JP2015017563A - スタータ用電磁スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、電磁スイッチとソレノイドとを軸方向に直列に配置したスタータ用電磁スイッチ装置において、電磁スイッチのコイルの放熱性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 本発明に係るスタータ用電磁スイッチ13は、ケース15内の軸方向他端側にソレノイド9が収納され、電磁スイッチ12が軸方向一端側に収納されており、ソレノイド12の第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aが、第2ボビン32の内側を軸方向に挿通し、第2ボビン32の挿通穴32eを介して軸方向一端側に引き出された後、樹脂カバー28の第1外部接続用端子36と電気的に接続されている。これにより、第2コイル24とケース15の間の空隙を小さくすることができ、通電により発熱した第2コイル24がケース15を介して行う放熱の効率を向上させることができる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、例えば自動車などに搭載されるエンジンを始動するスタータに用いられるスタータ用電磁スイッチ装置に関するものである。
近年エンジンを搭載する車両においては、燃費向上等を目的として、エンジンの出力を必要としない場合にエンジンを自動的に停止させ、エンジンの出力が必要になるとスタータでエンジンを自動的に再始動させるアイドルストップシステムが採用されつつある。
このアイドルストップシステムは、例えば、交差点での信号停止や渋滞等により一時停止した際に、エンジンへの燃料供給をカットしてエンジンを自動的に停止させ、その後、運転者により発進操作(例えば、ブレーキペダルの解除操作、ドライブレンジへのシフト操作等)が行われて再始動条件が成立すると、スタータを自動的に起動してエンジンを再始動させるシステムである。
このアイドルストップシステムに対応したスタータとして、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載されたスタータに用いられる電磁スイッチ装置は、モータ回路のメイン接点を開閉するための電磁スイッチと、ピニオンギヤをエンジン側へ押し出すためのソレノイドとを有しているため、アイドリングストップ後のエンジン再始動において、ソレノイドの励磁コイルへの通電後、ECUを介して所定のタイミングで電磁スイッチのスイッチコイルに通電することにより、ピニオンギヤとリングギヤとの噛み合いを常に最適な状態で行うことができる。
また、特許文献1に記載された電磁スイッチ装置は、電磁スイッチとソレノイドとを軸方向に直列に配置して一体的に構成しているため、ソレノイドの励磁コイルの引き出し線を、電磁スイッチのスイッチコイルの外周を通って樹脂カバーまで延設することで、電磁スイッチ装置の小型化を図っている。
特開2010−230013号公報
ここで、特許文献1に記載された電磁スイッチ装置では、励磁コイルの引き出し線をスイッチコイルの外周を通しているため、励磁コイルの引き出し線とスイッチコイルとの絶縁、及び励磁コイルの引き出し線とスイッチケースとの絶縁を確保する必要があった。
そのために励磁コイルの引き出し線は、励磁コイルのボビンと一体に設けられた引き出し線保持部材に保持された状態でスイッチコイルの外周を通しているが、この引き出し線保持部材を配置するスペースを確保するために、スイッチコイルとスイッチケースの径方向の空隙を大きくする必要があり、通電により発熱したスイッチコイルがスイッチケースを介して行う放熱の効率が悪化してしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、電磁スイッチとソレノイドとを軸方向に直列に配置したスタータ用電磁スイッチ装置において、電磁スイッチのコイルの放熱性を向上させることができるスタータ用電磁スイッチ装置を提供することを目的とする。
本願に係るスタータ用電磁スイッチ装置は、通電により電磁石を形成する第1コイルを有し、前記第1コイルの吸引力を利用してスタータのピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出すソレノイドと、通電により電磁石を形成する第2コイルを有し、前記第2コイルの吸引力を利用してスタータのモータ回路に設けられるメイン接点を開閉する電磁スイッチと、軸方向の一端側が開口し、他端側に底面を有する有底筒状に形成され、前記ソレノイドを軸方向他端側に収納し、前記電磁スイッチを軸方向一端側に収納するケースと、前記第1コイルと電気的に接続された外部接続用端子を保持し、前記電磁スイッチの軸方向一端側に固定された樹脂カバーと、を備え、前記第1コイルの一方の引き出し線は、前記第2コイルの内周より内側を通って、前記外部接続用端子と接続されていることを特徴とするものである。
