JP2014528664A - 差動pvt/タイミングスキュー許容型自己補正回路 - Google Patents

差動pvt/タイミングスキュー許容型自己補正回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2014528664A
JP2014528664A JP2014533455A JP2014533455A JP2014528664A JP 2014528664 A JP2014528664 A JP 2014528664A JP 2014533455 A JP2014533455 A JP 2014533455A JP 2014533455 A JP2014533455 A JP 2014533455A JP 2014528664 A JP2014528664 A JP 2014528664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
inverter
coupled
buffer
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014533455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6046148B2 (ja
Inventor
クウォン、チャン・キ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2014528664A publication Critical patent/JP2014528664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6046148B2 publication Critical patent/JP6046148B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/15Arrangements in which pulses are delivered at different times at several outputs, i.e. pulse distributors
    • H03K5/151Arrangements in which pulses are delivered at different times at several outputs, i.e. pulse distributors with two complementary outputs
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/156Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern
    • H03K5/1565Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern the output pulses having a constant duty cycle

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

製造プロセス、電圧、および温度(PVT)のばらつきによるエラー、ならびに入力タイミングエラーを自己補正する回路のためのシステムおよび方法。例示的な実施形態では、相補型論理回路内の出力信号品質を改善する方法が提供される。相補型論理回路内のn型トランジスタがデジタルでイネーブルされ、または第1の可変電源によってバイアスがかけられる。相補型論理回路内のp型トランジスタがデジタルでイネーブルされ、または第1の可変電源の電圧とは異なる電圧を提供する第2の可変電源によってバイアスがかけられ、p型トランジスタとn型トランジスタとの間のスイッチング時間の差が軽減される。

