JP2015017678A - カバー開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】付勢部材の付勢力によるヒンジの破損を防止することが可能な安全なヒンジを提供する。【解決手段】機体側に固定される取付け部材110と、取付け部材110に回動可能に装着されるとともにカバーを固定するための回動部材130と、取付け部材110に格納されるスライダー140と、スライダー140を押圧して回動部材130をカバー開方向に付勢する弾性部材150,151とを備えている。取付け部材110はガラス繊維強化ポリカーボネートで構成している。【選択図】図10

Description

本発明は、例えばプリンタ、スキャナ、複写機等の原稿圧着板を機器本体に回動可能に連結するカバーや、細断する廃紙の自動送り装置が付いたオートフィードシュレッダであって、細断する廃紙を収納した廃紙収納部を上方から閉塞するためのカバー等の主として事務機器に装備されるカバーの開閉装置に関する。
複写機、スキャナ等の事務機器の機器本体には、その機器本体に備えたコンタクトガラスの上面を覆う原稿圧着板がカバー開閉装置を介して開閉可能に取り付けられている。また、オートフィードシュレッダでは廃紙収納部に収納した廃紙を自動送りするために、廃紙を上面から押圧する押圧ローラがカバーの下面に備えられており、このカバーを上記カバー開閉装置を使って開閉可能に本体に取り付けている。原稿圧着板やカバーをカバー開閉装置軸周りに回動可能に軸支して、機器本体の上面のコンタクトガラス上に原稿圧着板を圧着させることができ、オートフィードシュレッダに収納した廃紙を上面から押圧ローラで押圧させることで廃紙の自動送りがスムーズに行えるようにしている。
複写機、スキャナで原稿をコンタクトガラス上にセットするには、原稿圧着板を開いてコンタクトガラス上面を露出させて原稿を載置した後で、原稿圧着板を閉じて原稿圧着板で原稿をコンタクトガラス上に圧着させるものであり、オートフィードシュレッダでは、細断する廃止を廃紙収納部に収納するときには、カバーを開いて廃紙収納部を露出させて廃紙を収納した後で、カバーを閉じてカバーの下面にある押圧ローラで廃紙を圧着するものである。
このような用途で使用されるカバー開閉装置の多くは、圧縮コイルバネの付勢力により本来の重量を感じさせることなく原稿圧着板や廃紙圧着板を開くことができる構造のものが知られている。この開閉装置は、機器本体に取り付けられる取付け部材と、この取付け部材にカバー開閉装置ピンを介して回動可能に設けられているとともに複写機等の原稿圧着板やオートフィードシュレッダのカバーに取り付けられる回動部材と、回動部材を開く方向へスライダーを介して付勢する圧縮コイルバネとを備えている。この圧縮コイルバネの付勢力によって本来の重量を感じさせることなく原稿圧着板やカバーを開くことができる。
特開2001−98839号公報 特開2010−282158号公報
特許文献1に記載の原稿圧着板用開閉装置は、装置本体の後部上端へ設けた取付け孔へ挿入される取付け部材を兼ねる筒状の脚部の上端側に支持部材を回転軸ピンを介して回動可能に取り付けたもので、脚部内部には圧縮コイルバネが収容され、回動部材にはこの圧縮コイルバネと対抗する位置にカム部を設け、カム部と圧縮コイルバネとの間に設けたスライダーに支持部材のカム部が当接するようにしたものである。特許文献2に記載の開閉装置は圧縮コイルバネと対向させて回動部材とスライダー間にローラを配している。
上述のように、従来のカバー開閉装置はカバー回動部に圧縮コイルバネの付勢力が常時作用する構成となっている。そのため、カバー開閉装置を構成する部材を一般的な樹脂材料(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン、ポリオキシメチレン等)で構成した場合、特に圧縮コイルバネの収容部がその付勢力を受けるため、強度を確保するために肉厚を厚くする等の対策を講じて、付勢力による破損を防止しなければならない。
