JP2014525246A - 挽いていない生コーヒー豆製造物、生産及び使用方法 - Google Patents

挽いていない生コーヒー豆製造物、生産及び使用方法 Download PDF

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Abstract

挽いていない生コーヒー豆を組み込む製造物を含む、新規な生コーヒー豆をもたらす生コーヒー豆のための新規な処理方法が開示される。該方法は、全て高温を避けながら、植物性栄養素が天然に存在するレベルで有する新鮮な生の未焙煎状態で挽いていない生コーヒー豆を選択し、これらを滅菌及び乾燥させ、反復の粉砕ステップ及び安定化技術を適用することを含む。これらの方法によって作製され、画定される挽いていない生コーヒー豆製造物は、ユーザーにおいて注意力と集中力を増大させることが予期せずに見出された。これらは、注意力と集中力の欠陥及び関連障害、例えば、注意欠陥(AD)、注意欠陥障害(ADD)、注意欠陥過活動性障害(ADHD)、並びに様々な関連及び/又は合併障害の治療に有用であると考えられる。

Description

本発明は、生コーヒー豆の処理方法、該方法によって得られ、画定される製造物、これらの製造物を用いて処置する方法に関する。
用語「コーヒー豆」とは、集合的に、コーヒーノキ(Coffea)植物の果実(コーヒーベリー又はコーヒーチェリーとして知られる)からパルプ及び外皮を除く精製過程によって得られる種子(コーヒーの種)、及びこれらから生成される豆を意味する。コーヒー果実は、コーヒー豆を含み、アカネ科(Rubiaceae)であるコーヒーノキ属の小さな常緑植物のいくつかの種によって産生される。最も一般的に2つの栽培種は、ロブスターコーヒーノキ(Coffea robusta)(Coffea canephoraとしても知られる)とアラビカコーヒーノキ(Coffea arabica)である。これらは、典型的には、ラテンアメリカ、東南アジア、及びアフリカで栽培されている。「生」コーヒー豆は、コーヒーの製造に用いられる焙煎プロセスなどの焙煎プロセスをまだ経ていないコーヒー豆である。
コーヒーの製造における様々なステップは、Smith,A W.,Coffee;Volume 1:Chemistry pp 1−41,Clark,R.J.and Macrea,R.eds,Elsevier Applied Science London and New York,1985;Clarke,R.J.,Coffee:Botany,Biochemistry,and Production of Beans and Beverage,pp 230−250 and pp 375−393;Clifford,M.N.and Willson,K.C.eds,Croom Helm Ltd,Londonに記載され、McCarthyらを代表として2011年5月26日に出願され、公開番号US2011/0126314A1として2011年5月26日に公開された、「Modulation Of Coffee Flavour Precursor Levels In Green Coffee Grains」と題する米国特許出願番号第12/941,557号に記載され(以下、「McCarthy」)、その全体内容は、本明細書に全体として記載されているかのように参照により本明細書に援用される。次に、外層または果皮は、乾式又は湿式プロセスを用いて除去され得る。乾式プロセスは最も簡便であり、以下:(1)チェリーを分類及び洗浄すること;(2)チェリーを等級付け後に乾燥させること(空気乾燥又は機械乾燥のいずれか);及び(3)乾燥したチェリーを脱穀し、果皮を除去すること、を伴う。湿式プロセスは、僅かにより複雑であり、一般に、より高い品質の生の豆の生産をもたらす。湿式プロセスは、より多くの場合、アラビカコーヒーノキ(Coffea arabica)チェリーと関連している。湿式プロセスは、以下:(A)チェリーの分類;(B)チェリーのパルピング(このステップは回収の直後に行われ、成熟チェリーの「果肉」、または果皮の機械的除去を伴う);(C)「発酵」、この場合、パルピング後のチェリーの穀物に付着したままの粘液が、バッチプロセスを用いてタンク内で水ととともに、穀物+付着粘液をインキュベートさせることによって除かれる、ことを含んでもよい。「発酵」プロセスは、最大80時間連続してもよいが、多くの場合、24時間が、一般的には、許容される発酵を可能にし、pHを約6.8〜6.9から4.2〜4.6に下げる原因とするには十分であり、これは、様々な酵素活性、及び発酵中に成長する微生物の代謝作用に起因する。次のステップである(D)乾燥させることは、発酵したコーヒー穀物の空気乾燥又は機械的熱風乾燥のいずれかを伴い、(E)「外皮除去」は、乾燥したコーヒー穀物(乾燥したパーチメントコーヒー)の「パーチ(parch)」としばしばシルバースキンの機械的除去を伴う。湿式又は乾式処理後、得られた生コーヒー穀物は、多くの場合、仕分けされ、大部分の仕分け手段は穀物のサイズおよび/または形状に基づいている。
