JP2014532607A - ブレーキトルクの監視および状態評価 - Google Patents

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Abstract

モータ(116)を有するエレベータ(100)のブレーキトルクの監視方法(138,140,142)が提供される。その方法(138,140,142)は、所定時間、エレベータブレーキ(126)を係合させ、その所定時間の間、モータ(116)の出力シャフトの変位を測定し、その変位が所定の閾値を超えた場合に警報を発生させる。

Description

本発明は概してエレベータブレーキに関し、特にエレベータの巻上機ブレーキおよび非常ブレーキの状態の監視に関する。
一般に、マシン・ルームレス形態のエレベータかごは、台板に支持されるとともに昇降路の上部内に配置された電動機と、一つ以上のエレベータブレーキと、により昇降路を通して垂直方向に駆動される。代替的な形態では、電動機およびそれに関連するブレーキは昇降路内ではなく隔離された機械室内に設けられる。モータの駆動により、出力シャフトならびにそれに連結されたトラクションシーブを回転させる。エレベータかごをカウンタウェイトに連結するベルト、ロープ、ケーブルなどの引張部材はトラクションシーブの周りに少なくとも部分的に適合される。モータがトラクションシーブを回転させるに従い、引張部材をトラクションシーブの周りで移動させて、昇降路内のエレベータかごを所望の階または乗場へと昇降させる。
一般的なエレベータ装置のモータは、かごが所望の乗場に近づくに従いエレベータかごを減速させるように用いられ、一方では、乗客がかごに乗降するに従いかごを乗場に維持するように一つ以上のエレベータブレーキが用いられる。エレベータはまた、故障、停電、またはその他の緊急事態の際に自動的に係合する非常ブレーキを使用する。エレベータブレーキは、出力シャフトおよびトラクションシーブの回転を制止し、エレベータかごの更なる移動を防ぐように、ロータ、ドラムなどと機械的かつ/または摩擦的に係合する。移動するエレベータかごを十分に減速させて保持するエレベータブレーキの能力はそのブレーキトルクによって測定される。
エレベータブレーキのブレーキトルクはエレベータの特定の設計または用途、エレベータ駆動装置の規格、およびその他の考慮すべき事項に従って十分に評価される。地域および/または国際安全規定、規則によって要求される最低基準のトルクを生み出すようにエレベータブレーキのブレーキトルクは付加的に十分に評価される必要がある。しかしながら、エレベータブレーキの機械的性質により、エレベータブレーキによって供給される制動能力またはブレーキトルクは経時的に変化する。ブレーキトルクは幾つかの要因により低下しうる。例えば、ブレーキと、ロータまたはドラムと、の間の摩擦係数は酸化、湿気等により低下しうる。摩擦を作用させるのに用いられるエレベータブレーキのスプリングまたはダンパの垂直力もまた、常態の弛緩により低下しうる。さらに、位置合わせ不良および/または故障が徐々に発生して、ブレーキを引きずらせ、全体的な制動能力を低下させる。
現在、エレベータブレーキの状態は保守サービス作業員により手作業で定期的に点検される。検査の結果に基づき、ブレーキは少なくとも次の点検時期までに修理/交換されるか、あるいは無視される。定期的に行われるメンテナンスは適切な安全対策としての役割を果たすが、現在の検査技術では、ブレーキの制動能力を定量化し、長期に亘る制動能力を追跡するより効果的な方法がない。
さらに、エレベータブレーキが隔離された機械室ではなく昇降路内に配置されたマシン・ルームレス・エレベータの設置数が増加するに従い、エレベータブレーキに安全にアクセスし、エレベータブレーキを定期的に検査することが一層困難となる。
本発明の一態様によれば、モータを有するエレベータのブレーキトルクの監視方法が提供される。その方法は、所定時間、エレベータの巻上機ブレーキを係合させ、その所定時間の間、モータの出力シャフトの変位を測定し、その変位が所定の閾値を超えた場合に警報を発生させる。
改良型では、巻上機ブレーキの解放が非常ブレーキを自動的に係合させ、かつ、非常ブレーキの解放が巻上機ブレーキを自動的に係合させるように、巻上機ブレーキが構成される。
別の改良型では、その方法が、所定時間、エレベータの非常ブレーキをさらに係合させ、その所定時間の間、出力シャフトの変位を測定し、変位が所定の閾値を超えた場合に自動警報を発生させる。
別の改良型では、ブレーキを係合させるステップと、出力シャフトの変位を測定するステップと、が警報を発生させる前に、2回以上繰り返される。
別の改良型では、ブレーキを係合させる前に、エレベータのエレベータかごを最上階の乗場に上昇させる。
別の改良型では、その方法が、ブレーキを係合させながら、そのブレーキを通してモータの出力シャフトを駆動するのに必要な最小モータ電流をさらに測定し、最小モータ電流に少なくとも部分的に基づく基線ブレーキトルクを算出し、基線ブレーキトルクに比較したブレーキトルクの著しい低下を定期的に監視し、その後に算出されたブレーキトルクが、基線ブレーキトルクの所定の割合未満であることを特定した場合に警報を発生させる。
