JP2015007373A - シリンダヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】フランジ部からシリンダヘッドの側壁上端部に熱応力が伝わるのを抑制して、その側壁上端部等のシール部分におけるシール性を安定確保できるシリンダヘッドを提供する。
【解決手段】内燃機関の排気管が取り付けられる排気側の側壁15にフランジ部16を備え、そのフランジ部16が、排気管の取付け面16aを形成するとともにその取付け面16a上に排気ポート12の出口12aを開口させるシリンダヘッドであって、フランジ部16に近接する排気側の側壁15と取付け面16aとの間に、フランジ部16の外周側の壁面15b上に開口する凹部21が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダヘッドに関し、特に排気側の側壁に排気ポートが開口する排気管取付け用のフランジ部を有するシリンダヘッドに関する。
一般に、内燃機関のシリンダヘッドにおいては、動弁機構を収納する凹部の側壁外面に排気ポートの出口を開口させ、その排気ポートの出口を取り囲むように排気管締結用のフランジ部(つば状部に限らず、開口の周囲を肉厚にして排気管の締結を可能にした肉厚部を含む意)が設けられている。
従来のシリンダヘッドとしては、例えば複数の燃焼室からの排気ポートを内部で集合させて排気側の側壁に開口する出口を形成するとともに、その排気ポートの出口を取り囲むように触媒コンバータ接合面および4つの雌ねじ付ボスを有する排気管締結用のフランジ部を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、排気ポート出口を取り囲む排気管の取付け面に切欠円板状の断熱空間を形成する凹状のスリットが開口しているもの(例えば、特許文献2参照)や、排気ポート出口が開口する端面にその出口の周囲に位置する溝を設けて空気断熱層を形成しているもの(例えば、特許文献3参照)が知られている。
特開2002−70551号公報 実開昭59−107947号公報 特開2008−267183号公報
しかしながら、上述のような従来のシリンダヘッドにあっては、排気管が締結されるフランジ部付近に排気ポート側からの受熱によって熱応力が発生し、その熱応力がフランジ部に近接するシリンダヘッドの側壁に伝わることで、シリンダヘッドの側壁の上端部等に応力集中が生じたり熱変形が生じたりしてしまい、その上端部とシリンダヘッドカバー等の間のシール性が低下するおそれがあった。
また、シリンダヘッドの側壁部で排気集合させる場合、排気ポートの出口付近での熱変形量がより大きくなるとともに、フランジ部の上部にボルト締結部を引っ張る方向に応力が発生し易くなり、シリンダヘッドの側壁の上端部付近に応力集中が生じたり熱変形が生じたりし易くなる傾向があった。
そこで、本発明は、フランジ部からシリンダヘッドの側壁に熱応力が伝わるのを有効に抑制し、その側壁の上端部等のシール部分におけるシール性を安定確保することのできるシリンダヘッドを提供することを目的とする。
本発明に係るシリンダヘッドは、上記目的達成のため、(1)内燃機関の排気管が取り付けられる排気側の側壁にフランジ部を備え、該フランジ部が、前記排気管の取付け面を形成するとともに該取付け面上に排気ポートを開口させるシリンダヘッドであって、前記フランジ部に近接する前記排気側の側壁と前記取付け面との間に、前記フランジ部の外周側の壁面上に開口する凹部が形成されていることを特徴とする。
この構成により、フランジ部が排気ポート側からの熱応力を受けても、フランジ部に近接する排気側の側壁と取付け面との間に凹部が存在することから、フランジ部からシリンダヘッドの側壁に熱応力が伝わり難くなり、側壁における変形や応力の集中が抑制されることで、側壁の上端部等におけるシール部分のシール性が安定確保できることとなる。
本発明のシリンダヘッドにおいては、(2)前記凹部は、シリンダヘッドカバーもしくはカムハウジングが装着される前記排気側の側壁の上端部と前記取付け面との間に形成されていてもよい。