本発明は、カバー開閉装置の構成部材を肉厚にすることなく、付勢部材(弾性部材)の付勢力による構成部材の破損を防止することが可能な安全なカバー開閉装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明にあたっては、機体にカバーを回動可能に取り付けるためのカバー開閉装置であって、前記機体側に固定される取付け部材と、該取付け部材に回動可能に装着されるとともに前記カバーを固定するための回動部材と、前記取付け部材に格納されるスライダーと、該スライダーを押圧して前記回動部材をカバー閉方向に付勢する弾性部材とを備えており、前記取付け部材をガラス繊維強化ポリカーボネートで構成したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明にあたっては、前記ガラス繊維強化ポリカーボネートのガラス繊維の混合比率が20重量%〜40重量%であることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明にあたっては、前記回動部材と前記スライダーは、前記取付け部材とは異なる材料で構成したことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明にあたっては、前記回動部材をポリアセタール樹脂で構成したことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明にあたっては、前記スライダーをポリカーボネートで構成したことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明にあたっては、前記機体がシュレッダであることを特徴とする特徴とするものである。
本発明によれば、複写機等の原稿圧着板やシュレッダーカバー等のカバー回動角度を規制することができると共に、簡単な構成で回動部分の強度を向上させたカバー開閉装置を提供できる。
本発明に係るカバー開閉装置の実施の一形態を備えたシュレッダの斜視図 図1のシュレッダのカバーが開かれた状態を示す斜視図 図1のシュレッダの鉛直断面図 細断機構部の設置状態を説明するためのシュレッダ内部の斜視図 本発明に係るカバー開閉装置を具備するシュレッダを示す部分断面図 開いているときの本発明に係るカバー開閉装置を上方から見た斜視図 図6のカバー開閉装置を後方から見た斜視図 本発明に係るカバー開閉装置を上方から見た分解斜視図 開いているときの本発明に係るカバー開閉装置の鉛直断面図 閉じているときの本発明に係るカバー開閉装置の鉛直断面図
以下に本発明に係るカバー開閉装置100を具備するオートフィードシュレッダ1について図面を参照しながら説明する。なお本実施の形態は一例であり、これに限定されるものではない。
図1〜図3に示すように、このシュレッダ1(機器本体)は、板金で成形された直方体状の筐体2(箱体本体)と、その筐体2の上部に設けられた廃紙を配置する直方体の廃紙収納部4と、この廃紙収納部4を覆うように、カバー3が開閉可能に設けられている。このカバー3には廃紙の外部挿入口31が設けられている。また、廃紙収納部4の底部には、廃紙を下方へ案内するオートフィード機構5が構成され、オートフィード機構5のさらに下方には、廃紙を細断する細断機構部6が設けられている。細断機構部6の下方には細断した屑を収納する細断屑収納ボックス7が配置されている。
図2、図3に示すように、オートフィード機構5は、廃紙収納スペース4の底部の中央付近に廃紙の長手方向と直交する方向に廃紙が進入するスリット状の挿入口51が設けられている。前記スリット状の挿入口51を挟んで対称位置にスリットの方向と平行な軸線をもつ案内ローラ52が、対をなして2列ずつ、回転支軸となるシャフト53の軸方向に所定の間隔をおいて直列連結して配置されている。
図3に示すように、細断機構部6は、案内ローラ52の中心軸線に平行な軸線を持って配置された一対のシュレッダカッタ61を装備している。上述した挿入口51の直下には、両シュレッダカッタ61間の隙間が位置している。モータ64及び歯車装置65(図4)によってシュレッダカッタ61が回転駆動されるが、挿入口51を挟んで同じ側にある案内ローラ52とシュレッダカッタ61は伝動歯車によって同期駆動されていて同じ方向に回転する。挿入口51を通過した廃紙は案内ローラ52によってシュレッダカッタ61間の隙間に案内され細断される。尚、シュレッダカッタ61は、安全のために薄板板金を折り曲げ成形したカバー63で覆われている。
