JP2015020182A - はんだ組成物、ソルダペーストおよび電子回路基板 - Google Patents

はんだ組成物、ソルダペーストおよび電子回路基板 Download PDF

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Abstract

【課題】耐クラック性に優れるはんだ組成物、そのはんだ組成物を含有するソルダペースト、および、そのソルダペーストを用いて得られる電子回路基板を提供すること。【解決手段】はんだ組成物は、スズ、銀、銅、ビスマス、ニッケルおよびコバルトからなるはんだ合金と、金属酸化物および/または金属窒化物とからなり、はんだ組成物の総量に対して、銀の含有割合が、2質量%以上4質量%以下であり、銅の含有割合が、0.1質量%以上1質量%以下であり、ビスマスの含有割合が、0.5質量%以上4.8質量%以下であり、ニッケルの含有割合が、0.01質量%以上0.15質量%以下であり、コバルトの含有割合が、0.001質量%以上0.008質量%以下であり、金属酸化物および/または金属窒化物の含有割合が、0質量%を超過し1.0質量%以下であり、スズの含有割合が、残余の割合である。【選択図】なし

Description

本発明は、はんだ組成物、ソルダペーストおよび電子回路基板に関し、詳しくは、スズ−銀−銅系のはんだ合金を含むはんだ組成物、そのはんだ組成物を含有するソルダペースト、および、そのソルダペーストを用いて得られる電子回路基板に関する。
一般的に、電気・電子機器などにおける金属接合では、ソルダペーストを用いたはんだ接合が採用されており、このようなソルダペーストには、従来、鉛を含有するはんだ合金が用いられる。
しかしながら、近年、環境負荷の観点から、鉛の使用を抑制することが要求されており、そのため、鉛を含有しないはんだ合金(鉛フリーはんだ合金)の開発が進められている。
このような鉛フリーはんだ合金としては、例えば、スズ−銅系合金、スズ−銀−銅系合金、スズ−ビスマス系合金、スズ−亜鉛系合金などがよく知られているが、とりわけ、スズ−銀−銅系合金は、強度などに優れるため、広く用いられている。
このようなスズ−銀−銅系のはんだ合金としては、例えば、Agを2.8〜4質量%、Inを3〜5.5質量%、Cuを0.5〜1.1質量%を含み、さらに、Bi、Ni、Co、Fe、P、Ge、Znなどを含み、残部がSnからなる車載電子回路用鉛フリーはんだが、提案されている(特許文献1(実施例18〜25)参照。)。
また、その他のスズ−銀−銅系のはんだ合金として、例えば、Agを2.8〜4質量%、Biを1.5〜6質量%、Cuを0.8〜1.2質量%を含み、さらに、Ni、Co、Fe、P、Ge、Inなどを含み、残部がSnからなる車載用鉛フリーはんだが、提案されている(特許文献2(実施例7〜13)参照。)。
国際公開パンフレットWO2009/011392 国際公開パンフレットWO2009/011341
一方、このようなはんだ合金としては、例えば、部材間の接合に用いられた場合に、その接合部におけるクラック、および、部材の破損を抑制するため、柔軟性(耐クラック性)が要求されている。しかし、上記のはんだ合金は、耐クラック性が十分ではないという不具合がある。
本発明の目的は、耐クラック性に優れるはんだ組成物、そのはんだ組成物を含有するソルダペースト、および、そのソルダペーストを用いて得られる電子回路基板を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の一観点に係るはんだ組成物は、スズ−銀−銅系のはんだ合金と、金属酸化物および/または金属窒化物とからなるはんだ組成物であって、前記はんだ合金は、スズ、銀、銅、ビスマス、ニッケルおよびコバルトからなり、前記はんだ組成物の総量に対して、前記銀の含有割合が、2質量%以上4質量%以下であり、前記銅の含有割合が、0.1質量%以上1質量%以下であり、前記ビスマスの含有割合が、0.5質量%以上4.8質量%以下であり、前記ニッケルの含有割合が、0.01質量%以上0.15質量%以下であり、前記コバルトの含有割合が、0.001質量%以上0.008質量%以下であり、前記金属酸化物および/または金属窒化物の含有割合が、0質量%を超過し1.0質量%以下であり、前記スズの含有割合が、残余の割合であることを特徴としている。
