JP2014531173A - 分散アンテナ・システムおよび分散アンテナ・システムの製造方法 - Google Patents

分散アンテナ・システムおよび分散アンテナ・システムの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、無線周波数(RF)信号を送信および/または受信するための分散アンテナ・システム(100)に関する。このアンテナ・システム(100)は、複数の開口(120_1、120_2、120_3)を備えた楕円形導波管(110)を少なくとも1つ備えている。

Description

本発明は、無線周波数(RF)信号を送信および/または受信するための分散アンテナ・システムに関する。
本発明は、更に、上述したタイプの分散アンテナ・システムを製造する方法に関する。
例えばダイポール・アンテナなどの複数の離散アンテナを空間的に分散された態様で提供することは、既に知られている。これは、例えば、トンネル構造に沿って、または、それ以外の建造物において、建造物の全体において適切な無線カバレッジが得られるようにする場合である。更に、閉じ込められた空間の内部でRFを供給するために同軸放射ケーブルを提供することも知られており、これによって、ケーブルに沿ったカバレッジが得られる。
しかし、複数の離散アンテナを用いるのは、それぞれの離散アンテナなどの個別的な機械的および電気的設置が必要になるため、非常に高コストである。また、同軸放射ケーブルは、例えばGHzの領域などのより高い周波数において減衰が増加するという著しい短所を有する。
一般に、同軸ケーブルは、ケーブルの直径の関数であるいわゆる遮断周波数までしか動作させることができない。このケーブルによってサポートされる周波数の範囲は、非常に重要な特性である。動作周波数が高くなればなるほど、それに応じて同軸ケーブルは小さくならなければならない。同時に、直径が小さくなり、周波数が高くなると、減衰が増加する。特に、減衰が比較的大きくなると、同軸放射ケーブルでは、トンネルなどの距離の長いシステムにおいて、4GHzを超える周波数のRFカバレッジを提供することができなくなる。中継器を、非常に短い距離で設置しなければならない。
したがって、従来技術によるシステムの上述した短所を回避する改善された分散アンテナ・システムとそのようなシステムを製造する方法とを提供することが、本発明の目的である。
本発明によると、この目的は、基本的に楕円形の断面を有しており複数の開口を備えた少なくとも1つの楕円形導波管を備えている前記アンテナ・システムによって達成される。
出願人の分析によると、基本的に楕円形の断面と複数の開口とを有する楕円形導波管は、分散アンテナ・システムとして、効果的に用いることができる。その理由は、そのような楕円形導波管は、RF領域の中のより高い周波数に対しても特に低い減衰を有しているため、特にこうしたRF領域における電磁信号を長い距離にわたって送信するのに最も適しているからである。したがって、導波管の全体の長さが数百メートルまたはそれよりも長いような大規模な設置においても、中継器やそれと同様なものを設ける必要がない。
実施形態に従って楕円形導波管に複数の開口を適用することにより、それ自体が既知の態様で楕円形導波管の内部で送信される電磁放射を、楕円形導波管の周囲の領域に均等に分布させることができる。その理由は、これらの開口によって、導波管の内部を移動する電磁波が、とりわけこれらの開口のサイズと空間的な配置とに応じて少なくともある程度まで導波管から離れることが可能になるからである。そのようにして、実施形態による放射用の楕円形導波管が得られる。結果的に、実施形態による開口のそれぞれを、単一の「アンテナ」として、または一般的にいって放射要素と考えることができる。したがって、非常に単純な実施形態によると、この分散アンテナ・システムは、複数の開口を有していることによって、分散アンテナ・システムの非常に単純な構成を形成する単一の楕円形導波管を備えている。
楕円形導波管の内部を移動するRF信号に対する減衰が低いこととは別に、その幾何学的形状を変更することによって、楕円形導波管を、異なる周波数範囲に対して容易に最適化することができる。したがって、実施形態による分散アンテナ・システムは、離散的なアンテナ要素または放射用の同軸ケーブルを備えている従来技術による分散アンテナ・システムよりも、RF領域にある更に高い周波数すなわち3GHzを超える周波数まで容易に調整することが可能である。
ある効果的な実施形態によると、この楕円形導波管は、少なくとも1つの波形部分を備えている。この波形部分は、一方では導波管の機械的可撓性を増加させ、よって、例えば導波管を曲げることが必要になるような複雑な場合であってもこの実施形態による導波管の使用を容易にする。更に、実施形態による分散アンテナ・システムの帯域幅は、波形の形状を提供することによって、増加する。
例えば、ある実施形態によると、波形ではない楕円形導波管の第1および第2の部分を備えており、この第1および第2の部分は、波形であることにより機械的な可撓性が優れていて曲げることを容易にする楕円形導波管の第3の部分によって相互に接続されている分散アンテナ・システムを提供することも可能である。
更なる好適な実施形態によると、完全な楕円形導波管は、波形のタイプのものである。
更なる好適な実施形態によると、この少なくとも1つの楕円形導波管は単一の部材で製造される。これは、例えば、ある種の端部を有していない材料であり、これによって、戸外での設置が更に容易になる。その理由は、戸外において、溶接などにより様々のより小さな導波管の部分を接続する必要がないからである。