Description

本出願は、一般に電子デバイスに関し、排他的ではないがより詳細には、混合信号またはデジタル信号性能を改善することに関する。
新しいファウンドリが世界中で設立されつつあるので、半導体の生産は分散化がさらに進んでいる。新しいファウンドリの設立によるいくつかの影響には、異なるファウンドリ間の製造プロセス、電圧、および許容誤差(PVT)、ならびにチップレベルのばらつきが増大することが含まれる。さらに、性能を増大させるために小型化、複合化の程度、およびゲート数が増大し、種々の機能に関連するより多くのより小さいトランジスタが組み込まれるにつれて、ますます多くのサブ回路が異なる供給電圧によって異なる周波数で制御される。この結果、チップ間で性能のばらつきが生じる。
性能のばらつきは、製造プロセスのグローバルばらつき(global variations)(すなわち、大規模なばらつき)および/または製造プロセスの局所的なばらつき(すなわち、小規模なばらつき)のために生じる可能性がある。グローバルなばらつきの一例として、あるファウンドリによって製造される集積回路が、異なるファウンドリで製造された同じタイプの集積回路とは異なる動作をする。局所的なばらつきの一例として、理論上は同一の寸法を有する同じダイ上の2つのトランジスタが、ドーピングのばらつきのために異なる動作をする可能性がある。性能のばらつきは、歩留まりに影響を与える可能性がある。
PVTに基づく性能のばらつきに加えて、従来のデバイスでは、p型半導体デバイスでは、n型半導体と比較したとき、既存のプロセスおよび同じ物理的寸法の場合、電荷キャリアの移動度が低くなるため、電流駆動が小さくなる。p型およびn型半導体デバイスを有する相補型論理回路では、電荷キャリアの移動度が低くなる結果、非対称の出力波形が生じる可能性がある。この影響を軽減するための一般的な設計技法は、p型半導体デバイスが関連するn型半導体デバイスよりも大きくなるように、p型半導体デバイスを設計することである。より大きいp型半導体デバイスは、回路面積を必要とする。
相補型論理回路では、出力波形のピークツーピーク電圧はまた、相補型論理回路の電源と相補型論理回路との間に結合された静電放電(ESD)構成要素による影響を受ける可能性がある。また、ESD構成要素も、異なる用途に使用できるはずの回路面積を必要とする。
さらに、従来の相補型論理回路では、レールツーレール(rail-to-rail)立上り時間および立下り時間が、出力電流、出力インピーダンス、および入出力負荷に応じて変動する。たとえば、抵抗性、誘導性、および容量性の入力負荷もまた、出力負荷が同じ場合でも、レールツーレール立上り時間および立下り時間に影響を与える可能性がある。
性能のばらつきの影響を軽減するインバータ、バッファ、レベルシフタ、発振器などの自己補正回路が、当業界で長く必要とされてきた。さらに、従来のデバイスと比較すると、集積回路ダイ上で占有するレイアウト面積が小さく、電力消費が小さく、かつタイミング精度が大きい相補型論理回路が、当業界で長く必要とされてきた。したがって、従来の回路設計および方法を改善することが必要とされている。
本発明の例示的な実施形態は、製造プロセス、電圧、および温度(PVT)のばらつき、ならびに入力タイミングエラーによるタイミングスキューなどの性能のばらつきを自己補正する回路のためのシステムおよび方法を対象とする。例示的な実施形態は、本明細書に記載の当業界で長く求められてきた必要に対処する。
相補型論理回路内でスルーレートを増大させるシステムおよび方法が提供される。一実施形態では、第1および第2のインバータと第1および第2のバッファとを含む回路が提供される。第1のインバータおよび第1のバッファは、第1の共通の入力を有する。第2のインバータおよび第2のバッファは、第2の共通の入力を有する。第1のインバータの出力は、第2のバッファの出力に結合される。第2のインバータの出力は、第1のバッファの出力に結合される。この回路はまた、各インバータに結合されたそれぞれの正のバイアス回路およびそれぞれの負のバイアス回路と、各バッファに結合されたそれぞれの正のバイアス回路およびそれぞれの負のバイアス回路との両方を有するバイアスネットワークを含む。
別の実施形態では、相補型論理回路内の出力信号品質を改善する方法が提供される。相補型論理回路内のn型トランジスタには、第1の可変電源によってバイアスがかけられる。相補型論理回路内のp型トランジスタには、第1の可変電源の電圧とは異なる電圧を提供する第2の可変電源によってバイアスがかけられ、p型トランジスタとn型トランジスタとの間のスイッチング時間の差が軽減される。
添付の図面は、本発明の実施形態の説明を助けるために提示されるものであり、実施形態の限定ではなく実施形態の例示のみを目的として提供される。
例示的な通信デバイスを示す図。 従来のインバータ/バッファ回路を示す図。 従来の差動相補型論理回路(differential complementary logic circuit)を示す図。 p型半導体およびn型半導体に対して積層型アーキテクチャと別個の可変電源とを有する例示的な相補型論理回路を示す図。 p型半導体およびn型半導体に対して積層型アーキテクチャと共通の可変電源および共通の可変接地供給とを有する別の例示的な相補型論理回路を示す図。 従来のデバイスおよび本明細書に記載の実施形態に対する例示的な入出力波形を示す図。 差動入力間のタイミングギャップの存在下における従来のデバイスおよび本明細書に記載の実施形態に対する追加の例示的な入出力波形を示す図。 従来のデバイスおよび本明細書に記載の実施形態の例示的な出力波形のモンテカルロシミュレーションを示す図である。 相補型論理回路内で相補型出力信号を均衡させ、デューティーサイクルとスルーレートとの両方を補正するように出力スルーレートを改善する方法の流れ図。
一般的な慣習に従って、図面に示す様々な特徴は、原寸に比例して描かれていないこともある。したがって、様々な特徴の寸法は、見やすいように任意に拡大または縮小されることがある。さらに、図面のいくつかは、見やすいように簡略化されることがある。したがって、これらの図面は、所与の装置(たとえば、デバイス)または方法の構成要素のすべてを示すとは限らない。最後に、本明細書および図全体にわたって、同様の特徴を指すために同じ参照番号を使用する。
本発明の特有の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面では、本発明の態様を開示する。本発明の範囲から逸脱することなく、代替実施形態も考案することができる。さらに、本発明のよく知られている要素については、本発明の重要な詳細を曖昧にしないために、詳細に説明しないで省略する。
「例示的」という語句は、本明細書では、「例、事例、または例示として働く」ことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書に記載するあらゆる実施形態は、必ずしも他の実施形態に比べて好ましいまたは有利であると解釈されるべきであるとは限らない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が論じた特徴、利点、または動作モードを含むことを必要とするとは限らない。
本明細書で使用される術語は、特定の実施形態について説明することのみを目的とし、本発明の他の実施形態を限定しようとするものではない。本明細書では、単数形の「a」、「an」、および「the」は、文脈上別途明記しない限り、複数形も同様に含むものとする。「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」という用語は、本明細書で使用されるとき、記載の特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはこれらの群の存在または追加を排除しないことがさらに理解されよう。
さらに、多くの実施形態について、たとえば演算デバイスの要素によって実行される動作の順序に関して説明する。本明細書に記載の様々な動作は、特有の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって実行することができ、1つもしくは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって実行することができ、または両方の組合せによって実行することができることが理解されよう。さらに、本明細書に記載のこれらの動作の順序は、任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内で完全に実施されると見なすことができ、媒体内には対応する1組のコンピュータ命令が記憶されており、実行時にはこれらのコンピュータ命令が、関連するプロセッサに本明細書に記載の機能性を実行させるはずである。したがって、本発明の様々な態様は、複数の異なる形態で実施することができ、これらの形態はすべて、請求される主題の範囲内であることが企図されている。さらに、本明細書に記載の実施形態の各々に対して、本明細書では、あらゆるそのような実施形態の対応する形態について、たとえば記載の動作を実行するように「構成された論理」と説明することができる。
図1は、本開示の一実施形態を有利に用いることができる例示的な通信システム100を示す。例示の目的で、図1は、3つの遠隔ユニット120、130、および150と、2つの基地局140とを示す。従来のワイヤレス通信システムは、より多くの遠隔ユニットと基地局とを有することができることが理解されよう。遠隔ユニット120、130、および150は、以下でさらに論じるように、本開示の実施形態125A〜Cの少なくとも一部を含む。図1は、基地局140ならびに遠隔ユニット120、130、および150からの順方向リンク信号(forward link signal)180と、遠隔ユニット120、130、および150から基地局140への逆方向リンク信号(reverse link signal)190とを示す。
図1では、遠隔ユニット120をモバイル電話として示し、遠隔ユニット130を携帯型のコンピュータとして示し、遠隔ユニット150をワイヤレスローカルループシステム内の定位置遠隔ユニットとして示す。たとえば、遠隔ユニットは、モバイル電話、手持ち式の個人通信システム(PCS)ユニット、個人データアシスタントなどの携帯型のデータユニット、ナビゲーションデバイス(GPS対応デバイスなど)、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、定位置データユニット(たとえば、計測機器)、またはデータもしくはコンピュータ命令を記憶もしくは検索する任意の他のデバイス、あるいはこれらの任意の組合せとすることができる。図1は本開示の教示による遠隔ユニットを示すが、本開示は、これらの例示的な図示のユニットに限定されるものではない。本開示の実施形態は、任意のデバイス内で適宜用いることができる。
図2は、ラッチングセンス増幅器(latching sense amplifier)205を有する従来のインバータ/バッファ回路200を示す。従来のインバータ/バッファ回路200はシングルエンド入力210を有し、シングルエンド入力210は、分割されてインバータ215およびバッファ220へ入力される。インバータ215は、p型トランジスタ225とn型トランジスタ230とを含む。p型トランジスタ225では、電荷キャリアの移動度が低くなるため、電流駆動が小さく、したがってn型トランジスタ230よりもゆっくりとシングルエンド入力210の変化に反応する。さらに、p型トランジスタ225とn型トランジスタ230はどちらも、ゼロよりも大きい閾値電圧(Vth)を有し、したがって、p型トランジスタ225およびn型トランジスタ230が伝導し始めるには、シングルエンド入力210が閾値電圧に打ち勝つまで上昇しなければならない。類似の影響は、バッファ220内でも生じる。その結果、PVTのばらつきに関して、従来のインバータ/バッファ回路200のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーは最適ではない。これらの影響を軽減するために、段間出力(interstage output)235(in2、in2_n)の両端にラッチングセンス増幅器205が結合される。段間出力235は、バッファ出力240およびインバータ出力245によって形成される相補型出力である。ラッチングセンス増幅器205は、並列に結合された2つのインバータ250、255を含み、第1のインバータ250の入力は、第2のインバータ255の出力に結合される。ラッチングセンス増幅器205は、段間出力235のいずれか一方の導線がいつ変化し始めるかを感知し、遅い方のp型トランジスタが段間出力235に影響を与えるのを待つことなく、段間出力235の両導線を駆動して論理値を変化させることによって、従来のインバータ/バッファ回路200のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善する。段間出力235は、任意選択で、図3〜5に示す回路の入力に結合することができる。
図3は、従来の相補型論理回路300を示す。相補型論理回路300は、相補型入力305の反転とバッファリングの両方を実行する。一例では、段間出力235は、任意選択で、相補型入力305に結合することができる。相補型入力305は、第1のインバータ315および第2のインバータ320ならびに第1のバッファ325および第2のバッファ330を介して、相補型出力310に結合される。第1のインバータ315、第2のインバータ320、第1のバッファ325、および第2のバッファ330は、p型トランジスタ335とn型トランジスタ340とを含む。第1のインバータ315、第2のインバータ320、第1のバッファ325、および第2のバッファ330は、静電放電(ESD)保護またはラッチアップ保護抵抗器345を介して、ドレインおよびソース電源(VssおよびVdd)に結合される。別の影響は、ESD保護およびラッチアップ保護抵抗器345を縮小できないことである。
