JP2015021163A - 皺伸ばしロールと皺伸ばし方法および表面処理装置と表面処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロール外周面を被覆するゴム製被膜とこの面上の軸方向中央に位置する中心点を結んで形成される外周線52Pを基端側とし基端側から軸方向両端側へ向けてV字形状に伸びる複数の周期的溝体53とで構成される幅広げ機構を備える皺伸ばしロールであり、上記周期的溝体が外周線を中央に有する中央領域52aと該領域の軸方向両側に位置する両側領域52b、52cとに区画され、中央領域の左側領域52a1と右側領域52a2に設けられる周期的溝体が、左側領域から外周線を越えて右側領域、右側領域から外周線を越えて左側領域まで延長されて中央領域内にV字形状先端が形成されないようにしたことを特徴とする。
【選択図】図6
Description
ロール本体の外周面を被覆するゴム製被膜と、ゴム製被膜面上の軸方向略中央に位置する中心点をそれぞれ結んで形成される外周線を基端側としかつこの基端側から軸方向両端側へ向けてV字形状となるように対称的に伸びる互いに平行若しくは略平行で上記V字形状先端が向かう方向とロール本体の回転方向が同一となるようにゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体とで構成される幅広げ機構を備え、上記ゴム製被膜の外周面に接触しながら真空チャンバー内をロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムに対し上記幅広げ機構により長尺樹脂フィルムの幅方向へ向けて張力を付与する皺伸ばしロールにおいて、
ゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体が、上記外周線を中央に有する中央領域と該中央領域の上記軸方向両側に位置する両側領域とに区画され、中央領域は上記外周線を中央にして左側に位置する左側領域と右側に位置する右側領域とで構成されると共に、中央領域の左側領域と右側領域に形成される周期的溝体が、中央領域内において周期的溝体の各溝が互いに交差することなく、左側領域から上記外周線を越えて右側領域まで延長され、かつ、右側領域から上記外周線を越えて左側領域まで延長されて、中央領域内に上記外周線を基端側とするV字形状先端が形成されないようにしたことを特徴とする。
請求項1に記載の皺伸ばしロールにおいて、
ロール本体の外周方向に亘り上記中央領域を均等に区画して複数の矩形状単位領域が形成され、かつ、一方の矩形状単位領域にはロール本体の回転方向後端左側角部と先端右側角部を結ぶ直線で区画された2つの三角形領域が形成され、上記矩形状単位領域に隣接する他方の矩形状単位領域にはロール本体の回転方向先端左側角部と後端右側角部を結ぶ直線で区画された2つの三角形領域が形成されると共に、各矩形状単位領域における2つの三角形領域内に中央領域の左側領域から右側領域まで延長される周期的溝体と右側領域から左側領域まで延長される周期的溝体がそれぞれ形成されていることを特徴とし、
請求項3に係る発明は、
請求項1に記載の皺伸ばしロールにおいて、
ロール本体の外周方向に亘り上記中央領域を均等に区画して複数の矩形状単位領域が形成され、かつ、一方の矩形状単位領域には中央領域の左側領域から右側領域まで延長される周期的溝体が形成されると共に、上記矩形状単位領域に隣接する他方の矩形状単位領域には中央領域の右側領域から左側領域まで延長される周期的溝体が形成されていることを特徴とし、
請求項4に係る発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載の皺伸ばしロールにおいて、
上記中央領域の幅寸法が、周期的溝体における溝間のピッチ寸法以上、長尺樹脂フィルムにおける幅寸法の20%以下に設定されていることを特徴とし、
請求項5に係る発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載の皺伸ばしロールにおいて、
ロール本体の外周面を被覆する上記ゴム製被膜が、フッ素ゴムにより構成されていることを特徴とするものである。