この場合、フランジ部が排気ポート側からの熱応力を受けても、フランジ部からシリンダヘッドの側壁の上端部に熱応力が伝わり難くなり、側壁の上端部における変形や応力の集中が抑制されることで、側壁の上端部のシール部分におけるシール性等が安定確保できることとなる。
また、本発明のシリンダヘッドは、(3)前記排気側の側壁および前記フランジ部のうち少なくとも一方にはボルトが装着されるボルト締結部が設けられており、前記凹部は、前記ボルト締結部に対して前記排気側の側壁の前記上端部側で開口しているものであってもよい。
この構成により、フランジ部が排気ポート側からの熱応力を受けても、その熱応力がフランジ部の上部側のボルト締結部から側壁の上端部に伝わり難くなり、側壁の上端部における熱変形や応力集中が有効に抑制される。なお、ここにいうボルト締結部は、植込みボルトにナットをねじ結合させるものでもよいし、雄ねじを有するボルトを外部からボルト穴に挿入して締結させるものであってもよい。
本発明のシリンダヘッドにおいては、(4)前記排気側の側壁の前記上端部に近接する前記取付け面の上部側に、少なくとも1つのボルト穴が開口しており、前記凹部は、前記取付け面の上部と前記排気側の側壁の前記上端部との間で、前記取付け面に対して平行な方向に延びる溝状をなしているものであってもよい。
この構成により、ボルト穴にボルトが挿入されて排気管がシリンダヘッドに締結された状態で、フランジ部が排気ポート側からの熱応力を受けても、その締結部位の熱変形や熱応力が側壁の上端部まで伝わることが、溝状の凹部によって有効に抑制される。
本発明のシリンダヘッドにおいては、(5)前記排気側の側壁が、前記内燃機関の複数の気筒からの排気通路を集合させる排気集合部を構成していてもよい。
この構成により、排気集合部からフランジ部に伝わる熱応力が大きくなるものの、フランジ部からシリンダヘッドの側壁に熱応力が伝わり難くなることで、側壁における熱変形を有効に抑制することができ、排気集合部を有しながらも、側壁の上端部等におけるシール性を安定確保することのできるシリンダヘッドとなる。
本発明のシリンダヘッドにおいては、(6)前記排気側の側壁および前記フランジ部は、前記ボルト穴を形成する少なくとも1つのボス部を有しており、前記ボス部の外壁面が前記排気側の側壁の前記上端部側に開く凹状をなしているものであってもよい。
この構成により、フランジ部が排気ポート側からの熱応力を受けても、ボス部から排気側の側壁の上端部への熱応力の伝達経路が、凹部によって狭められ、側壁の上端部まで伝わることが有効に抑制される。
本発明のシリンダヘッドにおいては、(7)前記ボス部は、前記排気側の側壁の前記上端部より前記排気ポートの開口側に位置し、前記ボス部の一部を構成する前記排気側の側壁の背後には、動弁機構の取付け台座部が配置されていてもよい。
この構成により、ボルトを側壁の内奥側に締結させることができ、フランジ部のボルト穴が単なるボルト挿通穴となっても、所要の締結力が確保できる。
本発明によれば、フランジ部からシリンダヘッドの側壁の上端部に熱応力が伝わるのを有効に抑制し、その側壁の上端部等のシール部分におけるシール性を安定確保することのできるシリンダヘッドを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るシリンダヘッドの概略構成を示す外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシリンダヘッドの排気側の概略側面図である。 本発明の一実施形態に係るシリンダヘッドのフランジ部近傍の概略断面図である。 本発明の一実施形態に係るシリンダヘッドにおけるシール面の変位を従来例と比較して示すグラフであり、縦軸はシール面である上面の高さの変位を、横軸は排気側シール面の前後方向(クランク軸の回転中心軸線方向)の位置を示している。 本発明の他の実施形態に係るシリンダヘッドのフランジ部近傍の概略断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(一実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係るシリンダヘッドの概略ブロック構成図である。
