JP2014521684A - 持続型成長ホルモンおよびそれを生成する方法 - Google Patents

持続型成長ホルモンおよびそれを生成する方法 Download PDF

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Abstract

ヒト対象において、体重減少または体脂肪の減少を誘発する方法、インスリン様成長因子(IGF−1)レベルを増加させる方法、および成長ホルモンの投薬頻度を減少させる方法における、成長ホルモンに結合される絨毛性ゴナドトロピンのアミノ末端カルボキシ末端ペプチド(CTP)および2つのカルボキシ末端絨毛性ゴナドトロピンCTPを含む、成長ホルモンタンパク質およびそれをコードするポリヌクレオチドの使用が開示される。本発明の成長ホルモンおよび成長ホルモンをコードするポリヌクレオチドを含む薬学的組成物ならびにその使用方法も開示される。
【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2006年2月3日に出願された米国仮出願第60/764,761号の利益を主張する、2007年2月1日に出願された米国特許出願第11/700,911号の継続である、2009年3月11日に出願された米国特許出願第12/401,746号の一部継続出願である、2009年6月2日に出願された米国特許出願第12/476,916号の一部継続出願である、2009年7月24日に出願された米国特許出願第12/509,188号の一部継続出願である、2011年8月2日に出願された米国出願第13/195,931号に対して優先権を主張する。これらの出願の全ては、本明細書においてその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
(技術分野)
ヒト対象において、体重減少または体脂肪の減少を誘発する方法、インスリン様成長因子(IGF−1)レベルを増加させる方法、および成長ホルモンの投薬頻度を減少させる方法における、成長ホルモンに結合される絨毛性ゴナドトロピンのアミノ末端カルボキシ末端ペプチド(CTP)および2つのカルボキシ末端絨毛性ゴナドトロピンCTPを含む、成長ホルモンタンパク質およびそれをコードするポリヌクレオチドの使用が開示される。本発明の成長ホルモンおよび成長ホルモンをコードするポリヌクレオチドを含む薬学的組成物ならびにその使用方法も開示される。
ポリペプチドは、血液、肝臓、または腎臓における変性または酵素分解の影響を受けやすい。したがって、ポリペプチドは、典型的に、数時間の短い循環半減期を有する。ペプチド薬物は、その低い安定性のため、通常、活性ペプチドの有効な血漿濃度を維持するために、持続的頻度で送達される。さらに、ペプチド薬物は、通常、注入により投与されるため、ペプチド薬物の頻繁な注射は、対象にかなりの不快感をもたらす。よって、治療用ポリペプチドの半減期を延長し、一方でその高い薬理的有効性を維持する技術の必要性が存在する。そのような所望されるペプチド薬物は、向上された血清安定性、高い活性、および対象に注射されたときの望ましくない免疫応答を誘発する低い確率の要件も満たすべきである。
短い血清半減期等の好ましくない薬物動態は、さもなければ有望な多くの薬物候補の薬学的開発を阻止する可能性がある。血清半減期は分子の実験的特徴であり、それぞれの新しい薬物の可能性について実験的に決定されなければならない。例えば、低分子量のポリペプチド薬物では、腎臓濾過等の生理学的クリアランス機構が、必要とされる投薬レジメンの費用または頻度のため、薬物の治療レベルの維持を実行不可能にする可能性がある。逆に、薬物またはその代謝物が毒性の副作用を有する長い血清半減期は、望ましくない。
一実施形態では、本発明は、ヒト対象において体重減少を誘発するか、または体脂肪を減少させる方法を提供し、対象に、成長ホルモンと、成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象において体重減少を誘発するか、または体脂肪を減少させることを含む。
別の実施形態では、本発明は、ヒト対象においてインスリン様成長因子(IGF−1)レベルを増加させる方法を提供し、対象に、成長ホルモンと、成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象においてIGF−1レベルを増加させることを含む。
一実施形態では、本発明は、対象においてインスリン様成長因子(IGF−1)レベルを正常な治療範囲内に維持する方法を提供し、本方法は、対象に、成長ホルモンと、前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって対象においてIGF−Iを正常な治療範囲内に維持することを含む。
別の実施形態では、本発明は、ヒト対象において成長ホルモンの投薬頻度を減少させる方法を提供し、1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)を前記成長ホルモンのアミノ末端に、そして2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPを成長ホルモンのカルボキシ末端に結合し、それによって成長ホルモンの投薬頻度を減少させるステップを含む。
一実施形態では、本発明は、ヒト対象において成長または体重増加を誘発する方法を提供し、小児または青年である前記対象に、成長ホルモンと、前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象において成長または体重増加を誘発することを含む。
hGH(配列番号5)、hGH−CTP(配列番号9)、hGH−CTP−CTP(配列番号10)、CTP−hGH−CTP−CTP(配列番号11)、およびtCTP−hGH−CTP−CTP(配列番号12)の分子量および同一性を図示するウエスタンブロットである。PAGE SDSゲルがブロットされ、モノクローナル抗hGH抗体を用いて染色された。写真は、市販および野生型のhGHと同様、CTP修飾hGH変異体が抗hGH抗体によって認識されることを示す。 本発明のGH−CTPポリペプチド(異なるMOD)の投与後の下垂体切除されたラットの体重増加を図示する棒グラフである。 (1)CTP−hGH−CTP−CTP pCI−dhfrプラスミドのマップ、(2)CTP−hGH−CTP−CTPの構造タンパク質式の2つのスキームを含む。 ラット(用量/経路当たりn=3〜6)におけるCTP−hGH−CTP−CTPまたはGHの単回静脈内または皮下用量後の平均血漿CTP−hGH−CTP−CTPまたはGH濃度(pg/ml)を示すグラフである。 ラット(用量/経路当たりn=3〜6)におけるCTP−hGH−CTP−CTPまたはGHの単回静脈内または皮下用量後の平均血漿CTP−hGH−CTP−CTPまたはGH濃度(pg/ml)を示すグラフである。 毎日のGH注射(0.1mg/Kg/日)(用量当たりn=10)と比較した、下垂体切除されたラットにおけるCTP−hGH−CTP−CTP(0.4、0.8、および4mg/Kg)の単回皮下用量後の平均増分体重増加を示すグラフである。 CTP−hGH−CTP−CTPの単回注射後の曲線下面積がラットにおける体重増加と相関することを示すグラフである。 毎日のGH注射(0.1mg/Kg/日)(用量当たりn=10)と比較した、下垂体切除されたラットにおける4日間毎のCTP−hGH−CTP−CTP(0.4、0.8、および4mg/Kg)の単回皮下用量後の増分体重増加を示すグラフである。 CTP−hGH−CTP−CTPおよび市販のhGHの皮下注射後の下垂体切除されたラットにおけるhGH血清濃度を示すグラフである。PK/PDプロファイルを決定するために、CTP−hGH−CTP−CTP0.6もしくは1.8mg/Kgおよびバイオトロピン0.35もしくは1.05mg/Kgの単回用量が下垂体切除されたラットに皮下注射された。注射後の血清hGHは、特定のELISAキットを用いて測定された。 CTP−hGH−CTP−CTPおよび市販のhGHの皮下注射後の下垂体切除されたラットにおけるIGF−1血清レベルを示すグラフである。PK/PDプロファイルを決定するために、CTP−hGH−CTP−CTP0.6もしくは1.8mg/Kgおよびバイオトロピン0.35もしくは1.05mg/Kgの単回用量が下垂体切除されたラットに皮下注射された。注射後の血清IGF−Iは、特定のELISAキット(Roche Diagnostics)を用いて測定された。
一実施形態では、本発明は、持続型成長ホルモンおよびそれを生成し、使用する方法を提供する。別の実施形態では、持続型成長ホルモンは、カルボキシ末端ペプチド(CTP、CTP単位とも称される)を含む。別の実施形態では、持続型ポリペプチドは、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)のカルボキシ末端ペプチド(CTP)を含む。別の実施形態では、CTPは、関心の成長ホルモンまたはポリペプチドの分解に対する保護剤として作用する。別の実施形態では、CTPは、関心の成長ホルモンまたはポリペプチドのCmaxを延長する。別の実施形態では、CTPは、関心の成長ホルモンまたはポリペプチドのTmaxを延長する。別の実施形態では、CTPは、関心の成長ホルモンまたはポリペプチドの循環半減期を延長する。いくつかの実施形態では、CTPは、関心の成長ホルモンまたはポリペプチドの効力を向上する。
他の実施形態では、アミノ末端に結合される単一CTPと、タンデムでカルボキシ末端に結合される2つのCTPペプチドとを含む本発明の関心の操作された成長ホルモンまたはポリペプチドは、生物学的活性に関して、関心の非CTP修飾成長ホルモンまたはポリペプチドと少なくとも等しい。他の実施形態では、アミノ末端に結合される単一CTPと、タンデムでカルボキシ末端に結合される2つのCTPペプチドとを含む本発明の関心の操作された成長ホルモンまたはポリペプチドは、薬物動態および薬力学等の薬理学的基準に関して、関心の非CTP修飾成長ホルモンまたはポリペプチドと少なくとも等しい。
別の実施形態では、本発明は、成長ホルモンと、成長ホルモンのアミノ末端に結合される少なくとも1つのCTPペプチドと、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される少なくとも2つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドとを含むポリペプチドを提供する。別の実施形態では、本発明は、成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドと、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドとを含むポリペプチドを提供する。
別の実施形態では、用語「CTPペプチド」、「カルボキシ末端ペプチド」、および「CTP配列」は、本明細書において互換的に使用される。別の実施形態では、カルボキシ末端ペプチドは、完全長CTPである。別の実施形態では、カルボキシ末端ペプチドは、切り詰められたCTPである。それぞれの可能性は、本発明の別個の実施形態を表す。
別の実施形態では、「シグナル配列」および「シグナルペプチド」は、本明細書において互換的に使用される。別の実施形態では、「配列」は、ポリヌクレオチドに関するとき、コードタンパク質を指し得る。それぞれの可能性は、本発明の別個の実施形態を表す。
別の実施形態では、本発明は、成長ホルモン、成長ホルモンのアミノ末端に結合される単一の絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド、および成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドからなるポリペプチドを提供する。別の実施形態では、本発明は、成長ホルモン、成長ホルモンのアミノ末端に結合される単一の絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド、および1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドのアミノ末端に結合されるシグナルペプチドからなるポリペプチドを提供する。
別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPを含む成長ホルモンは、CTPなしの同じ成長ホルモンと比較して、向上された生体内生物学的活性を有する。別の実施形態では、そのアミノ末端に結合される少なくとも1つのCTPと、そのカルボキシ末端に結合される少なくとも2つのCTPとを含む成長ホルモンは、CTPなしの同じ成長ホルモンと比較して、向上された生体内生物学的活性を有する。別の実施形態では、そのアミノ末端に結合される1つのCTPと、そのカルボキシ末端に結合される2つのCTPとを含む成長ホルモンは、CTPなしの同じ成長ホルモンと比較して、向上された生体内生物学的活性を有する。
別の実施形態では、対象はヒト対象である。別の実施形態では、対象はペットである。別の実施形態では、対象は哺乳類である。別の実施形態では、対象は農場動物である。別の実施形態では、対象はサルである。別の実施形態では、対象はウマである。別の実施形態では、対象はウシである。別の実施形態では、対象はマウスである。別の実施形態では、対象はラットである。一実施形態では、対象は男性である。別の実施形態では、対象は女性である。
別の実施形態では、本明細書に記載されるCTP−成長ホルモン−CTP−CTPの構成は、ペプチド結合を介して少なくとも1つのCTP単位に接続される、成長ホルモンまたはその活性断片を含む。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTP−成長ホルモン−CTP−CTPは、ペプチド結合を介して追加のCTP単位に接続される少なくとも1つのCTP単位にペプチド結合を介して接続される、成長ホルモンまたはその活性断片を含む。別の実施形態では、成長ホルモン、その断片、ならびにCTP単位および/またはその断片を含む、本明細書に記載されるポリペプチドは、ペプチド結合を介して相互接続される。別の実施形態では、1つの核酸分子は、成長ホルモンおよび/またはその断片ならびにCTP単位および/またはその断片を含む、本明細書に記載されるポリペプチドをコードする。
別の実施形態では、カルボキシ末端ペプチド(CTP)は、リンカーを介して成長ホルモンに結合する。別の実施形態では、CTP配列を成長ホルモンに接続するリンカーは、共有結合である。別の実施形態では、CTP配列を成長ホルモンに接続するリンカーは、ペプチド結合である。別の実施形態では、CTP配列を成長ホルモンに接続するリンカーは、置換ペプチド結合である。別の実施形態では、カルボキシ末端ペプチド(CTP)配列は、配列番号1および配列番号2に示される配列から選択されるアミノ酸配列を含む。
別の実施形態では、配列番号1は、次のアミノ酸(AA)配列:DPRFQDSSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILQ(配列番号1)を含む。別の実施形態では、配列番号2は、次のアミノ酸(AA)配列:SSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQ(配列番号2)を含む。
別の実施形態では、カルボキシ末端ペプチド(CTP)配列は切り詰められている。別の実施形態では、切り詰められたCTPは、次のアミノ酸配列:SSSSKAPPPSLP(配列番号4)を含む。
別の実施形態では、本発明のカルボキシ末端ペプチド(CTP)ペプチドは、未変性ヒト絨毛性ゴナドトロピンペプチドのアミノ酸112から位置145までのアミノ酸配列を含む。別の実施形態では、本発明のCTP配列は、ヒト絨毛性ゴナドトロピンペプチドのアミノ酸118から位置145までのアミノ酸配列を含む。別の実施形態では、CTP配列はまた、位置112〜118の間のいずれの位置から始まり、ヒト絨毛性ゴナドトロピンペプチドの位置145で終結する。いくつかの実施形態では、CTP配列ペプチドは、28個、29個、30個、31個、32個、33個、または34個のアミノ酸の長さであり、遺伝子バンク寄託CTPアミノ酸配列の位置112、113、114、115、116、117、または118で始まる。
別の実施形態では、CTPペプチドは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第 号に記載される、CTPペプチドである。別の実施形態では、CTPペプチドは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第5,712,122号に記載される1〜5の保存アミノ酸置換だけ未変性CTPとは異なる絨毛性ゴナドトロピンCTPの変異体である。別の実施形態では、CTPペプチドは、1つの保存アミノ酸置換だけ未変性CTPとは異なる絨毛性ゴナドトロピンCTPの変異体である。別の実施形態では、CTPペプチドは、2つの保存アミノ酸置換だけ未変性CTPとは異なる絨毛性ゴナドトロピンCTPの変異体である。別の実施形態では、CTPペプチドは、3つの保存アミノ酸置換だけ未変性CTPとは異なる絨毛性ゴナドトロピンCTPの変異体である。別の実施形態では、CTPペプチドは、4つの保存アミノ酸置換だけ未変性CTPとは異なる絨毛性ゴナドトロピンCTPの変異体である。別の実施形態では、CTPペプチドは、5つの保存アミノ酸置換だけ未変性CTPとは異なる絨毛性ゴナドトロピンCTPの変異体である。別の実施形態では、本発明のCTPペプチドアミノ酸配列は、未変性CTPアミノ酸配列またはそのペプチドと少なくとも70%相同である。別の実施形態では、本発明のCTPペプチドアミノ酸配列は、未変性CTPアミノ酸配列またはそのペプチドと少なくとも80%相同である。別の実施形態では、本発明のCTPペプチドアミノ酸配列は、未変性CTPアミノ酸配列またはそのペプチドと少なくとも90%相同である。別の実施形態では、本発明のCTPペプチドアミノ酸配列は、未変性CTPアミノ酸配列またはそのペプチドと少なくとも95%相同である。
別の実施形態では、本発明のCTPペプチドDNA配列は、未変性ヒトCTP DNA配列またはそのペプチドと少なくとも70%相同である。別の実施形態では、本発明のCTPペプチドDNA配列は、未変性ヒトCTP DNA配列またはそのペプチドと少なくとも80%相同である。別の実施形態では、本発明のCTPペプチドDNA配列は、未変性CTP DNA配列またはそのペプチドと少なくとも90%相同である。別の実施形態では、本発明のCTPペプチドDNA配列は、未変性CTP DNA配列またはそのペプチドと少なくとも95%相同である。
一実施形態では、切り詰められたCTPは、配列番号4の最初の11個のアミノ酸を含む。一実施形態では、切り詰められたCTPは、配列番号4の最初の8個のアミノ酸を含む。一実施形態では、切り詰められたCTPは、配列番号4の最初の13個のアミノ酸を含む。一実施形態では、切り詰められたCTPは、配列番号4の最初の6個のアミノ酸を含む。一実施形態では、切り詰められたCTPは、配列番号4の最初の5個のアミノ酸を含む。
一実施形態では、絨毛性ゴナドトロピンCTPアミノ酸配列のうちの少なくとも1つがグリコシル化される。別の実施形態では、絨毛性ゴナドトロピンCTPアミノ酸配列の両方がグリコシル化される。別の実施形態では、絨毛性ゴナドトロピンCTPアミノ酸配列のうちの2つがグリコシル化される。別の実施形態では、絨毛性ゴナドトロピンCTPアミノ酸配列のうちの2つ以上がグリコシル化される。別の実施形態では、絨毛性ゴナドトロピンCTPアミノ酸配列の全てがグリコシル化される。一実施形態では、本発明のCTP配列は、少なくとも1つのグリコシル化部位を含む。一実施形態では、本発明のCTP配列は、2つのグリコシル化部位を含む。一実施形態では、本発明のCTP配列は、3つのグリコシル化部位を含む。一実施形態では、本発明のCTP配列は、4つのグリコシル化部位を含む。
別の実施形態では、少なくとも1つのカルボキシ末端ペプチド(CTP)配列は、配列番号1および配列番号2に示される配列から選択されるアミノ酸配列を含む。別の実施形態では、少なくとも1つのカルボキシ末端ペプチド(CTP)は切り詰められている。
一実施形態では、本明細書において提供されるタンパク質もしくはペプチドまたはそれらの断片のカルボキシまたはアミノ端部に関するとき、用語「終端(termini)」、「末端(terminal)」、「末端端部(terminal end)」、および「末端(terminus)」は、本明細書において互換的に使用される。別の実施形態では、用語「C末端」、「カルボキシ末端」、または「カルボキシル末端」は、本明細書において互換的に使用される。別の実施形態では、用語「N末端」および「アミノ末端」は、本明細書において互換的に使用される。それぞれの可能性は、本発明の別個の実施形態を表す。
別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部および成長ホルモンのカルボキシ末端端部の両方のCTP配列は、成長ホルモンの分解に対して向上された保護を提供する。別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部の少なくとも1つのCTP配列および成長ホルモンのカルボキシ末端端部の2つのCTP単位は、クリアランスに対して向上された保護を提供する。別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部の少なくとも1つのCTP配列および成長ホルモンのカルボキシ末端端部の2つのCTP単位は、延長されたクリアランス時間を提供する。別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部の少なくとも1つのCTP配列および成長ホルモンのカルボキシ末端端部の2つのCTP単位は、成長ホルモンのCmaxを向上する。別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部の少なくとも1つのCTP配列および成長ホルモンのカルボキシ末端端部の2つのCTP単位は、成長ホルモンのTmaxを向上する。別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部の少なくとも1つのCTP配列および成長ホルモンのカルボキシ末端端部の2つのCTP単位は、成長ホルモンのT1/2(半減期)を向上した。
別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部および成長ホルモンのカルボキシ末端端部の両方のCTP配列は、修飾された成長ホルモンの半減期を延長する。別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部の少なくとも単一のCTP配列および成長ホルモンのカルボキシ末端端部の少なくとも2つのCTP配列は、修飾された成長ホルモンに延長された半減期を提供する。別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部の単一のCTP配列および成長ホルモンのカルボキシ末端端部の2つのCTP配列は、結合された成長ホルモンに延長された半減期を提供する。別の実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部の単一のCTP配列および成長ホルモンのカルボキシ末端端部のタンデムの2つのCTP配列は、修飾された成長ホルモンに延長された半減期を提供する。
別の実施形態では、ポリペプチドのアミノ末端端部のCTP配列、成長ホルモンのカルボキシ末端端部のCTP配列、およびカルボキシ末端でCTP配列にタンデムで結合される少なくとも1つの追加のCTP配列は、分解に対して成長ホルモンに向上された保護を提供する。いくつかの実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部のCTP配列、成長ホルモンのカルボキシ末端端部のCTP配列、およびカルボキシ末端でCTP配列にタンデムで結合される少なくとも1つの追加のCTP配列は、成長ホルモンの半減期を延長する。いくつかの実施形態では、成長ホルモンのアミノ末端端部のCTP配列、成長ホルモンのカルボキシ末端端部のCTP配列、およびカルボキシ末端でCTP配列にタンデムで結合される少なくとも1つの追加のCTP配列は、成長ホルモンの生物学的活性を向上する。
