JP2015014711A - 静電潜像現像用二成分現像剤、及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の静電潜像現像用二成分現像剤は、少なくとも結着樹脂を含有するトナー母体粒子の表面に外添剤を有するトナー粒子とキャリア芯材粒子の表面に樹脂被覆層を有するキャリア粒子とを含有する静電潜像現像用二成分現像剤であって、前記樹脂被覆層が、少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られた被覆用樹脂を含有し、かつ、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有していることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この樹脂の疎水化としては、従来では、シリコーン樹脂を用いた被覆用樹脂が提案されている。
しかし、シリコーン樹脂は膜が硬く削れないため、トナーがスペント(トナーの破砕物やトナーの外添剤、あるいはトナー母体粒子の成分などがキャリア表面に付着することをスペントという。以下、トナーがスペントすることを「トナースペント」ともいう。)すると、膜減耗によるキャリア粒子の表面のリフレッシュが起こらないため、多数枚のプリントをすると帯電量が大きく低下し、例えば、耐用(耐久)期間の末期などでは、プリントされた画像の濃度が安定しないという問題が生じる。
このトナースペントを防止するため、トナー粒子との付着力が小さく、かつ膜が適度に削れる接触角の高い非水系で重合をしたシクロヘキシルメタクリレートが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
トナーを補給する速度が変化すると、キャリアへの汚染物質の供給速度が変化するのに対して、キャリア粒子の表面のリフレッシュ速度(膜摩耗速度)は、現像器撹拌時間に比例し一定のため、両者の相対的な速度が変化する。すなわち、印字率が増加した場合、膜摩耗速度が汚染物質の供給速度に対して不十分となることから、キャリア粒子の劣化が顕在化し、帯電量が低下する。その結果として、かぶりが発生するという問題がある。
その結果、耐用期間の末期又は印字率が変動した場合であっても、かぶりがなく、画像濃度が安定した静電潜像現像用二成分現像剤(以下、「二成分現像剤」ともいう。)を得ることができることを見出し本発明に至った。
また、本発明者は、キャリア粒子の樹脂被覆層において、上層(表面側)と下層(キャリア芯材粒子側)とに含有される窒素原子の存在比率を変える構成とすることで、さらに耐用期間の末期又は印字率が変動した場合であっても画像濃度等に安定性を持たせることができ、上述の効果がより向上した二成分現像剤を得ることができることを見出した。
すなわち、本発明に係る上記課題は、以下の手段により解決される。
前記樹脂被覆層が、少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られた被覆用樹脂を含有し、かつ、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有していることを特徴とする静電潜像現像用二成分現像剤。
少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られる被覆用樹脂に、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有させて前記樹脂被覆層を形成する工程を有することを特徴とする静電潜像現像用二成分現像剤の製造方法。
前記樹脂被覆層に含有させる窒素原子の量を、前記樹脂被覆層の表面側から前記キャリア芯材粒子側になるにつれて段階的又は連続的に増加させるよう前記樹脂被覆層を形成する工程であることを特徴とする第7項に記載の静電潜像現像用二成分現像剤の製造方法。
そこで、本発明者らは、樹脂の重合開始剤として含窒素化合物を用いて樹脂を合成する、又は含窒素樹脂微粒子を導入する、などの手法により、帯電量レベルの引き上げを行った。さらに、耐用期間の間及び印字率が変動した場合においても安定性を持たせるために、キャリア粒子の樹脂被覆層において、上層と下層とに含有される窒素原子の存在比率を変える構成とした。これにより、本発明は、所望の帯電性を耐用期間の全期にわたり得ることができ、ひいては、耐用期間の末期又は印字率の変動があっても、かぶりがなく、画像濃度が安定した二成分現像剤を得ることが確認できた。