更なる実施形態によると、楕円形導波管の内部から周辺領域に電磁波を放射することが可能な開口は、導波管の波形部分の内部に、好ましくは、波形部分の半径方向の外側部分に含まれている。代替的な例としては、この開口は、また、楕円形導波管の非波形部分にも設けることができる。また、これら両方を組み合わせることも可能である。
更なる実施形態によると、この開口の少なくとも1つは、実質的に楕円形の断面を備えている。更に、基本的に楕円形の断面に、楕円形の断面の長軸の対蹠点の領域における平坦なエッジを提供することも可能である。
楕円形導波管の内部に開口を実装するためには、円形もしくは多角形の断面またはそれ以外の形状も、可能である。
更なる実施形態によると、前記導波管の異なる長手方向の座標に提供される異なる開口が、前記楕円形の断面の長軸に関して異なる角度位置に配置される。これにより、楕円形導波管の内部から周囲の領域へのRF信号の漏れを特徴付ける電磁結合のための結合強度の制御が、効果的に可能になる。すなわち、結合損失は、開口が短軸により接近して配置されると減少し、開口が長軸により接近して配置されると増加する。
特に好適な実施形態によると、角度位置は、RF信号送信機またはトランシーバが設置可能な楕円形導波管の供給端からの距離と共に増加する。よって、供給端に近い放射用開口は、供給端から離れている別の開口と比較すると、楕円形導波管の内部と周囲との間のより少ない結合を可能にするように設けられているという意味で、前記供給端から第2の端部へ楕円形導波管の内部を移動する信号に対する長手方向の減衰を説明することができる。これらの別の開口は、楕円形導波管の内部と外部との間の電磁結合を増加させるように配置することができ、それにより、RF信号が楕円形導波管の遠い部分に到達する前に被る長手方向の減衰の増加が説明される。
このようにして、楕円形導波管の長手方向の座標に沿った(すなわち、長手方向の軸に平行な)楕円形導波管の異なる開口からの放射された電力の非常に均一な分布を、得ることができる。
更なる実施形態によると、導波管の断面は、円形を含むこともある。例えば、楕円形の断面の長軸の長さが、楕円形の断面の短軸の長さに実質的に等しい場合である。
また、更なる実施形態によると、楕円形の断面の長軸に関して異なる角度位置に様々な開口を設けることにより、異なるレベルの電磁結合をそれ自体が備えた楕円形導波管の異なる部分を画定することができ、それによって、様々な開口によって放射されるRF信号のレベルを、楕円形導波管の様々な長手方向の部分に対して独立に制御することが可能になる。例えば、強い結合を与え、それにより放射を行う楕円形導波管の外部で対応するRF信号供給を与える楕円形導波管の第1の長手方向の部分を画定することができ、他方では、より弱い電磁結合を与え、それにより放射を行う楕円形導波管の外部で対応するより弱いRF信号供給を与える開口を用いて、楕円形導波管の別の長手方向の部分を画定することができる。いずれにしても、導波管の長手方向の減衰は、開口の例えば楕円形の断面の長軸に関して適切な位置を選ぶことにより、効果的に補償することが可能である。
更なる効果的な実施形態によると、こうした複数の開口のうちの異なる開口が、それぞれ、導波管の表面および/または長手方向の軸に関して異なる幾何学的形状および/または向きを有する。例えば、楕円形導波管の第1の数の開口が既に述べたように楕円形または実質的に楕円形の幾何学的形状を有することができ、他方で、実施形態による楕円形導波管の別の開口は、非楕円形の幾何学的形状、すなわち、多角形の形状やそれ以外の幾何学的形状を有する。
導波管の長手方向の座標に沿った開口の角度位置を変動させることとの類推として、別の実施形態によると、導波管の長手方向の座標に沿った開口の少なくとも1つの物理的特性(サイズ、形状、開口の表面の法線ベクトルの向き)を変えることも可能である。とりわけ、これらの尺度により、長手方向の座標に沿った長手方向の減衰を補償することも可能になる。例えば、開口のサイズが長手方向の座標に沿って増大すると、長手方向の減衰が補償される。
好適な実施形態によると、楕円形導波管の1つまたは複数の開口は、楕円形導波管の表面に関してある向きを有する。それにより、各開口の開口表面の法線ベクトルは、その開口が配置されている導波管の各表面部分の法線ベクトルと平行である、すなわち、前記導波管の半径方向の座標と平行である。
波形の楕円形導波管の場合には、開口は、導波管の半径方向の外側部分に例えば表面法線が基本的に半径方向を向くように、または、波形の導波管の半径方向の内側部分に、のいずれか一方のように配置することができる。異なる開口に対しては、両方の変形例の組み合わせも可能である。表面法線ベクトルが部分的に非半径方向(すなわち、軸方向)に基本的に配置されるような開口の向きも更なる実施形態によると可能であり、これは例えば、半径方向に内側の波形部分と半径方向に外側の波形部分との間に画定された楕円形導波管の傾斜を有する壁部の上において可能である。
更なる効果的な実施形態によると、この少なくとも1つの楕円形導波管は、少なくとも4GHzの周波数の電磁波を送信するように構成されている。
更なる効果的な実施形態によると、この少なくとも1つの楕円形導波管は、約6GHzの周波数の電磁波の場合には、100メートル当たり約4dBの長手方向の減衰を有する。