別の実施形態では、成長ホルモンは、シグナルペプチドをさらに含む。いくつかの実施形態では、シグナル配列は、内因性シグナル配列を含むが、これに限定されない。いくつかの実施形態では、シグナル配列は、いずれの既知の成長ホルモンまたは複数の成長ホルモンの内因性シグナル配列を含むが、これに限定されない。別の実施形態では、本発明のポリペプチドおよび方法は、次のアミノ酸配列:MATGSRTSLLLAFGLLCLPWLQEGSA(配列番号3)を含むシグナルペプチドをさらに有する成長ホルモンを提供する。
別の実施形態では、本発明の抱合成長ホルモンは、未修飾成長ホルモンと同じ様式で使用される。別の実施形態では、本発明の抱合成長ホルモンは、増加した循環半減期および血漿滞留時間、減少したクリアランス、ならびに増加した臨床生体内活性を有する。別の実施形態では、本明細書に記載される抱合成長ホルモンの改善された性質により、これらの抱合体は、未修飾成長ホルモンより少ない頻度で投与される。別の実施形態では、本明細書に記載される抱合成長ホルモンは、1週間に1回〜2週間に1回投与される。別の実施形態では、本明細書に記載される抱合成長ホルモンは、2週間に1回〜3週間に1回投与される。別の実施形態では、本明細書に記載される抱合成長ホルモンは、1日1回〜1週間に3回投与される。別の実施形態では、投与頻度の減少は、改善された治療効果ならびに改善された患者の生活の質をもたらす改善された患者のコンプライアンスをもたらす。別の実施形態では、ポリ(エチレングリコール)に連結された成長ホルモンの従来の抱合体と比較して、本発明の抱合体の分子量およびリンカー構造を有する成長ホルモンCTP抱合体は、改善された効力、改善された安定性、上昇したAUCレベル、向上された循環半減期を有することが分かった。別の実施形態では、ポリ(エチレングリコール)に連結された成長ホルモンの従来の抱合体と比較して、本発明の抱合体の分子量およびリンカー構造を有する成長ホルモンは、改善された効力、改善された安定性、上昇したAUCレベル、向上された循環半減期を有することが分かった。別の実施形態では、治療有効量の抱合成長ホルモンは、生体内で測定可能な予想される生物学的活性に必要な抱合体の量である。別の実施形態では、本発明の教示により利用される成長ホルモンは、増加した効力を示す。別の実施形態では、CTP配列の、成長ホルモンのアミノおよびカルボキシの両方の末端への結合は、生体内活性の延長をもたらす。
別の実施形態では、抱合成長ホルモンの治療有効量は、治療される状態の正確な種類、治療される患者の状態、ならびに組成物中の他の成分のような因子により決定される。別の実施形態では、抱合成長ホルモンの治療有効量は、1週間に1回、投与される体重1kg当たり0.01〜10μgである。別の実施形態では、抱合成長ホルモンの治療有効量は、1週間に1回、投与される体重1kg当たり0.1〜1μgである。別の実施形態では、抱合成長ホルモンを含む薬学的組成物は、様々な手段でヒト患者に投与するのに有効な強度で製剤化される。
別の実施形態では、成長ホルモンは、当業者に既知の任意の成長ホルモンである。別の実施形態では、成長ホルモンはヒト成長ホルモンである。別の実施形態では、成長ホルモンのヌクレオチド配列および/またはアミノ酸配列は、遺伝子バンクデータベースにおいて入手可能である。別の実施形態では、成長ホルモンはホモログである。別の実施形態では、ホモログは、そのアミノ酸置換およびその生物学的に活性なポリペプチド断片を含む、欠失、挿入、または置換変異体も指す。
別の実施形態では、成長ホルモンは、hGH欠損エクソン2、3、4の変異体、またはそのいずれの組み合わせである。別の実施形態では、成長ホルモンは、シグナルペプチドを含む。別の実施形態では、成長ホルモンは、シグナル切断部位を含む。別の実施形態では、本発明のCTPによって修飾されたGHを含むポリペプチドは、組換えGHを含む。
別の実施形態では、本明細書に記載される成長ホルモンは、成長ホルモン(GH)様サイトカインのスーパーファミリーのメンバーである。別の実施形態では、本明細書に記載される成長ホルモンは、ヒト成長ホルモン(hGH)である。別の実施形態では、ヒト成長ホルモンは、次のアミノ酸配列(Genbank受託番号P01241):MATGSRTSLLLAFGLLCLPWLQEGSAFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLAFDTYQEFEEAYIPKEQKYSFLQNPQTSLCFSESIPTPSNREETQQKSNLELLRISLLLIQSWLEPVQFLRSVFANSLVYGASDSNVYDLLKDLEEGIQTLMGRLEDGSPRTGQIFKQTYSKFDTNSHNDDALLKNYGLLYCFRKDMDKVETFLRIVQCRSVEGSCGF(配列番号5)を含む。別の実施形態では、ヒト成長ホルモンは、次のアミノ酸配列:MFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLAFDTYQEFEEAYIPKEQKYSFLQNPQTSLCFSESIPTPSNREETQQKSNLELLRISLLLIQSWLEPVQFLRSVFANSLVYGASDSNVYDLLKDLEEGIQTLMGRLEDGSPRTGQIFKQTYSKFDTNSHNDDALLKNYGLLYCFRKDMDKVETFLRIVQCRSVEGSCGF(配列番号6)を含む。別の実施形態では、ヒト成長ホルモンは、次のアミノ酸配列:MFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLA(配列番号7)を含む。別の実施形態では、hGHは、次のアミノ酸配列:MATGSRTSLLLAFGLLCLPWLQEGSAFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLAFDTYQEFEEAYIPKVQKYSFLQNPQTSLCFSESIPTPSNREETQQKSNLELLRISLLLIQSWLEPVQFLRSVFANSLVYGASDSNVYDLLKDLEEGIQTLMGRLEDGSPRTGQIFKQTYSKFDTNSHNDDALLKNYGLLYCFRKDMDKVETFLRIVQCRSVEGSCGF(配列番号8)を含む。別の実施形態では、hGHは、hGHの位置65のグルタミンがバリンで置換される置換変異体である。
別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号AAA72260の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号AAK69708の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号CAA01435の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号CAA01329の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号CAA00380の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号AAA72555の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号NP_000506.2の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号NP_072053.1の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号NP_072054.1の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号NP_072055.1の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、受託番号NP_072056.1の遺伝子バンクアミノ酸寄託配列を含む。
別の実施形態では、本明細書に記載される成長ホルモンをコードする核酸分子は、当業者に既知の成長ホルモンの任意のアミノ酸配列をコードする。別の実施形態では、本明細書に記載される成長ホルモンをコードする核酸分子は、hGHをコードする。別の実施形態では、成長ホルモンをコードする核酸分子は、受託番号NM_000515.3の遺伝子バンク核酸寄託配列を含む。別の実施形態では、成長ホルモンをコードする核酸分子は、受託番号NM_022559.2の遺伝子バンク核酸寄託配列を含む。別の実施形態では、成長ホルモンをコードする核酸分子は、受託番号NM_022560.2の遺伝子バンク核酸寄託配列を含む。別の実施形態では、成長ホルモンをコードする核酸分子は、受託番号NM_022561.2の遺伝子バンク核酸寄託配列を含む。別の実施形態では、成長ホルモンをコードする核酸分子は、受託番号NM_022562.2の遺伝子バンク核酸寄託配列を含む。
別の実施形態では、本発明の成長ホルモンを含むポリペプチドは、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される1つのCTP(hGH−CTP)を含み、次のアミノ酸配列:MATGSRTSLLLAFGLLCLPWLQEGSAFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLAFDTYQEFEEAYIPKEQKYSFLQNPQTSLCFSESIPTPSNREETQQKSNLELLRISLLLIQSWLEPVQFLRSVFANSLVYGASDSNVYDLLKDLEEGIQTLMGRLEDGSPRTGQIFKQTYSKFDTNSHNDDALLKNYGLLYCFRKDMDKVETFLRIVQCRSVEGSCGFSSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQ(配列番号9)を有する。
別の実施形態では、本発明の成長ホルモンを含むポリペプチドは、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合されるタンデムの2つのCTP(hGH−CTP−CTP)を含み、次のアミノ酸配列:MATGSRTSLLLAFGLLCLPWLQEGSAFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLAFDTYQEFEEAYIPKEQKYSFLQNPQTSLCFSESIPTPSNREETQQKSNLELLRISLLLIQSWLEPVQFLRSVFANSLVYGASDSNVYDLLKDLEEGIQTLMGRLEDGSPRTGQIFKQTYSKFDTNSHNDDALLKNYGLLYCFRKDMDKVETFLRIVQCRSVEGSCGFSSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQSSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQ(配列番号10)を有する。
別の実施形態では、本発明の成長ホルモンを含むポリペプチドは、成長ホルモンのカルボキシ末端にタンデムに結合される2つのCTPと、成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つのCTP(CTP−hGH−CTP−CTP)とを含み、次のアミノ酸配列:MATGSRTSLLLAFGLLCLPWLQEGSASSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLAFDTYQEFEEAYIPKEQKYSFLQNPQTSLCFSESIPTPSNREETQQKSNLELLRISLLLIQSWLEPVQFLRSVFANSLVYGASDSNVYDLLKDLEEGIQTLMGRLEDGSPRTGQIFKQTYSKFDTNSHNDDALLKNYGLLYCFRKDMDKVETFLRIVQCRSVEGSCGFSSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQSSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQ(配列番号11)を有する。
別の実施形態では、本発明の成長ホルモンを含むポリペプチドは、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合されるタンデムの2つのCTPを含み、2つのCTPのうちの1つのCTPが切り詰められ、1つの追加のCTPは成長ホルモンのアミノ末端に結合され(tCTP−hGH−CTP−CTP)、次のアミノ酸配列:MATGSRTSLLLAFGLLCLPWLQEGSASSSSKAPPPSLPFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLAFDTYQEFEEAYIPKEQKYSFLQNPQTSLCFSESIPTPSNREETQQKSNLELLRISLLLIQSWLEPVQFLRSVFANSLVYGASDSNVYDLLKDLEEGIQTLMGRLEDGSPRTGQIFKQTYSKFDTNSHNDDALLKNYGLLYCFRKDMDKVETFLRIVQCRSVEGSCGFSSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQSSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQ(配列番号12)を有する。
別の実施形態では、本発明の成長ホルモンを含むポリペプチドは、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される1つのCTPと、成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つのCTP(CTP−hGH−CTP)とを含み、次のアミノ酸配列:MATGSRTSLLLAFGLLCLPWLQEGSASSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLAFDTYQEFEEAYIPKEQKYSFLQNPQTSLCFSESIPTPSNREETQQKSNLELLRISLLLIQSWLEPVQFLRSVFANSLVYGASDSNVYDLLKDLEEGIQTLMGRLEDGSPRTGQIFKQTYSKFDTNSHNDDALLKNYGLLYCFRKDMDKVETFLRIVQCRSVEGSCGFSSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQ(配列番号13)を有する。
別の実施形態では、成長ホルモンと、1つのCTPとを含むポリペプチドは、次のアミノ酸配列:MATGSRTSLLLAFGLLCLPWLQEGSASSSSKAPPPSLPSPSRLPGPSDTPILPQFPTIPLSRLFDNAMLRAHRLHQLAFDTYQEFEEAYIPKEQKYSFLQNPQTSLCFSESIPTPSNREETQQKSNLELLRISLLLIQSWLEPVQFLRSVFANSLVYGASDSNVYDLLKDLEEGIQTLMGRLEDGSPRTGQIFKQTYSKFDTNSHNDDALLKNYGLLYCFRKDMDKVETFLRIVQCRSVEGSCGF(配列番号14)を含む。
別の実施形態では、CTP−hGH−CTPを有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド分子は、次の核酸配列:tctagaggacatggccaccggcagcaggaccagcctgctgctggccttcggcctgctgtgcctgccatggctgcaggagggcagcgccagctcttcttctaaggctccacccccatctctgcccagccccagcagactgccgggccccagcgacacacccattctgccccagttccccaccatccccctgagcaggctgttcgacaacgccatgctgagggctcacaggctgcaccagctggcctttgacacctaccaggagttcgaggaagcctacatccccaaggagcagaagtacagcttcctgcagaacccccagacctccctgtgcttcagcgagagcatccccacccccagcaacagagaggagacccagcagaagagcaacctggagctgctgaggatctccctgctgctgatccagagctggctggagcccgtgcagttcctgagaagcgtgttcgccaacagcctggtgtacggcgccagcgacagcaacgtgtacgacctgctgaaggacctggaggagggcatccagaccctgatgggccggctggaggacggcagccccaggaccggccagatcttcaagcagacctacagcaagttcgacaccaacagccacaacgacgacgccctgctgaagaactacgggctgctgtactgcttcagaaaggacatggacaaggtggagaccttcctgaggatcgtgcagtgcagaagcgtggagggcagctgcggcttcagctccagcagcaaggcccctcccccgagcctgccctccccaagcaggctgcctgggccctccgacacaccaatcctgcctcagtgatgaaggtctggatgcggccgc(配列番号15)を含む。
別の実施形態では、CTP−hGH−CTP−CTPを有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド分子は、次の核酸配列:tctagaggacatggccaccggcagcaggaccagcctgctgctggccttcggcctgctgtgcctgccatggctgcaggagggcagcgccagctcttcttctaaggctccacccccatctctgcccagccccagcagactgccgggccccagcgacacacccattctgccccagttccccaccatccccctgagcaggctgttcgacaacgccatgctgagggctcacaggctgcaccagctggcctttgacacctaccaggagttcgaggaagcctacatccccaaggagcagaagtacagcttcctgcagaacccccagacctccctgtgcttcagcgagagcatccccacccccagcaacagagaggagacccagcagaagagcaacctggagctgctgaggatctccctgctgctgatccagagctggctggagcccgtgcagttcctgagaagcgtgttcgccaacagcctggtgtacggcgccagcgacagcaacgtgtacgacctgctgaaggacctggaggagggcatccagaccctgatgggccggctggaggacggcagccccaggaccggccagatcttcaagcagacctacagcaagttcgacaccaacagccacaacgacgacgccctgctgaagaactacgggctgctgtactgcttcagaaaggacatggacaaggtggagaccttcctgaggatcgtgcagtgcagaagcgtggagggcagctgcggcttcagctccagcagcaaggcccctcccccgagcctgccctccccaagcaggctgcctgggccctccgacacaccaatcctgccacagagcagctcctctaaggcccctcctccatccctgccatccccctcccggctgcctggcccctctgacacccctatcctgcctcagtgatgaaggtctggatgcggccgc(配列番号16)を含む。
別の実施形態では、CTP−hGH−CTP−CTPを有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド分子は、次の核酸配列:tctagaggacatggccaccggcagcaggaccagcctgctgctggccttcggcctgctgtgcctgccatggctgcaggagggcagcgccagctcttcttctaaggctccacccccgagcctgcccttccccaccatccccctgagcaggctgttcgacaacgccatgctgagggctcacaggctgcaccagctggcctttgacacctaccaggagttcgaggaagcctacatccccaaggagcagaagtacagcttcctgcagaacccccagacctccctgtgcttcagcgagagcatccccacccccagcaacagagaggagacccagcagaagagcaacctggagctgctgaggatctccctgctgctgatccagagctggctggagcccgtgcagttcctgagaagcgtgttcgccaacagcctggtgtacggcgccagcgacagcaacgtgtacgacctgctgaaggacctggaggagggcatccagaccctgatgggccggctggaggacggcagccccaggaccggccagatcttcaagcagacctacagcaagttcgacaccaacagccacaacgacgacgccctgctgaagaactacgggctgctgtactgcttcagaaaggacatggacaaggtggagaccttcctgaggatcgtgcagtgcagaagcgtggagggcagctgcggcttcagctccagcagcaaggcccctcccccgagcctgccctccccaagcaggctgcctgggccctccgacacaccaatcctgccacagagcagctcctctaaggcccctcctccatccctgccatccccctcccggctgcctggcccctctgacacccctatcctgcctcagtgatgaaggtctggatgcggccgc(配列番号17)を含む。
別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、成長ホルモンの既知の配列と相同である。別の実施形態では、本発明の成長ホルモンは、本明細書に開示される成長ホルモン配列と相同である。いくつかの実施形態では、本発明による相同性は、そのアミノ酸置換およびその生物学的に活性なポリペプチド断片を含む、欠失、挿入、または置換変異体も包含する。一実施形態では、置換変異体は1つであり、hGHの位置65のグルタミンがバリンで置換される[Gellerfors et al.,J Pharm Biomed Anal 1989,7:173−83]。
一実施形態では、「ヒト成長ホルモン」(hGH)とは、hGH活性(すなわち、成長の刺激)を示す、Genbank受託番号P01241に示されるようなポリペプチドを指す。