第1のインバータ315および第2のインバータ320は、相補型入力305および相補型出力310内のそれぞれの導線間に直列結合される。第1のバッファ325および第2のバッファ330は、相補型入力305および相補型出力310内のそれぞれの導線間に交差結合される。このフィードフォワード構成は、相補型論理回路300のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善する。第1のバッファ325および第2のバッファ330は、相補型入力305のいずれか一方の導線の論理値がいつ変化し始めるかを感知し、次いで、第1のインバータ315および第2のインバータ320内の遅い方のp型トランジスタが相補型出力310に影響を与えるのを待つことなく、相補型出力310の両導線を駆動して論理値を変化させる。第1のバッファ325および第2のバッファ330のフィードフォワード構成はまた、相補型入力305内のあらゆる位相の不整合を軽減する。相補型出力310は、1対のキャパシタ350、355によってフィルタリングされる。
図4は、p型半導体およびn型半導体に対して積層型アーキテクチャと別個の可変電源とを有する例示的な相補型論理回路400を示す。積層型アーキテクチャは、製造プロセスの局所的なばらつきの影響を軽減する。相補型論理回路400は、相補型入力405の反転とバッファリングの両方を実行する。一例では、段間出力235は、任意選択で、相補型入力405に結合することができる。相補型入力405は、第1のインバータ415および第2のインバータ420ならびに第1のバッファ425および第2のバッファ430を介して、相補型出力410に結合される。第1のインバータ415、第2のインバータ420、第1のバッファ425、および第2のバッファ430は、p型トランジスタ435とn型トランジスタ440とを含む。インバータ415、420およびバッファ425、430は、調整可能な正のバイアス回路445A〜Dおよび調整可能な負のバイアス回路450A〜Dを介して、別個のドレインおよびソース電源(VssおよびVdd)に結合される。調整可能な正のバイアス回路445A〜Dおよび調整可能な負のバイアス回路450A〜Dは、p型トランジスタ435およびn型トランジスタ440の性能を整合させるように制御A〜Dを介して調整可能であり、それによって、グローバルな製造のばらつきを軽減し、相補型論理回路400のスイッチング時間、スルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善する。一例では、調整可能な正のバイアス回路445A〜Dは、独立してまたは1群として調整することができる。さらなる例では、調整可能な負のバイアス回路450A〜Dは、独立してまたは1群として調整することができる。
相補型論理回路400は、ESD保護またはラッチアップ保護抵抗器345を含まないが、代わりに上部チップレベルで提供されるESD保護に依拠することができる。したがって、相補型論理回路400は、実質的にVddまたはVssのいずれかを出力することができる。別の影響は、ESD抵抗器またはラッチアップ保護抵抗器345を用いることなく、p型トランジスタ435およびn型トランジスタ440の性能特性を整合させるように、相補型論理回路400全体を縮小して、必要なダイ面積を低減できることである。
第1のインバータ415および第2のインバータ420は、相補型入力405および相補型出力410内のそれぞれの導線間に直列結合される。第1のバッファ425および第2のバッファ430は、相補型入力405および相補型出力410内のそれぞれの導線間に交差結合される。このフィードフォワード構成は、相補型論理回路400のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善する。第1のバッファ425および第2のバッファ430は、相補型入力405のいずれか一方の導線がいつ変化し始めるかを感知し、次いで、第1のインバータ415および第2のインバータ420内の遅い方のp型トランジスタが相補型出力410に影響を与えるのを待つことなく、相補型出力410の両導線を駆動して論理値を変化させる。第1のバッファ425および第2のバッファ430のフィードフォワード構成はまた、相補型入力405内のあらゆる位相の不整合を軽減する。相補型出力410は、任意選択で、1対のキャパシタ455、460によってフィルタリングすることができる。
図5は、p型半導体およびn型半導体に対して積層型アーキテクチャと、共通の可変電源と、共通の可変接地供給(variable ground supply)とを有する別の例示的な相補型論理回路500を示す。図5は、図4の特性の多くを共用し、相補型論理回路500内の調整可能な正のバイアス回路445A〜Dの少なくとも2つの出力に対する共通の接続505を追加し、ならびに調整可能な負のバイアス回路450A〜Dの少なくとも2つの出力に対する共通の接続510を追加する。これらの共通の接続505、510は、局所的な製造のばらつきを軽減し、相補型論理回路400のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善し、ならびに電圧のばらつきに対する相補型論理回路500の許容誤差を増大させる。
図6は、製造プロセス、電圧、温度、および許容誤差のばらつきに対する従来のインバータ/バッファ回路200、従来の相補型論理回路300、相補型論理回路400、および相補型論理回路500の1群の例示的な入出力波形600を示す。たとえば、図6は、温度が−30Cから125Cまで変動する影響と、PMOSトランジスタのスイッチング時間がNMOSトランジスタのスイッチング時間に対して変動する影響とを示す。軽減されていないときは、入力信号がゆがんでいないときでも、温度およびプロセスコーナー(corner)の変化が出力信号をゆがめる可能性がある。波形605は、従来のインバータ/バッファ回路200に対するシミュレートされたゆがんでいない相補型入力の1つである。波形610A〜Bは、従来の相補型論理回路300に対するシミュレートされた相補型入力である。波形615A〜Bは、従来の相補型論理回路300のシミュレートされた相補型出力である。波形620A〜Bは、相補型論理回路400のシミュレートされた相補型出力である。波形625A〜Bは、相補型論理回路500のシミュレートされた相補型出力である。図6は、全体的に速いn型半導体デバイスと全体的に遅いp型半導体デバイスとを使用するとき、本明細書の実施形態がPVTのばらつきに関して交差点、スルーレート、およびデューティーエラーを改善することを示し、逆も同様である。
図7は、製造プロセス、電圧、温度、および許容誤差のばらつきに対するインバータ/バッファ回路200、従来の相補型論理回路300、相補型論理回路400、および相補型論理回路500の1群の例示的な入出力波形700を示す。波形705Aおよび705Bは、従来のインバータ/バッファ回路200に対するシミュレートされたゆがんだ入力である。一例として、入力波形705Bは、波形705Aに対して100ピコ秒ゆがんでいる。約100psのタイミングスキューを伴う波形710A〜Bは、従来の相補型論理回路300に対するシミュレートされた相補型入力である。波形715A〜Bは、シミュレートされた相補型出力が100ピコ秒のタイミングギャップを有するときの従来の相補型論理回路300のシミュレートされた相補型出力である。波形720A〜Bは、相補型論理回路400のシミュレートされた相補型出力である。波形725A〜Bは、相補型論理回路500のシミュレートされた相補型出力である。図7はまた、最初の入力を後の入力で平均化または位相混合することによって、出力を改善しなければならないことを示す。
図8は、製造プロセス、電圧、および許容誤差のばらつきに対する従来の相補型論理回路300、相補型論理回路400、および相補型論理回路500の例示的な出力波形のモンテカルロシミュレーション800を示す。波形805A〜Dおよび810A〜Dは、従来の相補型論理回路300のシミュレートされた出力である。波形805A〜Dの広い幅は、製造プロセスの局所的なばらつきのために従来の相補型論理回路300の出力のばらつきが広いことを示す。波形815A〜Dは、相補型論理回路400のシミュレートされた出力である。波形820A〜Dは、相補型論理回路500のシミュレートされた出力である。805A〜Dに対して、波形815A〜Dおよび820A〜Dの狭い幅は、製造プロセスの局所的なばらつきが軽減されていることを示す。
図9は、相補型論理回路900内で相補型出力信号を改善し、デューティーサイクルとスルーレートの両方を自己補正する方法の流れ図である。
ステップ905で、図4または図5に記載の相補型論理回路が構築される。
ステップ910で、相補型論理回路内のn型トランジスタがイネーブルされる。別法として、相補型論理回路内のn型トランジスタにバイアスをかけることがイネーブルされる。
ステップ915で、相補型論理回路内のp型トランジスタがイネーブルされる。別法として、相補型論理回路内のp型トランジスタにバイアスをかけることがイネーブルされる。
ステップ920で、第1の可変電源によって相補型論理回路内のn型トランジスタにバイアスがかけられる。p型およびn型トランジスタは、任意選択で、バッファまたはインバータとして直列結合される。
ステップ925で、第2の可変電源によって相補型論理回路内のp型トランジスタにバイアスがかけられ、p型トランジスタおよびn型トランジスタのスイッチング時間の差が軽減される。第2の可変電源は、第1の可変電源の電圧とは異なる電圧を提供することができる。p型およびn型トランジスタは、任意選択で、バッファまたはインバータとして直列結合される。
ステップ930で、制御トランジスタに対する制御電圧入力を変化させて、n型トランジスタに印加されるバイアス電圧を変動させる。
ステップ935で、制御トランジスタに対する制御電圧入力を変化させて、p型トランジスタに印加されるバイアス電圧を変動させる。
通常、上記で開示したデバイスおよび方法は、コンピュータ可読媒体上に記憶されたGDSIIおよびGERBERコンピュータファイル内へ設計および構成される。これらのファイルは、これらのファイルに基づいてデバイスを製造する製造取扱者に提供される。その結果得られる製品は半導体ウェーハであり、次いで半導体ウェーハを切断して半導体ダイにし、半導体チップ内へ包装される。次いでこれらのチップは、本明細書に記載のデバイス内で用いられる。したがって、本明細書に記載のデバイスの少なくとも一部分は、少なくとも1つの半導体ダイ内に組み込むことができる。
本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステム構成要素内へ組み込むことができる。いくつかの態様では、本明細書の教示は、利用可能なシステム資源を共用することによって(たとえば、帯域幅、送信電力、符号化、インターリービングなどの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信に対応することが可能な多重アクセスシステムを用いることができる。たとえば、本明細書の教示は、符号分割多重アクセス(CDMA)システム、多重キャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)システム、時分割多重アクセス(TDMA)システム、周波数分割多重アクセス(FDMA)システム、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システム、または他の多重アクセス技法という技術のいずれか1つまたは組合せに適用することができる。本明細書の教示を用いるワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格などの1つまたは複数の規格を実施するように設計することができる。CDMAネットワークは、広域地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000、または何らかの他の技術などの無線技術を実施することができる。UTRAには、W−CDMAおよび低チップレート(LCR)が含まれる。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格に対応する。TDMAネットワークは、汎欧州モバイル通信システム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications(登録商標))などの無線技術を実施することができる。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実施することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、広域モバイル通信システム(UMTS)の一部である。本明細書の教示は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システム、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)システム、および他のタイプのシステムで実施することができる。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSの公開物である。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文献に記載されており、cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文献に記載されている。本開示の特定の態様について、3GPPの術語を使用して説明できるが、本明細書の教示は、3GPP(たとえば、Re199、Re15、Re16、Re17)技術および3GPP2(たとえば、1xRTT、1xEV−DO RelO、RevA、RevB)技術、ならびに他の技術にも適用できることを理解されたい。
本明細書の教示は、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、個人デジタルアシスタント(PDA)、定位置データユニット、およびコンピュータからなる群から選択されるデバイス内へ組み込むことができる。
