JP2015025632A - 冷却貯蔵庫の扉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータを内蔵した保持部材の上下の開口面を確実に閉鎖状態に維持できるようにする。【解決手段】貯蔵庫本体の前面開口部には左右一対の断熱扉15が観音開き式の揺動開閉可能に設けられ、各断熱扉15の裏面における揺動支点側の側縁から上下両側縁に亘ってパッキン30が配設されているとともに、各断熱扉15の相手側と対向した側面の庫内側の角部付近には、閉扉時において互いに密着可能な密着部42を有するセンタシール40が筒状の保持部材55を介して全高に亘って配設され、かつ保持部材55の内部には、センタシール40を加熱するべく結露防止用のヒータ63が装着されており、保持部材55の上下の開口面に対してねじ83で止められて被着される第1キャップ80と、第1キャップ80の表面を覆ってスライド装着される第2キャップ90と、が具備されている。【選択図】図7

Description

本発明は、ワイドスルー形式の冷却貯蔵庫の扉装置に関する。
この種の冷却貯蔵庫の扉装置の一例として下記特許文献1に記載のものが知られている。このものは、貯蔵庫本体の前面開口部に左右一対の断熱扉が観音開き式の揺動開閉可能に設けられ、各断熱扉の裏面における揺動支点側の側縁から上下両側縁に亘ってパッキンが配設されているとともに、各断熱扉の相手側と対向した側面の庫内側の角部付近に、閉扉時において互いに密着可能な密着部を有するセンタシールが保持部材を介して全高に亘って配設された構造である。また、保持部材は筒状に形成されて同保持部材内にセンタシールを加熱するヒータが装着され、センタシールの表面に結露することを防止している。そして、ヒータが露出して同ヒータに触れることから保護するために、保持部材の上下の開口面にキャップを被せ、ねじ止めにより固定している。
国際公開第2013/058257号
ところで、当該冷却貯蔵庫の使用態様等によっては、断熱扉が衝撃を持って開閉されることもあり得、そのような場合はねじが早期に緩んでキャップが外れる等も懸念されるため、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ヒータを内蔵した保持部材の上下の開口面を確実に閉鎖状態に維持できるようにするところにある。
本発明の冷却貯蔵庫の扉装置は、断熱箱体からなる貯蔵庫本体に設けられた前面開口部には、左右一対の断熱扉が観音開き式の揺動開閉可能に設けられ、前記各断熱扉の裏面における揺動支点側の側縁から上下両側縁に亘ってパッキンが配設されているとともに、前記各断熱扉の相手側と対向した側面の庫内側の角部付近には、閉扉時において互いに密着可能な密着部を有するセンタシールが筒状の保持部材を介して全高に亘って配設され、かつ前記保持部材の内部には、前記センタシールを加熱するべく結露防止用のヒータが装着されており、前記保持部材の上下の開口面に対してねじ止めにより被着される第1キャップと、前記第1キャップの表面を覆ってスライド装着される第2キャップと、が具備されているところに特徴を有する。
保持部材の上下の開口面には、まず第1キャップがねじ止めにより被着され、さらに第2キャップが第1キャップの表面を覆ってスライド装着される。仮に断熱扉に衝撃力が作用する等で第1キャップを止めているねじが緩んだとしても、第2キャップが覆っていることでねじの緩み量が規制され、第1キャップが外れてしまうことが回避される。結果ヒータが外部に対して露出することが防止される。
ねじが第2キャップで覆われていることにより、ねじの頭部等にごみが溜まることが防止されて衛生面上で好適となり、また、ねじが隠されることで外観にも優れたものとなる。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記センタシールは、前記保持部材に長さ方向に沿って設けられたガイドに脚部が嵌められてスライド形式での着脱が可能となっており、前記第1キャップには、前記脚部を挿通可能な逃がし溝が切り欠き形成されている。
第1キャップを被着したままで、センタシールをスライドさせつつ着脱することができる。
(2)前記保持部材が、前記断熱扉の側面にねじで止められて取り付けられるベースと、同ベースの表面側に間隔を開けて被着される蓋板とから構成されており、前記蓋板の裏面には、前記ベースを取り付けるべく装着された前記ねじの頭部に近接して対向するストッパ部が設けられている。
外部からの衝撃や振動を受けて仮にベースを止めているねじが緩んだとして、頭部がストッパ部に当たることでねじの緩み量が規制されて、ねじが外れることが確実に防止され、ひいてはベースが外れることが防止される。