また、前記はんだ組成物では、前記コバルトの含有量に対する、前記ニッケルの含有量の質量比(Ni/Co)が、1以上200以下であることが好適である。
また、前記はんだ組成物では、前記はんだ組成物の総量に対して、前記ビスマスの含有割合が、1.8質量%以上4.2質量%以下であることが好適である。
また、前記はんだ組成物は、さらにアンチモンを含有し、前記はんだ組成物の総量に対して、前記アンチモンの含有割合が、0.1質量%以上5.0質量%以下であり、前記ビスマスの含有割合が、0.5質量%以上4.2質量%以下であることが好適である。
また、前記はんだ組成物は、さらにインジウムを含有し、前記はんだ組成物の総量に対して、前記インジウムの含有割合が、2.2質量%以上6.2質量%以下であることが好適である。
また、前記はんだ組成物では、前記ビスマスの含有量に対する、前記インジウムの含有量の質量比(In/Bi)が、0.5以上6.5以下であることが好適である。
また、前記はんだ組成物では、前記はんだ組成物の総量に対して、前記銅の含有割合が、0.3質量%以上0.7質量%以下であることが好適である。
また、本発明の他の一観点に係るソルダペーストは、上記のはんだ組成物からなるはんだ粉末と、フラックスとを含有することを特徴としている。
また、本発明のさらに他の一観点に係る電子回路基板は、上記のソルダペーストによるはんだ付部を備えることを特徴としている。
本発明の一観点に係るはんだ組成物は、はんだ合金が、スズ、銀、銅、ビスマス、ニッケルおよびコバルトを含有し、はんだ組成物の総量に対して、銀の含有割合が、2質量%以上4質量%以下であり、ニッケルの含有割合が、0.01質量%以上0.15質量%以下であり、コバルトの含有割合が、0.001質量%以上0.008質量%以下であり、さらに、はんだ合金の他、金属酸化物および/または金属窒化物を、0質量%を超過し1.0質量%以下の割合で含有している。そのため、耐クラック性の向上を図ることができる。
そして、本発明の他の一観点に係るソルダペーストは、上記はんだ組成物を含有するので耐クラック性の向上を図ることができる。
また、本発明のさらに他の一観点に係る電子回路基板は、はんだ付において、上記ソルダペーストが用いられるので、そのはんだ付部において、耐クラック性の向上を図ることができる。
本発明の一観点に係るはんだ組成物は、はんだ合金と、金属酸化物および/または金属窒化物とを含有するはんだ材料である。
はんだ合金は、スズ−銀−銅系のはんだ合金であって、必須成分として、スズ、銀、銅、ビスマス、ニッケルおよびコバルトを含有している。
このようなはんだ合金において、スズの含有割合は、後述する各成分の残余の割合であって、各成分の配合量に応じて、適宜設定される。
銀の含有割合は、はんだ組成物の総量に対して、2質量%以上、好ましくは、2質量%を超過、より好ましくは、2.5質量%以上であり、4質量%以下、好ましくは、4質量%未満、より好ましくは、3.8質量%以下である。
上記はんだ組成物は、銀の含有割合を上記範囲に設定しているので、優れた強度、耐久性および耐クラック性を備えることができる。
一方、銀の含有割合が上記下限未満である場合には、強度や耐クラック性に劣ったり、後述する銅による効果(耐侵食性)の発現を阻害する。また、銀の含有割合が上記上限を超過する場合には、融点が高くなり、また、伸びや耐クラック性などの機械特性が低下する。さらに、過剰の銀が、後述するコバルトの効果(耐久性)の発現を阻害する。
銅の含有割合は、はんだ組成物の総量に対して、0.1質量%以上、好ましくは、0.3質量%以上、より好ましくは、0.4質量%以上であり、1質量%以下、好ましくは、0.7質量%以下、より好ましくは、0.6質量%以下である。
銅の含有割合が上記範囲であれば、優れた耐侵食性、強度および耐クラック性を確保することができる。
一方、銅の含有割合が上記下限未満である場合には、耐クラック性や耐侵食性に劣り、銅喰われなどを生じる場合がある。すなわち、銅の含有割合が上記下限未満である場合には、そのはんだ組成物を用いてはんだ付するときに、電子回路基板の銅パターンやスルーホールが、はんだ組成物により溶解される場合(銅喰われ)がある。また、銅の含有割合が上記上限を超過する場合には、耐クラック性や耐久性(とりわけ、耐冷熱疲労性)に劣る場合や、強度に劣る場合がある。