本明細書に記載のデバイスは、発振器、レベルシフト回路、メモリ回路、および/またはシングルエンドインバータに結合することができる。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができることが、当業者には理解されよう。たとえば、本明細書の説明全体にわたって参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはこれらの任意の組合せによって表すことができる。
さらに、本明細書に開示の実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実施できることが、当業者には理解されよう。このハードウェアとソフトウェアの交換可能性を明示するために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、本明細書ではそれらの機能性に関して概略的に説明した。そのような機能性がハードウェアとして実施されるか、それともソフトウェアとして実施されるかは、全体的なシステムに課される特定の適用分野および設計上の制約に依存する。当業者であれば、特定の各適用分野に対して様々な方法で、記載の機能性を実施することができるが、そのような実装上の決定は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすと解釈されるべきではない。
本明細書に開示の実施形態に関連して説明した方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェア内で直接実施することができ、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内で実施することができ、または2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体内に常駐することができる。プロセッサには例示的な記憶媒体が結合され、その結果、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取ることができ、また記憶媒体に情報を書き込むことができる。代替手段として、記憶媒体をプロセッサに一体化することができる。
したがって、本発明の一実施形態は、製造プロセス、電圧、および温度(PVT)の差によるエラー、ならびにタイミングスキューに関連するタイミングエラーを自己補正する方法の少なくとも一部を実施するコンピュータ可読媒体を含むことができる。したがって、本発明は、図示の例に限定されるものではなく、本明細書に記載の機能性を実行するあらゆる手段が、本発明の実施形態内に含まれる。
「第1」、「第2」などの名称を使用して本明細書の要素に言及することは、それらの要素の数量または順序を全体として限定するものではないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、2つ以上の要素または要素の例を区別する好都合な方法として、本明細書で使用することができる。したがって、第1および第2の要素に対する言及は、2つの要素だけを用いることができること、または何らかの方法で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段の指定がない限り、1組の要素は、1つまたは複数の要素を備えることができる。さらに、本説明または特許請求の範囲で使用する「A、B、またはCの少なくとも1つ」という形式の術語は、「AまたはBまたはCまたはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。
上記の開示は、本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲に定義する本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正を本発明に加えることもできることに留意されたい。本明細書に記載の本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップ、および/または動作は、何らかの特定の順序で実行する必要はない。さらに、本発明の要素について単数形で説明または請求することがあるが、単数に対する限定が明示されない限り、複数も企図される。
本出願は、一般に電子デバイスに関し、排他的ではないがより詳細には、混合信号またはデジタル信号性能を改善することに関する。
新しいファウンドリが世界中で設立されつつあるので、半導体の生産は分散化がさらに進んでいる。新しいファウンドリの設立によるいくつかの影響には、異なるファウンドリ間の製造プロセス、電圧、および許容誤差(PVT)、ならびにチップレベルのばらつきが増大することが含まれる。さらに、性能を増大させるために小型化、複合化の程度、およびゲート数が増大し、種々の機能に関連するより多くのより小さいトランジスタが組み込まれるにつれて、ますます多くのサブ回路が異なる供給電圧によって異なる周波数で制御される。この結果、チップ間で性能のばらつきが生じる。
性能のばらつきは、製造プロセスのグローバルばらつき(global variations)(すなわち、大規模なばらつき)および/または製造プロセスの局所的なばらつき(すなわち、小規模なばらつき)のために生じる可能性がある。グローバルなばらつきの一例として、あるファウンドリによって製造される集積回路が、異なるファウンドリで製造された同じタイプの集積回路とは異なる動作をする。局所的なばらつきの一例として、理論上は同一の寸法を有する同じダイ上の2つのトランジスタが、ドーピングのばらつきのために異なる動作をする可能性がある。性能のばらつきは、歩留まりに影響を与える可能性がある。
PVTに基づく性能のばらつきに加えて、従来のデバイスでは、p型半導体デバイスでは、n型半導体と比較したとき、既存のプロセスおよび同じ物理的寸法の場合、電荷キャリアの移動度が低くなるため、電流駆動が小さくなる。p型およびn型半導体デバイスを有する相補型論理回路では、電荷キャリアの移動度が低くなる結果、非対称の出力波形が生じる可能性がある。この影響を軽減するための一般的な設計技法は、p型半導体デバイスが関連するn型半導体デバイスよりも大きくなるように、p型半導体デバイスを設計することである。より大きいp型半導体デバイスは、回路面積を必要とする。
相補型論理回路では、出力波形のピークツーピーク電圧はまた、相補型論理回路の電源と相補型論理回路との間に結合された静電放電(ESD)構成要素による影響を受ける可能性がある。また、ESD構成要素も、異なる用途に使用できるはずの回路面積を必要とする。
さらに、従来の相補型論理回路では、レールツーレール(rail-to-rail)立上り時間および立下り時間が、出力電流、出力インピーダンス、および入出力負荷に応じて変動する。たとえば、抵抗性、誘導性、および容量性の入力負荷もまた、出力負荷が同じ場合でも、レールツーレール立上り時間および立下り時間に影響を与える可能性がある。
性能のばらつきの影響を軽減するインバータ、バッファ、レベルシフタ、発振器などの自己補正回路が、当業界で長く必要とされてきた。さらに、従来のデバイスと比較すると、集積回路ダイ上で占有するレイアウト面積が小さく、電力消費が小さく、かつタイミング精度が大きい相補型論理回路が、当業界で長く必要とされてきた。したがって、従来の回路設計および方法を改善することが必要とされている。
本発明の例示的な実施形態は、製造プロセス、電圧、および温度(PVT)のばらつき、ならびに入力タイミングエラーによるタイミングスキューなどの性能のばらつきを自己補正する回路のためのシステムおよび方法を対象とする。例示的な実施形態は、本明細書に記載の当業界で長く求められてきた必要に対処する。
相補型論理回路内でスルーレートを増大させるシステムおよび方法が提供される。一実施形態では、第1および第2のインバータと第1および第2のバッファとを含む回路が提供される。第1のインバータおよび第1のバッファは、第1の共通の入力を有する。第2のインバータおよび第2のバッファは、第2の共通の入力を有する。第1のインバータの出力は、第2のバッファの出力に結合される。第2のインバータの出力は、第1のバッファの出力に結合される。この回路はまた、各インバータに結合されたそれぞれの正のバイアス回路およびそれぞれの負のバイアス回路と、各バッファに結合されたそれぞれの正のバイアス回路およびそれぞれの負のバイアス回路との両方を有するバイアスネットワークを含む。
別の実施形態では、相補型論理回路内の出力信号品質を改善する方法が提供される。相補型論理回路内のn型トランジスタには、第1の可変電源によってバイアスがかけられる。相補型論理回路内のp型トランジスタには、第1の可変電源の電圧とは異なる電圧を提供する第2の可変電源によってバイアスがかけられ、p型トランジスタとn型トランジスタとの間のスイッチング時間の差が軽減される。
添付の図面は、本発明の実施形態の説明を助けるために提示されるものであり、実施形態の限定ではなく実施形態の例示のみを目的として提供される。
例示的な通信デバイスを示す図。 従来のインバータ/バッファ回路を示す図。 従来の差動相補型論理回路(differential complementary logic circuit)を示す図。 p型半導体およびn型半導体に対して積層型アーキテクチャと別個の可変電源とを有する例示的な相補型論理回路を示す図。 p型半導体およびn型半導体に対して積層型アーキテクチャと共通の可変電源および共通の可変接地供給とを有する別の例示的な相補型論理回路を示す図。 従来のデバイスおよび本明細書に記載の実施形態に対する例示的な入出力波形を示す図。 差動入力間のタイミングギャップの存在下における従来のデバイスおよび本明細書に記載の実施形態に対する追加の例示的な入出力波形を示す図。 従来のデバイスおよび本明細書に記載の実施形態の例示的な出力波形のモンテカルロシミュレーションを示す図である。 相補型論理回路内で相補型出力信号を均衡させ、デューティーサイクルとスルーレートとの両方を補正するように出力スルーレートを改善する方法の流れ図。
一般的な慣習に従って、図面に示す様々な特徴は、原寸に比例して描かれていないこともある。したがって、様々な特徴の寸法は、見やすいように任意に拡大または縮小されることがある。さらに、図面のいくつかは、見やすいように簡略化されることがある。したがって、これらの図面は、所与の装置(たとえば、デバイス)または方法の構成要素のすべてを示すとは限らない。最後に、本明細書および図全体にわたって、同様の特徴を指すために同じ参照番号を使用する。
本発明の特有の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面では、本発明の態様を開示する。本発明の範囲から逸脱することなく、代替実施形態も考案することができる。さらに、本発明のよく知られている要素については、本発明の重要な詳細を曖昧にしないために、詳細に説明しないで省略する。
「例示的」という語句は、本明細書では、「例、事例、または例示として働く」ことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書に記載するあらゆる実施形態は、必ずしも他の実施形態に比べて好ましいまたは有利であると解釈されるべきであるとは限らない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が論じた特徴、利点、または動作モードを含むことを必要とするとは限らない。
本明細書で使用される術語は、特定の実施形態について説明することのみを目的とし、本発明の他の実施形態を限定しようとするものではない。本明細書では、単数形の「a」、「an」、および「the」は、文脈上別途明記しない限り、複数形も同様に含むものとする。「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」という用語は、本明細書で使用されるとき、記載の特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはこれらの群の存在または追加を排除しないことがさらに理解されよう。
さらに、多くの実施形態について、たとえば演算デバイスの要素によって実行される動作の順序に関して説明する。本明細書に記載の様々な動作は、特有の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって実行することができ、1つもしくは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって実行することができ、または両方の組合せによって実行することができることが理解されよう。さらに、本明細書に記載のこれらの動作の順序は、任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内で完全に実施されると見なすことができ、媒体内には対応する1組のコンピュータ命令が記憶されており、実行時にはこれらのコンピュータ命令が、関連するプロセッサに本明細書に記載の機能性を実行させるはずである。したがって、本発明の様々な態様は、複数の異なる形態で実施することができ、これらの形態はすべて、請求される主題の範囲内であることが企図されている。さらに、本明細書に記載の実施形態の各々に対して、本明細書では、あらゆるそのような実施形態の対応する形態について、たとえば記載の動作を実行するように「構成された論理」と説明することができる。
図1は、本開示の一実施形態を有利に用いることができる例示的な通信システム100を示す。例示の目的で、図1は、3つの遠隔ユニット120、130、および150と、2つの基地局140とを示す。従来のワイヤレス通信システムは、より多くの遠隔ユニットと基地局とを有することができることが理解されよう。遠隔ユニット120、130、および150は、以下でさらに論じるように、本開示の実施形態125A〜Cの少なくとも一部を含む。図1は、基地局140か遠隔ユニット120、130、および150への順方向リンク信号(forward link signal)180と、遠隔ユニット120、130、および150から基地局140への逆方向リンク信号(reverse link signal)190とを示す。
