る。そして、待機状態の飲料ディスペンサ1の飲料供給部16にカップCを差し入れてドリップトレイ19上に載置する。次に、顧客が装着部24に飲料プレートPを差し込むと、制御装置31は図10のステップS1で、プレート読取装置26により装着された飲料プレートPの穿孔情報を読み取り、飲料(この場合はブレンドコーヒー)を識別する。
次に、制御装置31はステップS2で、穿孔情報が第1記憶部37に登録されているものか否か判断する。ここで、飲料プレートPの穿孔情報が登録されていないものである場合には、制御装置31はステップS2からステップS10に進み、販売ボタン22の赤色LED20Rを点滅させると共に、ディスプレイ25に「ご利用できません」等の文言を表示し、ステップS11で飲料プレートPを装着部24から押し戻して返却する。尚、制御装置31は販売準備中にも赤色LED20Rを点滅すると共に、飲料ディスペンサ1に故障が発生した場合は赤色LED20Rを点灯させて警報する。
一方、ステップS2で飲料プレートPから読み取られた穿孔情報が登録されているものである場合(ここではブレンドコーヒー)、制御装置31はステップS3に進んで読み取った飲料の原料が売切れになっていないか判断する。ここで、ブレンドコーヒーであるから豆キャニスタ4内のブレンドコーヒーに対応したコーヒー豆が売り切れていないか判断し、売り切れている場合にはステップS10、ステップS11に進んで前述同様の動作を実行する。
ステップS3で飲料原料が売切れでは無い場合、制御装置31はステップS4に進んで当該飲料プレートPを取り込み、プレート読取装置26から排出して本体2内に設けられた回収ボックスBに回収する。そして、この回収ボックスB内の飲料プレートPは再利用されることになる。
次に、ステップS5で穿孔情報から提供する飲料を確定(この場合ブレンドコーヒー)し、販売ボタン22の緑色LED20Gを点灯させる。これにより、販売可・飲料種類の識別済みを顧客に報知する。次に、ステップS6で確定した飲料(ブレンドコーヒー)に対応して第2記憶部38に格納されている抽出条件を読み出し、ステップS7で販売ボタン22が押されたか(操作されたか)否か判断する。
この販売ボタン22の緑色LED20Gの緑色発光を見て顧客が販売ボタン22を押すと、制御装置31はステップS7からステップS8に進み、飲料供給動作(販売処理)を実行すると共に、販売ボタン22の緑色LED20Gを点滅させる。即ち、制御装置31は前述した如く豆原料供給部6により豆キャニスタ4内のコーヒー豆を所定量コーヒーミル7に供給する。そして、コーヒーミル7を駆動してコーヒー豆を粉砕し、抽出機8に供給する。
次に、第2記憶部38に記憶された蒸らし湯量となるように電磁ポンプ12で給水タンク3内の水を流量計11で計量しながら吸引して給湯部9に送り、その分の湯を給湯部9から抽出機8に送る。次に、第2記憶部38に記憶された蒸らし時間が経過後、第2記憶部38に記憶されたお湯量となるように電磁ポンプ12で給水タンク3内の水を流量計11で計量しながら吸引して給湯部9に送り、その分の湯を給湯部9から抽出機8に送る。そして、コーヒーミル7で粉砕されたコーヒー豆を抽出機8のシリンダ内で圧縮し、圧縮したコーヒー豆(飲料原料)に給湯部9からの高温湯を通すことで、コーヒーを抽出する。抽出されたコーヒー(飲料)はノズル17から飲料供給部16に配置されたカップCに注入する(飲料供給動作)。尚、図8の調合制御部には図示しない製氷部が設けられており、飲料プレートPに登録された飲料がアイスコーヒーである場合には、第3記憶部39に記憶された飲料の調理方法に従い、第2記憶部に記憶された量の氷をカップCに供給することができる。
また、制御装置31は販売ボタン22の緑色LED20Gの点滅の早さで時間の経過(抽出の進行度合い)を顧客に知らせる。そして、所定量のブレンドコーヒーの提供(飲料供給動作)が終了すると、制御装置31はステップS9で販売ボタン22の緑色LED20Gを消灯する。
このように、制御装置31は、プレート読取装置26にて読み取られた穿孔情報に基づいてカップCに供給する飲料を識別し、識別された当該飲料をカップCに供給するので、カップCには飲料プレートPに付与された穿孔情報で特定された飲料が供給されることになり、誤った飲料がカップCに注入される不都合を回避することができる。
これにより、カップCから飲料が溢れて漏電が発生したり、顧客が手等に火傷を負う不都合も解消されると共に、周囲が飲料で汚損されることも防止され、衛生的にも良好なものとなる。また、多数の飲料選択ボタンを設ける必要もなくなるので、操作も簡単なものとなり、操作の不安を無くして購買意欲の増大にも寄与すると共に、部品コストの削減も図ることができる。
