JP2014509906A - クリーニング組成物をロードされた、乾いた、洗える、再使用可能な表面クリーニング基材 - Google Patents

クリーニング組成物をロードされた、乾いた、洗える、再使用可能な表面クリーニング基材 Download PDF

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Abstract

本発明は、本質的に乾いており、そしてクリーニング組成物をロードしている、非常に好適にも貯蔵され、そしてその乾燥形態で輸送され得る、及び水などの、キャリアの簡単な添加によって表面クリーニングのために活性化され得る、表面クリーニング基材である。本発明は更に、そのようなロード済み乾燥基材の製造方法、及びそのようなロード済み乾燥基材を使用する表面クリーニングの方法である。

Description

本発明は、表面、例えば床のクリーニングのために有用な基材に関する。具体的には、それは、その使用の直前に濡らすことができる、クリーニング組成物を含む、洗える、再使用可能な本質的に乾いた基材に関する。本発明はまた、クリーニング組成物についてだけでなく基材についての特定の実施に並びにクリーニング組成物をロードされた基材のキットに関する。本発明は更に、洗える、再使用可能な基材にクリーニング組成物をロードする方法に、並びに再使用可能な、洗える基材を洗浄し、それにクリーニング物質をロードし、ロード済み基材を乾燥させ、それが、水によるなどで、濡らされるクリーニング場所にロード済み乾燥基材を貯蔵する/輸送するというリサイクリングルックに関する。表面をきれいにすると、汚れロード済み基材は、洗浄工程にリサイクルすることができる。
表面クリーニングにとって、洗剤若しくはスカーリング流体などの、クリーニング組成物を基材と組み合わせることは、ユーザーが作業を容易にする及び/又は使用される組成物の量を最適化するためにそのような組成物を添加する必要がないように、長い間望まれてきた。
先行技術並びに市販製品は、2つの主なアプローチを示す。
第1アプローチは、マイクロファイバーなどの、特定の組成のものであってもよいか、又は帯電防止的になど、特に処理されていてもよい、1回限り用法の基材を用いるものである。それらはまた、クリーニング組成物などの、添加物を含んでいてもよく、乾燥状態でか又は湿潤状態でユーザーに配送される。クリーニングのために、水でなど、濡らすことができる、本質的に乾いた(「手で触れるくらいまで乾いた」)基材を配送することもまた知られている。クリーニングすると、基材は汚れをロードされ、添加物が使い尽くされた及び/又は汚れレベルが臨界レベルに達した時点で廃棄される。
そのようなシステムは、それらが基材の使用の点で非効率的であり、それが経済的観点並びに生態学的観点の両方から望ましくないという欠点を有するだけではない。また、そのようなシステムは、これらが湿っており、それ故に微生物汚染の傾向がある場合には特に、基材を貯蔵する及び流通させることに関して特別の予防措置を必要とする。
特開平2−047397号公報は、その繊維組織中に石鹸を含有する紙に関する。米国特許第4,935,158号明細書は、活性剤成分の徐放を用いて再使用可能である、固体洗剤クリーニング組成物を含む(洗えない)クリーニングパッドを記載している。
他の従来のアプローチは、洗浄され、乾燥され、そしてクリーニング場所に配送される、再使用可能な基材を用いるものである。そこで、それらは、マイクロファイバー基材についてよく知られているように、そのようなものとして使用されてもよい。あるいは、クリーニング液は、多くの場合圧搾インサート付きバケツ中でなどクリーニング組成物を水に加えることによって調製される。更なる代替手段は、クリーニング用具のハンドルに固定されていてもよいなどの、投与装置を含み、そしてクリーニング液をクリーニング表面又は基材に配送するために使用されるクリーニング用具を用いる。
そのようなシステムは典型的には、クリーニング液がクリーニング場所で調製されることを必要とし、それは多くの場合、クリーニング組成物の及び/又は水のミス投与をもたらし、不十分な汚れのピックアップ及び/又は縞形成などの、不満足なクリーニング結果をもたらす可能性があり、そして過剰投与の場合には経済性を悪化させる可能性がある。特に職業クリーニングについては、クリーニング組成物のためのより大きいコンテナの使用は、物流チェーンにおいて又はオンサイトで複雑な事態につながる可能性がある。更に、クリーニング組成物のかなりの部分は、使用後にクリーニング液とともに廃棄される。
欧州特許出願公開第A−0153146号明細書は、ワイピング中に表面に配送される洗剤を持っていることができる基材を含む、表面を拭くために好適な物品に関する。米国特許第4,014,808号明細書は、汚れた床面の処理のための水性作用液に有用な洗剤調合物を記載している。他のワイピング物品などは、例えば、英国特許第1522759号明細書(Airwick);欧州特許出願公開第66463A号明細書(Unilever);欧州特許出願公開第68830A号明細書(Unilever);英国特許第1326080号明細書(Freudenberg);及び英国特許第1304375号明細書(L’Oreal)に記載されている。それらの中で、活性材料(液体又は固体、しかし通常は液体)は一般に、何らかの方法でカプセル化されているか又は区画に分けられており、ある刺激、例えば、圧搾、摩擦又は湿潤の適用によって初めて放出され得る。
しかし、刊行物のどれも、本質的に乾いている、そして使用時に濡らされるためのクリーニング組成物をプレロードされている、洗える、再使用可能な基材を提供するという問題に対処していない。また、洗える基材にクリーニング組成物を洗浄中に又は洗浄後にロードし、その後それを乾燥状態でクリーニング場所に貯蔵する及び/又は輸送するという開示はまったくない。
従って、一態様においては、本発明は、好適なクリーニング物質をロードされているが本質的に乾燥状態で貯蔵する及び輸送することができる、洗える、再使用可能な基材を提供することによって残っている問題に対処するものである。別の態様においては、本発明は、そのようなロードされた、本質的に乾いた基材の製造方法に、そして更なる態様においては表面のクリーニング方法に関連し、それによって基材が使用され、基材は、使用された後に洗浄され、汚れをロードされ、その後、それが水などの、クリーニングキャリアと組み合わせられる、クリーニング場所にそれを貯蔵する及び/又は移動させることができるように、クリーニング組成物をロードされる。
本発明は、他の目的のために使用されてもよいけれども、床又は窓などの、表面、多くの場合平坦な及び/又は硬い表面のクリーニングを指向する。典型的な適用は、モップ様構造物を使用することによる床のクリーニングに関する。この目的のために、本発明は、クリーニング基材及びクリーニングキャリア(水などの)と組み合わせて、床などの、表面の湿式クリーニングのために使用することができるクリーニング組成物を指向する。クリーニング基材が再使用可能であることは、本発明の重要な要素である。クリーニングの後に、汚れロード済み基材は、洗浄組成物及び液体洗浄キャリアを用いて洗浄し、クリーニング組成物を再ロードすることができる。必ずしもではないけれども好ましくは、洗浄及びローディング工程は同じ場所で、更により好ましくは、同じ機械においてなど、同じプロセスで行われる。洗浄及びローディング工程の後に、ロード済み基材は乾燥され、乾燥状態でクリーニング場所に貯蔵する及び/又は輸送することができ、その場所でそれは、湿式クリーニングのための液体クリーニングキャリアでユーザーによって濡らされる。