図1では、遠隔ユニット120をモバイル電話として示し、遠隔ユニット130を携帯型のコンピュータとして示し、遠隔ユニット150をワイヤレスローカルループシステム内の定位置遠隔ユニットとして示す。たとえば、遠隔ユニットは、モバイル電話、手持ち式の個人通信システム(PCS)ユニット、個人データアシスタントなどの携帯型のデータユニット、ナビゲーションデバイス(GPS対応デバイスなど)、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、定位置データユニット(たとえば、計測機器)、またはデータもしくはコンピュータ命令を記憶もしくは検索する任意の他のデバイス、あるいはこれらの任意の組合せとすることができる。図1は本開示の教示による遠隔ユニットを示すが、本開示は、これらの例示的な図示のユニットに限定されるものではない。本開示の実施形態は、任意のデバイス内で適宜用いることができる。
図2は、ラッチングセンス増幅器(latching sense amplifier)205を有する従来のインバータ/バッファ回路200を示す。従来のインバータ/バッファ回路200はシングルエンド入力210を有し、シングルエンド入力210は、分割されてインバータ215およびバッファ220へ入力される。インバータ215は、p型トランジスタ225とn型トランジスタ230とを含む。p型トランジスタ225では、電荷キャリアの移動度が低くなるため、電流駆動が小さく、したがってn型トランジスタ230よりもゆっくりとシングルエンド入力210の変化に反応する。さらに、p型トランジスタ225とn型トランジスタ230はどちらも、ゼロよりも大きい閾値電圧(Vth)を有し、したがって、p型トランジスタ225およびn型トランジスタ230が伝導し始めるには、シングルエンド入力210が閾値電圧に打ち勝つまで上昇しなければならない。類似の影響は、バッファ220内でも生じる。その結果、PVTのばらつきに関して、従来のインバータ/バッファ回路200のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーは最適ではない。これらの影響を軽減するために、段間出力(interstage output)235(in2、in2_n)の両端にラッチングセンス増幅器205が結合される。段間出力235は、バッファ出力240およびインバータ出力245によって形成される相補型出力である。ラッチングセンス増幅器205は、並列に結合された2つのインバータ250、255を含み、第1のインバータ250の入力は、第2のインバータ255の出力に結合される。ラッチングセンス増幅器205は、段間出力235のいずれか一方の導線がいつ変化し始めるかを感知し、遅い方のp型トランジスタが段間出力235に影響を与えるのを待つことなく、段間出力235の両導線を駆動して論理値を変化させることによって、従来のインバータ/バッファ回路200のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善する。段間出力235は、任意選択で、図3〜5に示す回路の入力に結合することができる。
図3は、従来の相補型論理回路300を示す。相補型論理回路300は、相補型入力305の反転とバッファリングの両方を実行する。一例では、段間出力235は、任意選択で、相補型入力305に結合することができる。相補型入力305は、第1のインバータ315および第2のインバータ320ならびに第1のバッファ325および第2のバッファ330を介して、相補型出力310に結合される。第1のインバータ315、第2のインバータ320、第1のバッファ325、および第2のバッファ330は、p型トランジスタ335とn型トランジスタ340とを含む。第1のインバータ315、第2のインバータ320、第1のバッファ325、および第2のバッファ330は、静電放電(ESD)保護またはラッチアップ保護抵抗器345を介して、ドレインおよびソース電源(VssおよびVdd)に結合される。別の影響は、ESD保護およびラッチアップ保護抵抗器345を縮小できないことである。
第1のインバータ315および第2のインバータ320は、相補型入力305および相補型出力310内のそれぞれの導線間に直列結合される。第1のバッファ325および第2のバッファ330は、相補型入力305および相補型出力310内のそれぞれの導線間に交差結合される。このフィードフォワード構成は、相補型論理回路300のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善する。第1のバッファ325および第2のバッファ330は、相補型入力305のいずれか一方の導線の論理値がいつ変化し始めるかを感知し、次いで、第1のインバータ315および第2のインバータ320内の遅い方のp型トランジスタが相補型出力310に影響を与えるのを待つことなく、相補型出力310の両導線を駆動して論理値を変化させる。第1のバッファ325および第2のバッファ330のフィードフォワード構成はまた、相補型入力305内のあらゆる位相の不整合を軽減する。相補型出力310は、1対のキャパシタ350、355によってフィルタリングされる。
図4は、p型半導体およびn型半導体に対して積層型アーキテクチャと別個の可変電源とを有する例示的な相補型論理回路400を示す。積層型アーキテクチャは、製造プロセスの局所的なばらつきの影響を軽減する。相補型論理回路400は、相補型入力405の反転とバッファリングの両方を実行する。一例では、段間出力235は、任意選択で、相補型入力405に結合することができる。相補型入力405は、第1のインバータ415および第2のインバータ420ならびに第1のバッファ425および第2のバッファ430を介して、相補型出力410に結合される。第1のインバータ415、第2のインバータ420、第1のバッファ425、および第2のバッファ430は、p型トランジスタ435とn型トランジスタ440とを含む。インバータ415、420およびバッファ425、430は、調整可能な正のバイアス回路445A〜Dおよび調整可能な負のバイアス回路450A〜Dを介して、別個のドレインおよびソース電源(VssおよびVdd)に結合される。調整可能な正のバイアス回路445A〜Dおよび調整可能な負のバイアス回路450A〜Dは、p型トランジスタ435およびn型トランジスタ440の性能を整合させるように制御A〜Dを介して調整可能であり、それによって、グローバルな製造のばらつきを軽減し、相補型論理回路400のスイッチング時間、スルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善する。一例では、調整可能な正のバイアス回路445A〜Dは、独立してまたは1群として調整することができる。さらなる例では、調整可能な負のバイアス回路450A〜Dは、独立してまたは1群として調整することができる。
相補型論理回路400は、ESD保護またはラッチアップ保護抵抗器345を含まないが、代わりに上部チップレベルで提供されるESD保護に依拠することができる。したがって、相補型論理回路400は、実質的にVddまたはVssのいずれかを出力することができる。別の影響は、ESD抵抗器またはラッチアップ保護抵抗器345を用いることなく、p型トランジスタ435およびn型トランジスタ440の性能特性を整合させるように、相補型論理回路400全体を縮小して、必要なダイ面積を低減できることである。
第1のインバータ415および第2のインバータ420は、相補型入力405および相補型出力410内のそれぞれの導線間に直列結合される。第1のバッファ425および第2のバッファ430は、相補型入力405および相補型出力410内のそれぞれの導線間に交差結合される。このフィードフォワード構成は、相補型論理回路400のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善する。第1のバッファ425および第2のバッファ430は、相補型入力405のいずれか一方の導線がいつ変化し始めるかを感知し、次いで、第1のインバータ415および第2のインバータ420内の遅い方のp型トランジスタが相補型出力410に影響を与えるのを待つことなく、相補型出力410の両導線を駆動して論理値を変化させる。第1のバッファ425および第2のバッファ430のフィードフォワード構成はまた、相補型入力405内のあらゆる位相の不整合を軽減する。相補型出力410は、任意選択で、1対のキャパシタ455、460によってフィルタリングすることができる。
図5は、p型半導体およびn型半導体に対して積層型アーキテクチャと、共通の可変電源と、共通の可変接地供給(variable ground supply)とを有する別の例示的な相補型論理回路500を示す。図5は、図4の特性の多くを共用し、相補型論理回路500内の調整可能な正のバイアス回路445A〜Dの少なくとも2つの出力に対する共通の接続505を追加し、ならびに調整可能な負のバイアス回路450A〜Dの少なくとも2つの出力に対する共通の接続510を追加する。これらの共通の接続505、510は、局所的な製造のばらつきを軽減し、相補型論理回路400のスルーレート、交差点、およびデューティーエラーを改善し、ならびに電圧のばらつきに対する相補型論理回路500の許容誤差を増大させる。
図6は、製造プロセス、電圧、温度、および許容誤差のばらつきに対する従来のインバータ/バッファ回路200、従来の相補型論理回路300、相補型論理回路400、および相補型論理回路500の1群の例示的な入出力波形600を示す。たとえば、図6は、温度が−30Cから125Cまで変動する影響と、PMOSトランジスタのスイッチング時間がNMOSトランジスタのスイッチング時間に対して変動する影響とを示す。軽減されていないときは、入力信号がゆがんでいないときでも、温度およびプロセスコーナー(corner)の変化が出力信号をゆがめる可能性がある。波形605は、従来のインバータ/バッファ回路200に対するシミュレートされたゆがんでいない相補型入力の1つである。波形610A〜Bは、従来の相補型論理回路300に対するシミュレートされた相補型入力である。波形615A〜Bは、従来の相補型論理回路300のシミュレートされた相補型出力である。波形620A〜Bは、相補型論理回路400のシミュレートされた相補型出力である。波形625A〜Bは、相補型論理回路500のシミュレートされた相補型出力である。図6は、全体的に速いn型半導体デバイスと全体的に遅いp型半導体デバイスとを使用するとき、本明細書の実施形態がPVTのばらつきに関して交差点、スルーレート、およびデューティーエラーを改善することを示し、逆も同様である。
図7は、製造プロセス、電圧、温度、および許容誤差のばらつきに対するインバータ/バッファ回路200、従来の相補型論理回路300、相補型論理回路400、および相補型論理回路500の1群の例示的な入出力波形700を示す。波形705Aおよび705Bは、従来のインバータ/バッファ回路200に対するシミュレートされたゆがんだ入力である。一例として、入力波形705Bは、波形705Aに対して100ピコ秒ゆがんでいる。約100psのタイミングスキューを伴う波形710A〜Bは、従来の相補型論理回路300に対するシミュレートされた相補型入力である。波形715A〜Bは、シミュレートされた相補型出力が100ピコ秒のタイミングギャップを有するときの従来の相補型論理回路300のシミュレートされた相補型出力である。波形720A〜Bは、相補型論理回路400のシミュレートされた相補型出力である。波形725A〜Bは、相補型論理回路500のシミュレートされた相補型出力である。図7はまた、最初の入力を後の入力で平均化または位相混合することによって、出力を改善しなければならないことを示す。
図8は、製造プロセス、電圧、および許容誤差のばらつきに対する従来の相補型論理回路300、相補型論理回路400、および相補型論理回路500の例示的な出力波形のモンテカルロシミュレーション800を示す。波形805A〜Dおよび810A〜Dは、従来の相補型論理回路300のシミュレートされた出力である。波形805A〜Dの広い幅は、製造プロセスの局所的なばらつきのために従来の相補型論理回路300の出力のばらつきが広いことを示す。波形815A〜Dは、相補型論理回路400のシミュレートされた出力である。波形820A〜Dは、相補型論理回路500のシミュレートされた出力である。805A〜Dに対して、波形815A〜Dおよび820A〜Dの狭い幅は、製造プロセスの局所的なばらつきが軽減されていることを示す。
図9は、相補型論理回路900内で相補型出力信号を改善し、デューティーサイクルとスルーレートの両方を自己補正する方法の流れ図である。
ステップ905で、図4または図5に記載の相補型論理回路が構築される。
ステップ910で、相補型論理回路内のn型トランジスタがイネーブルされる。別法として、相補型論理回路内のn型トランジスタにバイアスをかけることがイネーブルされる。
ステップ915で、相補型論理回路内のp型トランジスタがイネーブルされる。別法として、相補型論理回路内のp型トランジスタにバイアスをかけることがイネーブルされる。
ステップ920で、第1の可変電源によって相補型論理回路内のn型トランジスタにバイアスがかけられる。p型およびn型トランジスタは、任意選択で、バッファまたはインバータとして直列結合される。
ステップ925で、第2の可変電源によって相補型論理回路内のp型トランジスタにバイアスがかけられ、p型トランジスタおよびn型トランジスタのスイッチング時間の差が軽減される。第2の可変電源は、第1の可変電源の電圧とは異なる電圧を提供することができる。p型およびn型トランジスタは、任意選択で、バッファまたはインバータとして直列結合される。
ステップ930で、制御トランジスタに対する制御電圧入力を変化させて、n型トランジスタに印加されるバイアス電圧を変動させる。
ステップ935で、制御トランジスタに対する制御電圧入力を変化させて、p型トランジスタに印加されるバイアス電圧を変動させる。
通常、上記で開示したデバイスおよび方法は、コンピュータ可読媒体上に記憶されたGDSIIおよびGERBERコンピュータファイル内へ設計および構成される。これらのファイルは、これらのファイルに基づいてデバイスを製造する製造取扱者に提供される。その結果得られる製品は半導体ウェーハであり、次いで半導体ウェーハを切断して半導体ダイにし、半導体チップ内へ包装される。次いでこれらのチップは、本明細書に記載のデバイス内で用いられる。したがって、本明細書に記載のデバイスの少なくとも一部分は、少なくとも1つの半導体ダイ内に組み込むことができる。