上述のように構成されたシュレッダ1の動作について説明する。廃紙が少量の場合には、廃紙圧着カバー3に形成した外部挿入口31から廃紙を挿入する。挿入された廃紙は前記挿入ガイド部36を通り、案内ローラ52間を経て挿入口51に案内され細断機構部6で細断される。(図3)
次に多量の廃紙を細断する場合について説明する。図2、図3に示すように廃紙を廃紙収納部4に配置し、カバー3を閉塞する。このとき、廃紙収納部4のほぼ中央付近の廃紙の下面が、案内ローラ52によりやや盛り上がった状態となり、廃紙の束の上面は、紙押えパッド33により押圧されるとともに、廃紙の中央部が押圧ローラ32よりも内側に位置する圧紙部37によって押圧される。これによって廃紙が挿入口51側へ円弧状に膨らみ挿入口51に進入しやすくなる。
この状態でモータ64を駆動すると、最下層の廃紙が案内ローラ52によって挿入口51に引き込まれ、二つ折り状態になって挿入口51の下方にあるシュレッダカッタ61に侵入し細断される。この引き込み動作が連続して行われ、最下層の廃紙から順に二つ折り状態になってシュレッダカッタ61に導かれ細断されていく。
細断が進み、束になった廃紙の高さが小さくなっていくと、カバー3のコイルバネ35によって圧紙部37及び押圧ローラ32と紙押えパッド33が下方に付勢されるため、廃紙の上面を常時押圧することになる。細断された細断屑9は、その下方にある細断屑収納ボックス7に収納される。
次に当該発明に係るカバー開閉装置100について説明する。図5に示すようにカバー開閉装置100は、シュレッダ1の廃紙収納部4の後端部41(図2)に形成された挿入孔に角筒部113を挿入し、後述する取付け部116を図示しない複数のネジで螺接して、カバー3を回動可能に連結する。
図6、図7、図8に示すようにカバー開閉装置100は、シュレッダ1に取り付けられる取付け部材110と、この取付け部材110に回動軸ピン120を介して回動可能に設けられているとともにカバー3に取り付けられる回動部材130と、回動部材130を開く方向へスライダー140を介して付勢する圧縮コイルバネ150,151とを備えている。
取付け部材110は全体として段付きの角状を成し、上部が開口しており、一対の相向かい合う側板111a、111bで回動支持部112を形成する。下半部を成す角筒形状の部分の内部には空間が形成される。角筒部113の一端部は閉塞されており、底壁114には円筒形状のバネ位置決め突起115が突設されている。また、角筒部(脚部)113の外側面部には外方に向けて複数のリブ160a、160b、160cを突設し、底面に突設した複数のリブ161a、161b、161cと底面で直交し対向する外側面まで延設している。これらのリブによって、後述する圧縮コイルバネの付勢力が大きくかかる角筒部113の底壁114、及び角筒部(脚部)113全体の補強を図っている。取付け部116は矩形を成した板状で、ネジ孔117が複数穿設されている。カバー開閉装置100をシュレッダ1の後端部41に設置するには、前記角筒部(脚部)113を前記後端部41に埋め込んで前記取付け部116を図示しない複数のネジで螺接する。
回動部材130は、カバー3を一体的に取り付けるためのネジ孔136が複数穿設されたカバー取付け板131を有している。その回動基部132には、回動軸ピン用挿通孔133が貫通して穿設されている。また、回動基部132の後端部には、回動ストッパ部134a、134bが回動基部132の両側から外方に張り出すように延設けられており、この回動ストッパ部134a、134bの一対の端面が取付け部材110の回動支持部112を構成する一対の側板111a、111bの上端部119a、119bに当接することにより回動部材130の回動角度を規制する。この回動角度θは本実施例のものでは約90°に設定しているが、この回動角度は限定されるものではない。前記回動ストッパ部134a、134bの他端部は前記カバー取付け板131に向けて弧を描いて延伸させ、カバー取付け板131と一体的に成形していることにより、回動ストッパ部134a、134bの強度アップと共に、構造的にカバー取付け板131の剛性並びに機械的強度のアップを図っている。回動部材130の下部には滑らかな曲面でカム形状を成したカム部135が一体的に形成されている。