ロール本体の外周面を被覆するゴム製被膜と、ゴム製被膜面上の軸方向略中央に位置する中心点をそれぞれ結んで形成される外周線を基端側としかつこの基端側から軸方向両端側へ向けてV字形状となるように対称的に伸びる互いに平行若しくは略平行で上記V字形状先端が向かう方向とロール本体の回転方向が同一となるようにゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体とで構成される幅広げ機構を備えた皺伸ばしロールを用い、真空チャンバー内をロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムに生じたフィルム皺を上記幅広げ機構により取り除く皺伸ばし方法において、
上記皺伸ばしロールにおけるゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体が、上記外周線を中央に有する中央領域と該中央領域の上記軸方向両側に位置する両側領域とに区画され、中央領域は上記外周線を中央にして左側に位置する左側領域と右側に位置する右側領域とで構成されると共に、中央領域の左側領域と右側領域に形成される周期的溝体が、中央領域内において周期的溝体の各溝が互いに交差することなく、左側領域から上記外周線を越えて右側領域まで延長され、かつ、右側領域から上記外周線を越えて左側領域まで延長されて中央領域内に上記外周線を基端側とするV字形状先端が形成されないようにした皺伸ばしロールを用いることを特徴とする。
請求項6に記載の皺伸ばし方法において、
ロール本体の外周方向に亘り上記中央領域を均等に区画して複数の矩形状単位領域が形成され、かつ、一方の矩形状単位領域にはロール本体の回転方向後端左側角部と先端右側角部を結ぶ直線で区画された2つの三角形領域が形成され、上記矩形状単位領域に隣接する他方の矩形状単位領域にはロール本体の回転方向先端左側角部と後端右側角部を結ぶ直線で区画された2つの三角形領域が形成されると共に、各矩形状単位領域における2つの三角形領域内に中央領域の左側領域から右側領域まで延長される周期的溝体と右側領域から左側領域まで延長される周期的溝体がそれぞれ形成されている皺伸ばしロールを用いることを特徴とし、
請求項8に係る発明は、
請求項6に記載の皺伸ばし方法において、
ロール本体の外周方向に亘り上記中央領域を均等に区画して複数の矩形状単位領域が形成され、かつ、一方の矩形状単位領域には中央領域の左側領域から右側領域まで延長される周期的溝体が形成されると共に、上記矩形状単位領域に隣接する他方の矩形状単位領域には中央領域の右側領域から左側領域まで延長される周期的溝体が形成されている皺伸ばしロールを用いることを特徴とし、
請求項9に係る発明は、
請求項6〜8のいずれかに記載の皺伸ばし方法において、
上記皺伸ばしロールにおける中央領域の幅寸法が、周期的溝体における溝間のピッチ寸法以上、長尺樹脂フィルムにおける幅寸法の20%以下に設定されていることを特徴とし、
請求項10に係る発明は、
請求項7または8に記載の皺伸ばし方法において、
皺伸ばしロール外周面に長尺樹脂フィルムが接している角度(抱き角)内に、上記皺伸ばしロールにおける一方の矩形状単位領域とこれに隣接する他方の矩形状単位領域を単位とする一組の矩形状単位領域が含まれるようにしたことを特徴とし、
請求項11に係る発明は、
請求項6〜10のいずれかに記載の皺伸ばし方法において、
ロール本体の外周面を被覆する上記ゴム製被膜が、フッ素ゴムにより構成されていることを特徴とするものである。
真空チャンバー内をロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムに対し、熱負荷が伴う表面処理を行なう表面処理手段を具備する表面処理装置において、
請求項1〜5のいずれかに記載された皺伸ばしロールを真空チャンバー内に有することを特徴とし、
請求項13に係る発明は、
請求項12に記載の表面処理装置において、
請求項2または3に記載された皺伸ばしロール外周面に長尺樹脂フィルムが接している角度(抱き角)内に、上記皺伸ばしロールにおける一方の矩形状単位領域とこれに隣接する他方の矩形状単位領域を単位とする一組の矩形状単位領域が含まれるようにしたことを特徴とし、
請求項14に係る発明は、
請求項12または13に記載の表面処理装置において、
表面処理手段により処理された長尺樹脂フィルムの搬送路下流側に上記皺伸ばしロールが設置されていることを特徴とし、
請求項15に係る発明は、
請求項12〜14のいずれかに記載の表面処理装置において、
熱負荷を伴う表面処理が、真空成膜法による処理であることを特徴とし、
請求項16に係る発明は、
真空成膜装置において、
請求項15に記載の真空成膜法がマグネトロンスパッタリングであることを特徴とする。