しかしながら、樹脂被覆層の層厚がある層厚以下に減耗されると、トナー粒子の帯電量が急速に低下し、継続して高品質のプリント物を得られないという問題がある。
また、この帯電量が急速に低下する問題に対して、樹脂被覆層内の窒素原子の濃度がキャリア芯材粒子に近い側において高いキャリア粒子を用いると、樹脂被覆層の層厚が減耗されても初期同等の帯電付与能力を保持できることを見出した。
本発明においては、被覆用樹脂にイソブチルメタクリレートを重合性モノマーの一部に用いることで、キャリア粒子の含水量を低減し、ひいては、帯電量の環境差を低減できることを見出した。
本発明の静電潜像現像用二成分現像剤は、少なくとも結着樹脂を含有するトナー母体粒子の表面に外添剤を有するトナー粒子とキャリア芯材粒子の表面に樹脂被覆層を有するキャリア粒子とを含有する静電潜像現像用二成分現像剤であって、
前記樹脂被覆層が、少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られた被覆用樹脂を含有し、かつ、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有していることを特徴とする。
本発明において、被覆用樹脂中に窒素原子を含有しているとは、被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子が含有されていることをいう。
以下において、本発明の二成分現像剤について、詳細な説明をする。
本発明の二成分現像剤は、トナー母体粒子に外添剤を付着させたトナー粒子とキャリア芯材粒子の表面に樹脂被覆層を設けたキャリア粒子とを含むものである。
本発明で用いられるキャリア粒子は、キャリア芯材粒子の表面に樹脂被覆層を設けたものである。本発明では、樹脂被覆層が少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られた被覆用樹脂を含有し、かつ、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有していることを特徴とする。
キャリア芯材粒子としては、鉄粉、マグネタイト、各種フェライト系粒子又はそれらを樹脂中に分散させたものを挙げることができる。好ましくはマグネタイトや各種フェライト系粒子である。フェライトとしては、銅、亜鉛、ニッケル、マンガン等の重金属を含有するフェライトやアルカリ金属又はアルカリ土類金属を含有する軽金属フェライトが好ましい。
飽和磁化は、「直流磁化特性自動記録装置3257−35」(横河電気株式会社製)により測定される値である。
本発明のキャリア粒子は、樹脂被覆層が、少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られた被覆用樹脂を含有し、かつ、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有していることを特徴とする。
本発明では、特に、前記被覆用樹脂の重量平均分子量が、30万〜90万の範囲内であることが好ましい。これにより樹脂の強度がある程度高くなるため、適度な膜減耗によりキャリア粒子の表面がリフレッシュするという効果が得られる。
また、樹脂被覆層の平均層厚は、キャリア粒子の耐久性と低電気抵抗化の両立の観点より0.05〜4.0μmの範囲内が好ましく、更には0.2〜3.0μmの範囲内が好ましい。
2種類の被覆用樹脂の混合量については、仕込み時の投入量で管理できるが、実際の正確な含有量は、完成した被覆用樹脂をサンプルとして、波長分散X線分光法(WDX)にて元素分析を行うことで測定可能である。
・分光系条件/スリット 標準、アッテネータ なし、分光結晶(S=Ge、C=LiF)、検出器(S=FPC、C=FPC)
本発明で用いるキャリア粒子は、樹脂被覆層中に窒素原子を有するものである。
本発明においては、樹脂被覆層を前記キャリア芯材粒子側と表面側とに分けたとき、前記キャリア芯材粒子側に含有される窒素原子の量が、前記表面側に含有される窒素原子の量に対して、1.05倍以上であることが好ましく、1.10倍〜2.00倍の範囲内であることがより好ましい。
樹脂被覆層中に有する窒素原子の量は、以下のようにして測定することができる。
本発明の静電潜像現像用二成分現像剤を製造する静電潜像現像用二成分現像剤の製造方法としては、従来公知の種々の方法を採用することができる。
