JP2014508164A5

JP2014508164A5 -

Info

Publication number: JP2014508164A5
Application number: JP2013556899A
Authority: JP
Filing date: 2012-03-02
Publication date: 2015-04-23
Anticipated expiration: 2032-03-02

Description

関連出願
本出願は、３５Ｕ．Ｓ．Ｃ §１１９のもとに、２０１１年３月２日に提出された米国仮特許出願第６１／４４８，４４６、「細胞内損傷の治療のための組成物および方法」に対して優先権を主張するものである。該開示は参照によって本明細書に組み込まれる。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある（国際出願日以降国際段階で引用された文献及び他国に国内移行した際に引用された文献を含む）。
（先行技術文献）
（特許文献）
（特許文献１）米国特許第７，７２３，２９０号明細書
（非特許文献）
（非特許文献１）ＶＡＬＶＥＲＤＥｅｔａｌ．，ＰｏｔａｓｓｉｕｍＣｈａｎｎｅｌ−ｂｌｏｃｋｅｒｓａｓＴｈｅｒａｐｅｕｔｉｃＡｇｅｎｔｓｔｏＩｎｔｅｒｆｅｒｅｗｉｔｈＢｏｎｅＲｅｓｏｒｐｔｉｏｎｏｆＰｅｒｉｏｄｏｎｔａｌＤｉｓｅａｓｅ．Ｊ．ＤｅｎｔａｌＲｅｓｅａｒｃｈ，Ｊｕｎｅ２００５，ｖｏｌ．８４，ｎｏ６，ｐｐ４８８−４９９；ｐｇ４９４，ｃｏｌ２，ｐａｒａ４
（非特許文献２）ＮＡＫＡＭＵＲＡｅｔａｌ．，Ｄｅｌａｙｅｄａｎｄａｃｕｔｅｅｆｆｅｃｔｓｏｆｉｎｔｅｒｆｅｒｏｎ−ｇａｍｍａｏｎａｃｔｉｖｉｔｙｏｆａｎｉｎｗａｒｄｌｙｒｅｃｔｉｆｙｉｎｇＫ＋ｃｈａｎｎｅｌｉｎｃｕｌｔｕｒｅｄｈｕｍａｎｐｒｏｘｉｍａｌｔｕｂｕｌｅｃｅｌｌｓ．ＡｍＪＰｈｙｓｉｏｌＲｅｎａｌＰｈｙｓｉｏｌ，Ｊａｎｕａｒｙ２００９，ｖｏｌ２９６，ｎｏ１，ｐｐＦ４６−Ｆ５３；ＰＦ５２，ｃｏｌ１，ｐａｒａ１．ｃｏｌ２，ｐａｒａ２
（非特許文献３）ＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌＳｅａｒｃｈＲｅｐｏｒｔａｎｄＷｒｉｔｔｅｎＯｐｉｎｉｏｎｄａｔｅｄＮｏｖｅｍｂｅｒ５，２０１２ｆｏｒＰＣＴ／ＵＳ２０１２／０２７４８０

Claims

細胞内損傷または細胞内感染を治療する方法であって、それを必要とする対象に配列ＩＤ番号１、配列ＩＤ番号２、配列ＩＤ番号３、配列ＩＤ番号４、配列ＩＤ番号５、配列ＩＤ番号６、配列ＩＤ番号７、または配列ＩＤ番号８から選択されるＰＩＦペプチドの治療的有効量を投与する工程を有する、方法。
請求項１記載の方法において、さらに、カリウムチャネル阻害剤を投与する工程を有する、方法。
請求項１記載の方法において、前記細胞内損傷または細胞内感染は、リステリア・モノサイトゲネス感染、マラリア、ライム病、心疾患、十二指腸潰瘍、アテローム性動脈硬化、または結核から選択される疾患によって生じるものである、方法。
請求項１記載の方法において、前記細胞内感染は、リステリア・モノサイトゲネス、ヒト型結核菌、ヘリコバクター・ピロリ、ボレリア・ブルグドフェリ（Ｂｏｒｒｅｌｉａｂｕｒｇｄｏｒｆｅｒｉｓｅｎｓｕｓｔｒｉｃｔｏ）、ボレリア・アフゼリ、およびボレリア・ガリニから選択されるものである、方法。
結核を治療し、または結核菌の播種を減少させる方法であって、それを必要とする対象に配列ＩＤ番号１、配列ＩＤ番号２、配列ＩＤ番号３、配列ＩＤ番号４、配列ＩＤ番号５、配列ＩＤ番号６、配列ＩＤ番号７、または配列ＩＤ番号８から選択されるＰＩＦペプチドの治療的有効量を投与する工程を有する、方法。
請求項５記載の方法において、さらに、カリウムチャネル阻害剤を投与する工程を有する、方法。
アテローム性動脈硬化を治療し、または脂質を減少させる方法であって、それを必要とする対象に配列ＩＤ番号１、配列ＩＤ番号２、配列ＩＤ番号３、配列ＩＤ番号４、配列ＩＤ番号５、配列ＩＤ番号６、配列ＩＤ番号７、または配列ＩＤ番号８から選択されるＰＩＦペプチドの治療的有効量を投与する工程を有する、方法。
請求項７記載の方法において、さらに、カリウムチャネル阻害剤を投与する工程を有する、方法。
請求項７記載の方法において、前記治療はプラ−クを減少させる工程、単球タンパク質を減少させる工程、脂質を減少させる工程、サイトカインを減少させる工程、およびそれらの組み合わせを有するものである、方法。
請求項９記載の方法において、前記減少させる工程は大動脈弓、大動脈根、およびそれらの組み合わせにおいて達成されるものである、方法。
請求項７記載の方法において、循環脂質のレベルは実質的に影響しないものである、方法。
腹膜炎を治療する方法であって、それを必要とする対象に配列ＩＤ番号１、配列ＩＤ番号２、配列ＩＤ番号３、配列ＩＤ番号４、配列ＩＤ番号５、配列ＩＤ番号６、配列ＩＤ番号７、または配列ＩＤ番号８から選択されるＰＩＦペプチドの治療的有効量を投与する工程を有する、方法。
請求項１２記載の方法において、さらに、カリウムチャネル阻害剤を投与する工程を有する、方法。