まず、構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態のシリンダヘッド10には、図示しない動弁機構を収納する凹部11と、多気筒エンジン(内燃機関)の複数、例えば3つの気筒(シリンダ)に対応する吸気ポート(図示していない)および排気ポート12と、少なくとも排気ポート12の近傍に冷却水を通すことができるウォータージャケット13とが、それぞれ形成されている。
このシリンダヘッド10は、凹部11の底壁部14側で図示しない多気筒エンジン(内燃機関)のシリンダブロックの上部に締結されるようになっており、多気筒エンジンの複数の燃焼室の天井面を形成するとともに、各気筒に対応する吸気ポートおよび排気ポート12を形成するようになっている。また、シリンダヘッド10の上部、すなわち、シリンダの軸線方向において前記シリンダブロックの上部に締結される底壁部14(下端部)とは反対側の端部には、動弁機構を覆うシリンダヘッドカバーもしくはシリンダヘッド10に対して動弁機構のカムシャフトを支持するためのカムハウジングといったカバー側部材Cv(図2参照)が装着されるようになっている。
図2および図3に示すように、シリンダヘッド10は、多気筒エンジンの排気管(触媒等の排気浄化ユニットを含む)が取り付けられる排気側の側壁15に、排気管取付け用のフランジ部16を備えている。
ここで、排気ポート12は、複数の気筒内の燃焼室から延びる複数の排気枝通路部となっており、排気側の側壁15には、複数の燃焼室から延びる排気ポート12を複数の排気枝通路部として排気集合通路部17aに集合させるマニホールド状の排気集合部17が一体に設けられている。
また、フランジ部16は、排気管Epの取付け面16aを形成するとともに、その取付け面16a上に排気集合通路部17aの出口である複数の燃焼室からの排気ポート12の共通の出口12aを開口させている。なお、シリンダヘッド10は、例えば鋳物用アルミニウム合金でダイカスト形成されており、フランジ部16の取付け面16aや排気側の側壁15の上端部15aの上面15f等は、機械加工されている。また、排気側の側壁15の上端部15aの上面15fには、図示しないガスケット等、例えばFIPG(Formed in Place Gasket)が配置されるようになっている。
一方、排気側の側壁15およびフランジ部16のうち少なくとも一方、例えば排気側の側壁15およびフランジ部16の双方には、それぞれボルトが装着される複数のボルト締結部18が設けられている。
これらのボルト締結部18は、排気側の側壁15の上端部15aに近接する取付け面16aの上部側において開口する一対(少なくとも1つ)のボルト穴18aと、排気側の側壁15の上端部15aから離隔する取付け面16aの下部側において開口する一対のボルト穴18bとを有している。
図3に示すように、各ボルト穴18aまたは18bは、例えば取付け面16a上の開口から所定深さまでは円形断面のねじ無しの挿通穴部18cとなっており、その挿通穴部18cより内奥側に雌ねじ穴部18dを有している。すなわち、各ボルト穴18aまたは18bは、雄ねじを有する排気管取付け用のボルトBを外部から挿通穴部18cに挿入して雌ねじ穴部18dに締結させるようになっている。
なお、ここでは、各ボルト締結部18は、ボルト穴18aまたは18bとするが、ボルト穴18a,18bに対応する位置で排気側の側壁15およびフランジ部16に植込みボルトを設置し、その植込みボルトの外端部にナットをねじ結合させる締結部とすることもできる。
フランジ部16に近接する排気側の側壁15の上端部15aと取付け面16aとの間には、フランジ部16の外周側の壁面15b(フランジ部16の外縁面)上に開口する凹部21が形成されている。