本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステム構成要素内へ組み込むことができる。いくつかの態様では、本明細書の教示は、利用可能なシステム資源を共用することによって(たとえば、帯域幅、送信電力、符号化、インターリービングなどの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信に対応することが可能な多重アクセスシステムを用いることができる。たとえば、本明細書の教示は、符号分割多重アクセス(CDMA)システム、多重キャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)システム、時分割多重アクセス(TDMA)システム、周波数分割多重アクセス(FDMA)システム、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システム、または他の多重アクセス技法という技術のいずれか1つまたは組合せに適用することができる。本明細書の教示を用いるワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格などの1つまたは複数の規格を実施するように設計することができる。CDMAネットワークは、広域地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000、または何らかの他の技術などの無線技術を実施することができる。UTRAには、W−CDMAおよび低チップレート(LCR)が含まれる。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格に対応する。TDMAネットワークは、汎欧州モバイル通信システム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications(登録商標))などの無線技術を実施することができる。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実施することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、広域モバイル通信システム(UMTS)の一部である。本明細書の教示は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システム、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)システム、および他のタイプのシステムで実施することができる。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSの公開物である。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「3rd
Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文献に記載されており、cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文献に記載されている。本開示の特定の態様について、3GPPの術語を使用して説明できるが、本明細書の教示は、3GPP(たとえば、Re199、Re15、Re16、Re17)技術および3GPP2(たとえば、1xRTT、1xEV−DO Rel、RevA、RevB)技術、ならびに他の技術にも適用できることを理解されたい。
本明細書の教示は、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、個人デジタルアシスタント(PDA)、定位置データユニット、およびコンピュータからなる群から選択されるデバイス内へ組み込むことができる。
本明細書に記載のデバイスは、発振器、レベルシフト回路、メモリ回路、および/またはシングルエンドインバータに結合することができる。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができることが、当業者には理解されよう。たとえば、本明細書の説明全体にわたって参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはこれらの任意の組合せによって表すことができる。
さらに、本明細書に開示の実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実施できることが、当業者には理解されよう。このハードウェアとソフトウェアの交換可能性を明示するために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、本明細書ではそれらの機能性に関して概略的に説明した。そのような機能性がハードウェアとして実施されるか、それともソフトウェアとして実施されるかは、全体的なシステムに課される特定の適用分野および設計上の制約に依存する。当業者であれば、特定の各適用分野に対して様々な方法で、記載の機能性を実施することができるが、そのような実装上の決定は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすと解釈されるべきではない。
本明細書に開示の実施形態に関連して説明した方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェア内で直接実施することができ、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内で実施することができ、または2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体内に常駐することができる。プロセッサには例示的な記憶媒体が結合され、その結果、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取ることができ、また記憶媒体に情報を書き込むことができる。代替手段として、記憶媒体をプロセッサに一体化することができる。
したがって、本発明の一実施形態は、製造プロセス、電圧、および温度(PVT)の差によるエラー、ならびにタイミングスキューに関連するタイミングエラーを自己補正する方法の少なくとも一部を実施するコンピュータ可読媒体を含むことができる。したがって、本発明は、図示の例に限定されるものではなく、本明細書に記載の機能性を実行するあらゆる手段が、本発明の実施形態内に含まれる。
「第1」、「第2」などの名称を使用して本明細書の要素に言及することは、それらの要素の数量または順序を全体として限定するものではないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、2つ以上の要素または要素の例を区別する好都合な方法として、本明細書で使用することができる。したがって、第1および第2の要素に対する言及は、2つの要素だけを用いることができること、または何らかの方法で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段の指定がない限り、1組の要素は、1つまたは複数の要素を備えることができる。さらに、本説明または特許請求の範囲で使用する「A、B、またはCの少なくとも1つ」という形式の術語は、「AまたはBまたはCまたはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。
上記の開示は、本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲に定義する本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正を本発明に加えることもできることに留意されたい。本明細書に記載の本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップ、および/または動作は、何らかの特定の順序で実行する必要はない。さらに、本発明の要素について単数形で説明または請求することがあるが、単数に対する限定が明示されない限り、複数も企図される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
回路であって、前記回路は以下を備える、
第1のインバータと、
第1のバッファ、ここにおいて、前記第1のインバータおよび前記第1のバッファは第1の共通の入力を有する、と、
第2のインバータと、
第2のバッファ、ここにおいて、前記第2のインバータおよび前記第2のバッファは第2の共通の入力を有し、
ここにおいて、前記第1のインバータの出力が前記第2のバッファの出力に結合され、
ここにおいて、前記第2のインバータの出力が前記第1のバッファの出力に結合される、と、
バイアスネットワーク、前記バイアスネットワークは以下を備える、
各インバータに結合されたそれぞれの正のバイアス回路およびそれぞれの負のバイアス回路と、
各バッファに結合されたそれぞれの正のバイアス回路およびそれぞれの負のバイアス回路。
[C2]
正の各バイアス回路の出力が共通に結合される、[C1]に記載の回路。
[C3]
負の各バイアス回路の出力が共通に結合される、[C1]に記載の回路。
[C4]
前記第1のインバータの前記出力に結合されたキャパシタをさらに備える、[C1]に記載の回路。
[C5]
前記第2のインバータの前記出力に結合されたキャパシタをさらに備える、[C1]に記載の回路。
[C6]
前記第1の共通の入力に結合された出力を有する第3のインバータをさらに備える、[C1]に記載の回路。
[C7]
前記第2の共通の入力に結合された出力を有する第3のバッファをさらに備える、[C1]に記載の回路。
[C8]
前記第1の共通の入力に結合された出力を有する第3のインバータと、
前記第2の共通の入力に結合された出力を有する第3のバッファと
をさらに備える、[C1]に記載の回路。
[C9]
前記第3のバッファおよび第3のコンバータが共通の入力を有する、[C8]に記載の回路。
[C10]
前記第1の共通の入力と前記第2の共通の入力との間で並列に結合された第3のインバータおよび第4のインバータをさらに備える、[C1]に記載の回路。
[C11]
少なくとも1つの半導体ダイ内に組み込まれる、[C1]に記載の回路。
[C12]
セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、個人デジタルアシスタント(PDA)、定位置データユニット、およびコンピュータからなる群から選択されたデバイスをさらに備え、前記デバイス内へ前記回路が組み込まれる、[C1]に記載の回路。
[C13]
発振器、レベルシフト回路、メモリ回路、およびシングルエンドインバータからなる群から選択されたデバイスをさらに備え、前記デバイスに、[C1]に記載の回路が結合される、[C1]に記載の回路。
[C14]
各インバータの正のバイアス回路の出力が共通に結合される、[C1]に記載の回路。
[C15]
各インバータの負のバイアス回路の出力が共通に結合される、[C1]に記載の回路。
[C16]
各バッファの正のバイアス回路の出力が共通に結合される、[C1]に記載の回路。
[C17]
各バッファの負のバイアス回路の出力が共通に結合される、[C1]に記載の回路。
[C18]
前記正のバイアス回路が共通の制御入力を有する、[C1]に記載の回路。
[C19]
前記負のバイアス回路が共通の制御入力を有する、[C1]に記載の回路。
[C20]
相補型論理回路内の出力信号を改善する方法であって、
第1の可変電源によって前記相補型論理回路内のn型トランジスタにバイアスをかけることと、
第2の可変電源によって前記相補型論理回路内のp型トランジスタにバイアスをかけて、前記p型トランジスタおよび前記n型トランジスタのスイッチング時間の差を軽減することとを備え、
ここにおいて、前記第2の可変電源が前記第1の可変電源の電圧とは異なる電圧を提供する、方法。
[C21]
前記p型およびn型トランジスタがバッファとして直列結合される、[C20]に記載の方法。
[C22]
前記p型およびn型トランジスタがインバータとして直列結合される、[C20]に記載の方法。
[C23]
制御トランジスタに対する制御電圧入力を変化させて、前記n型トランジスタに印加されるバイアス電圧を変動させることをさらに備える、[C20]に記載の方法。
[C24]
制御トランジスタに対する制御電圧入力を変化させて、前記p型トランジスタに印加されるバイアス電圧を変動させることをさらに備える、[C20]に記載の方法。
[C25]
前記n型トランジスタにバイアスをかけることをイネーブルすることをさらに備える、[C20]に記載の方法。
[C26]
前記p型トランジスタにバイアスをかけることをイネーブルすることをさらに備える、[C20]に記載の方法。
[C27]
第1の可変電源によって前記相補型論理回路内のn型トランジスタにバイアスをかけるための手段と、
第2の可変電源によって前記相補型論理回路内のp型トランジスタにバイアスをかけて、前記p型トランジスタおよび前記n型トランジスタのスイッチング時間の差を軽減するための手段とを備え、
前記第2の可変電源が前記第1の可変電源の電圧とは異なる電圧を提供する、
回路。
[C28]
前記p型およびn型トランジスタがバッファとして直列結合される、[C27]に記載の回路。
[C29]
前記p型およびn型トランジスタがインバータとして直列結合される、[C27]に記載の回路。
[C30]
制御トランジスタに対する制御電圧入力を変動させて、前記n型トランジスタに印加される前記バイアス電圧を変動させるための手段をさらに備える、[C27]に記載の回路。
[C31]
制御トランジスタに対する制御電圧入力を変動させて、前記p型トランジスタに印加される前記バイアス電圧を変動させるための手段をさらに備える、[C27]に記載の回路。
[C32]
前記n型トランジスタにバイアスをかけることをイネーブルするための手段をさらに備える、[C27]に記載の回路。
[C33]
前記p型トランジスタにバイアスをかけることをイネーブルするための手段をさらに備える、[C27]に記載の回路。

