JP6277522B2 - 無線中継装置、及び無線中継方法 - Google Patents

無線中継装置、及び無線中継方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数機器間の無線通信を中継する無線中継技術に関する。
一般的に、無線LAN(Local Area Network)用の親機又は基地局(以下、「アクセスポイント」と言う。)と、アクセスポイントを介して無線LANに接続する無線LAN端末(以下、「ステーション」と言う。)との間では、無線LAN通信に先立って、無線LANへの不正侵入を防止するための認証や、第三者への通信内容の漏えいを防止するための暗号鍵の設定などの登録設定が行われる。近年、この登録設定が無線で行われるようになってきている(例えば、特許文献1)。
特許4346413号公報
ところで、従来から、アクセスポイントの無線通信エリア外に設けられたステーションを無線LANに接続するために、アクセスポイントとステーションとを中継する無線中継装置が用いられている。
図20に、一般的な無線中継装置が用いられる場合の登録設定の手順を示す。なお、本明細書及び図面において、アクセスポイントを「AP」、ステーションを「STA」と適宜表記する。
先ず、アクセスポイント11とステーション12との間(図20(a))、アクセスポイント11と無線中継装置13との間(図20(b))でそれぞれ登録設定を行う。ここで、登録設定は、セキュリティーの観点から比較的狭い範囲内(登録設定エリア内)で行われる必要がある。そして、それぞれの登録設定が完了後、ステーション12及び無線中継装置13を実際の配置場所に移動させて、無線LAN接続が正常に行われるかを確認する(図20(c))。
しかし、このような従来の登録設定の手順では、登録設定を行うために、ステーション12をアクセスポイント11の登録設定エリア内に移動させる必要がある。近年、自宅に設けられた様々な無線通信機能を有した電化製品などを無線LANに接続させるニーズが高まっており、電化製品によっては移動させることが困難なものがある。そのため、ステーションを登録設定エリア内に移動させる必要のある従来の手順では、登録設定に労力を有する場合がある。
以上を鑑みて、本発明は、親局と子局との間の無線通信を中継する無線中継装置を設ける場合において、無線通信に先立つ登録設定を容易に行うことを可能とする無線中継装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の無線中継装置は、通信端末である親局及び子局のそれぞれと無線通信ネットワークを介して信号の送受信を行う無線通信部と、無線通信ネットワークにおいて前記親局と前記子局との間で無線通信を行うための登録設定に関する情報を中継する登録中継処理を行うプロセッサとを備え、前記プロセッサは、前記無線通信部が、前記親局が前記子局からの登録設定を受け付け可能な状態であることを示す第1信号を前記親局から受信した場合、前記親局が登録設定モードであることを検出し、前記無線通信部が、前記子局が前記親局に対して前記登録設定を要求していることを示す第2信号を前記子局から受信した場合、前記子局が登録設定モードであることを検出し、前記親局及び前記子局の両方が前記登録設定モードであること検出した場合に、前記無線通信部を介して、前記第1信号を前記子局に送信し、前記第2信号を前記親局に送信する、ことを特徴とする。
上記の無線中継装置によれば、親局と子局との間の無線通信に先立つ登録設定を容易に行うことが可能となる。
実施の形態1の無線通信システム1の概要図。 実施の形態1の無線通信に先立つ登録設定の手順を説明する図。 アクセスポイント100の構成図。 ステーション200の構成図。 無線中継装置300の構成図。 アクセスポイント100と無線中継装置300との間の登録設定に関する動作を示すシーケンスチャート。 無線中継装置300を介した、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定に関する動作の一例を示すシーケンスチャート。 無線中継装置300を介した、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定に関する動作の更に一例を示すシーケンスチャート。 無線中継装置300における、アクセスポイント100との間の登録設定に関する動作を示すフローチャート。 無線中継装置300における、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定の中継に関する動作を示すフローチャート。 