真空チャンバー内をロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムに対し、熱負荷が伴う表面処理を行なう表面処理方法において、
表面処理によりフィルム皺が生じた長尺樹脂フィルムに対して請求項6〜11のいずれかに記載された皺伸ばし方法を施すことを特徴とし、
請求項18に係る発明は、
請求項17に記載の表面処理方法において、
熱負荷を伴う表面処理が、真空成膜法による処理であることを特徴とし、
また、請求項19に係る発明は、
真空成膜方法において、
請求項18に記載の真空成膜法がマグネトロンスパッタリングであることを特徴とするものである。
ゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体が、外周線を中央に有する中央領域と該中央領域の上記軸方向両側に位置する両側領域とに区画され、中央領域は上記外周線を中央にして左側に位置する左側領域と右側に位置する右側領域とで構成されると共に、中央領域の左側領域と右側領域に形成される周期的溝体が、中央領域内において周期的溝体の各溝が互いに交差することなく、左側領域から上記外周線を越えて右側領域まで延長され、かつ、右側領域から上記外周線を越えて左側領域まで延長されて中央領域内に上記外周線を基端側とするV字形状先端が形成されないようになっている。
真空チャンバー内に上記皺伸ばしロールを有しているため、熱負荷を伴う処理に起因して長尺樹脂フィルムに生じたフィルム皺を均等かつ確実に取り除くことが可能となり、
更に、本発明に係る表面処理方法によれば、
熱負荷を伴う処理に起因してフィルム皺が生じた長尺樹脂フィルムに対し、上記皺伸ばし方法を施しているため、長尺樹脂フィルムに形成されたフィルム皺を均等かつ確実に取り除くことが可能となる。
まず、本発明に係る皺伸ばしロールは、
ロール本体の外周面を被覆するゴム製被膜と、
ゴム製被膜面上の軸方向略中央に位置する中心点をそれぞれ結んで形成される外周線を基端側としかつこの基端側から軸方向両端側へ向けてV字形状となるように対称的に伸びる互いに平行若しくは略平行で上記V字形状先端が向かう方向とロール本体の回転方向が同一となるようにゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体とで構成される幅広げ機構を備え、
ゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体が、上記外周線を中央に有する中央領域と該中央領域の上記軸方向両側に位置する両側領域とに区画され、
中央領域は上記外周線を中央にして左側に位置する左側領域と右側に位置する右側領域とで構成されると共に、
中央領域の左側領域と右側領域に形成される周期的溝体が、中央領域内において周期的溝体の各溝が互いに交差することなく、左側領域から上記外周線を越えて右側領域まで延長され、かつ、右側領域から上記外周線を越えて左側領域まで延長されて、
中央領域内に上記外周線を基端側とするV字形状先端が形成されないようにしたことを特徴とするものである。
上記ゴム製被膜外周面に設けられた周期的溝体の中央領域の位置と、長尺樹脂フィルムの幅方向略中央部に形成されたフィルム皺の位置とが偶然に一致するような場合においても、長尺樹脂フィルムの幅方向略中央部に形成されたフィルム皺に対し、上記中央領域の左側領域から外周線を越えて右側領域まで延長された周期的溝体並びに中央領域の右側領域から外周線を越えて左側領域まで延長された周期的溝体のそれぞれが作用するため、長尺樹脂フィルムに形成されたフィルム皺を均等かつ確実に取り除くことができる。
図6(A)〜(C)に示すように、ロール本体外周面を被覆するゴム製被膜とこの外周面に設けられた複数の周期的溝体53とで構成された幅広げ機構を備える第一実施の形態に係る皺伸ばしロール52は、上記複数の周期的溝体53が、外周線52Pを中央に有する中央領域52aと該中央領域52aの軸方向両側に位置する両側領域52b、52cとに区画され、かつ、上記中央領域52aは、外周線52Pを中央にしてその左側に位置する左側領域52a1と右側に位置する右側領域52a2とで構成されている。
図7(A)〜(C)に示すように、ロール本体外周面を被覆するゴム製被膜とこの外周面に設けられた複数の周期的溝体63とで構成された幅広げ機構を備える第二実施の形態に係る皺伸ばしロール62は、上記複数の周期的溝体63が、外周線62Pを中央に有する中央領域62aと該中央領域62aの軸方向両側に位置する両側領域62b、62cとに区画され、かつ、上記中央領域62aは、外周線62Pを中央にしてその左側に位置する左側領域62a1と右側に位置する右側領域62a2とで構成されている。