本発明の別の態様によれば、モータを有するエレベータの少なくとも一つのブレーキの監視方法が提供される。その方法は、ブレーキ較正時に、ブレーキを係合させて、その係合されたブレーキを通してモータの出力シャフトを駆動するのに必要な最小モータ電流を測定し、ブレーキテスト時に、ブレーキを係合させながらモータにテストモータ電流を印加し、出力シャフトの変位を測定し、その変位が所定の閾値を超えた場合には警報を発生させる。テストモータ電流は、最小モータ電流の所定の割合を有する。
改良型では、ブレーキ較正およびブレーキテストが、エレベータの巻上機ブレーキおよび非常ブレーキの各々に対して行われる。
別の改良型では、ブレーキ較正およびブレーキテストを行う前に、エレベータのエレベータかごを最上階の乗場に上昇させる。
別の改良型では、ブレーキテストは、所定の間隔で行われる。
さらに別の改良型では、その方法が、最小モータ電流に少なくとも部分的に基づく基線ブレーキトルクをさらに算出し、基線ブレーキトルクに比較したブレーキトルクの著しい低下を定期的に監視し、その後に算出されたブレーキトルクが、基線ブレーキトルクの所定の割合未満であることを特定した場合に警報を発生させる。
本発明のさらに別の態様によれば、エレベータのブレーキ監視装置が提供される。ブレーキ監視装置は、出力シャフトを有するモータと、出力シャフトの変位を検出するように構成されたエンコーダと、出力シャフトと選択的に係合するように構成された少なくとも一つのブレーキと、モータ、エンコーダ、およびブレーキの各々と通信する中央制御装置と、を含む。中央制御装置は、ブレーキ較正時にブレーキを係合させて、その係合されたブレーキを通して出力シャフトを駆動するのに必要な最小モータ電流を測定し、ブレーキテスト時に、モータに対し、最小モータ電流の所定の割合のテストモータ電流を印加し、出力シャフトの変位をエンコーダで監視し、変位が所定の閾値を超えた場合に警報を発生させるように構成される。
改良型では、エレベータが、巻上機ブレーキと、非常ブレーキと、を含み、中央制御装置が、巻上機ブレーキおよび非常ブレーキの各々に対してブレーキ較正およびブレーキテストを行うように構成される。
別の改良型では、中央制御装置が、最小モータ電流に少なくとも部分的に基づく基線ブレーキトルクを算出し、基線ブレーキトルクに比較したブレーキトルクの著しい低下を定期的に監視する。
関連する改良型では、中央制御装置は、その後に算出されたブレーキトルクが基線ブレーキトルクの所定の割合未満であることを特定した場合に警報を発生させる。
別の関連する改良型では、中央制御装置は、基線ブレーキトルクおよびその後に算出されたブレーキトルクを遠隔監視施設に定期的に伝達する。
更に別の関連する改良型では、中央制御装置は、負荷荷重、カウンタウェイト、引張部材、トラクションシーブ、およびモータのうちの一つ以上と関連するパラメータにさらに基づいた基線ブレーキトルクを算出する。
別の改良型では、中央制御装置は、ブレーキテストの良否を確認するように各ブレーキテストを2回以上繰り返す。
別の改良型では、中央制御装置は、警報が出されないときは通常運転を再開し、少なくとも一つの警報が出されたときは通常運転を中止させる。
別の改良型では、中央制御装置は、音響警報、視覚警報、電子エラーメッセージのうちの一つ以上を用いた警報を発生させる。
添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を一読することにより、これらの本発明の態様またはその他の態様がより容易に明らかとなるであろう。
エレベータの部分的な斜視図。 エレベータの駆動装置の部分的な斜視図。 本発明の教示に従って構築された一例のブレーキ監視、状態評価装置の概略図。 エレベータブレーキの状態を監視、評価する一例のアルゴリズムの概略図。 エレベータブレーキの状態を監視、評価する別の一例のアルゴリズムの概略図。 エレベータブレーキの状態を監視、評価するさらに別の一例のアルゴリズムの概略図。
図1を参照すると、一例のエレベータ装置100の概略図を示す。当然のことながら、図1に示すエレベータ装置100の型は例示のみを目的とするものであり、一般的なエレベータ装置における種々のコンポーネントの一部の背景を示すためのものである。本発明の理解に不要なエレベータ装置のその他のコンポーネントは記載していない。