回動軸ピン120は軸部121と頭部122を有する。本実施形態の回動軸ピン120はスレンレス鋼の線材を圧延加工することにより製造される。軸部121の一端部にはカシメ穴123が形成されている。カシメ穴123が形成されることにより、軸部121の一端部には薄肉の略円筒形状の部分が形成される。
頭部122は軸部121の基端部に連なる略円盤形状の部分であり、頭部122の外径は軸部121よりも大きい。回動軸ピン120は前記カシメ穴123が形成された軸部121の他端部側から前記取付け部材110の回動支持部112の挿通孔118a、118b及び、前記回動部材130の回動軸ピン用挿通孔133に挿通され、回動部材130を取付け部材110に回動自在に組み付けた後に、前記カシメ穴123を形成した薄肉部を回動軸ピン120の半径方向に押し広げるようにカシメることにより、回動軸ピン120を取付け部材110に対して脱落不能に固定することができる。
スライダー140は、内部にバネ受け孔145が形成されるとともに、前記取付け部材110の角筒部内面に沿ってスライドするように外形を形成し、外形の角コーナーには上面141から下面142に亘って面取りが施こされている。また一対の外側面には長手方向の中央部にスライド逃げ部143a、143bが凹設され、よりスライドし易い形状としている。スライダー140の上面141には、前記回動部材130のカム部135に当接する当接突起144が設けられている。
図8、図9、図10に示すように、前記圧縮コイルバネ150,151は、いずれもバネ用の金属線材で製作されていて、圧縮コイルバネ150の内径は圧縮コイルバネ151の外径よりも大きく、圧縮コイルバネ151は圧縮コイルバネ150に貫装される。圧縮コイルばねを二重にしたのは所望の付勢力が単数の圧縮コイルバネでは得られないためである。圧縮コイルバネ150,151は、前記取付け部材110の角筒部内の底壁114と前記スライダー140のバネ受け孔145の頂面146との間に組み込まれていて、スライダーの当接突起144を前記回動部材130のカム部135に弾性的に当接させている。
従って、前記回動部材130に取り付けられたカバー3は、前記圧縮コイルバネ150,151の付勢力によって、前記スライダー140を介して開く方向に付勢されている。カバー3を開放する時の初期段階で最大の付勢力が作用し、本来の重量を感じさせることなくカバー3を開くことができるようにカム部135を設計している。
次にカバー開閉装置100を構成する部材の樹脂材料について説明する。本実施例の取付け部材110は、「ガラス繊維強化ポリカーボネート」を使用して成形している。取付け部材110に求められる特性は圧縮コイルバネ150,151の付勢力によって破損が生じない機械的強度を有している。特に圧縮コイルバネの付勢力が直接大きくかかるのは、角筒部113の底壁114と、回動軸ピン120が挿通される回動支持部112の挿通孔118a、118bで、安全性を確保するために、破損による圧縮コイルバネ150,151の飛び出し等を確実に防止する機械的強度が必要で、前記「ガラス繊維強化ポリカーボネート」は、充分にこの要求を満たす樹脂材料である。機械的強度だけで樹脂材料を選定すれば、「ガラス繊維強化ポリアミド」も選択できるが、「ガラス繊維強化ポリアミド」は前記「ガラス繊維強化ポリカーボネート」と比較して給水率が約2倍、成形収縮率が約10倍と大きく成形品での寸法精度の点で劣る。また、成形での反りや変形も発生しやすい。材料単価はほぼ同等である。本実施形態の「ガラス繊維強化ポリカーボネート」ではガラス繊維の混合比率を30重量%としているが、これに限らず樹脂流動性等を含む成形性と機械的強度を考慮すると、ガラス繊維の混合比率は20重量%〜40重量%が好ましい。
上述のように取付け部材110を「ガラス繊維強化ポリカーボネート」で構成した場合、一般的な樹脂材料で構成した場合よりも機械的強度が向上するので、圧縮コイルバネ150,151の付勢力による破損を防止することができ安全である。また、樹脂材料の機械的強度が高いので一般的な樹脂材料を使用した場合と比較して肉厚を薄く設計でき、射出成形工程での冷却時間を短縮できる。