従来のコーヒーの生産における次のステップは、それぞれ、乾式又は湿式処理されたコーヒーの脱穀又は外皮除去後の生穀物の焙煎である。これは、豆における有意な化学変化を誘導する時間に依存したプロセスである。焙煎の第一の段階は、供給された熱が、穀物に残存する水分を蒸発させる場合に生じる。大部分の水が蒸発されると、焙煎は、温度が華氏374〜392度に上昇について適切に開始する。焙煎の程度は、通常、豆の発色によって監視され、最終的な飲料製造物の風味特性を決定する上で主要な役割を果たしている。このようにして、焙煎の時間及び温度は、所望のコーヒーの香りのプロフィールを達成するために密接に制御される。焙煎後、コーヒーは、コーヒー飲料又はコーヒー抽出物(後者は、インスタントコーヒー製造物を製造するために使用される)の製造中に抽出を容易にするために粉砕される。ここでも、粉砕のタイプは、飲料の風味など、製造物の最終的な特性に影響を与える場合がある。
非常に多くの研究がコーヒー中の風味分子の同定について実施されてきたが、処理ステップの各々の間にコーヒー穀物内で生じる物理的及び化学反応に関する研究は非常に少ない。この後者の点は、焙煎反応について特に明らかであり、ここでは、非常に多数の穀物は、非常に複雑な一連の熱誘導性反応を被る(Homma,S.2001,「Coffee:Recent Developments」.R.J.Clarke and O. G.Vitzthum eds,Blackwell Science,London;Yeretzian,C,et al((2002)Eur.Food Res.Technol.214,92−104;Flament,I(2002)Coffee Flavor Chemistry,John Wiley and Sons,UK;Reineccius,G.A.,「The Maillard Reaction and Coffee Flavor」Conference Proceedings of ASIC,16th Colloque,Kyoto,Japan 1995)。
異なるステップのコーヒー処理中に生じる大部分の反応の詳細は相対的に不明のままであるが、従来の焙煎処理は、例えば、クロロゲン酸などの植物栄養素を含む生のコーヒー豆に存在する多数の有益な成分を破壊しまたは分解する可能性があることは理解される。クロロゲン酸(CGA)は、特定のヒドロキシシンナミン酸(すなわち、カフェイン酸とフェルラ酸)と(−)−キナ酸の間に形成されるエステルのファミリーである。生(green)(又は生(raw))のコーヒーは、天然においてCGAの主要供給源である(5〜12g/100g)(Farah et al.Braz J Plant Physiol.365 2006;18:23−36)。生のコーヒーにおける主要なCGAは、3−、4−及び5−カフェオイルキナ酸(3−、4−及び5−CQA)、3,4−、3,5−及び4,5−ジカフェオイルキナ酸(3,4−、3,5−及び4,5−diCQA);3−、4−及び5−フェルロイルキナ酸(3−、4−及び5−FQA)、並びに3−、4−及び5−p−クマロイルキナ酸(3−、4−及び5−p−CoQA)である。カフェオイルフェルロイルキナ酸(CFQA)は生のコーヒー、特にロブスターコーヒーノキ(Coffea robusta)種においても見られる少ないCGA化合物であり、これは、Lemaireらを代表として、2008年10月31日に出願され、公開番号US2010/0112098A1として2010年5月6日に公開された、「Effects Of A Decaffeinated Green Coffee Extract On Body Weight Control By Regulation Of Glucose Metabolism」と題する米国特許出願第263292号(以下、「Lemaire」)に記載され、その全体内容は、本明細書に全体として記載されているかのように参照により本明細書に援用される。一次処理中の加熱によって形成された非常に少量のCGAラクトンもまた観察されることがある(Farah et al.Braz J Plant Physiol.2006,18:23−36.−Farah et al.J Agric Food Chem.2005;53:1505−13)。