図1に示すように、建物内部に垂直に配置された昇降路102内にエレベータ装置100が完全にまたは部分的に存在する。昇降路102は概ね建物の中央部内に設けられた中空のシャフトを含み、建物が十分な大きさで複数のエレベータを含む場合には、複数の昇降路が設けられる。さらに、昇降路102は、エレベータ104が建物の複数の階床間すなわち複数の乗場106間を移動する垂直な経路を提供する。加えて、レール108が実質的に昇降路102の全長に亘って延在し、そのレールに沿ってエレベータかご104ならびにカウンタウェイト110が摺動可能に取り付けられる。詳細には図示していないが、レール108に沿ってかご104および/またはカウンタウェイト110の滑らかな動作を提供するように、エレベータかご104およびカウンタウェイト110の両方が、固定された状態でレール108と摺動可能に係合するローラ、スライドガイドなどをさらに含みうることが当業者にとって理解されるであろう。
エレベータかご104の上下移動が、エレベータ装置100の巻上機112によって駆動される。図示のように、巻上機112は、昇降路102の上部内に配置された台板114によって支持される。巻上機112は本質的にモータ116およびそのモータに取り付けられたトラクションシーブ118を含んだギアレス型巻上機である。エレベータかご104とカウンタウェイト110との間に連結されたベルト、ロープ、ケーブルなどの引張部材120は、トラクションシーブ118の周りに部分的に適合される。モータ116がトラクションシーブ118を回転させるに従い、引張部材120がエレベータかご104を所望の階すなわち乗場106に昇降させる。
図2を参照すると、一実施例の巻上機112をより詳細に示す。図示のように、巻上機112は、その近位端から延在する出力シャフト122を有するモータ116を備える。出力シャフト122は、トラクションシーブ118に連結されるとともにトラクションシーブ118を通して延在する。トラクションシーブ118の外表面は一つ以上の引張部材120を収容するように構成された溝124を含みうる。トラクションシーブ118および出力シャフト122の回転方向および回転速度はモータ116によって選択的に調節される。モータ116は、台板114上や機械室(図示せず)の内部等に配置された中央制御装置およびその他の関連する電子機器から、出力される動作の方向および程度に対応する入力を受信する。巻上機112は一つ以上のブレーキ126、例えばモータ116の遠位端に配置された巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2をさらに備えうる。ブレーキ126は、摩擦力を用いて出力シャフト122の回転を減速させ、それにより関連するエレベータかご104を所望の乗場106に保持するロータまたはドラム型の形態を含みうる。巻上機ブレーキ126−1は中央制御装置からの入力に応答して選択的に係合される。非常ブレーキ126−2は、故障、停電などに応じて自動的に係合して出力シャフト122のあらゆる回転を停止させ、それによりエレベータかご104の更なる移動を防ぐように構成される。
図3を参照すると、図2の巻上機112とともに用いられる一例のブレーキ監視および状態評価装置128の概略図を示す。図示のように、ブレーキ監視装置128は、エレベータ100のモータ116およびブレーキ126の各々と通信する少なくとも制御装置132を有する中央制御装置130を含みうる。中央制御装置130または制御装置132は巻上機112のエンコーダ134とも通信しうる。特に、エンコーダ134は出力シャフト122およびモータ116に近接して配置され、出力シャフト122の回転位置および/または回転速度に対応するフィードバック情報を制御装置132に電気的に通信するように構成される。制御装置132は監視ユニット136と更に通信しうる。図3に示すように、例えば、監視ユニット136は中央制御装置130のボード上または中央制御装置130に近接して配置される。代替実施例では、監視ユニット136は例えば遠隔監視施設や機械室など、離れた場所に配置してもよく、有線および/または無線ネットワークを通じて制御装置132と通信するように構成されてもよい。図3の中央制御装置130は、エレベータブレーキ126の状態を監視、評価するのに必要な機能を実行するためのプロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、または任意のその他の適切な電子装置を使用しうる。中央制御装置130はまた、実行可能ステップのアルゴリズムすなわちその方法が予めプログラムされたメモリを含みうる。
図4の流れ図は、ブレーキ監視装置128の中央制御装置130がエレベータブレーキ126の各々の状態を監視、評価する一例のアルゴリズムすなわち方法138を示す。最初のステップ138−1としてブレーキ126の状態の評価の前に、ブレーキ126を評価するために一貫した十分な荷重を付与するように、中央制御装置130が、エレベータかご104を無人のときに最上階の乗場106−3に上昇させるように構成される。通常運転条件時では、中央制御装置130はデフォルトでエレベータかご104を任意の特定の乗場106に保持しながら、第1および第2のブレーキ126、例えば巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2の両方を係合させるように構成される。