以下、図1に示すスパッタリングウェブコーターを使用し、長尺樹脂フィルム(ポリイミドフィルム)に金属膜を成膜して金属膜付長尺樹脂フィルムを製造するときに発生するフィルム皺と、本発明に係る皺伸ばしロールを適用した場合の効果について説明する。
ます、長尺樹脂フィルム113が成膜中に全てのマグネトロンスパッタリングカソード130、131、132、133を通過したときのフィルム温度について、長尺樹脂フィルム113に熱電対を貼り付けて測定した。
次に、長尺樹脂フィルム113が巻き出し室110の乾燥用ヒーター117、118を通過したときのフィルム温度について、長尺樹脂フィルム113に熱電対を貼り付けて測定した。
更に、長尺樹脂フィルム113がイオンビーム室134のイオンビーム発生装置138を通過したときのフィルム温度について、長尺樹脂フィルム113に熱電対を貼り付けて測定した。
(3−1)長尺樹脂フィルム
本発明で適用される長尺樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムのような長尺樹脂フィルムや、ポリイミドフィルムのような長尺耐熱性樹脂フィルム等が例示される。
本発明に係る皺伸ばしロールが組み込まれたスパッタリングウェブコーターを用いて、銅張積層樹脂フィルム(金属膜付長尺樹脂フィルム)基板を製造することができる。
実施例で使用した皺伸ばしロールは、図6(A)〜(C)に示した第一実施の形態に係る皺伸ばしロールと、図7(A)〜(C)に示した第二実施の形態に係る皺伸ばしロールの2種類を用いた。
まず、図6(A)〜(C)に示した第一実施の形態に係る皺伸ばしロールは、ロール本体外周面を被覆するフッ素ゴム(デュポン社製 登録商標「バイトン」)製被膜とゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体53とで構成された幅広げ機構を備え、複数の周期的溝体53が、外周線52Pを中央に有する中央領域52aと、該中央領域52aの軸方向両側に位置する両側領域52b、52cとに区画され、かつ、上記中央領域52aは、外周線52Pを中央にしてその左側に位置する左側領域52a1と右側に位置する右側領域52a2とで構成されている。
次に、図7(A)〜(C)に示した第二実施の形態に係る皺伸ばしロールは、ロール本体外周面を被覆するフッ素ゴム(デュポン社製 登録商標「バイトン」)製被膜とゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体63とで構成された幅広げ機構を備え、複数の周期的溝体63が、外周線62Pを中央に有する中央領域62aと、該中央領域62aの軸方向両側に位置する両側領域62b、62cとに区画され、かつ、上記中央領域62aは、外周線62Pを中央にしてその左側に位置する左側領域62a1と右側に位置する右側領域62a2とで構成されている。
比較例で用いた皺伸ばしロールは、図8に示す従来の皺伸ばしロールにおける外周線(ゴム製被膜面上の軸方向略中央に位置する中心点をそれぞれ結んで形成される外周線)12Pが、図8と図2(B)、図3(B)に示す線状でなく若干幅を有する変形例に係る従来の皺伸ばしロールである。
図1に示すスパッタリングウェブコーターを用い、長尺樹脂フィルム113には幅500mm、長さ1000m、厚さ25μmの東レ・デュポン株式会社製の耐熱性ポリイミドフィルム「カプトン(登録商標)」を使用している。
実施例1では、上記スパッタリングウェブコーターにおける巻き出し室110内のフリーロール119、イオンビーム室134内のフリーロール137、および、成膜室111内の後フィードロール124に、図6(A)〜(C)に示した第一実施の形態に係る皺伸ばしロールがそれぞれ用いられている。
(1)フィルムの搬送速度が「4m/分」のとき、上記皺伸ばしロールで構成されたフリーロール119、フリーロール137および後フィードロール124の各上流側でフィルム皺が発生することはなかった。
実施例2では、スパッタリングウェブコーターにおける巻き出し室110内のフリーロール119にのみ、第一実施の形態に係る皺伸ばしロールが用いられている。
(1)フィルムの搬送速度が「4m/分」のとき、上記皺伸ばしロールで構成されたフリーロール119、皺伸ばし機能を有しないゴム製ロールで構成されたフリーロール137並びに後フィードロール124の上流側でフィルム皺が発生することはなかった。