生のコーヒー豆は最近、いくつかの潜在的に重要な健康上の利点(例えば、上記のLemaire参照)を有することが認められているが、生のコーヒー豆から作製された製造物は、焙煎したコーヒーのように広く利用されてはいない。この理由の一部は、豆の栄養分の焙煎していない「生の」状態での処理、保存及びパッケージングが、困難であり、高価であり、一般的に実施可能ではないということである。例えば、Lemaireは、生のコーヒー豆からある種の物質を抽出することだけを教示するが、挽いていない生のコーヒー豆を処理することについては教示していない。
従って、必要とされるものは、部分的又は挽いていない生のコーヒー豆を含む生のコーヒー豆を処理する改善された方法であって、カプセル剤、錠剤、混合剤、添加剤、栄養補給剤などの生のコーヒー豆製造物をより容易かつ安価に作製するために使用することができる。このように改良された方法は、生のコーヒー豆、特に全体の生のコーヒー豆を用いて作製される比較的安価な製造物の消費者への潜在的な健康上の利益のロックを解除するために必要とされる。
本発明は、全体の生のコーヒー豆を組み込んだ製造物を含む、新規な生のコーヒー豆製造物をもたらす生のコーヒー豆のための新規な処理方法を用いてこれらの問題及びより多くのことを対処する。これらの方法によって作製され、定義された生のコーヒー豆製造物は、予想外に、使用者において集中力を増加することが見出されており、注意欠陥の治療に有用と考えられる。従って、本明細書においては、使用者において注意力と集中力を高め、注意力及び集中力の欠陥及び関連障害、例えば注意欠陥(AD)、注意欠陥障害(ADD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、及び様々な関連および/または併存疾患を治療するために、生のコーヒー豆及び全体の生のコーヒー豆を含む関連製造物を用いて治療する新規方法が提供される。
より具体的には、特定の実施形態において、安定化した全体の生のコーヒー豆混合物を作製するために全体の生のコーヒー豆を処理する方法が提供され、該方法は、植物性栄養素を天然に存在するレベルで有する新鮮な生の未焙煎状態で挽いていない生コーヒー豆を選択し;コーヒー豆を滅菌し;コーヒー豆の水分含有量を減少させ;コーヒー豆を粉砕し;及び粉砕したコーヒー豆に少なくとも1つの安定化剤を混合することを含み、ここで、上述のステップのすべてが、コーヒー豆中の天然に存在するレベルの植物性栄養素を実質的に分解するのに十分な時間、十分に高い温度にコーヒー豆を曝露させることなしに達成される。特定の実施形態において、上述のステップのすべては、数秒以上で華氏約130度を超える温度にコーヒー豆を曝露させることなしに達成される。挽いていない生コーヒー豆がロブスターコーヒーノキ(Coffea robusta)コーヒー豆を含むことができ、植物性栄養素はクロロゲン酸を含み、いくつかの実施形態においては少なくとも2重量%のクロロゲン酸を含んでもよい。コーヒー豆の水分含有量を減少させるステップは、約2%未満までコーヒー豆の水分含有量を減少させることを含んでもよい。少なくとも1つの安定剤は、ケイ酸マグネシウム;二酸化ケイ素;リン酸三カルシウムのうちの少なくとも1つ、又はこれらの全部を含んでもよい。
種々の実施形態において、コーヒー豆を粉砕するステップは、複数の反復的に微細になる粉砕ステップ、例えば3回の反復的に微細になる粉砕ステップを含んでもよい。例えば、コーヒー豆を粉砕するステップは、20メッシュスクリーンを通過するようにサイズ形成されている大部分の粉コーヒー豆材料をもたらすことができる。
上述のプロセスによって必然的にもたらされ、定義される安定化された挽いていない生のコーヒー豆混合物が提供される。安定化された挽いていない生のコーヒー豆混合物は、バルク粉末形態で包装された形態;錠剤に圧搾された形態;カプセルに挿入された形態;又は別の栄養補給剤若しくは栄養製造物と混合された形態の少なくとも1つに包装されてもよい。
使用者の集中力及び注意力を高める方法もまた提供され、使用者を治療するのに有効な安定化された挽いていない生コーヒー豆混合物の量を投与するステップを含む。
本発明のさらなる特徴、利点及び特徴付けは、添付図面を参照することによって、本発明の例示的な実施形態の以下の詳細な検討に照らして、当業者に明らかとなる。