しかしながら、図4の方法138による評価を実施しているときにエレベータかご104を最上階の乗場106−3に保持しながら、例えば、巻上機ブレーキ126−1のみに評価を分離するように、中央制御装置130が、第1のブレーキすなわち巻上機ブレーキ126−1を係合させながら、対応する第2のブレーキすなわち非常ブレーキ126−2を解放してもよい。ステップ138−2では、中央制御装置130は、所定時間、巻上機ブレーキ126−1を係合状態に維持するとともに非常ブレーキ126−2を解放状態に維持し、その間、中央制御装置130はエレベータかご104の垂直移動または垂直変位を監視する。例えば、巻上機ブレーキ126−1を係合させる間、エンコーダ134は、エレベータかご104の垂直移動を示す、巻上機112の出力シャフト122で検出された回転変位に対応する電子パルスを中央制御装置130に伝達する。
巻上機ブレーキ126−1を係合させかつ非常ブレーキ126−2を解放した状態で、中央制御装置130は観測したパルスの数を閾値すなわち所定のパルス数と比較するように構成される。例えば、観測されたパルス数が、エレベータかご104の最小の移動に対応する許容閾値内にある場合、中央制御装置130は、巻上機ブレーキ126−1の状態を良好であるとみなす。また、観測されたパルス数が、エレベータかご104の移動超過すなわちすべりに対応した所定の閾値を超えた場合、中央制御装置130は、巻上機ブレーキ126−1の状態を不良であるとみなす。さらに、中央制御装置130は、巻上機ブレーキの状態を更に検証するように、ブレーキテスト例えばステップ138−1およびステップ138−2を2回以上繰り返しても良い。例えば、第1のブレーキテストの結果を判定する際に、中央制御装置130は、巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2の両方を解放し、追加のテストのためにエレベータかご104を最上階の乗場106−3に戻すように、巻上機ブレーキ126−1を解放してもよい。このように、中央制御装置130は、実質的に最終的な評価が得られるまでブレーキテスト、ステップ138−1,138−2を繰り返してもよい。
ステップ138−2のときに中央制御装置130が故障した巻上機ブレーキ126−1を示す2回以上の連続的な不良を観測した場合、図4のステップ138−3に示すように、中央制御装置130がエレベータ装置100をシャットダウンするように構成される。一方、ステップ138−2のときに中央制御装置130が良好な巻上機ブレーキ126−1を示す2回以上の連続的な結果を観測した場合、次いで中央制御装置130は非常ブレーキ126−2を分離するように進行して、ステップ138−4で非常ブレーキ126−2の状態を評価する。例えば、中央制御装置130は、エレベータかご104を所定の位置に所定時間保持するように、巻上機ブレーキ126−1を解放して、非常ブレーキ126−2を係合させる。ステップ138−2にあるように、中央制御装置130はステップ138−5においてエレベータかご104の著しい垂直変位すなわち滑りのあらゆる徴候を特定するようにエンコーダ134からのフィードバックを観測する。巻上機ブレーキのテストと同様、中央制御装置130は、非常ブレーキ126−2の状態を更に検証するように、非常ブレーキテスト、例えばステップ138−4およびステップ138−5をさらに2回以上繰り返しても良い。ステップ138−5のブレーキテストが良好な非常ブレーキ126−2を示す2回以上の連続的な検出を示した場合、中央制御装置130はステップ138−6においてエレベータ装置100の通常運転を再開させる。一方、ステップ138−5のブレーキテストが故障した非常ブレーキ126−2を示す2回以上の連続的な不良を示した場合、中央制御装置130はステップ138−3においてエレベータ装置100をシャットダウンさせるように構成される。
したがって、巻上機ブレーキまたは非常ブレーキ126のうちの一つの不良が確認された場合、中央制御装置130はステップ138−3でエレベータ装置100をシャットダウンさせるように進行する。任意のステップ138−7では、中央制御装置130が更に不良を指摘し、保守管理者等に注意を促すよう警報を出力するように構成される。警報は、音響警報、視覚警報、ディスプレイ・スクリーン上の電子エラーメッセージ、コンピュータまたはモバイル機器に伝達される電子通知などの形態を取りうる。また警報はネットワークを通じて伝達されてもよく、それに応じて指令要員が応答しうる遠隔監視施設に伝達されてもよい。