(3)前記ストッパ部には、前記ねじの頭部を弾性的に押圧可能な押圧部が突出形成されている。
押圧部が常にねじの頭部を弾性的に押圧しているから、ねじの緩み止めがより確実になされる。
(4)前記保持部材の前記ベースに開口された前記ねじの挿通孔が、同ベースを前記断熱扉の表裏方向に沿って位置調節してねじ止めするべく同表裏方向に長い長孔状に形成されており、この挿通孔の孔縁部には、前記ねじが締結された場合に同ねじの座面で潰すことが可能な突部が形成されている。
ねじの挿通孔が断熱扉の表裏方向に長い長孔状であると、ねじが緩み始めたのち、繰り返し断熱扉に衝撃等が作用した際には、ベースが同方向に移動することを許容されつつ、ねじの座面との摩擦係合により加速度的にねじの緩みが進むおそれがある。
本構成では、挿通孔の孔縁部に、ねじの締結時にねじの座面で潰される程度の突部が形成されているから、ねじが若干緩んだのち断熱扉に衝撃等が作用することに起因して、ベースが断熱扉の表裏方向に移動しようした場合に、ねじの頭部が、潰されず残った突部に当たることで、ベースが同方向に移動することが規制され、結果ねじがそれ以上緩むことが回避される。
本発明によれば、ヒータを内蔵した保持部材の上下の開口面を確実に閉鎖状態に維持することができる。
本発明の実施形態1に係る冷蔵庫の正面図 断熱扉の裏面側から視た一部切欠斜視図 センタシールの配設部分の分解斜視図 同平断面図 閉扉状態の部分平断面図 第1キャップの装着動作を示す斜視図 第2キャップの装着動作を示す斜視図 第2キャップの装着完了時の斜視図 閉扉状態の部分平面図 第1キャップの斜視図 第2キャップの表裏反転させた斜視図 実施形態2に係る第2キャップの装着動作を示す斜視図 実施形態3に係るセンタシールの配設部分の平断面図 実施形態4に係る保持部材のベースが一の位置に調節されて取り付けられた状態を示す斜視図 他の位置に調節されて取り付けられた状態を示す斜視図 ねじの挿通孔の孔縁部の構造を示す斜視図 ねじが締結された際の挿通孔の孔縁部の構造を示す斜視図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図11に基づいて説明する。この実施形態では、ワイドスルー形式の横型冷蔵庫を例示している。
横型冷蔵庫の全体構造を図1によって説明する。冷蔵庫本体10は、前面が開口された横長の断熱箱体によって形成され、底面に配された脚11で支持されている。冷蔵庫本体10の内部は貯蔵室12とされ、出入口となる前面開口部13には、左右一対の断熱扉15が観音開き式の開閉可能に装着されている。一対の断熱扉15は、それぞれ外側の縦縁の上下両端が、ヒンジ16を介して縦軸回りの回動可能に支持されており、正面の上縁部における互いに隣接した端部に寄った位置に、開閉操作用の把手17が設けられている。前面開口部13には、同前面開口部13を左右に仕切る縦向きの仕切枠が設けられておらず、センタピラーレスすなわちワイドスルー形式の扉装置が構成されている。
冷蔵庫本体10の正面視左側面には機械室18が設けられ、同機械室18内には、貯蔵室12から張り出し形成された形態の蒸発器室(図示せず)が収容されて同蒸発器室に蒸発器と庫内ファンとが装備されているとともに、蒸発器と接続されて冷凍サイクルを構成する冷凍装置が収容されている。
冷凍サイクルが駆動されることで蒸発器付近で冷気が生成され、同冷気が庫内ファンにより貯蔵室12内に循環供給されることで、貯蔵室12内が冷却されるようになっている。
扉装置は上記のようにワイドスルー形式であることから、閉扉時のシール構造は基本的には、前面開口部13の口縁については、各断熱扉15の裏面における揺動端側の縦縁を除いた他の3縁辺に装着されたパッキン30(図2参照)が密着されることでシールされ、両断熱扉15の揺動端側の縦縁の間については、同縦縁に沿って装着されたセンタシール40同士が密着することでシールされるようになっている。両断熱扉15が揃って開けられると、前面開口部13が仕切りが無い状態で全開可能となる。
さらに断熱扉15の構造、特にパッキン30とセンタシール40との配設部分の構造について詳細に説明する。
断熱扉15は左右対称形状に形成されており、図2及び図4等に示すように、ステンレス鋼板等の金属製の外装板21と、中央に膨出部22Aを設けた合成樹脂製の内装板22とを組み付けることで外殻体20が形成され、この外殻体20内に、発泡樹脂等の断熱材(図示せず)が充填された構造となっている。断熱扉15の裏面における薄肉となった周縁部には、方形状をなすパッキン装着溝25が形成されている。
