JP2015014358A - トルクコンバータのロックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力側ダンパ機構の径方向の位置決めを簡単な構成で行うことができ、しかも位置決め部の摩耗を抑える。【解決手段】このロックアップ装置は、クラッチ部と、第1ダンパ機構D1と、第2ダンパ機構D2と、位置決め機構と、を備えている。第1ダンパ機構D1はクラッチ部からのトルクが入力されるとともにクラッチ部に対して軸方向移動自在であり、捩じり振動を減衰する。第2ダンパ機構D2は第1ダンパ機構D1からのトルクが入力されるとともに、出力部としてのドリブンプレートがタービンに固定され、捩じり振動を減衰する。位置決め機構は、第1ダンパ機構D1のドライブプレート39の爪39dと第2ダンパ機構D2の第1及び第2プレート48,49の孔48c,49cとを係合することにより、第1ダンパ機構D1の径方向の位置決めを行う。【選択図】図4

Description

本発明は、ロックアップ装置、特に、エンジン側の部材に連結されるフロントカバーとトルクコンバータ本体との間に配置され、フロントカバーからのトルクをトルクコンバータ本体のタービンに直接伝達するためのトルクコンバータのロックアップ装置に関する。
トルクコンバータにおいては、燃費低減のためにロックアップ装置が設けられている。ロックアップ装置は、タービンとフロントカバーとの間に配置されており、フロントカバーとタービンとを機械的に連結して両者の間でトルクを直接伝達するものである。
ロックアップ装置は、一般に、クラッチ部とダンパ機構とを有している。ダンパ機構は、捩じり振動をより減衰するために、外周側と内周側に設けられる場合がある。このような装置では、フロントカバーからのトルクは、クラッチ部を介して外周側及び内周側の一方のダンパ機構に入力され、さらに他方のダンパ機構を介してタービンに伝達される。
この種のロックアップ装置が特許文献1に示されている。特許文献1に示された装置は、フロントカバーとトルクコンバータ本体との間に多板型のクラッチ部が配置されており、このクラッチ部とタービンとの間に2つのダンパ機構が配置されている。そして、ピストンを油圧により作動させると、クラッチ部がオンになり、クラッチ部のクラッチドラムからドライブ部材を介して外周側のダンパ機構にトルクが伝達される。外周側のダンパ機構に入力されたトルクは、中間部材を介して内周側のダンパ機構に伝達され、さらにドリブン部材を介してタービンに伝達される。
特開2013−96558号公報
特許文献1のロックアップ装置では、クラッチドラムがドリブン部材によって径方向に支持されており、これによりクラッチドラムに連結されるドライブ部材がドリブン部材により径方向に支持されている。ドライブ部材は外周側のダンパ機構の入力部材に相当しているので、この装置では、入力側のダンパ機構はドリブン部材によって径方向に支持されて位置決めされていることになる。
しかし、このような構造では、クラッチドラムをドリブン部材に支持させることによって、間接的に外周側ダンパ機構をドリブン部材に支持させており、構造が複雑になる。また、クラッチドラムとドリブン部材との間の相対回転が比較的大きいので、両者の間の摩耗が大きくなるという問題がある。
本発明の課題は、入力側ダンパ機構の径方向の位置決めを簡単な構成で行うことができ、しかも位置決め部の摩耗を抑えることにある。
本発明の第1側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置は、エンジン側の部材に連結されるフロントカバーとトルクコンバータ本体との間に配置され、フロントカバーからのトルクをトルクコンバータ本体のタービンに直接伝達するための装置であり、クラッチ部と、第1ダンパ機構と、第2ダンパ機構と、第1位置決め機構と、を備えている。クラッチ部はフロントカバーからのトルクを出力側に伝達する。第1ダンパ機構はクラッチ部からのトルクが入力されるとともにクラッチ部に対して軸方向移動自在であり、捩じり振動を減衰する。第2ダンパ機構は第1ダンパ機構とトルクコンバータ本体との間に配置されて第1ダンパ機構からのトルクが入力されるとともに、出力部がタービンに固定され、捩じり振動を減衰する。第1位置決め機構は、第1ダンパ機構の一部と第2ダンパ機構の入力部とを係合することにより、第1ダンパ機構の径方向の位置決めを行う。
この装置では、クラッチ部がオン(動力伝達状態)されると、トルクはフロントカバーからクラッチ部を介して第1ダンパ機構に入力され、さらに第2ダンパ機構を介してタービンに伝達される。
第1ダンパ機構は、その一部が第2ダンパ機構の入力部の係合されることによって径方向に位置決めされている。