基材は、多孔性材料、典型的には厚さ又はz−寸法/方向及び長さ(x−)及び幅(y−)寸法/方向を示す、繊維ウェブ又はパッドである。それほど好ましくはないけれども、基材は、スポンジの又は、束の一端で一緒に固定された、そして他端でルーズな、典型的には5cm超及び50cm未満の糸の束の形態にあってもよい。好ましい実施においては、基材は、本質的に終わりのないウェブの形態で製造され、基材パッドを形成するための形状へカットされてもよい。基材ウェブは、不織材料として形成される、編まれることによって又はベース材料に(縫い合わせること等によって)取り付けられた糸によって等、様々な周知の方法によって製造されてもよい。任意選択的に、及び多くの場合好ましくは、糸は輪にされても及び/又は撚られてもよい。床クリーニングのために使用されてもよいようなそのようなクリーニングパッドは、0.25m〜1.6m又は更にそれ以上の幅、及び0.02m又は0.05m〜約0.4m又は0.5mの長さを有してもよく、その厚さは3mm又は5mm〜30mm超、又は50mmさえの範囲であってもよい。パッドは、そのx−y−寸法において長方形形状であってもよく、多くの場合それは台形形状である。基材ウェブ又はパッドは、それぞれ、ポリエステル及びポリエステル−ポリアミド複合材料でできた平行縞などの、1つ以上のゾーンを含んでもよい。基材はそのようなものとして使用されてもよいし、又はそれは、あらゆる従来手段によってパッド(若しくは基材)ホルダーに結合するように合わせられてもよい。
用語クリーニング組成物は、床のクリーニングのためになどの、表面クリーニングプロセスのために有用な材料に関する。そのようなクリーニング組成物は、クリーニング組成物及びクリーニングキャリアを含む、クリーニング液を含む基材が、幾らかのクリーニング液を表面上に残しながら汚れを表面から除去するように、液体クリーニングキャリアによって支えられた基材を用いて表面に適用されてもよい。本発明の最も好ましい実施においては、そのようなクリーニングキャリアは水である。任意選択的に、クリーニング組成物は、香料などの、添加物を含んでもよい。
用語「化合物」は一般に、化学名で記載することができるなどの、化学的に本質的に同一に挙動する物質を意味する。用語「組成物」は一般に、少なくとも1つの、しかし典型的には2つ以上の化合物を意味する。用語「キャリア」は、その中に溶解された又は懸濁された化合物又は組成物を含有する典型的には液体の物質を意味する。
用語「液体」は、特に、組成物が、ワックスなどの、溶融できる化合物を含む場合には、標準使用及び貯蔵条件、即ち、0℃〜30℃の周囲条件で、典型的には22℃で液体である、物質を意味する。液体は、水又は溶剤などの、キャリア、溶解された物質、又はコロイド若しくは分散系などの、分散された物質を含んでもよい。
用語洗浄組成物は、水又は、ドライクリーニングの場合には、液化COなどの、溶剤などの、液体洗浄キャリア中での汚れロード済み基材の洗浄のために好適に使用できるような物質に関する。洗浄液は、洗浄組成物及び洗浄キャリアを含む。
用語「含浸」は、クリーニング組成物での基材のローディングに適用される。好ましくは、基材は含浸助剤で処理される。本明細書で下により詳細に考察されるように、含浸助剤は、プロセスの異なる段階で異なる形態で添加されてもよい。理論に制約されることなく、含浸助剤は、基材の表面特性を変性し、こうして基材の表面中若しくは上でのクリーニング組成物の堆積及び/又は保持を高めると考えられる。
用語含浸組成物は、被洗浄基材に適用される、そして必ずしもではないが典型的には流体含浸キャリア中のクリーニング組成物、任意選択的に含浸助剤、及び任意選択的に他の添加物を含む、物質に対して用いられる。少なくとも含浸組成物のクリーニング組成物は、クリーニング工程のために利用可能であるように基材の表面中若しくは上に堆積されることを意図される。多くの場合、含浸キャリアは、水又は溶剤などの、液体として適用される。含浸液は、クリーニング組成物を含む含浸組成物を含み、そして液体含浸キャリア、任意選択的に含浸助剤、及び任意選択的に他の添加物を更に含んでもよい。基材の含浸は、経済的な理由で好ましくは完全に乾いていない基材が、含浸組成物及び任意選択的に含浸キャリアを含む含浸液を含浸させられるときなどの、洗浄プロセスの後に別個のプロセス工程で好ましくは実施される。特に含浸組成物が液体状態にある場合には、それは、含浸キャリアの使用なしにそのようなものとして適用されてもよい。従って基材は、クリーニング組成物をポスト洗浄工程において基材に加えること等によって(布調整剤の添加に類似して)クリーニング液を基材に含浸させることによって等、クリーニング組成物を基材上に堆積させることによってクリーニング組成物を含浸工程でロードされる。本発明文脈内では、クリーニング組成物の少なくとも幾らかは、基材の表面中若しくは上に付着されるか又は固定される。これは、クリーニング組成物が、振り落とし試験によって評価されてもよいなど、標準取り扱い下に基材に保持されることを意味する。しかし、クリーニング組成物のこの固定化は、クリーニングキャリアとの接触時にクリーニング組成物の放出を可能にするように非永続的であるべきである。これ以降、クリーニング組成物を共有結合等によって基材に不可逆的に付着させないことが望ましい。
用語「乾燥」は広い意味で、基材からの過剰の液体キャリアの除去を意味し、それは、機械的に(水切り、絞り、圧搾、回転、圧締、マングリング、圧延のように)若しくはこの用語のより具体的な意味で熱的に、又はそれらの組み合わせによって達成されてもよい。用語「熱乾燥」は、周囲空気中への液体の蒸発等によっての、周囲条件下での乾燥を含む。乾燥工程中に、余りにも多くのクリーニング組成物を基材に不可逆的に結合させないように注意すべきであるけれども、温度の上昇による基材の表面中若しくは上へのクリーニング組成物の固定化の向上などの、他のプロセスが同時に起こる可能性がある。
理論に制約されることなく、クリーニング組成物のために選択される可能性があるような特定の化合物及びこれらと含浸助剤との結合並びに洗浄組成物のために使用される特定の成分の使用は、比較的多い量のクリーニング組成物を基材上に可能にすると考えられる。
ロード済み乾燥基材
第1態様においては、本発明は、クリーニング組成物をロードされた、本質的に乾いた、洗える、再使用可能な基材に関する。