ビスマスの含有割合は、はんだ組成物の総量に対して、0.5質量%以上、好ましくは、0.8質量%以上、より好ましくは、1.2質量%以上、さらに好ましくは、1.8質量%以上、とりわけ好ましくは、2.2質量%以上であり、4.8質量%以下、好ましくは、4.2質量%以下、より好ましくは、3.5質量%以下、さらに好ましくは、3.0質量%以下である。
ビスマスの含有割合が上記範囲であれば、融点を低く抑えるとともに、優れた強度、耐久性および耐クラック性を確保することができる。
一方、ビスマスの含有割合が上記下限未満である場合には、耐クラック性および強度に劣る場合があり、さらに、耐久性にも劣る場合がある。また、ビスマスの含有割合が上記上限を超過する場合にも、耐クラック性および強度に劣る場合があり、さらに、耐久性にも劣る場合がある。
ニッケルの含有割合は、はんだ組成物の総量に対して、0.01質量%以上、好ましくは、0.03質量%以上、より好ましくは、0.04質量%以上であり、0.15質量%以下、好ましくは、0.1質量%以下、より好ましくは、0.06質量%以下である。
ニッケルの含有割合が上記範囲であれば、はんだの組織を微細化させることができ、耐クラック性、強度および耐久性の向上を図ることができる。
一方、ニッケルの含有割合が上記下限未満である場合には、耐久性に劣り、さらに、組織の微細化を図ることができず、耐クラック性および強度に劣る。また、ニッケルの含有割合が上記上限を超過する場合には、耐久性および耐クラック性に劣るとともに、はんだ組成物の融点が上昇して、濡れ性が低下するなど、ソルダペーストの実用性が低下する。
コバルトの含有割合は、はんだ組成物の総量に対して、0.001質量%以上、好ましくは、0.003質量%以上、より好ましくは、0.004質量%以上であり、0.008質量%以下、好ましくは、0.006質量%以下である。
はんだ合金がコバルトを含有すると、はんだ組成物から得られるソルダペーストにおいて、はんだ付界面に形成される金属間化合物層(例えば、Sn−Cu、Sn−Co、Sn−Cu−Coなど)が、厚くなり、熱の負荷や、熱変化による負荷によっても成長し難くなる。また、コバルトが、はんだ中に分散析出することにより、はんだを強化することができる。
また、はんだ組成物が上記割合でコバルトを含有する場合には、はんだの組織を微細化させることができ、優れた耐クラック性、強度および耐久性の向上を図ることができ、さらに、ボイドの発生を抑制することができる。
一方、コバルトの含有割合が上記下限未満である場合には、耐久性に劣り、さらに、組織の微細化を図ることができず、耐クラック性および強度に劣る。また、コバルトの含有割合が上記上限を超過する場合には、耐クラック性および耐久性に劣り、さらに、ボイドの発生を抑制できないという不具合がある。
また、コバルトの含有量に対する、ニッケルの含有量の質量比(Ni/Co)は、例えば、1以上、好ましくは、5以上、より好ましくは、8以上であり、例えば、200以下、好ましくは、100以下、より好ましくは、50以下、さらに好ましくは、20以下、とりわけ好ましくは、12以下である。
コバルトとニッケルとの質量比(Ni/Co)が上記範囲であれば、はんだの組織を微細化させることができ、優れた耐クラック性および強度を確保することができる。
一方、コバルトとニッケルとの質量比(Ni/Co)が上記下限未満である場合には、組織の微細化を図ることができず、耐クラック性および強度に劣る場合や、ボイドの発生を抑制できない場合がある。また、コバルトとニッケルとの質量比(Ni/Co)が上記上限を超過する場合にも、組織の微細化を図ることができず、耐クラック性および強度に劣る場合や、ボイドの発生を抑制できない場合がある。
また、上記はんだ合金は、任意成分として、さらに、アンチモン、インジウムなどを含有することができる。
アンチモンの含有割合は、はんだ組成物の総量に対して、例えば、0.1質量%以上、好ましくは、0.2質量%以上、より好ましくは、0.4質量%以上であり、例えば、5.0質量%以下、好ましくは、4.5質量%以下、より好ましくは、4.0質量%以下である。