ここでは、第1ダンパ機構の一部を第2ダンパ機構の入力部に係合しているので、位置決めのための構成が簡単になる。また、第1ダンパ機構と第2ダンパ機構の入力部とは相対回転が比較的小さいので、位置決め部の摩耗が抑えられる。
本発明の第2側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置は、第1側面の装置において、第1ダンパ機構の一部を第2ダンパ機構に係合することにより、第1ダンパ機構の軸方向の位置決めを行う第2位置決め機構をさらに備えている。
ここでは、第1ダンパ機構の一部が第2ダンパ機構に係合することによって、第1ダンパ機構の軸方向の位置決めがなされている。
本発明の第3側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置は、第1又は第2側面の装置において、第1ダンパ機構は、クラッチ部に連結されたドライブ部材と、ドライブ部材と第2ダンパ機構とを回転方向に弾性的に連結する第1弾性部材と、を有している。第2ダンパ機構は、第1弾性部材に係合する中間部材と、タービンに固定されたドリブン部材と、中間部材とドリブン部材とを回転方向に弾性的に連結する第2弾性部材と、を有している。第1位置決め機構は、複数の爪と位置決め用孔とを有している。複数の爪はドライブ部材の一部を第2ダンパ機構側に折り曲げて形成されている。位置決め用孔は、中間部材に形成され、複数の爪が係合する。
ここでは、第1ダンパ機構を構成するドライブ部材に複数の爪が形成されており、この複数の爪が、第2ダンパ機構の中間部材に形成された孔に係合している。この爪と孔の係合によって第1ダンパ機構が径方向に位置決めされている。
本発明の第4側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置は、第3側面の装置において、第2位置決め機構は、ドライブ部材の複数の爪に形成された径方向に貫通する孔と、中間部材に固定され複数の爪に形成された孔に係合するクリップと、を有する。
ここでは、中間部材に固定されたクリップがドライブ部材の爪に形成された孔に係合し、これにより第1ダンパ機構が軸方向に位置決めされている。このため、簡単な機構で、第1ダンパ機構の径方向及び軸方向の位置決めを行うことができる。
本発明の第5側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置は、第4側面の装置において、クリップは、中間部材に固定された固定部と、弾性部と、を有する。弾性部は、固定部から径方向外方に延びるとともに軸方向に延びて形成され、爪の孔に径方向に弾性的に係合する。
ここでは、クリップの弾性部が爪の孔に弾性的に係合する、すなわち、弾性部が径方向に弾性変形して係合するので、組み付け作業が容易になる。
本発明の第6側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置は、第1から第5側面のいずれかの装置において、中間部材に装着され、タービンの回転速度変動を抑制するためのダイナミックダンパ装置をさらに備えている。
本発明の第7側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置は、第6側面の装置において、ダイナミックダンパ装置は、第1及び第2イナーシャリングと、複数のダイナミックダンパ用弾性部材と、を有している。第1及び第2イナーシャリングは軸方向に分割され互いに軸方向に対向する収容凹部を有する。複数のダイナミックダンパ用弾性部材は、第1及び第2イナーシャリングの収容凹部に収容され、中間部材とイナーシャリングとを弾性的に連結する。
ここでは、イナーシャリングの収容凹部にダイナミックダンパ用弾性部材が収容配置されているので、従来のダイナミックダンパ装置に比較して、ダイナミックダンパ装置の占有スペースを小さくできる。また弾性部材を慣性として機能させることができるので、トルクコンバータ全体の重量の増加を抑えつつ、効果的に回転速度変動を抑えることができる。
また、ここでは、イナーシャリングが軸方向に分割されており、各イナーシャリングに設けられた収容凹部に弾性部材が配置されている。したがって、弾性部材の組付が容易になる。
さらに、この発明では、ダイナミックダンパ装置を中間部材に連結し、ダイナミックダンパ装置と出力回転部材との間にトルク伝達用弾性部材が配置されるように構成している。このため、ダイナミックダンパ装置を構成する部材に製造誤差等があってとしても、所望のトルク変動吸収特性を得ることができ、回転変動を効果的に抑えることができる。
以上のような本発明では、トルクコンバータのロックアップ装置において、入力側ダンパ機構の径方向の位置決めを簡単な構成で行うことができ、しかも位置決め部の摩耗を抑えることができる。