本願に係るスタータ用電磁スイッチ装置によれば、第1コイルの一方の引き出し線が、第2コイルの内周より内側を通って軸方向一端側に引き出され、外部接続用端子と電気的に接続されている。このため、第1コイルの一方の引き出し線が第2コイルの外周より外側を通って軸方向一端側に引き出されることがないので、第2コイルとケースの間の空隙を小さくすることができ、通電により発熱した第2コイルがケースを介して行う放熱の効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載したスタータの部分断面図である。 本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載したスタータの結線図である。 本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を樹脂カバー側(軸方向一端側)から見た図である。 本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における図3のA−A矢視における断面図である。 本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における図3のB−B矢視における断面図である。 本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置におけるソレノイドの第1ボビンを樹脂カバー側(軸方向一端側)からみた図である。 本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における図5のC−C矢視における断面図である。 本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における電磁スイッチの第2ボビンを樹脂カバー側(軸方向一端側)からみた図である。 本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における電磁スイッチの第2ボビンをケースの底部側(軸方向他端側)からみた図である。 本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における図5のD−D矢視における断面図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載したスタータの部分断面図、図2は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載したスタータの結線図、図3は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を樹脂カバー側(軸方向一端側)から見た図、図4は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における図3のA−A矢視における断面図、図5は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における図3のB−B矢視における断面図である。なお、各図中、同一符号は同一部分を示す。
これら各図において、スタータ1は、バッテリ2からの通電により回転力を発生するモータ3、このモータ3から回転力を取り出す出力軸4、この出力軸4上に軸方向摺動可能に配置され出力軸4からモータ3の回転力が伝達されるオーバランニングクラッチ5、このオーバランニングクラッチ5に伝達されたモータ3の回転力をエンジンのリングギヤ6に伝達するピニオン7、モータ回路を構成するメイン接点8を備え、メイン接点8を開閉する電磁スイッチ9と、この電磁スイッチ9と同軸直列に配置され、フック10と係合するシフトレバー11を介してピニオン7をリングギヤ6方向に移動させるソレノイド12とを備えたスタータ用電磁スイッチ装置13を備えている。
このスタータ用電磁スイッチ装置13を有するスタータ1は、例えば、エンジンの停止および再始動を自動制御するアイドルストップシステムを搭載する車両に適用され、電子制御装置14により電磁スイッチ9の作動とソレノイド12の作動とを独立に制御できる様に構成されている。
なお、キースイッチ14aはバッテリ2と電子制御装置14の間に接続されている。
次に、スタータ用電磁スイッチ装置13の構成について説明する。スタータ用電磁スイッチ装置13は、大きく分けて、磁気回路を形成するケース15と、ソレノイド12と、電磁スイッチ9とに分けられる。
ケース15は、電磁スイッチ9のヨークを形成するとともに、ソレノイド12のヨークも形成している。このケース15は、軸方向の一端側が開口し、他端側に底面15aを有する有底筒形状からなり、底面15aに取り付けられる2本のボルト(図示せず)を介してスタータ1のフロントブラケット16に固定される。
ソレノイド12と電磁スイッチ9は、このケース15の開口側から、この順に収納され、言い換えると、ソレノイド12と電磁スイッチ9は、図4に示す様に、ケース15の底面15a側にソレノイド12、開口側に電磁スイッチ9が収納され、両者が軸方向(図示上下方向)に直列に配置され、一体的に構成されている。