Claims (33)

  1. 回路であって、前記回路は以下を備える、
    第1のインバータと、
    第1のバッファ、ここにおいて、前記第1のインバータおよび前記第1のバッファは第1の共通の入力を有する、と、
    第2のインバータと、
    第2のバッファ、ここにおいて、前記第2のインバータおよび前記第2のバッファは第2の共通の入力を有し、
    ここにおいて、前記第1のインバータの出力が前記第2のバッファの出力に結合され、
    ここにおいて、前記第2のインバータの出力が前記第1のバッファの出力に結合される、と、
    バイアスネットワーク、前記バイアスネットワークは以下を備える、
    各インバータに結合されたそれぞれの正のバイアス回路およびそれぞれの負のバイアス回路と、
    各バッファに結合されたそれぞれの正のバイアス回路およびそれぞれの負のバイアス回路。
  2. 正の各バイアス回路の出力が共通に結合される、請求項1に記載の回路。
  3. 負の各バイアス回路の出力が共通に結合される、請求項1に記載の回路。
  4. 前記第1のインバータの前記出力に結合されたキャパシタをさらに備える、請求項1に記載の回路。
  5. 前記第2のインバータの前記出力に結合されたキャパシタをさらに備える、請求項1に記載の回路。
  6. 前記第1の共通の入力に結合された出力を有する第3のインバータをさらに備える、請求項1に記載の回路。
  7. 前記第2の共通の入力に結合された出力を有する第3のバッファをさらに備える、請求項1に記載の回路。
  8. 前記第1の共通の入力に結合された出力を有する第3のインバータと、
    前記第2の共通の入力に結合された出力を有する第3のバッファと
    をさらに備える、請求項1に記載の回路。
  9. 前記第3のバッファおよび第3のコンバータが共通の入力を有する、請求項8に記載の回路。
  10. 前記第1の共通の入力と前記第2の共通の入力との間で並列に結合された第3のインバータおよび第4のインバータをさらに備える、請求項1に記載の回路。
  11. 少なくとも1つの半導体ダイ内に組み込まれる、請求項1に記載の回路。
  12. セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、個人デジタルアシスタント(PDA)、定位置データユニット、およびコンピュータからなる群から選択されたデバイスをさらに備え、前記デバイス内へ前記回路が組み込まれる、請求項1に記載の回路。
  13. 発振器、レベルシフト回路、メモリ回路、およびシングルエンドインバータからなる群から選択されたデバイスをさらに備え、前記デバイスに、請求項1に記載の回路が結合される、請求項1に記載の回路。
  14. 各インバータの正のバイアス回路の出力が共通に結合される、請求項1に記載の回路。
  15. 各インバータの負のバイアス回路の出力が共通に結合される、請求項1に記載の回路。
  16. 各バッファの正のバイアス回路の出力が共通に結合される、請求項1に記載の回路。
  17. 各バッファの負のバイアス回路の出力が共通に結合される、請求項1に記載の回路。
  18. 前記正のバイアス回路が共通の制御入力を有する、請求項1に記載の回路。
  19. 前記負のバイアス回路が共通の制御入力を有する、請求項1に記載の回路。
  20. 相補型論理回路内の出力信号を改善する方法であって、
    第1の可変電源によって前記相補型論理回路内のn型トランジスタにバイアスをかけることと、
    第2の可変電源によって前記相補型論理回路内のp型トランジスタにバイアスをかけて、前記p型トランジスタおよび前記n型トランジスタのスイッチング時間の差を軽減することとを備え、
    ここにおいて、前記第2の可変電源が前記第1の可変電源の電圧とは異なる電圧を提供する、方法。
  21. 前記p型およびn型トランジスタがバッファとして直列結合される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記p型およびn型トランジスタがインバータとして直列結合される、請求項20に記載の方法。
  23. 制御トランジスタに対する制御電圧入力を変化させて、前記n型トランジスタに印加されるバイアス電圧を変動させることをさらに備える、請求項20に記載の方法。
  24. 制御トランジスタに対する制御電圧入力を変化させて、前記p型トランジスタに印加されるバイアス電圧を変動させることをさらに備える、請求項20に記載の方法。
  25. 前記n型トランジスタにバイアスをかけることをイネーブルすることをさらに備える、請求項20に記載の方法。
  26. 前記p型トランジスタにバイアスをかけることをイネーブルすることをさらに備える、請求項20に記載の方法。
  27. 第1の可変電源によって前記相補型論理回路内のn型トランジスタにバイアスをかけるための手段と、
    第2の可変電源によって前記相補型論理回路内のp型トランジスタにバイアスをかけて、前記p型トランジスタおよび前記n型トランジスタのスイッチング時間の差を軽減するための手段とを備え、
    前記第2の可変電源が前記第1の可変電源の電圧とは異なる電圧を提供する、
    回路。
  28. 前記p型およびn型トランジスタがバッファとして直列結合される、請求項27に記載の回路。
  29. 前記p型およびn型トランジスタがインバータとして直列結合される、請求項27に記載の回路。
  30. 制御トランジスタに対する制御電圧入力を変動させて、前記n型トランジスタに印加される前記バイアス電圧を変動させるための手段をさらに備える、請求項27に記載の回路。
  31. 制御トランジスタに対する制御電圧入力を変動させて、前記p型トランジスタに印加される前記バイアス電圧を変動させるための手段をさらに備える、請求項27に記載の回路。
  32. 前記n型トランジスタにバイアスをかけることをイネーブルするための手段をさらに備える、請求項27に記載の回路。
  33. 前記p型トランジスタにバイアスをかけることをイネーブルするための手段をさらに備える、請求項27に記載の回路。
JP2014533455A 2011-09-30 2012-09-30 差動pvt/タイミングスキュー許容型自己補正回路 Active JP6046148B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/249,285 2011-09-30
US13/249,285 US8618842B2 (en) 2011-09-30 2011-09-30 Differential PVT/timing-skew-tolerant self-correcting circuits
PCT/US2012/058175 WO2013049760A1 (en) 2011-09-30 2012-09-30 Differential pvt/timing-skew-tolerant selfcorrecting circuits