対照的に、放射用の同軸ケーブルを備えている従来技術による分散アンテナ・システムを用いるときには、6GHzまで用いることができる最大の同軸ケーブルは、外側の導体の直径が約19mmでなければならない。銅製の導体とPEフォームの誘電体とを用いると、従来技術によるケーブルの6GHzにおける減衰は、約16dB/100mである。好都合であることに、約6GHzの同じ周波数帯のための実施形態による楕円形導波管は、わずか4dB/100mの減衰を有するのみである。これは、実施形態による放射用の楕円形導波管を用いて作られたシステムのカバレッジの長さが、同軸ケーブルを用いる従来技術による解決策と比較して、約4倍長いことを意味する。
更なる効果的な実施形態によると、このシステムは、RF信号を前記少なくとも1つの楕円形導波管に送信する少なくとも1つの送信機、および/または、前記少なくとも1つの楕円形導波管からRF信号を受け取る少なくとも1つの受信機を備えている。上述したデバイスは、例えば導波管の第1のすなわち供給端に、および/または、対向する第2の端部に配置することができる。送信機能と受信機能とを組み合わせたトランシーバを提供することも可能である。
本発明の目的への別の解決が、分散アンテナ・システムを製造する方法によって与えられる。この分散アンテナ・システムでは、楕円形導波管(すなわち、少なくとも1つの楕円形導波管)が提供され、その楕円形導波管の内部に複数の開口が作成される。
好適な実施形態によると、これらの開口は、楕円形導波管の各壁部を、ミリングおよび/またはドリリングおよび/またはレーザ切断することによって、作成される。例えば、レディオ・フリークエンシ・システムズ(Radio Frequency Systems)によって製造されるE60タイプの楕円形で波形の導波管は、実施形態による分散アンテナ・システムを製造する基礎として用いることができる。
一般的に、楕円形導波管に画定された開口により、楕円形導波管によって送信された電磁波が、楕円形導波管の周囲にある自由空間への分散のために、ある程度は導波管を離れることが可能になる。このようにして、無線通信のためのRF信号の供給が、実施形態による少なくとも1つの分散アンテナ・システムを含む場所において確立することが可能になる。
例えば、実施形態による分散アンテナ・システムのための非常に単純な設定は、複数の開口を備えたただ1つの楕円形導波管を含む。すなわち、単一の放射用の楕円形導波管が、この非常に単純な実施形態による分散アンテナ・システムを表す。複数の開口は、無線カバレッジを提供する個別的な放射部分(「アンテナ」)を表す。
送信という意味での電磁波の放射とは別に、すなわち、楕円形導波管から前記開口を経由して楕円形導波管の周囲の空間へ信号を送信することとは別に、信号の受信は、前記開口により楕円形導波管の周囲の領域を移動する電磁信号の一部を受け取ることによって、また、楕円形導波管の周囲の電磁場の前記受け取られた一部を楕円形導波管の一方または両方の端部に送ることによって、可能になる。なお、この楕円形導波管では、実施形態による分散アンテナ・システムを経由して送信されるRF信号を提供する送信機デバイスに加えて、受信機デバイスを配置することが可能である。
更なる実施形態によると、前記開口の少なくとも一部は、前記導波管を戸外に設置するステップの後に作成される。なお、ここで、前記導波管を戸外に設置するステップは、好ましくは、前記導波管の少なくとも1つの部分を曲げるステップを含む。このようにして、前記開口を有する放射部分の非常に正確な作成が可能である。その理由は、開口の位置を、例えばトンネルなどの戸外における楕円形導波管の特定の設置条件に応じて画定することができるからである。その最も単純な形式では、この実施形態による開口は、戸外において楕円形導波管の設置条件を評価しそれに応じて楕円形導波管におけるこれらのまたは他の開口を画定する技術者によって手動で作成される。この場合、例えば、導波管の位置とその開口とに関する結果的に生じる電磁場の分布を測定および/または計算するための測定および/またはシミュレーション機器が用いられる。
本発明の更なる特徴、態様、および効果が、次の図面を参照して行われる以下の詳細な説明において与えられる。
第1の実施形態による単一の楕円形導波管を備えた分散アンテナ・システムの平面図を、概略的に示している。 ある実施形態による楕円形導波管の断面を概略的に示している。 更なる実施形態による放射用開口のための可能な幾何学的形状を示している。 更なる実施形態による放射用開口のための可能な幾何学的形状を示している。 ある実施形態による楕円形導波管の部分的な断面を概略的に示している。 実施形態による楕円形導波管の更なる部分的な断面を概略的に示している。 実施形態による楕円形導波管の更なる部分的な断面を概略的に示している。 ある実施形態による楕円形導波管の斜視図を示している。 ある実施形態による導波管の放射用開口と導波管の長さとの間の角度位置を示している。 ある実施形態による方法の簡略化された流れ図を示している。 実施形態による異なる構成の放射用開口を備えた導波管の平面図を概略的に示している。 実施形態による異なる構成の放射用開口を備えた導波管の平面図を概略的に示している。 実施形態による異なる構成の放射用開口を備えた導波管の平面図を概略的に示している。 実施形態による異なる構成の放射用開口を備えた導波管の平面図を概略的に示している。 実施形態による異なる構成の放射用開口を備えた導波管の平面図を概略的に示している。 実施形態による異なる構成の放射用開口を備えた導波管の平面図を概略的に示している。
図1は、第1の実施形態による分散アンテナ・システム100の平面図を概略的に示している。分散アンテナ・システム100は、基本的に楕円形の断面を有する楕円形導波管110を備えている。楕円形導波管110の楕円形の断面は、例示的に図2に示されている。