ソレノイド12は、第1コイル17と、この第1コイル17への通電によって磁化される第1固定鉄心18と、第1コイル17の内周を軸心方向(図4の上下方向)に可動する第1可動鉄心19等より構成される。
第1コイル17は、樹脂製の第1ボビン20に巻回されて形成され、一方のコイル端部が巻き始め側引き出し線17aとして第1外部接続用端子36(後述する)に接続され、他方のコイル端部が巻き終わり側引き出し線17bとしてケース15を介してアース接続されている。
第1コイル17の巻き始め側引き出し線17a、巻き終わり側引き出し線17bの引き出し構造、及びこれに関わる第1ボビン20の詳細形状は後述することとする。
第1固定鉄心18は、第1ボビン20におけるケース15の開口側に形成されたフランジ部20aに当接した状態で配置され、さらに第1固定鉄心18の一部が第1ボビン20の内周面に圧入されることで、第1ボビン20に保持されている。
また、第1固定鉄心18におけるケース15の底部15a側端面には緩衝部材21が装着されており、磁化された第1可動鉄心19が緩衝部材21に衝突することで発生する衝突音を低減、あるいは衝突音の発生自体を防止することができる。
第1可動鉄心19は、第1コイル17への通電によって第1固定鉄心18が磁化されると、第1固定鉄心18との間に配設されるリターンスプリング22の反力に抗して第1固定鉄心18側に吸引され、第1コイル17への通電が停止すると、リターンスプリング22の反力で元の位置へ押し戻される。
この第1可動鉄心19は、径方向の中央部に円筒孔を有する略円筒状に形成され、その円筒孔には、第1可動鉄心19の動きをシフトレバー11に伝達するためのフック10と、ピニオン7をリングギヤ6に噛み合わせるための反力を蓄えるドライブスプリング23とが挿入されている。
電磁スイッチ9は、第2コイル24と、この第2コイル24への通電によって磁化される第2固定鉄心25及び磁性プレート26と、第2コイル24の内周且つ磁性プレート26の内周を軸心方向(図4の上下方向)に可動する第2可動鉄心27と、ケース15の一端側の開口を塞いで組み付けられる樹脂カバー28等より構成され、この樹脂カバー28の内部には、バッテリ2とモータ3に接続されるメイン接点8を構成している一組の固定接点29、30と可動接点31が配置されている。
第2コイル24は、樹脂製の第2ボビン32に巻回されて形成され、一方のコイル端部が巻き始め側引き出し線24aとして第2外部接続用端子37(後述する)に接続され、他方のコイル端部が巻き終わり側引き出し線24bとしてケース15を介してアース接続されている。
この第2コイル24の内径は、図4および図5に示すように、上述した第1のコイル17の内径よりも大きくなるように構成している。
第2コイル24の巻き始め側引き出し線24a、巻き終わり側引き出し線24bの引き出し構造、及びこれに関わる第2ボビン32の詳細形状は後述することとする。
第2固定鉄心25は、第2ボビン32における軸方向一端側に形成されたフランジ部32aに当接した状態で配置され、さらに第2固定鉄心25の一部が第2ボビン32の内周面に圧入されることで、第2ボビン32に保持されている。
さらに、第2固定鉄心25の中心部には後述するロッド38が軸方向に摺動可能に挿通され、このロッド38における軸方向他端側の端面には第2可動鉄心27が当接した状態で配設されている。
磁性プレート26は、第2固定鉄心25と同様に、第2コイル24の励磁によって磁化される部材であり、第2ボビン32における軸方向他端側に形成されたフランジ部32bに当接した状態で配置されている。
スペーサ33は、電磁スイッチ9とソレノイド12の間、特に磁性プレート26と第1固定鉄心18の間に配設されており、磁性プレート26と第2可動鉄心27を軸方向に保持している。
樹脂カバー28は、2本の端子ボルト34、35が組みつけられており、ケース15の開口の内周に挿入され、第2固定鉄心25における軸方向一端側の端面に当接した状態で、ケース15の開口部をかしめることでケース15に固定されている。
加えて、樹脂カバー28には、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aと電気的に接続される第1外部接続用端子36と、第2コイル24の巻き始め側引き出し線24aと電気的に接続される第2外部接続用端子37とが設けられている。
これらの第1外部接続用端子36、第2外部接続用端子37は電子制御装置14と電気的に接続される。
2本の端子ボルト34、35は、モータ回路の高電位側(バッテリ2側)に接続されるB端子ボルト34と、モータ回路の低電位側(モータ3側)に接続されるM端子ボルト35であり、一組の固定接点29、30は、2本の端子ボルト34、35の頭部に形成されているが、2本の端子ボルト34、35とは別体の固定接点とすることもできる。
可動接点31は、第2可動鉄心27に取り付けられる、あるいは、第2可動鉄心27と一体に設けられるロッド38に摺動自在に保持されている。また、ロッド38の外周には、第2可動鉄心27と可動接点31との間に接点圧スプリング39が配設されている。
樹脂カバー28と可動接点31の間には、可動接点31を一組の固定接点29、30から離す方向に付勢するための復帰バネ40が配設されている。