本発明に有用な基材は、広範囲の材料から選択することができる。通常の基材を便利に用いることができるが、好ましい実施は、基材への又は基材の部分若しくは領域へのクリーニング組成物の良好な付着を提供するように選択されるか又は合わせられる。従って、好ましい基材は、組成物(特にクリーニング組成物)及びキャリア(特に含浸キャリア及びクリーニングキャリア)の具体的な特性のために選択されるか又はそれに合わせられる材料を含む。基材はまた、クリーニングキャリア又は含浸キャリアを吸収するか又は保持するその能力に関して選択されてもよい。基材は、典型的には、ポリエステル、ポリアミド、又はポリプロピレンなどの、合成ポリマー材料に当てはまるなどの、液体との接触時にそれを吸収しない、繊維又は他の材料から製造されてもよい。基材はまた、綿繊維若しくは糸、又は処理若しくは未処理セルロース繊維若しくはレーヨン/ビスコース繊維などのセルロースベースの材料などの、液体との接触時に膨潤する繊維を含んでもよい。好ましい実施においては、この構造は、ポリエステル、ポリアミド、又は綿、若しくはレーヨン/ビスコースのようなセルロースベースの材料のような材料を含む。ポリプロピレン、ポリエチレン、又は羊毛などの、あまり好ましくない材料は、表面処理によって、又は特性を向上させるための樹脂組み込み接着剤などの他の材料と組み合わせて使用すること等によって、処理されてもよい。
基材は、均一材料である、即ち、同じ組成物から本質的になる、その厚さ(z−方向)及び長さ(x−方向)及び幅(z−)方向の全体にわたって本質的に一定の特性を示すことができ、それによって後者2つは、厚さよりも典型的には大きく、クリーニング表面と接触するように典型的には用いられるであろう。しかし、典型的には、基材は複合材料であろう。そのような複合材料は層状構造であってもよい、即ち、異なる材料を層状にすることによって達成することができるなどの、異なる特性を示す異なるゾーンのz−方向配列を含んでもよい。それはまた、即ち、異なる特性を示す異なる領域のx−及び/又はy方向配列を含むことによって、領域化構造であってもよい。更に、それは両方の組み合わせ、例えば、異なる材料の層によって包まれている領域化構造であり得る。領域間の移行は、1つ及び同じ材料が異なる領域において化学的又は物理的プロセスによって処理されている場合であってもよいなどの、漸進的であり得るし、又はそれは、異なる材料を互いに隣接して配置すること等によって、不連続であり得る。様々なゾーン若しくは領域が、組成、表面特性、又はローディングなどの、それらの特性によって比較される場合には、そのような比較のための容積は、約125mm以上又は各寸法若しくは、適用できる場合、面積において約5mm以上であるべきである。変化が容積又は面積にわたってこれよりも小さい場合には、特性は、そのような容積にわたって平均されるべきである。
基材は、きれいにされる表面と接触するように最適化されていてもよい、従って本質的に平坦であってもよいなどの巨視的表面を示す。しかし、基材は多くの場合、例えば異なる材料の縞が用いられるときには、様々な厚さを示す可能性がある。特に基材が輪になった糸を含むときには、基材は、巨視的なものよりも著しく高い可能性がある、糸及び繊維の表面によって生み出されるような内面を有する。
クリーニング組成物が基材の表面中若しくは上に固定されるとき、これは、本質的に固体のクリーニング組成物が基材内若しくは上に分配される、即ち、記載された表面のいずれか上に固定される及び/又は繊維若しくは糸などの基材構造物間に若しくは内に捕捉されてもよいという事実を意味する。
基材が満たさなければならない、重要な要件は、その耐洗浄性である、即ち、それは、好ましくは「家庭」型の又は「工業」型の従来の洗濯機又はクリーニング機において、水などの、上記のキャリアなどの、液体での湿潤時に本質的に分解しない。更に、それは、再使用可能でなければならない、即ち、何度も又は本質的に際限なくさえも使用する及び洗浄することができる。
本発明による基材は、本明細書で下に記載されるように測定できるように、基材の乾燥重量を基準として、少なくとも1重量%、好ましくは5重量%超、より好ましくは20重量%超、最も好ましくは40重量%超を含むことによってクリーニング組成物をロードされる。基材が複合のゾーン化若しくは領域化材料である場合には、ゾーン若しくは領域の少なくとも1つは、ローディング要件を満たすべきである。
クリーニング組成物は、本明細書で下に記載されるような界面活性剤放出法によって評価できるように、クリーニングキャリアと接触すると基材から容易にしかし余りにも素速くではなく好ましくは放出される。好ましくは、第1サイクルで30重量%超、しかし50重量%未満、そして第5サイクルで90重量%超が放出される。
本発明によるロード済み乾燥基材は本質的に乾いている。本発明文脈内では、「本質的に乾いた」は、それが手で触れるくらいまで乾いていなければならないこと、しかしまた、それが、その中に含有される液体レベルを考慮して貯蔵及び/又はパッケージングに関しては特別の注意を必要とせずに洗浄及び調製及び使用の間の長期間にわたって貯蔵できることを意味する。従って、本発明による基材は、ロード済み基材の総重量の重量を基準として、15%未満、好ましくは10%未満、より好ましくは5%未満の液体含浸キャリア及び含浸液の他の液体成分を含む。基材が複合若しくはゾーン化材料である場合には、複合領域若しくはゾーンのそれぞれは、乾燥度要件を好ましくは満たすべきである。
クリーニング組成物
本発明のために有用なクリーニング組成物は、従来のクリーニング界面活性剤を含むことができる。
第1実施においては、クリーニング組成物のための好ましい化合物は、エトキシル化若しくはプロポキシル化脂肪酸若しくは脂肪アルコール、アルキルアミンエトキシレート、又はグルコシドなどの、非イオン性若しくは両性界面活性剤を含む。
クリーニング組成物のための特に好ましい界面活性剤は、Dehydol(登録商標)LTなどの、C12〜C18脂肪アルコールエトキシレート又はSULFOPON(登録商標)1216G若しくはセトステアリ硫酸ナトリウムSULFOPON(登録商標)T35、Cognis Chemicals,Germany(現在BASF SE,Germany)のすべてなどの、C12〜C16脂肪コール硫酸ナトリウム、又はBASF SE,GermanyのTRILON(登録商標)である。
別の実施においては、クリーニング組成物はアルカリ性pH値を示してもよい。これは、いかなる限定もなしに、エトキシル化脂肪族一価アルコールなどの、本質的により高いpHを示す界面活性剤を使用することによって、又は上述の第1実施の界面活性剤への水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、過ホウ酸ナトリウムなどの、通常のアルカリ性添加物の添加によって達成することができる。これらの実施は、特にそのようなアルカリ性クリーニング組成物をロードされているような基材が8.0〜9.5のpH値を示すときには(EN1413)、脂肪成分のクリーニングに関しては特に向上した性能を示す。
クリーニング組成物は、熱乾燥を可能にし、これ以降、通常の乾燥温度、即ち、50℃〜90℃以下で適度な揮発性を有するべきである。好ましくは、そのような化合物は、10重量%以下のクリーニング液中の全体量で使用される。
含浸助剤
含浸助剤での基材の処理は、クリーニング組成物を基材の表面中若しくは上に固定する及び/又は保持するという効果を支援すると考えられる。
含浸助剤は、様々な段階で添加されてもよい。第1実施においては、含浸助剤は、基材の洗浄中に添加されてもよく、含浸助剤は、そのようなものとしてか又は洗浄組成物と組み合わせて洗浄液に添加されてもよい。