アンチモンの含有割合が上記範囲であれば、強度の向上を図ることができ、また、スズ中に固溶することにより、耐熱性、耐久性および耐クラック性の向上を図ることができる。
一方、アンチモンの含有割合が上記下限未満である場合には、耐クラック性、強度および耐久性に劣る場合がある。また、アンチモンの含有割合が上記上限を超過する場合にも、耐クラック性、強度および耐久性に劣る場合がある。
また、アンチモンの含有割合が上記範囲である場合、ビスマスの含有割合として、好ましくは、例えば、0.5質量%以上、好ましくは、0.8質量%以上、より好ましくは、1.2質量%以上であり、例えば、4.2質量%以下、好ましくは、3.5質量%以下、より好ましくは、3.0質量%以下である。
アンチモンの含有割合およびビスマスの含有割合が上記範囲であれば、強度、耐熱性、耐久性および耐クラック性の向上を図ることができる。
インジウムの含有割合は、はんだ組成物の総量に対して、例えば、2.2質量%以上、好ましくは、2.8質量%以上、より好ましくは、3.8質量%以上であり、例えば、6.2質量%以下、好ましくは、5.7質量%以下、より好ましくは、5.2質量%以下、とりわけ好ましくは、4.5質量%以下である。
インジウムの含有割合が上記範囲であれば、優れた耐クラック性、強度および耐久性を確保することができる。
すなわち、このはんだ合金は、スズおよび銀を含むので、通常、その中にAgSn(銀三スズ)組織が存在している。このようなAgSn組織は、繰り返し温度が上下されることにより凝集し、クラックを惹起する場合がある。
これに対して、はんだ合金にインジウムが上記割合で含有されている場合には、AgSnの凝集を阻害し、AgSn組織を微細化させることができるので、耐クラック性の向上を図ることができ、強度の向上を図ることができる。
一方、インジウムの含有割合が上記下限未満である場合には、組織の微細化を図ることができず、耐クラック性および強度に劣る場合があり、さらに、耐久性にも劣る場合がある。また、インジウムの含有割合が上記上限を超過する場合にも、組織の微細化を図ることができず、耐クラック性および強度に劣る場合があり、さらに、耐久性にも劣る場合がある。
また、ビスマスの含有量に対する、インジウムの含有量の質量比(In/Bi)は、例えば、0.5以上、好ましくは、0.8以上、より好ましくは、1.3以上であり、例えば、6.5以下、好ましくは、4.2以下、より好ましくは、3以下、さらに好ましくは、2.2以下、とりわけ好ましくは、1.8以下である。
ビスマスとインジウムとの質量比(In/Bi)が上記範囲であれば、優れた強度や濡れ性や耐クラック性を確保することができる。
一方、ビスマスとインジウムとの質量比(In/Bi)が上記下限未満である場合には、強度や濡れ性や耐クラック性に劣る場合がある。また、ビスマスとインジウムとの質量比(In/Bi)が上記上限を超過する場合にも、強度や濡れ性や耐クラック性に劣る場合がある。
そして、このようなはんだ合金は、上記した各金属成分を溶融炉において溶融させ、均一化するなど、公知の方法で合金化することにより得ることができる。
金属成分としては、特に制限されないが、均一に溶解させる観点から、好ましくは、粉末状の金属が用いられる。
金属の粉末の平均粒子径は、特に制限されないが、レーザ回折法による粒子径・粒度分布測定装置を用いた測定で、例えば、5μm以上、好ましくは、15μm以上、例えば、100μm以下、好ましくは、50μm以下である。
なお、はんだ合金の製造に用いられる金属の粉末は、本発明の優れた効果を阻害しない範囲において、微量の不純物(不可避不純物)を含有することができる。
そして、このようにして得られるはんだ合金の、DSC法(測定条件:昇温速度0.5℃/分)により測定される融点は、例えば、190℃以上、好ましくは、200℃以上であり、例えば、250℃以下、好ましくは、240℃以下である。
はんだ合金の融点が上記範囲であれば、ソルダペーストに用いた場合に、簡易かつ作業性よく金属接合することができる。