本発明の一実施形態によるロックアップ装置を備えたトルクコンバータの断面構成図。 図1のロックアップ装置を抽出して示す図。 図1の中間部材及びダイナミックダンパ装置を抽出して示す図。 図3の一部を拡大して示す図。 ダイナミックダンパ装置の正面部分図。 ダイナミックダンパ装置を構成する第1イナーシャリングの正面部分図。 ダイナミックダンパ装置を構成する第2イナーシャリングの正面部分図。 エンジン回転数と回転速度変動の特性図。
図1は、本発明の一実施形態によるロックアップ装置を有するトルクコンバータ1の断面部分図である。図1の左側にはエンジン(図示せず)が配置され、図の右側にトランスミッション(図示せず)が配置されている。なお、図1に示すO−Oがトルクコンバータ及びロックアップ装置の回転軸線である。
[トルクコンバータの全体構成]
トルクコンバータ1は、エンジン側のクランクシャフト(図示せず)からトランスミッションの入力シャフトにトルクを伝達するための装置であり、入力側の部材に固定されるフロントカバー2と、3種の羽根車(インペラ3、タービン4、ステータ5)からなるトルクコンバータ本体6と、ロックアップ装置7と、から構成されている。
フロントカバー2は、円板状の部材であり、その外周部にはトランスミッション側に突出する外周筒状部10が形成されている。インペラ3は、フロントカバー2の外周筒状部10に溶接により固定されたインペラシェル12と、その内側に固定された複数のインペラブレード13と、インペラシェル12の内周側に設けられた筒状のインペラハブ14とから構成されている。
タービン4は流体室内でインペラ3に対向して配置されている。タービン4は、タービンシェル15と、タービンシェル15に固定された複数のタービンブレード16と、タービンシェル15の内周側に固定されたタービンハブ17と、から構成されている。タービンハブ17は外周側に延びるフランジ17aを有しており、このフランジ17aにタービンシェル15の内周部が複数のリベット18によって固定されている。また、タービンハブ17の内周部には、図示しないトランスミッションの入力シャフトがスプライン係合している。
ステータ5は、インペラ3とタービン4の内周部間に配置され、タービン4からインペラ3へと戻る作動油を整流するための機構である。ステータ5は主に、ステータキャリア20と、その外周面に設けられた複数のステータブレード21と、から構成されている。ステータキャリア20は、ワンウエイクラッチ22を介して図示しない固定シャフトに支持されている。なお、ステータキャリア20の軸方向両側には、スラストベアリング24,25が設けられている。
[ロックアップ装置7]
図2に、図1のロックアップ装置7を抽出して示している。ロックアップ装置7は、フロントカバー2とタービン4との間の環状の空間に配置されている。ロックアップ装置7は、クラッチ部28と、外周側に配置された第1ダンパ機構D1と、内周側に配置された第2ダンパ機構D2と、位置決め機構Pと、ダイナミックダンパ装置34と、を有している。
<クラッチ部28>
クラッチ部28は、複数のクラッチプレート36と、ピストン37と、油圧室形成部材38と、を有している。
−クラッチプレート36−
複数のクラッチプレート36は、フロントカバー2とピストン37との間に配置され、2枚の第1クラッチプレート36aと、2枚の第2クラッチプレート36bと、を有している。第1クラッチプレート36a及び第2クラッチプレート36bは、ともに環状に形成され、軸方向に交互に並べて配置されている。第1クラッチプレート36aは内周部に複数の歯が形成されている。第2クラッチプレート36bは、両面に摩擦フェーシングが固定されており、外周部に複数の歯が形成されている。
−ピストン37−
ピストン37は、環状に形成され、フロントカバー2のトランスミッション側に配置されている。ここで、フロントカバー2の内周部には、クラッチ用ボス40が固定されている。クラッチ用ボス40は、径方向外方に延びるフランジ40aと、軸方向タービン側に延びる円筒部40bと、を有している。ピストン37の内周面は、クラッチ用ボス40のフランジ40aの外周面に、軸方向に移動自在に支持されている。また、ピストン37の径方向中間部には、フロントカバー2側に突出する円筒部37aが形成されている。そして、この円筒部37aが、フロントカバー2の段付き部2aに、軸方向に移動自在に支持されている。円筒部37aの外周側には、円周方向に所定の間隔を開けて複数の開口37bが形成されている。
ピストン37の外周部は、複数のクラッチプレート36に軸方向に対向するように配置されており、複数のクラッチプレート36をフロントカバー2側に押圧する押圧部37cとなっている。
