JP5472437B1 - 電磁スイッチ - Google Patents
電磁スイッチ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5472437B1 JP5472437B1 JP2012274912A JP2012274912A JP5472437B1 JP 5472437 B1 JP5472437 B1 JP 5472437B1 JP 2012274912 A JP2012274912 A JP 2012274912A JP 2012274912 A JP2012274912 A JP 2012274912A JP 5472437 B1 JP5472437 B1 JP 5472437B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- iron core
- fixed iron
- electromagnetic switch
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明は、ピニオン押出用ソレノイド12の第1の固定鉄心20と、モータ通電用ソレノイド9の第2の固定鉄心29が共にケース15内に圧入されながら収納されており、磁性プレート30と第2のプランジャ31を軸方向に保持するスペーサ16が、磁性プレート30と第1の固定鉄心20の間に配置されている。このスペーサ16の係止部16cは鉤状に形成され、第2のボビン27に形成された段付部27fに係合することによって、第2のボビン27、第2のコイル28、第2の固定鉄心29、磁性プレート30、及び第2のプランジャ31とからなるモータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化する。そして、第1の固定鉄心20とモータ通電用ソレノイド9の構成部品とを別々にケース15内に収納。
【選択図】 図4
Description
このアイドルストップシステムは、例えば、交差点での信号停止や渋滞等により一時停止した際に、エンジンへの燃料供給をカットしてエンジンを自動的に停止させ、その後、運転者により発進操作(例えば、ブレーキペダルの解除操作、ドライブレンジへのシフト操作等)が行われて再始動条件が成立すると、スタータを自動的に起動してエンジンを再始動させるシステムである。
一方電磁石の固定鉄心は、電磁継電器の第1の固定鉄心と違って外力を受ける必要がないので、固定鉄心は継鉄に圧入されていないものとしている。しかしながら、電磁石の固定鉄心は、可動鉄心の当接面を兼ねており、可動鉄心作動時に衝撃が加わった結果、同軸上に配置されている電磁継電器の励磁コイルに衝撃が加わることを防止する必要があることから、電磁石の固定鉄心も継鉄に圧入することが望ましい。
すなわち、一体化されたピニオン押出用ソレノイド及びモータ通電用ソレノイドをケースに組み付ける際に、モータ通電用ソレノイドの板状磁路部材とピニオン押出用ソレノイドの固定鉄心の2ヶ所をケースに圧入するため、圧入荷重が大きくなり組み立て性が悪化する。
さらには、モータ通電用ソレノイドの板状磁路部材とピニオン押出用ソレノイドの固定鉄心をケースに同時に圧入する際に、モータ通電用ソレノイドの板状磁路部材とピニオン押出用ソレノイドの固定鉄心の間に配設されているモータ通電用ソレノイドの第2のコイルに歪みが生じて劣化するおそれがあり、劣化した第2のコイルが車両の振動等によって断線に繋がることが懸念される。
また、本願請求項5に係る電磁スイッチは、軸方向の一端側が開口し、他端側に底面を有するケースと、通電により励磁される第1のコイルと、前記第1のコイルにおける前記ケースの開口側に配置される第1の固定鉄心と、前記第1のコイルの内周に配設されるとともに前記第1のコイルの励磁によって軸方向に移動する第1のプランジャとを構成部品とし、前記第1のプランジャの動きに連動して、スタータのピニオンを軸方向に押し出す働きを有し、前記ケースの底面側に収納されるピニオン押出用ソレノイドと、通電により励磁される第2のコイルと、前記第2のコイルにおける前記ケースの開口側に配置される第2の固定鉄心と、前記第2のコイルにおける前記ケースの底面側に配置されて前記第2のコイルの磁気回路の一部を形成する磁性プレートと、前記第2のコイルの内周且つ前記磁性プレートの内周に配設されるとともに前記第2のコイルの励磁によって軸方向に移動する第2のプランジャとを構成部品とし、前記第2のプランジャの動きに連動して、スタータモータに流れる電流を断続するためのメイン接点を開閉する働きを有し、前記ケースの開口側に収納されるモータ通電用ソレノイドと、を備え、前記ピニオン押出用ソレノイドと前記モータ通電用ソレノイドとを軸方向に直列に配置して一体的に構成されるとともに、前記第1の固定鉄心と前記第2の固定鉄心が、それぞれ前記ケース内に圧入された状態で収納されているスタータ用の電磁スイッチであって、前記磁性プレートと前記第1の固定鉄心の間には、前記磁性プレートと前記第2のプランジャを軸方向に保持するスペーサが設けられ、前記スペーサには、前記第2のコイル側に向かって延出し、前記第2の固定鉄心に係合して前記モータ通電用ソレノイドの前記構成部品を一体化する係止部が形成されていることを特徴とするものである。