金属酸化物としては、例えば、酸化アルミニウム(アルミナ、酸化アルミニウムの水和物を含む。)、酸化鉄、酸化マグネシウム(マグネシア)、酸化チタン(チタニア)、酸化セリウム(セリア)、酸化ジルコニウム(ジルコニア)、酸化コバルトなどが挙げられる。また、金属酸化物として、例えば、チタン酸バリウムなどの複合金属酸化物や、さらには、金属イオンがドーピングされている、例えば、酸化インジウムスズ、酸化アンチモンスズなどのドープ処理金属酸化物が挙げられる。
これら金属酸化物は、単独使用または2種類以上併用することができる。
金属窒化物としては、例えば、窒化アルミニウム、窒化ジルコニウム、窒化ガリウム、窒化クロム、窒化タングステン、窒化マグネシウム、窒化モリブデン、窒化リチウムなどの金属窒化物が挙げられる。
これら金属窒化物は、単独使用または2種類以上併用することができる。
金属酸化物および/または金属窒化物として、耐クラック性の向上を図る観点から、好ましくは、金属酸化物が挙げられ、より好ましくは、ジルコニアが挙げられる。
また、このような金属酸化物および/または金属窒化物としては、特に制限されないが、好ましくは、粉末状の金属酸化物および/または金属窒化物が用いられる。
金属酸化物および/または金属窒化物の平均粒子径は、特に制限されないが、レーザ回折法による粒子径・粒度分布測定装置を用いた測定で、例えば、1nm〜50μmである。
金属酸化物および/または金属窒化物の含有割合は、はんだ組成物の総量に対して、例えば、0質量%を超過し、好ましくは、0.0001質量%以上、より好ましくは、0.001質量%以上、さらに好ましくは、0.01質量%以上であり、例えば、1.0質量%以下、好ましくは、0.8質量%以下、より好ましくは、0.5質量%以下である。
金属酸化物および/または金属窒化物の含有割合が上記範囲であれば、良好に耐クラック性の向上を図ることができる。
そして、はんだ組成物を得るには、特に制限されないが、例えば、上記のはんだ合金を製造するとき、具体的には、各金属成分を溶融炉において溶融(溶解)させるときに、各金属成分とともに、上記の金属酸化物および/または金属窒化物を添加する。これにより、はんだ合金と、金属酸化物および/または金属窒化物とを含有するはんだ組成物を得ることができる。
また、はんだ組成物を得る方法は、上記に限定されず、例えば、金属酸化物および/または金属窒化物と、別途製造された上記はんだ合金とを、物理的に混合することもできる。
好ましくは、はんだ合金を製造するときに、各金属成分とともに、金属酸化物および/または金属窒化物を添加する。
そして、上記はんだ組成物は、はんだ合金が、スズ、銀、銅、ビスマス、ニッケルおよびコバルトを含有し、はんだ組成物の総量に対して、銀の含有割合が、2質量%以上4質量%以下であり、ニッケルの含有割合が、0.01質量%以上0.15質量%以下であり、コバルトの含有割合が、0.001質量%以上0.008質量%以下であり、さらに、はんだ合金の他、金属酸化物および/または金属窒化物を、0質量%を超過し1.0質量%以下の割合で含有している。そのため、耐クラック性の向上を図ることができる。
また、上記はんだ組成物は、各種金属が上記した割合で含有されているため、融点を低く抑えるとともに、優れた耐久性、耐クラック性、耐侵食性などの機械特性を備えることができ、さらに、ボイド(空隙)の発生を抑制することができる。
そのため、このようなはんだ組成物は、好ましくは、ソルダペースト(ソルダペースト接合材)に含有される。
具体的には、本発明の他の一観点に係るソルダペーストは、上記したはんだ組成物と、フラックスとを含有している。
ソルダペーストにおいて、はんだ組成物は、好ましくは、粉末として含有される。
粉末形状としては、特に制限されず、例えば、実質的に完全な球状、例えば、扁平なブロック状、例えば、針状などが挙げられ、また、不定形であってもよい。粉末形状は、ソルダペーストに要求される性能(例えば、チクソトロピー、耐サギング性など)に応じて、適宜設定される。
はんだ組成物の粉末の平均粒子径(球状の場合)、または、平均長手方向長さ(球状でない場合)は、レーザ回折法による粒子径・粒度分布測定装置を用いた測定で、例えば、5μm以上、好ましくは、15μm以上、例えば、100μm以下、好ましくは、50μm以下である。
フラックスとしては、特に制限されず、公知のはんだフラックスを用いることができる。