次に、第1コイル17の巻き終わり側引き出し線17bの引き出し構造について説明する。
図6は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置におけるソレノイドの第1ボビンを樹脂カバー側(軸方向一端側)からみた図、図7は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における図5のC−C矢視における断面図である。
第1ボビン20のフランジ部20aには、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aと巻き終わり側引き出し線17bが、それぞれ挿通される挿通溝20bが180°対向した位置に設けられており、それぞれの挿通溝20bの周囲には、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aと巻き終わり側引き出し線17bを樹脂カバー28側へ引き出すとともに保持する口出し部20cがそれぞれ軸方向一端側に突出して形成されている。
この挿通溝20bは、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aを軸方向に略直線状に引き出すために、図5ないし図7に示すように、径方向外周側から第1コイル17の最内径部近傍に渡って設けられている。
この口出し部20cは、図7に示すように、第1固定鉄心18に形成された切り欠き部18aと係合し、加えて図5に示すようにスペーサ33を軸方向に貫通した後、磁性プレート26とも係合する。
さらに、口出し部20cの一部(本実施の形態1では口出し部20cの最内周側)には、口出し部20cから更に軸方向一端側に突出する突出部20dが形成され、この突出部20dと磁性プレート26よりも軸方向一端側に配置されている第2ボビン32のフランジ部32bに形成された係合部32f(後述する)とが係合する。
第1コイル17の巻き終わり側引き出し線17bは、図7に示すように、挿通溝20bを通じて口出し部20cまで引き出され、第1固定鉄心18における軸方向一端側の端面に電気的かつ機械的に固定される。
次に、第2コイル24の巻き始め側引き出し線24aと巻き終わり側引き出し線24bの引き出し構造について説明する。
図8は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における電磁スイッチの第2ボビンを樹脂カバー側(軸方向一端側)からみた図、図9は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における電磁スイッチの第2ボビンをケースの底部側(軸方向他端側)からみた図、図10は本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置における図5のD−D矢視における断面図である。
第2ボビン32のフランジ部32aには、第2コイル24の巻き始め側引き出し線24aと巻き終わり側引き出し線24bが、それぞれ挿通される挿通溝32cが180°対向した位置に設けられており、第2コイル24の巻き終わり側引き出し線24bが挿通される挿通溝32cの周囲には、第2コイル24の巻き終わり側引き出し線24bを樹脂カバー28側へ引き出す口出し部32dが軸方向一端側に突出して形成されている。
この口出し部32dは、第2固定鉄心25に設けた切り欠き部(図示しない)と係合し、図10に示すように、挿通溝32cを通じて口出し部32dまで引き出された第2コイル24の巻き終わり側引き出し線24bは、第2固定鉄心25における軸方向一端側の端面に電気的かつ機械的に固定される。
また、第2ボビン32のフランジ部32aには、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aを樹脂カバー28側へ引き出すための挿通穴32eが設けられている。
第2コイル24の巻き始め側引き出し線24aは挿通溝32cを介して、第2ボビン32のフランジ部32aまで引き出された後、図5に示すように、第2ボビン32とは別体に形成されるとともに、樹脂カバー28と第2固定鉄心25の両方に係合する保持部材41に保持されたまま、樹脂カバー28の外部まで引き出され、第2外部接続用端子37と電気的に接続される。
第2ボビン32のフランジ部32bには、図9に示すように、第1ボビン20のフランジ部20aに形成された2箇所の口出し部20cの突出部20dと係合する係合部32fが形成されている。
なお、一方の係合部32fと上述した挿通穴32eとは同軸上に形成されており、第1ボビン20の口出し部20cから引き出された第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aが、挿通穴32eを介して樹脂カバー28側へ引き出せるように構成されている。
次に、本発明の特徴である第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aの引き出し構造について説明する。