この凹部21は、複数のボルト締結部18に対し、特に一対の上方側のボルト穴18aに対して、排気側の側壁15の上端部15a側の壁面15b上で開口している。
また、凹部21は、一対の上方側のボルト穴18aと排気側の側壁15の上端部15aとの間で、取付け面16aに対して平行な方向、例えば取付け面16aの近傍における排気側の側壁15の上端部15aの延在方向(図1中の双方向矢印Lで示す方向)に延びる略U字形断面の溝状をなしている。
より具体的には、排気側の側壁15およびフランジ部16は、ボルト穴18a,18bを形成する複数の(少なくとも1つ)のボス部19a,19bを有しており、ボルト穴18a,18bの深さの範囲内で凹部21の一部を形成するよう、上方側のボス部19aの外壁面19eが排気側の側壁15の上端部15a側に開く溝状(凹状)をなしている。なお、ここにいう各ボルト締結部18のボルト穴18aまたは18bの深さの範囲とは、挿通穴部18cの軸方向長さの範囲と雌ねじ穴部18dの有効ねじ領域の軸方向長さの範囲であって、より好ましくは挿通穴部18cの軸方向長さの範囲である。また、植込みボルトにナットをねじ結合させて排気管Epを締結する場合、凹部21は、取付け面16aより排気側の側壁15に近い側の任意の位置に配置できる。
このボス部19aの外壁面19eの溝状をなす部分19n(以下、凹状部分19nという)は、排気側の側壁15の上端部15aより排気ポート12の出口12a側に位置し、凹部21の一部を構成している。また、一対の上方側のボルト穴18aの挿通穴部18cと雌ねじ穴部18dは、一対のボス部19aの凹状部分19nによって区画されている。
さらに、ボス部19a(ボス部19a,19bのうち一部)を構成する排気側の側壁15の背後、すなわち、凹部11側には、図示しない動弁機構のカムシャフトが回転自在に取付けられる取付け台座部24が配置されており、取付け台座部24には図示しない公知のカムキャップが締結されるようになっている。
なお、シリンダヘッド10に動弁機構を取り付けるための凹部11内の詳細形状については任意であり、その説明は省略する。
次に、作用について説明する。
上述のように構成された本実施形態のシリンダヘッド10においては、一対の上方側のボルト穴18aに対して排気側の側壁15の上端部15a側に、壁面15b上に開口する溝状の凹部21が形成されている。したがって、フランジ部16が排気ポート12側からの熱応力を受けても、凹部21で伝熱経路の断面積が狭められている分だけ、フランジ部16からシリンダヘッド10の排気側の側壁15の上端部15a付近に熱応力が伝わり難くなり、排気側の側壁15の上端部15aにおける熱変形や応力集中が抑制される。その結果、カバー側部材Cvが装着される排気側の側壁15の上端部15a等のシール部分におけるシール性が安定確保できることとなる。
また、本実施形態では、排気側の側壁15およびフランジ部16にはボルトBが装着される複数のボルト締結部18が設けられており、凹部21は、ボルト締結部18に対して排気側の側壁15の上端部15a側で開口している。したがって、フランジ部16がボルト締結部18に引張り力もしくは圧縮力を生じるような排気ポート12側からの熱応力を受けても、その熱応力が排気側の側壁15の上端部15aまで伝わることがなく、排気側の側壁15の上端部15aにおける熱変形が有効に抑制されることとなる。
しかも、複数のボルト締結部18は、排気側の側壁15の上端部15aに近接する取付け面16aの上部側に一対のボルト穴18aを開口させており、凹部21は、これらボルト穴18aと排気側の側壁15の上端部15aとの間で、排気側の側壁15の上端部15aの延在方向(図1中のL方向)に延びる溝状をなしている。したがって、ボルト穴18aにボルトBが挿入されて排気管Epがシリンダヘッド10に締結された状態で、フランジ部16が排気ポート12側からの熱応力を受けても、その熱応力が排気側の側壁15の上端部15aまで伝わることが溝状の凹部21によって有効に抑制される。