図2によって示されている基本的に楕円形の断面は、長軸a1と短軸a2とによって定義することができる。なお、短軸a2は、長軸a1と直交するように配置されている。角度αは、以下で説明されるように楕円形導波管110の内部に含まれる開口の角度位置を定義するように機能する。
図1から見ることができるように、楕円形導波管110は、その長手方向の軸(図示せず)に沿って分布する複数の開口120_1、120_2、120_3を有している。開口120_1、120_2、120_3によって、楕円形導波管110の内部を移動する電磁波が、楕円形導波管110の内部から楕円形導波管110の外部の周辺部分へ送信されること、すなわち放射されることが、効果的に可能になる。そのようにして、開口120_1、120_2、120_3のそれぞれが、放射要素またはアンテナをそれぞれ画定している。これを基礎として、分散アンテナ・システム100のための実施形態による最小限の構成は、図1によって示されている単一の楕円形導波管110と、そこに設けられている複数の開口120_1、120_2、120_3とを含む。
分散アンテナ・システム100またはその楕円形導波管110を、例えばオプションのRF送信機140など適切な周波数を有する無線周波数信号源に接続すると、その無線周波数信号が、それ自体は既知である(中空の)導波管伝送のメカニズムによって、楕円形導波管110の長手方向の軸に沿って、すなわち図1では左側の供給端130aから右側の別の端部130bまで、送信される。
実施形態による楕円形導波管110の壁部に画定されている様々な開口120_1、120_2、120_3を通過するときに、RF信号の一部が周囲の空間に放射され、よって、楕円形導波管110の周囲の領域に無線カバレッジを提供する。
また、RF信号の受信も生じる。その場合、開口120_1、120_2、120_3に放射されるRF信号は、少なくとも部分的には楕円形導波管110の中に結合し、例えばオプションの受信機150まで導かれる。
デバイス140、150は、また導波管110と共に用いられる任意の他のアクティブ・デバイスも同様に、図1によると導波管110の対向する端部130a、130bに配置されているが、例えば導波管110の第1の端部130aまたは第2の端部130bにおいて、別の効果的な実施形態により同じ位置に配置することが好ましい場合もあり、それによって、保守管理業務を容易にすることが可能である。これが可能であるのは、開口120_1、120_2、120_3を通じて導波管110に受け取られるRF信号は、長手方向の座標lの両方の方向(アップストリームおよびダウンストリーム)に伝送されるからである。
図3aは、図1の楕円形導波管110の内部に設けられている開口120_1を、概略的に示している。図3aから見ることができるように、開口120_1は、基本的に楕円の形状を有している。これは、開口のない楕円形導波管を提供し、次にドリリングおよび/またはミリングおよび/またはレーザ切断を用いて楕円形導波管に開口120_1を画定することによって、得られる。
図3bは、楕円形導波管110(図1)の内部の開口120_1、120_2、120_3のための別の幾何学的形状を示している。この幾何学的形状は、2つの基本的に平坦なエッジ部分122a、122bを有する基本的に楕円形の形状を備えており、2つのエッジ部分は、その長軸に沿った基本的に楕円形の形状の対蹠点の領域に配置されている。
開口120_1、・・・のためには、例えば多角形や円形など他の幾何学的形状も可能である。
図4は、別の実施形態による楕円形導波管110aの部分的な断面を概略的に示している。楕円形導波管110aは波形を備えている。これらの波形は、楕円形導波管110aの中央の軸すなわち長手方向の軸caから見て、異なる半径r1、r2を交互に提供することによって、画定される。このようにして、波形は、低い減衰、特に長手方向の低い減衰が得られるような周波数の範囲を改善する。更に、波形部分110aは、機械的可撓性が改善されているため、曲げが必要となるような複雑な設置状況で楕円形導波管110aを用いることが効果的に可能になる。
図4から見ることができるように、本実施形態によると、楕円形導波管の部分110aの複数の開口120_1、・・・、120_6は、中央軸caからの距離がr2である半径方向に外向きの部分を有するように提供されている。更に、すべての開口120_1、・・・、120_6が、図2を参照して上述した角度αである基本的に同じ角度位置を有している。例えば、開口120_1、・・・、120_6の角度位置は、約α=0度である。
しかし、開口120_1、・・・、120_6の一部または全部が、楕円形導波管110aの他の部分の内部に、異なる態様でまたは追加的に、設けられることも可能である。これは、例えば、中央軸caから見た場合に距離r1である半径方向に内向きの部分や、半径r1である半径方向に内向きの部分と半径r2である半径方向に外向きの部分との間の傾斜付きの接続部分などである。
同様に、開口120_1、・・・、120_6の一部または全部を、異なる角度位置であるα<>0度で、異なる態様でまたは追加的に、配置することも可能である。
内径a2(短軸)と長軸a1との両者が、とりわけ、導波管110aによって送信可能なRF信号の動作周波数範囲を画定する。