具体的には、フラックスは、例えば、ベース樹脂(ロジン、アクリル樹脂など)、活性剤(例えば、エチルアミン、プロピルアミンなどアミンのハロゲン化水素酸塩、例えば、乳酸、クエン酸、安息香酸などの有機カルボン酸など)、チクソトロピー剤(硬化ひまし油、蜜ロウ、カルナバワックスなど)などを主成分とし、また、フラックスを液状にして使用する場合には、さらに有機溶剤を含有することができる。
そして、ソルダペーストは、上記したはんだ組成物からなる粉末と、上記したフラックスとを、公知の方法で混合することにより得ることができる。
はんだ組成物(粉末)と、フラックスとの配合割合は、はんだ組成物:フラックス(質量比)として、例えば、70:30〜90:10である。
そして、上記ソルダペーストは、本発明の一観点に係るはんだ組成物を含有するので耐クラック性の向上を図ることができる。また、融点を低く抑えるとともに、優れた耐久性、耐クラック性、耐侵食性などの機械特性を備えることができ、さらに、ボイド(空隙)の発生を抑制することができる。
また、本発明は、上記のソルダペーストによるはんだ付部を備える電子回路基板を含んでいる。
すなわち、上記のソルダペーストは、例えば、電気・電子機器などの電子回路基板の電極と、電子部品とのはんだ付(金属接合)において、好適に用いられる。
電子部品としては、特に制限されず、例えば、抵抗器、ダイオード、コンデンサ、トランジスタなどの公知の電子部品が挙げられる。
そして、このような電子回路基板は、はんだ付において、上記のソルダペーストが用いられるので、そのはんだ付部において、優れた耐久性、耐クラック性、耐侵食性などの機械特性を備えることができ、さらに、ボイド(空隙)の発生を抑制することができる。
なお、上記はんだ組成物の使用方法は、上記ソルダペーストに限定されず、例えば、やに入りはんだ接合材の製造に用いることもできる。具体的には、例えば、公知の方法(例えば、押出成形など)により、上記のフラックスをコアとして、上記したはんだ組成物を線状に成形することにより、やに入りはんだ接合材を得ることもできる。
そして、このようなやに入りはんだ接合材も、ソルダペーストと同様、例えば、電気・電子機器などの電子回路基板のはんだ付(金属接合)において、好適に用いられる。
次に、本発明を、実施例および比較例に基づいて説明するが、本発明は、下記の実施例によって限定されるものではない。
実施例1〜69および比較例1〜27
・はんだ組成物の調製
表1〜4に記載の各金属の粉末と、金属酸化物および/または金属窒化物の粉末とを、表1〜4に記載の配合割合でそれぞれ混合し、得られた金属混合物を溶解炉にて溶解および均一化させて、はんだ組成物を調製した。表1〜4に記載のはんだ組成物の配合処方においては、スズ(Sn)の記載を省略した。各実施例および各比較例の配合処方におけるスズ(Sn)の配合割合は、表1〜4に記載の各金属、金属酸化物および金属窒化物の配合割合(質量%)を差し引いた残部である。
実施例1〜3のはんだ組成物は、Ag、Cu、In、Bi、NiおよびCoの各金属と、ZrOとを表1に示す割合で配合して、残部をSnとしたものである。
実施例4〜14は、実施例2の処方に対して、Niおよび/またはCoの配合割合を増減させた処方の例である。
実施例15〜33は、実施例2の処方に対して、Inおよび/またはBiの配合割合を増減させた処方の例である。
実施例34〜43は、実施例2の処方に対して、さらに、Sbを配合した処方であって、Ag、In、Bi、Sbの配合割合を増減させた処方の例である。
実施例44〜54は、実施例2の処方に対して、Inを配合することなく、さらに、Sbを配合した処方であって、Ag、Bi、Sbの配合割合を実施例34〜42に準じて増減させた処方の例である。
実施例55のはんだ組成物は、Ag、Cu、In、Bi、Sb、NiおよびCoの各金属と、酸化ジルコニウム(ZrO)とを表3に示す割合で配合して、残部をSnとしたものである。
実施例56〜58は、実施例2の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)の配合割合を変えた処方の例である。
実施例59〜61および比較例25は、実施例36の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)の配合割合を変えた処方の例である。