特に、飲料を特定する情報(穿孔情報)はカップCとは異なる飲料プレートPに付与されるかたちを採っているため、穿孔情報を読み取った飲料プレートPを回収してリサイクルすることにより、コストの削減を図ることができる。これらにより、安全、安心、且つ、安価で、衛生的な飲料供給を実現することが可能となる。
また、制御装置31は、飲料プレートPの穿孔情報を読み取って、飲料を供給可能な状態となった場合に緑色LED20Gを点灯させて表示すると共に、その状態で販売ボタン22が押された場合に飲料供給動作を開始するので、顧客は飲料プレートPから情報が読み取られたことを確認でき、更に、自らのタイミングで販売ボタン22を押し、カップCに飲料を供給することが可能となる。
これにより、飲料プレートPからの情報が読み取られていないのでは無いかという顧客の不安を解消することができると共に、誤ってカップCを飲料供給部16にセットする前に飲料の供給動作が自動的に開始されてしまう不都合も未然に回避することができるようになる。
また、制御装置31は、飲料供給動作中であることを緑色LED20Gの点滅で表示するので、緑色LED20Gの消灯で顧客は飲料供給動作が終了したことを認識できる。これにより、顧客は飲料供給動作が終了した後にカップCを取り出すことができるようになるので、火傷等を負う危険性が更に効果的に解消される。
次に、図11〜図14を参照して本発明の他の実施例の飲料ディスペンサ1について詳述する。尚、各図において、図1〜図10と同一符号は同一若しくは同様の機能を奏するものとする。この実施例は抽出機8を用いること無く、原料カプセル41を用い、この原料カプセル41に高温湯を直接供給して飲料を抽出するものである。原料カプセル41にはブレンドコーヒーやアイスコーヒー等の所定のコーヒー原料(粉砕されているコーヒー豆)が充填されており、実施例ではその上面はフィルムにて封止され、下端には加圧により開放する孔(若しくは、常時開放の孔)が形成されているものとする。また、この実施例では電磁弁14、給湯部9、圧力安全弁13、電磁ポンプ12等が原料カプセル41により飲料を抽出する飲料抽出装置を構成することになる。
また、豆キャニスタ4は設けられず、代わりにミルクや砂糖、ココアなどの粉原料を互いに隔絶された領域に個別に収容した粉キャニスタ42が搭載される。この粉キャニスタ42内の粉原料は粉原料供給部43にてミキシングボウル44に所定量搬送される。このミキシングボウル44には電磁弁46を介して給湯部9から高温湯が供給され、ミキシングボウル44内の飲料原料はノズル17AによりカップCに供給される構造とされている。これら粉原料供給部43やミキシングボウル44も制御装置31に接続されている。
また、この実施例では飲料プレートPに原料カプセル41の保持部47が形成されている。この保持部47は原料カプセル41の側面周囲を保持可能な寸法の凹陥形状を呈しており、下端には円形の孔47Aが形成されている。原料カプセル41はこの保持部47にセットされた状態で、その上面のフィルムは露出し、下端の孔は保持部47の孔47Aから露出する。更に、この実施例では飲料プレートPの装着部24は飲料供給部16の直上のノズルカバー18内に構成されている。この場合、ノズルカバー18は前面下部及び下面が開口されており、装着部24はノズルカバー18の前面下部の開口の左右両側から後方に延在する一対のレールにより構成されている。
次に、この実施例における飲料供給動作について説明する。顧客はレジで前述同様にブレンドコーヒー、アメリカンコーヒー、アイスコーヒー(大)、アイスコーヒー(小)、ラテのうちの何れかを購入する。この場合は、ラテを購入したものとすると、顧客はラテの飲料プレートP、原料カプセル41とカップCを店員から受け取る。そして、前述した待機状態の飲料ディスペンサ1の飲料供給部16にカップCを差し入れてドリップトレイ19上に載置する。次に、顧客は図16に示す如く飲料プレートPの保持部47に原料カプセル41をセットして保持させ、装着部24に前方から飲料プレートPの左右縁を差し込んでノズルカバー18内に押し込む。このようにして飲料プレートPは装着部24に装着される。また、装着部24に飲料プレートPを装着した状態で、原料カプセル41は飲料供給部16にセットされたカップCの直上に位置する。