図5aは、分散アンテナ・システム100のために用いることができる楕円形導波管110bの別の実施形態を示している。この実施形態によると、図4の中央軸caに沿って設けられている楕円形導波管110bの波形表面の1つおきの半径方向に外向きの部分のみが、楕円形導波管110bの内部から周囲の空間への電磁波の放射のための開口120_7、120_8をそれぞれ備えている。
図5bは、本発明の別の実施形態を示している。この実施形態では、楕円形導波管110cの異なる部分が異なる幾何学的形状の開口を備えている。例えば、楕円形導波管110cの第1の部分110c’は、第1の比較的小さな幾何学的形状を有する開口120_9を備えており、他方で、楕円形導波管110cの第2の部分110c’’は、比較的大きな幾何学的形状を有する開口120_10を備えている、などである。
図6は、別の実施形態による分散アンテナ・システム100aの斜視図を示している。長手方向の座標lは、導波管110dの中央軸ca(図4)に沿って延長しており、供給端130aは、分散アンテナ・システム100aの楕円形導波管110dの長手方向の座標l=10の位置に配置されている。すなわち、無線周波数信号源(図示せず)を、この供給端130aにおいて楕円形導波管110dに接続して、RF信号をこの楕円形導波管110dを経由してこの楕円形導波管110dの中を伝送されるように結合することができる。異なる態様でまたは追加的に、受信手段(図示せず)を、楕円形導波管110dの供給端130aまたは他方の端部130bに、図6に示されているように配置することもできる。
図6で見ることができるように、楕円形導波管110dは、複数の開口120_1、120_2、・・・を備えている。これらの開口は、それぞれが、楕円形の断面の長軸a1(図2)に関してほぼ同じ角度位置に、すなわちこの図ではほぼα=−30度に、配置されている。更に、隣接する開口120_1、120_2の間の長手方向の距離l2−l1は、楕円形導波管110dの長さ全体を通じて基本的に一定である。
楕円形導波管110dの供給端130aから見ると、第1の開口120_1は、この図ではl=11の位置に配置されている。他方で、楕円形導波管110dの供給端130aから見ると、第2の開口120_2は、l=12である第2の長手方向の位置に配置されている。
図6によって示されている分散アンテナ・システム100aは、その長さ全体にわたり、すなわち第2の端部130bまで、比較的均一なRF信号の供給を提供する。
効果的であることに、長手方向の減衰は、放射同軸ケーブルなどの場合よりも、比較的低い。更に、楕円形導波管110dの動作周波数範囲は、導波管の幾何学的形状を変更することによって、容易に調整される。
別の実施形態(図示せず)によると、楕円形導波管110d(図6)の異なる開口120_1、120_2、・・・が、この楕円形導波管110dの異なる長手方向の座標l1、l2に設けられるが、この導波管の楕円形の断面の長軸a1(図2)に関して異なる角度位置に配置される。これにより、楕円形導波管110dの内部と外部との間の結合強度を効果的に制御することが可能になり、更に、楕円形導波管110dの内部を移動するRF信号の長手方向の減衰を補償することが可能になる。
例えば、特定の好適な実施形態によると、図2に規定された角度位置αは、楕円形導波管110dの供給端130a(図6)からの距離lと共に増加する。第1の角度位置α=0に対しては、すなわち、開口が楕円形の断面の長軸a1の対蹠点に配置されている場合には、その開口を通過する電磁放射に対して比較的高い結合減衰が生じる。これは、楕円形導波管110dの供給端130aに比較的近い開口120_1、120_2(図6)に対しては、特に適している。その理由は、楕円形導波管110dの内部を移動するRF信号は、開口120_1、120_2に到達する時点では、それらの開口が供給端130aに近接しているため、比較的小さな長手方向の減衰が生じているだけであって、したがって、これらの開口の外部で要求される電磁場強度を得るのに、わずかなRFエネルギが放射されるにすぎないからである。
しかし、例えば楕円形導波管110dの第2の端部130bの近くに配置されているような更に離れた開口に到達する時点での前記RF信号の増加している長手方向の減衰に対応するためには、角度位置α(図2)を例えばα=90度まで変動させることにより、楕円形導波管110dの内部から外部への電磁波の放射に影響する結合メカニズムに対し、結合損失の減少(α=90度に対する最小の結合損失)を実現させることができる。
このように、長手方向の軸l(図6)に沿って異なる角度位置α(図2)に楕円形導波管110dの様々な開口を配置することによって、長手方向の減衰にもかかわらず、長手方向の軸lに沿った楕円形導波管110dの外部における特に均一な供給を達成することができる。よって、数百メートルまたはそれよりも長い導波管を設置するような場合にも、従来技術によるシステムのように中継器を必要とすることなく、導波管の全体に沿って優れた均一に分布したRF供給が提供される。図4から図6には環状に波形を有する導波管が示されているが、それとは異なり、実施形態による導波管は、らせん状の波形(図示せず)を備えることもできる。すなわち、一般的には、実施形態による導波管は、波形を有しない場合、環状の波形を有する場合、またはらせん状の波形を有する場合があり得る。これらの異なるタイプの波形を、実施形態によるシステム100の複数の導波管の内部で組み合わせることも可能である。
図7は、長手方向の座標lにおける様々な開口120_1、120_2、・・・に対する角度位置αを例示的に示している。ここで、角度位置は、導波管の位置l0とlxとの間で、第1の値α1から第2の値α2まで線形に変化する。他の実施形態では、長さlにわたり、角度位置αの段階的すなわち階段状、指数的、または対数的な変化を生じる場合もある。あるいは、以上の変化を組み合わせた変化もあり、それらが導波管の異なる長手方向の部分に適用されうる。