図5に示すように、ケース15内に電磁スイッチ9とソレノイド12が組み付けられた状態において、第1ボビン20のフランジ部20aに形成された口出し部20cは、第1固定鉄心18の切り欠き部18aと係合し、さらに口出し部20cの突出部20dと、第2ボビン32のフランジ部32bの係合部32fとが係合する。
第1ボビン20の口出し部20cから引き出された第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aは、第2ボビン32のフランジ部32bの係合部32f、さらには第2ボビン32のフランジ部32aの挿通穴32eを介して、第2ボビン32のフランジ部32aまで引き出される。その後、図5、図6に示すように、第2ボビン32とは別体に形成されるとともに、樹脂カバー28と第2固定鉄心25の両方に係合する保持部材41に保持されたまま、樹脂カバー28の外部まで引き出され、第1外部接続用端子36と電気的に接続される。
なお、本実施の形態では、保持部材41を第2ボビン32と別体としたが、第2ボビン32と一体に形成された保持部41としてもよい。
このように、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aは軸方向に略直線状に延設して樹脂カバー28外部まで引き出すことによって、第2コイル24の内周よりも内側に配置されることになる。
次に、ソレノイド12と電磁スイッチ9の動作について説明する。まず電磁スイッチ9の動作であるが、第2コイル24に電流が流れると、磁界が発生する。そして第2可動鉄心27に働く吸引力が復帰スプリング40と接点圧スプリング39に打ち勝って、第2可動鉄心27が第2固定鉄心25に吸着される。
ロッド38は第2可動鉄心27における軸方向一端側の端面と当接しているので、第2可動鉄心27が第2固定鉄心25方向に動くとロッド38も一緒に移動する。ロッド38が移動するとロッド38に保持されている可動接点31も動き、第2可動鉄心27が所定量動くと可動接点31が一組の固定接点29、30と接触する。
さらに、第2可動鉄心27が第2固定鉄心25方向に動くと、接点圧スプリング39の荷重が可動接点31と一組の固定接点29、30間に与えられる。可動接点31と一組の固定接点29、30が当接すると、バッテリ2からモータ3へ電力が供給されモータ3が回転する。
第2コイル24への通電を止めると磁界が消え、復帰スプリング40と接点圧スプリング39の荷重でロッド38と第2可動鉄心27は元の位置に戻るので、可動接点31と一組の固定接点29、30は離れ、バッテリ2からの電力供給がなくなるのでモータ3は停止する。
続いて、ソレノイド12の動作について説明する。第1コイル17に電流が流れると、磁界が発生する。そして、第1可動鉄心19に働く吸引力がリターンスプリング22に打ち勝って、第1可動鉄心19が第1固定鉄心18に吸着される。
第1可動鉄心19が第1固定鉄心18方向に吸引されると、第1可動鉄心19のフック10と係合しているシフトレバー11を介してピニオン7はリングギヤ6の方向に移動するが、ピニオン7とリングギヤ6の端面同士が当接しピニオン7がリングギヤ6の歯面に入り込まなかった場合は、第1可動鉄心19だけがさらに動くことでドライブスプリング23のたわみ量が発生し、ドライブスプリング23の荷重でシフトレバー11を介してピニオン7をリングギヤ6方向に付勢する。
以上のような動作を行うソレノイド9と電磁スイッチ12を備えたスタータ用電磁スイッチ装置13を有するスタータ1において、アイドルストップが実施された場合の一例として、エンジン停止過程(エンジンの回転が完全に停止するまでの減速期間中)で再始動要求が発生した場合の作動を説明する。
この場合、例えば、電子制御装置14によって、先ず、電磁スイッチ12を作動させ、ピニオン7をリングギヤ6方向へ押し出し、ピニオン7の端面がリングギヤ6の端面に当接する。この時、エンジンの回転が完全に停止していない、つまり、リングギヤ6が減速しながら回転しているため、リングギヤ6がピニオン7と噛み合い可能な位置まで回転した時点で、ドライブスプリング23に蓄えられた反力によりピニオン7がリングギヤ6に噛み合う。
その後、ソレノイド9を作動させて、バッテリ2からモータ3へ電力が供給されモータ3が回転する。モータ3の回転は出力軸4を介してピニオン7に伝達され、ピニオン7によってリングギヤ6を回転することができ、エンジンを速やかに再始動することができる。
本実施の形態1におけるスタータ用電磁スイッチ装置13においては、ソレノイド12の第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aが、電磁スイッチ9の第2ボビン32の内側、言い換えると第2コイル24の内周より内側を通って軸方向一端側に引き出され、樹脂カバー28の第1外部接続用端子36と電気的に接続されている。