図1は、生のコーヒー豆を処理し、挽いていない生コーヒー豆製造物を得るように作製する方法の例示的なステップを示すフローチャートを示す。 図2は、生のコーヒー豆を処理し、挽いていない生コーヒー豆製造物を得るように作製する方法の例示的な滅菌ステップを示すフローチャートを示す。 図3は、生のコーヒー豆を処理し、挽いていない生コーヒー豆製造物を得るように作製する方法の例示的なサイズ形成ステップを示すフローチャートを示す。 図4は、生のコーヒー豆を安定化し、挽いていない生コーヒー豆製造物を得るように作製する方法の例示的なステップを示すフローチャートを示す。 図5は、生のコーヒー豆を試験し、挽いていない生コーヒー豆製造物を得るように作製する方法の例示的なステップを示すフローチャートを示す。 図6は、生のコーヒー豆を包装し、挽いていない生コーヒー豆製造物を得るように作製する方法の例示的なステップを示すフローチャートを示す。
図1は、錠剤化、カプセル化、及び/または混合剤、添加剤、栄養補給剤などの他の栄養素を使用するための、完全な又は部分的な生のコーヒー豆を調製するプロセス1000を示す。プロセス1000は、相対的に低い温度を用いることによって、例えば、位置実施形態において、処理ステップ全体を通じて、華氏約130度以下にして、クロロゲン酸及びコーヒー生豆の他の栄養素含有量を維持する傾向があるために開発された。
ステップ1−実(berry)の選択:
プロセス1000の最初のステップは、実の選択100である。生のコーヒー豆は、好ましくは、高レベルのクロロゲン酸及び他の天然に存在する植物性栄養素とともに、それらの新鮮な未焙煎状態で選択される。例えば、実のコーヒーノキロブスタ種が選択されてもよい。しかしながら、任意の適した実又は実の組み合わせを選択することができる。
ステップ2−滅菌:
図2を参照すると、第2ステップにおいて、殺菌200で、加工機械は滅菌されなければならない。このようなリボンミキサーなどの機械を消毒し、それを清潔にし、生の豆の前に加工される製造物からいずれものゴミがないことを確認する必要がある。機械はまた、微生物汚染をなくす産業用強度消毒溶液で洗浄することができる。一実施形態において、機械は、3段階のプロセスで洗浄することができるワイラー&カンパニーモデル1660の30立方フィートのリボンミキサーを含む。ステップ1では、洗剤相210、ミキサーは、いずれもの汚物又はゴミを除去するために、リン酸三ナトリウム又は類似の物質で洗浄することができる。ステップ2では、澄んだ水リンス220、ミキサーは、任意の洗剤残留物を除去するクリーンな飲料水で十分にすすがれる。次に、ステップ3では、消毒期230、全ての食品接触面は、例えば、アルコール、又は70%イソプロピルアルコール(IPA)溶液などの他の適当な有機溶媒で飽和(saturated)されてもよく、空気乾燥させてもよい。
挽いていない生のコーヒー豆は、例えば、21 CRF111に従って、現在の規定栄養補助食品製造規範(cGMP)を遵守して、バッチ制御の目的で240を割り当てられたロット番号を有してもよい。所定量の生のコーヒー豆は、適切に消毒されたリボンミキサーなどの機器に充填250される。例えば、一実施形態では、100〜300kgの生のコーヒー豆を適切に消毒した30立方フィートのリボンミキサーに充填250される。
次に、挽いていない生のコーヒー豆は、IPAなどの適当な有機溶媒を用いて飽和260される。その後、飽和した豆は衛生的な方法で乾燥270される。飽和した豆は、例えば、リボンミキサーから取り出され、次に、乾燥ラックに配置されている清浄な紙で裏打ちされたトレー上に均等に配置することによって乾燥することができる。次に、乾燥ラックは、それらが完全に乾燥するまで、例えば、華氏120〜130度に気温制御された乾燥室セット内に移動させることができる。これは、典型的な15パーセントから、例えば、2パーセント未満に豆の水分レベルを減少させるために、例えば、約12〜24時間かかってもよい。
例示的な殺菌ステップは上記で提供されているが、滅菌の任意の適切な手段を用いてもよい。滅菌が、豆上に存在し得る酵母、カビ、細菌およびウイルス汚染を十分に殺傷する場合、滅菌手段が適しているべきである。これは、好ましくは、製造物を消費する者の安全性のためになされ、生のコーヒー豆が一部となる製造物の貯蔵寿命を延長することを目的として行われる。例示的なプロセスの加熱および/または乾燥態様270はまた、貯蔵寿命を延長し、以下のステップを促進するのに役立つ。
ステップ3−サイズ形成(sizing):