長手方向の減衰を補償することとは別に、長さlにおける角度位置αの変動を、実施形態に従って、効果的に用いることにより、放射されるRF電磁場強度が異なる導波管110dの異なる長手方向の部分を画定することができる。例えば、異なる直径および/または異なる減衰特性を備えた後続部分を有するトンネルの内部でRFカバレッジを提供するためにシステム100、100aを用いるときには、トンネルの直径または減衰特性がより大きな部分に対しては、第1の範囲の開口の角度位置αを検討することによって、より高い程度の放射エネルギを供給し、他方で、トンネルの直径または減衰特性がより小さな別のトンネル部分に対しては、各開口の別の範囲の角度位置αを検討することによって、より小さなトンネルの直径に適合するように、より低い程度の放射エネルギを供給することができる。もちろん、周囲の領域の体積を考慮するため、角度位置αの任意の変動を、長手方向の減衰を補償する角度位置αの基本的には単調な変動と組み合わせることが可能である。なお、ここで、長手方向の減衰は長手方向の座標l、すなわち、供給端130aからの特定の導波管の部分の距離に依存する。
導波管110の長手方向の座標lに沿った開口の角度位置αを変動させることとの類推として、別の実施形態によると、導波管110の長手方向の座標lに沿った開口120_1、120_2、・・・の少なくとも1つの物理的特性(サイズ、形状、開口の表面の法線ベクトルの向き)を変動させることも可能である。とりわけ、これらの手段により、長手方向の座標lに沿った長手方向の減衰を、ある程度まで補償することも可能になる。例えば、開口120_1、120_2、・・・のサイズが長手方向の座標lに沿って増大すると、長手方向の減衰が補償されうる。上述した手段を組み合わせることも可能である。
別の実施形態によると、その長手方向の座標lに沿って開口または角度位置が変化する単一の導波管を提供するのではなく、導波管の部分の全体においてまたは導波管の全体において例えば角度位置などが同一であるすなわち特性が一定である開口を有する、異なる導波管の部分または導波管全体を提供することも可能である。そのような構成によると、様々な導波管の部分または導波管を直列に接続するときに、長手方向の座標lに沿った特性の変化が効果を生じうる。
別の効果的な実施形態によると、導波管の内部の異なる開口を複数のグループとして配置することも可能である。なお、それぞれのグループは、長手方向の座標に沿って、同一のパラメータ(角度位置やサイズなど)を有する所定の数の開口で構成される。この場合、開口の異なるグループを、長手方向の座標に沿って交互に配置することができる。例えば、第1の端部から見て、導波管110(図1)は、第1のタイプの第1の数の開口を備え、その後では、長手方向の座標lに沿って、同じ導波管が、第2のタイプの第2の数の開口を備えうる、などである。また、導波管の第1の長手方向の部分に複数の開口を設け、更に、導波管のその次の長手方向の部分においては開口をゼロにすることも可能である。
図8は、ある実施形態による方法の簡略化されたブロック図を示している。第1のステップ200では、楕円形導波管が提供される。次のステップ210では、複数の開口120_1、120_2、120_3(図1)が楕円形導波管に設けられることにより、電磁波が楕円形導波管の内部から外部へ放射されることが可能になる。すなわち、ステップ210の後では、図1または図6によって示されているタイプの放射用楕円形導波管110、110dが得られる。
別の実施形態によると、図8の楕円形導波管を提供するステップ200の後か、または、楕円形導波管を提供する間すなわち楕円形導波管を製造する間かのどちらか一方の時点で、波形を、楕円形導波管に設けることができる。
例えば、レディオ・フリークエンシ・システムズによって製造されるE60タイプの楕円形で波形の導波管を、実施形態による分散アンテナ・システムを製造する基礎として、ステップ200において、用いることができる。
別の好適な実施形態によると、導波管110を、放射特性を著しく変更することなく、放射用開口も被覆するケーブル・ジャケット(図示せず)によって、被覆することができる。
別の実施形態によると、前記開口120_1、120_2、・・・の少なくとも一部は、前記導波管110d(図6)を戸外で設置するステップの後で、作成される。ここで、前記導波管110dを戸外で設置する前記ステップは、好ましくは、その導波管110dの少なくとも一部を曲げるステップを含む。このようにして、開口120_1、120_2、・・・を有する放射部分の非常に正確な作成が可能である。その理由は、開口120_1、120_2、・・・の位置は、例えばトンネルの中など戸外における楕円形導波管110dの特定の設置条件に応じて画定されるからである。その最も単純な形式では、この実施形態による開口120_1、120_2、・・・の少なくとも一部は、戸外において楕円形導波管110dの設置条件を評価しそれに応じて楕円形導波管110dにおける開口の位置を画定する技術者によって、手動で作成される。この場合、この技術者は、例えば、導波管110dの位置と開口とに対して結果的に生じる電磁場の分布を測定および/または計算するために、測定および/またはシミュレーション機器を用いる。