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014528664A true JP2014528664A (ja) 2014-10-27
JP6046148B2 JP6046148B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=47172875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014533455A Active JP6046148B2 (ja) 2011-09-30 2012-09-30 差動pvt/タイミングスキュー許容型自己補正回路

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8618842B2 (ja)
EP (1) EP2761750B1 (ja)
JP (1) JP6046148B2 (ja)
KR (1) KR101727653B1 (ja)
CN (1) CN103843250B (ja)
IN (1) IN2014CN01844A (ja)
TW (1) TW201322629A (ja)
WO (1) WO2013049760A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103905028B (zh) * 2012-12-25 2018-05-25 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 信号接收器和信号传输设备
US9973182B2 (en) * 2016-09-14 2018-05-15 Qualcomm Incorporated Re-timing based clock generation and residual sideband (RSB) enhancement circuit
KR102279606B1 (ko) 2017-10-26 2021-07-21 에스케이하이닉스 주식회사 듀티 싸이클 감지기 및 위상 차이 감지기
KR102684973B1 (ko) * 2018-10-10 2024-07-17 삼성전자주식회사 래치 회로
KR102105945B1 (ko) * 2018-12-10 2020-04-29 포항공과대학교 산학협력단 의사 상보성 로직 네트워크
JP7118027B2 (ja) * 2019-04-17 2022-08-15 三菱電機株式会社 ゲートドライバ
US11290088B2 (en) * 2020-02-19 2022-03-29 Eaton Intelligent Power Limited Drivers for paralleled semiconductor switches

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09223965A (ja) * 1996-02-19 1997-08-26 Hitachi Ltd クロック発生回路
JPH11163715A (ja) * 1997-09-29 1999-06-18 Siemens Ag デュアルゲートトランジスタデバイスを持つ定電流cmos出力ドライバ回路
JPH11261395A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Seiko Epson Corp 出力バッファ
JP3056787B2 (ja) * 1994-06-15 2000-06-26 ノキア テレコミュニカシオンス オサケ ユキチュア 加入者マルチプレクサ、電話システム、及び加入者インターフェイスの状態を通信する方法
JP2003069390A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Ricoh Co Ltd Pll回路
JP2007221598A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd タイミング補正装置、遅延レンジ検出回路及び遅延ゲイン検出回路
US20080054944A1 (en) * 2006-08-30 2008-03-06 Micron Technology, Inc. Method and circuit for producing symmetrical output signals tolerant to input timing skew, output delay/slewrate-mismatch, and complementary device mismatch
JP2010200302A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Advantest Corp ラッチ機能付きコンパレータおよびそれを用いた試験装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09261031A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 Oki Micro Design Miyazaki:Kk 半導体集積回路の出力バッファ回路
US6064230A (en) 1998-01-28 2000-05-16 Sun Microsystems, Inc. Process compensated output driver with slew rate control
US6288563B1 (en) 1998-12-31 2001-09-11 Intel Corporation Slew rate control
US6294937B1 (en) 1999-05-25 2001-09-25 Lsi Logic Corporation Method and apparatus for self correcting parallel I/O circuitry
US6366128B1 (en) 2000-09-05 2002-04-02 Xilinx, Inc. Circuit for producing low-voltage differential signals
US6766155B2 (en) 2002-01-24 2004-07-20 Agilent Technologies, Inc. Fixed termination scheme for differential receiver that compensates for process, voltage, and temperature variations
US6670838B1 (en) 2002-11-05 2003-12-30 Chrontel, Inc. Digital clock adaptive duty cycle circuit
US20060066352A1 (en) 2004-09-30 2006-03-30 Davis Bradley K Low-voltage, low-skew differential transmitter
EP1662660A3 (en) 2004-11-29 2007-12-12 STMicroelectronics Pvt. Ltd Method and apparatus for providing compensation against temperature, process and supply voltage variation
DE102005010643B4 (de) * 2005-03-08 2009-05-07 Infineon Technologies Ag Stromsparende differenzielle Breitbandtreiberschaltung
DE102006053322B3 (de) * 2006-11-13 2008-03-27 Texas Instruments Deutschland Gmbh Bufferketten-Treiber
US7538593B2 (en) * 2007-02-23 2009-05-26 Infineon Technologies Ag Circuit and method to convert a single ended signal to duplicated signals
JP2008294547A (ja) 2007-05-22 2008-12-04 Agilent Technol Inc 集積回路の制御電圧決定方法、teg回路のゲート電圧決定方法、teg回路試験方法及び試験装置
US7940103B2 (en) 2009-03-09 2011-05-10 Micron Technology, Inc. Duty cycle correction systems and methods
US20110140749A1 (en) * 2009-12-15 2011-06-16 Chin-Cheng Huang Input data recovery circuit for asynchronous serial data transmission
KR20110080664A (ko) 2010-01-06 2011-07-13 삼성전자주식회사 듀티 사이클 보정 회로, 듀티 사이클 보정 방법 및 이를 포함한 반도체 장치

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3056787B2 (ja) * 1994-06-15 2000-06-26 ノキア テレコミュニカシオンス オサケ ユキチュア 加入者マルチプレクサ、電話システム、及び加入者インターフェイスの状態を通信する方法
JPH09223965A (ja) * 1996-02-19 1997-08-26 Hitachi Ltd クロック発生回路
JPH11163715A (ja) * 1997-09-29 1999-06-18 Siemens Ag デュアルゲートトランジスタデバイスを持つ定電流cmos出力ドライバ回路
JPH11261395A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Seiko Epson Corp 出力バッファ
JP2003069390A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Ricoh Co Ltd Pll回路
JP2007221598A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd タイミング補正装置、遅延レンジ検出回路及び遅延ゲイン検出回路
US20080054944A1 (en) * 2006-08-30 2008-03-06 Micron Technology, Inc. Method and circuit for producing symmetrical output signals tolerant to input timing skew, output delay/slewrate-mismatch, and complementary device mismatch
JP2010200302A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Advantest Corp ラッチ機能付きコンパレータおよびそれを用いた試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN103843250B (zh) 2017-02-15
US8618842B2 (en) 2013-12-31
WO2013049760A1 (en) 2013-04-04
TW201322629A (zh) 2013-06-01
KR20140079806A (ko) 2014-06-27
EP2761750A1 (en) 2014-08-06
US20130082769A1 (en) 2013-04-04
JP6046148B2 (ja) 2016-12-14
EP2761750B1 (en) 2019-05-29
KR101727653B1 (ko) 2017-04-17
IN2014CN01844A (ja) 2015-05-29
CN103843250A (zh) 2014-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6046148B2 (ja) 差動pvt/タイミングスキュー許容型自己補正回路
US8638131B2 (en) Dynamic feedback-controlled output driver with minimum slew rate variation from process, temperature and supply
JP5329673B2 (ja) 半導体集積回路装置
US7598788B2 (en) Current-controlled CMOS (C3MOS) fully differential integrated delay cell with variable delay and high bandwidth
CN102111132B (zh) 高速全差分时钟占空比校准电路
CN102624341B (zh) 差分接收器
JP5452767B2 (ja) デューティサイクルのバランスがとれたレベルシフタ
JP2015502684A (ja) レベルシフタ
CN104584431A (zh) 调整时钟信号的系统和方法
US20170324402A1 (en) Power efficient high speed latch circuits and systems
US8350598B2 (en) Multi-stage receiver
US20060214717A1 (en) Low amplitude differential output circuit and serial transmission interface using the same
Wang et al. A 2xVDD digital output buffer with gate driving stability and non-overlapping signaling control for slew-rate auto-adjustment using 16-nm FinFET CMOS process
US11545965B2 (en) Clock gating circuit and method of operating the same
US20070257712A1 (en) Low Current, High Gain, Single to Differential Buffer
JP2016526821A (ja) 自己バイアス受信機
JP7498870B2 (ja) Pvt変動に対する耐性および等しい立ち上がり/立ち下がりエッジを有する直角位相クロック生成のための新規な遅延セル
JP5582060B2 (ja) 出力回路
Richelli et al. Investigation on the Power Consumption of Digital-Based Analog Amplifiers
JP2013090026A (ja) 基準電圧変換回路及び半導体装置
KR20230093169A (ko) 데이터 슬라이서 및 그 동작 방법
JP6321960B2 (ja) 遅延装置
Zhao et al. A 1-V recycling current OTA with improved gain-bandwidth and input/output range
KR20100030121A (ko) 배타적 오어게이트 회로

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150317

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160322

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6046148

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250