一実施形態では、「ヒト成長ホルモン」(hGH)とは、hGH活性(すなわち、成長の刺激)を示す、Genbank受託番号P01241に示されるようなポリペプチドを指す。一実施形態では、本発明のhGHは、ホモログも指す。一実施形態では、本発明のhGHアミノ酸配列は、デフォルトパラメータを用いる、National Center of Biotechnology Information(NCBI)のBlastPソフトウェアを使用して決定される、GenBank受託番号P01241に示されるhGH配列に少なくとも50%相同である。一実施形態では、本発明のhGHアミノ酸配列は、デフォルトパラメータを用いる、National Center of Biotechnology Information(NCBI)のBlastPソフトウェアを使用して決定される、GenBank受託番号P01241に示されるhGH配列に少なくとも60%相同である。一実施形態では、本発明のhGHアミノ酸配列は、デフォルトパラメータを用いる、National Center of Biotechnology Information(NCBI)のBlastPソフトウェアを使用して決定される、GenBank受託番号P01241に示されるhGH配列に少なくとも70%相同である。一実施形態では、本発明のhGHアミノ酸配列は、デフォルトパラメータを用いる、National Center of Biotechnology Information(NCBI)のBlastPソフトウェアを使用して決定される、GenBank受託番号P01241に示されるhGH配列に少なくとも80%相同である。一実施形態では、本発明のhGHアミノ酸配列は、デフォルトパラメータを用いる、National Center of Biotechnology Information(NCBI)のBlastPソフトウェアを使用して決定される、GenBank受託番号P01241に示されるhGH配列に少なくとも90%相同である。一実施形態では、本発明のhGHアミノ酸配列は、デフォルトパラメータを用いる、National Center of Biotechnology Information(NCBI)のBlastPソフトウェアを使用して決定される、GenBank受託番号P01241に示されるhGH配列に少なくとも95%相同である。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、脂肪細胞に結合し、それらを刺激して、トリグリセリドを分解し、循環脂質を取り込み、蓄積するその能力を抑制する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、主にインスリン様増殖因子−I(IGF−I)により媒介される間接的な作用を及ぼす(実施例のセクションに示される)。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、肝臓および他の組織を刺激して、IGF−Iを分泌させることにより身体成長を刺激する。別の実施形態では、IGF−Iは、軟骨細胞の増殖を刺激し、骨成長をもたらす。別の実施形態では、IGF−Iは、骨格筋細胞の増殖を刺激し、筋成長をもたらす。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、タンパク質、脂質、および炭水化物代謝に対して代謝作用を誘発する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、直接的な作用を有する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、IGF−Iの誘発を通した間接的な作用を有する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、リーダーペプチドをさらに含む。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、CTPを切り詰められた構築物を含む。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、組織においてタンパク質同化を刺激する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、アミノ酸取り込み、増加したタンパク質合成、および減少したタンパク質酸化を刺激する。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、脂肪代謝を刺激する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、脂肪細胞におけるトリグリセリド分解および酸化を刺激することにより脂肪の利用を刺激する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、体脂肪を減少させる。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、炭水化物代謝を刺激する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、血中グルコースを正常範囲内に維持する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、抗インスリン活性を含む。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、末梢組織におけるグルコースの取り込みを刺激し、肝臓におけるグルコース合成を向上するインスリンの能力を抑制する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、インスリン分泌を刺激し、高インスリン血症をもたらす。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、対象において、生成が制限される、または生成されない成長ホルモンを補うために使用される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、生成が制限される、または生成されない成長ホルモン放出ホルモン(GHRH)を補う。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、ソマトスタチンの増加された活性を相殺する。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、生成が制限された、または生成されないグレリンを補う。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、視床下部、下垂体、または標的細胞のいずれかにおける病変に関連する疾患を治療するために使用される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、ホルモンに対する減少した標的細胞の応答に関連する疾患を治療するために使用される。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、重度の成長遅延の小児を治療するために使用される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、病理学的に低身長の小児を治療するために使用される。別の実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、運動能力を向上させるために使用される。別の実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、老化の症状を治療するために使用される。別の実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、老化の美容的症状を治療するために使用される。
別の実施形態では、GHを欠乏する小児をGHで治療することによって、成長の向上をもたらし、一方で、GHを欠乏する成人において、GHを用いた治療は、除脂肪体重の増加、および体脂肪の減少または低下をもたらす。別の実施形態では、GHのCTP修飾形態を用いた治療は、小児および成人において、これらの作用の向上をもたらす。別の実施形態では、GHを欠乏する小児におけるCTP修飾hGHを用いた治療は、毎日、同じ用量の市販の未修飾GHを受けたGHを欠乏する小児と比較したとき、成長の向上をもたらす。別の実施形態では、小児におけるCTP修飾hGHを用いた治療は、毎日、同じ用量の市販の未修飾GHを受けた小児と比較したとき、成長の向上をもたらす。別の実施形態では、GHを欠乏する成人におけるCTP修飾hGHを用いた治療は、毎日、同じ用量の市販の未修飾GHを受けたGHを欠乏する成人と比較したとき、除脂肪体重の増加、および体脂肪の減少をもたらす。別の実施形態では、成人におけるCTP修飾hGHを用いた治療は、毎日、同じ用量の市販の未修飾GHを受けたを成人と比較したとき、除脂肪体重の増加、および体脂肪の減少をもたらす。
別の実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、女性対象において母乳生成を向上させるために使用される。別の実施形態では、本発明のCTP/ウシGH抱合体は、乳牛における乳生成を向上させるために使用される。別の実施形態では、本発明のCTP/動物−GH構築物は、畜産農業技術に使用される。別の実施形態では、本発明のCTP/農場動物−GH構築物は、限定されないが、ブタ等の農場動物の成長を向上させるために使用される。
別の実施形態では、本発明の方法は、筋成長を刺激する、心機能を増加させる、骨成長を刺激する、筋肉の完全性を維持する、筋代謝の平衡を保つ、筋発達を誘発する、新規筋発達を誘発する、骨負荷を向上させる、骨粗鬆症に関連する症状を治療する、消耗性疾患を治療する、脂肪分解を増加させる、体液平衡を改善する、骨粗鬆症を治療する、肺機能を改善する、免疫を改善する、重要臓器を再成長させる、幸福感を増加させる、REM睡眠を回復させる、またはそれらのいずれかの組み合わせのために、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドを提供する。別の実施形態では、本発明の方法は、筋成長を刺激する、心機能を増加させる、骨成長を刺激する、筋肉の完全性を維持する、筋代謝の平衡を保つ、筋発達を誘発する、新規筋発達を誘発する、骨負荷を強化する、骨粗鬆症に関連する症状を治療する、消耗性疾患を治療する、脂肪分解を増加させる、体液平衡を改善する、骨粗鬆症を治療する、肺機能を改善する、免疫を改善する、重要臓器を再成長させる、幸福感を増加させる、REM睡眠を回復させる、またはそれらのいずれかの組み合わせのために、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドを提供する。
別の実施形態では、本発明の方法は、消耗性疾患、AIDS、悪液質、またはhGH欠乏を治療するための、N末端上に追加で少なくとも1つのCTPアミノ酸ペプチドと、C末端上に少なくとも1つのCTPアミノ酸ペプチドとを有するhGHを提供する。別の実施形態では、本発明の方法は、消耗性疾患、AIDS、悪液質、またはhGH欠乏を治療するための、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドを提供する。
いくつかの実施形態では、本発明のヒト成長ホルモンポリペプチドは、成長不全障害等の成長および体重に関する状態、AIDS消耗、老化、HIV感染対象の免疫機能障害、異化疾病、手術回復、うっ血性心筋症、肝移植、肝切除後の肝再生、慢性腎不全、腎性骨ジストロフィー、骨粗鬆症、軟骨無形成症/軟骨低形成症、骨格異形成症、クローン病等の慢性炎症もしくは栄養障害、短小腸症候群、若年性慢性関節炎、嚢胞性線維症、男性不妊症、X連鎖低リン血症性くる病、ダウン症候群、二分脊椎症、ヌーナン症候群、肥満、筋力障害、および線維筋痛症に悩む対象を治療するために使用され得る。
別の実施形態では、本発明のヒト成長ホルモンポリペプチドは、多発性硬化症の対象を治療するために使用され得る。別の実施形態では、本発明のヒト成長ホルモポリペプチドは、肥満対象の体重減少を向上させるために使用され得る。別の実施形態では、本発明のヒト成長ホルモポリペプチドは、肥満対象の体脂肪を減少させるために使用され得る。別の実施形態では、本発明のヒト成長ホルモンポリペプチドは、対象の除脂肪体重を増加させるために使用され得る。別の実施形態では、本発明のヒト成長ホルモンポリペプチドは、心不全、潰瘍性大腸炎、および火傷に罹患する対象を治療するために使用され得る。別の実施形態では、本発明のヒト成長ホルモンポリペプチドは、筋量を増やすために使用され得る。
別の実施形態では、本発明の方法は、本明細書に記載されるGHタンパク質をコードする核酸配列を提供する。別の実施形態では、本発明の方法は、筋成長を刺激する、心機能を増加させる、骨成長を刺激する、筋肉の完全性を維持する、筋代謝の平衡を保つ、筋発達を誘発する、新規筋発達を誘発する、骨負荷を強化する、骨粗鬆症に関連する症状を治療する、消耗性疾患を治療する、脂肪分解を増加させる、体液平衡を改善する、骨粗鬆症を治療する、肺機能を改善する、免疫を改善する、重要臓器を再成長させる、幸福感を増加させる、REM睡眠を回復させる、またはそれらのいずれかの組み合わせのために、CTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドをコードする核酸配列を提供する。
いくつかの実施形態では、ヒト成長ホルモン(hGH)は、本発明の教示により利用される。いくつかの実施形態では、CTP配列の、hGHタンパク質のアミノ末端およびカルボキシ末端への結合は、効力の増加をもたらす(図2)。いくつかの実施形態では、CTP配列の、hGHタンパク質のアミノ末端およびカルボキシ末端への結合は、生体内活性の延長をもたらす。
いくつかの実施形態では、本明細書で使用される、「ポリペプチド」または「タンパク質」は、未変性ポリペプチド(分解生成物、合成的に合成されたポリペプチド、または組換えポリペプチドのいずれか)、およびペプチド模倣薬(典型的に、合成的に合成されたポリペプチド)、ならびにいくつかの実施形態では、体内ではポリペプチドにさらに安定性を付与する、または細胞内に浸透することがさらに可能な修飾を有する、ポリペプチド類似体であるペプトイドおよびセミペプトイドを包含する。
いくつかの実施形態では、修飾は、N末端修飾、C末端修飾、ポリペプチド結合修飾(CH2−NH、CH2−S、CH2−S=O、O=C−NH、CH2−O、CH2−CH2、S=C−NH、CH=CH、またはCF=CHを含むがこれらに限定されない)、主鎖修飾、および残基修飾を含むが、これらに限定されない。ペプチド模倣化合物を調製するための方法は、当該技術分野において周知であり、例えばQuantitative Drug Design,C.A.Ramsden Gd.,Chapter17.2,F.Choplin Pergamon Press(1992)に明記されており、本明細書に完全に示されるかのように参照により組み込まれる。これに関係するさらなる詳細は以下に提供される。
いくつかの実施形態では、ポリペプチド内のポリペプチド結合(−CO−NH−)は置換される。いくつかの実施形態では、ポリペプチド結合は、Nメチル化結合(−N(CH3)−CO−)によって置換される。いくつかの実施形態では、ポリペプチド結合は、エステル結合(−C(R)H−C−O−O−C(R)−N−)によって置換される。いくつかの実施形態では、ポリペプチド結合は、ケトメチレン結合(−CO−CH2−)によって置換される。いくつかの実施形態では、ポリペプチド結合は、α−アザ結合(−NH−N(R)−CO−)によって置換され、式中、Rは、任意のアルキル、例えば,メチル、カルバ結合(−CH2−NH−)である。いくつかの実施形態では、ポリペプチド結合は、ヒドロキシエチレン結合(−CH(OH)−CH2−)によって置換される。いくつかの実施形態では、ポリペプチド結合は、チオアミド結合(−CS−NH−)によって置換される。いくつかの実施形態では、ポリペプチド結合は、オレフィン2重結合(−CH=CH−)によって置換される。いくつかの実施形態では、ポリペプチド結合は、レトロアミド結合(−NH−CO−)によって置換される。いくつかの実施形態では、ポリペプチド結合は、ポリペプチド誘導体(−N(R)−CH2−CO−)によって置換され、式中、Rは、炭素原子上に天然に存在する「正規」側鎖である。いくつかの実施形態では、これらの修飾は、ポリペプチド鎖を伴う結合のうちのいずれかで、および同時にいくつか(2〜3つの結合)でも生じる。
いくつかの実施形態では、Trp、Tyr、およびPhe等のポリペプチドの天然の芳香族アミノ酸は、フェニルグリシン、TIC、ナフチルラニン(naphthylelanine)(Nol)、Pheの環メチル化誘導体、Pheまたo−メチル−Tyrのハロゲン化誘導体等の合成非天然酸に置換される。いくつかの実施形態では、本発明のポリペプチドは、1つ以上の修飾されたアミノ酸または1つ以上の非アミノ酸モノマー(例えば脂肪酸、複合糖質等)を含む。
一実施形態では、「アミノ酸」または「アミノ酸」は、20個の天然に存在するアミノ酸を含むように理解され、これらのアミノ酸は、例えばヒドロキシプロリン、ホスホセリン、およびホスホスレオニンを含む、生体内で翻訳後修飾されることが多く、他の珍しいアミノ酸は、2−アミノアジピン酸、ヒドロキシリジン、イソデスモシン、nor−バリン、nor−ロイシン、およびオルニチンを含むが、これらに限定されない。一実施形態では、「アミノ酸」は、D−およびL−アミノ酸の両方を含む。
いくつかの実施形態では、本発明のポリペプチドは、可溶性形態であるポリペプチドを必要とする治療薬に利用される。いくつかの実施形態では、本発明のポリペプチドは、そのヒドロキシル含有側鎖によりポリペプチドの可溶性を増加させることができるセリンおよびスレオニンを含むがこれらに限定されない、1つ以上の非天然および天然の極性アミノ酸を含む。
いくつかの実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたhGHを含むポリペプチドは、直鎖状形態で利用されるが、環化(cyclicization)がCTPにより修飾されたhGH特徴にひどく干渉しない場合、成長ホルモンの環式形態も利用され得ることを当業者は理解する。
いくつかの実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたhGHは、標準的な固相法等を用いて、生化学的に合成される。いくつかの実施形態では、これらの生化学的方法は、排他的固相合成、部分的固相合成、フラグメント縮合、または古典的溶液合成を含む。いくつかの実施形態では、これらの方法は、成長ホルモンが比較的短い(約5〜15kDa)とき、および/または組換え技法によって生成することができず(すなわち、核酸配列によってコードされない)、したがって異なる化学を伴うときに使用される。
いくつかの実施形態では、CTPにより修飾された固相hGH合成手順は、当業者に周知であり、John Morrow Stewart and Janis Dillaha Young,Solid Phase Polypeptide Syntheses(2nd Ed.,Pierce Chemical Company,1984)によってさらに説明されている。いくつかの実施形態では、合成ポリペプチドは、分取高速液体クロマトグラフィーによって精製され[Creighton T.(1983)Proteins,structures and molecular principles.WH Freeman and Co.N.Y.]、その組成は、当業者に既知の方法によって、アミノ酸配列決定を介して確認することができる。
いくつかの実施形態では、組換えタンパク質技法は、本発明のCTPによって修飾されたhGHを生成するために使用される。いくつかの実施形態では、組換えタンパク質技法は、比較的長いポリペプチド(例えば18〜25個のアミノ酸より長い)を生成するために使用される。いくつかの実施形態では、組換えタンパク質技法は、本発明のCTPにより修飾された大量のhGHを生成するために使用される。いくつかの実施形態では、組換え技法は、Bitter et al.,(1987)Methods in Enzymol.153:516−544、Studier et al.(1990)Methods in Enzymol.185:60−89、Brisson et al.(1984)Nature 310:511−514、Takamatsu et al.(1987)EMBO J.6:307−311、Coruzzi et al.(1984)EMBO J.3:1671−1680、およびBrogli et al.,(1984)Science 224:838−843、Gurley et al.(1986)Mol.Cell.Biol.6:559−565、ならびにWeissbach&Weissbach,1988,Methods for Plant Molecular Biology,Academic Press,NY,Section VIII,pp421−463によって説明される。
別の実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたhGHは、本発明のポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを使用して合成される。別の実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたhGHをコードするポリヌクレオチドは、シス−調節配列(例えばプロモーター配列)の転写制御を含む発現ベクターの中に連結される。別の実施形態では、シス−調節配列は、本発明の成長ホルモンの構成的発現を指示するのに好適である。別の実施形態では、シス−調節配列は、本発明のCTPにより修飾されたhGHの組織特異的発現を指示するのに好適である。別の実施形態では、シス−調節配列は、本発明のCTPにより修飾されたhGHの誘発性発現を指示するのに好適である。
別の実施形態では、本発明と共に使用するのに好適な組織特異的プロモーターは、特定の細胞集団において機能的である配列を含み、例としては、肝臓特異的であるアルブミン等のプロモーター[Pinkert et al.,(1987)Genes Dev.1:268−277]、リンパ球系特異的プロモーター[Calame et al.,(1988)Adv.Immunol.43:235−275]、特にT細胞受容体のプロモーター[Winoto et al.,(1989)EMBO J.8:729−733]、および免疫グロブリン[Banerji et al.(1983)Cell 33729−740]、神経フィラメントプロモーター等の神経特異的プロモーター[Byrne et al.(1989)Proc.Natl.Acad. Sci.USA 86:5473−5477]、膵臓特異的プロモーター[Edlunch et al.(1985)Science 230:912−916]、または乳漿プロモーター等の乳腺特異的プロモーター(米国特許第4,873,316号および欧州出願公開第264,166号)が挙げられるが、これに限定されない。本発明と共に使用するのに好適な誘発性プロモーターは、例えばテトラサイクリン誘発性プロモーターを含む(Srour,M.A.,et al.,2003.Thromb.Haemost.90:398−405)。
一実施形態では、「ポリヌクレオチド」とは、単離され、RNA配列、相補的ポリヌクレオチド配列(cDNA)、ゲノムポリヌクレオチド配列、および/または複合ポリヌクレオチド配列(例えば上記の組み合わせ)の形態で提供される1本鎖または2本鎖核酸配列を指す。
一実施形態では、「相補的ポリヌクレオチド配列」とは、逆転写酵素を用いたメッセンジャーRNA、または任意の他のRNA依存性DNAポリメラーゼの逆転写に由来する配列を指す。一実施形態では、配列は、その後、DNAポリメラーゼを用いて生体内または生体外で増幅され得る。
一実施形態では、「ゲノムポリヌクレオチド配列」とは、染色体に由来する(単離された)配列を指し、よって、染色体の隣接部分を表す。
一実施形態では、「複合ポリヌクレオチド配列」とは、少なくとも部分的に相補的であり、少なくとも部分的にゲノムである配列を指す。一実施形態では、複合配列は、本発明のポリペプチドをコードするために必要とされるいくつかの外部(exonal)配列、ならびにその間に挿置される介在配列を含むことができる。一実施形態では、介在配列は、他の遺伝子を含む任意の供給源のものであり得、典型的に、保存スプライシングシグナル配列を含む。一実施形態では、介在配列は、シス作用性発現調節要素を含む。
別の実施形態では、本発明のポリヌクレオチドは、実施例1に記載されるPCR技法、または当業者に既知の任意の他の方法もしくは手順を用いて調製される。いくつかの実施形態では、手順は、2つの異なるDNA配列の連結を伴う(例えば、"Current Protocols in Molecular Biology",eds.Ausubel et al.,John Wiley&Sons,1992を参照)。
一実施形態では、本発明のポリヌクレオチドは、組換えポリペプチドの発現を可能にするために、発現ベクター(すなわち核酸構築物)の中に挿入される。一実施形態では、本発明の発現ベクターは、このベクターを原核生物における複製および統合に好適な状態にするさらなる配列を含む。一実施形態では、本発明の発現ベクターは、このベクターを真核生物における複製および統合に好適な状態にするさらなる配列を含む。一実施形態では、本発明の発現ベクターは、このベクターを原核生物および真核生物の両方における複製および統合に好適な状態にするシャトルベクターを含む。別の実施形態では、クローン化ベクターは、転写および翻訳開始配列(例えばプロモーター、エンハンサー)ならびに転写および翻訳ターミネーター(例えばポリアデニル化シグナル)を含む。