パッキン30はマグネットパッキンであって、合成樹脂材の押出成形によって形成され、所定長さに切断されて使用される。パッキン30は、図4に示すように、内部が複数の部屋に仕切られた筒状のパッキン本体31の背面側に取付脚33が突設されるとともに、表面側(同図の上側)における幅方向の略中央部に位置する第1マグネット室32に、扁平な角柱状の第1マグネット35が挿入されて形成されている。
パッキン30は、上記した装着溝25の4縁辺に対応して4本が準備され、各パッキン30の両端は45度に切断されている。4本のパッキン30は、それぞれの取付脚33を装着溝25に嵌着しつつ、4縁辺の全周に亘って方形枠状の形態をなして装着されている(図2参照)。各パッキン本体31における内側の面には複数枚のひれ部36が張り出し形成され、内装板22の膨出部22Aの側面に弾性的に密着されている。
センタシール40は、図2及び図4に示すように、各断熱扉15の揺動端側で相手と対向した側面(以後、対向側面15A)における庫内側の角部付近において、後記する保持部材55を介して上下方向に延びた形態で装着されている。同センタシール40は合成樹脂製であって押出成形により形成されており、断熱扉15の全高よりも少し短い長さに切断されて使用される。
なお保持部材55は合成樹脂製であって、詳しくは後記するが、センタシール40と同寸法の長さを有し、その上下の端縁が、対向側面15Aの上下の端縁から同じ小寸法ずつ退避した形態で、対向側面15Aに取り付けられるようになっている。
センタシール40は、庫外側(図4の下側)に開口した概ね門型断面をなすシール本体41を有している。シール本体41は軟質樹脂製であって、相手のシール本体41と対向する側の辺部には、長方形断面をなす第2マグネット室42が形成され、扁平な角柱状の第2マグネット43が挿入されている。
シール本体41における反対側の辺部44は、隣接して配された縦向きのパッキン30の側面に密着されている。同辺部44は庫外側の端部が第2マグネット室42側に屈曲され、その屈曲端に、第2マグネット室42と隣接するようにして第1脚部45が形成されている。第1脚部45は硬質樹脂製であって、その内部には、断面鈎型をなす挿通溝45Aが庫外側に開口した形態で形成されている。
上記した第2マグネット室42の外面(相手との対向面)における庫外側の端部からは、所定幅を持った脚片47が庫外側に向けて張り出した形態で形成されている。同脚片47の庫外側の端部は内側に屈曲され、その屈曲端に、硬質樹脂からなる長方形断面の第2脚部48が形成されている。
シール本体41の庫内側(図4の上側)の面における揺動端側の縦向きのパッキン30に近接した端部位置からは、冷気遮断用のリップ部50が突出形成されている。各リップ部50は、庫内側に向けて突出したのち、先端部50Aが相手側に向けて鋭角(例えば75°)に屈曲された形状となっている。リップ部50は先端側が薄肉に形成され、閉扉時には、図5に示すように、先端部50A同士が重畳可能となっている。
また、シール本体41の庫内側の面における同端部位置からは、別のひれ部52が張り出し形成されている。同ひれ部52の張り出し端部側は、揺動端側の縦向きのパッキン30(上下両縁に配された横向きのパッキン30の端部を含む)における第1マグネット室32の庫内側の面に重なって密着されるようになっている。
センタシール40が装着される保持部材55は、上記のようにセンタシール40と同じ長さ寸法を有しており、対向側面15Aに固定されるベース60と、同ベース60の表面側に間隔を開けて被着されるスライド蓋70とから構成されている。
ベース60は、上下方向に亘る複数箇所(例えば2箇所)において、ねじ61で止められて対向側面15Aに固定されるようになっている。詳細には、図4に示すように、ねじ61の締結位置において、ベース60にはねじ61の挿通孔62が開口されているとともに、対向側面15Aにはバーリング成形を伴いねじ孔15Bが形成されている。
ベース60における庫内側の側縁部には、ヒータ保持部64が全高に亘って形成されており、同ヒータ保持部64には、ヒータ63を緊密に嵌める嵌合溝65が、やや幅狭とされた入口65Aを相手側に向けて開口した形態で形成されている。ヒータ63は、嵌合溝65に対して入口65Aから径方向に嵌められ、図3に示すように、ヒータ63の上下両端部が、ヒータ保持部64の上面または下面を通ってヒータ保持部64の庫外側に回曲され(回曲部63A)、ヒータ63の上下両端部に接続されたリード線(図示せず)が、ベース60の表面上で配線されるようになっている。
ヒータ保持部64の庫内側の面からは、上記のセンタシール40の第1脚部45に形成された挿通溝45A内に緊密にかつ摺動可能に嵌合するガイド部66が、突出形成されている。