さらに、本実施形態では、排気側の側壁15が多気筒エンジンの複数の燃焼室からの排気通路を集合させる排気集合部17を構成しているので、高温となる排気集合部17の熱変形が大きくなり、排気集合部17から熱応力が伝わるフランジ部16の近傍での熱変形量が大きくなる。このとき、フランジ部16が側方(外方)に膨出するとともに、その上部側のボルト締結部18の上面側に引張り力もしくは圧縮力が働くような状態となる。そのため、凹部21を形成しないで他の構成を一実施形態と同様にした従来同様の比較例では、図4に白抜きの四角の点線PA(5本の□点線)で示すように、排気側の側壁15の部分的な上面高さ(部分的なガスケットの厚さ)の変化量が第2気筒付近に位置するフランジ部16の近傍で顕著に大きくなる。
これに対し、本実施形態では、図4中に下向きの黒塗り三角(▼)の点線PI(一部が重なった図中3本の▼点線)で示すように、排気側の側壁15の上面高さの変化量が十分に抑えられる。なお、同図中の白抜きの丸印(○)の点線Hは、各気筒付近で変化するベースの変形量(下面高さの変化量)を示している。
このように、本実施形態では、凹部21の存在によって、フランジ部16からシリンダヘッド10の排気側の側壁15の上端部15aに熱応力が伝わり難くなることで、排気側の側壁15の上端部15aにおける熱変形や応力集中を有効に抑制することができる。よって、排気集合部17を有しながらも、排気側の側壁15の上端部15aの図示しないガスケット等によるシール性を安定確保することができる。
加えて、本実施形態においては、排気側の側壁15およびフランジ部16は、ボルト穴18aを形成する一対のボス部19aを有しており、ボス部19aの外壁面19eが排気側の側壁15の上端部15a側に開く凹状部分19nを有している。したがって、フランジ部16が排気ポート12側からの熱応力を受けても、ボス部19aから排気側の側壁15の上端部15aへの熱応力の伝達経路が、凹部21によって、特に凹状部分19nによって狭められ、排気側の側壁15の上端部15aまで伝わることが有効に抑制される。
また、ボス部19a,19bは、排気側の側壁15の上端部15aより排気ポート12の出口12a側に位置し、ボス部19aを構成する排気側の側壁15の背後には、動弁機構の取付け台座部24が配置されているので、ボルトBを排気側の側壁15の内奥側に締結させることができ、フランジ部16に形成されるボルト穴18a、18bの入口側の部分が単なるボルト挿通穴である挿通穴部18cとなっても、排気側の側壁15中の雌ねじ穴部18dにおいて所要の締結力を確保することができる。
このように、本実施形態によれば、フランジ部16からシリンダヘッド10の排気側の側壁15の上端部15aに熱応力が伝わるのを凹部21によって有効に抑制し、その側壁15の上端部15aのシール性を安定確保することのできるシリンダヘッド10を提供することができる。
(他の実施形態)
図5は、本発明の他の実施形態に係るシリンダヘッドのフランジ部近傍の概略断面図である。なお、本実施形態は、一部の構成が上述の一実施形態と相違するものの、その全体の概略構成が上述の一実施形態と同様のものである、したがって、本実施形態において上述の一実施形態と同様の構成については、図1〜図3に示した対応する構成要素の符号を用いて説明し、以下、図5を用いて、主に一実施形態と相違する点について説明する。
図5に示す本実施形態のシリンダヘッド10においては、排気側の側壁15およびフランジ部16のうち少なくとも一方、例えばフランジ部16に、ボルトBが装着される複数のボルト締結部28(図5中には1つのみ断面で示す)が設けられている。
これらのボルト締結部28は、排気側の側壁15の上端部15aに近接する取付け面16aの上部側において開口する一対(少なくとも1つ)のボルト穴28aと、上述の一実施形態と同様に排気側の側壁15の上端部15aから離隔する取付け面16aの下部側において開口する一対のボルト穴18bとを有している。