第3ステップでは、サイズ形成300、図3に図示される反復例は、コーヒー粉砕ミルを用いて行うことができる。典型的なコーヒー粉砕ミルは、多くの摩擦および熱を発生する傾向がある。例えば、華氏約130度下でこのプロセス中、比較的に低く豆の温度を保つために、挽いていない生のコーヒー豆は、複数の反復期において連続してより小さいサイズに挽いて粉にしてもよい。例えば、一実施形態は、3つの反復期を使用する。第1期310では、滅菌し、乾燥させた豆は、モダンなプロセス装置3HPコーヒーグラインダーなどのグラインダーを通過させて、豆のサイズを、例えば、マイナス8から10メッシュのスクリーンサイズに減少させる。次に、第2期320において、グラインダー設定を、例えば、1〜3のコース設定から減少させ、第1期材料をグラインダーを通過させ、材料が、例えば12〜16のメッシュスクリーンを通過するようにサイズをさらに減少させる。次に、第3期330において、グラインダー設定は、例えば、コース設定3から3〜7の範囲内の中設定に再び減少され、第2期材料は、材料の全てが、例えば20メッシュスクリーンなどのより小さなスクリーンを通過するまで、再度、ミルを通過させる。
本明細書に提供される他の例と同様に、上記の例示的なサイズ形成ステップ300は、概念の単なる例示であり、本発明は、特許請求の範囲に他に記述がなければ、これらの特定のステップのいずれにも限定されず。ポイントは、生のコーヒーを粉砕又は製粉することが困難であるということである。サイズ形成ステップ300中にその栄養の完全性を保存するために、生のコーヒー材料は、過度の熱、例えば、華氏約130度を超えて生のコーヒー材料の温度を上昇させる熱を生じさせるように、強制してミルに通過させる必要はない。例えば、生のコーヒー材料でグラインダーを充填させ又は詰め、粉にする代わりに、生のコーヒー材料は、グラインダーが特定の設定で粉にするのとほぼ同じ速度で、グラインダーに導入され得る。
より高い温度が様々な段階で使用され、依然として本発明の範囲に含まれるが、しかしながら、生のコーヒーの漸増の分解は、時間−温度の関係に従って発生し始める可能性があることに留意されたい。例えば、生のコーヒー豆/材料は、その栄養成分を著しく分解することなしに、数秒間、華氏130度を超える温度に供される可能性があってもよい。
ステップ4−安定化:
次に、図4に示すように、細かく粉砕された挽いていない生のコーヒー豆材料をサイズ形成400してもよい。このステップ400中に、上述したように、所定の仕様に粉砕し、分類された挽いていない生のコーヒー豆を適切に消毒されたブレンダーに入れてもよい。例えば、生のコーヒー豆材料は、上述した3ステッププロセス210、220、230を用いて消毒されたパターソンケリーツインV65立方フィートブレンダーに入れてもよい。次に、乾燥剤は、生のコーヒー豆材料に導入410されてもよい。適切な乾燥剤としては、例えば、ケイ酸マグネシウム、二酸化ケイ素、リン酸三カルシウムなどが挙げられる。
安定化ステップ400の1つの例示的な実施形態では、滅菌され、粉にされた生のコーヒーの600kgを滅菌したパターソンケリーツインV65立方フィートのブレンダーに入れた。12メッシュスクリーンを通過させたケイ酸マグネシウム、二酸化ケイ素、およびリン酸三カルシウムのそれぞれ1〜2%(重量)を、この実施例における粉にした生のコーヒーに添加する。次に、その組み合わせは、毎分24回転で10分間、混和又は混合420されてもよく、例示的な安定化された挽いていないの生のコーヒー豆混合物を作ってもよい。
例示的な安定化ステップは410、420は上述されるが、任意の適切な安定化手法を用いてもよい。適切な安定化手法は、挽いていない生のコーヒー豆材料の長期保存、ならびに生のコーヒー豆において天然に存在するクロロゲン酸、精油および他の植物性栄養素を補助するものである。適切な安定化手法はまた、典型的には、保存時における凝集から材料を維持する傾向があり、錠剤化、カプセル化または他の栄養製造物において使用される材料を容易にする自由流動性の粉末を提供する傾向がある固結防止効果を与える。
ステップ5−検査:
図5に示すように、安定化された挽いていない生のコーヒー豆混合物の一部を検査500してもよい。いくつかのパラメータは、任意の適切な順番で検査され、他に評価されてもよく、例えば、色510、香り520、味530、外観540、水分レベル550、微生物レベル560、クロロゲン酸レベル570、カフェインレベル580、および任意の他に適した検査が挙げられ、例えば、様々な栄養の用途のために必要とされるようものであってもよい。
例えば、色検査510は、薄緑色の実験室の対照試料に材料の色を一致させることによって達成することができる。粉にされた生のコーヒーの典型的な色であれば、その材料は合格する。粉にされた生のコーヒーの典型的な色でなければ、その材料は不合格となる。同様に、香り又は匂い520は、例えば、実験湿の対照試料に材料の匂いを一致させることによって達成することができる。粉にされた生のコーヒー豆の典型的な香りがある場合、その材料は合格する。粉にされた生のコーヒー豆の典型的な香りがない場合、その材料は不合格となる。同様に、味覚検査530は、例えば、実験室の対照試料に材料の味を一致させることによって達成することができる。粉にされた生のコーヒーが典型的な味がある場合、その材料は合格する。粉にされた生のコーヒーが典型的な味がない場合、その材料は不合格となる。