保持部材55のベース60の表面側には、スライド蓋70が着脱可能に装着されるようになっている。スライド蓋70は、ベース60と同じ長さとほぼ同幅を有する帯状をなし、かつ庫外側の端縁部が斜めに屈曲されている(傾斜部70A)。
スライド蓋70の裏面(ベース60と対向する面)における庫内側の側縁部には、上記した嵌合溝65の入口65A内に進入してヒータ63を押さえる抜け止めリブ71が形成されている。また、同スライド蓋70の裏面のほぼ中央幅位置には、長方形断面をなすガイド筒部72が張り出し形成されており、ガイド筒部72内には、上記したセンタシール40に設けられた第2脚部48が、切割溝73を通って摺動可能に挿通されるようになっている。
スライド蓋70の裏面における傾斜部70Aと、ガイド筒部72の庫内側の位置には、それぞれベース60の庫外側の側縁と、嵌合溝65の入口65Aの側壁とに設けられた掛止部67を嵌めて掛止する掛止溝75が全高に亘って形成されている。
スライド蓋70は、両掛止溝75にベース60の両掛止部67を嵌めて、上方または下方から掛止部67に沿って摺動させることで、図4に示すように、ベース60の表面側に所定間隔を開けて被着され、結果、庫外側の縁辺が傾斜縁とされた扁平な略角筒形をなす保持部材55が形成される。
改めると、ヒータ63は嵌合溝65に嵌められた上で、その上下両端部がヒータ保持部64の上面または下面を通ってヒータ保持部64の庫外側に回曲され、ヒータ63の上下両端部に接続されたリード線が、保持部材55内で配線されることになる。両リード線は、保持部材55内の中央高さ位置まで配線されたのち、図5に示すように、ベース60に開口された導出口68から断面扉15内に埋設された配線管路26を通って、所定の電源供給位置まで配線されるようになっている。
上記のようにスライド蓋70が正規に装着された際には、図4に示すように、同スライド蓋70の裏面に張り出し形成されたガイド筒部72が、ベース60を対向側面15Aに固定するべく螺着されたねじ61の頭部61A(例えば庫内側の略半分の領域)に対し、小間隔sを開けて近接して対向するようになっている。
また、スライド蓋70が正規装着された際には、図6に示すように、上下両端面が開口された扁平な略角筒形をなす保持部材55が形成されるのであるが、上下両端の開口面を覆うキャップCが設けられている。上記した保持部材55の上下両端の開口面には、ヒータ63の上下両端部の回曲部63Aが臨むことになるため、同ヒータ63の回曲部63Aを保護する等のために、キャップCで覆う必要がある。
キャップCは詳細には、共に合成樹脂製の第1キャップ80と第2キャップ90とから構成されている。
第1キャップ80は、図6及び図10に示すように、保持部材55の上下の開口面を、断熱扉15の対向側面15Aにおける上縁または下縁の位置に亘って覆うべく本体部81を備えており、同本体部81は詳細には、保持部材55と整合して庫外側の縁辺が傾斜縁とされた略長方形断面をなし、かつ保持部材55の上下の端面と対向した面と、対向側面15Aと対向した面とが開口された箱形に形成されている。
本体部81における外面(上面または下面)には、所定幅を持って断熱扉15の上面または下面に沿って延びた取付板82が形成されている。取付板82には、その幅方向(庫内外方向)に長い長円形をなす座孔84が凹み形成され、同座孔84の中央部に一回り小さい長孔からなるねじ83の挿通孔85が開口されている。
上記の取付板82の両側縁には、外面側に向けて突出長さが次第に大きくなった、いわゆるあり状をなす第1レール86が形成されている。
この取付板82の延出端縁には、ストッパリブ87が全幅に亘って立ち上がり形成されている。また、同取付板82における座孔84の手前側の縁辺には、長さ方向の中央位置において、係止孔88が手前側に連なって突出した形態で形成されている。
第2キャップ90は、図7及び図11に示すように、上記した第1キャップ80を、センタシール40の上下の端面並びに横向きのパッキン30の端部を含んで覆うべく略方形の浅皿状に形成され、図7の矢線に示すように、断熱扉15の対向側面15Aに向かうようにスライドさせつつ装着されるようになっている。第2キャップ90は詳細には、装着方向の手前側の面における庫外側の角部に傾斜面91が形成されているとともに、装着方向の奥側の面と、装着方向の手前から視て右側の面に亘って、逃がし用の開口92が形成されている。
第2キャップ90の外面板93(上面板または下面板)の裏面には、装着方向に沿って延びた一対の第2レール94が、第1キャップ80の取付板82が緊密に挿入可能な間隔を開けて互いに平行に形成されている。両第2レール94の対向面には、上記のあり状の第1レール86が整合して嵌るように、第2キャップ90の裏面側に向けて後退量が大きくなった、あり溝状の嵌合溝94Aが形成されている。