本実施形態では、回動部材130は圧縮コイルバネ150,151の付勢力が直接かかる前記取付け部材110ほどの機械的強度は必要なく、カム部135とスライダー140 の当接突起144が摺動しながら回動されるので自己潤滑性に優れ磨耗が少ないポリアセタール樹脂で成形している。また、スライダー140は前記取付け部材110の角筒内部を圧縮コイルバネ150,151の付勢力を受けながらスライド動作するので特性として要求される寸法精度並びに機械的強度から、ポリカーボネート樹脂で成形しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
上述したように、本実施形態のカバー開閉装置100は、回動部材130の回動ストッパ部134a、134bを回動基部132の両側から外方に張り出すように延設しており、この回動ストッパ部134a、134bの一対の端面が取付け部材110の回動支持部112を構成する一対の側板111a、111bの上端部119a、119bに当接する簡単な構成により確実に回動角度を規制している。また、取付け部材110を「ガラス繊維強化ポリカーボネート」で構成しているので、一般的な樹脂材料と比較して機械的強度が大幅に向上しており、圧縮コイルバネ150,151の付勢力による破損を防止した安全なカバー開閉装置を提供できる。
上述したカバー開閉装置100は、シュレッダ1のカバー3に取り付けられる回動部材130と回動部材130を開く方向へスライダー140を介して付勢する圧縮コイルバネ150,151とを備えている。この圧縮コイルバネ150,151の付勢力によって本来の重量を感じさせることなくカバー3を開くことができるので、カバー3の開閉操作性を向上させると共に操作質感の向上に貢献している。
以上、本実施形態では、細断する廃紙の自動送り装置が付いたオートフィードシュレッダであって、細断する廃紙を収納した廃紙収納部を上方から閉塞するためのカバーを本体に回動可能に連結するカバー開閉装置を例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えばプリンタ、スキャナ、複写機等の原稿圧着板を機器本体に回動可能に連結するカバー開閉装置にも適用できる。
1 シュレッダ
2 筐体
3 カバー
4 廃紙収納スペース
5 オートフィード機構
6 細断機構部
7 裁断屑収納ボックス
100 カバー開閉装置
110 取付け部材
120 回動軸ピン
130 回動部材
140 スライダー
150,151 圧縮コイルバネ


















Claims (6)

  1. 機体にカバーを回動可能に取り付けるためのカバー開閉装置であって、
    前記機体側に固定される取付け部材と、該取付け部材に回動可能に装着されるとともに前記カバーを固定するための回動部材と、前記取付け部材に格納されるスライダーと、該スライダーを押圧して前記回動部材をカバー閉方向に付勢する弾性部材とを備えており、
    前記取付け部材をガラス繊維強化ポリカーボネートで構成したことを特徴とするカバー開閉装置。
  2. 前記ガラス繊維強化ポリカーボネートのガラス繊維の混合比率が20重量%〜40重量%であることを特徴とする請求項1に記載のカバー開閉装置。
  3. 前記回動部材と前記スライダーは、前記取付け部材とは異なる材料で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカバー開閉装置。
  4. 前記回動部材をポリアセタール樹脂で構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のカバー開閉装置。
  5. 前記スライダーをポリカーボネートで構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のカバー開閉装置。
  6. 前記機体がシュレッダであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のカバー開閉装置。














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