第2実施においては、含浸助剤は、洗浄後に、好ましくは洗浄キャリアの一部の除去後に、しかしクリーニング組成物との組み合わせの前に添加することができる。この場合には、含浸助剤は、基材の表面中若しくは上への容易な分配を可能にするためにそのようなものとして、好ましくは液体形態で添加されてもよいか、又は含浸助剤は、水などの、流体含浸助剤キャリアを用いて添加されてもよい。含浸助剤キャリアは、これがクリーニング組成物との組み合わせの前に基材と組み合わせられる場合には、同時に含浸キャリアであってもよい。
第3実施においては、含浸助剤は、それがクリーニング組成物のクリーニング化合物の前に基材表面を処理する場合には、そのようなものとしてか又はクリーニング組成物の化合物として含浸液に添加されてもよい。
第4実施においては、含浸助剤は、この化学基が基材の表面と相互作用するように、クリーニング組成物のクリーニング化合物に、グラフト化等によって、化学結合している化学基である。
その上第5実施においては、含浸助剤は、基材の表面に本質的に永久に結合しているか、又は基材形成組成物の組成物中に含まれている。これは、助剤などの特別な添加を必要とせず、より容易な処理と材料使用量及びコストの低下とをもたらすという明らかな利点を提供する。
これらの実施は排他的ではないこと、しかし1つの及び同じ若しくは異なる含浸助剤が2つ以上の実施によって添加されてもよいことが指摘されるべきである。好ましい含浸助剤は、高分子電解質、とりわけアニオン性高分子電解質であってもよい。アニオン性高分子電解質は、ヒドロキシル−、カルボキシレート−、サルフェート−及びスルホネート−基などのアニオン性基を含む。これらの基は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、又はアリルスルホン酸、若しくはビニルスルホン酸などの、スルホン酸の誘導体をベースとしているなどの、オレフィン系不飽和化合物のポリマーなどの、ポリマー骨格と結合していてもよい。ポリマー骨格はまた、ポリエステルをベースとしていてもよい。そのような高分子電解質は、部分的に若しくは完全に中和されてか又はそれらのプロトン化形態で用いられてもよい。
好ましい高分子電解質は、カルボキシメチルセルロース(CMC)ナトリウム、ポリスチロールスルホン酸ナトリウム、又はアクリルアミド/アクリル酸コポリマー又はそれらの混合物である。特に好ましい高分子電解質は、Akzo Nobel Functional Chemicals AB,SwedenのBERMOCOLL(商標) EBS 431 FQなどの、エチルセルロースである。高分子電解質のタイプに依存して、それは、0.2%〜5%以下若しくは それ以上の濃度で用いられてもよい。
含浸キャリア
基材中又は上の含浸組成物の分配は、含浸キャリアを使用して容易にすることができる。
典型的には含浸キャリアは、水若しくは溶剤などの、液体キャリアであるか、又はその中へのクリーニング組成物の溶解を可能にするか若しくはキャリア中のクリーニング組成物若しくはそれの部分の分散系若しくはエマルジョンの形成を可能にする、任意の他の液体である。水性ベースのキャリアは、アルコールなどの非水性成分を任意選択的に含んでもよいか、又はキャリアは、油などの、非水性ベースであってもよい。好ましくは、キャリアは、室温で、しかしまた洗浄、ローディング及び乾燥サイクルの温度中に、即ち、約90℃以下で液体状態にある。好ましくは、キャリアは、乾燥を可能にするのに十分に揮発性であるが、かなり長いクリーニング・エピソードを可能にするために余りにも揮発性ではない。キャリアは、人々及び/又は環境に有害であるべきではない。特に好ましいキャリアは水である。
液体含浸キャリア中のクリーニング組成物の濃度は、乾燥ロード済み基材ベースに計算されて約0.2重量%〜約10重量%若しくはそれ以上(重量で)の範囲であることができる。
含浸組成物及び含浸液
基材にクリーニング組成物をロードするための含浸組成物は、クリーニング組成物を含み、含浸助剤、又は任意選択の他の添加物を更に含んでもよい。
任意選択的に含浸組成物はpH調整剤を含む。ある種の実施のためには、含浸が3.5〜5.5のpHのわずかに酸性条件下で実施される場合にそれは有利であることが分かった。これは、あらゆる通常のpH調整剤又は緩衝液によって達成されてもよく、クエン酸一水和物が特に有用と分かった。
含浸組成物と液体含浸キャリアとの組み合わせは、含浸液をもたらす。含浸組成物が、それがクリーニング組成物の液体化合物のため、液体含浸助剤若しくは含浸助剤キャリア、又は他の液体添加物のためであろうと、それ自体液体である場合には、追加のキャリアは必要ではない可能性がある。
任意選択の添加物
任意選択的に、様々な添加物が様々な段階で様々な組成物に添加されてもよい。一般に、添加物は、それらの添加後にプロセス工程における主要な変化をまったく与えない特性を有するべきであり、逆に添加物は、その後のプロセス工程のために劣化する傾向があるべきではない。
多くの場合、特にロード済み基材及び/又はクリーニング液が快い匂いを有するように、香気化合物又は成分を組成物に添加することが好ましい。そのような香気化合物は、周知のシクロデキストリン又は類似の化合物などの、組成物のいずれかの不快に臭う化合物を捕らえる又はカモフラージュする能力を有する可能性がある。香料又は芳香のような他の香気化合物はまた、不快な臭いをカムフラージュするか又は快い匂いの化合物を加えるだけである可能性がある。これらの香気化合物のどれも、その後のプロセス工程において損失が最小限であるように選択され、適用されるべきである。従ってそれらは、基材がクリーニング組成物をロードされ、部分的に又は完全に乾燥された後に基材に乾燥原料又はマイクロカプセル化原料として添加されてもよい。好ましい実施形態においては、香気化合物は、クリーニング組成物に又は(洗浄液とまた同じものであってもよい)含浸液に含浸工程で添加される。
そのような香料又は芳香性化合物は、エステル型のものであってもよく、酪酸メチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ヘキシレ、酢酸ゲラニル、酢酸イソアミル、酢酸オクチルのような化合物から、シトロネロール、シトロネラール、シトラール、リナロール、ミルセン、及びゲラニオールからなる群から好ましくは選択される線状テルペン、リモネン及びツジョンから群から好ましくは選択される環状テルペンなどのテルペン型から、又はチモール、桂皮アルデヒド、ベンズアルデヒドからなる群から好ましくは選択される、芳香族型からなる群から好ましくは選択されてもよい。同様にメントール若しくはフラネオールなどの、ある種のアルコール、アセトアルデヒド、若しくはヘキシル桂皮アルデヒドなどの、アルデヒドが非常に有用であることが分かっている。ケトン、ラクトン又はチオール化合物は、これらが「清浄度」にあまり関連しない匂いを多くの場合示すので、好ましいとは言えない。
特に好ましい香料添加化合物は、ユーカプリトール、チモール、リラール、シトロネロール、アミル桂皮アルデヒド、酢酸4−第三ブチル−シクロヘキシル、ヘキシル桂皮アルデヒド、酢酸ベンジル、酢酸イソ−ボルニル、ガンマ−イソ−メチルイオノン、テトラヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、メチルイオノン、d−リモネン、オレイン酸メチル、橙皮油、リナロールからなる群から選択される。