この実施形態によるシステムの長所は、長手方向の損失が低いことであり、この長所のために、長い距離にわたり高周波数で放射用の導波管を用いることが可能になる。従来型の放射用同軸ケーブルと比較すると、約4倍の長さの受動システムを、達成することができるのである。
更に、導波管110dの周囲において開口120_1、120_2、・・・(例えば、スロット)を様々に位置決めすることができることにより(角度位置αを参照)、結合損失を段階的に調整することが可能になる。
この実施形態による楕円形導波管110a、110b、110c、110dは、可撓性を有しており、非常に長いほとんど限界のない長さまで、効果的に製造することが可能である。矩形の導波管と比較すると、著しく迅速で効率的な設置ができる。オプションではあるが、導波管の製造の最中には、導波管に第1の数の開口のみを画定することが可能である。例えば、多くの場合に要求される標準的なRF信号の放射活動に応じて、開口を画定することが可能である。それ以外の開口は、戸外に設置された導波管において、すなわち保守担当の技術者が、ドリリング・マシンなどを用い個別的な設置条件を最適に考慮して手動で画定することさえ可能である。
この実施形態によると、特に容易かつ迅速な設置が可能である。その理由は、1つの部材として供給することが可能な導波管の材料110dが任意の長さであること(すなわち、戸外において、溶接など接続のための業務が不要である)、離散的なアンテナを備えた既存のシステムや従来型の放射用同軸ケーブルと比較して放射されるRF信号のカバレッジが均一であること、導波管に開口を設けることが容易であること(例えば、既存の波形導波管のミリングなど)、40GHzのレンジおよびそれより高いレンジのような高い周波数における放射用導波管の長手方向の損失が低いこと、異なる複数の導波管を戸外で接続しなければならない場合に標準的なアクセサリ(コネクタ、クランプなど)を用いる機会があること、である。以上が可能であるのは、本発明の実施形態による放射用導波管は、標準タイプの導波管から導くことが可能であり、また、特に端部130a、130b(図6)において同一の幾何学的形状を少なくとも基本的には有しうるからである。
別の実施形態によると、システム100(図1)の少なくとも1つの導波管110は、厳密に数学的な意味で正確に楕円形の断面を有していることは不要である。
図9aから図9fは、本発明の実施形態による放射用の開口の構成が異なる導波管110e、・・・、110jの概略的な平面図を示している。明瞭に示すという目的のために、様々な放射用の開口に、個別の参照番号が付されていない。その代わりに、開口は、図9aから図9fにおいて、楕円形および/または円形および/または矩形の形状によって、記号的に示されている。また、電気的絶縁および保護のために導波管110e、・・・、110jを被覆することができるケーブル・ジャケットは、示されていない。
図9aは、その長手方向の座標lに沿って、2列の放射用開口を備えている放射用導波管110eを示している。そして、これらの開口は、同一の幾何学的形状を有し、長手方向の座標lに沿って等しい開口間の間隔を有している。それぞれの列は、上述したように、特定の角度位置αで配列されているものと解釈することができる。別の実施形態によると、1列であることも、3列以上の列であることも可能である。また、同じ列の長手方向の座標lに沿った以後の開口が、様々な角度位置を有することも可能であるから、例えば、らせん型に構成された開口(図示せず)を導波管110eの表面上に作成することが可能である。
図9bは、その長手方向の座標lに沿って、同一の幾何学的形状を有し、長手方向の座標lに沿って1列当たりの開口間の間隔が等しい2列の放射用開口を備えている放射用導波管110fを示している。図9aによる実施形態とは対照的に、それぞれの列は、交互に2つの開口を備えており、それらの間に、開口が存在しない長手方向の部分がある。例えば、図9bの実施形態における第1の列では、第1の長手方向の部分ls1に2つの開口があり、他方で、その次の第2の長手方向の部分ls2では同じ第1の列が開口を有していない。このパターンが、更なる長手方向の部分ls3、ls4において反復している。図9bの実施形態における第2の列は、長手方向の座標lに沿って分布している基本的に同一のパターンの開口を備えている。しかし、このパターンは、第1の列との関係では、長手方向の部分ls1の長さに概ね対応する変位だけシフトしている。
図9cは、別の実施形態による導波管110gを示しているが、この場合は、一方の列だけに放射用の開口が設けられている。長手方向の部分ls5に沿って3つの続く開口が示されている。次の長手方向の部分ls6には開口が存在せず、したがって放射は生じない。次の長手方向の部分ls7には、再び3つの開口が存在している。
図9dは、放射用導波管110hが示されている。導波管110hは、その長手方向の座標lに沿って、長手方向の座標lに沿った1列当たりの開口間の間隔はほぼ等しいが、長手方向の座標lに沿った幾何学的形状、特にサイズが異なる、2列の放射用開口を備えている。長手方向の部分ls8に含まれている開口は、基本的に同一であり、比較的小さな第1の開口サイズを備えている。次の長手方向の部分ls9に含まれている開口は、やはり基本的には相互に同一であり、第1の開口サイズより大きな第2の開口サイズを備えている。長手方向の部分ls10、ls11は、それぞれが、更に大きな開口を備えている。導波管110hの更なる長手方向の部分ls12は、長手方向の部分ls8の開口と同様なサイズの開口を備えている。