また、本願請求項5に係る電磁スイッチによれば、ピニオン押出用ソレノイドの構成部品である第1の固定鉄心をケースに圧入した後、モータ通電用ソレノイドの構成部品である第2の固定鉄心をケースに圧入することができるので、圧入荷重が高くなることがなく、電磁スイッチの組み立て性が悪化することはない。また、スペーサの係止部を第2の固定鉄心に係合することによってモータ通電用ソレノイドの構成部品を一体化しているため、モータ通電用ソレノイドの構成部品を個別にケース内に収納する場合と比較して、電磁スイッチの組み立て性を向上させることができる。さらに、第1の固定鉄心と、スペーサによって一体化されたモータ通電用ソレノイドの構成部品とを別々にケース内に組み付けることができるので、第1の固定鉄心と第2の固定鉄心の圧入による歪みが第2のコイルに生じることがなく、第2のコイルの劣化を抑制することができる。
図1は本発明の実施の形態1に係る電磁スイッチを搭載したスタータの部分断面図、図2は本発明の実施の形態1に係る電磁スイッチを搭載したスタータの結線図、図3は本発明の実施の形態1に係る電磁スイッチ装置の断面図、図4は本発明の実施の形態1に係るモータ通電用ソレノイドの構成部品(スペーサ組み付け後)を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一部分を示す。
これら各図において、スタータ1は、バッテリ2からの通電により回転力を発生するスタータモータ3、このスタータモータ3から回転力を取り出す出力軸4、この出力軸4上に軸方向摺動可能に配置され出力軸4からスタータモータ3の回転力が伝達されるオーバランニングクラッチ5、このオーバランニングクラッチ5に伝達されたスタータモータ3の回転力をエンジンのリングギヤ6に伝達するピニオン7、モータ回路を構成するメイン接点8を備え、メイン接点8を開閉するモータ通電用ソレノイド9と、このモータ通電用ソレノイド9と同軸直列に配置され、フック10と係合するシフトレバー11を介してピニオン7をリングギヤ6方向に移動させるピニオン押出用ソレノイド12とを備えた電磁スイッチ13を備えている。
ケース15は、ピニオン押出用ソレノイド12のヨークを形成するとともに、モータ通電用ソレノイド9のヨークも形成している。このケース15は、軸方向の一端側が開口し、他端側に底面15aを有する有底筒形状からなり、底面15aに取り付けられる2本のボルト(図示せず)を介してスタータ1のフロントブラケット17に固定される。
ケース15は、底面15a側から開口側まで外径が同一寸法であり、且つ、底面15a側より、開口側の方が内径が大きく、肉厚が薄く形成されている。このケース15の内周面には、2ヶ所の段差15b、15cが設けられている。
段差15b、15cは、ケース15の開口側からこの順に設けられ、段差15bが設けられている箇所の内径は、開口側の内径よりも小さく、且つ段差15cが設けられている箇所の内径よりも大きい。一方、段差15cが設けられている箇所の内径は、ケース15の底面15aの内径よりも大きい。
スペーサ16は、例えば非磁性材料からなり、ピニオン押出用ソレノイド12とモータ通電用ソレノイド9の間に配設されるとともに、モータ通電用ソレノイド9の構成部品に係合する部材である。スペーサ16は本発明の特徴であるため、詳細構造は後述する。
第1のコイル19は、樹脂製の第1のボビン18に巻回されて形成され、一方のコイル端部が電子制御装置14に接続されるとともに、キースイッチ22を介してバッテリ2に接続され、他方のコイル端部がケース15を介してアース接続されている。
なお、第1のボビン18の内周面には、第1のプランジャ21が可動する摺動面を形成する支持部材23が配設されている。
第1の固定鉄心20は、第1のコイル19の内周側で第1のプランジャ21と対向する対向面20aを有しており、この対向面20aには、軸方向に貫通する貫通孔20bが径方向の略中央に形成されている。
第1の固定鉄心20の貫通孔20bには、軸方向に貫通する貫通孔24aを有する緩衝部材24が取り外し可能に装着されており、第1のプランジャ21が、この緩衝部材24に衝突することで、第1のプランジャ21が第1の固定鉄心20の対向面20aに衝突する際の衝突音を低減、あるいは衝突音の発生を防止することができる。
すなわち緩衝部材24は、その材質、大きさ、形状等によって、第1のプランジャ21が第1の固定鉄心20の対向面20aに衝突しないように構成することができ、この場合は衝突音の発生を防止することができる。一方で、第1のプランジャ21が緩衝部材24に衝突した後に、第1の固定鉄心20の対向面20aに衝突するような構成の場合、第1のプランジャ21を一旦緩衝部材24に衝突させることで、第1のプランジャ2の移動速度が低減されており、緩衝部材24が装着されていない場合と比較して第1の固定鉄心20の対向面20aに衝突する際の衝突音を低減することができる。
これにより、第1のコイル19と第1の固定鉄心20がケース15内に収納される際には、第1の固定鉄心20はケース15に圧入されながら収納されることになる。
第1の固定鉄心20における第1のボビン18の鍔部18a側端面は、ケース15の内周面に設けられた段差15cに当接して軸方向に位置決めされている。
この第1のプランジャ21は、径方向の中央部に円筒孔を有する略円筒状に形成され、その円筒孔には、第1のプランジャ21の動きをシフトレバー11に伝達するためのフック10と、ピニオン7をリングギヤ6に噛み合わせるための反力を蓄えるドライブスプリング26とが挿入されている。