図5の流れ図は、中央制御装置130がエレベータブレーキ126の状態を監視、評価する別の例のアルゴリズムすなわち方法140を示す。最初のブレーキ較正ステップ140−1では、中央制御装置130がエレベータかご104を最上階の乗場106−3に上昇させて、エレベータブレーキ126を係合させる。中央制御装置130は、ブレーキ126を通してモータ116または出力シャフト122を駆動させるのに必要な最小モータ電流をさらに測定する。さらに、ブレーキ126が係合されている間、その係合されたブレーキ126を通して駆動するのに必要な最小モータ電流を測定するように、中央制御装置130は、モータ電流、延いてはモータ116の出力トルクを徐々に増加させる。最小モータ電流に対応するモータ116の出力トルクはブレーキ126の基線(ベースライン)ブレーキトルクとして観測される。更なるステップ140−2では、中央制御装置130は、得られた最小モータ電流値、および/または対応する基線ブレーキトルク値をその後のブレーキテストの参照として用いるように、オンサイトおよび/またはオフサイトに配置されたメモリに取り出し可能に保存する。図5のアルゴリズムまたは方法140もまた、例えば巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2を含む、一つ以上のエレベータブレーキ126を有するエレベータ装置100とともに使用される。特に、中央制御装置130は、巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2の各々に対してブレーキ較正ステップ140−1および140−2を同様に実施し、対応する最小モータ電流値、および/または基線ブレーキトルク値をメモリに取り出し可能に保存する。
一旦較正が完了し、中央制御装置130が参照用に保存された少なくとも一つの基線電流またはトルク値を有すると、中央制御装置130はステップ140−3においてブレーキテストを開始する。前述の実施例にあるように、中央制御装置130はまず所定時間、エレベータブレーキ126を係合させ、最上階の乗場106−3にエレベータかご104を保持する。ブレーキ126を係合させている間、中央制御装置130はモータ116にテストモータ電流を供給しうる。テストモータ電流は、ステップ140−1で観測された最小モータ電流の所定の割合、例えば約80%である。ステップ140−4では、中央制御装置130は、ブレーキ126を係合させている間のテストモータ電流の印加に応じて変位が発生する場合には、その変位の量を測定するように構成される。中央制御装置130は、エレベータかご104またはそれに関連する引張部材120の垂直位置の変化を測定することにより変位を特定する。代替的に、中央制御装置130は、トラクションシーブ118または出力シャフト122の角位置の変化を例えばエンコーダ134などを用いて測定することにより変位を特定しうる。中央制御装置130は、ブレーキ126の状態を更に検証するように、ブレーキテスト、ステップ140−3およびステップ140−4をさらに2回以上繰り返しても良い。
検出された変位が2回以上の連続的なブレーキテストで所定の最大閾値を超えた場合、中央制御装置130はブレーキ126が不良すなわちメンテナンスが必要であるとみなし、ステップ140−5へと進む。特に、中央制御装置130はステップ140−5でエレベータ装置100をシャットダウンし、任意選択的に中央制御装置130はステップ140−6で不良を示す警報をさらに発生させる。警報は、音響警報、視覚警報、ディスプレイ・スクリーン上の電子エラーメッセージ、コンピュータまたはモバイル機器に伝達される電子通知などの形態を取りうる。また警報はネットワークを通じて伝達されてもよく、それに応じて指令要員が応答しうる遠隔監視施設に伝達されてもよい。一方、検出された変位が2回以上の連続的なブレーキテストにおいて許容閾値内にある場合、中央制御装置130はブレーキ126が動作可能であるとみなし、ステップ140−7においてエレベータ100の通常運転を再開する。複数のエレベータブレーキ126、例えば巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2を有する形態では、中央制御装置130は、ブレーキテスト、ステップ140−3およびステップ140−4を実行し、巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2の各々の状態を評価するように同様に構成される。
図6を参照すると、中央制御装置130がエレベータブレーキ126の状態を監視、評価するさらに別の例のアルゴリズムすなわち方法142を示す。図5のブレーキ較正にあるように、中央制御装置130はブレーキ126を係合させて、ステップ142−1で、係合されたブレーキ126を通してモータ116を駆動させるのに必要な最小モータ電流を測定する。特に、ブレーキ126が係合されている間、中央制御装置130は、係合されたブレーキ126にトルクが打ち勝つまで、モータ電流およびモータ116の出力トルクを徐々に増加させる。次いで観測された最小モータ電流がステップ142−2においてメモリに取り出し可能に保存される。一旦最小モータ電流が得られると、中央制御装置130はステップ142−3で対応する基線ブレーキトルクを算出する。特に、ステップ142−1で得られた最小モータ電流に少なくとも部分的に基づく、ブレーキ126の基線ブレーキトルクを計算する。