第2キャップ90の外面板93の裏面における両第2レール94の間の領域では、奥側の略半分の領域が薄肉に削成されて、一段退避した形態の逃がし面95が形成されており、同逃がし面95は、上記した第1キャップ80を固定したねじ83の頭部83Aとの干渉を避けることに機能する。
上記の逃がし面95の奥縁には、第1キャップ80の取付板82の延出端縁に設けられたストッパリブ87が嵌って当たる係止縁96が、所定寸法後退した形態で形成されている。
また、第2キャップ90の外面板93の裏面における逃がし面95の手前側の位置には、同第2キャップ90が正規位置までスライド装着された場合に、第1キャップ80の取付板82に形成された係止孔88に嵌って係止する係止突部97が形成されている。なお、同係止突部97の係止孔88の孔縁と対向する面は、比較的急勾配ではあるが順テーパ面97Aとして形成されており、したがって第2キャップ90に対して装着方向とは逆方向に所定以上の引張力を作用させると、係止突部97が係止孔88の手前の孔縁を乗り越えて抜け出ることが可能となっている。
断熱扉15は、例えば以下のような手順で製造される。外装板21の内部に配線管路26が配されたのち、同外装板21の裏面側に内装板22が嵌められて外殻体20が形成され、外殻体20内に、発泡樹脂からなる断熱材が発泡充填されることにより断熱扉15が形成される。このような断熱扉15の庫内側の面における周縁部に、図2に示すように、パッキン30が、4縁辺の全周に亘って方形枠状の形態をなして装着される。
次に、図3に示すように、断熱扉15の対向側面15Aに対して、保持部材55を構成するベース60が当てられ、図4に示すように、ベース60に開口された2箇所の挿通孔62にねじ61を通して対向側面15Aのねじ孔15Bにねじ込むことにより、ベース60が固定される。この状態から、ベース60の表面に縦向きに設けられたヒータ保持部64の嵌合溝65に対して、ヒータ63が緊密に嵌められ、同ヒータ63の上下両端部が、ヒータ保持部64の上面または下面を通ってヒータ保持部64の庫外側に回曲される。そののち、配線管路26を通ってベース60の表面側に引き出されたリード線が、ヒータ63の上下両端部に接続される。
続いて、ベース60の表面側にスライド蓋70が装着される。スライド蓋70は、両掛止溝75にベース60の両掛止部67を嵌めて、例えば上方から掛止部67に沿って摺動させることで、図4に示すように、ベース60の表面側に所定間隔を開けて被着され、結果、庫外側の縁辺が傾斜縁とされた扁平な略角筒形をなす保持部材55が形成される。
これに伴い、スライド蓋70の裏面に設けられた抜け止めリブ71が、ヒータ保持部64の嵌合溝65の入口65A内に全高に亘って進入してヒータ63が抜け止めされる。また、同じくベース60の裏面に張り出し形成されたガイド筒部72が、ベース60を固定したねじ61の頭部61A(庫内側の略半分の領域)に対し、小間隔sを開けて近接して対向する。
次に、センタシール40が保持部材55に対してスライド装着される、センタシール40は、第1脚部45と第2脚部48とを、それぞれベース60のガイド部66とスライド蓋70のガイド筒部72に嵌めて、例えば上方からガイド部66とガイド筒部72に沿って摺動させることで、図4に示すように、概ね保持部材55の庫内側の面に沿うようにして全高に亘って装着さる。このとき、シール本体41が隣接して配されたパッキン30の側面に密着され、またシール本体41の隣接した縦向きのパッキン30側の端部位置から張り出し形成されたひれ部52が、同パッキン30並びに上下の横向きのパッキン30の端部に位置する第1マグネット室32の庫内側の面に重なって密着される。
それとともに、センタシール40に設けられた第2マグネット室42に、第2マグネット43が例えば上方から挿通される。第2マグネット室42の上下両端部には、栓体49(図3参照)が嵌められて抜け止めされる。
次に、保持部材55の上下の開口面にキャップCが装着される。まず、図6に示すように、第1キャップ80が装着され、具体的には、本体部81がヒータ63の回曲部63Aを内部に収めつつ保持部材55の上下の開口面を覆うとともに、取付板82が断熱扉15の上面または下面の端部に当てられる。その状態から、取付板82の挿通孔85にねじ83を通して、断熱扉15の上面または下面のねじ孔15Cにねじ込むことで、図7に示すように、第1キャップ80が固定される。