また、第1のプランジャ21は、ケース15の底面15aに形成した開口孔15dによって、ケース15内から取り外し可能に構成されている。
以上に説明した第1のコイル19、第1の固定鉄心20、及び第1のプランジャ21が、本実施の形態におけるピニオン押出用ソレノイド12の構成部品を構成している。
この第2のボビン27の内周には、軸心方向に可動する第2のプランジャ31が配置されている。
さらに、第2の固定鉄心29における第2のプランジャ31側の端面は、第2のコイル28の励磁によって軸方向に移動した第2のプランジャ31の当接面29aを構成し、中心部には後述するロッド37が軸方向に摺動可能な貫通孔29bを備えている。
なお、第2の固定鉄心29には、樹脂カバー32と係合する凹部29cが設けられている。
磁性プレート30には、第2のプランジャ31が内周に配設される貫通孔30aが設けられており、この貫通孔30aの内周面と第2のプランジャ31との間に支持部材40が配設されている。
この支持部材40は、第2のプランジャ31が摺動する第2のボビン27の内周にも配設されている。
さらに磁性プレート30には、後述するスペーサ16の係止部16cを第2のコイル28側に取り出すための取出し口30b(例えば、切欠き溝、貫通孔等)が形成されている。
第2のボビン27は、図5の(a)乃至(c)に示すように、第2のコイル28が巻回される巻胴部27bと、この巻胴部27bにおけるケース15の開口側に形成された鍔部27a、及び巻胴部27bにおけるケース15の底面15a側に形成された鍔部27cとから構成される。
鍔部27aには、第2のコイル28のコイル端部を第2の固定鉄心29側へ引き出す引き出し部27dが2ヶ所形成されている。
一方の引き出し部27dから引き出された一方のコイル端部は、樹脂カバー32の外に導出されて、電子制御装置14と接合され、他方の引き出し部27dから引き出された他方のコイル端部は、鍔部27aに当接する第2の固定鉄心29に接合されてアース接続されている。
巻胴部27bには、軸方向に係合孔27eが形成され、その係合孔27eの内周には径方向内側に向かって段付部27fが形成されている。
段付部27fは、後述するスペーサ16の係止部16cが係合する箇所である。
また、樹脂カバー32は、脚部32bの先端面が第2の固定鉄心29における第2のボビン27の反鍔部27a側の表面に当接して第2の固定鉄心29に対し軸方向に位置決めされるとともに、脚部32bから第2の固定鉄心29側に突出した凸部32cが第2の固定鉄心29の凹部29cに係合して径方向に位置決めされる。
樹脂カバー32の内部には、前述のメイン接点8を形成する一組の固定接点33と可動接点34が配置される。
一組の固定接点34は、2本の端子ボルト35、36の頭部に形成されているが、2本の端子ボルト35、36とは別体の固定接点とすることもできる。
樹脂カバー32と可動接点34の間には、可動接点34を一組の固定接点33から離す方向に付勢するための復帰バネ39が配設されている。
以上に説明した第2のボビン27、第2のコイル28、第2の固定鉄心29、磁性プレート30、及び第2のプランジャ31が、本実施の形態におけるモータ通電用ソレノイド9の構成部品を構成している。
これにより、第2の固定鉄心29がケース15内に収納される際には、第2の固定鉄心29はケース15に圧入されながら収納されることになる。
第2の固定鉄心29における第2のボビン27の鍔部27a側端面は、ケース15の内周面に設けられた段差15bに当接して軸方向に位置決めされている。
一方、磁性プレート30は、第2の固定鉄心29と違って外力を受ける必要がないのでケース15の内径と磁性プレート30の外径はスキマバメの寸法設定であり、例えば、ケース15の内径>磁性プレート30の外径の寸法設定である。
スペーサ16は、本実施の形態では樹脂材料から形成され、ピニオン押出用ソレノイド12とモータ通電用ソレノイド9の間、特に磁性プレート30と第1の固定鉄心20の間に配設されており、磁性プレート30と第2のプランジャ31を軸方向に保持している。
このスペーサ16には、径方向の略中央に第2のプランジャ31の外径よりも小さい径の貫通孔16aを有し、磁性プレート30と第2のプランジャ31とを保持する保持部16bと、この保持部16bから軸方向に向かって延出して形成された2ヶ所の係止部16cと、から構成される。
スペーサ16の貫通孔16aは、ケース15に組み付けられた際に、第1の固定鉄心20に形成された貫通孔20bと同軸上に設けられるように構成されている。
本実施の形態では、係止部16cは径方向外側に向けた鉤状により形成されている。
このため、第1の固定鉄心20に緩衝部材24が取り付けられる前の状態、且つケース15に第1のプランジャ21が組み付けられる前の状態において、第1の固定鉄心20の貫通孔20b、及びスペーサ16の貫通孔16aを介して、ケース15の開口孔15dから第2のプランジャ31における反ロッド37側端面を、ロッド37側へ押し上げることが可能となる。
ロッド37は第2のプランジャ31における第2の固定鉄心29側の端面と当接しているので、第2のプランジャ31が第2の固定鉄心29方向に動くとロッド37も一緒に移動する。ロッド37が移動するとロッド37に保持されている可動接点34も動き、第2のプランジャ31が所定量動くと可動接点34が一組の固定接点33と接触する。