香気添加物が最も少ない分解でその後のプロセス工程を乗り切るものとするという要件に加えて、香気添加物は、清浄度とともに匂い意味合いを付与するために基材から、清浄表面へ移動することが多くの場合望ましい。
香気化合物は、クリーニング組成物に基づいて各純粋化合物について0.001重量%〜約2重量%のレベルで好ましくは添加される、即ち、これらの数は、化合物が溶剤中で若しくはアマルジョンとして添加される場合には、又はそれらが含浸組成物若しくは含浸液によって添加される場合には調整を必要とする。
様々な香気化合物を有効に添加するために、香気添加物の技術分野においてよく知られているように、乳化剤を使用することが多くの場合好ましい。アセテート化合物、フラネオール、アセトアルデヒド、ヘキシル桂皮アルデヒドなどの、ある種の香気化合物は固有の乳化機能を有することが指摘されるべきである。他の好適な乳化剤は、約6〜約12のHLB値を好ましくは示す通常の界面活性剤であり得る。従って、本明細書で上に記載されたような、クリーニング組成物のために有用と分かったような界面活性剤は、界面活性剤は、香気成分のための乳化剤として好適に役立つことができる。エチルアルコール、イソ−プロピルアルコール、エチルカーボネート、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド、グリセリン、テトラ−ヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコール及びソルビタンの脂肪酸エステルなどの、他の可溶化助剤が使用されてもよい。特に好ましいものは、ベンジルアルコール、プロパン−ジオール、特に1,2−プロパン−ジオール、及び2−フェノキシエタノールである。
好ましい乳化剤は、クリーニング組成物に基づいて約0.2重量%〜約15重量%の純粋乳化剤のレベルで好ましくは適用される、即ち、これらの数は、化合物が溶剤形態で添加される場合には、又はそれらが含浸組成物若しくは含浸液によって添加される場合には調整を必要とする。
典型的には香気組成物は、香気キャリア、多くの場合水中に約5重量%〜約30重量%の香気化合物、約2重量%〜約50重量%の乳化剤を含み、これらの百分率は、香気化合物、乳化剤及びキャリアの総合重量を基準としている。
本発明は、防腐剤が乾燥ロード済み基材の貯蔵及び輸送を可能にするために必要とされないという特別な利点を提供するけれども、そのような添加物は、長い経過時間、及び/又は高温及び/又は高い相対湿度条件などの、特に厳しい貯蔵条件に添加されてもよい。更にもっと、そのような添加物は、清浄表面に保存性を付与するために添加されてもよい。
従って、防腐剤として使用されるべき非常に好適な化合物は、カチオン性界面活性剤、アルデヒド及びハロゲン化合物であり、クリーニング組成物に対して純粋添加物に基づいて0.2重量%から約8重量%のレベルで添加される。特定の用途においては、Schill & Seilacher GmbH,Germanyから商品名Afrotin WSKで商業的に入手可能な、0.05重量%の非イオン性イソチアゾロン。
クリーニングキット
従って、更なる態様においては、本発明は、再使用可能な、洗える基材とクリーニング組成物とを含むクリーニングキットである。本キットは、クリーニング組成物の新たなローディングで基材の多重使用を可能にするように合わせられる。その中でロード済み基材は、
(i)基材の乾燥重量を基準として多くて15重量%、好ましくは10重量%以下、より好ましくは多くて5重量%の液体キャリアと、
(ii)基材の乾燥重量を基準として少なくとも1重量%、好ましくは5重量%超、より好ましくは20重量%超、最も好ましくは40重量%超のクリーニング組成物を含む、少なくとも125mmのボリューム拡張を有する少なくとも第1基材領域と
を含む。
ロード済み乾燥基材の製造方法
更なる態様においては、本発明は、再使用可能な、洗える基材にクリーニング組成物をロードさせてクリーニング組成物をロードされた本質的に乾いた基材を製造する方法に関する。ローディングは、洗浄サイクルの最後の工程として行われてもよいか、又はそれは別個の工程で行われてもよい。
本方法は、次の工程:
a)洗浄キャリアの残りを任意選択的に含み、クリーニング組成物を更に含む、洗える、再使用可能な基材パッドを提供する工程、及び含浸助剤を提供する工程;
b)任意選択的に基材を液体含浸キャリアで濡らすことによって、含浸助剤を基材パッドと組み合わせる工程;
c)任意選択的に液体含浸キャリアの存在下で、基材パッドをクリーニング組成物と組み合わせることによって基材パッドにロードする工程;
d)プロセスのその後の繰り返しのために過剰のキャリアを任意選択的に捕捉しながら、好ましくは水切り、圧搾又は回転によって、過剰のキャリアを任意選択的に機械的に除去する工程;
e)ロード済みパッドを、好ましくは50℃〜90℃で熱処理し、それによって残存キャリアを、基材の乾燥重量基準で15重量%未満、好ましくは10重量%未満、より好ましくは5重量%未満の液体キャリアロードまで除去する工程;
そして乾燥基材の重量に基づいて少なくとも1重量%、好ましくは5重量%超、より好ましくは20重量%超、最も好ましくは40重量%超のクリーニング組成物を基材の表面中若しくは上に固定する工程
を含む。
好ましい実施においては、クリーニング組成物は、
(i)エトキシル化若しくはプロポキシル化脂肪酸、脂肪アルコール、アルキルアミンエトキシレート、及びグルコシドからなる群から好ましくは選択される、非イオン性若しくは両性界面活性剤、又は
(ii)いかなる限定もなしにエトキシル化脂肪族一価アルコールなどのアルカリ性界面活性剤
を含む。
含浸助剤は、次のステップ:
(i)被洗浄基材を提供する前の基材の洗浄中;
(ii)別々に洗浄の後、しかし液体形態での又は含浸助剤キャリアを用いてのクリーニング組成物の添加の前;
(iii)含浸組成物の化合物として;
(iv)クリーニング組成物のクリーニング化合物と化学結合した化学基として;
(v)クリーニング基材と化学結合したか又はそれの組成物中へ組み込まれた化学基として
の少なくとも1つによって添加されてもよく、
ここで、含浸助剤は、これらのステップのどれについても同じ化合物又は異なる化合物を含んでもよい。
好ましい実施においては、含浸助剤は、高分子電解質、好ましくはアニオン性高分子電解質である。
特定の実施(ii)において含浸助剤は、洗浄が完了し、基材の(回転等によって)脱水が起こってしまったが、必ずしも乾燥が完了してはいない後に基材に添加されてもよい。これは、最後のリンスへの、又は防水衣服などの含浸への布柔軟剤の添加に類似して行うことができる。任意選択的に、含浸助剤は、含浸キャリアの幾らか又はすべてと一緒に添加されてもよい。基材が含浸助剤で処理された後に、クリーニング組成物が、追加の含浸キャリアとともになど、添加されてもよい。含浸工程の間ずっと、含浸液対基材の比は、1:2以下の液比(即ち、乾燥基材対液の重量)になどの、低いレベルに保つことができる。任意選択的に、過剰のクリーニング液が用いられるときには、未使用の液は、任意選択的に含浸又はその中の少なくともクリーニング組成物の濃度の調整によって、更なるローディングサイクルのためにリサイクルされてもよい。しかし、洗浄組成物及びクリーニング組成物の適切な選択によって、クリーニング組成物での洗浄及び含浸は、少なくとも1.0重量%、好ましくは5重量%、より好ましくは20重量%超、最も好ましくは40重量%超のクリーニング組成物が基材の表面中若しくは上に固定できる場合には、同時に、例えば、洗濯機の主洗浄工程中に行うことができる。