続いて第2キャップ90が、概ね第1キャップ80を覆うようにして装着される。詳細には、第2キャップ90の裏面の一対の第2レール94を、第1キャップ80の取付板82の両側縁の第1レール86に合わせた状態から、同第2キャップ90が、図7の矢線に示すように、断熱扉15の対向側面15Aに向かうようにスライドしつつ押し込まれる。第2キャップ90の外面板93の係止縁96が、第1キャップ80の取付板82の奥縁のストッパリブ87に当たったところで押し込みが停止され、このとき第2キャップ90の外面板93の裏面の係止突部97が、取付板82の係止孔88に嵌って係止されることで、図8に示すように、第2キャップ90が第1キャップ80を覆った状態において、抜け止めされて装着される。
以上により、パッキン30並びにセンタシール40が装着された形態の断熱扉15が製造される。
本実施形態の扉装置は以上のような構造であって、左右の断熱扉15が閉じられると、各断熱扉15の庫内側の面に装着されたパッキン30、より詳細には、揺動支点側の縦縁に配された縦向きのパッキン30と、上下の横縁に配された横向きのパッキン30とが、貯蔵室12の前面開口部13の口縁の全周に亘って密着する。
一方、左右の断熱扉15の揺動端側の間では、図5及び図9に示すように、左右のセンタシール40の第2マグネット室42同士が、シール本体41の辺部44と、第2脚部48を先端に設けた脚片47を弾性変形させつつ、磁気吸引力により密着することによりシールされる。また、両センタシール40に突出形成されたリップ部50の先端部50A同士が重なり合い、上記した両第2マグネット室42同士が密着した部分における庫内側が、両リップ部50によって覆われる。
冷蔵庫は通常、上記のような閉扉状態において貯蔵室12内に冷気が循環供給されて冷却される。一方、このような閉扉状態において、各センタシール40に設けられた脚片47は外気に触れる状態にあるから、センタシール40が庫内冷気で冷却されると、上記の面で結露する可能性がある。
この実施形態では、上記のように、両第2マグネット室42同士が密着した部分の庫内側が両リップ部50で覆われて、脚片47に冷熱が伝わり難くなっていることに加え、ヒータ63に通電されることで、保持部材55さらには第2脚部48を介して脚片47が加熱されることにより、脚片47の表面で結露することが防止される。
開扉する場合は、左右の断熱扉15を揃って開いてもよいし、左右の断熱扉15を1枚ずつ開くことも可能である。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
センタシール40を装着した保持部材55内には同センタシール40を加熱するべくヒータ63が収容されており、同ヒータ63の配索の関係上、保持部材55の上下両端の開口面には、ヒータ63の上下両端部の回曲部63Aが臨むことになるため、同ヒータの回曲部63Aを保護する等のために、キャップCで覆う必要があるが、本実施形態では、第1キャップ80がねじ83で止められて被着され、さらに第2キャップ90が、同第1キャップ80の表面を覆ってスライド装着された構造を採っている。
そのため、仮に断熱扉15に衝撃力が作用する等で第1キャップ80を止めているねじ83が緩んだとしても、第2キャップ90によりねじ83の緩み量が規制されることで第1キャップ80が外れてしまうことが回避される。結果ヒータ63の回曲部63Aが外部に対して露出することが防止される。
また、ねじ83が第2キャップ90で覆われていることにより、ねじ83の頭部83Aに設けられたドライバ差し込み用のプラス溝やマイナス溝にごみが溜まることが防止されて衛生面上で好適となり、また、ねじ83が隠されることで外観にも優れたものとなる。
本実施形態では、保持部材55が、断熱扉15の対向側面15Aにねじ61で止められて取り付けられるベース60と、ベース60の表面側に間隔を開けて被着されるスライド蓋70とから構成されているが、スライド蓋70の裏面にはセンタシール40の第2脚部48を嵌めたガイド筒部72が張り出して形成され、スライド蓋70が正規に装着された際には、上記のガイド筒部72が、ベース60を固定したねじ61の頭部61Aに対し、小間隔sを開けて近接して対向する設定となっている。
そのため、断熱扉15に衝撃や振動が作用して仮にベース60を止めているねじ61が緩んだとしても、頭部61Aがガイド筒部72に当たってストッパとして機能することによりねじ61の緩み量が規制され、ねじ61が外れることが確実に防止され、ひいてはベース60が外れることが防止される。
<実施形態2>
図12は、本発明の実施形態2を示す。