−油圧室形成部材38−
油圧室形成部材38はピストン37のタービン側に配置されている。油圧室形成部材38の内周部は、クラッチ用ボス40の円筒部40bに固定されている。油圧室形成部材38の径方向中間部には、フロントカバー2側に延びる円筒部を形成する段付き部38aが形成されている。また、段付き部38aの外周部には、フロントカバー2側に突出する複数の突出部38bが形成されている。複数の突出部38bは円周方向に所定の間隔で形成されており、この突出部38bに第1クラッチプレート36aの内周部に形成された歯が係合している。したがって、第1クラッチプレート36aと油圧室形成部材38とは、相対回転不能で、かつ軸方向に相対移動が可能である。
また、円板部38の外周部には、径方向外方に延長して延長部38cが形成されている。延長部38cは、ピストン37及びクラッチプレート36のタービン側を覆っている。
−油室−
以上のような構成において、クラッチ用ボス40のフランジ40aの外周面及びフロントカバー2の段付き部2aには、シール部材42,43が設けられている。これにより、ピストン37の内周面とクラッチ用ボス40との間及びピストン37の円筒部37aとフロントカバー2の段付き部2aとの間がシールされ、クラッチオフ用の第1油室44aが形成されている。また、ピストン37のタービン4側に突出した環状の突出部37dにはシール部材45が設けられている。これにより、ピストン37と油圧室形成部材38との間がシールされ、クラッチオン用の第2油室44bが形成されている。
クラッチ用ボス40には、第1油室44aに連通する第1油路40cと、第2油室44bに連通する第2油路40dが形成されている。
<第1ダンパ機構D1>
第1ダンパ機構D1は、ドライブプレート39と、複数の外周側トーションスプリング29と、フロート部材30と、を有している。この第1ダンパ機構D1は以下に詳細に説明するように、クラッチ部28に対して軸方向に移動自在である。
−ドライブプレート39−
ドライブプレート39はクラッチ部28に連結されている。具体的には、ドライブプレート39は、クラッチプレート36の外周側に設けられている。ドライブプレート39は、フロントカバー2側に延びるクラッチ係合部39aと、複数のスプリング係合部39bと、を有している。
クラッチ係合部39aは、円筒状に形成されており、円周方向に所定の間隔で軸方向に延びる溝が形成されている。そして、この溝に、第2クラッチプレート36bの外周部に形成された歯が係合している。したがって、第2クラッチプレート36bとドライブプレート39とは、相対回転不能であり、かつ軸方向に相対移動が可能である。
複数のスプリング係合部39bは、クラッチ係合部39aのタービン側から径方向外方に延びており、外周側トーションスプリング29の両端面に係合している。
また、クラッチ係合部39aとスプリング係合部39bとの間の部分39cには、タービン側に延びる複数の爪39dが形成されている。複数の爪39dはドライブプレート39の一部をタービン側に切り起こして形成されたものである。
−外周側トーションスプリング29及びフロート部材30−
複数の外周側トーションスプリング29は、例えば、1組2個で合計8個のスプリングからなり、各組の2個の外周側トーションスプリング29が直列に作用するように、フロート部材30が設けられている。
フロート部材30は、断面C字状で環状の部材であり、ドライブプレート39のクラッチ係合部39aの外周側に配置されている。このフロート部材30は、ドライブプレート39と相対回転可能に配置されており、外周部が外周側トーションスプリング29の外周部を支持し、側部が外周側トーションスプリング29のエンジン側の側部を支持している。すなわち、フロート部材30によって外周側トーションスプリング29の外周側及び軸方向エンジン側への飛び出しが規制されている。フロート部材30の軸方向トランスミッション側の先端部30aは、内周側でかつエンジン側に折り曲げられており、この先端部の折り曲げ部30aが1組の外周側トーションスプリング29の間に挿入されている。すなわち、折り曲げ部30aの円周方向の両端面が、対応する外周側トーションスプリング29の端面に当接している。
以上のように、複数の外周側トーションスプリング29は、1組の外周側トーションスプリング29の円周方向両端がドライブプレート39のクラッチ係合部39bに係合し、1組の外周側トーションスプリング29の中間部にフロート部材30の折り曲げ部30aが挿入されている。また、外周側トーションスプリング29の外周部はフロート部材30の外周部によって支持されている。
<第2ダンパ機構D2>