本発明においては、特に、少なくとも結着樹脂を含有するトナー母体粒子の表面に外添剤を付着させたトナー粒子とキャリア芯材粒子の表面に樹脂被覆層を形成させたキャリア粒子とを含有する静電潜像現像用二成分現像剤の製造方法であって、少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られる被覆用樹脂に、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有させて前記樹脂被覆層を形成する工程を有することを特徴とする静電潜像現像用二成分現像剤の製造方法であることが好ましい。これにより、多数枚プリントしても画像濃度が安定であり、プリントを行う環境が変化しても帯電量の変動が少なく、画像の印字率に変化(例えば印字率3%から35%)があってもかぶりが無い、高品質のプリント物が継続して得られるという効果が得られる。
樹脂被覆層を形成する工程では、少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られる被覆用樹脂に、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有させて前記樹脂被覆層を形成する。
本発明では、当該工程が、前記樹脂被覆層に含有させる窒素原子の量を、前記樹脂被覆層の表面側から前記キャリア芯材粒子側になるにつれて段階的又は連続的に増加させるよう前記樹脂被覆層を形成する工程であることが好ましい。これにより、多数枚プリントしても画像濃度が安定であり、プリントを行う環境が変化しても帯電量の変動が少なく、画像の印字率に変化(例えば印字率3%から35%)があってもかぶりが無い、高品質のプリント物が継続して得られるという効果が得られる。
キャリア粒子は、キャリア芯材粒子の表面に樹脂被覆層を設けたものである。
(1)流動層式スプレーコート法
流動層式スプレーコート法(以下、溶剤コート法ともいう)は、被覆用樹脂を溶剤に溶解した塗布液を、流動性スプレーコート装置を用いてキャリア芯材粒子の表面にスプレー塗布し、次いで乾燥して樹脂被覆層を作製する方法である。
(2)浸漬式コート法
浸漬式コート法は、被覆用樹脂を溶剤に溶解した塗布液中に、キャリア芯材粒子を浸漬して塗布処理し、次いで乾燥して樹脂被覆層を作製する方法である。
(3)重合法
重合法は、反応性化合物を溶剤に溶解した塗布液中に、キャリア芯材粒子を浸漬して塗布処理し、次いで熱等を加えて重合反応を行って樹脂被覆層を作製する方法である。
(乾式コート法)
乾式コート法は、機械的衝撃や熱を加えて被覆用樹脂をキャリア芯材粒子の表面にコートする方法(以下、メカノケミカル法ともいう)であり、下記の工程1〜3により、樹脂被覆層を形成する方法である。
工程1:被覆しようとする被覆用樹脂粒子、必要により添加する固形物(例えば、樹脂粒子)を分散したコート材を、キャリア芯材粒子とともに機械的に撹拌し、キャリア芯材粒子の表面にコート材を付着させる
工程2:その後、機械的衝撃や熱を加えてキャリア芯材粒子の表面に付着させたコート材中の被覆用樹脂粒子を溶融あるいは軟化させて固着し、樹脂被覆層を形成する
工程3:必要に応じ1〜2の工程を繰り返し、所望の厚さの樹脂被覆層を形成する。
樹脂被覆層中に窒素原子を導入する方法としては、下記の三つの方法を挙げることができる。
窒素原子を有するモノマーを重合して得られる樹脂は、例えば、脂環式メタクリル酸エステルと窒素原子を有するモノマーとの共重合により得ることができる。
樹脂を合成するときに窒素原子含有開始剤を使用して分子鎖末端(樹脂構造中)に窒素原子を配置して導入することができる。
樹脂被覆層を形成する樹脂の中に、窒素原子を含有する樹脂(以下、「窒素原子含有樹脂」ともいう。)粒子を添加して導入することができる。
樹脂被覆層中のキャリア芯材粒子側と表面側との窒素原子の含有量を偏在させる方法としては、段階的又は連続的に窒素原子の量を変えて樹脂被覆層を形成する方法を挙げることができる。
トナー粒子としては、少なくとも結着樹脂を含有するトナー母体粒子の表面に外添剤を付着させて得られたものが用いられる。
なお、トナー母体粒子に外添剤を付着させて得られたトナー粒子は、二成分現像剤の流動性が向上し好ましい。また二成分現像剤としても流動性が向上し、トナーが帯電する速度を速める効果もあり好ましい。
トナー粒子は、トナー母体粒子に外添剤を付着させて作製することができる。本発明に係るトナー粒子を作製する方法としては、混練粉砕法、懸濁重合法、乳化凝集法、溶解懸濁法、ポリエステル伸長法、分散重合法などが挙げられる。これらの中でも、高画質化、高安定性に有利となる粒子径の均一性、形状の制御性、コア・シェル構造形成の容易性の観点より、乳化凝集法を採用することが好ましい。