この実施形態2では、保持部材55の上下の開口面を覆うキャップCのうち第1キャップ80Xの形状に改良が加えられている。すなわち、第1キャップ80Xの本体部81における側面(相手側と対向した側面)には、センタシール40に設けられた第2脚部48を挿通可能とした縦向きの逃がし溝100が凹み形成されている。
この構成によれば、センタシール40の交換を行う場合において、第2キャップ90を所定以上の力で引っ張って外したのち、第1キャップ80Xを取付状態に残したままで、第2脚部48を逃がし溝100に通しつつセンタシール40を引っ張り上げて外し、また逆に、下方に押し込んで装着することができる。端的には、第1キャップ80Xを被着したままで、センタシール40をスライドさせつつ着脱することができる。
<実施形態3>
図13は、本発明の実施形態3を示す。
この実施形態3では、保持部材55のベース60を固定したねじ61のストッパとして機能するところの、スライド蓋70の裏面に張り出して設けられたガイド筒部72Xの形状に改良が加えられている。すなわち、ガイド筒部72Xにおけるベース60と対向した面の庫外側の角部から、所定幅を持った押圧片105が張り出し形成されている。同押圧片105は成形時には、図13の鎖線に示すように、張り出し端がベース60側に近づくような斜め姿勢を採っている。
スライド蓋70が正規位置に装着されると、ガイド筒部72Xが、ベース60を固定したねじ61の頭部61Aの庫内側の領域に対して、小間隔を開けて近接して対向するとともに、同図の実線に示すように押圧片105が弾性変形しつつ、その弾発力でねじ61の頭部61Aの庫外側の領域を押し付ける。すなわち、押圧片105が常にねじ61の頭部61Aを弾性的に押圧しているから、ねじ61の緩み止めがより確実になされる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図14ないし図17によって説明する。
上記実施形態1に係る図5に示すように、センタシール40を配設するに当たっては、同センタシール40に形成されたひれ部52の張り出し端部が、隣接して装着されている縦向きのパッキン30や上下の横向きのパッキン30の端部における第1マグネット室32の庫内側の面に重なって密着されるようにして、センタシール40とパッキン30との間の冷気洩れを防ぐようにしている。ただし、上記のパッキン30は、製造寸法、例えば高さ寸法にばらつきがでやすいという事情がある。
そこで、パッキン30の高さ寸法のばらつきに拘わらず、センタシール40のひれ部52を正確にパッキン30の第1マグネット室32に重ねることができるように、センタシール40を庫内外方向に沿って位置調節して配設できるようになっている。具体的には、センタシール40を保持した保持部材55、とりわけベース60を断熱扉15の対向側面15Aにねじ61により固定する部分の構造において、ベース60に開口するねじ61の挿通孔62を、ベース60の幅方向(庫内外方向)に長い長孔状に形成することにより、ベース60すなわち保持部材55の固定位置を庫内外方向に調節し、ひいてはセンタシール40を庫内外方向に沿って位置調節できるようになっている。
ちなみに、図14では、パッキン30の高さが最小寸法Hminである場合に対応して、保持部材55ひいてはセンタシール40が最も庫外側に位置調節された場合を示し、図15では、パッキン30の高さが最大寸法Hmaxである場合に対応して、保持部材55ひいてはセンタシール40が最も庫内側に位置調節された場合を示している。
既述したように、断熱扉15の開閉に伴い同断熱扉15に衝撃や振動が作用すると、ベース60を止めているねじ61が緩むおそれがあり、特に上記のようにねじ61の挿通孔62がベース60の幅方向に長い長孔状であると、その後に繰り返し断熱扉15に衝撃等が作用した際に、ベース60が幅方向に移動することを許容されつつ、ねじ61の座面との摩擦係合によりねじ61が加速度的に緩みが進むことが懸念される。
その対策として本実施形態では、図16に示すように、ベース60に開口された長孔状をなす挿通孔62の孔縁の回りに、複数本の縦向きの三角リブ110が、一定間隔を開けて形成されている。そして、ねじ61が締結された際には、図17に示すように、ねじ61の座面に対応した領域60Xで三角リブ110が潰された状態となる(符号110X参照)。
上記のように、ねじ61が若干緩んだのち断熱扉15に衝撃等が作用すると、ベース60が、同図の矢線に示すように幅方向に移動するおそれがあるが、ねじ61の頭部61Aが、潰されずに残った三角リブ110に当たることで、ベース60が同方向に移動することが規制され、結果、ねじ61がそれ以上緩むことが回避される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)センタシールの配設部分における上記実施形態に例示した組付手順はあくまでも一例であって、適宜に変更することができる。