また、フランジ部16に近接する排気側の側壁15の上端部15aと取付け面16aとの間には、フランジ部16の外周側の壁面15b(フランジ部16の外縁面)上に開口する凹部21が形成されている。この凹部21は、複数のボルト締結部28に対し、特に一対の上方側のボルト穴28aに対して、排気側の側壁15の上端部15a側の壁面15b上で開口している。
図5に示すように、各ボルト穴28aは、例えば取付け面16a上の開口から凹部21までのフランジ部16の内奥側の全域に、雌ねじ穴部28dを有している。そして、各ボルト穴28aは、雄ねじを有する排気管取付け用のボルトBを外部から同図中の矢印M方向に挿入して雌ねじ穴部28dに締結させるようになっている。
ここで、凹部21は、取付け面16aよりも排気側の側壁15に近い同図中の左側の内側壁面上に、ボルト穴28aに対応する開口が存在しないものであるが、上述の一実施形態と略同様な凹形状となっている。したがって、凹部21は、一対の上方側のボルト穴28aと排気側の側壁15の上端部15aとの間で、取付け面16aに対して平行な方向、例えば取付け面16aの近傍における排気側の側壁15の上端部15aの延在方向に延びる略U字形断面の溝状をなしている。
より具体的には、排気側の側壁15およびフランジ部16は、ボルト穴28aを形成する複数の(少なくとも1つ)のボス部19aを有しており、ボルト穴28aの深さの範囲より内奥側に凹部21を形成するよう、上方側のボス部19aの外壁面19eが排気側の側壁15の上端部15a側に開く溝状(凹状)をなしている。
ここにいう各ボルト締結部28のボルト穴28aの深さの範囲とは、雌ねじ穴部28dの軸方向長さの全域である。また、植込みボルトにナットをねじ結合させて排気管Epを締結する場合、凹部21は、例えば植込みボルトの内端部より排気側の側壁15に近い内奥側に配置できる。
ボス部19aの外壁面19eの溝状の凹状部分19nは、排気側の側壁15の上端部15aより排気ポート12の出口12a側に位置し、凹部21の一部を構成している。
本実施形態においても、フランジ部16からシリンダヘッド10の排気側の側壁15の上端部15a付近に熱応力が伝わるのを凹部21によって有効に抑制し、その側壁15の上端部15aのシール部分におけるシール性を安定確保することのできるシリンダヘッド10を提供することができる。
なお、上述の各実施形態においては、シリンダヘッド10は3気筒の場合で図示したが、本発明は任意の気筒数の内燃機関に適用可能である。また、シリンダヘッド10は、排気側の側壁15に排気集合部17を一体に形成していたが、排気マニホールドによって排気集合させるよう、気筒数に対応する複数の排気ポートが排気側の側壁に開口するものであってもよい。さらに、フランジ部16は、上述の一実施形態のように取付け面16aに対して略直交する外周面16cを有するものでなくてもよい。すなわち、排気管Epの取付け面に対し壁面15bに連続するフランジ部16の外縁面が緩やかに傾斜したり湾曲したりしているものであってもよい。
また、凹部21は、取付け面16aの近傍における排気側の側壁15の上端部15aの延在方向に延びる溝状をなすものとしたが、フランジ部16の外縁面である壁面15b上で排気側の側壁15の上端部15aの延在方向に隣り合って開口する複数の凹部であってもよいし、排気側の側壁15の上端部15aの近傍に位置する少なくとも1つのボス部の両側に、排気側の側壁15の上端部15aの延在方向に対し傾斜する方向に溝状の凹部を形成してもよい。また、凹部21は溝状である場合でも、その溝状の凹部21が取付け面16aに対し全体として略平行になっていればよく、その溝状の凹部21の延びる方向が取付け面16aの近傍における上端部15aの延在方向に対して平行でなくてもよい。
凹部21の深さは、一実施形態では、一対の上方側のボルト穴18aの挿通穴部18cと雌ねじ穴部18dを一対のボス部19aの凹状部分19nによって区画する程度としていたが、ボルト穴18aの挿通穴部18cと雌ねじ穴部18dは凹状部分19nに開口するようにしてもよいし、開口させない(ボルトBのねじ部を外部に露出させない)ようにしてもよい。また、ボルト穴18aの雌ねじ穴部18dの一部または全部がフランジ部16の厚さの範囲内に及んでもよい。