本発明に係るトナー母体粒子は、具体的には少なくとも結着樹脂を含有し、必要に応じて着色剤を含有するトナー母体粒子よりなるものである。また、このトナー母体粒子には、必要に応じて、さらに離型剤及び荷電制御剤などの他の成分を含有することもできる。
このようなトナー母体粒子を製造する方法としては、特に限定されるものではなく、粉砕法、懸濁重合法、ミニエマルション重合凝集法、乳化重合凝集法、溶解懸濁法、ポリエステル分子伸長法その他の公知の方法などを挙げることができる。
本発明に係るトナー母体粒子を構成する結着樹脂としては、熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。
トナー母体粒子を構成するトナー粒子中には、必要に応じて着色剤が含有されていてもよい。着色剤としては、公知の無機又は有機着色剤を使用することができる。着色剤の添加量はトナー母体粒子全体に対して1〜30質量%、好ましくは2〜20質量%の範囲とされる。
トナー母体粒子を構成するトナー粒子中には、必要に応じて離型剤が含有されていてもよい。離型剤としては、公知の種々のワックスを用いることができる。トナー母体粒子における離型剤の添加量は、トナー母体粒子全体に対して1〜30質量%の範囲内が好ましく、5〜20質量%の範囲内がさらに好ましい。
また、トナー母体粒子中には、必要に応じて荷電制御剤が含有されていてもよい。荷電制御剤としては、公知の種々の化合物を用いることができる。
本発明の静電潜像現像用二成分現像剤は、外添剤を含有することを特徴とする。トナー母体粒子は、そのままトナー粒子として使用することが可能であるが、トナーとしての帯電性能や流動性、あるいはクリーニング性を向上させる観点から、その表面に公知の無機微粒子や有機微粒子などの粒子、滑材を外添剤として添加(外添処理)することができる。
外添処理はトナーの流動性やクリーニング性の向上の目的でトナー母体粒子に付着させて用いられる。
本発明では、特に、前記外添剤が、平均粒径70〜130nmの範囲内のシリカ粒子を含有することが好ましい。これにより、多数枚プリントしても、帯電付与性を継続して確保でき、かぶりの発生が防止できるという効果が得られる。
本発明の二成分現像剤は、電子写真方式の公知の種々の画像形成方法において用いることができる。例えば、モノクロの画像形成方法やフルカラーの画像形成方法に用いることができる。フルカラーの画像形成方法では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各々に係る4種類のカラー現像装置と、一つの静電潜像担持体とにより構成される4サイクル方式の画像形成方法や、各色に係るカラー現像装置及び静電潜像担持体を有する画像形成ユニットを、それぞれ色別に搭載するタンデム方式の画像形成方法など、いずれの画像形成方法も用いることができる。
本発明の二成分現像剤は、像担持体上に均一な帯電電位を付与する帯電工程、均一な帯電電位が付与された像担持体上に静電潜像を形成する露光工程、静電潜像をトナーにより現像してトナー像に顕像化する現像工程、トナー像を転写材上に転写する転写工程、転写材上のトナー像を定着する定着工程を少なくとも有する、一般的な電子写真方式の画像形成装置に用いることができる。
キャリア粒子は、以下のようにして作製した。
体積平均径が60μm、飽和磁化が10.7×10−5Am2/kg(WB・m/kg)のMn−Mg系の「フェライト粒子」を準備した。
(被覆用樹脂1の作製)
0.3質量%のベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液中に、メタクリル酸イソブチル/メタクリル酸メチル/メタクリル酸ジメチルアミノエチルの各モノマーを(95:4.5:0.5)の比率(共重合比)で添加し、該モノマー総量の0.5質量%にあたる量のペルオキソ二硫酸アンモニウムを添加して乳化重合を行い、「被覆用樹脂1」を作製した。得られた被覆用樹脂1の重量平均分子量は50万であった。
カラム:TSKgelG2000HXL(内径7.8mm×30cm)3連(東ソー社製)
カラム温度:40℃
溶媒:テトラヒドロフラン
流速:1.0ml/min
試料の濃度:0.1%(v/w)
試料の注入量:100μl
検出器:屈折率検出器(RI検出器)
試料の分子量測定では、試料の有する分子量分布を単分散のポリスチレン標準粒子を用いて測定した検量線を用いて算出する。検量線測定用のポリスチレンとしては10点用いた。