実施例62〜64および比較例27は、実施例55の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)の配合割合を変えた処方の例である。
実施例65は、実施例2の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)に代えて、窒化ジルコニウム(ZnN)を用いた処方の例である。
実施例66は、実施例2の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)に代えて、酸化コバルト(Co)を用いた処方の例である。
実施例67は、実施例2の処方に対して、金属酸化物および/または金属窒化物として酸化ジルコニウム(ZrO)および酸化コバルト(Co)を併用した処方の例である。
実施例68のはんだ組成物は、Ag、Cu、Bi、NiおよびCoの各金属と、酸化ジルコニウム(ZrO)とを表3に示す割合で配合して、残部をSnとしたものである。
実施例69のはんだ組成物は、実施例2の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)の配合割合を変えた処方の例である。
比較例1〜7のはんだ組成物は、実施例2の処方に対して、Niおよび/またはCoの配合割合を0、過剰または不十分とした処方の例である。
比較例8〜15のはんだ組成物は、実施例2の処方に対して、NiおよびCoのいずれか一方の配合割合を過剰または不十分とし、さらに、他方の配合割合を実施例4〜14に準じて増減させた処方の例である。
比較例16のはんだ組成物は、実施例2の処方に対して、Cuの配合割合を0とした処方の例である。
比較例17のはんだ組成物は、Ag、Cu、InおよびNiの各金属を表4に示す割合で配合して、また、酸化ジルコニウム(ZrO)を表4に示す割合で配合して、残部をSnとしたものである。
また、比較例18のはんだ組成物は、Ag、Cu、In、BiおよびCoの各金属を表4に示す割合で配合して、また、酸化ジルコニウム(ZrO)を表4に示す割合で配合して、残部をSnとしたものである。
また、比較例19のはんだ組成物は、Ag、Cu、BiおよびNiの各金属を表4に示す割合で配合して、また、酸化ジルコニウム(ZrO)を表4に示す割合で配合して、残部をSnとしたものである。
また、比較例20のはんだ組成物は、Ag、Cu、BiおよびCoの各金属を表4に示す割合で配合して、また、酸化ジルコニウム(ZrO)を表4に示す割合で配合して、残部をSnとしたものである。
また、比較例21のはんだ組成物は、AgおよびCuの各金属を表4に示す割合で配合して、また、酸化ジルコニウム(ZrO)を表4に示す割合で配合して、残部をSnとしたものである。
比較例22は、実施例1の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)を配合しなかった処方の例である。
比較例23は、実施例1の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)の配合割合を変えた処方の例である。
比較例24は、実施例36の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)を配合しなかった処方の例である。
比較例26は、実施例55の処方に対して、酸化ジルコニウム(ZrO)を配合しなかった処方の例である。
・ソルダペーストの調製
得られたはんだ組成物を、粒径が25〜38μmとなるように粉末化し、得られたはんだ組成物の粉末と、公知のフラックスとを混合して、ソルダペーストを得た。
・ソルダペーストの評価
<耐クラック性(金属間化合物組織の大きさ)>
各実施例および各比較例において得られたソルダペースト0.3gを、厚さ0.3mm、2.5cm四方の銅板の中央部分(約5mm×5mmの領域)に塗布して、こうして得られた試料をリフロー炉で加熱した。リフロー炉による加熱条件は、プリヒートを150〜180℃、90秒間とし、ピーク温度を250℃とした。また、220℃以上である時間を120秒間となるように調整し、ピーク温度から200℃まで降温する際の冷却速度を0.5〜1.5℃/秒に設定した。なお、このリフロー条件は、一般的なリフローに比べて過酷な条件であって、はんだのスズ中に金属間化合物が析出しやすい条件である。