一実施形態では、様々な原核生物または真核生物細胞は、本発明のCTPにより修飾されたhGHを発現させるために、宿主発現系として使用され得る。いくつかの実施形態では、これらは、ポリペプチドコード配列を含む組換えバクテリオファージDNA、プラスミドDNA、またはコスミドDNA発現ベクターで形質転換された細菌、ポリペプチドコード配列を含む組換え酵母発現ベクターで形質転換された酵母、組換えウイルス発現ベクター(例えばカリフラワーモザイクウイルスCaMV、タバコモザイクウイルスTMV)で感染された、またはポリペプチドコード配列を含む、Tiプラスミド等の組換えプラスミド発現ベクターで形質転換された植物細胞系等の微生物を含むが、これらに限定されない。
別の実施形態では、細菌ではない発現系は、本発明の成長ホルモンを発現させるために使用される(例えばCHO細胞等の哺乳類発現系)。一実施形態では、哺乳類細胞において本発明のポリヌクレオチドを発現させるために使用される発現ベクターは、CMVプロモーターおよびネオマイシン耐性遺伝子を含むpCI−DHFRベクターである。実施例1において、一実施形態によるpCI−dhfrベクターの構築が説明される。
別の実施形態では、本発明の細菌系において、いくつかの発現ベクターは、発現されるポリペプチドを対象とする使用により有利に選択され得る。一実施形態では、大量のポリペプチドが所望される。一実施形態では、可能であれば、細菌の周辺質、またはタンパク質生成物が容易に精製される培養培地の中に発現された生成物を指示する疎水性シグナル配列との融合として、高レベルのタンパク質生成物の発現を指示するベクターが所望される。一実施形態では、ある融合タンパク質は、ポリペプチドの回収を補助するために、特定の切断部位を用いて操作される。一実施形態では、そのような操作に適応するベクターは、大腸菌発現ベクターのpET系列を含むが、これに限定されない[Studier et al.,Methods in Enzymol.185:60−89(1990)]。
一実施形態では、酵母発現系が使用される。一実施形態では、米国特許出願第5,932,447号に開示される、構成的または誘発性プロモーターを含むいくつかのベクターが酵母に使用され得る。別の実施形態では、外来性DNA配列の酵母染色体への統合を促進するベクターが使用される。
一実施形態では、本発明の発現ベクターは、例えば、内部リボソーム侵入部位(IRES)等の単一mRNAからのいくつかのタンパク質の翻訳を可能にするさらなるポリヌクレオチド配列、およびプロモーター−キメラポリペプチドのゲノム統合のための配列をさらに含むことができる。
別の実施形態では、哺乳類発現ベクターは、pcDNA3、pcDNA3.1(+/−)、pGL3、pZeoSV2(+/−)、pSecTag2、pDisplay、pEF/myc/cyto、pCMV/myc/cyto、pCR3.1、pSinRep5、DH26S、DHBB、pNMT1、pNMT41、pNMT81(Invitrogenから入手可能)、pCI(Promegaから入手可能)、pMbac、pPbac、pBK−RSV、およびpBK−CMV(Strategeneから入手可能)、pTRES(Clontechから入手可能)、ならびにそれらの誘導体を含むが、これらに限定されない。
別の実施形態では、レトロウイルス等の真核生物ウイルスからの調節要素を含む発現ベクターは、本発明によって使用される。SV40ベクターはpSVT7およびpMT2を含む。いくつかの実施形態では、ウシパピローマウイルスに由来するベクターはpBV−1MTHAを含み、Epstein Barウイルスに由来するベクターはpHEBOおよびp2O5を含む。他の例示的なベクターは、pMSG、pAV009/A、pMTO10/A、pMAMneo−5、バキュロウイルスpDSVE、およびSV−40初期プロモーター、SV−40後期プロモーター、メタロチオネインプロモーター、マウス乳癌腫瘍ウイルスプロモーター、Rous肉腫ウイルスプロモーター、ポリヘドリンプロモーター、または真核生物細胞における発現に有効性を示す他のプロモーターの指示によりタンパク質の発現を可能にする任意の他のベクターを含む。
別の実施形態では、組換えウイルスベクターは、横感染および標的特異性等の利点をもたらすため、本発明のCTPにより修飾されたGHの生体内発現に有用である。一実施形態では、横感染は、例えばレトロウイルスの生活環に固有であり、単一の感染細胞が出芽分離し、隣接する細胞に感染する、多くの子孫ウイルス粒子を生成するプロセスである。別の実施形態では、結果は、広範囲が迅速に感染することであり、その大半は、元のウイルス粒子によって最初に感染しなかった。一実施形態では、横方向に広がることができないウイルスベクターが生成される。別の実施形態では、この特徴は、所望される目的が特定の遺伝子を局所数の標的細胞の中に導入することである場合、有用であり得る。
別の実施形態では、本発明の発現ベクターを細胞の中に導入するために、様々な方法が使用され得る。そのような方法は、一般に、Sambrook et al.,Molecular Cloning:A Laboratory Manual,Cold Springs Harbor Laboratory,New York(1989,1992)、Ausubel et al.,Current Protocols in Molecular Biology,John Wiley and Sons,Baltimore,Md.(1989)、Chang et al.,Somatic Gene Therapy,CRC Press,Ann Arbor,Mich.(1995)、Vega et al.,Gene Targeting,CRC Press,Ann Arbor Mich.(1995),Vectors:A Survey of Molecular Cloning Vectors and Their Uses,Butterworths,Boston Mass.(1988)、およびGilboa et at.[Biotechniques 4(6):504−512,1986]に記載されており、例えば安定した、または一過性のトランスフェクション、リポフェクション、電気穿孔、および組換えウイルスベクターによる感染を含む。加えて、陽陰選択方法については、米国特許第5,464,764号および第5,487,992号を参照。
別の実施形態では、高トランスフェクション効率はウイルスの感染性質により得ることができるため、ウイルス感染による核酸の導入は、リポフェクションおよび電気穿孔等の他の方法に対していくつかの利点をもたらす。
一実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたGHは、以上に説明されるいずれの好適な投与モードを利用して、個人に投与される(すなわち生体内遺伝子療法)核酸構築物からも発現され得ることを理解する。一実施形態では、核酸構築物は、適切な遺伝子送達ビヒクル/方法(トランスフェクション、形質導入、相同組換え等)、および必要であれば発現系を介して好適な細胞の中に導入され、その後、修飾された細胞は、培養で増やされ、個人に戻される(すなわち、生体外遺伝子療法)。
一実施形態では、成長ホルモンを使用する生体内遺伝子療法は、動物モデルにおいて実施された。
一実施形態では、植物発現ベクターが使用される。一実施形態では、ポリペプチドコード配列の発現は、いくつかのプロモーターによって操作される。いくつかの実施形態では、CaMVの35S RNAおよび19S RNAプロモーター[Brisson et al.,Nature 310:511−514(1984)]、またはTMVに対するコートタンパク質プロモーター[Takamatsu et al.,EMBO J.6:307−311(1987)]等のウイルス性プロモーターが使用される。別の実施形態では、例えばRUBISCOの小サブユニット等の植物プロモーター[Coruzzi et al.,EMBO J.3:1671−1680(1984)、およびBrogli et al.,Science 224:838−843(1984)]、または熱ショックプロモーター、例えば大豆hsp17.5−Eもしくはhsp17.3−B[Gurley et al.,Mol.Cell.Biol.6:559−565(1986)]が使用される。一実施形態では、構築物は、Tiプラスミド、Riプラスミド、植物ウイルス性ベクター、直接DNA形質転換、微量注入、電気穿孔、および当業者に周知の他の技法を用いて、植物細胞の中に導入される。例えば、Weissbach&Weissbach[Methods for Plant Molecular Biology,Academic Press,NY,Section VIII,pp 421−463(1988)]を参照。当該技術分野において周知の昆虫および哺乳類宿主細胞系等の他の発現系も本発明によって使用され得る。
挿入されたコード配列(ポリペプチドをコードする)の転写および翻訳に必要な要素を含む以外に、本発明の発現構築物は、発現されたポリペプチドの安定性、生成、精製、収率、または活性を最適化するように操作された配列を含むこともできることを理解する。
いくつかの実施形態では、本発明の発現ベクターを宿主細胞系の中に導入するために、様々な方法が使用され得る。いくつかの実施形態では、そのような方法は、一般に、Sambrook et al.,Molecular Cloning:A Laboratory Manual,Cold Springs Harbor Laboratory,New York(1989,1992)、Ausubel et al.,Current Protocols in Molecular Biology,John Wiley and Sons,Baltimore,Md.(1989)、Chang et al.,Somatic Gene Therapy,CRC Press,Ann Arbor,Mich.(1995)、Vega et al.,Gene Targeting,CRC Press,Ann Arbor Mich.(1995),Vectors:A Survey of Molecular Cloning Vectors and Their Uses,Butterworths,Boston Mass.(1988)、およびGilboa et at.[Biotechniques 4(6):504−512,1986]に記載されており、例えば安定した、または一過性のトランスフェクション、リポフェクション、電気穿孔、および組換えウイルスベクターによる感染を含む。加えて、陽陰選択方法については、米国特許第5,464,764号および第5,487,992号を参照。
一実施形態では、形質転換された細胞は、多量の組換えポリペプチドの発現を可能にする有効な条件下で培養される。別の実施形態では、有効な培養条件は、タンパク質生成を可能にする有効な培地、バイオリアクター、温度、pH、および酸素条件を含むが、これらに限定されない。一実施形態では、有効な培地とは、本発明の組換えポリペプチドを生成するために細胞が培養される任意の培地を指す。別の実施形態では、培地は、典型的に、同化可能な炭素、窒素、およびリン酸源、ならびに適切な塩、鉱物、金属、およびビタミン等の他の栄養素を有する水溶液を含む。別の実施形態では、本発明の細胞は、従来の発酵バイオリアクター、振盪フラスコ、試験チューブ、マイクロタイター皿、およびペトリ皿において培養され得る。別の実施形態では、培養は、組換え細胞に適切な温度、pH、および酸素含量で行われる。別の実施形態では、培養条件は、当業者の専門知識内である。
別の実施形態では、生成に使用されるベクターおよび宿主系により、本発明の得られる成長ホルモンは、発酵培地内に分泌される、大腸菌の周辺質空間等の2つの細胞膜間の空間内に分泌される組換え細胞内に留まるか、または細胞もしくはウイルス性膜の外表面上に保持されるかのいずれかである。
一実施形態では、所定の培養時間後、組換えポリペプチドの回収が達成される。
一実施形態では、本明細書で使用される、「組換えポリペプチドを回収する」とは、ポリペプチドを含む全発酵培地を回収することを指し、分離または精製のさらなるステップを示唆する必要はない。
一実施形態では、本発明の成長ホルモンは、これらに限定されないが、親和クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、濾過、電気泳動、疎水性相互作用クロマトグラフィー、ゲル濾過クロマトグラフィー、逆相クロマトグラフィー、コンカナバリンAクロマトグラフィー、等電点電気泳動、および差次的可溶化等の様々な標準的なタンパク質精製技法を用いて精製される。
一実施形態では、回収を容易にするために、発現されたコード配列は、本発明のポリペプチド、および縮合された切断可能な部分をコードするように操作され得る。一実施形態では、融合タンパク質は、例えば切断可能な部分に特異的なカラム上に固定することにより、ポリペプチドが親和クロマトグラフィーによって容易に単離され得るように設計され得る。一実施形態では、切断可能な部位は、ポリペプチドと切断可能な部位との間で操作され、ポリペプチドは、この部位で融合タンパク質を特異的に切断する適切な酵素または薬剤で処理することにより、クロマトグラフカラムから解放され得る[例えばBooth et al.,Immunol.Lett.19:65−70(1988)およびGardella et al.,J.Biol.Chem.265:15854−15859(1990)を参照]。
一実施形態では、本発明のポリペプチドは、「実質的に純粋な」形態で回収される。
一実施形態では、「実質的に純粋」とは、本明細書に記載される用途におけるタンパク質の有効な使用を可能にする純度を指す。
一実施形態では、本発明のポリペプチドは、生体外発現系を使用して合成することもできる。一実施形態では、生体外合成方法は、当該技術分野において周知であり、系の構成成分は、商業的に入手可能である。
一実施形態では、組換えDNA技術を用いたCTPにより修飾されたGHの生成が実施される。
別の実施形態では、組換えポリペプチドが合成され、精製され、その治療有効性は生体内または生体外のいずれかでアッセイされ得る。一実施形態では、本発明のCTPにより修飾された組換えGHの結合活性は、様々なアッセイを用いて確認することができる。
一実施形態では、本発明は、CTP−hGH−CTP−CTPポリペプチドを含む。一実施形態では、組換えDNA技術方法は、実施例1に図示されるCTP−hGH−CTP−CTPポリペプチドの生成に使用される。一実施形態では、本発明のCTP−hGH−CTP−CTPポリペプチドの治療有効性は、いずれの生体内でアッセイされる。一実施形態では、本発明のCTP−hGH−CTP−CTPポリペプチドの治療有効性は、いずれの生体外でアッセイされる。一実施形態では、本発明の組換えhGHポリペプチドの結合活性は、前にヒト成長ホルモン受容体でトランスフェクトされたNb2(プロラクチン依存性ラットリンパ腫細胞系(ECACC Cell Bank))またはFCD−P1マウス細胞系を用いて測定される。一実施形態では、hGHのこれらの受容体への結合は、一実施形態では、hGH活性の機能としてMTT細胞染色のレベルによって測定される細胞増殖を誘発する。一実施形態では、生体内活性は、治療された成長ホルモン欠乏動物において、経時的に体重増加を測定することにより推定される。
一実施形態では、本発明は、対象において成長または体重増加を誘発する方法を提供し、対象に、成長ホルモンと、前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって対象において成長または体重増加を誘発することを含む。
別の実施形態では、本発明は、ヒト対象において成長を誘発する方法を提供し、前記対象に、成長ホルモンと、前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象において成長を誘発することを含む。一実施形態では、前記ヒト対象は青年である。別の実施形態では、ヒト対象は小児である。別の実施形態では、ヒト対象はGH欠乏小児である。
別の実施形態では、本発明は、ヒト対象において体重増加を誘発する方法を提供し、前記対象に、成長ホルモンと、前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象において体重増加を誘発することを含む。一実施形態では、前記ヒト対象は青年である。別の実施形態では、ヒト対象は小児である。別の実施形態では、ヒト対象はGH欠乏小児である。
別の実施形態では、本発明は、ヒト対象において体重減少を誘発するか、または体脂肪を減少させる方法を提供し、前記対象に、成長ホルモンと、前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象において体重減少を誘発するか、または体脂肪を減少させることを含む。一実施形態では、前記対象は肥満である。別の実施形態では、対象は体重過多である。別の実施形態では、ヒト対象は成人である。別の実施形態では、ヒト対象はGH欠乏成人である。
別の実施形態では、本発明は、対象における脂肪沈着を減少させる方法を提供する。別の実施形態では、本発明は、対象における筋量を増加させる方法を提供する。別の実施形態では、本発明は、対象における筋成長を促進する方法を提供する。別の実施形態では、ヒト対象は成人である。別の実施形態では、ヒト対象はGH欠乏成人である。別の実施形態では、本発明は、脂肪に対する筋肉の割合を増加させる方法を提供する。別の実施形態では、本発明は、肥満度指数(BMI)またはケトレー指数を減少させる方法を提供する。
別の実施形態では、本明細書において、対象に、本明細書に記載されるCTPにより修飾された成長ホルモンを投与することを含む、対象の成長を誘発する方法が提供される。一実施形態では、CTP修飾成長ホルモンが対象に直接投与され、一方、別の実施形態では、前記CTP修飾成長ホルモンをコードするポリヌクレオチドが対象に投与される。別の実施形態では、本明細書において、既知の賦形剤、既知のビヒクル、ならびに成長ホルモンと、成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含むポリペプチドからなる組成物を対象に投与することを含む、対象の成長を誘発する方法が提供される。別の実施形態では、本明細書において、既知の賦形剤、既知のビヒクル、ならびに成長ホルモンと、成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含むポリペプチドからなる組成物を対象に投与することを含む、対象の成長を誘発する方法が提供される。
別の実施形態では、成長は体重増加により測定される。別の実施形態では、成長は身長増加により測定される。別の実施形態では、成長は体重増加により測定される。別の実施形態では、成長は筋量増加により測定される。別の実施形態では、成長は体重増加により測定される。別の実施形態では、成長は骨量増加により測定される。別の実施形態では、成長は体重増加により測定される。別の実施形態では、成長は脂肪増加により測定される。別の実施形態では、成長は、当業者に既知の任意の既知の手段により測定される。別の実施形態では、成長が測定される対象は小児である。別の実施形態では、成長が測定される対象はGH欠乏小児である。
別の実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、0.1〜5mlの溶液中1〜90マイクログラムの用量で投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、0.1〜5mlの溶液中1〜50マイクログラムの用量で投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、0.1〜5mlの溶液中1〜25マイクログラムの用量で投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、0.1〜5mlの溶液中50〜90マイクログラムの用量で投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、0.1〜5mlの溶液中10〜50マイクログラムの用量で投与される。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、1週間に1回、筋肉内(IM)注射、皮下(SC)注射、または静脈内(IV)注射により、0.1〜5mlの溶液中1〜90マイクログラムの用量で投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、1週間に2回、筋肉内(IM)注射、皮下(SC)注射、または静脈内(IV)注射により、0.1〜5mlの溶液中1〜90マイクログラムの用量で投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、1週間に3回、筋肉内(IM)注射、皮下(SC)注射、または静脈内(IV)注射により、0.1〜5mlの溶液中1〜90マイクログラムの用量で投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、2週間に1回、筋肉内(IM)注射、皮下(SC)注射、または静脈内(IV)注射により、0.1〜5mlの溶液中1〜90マイクログラムの用量で投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、17日に1回、筋肉内(IM)注射、皮下(SC)注射、または静脈内(IV)注射により、0.1〜5mlの溶液中1〜90マイクログラムの用量で投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、19日週に1回、筋肉内(IM)注射、皮下(SC)注射、または静脈内(IV)注射により、0.1〜5mlの溶液中1〜90マイクログラムの用量で投与される。
別の実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたGH等の50,000ダルトンより低い分子量のタンパク質薬物は、一般に、数時間の循環半減期を有する生体内短寿命種である。別の実施形態では、皮下投与経路は、一般に、循環内への持続放出を提供する。別の実施形態では、本発明のCTP修飾ポリペプチドは、GH等の50,000ダルトンより低い分子量のタンパク質薬物の半減期を延長する。別の実施形態では、本発明のCTP修飾ポリペプチドは、GHが長期間その有益な作用を発揮することを可能にする。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むCTP修飾ポリペプチドの免疫原性は、単離されたGHと等しい。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むCTP修飾ポリペプチドの免疫原性は、単離されたGHと同等である。別の実施形態では、本明細書に記載されるGHをCTPペプチドで修飾することにより、GHの免疫原性は減少する。別の実施形態では、GHを含むCTP修飾ポリペプチドは、単離されたGHタンパク質と同じくらい活性である。別の実施形態では、GHを含むCTP修飾ポリペプチドは、単離されたGHより活性である。別の実施形態では、GHを含むCTP修飾ポリペプチドは、生物活性における減少を最小にする一方で、分解に対する成長ホルモンの保護能力を最大にする。
別の実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたGHは、それ自体が個人に提供される。一実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたGHは、薬学的に許容される担体と混合される薬学的組成物の一部として個人に提供される。
別の実施形態では、「薬学的組成物」とは、生理学的に好適な担体および賦形剤等の他の化学構成成分を含む、本明細書に記載される活性成分のうちの1つ以上の調製物を指す。薬学的組成物の目的は、化合物の生物への投与を容易にするためである。
別の実施形態では、「活性成分」とは、生物学的作用を説明する関心のポリペプチド配列を指す。
一実施形態では、本発明は、組み合わされた調製物を提供する。一実施形態では、「組み合わされた調製物」は、特に、上に定義される組み合わせパートナーが単独で、または組み合わせパートナーの区別された量の異なる固定された組み合わせの使用により、すなわち、同時に、並行して、別個に、または逐次的に投薬され得るという意味で、「キットの構成要素」を定義する。別の実施形態では、キットの構成要素の構成要素は、その結果、キットの構成要素のいずれの構成要素に関して、例えば同時に、または経時的にずれて、すなわち、異なる時間点および等しいまたは異なる時間間隔で投与され得る。組み合わせ調製物において、組み合わせパートナーの総量の割合が投与される。組み合わせ調製物は、例えば、治療される患者の亜集団、または異なる必要性が、当業者によって容易になされ得る、特定の疾患、疾患の重篤度、年連、性別、もしくは体重による可能性がある1人の患者の必要性に対処するために、変動し得る。