第2のコイル28への通電を止めると磁界が消え、復帰スプリング39と接点圧スプリング38の荷重でロッド37と第2のプランジャ31は元の位置に戻るので、可動接点34と一組の固定接点33は離れ、バッテリ2からの電力供給がなくなるのでスタータモータ3は停止する。
第1のプランジャ21が第1の固定鉄心20方向に吸引されると、第1のプランジャ21のフック10と係合しているシフトレバー11を介してピニオン7はリングギヤ6の方向に移動するが、ピニオン7とリングギヤ6の端面同士が当接しピニオン7がリングギヤ6の歯面に入り込まなかった場合は、第1のプランジャ21だけがさらに動くことでドライブスプリング26のたわみ量が発生し、ドライブスプリング26の荷重でシフトレバー11を介してピニオン7をリングギヤ6方向に付勢する。
この場合、例えば、電子制御装置14によって、先ず、ピニオン押出用ソレノイド12を作動させ、ピニオン7をリングギヤ6方向へ押し出し、ピニオン7の端面がリングギヤ6の端面に当接する。この時、エンジンの回転が完全に停止していない、つまり、リングギヤ6が減速しながら回転しているため、リングギヤ6がピニオン7と噛み合い可能な位置まで回転した時点で、ドライブスプリング26に蓄えられた反力によりピニオン7がリングギヤ6に噛み合う。
まず、ピニオン押出用ソレノイド12を構成する第1のコイル19が巻回されている第1のボビン18と、この第1のボビン18に保持されている第1の固定鉄心20を、ケース15の開口側から挿入する。この時、第1の固定鉄心20はケース15に圧入された状態で、ケース12内に収納されることになる。
なお、緩衝部材24、第1のプランジャ21、及びリターンスプリング25については、後述する接点圧スプリング38の撓み代Lの寸法検査の後、ケース15の開口孔15dから組み付ける。
図7は、本発明の実施の形態1に係るモータ通電用ソレノイドの構成部品をスペーサによって一体化するための組立手順を示す工程図である。
まず、図7の(a)に示すように、第2のコイル28が巻回されている第2のボビン27の鍔部27a側に第2の固定鉄心29を当接させるとともに、第2のボビン27に保持させ、第2のボビン27の内周には支持部材40を組み付ける。
そして、第2の固定鉄心29を保持した第2のボビン27と、磁性プレート30、第2のプランジャ31、及びスペーサ16を軸心方向(図示上下方向)に配置する。
次に、図7の(b)に示すように、磁性プレート30を第2のボビン27の鍔部27c方向から、第2のボビン27と支持部材40に組み付ける。第2のプランジャ31は、スペーサ16上に載置しておく。
この状態で、図7の(c)に示すように、第2のプランジャ31が支持部材40の内周側に配設されるように、スペーサ16を磁性プレート30側から組み付ける。
そして、取り出された係止部16cは、第2のボビン27の係合孔27eに形成された段付部27fと係合される。
このような構成によれば、スペーサ16の係止部16cを第2のボビン27の段付部27fに係合させて、モータ通電用ソレノイド9の構成部品(第2のボビン27、第2のコイル28、第2の固定鉄心29、磁性プレート30、及び第2のプランジャ31)を一体化させることができる。
モータ通電用ソレノイド9の構成部品(第2のボビン27、第2のコイル28、第2の固定鉄心29、磁性プレート30、及び第2のプランジャ31)に続いて、モータ通電用ソレノイド9の残りの構成部品(樹脂カバー32、可動接点34、ロッド37、接点圧スプリング38、及び復帰スプリング39)を組み付けて、ケース15の開口を樹脂カバー32の段差部にかしめ固定する。
接点圧スプリング38の撓み代L=初期状態における第2のプランジャ31と第2の固定鉄心29との距離L1−初期状態における可動接点34と一組の固定接点33との距離L2 ・・(1)
可動接点34と一組の固定接点33間に与える接点圧スプリング38の荷重が所定の値となるように設定された接点圧スプリング38の撓み代Lが所定の値であれば、第1の固定鉄心20の貫通孔20bに緩衝部材24を取り付ける。
最後に、第1のプランジャ21とリターンスプリング25を、ケース15の開口孔15dからケース15内に組み付けることで、電磁スイッチ13の組み立て工程が完了する。
ここで、本実施の形態では、第1の固定鉄心20を保持している第1のボビン18に、モータ通電用ソレノイド9の構成部品(第2のボビン27、第2のコイル28、第2の固定鉄心29、磁性プレート30、及び第2のプランジャ31)を一体化してケース15に収納するのではなく、第1の固定鉄心20を保持している第1のボビン18とモータ通電用ソレノイド9の構成部品を別々にケース15内に収納し、且つスペーサ16の係止部16cを第2のボビン27に係合することによってモータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化してケース15内に収納している。
また、スペーサ16の係止部16cを第2のボビン27に係合することによってモータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化しているため、モータ通電用ソレノイド9の構成部品を個別にケース15内に収納する場合と比較して、電磁スイッチ13の組み立て性を向上させることができる。