好ましくは乾燥は、キャリアの過剰の液体を除去するために、混転乾燥機におけるなどの、従来の乾燥又は含浸工程で実施されてもよい。乾燥工程は、基材中又は上でのクリーニング組成物の固定化を更に支援する可能性がある。
好ましくは、固定化は、非共有結合形成によって主として達成される、即ち、一時的に固定された組成物の少なくとも半分は容易に除去することができる。
洗える、再使用可能なロード済み乾燥基材を使用することによる表面のクリーニング方法
その上更なる態様においては、本発明は、(いかなる限定も暗示することなく)床又は窓などの、表面のクリーニング方法に関する。
この態様は、簡単に水であってもよい、クリーニングキャリアを添加するとクリーニングのためにいつでも用いられる状態である、クリーニング組成物をロードされた本質的に乾いた基材パッドを製造することを可能にする。クリーニング工程は、パッドの製造(即ち、洗浄及びローディング)から離れた場所で、そしてその後に典型的には行われる。これ以降、ロード済みパッドが、貯蔵空間の湿潤、パッドの乾燥に対するなどの更なる予防措置、又は防湿パッケージングによるなどの、カビ発生若しくはうどん粉菌発生予防手段を必要とすることなしにさえ、容易に貯蔵できる及び輸送できることが本発明の特別な利点である。汚れロード済み基材パッドは、洗浄され、クリーニング組成物を再ロードされてもよい。
理論に制約されることなく、洗浄組成物の特定の選択は、クリーニング組成物での基材の含浸を高めると考えられる。例えば、基材がセルロースベースの繊維を含む場合には、これは、繊維の電荷移動錯体効果、カチオン化若しくはサルフェート化を生み出すことによって達成することができるか、又は基材がポリエステル繊維を含む場合には、湿潤特性は、熱昇華性化合物によって改善される可能性がある。
この目的のための好ましい化合物は、脂肪族及び芳香族カルボン酸並びにそれのエステルなどの誘導体、アルキルスルホネート、アリールスルホネート、又はアルキルアリールスルホネートからなる群から選択することができる。
洗浄組成物の濃度は、洗浄液の重量基準として、即ち、基材の重量が無視されて、約0.5重量%〜約3重量%の洗浄組成物の範囲であってもよい。
このように、本発明は、次の順に次の工程:
1)前サイクルからの汚れを任意選択的にロードされた、再使用可能な洗える基材パッド;
洗浄組成物及び洗浄キャリアを含む洗浄液;
クリーニング組成物;
含浸助剤;
任意選択的に含浸キャリア;
クリーニングのためのクリーニングキャリア
を提供する工程;
2)基材を洗浄液で洗浄し、存在する場合汚れを基材から除去する工程;
3)好ましくは水切り、絞り、圧搾、圧締又は回転によって、洗浄キャリアの少なくとも一部を、好ましくは機械的に、任意選択的に除去する工程;
4)基材パッドを、任意選択的に液体含浸キャリアの存在下で、クリーニング組成物と組み合わせることによって基材パッドにロードする工程;
5)好ましくは水切り、圧搾又は回転によって、過剰のキャリアを任意選択的に機械的に除去し、
任意選択的に工程の繰り返しのために過剰のキャリアの捕捉をすること;
6)ロード済みパッドを、好ましくは50℃〜90℃で熱処理し、それによって残存キャリアを、基材の乾燥重量基準で15重量%未満、好ましくは10重量%未満、より好ましくは5重量%未満の液体キャリアロードまで除去し、
そして乾燥基材の重量に基づいて少なくとも1重量%、好ましくは5重量%超、より好ましくは20重量%超、最も好ましくは40重量%超のクリーニング組成物を基材の表面中若しくは上に固定する工程;
7)ロード済み乾燥基材をクリーニング場所に貯蔵する及び/又は輸送する工程;
8)ロード済み乾燥基材をクリーニングキャリア、好ましくは水で濡らす工程;
9)濡らされた基材でクリーニング表面をクリーニングし、それによって基材上若しくは中の汚れを集め;クリーニングキャリア、クリーニング組成物、及び任意選択的にクリーニング添加物を含むクリーニング液を清浄表面上に任意選択的に残す工程;
10)汚れロード済み基材を洗浄場所に貯蔵する/輸送する工程
を含む表面のクリーニング方法である。
更に、本方法は、含浸助剤の添加において、含浸助剤が、次のステップ:
(i)被洗浄基材を提供する前の基材の洗浄中;
(ii)別々に洗浄の後、しかし液体形態での又は含浸助剤キャリアを用いてのクリーニング組成物の添加の前;
(iii)含浸組成物の化合物として
(iv)クリーニング組成物のクリーニング化合物と化学結合した化学基として;
(v)クリーニング基材と化学結合したか又はそれの組成物中へ組み込まれた化学基として
の少なくとも1つによって添加され、
ここで含浸助剤が、これらのステップ(i)〜(v)のどれについても同じ化合物又は異なる化合物を含んでもよい含浸助剤の添加を更に含む。
工程1〜10及び任意選択的に含浸助剤の添加工程がリサイクリングループにおいて繰り返される。
本方法の特に好ましい実施においては、工程8)、即ち、基材をクリーニングキャリアで濡らす工程は、欧州特許出願公開第1180343A1号明細書に更に記載されているなどの、いわゆるAvet SpraMop法を適用することによって実施される。
試験方法
基材試料調製
試験及び試料に依存して、試料は、試料にわたっての平均値を測定するために代表的なサブ試料を選択することによって、又は局所的特性を測定するために特定の領域若しくはゾーンを選択することによって、全体として使用することができる。局所的特性のあらゆるそのような測定のための最小容積は、5mmの立方体によって表されてもよいなどの、125mmよりも下であるべきではない。
基材厚さ
基材厚さは、ISO 5084を適用することによって測定されてもよい。
pH測定
織物のpHは、試験方法EN1413(水性抽出)を用いることによって測定されてもよい。
表面クリーニング性能
これは、2004年にIndustrieverband Koerperpflege und Waschmittel e.V.(IKW)によって出され、「Seifen−Oele−Fette−Wachse Journal」,130,10−2004,頁83−93(元のドイツ語版)、及びSOEFW−Journal 131,9−2005,頁54−66(英語版)に公表された「Recommendations of the quality assessment of all−purpose cleaners」を用いることによって評価される。
この方法は、名称Avet ClaraCleanで、Avet AG,Switzerlandにより供給される、商業的に入手可能なマイクロファイバーモップパッドをクロスとして使用することによって改良された。
クリーニング効率は次に、0(除去汚れなし)〜10(完全な除去汚れ)の尺度で評価された。縞形成又はドライクリーニング挙動は、0(残留物なし)〜4(非常に強く目立つ残留物)の尺度で評価された。
界面活性剤放出及び基材ローディング測定