このため、第1コイル17の一方の引き出し線が第2コイル24の外周より外側を通って軸方向一端側に引き出されることがないので、第2コイル24とケース15の間の空隙を小さくすることができ、通電により発熱した第2コイル24がケース15を介して行う放熱の効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態1では、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aを第2コイル24の内周より内側を通って軸方向一端側に引き出したが、第1コイル17の巻き終わり側引き出し線17bを第2コイル24の内周より内側を通って軸方向一端側に引き出しても、上述の効果を奏する。
また、本実施の形態1では、第2コイルの内周より内側を通って軸方向一端側に引き出されている第1コイル17の引き出し線を巻き始め側引き出し線17aとしている。
通常、ボビンに巻回されるコイルは、巻き始め側引き出し線が内径側、巻き終わり側引き出し線が外径側になるように巻回されて製造される。本実施の形態1においても、第1ボビン20に巻回される第1コイル17は、巻き始め側引き出し線17aが内径側、巻き終わり側引き出し線17bが外径側になるように巻回されて製造され、第2ボビン32に巻回される第2コイル24も、巻き始め側引き出し線24aが内径側、巻き終わり側引き出し線24bが外径側になるように巻回されて製造される。
このため、第1コイル17の巻き終わり側引き出し線17bを第2コイルの内周より内側を通って軸方向一端側に引き出す場合と比較し、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aを第2コイルの内周より内側を通って軸方向一端側に引き出した場合の方が、軸方向一端側に直線状に引き出すことができるため、第1コイル17のコイル長が短くでき、ひいてはスタータ用電磁スイッチ装置13の全長を短くすることができる。
また、本実施の形態1では、第1コイル17の軸方向一端側には第1固定鉄心18が配置されており、第1コイル17の巻き終わり側引き出し線17bが第1固定鉄心18に電気的、かつ機械的に接続されている。
上述のように、第1コイル17の巻き終わり側引き出し線17bは第1ボビン20の外径側、言い換えると第1コイル17の外径側に位置しており、近傍に位置する第1固定鉄心18に電気的、かつ機械的に接続することで、スタータ用電磁スイッチ装置13の組み立て過程において、第1コイル17がばらばらになることを防止できる。
なお、本実施の形態1では、第1コイル17の巻き終わり側引き出し線17bと、第1固定鉄心18とを直接的に接続しているが、これに限られず、導電性の中間部材を介して、第1コイル17の巻き終わり側引き出し線17bと第1固定鉄心18とを間接的に接続しても良い。
加えて、本実施の形態1では、第2コイル24の内径が第1のコイル17の内径よりも大きくなるように構成している。
このため、第2コイル24の巻き始め側引き出し線24aよりも、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aの方が内径側に位置するため、第1コイル17の巻き終わり側引き出し線17bよりも第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aの方が、第2コイル24と径方向に干渉しにくい。したがって、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aを軸方向一端側に直線状に引き出す作業を容易に行うことができる。
また、本実施の形態1では、第1コイル17が巻回されている第1ボビン20の軸方向一端側にはフランジ部20aが形成されており、このフランジ部20aには第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aを保持するとともに、軸方向一端側に引き出す口出し部20cが形成されている。
このため、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aの耐振性を向上させることができる。
さらに、本実施の形態1では、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aは、第2コイル24が巻回される第2ボビン32の内側を軸方向に挿通し、挿通穴32eを介して軸方向一端側に引き出され、樹脂カバー28の第1外部接続用端子36と電気的に接続されている。
これにより、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aと第2コイル24とが電気的に接触することを防止することができる。
加えて、本実施の形態1では、第1ボビン20の口出し部20cの一部である突出部20dと、第2ボビン32におけるフランジ部32bに形成された係合部32fとが係合するように構成されている。
これにより、第1コイル17が巻回されている第1ボビン20と第2コイル24が巻回されている第2ボビン32との位置決めが容易に行えるため、スタータ用電磁スイッチ装置13を組み立てる際の生産性を向上させることができると共に、第1ボビン20と第2ボビン32によって安定的に第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aを保持することが可能となり耐振性を向上させることができる。