さらに、第1の固定鉄心20と、スペーサ16によって一体化されたモータ通電用ソレノイド9の構成部品とを別々に組み付けることができるので、第2のコイル28に、第1の固定鉄心20と第2の固定鉄心29の圧入による歪みが生じることがなく、第2のコイル28の劣化を抑制することができる。
このため、第1の固定鉄心20に緩衝部材24が取り付けられる前の状態、且つケース15に第1のプランジャ21が組み付けられる前の状態において、第1の固定鉄心20の貫通孔20b、及びスペーサ16の貫通孔16aを介して、ケース15の開口孔15dから第2のプランジャ31における反ロッド37側端面を、ロッド37側へ押し上げることが可能となる。
これによって、接点圧スプリング38の撓み代Lの寸法検査を行うことができるので、電磁スイッチ13の不良率を低減させることができる。
さらに、この緩衝部材24は、貫通孔20bに取り外し可能に第1の固定鉄心20に装着されていることにより、経年劣化等によって接点圧スプリング38の撓み代Lの寸法検査が必要な場合であっても、緩衝部材24を貫通孔20bから取り外し、第1のプランジャ21をケース15内から取り外すことによって、再度接点圧スプリング38の撓み代Lの寸法検査を行うことができる。
なお、本実施の形態では、緩衝部材24は軸方向に貫通する貫通孔24aを有しているので、第1の固定鉄心20から取り外し可能な構成でなくとも、貫通孔24aを介して接点圧スプリング38の撓み代Lの寸法検査を行うことができる。この場合は、電磁スイッチ13の組み立て工程において、緩衝部材24を第1の固定鉄心20に装着した後であっても、接点圧スプリング38の撓み代Lの寸法検査を行うことができることは言うまでもない。
図8は、本発明の実施の形態1の第1の変形例に係るモータ通電用ソレノイドの構成部品(スペーサ組み付け後)を示す図である。
この変形例においては、スペーサ16の係止部16cは径方向内側に向けた鉤状により形成され、この係止部16cと係合される第2のボビン27の段付部27fは、係合孔27eの内周から径方向外側に向かって形成されている。
その他の構成は、実施の形態1における電磁スイッチ13と同様のため、説明は省略する。
図9は、本発明の実施の形態1の第2の変形例に係るモータ通電用ソレノイドの構成部品(スペーサ組み付け後)を示す図である。
この第2の変形例では、スペーサ16の係止部16cを第2のボビン27の係合孔27eに圧入することで、モータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化している。
その他の構成は、実施の形態1の第1の変形例における電磁スイッチ13と同様のため、説明は省略する。
加えて、係止部16cを係合孔27eに圧入するだけなので、一体化されたモータ通電用ソレノイド9の構成部品を容易に分解することができる。
図10は、本発明の実施の形態1の第3の変形例に係るモータ通電用ソレノイドの構成部品(スペーサ組み付け後)を示す図である。
この第3の変形例では、係止部16cを係合孔27eに圧入するのではなく、係止部16cを係合孔27eに挿通させた後、係止部16cの先端に抜け止め部材42を配設することによって、モータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化している。
その他の構成は、実施の形態1の第2の変形例における電磁スイッチ13と同様のため、説明は省略する。
加えて、係止部16cに配設した抜け止め部材42を取り外すことによって、一体化されたモータ通電用ソレノイド9の構成部品を容易に分解することができる。
上記実施の形態1や、実施の形態1の各変形例においては、スペーサ16の係止部16cを、第2のボビン27の段付部27f、あるいは係合孔27eに係合する等して、モータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化したが、本実施の形態2では、スペーサ16の係止部16cを第2の固定鉄心29に係合することによって、モータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化している。
図11は、本発明の実施の形態2に係るモータ通電用ソレノイドの構成部品(スペーサ組み付け後)を示す図である。
なお、スペーサ16の係止部16cは、径方向外側に向けた鉤状から形成されている。
この段付部29eが、本実施の形態におけるスペーサ16の係止部16cが係合する箇所となる。
その他の構成は、実施の形態1における電磁スイッチ13と同様のため、説明は省略する。
このため、ピニオン押出用ソレノイド12の構成部品である第1の固定鉄心20をケース15に圧入した後、モータ通電用ソレノイド9の構成部品である第2の固定鉄心29をケース15に圧入することができるので、圧入荷重が高くなることがなく電磁スイッチ13の組み立て性が悪化することはない。
また、スペーサ16の係止部16cを第2の固定鉄心29に係合することによってモータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化しているため、モータ通電用ソレノイド9の構成部品を個別にケース15内に収納する場合と比較して、電磁スイッチ13の組み立て性を向上させることができる。