基線ブレーキトルクを算出する際、中央制御装置130は、例えば負荷荷重(duty load)、カウンタウェイト110の規格、引張部材120の規格、トラクションシーブ118の半径、モータ116のトルク定数などに関連するパラメータを付加的に使用しうる。次いで得られた基線ブレーキトルクが、ステップ142−4で、中央制御装置130によってアクセス可能なメモリに取り出し可能に保存される。図5の方法140にあるように、図6のアルゴリズムまたは方法142は、一つ以上のエレベータブレーキ126、例えば巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2を有するエレベータ装置100に適用される。さらに、中央制御装置130は、対応する最小モータ電流および基線ブレーキトルクを測定するように、巻上機ブレーキ126−1ならびに非常ブレーキ126−2の両方に対してブレーキ較正を行う。
さらに図6を参照すると、一旦ブレーキ較正ステップ142−1,142−2が一つ以上のエレベータブレーキ126に対して行われると、中央制御装置130がステップ142−5でブレーキテストを開始する。特に、中央制御装置130がエレベータかご104を昇降路の最上階の乗場106−3に上昇させ、ブレーキ126を所定時間、係合させる。ブレーキ126が係合している間、中央制御装置130はモータ116に対してテストモータ電流を印加する。テストモータ電流は、ステップ142−1で観測された最小モータ電流の所定の割合、例えば約80%である。ステップ142−6では、中央制御装置130は、ブレーキ126を係合させた状態でのテストモータ電流の印加に応じて変位が発生する場合には、その変位の量を測定するように構成される。中央制御装置130は、エレベータかご104またはそれに関連する引張部材120の垂直位置の変化を測定することにより変位を特定する。代替的に、中央制御装置130は、トラクションシーブ118または出力シャフト122の角位置の変化を例えばエンコーダ134などを用いて測定することにより変位を特定しうる。中央制御装置130は、ブレーキ126の状態を更に検証するように、ブレーキテスト、ステップ142−5およびステップ142−6を2回以上繰り返しても良い。
検出された変位が2回以上の連続的なブレーキテストで所定の最大閾値を超えた場合、中央制御装置130はブレーキ126が不良すなわちメンテナンスが必要であるとみなし、ステップ142−7へと進む。特に、中央制御装置130はエレベータ装置100をシャットダウンし、ステップ142−8で不良を示す警報をさらに発生させる。警報は、音響警報、視覚警報、ディスプレイ・スクリーン上の電子エラーメッセージ、コンピュータまたはモバイル機器に伝達される電子通知などの形態を取りうる。また警報はネットワークを通じて伝達されてもよく、それに応じて指令要員が応答しうる遠隔監視施設に伝達されてもよい。検出された変位が2回以上の連続的なブレーキテストにおいて最大閾値内にある場合、中央制御装置130はブレーキ126が動作可能であるとみなし、ステップ142−9においてエレベータ100の通常運転を再開する。一つ以上のエレベータブレーキ126、例えば巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2を含む応用例では、中央制御装置130は、ブレーキテスト、ステップ142−5およびステップ142−6を実行し、巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2の各々の状態を評価するように構成される。
図6のアルゴリズムすなわち方法142によれば、中央制御装置130は、任意選択的に遠隔制御装置を介してエレベータブレーキ126の定期的な検診を自動または手動で行うように構成される。ステップ142−10に示すように、中央制御装置130は、較正ステップ142−1,142−3の間に算出された最初の基線ブレーキトルクに比較した制動能力の絶対的な低下を測定するように、ブレーキ126のブレーキトルクを定期的に再計算するように構成される。例えば、中央制御装置130は、ブレーキ126を係合させてモータ電流延いてはモータ116の出力トルクを徐々に増加させて、ブレーキ126を通して出力シャフト122を駆動するのに必要な最小モータ電流を測定する。一旦最小モータ電流が得られると、中央制御装置130はブレーキ126の更新されるブレーキトルク値を測定するようにステップ142−3で実施したのと同様の計算を実行する。ステップ142−11では、最初の較正以降のブレーキ126の制動能力の低下を評価するように、新たに観測されたブレーキトルク値を、以前にステップ142−3で算出された基線ブレーキトルク値と比較する。例えば、中央制御装置130は、更新したブレーキトルクが基線ブレーキトルク値の、例えば90%などの、所定の割合未満であるかどうかを評価する。その評価もまた、ブレーキトルクの損失をより正確に測定するように2回以上繰り返される。