第2ダンパ機構D2は、入力部を構成する中間部材31と、複数の内周側トーションスプリング32と、出力部を構成するドリブンプレート33と、を有している。この第2ダンパ機構D2は、図1に示すように、ドリブンプレート33がリベット18によってタービンハブ17のフランジ17aに固定されることにより、径方向及び軸方向に位置決めされている。
−中間部材31−
図3は、第2ダンパ機構D2及びダイナミックダンパ装置34を抽出して示したものである。図3に示すように、中間部材31は、第1プレート48と第2プレート49とから構成されており、ドライブプレート39及びドリブンプレート33に対して相対回転自在である。第1及び第2プレート48,49はクラッチ部28とタービンシェル15との間に配置された環状かつ円板状の部材である。第1プレート48と第2プレート49とは軸方向に間隔をあけて配置されている。第1プレート48がエンジン側に配置され、第2プレート49がトランスミッション側に配置されている。第1プレート48と第2プレート49とは、外周部が複数のリベット50によって互いに相対回転不能でかつ軸方向に移動不能に連結されている。第1プレート48及び第2プレート49には、それぞれ軸方向に貫通する窓部48a,49aが形成されている。窓部48a,49aは、円周方向に延びて形成されており、内周部と外周部には、軸方向に切り起こされた切り起こし部が形成されている。
また、第1プレート48の外周端には、外周側トーションスプリング29にまで延びる複数の係止部48bが形成されている。複数の係止部48bは第1プレート48の先端を軸方向エンジン側に折り曲げて形成されたものである。この複数の係止部48bは、円周方向に所定の間隔をあけて配置されており、2つの係止部48bの間に、直列に作用する1組の外周側トーションスプリング29が配置されている。
以上のような中間部材31によって、外周側トーションスプリング29と内周側トーションスプリング32とを直列的に作用させることが可能となる。
−内周側トーションスプリング32−
複数の内周側トーションスプリング32のそれぞれは、大コイルスプリングと、大コイルスプリングの内部に挿入され大コイルスプリングのスプリング長と同じ長さの小コイルスプリングと、の組合せからなる。各内周側トーションスプリング32は、中間部材31の両プレート48,49の窓部48a,49a内に配置されている。そして、各内周側トーションスプリング32は窓部48a,49aによって円周方向両端及び外周側及び内周側が支持されている。さらに、各内周側トーションスプリング31は窓部48,49の切り起こし部によって軸方向への飛び出しが規制されている。
−ドリブンプレート33−
ドリブンプレート33は、環状かつ円板状の部材であり、内周部がタービンシェル15とともにリベット18によってタービンハブ17のフランジ17aに固定されている。このドリブンプレート33は、第1プレート48と第2プレート49との間に、両プレート48,49に対して相対回転可能に配置されている。そして、ドリブンプレート33の外周部には、第1及び第2プレート48,49の窓部48a,49aに対応して、窓孔33aが形成されている。窓孔33aは軸方向に貫通する孔であり、この窓孔33aに内周側トーションスプリング32が配置されている。
<位置決め機構P>
位置決め機構Pは、第1ダンパ機構D1の一部を第2ダンパ機構D2の入力部に係合して、第1ダンパ機構D1を径方向及び軸方向に位置決めする機構である。以下、図3の一部拡大図である図4を用いて具体的に説明する。
前述のように、ドライブプレート39はクラッチ係合部39aと複数のスプリング係合部39bとを有しており、クラッチ係合部39aとスプリング係合部39bとの間の部分39cには、タービン側に延びる複数の爪39dが形成されている。
一方、第1及び第2プレート48,49の外周部には、軸方向に貫通する複数の孔48c,49cが形成されている。各孔48c,49cは円周方向に沿って延びる円弧状に形成されている。そして、この孔48c,49cにドライブプレート39の爪39dが挿入されている。爪39dの円周方向の長さは、孔48c,49cの円周方向の長さより短く、爪39dの円周方向両側には隙間が形成されている。したがって、この隙間の分だけ、ドライブプレート39は第1及び第2プレート48,49に対して相対回転が可能である。言い換えれば、ドライブプレート39の爪39dが第1及び第2プレート48,49の孔48c,49cに挿入されることによって、両者の相対回転角度範囲が規制されており、第1ダンパ機構D1の捩じり角度が制御されている。
爪39dの外周面は第1及び第2プレート48,49の孔48c,49cの内周面に当接しており、これにより、爪39dを有するドライブプレート39は径方向に位置決めされている。すなわち、第1ダンパ機構D1は、ドライブプレート39の爪39dが第1及び第2プレート48,49の孔48c,49cに係合することによって、径方向に位置決めされている。