また、本実施の形態1では、第1ボビン20の口出し部20cの一部を突出部20dとして一体に形成されているため、突出部20dが第1ボビン20と別体で形成されている場合と比較して部品点数を削減することができる。なお、第1ボビン20の成形性を考慮して、第1ボビン20と別体の突出部材としても良いことは言うまでもない。
さらに、本実施の形態1では、第2ボビン32と樹脂カバー28の間において、第1コイル17の巻き始め側引き出し線17aを保持している保持部材41と樹脂カバー28とが係合するように構成している。
このため、樹脂カバー28をケース15に組み付ける際の位置決めを容易に行うことができる。
また、本実施の形態1では、第1ボビン20の挿通溝20bが180°対向した位置に設けられているとともに、第2ボビン32の挿通溝32cも同様に180°対向した位置に設けられているとしたが、これに限られず、挿通溝20bと挿通溝32cは他の部品の構成や第1外部接続用端子36および第2外部接続用端子37の位置により適宜角度を変更することも可能である。
なお、上記実施の形態1においては、スタータ用電磁スイッチ装置13はアイドルストップシステムを搭載した車両のスタータ1に用いられるものとして説明したが、これに限られず、アイドルストップシステムの非対応車両のスタータに用いられるものとしてもよい。
1 スタータ
3 モータ
6 リングギヤ
7 ピニオン
8 メイン接点
9 電磁スイッチ
12 ソレノイド
13 スタータ用電磁スイッチ装置
15 ケース
15a 底面
17 第1コイル
17a 巻き始め側引き出し線(一方の引き出し線)
17b 巻き終わり側引き出し線(他方の引き出し線)
18 第1固定鉄心
20 第1ボビン
20a フランジ部
20c 口出し部
24 第2コイル
28 樹脂カバー
32 第2ボビン
36 第1外部接続用端子

Claims (7)

  1. 通電により電磁石を形成する第1コイルを有し、前記第1コイルの吸引力を利用してスタータのピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出すソレノイドと、
    通電により電磁石を形成する第2コイルを有し、前記第2コイルの吸引力を利用してスタータのモータ回路に設けられるメイン接点を開閉する電磁スイッチと、
    軸方向の一端側が開口し、他端側に底面を有する有底筒状に形成され、前記ソレノイドを軸方向他端側に収納し、前記電磁スイッチを軸方向一端側に収納するケースと、
    前記第1コイルと電気的に接続された外部接続用端子を保持し、前記電磁スイッチの軸方向一端側に固定された樹脂カバーと、を備え、
    前記第1コイルの一方の引き出し線は、前記第2コイルの内周より内側を通って、前記外部接続用端子と接続されていることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のスタータ用電磁スイッチ装置において、
    前記第1コイルの前記一方の引き出し線は巻き始め側引き出し線であることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。
  3. 請求項2に記載のスタータ用電磁スイッチ装置において、
    前記第1コイルにおける軸方向一端側には第1固定鉄心が配置され、
    前記第1コイルの他方の引き出し線である巻き終わり側引き出し線が、前記第1固定鉄心に電気的および機械的に接続されていることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。
  4. 請求項2または3に記載のスタータ用電磁スイッチ装置において、
    前記第1コイルの内径よりも前記第2コイルの内径の方が大きく構成されていることを特徴とするスタータ用の電磁スイッチ装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置において、
    前記第1コイルが巻回されるとともに、軸方向一端側にフランジ部が形成された第1ボビンを備え、
    前記フランジ部には、前記第1コイルの前記一方の引き出し線を保持するするとともに、軸方向一端側へ引き出す口出し部が形成されていることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。
  6. 請求項5に記載のスタータ用電磁スイッチ装置において、
    前記第2コイルが巻回される第2ボビンを備え、
    前記第1コイルの前記一方の引き出し線は、前記第2ボビンを軸方向に挿通して配置されていることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。
  7. 請求項6に記載のスタータ用電磁スイッチ装置において、
    前記口出し部は、前記第2ボビンと係合することを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。
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