制御装置31は前述同様にプレート読取装置26により、装着部24に装着された飲料プレートPの穿孔情報(飲料であるラテを特定する穿孔情報)を読み取ることで提供する飲料を識別し(この場合ラテ)、識別した飲料に対応して第2記憶部38に格納されている抽出条件を読み出す。そして、顧客により販売ボタン22が押されると、制御装置31は、第2記憶部38に記憶されたお湯量となるように電磁ポンプ12で給水タンク3内の水を流量計11で計量しながら吸引して給湯部9に送り、その分の湯を給湯部9から電磁弁14と給湯経路15を介して原料カプセル41に送る。装着部24にセットされた段階で原料カプセル41の上面のフィルムには給湯経路15の先端に取り付けられた注入針15Aにより孔が形成される。そして、この孔から内部の原料(粉砕されたコーヒー)に給湯部9からの高温湯を通すことでコーヒーを抽出する。抽出されたコーヒー(飲料)は原料カプセル41下端の孔から飲料供給部16に配置されたカップCに直接注入される。このとき原料カプセル41は加圧されるが、原料カプセル41の側面周囲が保持部47により保持されているので、破壊されること無く、コーヒーは下端の孔から円滑に抽出される。尚、本実施例では保持部47を設けたが、原料カプセル41に供給する高温湯の圧力によっては保持部47を設けなくてもよい。
また、粉原料供給部43により粉キャニスタ42内の例えばミルクを所定量ミキシングボウル44に供給する。また、電磁弁46を介して給湯部9から第2記憶部に記憶された所定量の高温湯をミキシングボウル44に供給し、そこで混合する。混合されたミルク(液)はノズル17Aから飲料供給部16に配置されたカップCに注入する。これにより、カップC内でラテが製造されることになる(以上がこの場合の飲料供給動作)。
尚、この実施例では以上の飲料供給動作の終了後、プレート読取装置26により飲料プレートP及び原料カプセル41を回収ボックスBに排出して回収する。同様にこの場合も飲料プレートPは再利用されることになる。また、その他の動作(図10のフローチャート)は前述の実施例と同様である。
以上のようにこの実施例では、飲料原料が充填された原料カプセル41に高温湯を供給して飲料を抽出する飲料ディスペンサ1とし、飲料プレートPには、原料カプセル41を保持する保持部47を構成し、この保持部47に原料カプセル41を保持した状態で、飲料プレートPがプレート装着部24に装着され、その状態でプレート読取装置26により、飲料プレートPの穿孔情報が読み取られる。そして、制御装置31が、プレート装着部24に装着された飲料プレートPに保持された状態の原料カプセル41に給湯部9から高温湯を供給し、飲料を抽出するようにしたので、飲料原料が充填された原料カプセル41に高温湯を供給して飲料を抽出する場合に、飲料プレートPが飲料ディスペンサ1への原料カプセル41の装着と位置決めの機能を奏することになる。
そして、プレート読取装置26は、原料カプセル41を保持してプレート装着部24に装着された飲料プレートPの情報を読み取るので、原料カプセル41内の飲料原料に適した条件で飲料の抽出を自動的に行うことができるようになる。これらにより、著しい部品点数の簡素化と、操作性、安全性の向上を図ることが可能となる。
次に、図17及び図18は他の実施例の飲料プレートPを示している。尚、各図において図11〜図16中と同一符号は同一若しくは同様の機能を奏するものとする。この場合、飲料プレートPには更に飲料注入ノズル48が形成されており、装着部24に飲料プレートPが装着された状態で、この飲料注入ノズル48の下端はカップCの直上に位置するように形成されている。また、この場合ノズル17Aは削除され、その代わりに装着部24に装着された飲料プレートPの飲料注入ノズル48の上端がミキシングボウル44に連通接続される構成とする。尚、本実施例では保持部47を設けたが、原料カプセル41に供給する高温湯の圧力によっては保持部47を設けなくてもよい。
これにより、ミキシングボウル44内のミルク(液)は飲料プレートPの飲料注入ノズル48からカップCに注入されることになる。このように飲料プレートPに、カップCに飲料を注入する飲料注入ノズル48を設けることにより、ミキシングボウル44から飲料供給部16に垂れ落ちる飲料の後垂れを防ぐことができる。これにより、ドリップトレイ19にあるカップ置き台を清浄に保ち、カップCの底面を汚さずに飲料を提供することができる。また、ミルク等の変質し易い飲料を供給する際に、飲料プレートPの飲料注入ノズル48からカップCに供給できるようになるので、回収した飲料プレートPの飲料注入ノズル48を洗浄すればよくなり、図14の如く飲料ディスペンサ1自体にノズル17Aを設ける場合に比して洗浄作業が容易となり、衛生管理面で極めて大きなメリットがある。