また、爪39dには径方向に貫通する孔39eが形成されており、この孔39eにクリップ51が係合することによって、第1ダンパ機構D1が軸方向に位置決めされている。
より詳細には、クリップ51は、板状の部材であって、固定部51aと、弾性部51bと、を有している。固定部51aはリベット50によって第1プレート48のフロントカバー側の側面に固定されている。弾性部51bは、固定部51aの外周側においてタービン側に延びている。弾性部51bは、外周側に膨らむ突起部51cを有しており、この突起部51cは内周側に弾性変形が可能である。
そして、突起部51cが爪39dの孔39eに係合し、突起部51cの側面が孔39eの内面に当接することによって、ドライブプレート39の軸方向の移動が禁止されている。すなわち、第1ダンパ機構D1は、クリップ51の突起部51cがドライブプレート39の爪39dの孔39eに係合することによって、軸方向に位置決めされている。
<ダイナミックダンパ装置34>
ダイナミックダンパ装置34は、図3に示すように、中間部材31の第2プレート49の外周延長部であるダンパプレート52と、第1及び第2イナーシャリング53,54と、複数のコイルスプリング(ダイナミックダンパ用弾性部材)55と、を有している。
ダンパプレート52は、前述のように、中間部材31を構成する第2プレート49の外周を延長して形成された部分であり、図5に示すように、円周方向に所定の間隔で、複数のスプリング収納部52aを有している。このスプリング収納部52aには、円周方向に所定長さの開口52bが形成されている。
図6に第1イナーシャリング53の一部を、図7に第2イナーシャリング54の一部を、それぞれ示している。
第1イナーシャリング53には、円周方向に所定の間隔で複数の凹部53aが形成されている。この凹部53aはエンジン側に凹むように形成されている。そして、凹部53aの円周方向の長さはダンパプレート52の開口52bの長さと同じ長さである。隣接する凹部53aの円周方向間には、軸方向に貫通する孔53bと、インロー用突起53cと、が形成されている。孔53bは、両イナーシャリング53,54を連結するボルト(図示せず)が貫通する孔である。インロー用突起53cは、孔53bの外周側に形成されており、円周方向に所定の長さを有している。
第2イナーシャリング54には、円周方向に所定の間隔で複数の凹部54aが形成されている。凹部54aは、トランスミッション側に凹むように、かつ第1イナーシャリング53aに対向して形成されている。凹部54aの円周方向の長さはダンパプレート52の開口52bの長さと同じ長さである。隣接する凹部54aの円周方向間には、軸方向に延びるネジ孔54bと、インロー用凹部54cと、が形成されている。ネジ孔54bは、両イナーシャリング53,54を連結するボルト(図示せず)が螺合する。インロー用凹部54cは、ネジ孔54bの外周側に形成されており、円周方向に所定の長さを有している。そして、このインロー用凹部54cに第1イナーシャリング53のインロー用突起53cが係合する。
第1イナーシャリング53のインロー用突起53cが第2イナーシャリング54のインロー用凹部54cに係合した状態では、これらの円周方向間、すなわち凹部53a,54aが形成された部分を含む所定の角度範囲の間は、軸方向に所定の隙間が形成されている。この隙間に、ダンパプレート52のスプリング収納部52aが差し込まれている。そして、ダンパプレート52のスプリング収納部52aは、両イナーシャリング53,54の間の隙間に差し込まれた状態で、所定の角度範囲で相対回転が可能である。
複数のコイルスプリング55は、それぞれ両イナーシャリング53,54の凹部53c,54cによって形成される収納空間に収納され、かつダンパプレート52のスプリング収納部52aの開口52bに収納されている。
[動作]
まず、トルクコンバータ本体の動作について簡単に説明する。フロントカバー2及びインペラ3が回転している状態では、インペラ3からタービン4へ作動油が流れ、作動油を介してインペラ3からタービン4へトルクが伝達される。タービン4に伝達されたトルクはタービンハブ17を介してトランスミッションの入力シャフト(図示せず)に伝達される。
トルクコンバータ1の速度比があがり、入力シャフトが一定の回転速度になると、第1油圧室44aの作動油が第1油路40cを介してドレンされ、第2油圧室44bに第2油路40dを介して作動油が供給される。すると、ピストン37がフロントカバー2側に移動させられる。この結果、ピストン37の押圧部37cがクラッチプレート36をフロントカバー2側に押圧し、クラッチ部28はオンになる。