撹拌羽根つき高速混合機に、上記で準備した「キャリア芯材粒子」100質量部と、「被覆用樹脂2」を3.6質量部投入し、水平回転翼の周速が8m/secとなる条件で、22℃で15分間混合撹拌した後、120℃で50分混合して機械的衝撃力(メカノケミカル法)の作用でキャリア芯材粒子の表面に第1層を形成し、「キャリア粒子1」を作製した。得られたキャリア粒子1の樹脂被覆層における表面側とキャリア芯材粒子側(芯材粒子側)との窒素原子の量の比は、表面側:芯材粒子側=1.00:1.00であった。
クロスセクションポリッシャー法(CP法)にてキャリア粒子の断面サンプルを作製し、走査型電子顕微鏡(SEM)にて倍率30万倍画像の撮影を行った。撮影された画像(SEM画像)において、樹脂被覆層厚の平均層厚を二等分するように、樹脂被覆層厚を各箇所厚さ方向に二分し、キャリア芯材粒子に近い方を「キャリア芯材粒子側の樹脂被覆層」、他方を「表面側の樹脂被覆層」とした。次に同じ視野にてエネルギー分散型X線分析装置(EDS)で元素マッピングを行った。その際適宜ピーク分離を行い、窒素原子9と他原子とを色分けした。画像処理装置(本実施例では、ルーゼックス)を用い、得られたマッピング画像と前記SEM画像とを重ね、キャリア芯材粒子側の樹脂被覆層と表面側の樹脂被覆層とのそれぞれにおける窒素原子の占める面積を算出した。これをキャリア芯材粒子側の樹脂被覆層又は表面側の樹脂被覆層における各断面の総面積で除することで、キャリア芯材粒子側の樹脂被覆層と表面側の樹脂被覆層とのそれぞれにおける単位面積当たりの窒素原子の量を算出した。前記測定を3視野において同様に行い、キャリア芯材粒子側と表面側とのそれぞれにおいて3視野の平均値を求め、これを「キャリア芯材粒子側の窒素原子の量」「表面側の窒素原子の量」とした。
(第1層の形成)
撹拌羽根つき高速混合機に、上記で準備した「キャリア芯材粒子」100質量部と、「被覆用樹脂2」を1.2質量部投入し、水平回転翼の周速が8m/secとなる条件で、22℃で15分間混合撹拌した後、120℃で50分混合して機械的衝撃力(メカノケミカル法)の作用でキャリア芯材粒子の表面に第1層を形成した。
さらに、「被覆用樹脂1」及び「被覆用樹脂2」をそれぞれ0.6質量部添加し、22℃で15分間混合撹拌した後、120℃で50分混合し、第1層の上に、「被覆用樹脂1」及び「被覆用樹脂2」からなる第2層を形成した。
・分光系条件/スリット 標準、アッテネータ なし、分光結晶(S=Ge、C=LiF)、検出器(S=FPC、C=FPC)
さらに、「被覆用樹脂1」を1.2質量部添加し、22℃で15分間混合撹拌した後、120℃で50分混合し、第2層の上に、「被覆用樹脂1」からなる第3層を形成し、3層構成の「キャリア粒子2」を作製した。得られたキャリア粒子2の樹脂被覆層における表面側とキャリア芯材粒子側の窒素原子の量の比は、表面側:芯材粒子側=1.00:1.86であった。
キャリア粒子1又は2の作製において、使用した被覆用樹脂を表2のように変更した以外は同様にして、1又は3層構成のキャリア粒子3〜7を作製した。
トナー粒子は、以下のようにして作製した。
(コア用樹脂粒子の作製)
樹脂粒子1Hの作製
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けた反応容器に、アニオン系界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウム7.08質量部をイオン交換水3010質量部に溶解させて界面活性剤溶液を作製した。そして、この界面活性剤溶液を窒素気流下で230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、反応容器内の温度を80℃に昇温した。
スチレン 69.4質量部
アクリル酸−n−ブチル 28.3質量部
メタクリル酸 2.3質量部
が、混合されてなる混合液〔a1〕を1時間かけて適下し、更に、75℃で2時間撹拌して重合することにより樹脂粒子1Hが分散されてなる樹脂粒子分散液〔1H〕を作製した。
撹拌装置を取り付けたフラスコ内に、
スチレン 97.1質量部
アクリル酸−n−ブチル 39.7質量部
メタクリル酸 3.22質量部
n−オクチル−3−メルカプタトプロピオン酸エステル 5.6質量部
を投入し、更に、
ペンタエリスリトールテトラベヘネート 98.0質量部
を添加し、90℃に加熱して上記の化合物が混合されてなる混合液〔a2〕を調製した。
前記の樹脂粒子分散液〔1HM〕に、過酸化カリウム(KPS)7.4質量部をイオン交換水200質量部に溶解した重合開始剤溶液を添加して、温度を80℃に調整した後、
スチレン 277質量部
アクリル酸−n−ブチル 113質量部
メタクリル酸 9.21質量部
n−オクチル−3−メルカプタトプロピオン酸エステル 10.4質量部