外観検査540は、例えば、材料を20メッシュのスクリーンに通過させることによって達成されてもよい。99%以上がスクリーンを通過した場合に、その材料は合格であるとみなしもよい。
水分レベル検査550は、例えば、材料の水分レベルを試験することによって達成することができる。材料は、水分レベルが2%未満である場合に合格とみなすことができる。
微生物レベル検査560は、様々な方法において達成されてもよく、例えば、全プレートカウントが1000未満であり、酵母およびカビ試験が陰性であり、大腸菌試験が陰性である場合に、その材料を合格としてもよい。
クロロゲン酸レベル検査570は、既知の手段を用いて達成することができる。材料は、例えば、クロロゲン酸レベルが2%以上である場合に合格であるとみなしてもよい。
カフェインレベル検査580は、既知の手段を用いて達成することができる。レベルが合格であるとみなされるものは、最終製造物に望まれるカフェインレベルを考慮して変更されてもよい。特に指定のない限り、生のコーヒー豆において天然に存在するのと同じであるべきである。
上記の検査処方は単に一例であり、限定的ではない。任意の適切な検査は、プロセス1000の任意の段階で行ってもよい。
ステップ6−パッケージ化(packaging):
上述される挽いていない生コーヒー豆混合物は、多数のやり方のうちの任意において包装600されてもよく、そのいくつかは図6に示され、その多くは、上述のステップによって利用可能であり、又は少なくとも特に容易である。安定化された挽いていない生のコーヒー豆混合物は、典型的な栄養補助食品フォーマットで経口剤形として包装することができ、食品に添加され、および/または局所的な、化粧品使用(例えば、クリームまたは軟膏において)のための媒体に送達されてもよい。安定化された挽いていない生のコーヒー豆混合物は、(例えば、食品添加物として)直接消費される場合、風味付けし、それによって(例えば、飲料香味剤として)二重目的製造物として機能することができる。
例示的であって、限定されるものでないが、特定の実施形態では、固有であり、新規な挽いていない生のコーヒー豆混合物は、バルク粉末形態で包装610されてもよく、容易に錠剤に圧搾620されてもよく、容易にカプセルに挿入630されてもよく、または別の栄養補助食品若しくは製造物と混合640されてもよい。
使用:
挽いていない生のコーヒー豆及び挽いていない生のコーヒー豆を含む製造物を用いた治療方法は、予想外に、使用者における注意力と集中力を劇的に増加させることが見出され、注意欠陥の治療に有用と考えられる。従って、本明細書においては、使用者において注意力と集中力を高め、注意力及び集中力の欠陥及び関連障害、例えば注意欠陥(AD)、注意欠陥障害(ADD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、及び様々な関連および/または併存疾患を治療するために、生のコーヒー豆及び全体の生のコーヒー豆を含む関連製造物を用いて治療する新規方法が提供される。
例示的であって、限定されるものでないが、本明細書に記載されている固有であり、新規の安定化された挽いていない生コーヒー豆混合物を使用者に、例えば経口的に投与し、使用者の集中力と注意力を高めてもよい。実際に、特定の使用者は、生のコーヒー豆及び挽いていない生コーヒー豆を含む関連製造物と、ADD/ADHD用の処方薬を置換してもよいことが発見されている。適性および適切な用量を決定する際に考慮され得る要因は、使用者の年齢、体重、使用者が服用し得る他の医薬を含み、本開示とともに提供される場合に当業者に明らかとなる。例えば、初期には、使用者が抗うつ薬を服用していない場合、生のコーヒー豆、挽いていない生コーヒー豆を含む関連製造物、例えば、本明細書に記載されている新規な安定化された挽いていない生コーヒー豆混合物と、ADD/ADHD用の処方薬を置換してもよいようである。
1つの具体的な実施形態では、治療プロトコールは、錠剤、カプセル剤、または任意の他の適切な送達手段の形態で、本明細書に記載されている固有であり、新規の安定化された挽いていない生コーヒー豆混合物を経口消費する使用者を含んでもよく、この場合、投薬量は投薬あたり約55mgを含有する。その例示的なプロトコールにおいて、使用者は、2日連続した日数で午前1回の投与を受け、午後1回の投与を受けてもよい。次に、使用者が、いまだに満足な結果を経験していない場合、使用者は、2日連続した日数で、午前2回と午後2回の投薬による治療を継続することができる。使用者がまだ満足のいく結果を経験していない場合、使用者は、2日連続した日数で、午前3回と午後3回の投薬による治療を継続することができる。上記の例示的な治療プロトコールは、大多数の使用者に満足のいく結果を与えることが見出された。このプロトコールが満足できるものではないという稀な例において、3回の投薬は、1日3回行ってもよい。ほとんどの使用者は、上記の例示的な投薬のうちの3つを1日4回、悪影響を及ぼすことなく受けてもよいと考えられる。