基材によって放出される界面活性剤の量を測定するために、これは、数サイクルの間水道水を使って20℃でソックスレー抽出器において処理され、抽出された界面活性剤の量は各サイクル後に測定される。次に、Metrohm SurfPACTM標準方法A3が、電極タイプNIO(6.0507.010)を使用することによって用いられた。
基材キャリア含有量測定
水性液体であるキャリアの場合には、この測定は、換気オーブン中か又は減圧下に120℃で3時間乾燥の前後に基材を秤量することによる減量法によって実施することができる。
他の液体の場合には、乾燥時間及び温度は、それに応じて合わせられるであろう。
実施例1
商業的に入手可能な、洗える床クリーニング基材タイプAvet ClaraCleanが提供された。それは、ポリエステル及びポリアミドとポリエステルとの混合物の輪のある撚糸の縞模様配列からなる。それは、おおよそ150gの乾燥重量を有する。
更に、
メタシリケート(無水) 44.00重量%
炭酸ナトリウム 37.65重量%
クエン酸ナトリウム(二水和物) 4.8重量%
非イオン性界面活性剤 4.2重量%
(C12/C15−7エトキシル化基)
リン酸エステル 3.5重量%
ポリマレイン酸 2.7重量%
アニオン性界面活性剤アルキルアリールスルホネート 1.75重量%
1−ヒドロキシエタン1,1−ジホスホン酸(HEDP) 1.4重量%
を含む洗浄組成物が提供された。
4kg(無水ベース)の基材を、60℃で25分の主洗浄サイクルで通常のドラム洗浄装置中で洗浄した。洗浄液は、16.8°dHの水の硬度を有する1リットルの水当たり4.6gの洗浄組成物でできており、1:12のローディング比(被洗浄基材の乾燥重量対75リットルの洗浄ドラム容積)で1:5の液比(被洗浄基材の乾燥重量対洗浄液)で使用された。1分の脱水、及び1分の1000rpmでの(0.52mの直径での)回転乾燥の後に、基材は、おおよそ150重量%(乾燥基材基準で)の水ローディングを有した。
含浸の最初の部分については、下記を幾らかの水道水とともに基材に加えた:
クエン酸一水和物 4.1重量%
エチルセルロース 1.5重量%
Akzo Nobel Functional
Chemicals AB,Swedenの
BERMOCOLL EBS 431 FQ。
30℃で2分の第1処理時間の後に、クリーニング組成物:
12〜C18脂肪アルコールエトキシレート(界面活性剤) 2.8重量%
Congnis Chemicals,Germany
(現在BASF SE,Germany)の
Dehydol(登録商標)LT
を、全体含浸液が91.6重量%の水道水及び1:2の液比を有するように、幾らかの水道水とともに加えた。基材を更なる2分間30℃で処理し、これに1分の脱水及び1分の150rpm(0.52m直径)での回転乾燥が続いた。
その後に、基材は、おおよそ300重量%の湿潤ローディングを有した。基材中の界面活性剤のローディングは、記載されるような記載されるような方法によって1kgの湿潤基材当たり33.9gと測定された。
水は、3重量%の残留含水量まで70℃で混転乾燥することによって除去した。
こうして、仕上げロード済み乾燥基材が調製され、150gのパッドは、更なる4.5gの水及び20.3gの界面活性剤を含有した。
そのようなロード済み乾燥パッドは、湿潤基材が製造され、乾燥なしに輸送されるときに必要とされる可能性があるような特定の予防措置なしに便利に貯蔵し、クリーニング場所に輸送することができる。
床クリーニングパッドとしての使用のために、パッドは、Avet AG,Switzerlandで商業的に入手可能であるなどの通常のクリーニング用具を用いることによって水道水で濡らされる。
このシステムをそのクリーニング効率及び縞形成について、表1にまとめられるように、非常に良い成績を上げて評価した。
実施例2
第2トライアルにおいては、実施例1の条件を、アニオン性クリーニング界面活性剤を同じ量の両性界面活性剤、即ち、N−テトラデシル−ジメチル−3−アンモニオ−プロパン−スルホネート(CAS 14933−09−6)で置き換えたことを除けば繰り返した。クリーニング性能(表1を参照されたい)は実施例1に対して低下したが、依然として良好と考えられた。
実施例3
第3トライアルにおいては、実施例1の条件を、洗浄組成物においてアニオン性界面活性剤アルキルアリールスルホネートをカチオン性界面活性剤、Akzo Nobel,The NetherlandsのBerol R648の商品名での、第四級ココ−アルキル−メチルアミンエトキシレートメチルクロリドで置き換えたことを除いては、繰り返した。
実施例4
第4トライアルにおいては、洗浄組成物中のアニオン性界面活性剤アルキルアリールスルホネートを、非イオン性組成物、即ち、C12〜C18脂肪アルコールエトキシレート(Cognis Chemicals,今はBASF SE,GermanyのDehydol(商標)LTで置き換え、高分子電解質を、カチオン性のもの、即ち、ポリ−ジアリル−ジメチル−アンモニウムクロリド(CAS 26062−79−3)で置き換えた。
実施例5
第5トライアルにおいては、実施例4の調合物を、非イオン性洗浄界面活性剤を実施例3に使用されたようなカチオン性のもので置き換えることによって修正した。
実施例6
第6トライアルにおいては、実施例4の調合物を、非イオン性洗浄界面活性剤を実施例1に使用されたようなアニオン性のもので置き換えることによって修正した。

Figure 2014509906

Claims (14)

  1. 再使用可能な、洗える表面クリーニング基材において、
    前記基材の乾燥重量を基準として、多くて15重量%、好ましくは10重量%以下、より好ましくは多くて5重量%の液体キャリアと、
    前記基材の乾燥重量を基準として、少なくとも1重量%、好ましくは5重量%超、より好ましくは20重量%超、最も好ましくは40重量%超のクリーニング組成物を含む、少なくとも125mmのボリューム拡張を有する第1基材領域と
    を含むことを特徴とする基材。
  2. 請求項1に記載の基材において、含浸助剤、好ましくは高分子電解質、より好ましくはアニオン性高分子電解質を更に含むことを特徴とする基材。
  3. 請求項1又は2に記載の基材において、前記クリーニング組成物が、
    (i)エトキシル化若しくはプロポキシル化脂肪酸、脂肪アルコール、アルキルアミンエトキシレート、及びグルコシドからなる群から好ましくは選択される、非イオン性若しくは両性界面活性剤、又は
    (ii)アルカリ性界面活性剤
    を含むことを特徴とする基材。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の基材において、少なくとも前記第1基材領域が、ポリエステル、ポリアミド、及び/又はセルロースベースの材料を含む繊維を含むことを特徴とする基材。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の基材において、前記第1領域におけるよりも低いクリーニング組成物ローディングを有する第2基材領域を含むことを特徴とする基材。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の基材において、
    (i)香気化合物;
    (ii)乳化剤;
    (iii)防腐剤
    からなる群から選択される添加物の少なくとも1つを更に含むことを特徴とする基材。