が混合されてなる混合液を1時間かけて適下し、この適下終了後、80℃に維持したままで2時間にわたって加熱、撹拌して重合を行い、その後、反応系を28℃に冷却して、樹脂粒子1HMの表面に樹脂が被覆された複合構造を有する樹脂粒子1HMLが分散されてなる樹脂粒子分散液〔1HML〕を調製した。得られた樹脂粒子を「コア用樹脂粒子」とする。
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を備えた反応容器に、アニオン系界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウム2.0質量部をイオン交換水3000質量部に溶解させて界面活性剤溶液を作製した。この界面活性剤溶液を、窒素気流下で230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温した。
スチレン 544質量部
アクリル酸−n−ブチル 160質量部
メタクリル酸 96質量部
n−オクチルメルカプタン(NOM) 20質量部
からなるものである。
ドデシル硫酸ナトリウム90質量部をイオン交換水1600質量部に撹拌溶解させて作製した溶液を撹拌させておき、当該溶液中に、カーボンブラック「モーガルL」を420質量部、徐々に添加した。次いで、撹拌装置「クレアミックス(エム・テクニック社製)
」を用いて分散処理を行い、「カーボンブラック分散液」を作製した。「カーボンブラック分散液」中のカーボンブラックの粒径を電気泳動光散乱光度計「ELS−800」(大塚電子社製)を用いて測定したところ、質量平均粒径で110nmであった。
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を備えた反応容器に、
「コア用樹脂微粒子」分散液(固形分換算) 450質量部
イオン交換水 1100質量部
「カーボンブラック分散液」(固形分換算) 100質量部
を投入し、液温を30℃に調整した。その後、5モル/リットルの水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを10.0に調整した。
次に、上記「コア粒子」の分散液550質量部(固形分換算)を90℃にして、「シェル形成用樹脂微粒子」分散液50質量部(固形分換算)を添加した。1時間にわたり撹拌を継続して、「コア粒子」表面に「シェル形成用樹脂微粒子」を融着させた。その後、塩化ナトリウム40.2質量部をイオン交換水1000質量部に溶解させてなる水溶液を添加した。この系を95℃にして20分間にわたり加熱撹拌を行って熟成処理を行い、シェルを形成させた後、30℃まで冷却した。
上記で作製したトナー母体粒子に、疎水性シリカ(数平均一次粒径12nm、疎水化度68)を1.0質量%、及び、疎水性酸化チタン(数平均一次粒径20nm、疎水化度64)を1.5質量%添加した。ヘンシェルミキサー(三井三池化工機(株)製)を用いて混合を行った後、45μmの目開きの篩を用いて粗大粒子を除去することにより「トナー粒子1」を作製した。
トナー粒子1の作製において、n−オクチル−3−メルカプタトプロピオン酸エステルを加えずにコア用樹脂粒子を作製した以外は、同様にしてトナー粒子2を作製した。
トナー粒子1の作製において、トナー母体粒子に、疎水性シリカを添加しなかったこと以外は、同様にしてトナー粒子3を作製した。
(二成分現像剤1の作製)
上記で作製した「キャリア粒子1」100質量部と「トナー粒子1」6質量部をV型混合機に投入し、常温常湿環境下で5分間混合して「二成分現像剤1」を作製した。
二成分現像剤1の作製において、使用したキャリア粒子及びトナー粒子を表3のように変更した以外は同様にして、二成分現像剤2〜9を作製した。
二成分現像剤の評価装置として、市販の複写機「BIZHUB PRO 1200」(コニカミノルタ社製)を準備し、プリントは、上記の複写機に上記で作製した各二成分現像剤を順次装填し、常温常湿(20℃、55%RH)と高温高湿(30℃、80%RH)の環境で、印字率3%の文字画像をA4判の転写紙に50万枚プリントを行った。
なお、下記の各評価において、○、△、×は、
○:良好なレベル
△:実用上問題ないレベル
×:実用上問題となるレベル
を表す。
二成分現像剤の帯電量は、図2の帯電量の測定装置を用いて測定した。
図2において36、37は平行平板電極、38は可変容量コンデンサー、39、40は電源、42はパソコン、43、44は抵抗、45はバッファー、46は二成分現像剤、47はA/D変換、を示す。