上記で提供された特定の実施形態において与えられた例示的な投与量を用いて、他の例示的な治療プロトコールには、以下:年齢が12〜16歳の使用者については1日あたり1又は2回の投薬を2回;年齢が16〜18歳の使用者については午前中に2回の投薬と午後早々に1回の投薬;年齢が18歳以上の使用者については午前中に2又は3回の投薬と午後早々に2回の投薬、が含まれてもよい。
すべての前述の投与量および治療計画は単なる例示であり、具体的に請求される場合を除いて、本発明の範囲を限定するものではない。すべての使用者、特にカフェインに対してアレルギー又は感受性である者は、任意の栄養又はエネルギー補助食品と同様に、本明細書に記載されている材料のいずれかを消費する前に医師と相談する必要があり、年齢が18歳以下の子供は成人の監督下でのみこのような製造物を消費するべきである。本明細書に開示されているような製造物は、妊娠中または授乳中であり得る対象によって避ける必要がある場合がある。投薬量は、使用者によって自己管理されるか又は使用者以外の他者によって管理されてもよい。
挽いていない生のコーヒー豆及び挽いていない生コーヒー豆を含む関連製造物を消費することは、伝統的なコーヒー製造物と比較して、予想外の相乗結果を提供する。例えば、上記で提供された特定の実施例では、3回の投与量は、約165mgのカフェインを含み、これは、伝統的な1杯のコーヒーにほぼ相当する。しかし、1杯のコーヒーの主な刺激効果は、約20〜30分のみ持続するだけであるが、上述した例示的な投薬を3回消費することは、約40〜50時間持続する集中力と注意力を大いに高める。
固体として挽いていない生のコーヒー豆を消費することは、急な上下効果を引き起こす液体としての伝統的なコーヒーと比較して、約15分で開始し、数時間持続する自然な時間放出効果を与えると考えられる。挽いていない生のコーヒー豆を含む、すなわち、豆全体から製造される製造物を消費することはまた、抽出されたクロロゲンなどのコーヒー豆から抽出または単離された化学物質を消費するよりも優れた結果を提供する。従って、本明細書に開示されている挽いていない生のコーヒー豆製造物およびその使用方法は、限定されないが、心臓血管の健康の改善;癌及び他の疾患に対する耐性の増加;迅速かつ持続的な体重減少を含む、集中力と注意力の増加に加えて、他の予期しなかった優れた効果を与える。
上記のステップは、一般的な概念を説明するために記載されている。多数の他のステップ、およびそれらの組み合わせおよび置換が企図され、本質的及び必然的に、前述の説明によって当業者には開示される。
例示的な実施形態および本発明の用途は、本明細書に記載されているが、本発明はこれらの例示的な実施形態および用途、または例示的な実施形態および用途が動作する、または本明細書に記載される方法に限定することを意図するものではない。実際に、得られた方法および製造物は、以下の特許請求の範囲又はその均等物のいずれかの範囲内に入るように、例示的な実施形態に対する多くの変形及び変更が可能である限り、限定されない。

Claims (20)

  1. 安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物を作成するために挽いていない生コーヒー豆を処理する方法であって、該方法は、
    植物性栄養素を天然に存在するレベルで有する新鮮な生の未焙煎状態で挽いていない生コーヒー豆を選択し;
    コーヒー豆を滅菌し;
    コーヒー豆の水分含有量を減少させ;
    コーヒー豆を粉砕し;及び
    粉砕したコーヒー豆に少なくとも1つの安定化剤を混合する
    ことを含み、上述のステップのすべてが、コーヒー豆中の天然に存在するレベルの植物性栄養素を実質的に分解するのに十分な時間、十分に高い温度にコーヒー豆を曝露させることなしに達成される方法。
  2. 前記ステップの全てが、数秒以上で華氏約130度を超える温度にコーヒー豆を曝露させることなしに達成される、請求項1に記載の方法。