以上のようなクラッチオン状態では、トルクは、クラッチプレート36→ドライブプレート39→外周側トーションスプリング29→中間部材31→内周側トーションスプリング32→ドリブンプレート33の経路で伝達され、タービンハブ17に出力される。
ロックアップ装置7においては、トルクを伝達すると共にフロントカバー2から入力されるトルク変動を吸収・減衰する。具体的には、ロックアップ装置7において捩り振動が発生すると、外周側トーションスプリング29と内周側トーションスプリング32とがドライブプレート39とドリブンプレート33との間で直列に圧縮される。さらに、外周側トーションスプリング29においても、1組の外周側トーションスプリング29が直列に圧縮される。このため、捩り角度を広くすることができる。しかも、特に円周方向距離を長くとれる外周側トーションスプリング29において直列に作用させているので、より広い捩り角度を確保することができる。このことは、捩り特性をより低剛性化できることを意味し、振動吸収・減衰性能をより向上させることができる。
[ダイナミックダンパ装置の動作]
中間部材31に伝達されたトルクは、内周側トーションスプリング32を介してドリブンプレート33に伝達され、さらにタービンハブ17を介してトランスミッション側の部材に伝達される。このとき、中間部材31にはダイナミックダンパ装置34が設けられているので、エンジンの回転変動を効果的に抑制することができる。すなわち、ダンパプレート52の回転と2つのイナーシャリング53,54との回転は、コイルスプリング55の作用によって位相にズレが生じる。具体的には、イナーシャリング53,54の回転はダンパプレート52の回転に対して遅れる。この位相のズレによって、回転変動を吸収することができる。
また、本実施形態では、ダイナミックダンパ装置34を中間部材31に固定し、ダイナミックダンパ装置34とタービンハブ17との間に振動を抑えるための内周側トーションスプリング32を配置している。この内周側トーションスプリング32の作用によって、図8に示すように、より効果的に回転変動を抑えることができる。図8において、特性C1は、エンジンの回転変動を示している。特性C2はダイナミックダンパ装置をタービンハブに装着し、ダイナミックダンパ装置の出力側に弾性部材(トーションスプリング)がない場合の変動を示している。また、特性C3は本実施形態のように、ダイナミックダンパ装置を中間部材に装着し、ダイナミックダンパ装置の出力側に弾性部材(内周側トーションスプリング32)を設けた場合の変動を示している。
図8の特性C2と特性C3とを比較して明らかなように、ダイナミックダンパ装置の出力側に弾性部材を設けた場合は、回転変動のピークが低くなり、かつエンジン回転数の常用域においても回転変動が抑えることができる。
[特徴]
(1)第1ダンパ機構D1の一部である爪39dと第2ダンパ機構D2の入力部である第1プレート48とを係合して、第1ダンパ機構D1を径方向に位置決めしているので、位置決めのための構成が簡単になる。また、爪39dと第1プレート48との相対回転数差が比較的小さいので、位置決め部の摩耗が抑えられる。
(2)第1ダンパ機構D1の爪39dの孔39eにクリップ51を係合させて第1ダンパ機構D1を軸方向に位置決めしているので、先の構成に併せて、さらに位置決めのための構成が簡単になる。
(3)クリップ51の弾性部51bを爪39dの孔39eに弾性的に係合させているので、組み付け作業が容易になる。
(4)イナーシャリング53,54の内部にコイルスプリング55を収容しているので、特に、軸方向におけるダイナミックダンパ装置の占有スペースをコンパクトにすることができる。そして、これらの部材を慣性(イナーシャ)として機能させることができ、トルクコンバータ全体の重量を軽くすることができる。
(5)イナーシャリングを軸方向に分割しているので、ダンパプレート52の差し込み、及びコイルスプリング55の組付が容易になる。
(6)中間部材31にダイナミックダンパ装置34を装着し、ダイナミックダンパ装置34の出力側に内周側トーションスプリング32を設けているので、より効果的に回転変動を抑えることができる。
[他の実施形態]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
(a)前記実施形態では、爪39dを第1及び第2プレート48,49の孔48c,49cに挿入して径方向の位置決めを行ったが、位置決めのための構成はこれに限定されない。例えば、ドライブプレート39に孔を形成するとともに、第1プレート48に爪を形成し、これらを係合させて第1ダンパ機構の径方向の位置決めを行うようにしてもよい。