測定は、平行平板(アルミ)電極36、37の間に二成分現像剤46を50mg摺動させながら配置し、電極間ギャップが0.5mm、DCバイアスが1.0kV、ACバイアスが4.0kV、2.0kHzの条件でトナーを現像した際に現像領域に供給されたトナーの電荷量と質量を測定し、単位質量当たりの電荷量Q/m(μC/g)を求め、その値を帯電量とした。
△:20〜30μC/gの範囲内
×:30μC/gを超える
(画像濃度)
画像濃度は、高温高湿(30℃、80%RH)の環境で、初期と印字率5%の文字画像を50万枚プリントした後に、10cm角のベタ画像をプリントし、画像濃度を反射濃度計「RD−918(マクベス社製)」でランダムに10か所測定し、その平均濃度で評価した。なお、○と△を合格とする。
○:画像濃度が、1.400を超える
△:画像濃度が、1.250〜1.400の範囲内
×:画像濃度が、1.250未満
かぶりは、常温常湿(20℃、50%RH)の環境で、印字率3%と35%の文字画像を2万枚ごとに交互に、50万枚プリントした後、白紙をプリントし、転写材の白紙濃度で評価した。転写材の白紙濃度はA4判の20か所を測定し、その平均値を白紙濃度とする。濃度測定は反射濃度計「RD−918」(マクベス社製)を用いて行った。なお、○と△を合格とする。
○:かぶり濃度が、0.003未満
△:かぶり濃度が、0.003〜0.010の範囲内
×:かぶり濃度が、0.010を超える
2 芯材粒子
3 芯材粒子の表面
4 樹脂被覆層
5 樹脂被覆層の層厚
6 表面側の樹脂被覆層
7 芯材粒子側の樹脂被覆層
8 樹脂被覆層の表面
9 窒素元素
36、37 平行平板電極
38 可変容量コンデンサー
39、40 電源
42 パソコン
43、44 抵抗
45 バッファー
46 二成分現像剤
47 A/D変換
Claims (8)
- 少なくとも結着樹脂を含有するトナー母体粒子の表面に外添剤を有するトナー粒子とキャリア芯材粒子の表面に樹脂被覆層を有するキャリア粒子とを含有する静電潜像現像用二成分現像剤であって、
前記樹脂被覆層が、少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られた被覆用樹脂を含有し、かつ、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有していることを特徴とする静電潜像現像用二成分現像剤。 - 前記樹脂被覆層を前記キャリア芯材粒子側と表面側とに分けたとき、前記キャリア芯材粒子側に含有される窒素原子の量が、前記表面側に含有される窒素原子の量に対して、1.05倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の静電潜像現像用二成分現像剤。
- 前記結着樹脂が、少なくともポリエステル樹脂を含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の静電潜像現像用二成分現像剤。
- 前記被覆用樹脂の重量平均分子量が、30万〜90万の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の静電潜像現像用二成分現像剤。
- 前記外添剤が、平均粒径70〜130nmの範囲内のシリカ粒子を含有することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の静電潜像現像用二成分現像剤。
- 前記樹脂被覆層が、少なくともイソブチルメタクリレートモノマーとメタクリル酸メチルモノマーとを共重合して得られた被覆用樹脂を含有することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の静電潜像現像用二成分現像剤。
- 少なくとも結着樹脂を含有するトナー母体粒子の表面に外添剤を付着させたトナー粒子とキャリア芯材粒子の表面に樹脂被覆層を形成させたキャリア粒子とを含有する静電潜像現像用二成分現像剤の製造方法であって、
少なくともイソブチルメタクリレートモノマーを重合して得られる被覆用樹脂に、当該被覆用樹脂を構成する原子として窒素原子を含有させて前記樹脂被覆層を形成する工程を有することを特徴とする静電潜像現像用二成分現像剤の製造方法。 - 前記樹脂被覆層を形成する工程が、
前記樹脂被覆層に含有させる窒素原子の量を、前記樹脂被覆層の表面側から前記キャリア芯材粒子側になるにつれて段階的又は連続的に増加させるよう前記樹脂被覆層を形成する工程であることを特徴とする請求項7に記載の静電潜像現像用二成分現像剤の製造方法。
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