  3. 挽いていない生コーヒー豆がロブスターコーヒーノキ(Coffea robusta)コーヒー豆を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 植物性栄養素がクロロゲン酸を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物が少なくとも2重量%のクロロゲン酸を含む、請求項1に記載の方法。
  6. コーヒー豆の水分含有量を減少させるステップが、約2%未満までコーヒー豆の水分含有量を減少させることを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 少なくとも1つの安定剤が、ケイ酸マグネシウム;二酸化ケイ素;及びリン酸三カルシウムのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 少なくとも1つの安定剤が、ケイ酸マグネシウム;二酸化ケイ素;及びリン酸三カルシウムの全てを含む、請求項1に記載の方法。
  9. コーヒー豆を粉砕するステップが、複数の反復的に微細になる粉砕ステップを含む、請求項1に記載の方法。
  10. コーヒー豆を粉砕するステップが、少なくとも3回の反復的に微細になる粉砕ステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. コーヒー豆を粉砕するステップが、20メッシュスクリーンを通過するようにサイズ形成されている大部分の粉コーヒー豆材料をもたらす、請求項9に記載の方法。
  12. 植物性栄養素を天然に存在するレベルで有する新鮮な生の未焙煎状態で挽いていない生コーヒー豆を選択し;
    コーヒー豆を滅菌し;
    コーヒー豆の水分含有量を減少させ;
    コーヒー豆を粉砕し;及び
    粉砕したコーヒー豆に少なくとも1つの安定化剤を混合する
    ことを含むステップを含むプロセスに必然的に起因し、該プロセスによって画定される安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物であって、ここで、上述のステップのすべてが、コーヒー豆中の天然に存在するレベルの植物性栄養素を実質的に分解するのに十分な時間、十分に高い温度にコーヒー豆を曝露させることなしに達成される安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物。
  13. 前記ステップの全てが、数秒以上で華氏約130度を超える温度にコーヒー豆を曝露させることなしに達成される、請求項12に記載の安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物。
  14. 挽いていない生コーヒー豆がロブスターコーヒーノキ(Coffea robusta)コーヒー豆を含む、請求項12に記載の安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物。
  15. 安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物が少なくとも2重量%のクロロゲン酸を含む、請求項12に記載の安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物。
  16. コーヒー豆の水分含有量を減少させるステップが、約2%未満までコーヒー豆の水分含有量を減少させることを含む、請求項12に記載の安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物。
  17. 少なくとも1つの安定剤が、ケイ酸マグネシウム;二酸化ケイ素;及びリン酸三カルシウムのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物。
  18. コーヒー豆を粉砕するステップが、複数の反復的に微細になる粉砕ステップを含む、請求項12に記載の安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物。
  19. 安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物が、以下:バルク粉末形態で包装された形態;錠剤に圧搾された形態;カプセルに挿入された形態;又は別の栄養補給剤若しくは栄養製造物と混合された形態の少なくとも1つに包装されている、請求項12に記載の安定化された挽いていない生コーヒー豆の混合物。
  20. 使用者の集中力を高め、注意力を上げる方法であって、使用者を処置するために有効な量で安定化された挽いていない生コーヒー豆を含む製造物を使用者に投与することを含む前記方法。
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