別の実施形態では、互換的に使用される、「生理学的に許容される担体」および「薬学的に許容される担体」とは、生物に著しい刺激をもたらさず、かつ投与される化合物の生物学的活性および性質を抑制しない担体または希釈剤を指す。アジュバントは、これらの句に含まれる。一実施形態では、薬学的に許容される担体に含まれる成分のうちの1つは、例えば、ポリエチレングリコール(PEG)、有機および水性の両方の培地において広範囲の溶解性を有する生体適合性ポリマーであり得る(Mutterら(1979))。
別の実施形態では、「賦形剤」とは、活性成分の投与をさらに容易にするために、薬学的組成物に添加される不活性物質を指す。一実施形態では、賦形剤は、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、様々な糖類、およびデンプンの種類、セルロース誘導体、ゼラチン、植物油、ならびにポリエチレングリコールを含む。
製剤および薬物の投与に関する技法は、"Remington's Pharmaceutical Sciences,"Mack Publishing Co.,Easton,PA、最新版に見出され、参照により本明細書に組み込まれる。
別の実施形態では、好適な投与経路は、例えば、経口、直腸、経粘膜、経鼻、腸、または非経口送達(筋肉内、皮下、および髄内注射)、ならびにくも膜下腔内、直接心室内、静脈内、腹腔内、鼻孔内、または眼内注射を含む。
別の実施形態では、調製物は、例えば調製物の患者の身体の特定の領域内への直接注射を介して、全身様式ではなく、局所様式で投与される。
様々な投薬量範囲の実施形態が、本明細書によって想定される。本発明のCTPにより修飾されたGHの投薬量は、一実施形態では、0.005〜100mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.005〜5mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.01〜50mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.1〜20mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.1〜10mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.01〜5mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.001〜0.01mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.001〜0.1mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.1〜5mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.5〜50mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.2〜15mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.8〜65mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、1〜50mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、5〜10mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、8〜15mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、10〜20mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、20〜40mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、60〜120mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、12〜40mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、40〜60mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、50〜100mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、1〜60mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、15〜25mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、5〜10mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、55〜65mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、1〜5mg/日の範囲である。
本発明のCTPにより修飾されたGHの投薬量は、一実施形態では、0.005〜100mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.005〜5mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.01〜50mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.05〜7.2mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.05〜7.2mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.05〜7.2mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.1〜20mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.1〜10mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.01〜5mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.001〜0.01mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.001〜0.1mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.1〜5mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.5〜50mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.2〜15mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.26〜10.7mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、0.8〜65mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、1〜50mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、5〜10mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、8〜15mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、10〜20mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、20〜40mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、60〜120mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、12〜40mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、40〜60mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、50〜100mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、1〜60mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、15〜25mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、5〜10mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、55〜65mg/週の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、1〜5mg/週の範囲である。
別の実施形態では、対象に与えられるGH投薬量は、対象の同じ集団(例えば、小児、高齢者、男性、女性、GH欠乏、特定の国民等)からの参照対象に与えられる標準的な投与量の50%である。別の実施形態では、投薬量は、特定の対象集団からの対象に与えられる投薬量の30%である。別の実施形態では、投薬量は、特定の対象集団からの対象に与えられる投薬量の45%である。別の実施形態では、投薬量は、特定の対象集団からの対象に与えられる投薬量の100%である。
別の実施形態では、投薬量は、1〜5mg/週である。別の実施形態では、投薬量は、2mg/週である。別の実施形態では、投薬量は、4mg/週である。別の実施形態では、投薬量は、1.2mg/週である。別の実施形態では、投薬量は、1.8mg/週である。別の実施形態では、投薬量は、ほぼ本明細書に記載される投薬量である。
別の実施形態では、投薬量は、1〜5mg/投与である。別の実施形態では、投薬量は、2mg/投与である。別の実施形態では、投薬量は、4mg/投与である。別の実施形態では、投薬量は、1.2mg/投与である。別の実施形態では、投薬量は、1.8mg/投与である。一実施形態では、組成物は1週間に1回投与される。別の実施形態では、組成物は、2週間に1回投与される。別の実施形態では、組成物は毎月投与される。別の実施形態では、組成物は毎日投与される。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、鼻孔内投薬形態に製剤化される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、注射可能投薬形態に製剤化される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、0.0001mg〜0.6mgの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、0.001mg〜0.005mgの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、0.005mg〜0.01mgの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、0.01mg〜0.3mgの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、0.2mg〜0.6mgの範囲の用量の用量で対象に投与される。
別の実施形態は、CTPにより修飾されたGHは、1〜100マイクログラムの範囲の用量で対象に投与でされる。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、10〜80マイクログラムの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、20〜60マイクログラムの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、10〜50マイクログラムの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、40〜80マイクログラムの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、10〜30マイクログラムの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、30〜60マイクログラムの範囲の用量で対象に投与される。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、0.2mg〜2mgの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、2mg〜6mgの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、4mg〜10mgの範囲の用量で対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、5mg〜15mgの範囲の用量で対象に投与される。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、筋肉内に注射される(筋肉内注射)。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、皮膚の下に注射される(皮下注射)。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、筋肉内に注射される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、皮膚の下に注射される。
別の実施形態では、本発明の方法は、GH療法の使用におけるコンプライアンスを増加させることを含み、GH療法を必要とする対象に、CTPにより修飾されたGHを提供し、それによって、成長ホルモン療法の使用におけるコンプライアンスを増加させることを含む。
別の実施形態では、本発明の方法は、GH療法を必要とする慢性疾病に悩む患者のコンプライアンスを増加させることを含む。別の実施形態では、本発明の方法は、上述のCTPでGHを修飾することにより、GHの投薬頻度の減少を可能にする。別の実施形態では、用語「コンプライアンス」は、アドヒアランスを含む。別の実施形態では、本発明の方法は、GHの投与頻度を減少させることにより、GH療法を必要とする患者のコンプライアンスを増加させることを含む。別の実施形態では、GHの投与頻度の減少は、CTP修飾GHにさらなる安定性を付与するCTP修飾により達成される。別の実施形態では、GHの投与頻度の減少は、成長ホルモンのT1/2の増加の結果として達成される。別の実施形態では、GHの投与頻度の減少は、GHのクリアランス時間の増加の結果として達成される。別の実施形態では、成長ホルモンの投与頻度の減少は、成長ホルモンのAUC測定の増加の結果として達成される。
よって、別の実施形態では、本発明は、成長ホルモンの曲線下面積(AUC)を改善する方法をさらに提供し、1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドを成長ホルモンのアミノ末端に結合し、2つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドを成長ホルモンのカルボキシ末端に結合し、それによって成長ホルモンの曲線下面積(AUC)を改善するステップを含む。
よって、別の実施形態では、本発明は、成長ホルモンの投薬頻度を減少させる方法をさらに提供し、1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドを成長ホルモンのアミノ末端に結合し、2つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドを成長ホルモンのカルボキシ末端に結合し、それによって成長ホルモンの投薬頻度を減少させるステップを含む。
よって、別の実施形態では、本発明は、成長ホルモン療法の使用において、それを必要とする対象におけるコンプライアンスを増加させる方法を提供し、前記対象に、成長ホルモンと、前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチドとを含むポリペプチドを提供し、それによって成長ホルモン療法の使用におけるコンプライアンスを増加させることを含む。一実施形態では、前記対象はヒトである。
別の実施形態では、本発明は、ヒト対象においてインスリン様成長因子(IGF−1)レベルを増加させる方法を提供し、前記対象に、成長ホルモンと、前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象においてIGF−1レベルを増加させることを含む。別の実施形態では、IGF−1レベルを増加させる方法は、以下の実施例6に提供される。
別の実施形態では、本発明は、ヒト対象においてインスリン様成長因子(IGF−1)レベルを所望される治療範囲に増加させる方法を提供し、対象に、成長ホルモンと、成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって対象においてIGF−1レベルを所望される治療範囲に増加させることを含む。別の実施形態では、ヒト対象は成人である。別の実施形態では、ヒト対象はGH欠乏成人である。別の実施形態では、ヒト対象は正常な成人である。別の実施形態では、IGF−1レベルを所望される治療レベルに増加させる方法は、以下の実施例9に提供される。
一実施形態では、本発明は、対象においてインスリン様成長因子(IGF−1)レベルを正常な治療範囲内に維持する方法を提供し、本方法は、対象に、成長ホルモンと、成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって対象においてIGF−Iレベルを正常な治療範囲内に維持することを含む。別の実施形態では、IGF−1レベルを正常な治療レベルに維持する方法は、以下の実施例9に提供される。
一実施形態では、ヒト対象においてIGF−1レベルを増加させることは、1型糖尿病、2型糖尿病、筋萎縮性側索硬化症(ALSは「ルー・ゲーリック病」としても知られる)、重度の火傷、および筋緊張性筋ジストロフィー(MMD)を治療する、予防する、または抑制するのに有効であり得る。別の実施形態では、ヒト対象においてIGF−1レベルを正常な治療範囲に維持することは、1型糖尿病、2型糖尿病、筋萎縮性側索硬化症(ALSは「ルー・ゲーリック病」としても知られる)、重度の火傷、および筋緊張性筋ジストロフィー(MMD)を治療する、予防する、または抑制するのに有効であり得る。
一実施形態では、所望される治療範囲は、以下にさらに提供されるように、年齢群および性別によって層別化される、正常な集団において予想される平均IGF−1レベルから+/−2標準偏差〜−2標準偏差として定義される(実施例9を参照)。加えて、試験は、正常範囲内の患者の分散を観察する目的のため、+/−1.5標準偏差の狭い範囲内のIGF−1レベルを測定した(以下の実施例9を参照)。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、1日1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHを含むポリペプチドは、2日に1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、3日に1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、4日に1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、5日に1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、6日に1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、1週間に1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、7〜14日に1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、10〜20日に1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、5〜15日に1回対象に投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、15〜30日に1回対象に投与される。
別の実施形態では、投薬量は、50〜500mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、50〜150mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、100〜200mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、150〜250mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、200〜300mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、250〜400mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、300〜500mg/日の範囲である。別の実施形態では、投薬量は、350〜500mg/日の範囲である。
一実施形態では、投薬量は20mg/日である。一実施形態では、投薬量は30mg/日である。一実施形態では、投薬量は40mg/日である。一実施形態では、投薬量は50mg/日である。一実施形態では、投薬量は0.01mg/日である。別の実施形態では、投薬量は0.1mg/日である。別の実施形態では、投薬量は1mg/日である。別の実施形態では、投薬量は0.530mg/日である。別の実施形態では、投薬量は0.05mg/日である。別の実施形態では、投薬量は50mg/日である。別の実施形態では、投薬量は10mg/日である。別の実施形態では、投薬量は20〜70mg/日である。別の実施形態では、投薬量は5mg/日である。
別の実施形態では、投薬量は1〜90mg/日である。別の実施形態では、投薬量は1〜90mg/2日である。別の実施形態では、投薬量は1〜90mg/3日である。別の実施形態では、投薬量は1〜90mg/4日である。別の実施形態では、投薬量は1〜90mg/5日である。別の実施形態では、投薬量は1〜90mg/6日である。別の実施形態では、投薬量は、1〜90mg/週である。別の実施形態では、投薬量は1〜90mg/9日である。別の実施形態では、投薬量は1〜90mg/11日である。別の実施形態では、投薬量は1〜90mg/14日である。
別の実施形態では、成長ホルモンの投薬量は、10〜50mg/日である。別の実施形態では、投薬量は10〜50mg/2日である。別の実施形態では、投薬量は10〜50mg/3日である。別の実施形態では、投薬量は10〜50mg/4日である。別の実施形態では、投薬量は10〜50マイクログラム/5日である。別の実施形態では、投薬量は10〜50mg/6日である。別の実施形態では、投薬量は、10〜50mg/週である。別の実施形態では、投薬量は10〜50mg/9日である。別の実施形態では、投薬量は10〜50mg/11日である。別の実施形態では、投薬量は10〜50mg/14日である。