実施例3では、スパッタリングウェブコーターにおけるイオンビーム室134内のフリーロール137にのみ、第一実施の形態に係る皺伸ばしロールが用いられている。
(1)フィルムの搬送速度が「4m/分」のとき、皺伸ばし機能を有しないゴム製ロールで構成されたフリーロール119、上記皺伸ばしロールで構成されたフリーロール137、皺伸ばし機能を有しないゴム製ロールで構成された後フィードロール124の上流側でフィルム皺が発生することはなかった。
実施例4では、スパッタリングウェブコーターにおける成膜室111内の後フィードロール(モーター駆動ロール)124にのみ、第一実施の形態に係る皺伸ばしロールが用いられている。
(1)フィルムの搬送速度が「4m/分」のとき、皺伸ばし機能を有しないゴム製ロールで構成されたフリーロール119並びにフリーロール137、上記皺伸ばしロールで構成された後フィードロール124の上流側でフィルム皺が発生することはなかった。
比較例1では、上記スパッタリングウェブコーターにおける巻き出し室110内のフリーロール119、イオンビーム室134内のフリーロール137、および、成膜室111内の後フィードロール124に、図4(A)〜(B)に示す変形例に係る従来の皺伸ばしロールがそれぞれ用いられている。
(1)フィルムの搬送速度が「4m/分」のとき、従来の皺伸ばしロールで構成されたフリーロール119、フリーロール137および後フィードロール124の各上流側でフィルム皺が発生することはなかった。
比較例2では、スパッタリングウェブコーターにおける巻き出し室110内のフリーロール119にのみ、図4(A)〜(B)に示す従来の皺伸ばしロールが用いられている。
(1)フィルムの搬送速度が「4m/分」のとき、従来の皺伸ばしロールで構成されたフリーロール119、皺伸ばし機能を有しないゴム製ロールで構成されたフリーロール137並びに後フィードロール124の上流側でフィルム皺が発生することはなかった。
比較例3では、スパッタリングウェブコーターにおけるイオンビーム室134内のフリーロール137にのみ、図4(A)〜(B)に示した従来の皺伸ばしロールが用いられている。
(1)フィルムの搬送速度が「4m/分」のとき、皺伸ばし機能を有しないゴム製ロールで構成されたフリーロール119、従来の皺伸ばしロールで構成されたフリーロール137、皺伸ばし機能を有しないゴム製ロールで構成された後フィードロール124の上流側でフィルム皺が発生することはなかった。
比較例4では、スパッタリングウェブコーターにおける成膜室111内の後フィードロール(モーター駆動ロール)124にのみ、図4(A)〜(B)に示した従来の皺伸ばしロールが用いられている。
(1)フィルムの搬送速度が「4m/分」のとき、皺伸ばし機能を有しないゴム製ロールで構成されたフリーロール119並びにフリーロール137、従来の皺伸ばしロールで構成された後フィードロール124の上流側でフィルム皺が発生することはなかった。
113 長尺樹脂フィルム
114 巻き出しロール
115 張力センサーロール
116 ヒーターボックス
117 乾燥用ヒーター
118 乾燥用ヒーター
119 フリーロール
134 イオンビーム室
135 フリーロール
136 冷却ロール
137 フリーロール
138 イオンビーム発生装置
111 成膜室
120 フリーロール
121 張力センサーロール
122 前フィードロール
123 冷却キャンロール
124 後フィードロール
125 張力センサーロール
126 フリーロール
130 マグネトロンスパッタリングカソード
131 マグネトロンスパッタリングカソード
132 マグネトロンスパッタリングカソード
133 マグネトロンスパッタリングカソード
112 巻き取り室
127 フリーロール
128 張力センサーロール
129 巻き取りロール
11 長尺樹脂フィルム
12 皺伸ばしロール
12P 外周線
13 周期的溝体
14 フィルム皺
21 長尺樹脂フィルム
22 皺伸ばしロール
22P 外周線
23 周期的溝体
24 フィルム皺
31 長尺樹脂フィルム
32 皺伸ばしロール
32P 外周線部
33 周期的溝体
34 フィルム皺
41 長尺樹脂フィルム
42 皺伸ばしロール
42P 外周線部
43 周期的溝体
44 フィルム皺
51 長尺樹脂フィルム
52 皺伸ばしロール
52P 外周線
52a 中央領域
52a1 左側領域
52a2 右側領域