図9eは、その長手方向の座標lに沿って、長手方向の座標lに沿って1列当たりでほぼ等しい開口間の間隔を有し、列の数が増加していく放射用開口を備えた放射用導波管110iを示している。導波管110iの第1の長手方向の部分ls13では1列だけの開口が提供されているが、他方で、導波管110iにおいてその次にある第2の長手方向の部分ls15では、2列の開口が提供されている。導波管110iの更なる長手方向の部分ls15では、3列の開口が提供されている。
図9fは、その長手方向の座標lに沿って、異なる幾何学的形状を有する様々な放射用の開口を備えた放射用導波管110jを示している。長手方向の部分ls16では、開口は基本的に円形の形状を提供しているが、他方で、別の長手方向の部分ls17、ls18では、開口は矩形の形状を備えている。放射用の開口を画定するのに、それ以外の多角形の形状も可能である。
開口に関する上述した構成は、システム100の単一の導波管の内部において、または、複数の異なる導波管において、相互に組み合わせることも可能である。
以上の説明および図面は、本発明の原理を、例として示しているにすぎない。当業者であれば、本明細書において明示的に説明されておらず示されてもいなくとも、本発明の原理を具体化しておりその精神および範囲に属する様々な構成を想到できることが、理解されよう。更に、本明細書に記載されているすべての例は、本発明の原理と技術の発展のために発明者たちが寄与をなした概念とを読者が理解することの助けとなるべく、主に教育的な目的だけを明確に意図したものであって、これらの特に言及された例および条件には限定されないものとして、解釈されるべきである。また、本発明の原理、態様、および実施形態に言及している本明細書におけるすべての記載は、それらに関する特定の例と同様に、それらの均等物にも及ぶことが意図されている。

Claims (13)

  1. 無線周波数(RF)信号を送信および/または受信するための分散アンテナ・システム(100)であって、基本的に楕円形の断面を有する少なくとも1つの楕円形導波管(110)を備えており、前記導波管(110)が複数の開口(120_1、120_2、120_3)を備えている、分散アンテナ・システム(100)。
  2. 前記楕円形導波管(110)が少なくとも1つの波形部分(110a)を備えている、請求項1に記載のシステム(100)。
  3. 前記開口(120_1、120_2、120_3)が、前記楕円形導波管(110)の波形部分(110a)および/または非波形部分の内部に含まれている、請求項1または2に記載のシステム(100)。
  4. 前記開口(120_1、120_2、120_3)の少なくとも1つが、実質的に楕円形の断面を有している、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  5. 前記導波管(110)の異なる長手方向の座標(l1、l2)に提供されている異なる開口(120_1、120_2)が、前記楕円形の断面の長軸(a1)に関して異なる角度位置(α1、α2)に配置されている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  6. 前記角度位置(α)が、前記楕円形導波管(110)の供給端(130a)からの距離(l)と共に増加する、請求項5に記載のシステム(100)。
  7. 前記複数の開口(120_1、120_2、120_3)のうちの異なる開口が、前記導波管(110)の表面および/または長手方向の軸(ca)に関して異なる幾何学的形状および/または向きを有している、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  8. 前記少なくとも1つの楕円形導波管(110)が、少なくとも4GHzの周波数を有する電磁波を送信するように構成されている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  9. 前記少なくとも1つの楕円形導波管(110)が、約6GHzの周波数を有する電磁波に対して100メートル当たり約4dBの長手方向の減衰を有する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  10. 前記少なくとも1つの楕円形導波管(110)にRF信号を送信するための少なくとも1つの送信機(140)および/または前記少なくとも1つの楕円形導波管(110)からRF信号を受信するための少なくとも1つの受信機(150)を備えている、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  11. 楕円形導波管(110)が提供され(200)、前記楕円形導波管(110)の内部に複数の開口(120_1、120_2、120_3)が作成されている(210)、分散アンテナ・システム(100)を製造する方法。
  12. 前記開口(120_1、120_2、120_3)が、ミリングおよび/またはドリリングおよび/またはレーザ切断によって作成される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記開口(120_1、120_2、120_3)の少なくとも一部が、前記導波管(110)を戸外に設置するステップの後に作成され、前記導波管(110)を戸外に設置する前記ステップが前記導波管(110)の少なくとも1つの部分を曲げるステップを好ましくは含む、請求項11または12に記載の方法。
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