経口投与は、一実施形態では、錠剤、カプセル、ロゼンジ、咀しゃく錠、懸濁剤、エマルジョン等を含む、単位投薬形態を含む。そのような単位投薬形態は、安全かつ有効量の本発明の所望される成長ホルモンを含み、そのそれぞれは、一実施形態では、約0.7もしくは3.5mg〜約280mg/70kg、または別の実施形態では、約0.5もしくは10mg〜約210mg/70kgである。経口投与の単位投薬形態の調製物に好適な薬学的に許容される担体は、当該技術分野において周知である。いくつかの実施形態では、錠剤は、典型的に、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、マンニトール、ラクトース、およびセルロース等の不活性希釈剤、デンプン、ゼラチン、およびスクロース等の結合剤、デンプン、アルギン酸、およびクロスカルメロース等の崩壊剤、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、およびタルク等の潤滑剤として従来の薬学的に適合性のアジュバントを含む。一実施形態では、二酸化ケイ素等の滑剤は、粉末混合物の流動特徴を改善するために使用され得る。一実施形態では、FD&C染料等の着色剤は、外観のために添加され得る。アスパルテーム、サッカリン、メントール、ペパーミント、および果実風味等の甘味剤および風味剤は、咀しゃく錠に関して有用なアジュバントである。カプセルは、典型的に、上記に開示される1つ以上の固形希釈剤を含む。いくつかの実施形態では、担体構成成分の選択は、本発明の目的に重要ではない味覚、費用、および貯蔵安定性のような2次的な問題により、当業者により容易に行われ得る。
一実施形態では、経口投薬形態は、既定の放出プロファイルを含む。一実施形態では、本発明の経口投薬形態は、延長放出性錠剤、カプセル、ロゼンジ、または咀しゃく錠を含む。一実施形態では、本発明の経口投薬形態は、持続放出性錠剤、カプセル、ロゼンジ、または咀しゃく錠を含む。一実施形態では、本発明の経口投薬形態は、即時放出性錠剤、カプセル、ロゼンジ、または咀しゃく錠を含む。一実施形態では、経口投薬形態は、当業者に既知の薬学的活性成分の所望される放出プロファイルにより製剤化される。
経口組成物は、いくつかの実施形態では、液体溶液、エマルジョン、懸濁液等を含む。いくつかの実施形態では、そのような組成物の調製に好適な薬学的に許容される担体は、当該技術分野において周知である。いくつかの実施形態では、液体経口組成物は、約0.001%〜約0.933%、別の実施形態では、約0.01%〜約10%の所望される化合物または複数の化合物を含む。
いくつかの実施形態では、本発明の方法に使用するための組成物は、いくつかの実施形態では、本発明の化合物の安全かつ有効量の化合物、および任意に、局所経鼻投与を目的とする他の化合物を含む水溶液またはエマルジョンである、溶液またはエマルジョンを含む。いくつかの実施形態では、組成物は、約0.001%〜約10.0%w/vのCTPにより修飾されたGH、より好ましくは約00.1%〜約2.0を含み、これは経鼻経路による化合物の全身送達のために使用される。
別の実施形態では、薬学的組成物は、液体調製物の静脈内、動脈内、または筋肉内注射により投与される。いくつかの実施形態では、液体製剤は、溶液、懸濁液、分散液、エマルジョン、油等を含む。一実施形態では、薬学的組成物は静脈内投与され、よって静脈内投与に好適な形態に製剤化される。別の実施形態では、薬学的組成物は動脈内投与され、よって動脈内投与に好適な形態に製剤化される。別の実施形態では、薬学的組成物は、筋肉内投与され、よって筋肉内投与に好適な形態に製剤化される。
さらに、別の実施形態では、薬学的組成物は、身体表面に局所的に投与され、よって局所投与に好適な形態に製剤化される。好適な局所製剤は、ゲル、軟膏、クリーム、ローション、液滴等を含む。局所投与に関して、本発明の化合物は、さらなる適切な治療薬または複数の治療薬と混合され、薬学的担体と共に、または薬学的担体を伴わずに生理学的に許容される希釈剤の溶液、懸濁液、またはエマルジョンとして調製され、適用される。
一実施形態では、本発明の薬学的組成物は、当該技術分野において周知のプロセス、例えば、従来の混合、溶解、顆粒化、糖衣形成、研和、乳化、カプセル封入、封入、または凍結乾燥プロセスにより製造される。
一実施形態では、本発明による使用のための薬学的組成物は、活性成分の薬学的に使用され得る調製物中への処理を容易にする賦形剤および助剤を含む1つ以上の生理学的に許容される担体を用いる従来の様式で製剤化される。一実施形態では、製剤化は、投与経路による。
一実施形態では、本発明の注射物は、水溶液に製剤化される。一実施形態では、本発明の注射物は、ハンクス液、リンゲル液、または生理学的塩緩衝液等の生理学的に適合性の緩衝液に製剤化される。いくつかの実施形態では、経粘膜投与に関して、透過されるバリアに適切な浸透剤が製剤に使用される。そのような浸透剤は、一般に当該技術分野において既知である。
一実施形態では、本明細書に記載される調製物は、例えばボーラス注射または連続点滴による、非経口投与用に製剤化される。いくつかの実施形態では、注射用製剤は、単位投薬形態で、例えばアンプルまたは任意に添加された防腐剤を含む多用量容器で提示される。いくつかの実施形態では、組成物は、油中の懸濁液、溶液、もしくはエマルジョン、または水性ビヒクルであり、懸濁剤、安定剤、および/または分散剤等の製剤用薬剤を含む。
組成物は、いくつかの実施形態では、塩化ベンザルコニウムおよびチメロサール等の防腐剤、エデト酸ナトリウムなどのキレート化剤、リン酸塩、クエン酸塩、および酢酸塩等の緩衝剤、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グリセリン、マンニトールなどの浸透剤、アスコルビン酸、アセチルシスチン、2亜硫酸ナトリウムなどの抗酸化剤、芳香族薬剤、セルロースおよびその誘導体を含むポリマー等の粘度調整剤、ならびにポリビニルアルコールおよび必要に応じてこれらの水性組成物のpHを調節するための酸および塩基も含む。組成物は、いくつかの実施形態では、局所麻酔剤または他の活性物も含む。組成物は、スプレー、ミスト、滴液等として使用され得る。
いくつかの実施形態では、非経口投与用の薬学的組成物は、水可溶性形態の活性調製物の水溶液を含む。加えて、活性成分の懸濁液は、いくつかの実施形態では、適切な油系または水系注射懸濁液として調製される。好適な親油性溶剤またはビヒクルは、いくつかの実施形態では、ゴマ油等の脂肪油、またはオレイン酸エチル、トリグリセリド、もしくはリポソーム等の合成脂肪酸エステルを含む。水性注射懸濁液は、いくつかの実施形態では、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ソルビトール、またはデキストラン等の懸濁液の粘度を増加させる物質を含む。別の実施形態では、懸濁液は、高濃度溶液の調製を可能にするために活性成分の溶解度を増加させる好適な安定剤または薬剤も含む。
別の実施形態では、活性化合物は、小胞、特にリポソームで送達され得る(Langer,Science 249:1527−1533(1990)、Treat et al.,in Liposomes in the Therapy of Infectious Disease and Cancer,Lopez−Berestein and Fidler(eds.),Liss,New York,pp.353−365(1989)、Lopez−Berestein,ibid.,pp.317−327を参照、一般的に同書を参照)。
別の実施形態では、制御放出系で送達される薬学的組成物は、静脈内注射、移植可能な浸透圧ポンプ、経皮パッチ、リポソーム、または他の投与モード用に製剤化される。一実施形態では、ポンプが使用される(Langer、上記、Sefton,CRC Crit.Ref.Biomed.Eng.14:201(1987)、Buchwald et al.,Surgery 88:507(1980)、Saudek et al.,N.Engl.J. Med.321:574(1989)を参照)。別の実施形態では、ポリマー材料が使用され得る。さらに別の実施形態では、制御放出系は、治療標的、すなわち、脳に近接して設置され得、よって全身用量の画分のみを必要とする(例えば、Goodson,in Medical Applications of Controlled Release、上記、vol.2,pp.115−138(1984)を参照)。他の制御放出系は、Langer(Science 249:1527−1533(1990)による概評に論じられている。
いくつかの実施形態では、活性成分は、使用前に好適なビヒクル、例えば減菌の発熱性物質除去蒸留水系溶液で構成するための粉末形態である。組成物は、いくつかの実施形態では、噴霧および吸入投与用に製剤化される。別の実施形態では、組成物は、噴霧手段が取り付けられた容器に含まれる。
一実施形態では、本発明の調製物は、例えばココアバターまたは他のグリセリド等の従来の坐剤基材を用いて、座剤または滞留浣腸等の直腸組成物に製剤化される。
別の実施形態では、本発明の内容で使用するのに適した薬学的組成物は、活性成分が意図される目的を達成するのに有効な量で含まれる組成物を含む。別の実施形態では、治療有効量とは、治療される対象の疾患の症状を予防する、軽減する、もしくは寛解させる、または治療される対象の生存を延長するのに有効な活性成分の量を意味する。
一実施形態では、治療有効量の決定は、十分に当業者の能力内である。
薬学的に許容される担体またはその構成成分として機能することが可能である物質のいくつかの例としては、糖類(ラクトース、グルコース、およびスクロース等)、デンプン類(コーンスターチおよびジャガイモデンプン)、セルロースおよびその誘導体(カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロース、およびメチルセルロース)、粉末トラガント、麦芽、ゼラチン、タルク、固形潤滑剤(ステアリン酸およびステアリン酸マグネシウム等)、硫酸カルシウム、植物油(ピーナッツ油、綿実油、ゴマ油、オリーブ油、コーン油、およびカカオの油等)、ポリオール類(プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、マンニトール、および,ポリエチレングリコール等)、アルギン酸、乳化剤(Tween(商標)商品乳化剤等)、湿潤剤(ラウリル硫酸ナトリウム等)、着色剤、風味剤、錠剤化剤、安定剤、抗酸化剤、防腐剤、発熱性物質除去蒸留水、等張生理食塩水、ならびにリン酸緩衝溶液である。化合物と共に使用される薬学的に許容される担体の選択は、基本的に、化合物が投与される方式によって決定される。一実施形態では、対象化合物が注射される場合、薬学的に許容される担体は、血液適合性懸濁剤を含む減菌の生理学的生理食塩水であり、そのpHは、約7.4に調整されている。
加えて、組成物は、結合剤(例えば、アカシア、コーンスターチ、ゼラチン、カルボマー、エチルセルロース、グアーガム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポビドン)、崩壊剤(例えば、コーンスターチ、ジャガイモデンプン、アルギン酸、二酸化ケイ素、クロスカメロースナトリウム、クロスポビドン、グアーガム、グリコール酸ナトリウムデンプン)、様々なpHおよびイオン強度の緩衝剤(例えば、トリス−HCI、酢酸塩、リン酸塩)、表面への吸収を防止するための添加剤(アルブミンもしくはゼラチン)、洗剤(例えば、Tween20、Tween80、Pluronic F68、胆汁酸塩)、プロテアーゼ阻害剤、界面活性剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)、浸透増強剤、可溶化剤(例えば、グリセロール、ポリエチレングリセロール)、抗酸化剤(例えば、アスコルビン酸、2亜硫酸ナトリウム、ブチル化ヒドロキシアニソール)、安定剤(例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒロキシプロピルメチル(hyroxypropylmethyl)セルロース)、粘度増加剤(例えば、カルボマー、コロイド状二酸化ケイ素、エチルセルロース、グアーガム)、甘味剤(例えば、アスパルテーム、クエン酸)、防腐剤(例えば、チメロサール、ベンジルアルコール、パラベン)、潤滑剤(例えば、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウム)、流動補助剤(例えば、コロイド状二酸化ケイ素)、可塑剤(例えば、ジエチルフタレート、クエン酸トリエチル)、乳化剤(例えば、カルボマー、ヒドロキシプロピルセルロース、ラウリル硫酸ナトリウム)、ポリマーコーティング剤(例えば、ポロキサマーもしくはポロキサミ)、コーティングおよびフィルム形成剤(例えば、エチルセルロース、アクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩)、および/またはアジュバントをさらに含む。
シロップ、エリキシル剤、エマルジョン、および懸濁液用の担体の典型的な構成成分は、エタノール、グリセロール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、液体スクロース、ソルビトール、および水を含む。懸濁液に関して、典型的な懸濁剤は、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、セルロース(例えば、Avicel(商標)、RC−591)、トラガントおよびアルギン酸ナトリウムを含み、典型的な湿潤剤は、レシチンおよびポリエチレンオキシドソルビタン(例えば、ポリソルベート80)を含む。典型的な防腐剤は、メチルパラベンおよび安息香酸ナトリウムを含む。別の実施形態では、経口液体組成物は、上記に開示される甘味剤、風味剤、および着色剤等の1つ以上の構成成分も含む。
組成物は、活性材料のポリ乳酸、ポリグリコール酸、ヒドロゲル等のポリマー化合物の粒子状調製物中もしくは調製物の上、あるいはリポソーム、マイクロエマルジョン、ミセル、単層、もしくは多層小胞、赤血球影、またはスフェロプラスト上への組み込みも含む。そのような組成物は、物理的状態、溶解度、安定性、生体内放出の速度、および生体内クリアランスの速度に影響を及ぼす。
ポリマーによってコーティングされる粒子状組成物(例えばポロキサマーまたはポロキアミン)および組織特異的受容体、リガンド、もしくは抗原に対して向けられる抗体に結合するか、または組織特異的受容体のリガンドに結合する化合物も、本発明によって包含される。
別の実施形態では、化合物は、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールとポリプロピレングリコールのコポリマー、カルボキシメチルセルロース、デキストラン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、またはポリプロリン等の水溶性ポリマーの共有結合により修飾される。別の実施形態では、修飾された化合物は、静脈内注射後、対応する未修飾の化合物より血液中で実質的に長い半減期を示す。一実施形態では、修飾はまた、水溶液における化合物の溶解度を増加する、凝集を排除する、化合物の物理的および化学的安定性を向上させる、ならびに化合物の免疫原性および反応性を大幅に減少させる。別の実施形態では、所望される生体内生物学的活性は、未修飾の化合物より頻度が少ない、または低用量のそのようなポリマー化合物外転(abducts)の投与により達成される。
別の実施形態では、有効量または有効用量の調製物は、最初は生体外アッセイから推定され得る。一実施形態では、用量は、動物モデルにおいて製剤化され得、そのような情報は、ヒトにおける有用な用量をより正確に決定するために使用され得る。
一実施形態では、本明細書に記載される活性成分の毒性および治療有効性は、細胞培養物または実験動物における生体外の標準的な薬学的手順により決定され得る。一実施形態では、これらの生体外ならびに細胞培養物アッセイおよび動物研究から得たデータは、ヒトに使用するための投薬量の範囲を製剤化するのに使用され得る。一実施形態では、投薬量は、採用される投薬形態および利用される投与経路により変動する。一実施形態では、正確な製剤、投与経路、および投薬量は、患者の状態を考慮して、個々の医師によって選択され得る[例えば、Fingl,et al.,(1975)"The Pharmacological Basis of Therapeutics",Ch.1 p.1を参照]。
一実施形態では、治療される状態の重篤度および応答性により、投薬は、単回または複数投与のものであり得、治療過程は数日から数週間に及ぶか、あるいは治癒がもたらされるまで、または疾患状態の減少が達成されるまでである。
一実施形態では、投与される組成物の量は、勿論、治療される対象、苦痛の重篤度、投与様式、処方医師の判断等による。
一実施形態では、適合性のある薬学的担体に製剤化される本発明の調製物を含む組成物が調製され、適切な容器に配置され、かつ示される状態の治療用に標識され得る。
別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、全身投与を介して投与される。別の実施形態では、本明細書に記載される成長ホルモンは、静脈内、筋肉内、または皮下注射により投与される。別の実施形態では、CTPにより修飾されたGHは、非イオン性表面活性剤(すなわち界面活性剤)、様々な糖類、有機ポリオール、および/またはヒト血清アルブミン等の複合有機賦形剤および安定剤と組み合わされた、凍結乾燥された(すなわち凍結−乾燥)調製物である。別の実施形態では、薬学的組成物は、注射用の減菌水中に、記載されるCTPにより修飾された凍結乾燥されたGHを含む。別の実施形態では、薬学的組成物は、注射用の減菌PBS中に、記載される凍結乾燥された成長ホルモンを含む。別の実施形態では、薬学的組成物は、注射用の減菌o.9%NaCl中に、記載される凍結乾燥された成長ホルモンを含む。
別の実施形態では、薬学的組成物は、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHと、ヒト血清アルブミン、ポリオール、糖類、およびアニオン性表面活性安定化剤等の複合担体とを含む。例えば、WO 89/10756(Hara et al.−containing polyol and p−hydroxybenzoate)を参照。別の実施形態では、薬学的組成物は、本明細書に記載される成長ホルモンと、ラクトビオン酸と、酢酸塩/グリシン緩衝液とを含む。別の実施形態では、薬学的組成物は、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHと、インターフェロン組成物の水への溶解度を増加させるアルギニンまたはグルタミン酸塩等のアミノ酸とを含む。別の実施形態では、薬学的組成物は、本明細書に記載されるCTPにより修飾された凍結乾燥されたGHと、グリシンもしくはヒト血清アルブミン(HSA)と、緩衝液(例えば酢酸塩)と、等張剤(例えばNaCl)とを含む。別の実施形態では、薬学的組成物は、本明細書に記載されるCTPにより修飾された凍結乾燥されたGHと、リン酸緩衝液と、グリシンと、HSAとを含む。
別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、約4〜7.2のpHを有する緩衝溶液に配置されるとき、安定する。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、安定化剤としてアミノ酸、いくつかの場合では、塩(アミノ酸が荷電側鎖を含まない場合)により安定する。
別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、約0.3重量%〜5重量%のアミノ酸である安定剤を含む液体組成物である。
別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、投薬の正確性および製品の安全性を提供する。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、注射可能な用途に使用するための、生物学的に活性で安定した液体製剤を提供する。別の実施形態では、薬学的組成物は、本明細書に記載されるCTPにより修飾された非凍結乾燥されたGHを含む。
別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、投与前の貯蔵および輸送を容易にする液体状態で長期間の貯蔵を可能にする液体製剤を提供する。
別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、マトリックス材料として固形脂質を含む。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む注射可能な薬学的組成物は、マトリックス材料として固形脂質を含む。別の実施形態では、噴霧凝固による脂質微小粒子の生成(Speiser and al.,Pharm.Res.8(1991)47−54)、続いて経口投与用の脂質ナノペレット(Speiser、第EP0167825号(1990))が、Speiserにより説明された。別の実施形態では、使用される脂質は、身体に良好に忍容される(例えば、非経口栄養用のエマルジョンに存在する脂肪酸からなるグリセリド)。
別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、リポソームの形態である(J.E.Diederichs and al.,Pharm./nd.56(1994)267−275)。
別の実施形態では、本明細書に記載される、CTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、ポリマー微小粒子を含む。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む注射可能な薬学的組成物は、ポリマー微小粒子を含む。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、ナノ粒子を含む。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、リポソームを含む。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は脂質エマルジョンを含み、別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、微小球を含む。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、脂質ナノ粒子を含む。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、両親媒性脂質を含む脂質ナノ粒子を含む。別の実施形態では、本明細書に記載されるCTPにより修飾されたGHを含む薬学的組成物は、薬物、脂質マトリックス、および界面活性剤を含む脂質ナノ粒子を含む。別の実施形態では、脂質マトリックスは、少なくとも50%w/wであるモノグリセリド含量を有する。
一実施形態では、本発明の組成物は、活性成分を含む1つ以上の単位投薬形態を含むFDA承認キット等のパックまたはディスペンサー装置において提示される。一実施形態では、パックは、例えばブリスターパック等の金属またはプラスチックホイルを含む。一実施形態では、パックまたはディスペンサー装置には、投与説明書が添付される。一実施形態では、パックまたはディスペンサーには、医薬品の製造、使用、または販売を規制する政府機関により規定された形態の容器に関連する通知書が添付され、この通知書は、組成物の形態またはヒトもしくは獣医投与の機関による承認を反映する。米国食品医薬品局により承認された、そのような通知書は、一実施形態では、処方薬物のまたは承認された製品説明書の標識である。
一実施形態では、本発明のCTPにより修飾されたGHは、各薬剤の単独での治療と比較して、改善された治療効果を達成するために、さらなる活性剤と共に個人に提供され得ることを理解する。別の実施形態では、併用療法に関連する有害な副作用に対する手段(例えば、相補的薬剤の投薬および選択)が講じられる。
本発明のさらなる目的、利点、および新規特性は、制限することが意図されない次の実施例の検証により、当業者に明らかとなるであろう。加えて、以上に概説され、下の特許請求の範囲のセクションに主張される本発明の様々な実施形態および態様のそれぞれは、次の実施例において実験的支持を得る。