52b 両側領域
52c 両側領域
521 矩形状単位領域
522 矩形状単位領域
53 周期的溝体
54 フィルム皺
61 長尺樹脂フィルム
62 皺伸ばしロール
62P 外周線
62a 中央領域
62a1 左側領域
62a2 右側領域
62b 両側領域
62c 両側領域
621 矩形状単位領域
622 矩形状単位領域
63 周期的溝体
64 フィルム皺
Claims (19)
- ロール本体の外周面を被覆するゴム製被膜と、ゴム製被膜面上の軸方向略中央に位置する中心点をそれぞれ結んで形成される外周線を基端側としかつこの基端側から軸方向両端側へ向けてV字形状となるように対称的に伸びる互いに平行若しくは略平行で上記V字形状先端が向かう方向とロール本体の回転方向が同一となるようにゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体とで構成される幅広げ機構を備え、上記ゴム製被膜の外周面に接触しながら真空チャンバー内をロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムに対し上記幅広げ機構により長尺樹脂フィルムの幅方向へ向けて張力を付与する皺伸ばしロールにおいて、
ゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体が、上記外周線を中央に有する中央領域と該中央領域の上記軸方向両側に位置する両側領域とに区画され、中央領域は上記外周線を中央にして左側に位置する左側領域と右側に位置する右側領域とで構成されると共に、中央領域の左側領域と右側領域に形成される周期的溝体が、中央領域内において周期的溝体の各溝が互いに交差することなく、左側領域から上記外周線を越えて右側領域まで延長され、かつ、右側領域から上記外周線を越えて左側領域まで延長されて、中央領域内に上記外周線を基端側とするV字形状先端が形成されないようにしたことを特徴とする皺伸ばしロール。 - ロール本体の外周方向に亘り上記中央領域を均等に区画して複数の矩形状単位領域が形成され、かつ、一方の矩形状単位領域にはロール本体の回転方向後端左側角部と先端右側角部を結ぶ直線で区画された2つの三角形領域が形成され、上記矩形状単位領域に隣接する他方の矩形状単位領域にはロール本体の回転方向先端左側角部と後端右側角部を結ぶ直線で区画された2つの三角形領域が形成されると共に、各矩形状単位領域における2つの三角形領域内に中央領域の左側領域から右側領域まで延長される周期的溝体と右側領域から左側領域まで延長される周期的溝体がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の皺伸ばしロール。
- ロール本体の外周方向に亘り上記中央領域を均等に区画して複数の矩形状単位領域が形成され、かつ、一方の矩形状単位領域には中央領域の左側領域から右側領域まで延長される周期的溝体が形成されると共に、上記矩形状単位領域に隣接する他方の矩形状単位領域には中央領域の右側領域から左側領域まで延長される周期的溝体が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の皺伸ばしロール。
- 上記中央領域の幅寸法が、周期的溝体における溝間のピッチ寸法以上、長尺樹脂フィルムにおける幅寸法の20%以下に設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の皺伸ばしロール。
- ロール本体の外周面を被覆する上記ゴム製被膜が、フッ素ゴムにより構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の皺伸ばしロール。
- ロール本体の外周面を被覆するゴム製被膜と、ゴム製被膜面上の軸方向略中央に位置する中心点をそれぞれ結んで形成される外周線を基端側としかつこの基端側から軸方向両端側へ向けてV字形状となるように対称的に伸びる互いに平行若しくは略平行で上記V字形状先端が向かう方向とロール本体の回転方向が同一となるようにゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体とで構成される幅広げ機構を備えた皺伸ばしロールを用い、真空チャンバー内をロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムに生じたフィルム皺を上記幅広げ機構により取り除く皺伸ばし方法において、