  7. 再使用可能な、洗える表面クリーニング基材にクリーニング組成物をロードする方法において、次の工程:
    a)洗浄キャリアの残りを任意選択的に含む、洗える、再使用可能な基材パッド;
    及びクリーニング組成物;
    含浸助剤
    を提供する工程;
    b)任意選択的に前記基材を液体含浸キャリアで濡らすことによって、前記含浸助剤を前記基材パッドと組み合わせる工程;
    c)任意選択的に液体含浸キャリアの存在下で、前記基材パッドを前記クリーニング組成物と組み合わせることによって前記基材パッドにロードする工程;
    d)前記プロセスのその後の繰り返しのために前記過剰のキャリアを任意選択的に捕捉しながら、
    好ましくは水切り、圧搾又は回転によって、過剰のキャリアを任意選択的に機械的に除去する工程;
    e)前記ロード済みパッドを、好ましくは50℃〜90℃で熱処理し、それによって残存キャリアを、前記基材の乾燥重量基準で15重量%未満、好ましくは10重量%未満、より好ましくは5重量%未満の液体キャリアロードまで除去する工程;
    そして前記乾燥基材の重量に基づいて少なくとも1重量%、好ましくは5重量%超、より好ましくは20重量%超、最も好ましくは40重量%超の前記クリーニング組成物を前記基材の表面上に又は前記基材中に固定する工程
    を含むことを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載の方法において、前記クリーニング組成物が、
    (i)エトキシル化若しくはプロポキシル化脂肪酸、脂肪アルコール、アルキルアミンエトキシレート、及びグルコシドからなる群から好ましくは選択される、非イオン性若しくは両性界面活性剤、又は
    (ii)アルカリ性界面活性剤
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 請求項7乃至8の何れか一項に記載の方法において、前記含浸助剤が、次のステップ:
    (i)前記被洗浄基材を提供する前の前記基材の洗浄中;
    (ii)別々に前記洗浄の後、しかし液体形態での又は含浸助剤キャリアを用いての前記クリーニング組成物の添加の前;
    (iii)前記含浸組成物の化合物として
    (iv)前記クリーニング組成物のクリーニング化合物と化学結合した化学基として;
    (v)前記クリーニング基材と化学結合したか又はそれの組成物中へ組み込まれた化学基として
    の少なくとも1つによって添加され、
    前記含浸助剤が、これらのステップのどれについても同じ化合物又は異なる化合物を含んでもよいことを特徴とする方法。
  10. 請求項7乃至9の何れか一項に記載の方法において、前記含浸助剤が高分子電解質、好ましくはアニオン性高分子電解質であることを特徴とする方法。
  11. 請求項7乃至10の何れか一項に記載の方法において、前記含浸キャリアが、空気及び水性の又は溶剤ベースの液体、好ましくは水からなる群から選択されることを特徴とする方法。
  12. 再使用可能な、洗える基材での表面のクリーニング方法において、前記方法が、次の順に次の工程:
    1)前サイクルからの汚れを任意選択的にロードされた、再使用可能な洗える基材パッド;
    洗浄組成物及び洗浄キャリアを含む洗浄液;
    クリーニング組成物;
    含浸助剤;
    任意選択的に含浸キャリア;
    クリーニングのためのクリーニングキャリア
    を提供する工程;
    2)前記基材を前記洗浄液で洗浄し、存在する場合汚れを前記基材から除去する工程;
    3)水切り、絞り、圧搾、圧締又は回転等によって、前記洗浄キャリアの少なくとも一部を好ましくは機械的に任意選択的に除去する工程;
    4)前記基材パッドを、任意選択的に液体含浸キャリアの存在下で、前記クリーニング組成物と組み合わせることによって前記基材パッドにロードする工程;
    5)水切り、圧搾又は回転に等よって、過剰のキャリアを任意選択的に機械的に除去し、
    任意選択的に前記工程の繰り返しのために前記過剰のキャリアの捕捉をすること;
    6)前記ロード済みパッドを、好ましくは50℃〜90℃で熱処理し、それによって残存キャリアを、前記基材の乾燥重量基準で15重量%未満、好ましくは10重量%未満、より好ましくは5重量%未満の液体キャリアロードまで除去する工程、
    そして前記乾燥基材の重量に基づいて少なくとも1重量%、好ましくは5重量%超、より好ましくは20重量%超、最も好ましくは40重量%超の前記クリーニング組成物を前記基材の表面中若しくは上に固定する工程;
    7)前記ロード済み乾燥基材をクリーニング場所に貯蔵する及び/又は輸送する工程;
    8)前記ロード済み乾燥基材をクリーニングキャリア、好ましくは水で濡らす工程;
    9)クリーニング表面を前記濡らされた基材でクリーニングし、それによって汚れを基材上若しくは中に集め、クリーニングキャリア、クリーニング組成物、及び任意選択的にクリーニング添加物を含むクリーニング液を前記清浄表面上に任意選択的に残す工程;
    10)汚れロード済み基材を洗浄場所に貯蔵する/輸送する工程
    を含み、
    前記方法が、含浸助剤を添加する工程において、前記含浸助剤が次のステップ:
    (i)前記被洗浄基材を提供する前の前記基材の洗浄中;
    (ii)別々に前記洗浄の後、しかし液体形態での又は含浸助剤キャリアを用いての前記クリーニング組成物の添加の前;
    (iii)前記含浸組成物の化合物として;
    (iv)前記クリーニング組成物のクリーニング化合物と化学結合した化学基として;
    (v)前記クリーニング基材と化学結合したか又はそれの組成物中へ組み込まれた化学基として
    の少なくとも1つによって添加され、
    前記含浸助剤が、これらのステップ(i)〜(v)のどれについても同じ化合物又は異なる化合物を含んでもよい工程を更に含み、
    工程1)〜10)及び任意選択的にリサイクリングループにおいて含浸助剤を添加するステップを繰り返すこと
    を含むことを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、前記洗浄キャリア、存在する場合、前記含浸キャリア、及び前記クリーニングキャリアが水性液体であることを特徴とする方法。
  14. 再使用可能な、洗える基材及びクリーニング組成物
    を含むクリーニングキットにおいて、
    前記キットが、前記クリーニング組成物の新たなローディングで前記基材の多重使用を可能にするように改良され、
    それによって前記ロード済み基材が、
    (i)前記基材の乾燥重量を基準として多くて15重量%、好ましくは10重量%以下、より好ましくは多くて5重量%の液体キャリアと、
    (ii)前記基材の乾燥重量を基準として少なくとも1重量%、好ましくは5重量%超、より好ましくは20重量%超、最も好ましくは40重量%超のクリーニング組成物を含む、少なくとも125mmのボリューム拡張を有する少なくとも第1基材領域と
    含むことを特徴とするクリーニングキット。
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