一般に、本明細書に使用される命名法および本発明に利用される実験手順は、分子、生化学的、微生物学的、および組換えDNA技法を含む。そのような技法は文献に十分に説明されている。例えば、"Molecular Cloning:A laboratory Manual" Sambrook et al.,(1989)、"Current Protocols in Molecular Biology"Volumes I−III Ausubel,R.M.,ed.(1994)、Ausubel et al.,"Current Protocols in Molecular Biology",John Wiley and Sons,Baltimore,Maryland (1989)、Perbal,"A Practical Guide to Molecular Cloning",John Wiley&Sons,New York (1988)、Watson et al.,"Recombinant DNA",Scientific American Books,New York、Birren et al.(eds)"Genome Analysis:A Laboratory Manual Series",Vols.1−4,Cold Spring Harbor Laboratory Press,New York(1998)、米国特許第4,666,828号、第4,683,202号、第4,801,531号、第5,192,659号、および第5,272,057号に示される方法、"Cell Biology:A Laboratory Handbook",Volumes I−III Cellis,J.E.,ed.(1994)、"Culture of Animal Cells − A Manual of Basic Technique"by Freshney,Wiley−Liss,N. Y.(1994),Third Edition、"Current Protocols in Immunology"Volumes I−III Coligan J.E.,ed.(1994)、Stites et al.(eds),"Basic and Clinical Immunology"(8th Edition),Appleton&Lange,Norwalk,CT(1994)、Mishell and Shiigi(eds),"Selected Methods in Cellular Immunology",W.H.Freeman and Co.,New York(1980)、利用可能なイムノアッセイは、特許および科学文献に記載されており、例えば米国特許第3,791,932号、第3,839,153号、第3,850,752号、第3,850,578号、第3,853,987号、第3,867,517号、第3,879,262;号、第3,901,654号、第3,935,074号、第3,984,533号、第3,996,345号、第4,034,074号、第4,098,876号、第4,879,219号、第5,011,771号、および第5,281,521号を参照、"Oligonucleotide Synthesis"Gait,M.J.,ed.(1984)、"Nucleic Acid Hybridization"Hames,B.D.,and Higgins S.J.,eds.(1985)、"Transcription and Translation"Hames,B.D.,and Higgins S.J.,eds.(1984)、"Animal Cell Culture"Freshney,R.I.,ed.(1986)、"Immobilized Cells and Enzymes"IRL Press,(1986)、"A Practical Guide to Molecular Cloning" Perbal,B.,(1984)and"Methods in Enzymology"Vol.1−317,Academic Press、"PCR Protocols:A Guide To Methods And Applications",Academic Press,San Diego,CA(1990)、Marshak et al.,"Strategies for Protein Purification and Characterization−A Laboratory Course Manual"CSHL Press(1996)を参照し、その全ては、参照により組み込まれる。他の一般的な参考文献は、本文書を通して提供される。
実施例1 hGH構築物の生成
材料および方法
4つのhGHクローン(20kDタンパク質の変異体)を合成した。4つの変異体からのhGH配列を含むXbaI−Not I断片は、前にXbaI−NotIで消化された真核生物発現ベクターpCI−dhfrの中に連結される。4つのクローン(401−0、1、2、3、および4)からのDNAを調製した。22kDタンパク質からの別の部分hGHクローン(1−242bp)も合成された(0606114)。Sigma−Genosysからプライマーを注文した。本発明のCTPポリペプチドにより修飾されたhGHを生成するために使用されたプライマー配列は、下の表1に要約される。
Figure 2014521684
402−0−p69−1(hGH)(配列番号5)の構築。hGHは、下に記載される実験の対照として使用するために調製された野生型組換えヒト成長ホルモン(CTPなし)である。
3つのPCR反応を実施した。最初の反応は、プライマー25およびプライマー32ならびにテンプレートとして0606114のプラスミドDNA(hGH1−242bpの部分クローン)を用いて行われ、PCR増幅の結果として、245bp生成物が形成された。
第2の反応は、プライマー33およびプライマー4ならびにテンプレートとして401−0−p57−2のプラスミドDNAを用いて行われ、PCR増幅の結果として、542bp生成物が形成された。
最後の反応は、プライマー25および4ならびにテンプレートとして前の2つの反応の生成物の混合物を用いて行われ、PCR増幅の結果として、705bp生成物が形成され、TAクローン化ベクター(Invitrogen、カタログK2000−01)の中に連結された。hGH−0配列を含むXbaI−NotI断片は、真核生物発現ベクターpCI−dhfrの中に連結された。ベクターは、DG−44CHO細胞内にトランスフェクトされた。細胞をタンパク質を含まない培地で成長させた。
402−1−p83−5(hGH−CTP)−配列番号9および402−2−p72−3(hGH−CTPx2)−配列番号10の構築。hGH−CTPは、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(CTP)のβ鎖のC末端ペプチドの1つのコピーに縮合された組換えヒト成長ホルモンである。hGH−CTPのCTPカセットはC末端に結合された(1つのカセット)。hGH−CTP−CTPは、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(CTP)のβ鎖のC末端ペプチドの2つのコピーに縮合された組換えヒト成長ホルモンである。hGH−CTP−CTPの2つのCTPカセットは、C末端に結合された(2つのカセット)。
hGH−CTPおよびhGH−CTP−CTPの構築は、hGH−0の構築と同じ方式で実施された。pCI−dhfr−401−1−p20−1(hGH−ctp)およびpCI−dhfr−401−2−p21−2(hGH−ctp x2)は、第2のPCR反応において、テンプレートとして使用された。
hGH−CTPおよびhGH−CTP−CTPは、DG−44CHO細胞において発現された。細胞をタンパク質を含まない培地で成長させた。hGHは22kDのMWを有し、一方、各「CTPカセット」は、8.5kDを全体的な分子量に寄与するため、hGH−CTPの分子量は、約30.5kDである(図1を参照)。hGH−CTP−CTPの分子量は、約39kDである(図1を参照)。
402−3−p81−4(CTP−hGH−CTP−CTP)−配列番号11および402−4−p82−9(CTPhGH−CTP−CTP)−配列番号12の構築。CTP−hGH−CTP−CTPは、ヒト絨毛性ゴナドトロピンCTPのβ鎖のC末端ペプチドの3つのコピーに縮合された組換えヒト成長ホルモンである。CTP−hGH−CTP−CTPの3つのCTPカセットは、N末端(1つのカセット)およびC末端(2つのカセット)の両方に結合された。tCTP−hGH−CTP−CTPは、ヒト絨毛性ゴナドトロピンCTPのβ鎖のC末端ペプチドの1つの切り詰められたコピーおよび2つの完全なコピーに縮合される組換えヒト成長ホルモンである。tCTP−hGH−CTP−CTPの切り詰められたCTPカセットはN末端に結合され、2つのCTPカセットはC末端に結合された(2つのカセット)。
3つのPCR反応を実施した。最初の反応は、プライマー25およびプライマー35ならびにテンプレートとしてp401−3−p12−5または401−4−p22−1のプラスミドDNAを用いて行われ、PCR増幅の結果として、265または220bp生成物が形成された。第2の反応は、プライマー34およびプライマー37ならびにテンプレートとしてTA−hGH−2−q65−1のプラスミドDNAを用いて行われ、PCR増幅の結果として、695bp生成物が形成された。最後の反応は、プライマー25および37ならびにテンプレートとして前の2つの反応の生成物の混合物を用いて行われ、PCR増幅の結果として、938または891bp生成物が形成され、TAクローン化ベクター(Invitrogen、カタログK2000−01)の中に連結された。hGH配列を含むXbaI−Not I断片は、我々の真核生物発現ベクターpCI−dhfrの中に連結された。
CTP−hGH−CTP−CTPおよびtCTP−hGH−CTP−CTPは、DG−44 CHO細胞において発現された。細胞をタンパク質を含まない培地で成長させた。CTP−hGH−CTP−CTPの分子量は約47.5kDであり(図1を参照)、tCTP−hGH−CTP−CTPの分子量は約43.25kDである(図1を参照)。
402−6−p95a−8(CTP−hGH−CTP)−配列番号13の構築:hGH−6の構築は、hGH−3の構築と同じ方式で実施された。pCI−dhfr−402−1−p83−5(hGH−ctp)は、第2のPCR反応において、テンプレートとして使用された
402−5−p96−4(CTP−hGH)−配列番号14の構築:PCR反応は、プライマー25およびプライマー39ならびにテンプレートとしてpCI−dhfr−ctp−EPO−ctp(402−6−p95a−8)のプラスミドDNAを使用して実施され、PCR増幅の結果として、763bp生成物が形成され、TAクローン化ベクター(Invitrogen、カタログK2000−01)の中に連結された。ctp−hGH配列を含むXbaI−Not I断片を我々の真核生物発現ベクターpCI−dhfrの中に連結し、402−5−p96−4クローンを得た。
実施例2 本発明のhGH−CTPポリペプチドの生体内生物活性試験
次の実験は、市販の組換えヒトGHおよびhGHと比較して、hGH−CTPポリペプチドの持続型生物学的活性の可能性を試験するために実施された。
材料および方法
雌の下垂体切除されたラット(60〜100g)は、21.7μgのhGH−CTPポリペプチドの皮下注射を毎週、または5μgの対照の市販rhGHの皮下注射を1日1回受けた。
体重は、治療前、第1の注射24時間後、そして21日目の研究の最後まで2日に1回、全ての動物において測定された。各点は、群の平均体重増加パーセンテージ((体重0日目−体重最終日)/体重0日目)を表す。平均体重増加は、市販のhGHの1日1回の注射に対して基準化された。治療スケジュールは表2に要約される。
Figure 2014521684
結果
結果は図2に要約される。これらの結果は、CTP−hGH−CTP−CTP(配列番号11)およびtCTP−hGH−CTP−CTP(配列番号12)が100%の体重増加を誘発した市販のrhGHと比較して、120%を超える体重増加を誘発したことを示す。
結論
21.7μgのCTP−hGH−CTP−CTP(配列番号11)およびtCTP−hGH−CTP−CTP(配列番号12)の3回の1週間に1回の用量(注射日:1、7、および13)は、5μgの用量で13日間1日1回投与された同じ蓄積用量で注射された市販のrhGHと比較して、下垂体切除されたラットにおいて30%のより大きな体重増加を誘発した。
実施例3 CTP修飾GHの薬物動態研究
単回用量の薬物動態研究は、スプラーグドーリーラットで行われた。全ての動物実験は、動物福祉法(Animal Welfare Act)の動物実験に関する指針(Guide for the Care and Use of Laboratory Animals)により、およびModigene,Biotechnology General Ltd.の施設内動物実験委員会(Institutional Animal Care and Use Committeesの)監視および承認のもと、行われた。ラットは、個別に、または1ケージに2匹のいずれかで、12時間の明/暗周期の部屋のケージに入れられた。水(自治体の給水)およびゲッ齒類固形飼料へのアクセスは自由であった。
ラットにおけるCTP−hGH−CTP−CTPおよびGHの薬物動態を比較するために、1群に雄3〜6匹で、スプラーグドーレイラット(270〜290g)を4つの群に分けた。ラットは、無作為に4つの治療群に割り当てられた(表3を参照)。ラットは、GH(50μg/kg静脈内もしくは皮下)またはCTP−hGH−CTP−CTP(108μg/kg静脈内もしくは皮下)の単回の皮下または静脈内注射を投与された。イソフラン麻酔下で採取された投与前サンプルを除き、血液採取は、麻酔なしの動物において実施された。血液サンプル(約0.25ml)は、表3に要約される時間で、CTP−hGH−CTP−CTP血漿濃度のELISA分析用にEDTAコーティングされたマイクロタイナーに採取された。各サンプル採取後、血液容量は、等容量の減菌0.9%生理食塩水と交換された。サンプルは、遠心分離および血漿採取1時間前に最大1時間氷上で保管された。血漿サンプルは、分析前に約−20℃で保管された。
Figure 2014521684
ヒト成長ホルモンの検出専用の市販のサンドウィッチELISAキット(Roche Diagnostics)は、ラット血漿サンプルの評価に使用された。このキットは、抗体サンドウィッチELISA形式の手段により血漿中のヒト成長ホルモを検出する。このキットは、最初は、ラット血漿中のCTP−hGH−CTP−CTPの濃度を測定するために使用された。これらの血漿サンプルに関して、CTP−hGH−CTP−CTP標準曲線(1.2〜100ng/ml)が使用され、ラット血漿中のCTP−hGH−CTP−CTPの濃度は、この曲線から内挿された。
クリアランス(CLまたはCL/F)、分布の容量(VdもしくはVd/F)、半減期(t1/2)、血漿濃度曲線下面積対時間曲線下面積(AUC)、観察された最大血漿濃度(Cmax)、および観察された最大血漿濃度までの時間(Tmax)を含む標準的な薬物動態パラメータは、WinNonlinのモデル化プログラム(Pharsight、バージョン3.1)を用いて、非コンパートメント分析により、血漿アルブトロピン(albutropin)またはGH濃度/時間曲線から得られた。血漿CTP−hGH−CTP−CTPまたはGH濃度データは、この分析に関して、均一に加重された。AUCは、静脈内データに関しては、対数線形台形分析、そして皮下データに関しては線形アップ/対数ダウン台形法を用いて計算された。各ラットまたはサルの血漿濃度プロファイル(皮下アルブトロピンデータを除く)は、個々に分析され、薬物動態パラメータの平均±標準誤差(S.E.M.)値は、表4および図4に報告される。
CTP−hGH−CTP−CTPは275個のアミノ酸、および最大12のO結合炭水化物の1本鎖タンパク質である。構造は、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)のβ鎖のC末端ペプチド(CTP)の3つのコピーに結合される修飾されたヒト成長ホルモン(Somatropin)からなり、1つのコピーはN末端で結合され、2つのコピー(タンデムで)はC末端で結合される。ヒト成長ホルモンは、191個のアミノ酸からなる。CTPは、28個のアミノ酸および4つのO−結合糖鎖からなる。
実施例4 SDラットにおけるCTP修飾GHの薬物動態
CTP−hGH−CTP−CTPの薬物動態が評価され、市販のhGH(バイオトロピン)と比較された。
Figure 2014521684
データ統計分析
血清サンプルの分析は、各サンプルの比濃度レベルを決定するために行われた。濃度および時間点データは、WinNonLin非コンパートメント分析を用いて処理された。
決定されたパラメータは、AUC、MRT、t1/2、Cmax、およびTmaxを含んだ。図4は、ラット(用量/経路当たりn=3〜6)におけるCTP−hGH−CTP−CTPまたはGHの単回静脈内もしくは皮下用量後のGH濃度(pg/ml)と比較した、CTP−hGH−CTP−CTP血漿濃度の優れた薬物動態プロファイルを示す。
50μg/kgの単回皮下注射後、SDラットの血液からのCTP−hGH−CTP−CTPのクリアランスは、CTP−hGH−CTPおよびバイオトロピンよりも非常にゆっくりであった。対応する計算された半減期時間およびAUCは、
バイオトロピン T1/2 1.7時間 AUC 41時間*ng/mL
CTP-hGH-CTP T1/2 8.5時間 AUC 424時間*ng/mL
CTP-hGH-CTP-CTP T1/2 9.0時間 AUC 680時間*ng/mL
であった。
結論
CTP−hGH−CTP−CTPは、他の6つの変異体中最終候補として選択された。CTP−hGH−CTP−CTPは、生物学的活性および薬物動態に関して優れた性能を示した。
実施例5 単回用量/反復用量のCTP修飾GHの体重増加アッセイ(WGA)
下垂体切除された(両耳間法)雄の3〜4週齢のラットをCRL Laboratoriesから得た。3週間の術後馴化期間中、擬似手術ラットと類似する体重増加により明らかである下垂体切除が不完全であると考えられる動物を除くために、ラットを検査し、1週間に2回体重を量った。下垂体切除が不完全なこれらのラットは、研究から除かれた。下垂体切除されたラットの平均体重は、実験の時点で70〜90グラムであった。これは、hGHの標準的なUSPおよびEPバイオアッセイである。下垂体切除されたラット(下垂体が除去されたラット)は、体重を増加させる能力を失う。hGH(およびCTP−hGH−CTP−CTP)のこれらのラットへの注射は、体重増加をもたらす。所定の時間期間に沿った測定された体重増加および注射されたhGHの量に基づき、hGH(およびCTP−hGH−CTP−CTP)の比活性が決定される。ラットは、4日間隔で3週間、0.4、0.8、および4mg/Kgの単回皮下用量または0.6および1.8mg/Kgの反復皮下用量を投与された。全動物の個々の体重は、無作為、最初の投薬前、その後2日毎、または死亡した場合、死亡時、および殺処理前に決定された。
単回用量および反復用量体重増加アッセイ
下垂体切除されたラットにおけるCTP−hGH−CTP−CTPの異なる投薬パターン後の全身成長応答を比較した結果は、図5に示される。結果は、0.4および0.8mg/Kg/日用量のhGH−CTPの単回注射が、0.1mg/Kg/日のバイオトロピンの4日間の1日1回の注射と等しかったことを示す。hGH−CTP作用のピークは、2日後であった。
図6は、CTP−hGH−CTP−CTPの単回注射後の曲線下面積がラットにおける体重増加と相関することをさらに示す。よって、集合データは、体重増加が累積AUCと密接に相関することを示す。
4日間隔で投与されたhGH−CTP構築物は、図7に示されるバイオトロピンの毎日の注射と同じ体重増加を促進する。ヒトにおけるhGHの半減期は、ラットより5倍良いと予想される、つまり、1回の単回注射に関して、ヒトにおいて10日後に潜在的なピーク作用を示す。これらの結果は、ヒトにおける1週間に1回または2週間に1回のhGH−CTP構築物CTP−hGH−CTP−CTPの投与を支持する。
実施例6 CTP修飾GHの約力学/薬物動態研究
下垂体切除された(両耳間法)雄の3〜4週齢のラットをCRL Laboratoriesから得た。3週間の術後馴化期間中、擬似手術ラットと類似する体重増加により明らかである下垂体切除が不完全であると考えられる動物を除くために、ラットを検査し、1週間に2回体重を量った。下垂体切除が不完全なこれらのラットは、研究から除かれた。下垂体切除されたラットおよび偽ラットの平均体重は、実験時、それぞれ、70および150gであった。
ラットは、CTP−hGH−CTP−CTP、ビヒクル、ヒト成長ホルモンCTP−hGH−CTP−CTP、またはヒト成長ホルモンを単回皮下投与され(20μg/ラット)、0.2ml/ラットの注射容量で皮下投与された。GHの用量は0.35および1.05μg/Kgであり、対応する0.6および1.8μg/Kg用量のCTP−hGH−CTP−CTP中のGH量と等モルである成長ホルモンの用量であった。治療群は表4に要約される。注射後、IGF−1分析用の血漿サンプルを表5に記載される時間に得た。サンプルは、市販のELISA(R&Dシステム)を用いてIGF−1濃度に関して分析された。
CTP修飾hGHの毎週投与は、標準GHのように正常な範囲内にIGF−Iを維持するのに成功し、加えて標準的なGHのように体重も維持する。
Figure 2014521684
非コンパートメント薬物動態分析は、各群の平均血清濃度対時間曲線に対して実施された。CTP−hGH−CTP−CTP Cmaxは、バイオトロピンCmaxより非常に高かった。CTP−hGH−CTP−CTPの最終半減期は、バイオトロピンより6倍高かった。
Figure 2014521684
AUC0−tおよびAUC0−∞は、非常に類似し、サンプル採取の期間は、薬物動態プロファイルを特徴付けるのに適切であったことを示唆する。CTP−hGH−CTP−CTPのAUCは、バイオトロピンより10倍高かった。さらに、Cmaxは、一般に用量に比例し、CTP−hGH−CTP−CTPに関して、バイオトロピンのCmaxより2倍高かった。しかしながら、図8に示されるように、CTP−hGH−CTP−CTPのTmaxは、バイオトロピンの0.5時間と比較して8時間であり、最終半減期は、用量レベルと共に変動するようには思えなかった。CTP−hGH−CTP−CTPのT1/2は、バイオトロピンより6.8倍長かった。
GHの間接的作用は、主に、成長ホルモンに応答して肝臓および他の組織から分泌されるホルモンであるインスリン様成長因子−I(IGF−I)により媒介される。成長ホルモンの成長促進作用の大半は、実際、その標的細胞に対するIGF−I作用による。したがって、下垂体切除されたラットにおけるIGF−1血清レベルに対するCTP−hGH構築物、CTP−hGH−CTP−CTPの作用が測定された。図9は、CTP−hGH−CTP−CTPおよび市販のhGHの皮下注射後の下垂体切除されたラットにおけるIGF−1血清レベルの結果を提示する。
CTP−hGH−CTP−CTP0.6または1.8mg/Kgおよびバイオトロピン0.35または1.05mg/Kgの単回用量は、PK/PDプロファイルを決定するために、下垂体切除されたラットに皮下注射された。注射後の血清IGF−Iが、特定のELISAキット(Roche Diagnostics)を用いて測定された。
CTP−hGH−CTP−CTPの注射後のIGF−Iの累積血清レベルは、バイオトロピンの注射後より非常に高かった。Cmaxは、一般に用量に比例し、CTP−hGH−CTP−CTPに関して、バイオトロピンのCmaxより3〜4倍高かった。CTP−hGH−CTP−CTPのTmaxは、バイオトロピンの20〜24時間と比較して、36〜48時間であった。結論として、血清における高hGHレベルおよび長期存在は、IGF−1レベルの大幅な増加をもたらす。
実施例7 CTP修飾GHの炭水化物含量およびシアル酸含量
O−グリカンの分析は、Prozymeキットに基づく。O−グリカンは、化学的および酵素的にタンパク質から切断され、ペーパークロマトグラフィーを用いてペプチドから単離される。O−グリカンプールの配列決定は、標準と比較して、連続酵素消化(エキソグリコシダーゼ)、続くHPLC分析により行われた。
配列分析によるグリコプロファイリング
グリコプロファイリングは、Ludger Ltdにより行われた。2つのサンプル(EN648およびRS0708)は、3つ組放出を通して取得され、各放出は3つ組でHPLCによっても分析された。EN648およびRS0708の3つ組の300μgサンプルならびにクエン酸塩/塩化ナトリウム緩衝液+正の対照フェチュイン(250μg)および100μlの水の負の対照の単一の100μlのサンプルは、緩衝液を水と取り換えるために、10,000Daの分子量カットオフ膜を用いて遠心分離することにより限界濾過され、Oモード条件下(60oCで6時間)、ヒドラジン分解を通して取得された。放出されたグリカンは、再Nアセチル化され、LudgerClean CEXカートリッジにより浄化された。放出されたグリカンのアリコートは、次に2−アミノベンズアミド(2AB)で標識され、Ludger Clean Sカートリッジで浄化され、LudgerSep−N2 HILIC−HPLCにより分析された。