上記皺伸ばしロールにおけるゴム製被膜の外周面に設けられた複数の周期的溝体が、上記外周線を中央に有する中央領域と該中央領域の上記軸方向両側に位置する両側領域とに区画され、中央領域は上記外周線を中央にして左側に位置する左側領域と右側に位置する右側領域とで構成されると共に、中央領域の左側領域と右側領域に形成される周期的溝体が、中央領域内において周期的溝体の各溝が互いに交差することなく、左側領域から上記外周線を越えて右側領域まで延長され、かつ、右側領域から上記外周線を越えて左側領域まで延長されて中央領域内に上記外周線を基端側とするV字形状先端が形成されないようにした皺伸ばしロールを用いることを特徴とする皺伸ばし方法。 - ロール本体の外周方向に亘り上記中央領域を均等に区画して複数の矩形状単位領域が形成され、かつ、一方の矩形状単位領域にはロール本体の回転方向後端左側角部と先端右側角部を結ぶ直線で区画された2つの三角形領域が形成され、上記矩形状単位領域に隣接する他方の矩形状単位領域にはロール本体の回転方向先端左側角部と後端右側角部を結ぶ直線で区画された2つの三角形領域が形成されると共に、各矩形状単位領域における2つの三角形領域内に中央領域の左側領域から右側領域まで延長される周期的溝体と右側領域から左側領域まで延長される周期的溝体がそれぞれ形成されている皺伸ばしロールを用いることを特徴とする請求項6に記載の皺伸ばし方法。
- ロール本体の外周方向に亘り上記中央領域を均等に区画して複数の矩形状単位領域が形成され、かつ、一方の矩形状単位領域には中央領域の左側領域から右側領域まで延長される周期的溝体が形成されると共に、上記矩形状単位領域に隣接する他方の矩形状単位領域には中央領域の右側領域から左側領域まで延長される周期的溝体が形成されている皺伸ばしロールを用いることを特徴とする請求項6に記載の皺伸ばし方法。
- 上記皺伸ばしロールにおける中央領域の幅寸法が、周期的溝体における溝間のピッチ寸法以上、長尺樹脂フィルムにおける幅寸法の20%以下に設定されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の皺伸ばし方法。
- 皺伸ばしロール外周面に長尺樹脂フィルムが接している角度(抱き角)内に、上記皺伸ばしロールにおける一方の矩形状単位領域とこれに隣接する他方の矩形状単位領域を単位とする一組の矩形状単位領域が含まれるようにしたことを特徴とする請求項7または8に記載の皺伸ばし方法。
- ロール本体の外周面を被覆する上記ゴム製被膜が、フッ素ゴムにより構成されていることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の皺伸ばし方法。
- 真空チャンバー内をロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムに対し、熱負荷が伴う表面処理を行なう表面処理手段を具備する表面処理装置において、
請求項1〜5のいずれかに記載された皺伸ばしロールを真空チャンバー内に有することを特徴とする表面処理装置。 - 請求項2または3に記載された皺伸ばしロール外周面に長尺樹脂フィルムが接している角度(抱き角)内に、上記皺伸ばしロールにおける一方の矩形状単位領域とこれに隣接する他方の矩形状単位領域を単位とする一組の矩形状単位領域が含まれるようにしたことを特徴とする請求項12に記載の表面処理装置。
- 表面処理手段により処理された長尺樹脂フィルムの搬送路下流側に上記皺伸ばしロールが設置されていることを特徴とする請求項12または13に記載の表面処理装置。
- 熱負荷を伴う表面処理が、真空成膜法による処理であることを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の表面処理装置。
- 請求項15に記載の真空成膜法がマグネトロンスパッタリングであることを特徴とする真空成膜装置。
- 真空チャンバー内をロール・ツー・ロール方式により搬送される長尺樹脂フィルムに対し、熱負荷が伴う表面処理を行なう表面処理方法において、
表面処理によりフィルム皺が生じた長尺樹脂フィルムに対して請求項6〜11のいずれかに記載された皺伸ばし方法を施すことを特徴とする表面処理方法。 - 熱負荷を伴う表面処理が真空成膜法による処理であることを特徴とする請求項17に記載の表面処理方法。
- 請求項18に記載の真空成膜法がマグネトロンスパッタリングであることを特徴とする真空成膜方法。
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