さらに、第1の固定鉄心20と、スペーサ16によって一体化されたモータ通電用ソレノイド9の構成部品とを別々に組み付けることができるので、第2のコイル28に、第1の固定鉄心20と第2の固定鉄心29の圧入による歪みが生じることがなく、第2のコイル28の劣化を抑制することができる。
加えて、スペーサ16の係止部16cを第2の固定鉄心29に係合することによって、モータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化しているので、第2の固定鉄心29は第2のボビン27に保持される必要がなく、設計自由度が増す。
図12は、本発明の実施の形態2の第1の変形例に係るモータ通電用ソレノイドの構成部品(スペーサ組み付け後)を示す図である。
この変形例においては、スペーサ16の係止部16cは、第2の固定鉄心29の係合孔29dから取り出され、第2の固定鉄心29における反鍔部27a側の端面と係合している。
第2の固定鉄心29における反鍔部27a側の端面が、この変形例における係止部16cとの係合箇所となる。
加えて、第2の固定鉄心29の係合孔29dに段付部29eを形成する必要が無いので、電磁スイッチ13を安価に製造することができる。
図13は、本発明の実施の形態2の第2の変形例に係るモータ通電用ソレノイドの構成部品(スペーサ組み付け後)を示す図である。
この第2の変形例では、スペーサ16の係止部16cを第2の固定鉄心29の係合孔29dに圧入することで、モータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化している。
その他の構成は、実施の形態2の第1の変形例における電磁スイッチ13と同様のため、説明は省略する。
加えて、係止部16cは係合孔29dに圧入されているだけなので、一体化されたモータ通電用ソレノイド9の構成部品を容易に分解することができる。
図14は、本発明の実施の形態2の第3の変形例に係るモータ通電用ソレノイドの構成部品(スペーサ組み付け後)を示す図である。
この第3の変形例では、係止部16cを係合孔29dに圧入するのではなく、係止部16cを係合孔29dに挿通させた後、係止部16cの先端に抜け止め部材42を配設することによって、モータ通電用ソレノイド9の構成部品を一体化している。
その他の構成は、実施の形態2の第2の変形例における電磁スイッチ13と同様のため、説明は省略する。
加えて、係止部16cに配設した抜け止め部材42を取り外すことによって、一体化されたモータ通電用ソレノイド9の構成部品を容易に分解することができる。
さらに、スペーサ16の係止部16cの形状も鉤状に限られるものではなく、また鉤状の形状であっても、径方向外側あるいは径方向内側に向けて形成される場合のみならず、例えば鉤状の係止部が周方向に向いて形成されていてもよい。
加えて、係止部16cは2ヶ所に限られることはなく、1ヶ所を含む任意の数としてもよい。
なお、第2の固定鉄心29を第2のボビン27に保持する手段については、圧入に限られないことは言うまでもない。
3 スタータモータ
7 ピニオン
8 メイン接点
9 モータ通電用ソレノイド
12 ピニオン押出用ソレノイド
13 電磁スイッチ
15 ケース
15a 底面
15d 開口孔
16 スペーサ
16a 貫通孔
16c 係止部
19 第1のコイル
20 第1の固定鉄心
20b 貫通孔
21 第1のプランジャ
24 緩衝部材
24a 貫通孔
27 第2のボビン
27e 係合孔
27f 段付部
28 第2のコイル
29 第2の固定鉄心
29d 係合孔
29e 段付部
30 磁性プレート
30b 取出し口
31 第2のプランジャ
42 抜け止め部材
Claims (13)
- 軸方向の一端側が開口し、他端側に底面を有するケースと、
通電により励磁される第1のコイルと、前記第1のコイルにおける前記ケースの開口側に配置される第1の固定鉄心と、前記第1のコイルの内周に配設されるとともに前記第1のコイルの励磁によって軸方向に移動する第1のプランジャとを構成部品とし、前記第1のプランジャの動きに連動して、スタータのピニオンを軸方向に押し出す働きを有し、前記ケースの底面側に収納されるピニオン押出用ソレノイドと、
通電により励磁される第2のコイルと、前記第2のコイルが巻回されるボビンと、前記ボビンにおける前記ケースの開口側に保持される第2の固定鉄心と、前記ボビンにおける前記ケースの底面側に配置されて前記第2のコイルの磁気回路の一部を形成する磁性プレートと、前記ボビンの内周且つ前記磁性プレートの内周に配設されるとともに前記第2のコイルの励磁によって軸方向に移動する第2のプランジャとを構成部品とし、前記第2のプランジャの動きに連動して、スタータモータに流れる電流を断続するためのメイン接点を開閉する働きを有し、前記ケースの開口側に収納されるモータ通電用ソレノイドと、を備え、
前記ピニオン押出用ソレノイドと前記モータ通電用ソレノイドとを軸方向に直列に配置して一体的に構成されるとともに、前記第1の固定鉄心と前記第2の固定鉄心が、それぞれ前記ケース内に圧入された状態で収納されているスタータ用の電磁スイッチであって、
前記磁性プレートと前記第1の固定鉄心の間には、前記磁性プレートと前記第2のプランジャを軸方向に保持するスペーサが設けられ、
前記スペーサには、前記第2のコイル側に向かって延出し、前記ボビンに係合して前記モータ通電用ソレノイドの前記構成部品を一体化する係止部が形成されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項1に記載の電磁スイッチにおいて、