単糖類含量
中性単糖類の分析は、グリカンをその構成要素単糖類構成成分に加水分解することを必要とする。加水分解は、無傷糖タンパク質サンプルで、Ludger Ltdにより行われた。具体的には、50μgの無傷糖タンパク質を、酸加水分解し、2−AB(2−アミノベンズアミド)標識し、逆相HPLCカラムにかけられた。この方法は、NおよびO連結型を含む糖タンパク質上に存在する全てのグリカンを加水分解する。
シアル酸プロファイリング
2つのサンプル(EN648およびRS0708)および緩衝対照を分析した。シアル酸分析は、単糖類の適度の酸放出、続いてDMBフルオロフォア標識およびLudgerSep−R1カラム上でのHPLC分析を必要とする。50μgの無傷糖タンパク質を各分析用に酸加水分解した。
CTP−hGH−CTP−CTPの糖分析
Figure 2014521684
単糖類プロファイルは、CTP−hGH−CTP−CTP糖タンパク質サンプルがOリンク型グリカンを主に含むことを示す。主なO−グリカンピークは、シアル酸付加されたコア1(Neu5Acα2−3Galβ1−3GalNAc)である。主なシアル酸はNeu5Acであり、3〜4%のジアセチル化シアル酸N−アセチル−9−O−アセチルノイラミン酸(Neu5,9Ac2)および1%未満のN−グリコリルノイラミン酸の存在を示唆するいくつかの少数のピークが存在する。少量のNeu5Acα2−6(Galβ1−3)GalNAcも存在する。
実施例8 アカゲザルにおけるCTP修飾GHの薬物動態/毒性動態分析
各動物に関して血清濃度対時間曲線を生成した。非コンパートメント分析は、WinNonlinプロフェッショナルバージョン5.2.1(Pharsight Corporation,Mt View CA.)で行われた。推定される薬物動態パラメータは下の表8に示される。
Figure 2014521684
AUC0−tおよびAUC0−∞は、非常に類似し、サンプル採取の期間は、薬物動態プロファイルを特徴付けるのに適切であったことを示唆する。Cmaxは用量に比例した。Tmaxは高用量で遅かった。Tmaxは、低用量群の全動物に関して4時間であり、高用量群においては8または24時間であった。最終半減期は2つの用量群に関して類似する。
AUCは用量にほぼ比例するが、低用量と比較して、CL/FおよびVz/Fに関してわずかに低い推定を生成する高用量で比例AUCよりわずかに大きい。CLおよびVzが高用量で低い、またはFが低用量で低いかを述べることは不可能である。群間で重なりがあるため、これがCL/FおよびVz/Fにおいて有意差を表すかは疑問である。
モデルにより推定された薬物動態パラメータは、非コンパートメント分析のものと非常に類似した。吸収および排出半減期は下の表9に示される。
Figure 2014521684
データは、排出速度は群間で極めて類似するが、T1/2排出が低用量群においてわずかに長いことを示す。しかしながら、吸収は、1.8mg/kgの投与後と比較して、90mg/kgの皮下投与後、5倍超ゆっくりである。非コンパートメント分析の場合のように、モデル化は、高用量で遅いTmaxを示した。
GHの補足は、小児および成人のGH欠乏の治療に有効であるが、長期間にわたる毎日の注射の欠点は、ある患者集団における医師によるその使用を制限し、また投薬ミスのリスク、介護者の数、治療の費用、および/ノンコンプライアンスを増加させる。処方されたGH投薬レジメンに従わない影響を理解することができない低身長の小児等のある集団において、GH療法による最適な利益を達成するために、コンプライアンスの必要性は特に重要である。毎日のGH注射のより好適な代替えの発見およびそれに続くコンプライアンスの問題は、GH欠乏小児がGH治療を継続して必要とする成人に移行する場合、さらに重要さを増す。毎日の療法の必要性は、組換えGHの短い血漿半減期によるところが大きく、GHの持続放出形態の開発を導いた(Reiter EO.Attire KM.,Mashing TJ.Silverman BL.Kemp SF.Neolith RB.Ford KM. and Sanger P. A multimember study of the efficacy and safety of sustained release GH in the treatment of naive pediatric patients with GH deficiency.J.Clin.Endocrinol.Metab.86(2001),pp.4700−4706.)。
本明細書に提供される、組換えヒト成長ホルモン−CTP融合タンパク質GH−CTPは、ラットにおいて、持続期間がGHより長い薬物動態プロファイルを有する。この独特の薬物動態プロファイルは、それぞれ、成長および血漿IGF−1レベルの上昇により示されるように、成長ホルモン欠乏ラットにおいて、薬力学的作用を達成するために、GH−CTPの間欠投与を可能にする。
GH−CTPは、ラットにおいて皮下投与されたとき、GHと比較して、優れた薬物動態プロファイルを提供する。GHと比較して、GH−CTPの血漿クリアランスにおいて実質的な差がある。具体的には、血漿は、皮下投薬後、GHより6倍超ゆっくりGH−CTP除去される。GH−CTPの最終半減期および平均滞留時間は、皮下投与後、ラットにおいて、GHよりほぼ6倍長かった。加えて、皮下投薬後のCl/Fは、GH−CTPにおいて、GHより10倍低かった。
薬物動態が薬力学的効果があるラットにおいて役立つかを検査するために、GH−CTPが毎日より少ない頻度の投薬レジメンでGH欠乏の下垂体切除されたラットの成長を刺激するかもしれないという可能性が、等モルCTP−hGH−CTP−CTPおよびGH用量レベルで試験された。GH−CTPの単回皮下注射は、GHの4日間の毎日連続注射と等しい漸進的体重増加を促進した。加えて、GH−CTPの4日毎の投与は、GHに対して向上された体重増加を示す。
薬力学的に、下垂体切除されたラットにおけるGHに対するGH−CTPの長い循環時間は、単回皮下注射後の血液血漿において測定されたIGF−1応答の延長をもたらす。単回用量のGH−CTPの皮下投与は、下垂体切除ラットにおいて、用量依存様式で、循環IGF−1濃度を増加させた。最高アルブトロピン用量で、IGF−1濃度は、単回投与後75時間もの間、基準を上回って上昇した。よって、単回用量のGH−CTPの向上された循環時間は、単回用量のGHに対して実質的な薬力学的改善をもたらし、標準的なGH治療レジメンと比較して、投薬頻度を減少させながら、類似する成長向上および体脂肪の減少を提示し得る可能性を高める。
アカゲザルにおいては90mg/kg、そしてラットにおいては180mg/kgの単回CTP修飾hGH用量は、両種において十分に忍容された。これらの動物におけるタンパク質の予測されたクリアランスに基づくラットと霊長類との間の相対成長係数は、約×2である。治療用タンパク質の業界により承認されている外挿モデルと一致して、半減期は種間で増加するI(FDA Guidance)。霊長類の90mg/kgは、ラットの180mg/kgのCTP修飾hGHよりわずかに良好なPKプロファイルを有する。よって、ヒトへの相対成長外挿は、1週間に1回または1回/2週の注射を支持する。
CTP−GH構築物を利用する本概念は、市販のGH組換え生成物と比較して投薬頻度を減少させた。Nutropin Depot(登録商標)は、小児集団における使用を承認したGHの持続放出性製剤であるが、既存対照との比較は、1年および2年の成長速度が、GHで治療された小児(1年の成長速度10.1±2.8cm/年)の小児より、Nutropin Depot(登録商標)を与えられた小児(1年の成長速度8.2±1.8 cm/年)において大幅に低い(p<0.001)ことを明らにした(Silverman BL.Blethen SL.Reiter EO. Attie KM.Neuwirth RB. and Ford KM.A long−acting human growth hormone (Nutropin Depot(登録商標)):efficacy and safety following two years of treatment in children with growth hormone deficiency.J. Pediatr.Endocrinol.Metab.15(2002),pp.715−722.)。皮下投与されたNutropin Depot(登録商標)の局所作用は、小塊、紅斑、注射部位の痛み、頭痛、および嘔吐を含む。ラットおよびサルの両方における前臨床毒物学研究は、CTP−hGH−CTP−CTPの皮下投与がビヒクルと比較して局所反応を生成しないことを示した。低頻度のGHの投与形態の医学的必要性を考えると、ラットにおける本研究のCTP−hGH−CTP−CTPの薬理学的性質は、この生成物が毒物学および患者コンプライアンスに関しても好ましいことを示唆する。ラットにおけるCTP−hGH−CTP−CTPの維持された活性は、現在毎日の投薬で達成されている治療利益を得るために、間欠投与のみを必要とする薬剤としてのその潜在的な実用性を支持する。
実施例9 ヒト成長ホルモン(hGH−CTP)の持続型CTP修飾された型は成長ホルモン欠乏成人において高度に有効であった−第II相臨床試験
無作為化非盲検第II相臨床試験は、現在毎日成長ホルモンの注射を受容している患者において、毎週、または1ヶ月に2回のいずれかで注射されるhGH−CTPの安全性、忍容性、薬物動態、および薬力学的性質を評価するために行われた。試験は、6カ国の多数の施設で行われた。試験の3つの主なコホートは、成長ホルモン欠乏成人患者が毎日注射の形態で7日間にわたり受容する当量累積市販hGH用量の30%、45%、または100%を含む単回毎週用量のhGH−CTPを受容した(それぞれ、「30%」、「45%」、および「100%」コホートと称される)。データは、各コホートに13人の39人の患者の結果を反映する。各コホートに女性2人を含んだ。
3つの主なコホートに加え、成長ホルモン欠乏成人は、正式な第II相試験の外で行われる実験的な第4のコホートに参加した。実験的な第4コホートの患者は、成長ホルモン欠乏成人患者が毎日注射の形態で2週間の期間にわたって受容する累積市販用量の50%を含むhGH−CTPの単回注射を2週間に1回受容する。
hGH−CTPの単回毎週注射を受容する3つの主なコホートの有効性は、7日間にわたって(研究の治療の最終週中)、所望される治療範囲内のインスリン様成長因子1(IGF−1)レベルを毎日測定することにより定義される。所望される治療範囲は、年齢群および性別によって層別化される、正常な集団において予想される平均IGF−1レベルから+2標準偏差〜−2標準偏差として定義される。加えて、試験は、正常範囲内の患者の分散を観察する目的のため、+/−1.5標準偏差の狭い範囲内のIGF−1レベルを測定した。
結果
表10は、正常な集団の平均IGF−1レベルからの標準偏差で表された、最終治療週中に測定された、男性の正常な治療範囲内(+/−2SD)の日数の平均パーセント、狭い正常治療範囲内(+/−1.5SD)の日数の平均パーセント、およびIGF−1の平均Cmax(最高濃度レベル)を含む。
Figure 2014521684
成人患者が通常初期治療用量として処方されるであろう累積毎週hGH用量の50%を含む1週間当たり2mgのhGH−CTPは、成人第III相において、男性および女性の開始用量として定義される可能性が高い。
安全性および/または忍容性問題のエビデンスはなく、高用量で使用されたとき、hGH−CTPが患者において過剰なレベルのIGF−1、または正常範囲をも上回るレベルを誘発する兆候はなかった。
本発明のある特性が本明細書において図示され、説明されたが、当業者は、今や多くの修正、置換、変更、および等価物に気が付くだろう。したがって、付属の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨内に入る全てのそのような修正および変更を網羅することが意図されることを理解する。

Claims (58)

  1. ヒト対象において体重減少を誘発するか、または体脂肪を減少させる方法であって、
    前記対象に、
    成長ホルモンと、
    前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、
    前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象において体重減少を誘発するか、または体脂肪を減少させることを含むことを特徴とする方法。
  2. 少なくとも1つのCTPの配列が、配列番号1および配列番号2からなる群から選択されるアミノ酸配列によってコードされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ポリペプチドが、シグナルペプチドをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記シグナルペプチドの配列が、配列番号3に示されるアミノ酸配列を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのCTPが、グリコシル化されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのCTPが、切り詰められていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 少なくとも1つのCTPが、リンカーを介して前記成長ホルモンに結合されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記リンカーが、ペプチド結合であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記成長ホルモンが、1週間に1回、または2週間に1回投与されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記成長ホルモンが、0.05〜7.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記成長ホルモンが、約2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記成長ホルモンが、約4mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記成長ホルモンが、約1.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記成長ホルモンが、前記対象に皮下投与されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. ヒト対象においてインスリン様成長因子(IGF−1)レベルを増加させる方法であって、
    前記対象に、
    成長ホルモンと、
    前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、
    前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象においてIGF−1レベルを増加させることを含むことを特徴とする方法。
  16. 少なくとも1つのCTPの配列が、配列番号1および配列番号2からなる群から選択されるアミノ酸配列によってコードされることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記ポリペプチドが、シグナルペプチドをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記シグナルペプチドが、配列番号3に示されるアミノ酸配列を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記成長ホルモンが、1週間に1回、または2週間に1回投与されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  20. 前記成長ホルモンが、0.05〜7.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  21. 前記成長ホルモンが、約2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  22. 前記成長ホルモンが、約4mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  23. 前記成長ホルモンが、約1.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  24. 前記成長ホルモンが、前記対象に皮下投与されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  25. ヒト対象において成長ホルモンの投薬頻度を減少させる方法であって、
    1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)を前記成長ホルモンのアミノ末端に結合させ、かつ、2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPを前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合させるステップを含み、
    それによって前記成長ホルモンの投薬頻度を減少させるようにしたことを特徴とする方法。
  26. 前記少なくとも1つのCTPの配列が、配列番号1および配列番号2からなる群から選択されるアミノ酸配列によってコードされることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. シグナルペプチドをCTPの前記アミノ末端に結合するステップをさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  28. 前記シグナルペプチドが、配列番号3に示されるアミノ酸配列を含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記成長ホルモンが、1週間に1回、または2週間に1回投与されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  30. 前記成長ホルモンが、0.05〜7.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  31. 前記成長ホルモンが、約2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  32. 前記成長ホルモンが、約4mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  33. 前記成長ホルモンが、約1.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  34. 前記成長ホルモンが、前記対象に皮下投与されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  35. 小児または青年であるヒト対象において、成長または体重増加を誘発する方法であって、
    前記対象に、
    成長ホルモンと、
    前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、
    前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む、治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象において成長または体重増加を誘発することを含むことを特徴とする方法。
  36. 少なくとも1つのCTPの配列が、配列番号1および配列番号2からなる群から選択されるアミノ酸配列によってコードされることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 前記ポリペプチドが、シグナルペプチドをさらに含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  38. 前記シグナルペプチドの配列が、配列番号3に示されるアミノ酸配列を含むことを特徴とする請求項38に記載の方法。
  39. 少なくとも1つのCTPが、グリコシル化されていることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  40. 少なくとも1つのCTPが、切り詰められていることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  41. 少なくとも1つのCTPが、リンカーを介して前記成長ホルモンに結合されていることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  42. 前記リンカーが、ペプチド結合であることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 前記成長ホルモンが、1週間に1回、または2週間に1回投与されることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  44. 前記成長ホルモンが、0.05〜7.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  45. 前記成長ホルモンが、約2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  46. 前記成長ホルモンが、約4mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  47. 前記成長ホルモンが、約1.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  48. 前記成長ホルモンが、前記対象に皮下投与されることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  49. 対象においてインスリン様成長因子(IGF−1)レベルを正常な治療範囲内に維持する方法であって、
    前記対象に、
    成長ホルモンと、
    前記成長ホルモンのアミノ末端に結合される1つの絨毛性ゴナドトロピンカルボキシ末端ペプチド(CTP)と、
    前記成長ホルモンのカルボキシ末端に結合される2つの絨毛性ゴナドトロピンCTPとを含む治療有効量のポリペプチドを投与し、それによって前記対象においてIGF−Iを正常な治療範囲内に維持することを含むことを特徴とする方法。
  50. 少なくとも1つのCTPの配列が、配列番号1および配列番号2からなる群から選択されるアミノ酸配列によってコードされることを特徴とする請求項49に記載の方法。
  51. 前記ポリペプチドが、シグナルペプチドをさらに含むことを特徴とする請求項49に記載の方法。
  52. 前記シグナルペプチドが、配列番号3に示されるアミノ酸配列を含むことを特徴とする請求項51に記載の方法。
  53. 前記成長ホルモンが、1週間に1回、または2週間に1回投与されることを特徴とする請求項49に記載の方法。
  54. 前記成長ホルモンが、0.05〜7.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項49に記載の方法。
  55. 前記成長ホルモンが、約2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項49に記載の方法。
  56. 前記成長ホルモンが、約4mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項49に記載の方法。
  57. 前記成長ホルモンが、約1.2mg/投与の用量で投与されることを特徴とする請求項49に記載の方法。
  58. 前記成長ホルモンが、前記対象に皮下投与されることを特徴とする請求項49に記載の方法。
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