さらに、凹部21は、フランジ部16の外縁面である壁面15bのうち、取付け面16aの近傍の上端部15aの延在方向における一方側または/および他方側のフランジ部16の側方の壁面部分や、取付け面16aの下部側の壁面部分に開口していてもよい。
以上説明したように、本発明に係るシリンダヘッドは、フランジ部からシリンダヘッドの側壁の上端部に熱応力が伝わるのを有効に抑制し、その側壁の上端部等のシール部分におけるシール性を安定確保することのできるシリンダヘッドを提供することができる。かかる本発明は、排気側の側壁に排気ポートが開口する排気管取付け用のフランジ部を有するシリンダヘッド全般に有用である。
10…シリンダヘッド、11…凹部、12…排気ポート、12a…出口(集合通路部の出口側の開口)、13…ウォータージャケット、14…底壁部(下端部)、15…側壁、15a…上端部、15b…フランジ部の外周側の壁面(フランジ部の外縁面)、15f…上面(シール部)、16…フランジ部、16a…取付け面、16c…外周面、17…排気集合部、17a…排気集合通路部、18…ボルト締結部、18a…ボルト穴(上方側のボルト穴)、18b…ボルト穴(上方側のボルト穴)、18c…挿通穴部、18d…雌ねじ穴部、19a,19b…ボス部、19e…外壁面、19n…凹状部分(凹状をなす部分、溝状をなす部分)、21…凹部、24…取付け台座部、B…ボルト、Ep…排気管、Cv…カバー側部材(シリンダヘッドカバーもしくはカムハウジング)

Claims (7)

  1. 内燃機関の排気管が取り付けられる排気側の側壁にフランジ部を備え、該フランジ部が、前記排気管の取付け面を形成するとともに該取付け面上に排気ポートを開口させるシリンダヘッドであって、
    前記フランジ部に近接する前記排気側の側壁と前記取付け面との間に、前記フランジ部の外周側の壁面上に開口する凹部が形成されていることを特徴とするシリンダヘッド。
  2. 前記凹部は、シリンダヘッドカバーもしくはカムハウジングが装着される前記排気側の側壁の上端部と前記取付け面との間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッド。
  3. 前記排気側の側壁および前記フランジ部のうち少なくとも一方にはボルトが装着されるボルト締結部が設けられており、前記凹部は、前記ボルト締結部に対して前記排気側の側壁の前記上端部側で開口していることを特徴とする請求項2に記載のシリンダヘッド。
  4. 前記排気側の側壁の前記上端部に近接する前記取付け面の上部側に、少なくとも1つのボルト穴が開口しており、
    前記凹部は、前記取付け面の上部と前記排気側の側壁の前記上端部との間で、前記取付け面に対して平行な方向に延びる溝状をなしていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のシリンダヘッド。
  5. 前記排気側の側壁が、前記内燃機関の複数の気筒からの排気通路を集合させる排気集合部を構成していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1の請求項に記載のシリンダヘッド。
  6. 前記排気側の側壁および前記フランジ部は、前記ボルト穴を形成する少なくとも1つのボス部を有しており、前記ボス部の外壁面が前記排気側の側壁の前記上端部側に開く凹状をなしていることを特徴とする請求項2ないし請求項5のうちいずれか1の請求項に記載のシリンダヘッド。
  7. 前記ボス部は、前記排気側の側壁の前記上端部より前記排気ポートの開口側に位置し、
    前記ボス部の一部を構成する前記排気側の側壁の背後には、動弁機構の取付け台座部が配置されていることを特徴とする請求項2ないし請求項6のうちいずれか1の請求項に記載のシリンダヘッド。
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