前記係止部は鉤状に形成されるとともに、
前記ボビンには前記係止部と係合する段付部が形成されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項1に記載の電磁スイッチにおいて、
前記ボビンには、前記係止部が圧入される係合孔が形成されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項1に記載の電磁スイッチにおいて、
前記ボビンには、前記係止部が挿通される係合孔が形成され、
前記係合孔を挿通した前記係止部の先端に抜け止め部材が配設されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 軸方向の一端側が開口し、他端側に底面を有するケースと、
通電により励磁される第1のコイルと、前記第1のコイルにおける前記ケースの開口側に配置される第1の固定鉄心と、前記第1のコイルの内周に配設されるとともに前記第1のコイルの励磁によって軸方向に移動する第1のプランジャとを構成部品とし、前記第1のプランジャの動きに連動して、スタータのピニオンを軸方向に押し出す働きを有し、前記ケースの底面側に収納されるピニオン押出用ソレノイドと、
通電により励磁される第2のコイルと、前記第2のコイルにおける前記ケースの開口側に配置される第2の固定鉄心と、前記第2のコイルにおける前記ケースの底面側に配置されて前記第2のコイルの磁気回路の一部を形成する磁性プレートと、前記第2のコイルの内周且つ前記磁性プレートの内周に配設されるとともに前記第2のコイルの励磁によって軸方向に移動する第2のプランジャとを構成部品とし、前記第2のプランジャの動きに連動して、スタータモータに流れる電流を断続するためのメイン接点を開閉する働きを有し、前記ケースの開口側に収納されるモータ通電用ソレノイドと、を備え、
前記ピニオン押出用ソレノイドと前記モータ通電用ソレノイドとを軸方向に直列に配置して一体的に構成されるとともに、前記第1の固定鉄心と前記第2の固定鉄心が、それぞれ前記ケース内に圧入された状態で収納されているスタータ用の電磁スイッチであって、
前記磁性プレートと前記第1の固定鉄心の間には、前記磁性プレートと前記第2のプランジャを軸方向に保持するスペーサが設けられ、
前記スペーサには、前記第2のコイル側に向かって延出し、前記第2の固定鉄心に係合して前記モータ通電用ソレノイドの前記構成部品を一体化する係止部が形成されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項5に記載の電磁スイッチにおいて、
前記係止部は鉤状に形成されるとともに、
前記第2の固定鉄心には前記係止部と係合する段付部が形成されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項5に記載の電磁スイッチにおいて、
前記係止部は、前記第2の固定鉄心における反前記第2のコイル側端面に係合されることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項5に記載の電磁スイッチにおいて、
前記第2の固定鉄心には、前記係止部が圧入される係合孔が形成されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項5に記載の電磁スイッチにおいて、
前記第2の固定鉄心には、前記係止部が挿通される係合孔が形成され、
前記係合孔を挿通した前記係止部の先端に抜け止め部材が配設されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の電磁スイッチにおいて、
前記磁性プレートには、前記係止部を前記第2のコイル側へ取り出す取出し口が形成されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載の電磁スイッチにおいて、
前記ケースの底面には、前記第1のプランジャを前記ケース内から取り外し可能な開口孔が形成され、
前記第1の固定鉄心と前記スペーサには、それぞれ同軸上に形成された貫通孔が設けられており、
前記ケース内から前記第1のプランジャが取り外された状態で、前記第2のプランジャは、前記第1の固定鉄心と前記スペーサの各々の前記貫通孔を介して、前記ケースの底面側から軸方向に押圧可能に配設されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項11に記載の電磁スイッチにおいて、
前記第1の固定鉄心の前記貫通孔には、前記第1のコイルの励磁によって軸方向に移動した第1のプランジャが衝突する緩衝部材が取り外し可能に装着されていることを特徴とする電磁スイッチ。 - 請求項11に記載の電磁スイッチにおいて、
前記第1の固定鉄心の前記貫通孔には、前記第1のコイルの励磁によって軸方向に移動した第1のプランジャが衝突する緩衝部材が装着されており、