また、図19及び図20は更に他の実施例の飲料プレートPを示している。尚、各図において図11〜図18中と同一符号は同一若しくは同様の機能を奏するものとする。この場合、飲料プレートPには原料カプセル41の保持部47が二つ(複数)形成されている。そして、制御装置31はプレート読取装置26を用い、装着部24に飲料プレートPが装着された状態で、先ず奥側の保持部47に保持された原料カプセル41をカップCの直上に位置させ、給湯部9から高温湯を供給して抽出し、次に、手前側の保持部47に保持された原料カプセル41をカップCの直上に位置させ、高温湯を供給して抽出する構成とされる。例えば、飲料プレートPの奥側の保持部47に粉体のミルクが充填された原料カプセル41をセットし、手前側の保持部47に粉砕されたコーヒーが充填された原料カプセル41をセットしておくことで、カップCにミルクが抽出された後にコーヒーが抽出される。このように、飲料プレートPにセットする原料カプセルの位置により飲料の調理手順を決めることができる。
尚、本実施例では保持部47を設けたが、原料カプセル41に供給する高温湯の圧力によっては保持部47を設けなくてもよい。また、保持部47の数は二つに限らず、三つ以上あってもよい。このように飲料プレートPに複数の保持部47を設け、制御装置31が、飲料プレートPに保持された複数の原料カプセル41から飲料を出するようにすれば、例えば、穿孔情報が前述したラテの場合、粉ミルクが充填された原料カプセル41とコーヒー原料(粉砕されたコーヒー豆)が充填された原料カプセル41を飲料プレートPに保持させることにより、ラテ(カプチーノも可能)などの複数種類の飲料を調合して作る飲料も自動的に製造してカップCに供給することが可能となる。
更に、この場合には図14にあるような粉キャニスタ42やミキシングボウル44に関連する機構も不要となるので、構造の著しい簡素化を図ることが可能となる。
1 飲料ディスペンサ
2 本体
3 給水タンク
4 豆キャニスタ
7 コーヒーミル
8 抽出機
9 給湯部
20G、20R 緑色LED、赤色LED
22 販売ボタン(操作装置)
23 表示部
24 装着部
25 ディスプレイ
26 プレート読取装置
31 制御装置
41 原料カプセル
42 粉キャニスタ
47 保持部
48 飲料注入ノズル
B 回収ボックス
H1〜H4 孔(穿孔情報)
P 飲料プレート

Claims (7)

  1. 複数種類の飲料をカップに供給可能とされた飲料ディスペンサにおいて、
    前記飲料を特定する情報が付与された飲料プレートと、
    該飲料プレートに付与された情報を読み取り可能なプレート読取装置と、
    制御装置とを備え、
    該制御装置は、前記プレート読取装置にて読み取られた情報に基づいて前記カップに供給する飲料を識別し、識別された当該飲料を前記カップに供給することを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 表示装置と、操作装置とを備え、
    前記制御装置は、前記飲料プレートに付与された情報が読み取られ、飲料を供給可能な状態となった場合に前記表示装置にて表示すると共に、
    その状態で前記操作装置への操作に基づき、前記カップに飲料を供給する飲料供給動作を開始することを特徴とする請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
  3. 前記制御装置は、前記飲料供給動作中であることを前記表示装置にて表示することを特徴とする請求項2に記載の飲料ディスペンサ。
  4. 前記制御装置は、前記飲料を特定する情報が読み取られた前記飲料プレートを回収することを特徴とする請求項2乃至請求項3のうちの何れかに記載の飲料ディスペンサ。
  5. 前記飲料プレートが装着されるプレート装着部と、
    飲料原料が充填された原料カプセルと、
    該原料カプセルに高温湯を供給して飲料を抽出する飲料抽出装置とを備え、
    前記飲料プレートは、前記原料カプセルを保持する保持部を有し、該保持部に前記原料カプセルを保持した状態で、前記プレート装着部に装着され、その状態で前記プレート読取装置により、前記飲料プレートに付与された情報が読み取られると共に、
    前記制御装置は、前記プレート装着部に装着された前記飲料プレートに保持された状態の前記原料カプセルに前記飲料抽出装置から高温湯を供給し、飲料を抽出することを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載の飲料ディスペンサ。
  6. 前記飲料プレートは、複数の前記保持部を有すると共に、
    前記制御装置は、前記飲料プレートに保持された複数の前記原料カプセルから前記飲料抽出装置により抽出することを特徴とする請求項5に記載の飲料ディスペンサ。
  7. 前記飲料プレートは、前記カップに飲料を注入する飲料注入ノズルを有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちの何れかに記載の飲料ディスペンサ。
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