(b)第1ダンパ機構D1の軸方向の位置決め機構は前記実施形態に限定されない。例えば、第1プレート48に突起部又は爪等の係合部を形成し、この係合部を爪39dの孔39eに係合させるようにしてもよい。
1 トルクコンバータ
2 フロントカバー
4 タービン
6 トルクコンバータ本体
7 ロックアップ装置
28 クラッチ部
29 外周側トーションスプリング
31 中間部材
32 内周側トーションスプリング
33 ドリブンプレート
34 ダイナミックダンパ装置
39 ドライブプレート
39d 爪
39e 孔
48 第1プレート
49 第2プレート
48c,49c 孔
51 クリップ
53 第1イナーシャリング
53a 凹部
54 第2イナーシャリング
54a 凹部
55 コイルスプリング(ダイナミックダンパ用弾性部材)
D1 第1ダンパ機構
D2 第2ダンパ機構
P 位置決め機構

Claims (7)

  1. エンジン側の部材に連結されるフロントカバーとトルクコンバータ本体との間に配置され、前記フロントカバーからのトルクを前記トルクコンバータ本体のタービンに直接伝達するためのロックアップ装置であって、
    前記フロントカバーからのトルクを出力側に伝達するクラッチ部と、
    前記クラッチ部からのトルクが入力されるとともに前記クラッチ部に対して軸方向移動自在であり、捩じり振動を減衰する第1ダンパ機構と、
    前記第1ダンパ機構と前記トルクコンバータ本体との間に配置されて前記第1ダンパ機構からのトルクが入力されるとともに、出力部が前記タービンに固定され、捩じり振動を減衰する第2ダンパ機構と、
    前記第1ダンパ機構の一部と前記第2ダンパ機構の入力部とを係合することにより、前記第1ダンパ機構の径方向の位置決めを行う第1位置決め機構と、
    を備えたトルクコンバータのロックアップ装置。
  2. 前記第1ダンパ機構の一部を前記第2ダンパ機構に係合することにより、前記第1ダンパ機構の軸方向の位置決めを行う第2位置決め機構をさらに備えた、請求項1に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
  3. 前記第1ダンパ機構は、
    前記クラッチ部に連結されたドライブ部材と、
    前記ドライブ部材と前記第2ダンパ機構とを回転方向に弾性的に連結する第1弾性部材と、
    を有し、
    前記第2ダンパ機構は、
    前記第1弾性部材に係合する中間部材と、
    前記タービンに固定されたドリブン部材と、
    前記中間部材と前記ドリブン部材とを回転方向に弾性的に連結する第2弾性部材と、を有し、
    前記第1位置決め機構は、
    前記ドライブ部材の一部を前記第2ダンパ機構側に折り曲げて形成された複数の爪と、
    前記中間部材に形成され、前記複数の爪が係合する位置決め用孔と、
    を有する、
    請求項1又は2に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
  4. 前記第2位置決め機構は、
    前記ドライブ部材の複数の爪に形成された径方向に貫通する孔と、
    前記中間部材に固定され、前記複数の爪に形成された孔に係合するクリップと、
    を有する、
    請求項3に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
  5. 前記クリップは、
    前記中間部材に固定された固定部と、
    前記固定部から径方向外方に延びるとともに軸方向に延びて形成され、前記爪の孔に径方向に弾性的に係合する弾性部と、
    を有する、
    請求項4に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
  6. 前記中間部材に装着され、前記タービンの回転速度変動を抑制するためのダイナミックダンパ装置をさらに備えた、請求項1から5のいずれかに記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
  7. 前記ダイナミックダンパ装置は、
    軸方向に分割され互いに軸方向に対向する収容凹部を有する第1及び第2イナーシャリングと、
    前記第1及び第2イナーシャリングの収容凹部に収容され、前記中間部材と前記イナーシャリングとを弾性的に連結する複数のダイナミックダンパ用弾性部材と、
    を有する、
    請求項6に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
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