リフローを経た試料を切断して、断面を研磨した。次いで、研磨後の断面を走査型電子顕鏡で観察することにより、リフロー後のはんだ中に析出した金属間化合物組織の大きさを計測して、下記の基準でランク付けした。耐クラック性は、金属間化合物組織の大きさが小さいほど良好である。
A+:観察される最大組織の大きさが30μm未満であった。
A:観察される最大組織の大きさが30μm以上50μm未満であった。
B:観察される最大組織の大きさが50μm以上100μm以下であった。
C:観察される最大組織の大きさが100μmを超えていた。
評価結果を、表1〜4に併せて示す。
<電子回路基板の製造>
上述した各実施例および各比較例において得られるソルダペーストを用いて、3216サイズ(32mm×16mm)、0603サイズ(6mm×3mm)、および、2125サイズ(21mm×25mm)の各種サイズのチップ部品をプリント基板に実装した。その結果、各種サイズのチップ部品に対応し、チップ部品の接続信頼性に優れた電子回路基板を製造することができた。
Figure 2015020182
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Claims (9)

  1. スズ−銀−銅系のはんだ合金と、金属酸化物および/または金属窒化物とからなるはんだ組成物であって、
    前記はんだ合金は、スズ、銀、銅、ビスマス、ニッケルおよびコバルトからなり、
    前記はんだ組成物の総量に対して、
    前記銀の含有割合が、2質量%以上4質量%以下であり、
    前記銅の含有割合が、0.1質量%以上1質量%以下であり、
    前記ビスマスの含有割合が、0.5質量%以上4.8質量%以下であり、
    前記ニッケルの含有割合が、0.01質量%以上0.15質量%以下であり、
    前記コバルトの含有割合が、0.001質量%以上0.008質量%以下であり、
    前記金属酸化物および/または金属窒化物の含有割合が、0質量%を超過し1.0質量%以下であり、
    前記スズの含有割合が、残余の割合である
    ことを特徴とする、はんだ組成物。
  2. 前記コバルトの含有量に対する、前記ニッケルの含有量の質量比(Ni/Co)が、1以上200以下である、請求項1に記載のはんだ組成物。
  3. 前記はんだ組成物の総量に対して、
    前記ビスマスの含有割合が、1.8質量%以上4.2質量%以下である、請求項1または2に記載のはんだ組成物。
  4. さらにアンチモンを含有し、
    前記はんだ組成物の総量に対して、
    前記アンチモンの含有割合が、0.1質量%以上5.0質量%以下であり、
    前記ビスマスの含有割合が、0.5質量%以上4.2質量%以下である、請求項1または2に記載のはんだ組成物。
  5. さらにインジウムを含有し、
    前記はんだ組成物の総量に対して、
    前記インジウムの含有割合が、2.2質量%以上6.2質量%以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のはんだ組成物。
  6. 前記ビスマスの含有量に対する、前記インジウムの含有量の質量比(In/Bi)が、0.5以上6.5以下である、請求項5に記載のはんだ組成物。
  7. 前記はんだ組成物の総量に対して、
    前記銅の含有割合が、0.3質量%以上0.7質量%以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のはんだ組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のはんだ組成物からなるはんだ粉末と、
    フラックスと
    を含有することを特徴とする、ソルダペースト。
  9. 請求項8に記載のソルダペーストによるはんだ付部を備えることを特徴とする、電子回路基板。
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