その評価が、実質的なブレーキトルクの損失および不適格なブレーキ126を示す場合、中央制御装置130は、ステップ142−7でエレベータ装置100をシャットダウンし、ステップ142−8で適切な警報を発生させる。一方、その評価が、ブレーキトルクの一部の損失がまだ許容限界の範囲内にあることを示す場合、中央制御装置130は、エレベータ100の通常運転を継続する。任意選択的なステップ142−12では、中央制御装置130は、各ブレーキ126に対応する新たに観測されたブレーキトルク値を遠隔監視施設等にさらに伝達し、そこで設置されたエレベータユニットごとに継続的に観測されたブレーキトルク値が保存、監視される。さらに、一つ以上のブレーキ126、例えば巻上機ブレーキ126−1および非常ブレーキ126−2を有する形態の応用例では、各巻上機ブレーキ126−1および各非常ブレーキ126−2の状態を評価するように、図6のルーチンまたはサブルーチンが繰り返される。
本発明のブレーキ状態の評価方法およびその装置は、エレベータ装置のブレーキといった、広範囲の産業または商業用途に用いられる。エレベータブレーキの自動的かつ定期的な評価を可能にすることにより、エレベータの安全規定および規則のより一貫した遵守を保証しながら、エレベータブレーキの検査作業を著しく容易にする。保守管理者が昇降路に頻繁にアクセスする必要がないため、マシン・ルームレス形態のブレーキ検査がより一層有利となる。エレベータブレーキの基線ブレーキトルクの計算により、各エレベータブレーキの状態を長期に亘って評価する、定量化可能な一貫した評価基準を提供する。さらに、観測したブレーキトルク値をオンサイトおよび/またはオフサイトの監視施設において通信、保存することにより、保守管理者が各エレベータブレーキの状態をより直観的かつ容易に評価することが可能となる。こうしたデータを追跡することにより、安全リスクを低減しながら、予防保守および/または修理もより効率的にスケジュール化され実施される。
特定の実施例のみを記載したが、上記の記載から代案および修正が当業者にとって明らかとなるであろう。これらおよびその他の代案は均等物であると見なされ、本発明の精神および範囲内にあるものである。

Claims (20)

  1. モータ(116)を有するエレベータ(100)のブレーキトルクの監視方法(138,140,142)であって、
    所定時間エレベータブレーキ(126)を係合させるステップと、
    前記所定時間の間、前記モータ(116)の出力シャフトの変位を測定するステップと、
    前記変位が所定の閾値を超えた場合に警報を発生させるステップと、
    を備えた監視方法(138,140,142)。
  2. 前記エレベータブレーキ(126)が、巻上機ブレーキ(126−1)であることを特徴とする請求項1に記載の監視方法(138,140,142)。
  3. 所定時間、前記エレベータ(100)の非常ブレーキ(126−2)を係合させるステップと、
    前記所定時間の間、前記出力シャフト(122)の変位を測定するステップと、
    前記変位が前記所定の閾値を超えた場合に自動警報を発生させるステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の監視方法(138,140,142)。
  4. 前記ブレーキ(126)を係合させるステップと、前記出力シャフト(122)の変位を測定するステップと、が前記警報を発生させるステップの前に2回以上繰り返されることを特徴とする請求項1に記載の監視方法(138,140,142)。
  5. 前記ブレーキ(126)を係合させるステップの前に、前記エレベータ(100)のエレベータかご(104)を最上階の乗場(106−3)に上昇させることを特徴とする請求項1に記載の監視方法(138,140,142)。
  6. 前記ブレーキ(126)を係合させながら、該ブレーキ(126)を通して前記モータ(116)の出力シャフト(122)を駆動するのに必要な最小モータ電流を測定するステップと、
    前記最小モータ電流に少なくとも部分的に基づく基線ブレーキトルクを算出するステップと、
    前記基線ブレーキトルクに比較した、ブレーキトルクの著しい低下を定期的に監視するステップと、
    その後に算出されたブレーキトルクが、前記基線ブレーキトルクの所定の割合未満であることを特定した場合に警報を発生させるステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の監視方法(138,140,142)。
  7. モータ(116)を有するエレベータ(100)の少なくとも一つのブレーキ(126)の監視方法(138,140,142)であって、
    ブレーキ較正時に、前記ブレーキ(126)を係合させて、前記係合されたブレーキ(126)を通して前記モータ(116)の出力シャフト(122)を駆動するのに必要な最小モータ電流を測定するステップと、