前記緩衝部材には、軸方向に貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする電磁スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274912A JP5472437B1 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 電磁スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274912A JP5472437B1 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 電磁スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5472437B1 true JP5472437B1 (ja) | 2014-04-16 |
JP2014120345A JP2014120345A (ja) | 2014-06-30 |
Family
ID=50749779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012274912A Active JP5472437B1 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 電磁スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5472437B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094503A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Denso Corp | 電磁スイッチ装置 |
JP2012009455A (ja) * | 2011-09-29 | 2012-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | スタータ用電磁スイッチ装置 |
-
2012
- 2012-12-17 JP JP2012274912A patent/JP5472437B1/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094503A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Denso Corp | 電磁スイッチ装置 |
JP2012009455A (ja) * | 2011-09-29 | 2012-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | スタータ用電磁スイッチ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014120345A (ja) | 2014-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5392002B2 (ja) | 電磁スイッチ装置 | |
JP5267300B2 (ja) | スタータ | |
EP2151573B1 (en) | A starting device for combustion engines | |
JP5387296B2 (ja) | 電磁スイッチ装置 | |
JP5212065B2 (ja) | スタータ | |
JP4645771B1 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP5369843B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP5594184B2 (ja) | 電磁スイッチ装置 | |
JP5659936B2 (ja) | スタータ | |
JP2010242556A (ja) | スタータ | |
US20140260792A1 (en) | Starter | |
JP2006161780A (ja) | スタータ用電磁スイッチ | |
JP4636137B2 (ja) | スタータ | |
JP2014015910A (ja) | スタータ用電磁ソレノイド装置 | |
US10566132B2 (en) | Electromagnetic switch for engine starter | |
JP5472437B1 (ja) | 電磁スイッチ | |
JP6236988B2 (ja) | スタータ | |
JP5151832B2 (ja) | 電磁スイッチ | |
JP5578257B1 (ja) | スタータ用電磁スイッチ装置 | |
JP2011085129A (ja) | スタータ | |
JP5846250B2 (ja) | スタータ | |
JP2014001661A (ja) | スタータ用電磁ソレノイド装置 | |
JP5668804B2 (ja) | 電磁スイッチ装置 | |
JP6069934B2 (ja) | スタータ用電磁ソレノイド装置 | |
JP6004074B2 (ja) | スタータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140120 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5472437 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |