JP2014504467A - 無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法および装置 - Google Patents

無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法および装置 Download PDF

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Abstract

ダイナミックスペクトル管理(DSM)システムは、複数の局および中央エンティティを含む。複数の異なる無線アクセス技術がDSMシステム内で展開され、中央エンティティはネットワーク内の無線通信を調整および管理する。ダイレクトリンク局はアクセスポイント(AP)からビーコンを周期的に受信する。ダイレクトリンク局は、続くターゲットビーコン送信時間(TBTT)が同期TBTT(STBTT)であることを示すダイレクトリンク同期メッセージをAPから受信することができる。ダイレクトリンク局は、STBTTの間にダイレクトリンクチャネルをサイレントにすることができる。ダイレクトリンク局は、ダイレクトリンクの一次チャネル上でキャリア感知多重アクセス(CSMA)を実行して、すべてのダイレクトリンクチャネルに対するアクセスを得ることができる。接続性マッピングプロシージャは、ネットワーク内のデバイスの接続性、サービス、または機能に関するマッピングを確立するために実行可能である。

Description

本発明は無線通信に関する。
本出願は、2010年11月16日に出願した米国仮特許出願第61/414,125号、2011年1月3日に出願した米国仮特許出願第61/429,269号、2011年2月3日に出願した米国仮特許出願第61/439,241号、2011年2月3日に出願した米国仮特許出願第61/439,251号、および2011年3月22日に出願した米国仮特許出願第61/466,235号の利益を主張するものであり、それらの内容が参照により本明細書に組み込まれる。
家庭内またはオフィス内の無線通信環境は、通常、多くの独立して開発された無線アクセス技術および無線アクセス標準を備える。これらの技術は、当初、対象のアプリケーションに対して設計され、およびこれらのアプリケーションに対して比較的良好に実行する。通常の家庭もしくはオフィス環境において、コンテンツ(例えば、ウェブ、ビデオなど)へのアクセスは、住居の所有者のIPバックホール接続を通じてブロードバンドモデムに提供される。この接続は、一般に、デジタル加入者ライン(DSL)、ケーブル、衛星リンクなどを介して実装される。モバイルサービスは、セルラネットワークを通じて、家庭もしくはオフィス内に位置するマクロセルもしくはフェムトセルのいずれかを通じて提供される。無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)は、802.11ベースのWiFi技術を使用するなど、コンピュータ、ラップトップ、プリンタ間のデータ接続性を提供する。
カメラ、PC、キーボード、マウス、モバイル電話、無線ヘッドセットなどのデバイス間の接続を可能にするために、ポイントツーポイントリンクもまた利用可能である(たとえば、Bluetooth(登録商標)技術)。これらのリンクは、一般に、低帯域幅であり、および特定の目的を果たす。一部の高スループットポイントツーポイントリンクは、家庭またはオフィスにおいて利用可能である。そのような高速リンクの例は、ビデオ配信ケーブル交換(すなわち、テレビに対するセットトップボックスの接続)に関する。現在、これらの高スループットポイントツーポイントリンクは、基本的に固定であり、すなわち、これらを所与の時点における環境またはリンクに関与するデバイスの機能に基づいて動的に構成することができない。
802.11標準は、フレームがAPを通過しないように、ある局(STA)から別の局への双方向リンクを可能にするダイレクトリンク機能をサポートする。ダイレクトリンクがセットアップされると、2つのSTA間のすべてのフレームは直接交換される。このダイレクトリンクは、トラフィックがAPを通じてルーティングされる必要がないため、無線媒体を効率的に使用するための手段を提供する。
図1は、ダイレクトリンクセットアップに関する例示的なハンドシェークプロセスを示す。STA2とフレームを交換することを意図するSTA1は、まず、その機能を含むリクエストフレームをAPに送信する(12)。APは、STA2がAPによって管理された基本サービスセット(BSS)においてAPとアソシエーションされることをチェックした後で、このリクエストをSTA2に転送する(14)。STA2がダイレクトリンクリクエストをアクセプトする場合、STA2は、レスポンスをAPに送信し(16)、APは、次いで、レスポンスをSTA1に転送する(18)。これに続いて、ダイレクトリンクは確立され、およびSTA1とSTA2間で交換されるすべてのフレームは、これらの2つの局間でダイレクトに送信される。これらの局は、BSSにおける他のデバイスと、媒体を求めて競合し続ける(キャリア感知多重アクセス(CSMA)を使用して)。
802.11z標準は、802.11DLSに対する拡張を開発した。802.11zは、トンネリングされたDLS(TDLS)を定義する。802.11zの主な目的は、AP独立DLSを提供することであった。図2は、IEEE802.11zにおけるダイレクトリンクセットアップに関する例示的なプロセスを示す。STA1はAPを介してダイレクトリンクリクエストをSTA2に送信し(22)、およびSTA2はAPを介してレスポンスをSTA1に送信する(24)。DLSシグナリングフレームは、データフレームにおいてカプセル化され、その結果、それらは、APを介して透過的に転送される。これは、TDLS特徴のうちのいずれかがAP内で実装されることを必要としない、簡素化された双方向ハンドシェークをもたらす。
通常のDLSのように、802.11zによって定義されるTDLSにおいては、ダイレクトリンクに関与するSTAは、正規のBSSトラフィックと同一の周波数帯域を利用し、およびそれらは、CSMAを通じてこのトラフィックと競合する。DLS/TDLSのトラフィックと通常のBSSトラフィックとの間の差は、DLS/TDLS内で、フレームは、APを通過せずに2つのSTA間で直接的に交換されることである。
帯域幅要件が増大し続けるにつれて、802.11に関して使用される産業科学医療(ISM)用無線帯域外部の周波数帯域を利用する技術がますます普及してきている。WLAN通信に関して使用されることが予測される2つの潜在的な新たな非認可帯域は、テレビジョン(TV)ホワイトスペース(TVWS)非認可帯域および60GHz非認可帯域である。
米国では、54MHzから806MHzまでのスペクトルの408MHzがTVに対して割り振られている。現在、そのスペクトルの108MHzは、オークションを通じた商用オペレーションに対して、および公安用途に対して再開発されている。この主要な無線スペクトルの残りの300MHzは、依然として無線用TVオペレーション専用である。しかし、米国の至るところで、その300MHzリソースの一部は未使用のままである。未使用スペクトルの量および正確な周波数は、場所によって異なる。スペクトルのこれらの未使用部分は、TVWSと呼ばれる。連邦通信委員会(FCC)は、これらの未使用のTVWS周波数を、様々な非認可使用に関して解放することを検討している。最大都市圏の外部に位置するTV局はより少数であるため、占有されていないTVWSスペクトルの大部分は、DSLまたはケーブルなど、他の広帯域オプションによって十分にサービス提供されていない傾向がある人口密度の低い地域または郊外地域において利用可能である。それぞれの利用可能なTVチャネルは、広帯域接続性のために使用することができる6MHzのスペクトル容量を提供する。これらの周波数における信号の長距離伝搬に起因して、TVWSははるかに大きなカバレッジエリアを有することになる。例えば、TVWSにおいて動作しているWLAN−APは、数平方マイルのエリアに対するカバレッジを提供することができる。対照的に、802.11b/g/nなど、現在動作している無線機器は、150平方フィート(13.94平方メートル)の平均カバレッジエリアを有する。IEEE802.19.1を含む、いくつかの標準化団体は、TVWSにおけるWLANおよび他のデバイスのオペレーションに関する標準を現在開発している。
近年、FCCは、57〜64GHz間のライセンスフリーオペレーションについて、7GHzのチャネル化されていないスペクトル(un-channelized spectrum)を割り振った。これは、WiFiおよびその他のライセンスフリー用途について2〜6GHz間に割り振られた0.5GHz未満のスペクトルに匹敵する。60GHz周波数帯域に割り振られたスペクトルは、マルチギガビット無線周波数リンクを有することを可能にする。ライセンスフリー60GHz無線は、それらを従来の2.4GHzまたは5GHzのライセンスフリー無線とはかなり異なるものにする一意の特性を有する。特に、この技術は、マルチメディアストリーミング、迅速なアップロード/ダウンロード、および無線ドッキングステーションなど、非常に高いデータ速度を必要とする、低移動度の屋内用途に非常に役立つ。IEEE802.11adグループは、60GHz無線をサポートするための新たな物理層(PHY)および媒体アクセス制御(MAC)を指定するために、現在の802.11標準に対する変更提案を提出した。
802.11ネットワークは、周期的なビーコンを採用して、ネットワークにおけるすべてのデバイスを時間同期する。ビーコンフレームは、ネットワークの可用性をブロードキャストする情報要素を含む。ビーコンフレームに含まれたパラメータのうちのいくつかは、ビーコン間隔、タイムスタンプ、ネットワーク識別(ID)、サポートされる速度などである。これらのビーコンは、802.11におけるフレーム構造をおおまかに定義する(すなわち、データ送信は、2つの連続するビーコンフレーム間の時間間隔の間に発生する)。
802.11タスクグループad(TGad)は、802.11に関する新たなフレーム構造を定義した。図3は、802.11adにおけるフレーム構造(ビーコン間隔構造)を示す。ビーコン間隔は、ビーコン時間(BT)、アソシエーションビームフォーミングトレーニング(A−BFT:association beamforming training)、アナウンス時間(AT:announcement time)、およびデータ転送時間(DTT)に分割される。BTは、その間に1つまたは複数のミリ波ビーコンフレームが送信されるアクセス期間である。A−BFTは、その間にパーソナルBSSコントロールポイント(PCP)またはAPによってビームフォーミングトレーニングが実行されるアクセス期間である。ATは、その間にPCPまたはAPが非MACサービスデータユニット(MSDU)を配信し、およびSTAに対するアクセス機会を提供して非MSDUを戻す、リクエスト/レスポンスベースの管理アクセス期間である。DTTは、その間にSTA間でフレーム交換が実行されるアクセス期間である。DTTは、競合ベースの期間(CBP)およびサービス期間(SP)を備える。
無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法およびデバイスが開示される。動的スペクトル管理(DSM)システムは、複数の局および中央エンティティを含む。複数の異なる無線アクセス技術がDSMシステムにおいて展開されており、中央エンティティはネットワークにおける無線通信を調整および管理する。ダイレクトリンク局は、単一の無線または複数の無線を有してもよい。
ダイレクトリンク局は、チャネルの第1のセット上でアクセスポイント(AP)からビーコンを周期的に受信し、およびチャネルの第2のセット上にダイレクトリンクを有する。ダイレクトリンク局は、続くターゲットビーコン送信時間(TBTT)が同期TBTT(STBTT)であることを示すダイレクトリンク同期メッセージをAPから受信してもよい。ダイレクトリンク局はSTBTTの間にダイレクトリンクチャネルをサイレントにする(silences)。ダイレクトリンク局は、STBTTの間にまたはSTBTTの後で、ダイレクトリンクに関する制御メッセージを受信してもよい。ダイレクトリンク局は、ピアダイレクトリンク局への送信またはその送信に対する肯定応答をSTBTTに先行して完了することができない限り、その送信をダイレクトリンク上で開始しなくてもよい。
ダイレクトリンク局は、ダイレクトリンクの一次チャネル上でキャリア感知多重アクセス(CSMA)を実行し、および一次チャネルCSMAを介してすべてのダイレクトリンクチャネルに対するアクセスを得てもよい。ダイレクトリンク局は、無線周波数(RF)をDSMチャネルに切り替えて、TBTTに従って、APからビーコンメッセージを周期的に受信してもよい。ダイレクトリンク局は、ピアダイレクトリンク局への送信またはその送信に対する肯定応答をTBTTに先立って完了できない限り、その送信をダイレクトリンク上で開始しなくてもよい。
ダイレクトリンク局は、ビーコンメッセージにおいてトラフィックインジケーションを受信し、トラフィックインジケーションが、APがダイレクトリンク局に対するユニキャストデータ、マルチキャストデータ、またはブロードキャストデータを有することを示す場合に、ポーリングメッセージをDSMチャネル上でAPに送信し、およびAPからデータをチャネルの第2のセット上で受信してもよい。ダイレクトリンク局がAPに送信するためのデータを有する場合、ダイレクトリンク局は、チャネルを切り替える前に、ダイレクトリンク中断リクエストをピアダイレクトリンク局に送信してもよい。
接続性マッピングプロシージャが実行されて、ネットワークにおけるデバイスの接続性、サービス、または機能に関するマッピングを確立してもよい。接続性クエリアナウンスメッセージをデバイスに送信する中央エンティティによって、このプロシージャが開始されてもよい。ダイレクトリンク局は接続性クエリメッセージをブロードキャストし、その結果、他の局はそのメッセージを測定し、およびその測定結果をダイレクトリンク局にレポートしてもよい。また、接続性マッピングを更新するために、ダイレクトリンク局は、他の局からのレスポンスメッセージを測定し、およびそれ自体の測定結果および他の局の測定結果を含むレポートを中央エンティティに送信する。
DSMリンク障害の場合、ダイレクトリンク局は、中央エンティティに対するDSMリンクに関する中継器として動作することを、ピアダイレクトリンク局に要求することができる。次いで、ピア局は、キープアライブメッセージを中央エンティティに送信して、ダイレクトリンク局が中継器として動作することを示し、およびAPから受信されたメッセージをダイレクトリンク上でピアダイレクトリンク局に転送する。
添付の図面と共に例として与えられる、以下の説明からより詳細な理解が得られよう。
ダイレクトリンクセットアップについての例示的なハンドシェークプロセスを示す図である。 IEEE802.11zにおけるダイレクトリンクセットアップについての例示的なプロセスを示す図である。 802.11adのフレーム構造を示す図である。 1つまたは複数の開示される実施形態を実装することができる例示的な通信システムのシステム図である。 図4Aにおいて例示された通信システム内で使用することができる例示的な無線送受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図4Aにおいて例示された通信システム内で使用することができる例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークの系統図である。 DSMシステムの例示的なアーキテクチャを示す図である。 TVWSにおける2つのデバイス間でダイレクトリンクを確立するための例示的なシグナリングフローを示す図である。 別個の無線によるクライアントデバイス間のダイレクトリンク上の例示的な送受信を示す図である。 STBTTおよびダイレクトリンク同期メッセージの例示的な送信を示す図である。 60GHz上のダイレクトリンクセットアップについての例示的なシグナリングフローを示す図である。 60GHz上のダイレクトリンクセットアップに関する例示的なシグナリングフローを示す図である。 競合ベースの期間(CBP)を有するフレームフォーマットを示す図である。 サービス期間(SP)のみを有するデータ伝送時間(DTT)を有する例示的なフレームフォーマットを示す図である。 クライアントにおいて単一の無線を使用する例示的なダイレクトリンクセットアップを示す図である。 2つのアクティブなダイレクトリンク(高帯域幅ダイレクトリンク1および低帯域幅ダイレクトリンク2)についての制御されたアクセス期間(CAP)の例示的な使用を示す図である。 CAPを開始するためのポーリングメッセージを送信することによってダイレクトリンクをセットアップするための例示的なプロセスを示す図である。 ダイレクトリンク送信機会(TXOP)の間にピギーバックされた肯定応答(ACK)の例示的な送信を示す図である。 チャネル共有をアグリゲートする例示的なメッセージフローを示す図である。 ダイレクトリンクおよびDSMリンクが両方とも一次チャネルを使用して媒体を確保する例示的なDSMリンクならびにダイレクトリンクオペレーションを示す図である。 一次チャネル上でCSMAを実施する、DSMリンク上およびダイレクトリンク上の例示的な送信を示す図である。 別個の一次チャネルを使用するDSMリンク上およびダイレクトリンク上の例示的な送信を示す図である。 DSMエンジンを含む例示的なDSMシステムアーキテクチャを示す図である。 モードIを使用するダイレクトリンクの例示的なオペレーションを示す図である。 モードIIを使用するダイレクトリンクの例示的なオペレーションを示す図である。 モードIIダイレクトリンク内の例示的な時間多重オペレーションを示す図である。 TBTTにおけるSTAの例示的なオペレーションを示す図である。 TBTTにおけるSTAの例示的なオペレーションを示す図である。 DSMリンク上のAPからSTAへのユニキャストフレームの例示的な送信を示す図である。 DSMチャネル上のユニキャスト送信の後でダイレクトリンクを再確立する例示的なシグナリングフローを示す図である。 DSMチャネル上のユニキャスト送信の後でダイレクトリンクを再確立する例示的なシグナリングフローを示す図である。 局の間でハンドシェークを使用するダイレクトリンク再確立についての例示的なシグナリングフローを示す図である。 DSMリンク上のAPからダイレクトリンクSTAへのブロードキャストフレーム/マルチキャストフレームの例示的な送信を示す図である。 APに対するダイレクトリンクSTA送信に関する例示的なハンドシェークを示す図である。 スペースリンクの例を示す図である。 端末間ダイレクトリンク管理に関する、中央ノードおよび複数の端末デバイスを含む例示的なネットワークアキテクチャを示す図である。 端末アソシエーション(terminal association)の後の接続性情報収集についての例示的なシグナリングフローを示す図である。 周期的な接続性情報更新についての例示的なシグナリングフローを示す図である。 例示的なオンデマンド接続性情報収集を示す図である。 接続性および機能マッピングを使用したダイレクトリンクセットアップに関する例示的なシグナリングフローを示す図である。 接続性チェックについてのプロセスの例示的なフローチャートである。 例示的なダイレクトリンクモニタリングプロシージャを示す図である。 例示的なダイレクトリンクモニタリングプロシージャを示す図である。 一実施形態によるダイレクトリンクセットアップまたはダイレクトリンク活性化のプロシージャの例示的なフローチャートである。 一実施形態によるダイレクトリンクセットアップまたはダイレクトリンク活性化のプロシージャの例示的なフローチャートである。 一実施形態によるダイレクトリンクセットアップまたはダイレクトリンク活性化のプロシージャの例示的なフローチャートである。 別の実施形態によるダイレクトリンクセットアップまたはダイレクトリンク活性化のプロシージャの例示的なフローチャートである。 別の実施形態によるダイレクトリンクセットアップまたはダイレクトリンク活性化のプロシージャの例示的なフローチャートである。 別の実施形態によるダイレクトリンクセットアップまたはダイレクトリンク活性化のプロシージャの例示的なフローチャートである。 別の実施形態によるダイレクトリンクセットアップまたはダイレクトリンク活性化のプロシージャの例示的なフローチャートである。 ダイレクトリンクセットアップについての例示的なメッセージ交換を示す図である。 ダイレクトリンクセットアップについてのダイレクトリンク局とDSMエンジンとの間の例示的なシグナリングフローを示す図である。 ダイレクトリンク再構成決定を行うプロセスの例示的なフローチャートである。 ダイレクトリンクチャネルセット再構成についての例示的なプロセスのフローチャートである。 STAによって開始されるダイレクトリンクチャネルセット再構成についての例示的なプロセスのフローチャートである。 STAによって開始されるダイレクトリンクチャネルセット再構成についての例示的なプロセスのフローチャートである。 例示的なチャネル切替えメッセージを示す図である。 例示的なアグリゲートされたクワイエットエレメント(quiet element)を示す図である。 DSMリンクメンテナンスについての例示的なプロセスのフローチャートである。 DSMリンクメンテナンスについての例示的なプロセスのフローチャートである。 DSMリンク障害についての例示的なプロセスのフローチャートである。 DSMリンク障害についての例示的なプロセスのフローチャートである。 DSMリンク障害についての例示的なプロセスのフローチャートである。 スキャニング例を示す図である。 ダイレクトリンク管理エンティティ(DLME)ならびにAPおよび帯域幅割振制御(BAC)に対するインターフェースを含むDSMエンジンの例示的な構造を示す図である。
図4Aは、1つまたは複数の開示された実施形態を実装することができる例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する多元接続システムであってもよい。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域を含むシステムリソースの共有を通じて、そのようなコンテンツにアクセスすることを可能にしてもよい。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)などの1つまたは複数のチャネルアクセス方法を採用してもよい。
図1Aに示すように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆電話交換網(PSTN)108、インターネット110、およびその他のネットワーク112を含んでもよいが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図する点を理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境で動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成されてもよく、およびユーザ装置(UE)、移動局、固定加入者ユニットまたは移動加入者ユニット、ページャ、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ノートブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家庭用電化製品などを含んでもよい。
通信システム100はまた、基地局114aおよび基地局114bを含んでもよい。基地局114a、114bのそれぞれは、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続して、コアネットワーク106、インターネット110、および/もしくはネットワーク112など、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバ局(BTS)、NodeB、eNodeB、ホームNodeB、ホームeNodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)および無線ルータなどであってもよい。基地局114a、114bは、それぞれ、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含んでもよいことが理解されよう。
基地局114aは、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなど、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)を含むことも可能なRAN104の一部であってもよい。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれる場合もある特定の地理的領域内で無線信号を送受信するように構成されてもよい。セルはさらにセルセクタ分割されてもよい。例えば、基地局114aに関連するセルは3つのセクタに分割されてもよい。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバを、すなわち、セルのそれぞれのセクタごとに1つずつ含んでもよい。別の実施形態では、基地局114aは、多入出力(MIMO)技術を採用してもよく、したがって、セルのそれぞれのセクタに対して複数のトランシーバを利用してもよい。
基地局114a、114bは、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光線など)であってもよいエアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信してもよい。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立されてもよい。
より詳細には、上述したように、通信システム100は、多元接続システムであってよく、およびCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を採用してもよい。例えば、RAN104における基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェース116を確立することが可能なユニバーサル移動通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装してもよい。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または発展型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含んでもよい。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含んでもよい。
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用して、エアインターフェース116を確立することが可能な発展型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実装してもよい。
その他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわち、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX))、CDMA2000、CDMA20001X、CDMA2000EV−DO、Interim Standard 2000(IS−2000)、Interim Standard 95(IS−95)、Interim Standard 856(IS−856)、Global System for Mobile communications(GSM:登録商標)、Enhanced Data rates for GSM Evolution(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装してもよい。
図4Aにおける基地局114bは、無線ルータ、ホームNodeB、ホームeNodeB、またはアクセスポイントであってよく、例えば、事業所、住居、車両、キャンパスなど、局所的領域内の無線接続性を円滑にする任意の適切なRATを利用してもよい。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立してもよい。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立してもよい。さらに別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立してもよい。図1Aに示すように、基地局114bは、インターネット110に対する直接接続を有してもよい。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスすることが必要でない場合がある。
RAN104は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる、コアネットワーク106と通信してもよい。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド電話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供してもよく、および/またはユーザ認証などのハイレベルのセキュリティ機能を実行してもよい。図1Aに示されないが、RAN104および/またはコアネットワーク106は、RAN104と同一のRATまたは異なるRATを用いる他のRANと直接的または間接的に通信してもよいことが理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を利用することが可能である、RAN104に接続されていることに加えて、コアネットワーク106はまた、GSM無線技術を採用する別のRAN(図示せず)と通信してもよい。
コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして動作してもよい。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回路交換電話ネットワークを含んでもよい。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコル群における伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスのグローバルシステムを含んでもよい。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/もしくは操作される有線通信ネットワークまたは無線通信ネットワークを含んでもよい。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同一のRATまたは異なるRATを採用することができる、1つまたは複数のRANに接続された別のコアネットワークを含んでもよい。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含んでもよく、すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク上で異なる無線ネットワークと通信するために複数のトランシーバを含んでもよい。例えば、図1Aに示すWTRU102cは、セルラベースの無線技術を採用することができる基地局114aと、かつIEEE802無線技術を採用することができる基地局114bと通信するように構成されてもよい。
図4Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。図1Bに示すように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、着脱不能メモリ130、着脱可能メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、およびその他の周辺機器138を含んでもよい。WTRU102は、一実施形態との整合を維持しながら、前述の要素のいずれかのサブコンビネーションを含んでもよいことが理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型のプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意のその他のタイプの集積回路(IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意のその他の機能性を実行してもよい。プロセッサ118は送受信要素122に結合可能なトランシーバ120に結合されてもよい。図1Bはプロセッサ118およびトランシーバ120を別個の構成要素として示しているが、プロセッサ118およびトランシーバ120は、電子パッケージ内または電子チップ内に統合されてもよいことが理解されよう。
送受信要素122は、エアインターフェース116上で、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するように、または基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成されてもよい。例えば、一実施形態では、送受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナであってもよい。別の実施形態では、送受信要素122は、例えば、IR信号、UV信号、または可視光信号を送信おおび/または受信するように構成されたエミッタ/ディテクタであってもよい。さらに別の実施形態では、送受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および/または受信するように構成されてもよい。送受信要素122は、無線信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成されてもよいことが理解されよう。
加えて、送受信要素122は図1Bにおいて単一の要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送受信要素122を含んでもよい。より詳細には、WTRU102は、MIMO技術を採用してもよい。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116上で無線信号を送信および受信する2つ以上の送受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含んでもよい。
トランシーバ120は、送受信要素122によって送信されるべき信号を変調し、および送受信要素122によって受信された信号を復調するように構成されてもよい。上述したように、WTRU102は、マルチモード機能を有してもよい。したがって、トランシーバ120は、WTRU102が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11など、複数のRATを介して通信することを可能にする複数のトランシーバを含んでもよい。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合されてもよく、ならびにこれらからユーザ入力データを受信してもよい。プロセッサ118は、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力してもよい。加えて、プロセッサ118は、着脱不能メモリ130および/または着脱可能メモリ132など、任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスすること、ならびにそれらにデータを記憶してもよい。着脱不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク、または任意のその他のタイプのメモリ記憶デバイスを含んでもよい。着脱可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含んでもよい。その他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ上(図示せず)など、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリからの情報にアクセスしてもよく、およびそれらにデータを記憶してもよい。
プロセッサ118は、電源134から電力を受信することができ、WTRU102におけるその他の構成要素に対して電力を分散するように、かつ/または他の構成要素に対する電力を制御するように構成されてもよい。電源134は、WTRU102に電力供給するための任意の適切なデバイスであってもよい。例えば、電源134は、(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)1つまたは複数の乾電池、太陽電池、燃料電池などを含んでもよい。
プロセッサ118はまた、WTRU102の現在の位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成することが可能なGPSチップセット136に結合されてもよい。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU102は、エアインターフェース116上で基地局(例えば、基地局114a、114b)から位置情報を受信してもよく、および/または2つ以上の隣接基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その位置を判定してもよい。WTRU102は、ある実施形態との整合を維持しながら、任意の適切な位置判定方法によって、位置情報を獲得してもよいことが理解されよう。
プロセッサ118は、追加の特徴、機能性、および/または有線接続性もしくは無線接続性を提供する、1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/もしくはハードウェアモジュールを含むことが可能なその他の周辺機器138にさらに結合されてもよい。例えば、周辺機器138は、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真用またはビデオ用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレイヤ、メディアプレイヤ、ビデオゲームプレイヤモジュールおよびインターネットブラウザなどを含んでもよい。
図4Cは、一実施形態に準じたRAN104およびコアネットワーク106を示すシステム図である。上述したように、RAN104は、UTRA無線技術を採用して、エアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102cと通信してもよい。RAN104はまた、コアネットワーク106と通信してもよい。図1Cに示すように、RAN104は、それぞれがエアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102cと通信する1つまたは複数のトランシーバを含むことが可能な、NodeB140a、140b、140cを含んでもよい。NodeB140a、140b、140cは、それぞれ、RAN104内の特定のセル(図示せず)と関連付けられてもよい。RAN104は、RNC142a、142bを含んでもよい。RAN104は、一実施形態との整合を維持しながら、任意の数のNodeBおよびRNCを含んでもよいことが理解されよう。
図1Cに示すように、NodeB140a、140bは、RNC142aと通信してもよい。加えて、NodeB140cは、RNC142bと通信してもよい。NodeB140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介してそれぞれのRNC142a、142bと通信してもよい。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して互いに通信してもよい。RNC142a、142bのそれぞれは、それが接続されるそれぞれのNodeB140a、140b、140cを制御するように構成されてもよい。加えて、RNC142a、142bのそれぞれは、アウターループ電力制御、負荷制御、アドミッション制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化など、他の機能性を実行またはサポートするように構成されてもよい。
図1Cに示すコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、モバイルスイッチングセンタ(MSC)146、パケットアクセス制御ノード(SGSN)148、および/またはパケットゲートウェイノード(GGSN)150を含んでもよい。前述の要素のそれぞれはコアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれか1つは、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または操作されてもよいことが理解されよう。
RAN104におけるRNC142aは、IuCSインターフェースを介してコアネットワーク106におけるMSC146に接続されてもよい。MSC146は、MGW144に接続されてもよい。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cにPSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を円滑にしてもよい。
RAN104におけるRNC142aは、IuPSインターフェースを介してコアネットワーク106におけるSGSN148に接続されてもよい。SGSN148は、GGSN150に接続されてもよい。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP可能なデバイスとの間の通信を円滑にしてもよい。
上述したように、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダによって所有および/もしくは操作される、その他の有線ネットワークまたは無線ネットワークを含むことができるネットワーク112に接続されてもよい。
従来のIEEE802.11ベースのダイレクトリンクオペレーションは、APによって調整されず、およびダイレクトリンクは、そのAPリンクによって使用される周波数またはチャネルと異なる周波数上またはチャネル上で動作しない。ダイレクトリンクは、中央エンティティによるリンクの管理から甚大な利益を享受する場合がある。中央管理は、ダイレクトリンクに関して、より良好なピア検出を可能にする場合がある。それはダイレクトリンク上のスループットを改善し、ならびに干渉および不要な競合を効果的に回避することができるスケジューリングおよび管理機構を可能にすることによって、複数のダイレクトリンクの共存を可能にする場合がある。局は、多くの場合、電力またはセンシング機能の点で制約を受け、および中央エンティティによって支援されていることから利益を享受する場合がある。ダイレクトリンクデバイスは、TVWSおよび60GHzで利用可能な新たな非認可スペクトルを使用する場合がある。このスペクトルを利用するために、干渉緩和および適切なチャネルの選択(TVWS帯域において)に対し、ならびに(60GHz内で利用するための)それぞれのデバイスの無線の適切な構成に対し、中央管理されたダイレクトリンクが必要とされる場合がある。ダイレクトリンクが802.11ベースのリンクとは別個の無線を使用する場合、中央管理エンティティがリンクを管理するために、STAにおけるリンクの同期が必要とされる。共通無線が使用される場合、ダイレクトリンクトラフィックに関する高スループットを保証するとともに、同一のローカルエリアにおける複数のダイレクトリンクを可能にするために、帯域幅が効果的に管理される必要がある。
これらの実施形態は、以下で、一例として、IEEE802.11を参照して説明されるが、本実施形態は、任意の無線技術に適用可能である点に留意するべきである。本実施形態は、TVWSチャネルまたはその他の特定のチャネルを参照して説明される場合があるが、本実施形態はその他のチャネルに拡張してもよい点に留意するべきである。
以下で、用語「チャネル」および「物理チャネル」は、交換可能に使用され、特定のオペレーション帯域内の帯域幅の区分を指す。以下で、用語「DSMクライアント」、「クライアント」、「局」、「デバイス」、および「端末」は、交換可能に使用され、別のエンティティとポイントツーポイント(ダイレクトリンク)通信が可能なエンティティを表す。用語「局」および「クライアント」は、WTRUまたはUEであってもよい非APデバイスを表すために使用される。用語「ダイレクトリンク活性化」および「ダイレクトリンクセットアップ」は、交換可能に使用され、用語「ダイレクトリンク非活性化」および「ダイレクトリンクティアダウン(teardown)」は、交換可能に使用される。用語「中央エンティティ」は、ローカルネットワークにおける通信を制御するエンティティ(すなわち、DSMシステム)を表す。中央エンティティは、802.11ネットワークのAP、ホーム発展型NodeB(HeNB)、ホームNodeB(HNB)、またはDSMエンジンなどであってもよい。中央エンティティは、1つのコンポーネントまたは複数のコンポーネントを含んでもよい。用語「DSMエンジン」は、ローカルエリアにおける無線通信を調整および管理する機能を有するエンティティを表し、AP機能性、HeNB機能性、またはHNB機能性を含んでもよい。用語「DLME」は、ダイレクトリンクオペレーションを制御するエンティティ(ソフトウェアエンティティ)を表すために使用される。用語「DLME」は、任意の場所、例えば、AP(HeNB、HNBなど)、DSMエンジン(DLMEサーバ)、または外部エンティティ(例えば、APに接続されたパーソナルコンピュータ)に配置されてもよい。以下で、用語「制御チャネル」は、制御シグナリングを伝送するために使用することができる論理チャネルを指す。
無線通信環境において、複数の異なる無線技術が展開されてもよい。一実施形態に準じて、スペクトルを効率的に管理し、および無線アクセス技術を通して潜在的な相乗効果を活用するために中央エンティティが提供されてもよい(すなわち、別のオペレーションを支援するために1つの技術が使用される)。以下で、そのようなシステムは、DSMシステムと呼ばれる。
図5は、DSMシステムの例示的なアーキテクチャを示す。DSMシステムは、家庭またはオフィスなどのローカルエリアにおいて動作してもよい。DSMシステムは、DSMエンジン510およびDSMクライアント520を備える。DSMエンジン510は、ローカルエリアにおいて無線通信を調整および管理する中央エンティティである。DSMクライアント520は、DSMエンジン510以外のローカルネットワークにおいて動作している無線デバイスである。
DSMエンジン510は、複数のDSMクライアント520からの送信を制御および調整する。DSMエンジン510とDSMクライアント520との間の通信は、DSMリンクを通じてである。DSMエンジン510は、802.11APの機能性、ならびにDSMクライアント送信を最適化するための追加の機能性(例えば、センシング、調整など)を有してもよい。DSMエンジン510は、別個のエンティティであってもよく、またはAP上で動作してもよい。
DSMエンジン510は、ダイレクトリンクによって使用される帯域幅を管理してもよい。DSMエンジン510は、ピア検出、複数のダイレクトリンクの管理、およびダイレクトリンク上で送信されたトラフィックのサービス品質(QoS)管理を調整する中央管理エンティティとしてサービスする。
DSMエンジン510およびDSMクライアント520は、非認可帯域(例えば、2.4GHzおよび5GHzのISM帯域、TVWS帯域、ならびに60GHz帯域など)において動作してもよい。DSMエンジン510は、認可帯域上および非認可帯域上、ならびに任意のダイレクトリンク(DSMクライアント520間のポイントツーポイントリンク)上で帯域幅をアグリゲートしてもよい。DSMエンジン510は、無線広域ネットワーク(WWAN)またはワイヤラインリンクを通じて、セルラネットワーク530、TVWSデータベース540、およびIPネットワーク550など、外部ネットワークに相互接続されてもよい。
DSMエンジン510がTVWSデータベースに対するアクセスを有し、ジオロケーション(geo-location)機能を有する場合、DSMエンジン510は、FCCのSecond Memorandum Opinion and Order(FCC 10−174)において定義されたモードIIデバイスとして、TVWS帯域において動作してもよい。DSMエンジン510は、DSMシステムが、TVWSデータベースが許可するよりもより大きなチャネルのサブセットにおいて動作することを可能にするセンシングオンリーモードで動作してもよい。
デバイス(DSMクライアント520)は、単一の無線を有してもよい。この場合、ダイレクトリンク上で通信するデバイスは、DSMリンク上で同一の物理チャネルを使用してもよい。あるいは、デバイスは、複数の無線を有してもよい。この場合、ダイレクトリンクを使用して通信するデバイスは、そのダイレクトリンクに関して使用される別個の無線を通じてそれを行ってもよい。
デバイスは、複数の無線上で同時に送信および受信してもよく、DSMリンク上およびダイレクトリンク上の同時送信を可能にする。別個の無線は、ダイレクトリンク通信専用であってもよく、または他の目的(例えば、センシング)用に同様に使用されてもよい。この場合、中央管理エンティティ(DSMエンジン510)は、ネットワーク干渉を引き起こさずに、この無線の活性化および複数のダイレクトリンク上の通信を調整してもよい。
DSMエンジン510は、DSLまたはケーブルなどの固定アクセスリンクを有してもよい。DSMクライアント520は、非認可ISM帯域上またはTVWS帯域上などで、DSMリンクを介してAPに通信してもよい。DSMエンジン510の管理の下で、あるDSMクライアント520は、同一のもしくは異なる周波数帯域上でダイレクトリンク通信をセットアップしてもよい。例えば、ダイレクトリンクはTVWS周波数上でセットアップされてもよい。
デバイス間で高トラフィックが予想されるときに(例えば、ビデオストリーミング、ゲームなど)、DSMリンク(例えば、ISM帯域)におけるトラフィックをオフロードする(offload)ためにダイレクトリンクが使用されてもよい。一定のトラフィック(例えば、低遅延、重大なトラフィックなど)を、利用可能なTVWSチャネル、60GHzチャネルなどに選択的にオフロードするためにダイレクトリンクが使用されてもよい。無線ケーブル交換技術が、ISM帯域における既存の家庭/オフィスのネットワークオペレーションに対して追加の干渉または輻輳を引き起こさずに、家庭またはオフィスに存在することを可能にするために、ダイレクトリンクが使用されてもよい。APを通じてトラフィックをルーティングさせる必要なしに、デバイス間の高速ダウンロードを提供する手段としてダイレクトリンクが使用されてもよい。利用可能なチャネル上で使用することができる送信電力が、TVWSデータベースによって課される制約またはポリシーにより制限されているとき、ごく近接する2つのデバイス間の通信を可能にして、TVWS上で動作するために、ダイレクトリンクが使用されてもよい。それぞれのケースにおいて、DSMエンジン510は、ダイレクトリンクに対して帯域幅管理を提供する(例えば、TVWSデータベースにクエリを行い、および複数のダイレクトリンクが存在し得るTVWS帯域幅管理を提供することによって)。
図6は、TVWSにおける2つのデバイス間でダイレクトリンクを確立する例示的なシグナリングフローを示す。ISM周波数帯域上のDSM/APに関連するデバイス1およびデバイス2は、それらが提供するダイレクトリンクサービスのリストを含むデバイスサービスアナウンスメッセージを、ISM周波数帯域上でAPに送信する(602)。DSM/APは、ネットワークにおいて利用可能なサービスのリストをコンパイルし、およびそのリストをWLANにおけるデバイスのすべてに(例えば、周期的に)ブロードキャストする(604)。
サービスブロードキャストに基づいて、デバイス1は、デバイス2とのダイレクトリンクをセットアップして、デバイス2によって提供されるサービス(例えば、ビデオストリーミング)に対するアクセスを取得することを望む。デバイス1は、ダイレクトリンクセットアップリクエストをDSM/APに送信する(606)。DSM/APは、TVWSデータベースに問合せを送信して、現在、何のインカムベントもないチャネル、および要求されているダイレクトリンクサービスに使用可能なチャネルを判定する(608)。TVWSデータベースは、問合せレスポンスをDSM/APに送信する(610)。DSM/APは、そのダイレクトリンクに対して使用されるべきTVWS周波数の割振りを実行する(612)。その他の進行中のダイレクトリンクがアクティブである場合、DSM/APは、干渉が適切に管理されることを保証にするような方法で、周波数の割振りを保証する。
DSM/APは、ダイレクトリンクインジケーションメッセージをデバイス2に送信して、デバイス1によるダイレクトリンクに関するリクエスト、およびダイレクトリンクが発生し得るTVWS周波数を通知する(614)。これはまた、デバイス2からAPへの肯定応答を含んでもよい。DSM/APは、ダイレクトリンクレスポンスメッセージをデバイス1に送信して、DSM/APによって特定のTVWS周波数上でダイレクトリンクが確立されていることを示す(616)。デバイス1とデバイス2との間の直接通信が、DSM/APによって選択されたTVWS周波数上で発生してもよい(618)。
クライアントが複数の無線を有する実施形態が以下で説明される。特定の無線アクセス技術(RAT)上で通信するために無線のそれぞれが使用されてもよい。例えば、DSMリンクは、第1のRAT(例えば、LTE)上の無線1を使用して、クライアントデバイスと通信してもよく、それによりクライアントデバイス間のポイントツーポイント通信をセットアップおよび制御するために、DSMリンクが使用され、およびクライアントデバイス間の任意のポイントツーポイント通信が、第2のRAT上で無線2(例えば、TVWS上で802.11、60GHz上で802.11、LTE時分割複信(TDD)など)を使用してダイレクトリンクを通じるようにしてもよい。2つのリンクは独立して動作する場合があるため、例えば、そのアクションがいつ発生するかのインジケーションを提供することによって、ダイレクトリンク上のアクション(例えば、ダイレクトリンクの修正)を同期するためにDSMリンクが使用されてもよい。
ダイレクトリンクのDSMリンクとの競合を回避するために、ダイレクトリンクはDSMリンクチャネルとは異なる物理チャネル上に割り振られてもよい。この場合、ダイレクトリンク上で通信するために、クライアントデバイスにより別個の無線が使用されてもよく、それにより、ダイレクトリンク上の送信および受信が、DSMリンク上の送信および受信とは非同期で同時に発生することを可能にする。
図7は、別個の無線によるクライアントデバイス間のダイレクトリンク上の例示的な送信および受信を示す。図7では、チャネル1乃至4がDSMリンクに割り当てられ、チャネル5乃至8がダイレクトリンクに割り当てられている。DSMリンクチャネルおよびダイレクトリンクチャネルは同一の帯域(例えば、TVWS)に配置されてもよい。あるいは、ダイレクトリンクチャネルは、別個の帯域(例えば、60GHz)に配置されてもよく、およびチャネル帯域幅は全く異なってもよい。APは、ダイレクトリンク上で通信する第2の無線を有してもよく、または有さなくてもよい。図7では、DSMリンクおよびダイレクトリンクに対しそれぞれ4つのチャネルが割り当てられている。任意の数のチャネルがDSMリンクまたはダイレクトリンクに割り当てられてもよいことに留意すべきである。
図7においては、ダイレクトリンクが可能なクライアントAおよびクライアントBは、2つの別個の無線(無線中間周波数(IF)1および無線IF2)に対するサポートを有する。2つの別個の無線を有するクライアントは、1つの無線上で送信しながら、別の無線上で同時に受信してもよい。AP(DSM)は、単一の無線をサポートしてもよく、およびダイレクトリンクが可能でない場合がある。APおよびクライアントは、単一の無線によって扱われる4つのチャネルの任意のサブセット上で同時に送信および受信しなくてもよい。
DSMリンクを構成するチャネルは、一次チャネルCSMAスキームを利用してもよい。一次CSMAスキームにより、デバイスは、一次チャネルと呼ばれる、チャネルのうちの1つの上でCSMAを実行することによって、DSMリンクのすべてのチャネルに対するアクセスを取得する。一次チャネルがDSMエンジンによって指定され、およびDSMリンク上の制御チャネルを通じてクライアントに通信されてもよい。ダイレクトリンクまたは、ダイレクトリンクに関与するデバイスが一次チャネルCSMAを通じて媒体にアクセスすることができるように、一次チャネルCSMAスキームを利用してもよい。これは、ピアデバイスの複数のセットが、同一セットのチャネル(図7では4つのチャネル)上で通信するのを可能にする。
ダイレクトリンクチャネルがダイレクトリンクトラフィックに対して割り振られているため、DSMエンジンが(APからの制御メッセージを通じて)ダイレクトリンクのそれぞれのQoSを制御し、およびチャネルの初期のセット上のダイレクトリンクの数がQoSしきい値を超えるときに、チャネルの新たなセットを割り振ることは容易である。ダイレクトリンクは、いかなるビーコンも含まなくてもよく、およびダイレクトリンクに関するすべての情報が、DSMリンクを通じてAPによって送信されてもよい。
DSMエンジンがDSMリンク上でダイレクトリンクに関する制御情報を送信することを試みているときに、DSMリンクとダイレクトリンクとの間の同期が問題になる場合がある。例えば、DSMは、ダイレクトリンクチャネル上でサイレント期間をスタートさせること(例えば、これらのチャネル上でいくつかのスペクトルセンシングを開始すること)を望む場合がある。これは、DSMリンクを使用してクライアントに送信されるMAC層制御メッセージを通じて行われてもよい。この場合、クライアントは無線でパケットを送信する過程にある場合があるため、実際のサイレント期間が効力を発する(すなわち、ダイレクトリンクにおけるクライアントがサイレントにされている)正確な時間は知られていない場合がある。加えて、サイレント期間の発生により、既に送信されているパケットに関する肯定応答(ACK)を送信することができない状況は、サイレント期間の終了時においてどのパケットが依然として認識されるべきかをトラッキングする余分なオーバヘッドを必要とするため、回避されるべきである。
別の例では、DSMエンジンは、ダイレクトリンクにおいて使用されるチャネルを変更することを望む場合がある。これは、DSMリンクを使用してクライアントに送信されたMAC層制御メッセージを通じて行われてもよい。この場合、制御メッセージは、ダイレクトリンクが一時的に非アクティブである時点、または事前に定義された状態にある時点で送信される必要がある。そうでない場合、どのクライアントがチャネル切替え制御メッセージを受信するかに応じて、クライアントのうちの1つは、誤った物理チャネルを使用して、他のクライアントによって送信されたフレームを確認し、結果として、不要な再送信を発生させる場合がある。
一実施形態では、同期のためにダイレクトリンク同期メッセージが送信されてもよい。同期問題のうちのいずれかを解決するために、ダイレクトリンク同期メッセージが使用されてもよい。DSMリンクが802.11に依存する場合、同期が発生するターゲットビーコン送信時間(TBTT)に先行する任意の時間において、ダイレクトリンク同期メッセージがDSMリンク上で送信されてもよく、当該TBTTは同期TBTT(STBTT)と呼ばれる。STBTTに先行して、APは、ダイレクトリンクに関与するクライアントにダイレクトリンク同期メッセージを送信して、そのダイレクトリンクがSTBTTの間にサイレントにされるべきであることを示してもよい。この、STBTTの間にダイレクトリンクをサイレントにすることは、STBTTのビーコンの間にまたはSTBTTのビーコンの直後に、APがダイレクトリンクに関するメッセージを送信するのを可能にする。
図8は、STBTTおよびダイレクトリンク同期メッセージの例示的な送信を示す。図8では、DSMリンクトラフィックおよびダイレクトリンクトラフィックは、PHYチャネル上のトラフィックプロファイルの観点で示される。簡単にするために、図8はアグリゲートされたチャネルを示していない。図8に示すように、TBTT802の間、APは、ダイレクトリンクに関与する局を含めて、すべての局がリスンおよび受信するビーコンを送信する。DSMリンクおよびダイレクトリンクは異なる物理(かつ、非干渉)チャネル上で発生するため、ダイレクトリンク上の通常のTBTTタイミングは無視されてもよく、この場合、トラフィックが中断なしに継続する。これらの局はDSMリンクチャネル上のそれらの通信に基づいてビーコンを受信する。ダイレクトリンク同期メッセージ806がSTBTT804に先行して受信され、そこでは次のTBTT804をSTBTTとしてアナウンスする。この場合、これらの局は、ダイレクトリンク同期メッセージ806を受信すると(DSMリンクのタイミングに基づいて)、STBTT804に先行してダイレクトリンク上のすべての送信が終了することを保証する。これらの局は、送信をSTBTT804の開始に先行して完了することができない限り、その送信をダイレクトリンク上で開始させなくてもよい。その送信が認識される必要がある場合、送信局がこの肯定応答を受信できない限り、その送信をダイレクトリンク上でスタートさせることはできない。APは、STBTT804を使用して、チャネル切替えメッセージ808をダイレクトリンクに関与する局に送信してもよい。ダイレクトリンクがDSMリンクと同期されることを必要とする、そのダイレクトリンクに関するいかなるメッセージ(例えば、新たな物理チャネルの追加、ダイレクトリンクとDSMリンクとの間のチャネルのスワップなど)は、STBTT804時にまたはSTBTT804の直後に送信されてもよい。
それがいつ効力を発することになるかについて(例えば、k個のTBTT内で)、進歩した警告を提供するために、ダイレクトリンク同期メッセージ806が使用されてもよい。ダイレクトリンク同期メッセージ806が両方の局に対して連続的に送信されてもよい。あるいは、ダイレクトリンク同期メッセージ806が単一の局(例えば、クライアントA)に送信されてもよく、および局(クライアントA)は、そのメッセージをダイレクトリンク上で他の局(例えば、クライアントB)に転送してもよい。
DSMリンク上で電力節約モードを実装する局の場合、ダイレクトリンク同期メッセージ806が配信トラフィックインジケーションメッセージ(DTIM)と共に送信されてもよい。この実施形態においては、DSMリンクおよびダイレクトリンクは別個の無線を使用して実装されるため、STAはダイレクトリンク上でアクティブに送信していると同時に、そのSTAはDSMリンクに関して電力節約モードであってもよい点に留意されたい。この場合、APは、DTIMと共にダイレクトリンク同期メッセージを送信してもよい。DTIMと共にダイレクトリンク同期メッセージの受信をすると、これらの局は、次のビーコンの受信後までに電力節約モードを無効にすること(TBTTにおいて発生するように)、または次のTBTTまでに電力節約モードに戻ることのいずれかを行ってもよい。あるいは、APは、DTIMビーコンの直後に、ダイレクトリンク同期メッセージを送信してもよい。
60GHz帯域を介して実装されるダイレクトリンクの場合、主な課題は、従来の60GHzシステムとのダイレクトリンクの共存(802.11ad標準を実装する)、ならびに、DSMリンクおよびダイレクトリンクスキームを60GHz MACと整合させることである。ダイレクトリンクトラフィックに関して60GHz MAC標準におけるサービス期間(SP)が使用されてもよい。このようにして、DSMは、DSMシステムにおいてアクティブな60GHzダイレクトリンクの数、およびこれらのダイレクトリンクのそれぞれのQoS要件に基づいて、適切な長さまたは適切な数のサービス期間を割り振ってもよい。
2つの局が60GHz周波数上でダイレクトリンクをセットアップすることが必要とされるとき、DSMエンジンは、新たなPBSSのパーソナル基本サービスセット(PBSS)制御ポイント(PCP)となる局のうちの1つを選択してもよい。この局は、以下、指定局と呼ばれてもよい。PBSSは、ダイレクトリンクを満たすためにDSMエンジンによって作成される。転送するためのより大きなコンテンツを有するSTAは、新たなPBSSに関するPCPとして選択されてもよい。あるいは、最もビジーでないSTAは、他のSTAを管理するための時間をより多く有するため、PCPとして選択されてもよい。
DSMエンジンは、ダイレクトリンク確立フェーズの間に、リンクバジェット要件(例えば、初期QoS要件に基づく)を、新たに選択されたPCPに転送してもよい。この確立は、DSMリンク上で送信されたメッセージを通じて達成されてもよい。リンクバジェット要件に基づいて、PCPは、802.11adで定義された、拡張されたスケジュール要素を作成してもよい。
スケジュールを送信するのに先行して、指定局が近傍において別のPCPの存在を検出した場合(DSMシステムの一部ではない)、その指定局は、アクティブなPCPになるためにハンドオーバを要求してもよい。指定局は、ダイレクトリンクのトラフィック、ならびに既に存在するPBSSのトラフィックを管理してもよい。
あるいは、指定局は、チャネル上で、および同一の方向で動作している別のネットワークの存在をDSMエンジンに通知してもよい。DSMエンジンは、次いで、ダイレクトリンクを、フリーであると観測された新たな60GHzチャネルに切り替えてもよい。指定局が、ダイレクトリンク、ならびにDSMシステムの一部ではないPBSSの両方を管理するために必要とされるリソースを有していない場合、これが選択されてもよい。
図9Aおよび9Bは、60GHz上のダイレクトリンクセットアップに関する例示的なシグナリングフローを示す。APはダイレクトリンクセットアップメッセージを指定局に送信する(902)。指定局は60GHz無線をオンにする(904)。指定局が、周波数のスキャニングの間にレガシーPCPを発見した場合(906)、指定局は、ハンドオーバリクエストをレガシーPCPに送信してもよい(908)。レガシーPCPはハンドオーバレスポンスにより応答する(910)。次いで、指定局はPCPになる(912)。指定局は、ダイレクトリンクセットアップレスポンスをAPに送信する(914)。APは、ダイレクトリンクセットアップメッセージを局B(すなわち、指定されていない局)に送信する(916)。局Bは60GHz無線をオンにする(918)。局BはダイレクトリンクセットアップレスポンスをAPに送信する(920)。局Bはジョインリクエストを指定局に送信し(922)、指定局はジョインレスポンスにより応答する(924)。APは、ダイレクトリンクスケジューリング情報を指定局に送信する(926)。指定局は、拡張されたスケジュール要素を局Bに送信する(928)。次いで、指定局と局Bとの間でダイレクトリンクトラフィックが交換される(930)。
DSMエンジンがダイレクトリンクを終了することを決定すると(932)、APは、ダイレクトリンク終了リクエストを指定局および局Bに送信する(934、936)。局Bは60GHz無線をオフにする(938)。指定局は、ハンドオーバリクエストをレガシーPCPに送信し(940)、レガシーPCPは指定局に応答する(942)。次いで、指定局は60GHz無線をオフにする(944)。
リンクが確立されると、指定局/PCPは、ダイレクトリンクに関するサービス期間を作成してもよい。あるいは、競合ベースの期間(CBP)を割り振ってもよい。APが60GHzの能力がある場合、CBPは、DSMリンクを使用する代わりに、メッセージを局に送信するために、APによって使用されてもよい。あるいは、指定局がPCPハンドオーバをトリガすることが可能であり、およびレガシー独立BSS(IBSS)のPCPになったと推定して、CBPが使用されてレガシー60GHz局の共存を可能にしてもよい(DSMシステムにアタッチされていない)。
DSMネットワークは、単一のDSMエンティティによって管理された複数の60GHzダイレクトリンクを有してもよい。この場合、それぞれの60GHzダイレクトリンクは、別個のPBSSとして動作してもよい(すなわち、ダイレクトリンクSTAのそれぞれのペアは、個々のPBSSを管理する1つのPCPを有することになる)。これらの60GHzダイレクトリンクは、異なるチャネル上でまたは同一のチャネル上で動作してもよい。その他の利用可能なチャネルが存在しない場合、これらのダイレクトリンクはチャネルを共有してもよい。この場合、異なるPCPが互いに干渉しないように、それらのPCPはスケジューリングを調整してもよい。
60GHzダイレクトリンクにおいては、同期が適用されて、スループットを改善してもよい。一実施形態では、アップリンク/ダウンリンクのトラフィック比率に従って、長いビーコン間隔が適応的に調整される適応ビーコニング(adaptive beaconing)が採用されてもよい。ダイレクトリンク通信においては、トラフィックは非対称的であることが一般的である(例えば、高解像度(HD)ディスプレイに対するトラフィックがセットトップボックス(STB)に対するトラフィックよりもはるかに高い場合のSTBとHDディスプレイとの間のデータトラフィック)。初期同期の後で、より高いトラフィックを有するノードは、他のノードに送信し、次いで、そのノードが肯定応答(ACK)またはブロックACKを送るのを待機してもよい。特殊イベント(例えば、チャネル切替え、中継リクエスト/レスポンスおよび測定報告など、一部の管理メッセージまたは制御メッセージ)の場合、特殊制御パケットがデータまたはACKパケットに添付されてもよい。これは、結果として、ビーコンを正規の形で送信し、特殊イベントに対応してもよいということである。特殊イベントの後で、ノードは緩い同期モードに戻ってもよい。送信されているACKが存在しない場合、アップリンク方向のトラフィックに関して、特殊な時間間隔が確保されてもよく、または、分散された調整機能(DCF:distributed coordinated function)の場合、メッセージはより高い優先度で(すなわち、より短いフレーム間スペース(IFS)で)送信されてもよい。
これが、802.11adに存在するフレーム構造に適用されてもよい。フレームの時間間隔は、トラフィック比率に応じて、増加または削減してもよい。制御情報に関して非常に小さなCBPが存在し、P2Pネットワーク内のいずれかのデバイスがチャネルにアクセスして、何らかのメッセージを送信することができる場合、そのネットワークに関する制御情報および管理情報を送信するために、この時間間隔が使用されてもよい。図10は、CBP1002による、例示的なフレームフォーマットを示す。データ伝送時間(DTT)は、CBP1002、およびサービス期間(SP)1004を含む。SP1004は、ダウンリンク用およびアップリンク用に2つのタイムスロットに分割されてもよい。ダウンリンクトラフィック用のタイムスロット1006は、アップリンクトラフィック用のタイムスロット1008よりもより長くてもよい。
あるいは、DTTは、SPのみを備えてもよい。図11は、SPのみを有するDTTを含む、例示的なフレームフォーマットを示す。DTTは、ダウンリンク用およびアップリンク用に2つのタイムスロットを備えてもよい。ダウンリンクトラフィック用のタイムスロット1102は、アップリンクトラフィック用のタイムスロット1104よりもより長くてもよい。ビーコン間隔は、アップリンクトラフィックに対するダウンリンクの比率に基づいてもよい。特殊イベントにおいては、ネットワークは、正規のビーコニングおよびフレーム構造に切り替わり、およびそのイベントに対処した後に、切り替わって元に戻ってもよい。
あるいは、DTTは、CBP、および非常に小さなSPを備えてもよい。CBPにおいては、ダウンリンクトラフィックは、アップリンクトラフィックよりも短いIFSを有してもよい。このようにして、ダウンリンクトラフィックは、アップリンクトラフィックよりも高い優先度を取得してもよい。フレームにおける小さなスケジュールされた期間が存在してもよい。2つのタイムスロットを有する、このスケジュールされた期間は、送信するための均等の機会をデバイスに提供してもよい。任意の特殊イベントの場合、デバイスは正規のビーコンモードに切り替わってもよい。
あるいは、正規のビーコン間隔または調整されたビーコン間隔なしに、データフレームが交換される非ビーコンモードが採用されてもよい。例えば、ダウンリンクデータは正規のタイムスロットに事前に割り当てられてもよく、およびアップリンクACKパケットは正規のタイムスロットに事前に割り当てられてもよい。特殊イベントが存在することを条件に(例えば、検出、チャネル切替え、およびモード切替えなど)、ビーコンが送信されてもよい。
デバイスが削減された機能を有する(例えば、1つの無線のみを有する)場合、または利用可能なTVWSチャネルの数が限定されている場合、ダイレクトリンクに関して単一の無線アプローチが使用されてもよい。この実施形態では、ダイレクトリンクおよびDSMリンクは、同一のアグリゲートされた物理チャネルを共有する。したがって、DSMリンクおよびダイレクトリンクは、所与の時点において同一のリソースを競合する。同時の送信および受信を回避する要件は、結果として、所与の時点で同一のチャネルがダイレクトリンクまたはDSMリンクのいずれかに割り振られる。
一実施形態では、DSMリンクおよびダイレクトリンクは、単一の無線アクセス技術上で単一の無線を使用してもよい。DSMリンクは、ダイレクトリンク通信に関してチャネルを使用することができる期間を提供およびシグナリングすることによって、DSMリンクが使用されてダイレクトリンク通信を制御してもよい。DSMエンジンまたはAPは、それぞれのリンクに対して異なる期間を提供することによって、複数のダイレクトリンクを管理してもよい。これらの期間のサイズは、ダイレクトリンクに転送されるトラフィックの量に関連してもよい。DSMエンジンまたはAPは、クライアントデバイスがそれらのダイレクトリンクを使用できる期間について、クライアントデバイスに通知してもよい。802.11に依存するシステムにおいては、制御されたアクセス位相を使用して、リソースが完全に共有されてもよい。図12は、クライアントにおいて単一の無線を使用する、例示的なダイレクトリンクセットアップを示す。クライアントAおよびクライアントBは、それらの間にアクティブなダイレクトリンクを有する。クライアントAおよびBはまた、APを通じて、他のデバイスとの通信も維持し、ならびにAPによって送信されたブロードキャストメッセージおよびDSM制御メッセージをリスンする。別個の局によって行われた送信のそれぞれは、すべての(例えば、図12に例示された4つの)アグリゲートされたチャネルを占有してもよいが、図12で示すようにチャネル上で時間多重されてもよい(すなわち、クライアントAからクライアントBへのTX1、クライアントBからAPへのTX2、およびAPからクライアントへのTX3が時間多重される)。
例えば、高帯域、または、STBからディスプレイ装置へのビデオのストリーミングなど、リアルタイムのデータトラフィックに関してダイレクトリンクが使用されるとき、ダイレクトリンクに関するQoSを保証するために、優先度がダイレクトリンクに与えられてもよい。ダイレクトリンクとDSMリンクとの間のチャネル共有のコンテキストにおいてこれを可能にするために、ダイレクトリンク上のトラフィックに関して、競合のない期間が使用されてもよい。
802.11において、制御されたアクセス位相(CAP)が、ハイブリッドコーディネータ(HC:hybrid coordinator)を通じて、APによって開始および制御される。ダイレクトリンクのこの実装形態の場合、CAPの間に発生する場合があるシグナリング、ならびにCAPの終了は、ダイレクトリンクに関してCAPを使用するように適合されてもよい。CAPがAP/HCによって完全に管理される802.11と異なり、局は、CAPの間にAPによる最低の干渉を伴って互いに送信することを可能にしてもよい。
ダイレクトリンクに関するCAPは、APの制御下にある2つの局間のダイレクトリンクの存在に基づいて(DSMエンジンの制御下で)、そのAPによって開始されてもよい。すなわち、DSMエンジンは、アクティブなダイレクトリンクに関するCAPを開始するようにAPに周期的に命令してもよい。特定のダイレクトリンクに関連するCAPの間、ダイレクトリンクに関与していないすべての局は、CAPの終了まで、アグリゲートされたチャネルを使用することが制限される。これは、CAPの間に、ダイレクトリンクに関与するデバイス間の競合のない通信を可能にし、およびダイレクトリンクの間に、CSMAオーバヘッドの大部分も排除する。
図13は、2つのアクティブなダイレクトリンク(高帯域幅ダイレクトリンク1および低帯域幅ダイレクトリンク2)に関するCAPの例示的な使用を示す。アグリゲートされたチャネルの使用は、DSMリンクと、アクティブなダイレクトリンクのそれぞれに関するCAPとの間の時間に分割される。図13では、チャネル上のデータ送信に関して利用可能な時間周期が、ダイレクトリンク1、ダイレクトリンク2、およびDSMリンクに対して分割される。DSMエンジンは、例えば、それぞれのトラフィックニーズに基づいて、DSMリンクおよび(1つまたは複数の)ダイレクトリンクに関する相対的な時間量を制御してもよく、およびAPは、それぞれのCAPをスタート、維持、および終了するために必要なシグナリングを実行してもよい。
ダイレクトリンクに関与する2つの局のうちの1つに送信されたポーリングメッセージの送信を通じて、CAPはAPによって開始されてもよい。ポーリングメッセージを受信した局は、代理局と呼ばれる。図14は、CAPを開始するためのポーリングメッセージを送信することによって、ダイレクトリンクをセットアップする例示的なプロセスを示す。APは、より短い待機時間(すなわち、プライオリティフレーム間スペーシング(PIFS:priority inter-frame spacing)により、CSMA方式を使用して媒体にアクセスすることによって、ポーリングメッセージ1402を送信してもよい。プライマリーCSMAスキーム(すなわち、一次チャネル上のCSMAスキーム)に基づいて、APがポーリングメッセージ1402を送信するための媒体に対するアクセスを取得する前に、APはすべてのアグリゲートされたチャネルがPIFSに対してサイレントであることをチェックする。それぞれの局がポーリングメッセージ1402を受信して、次の送信機会(TXOP)の存続期間についてそのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することを保証するために、そのメッセージをすべてのチャネル上で繰り返してもよい。ポーリングメッセージ1402は確認されていないメッセージであるため、すべての4つのチャネル上でそのメッセージを送信することは、TXOPのスタートを知るためのロバスト性を保証することになる。
ポーリングメッセージ1402は、ダイレクトリンクにおける2つのデバイスのうちの1つにアドレス指定されてもよいが、送信のためにCAPを使用することになるダイレクトリンクを一意に識別する識別子を含んでもよい。この識別子は、ダイレクトリンクが2つの局の間で最初に開始されたとき、この識別子がそれらの局に対して利用可能となってもよい。ポーリングメッセージ1402は、ダイレクトリンクに関するTXOP1404を開始する。ダイレクトリンクTXOP1404の間、ダイレクトリンク局間で一連のデータ送信および肯定応答が発生してもよい。ポーリングメッセージ1402は、DSMエンジンによって決定されるような、TXOP1404の予測される存続期間を含んでもよい。ポーリングメッセージ1402を受信すると、すべての局はそのNAVをTXOP1404の予測される存続期間に設定する。これは、ダイレクトリンクに関与しない局によるTXOP1404内の何らかの潜在的な競合を防止する。
TXOP1404の間、ダイレクトリンクに関与しないいずれの局は、電力節約のためにスリープモードに移動してもよい。加えて、APはこの時間の間に送信していないことになり、および局は帯域外干渉を無視することができるほどAPから十分離れている場合があるため、センシングがAPによって行われてもよい。いずれかの非アクティブチャネル(すなわち、ダイレクトリンクに関して使用されているチャネル以外のいずれかのチャネル)上でセンシングを実行するために、ポーリングメッセージ1402が送信されるとすぐに、APはサイレント期間スタートメッセージを送信してもよい。これはセンシング時間のより効率的な使用を可能にするが、なぜならば、APはTXOP1404の間に送信しないことになるため、センシングの間の帯域外干渉に制限されないためである。
TXOP1404の間、ダイクトリンクに関与する局は、APを通じてではなく、互いに直接的に通信してもよい。TXOP1404が割り当てられているアクセスカテゴリー(AC)において複数のフレームがペンディングになっている場合、複数フレームがTXOP1404で送信されてもよい。
局がその送信キューに、まさに送信された1つと同一のACの追加のフレームを有し、そのフレームおよびそのフレームに関する何らかの予測される肯定応答を送信する存続期間が残りの媒体占有タイマ値(medium occupancy timer value)未満である場合、局は先行するフレーム交換シーケンスの完了後に、SIFSにおいてそのフレームの送信を開始してもよい。存続期間/IDフィールドを設定することによって、複数フレーム送信を使用する意図が局によって示されてもよい。
ダイレクトリンクトラフィックは、ポーリングメッセージ1402を受信した代理局から開始されてもよい。TXOPをダイレクトリンクの代理局に割り振るためのポーリングメッセージ1402に続いて、代理局は、ダイレクトリンクに関する任意のペンディングフレーム送信を、ダイレクトリンクに関与する非代理局に送信してもよい。非代理局は、肯定応答により応答してもよい。肯定応答は、データフレームにピギーバックされてもよい。データトラフィックがダイレクトリンクの両方向に送信される双方向ダイレクトリンクの場合、ピギーバックされた肯定応答が使用されてもよい。
図15は、ダイレクトリンクTXOPの間にピギーバックされたACKの例示的な送信を示す。図15では、局Aがポーリングメッセージ1502を受信した後で、局Aはデータ1504を局Bに送信する。次いで、局Bは、ACKと共にデータフレーム1506を局Aに送信する。次いで、局Aは、ACKと共にデータフレーム1508を送信する。肯定応答をデータとピギーバックする際、局はデータフレームが、使用されている複数のチャネル上で等しく分散されることを保証する。あるチャネルは、別のチャネルが肯定応答およびデータの両方を送信しているとき、ACKのみを送信しなくてもよい。
残りのTXOP時間が、いずれかの対応する肯定応答に加えて、データおよび肯定応答フレーム送信に対応する場合、そのフレームが送信されてもよい。非代理局の場合、残りのTXOP時間が肯定応答に対応することができ、およびその局が依然として送信すべきペンディングMSDUを有する場合、その非代理局は肯定応答フレームと共にキュー情報を送信してもよい。代理局の場合、残りのTXOP時間が肯定応答に対応することができる場合、その代理局はTXOPの終了に先行してその肯定応答を送信してもよい。
すべてのフレーム送信および予測される肯定応答は、TXOP内で終了されてもよい。APに宛てられたNULLフレームの使用を通じて、TXOPは代理局によって終了してもよい。TXOPにおける最後の送信からのSIFSを待機した後で、このNULLフレームが代理局によって送信される。TXOPがペンディングMSDUを伴って終了された場合(代理局または非代理局のいずれかに関して)、代理局は、ペンディングMSDUを送信するために必要とされるキューサイズに関する追加の情報と共に、新たなTXOPを要求するNULLフレームがAPに送信されてもよい。APは、代理局および非代理局の両方からのキューサイズ情報を、NULLフレームに含まれた速度情報と組み合わせて、ダイレクトリンクのニーズを満たすために割り振られる必要がある、要求されたTXOPを計算してもよい。次いで、APは、新たなポーリングメッセージを送信することによって(それぞれのダイレクトリンクに関するDSMエンジンからの時間割振ルールを通じて)、現在のCAPを延長するか、または現在のCAPを終了して、制御をDSMリンクに戻すかを判定してもよい。
加えて、DSMリンク上で送信される必要がある、いずれかの優先度の高いペンディング制御メッセージが、TXOPに続いて、および新たなTXOPをそのダイレクトリンクに割り振るのに先行して送信されてもよい。これは、短いTXOPを割り振り、およびダイレクトリンクが追加のTXOPを要求し、かつDSMリンクトラフィックが必要とされないたびにCAPを拡張することによって、DSMエンジンがDSMリンクに関するロバスト性を維持することを可能にする(例えば、チャネル障害のイベントにおいて)。
TXOPの間、代理局または非代理局のいずれかによって送信されるべきデータが存在しない場合、代理局は、0を示すキューサイズを有するNULLフレームを送信することによって、TXOPを終了してもよい。DSMエンジンは、次いで、残りの時間を別のダイレクトリンクに割り振ってもよく(ポーリングメッセージを送信することによって)、またはDSMリンクメッセージに対するチャネルを使用してもよい。DSMエンジンは、そのTXOPが即時に終了したダイレクトリンクにTXOPを割り振る次の時間を待機してもよい。
TXOPの終了の後に、APがチャネルを再利用しないとき(すなわち、新たなポーリングメッセージを送信することによって)、CAPは終了する。この場合、局は、DSMエンジンがDSMリンク上で何らかのペンディング制御メッセージを送信することを可能にするために、先のTXOPの最後の送信に続いて新たなTXOPを開始しなくてもよい。結果として、それぞれのTXOPの後で、APは、ポーリングメッセージを送信して、新たなTXOPを割り当ててもよく(したがって、CAPを継続する)、または、何らかの他のメッセージを送信することによって、もしくは、TXOPに続いてPIFSを待機することによって、そのチャネルをDSMリンクに戻してもよい。
ダイレクトリンク送信に関して制御され、および確保された期間を使用する代替として、アグリゲートされたチャネルはDSMリンクおよびダイレクトリンクの全域で分割されてもよい。物理チャネルのうちの1つまたは複数は、制御チャネルとして使用されてもよい。これらの物理チャネルは、DSMリンクの一部であってもよい。残りのチャネルはダイレクトリンクに関して使用されてもよく、またはDSMリンクの容量を増大させるために使用されてもよい。制御チャネルを取得するために、いつDSMリンクをリスンするかについての情報がクライアントデバイスに提供されてもよい。CAPの代替として、一次チャネルCSMAが修正されて、他のチャネルがダイレクトリンクに関して使用される間に、制御チャネルを一次チャネル上でアクティブにしてもよい。APはダイレクトリンクトラフィックをリスンする必要がないため、APがダイレクトリンクに関与していない局にフレームを送信する場合、APにおいて同時送受信の問題は発生しないことになる。
図16は、アグリゲートされたチャネル共有に関する例示的なメッセージフローを示す。一次チャネル上でCSMAを使用するダイレクトリンクを使用して、二次チャネルから四次チャネルが局によってアクセスされる。アクセスが取得されると、ダイレクトリンクに参加している局以外の局にフレームを送信するために、一次チャネルが局によって使用されてもよい。一次チャネル上でデータを送信することを要求する他の局はまた、それを使用してもよい。APはダイレクトリンク上でプライマリーCSMAを実行することによって、任意の時点でダイレクトリンクを中断してもよい(それがすべてのチャネルに適用されることを示す特別のフィールドを送信リクエスト(RTS)パケットに設定して)。
ダイレクトリンク送信用の二次チャネルから四次チャネルは、DSMリンク用の二次チャネルから四次チャネルとは異なってもよい。これは、アグリゲートされたダイレクトリンクおよびDSMリンク送信が互いに干渉せずに同時に発生することを保証する。ダイレクトリンクおよびDSMリンクは両方とも、一次チャネルを使用して、図17に示されるように媒体を確保する。
図17は、ダイレクトリンクおよびDSMリンクが両方とも一次チャネルを使用して媒体を確保する、例示的なDSMリンクおよびダイレクトリンクの動作を示す。図17では、チャネル1は一次チャネルであり、チャネル2〜4はDSMリンクに関して使用され、チャネル5〜7はダイレクトリンクに関して使用される。この一次チャネルは、制御チャネルのように動作する。すべての制御情報および管理情報は、チャネル1上でSTAに送信される。ビーコンはまた、一次チャネル上で送信される。ビーコンをリスンするために、ダイレクトリンクデバイス(この例では、クライアントBおよびクライアントC)は、TBTTの間にそれらの送信を停止する。送信は、TBTTの後で再開する。サイレント期間がダイレクトリンクチャネル上でスケジュールされている場合、それはビーコンにおいて通知されるべきである。デバイスは、ビーコンにおいて示されるようなサイレント期間存続期間の間、トラフィックを中断し、およびAPに送信されるために必要とされる測定を実行する。APが、ビーコン間隔の間に、任意の他のブロードキャストメッセージを送信する場合、そのメッセージはAPによってバッファリングされてもよく、およびAPにおいて待機している、バッファリングされたブロードキャストメッセージが存在するというインジケーションが次のビーコンにおいて送信されてもよい。それぞれのビーコン送信の後で、これらのメッセージがデバイスによってポーリングされてもよい。APが高い優先度の制御/管理メッセージをダイレクトリンクにおいて任意のデバイスに配信する必要がある場合、APは、PIFSによって一次チャネルにアクセスしてもよく、および高い優先度のメッセージを一次チャネル上でダイレクトリンクSTAに送信してもよい。
ダイレクトリンクSTA(クライアントBまたはクライアントC)がダイレクトリンクチャネル(すなわち、図17のチャネル5〜7)にアクセスする必要があるときに、STAは、RTSパケットを一次チャネル上でAPに送信してもよく、または、一次チャネル上でCSMAを実行し、およびSTAが指定された存続期間に、ダイレクトリンクチャネルを使用することになることを通知するスモールメッセージをAPに送信してもよい。
図18は、一次チャネル上でCSMAを実装する、DSMリンク上およびダイレクトリンク上の例示的な送信を示す。一次チャネルは、DSMリンクチャネルおよびダイレクトリンクチャネルの両方に関するチャネル確保に関して使用される。STAは、チャネルセットにアクセスする前に、一次チャネルを含めて、DSMリンクまたはダイレクトリンクに関するすべてのチャネルをセンシングする。ある期間(例えば、AIFSおよびバックオフ時間)の間に、チャネル上に何のアクティビティも存在しない場合、STAは、DSMリンク上またはダイレクトリンク上で、チャネルアクセスメッセージを一次チャネル上で送信し、およびPDUを二次チャネルから四次チャネル上で送信する。図18では、AIFS+バックオフ期間1802の間に、DSMチャネル上で何のアクティビティも検出されなかった後で、STAは、チャネルアクセスメッセージ1804を一次チャネル上で送信し、およびPDU1806をDSMリンクの二次チャネルから四次チャネル上で送信する。AIFS+バックオフ期間1808の間にダイレクトリンクの一次チャネル上、および二次チャネルから四次チャネル上で何のアクティビティも検出されなかった後で、別のSTA(ダイレクトリンクSTA)は、チャネルアクセスメッセージ1810を一次チャネル上で送信し、およびPDU1812を二次チャネルから四次チャネル上で送信する。
別の実施形態では、DSMリンクおよびダイレクトリンクに関して別個の一次チャネルが使用されてもよい。この場合、ダイレクトリンクCSMAはDSMリンク一次チャネルによって競合されないため、APがダイレクトリンクに関与していないSTAにフレームを送信する場合、APにおいて同時送受信の問題は発生しない。同様に、STAがDSMリンクに関与していない他のSTAにフレームを送信する場合、STAにおいて同時送受信の問題は発生しない。
ダイレクトリンクおよびDSMリンクはそのそれぞれの一次チャネルを使用して、媒体を確保する。ダイレクトリンク一次チャネルを含むダイレクトリンクチャネルは、ダイレクトリンク一次チャネル上でCSMAを行うことによって、ダイレクトリンクを使用している局によってアクセスされる。ダイレクトリンクチャネルは、DSMリンクチャネルと異なってもよい。これは、アグリゲートされたダイレクトリンクおよびDSMリンク送信が、互いに干渉せずに、同時に発生することを保証する。
図19は、別個の一次チャネルを使用する、DSMリンク上およびダイレクトリンク上の例示的な送信を示す。図19では、チャネル1はDSMリンク一次チャネルであり、およびチャネル5はダイレクトリンク一次チャネルである。DSMリンク一次チャネルは制御チャネルを伝送する。チャネル1〜4はDSMリンクチャネルであり、およびチャネル5〜7はダイレクトリンクチャネルである。ダイレクトリンク局(クライアントBおよびクライアントC)は、ダイレクトリンク送信を受信するときにはまた、DSMリンク一次チャネル(チャネル1)をリスンする。ビーコンを含めて、すべての制御情報および管理情報がDSMリンク一次チャネル(チャネル1)上でSTAに送信されてもよい。ダイレクトリンク局はまた、DSMリンク一次チャネルをリスンするため、TBTTの間に進行中のダイレクトリンク送信が存在する場合、2つのダイレクトリンクSTAのうちの1つはTBTTの間にビーコン送信を受信することになる。TBTTの間にダイレクトリンク送信が存在しない場合、ダイレクトリンクに関与する両方のSTAはビーコンを受信することになる。STAが、ダイレクトリンクチャネル(チャネル5〜7)上でダイレクトリンクデータを受信すると同時に、DSMリンク一次チャネル(チャネル1)上でビーコンを受信する場合、そのSTAは、ダイレクトリンクチャネルを使用して、DSMリンク一次チャネル上で受信された制御データまたは管理データをダイレクトリンクに関与するピアSTAに中継してもよい。
別の実施形態では、DSMリンクおよびダイレクトリンクは、時間多重されてもよい。DSMシステムは、いくつかの局間で同時に発生している複数のダイレクトリンクをサポートおよび管理することが可能であると仮定される。ダイレクトリンク、ならびにダイレクトリンクとDSMリンクとの間の調整に関して利用されるTVWSチャネルは、ダイレクトリンクによって使用されているオペレーションのモードに依存する場合がある。下記で詳細に説明される2つのオペレーションモード、すなわち、モードIおよびモードIIがサポートされる。
DSMクライアントのペアの間でダイレクトリンクがサポートされてもよく、したがって、それぞれのダイレクトリンクが局/クライアントのペアと関連付けられてもよい。加えて、DSMクライアントは、異なるDSMクライアントと同時に複数のダイレクトリンクをサポートしてもよい。例えば、クライアントBは、クライアントAおよびクライアントCとの別個のアクティブなダイレクトリンクを同時に有してもよい。
モードIとモードIIとの間のオペレーションの選択は、チャネルの可用性ならびにQoS要件に基づいてもよい。この決定は、APによってなされてもよく、またはAP上に常駐し、もしくはAPの外部にあり、およびネットワーク内のすべてのダイレクトリンクを管理することを担当する論理エンティティによってなされてもよい。そのエンティティは、ダイレクトリンク管理エンティティ(DLME)と呼ばれる。図20は、DSMエンジン2010を含む、例示的なDSMシステムアーキテクチャを示す。DSMシステムは、DSMエンジン2010、および複数のDSMクライアント2020を含む。DSMエンジン2010は、DLME2012のサーババージョンを含み、およびDSMクライアント2020は、DLME2022のクライアントバージョンを備える。DSMエンジンはまた、帯域幅割振制御(BAC)エンティティ2014を備える。DLME2012は、ダイレクトリンク用のチャネルの割当てなど、ダイレクトリンクオペレーションに関して、BAC2014に対して、かつAP2016に対してインターフェース接続をする。DLME2012とBAC2014とAP2016との間のインターフェースは、下記図51を参照して詳細に説明される。
DLME2012は、DSMエンジン2010内のソフトウェアコンポーネントとして実装される別個の機能、または局管理エンティティ(SME)において動作しているAP2016のサブ機能、もしくはハードウェアおよび/もしくはソフトウェアの組合せを通じて機能性を実装している別個の物理エンティティであってもよい。DLME2012は、通信機構を局に提供するAP2016に対するインターフェース、ならびにダイレクトリンクにおいて使用するためのDLME2012にチャネルを割り振る担当であるBAC2014機能性に対するインターフェースを有する。BAC2014は、割り当てられた物理チャネルに関する測定を実行し、およびこれらのチャネルの連続的な可用性をモニタリングするために、センシングエンティティ2018に依存してもよい。BAC機能性は、利用可能な物理チャネルのリストを維持してもよく、またはTVWSデータベースなど、外部チャネル使用データベース2030からそのようなリストを取得してもよい。局2020(DSMクライアント)は、DLME2012のサーババージョンからのリクエストに応答する、DLME2022のクライアントバージョンを有する。
少数のチャネルが利用可能なときに、DSMリンクおよびダイレクトリンクは、物理チャネルの同一のセットを使用してもよい。ダイレクトリンクは、ダイレクトリンクおよびDSMリンクの両方が利用可能な限定されたチャネル上に存在することを可能にするために、モードIオペレーションを使用するように構成されてもよい。他方で、より多くの利用可能なチャネルが存在するとき、およびダイレクトリンクのQoS要件がそのダイレクトリンク用のチャネルの別個のセットの使用を保証するとDLMEが判定したとき、モードIIを使用してもよい。このオペレーションモードにおいて、クライアントデバイスは、DSMリンク物理チャネルとダイレクトリンク物理チャネルとの間で時間多重してもよい。DSMリンクは制御チャネルを伝送するため、DSMリンクは、ダイレクトリンクより優先され、DSMリンク通信を優先して、クライアントデバイスに対しダイレクトリンク通信を一時停止させてもよい。例えば、DSMエンジンもしくはAPから制御情報(例えば、物理チャネル変更命令、サイレント期間構成など)を受信するため、または制御情報(例えば、クライアントデバイスにおいて取得した測定結果)をDSMエンジンもしくはAPに送信するために、DLMEは利用可能なチャネルの認識を有し、ダイレクトリンクに関してどのモードを使用するかを決定する。
図21は、モードIを使用するダイレクトリンクの例示的なオペレーションを示す。モードIオペレーションでは、DSMリンクおよびダイレクトリンクによって使用される物理チャネルは同一である。それぞれのリンクは、物理チャネルに対するアクセスを得るために、プライマリーCSMAを使用してもよい。局またはAPによってアクセスが得られると、その局がそのTXOPの終了において、そのリンクに対するアクセスを解放するまで、そのリンクに関してすべて(この例では4つ)の物理チャネルが使用される。次いで、それらのチャネルは、ダイレクトリンクおよびDSMリンクの両方を使用している局によって再度競合される。モードIにおけるダイレクトリンクとDSMリンクとの間の差は、ダイレクトリンクでは、フレームが、最初にAPを介してルーティングされるのではなく、発信局から宛先局に直接送信されることである。ダイレクトリンククライアントは、DSMリンク上で使用される802.11e拡張型分散チャネルアクセス(EDCA)TXOPプロシージャおよびブロックACKプロシージャを使用してもよい。加えて、ダイレクトリンククライアントは、送信リクエスト(RTS)/送信可(CTS:clear-to-send)を使用して、他のクライアント(特に、ダイレクトリンクを維持している他のクライアント)がダイレクトリンク送信に干渉する確率を低減させることができる。それぞれのアクセスカテゴリーにおいてデフォルトEDCAパラメータが使用されてもよく、非一次チャネルがビジーである場合、defer/5/10/15/20プロシージャ(defer/5/10/15/20 procedure)が使用されてもよい。
CSMAはダイレクトリンク上で採用されているため、複数のダイレクトリンクはモードIにおいて同時にサポートされてもよい。この場合、ダイレクトリンクに関与するすべてのデバイスペアは、CSMAを使用して、同一の物理チャネルに対するアクセスを競合する。チャネルに関するこの競合は、DSMリンクに対してアクセスを試みている局も含む。
ダイレクトリンクとDSMリンクとの間のQoSを管理するために、DLMEは、ダイレクトリンクまたはDSMリンクを対象としてトラフィックに関して異なる媒体アクセス遅延(すなわち、バックオフ期間)を実施してもよい。DLMEは、それぞれのダイレクトリンクに関するQoS要件およびトラフィックタイプに基づいて決定してもよい。この情報は、それぞれのダイレクトリンクに関連する制御メッセージ(すなわち、MAC層管理フレーム)を通じて局に送信されてもよい。
TVWSにおける追加のチャネルが利用可能であるとき、ダイレクトリンクが物理チャネルの異なるセットにオフロードされ得るモードIIが構成されてもよい(DLMEの裁量で)。図22は、モードIIを使用するダイレクトリンクの例示的なオペレーションを示す。モードIIのオペレーションにおいては、ダイレクトリンクは、DSMリンクに関する物理チャネルとは異なる物理チャネルを使用する。プライマリーCSMAは、DSMリンクおよびダイレクトリンクの両方に関して使用される。ダイレクトリンクに関してプライマリーCSMAを使用することによって、DLMEは、複数のダイレクトリンクを同一の物理チャネル上に割り振り、およびこれらのダイレクトリンク間でその媒体を競合させてもよい。それぞれのダイレクトリンクのQoS要件を満たすために、それぞれのダイレクトリンクの媒体アクセス遅延がDLMEによって動的に修正されてもよい。媒体アクセス遅延の値がそれぞれのダイレクトリンクに関連する制御メッセージ(すなわち、MAC層管理フレーム)上で送信されてもよい。
一般に、ダイレクトリンクを管理するDLMEは、ダイレクトリンクの利用可能なチャネルの数およびQoS要件に基づいて、いつモードIまたはモードIIが使用されるかを決定してもよい。それぞれのモードにおいては、チャネルの数は、動的ベースで変化する場合があり、および図21および22に示されるように、それぞれのリンクに関して4つのチャネルに限定されなくてもよい。DSMリンクおよびダイレクトリンクに関して使用されるチャネルの数ならびにチャネル周波数に関する更新は、例えば、ビーコンを使用して、APによってそれぞれの局に送信されてもよい。
モードIIのオペレーションは、物理チャネルの2つのセットを仮定するので、クライアントが単一の無線を使用しており、かつDSMリンクまたはダイレクトリンクのいずれかに割り当てることができるチャネルの数が任意の所与の時点でMAC/PHYによって処理可能なチャネルの数に至る可能性があると仮定して、DSMリンクとダイレクトリンクとの間の局のオペレーションが時間多重されてもよい。
図23は、モードIIのダイレクトリンクにおける例示的な時間多重オペレーションを示す。期間(図23で影が付けられた期間)の間、STAはDSMリンクチャネル上でリスンまたは送信しており、および期間(図23で影が付けられていない期間)の間、STAはダイレクトリンクチャネル上で送信および受信している。モードIIにおいてアクティブなダイレクトリンクを有する局は、ダイレクトリンク上およびDSMリンク上で送信オペレーションおよび受信オペレーションを時間多重してもよい。加えて、APはダイレクトリンクをアクティブにした局が、DSMリンク上でAPからフレームをいつ受信できることになるかを把握してもよい。そうするために、APは、アクティブなダイレクトリンクを有する局を、802.11標準において電力節約モードにある局と同一のように扱ってもよい。このようにして、APは、STAがDSMリンクをリスンしていることが知られている所定の時点でフレームをSTAに送信してもよい。DSMリンク上のAPとSTAとの間の通信に関する期間は、APまたはSTAのいずれかによって開始されてもよい。
2つの局(STA AおよびSTA B)がそれらの間でアクティブであるモードIIにおけるダイレクトリンクを有するとき、これらの局は、フレームをほとんど常にダイレクトリンクチャネル上で送信および受信してもよい。ある状況において、これらの局は、APに対しフレームを送信し、およびAPからフレームを受信するために、DSMリンクチャネルに移動してもよい。STAは、それぞれのターゲットビーコン送信時間(TBTT)においてDSMリンクチャネルに移動してもよい。すべてのSTAは、APからビーコンを受信するために、ビーコン期間の間、DSMリンクをリスンする。加えて、STAは、そのビーコンにおいて送信された情報に基づいて、DSMリンクチャネルに移動してもよい。APは、ビーコン間隔に続いて、APがDSMリンク上でユニキャストフレームを局に送信することになることを示してもよい。この場合、その局は、ダイレクトリンクチャネルに戻り、およびそのピア局とのそのダイレクトリンク通信を継続することに先行して、その局に宛てられたユニキャストフレームに関してそのDSMリンクをリスンすることになる。加えて、APがSTAを含む局のセットに送信すべきマルチキャストフレーム/ブロードキャストフレームを有するとき、STAはDSMリンクチャネルに移動してもよい。APは、マルチキャストフレーム/ブロードキャストフレームの存在が局に示されるビーコンの直後に、それらのフレームを送信してもよい。この場合、影響を受けるSTAは、DSMリンク上でこれらのフレームをリスンしてもよい。加えて、STAがフレームをDSMリンク上でAPに送信する必要があるとき、STAはまたDSMリンクチャネルに移動してもよい。この場合、STAがそのメッセージをAPに成功裏に送信するまで、ダイレクトリンクは瞬間的に中断されることになる。上記の状況におけるダイレクトリンクオペレーションに関する実施形態が以下で開示される。
局がモードIIにおけるアクティブなダイレクトリンクを有するとき、その局は、APからビーコンを受信するために、TBTTごとにDSMリンクに切替え復帰してもよい。ビーコンが受信されるときに、局はダイレクトリンクオペレーションを再開してもよい。ビーコンは、DSMリンクおよびダイレクトリンクに関するチャネル切替え情報ならびにサイレント期間情報を含んでもよい。ビーコンはまた、上記説明したように、STAがDSMリンクをリスンし得る他の期間を同期するための手段としてサービスしてもよい。
進行中の通信がTBTTに先行して終了されることを保証するために、STAは、TBTTに先行して、DSMリンクへの切替えに適用されるルールのセットに従ってもよい。図24(A)および24(B)は、TBTTにおけるSTAの例示的なオペレーションを示す。
図24(A)において、クライアントAは、TBTTに先行して、フレームをダイレクトリンク上でクライアントBに送信することを望む。クライアントAが、プライマリーCSMAを使用して、アグリゲートされたチャネルに対するアクセスを得るとき、クライアントAは、概算のフレーム送信およびACK受信時間を推定する。TBTTに先行して、所望のフレームを送信することができ、およびACKを受信することができる場合、クライアントAは送信を開始する。そうでない場合、ダイレクトリンク上のフレーム送信は、ビーコン送信の後まで遅延され、およびクライアントAはそのチャネルにアクセスしなくてもよい。その際に、クライアントAは、再送信の必要を回避して、およびアクティブなダイレクトリンクを有し、および要求される送信がより短い他の局によってそのチャネルが使用されることを可能にする。
図24(B)において、クライアントAはデータパケット2412をクライアントBに送信するが、TBTTに先行して、そのデータパケットに関する肯定応答を受信しない。これは、図24(B)に示すように、クライアントBがTBTTに先行してACKを送信することができないことに起因する場合がある。この場合、クライアントAは、パケット2412がクライアントBによって一度も受信されなかったと仮定してもよく、およびビーコンに続いてデータパケット2414を再送信してもよい(初期の送信に関して使用されたのと同一のCSMAルールを適用することによって)。
単一のチャネルオペレーションとは対照的に、APによるビーコン送信およびSTAによるデータ送信は完全に独立しているため、上記のルールが必要とされる。AP送信および局送信は同一のチャネル上で発生しているため、単一のチャネルオペレーションにおいてビーコンを送信することによる問題は生じず、およびAPは、APがそのチャネルを取得するまで、ビーコンの送信を単に遅延させることになり、その場合、その期間の間、誰も送信していないことになる。
図24(A)および24(B)に示したルールに加えて、局は、MAC層においてフラグメンテーションを使用することによって、ダイレクトリンクの使用を最適化してもよく、それによってTBTTに先行して、ダイレクトリンクが使用されていない、または使用可能でない時間を削減する。TBTTに先行する「デッドタイム」を削減するために、フレームがサイズの点で適合されてもよい。いかなるPHY切替え時間も議論されていないが、関連するすべてのタイムラインにおいてPHY切替え時間を考慮する必要がある点に留意されたい。物理層がダイレクトリンクとDSMリンクとの間で切り替えるために無視できない時間量を必要とする場合、TBTTに先行して送信を進行し、または送信を延期させるかを判定する際に、その時間を局によって考慮されてもよい。
局がダイレクトリンク内でアクティブな時間の間、APはそのSTAに宛てられた、DSMリンク上で送信される必要があるトラフィック(データまたは制御)を有することができる(例えば、その局のダイレクトリンクピアではない、ネットワーク内の別の局がデータをその局に送信するとき)。加えて、APはビーコンを介して送信することができない(センシング構成メッセージなど)制御メッセージを局に送信することが必要な場合がある。そのような場合、APは、APが、STAがそのメッセージを受信することになるのを知ることになる特定の時間にデータまたは制御をSTAに送信する能力を必要とする場合がある。
一実施形態では、STAはAPによって電力節約(PS)モードの局として扱われてもよい。APがPSモードにあるSTAに送信すべきフレームを有するとき、APはそれらのフレームを一時的にバッファリングし、およびバッファリングされたフレームの存在を、次のビーコンにおけるトラフィックインジケーションマッピング(TIM)においてSTAに対して示す。局は、TIMを受信し、および解釈することによって、それに関してフレームがバッファリングされていることを判定する。次いで、その局は、ショートPSポーリングフレームをAPに送信し、APは対応するバッファリングされたフレームにより速やかに応答し、またはPSポーリングを確認して、後の時点で対応するフレームにより応答する。
図25は、DSMリンク上のAPからSTAへのユニキャストフレームの例示的な送信を示す。図25において、STA AおよびSTA Bはダイレクトリンクチャネル(この例では、チャネル5〜8)上にダイレクトリンクを有し、STA CおよびSTA Dはダイレクトリンクチャネル上にダイレクトリンクを有する。APはDSMチャネル(この例では、チャネル1〜4)上でSTA AおよびSTA Bに送信すべきデータを有する。APはそのデータをバッファリングし、およびそれを次のビーコンにおけるTIM2502において示す。STA Aは、DSMチャネルに対するアクセスを取得し、およびPSポーリング2504をDSMチャネル上でAPに送信する。STA Aに関するデータ2506はSTA Aに送信され、STA Aは2508を確認する。STA Bは、DSMチャネルに対するアクセスを取得し、およびPSポーリング2510をDSMチャネル上でAPに送信する。STA Bに関するデータ2512はSTA Bに送信され、STA Bは2514を確認する。
STAがAPからユニキャストフレームを待機している時間またはそのユニキャストフレームを受信する時間の間、それがそのピア局を有するダイレクトリンクは一時的に停止される。したがって、STAは、それ自体の関連性識別(AID)およびピア局のAIDの両方に関して、TIMにおける部分的な仮想ビットマップをスキャンしてもよい。ピア局がDSMリンク上でフレームを受信することがスケジュールされている場合、そのSTAはいずれのパケットもダイレクトリンクチャネル上でそのピアに送信しなくてもよい。しかし、モードIIのダイレクトリンクチャネルは、TIMにおいてアナウンスされたトラフィックによって影響を受けていない局によって使用されてもよい。これは図25に示されており、ここで、STA CおよびSTA Dはチャネル5〜8上で互いの間に有するダイレクトリンク通信を継続すると同時に、STA AおよびSTA Bは、両方ともAP内でそれらに宛てられた、バッファリングされたフレームを有するため、STA AおよびSTA Bはそれらの間のダイレクトリンクを中断してもよい。
APにおいてバッファリングされたフレームを有するSTAは、PSポーリングを送信するために、そのチャネルを競合する場合がある。この競合は、やはりAPにおいてバッファリングされたフレームを有するPSモードの非ダイレクトリンクSTAによって発生する場合がある。APは、PSポーリングの直後にデータを局に送信し、または肯定応答を送信し、およびそのデータを後で送信するかを決定してもよい。ダイレクトリンクが最小期間の間、一時停止されるように、ダイレクトリンクSTAからのPSポーリングに速やかに応答することによって、ダイレクトリンクSTAに送信されるべきトラフィックはAPによって優先付けされてもよい(PSモードの非ダイレクトリンクSTAに宛てられたトラフィックと比較して)。
あるいは、APは、ダイレクトリンクの一時停止が最小であることを保証するために、PSポーリングまたはDSMリンク上でのダイレクトリンクSTAからの先のACKに続いて、ショートフレーム間スペーシング(SIFS)を待機した後で、トラフィックをダイレクトリンクSTAに送信してもよい。ダイレクトリンクのQoS要件、およびAPからSTAに送信されるべきメッセージの優先度に応じて、APは、所与のビーコン期間に続いて、バッファリングされたフレームのサブセットを送信し、および次のビーコン期間に続いてその残りを送信してもよい。トラフィックタイプに応じて、指定された時間量を超えて、ダイレクトリンクが一時停止されないことを保証するために、これが行われてもよい。
ユニキャストフレームがAPから受信された後で、ダイレクトリンクが再度確立される必要がある。これら2つの局は、データの損失またはリンクの終了を伴わずに、ダイレクトリンクに戻る必要がある。以下の実施形態では、ある例として、STA AおよびSTA Bは両方とも、ユニキャストフレームの形式でAPからデータを予測すると仮定する。しかし、これらの局のうちの1つはユニキャストフレームを受信することが必要とされる場合があり、以下の実施形態はそれらの事例にも適用可能である点に留意されたい。
一実施形態では、STA AおよびSTA Bは、APと他の局との間の通信をリスンすることによって、ダイレクトリンクをいつ再スタートするかを把握してもよい。このようにして、それ自体のユニキャストフレームが受信され、およびその他の局のユニキャストフレームがすべて受信されるまで、STA A およびSTA Bは両方ともDSMリンク上に留まってもよい。APは、そのフレームに続いてそれ以上のデータフレームが送信されないことを示す(例えば、最後のデータフレームにおいて)。
図26は、DSMチャネル上のユニキャスト送信の後でダイレクトリンクを再確立する例示的なシグナリングフローを示す。APは、TIMをSTA AおよびSTA Bに送信する(2602)。STA AおよびSTA Bは、PSポーリングを送信するために、DSMチャネルへのアクセスを競合する(2604)。STA Aがその競合を得て、およびSTA AがPSポーリングをAPに送信すると仮定する(2606)。データがSTA Aに送信される(2608)。最後のデータを確認した後で(2610)、STA Aは、DSMチャネル上で後続のAP−STA B通信をリスンし続ける(2612)。STA Bは、ポーリングメッセージをAPに送信する(2614)。データがSTA Bに送信され、そのデータが確認される(2616、2618)。最後のデータパケットは、それ以上のデータパケットがSTA Bに送信されないことを示し、それもやはり確認される(2620、2622)。STA AおよびSTA Bは最後のデータに対するACKの後でダイレクトリンクチャネルに戻る(2624)。STA AとSTA Bとの間でポーリングメッセージおよびダイレクトリンクトラフィックが交換される(2626、2628)。
別の実施形態では、STA AおよびSTA Bが、それら自体のユニキャストフレームを取得した直後に、STA AおよびSTA Bはダイレクトリンクに戻ってもよい(他方の局のユニキャストフレームが受信されているかどうかにかかわらず)。図27は、DSMチャネル上のユニキャスト送信の後でダイレクトリンクを再確立する例示的なシグナリングフローを示す。APはTIMをSTA AおよびSTA Bに送信する(2702)。STA AおよびSTA Bは、PSポーリングを送信するためにDSMチャネルに対するアクセスを競合する(2704)。STA Aがその競合を得て、およびSTA AがPSポーリングをAPに送信すると仮定する(2706)。データがSTA Aに送信される(2708)。最後のデータを確認した後で(2710)、STA Aはダイレクトリンクチャネルに戻り、タイマをトリガしてもよい(2712)。STA BはポーリングメッセージをAPに送信する(2714)。データがSTA Bに送信され、そのデータは確認される(2716、2718)。最後のデータパケットはそれ以上のデータパケットがSTA Bに送信されないことを示し、これもやはり確認される(2720、2722)。最後のデータに対するACKの後で、STA Bはダイレクトリンクチャネルに戻り(2724)、STA AとSTA Bとの間でダイレクトリンクトラフィックが転送される(2726)。
ダイレクトリンクチャネルに戻る第1の局は、他方の局を待機してもよい。待機期間は、ビーコン間隔の長さに関連して適切に設定され得る、それぞれの局によって別個に維持されたタイマによって、または上位層によって設定されてもよい。タイマが満了するまで、ダイレクトリンクチャネルに最初に戻る局は、ダイレクトリンクは現在依然としてアクティブであるが、他の局がDSMリンクトラフィックを受信しているため、一時停止されると仮定する。タイマが満了するとき、ダイレクトリンクはティアダウンされてもよい。局が他方の局を待機する間、その局は他の局と別のダイレクトリンク通信を有してもよい。その局が他の局に関してペンディングしているフレームを有する場合、その局は、他の局が戻ったかをチェックするために、これらのフレームをダイレクトリンク上で周期的に送信し、またはPOLLが他の局からのデータによって確認されるまで、もしくはタイマが満了するまで、POLLメッセージをダイレクトリンク上で周期的に送信してもよい。
別の実施形態では、STA AおよびSTA Bがダイレクトリンクに戻る順序に関する知識が使用されて、ダイレクトリンクを再確立してもよい。APが先着順にPOLLを対処することを課すことによって、これが行われてもよい。それぞれのSTAは、POLLを競合しながら、他の局によってAPに送信されたPOLLをリスンする。このようにして、それはSTA AおよびSTA Bがそのユニキャストフレームを受信することになる順序(したがって、STA AおよびSTA Bがダイレクトリンク周波数に戻る順序)を関知することになる。ダイレクトリンクに最後に戻る局は、ダイレクトリンクを再確立することを担当してもよい(POLLを送信すること、またはデータを送信することのいずれかによって)。この機構を簡素化するために、POLLメッセージは(APだけにではなく)すべてのSTAに送信されるブロードキャストフレームであってもよい。あるいは、STAがAPによってサービス提供される順序は、APによって事前に判定されてもよく、およびTIMメッセージと共に送信されてもよい。この場合、POLLメッセージは、他のSTAによって解釈される必要がない場合がある。この場合、ユニキャストフレームの配信の順序は既に事前判定されているので、POLLメッセージは、送信されても、送信されなくてもよい。
さらに別の実施形態では、ダイレクトリンクチャネルに移動するのに先行して、DSMリンク上でSTA AとSTA Bとの間でハンドシェークが実行されてもよい。このハンドシェークは、APを通じてルーティングされた正規の802.11メッセージにより行われてもよく、および2つのSTAが、ユニキャストフレームの受信をいつ完了したかを知ることを可能にしてもよい。ハンドシェークは、ダイレクトリンク内の両方のSTAがAPからユニキャストフレームを予測している場合に必要となる場合がある。
図28は、局間でハンドシェークを使用するダイレクトリンク再確立に関する例示的なシグナリングフローを示す。APはTIMをSTA AおよびSTA Bに送信する(2802)。STA AおよびSTA Bは、PSポーリングを送信するためにDSMチャネルへのアクセスを競合する(2804)。STA Aがその競合を得て、およびSTA AがPSポーリングをAPに送信すると仮定する(2806)。データがSTA Aに送信される(2808)。最後のデータを確認した後で(2810)、STA Aはユニキャスト完了リクエストをSTA Bに送信する(2812)。次いで、STA Bはユニキャスト完了レスポンスをSTA Aに送信し(2814)、ポーリングメッセージをAPに送信する(2816)。ユニキャスト完了レスポンスは、STA BがAPから受信すべきデータを有することを示し、STA Aはハンドシェークが完了するのをDSMリンクチャネル上で待機する。データはSTA Bに送信されて、そのデータが確認される(2818、2820)。最後のデータパケットは、それ以上のデータパケットがSTA Bに送信されないことを示し、それもやはり確認される(2822、2824)。STA Bはユニキャスト完了リクエストをSTA Aに送信し、STA Aはユニキャスト完了レスポンスを用いて応答する(2826、2828)。STA AおよびSTA Bは両方とも、次いで、ダイレクトリンクチャネルに戻り(2830)、STA AとSTA Bとの間でダイレクトリンクトラフィックが転送される(2832)。
上記の実施形態が独立して使用され、またはこれらの実施形態の特定の態様が組み合わされて、それぞれのSTAの振舞い、およびダイレクトリンクを再確立するためのそれらの間のメッセージングに関するルールをセットアップしてもよい。ダイレクトリンクが一時停止された後で、再確立される必要がある他のシナリオに上記の実施形態が適用されてもよい。
APがマルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームを、BSSにおけるいくつかの局に送信することが必要な場合がある。一部の局がモードIIを使用するダイレクトリンクに関与する場合、これらの局がその時点でDSMリンクをリスンすることができるように、これらの局はAPから入って来るマルチキャストトラフィック/ブロードキャストフレームの存在を認識する必要がある。モードIIのダイレクトリンクにおいて、APは配信トラフィックインジケーションマッピング(DTIM)を送信して、ブロードキャストフレームまたはマルチキャストフレームの送信を示してもよい。DTIMに続いて、すべてのブロードキャストフレーム/マルチキャストフレームがAPによって送信されるまで、すべてのダイレクトリンクSTAはDSMリンク上に残ってもよい。DTIMがまた、特定の局に宛てられたユニキャストフレームの存在を示す場合、上記述べた実施形態が実装されてもよい。
図29は、DSMリンク上のAPからダイレクトリンクSTAへのブロードキャストフレーム/マルチキャストフレームの例示的な送信を示す。図29では、APはビーコンを周期的に送信し、およびビーコン期間の間、ダイレクトリンク局(この例では、STA A)はDSMチャネルをリスンする。STA AがDTIM2902を受信した場合、STA Aは、DSMチャネル上に残り、APからブロードキャストフレーム/マルチキャストフレームを受信する(2904)。ブロードキャスト期間/マルチキャスト期間の終了に続いて、STA Aはダイレクトリンクチャネルに戻る。
STAがマルチキャストグループの一部でない、マルチキャストフレームが送信された場合(すなわち、DTIM2906)、その局またはそのダイレクトリンクピアに関するユニキャストトラフィックがアナウンスされなければ、STAはDTIM2906の受信直後にダイレクトリンクを再開してもよい。
ダイレクトリンクSTAは、DSMリンクを通じてMSDUをAPまたは他の局に送信することが必要な場合がある(例えば、DL−STAが(APを通じて)DSMエンジンに送信されるべき測定をセンシングしたとき)。この場合、DL−STAは、DSMリンク上のアップリンク送信の間にダイレクトリンクチャネルをもはやリスンしていない場合があるため、送信されるべきアップリンクMSDUを有するDL−STAとそのダイレクトリンクピアとの間で特別なハンドシェークが実行されてもよい。
図30は、APに対するDL−STA送信に関する例示的なハンドシェークを示す。図30では、STA AはSTA Bとのダイレクトリンクを有し、STA BはSTA Cと別のダイレクトリンクを有し、STA AはDSMリンク上でAPに送信すべきデータを有する。STA Aは、ダイレクトリンク中断リクエストメッセージ(DLIRM)3002をダイレクトリンク上でSTA Bに送信する。従来の802.11管理フレームを使用して、DLIRMメッセージ3002が実施されてもよい。例えば、転送に関して判定されていない時間を示すために、存続期間フィールドを0に設定したRTSメッセージがDLIRMメッセージとして使用されてもよい。STA Bは、STA Aによるダイレクトリンクの中断を示すDLIRMメッセージ3002を受信する。STA Bは、ダイレクトリンク上でダイレクトリンク中断確認メッセージ(DLICM)3004により確認する。CTSパケットなど、従来の802.11管理フレームを使用してDLICMメッセージ3004が実施されてもよい。
STA AがDLICMメッセージ3004を受信するとき、STA Aは、ダイレクトリンクが成功裏に中断されたことを知り、そのPHYをDSMリンクに移動させ、そこで、STA Aはチャネルアクセスを競合する。STA AがDSMリンクに関する競合を得たとき、STA AはMSDU3006をDSMリンク上でAPまたは宛先局に送信する。STA Aがダイレクトリンクを再開することを決定する前に、複数フレームが送信されてもよい。
STA AがDSMリンク上でそのMSDU送信を完了したとき、STA Aは、そのPHYをダイレクトリンクチャネルに移動させて、およびPSポーリングメッセージ3008、またはそのピア局に宛てられたデータフレームのいずれかを送信することによって、ダイレクトリンクを再開する(STA Aがダイレクトリンク上で送信すべきものを何も有さない場合)。これはダイレクトリンクを効果的に再スタートさせる。
ダイレクトリンクが中断される時間の間、STA BはSTA Aに宛てられたすべてのデータをダイレクトリンク上でバッファリングしてもよいが、他のダイレクトリンクは、これらの周波数上でアクティブな状態に留まり続けてもよい。
ダイレクトリンクがチャネルのセット上で中断されている間に、他のダイレクトリンクはアクティブな状態に留まり続けてもよい。例えば、STA AとSTA Bとの間のダイレクトリンクが中断されているにもかかわらず、STA Bは、ダイレクトリンク上でSTA BとSTA Cの間でMSDUをSTA Cと交換し続けてもよい。加えて、2つのピアDL−STAのうちの1つは、ダイレクトリンクを中断し、およびメッセージをDSMリンク上で送信してもよい。これはDLIRMメッセージを最初に送信すべき局である。ダイレクトリンクが再開されるまで、ピア局はDSMリンクとやり取りしなくてもよい。結果として、ピア局(この例では、STA B)は、ダイレクトリンクチャネルをリスンし、およびSTA Aからのフレームがこのリンク上で再度受信されたときはいつでも、ダイレクトリンクが再開されたことを知ることができる。その時点で、STA Bは、そうする必要がある場合、ダイレクトリンクを自由に中断してもよい。
従来、ダイレクトリンクは、APをバイパスしながら、2つの局間における直接通信のために確保されている。これは、複数の局が関与する、特定のアプリケーションを実装するよりも効率的な方法を有するために、これが拡張されて、複数の局との通信を有してもよい。図31は、スペースリンクの例を示す。図31は、あるスペースリンクがグループゲームアプリケーションに関して使用され、および別のスペースリンクがデバイス間の仮想チャットルームに関して使用されることを示す。
スペースリンクを実装するために、上記説明されたダイレクトリンク実施形態のうちのいずれかが使用されてもよい。例えば、60GHzにおいては、特定のサービス期間またはサービス期間のセットがスペースリンクの使用の専用となってもよい。複数の無線TVWSシナリオにおいては、チャネルのセットがスペースリンクに対して割り振られてもよい(それ自体の一次チャネルを備えた)。
スペースリンクに関与する局は、ユニキャストメッセージまたはマルチキャストメッセージのいずれかを通じて互いに直接通信する(問題のアプリケーションに応じて)。グループゲームアプリケーションの場合、スペースリンクは、APを通じてトラフィックをルーティングする必要なしに、高トラフィックスループットを可能にする(これにより、ネットワークの残りの部分が輻輳しないことを保証する)。仮想チャットルームの場合、ユニキャスト特徴およびマルチキャスト特徴が使用されて、メッセージのMACレベルのセキュリティ、したがって、「プライベートメッセージ」特徴を保証してもよい。
以下で、局/クライアントがその局/クライアントとポイントツーポイントリンク上で直接通信することができる局/クライアントを知るための実施形態が開示される。局が、ダイレクトリンクから利益を得ることになる、DSMシステムが提供するサービスおよびアプリケーションを知ることを可能にするための実施形態も開示される。例えば、これらの実施形態により、スマートフォンは、DSMシステム内のローカルパーソナルコンピュータ(PC)がデジタルミュージックファイルサーバをホスティングし、またはプリンタサーバとして動作しているかなどを知ることができる場合がある。複数のダイレクトリンクがDSMシステムにおいて同時にセットアップされてもよく、および進行中のDSMシステム送信と共存してもよい実施形態も開示される。ダイレクトリンク通信に関する送信パラメータ(例えば、変調、符号化、アンテナ指向性など)に関する実施形態も開示される。
ネットワーク接続性は、高スループットデータリンクを維持する重要な要因である。予測される接続性の詳細なマッピングは、ネットワークにおいて適切なダイレクトリンクをセットアップする際にDSMエンジンまたは中央エンティティ(例えば、APもしくはネットワークエンティティ)をガイドし、およびこれは信号強度とスループットの関係を理解するのを助けるため、ネットワークのスループット全体を改善するのを補助することができる。
図32は、端末ツー端末(terminal-to-terminal)ダイレクトリンク管理に関する、中央ノード3210および複数の端末デバイス3220を含む、例示的なネットワークアキテクチャを示す。中央ノード3210は端末デバイス3220を接続して、キャピラリーネットワーク(capillary network)を形成する。このアーキテクチャにおいては、すべての端末デバイス3220は、中央ノード3210を介して通信してもよい。WLANまたはフェムトセルなど、屋内ネットワークでは、中央ノード3210は、WLAN AP、ホームNodeB、ホーム発展型NodeBなどに対応する。セルラネットワークなど、屋外ネットワークでは、中央ノード3210は、NodeBまたは発展型NodeBであってもよい。
端末ツー端末ダイレクトリンク管理エンティティ(DLME)3230は、端末デバイス3220間のダイレクトリンクを管理する。DLME3230は、デバイス間でダイレクトリンク(図32のDL1乃至DL5)をセットアップしてもよい。図32に示すように、DLME3230は外部エンティティ3240に配置されてもよい。しかし、DLME3230は、中央ノード3210、またはネットワークのいずれのエンティティに配置されてもよい。ネットワーク端末デバイス3220は、ダイレクトリンク管理プロシージャ(例えば、ダイレクトリンクセットアップ、ティアダウン、測定制御、レポートなど)をサポートするために、クライアントDLMEエンティティ(図示せず)を含んでもよい。
一実施形態では、ネットワークにおけるデバイスに関するエンドツーエンド無線接続状態およびダイレクトリンク管理に関して、接続性マッピング、サービスマッピング、および/または機能マッピングが確立されてもよい。以下の実施形態は接続性マッピングを参照して説明されるが、これらの実施形態は、サービスマッピングおよび機能マッピングにも適用可能であり、および端末ツー端末ダイレクトリンク管理のために任意のその他のコンプリメンタリー情報マッピング(complimentary information maps)を使用することができる点に留意されたい。接続性マッピング、サービスマッピング、および機能マッピングが集中化されて、DLMEエンティティと共同配置されてもよい。
接続性マッピングは、キャピラリーネットワークにおける端末のすべてのペアの間の無線リンクを特徴付ける情報収集を備える。例えば、端末間のリンクの無線特性は、信号対雑音比であってもよく、または2つの端末間の経路損失特性に対応する、リンクの他の端末送信の受信電力であってもよい。接続性マッピングは、キャピラリーネットワークにおける端末のすべてのペアの間の、例えば、経路損失の観点での接続性を表す。
サービスマッピングは、キャピラリーネットワークにおける端末デバイス毎の利用可能なサービスを特徴付ける情報収集を備える。利用可能なサービスは、サービス名、それらの状態(すなわち、使用可能にされている、または使用不能にされている)、必要とされるQoS(例えば、最低レート)、サービスに関して使用可能なRAT、動作しているRAT情報またはチャネル情報などを含むが、これらに限定されない。
機能マッピングは、キャピラリーネットワークにおけるすべての端末デバイスの機能を特徴付ける情報収集を備える。これらの機能は、利用可能なRAT、利用可能なRATの状態(すなわち、使用可能にされている、または使用不能にされている)、すべてのRATにおける最大送信電力、ダイレクトリンク機能、センシング機能などを含むが、これらに限定されない。
一実施形態では、接続性情報は、アソシエーションの時点で、またはアソシエーションの直後に収集されてもよい。アソシエーションされたばかりの端末デバイスがクエリされて、特定の信号を特定の送信電力ですべてのネットワークノードにブロードキャストしてもよい。すべてのネットワークノードは、次いで、その信号の受信電力を測定して、特定の送信電力により別の信号によりその端末に応答する。次いで、端末は他のノードからの信号の受信電力を測定する。すべてのこれらの測定結果をDLMEエンティティに送信して、すべてのネットワークノード間の経路損失の収集を構築する。これらの経路損失は、ネットワークノード間の接続性を特徴付ける。
図33は、アソシエーション後の接続性情報収集に関する例示的なシグナリングフローを示す。図33で、ある例として、端末アソシエーション(3302)の後で、機能情報およびサービス情報がDLMEに通信されることが示されるが、この情報はアソシエーションの間に通信されてもよい。
アソシエーションされた端末デバイスはDLMEにクライアントアタッチ(attach)メッセージを送信する(3304)。クライアントアタッチメッセージは、機能情報(例えば、最大送信電力)、サービス情報、および/または位置情報を含んでもよい。DLMEはこの情報を機能マッピングおよびサービスマッピングに記憶する。DLMEは、クエリをトリガして、接続性クエリアナウンスメッセージを中央ノードに送信する(3306)。接続性クエリアナウンスメッセージは、表1内の情報要素のうちのいくつかまたはすべてを含んでもよい。
Figure 2014504467
中央ノードがDLMEエンティティから接続性クエリアナウンスメッセージを受信した後で、中央ノードは、接続性クエリアナウンスメッセージをネットワークオペレーティングチャネル上ですべてのネットワークノードにブロードキャストする(3308)。中央ノードを含めて、クライアントは接続性クエリアナウンスメッセージからの情報要素を解釈する。
相反期間(Reciprocity Period)の間、端末Aは(Reciprocity_device_listにおいてリスト化された)、ブロードキャストとして接続性クエリメッセージをネットワークオペレーティングチャネル上で送信してもよい(3310)。端末Aは、それ自体の最大送信電力を使用してもよい。中央ノードを含めて、すべての他のネットワークノードは(Sensing_device_listにおいてリスト化された)、端末Aからの接続性クエリメッセージの受信電力をセンシングおよび測定してもよい。
相反期間時間の終了の後で、Sensing_device_listにおいてリスト化されたノードは、端末Aを除いて、ブロードキャストメッセージとして接続性クエリメッセージをオペレーティングチャネル上で送信してもよい(3312a)。APもまた、オペレーティングチャネル上でブロードキャストメッセージとして接続性クエリメッセージを送信する(3312b)。ノードは、それ自体の最大送信電力でメッセージを送信してもよい。この接続性クエリメッセージは、端末Aからの接続性クエリメッセージの受信電力の測定結果を含んでもよい。
端末Aは(Reporting_device_listにおいてリスト化された)、APを含めて、他のネットワークノードからの接続性クエリメッセージの電力を測定する。端末Aはまた、他のネットワークノードから受信された接続性クエリメッセージからの測定情報を抽出する。端末Aは、次いで、それ自体の測定結果および抽出された測定結果を含む測定レポートを生成する。接続性期間の終わりに、端末Aは、接続性レポートメッセージをDLMEに送信する(3314)。接続性レポートメッセージは、他のネットワークノードからのすべての接続性クエリメッセージの端末Aにおける受信電力、ならびに端末Aによって送信された接続性クエリメッセージのすべての他のネットワークノードにおける受信電力を含む。
DLMEが接続性レポートメッセージを受信すると、DLMEは接続性マッピングを更新する(3316)。DLMEは、中央ノードを通じてサービスおよび接続性メッセージを端末Aに送信してもよい(3318)。サービスおよび接続性メッセージは、それを使用して端末Aが通信することができるネットワークノード識別子、ならびに対応する経路損失、およびネットワークデバイス内の利用可能なサービスを含んでもよい。
別の実施形態では、接続性情報が周期的に収集されてもよい。すべてのネットワークノードがクエリされて、特定の信号を特定の送信電力ですべてのネットワークノードにブロードキャストしてもよい。すべてのネットワークノードは、次いで、その信号の受信電力を測定し、およびその測定結果をDLMEにレポートして、DLMEはすべてのネットワークノード間の経路損失の収集を構築してもよい。これらの経路損失はネットワークノード間の接続性を特徴付ける。
図34は、周期的な接続性情報更新に関する例示的なシグナリングフローを示す。ConnectivityUpdate_Timerが満了した後で、DLMEはクエリをトリガし、および表1における情報要素のうちの一部またはすべてを備えた接続性クエリアナウンスメッセージを中央ノードに送信してもよい(3402)。Reciprocity_device_listはNULLであってよく、相反期間はゼロに等しくてもよい。中央ノードがDLMEエンティティから接続性クエリアナウンスメッセージを受信した後で、中央ノードは、接続性クエリアナウンスメッセージをネットワークオペレーティングチャネル上ですべてのネットワークノードにブロードキャストしてもよい(3404)。このメッセージは、DLMEからの接続性クエリアナウンスメッセージからの情報要素を含んでもよい。中央ノードを含めて、クライアントは接続性クエリアナウンスメッセージからの情報要素を解釈する。
接続性クエリアナウンスメッセージの受信後に、APを含むすべてのノードは(Sensing_device_listにおいてリスト化された)、ブロードキャストメッセージとして接続性クエリメッセージをオペレーティングチャネル上で送信してもよい(3406a、3406b、3406c)。すべてのノードはそれ自体の最大送信電力で送信してもよい。
すべてのネットワークノードは(Reporting_device_listにおいてリスト化された)、他のノードによって送信された接続性クエリメッセージの電力を測定し、および接続性期間の終わりに、センシングされた測定結果をDLMEに送信してもよい(3408a、3408b、3408c)。すべてのノードからの接続性レポートは、他のネットワークノードによって送信されたすべての接続性クエリメッセージのそのノードにおける受信電力を含む。新たに活性化および/または非活性化されたサービス、新たに使用可能およびまたは使用不能にされているRATなど、サービスおよび機能情報更新をこれらの接続性レポートに含めてもよい。
DLMEが接続性レポートメッセージを受信すると、DLMEは接続性マッピングを更新してもよい(3410)。DLMEは、サービスおよび接続性メッセージを中央ノードに送信してもよい(3412)。中央ノードは、次いで、接続性更新タイマを設定し、およびそれをすべてのネットワークノードにブロードキャストしてもよい(3414)。
別の実施形態では、接続性情報をオンデマンドで収集してもよい。接続性測定が同一のネットワークオペレーティングチャネル上で異なるノードによって実行されてもよい。2つのノード間のダイレクトリンクの実際のセットアップは、(例えば、オペレーションチャネルがISM帯域上のWLANチャネルであり、ダイレクトリンク用のチャネルが60GHz帯域上にあるとき、またはBluetooth技術もしくは他の技術に関するとき)異なる帯域上および/または異なるRAT上であってもよい。外部エンティティがダイレクトンリンクに関してチャネル、帯域、およびRATを決定すると仮定する。ダイレクトリンク用のチャネル、帯域およびRATを選択するために、外部エンティティはそのDLMEエンティティをトリガして、オンデマンド接続性情報収集を実行してもよい。
図35は、例示的なオンデマンド接続性情報収集を示す。外部ノードからのトリガ時に(3502)、DLMEは、表1内の情報要素のうちの一部またはすべてを備えた接続性クエリアナウンスメッセージを中央ノードに送信する(3504)。測定を実行するためのターゲットとされるノードはネットワークノードのサブセットである。このサブセットは(例えば、TVおよびDVDプレイヤが60GHz上で接続される)2つだけのノードであってよく、または、より多くのノードであってもよい(いくつかのスマートフォンがBluetoothに接続されて、ゲームまたはテキストアプリケーションを行う)。
中央ノードは、接続性クエリアナウンスメッセージをネットワークオペレーティングチャネル上でノードのすべてのサブセットにブロードキャストする(3506)。このメッセージは、接続性クエリアナウンスメッセージからの情報要素を含んでもよい。中央ノードを含めて、クライアントは接続性クエリアナウンスメッセージからの情報要素を解釈してもよい。
相反期間時間は、ゼロに設定されてもよい。接続性クエリアナウンスメッセージを受信した後で、ノードのサブセットは(Sensing_device_listにおいてリスト化された)、ブロードキャストメッセージとして接続性クエリメッセージを特定のチャネル上、帯域上、およびRAT上で送信してもよい(3508a、3508b)。すべてのノードは、それ自体の最大送信電力で送信されてもよい。
ノードのサブセットは(Reporting_device_listにおいてリスト化された)、接続性クエリメッセージの電力を測定し、およびセンシングされた測定結果を、中央ノードを通じてDLMEに通信してもよい(3510a、3510b)。すべてのノードからの接続性レポートは、ノードのサブセットによって送信されたすべての接続性クエリメッセージのそのノードにおける受信電力を含む。
DLMEが接続性レポートメッセージを受信すると、DLMEは接続性マッピングを更新する(3512)。DLMEはサービスおよび接続性メッセージを中央ノードに送信してもよい(3514)。中央ノードはそのメッセージをすべてのネットワークノードにブロードキャストしてもよい(3516)。
ダイレクトリンクをセットアップするのに先行して、局は、利用可能であり、または提供されているサービスを認識する必要がある。サービスは、ネットワーク関係のサービス(例えば、印刷サービス、ファイル記憶サービスなど)であってよく、またはアプリケーション関係のサービス(例えば、ゲームサービス、チャットサービスなど)であってもよい。DLMEがサービスマッピングを有すると、その情報は、ダイレクトリンクの作成をトリガするためにクライアントによって使用されてもよい。
DLMEは、サービスの完全リストまたは部分リストを含むアプリケーションメッセージをブロードキャストしてもよい。これらは、すべての局に送信するためのキャピラリーネットワークのブロードキャスト機能に依存する場合がある。中央ノードによって制御されるキャピラリーネットワークが制御に関するブロードキャスト機構(例えば、ビーコン)を有する場合、制御メッセージに包含するために(例えば、ビーコンの一部として)サービスマッピング情報がDLMEから中央ノードに転送されてもよい。
DLMEに対するデバイスアタッチメント(attachment)において、DLMEはアタッチメントレスポンスメッセージにおいてサービスのリストを提供することができる。あるいは、マッピングが中央ノードに提供されてもよく、およびこれが中央ノードからのアソシエーションレスポンスに含まれてもよい。あるいは、アソシエーションメッセージまたはアタッチメントメッセージにおいて、デバイスはそのデバイスが探索しているサービスのタイプのインジケーションを提供してもよく、およびアソシエーションレスポンスまたはアタッチメントレスポンスは(端末からのリクエストに基づいて)ターゲットとされるサービスのセットを含んでもよい。
中央ノードにアソシエーションされ、またはDLMEにアタッチされたデバイスの数およびタイプに基づいて、サービスマッピングのブロードキャストが制御されてもよい。例えば、端末ツー端末機能を備えたデバイスがアタッチされていない場合、DLMEはサービスマッピングをブロードキャストすることを行わないようにしてもよい。
あるいは、アソシエーションされ、またはアタッチされたデバイスのタイプに基づいて、マッピングが適合されてもよい。例えば、印刷サーバがアタッチしている場合、そのようなサービスを探索しているデバイスの到着時に、ブロードキャストサービスマッピングを送信してもよい。
あるいは、中央ノードによって認知されたシステム負荷(または、何らかの類似のパラメータ)に基づいて、マッピングが適合されてもよい。例えば、中央ノードは、別のチャネルまたは別の帯域においてダイレクトリンクの確立を促して、何らかの負荷バランシングを達成することを望む場合がある。これはDLMEがサービスマッピングをブロードキャストするのをトリガさせてもよい。
図36は、接続性および機能マッピングを使用したダイレクトリンクセットアップに関する例示的なシグナリングフローを示す。中央ノードは802.11APとして示され、およびDLMEはAPにおいて実装されると仮定する。STA Aは、ダイレクトリンクセットアップリクエストをAPに送信して、STA Bとのダイレクトリンクをセットアップする(3602)。これはサービスマッピングの前の受信に基づいてもよい。APはそのリクエストを審査し、および機能および接続性マッピングを使用して、ダイレクトリンクオペレーションにとって適切なチャネルおよび帯域を見出す(3604)。ダイレクトリンクセットアップは、要求された帯域幅に基づいてもよい。DLMEは、接続性マッピングを使用して、ダイレクトリンクに関する最善の送信パラメータ(例えば、最小送信電力、変調、符号化、アンテナ指向性など)を判定してもよい。APは、次いで、ダイレクトリンクセットアップレスポンスをそれぞれSTA AおよびSTA Bに送信する(3606、3608)。次いで、STA AとSTA Bとの間でダイレクトリンク送信がスタートする(3610)。
STA Cは、(STA AとSTA Bとの間のダイレクトリンクが依然として続いている間に)STA Dとのダイレクトリンクをセットアップするためのダイレクトリンクセットアップリクエストを送信する(3612)。APは、このダイレクトリンクのオペレーションに関するチャネルおよび帯域を判定し、ならびに接続性チェックを実行する(3614)。
図37は、接続性チェックに関するプロセスの例示的なフローチャートである。APは、STA A−STA Bダイレクトリンクによって使用されている同一のチャネル上でSTA CおよびSTA D用のダイレクトリンク接続性が可能であるかどうかをチェックし、および可能である場合、このダイレクトリンクを同一の周波数チャネル上で動作させることの影響を評価する。APは、STA C−STA Dダイレクトリンクに関する最小可能送信電力を割り当ててもよい。APは、STA CおよびSTA DがSTA A−STA Bリンクをリスンすることができるかどうかをチェックする(3702)。APは、接続性マッピングを使用して、STA A−STA B送信がSTA C−STA D送信に影響を与えることになるかどうかを判定してもよい。APは、STA AおよびSTA BがSTA C−STA Dリンクをリスンすることができるかどうかをさらに判定する(3704)。APは、接続性マッピングを使用して、提案される送信電力、変調、符号化、アンテナ指向性などにおいて、STA C−STA D送信がSTA A−STA B送信に影響を与えることになるかどうかを判定してもよい。3702および3704での両方の判定が否定的である場合、ダイレクトリンクがセットアップされる(3706)。3702および3704での判定のうちいずれか1つが肯定的である場合、ダイレクトリンクはセットアップされない(3708)。あるいは、DLMEは、(可能な場合)代替のチャネルおよび帯域を見出すか、または両方のダイレクトリンクが割り当てられたチャネルおよび帯域を共有してもよい(これは、潜在的に、結果として性能劣化をもたらす)かを決定してもよい。
図36を再び参照すると、APが新たなSTA C−STA Dダイレクトリンクをセットアップすることを判定する場合、APはダイレクトリンクセットアップレスポンスをそれぞれSTA CおよびSTA Dに送信する(3616、3618)。
ダイレクトリンクは、クライアントDLMEとサーバDLMEとの間で動作する一連のプロシージャ、ならびにAPと局との間のプロシージャを通じて管理および調整される。ダイレクトリンクモニタリングプロシージャが実行されて、ピア局間でダイレクトリンクが必要とされるかどうかを評価する。ダイレクトリンクモニタリング構成プロシージャが実行されて、ダイレクトリンクモニタリングアルゴリズムおよびダイレクトリンクモニタリングパラメータをセットアップする。ダイレクトリンク活性化プロシージャが実行されて、ダイレクトリンクを活性化またはセットアップする。DLMEによる何らかの指示に基づいて、ピア局によってこれがトリガされてもよい。ダイレクトリンク非活性化プロシージャが実行されて、ダイレクトリンクを非活性化またはティアダウンする。ピア局によってまたはDLMEによって、これがトリガされてもよい。このプロシージャは、DLMEによって提供される指示によってバイアスがかけられてもよい。ダイレクトリンク再構成決定プロシージャが実行されて、ダイレクトリンク再構成が必要かどうかを評価する。ダイレクトリンク再構成プロシージャが実行されて、ダイレクトリンクに割り当てられた構成チャネル(チャネルセット)を変更する。それは、ダイレクトリンク再構成決定の結果である場合がある。ダイレクトリンクサイレント期間構成プロシージャが実行されて、TVWS帯域および他の帯域において測定を実行するためのサイレント期間をダイレクトリンク送信において構成する。ダイレクトリンクサービスブロードキャストプロシージャが実行されて、APによってサービス情報をブロードキャストする。DSMリンク保守プロシージャが実行されて、ダイレクトリンクから物理チャネルを取り出し、およびそれらの物理チャネルをDSMリンクに再度割り当てる。DSMリンク障害プロシージャが実行されて、非ダイレクトリンクが障害となったときに、局が動作するのを可能にする。接続性マッピングプロシージャが実行されて、ノードのペアの間の接続性を判定する。これらのプロシージャの詳細は下で説明される。
DSMアタッチプロシージャが使用されて、局の機能についてDSMエンジンに通知することを可能にしてもよい。このプロシージャは、局がAPとアソシエーションするとき、または専用DSMメッセージにおけるアソシエーションに続いて、このプロシージャが実行されてもよい。以下の実施形態では、後者が仮定される。
アタッチメントおよび接続性更新プロシージャが、図33のプロシージャの一部として示される。したがって、DSMアタッチプロシージャは、図33を参照して説明される。APとアソシエーションした後で(3302)、クライアントAはクライアントアタッチメッセージをDLMEに送信する(3304)。クライアントアタッチメッセージは、クライアントAの機能情報を示してもよく、および識別、物理的機能、位置情報、サービス情報、TVWS機能、既知の接続性情報などに関する情報を含んでもよい。この識別は、クライアントのMACアドレスと同一であってよく、または何らかのローカルDSMアドレス識別であってもよい。これらの物理的機能は、サポートされる無線の数、サポートされる無線アクセス技術(RAT)、これらが同時に動作可能であるかどうか、センシング機能などを含む。位置情報は、クライアントAの全地球測位システム(GPS)機能に基づいてもよい。サービス情報は、クライアントAによって提供されるサービスのタイプ(印刷、ファイル記憶、ゲームホストなど)を含んでもよい。TVWS機能は、そのデバイスがモデルIであるか、モデルIIであるか、またはセンシング専用デバイスであるかを示す。既知の接続性情報は、クライアントAと直接的に通信することができるクライアントを示す。すべての受信フレームにおけるアドレスリストをモニタリングすることによって、接続性情報が維持されてもよい。一実施形態では、クライアントAが処理に関するフレームを受信するたびに、クライアントAは接続性マッピングを更新してもよく、これは下記で詳細に説明される。
DLMEは、情報をクライアントデータベースに記憶し、およびクライアントアタッチ確認メッセージ(図示せず)により応答してもよい。クライアントAは新たなクライアントであるため、DLMEは、すべての他の潜在的なクライアントとの完全な接続性マッピングを確立することを決定してもよい。クライアントAに対し、すべての他のクライアントにブロードキャストメッセージを送信させ、すべての他のクライアントおよびAPに対し、ブロードキャストメッセージを測定させ、およびクライアントAに対し、測定メッセージを送信させることによって(3308〜3320)、完全な接続性マッピングが取得されてもよい。
DLMEが完全な機能、サービスおよび接続性マッピングを構築すると、DLMEは、サービスおよび接続性メッセージを送信し、およびクライアントAの機能についてすべてのクライアントに通知することをAPに求めてもよい。あるいは、DLMEは、サービスおよび接続性情報をAPに送信し、およびこの情報をAPにブロードキャストさせてもよい(例えば、正規のビーコン送信の一部として、またはブロードキャストマルチキャストユーザプレーントラフィックの一部として)。
DLMEは、ダイレクトリンクモニタリング構成プロシージャを実行して、ダイレクトリンクモニタリング構成アルゴリズムおよびダイレクトリンクモニタリング構成パラメータをセットアップしてもよい。DSMアタッチプロシージャの間に、またはDLMEとクライアント/局との間の明示的なシグナリングを使用して、これが実行されてもよい。DLMEは、ダイレクトリンクを可能にするか否かを継続的に評価してもよい。複数の基準に基づいてこの評価が実行されてもよい。例えば、この評価は利用可能な物理チャネルに基づいてもよい。限定された利用可能なチャネルが存在する場合、DLMEはダイレクトリンクを可能にしないことを決定してもよい。対照的に、多くの利用可能なチャネルが存在する場合、DLMEはダイレクトリンク作成を促す。アタッチされたクライアントの機能に基づいて、この評価が実行されてもよい。ダイレクトリンク機能を有する少数のアタッチされたクライアントが存在する場合、DLMEは、ダイレクトリンクを可能にしないことを決定してもよい。総システム負荷に基づいて、この評価が実行されてもよい。DSMリンク(APリンク)上の負荷が高い場合、DLMEはダイレクトリンクの作成を支持してもよい。
これらの基準に基づいて、DLMEは、局がダイレクトリンクの活性化/非活性化をトリガするために使用することができるアルゴリズム、ならびにそれらのアルゴリズムに関するパラメータを確立してもよい。DSMアタッチ確認メッセージの一部として、または新たなDLMEメッセージの一部として、この情報が局にシグナリングされてもよい。クライアント局は、要求された構成に基づいて、それらのダイレクトリンクモニタリングプロシージャを構成する。これらの基準は、特定の宛先に対するキューサイズ、特定の宛先に対するスループットなどを含んでもよい。加えて、アルゴリズムは、そのトラフィックのアクセスクラス、そのトラフィックのサービス品質、またはトラフィックタイプ(例えば、リアルタイム対遅延耐性、音声対ビデオ対データなど)、上位層(例えば、アプリケーション層またはトランスポート層)からのインジケーションに依存してもよい。例えば、アプリケーションはそのアプリケーションがダイレクトリンクをセットアップすることを望むというインジケーションを提供してもよく、またはアプリケーションはそのアプリケーションが要求しているセッションのタイプ(例えば、サイズXのファイルを転送するためのファイル転送プロトコル(FTP)セッション)に関するインジケーションを提供してもよい。アルゴリズムはデバイスの近接性に依存してもよい(例えば、2つのデバイスが非常に近接しており、およびわずかな電力で通信することができる場合、これらのデバイスをダイレクトリンクにプッシュする利点が存在する場合がある)。
STAは、ダイレクトリンクモニタリングプロシージャを実行して、ダイレクトリンクが必要とされているかどうかを評価してもよい。これは、上記開示されたダイレクトリンクモニタリング構成プロシージャを通じてモニタリングするように構成されている局において実行される。ダイレクトリンクの活性化またはティアダウンを行うように構成された基準は異なってもよい。
図38Aおよび38Bは、例示的なダイレクトリンクモニタリングプロシージャを示す。STAは、ダイレクトリンクがアクティブかどうかを判定する(3802)。ダイレクトリンクが既にアクティブである場合、STAは、基準(B)がダイレクトリンクティアダウンをトリガするかどうかを判定する(3804)。そうである場合、ダイレクトリンクティアダウンがトリガされる(3806)。そうでない場合、STAがダイレクトリンクをティアダウンするためのリクエストを受信するかどうかが判定される(3808)。受信しない場合、ダイレクトリンクが維持される。受信する場合、基準(D)がダイレクトリンクティアダウンをトリガするかどうかがさらに判定される(3810)。そうである場合、ダイレクトリンクティアダウンがトリガされる(3806)。そうでない場合、ダイレクトリンクが維持される。
ダイレクトリンクがアクティブでないと判定された場合(3802)、STAは、基準(A)がダイレクトリンクセットアップをトリガするかどうかを判定する(3812)。そうである場合、ダイレクトリンクセットアップがトリガされる(3814)。そうでない場合、STAがダイレクトリンクをセットアップするためのリクエストを受信するかどうかが判定される(3816)。そうでない場合、ダイレクトリンクはセットアップされない。「Yes」である場合、基準(C)がダイレクトリンクセットアップをトリガするかどうかがさらに判定される(3818)。そうである場合、ダイレクトリンクセットアップがトリガされる(3814)。そうでない場合、ダイレクトリンクがセットアップされない。
STAは、ダイレクトリンクのティアダウンおよびセットアップに関して、異なる基準、すなわち、基準(A)から基準(D)を使用してもよい。このプロシージャの結果は、ダイレクトリンクの活性化または非活性化を進めるかどうかに関するインジケーションである。基準がそのアクションをトリガすると、STAはダイレクトリンクをセットアップし、またはティアダウンするかを決定してもよい。STAは、別の局からもしくはDSMエンジンからセットアップ(または、ティアダウン)に関するリクエストを受信してもよく、その場合、STAは、異なる基準を使用して、ダイレクトリンクをセットアップするかまたはティアダウンするかを判定してもよい。
図39A乃至39Cは、一実施形態に準じたダイレクトリンクのセットアップまたはダイレクトリンク活性化に関するプロシージャの例示的なフローチャートである。図39A乃至39Cで、STA1は、STA2に対するダイレクトリンクを開始する。このプロシージャが使用されて、ダイレクトリンクを活性化またはセットアップしてもよい。ダイレクトリンクモニタリング構成プロシージャを介して構成されたアルゴリズムおよびパラメータに基づいて、局によってこれがトリガされてもよい。DLMEは、ダイレクトリンク用のチャネルを見出すように局を構成してもよい。利用可能なチャネルが存在しない場合、ダイレクトリンクはDSMリンク用に使用されるチャネル上で活性化されてもよい。この場合、DSMリンクおよびダイレクトリンク時間はこれらのチャネルを共有する。
STA1およびSTA2は、DSMリンク上で通信し、およびダイレクトリンクモニタリングプロシージャを実行する(3902、3904)。STA1が、ダイレクトリンクが必要とされると判定した場合(3906)、STA1はダイレクトリンクセットアップリクエストをAPに送信し、およびAPはそのリクエストをSTA2に転送する(3908、3910)。ダイレクトリンクセットアップリクエストメッセージは、ダイレクトリンクの帯域幅要件(例えば、チャネルの数またはビットレートの点で)、および局がダイレクトリンクを通じて要求しているサービスのタイプなどに関するインジケーションを含んでもよい。
STA2は、ダイレクトリンクモニタリングプロシージャを実行して、これらの基準を評価する(3912)。STA2が、ダイレクトリンクが必要とされないと判定した場合(3914)、STA2はダイレクトリンクセットアップを拒否して、障害メッセージをAPおよびSTA1に送信する(3916、3918)。STA2が、ダイレクトリンクが必要とされると判定した場合(3914)、STA2はAPに対するセットアップを確認し(3920)、およびダイレクトリンクセットアップメッセージをDLMEに送信する(3922)。
DLMEは現在の動作帯域(すなわち、DSMリンクの帯域)におけるSTA1とSTA2との間の接続性をチェックする(3924)。接続性が可能でないと判定された場合(3926)、DLMEは障害メッセージをAPに送信し、ならびにAPはその障害メッセージをSTA1およびSTA2に転送する(3928、3930)。接続性が可能であると判定された場合(3926)、DLMEは、ダイレクトリンク要件のセットと共に、リクエストをBACに送信する(3932)。
BACはその要件を満たすためのチャネルを探索する(3934)。利用可能なチャネルが存在しないことが判定された場合(3936)、BACは障害メッセージをDLMEに送信する(3938)。DLMEは、DSMリンクを共有することが容認可能であるかどうかを評価する(3940)。DLMEがダイレクトリンクとDSMリンクを共有しないと判定する場合(3942)、DLMEは障害メッセージをAPおよび局に送信する(3944、3946)。DLMEがダイレクトリンクとDSMリンクを共有すると判定する場合(3942)、DLMEは、DSMリンクに関して使用された同一のチャネルセットにより構成メッセージをAPに送信する(3948)。APは、次いで、構成メッセージをSTA1およびSTA2に転送し(3950)、ならびにSTA1およびSTA2はDSMリンクチャネルセット上でダイレクトリンクを使用して通信する(3952)。
利用可能なチャネルが存在すると判定された場合(3936)、そのチャネルはDSMチャネルセットと同一の帯域上にあるかどうかがさらに判定される(3954)。「No」である場合、DLMEは接続性マッピングを使用して、割り当てられたチャネル上で接続性検出を実行する(3956)。接続性が可能でない場合(3958)、プロセスはステップ3940に進む。接続性が可能である場合(3958)、またはそれらのチャネルがDSMチャネルセットと同一の帯域上にある場合(3954)、BACはダイレクトリンクチャネルセット情報をDLMEに送信する(3960)。DLMEは、チャネルセットAと共に構成情報をAPに送信する(3962)。次いで、APは、構成メッセージをSTA1およびSTA2に転送し(3964)、ならびにSTA1およびSTA2は、チャネルセットA上でそのダイレクトリンクを使用して通信する(3966)。
別の実施形態では、DSMエンジンは、ピアクライアント(この例では、局2)の状態をチェックするのに先行して、ダイレクトリンクを構成してもよい。この実施形態では、APおよびDLMEがダイレクトリンクパラメータを構成した後で、APはダイレクトリンクセットアップリクエストをSTA2に転送する。そうでない場合、障害メッセージが開始局に送信される。
図40A乃至40Dは、別の実施形態に準じたダイレクトリンクセットアップまたはダイレクトリンク活性化プロシージャの例示的なフローチャートである。図40A乃至40Dでは、STA1はSTA2に対するダイレクトリンクを開始する。STA1およびSTA2は、DSMリンク上で通信し、ならびにダイレクトリンクモニタリングプロシージャを実行する(4002、4004)。STA1が、ダイレクトリンクが必要であると判定する場合(4006)、STA1はダイレクトリンクセットアップリクエストをAPに送信する(4008)。
APはダイレクトリンクセットアップメッセージをDLMEに送信する(4010)。DLMEは、現在動作している帯域(すなわち、DSMリンクの帯域)においてSTA1とSTA2との間の接続性をチェックする(4012)。接続性が可能でないことが判定された場合(4014)、DLMEは障害メッセージをAPに送信し、ならびにAPはその障害メッセージをSTA1およびSTA2に転送する(4016、4018)。接続性が可能であることが判定された場合(4014)、DLMEはダイレクトリンク要件のセットと共にリクエストをBACに送信する(4020)。
BACはそれらの要件を満たすためのチャネルを探索する(4022)。利用可能なチャネルが存在しないと判定された場合(4024)、BACは障害メッセージをDLMEに送信する(4026)。DLMEはDSMリンクを共有することが容認可能であるかどうかを評価する(4028)。DLMEが、DSMリンクをダイレクトリンクと共有しないことを判定した場合(4030)、DLMEは障害メッセージをAPに送信し、ならびにAPはその障害メッセージを局に転送する(4032、4034)。DLMEがDSMリンクをダイレクトリンクと共有することを判定した場合(4030)、DLMEは、DSMリンクに関して使用された同一のチャネルセットにより構成メッセージをAPに送信する(4036)。次いで、APは構成メッセージをSTA2に転送する(4038)。
STA2はダイレクトリンクモニタリングプロシージャを実行して、STA2がダイレクトリンクをセットアップすることを望むかどうかを判定する(4040)。STA2が、ダイレクトリンクが必要とされないと判定した場合(4042)、STA2はダイレクトリンクセットアップを拒否し、ならびに障害メッセージをAPに送信する(4044)。APは、障害メッセージをSTA1に転送し、ならびにそのダイレクトリンクが拒否されていることをDLMEに通知する(4046)。DLMEは、次いで、チャネルセット情報を更新し、ならびに解放されたチャネルをBACに戻す(4048)。STA2が、ダイレクトリンクが必要とされると判定した場合(4042)、STA2は、そのセットアップを確認し、ならびに成功インジケーションをAPに送信する(4050)。次いで、APはその成功メッセージをSTA1に転送する(4052)。STA1およびSTA2は、割り当てられたチャネルセット上でそのダイレクトリンクを使用して通信する(4054)。
利用可能なチャネルが存在すると判定された場合(4024)、そのチャネルがDSMチャネルセットと同一の帯域上にあるかどうかがさらに判定される(4056)。「No」である場合、DLMEは、接続性マッピングを使用して、割り当てられたチャネル上で接続性検出を実行する(4058)。接続性が可能でない場合(4060)、プロセスはステップ4028に進む。接続性が可能である場合(4060)、またはチャネルがDSMチャネルセットと同一の帯域上にある場合(4056)、BACはダイレクトリンクチャネルセット情報をDLMEに送信する(4062)。DLMEは、チャネルセットAにより構成情報をAPに送信する(4064)。次いで、APは、構成メッセージをSTA2に転送し(4066)、およびプロセスはステップ4040に進む。
上記の両方の実施形態では、ダイレクトリンクセットアップメッセージを受信すると、局はそのダイレクトリンクメッセージを認識することができる。あるいは、局は肯定応答メッセージを送信しなくてもよく、およびDLMEは割り当てられたダイレクトリンクチャネル上のアクティビティをモニタリングして、それらのチャネルが使用されているかどうかを確認してもよい。何のアクティビティも観測されない場合、そのチャネルはDSMリンクまたは他のダイレクトリンクに対する考えられる今後の割当てのためにBACに戻ってもよい。
2つのピア局の間の接続性は、接続性マッピングに基づいてDLMEによって判定されてもよい。あるいは、それらのピア局は、接続性を評価し、およびその接続性が成功した場合、ダイレクトリンクセットアップを開始してもよい。例えば、開始局(例えば、局1)は、その局がフレーム(他の局に宛てられたフレームですら)を受信するたびに、接続性テーブルを定期的に更新してもよい。ピア局(例えば、局2)がこのリスト上にない場合、局1はダミーパケットを(AP上で)局2に送信し、および局2からの、結果として生じるACKフレームをリスンする。局1がこのフレームを偶然にリスンした(overhear)場合、局1はその接続性テーブルを更新し、およびダイレクトリンクセットアップを開始してもよい。そうでない場合、局1はダイレクトリンクセットアップを試みることができない。
図41に示されるように、発信局と、DSMエンジンと、宛先STAとの間で4つのメッセージを交換することに続いて、ダイレクトリンクセットアッププロシージャが発信局によって開始されてもよい。
図41は、ダイレクトリンクセットアップに関する例示的なメッセージ交換を示す。メッセージ4102はダイレクトリンクセットアップリクエストメッセージである。DSMエンジンがSTA1からリクエストを受信するとき、DSMエンジンはダイレクトリンク用の新たなチャネルを探索する。チャネルの可用性および使用されているチャネル選択アルゴリズムに応じて、BACはそのダイレクトリンク用のチャネルおよびチャネルID(グループID)を割り当てる。チャネルIDはチャネル(例えば、DSMリンクチャネル、ダイレクトリンクチャネルなど)のセットに割り当てられる。DSMリンクチャネルは、割り当てられたチャネルID0であってもよい。チャネル情報および割り当てられたチャネルIDはメッセージ4104においてSTA2に送信される。メッセージ4106は、STA2によってDSMエンジンに送信されたダイレクトリンクセットアップレスポンスである。このレスポンスは、次いで、DSMエンジンによってメッセージ4108を介してチャネル情報およびチャネルIDと共にSTA1に転送される。
図42は、ダイレクトリンクセットアップに関するダイレクトリンク局とDSMエンジンとの間の例示的なシグナリングフローを示す。APがSTA1からダイレクトリンクセットアップリクエストを受信するとき(4202)、APはBAリクエストをDLME/BACに送信する(4204)。このリクエストを受信すると、BACは、新たなチャネルを探索し、チャネルIDを割り当て(4206、4208)、およびBA再構成メッセージを介して、この情報をAPに返信する(4210)。次いで、APは、そのリクエストをSTA2(宛先局)に転送する(4212)。STA2は、ダイレクトリンクセットアップレスポンスをAPに送信し(4214)、およびAPは、チャネルIDおよびチャネル情報を含むそのダイレクトリンクセットアップレスポンスをSTA1に転送する(4216)。
ダイレクトリンクを非活性化またはティアダウンするために、ダイレクトリンク非活性化が使用される。それらの局によって提供された測定結果、またはそれぞれのダイレクトリンクもしくはいくつかの他の基準に関してモニタリングされたトラフィックアクティビティに応じて、ピア局によってまたはDLMEによってこれがトリガされてもよい。
DLMEはダイレクトリンクが必要であるかどうかを継続的にモニタリングする。DLMEがダイレクトリンクをティアダウンすることを決定する場合、DLMEはダイレクトリンクティアダウンメッセージをAPに送信する。次いで、APは、このメッセージをそれぞれのピア局に転送する。この局は、次いで、ダイレクトリンクを非活性化し、および確認メッセージをAPに返信する。次いで、APは、この確認メッセージをDLMEに渡す。APからこの確認を受信すると、DLMEはチャネルセット情報を更新し、および解放されたチャネルをBACに戻す。
図43は、ダイレクトリンク再構成決定を行うプロセスの例示的なフローチャートを示す。DLMEは、ダイレクトリンク再構成が必要とされるかどうかを評価する。BACによってDLMEに提供されたチャネルが割り振り解除される必要があるとき、ダイレクトリンク再構成プロシージャが起動されてもよい。DLMEは、影響を受けたチャネルセットを判定し、およびそのチャネルセット上で送信している局にダイレクトリンクサティスファクトリ(satisfactory)クエリメッセージを送信する(4302)。
局がこのメッセージを受信するとき、その局は、低減されたチャネルがQoS要件を満たすことができるかどうかを評価し(例えば、必要とされるスループットが利用可能なスループットを超えるかどうかをチェックすることによって)、およびダイレクトリンクサティスファクトリクエリレスポンスをDLMEに送信する(4304)。DLMEはそれぞれのチャネルセットに関してそれらのレスポンスを評価する(4306)。DLMEは、次いで、DLMEが受信するレスポンスに基づいて、適切な措置をとることができる。
DLMEは、すべての関連する局がチャネルセット低減を容認することを望んでいるかどうかを判定する(4308)。「No」である場合、DLMEは、チャネルセットを使用して、すべてのダイレクトリンクに対してダイレクトリンク再構成を実行してもよい(4310)。「Yes」である場合、DLMEは、割り振り解除されているチャネルがチャネルセットにおける一次チャネルであるかどうかをさらに判定する(4312)。そうでない場合、DLMEはダイレクトリンク再構成を実行しなくてもよい(4314)。そうである場合、DLMEは、ダイレクトリンク再構成を実行してもよく(4316)、これは下記でより詳細に説明される。
図44は、ダイレクトリンクチャネルセット再構成に関する例示的なプロセスのフローチャートである。ダイレクトリンク再構成プロシージャが実行されて、ダイレクトリンクに割り当てられた構成チャネル(チャネルセット)を変更する。
局はダイレクトリンク(チャネルセットA)上で通信する(4402)。オペレーションの間、BAC/センシングツールボックスはすべてのダイレクトリンクおよびDSMリンクチャネルセットを(継続的に)評価する(4404)。これは、それらの局によって提供される測定レポートに基づいてもよい。BAC/センシングツールボックスがダイレクトリンクチャネルに関する問題を検出するとき(4406)、BAC/センシングツールボックスは上記で開示された再構成決定プロシージャを実行することをDLMEに求める(4408)。DLMEはダイレクトリンク再構成が必要であるかどうかを評価する(4410)。その決定がチャネルセットを再構成するとした場合、DLMEは交換チャネルを提供するためのリクエストをBACに送信する(4412)。BACが利用可能なチャネルを有する場合(4414)、BACは新たなチャネルについてDLMEに通知する(4416)。次いで、DLMEは、ダイレクトリンクチャネルセットからのチャネルを交換し、および局のダイレクトリンクを再構成するための再構成コマンドを局に送信する(4418)。この局は再構成コマンドに基づいて振舞い、および再構成されたチャネルセット上で動作する(4422、4424)。
他方で、BACに利用可能なチャネルが存在しない場合(4414)またはDLMEがチャネルセットAを再構成しないことを決定した場合(4410)、DLMEはダイレクトリンクチャネルセットからそのチャネルを除去し、解放されたチャネルをBACに戻し、およびその除去について局に通知するための再構成コマンドを送信する(4424)。局は、再構成コマンドに基づいて振舞ってもよく、次いで、低減されたチャネルセット上で動作してもよい(4426、4428)。
あるいは、局は、例えば、キューサイズ、スループット、バックオフ時間、フレーム誤り率など、チャネル関連のパラメータに基づいて、ダイレクトリンクチャネルに関する問題を検出してもよい。局は、再構成が必要とされるかどうかを評価する。再構成が必要とされる場合、局は、ダイレクトリンクチャネルを再構成することをDLMEに求めてもよい。
図45Aおよび45Bは、STAによって開始されたダイレクトリンクチャネルセット再構成に関する例示的なプロセスのフローチャートである。局はダイレクトリンク(チャネルセットA)上で通信する(4502)。オペレーションの間、局は、ダイレクトリンクチャネルセットおよびDSMリンクチャネルセットを(継続的に)評価する(4504)。これは、キューサイズ、スループット、バックオフ時間、フレーム誤り率など、任意のチャネル関連のパラメータに基づいてもよい。局がダイレクトリンクチャネルに関する問題を検出するとき(4506)、局は、再構成が必要であるかどうか(例えば、低減されたチャネルセットがQoSを満たすことができるかどうか)を評価する(4508)。
局が、再構成が必要であると判定した場合(4510)、局はダイレクトリンクチャネルを再構成することをDLMEに求める(4511)。DLMEは交換チャネルを提供するためのリクエストをBACに送信する(4512)。BACが利用可能なチャネルを有する場合(4514)、BACは新たなチャネルついて通知する(4516)。次いで、DLMEはダイレクトリンクチャネルセットからのチャネルを交換し、および局のダイレクトリンクを再構成するための再構成コマンドを局に送信する(4518)。局は、その再構成コマンドに基づいて振舞い、および再構成されたチャネルセット(チャネルセットC)上で動作する(4520、4522)。
BACにおいて利用可能なチャネルが存在しない場合(4514)、DLMEは、ダイレクトリンクチャネルセットからそのチャネルを除去し、解放されたチャネルをBACに戻し、およびその除去について局に通知するための再構成コマンドを送信してもよい(4524)。局は、再構成コマンドに基づいて振舞ってもよく、次いで、低減されたチャネルセット(チャネルセットB)上で動作してもよい(4526、4528)。
局が、再構成は必要でないと判定した場合(4510)、局はチャネルセットAからそのチャネルを除去することをDLMEに求めることができる(4530)。DLMEは、ダイレクトリンクチャネルセットからそのチャネルを除去し、解放されたチャネルをBACに戻し、およびその除去についてそれらの局に通知するための再構成コマンドを送信してもよい(4532)。局は、再構成コマンドに基づいて振舞ってもよく、次いで、低減されたチャネルセット(チャネルセットD)上で動作してもよい(4534、4536)。
ダイレクトリンクチャネルセットを再構成するためのチャネル切替えメッセージが送信されてもよい。ビーコンにおける情報要素として、または別個のアクションフレームとして、チャネル切替えメッセージが送信されてもよい。ダイレクトリンク局がビーコンをリスンするとき、ダイレクトリンク局はチャネル切替えアナウンスを受信してもよい。チャネル切替えメッセージが別個のアクションフレームとして局に送信されてもよい。ダイレクトリンク局が異なるチャネル上で動作している場合、別個のアクションフレームがTIMまたはDTIMにおいてアナウンスされてもよい。
図46は、例示的なチャネル切替えメッセージを示す。フィールド「チャネルID」は、このメッセージが向けられているチャネルのセットを示す。DSMリンクチャネルは、チャネルIDゼロを有してもよい。ダイレクトリンクチャネルのそれぞれのセットは、それらの一意のチャネルIDを有してもよい。チャネル切替えメッセージがダイレクトリンク局のチャネルIDを示す場合、ダイレクトリンク局は、それに応じて、それらのチャネルを変更する。
サイレント期間が構成されて(例えば、周期的に)、DSMエンジンが(ダイレクトリンクおよびDSMリンクの両方に対して)割り振られたチャネルに関して測定することを可能にしてもよい。サイレント期間情報を伝送するビーコンメッセージを介してサイレント期間がDSMクライアントに示されてもよい。802.11ビーコンは、その間に、現在のチャネルにおいて何の送信も発生すべきではない時間間隔を定義する「クワイアット(quiet)要素」フィールドを包含する。ダイレクトリンク局がクワイアット要素を包含するビーコンを受信するとき、局は、そのクワイアット要素に存在する情報に準じて、それらのサイレント期間を構成する。
ダイレクトリンクおよびDSMリンクが同一のチャネルセット上に共存する場合、サイレント期間構成はそれらのダイレクトリンク局に関して同一であってもよい。局は、ビーコンからそれぞれのDSMチャネルに関する構成パラメータ(例えば、存続期間、オフセットなど)を受信してもよい。ダイレクトリンク局は、アクティブなサイレント期間が存在するチャネル上でそれらのトラフィックを一時停止してもよい。これは、サイレント期間はすべてのチャネル上で同時に発生できないためである。
ダイレクトリンクおよびDSMリンクが異なるチャネルを使用する場合、図47に示されるように、新たなタイプの「クワイアット要素」がビーコンに含まれてもよい。図47は、例示的なアグリゲートされたクワイアット要素を示す。これは、すべてのチャネルに関する情報を1つのクワイアット要素フレームに包含させるアグリゲートされたクワイアット要素である。これはこのクワイアット要素が、チャネルのどのセットに対応するかを示す「チャネルID」フィールドを含む。例えば、チャネルID1を有するダイレクトリンクチャネルの1つのセットが存在する場合、ビーコンは、DSMリンクチャネル(例えば、チャネルID0)用に1つ、およびダイレクトリンクチャネル(例えば、チャネルID1)用に1つの、2つのアグリゲートされたクワイアット要素をブロードキャストする。アグリゲートされたチャネルの異なるセット上に複数のダイレクトリンクが存在する場合、チャネルのそれぞれのセットに関して、アグリゲートされたクワイアット要素が含まれてもよい。
図48Aおよび48Bは、DSMリンクメンテナンスに関する例示的なプロセスのフローチャートである。局はダイレクトリンク(チャネルセットA)上で通信する(4802)。オペレーションの間、BAC/センシングツールボックスはすべてのダイレクトリンクチャネルセットおよびDSMリンクチャネルセットを(継続的に)評価する(4804)。これは、局によって提供される測定レポートに基づいてもよい。あるいは、または加えて、局は、ダイレクトリンクチャネルセットAおよびDSMチャネルセットを評価してもよい(4806)。これは、キューサイズ、スループット、バックオフ時間、フレーム誤り率など、任意のチャネルに関係するパラメータに基づいてもよい。
BAC/センシングツールボックスまたは局が、DSMリンク上のチャネルに関する問題を検出するとき(4808)、BACは影響を受けたDSMチャネルを交換することを試みてもよい。BACは、システムチャネルが限定されているかどうか(すなわち、任意の自由なチャネルが利用可能であるかどうか)を判定する(4810)。システムチャネルが限定されていない場合、BACは、代替チャネルを見出して、DSMチャネルを再構成してもよい(4822)。
システムチャネルが限定されている場合、BACは(いくつかのチャネルがダイレクトリンクに割り当てられていると仮定して)ダイレクトリンクチャネルセットにおける1つまたは複数のチャネルを戻すことをDLMEに要求することができる(4812)。次いで、DLMEはどのダイレクトリンクが再構成またはティアダウンされてもよいかを評価してもよい(4814)。これは、(例えば、スループット、キューサイズなど)局によって提供される測定レポートに基づいてもよく、またはそれ自体のDLモニタリングに基づいてもよい。DLMEは、それぞれのダイレクトリンクに関するトラフィックアクティビティをモニタリングしてもよい。DLMEはダイレクトリンクティアダウンまたはダイレクトリンク再構成が必要とされるかどうかを判定する(4816)。DLMEの決定に応じて、ダイレクトリンクティアダウンまたはダイレクトリンク再構成のいずれかが実行されてもよい(4818、4820)。次いで、BACは、代替チャネルを見出し、およびDSMリンクを再構成する(4822)。
図49A乃至49Cは、DSMリンク障害に関する例示的なプロセスのフローチャートである。局はダイレクトリンク(チャネルセットA)上で通信する(4902)。局はダイレクトリンクモニタリングプロシージャ(例えば、同期チャネルのモニタリング)を実行する(4904)。ダイレクトリンクモニタリングの間に、ダイレクトリンク障害モニタリングも実行される。局は、モニタリングを行って、ダイレクトリンク局のうちのいずれか1つがDSMエンジンに対する接続性を失ったことを見出す(4906)。局1が接続性を失ったことが判定された場合、局1は、そのDSMリンクのための中継器として動作することを他のピア局(局2)に要求してもよい(4908)。あるいは、局1は、部分的なDSMリンク接続性によりダイレクトリンクを動作させ続けてもよい。局2は、次いで、局1がそのDSMリンクを失ったことをDLMEに通知してもよく、および「キープアライブ」メッセージをDLMEに送信する(4910)。DLMEは、中継器として局2を介して局1にすべてのトラフィックを送信することをAPに通知してもよく、およびDLMEはまた、「キープアライブ」メッセージをモニタリングする(4912)。局2は、局1とAPとの間の中継器として振舞い、およびAPから受信された(ビーコンを含む)すべてのブロードキャストトラフィックを局1に転送してもよい(4914)。局1が転送されたビーコンを受信することを確実にするために、局1は、そのTBTTのサイズを増大させるか、または予測されるTBTT前後の観測ウインドウを増大させてもよい(4916)。局2がビーコンを局1に転送するとき、局2はビーコンにおけるのタイムスタンプを更新してもよく、およびビーコンによって示唆された任意の振舞いを実行する前に、そのビーコンを可能な限り早急に送信することを試みてもよい(例えば、チャネル交換、サイレント化など)(4918)。
この期間の間、局は部分的なDSM接続性によりダイレクトリンク上で通信する(4920)。局1はDSMエンジンに再接続することを試み、および局はDSMチャネルセットを評価する(4922)。局1がDSMリンクを再獲得した場合(4924)、局1はDSMトラフィックの中継を終了することを局2に要求する(4926)。局1または局2は、局1がそのDSMリンクを再獲得したことをDLMEに通知し、および局2は「キープアライブ」メッセージをDLMEに送信するのを停止する(4928)。DLMEは中継がもはや必要とされないことをAPに通知し、およびキープアライブメッセージをモニタリングするのを停止する(4930)。局2は、ブロードキャストメッセージを局1に転送するのを停止する(4932)。
局1はDSMリンクを獲得していない(4924)が、局2もそのDSMリンクを失った(4934)と判定された場合、局2は、ダイレクトリンクがティアダウンされるべきかどうかを判定するためのタイマをスタートし、同様にタイマをスタートさせるように局1に通知してもよい(4936)。あるいは、両方の局はDSM接続性なしにダイレクトリンクを動作させてもよい。
この期間の間、局はDSM接続性なしにダイレクトリンク上で通信する(4938)。局1および局2は両方とも、タイマが満了する前に、DSMエンジンへの再接続を試み、および局はDSMチャネルセットを評価する(4940)。DLMEは、「キープアライブ」メッセージを継続的にモニタリングする(4942)。
局1または局2がDSMリンクを獲得したどうかが判定される(4944)。局1または局2のうちのいずれか1つがDSMリンクを獲得した場合、局はタイマを停止してもよく、およびタイマを停止するように他の局に通知してもよい(4952)。プロセスは、これらの局が、部分的なDSM接続性を有するモードに戻るようにステップ4920に進み、および両方の局がDSMエンジンに再接続するまで、プロシージャは継続する。
どの局もDSMリンクを再獲得しておらず、およびタイマが満了していない場合(4948)、プロセスはステップ4938に戻る。どの局もDSMリンクを再獲得しておらず、ならびにタイマが満了している場合(4948)、局1および局2はダイレクトリンクティアダウンプロシージャを実行する(4950)。DLMEは、ダイレクトリンクチャネルセットからそのチャネルを除去してもよく、および解放されたチャネルをBACに戻してもよい(4952)。このとき、これらの局は直接的に通信することができず、およびスキャニングモードまたは検出モードに戻ってもよい(4954)。
ダイレクトリンククライアントの両方がDSMエンジンに対する接続を失うとき(すなわち、DSMリンクがダウンしたとき)、クライアントはDSMエンジンへの再接続/再アソシエーションを可能な限り早急に試みてもよい。高速再アソシエーションの場合、クライアントはダイレクトリンクを活用して、戦略的なチャネルスキャニングプロシージャをネゴシエーションしてもよい。クライアントが複数の無線を有する場合、1つまたは複数の無線は、新たなネットワーク同期チャネル用のスキャニング専用であってもよい。しかし、クライアントが単一の無線を有する場合、スキャンするための同期チャネルのセットがダイレクトリンクピア局間で分割されてもよく、およびそれぞれの局は部分的な操作チャネルリスト上でスキャンを実行してもよい。スキャニングは部分的な時間、または進行中のダイレクトリンクトラフィックに割り振られた時間の比率にわたって実行されてもよい。
図50は、あるスキャニングの例を示す。この例では、Ch1、Ch2、Ch3およびCh4がスキャンされるべきチャネルであると仮定する。所定数のデータフレームの後で、局は、図50に示されるように、Ch1をスキャンし、次いで、Ch2をスキャンし、以下同様であり、局がネットワークチャネルを見出すまで繰り返す。
クライアントは、スキャニングの前に、データフレームに対するスキャニングフレームの比率を決定およびネゴシエーションしてもよい。この比率は、現在のデータ転送速度およびターゲットQoSを考慮することによって判定されてもよい。例えば、802.11 IBSSの場合、IBSSにおけるクライアントはM個のビーコン間隔の間、データを送信してもよく、次いで、スキャニングのために2つのビーコン間隔が使用されてもよい。Mの値は、ダイレクトリンクのサービス品質に依存してもよい。高いデータ転送速度リンク(例えば、HDビデオストリーミング)の場合、この値は、進行中のデータトラフィックを変更しないように高くてよく、および低い速度のリンクの場合、この値は低くてもよい。Mの値は可変であってよく、データトラフィック変化に関して自ら適応してもよい。この値は、QoSを維持するためのダイレクトリンク上のデータ送信のタイプに応じて、増大してよく、または減少してもよい。
あるいは、ダイレクトリンクにおける1つのクライアントが2つのダイレクトリンク方向の非同期送信においてスキャニングを実行してもよい。例えば、セットトップボックス(STB)とTVとの間のダイレクトリンクにおいては、TVの受信機は、データを受信するのにビジーである場合があり、STBの送信機はHDビデオトラフィックを送信するのにビジーである場合がある。この場合、STBはすべてのチャネルに関してスキャンしてもよく(その受信機はほとんど常にアイドルであるため)、およびTVはスキャニングのためにいずれのフレームも割り振らなくてもよい。この代替形態は、クライアントの無線受信機が無線送信機とは異なるチャネルに切り替える機能を有することを仮定する。
ダイレクトリンク局のうちの1つが同期チャネルを見出すとすぐに、局はそのダイレクトリンクを活用してもよく、および見出されたチャネル情報をピア局に送信してもよい。他方の局は、次いで、チャネルスキャンを停止し、および他方のダイレクトリンク局から受信されたチャネル情報を使用して、DSMエンジンに再アソシエーションしてもよい。
DLMEは、BACおよびAPに対するインターフェースを有する。図51は、DLME5112、ならびにAP5120およびBAC5114に対するインターフェースを含むDSMエンジン5110の例示的な構造を示す。AP5120は、ダイレクトリンクオペレーションに関するチャネルおよび他のパラメータを取得するためにDLME5112とやりとりする。BAC5114によるチャネルの割当ては、DLME5112を介してAP5120に送信される。
ダイレクトリンクに現在割り振られているチャネルが(例えば、局によってレポートされた)不良なチャネル条件を有する場合、DLME5112は、そのダイレクトリンクに関する交換チャネルを見出すことをBAC5114に求めてもよい。DLME5112は、次いで、ピア局に転送するために、ダイレクトリンクチャネル再割当てをAP5120に送信してもよい。そのネットワークに現在割り振られているチャネルがセンシングツールボックス5116またはTVWSデータベース5130によってレポートされたように利用不可能になったとき、BAC5114は、交換チャネルを見出してもよい。BAC5114は、チャネル再割当てをDLME5112に送信してもよい。
AP5120は、チャネルのセットが新たなダイレクトリンクに割り当てられることを求めるDL_Initial_BA_RequestをDLME5112に送信する。これは、QoS要件または他の類似の要件に関してもよく、DLME5112はこの要件を多くの要求されるチャネルに変換する。DL_Initial_BA_Requestメッセージは、APのデバイス情報(例えば、センシング機能など)、APの位置などを含んでもよい。DLME5112は、DL_Initial_BA_Requestメッセージの肯定応答においてDL_Initial_BA_Request_ACKにより応答する。
デバイス(局)上のMAC層統計が、あるダイレクトリンクチャネルがダウンしていることを示すとき、AP5120は、DL_Channel_Status_IndicationメッセージをDLME5112に送信してもよい。このメッセージを受信すると、DLME5112は、BACに交換チャネルを求めてもよい。DL_Channel_Status_Indicationメッセージは、チャネルID、チャネル定義(低周波数と高周波数との間の周波数範囲)、MAC層統計タイプ(例えば、ACK割合、平均配信時間など)、MAC層統計などを含む、パラメータのセットを含んでもよい。DLME5112は、DL_Channel_Status_Indicationメッセージの肯定応答においてDL_Channel_Status_Indication_ACKにより応答する。
DLME5112はDL_BA_Reconfiguationメッセージを終了して、ダイレクトリンク用のチャネルを割り当て、または既存のチャネルを再構成するようにAP5120に伝える。このメッセージは、ダイレクトリンク用のチャネルセット情報を含む。DL_BA_Reconfigurationメッセージは、古いチャネルID、古いチャネル定義(低周波数と高周波数との間の周波数範囲)、新たなチャネルID、新たなチャネル定義(低周波数と高周波数との間の周波数範囲)、新たなチャネルEIRP、一次チャネルインジケータ、および任意の追加のチャネル詳細を含むパラメータのセットを含んでもよい。AP5120は、DL_BA_Reconfigurationメッセージの肯定応答においてDL_BA_Reconfiguration_ACKにより応答する。
AP5120はDL_Channel_Set_Release_IndicationメッセージをDLME5112に送信して、ダイレクトリンクチャネルがもはや使用されていないこと(すなわち、すべてのダイレクトリンクがティアダウンされていること)を伝える。DL_Channel_Set_Release_Indicationメッセージは、チャネルIDなどを含んでもよい。
ダイレクトリンクオペレーションの場合、BAC5114はDLME5112とやりとりする。DLME5112は、ダイレクトリンク用の新たなチャネルを提供することをBAC5114に求め、およびチャネルがもはや必要とされないとき、これらのチャネルはBAC5114に解放される。
DLME5112はBA_RequestメッセージをBAC5114に送信して、BAC5114から利用可能なチャネルを要求する。このメッセージは、DLME5112がAP5120からDL_Initial_BA_RequestまたはDL_Channel_Status_Indicationメッセージを受信するとき、DLME5112によって生成されてもよい。BA_Requestメッセージは、DLME5112によって必要とされるチャネルの数を含んでもよい。BAC5114は、BA_Requestメッセージに応答して、BA_Responseを送信する。BA_Responseメッセージは、BAC5114によって見出されたチャネルの数、割り当てられたチャネルの周波数/チャネル数などを含んでもよい。
DLME5112は、BA_Release_Indicationメッセージを送信して、ダイレクトリンクチャネルがもはや使用されていないことをBAC5114に示す。BA_Release_Indicationメッセージは、もはや必要とされないチャネルの周波数/チャネル数を含んでもよい。
BAC5114は、BA_Reconfigurationメッセージを送信して、ダイレクトリンク用のチャネルを割り当て、または既存のチャネルを再構成するようにDLME5112に伝える。BA_Reconfigurationメッセージは、ダイレクトリンク用のチャネルセット情報を含む。BA_Reconfigurationメッセージは、古いチャネルID、古いチャネル定義(低周波数と高周波数との間の周波数範囲)、新たなチャネルID、新たなチャネル定義(低周波数と高周波数との間の周波数範囲)、新たなチャネルEIRP、一次チャネルインジケータ、および任意の追加のチャネル詳細を含めて、パラメータのセットを含んでもよい。DLME5112は、BA_Reconfigurationメッセージの肯定応答においてBA_Rconfiguration_ACKを送信する。
図51において、DLME5112は別個の論理エンティティとして示されているが、DLME機能性はBAC5114またはAP5120のいずれかに含まれてもよい(または、それら2つの間で共有すること)。DLME5112がBAC5114の一部である場合、AP5120とDLME5112との間のインターフェースが使用されて、エンティティ間で通信してもよい。他方で、DLME5112がAP5120の一部である場合、DLME5112とBAC5114との間のインターフェースが使用されて、これらのエンティティ間で通信してもよい。
受動態
実施形態
1.複数の局および中央エンティティを含む無線通信ネットワークにおける無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法。
2.複数の異なる無線アクセス技術がネットワークにおいて展開され、および中央エンティティがネットワークにおける無線通信を調整および管理することを特徴とする実施形態1に記載の方法。
3.ダイレクトリンク局がチャネルの第1のセット上でAPからビーコンメッセージを周期的に受信するステップを備えることを特徴とする実施形態1または2に記載の方法。
4.ダイレクトリンク局がチャネルの第2のセット上でピアダイレクトリンク局と通信するためのダイレクトリンクを有することを特徴とする実施形態3に記載の方法。
5.ビーコンメッセージが、TBTTに基づいて、第1のチャネル上で受信され、チャネルの第1のセットおよびチャネルの第2のセットが、それぞれ、少なくとも1つのチャネルを備えることを特徴とする実施形態3または4に記載の方法。
6.ダイレクトリンク局がチャネルの第1のセットのうちの少なくとも1つの上でAPからダイレクトリンク同期メッセージを受信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態3から5のいずれか1つに記載の方法。
7.ダイレクトリンク同期メッセージが、後続のTBTTがSTBTTであることを示し、ダイレクトリンク局がSTBTTの間にチャネルの第2のセットをサイレントにすることを特徴とする実施形態6に記載の方法。
8.ダイレクトリンク局が、STBTTの間にまたはSTBTTに続いて、ダイレクトリンクに関する制御メッセージを受信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態7に記載の方法。
9.ダイレクトリンク局が、STBTTに先行して、ダイレクトリンク上でピアダイレクトリンク局に対するすべての送信を終えることを特徴とする実施形態7または8に記載の方法。
10.ダイレクトリンク局が、ピアダイレクトリンク局に対する送信またはその送信に対する肯定応答をSTBTTに先行して完了できない限り、その送信を、ダイレクトリンク上で開始しないことを特徴とする実施形態7から9のいずれか1つに記載の方法。
11.制御メッセージが、ダイレクトリンクに関するチャネルを切り替えること、または新たなチャネルをダイレクトリンクに追加することに関することを特徴とする実施形態8から10のいずれか1つに記載の方法。
12.ダイレクトリンク同期メッセージが、第1のチャネル上で、DTIMと共に、またはDTIMの直後に受信されることを特徴とする実施形態6から11のいずれか1つに記載の方法。
13.ダイレクトリンク局がピアダイレクトリンク局とのダイレクトリンクをセットアップするステップであって、チャネルの第1のセットがダイレクトリンクに関して割り当てられ、チャネルの第2のセットが中央エンティティに対するリンクに関して割り当てられている、ステップを備えることを特徴とする実施形態1または2に記載の方法。
14.ダイレクトリンク局がダイレクトリンクの一次チャネル上でCSMAを実行するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態13に記載の方法。
15.送信機会がダイレクトリンクの一次チャネル上で実行されたCSMAを介して取得されることを条件に、ダイレクトリンク局がパケットをチャネルの第1のセット上でピアダイレクトリンク局に送信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態14に記載の方法。
16.ダイレクトリンク局が、RFをチャネルの第2のセットに切り替えて、TBTTに従って、APからビーコンメセージを周期的に受信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態14または15に記載の方法。
17.ダイレクトリンク局が、ピアダイレクトリンク局に対する送信またはその送信に対する肯定応答をTBTTに先行して完了できない限り、その送信をダイレクトリンクを上で開始しないことを特徴とする実施形態16に記載の方法。
18.ダイレクトリンク局がビーコンメッセージにおいてトラフィックインジケーションを受信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態14から17のいずれか1つに記載の方法。
19.トラフィックインジケーションが、APがダイレクトリンク局に関するデータを有することを示すことを条件に、ダイレクトリンク局がポーリングメッセージをチャネルの第2のセット上でAPに送信するステップを備えることを特徴とする実施形態18に記載の方法。
20.ダイレクトリンク局がチャネルの第2のセット上でAPからデータを受信するステップを備えることを特徴とする実施形態19に記載の方法。
21.ダイレクトリンク局がダイレクトリンク中断リクエストをチャネルの第1のセット上でピアダイレクトリンク局に送信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態13から20のいずれか1つに記載の方法。
22.ダイレクトリンク局がチャネルの第1のセット上でピアダイレクトリンク局からダイレクトリンク中断確認メッセージを受信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態21に記載の方法。
23.ダイレクトリンク局が、RFをチャネルの第2のセットに切り替えて、メッセージをチャネルの第2のセット上でAPに送信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態22に記載の方法。
24.ダイレクトリンク局がRFをチャネルの第1のセットに切り替えるステップをさらに備えることを特徴とする実施形態23に記載の方法。
25.局が接続性クエリアナウンスメッセージを受信するステップを備えることを特徴とする実施形態1または2に記載の方法。
26.局が接続性クエリメッセージをネットワークにおいてブロードキャストするステップをさらに備えることを特徴とする実施形態25に記載の方法。
27.局が他の局および中央エンティティから接続性クエリレスポンスメッセージを受信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態26に記載の方法。
28.接続性クエリレスポンスメッセージが、接続性クエリメッセージに関して測定された、他の局および中央エンティティにおけるそれぞれの測定結果を含むことを特徴とする実施形態27に記載の方法。
29.局が他の局および中央エンティティからの接続性クエリレスポンスメッセージに関する測定を実行するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態27または28に記載の方法。
30.局が、接続性クエリレスポンスメッセージに含まれた測定結果および局によって生成された測定結果を含むレポートを生成するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態29に記載の方法。
31.局が、マッピングを更新するために、レポートを中央エンティティに送信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態30に記載の方法。
32.局が中央エンティティからマッピングを受信するステップであって、マッピングがネットワークにおける局および中央エンティティの間の無線リンクを特徴付ける情報収集を備える、ステップをさらに備えることを特徴とする実施形態31に記載の方法。
33.マッピングが局の機能および/または局によって提供されるサービスに関する情報を含むことを特徴とする実施形態31または32に記載の方法。
34.マッピングが、局のアタッチメントにおいて周期的にまたはオンデマンドでのいずれかで更新されることを特徴とする実施形態31から33のいずれか1つに記載の方法。
35.ダイレクトリンク局がピアダイレクトリンク局とのダイレクトリンクをセットアップするステップを備えることを特徴とする実施形態1または2に記載の方法。
36.チャネルの第1のセットがダイレクトリンクに関して割り当てられ、チャネルの第2のセットが中央エンティティに対するリンクに関して割り当てられることを特徴とする実施形態35に記載の方法。
37.ダイレクトリンク局が中央エンティティに対する接続性をモニタリングするステップをさらに備えることを特徴とする実施形態35または36に記載の方法。
38.ダイレクトリンク局が中央エンティティに対する接続性を失ったことを条件に、ダイレクトリンク局が中央エンティティに対するリンクのための中継器として動作することをピアダイレクトリンク局に要求するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態35から37のいずれか1つに記載の方法。
39.ダイレクトリンク局が、中央エンティティへのリンクのための中継器として動作するためのリクエストをピアダイレクトリンク局から受信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態35から38のいずれか1つに記載の方法。
40.ダイレクトリンク局が、キープアライブメッセージを中央エンティティに送信して、ダイレクトリンク局がピアダイレクトリンク局のための中継器として動作することを示すステップをさらに備えることを特徴とする実施形態39に記載の方法。
41.ダイレクトリンク局が、APから受信されたメッセージをダイレクトリンク上でピアダイレクトリンク局に転送するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態39から40のいずれか1つに記載の方法。
42.ダイレクトリンク局が中央エンティティへの接続性を再獲得することを条件に、ダイレクトリンク局が中継を終了するためのリクエストをピアダイレクトリンク局に送信するステップをさらに備えることを特徴とする実施形態38から41のいずれか1つに記載の方法。
43.複数の局および中央エンティティを含む無線通信ネットワークにおける無線ダイレクトリンクオペレーションに関する無線通信デバイス。
44.複数の異なる無線アクセス技術がネットワークにおいて展開され、中央エンティティがネットワークにおいて無線通信を調整および管理することを特徴とする実施形態43に記載のデバイス。
45.ピアダイレクトリンク局とのダイレクトリンクをセットアップするように構成されたプロセッサであって、チャネルの第1のセットがダイレクトリンクに関して割り当てられ、チャネルの第2のセットが中央エンティティに対するリンクに関して割り当てられているプロセッサを備えることを特徴とする実施形態43または44に記載のデバイス。
46.プロセッサが、ダイレクトリンクの一次チャネル上でCSMAを実行し、および送信機会が、ダイレクトリンクの一次チャネル上で実行されたCSMAを介して取得されることを条件に、パケットをチャネルの第1のセット上でピアダイレクトリンク局に送信するようにさらに構成されていることを特徴とする実施形態45に記載のデバイス。
47.プロセッサが、RFをチャネルの第2のセットに切り替えて、TBTTに従って、APからビーコンメッセージを周期的に受信し、およびピアダイレクトリンク局への送信またはその送信に対する肯定応答をTBTTに先行して完了できない限り、その送信をダイレクトリンク上で開始しないようにさらに構成されていることを特徴とする実施形態45または46に記載のデバイス。
48.プロセッサが、ビーコンメッセージにおいてトラフィックインジケーションを受信し、トラフィックインジケーションが、APがダイレクトリンク局に関するデータを有することを示すことを条件に、ポーリングメッセージをチャネルの第2のセット上でAPに送信し、およびチャネルの第2のセット上でAPからデータを受信するように構成されていることを特徴とする実施形態45から47のいずれか1つに記載のデバイス。
特徴および要素は上記特定の組合せで説明されているが、それぞれの特徴および要素を単独でまたは他の特徴および要素との何らかの組合せの形で使用することができることが当業者であれば理解されよう。加えて、本明細書で説明された方法は、コンピュータもしくはプロセッサによって実行するためのコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアの形で実装されてもよい。コンピュータ可読媒体の例は、(有線接続上または無線接続上で送信された)電子信号およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび取外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、CD−ROMディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、これらに限定されない。WTRU、UE、端末、基地局、RNC、またはいずれかのホストコンピュータの中で使用するための無線周波数トランシーバを実装するために、ソフトウェアと共にプロセッサを使用されてもよい。

Claims (20)

  1. 複数の局および中央エンティティを含む無線通信ネットワークにおける無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法であって、複数の異なる無線アクセス技術が前記ネットワークにおいて展開され、および前記中央エンティティが前記ネットワークにおける無線通信を調整および管理し、前記方法は、
    ダイレクトリンク局がチャネルの第1のセット上でアクセスポイント(AP)からビーコンメッセージを周期的に受信するステップであって、前記ダイレクトリンク局はチャネルの第2のセット上でピアダイレクトリンク局と通信するダイレクトリンクを有し、前記ビーコンメッセージはターゲットビーコン送信時間(TBTT)に基づいて第1のチャネル上で受信され、前記チャネルの第1のセットおよび前記チャネルの第2のセットはそれぞれ少なくとも1つのチャネルを備える、ステップと、
    前記ダイレクトリンク局が前記チャネルの第1のセットのうちの少なくとも1つの上で前記APからダイレクトリンク同期メッセージを受信するステップであって、前記ダイレクトリンク同期メッセージは後続のTBTTが同期TBTT(STBTT)であることを示し、前記ダイレクトリンク局は前記STBTTの間に前記チャネルの第2のセットをサイレントにする、ステップと、
    前記ダイレクトリンク局が、前記STBTTの間にまたは前記STBTTに続いて、前記ダイレクトリンクに関する制御メッセージを受信するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記ダイレクトリンク局は、前記STBTTに先行して、前記ダイレクトリンク上で前記ピアダイレクトリンク局に対するすべての送信を終えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ダイレクトリンク局は、前記ピアダイレクトリンク局に対する送信または前記送信に対する肯定応答を前記STBTTに先行して完了できない限り、前記送信を前記ダイレクトリンク上で開始しないことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記制御メッセージは、前記ダイレクトリンクに関するチャネルを切り替えること、または新たなチャネルを前記ダイレクトリンクに追加することに関することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記ダイレクトリンク同期メッセージは、前記第1のチャネル上で、配信トラフィックインジケーションメッセージ(DTIM)と共に、または前記DTIMの直後に受信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 複数の局および中央エンティティを含む無線通信ネットワークにおける無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法であって、複数の異なる無線アクセス技術が前記ネットワークにおいて展開され、前記中央エンティティが前記ネットワークにおける無線通信を調整および管理し、前記方法は、
    ダイレクトリンク局がピアダイレクトリンク局とのダイレクトリンクをセットアップするステップであって、チャネルの第1のセットが前記ダイレクトリンクに対して割り当てられ、チャネルの第2のセットが前記中央エンティティに対するリンクに対して割り当てられる、ステップと、
    前記ダイレクトリンク局が前記ダイレクトリンクの一次チャネル上で搬送波感知多重アクセス(CSMA)を実行するステップと、
    送信機会が、前記ダイレクトリンクの前記一次チャネル上で実行された前記CSMAを介して取得されることを条件に、前記ダイレクトリンク局がパケットをチャネルの前記第1のセット上で前記ピアダイレクトリンク局に送信するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  7. 前記ダイレクトリンク局が、無線周波数(RF)を前記チャネルの第2のセットに切り替えて、ターゲットビーコン送信時間(TBTT)に従って、アクセスポイント(AP)からビーコンメッセージを周期的に受信するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記ダイレクトリンク局は、前記ピアダイレクトリンク局に対する送信または前記送信に対する肯定応答を前記TBTTに先行して完了できない限り、前記送信を前記ダイレクトリンク上で開始しないことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記ダイレクトリンク局が前記ビーコンメッセージにおいてトラフィックインジケーションを受信するステップと、
    前記トラフィックインジケーションが、前記APが前記ダイレクトリンク局に関するデータを有することを示すことを条件に、前記ダイレクトリンク局がポーリングメッセージを前記チャネルの第2のセット上で前記APに送信するステップと、
    前記ダイレクトリンク局が前記チャネルの第2のセット上で前記APから前記データを受信するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記ダイレクトリンク局がダイレクトリンク中断リクエストを前記チャネルの第1のセット上で前記ピアダイレクトリンク局に送信するステップと、
    前記ダイレクトリンク局が前記チャネルの第1のセット上で前記ピアダイレクトリンク局からダイレクトリンク中断確認メッセージを受信するステップと、
    前記ダイレクトリンク局が無線周波数(RF)を前記チャネルの第2のセットに切り替え、およびメッセージを前記チャネルの第2のセット上でアクセスポイント(AP)に送信するステップと、
    前記ダイレクトリンク局が前記RFを前記チャネルの第1のセットに切り替えるステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  11. 複数の局および中央エンティティを含む無線通信ネットワークにおける無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法であって、複数の異なる無線アクセス技術が前記ネットワークにおいて展開され、前記中央エンティティが前記ネットワークにおける無線通信を調整および管理し、前記方法は、
    局が接続性クエリアナウンスメッセージを受信するステップと、
    前記局が接続性クエリメッセージを前記ネットワークにおいてブロードキャストするステップと、
    前記局が他の局および前記中央エンティティから接続性クエリレスポンスメッセージを受信するステップであって、前記接続性クエリレスポンスメッセージは前記接続性クエリメッセージに関して測定された前記他の局および前記中央エンティティにおけるそれぞれの測定結果を含む、ステップと、
    前記局が前記他の局および前記中央エンティティからの前記接続性クエリレスポンスメッセージに関する測定を実行するステップと、
    前記局が、前記接続性クエリレスポンスメッセージに含まれた前記測定結果および前記局によって生成された前記測定結果を含むレポートを生成するステップと、
    前記局が、マッピングを更新するために、前記レポートを前記中央エンティティに送信するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  12. 前記局が前記中央エンティティから前記マッピングを受信するステップであって、前記マッピングは前記ネットワークにおける前記局および前記中央エンティティの間の無線リンクを特徴付ける情報収集を備える、ステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記マッピングは前記局の機能および/または前記局によって提供されるサービスに関する情報を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記マッピングは前記局のアタッチメントにおいて、周期的またはオンデマンドのいずれかで更新されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 複数の局および中央エンティティを含む無線通信ネットワークにおける無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法であって、複数の異なる無線アクセス技術が前記ネットワークにおいて展開され、前記中央エンティティが前記ネットワークにおける無線通信を調整および管理し、前記方法は、
    ダイレクトリンク局がピアダイレクトリンク局とのダイレクトリンクをセットアップするステップであって、チャネルの第1のセットが前記ダイレクトリンクに対して割り当てられ、チャネルの第2のセットが前記中央エンティティに対するリンクに対して割り当てられる、ステップと、
    前記ダイレクトリンク局が前記中央エンティティに対する接続性をモニタするステップと、
    前記ダイレクトリンク局が前記中央エンティティに対する接続性を失ったことを条件に、前記ダイレクトリンク局が前記中央エンティティに対する前記リンクのための中継器として動作することを前記ピアダイレクトリンク局に要求するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  16. 前記ダイレクトリンク局が前記中央エンティティに対する前記リンクのための中継器として動作するためのリクエストを前記ピアダイレクトリンク局から受信するステップと、
    前記ダイレクトリンク局がキープアライブメッセージを前記中央エンティティに送信して、前記ダイレクトリンク局が前記ピアダイレクトリンク局のための中継器として動作することを示すステップと、
    前記ダイレクトリンク局がアクセスポイント(AP)から受信されたメッセージを、前記ダイレクトリンク上で前記ピアダイレクトリンク局に転送するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記ダイレクトリンク局が前記中央エンティティに対する接続性を再獲得することを条件に、前記ダイレクトリンク局が中継を終了するためのリクエストを前記ピアダイレクトリンク局に送信するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 複数の局および中央エンティティを含む無線通信ネットワークにおける無線ダイレクトリンクオペレーションに関する無線通信デバイスであって、複数の異なる無線アクセス技術が前記ネットワークにおいて展開され、前記中央エンティティが前記ネットワークにおける無線通信を調整および管理する、無線通信デバイスは、
    ピアダイレクトリンク局とのダイレクトリンクをセットアップするように構成されたプロセッサであって、チャネルの第1のセットが前記ダイレクトリンクに対して割り当てられ、チャネルの第2のセットが前記中央エンティティに対するリンクに対して割り当てられた、プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、前記ダイレクトリンクの一次チャネル上でキャリア感知多重アクセス(CSMA)を実行し、送信機会が前記ダイレクトリンクの前記一次チャネル上で実行された前記CSMAを経由して取得されることを条件に、パケットを前記チャネルの第1のセット上で前記ピアダイレクトリンク局に送信するようにさらに構成された
    ことを特徴とする無線通信デバイス。
  19. 前記プロセッサは、無線周波数(RF)をチャネルの前記第2のセットに切り替えて、ターゲットビーコン送信時間(TBTT)に従って、アクセスポイント(AP)からビーコンメッセージを周期的に受信し、および前記ピアダイレクトリンク局に対する送信または前記送信に対する肯定応答を前記TBTTに先立って完了できない限り、前記送信を前記ダイレクトリンク上で開始しないように構成されたことを特徴とする請求項18に記載の無線通信デバイス。
  20. 前記プロセッサは、ビーコンメッセージにおいてトラフィックインジケーションを受信し、前記トラフィックインジケーションが、前記APが前記ダイレクトリンク局に関するデータを有することを示すことを条件に、ポーリングメッセージを前記チャネルの第2のセット上でアクセスポイント(AP)に送信し、および前記チャネルの第2のセット上で前記APから前記データを受信するように構成されたことを特徴とする請求項18に記載の無線通信デバイス。
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