    ブレーキテスト時に、前記ブレーキ(126)を係合させながら、前記モータ(116)に対し、前記最小モータ電流に対する所定の割合のテストモータ電流を印加するステップと、
    前記出力シャフト(122)の変位を測定するステップと、
    前記変位が所定の閾値を超えた場合に警報を発生させるステップと、
    を備えた監視方法(138,140,142)。
  8. 前記エレベータ(100)が、巻上機ブレーキ(126−1)および非常ブレーキ(126−2)を含み、前記ブレーキ較正および前記ブレーキテストが、前記エレベータ(100)の前記巻上機ブレーキ(126−1)および前記非常ブレーキ(126−2)の各々に対して行われることを特徴とする請求項7に記載の監視方法(138,140,142)。
  9. 前記ブレーキ較正および前記ブレーキテストを行う前に、前記エレベータ(100)のエレベータかご(104)を最上階の乗場(106−3)に上昇させることを特徴とする請求項7に記載の監視方法(138,140,142)。
  10. 前記ブレーキテストが、所定の間隔で行われることを特徴とする請求項7に記載の監視方法(138,140,142)。
  11. 前記最小モータ電流に少なくとも部分的に基づく基線ブレーキトルクを算出するステップと、
    前記基線ブレーキトルクに比較した、ブレーキトルクの著しい低下を定期的に監視するステップと、
    その後に算出されたブレーキトルクが、前記基線ブレーキトルクの所定の割合未満であることを特定した場合に警報を発生させるステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の監視方法(138,140,142)。
  12. 出力シャフト(122)を有するモータ(116)と、
    前記出力シャフト(122)の変位を検出するように構成されたエンコーダ(134)と、
    前記出力シャフト(122)と選択的に係合するように構成された少なくとも一つのブレーキ(126)と、
    前記モータ(116)、前記エンコーダ(134)、および前記ブレーキ(126)の各々と通信する中央制御装置(130)であって、ブレーキ較正時に、前記ブレーキ(126)を係合させて、該係合されたブレーキ(126)を通して前記出力シャフト(122)を駆動するのに必要な最小モータ電流を測定し、ブレーキテスト時に、前記モータ(116)に前記最小モータ電流の所定の割合のテストモータ電流を印加し、前記出力シャフト(122)の変位を前記エンコーダ(134)で監視し、前記変位が所定の閾値を超えた場合に警報を発生させるように構成された、中央制御装置(130)と、
    を備えたエレベータ(100)のブレーキ監視装置(128)。
  13. 前記エレベータ(100)が、巻上機ブレーキ(126−1)と、非常ブレーキ(126−2)と、を含み、前記中央制御装置(130)が、前記巻上機ブレーキ(126−1)および前記非常ブレーキ(126−2)の各々に対して前記ブレーキ較正および前記ブレーキテストを行うように構成されることを特徴とする請求項12に記載のブレーキ監視装置(128)。
  14. 前記中央制御装置(130)が、前記最小モータ電流に少なくとも部分的に基づく基線ブレーキトルクを算出し、前記基線ブレーキトルクに比較したブレーキトルクの著しい低下を定期的に監視することを特徴とする請求項12に記載のブレーキ監視装置(128)。
  15. 前記中央制御装置(130)は、その後に算出されたブレーキトルクが、前記基線ブレーキトルクの所定の割合未満であることを特定した場合に警報を発生させることを特徴とする請求項14に記載のブレーキ監視装置(128)。
  16. 前記中央制御装置(130)が、前記基線ブレーキトルクおよび前記その後に算出されたブレーキトルクを遠隔監視施設に定期的に伝達することを特徴とする請求項14に記載のブレーキ監視装置(128)。
  17. 前記中央制御装置(130)が、負荷荷重、カウンタウェイト(110)、引張部材(120)、トラクションシーブ(118)、および前記モータ(116)の少なくとも一つと関連するパラメータにさらに基づいた基線ブレーキトルクを算出することを特徴とする請求項14に記載のブレーキ監視装置(128)。
  18. 前記中央制御装置(130)が、ブレーキテストの良否を確認するように各ブレーキテストを2回以上繰り返すことを特徴とする請求項12に記載のブレーキ監視装置(128)。
  19. 前記中央制御装置(130)は、前記警報が出されないときは通常運転を再開し、少なくとも一つの警報が出されたときは通常運転を中止することを特徴とする請求項12に記載のブレーキ監視装置(128)。
  20. 前記中央制御装置(130)は、音響警報、視覚警報、電子エラーメッセージの少なくとも一つを用いた警報を発生させることを特徴とする請求項12に記載のブレーキ監視装置(128)。
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