(2)センタシールの密着部は、上記実施形態に例示したマグネット室に限らず、相手側に向けて互いに重ね合わせ可能に張り出し形成されたリップ等、他の構造のものであってもよい。
(3)上記実施形態ではセンタシールを保持部材に対してスライド装着する場合を例示したが、それに限らず、正面から嵌め込む等の他の装着手段を採用してもよい。
(4)保持部材の開口面を覆う蓋板は、同じくスライド装着することに限らず、正面から嵌め込む等の他の装着手段を採用してもよい。
(5)センタシールの上下両端部と、上下の横向きのパッキンの端部との間のシール性が確保できれば、揺動端側に位置する縦向きのパッキンは割愛してもよい。
(6)実施形態4では、挿通孔の孔縁部に設ける潰し可能な突部として三角リブを例示したが、四角や半円の断面形状のリブであってもよい。また、多数のドット状の突部を配するようにしてもよい。
(7)センタシールに設けられた第1脚部と第2脚部とは、要は外力が作用した場合に嵌合相手(ガイド部とガイド筒部)から外れない程度の剛性を備えていればよいから、肉厚を大きく採る等の対応を伴って軟質樹脂で形成してもよい。
(8)本発明は、上記実施形態に例示した2ドア式の横型冷蔵庫に限らず、例えば4ドア式の縦型冷蔵庫等のドア数の異なる冷蔵庫や、その他に冷凍庫や冷凍冷蔵庫等、要は、ワイドスルー式の扉装置を備えた冷却貯蔵庫全般に広く適用することができる。
10…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体) 13…前面開口部 15…断熱扉 15A…対向側面 30…パッキン 40…センタシール 42…第2マグネット室(密着部) 45,48…脚部 55…保持部材 60…ベース 61…ねじ 61A…頭部 62…挿通孔 63…ヒータ 64…ヒータ保持部 66…ガイド部 70…スライド蓋(蓋板) 72…ガイド筒部(ガイド部;ストッパ部) 80,80X…第1キャップ 82…取付板 83…ねじ 86…第1レール 90…第2キャップ 94…第2レール 100…逃がし部 105…押圧片(押圧部) 110…三角リブ(突部)

Claims (5)

  1. 断熱箱体からなる貯蔵庫本体に設けられた前面開口部には、左右一対の断熱扉が観音開き式の揺動開閉可能に設けられ、
    前記各断熱扉の裏面における揺動支点側の側縁から上下両側縁に亘ってパッキンが配設されているとともに、前記各断熱扉の相手側と対向した側面の庫内側の角部付近には、閉扉時において互いに密着可能な密着部を有するセンタシールが筒状の保持部材を介して全高に亘って配設され、
    かつ前記保持部材の内部には、前記センタシールを加熱するべく結露防止用のヒータが装着されており、
    前記保持部材の上下の開口面に対してねじ止めにより被着される第1キャップと、前記第1キャップの表面を覆ってスライド装着される第2キャップと、が具備されていることを特徴とする冷却貯蔵庫の扉装置。
  2. 前記センタシールは、前記保持部材に長さ方向に沿って設けられたガイドに脚部が嵌められてスライド形式での着脱が可能となっており、前記第1キャップには、前記脚部を挿通可能な逃がし溝が切り欠き形成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
  3. 前記保持部材が、前記断熱扉の側面にねじで止められて取り付けられるベースと、同ベースの表面側に間隔を開けて被着される蓋板とから構成されており、
    前記蓋板の裏面には、前記ベースを取り付けるべく装着された前記ねじの頭部に近接して対向するストッパ部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
  4. 前記ストッパ部には、前記ねじの頭部を弾性的に押圧可能な押圧部が突出形成されていることを特徴とする請求項3記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
  5. 前記保持部材の前記ベースに開口された前記ねじの挿通孔が、同ベースを前記断熱扉の表裏方向に沿って位置調節してねじ止めするべく同表裏方向に長い長孔状に形成されており、この挿通孔の孔縁部には、前記ねじが締結された場合に同ねじの座面で潰すことが可能な突部が形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
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