変形例(その1)における、無線中継装置300を介した、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定に関する動作の一例を示すシーケンスチャート。 変形例(その1)における、無線中継装置300を介した、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定に関する動作の更に一例を示すシーケンスチャート。 変形例(その2)における、無線中継装置300を介した、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定に関する動作の一例を示すシーケンスチャート。 実施の形態2のアクセスポイント400の構成図。 実施の形態2の無線中継装置500の構成図。 実施の形態2の登録設定に関する動作を示すシーケンスチャート。 実施の形態3のアクセスポイント600の構成図。 実施の形態3の無線中継装置700の構成図。 実施の形態3の登録設定に関する動作を示すシーケンスチャート。 無線通信システムに無線中継装置が用いられる場合における、無線通信に先立つ登録設定の一般的な手順を説明する図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
≪第1の実施の形態≫
図1は、本実施の形態の無線通信システム1の概要図である。
無線通信システム1は、アクセスポイント100と、ステーション200と、無線中継装置300とを備えたWi−Fi(Wireless Fidelity)通信システムである。なお、本実施の形態1では、一例として無線通信システム1をWi−Fi通信システムとする場合について説明するが、無線通信システム1はその他の無線LANにも適用可能である。
また、本実施の形態では、説明の都合上、無線通信システム1は図1に示すように、1つの無線中継装置300と、1つのステーション200とを備えるとして説明するが、これに限定されない。無線通信システム1は、ステーション200を複数設けてもよいし、無線中継装置300を複数設けてもよい。
また、無線通信システム1は、一例として登録設定にWPS(Wi-Fi Protected Setup)及びWPA(Wi -Fi Protected Access)を用いる場合について説明する。WPSは、Wi−Fi通信における暗号化設定の規格であり、WPAは、Wi−Fi通信における暗号化方式の一つである。無論、無線通信システム1は、その他の暗号化設定方法や暗号化方式が用いられる場合にも適用可能である。
アクセスポイント100は、ブロードバンドルータ10を介してインターネット20と接続されている。
ステーション200は、アクセスポイント100の通信可能エリア101の外、且つ無線中継装置300の通信可能エリア301の中に配置されており、無線中継装置300を介してアクセスポイント100と通信を行う。
無線中継装置300は、アクセスポイント100の通信可能エリア101の中に配置されている。
図2は、無線通信システム1のWi−Fi通信に先立って行われる、本発明に係る登録設定の手順を説明する図である。
先ず、アクセスポイント100と無線中継装置300との間で登録設定を行う(図2(a))。登録設定完了後、必要に応じて無線中継装置300を移動させ、アクセスポイント100と無線中継装置300との間の通信が正常に行われるか否かを確認する(図2(b))。その後、無線中継装置300を介して、アクセスポイント100と、実際の使用位置に設けられているステーション200との間の登録設定を行う。登録設定完了後、無線中継装置300を介したアクセスポイント100とステーション200との間の通信が正常に行われるかを確認する(図2(c))。
以下、アクセスポイント100、ステーション200、及び無線中継装置300それぞれの構成と、登録設定に関する動作とについて説明する。
<1−1.構成>
図3は、アクセスポイント100の構成図である。なお、図3に示す構成は、無線通信に先立つ登録設定に関する構成を示すものであって、その他の構成(例えば、登録設定後の無線通信処理や、ブロードバンドルータとの間の通信処理など)については省略する。
アクセスポイント100は、ポート110、アンテナ120、登録指示受付部130、登録処理部140、信号生成部150、及び、信号解析部160を備える。
ポート110は、送信部111及び受信部112を備える。
なお、説明の都合上、アクセスポイント100はポート110を1つ備えるとするがこれに限定されず、当然、アクセスポイント100は複数のポート110を備える構成としてもよい。例えば、アクセスポイント100は複数のポート110を備え、2.4GHzと5GHzの待ち受けをそれぞれのポート110で行うようにしてもよい。
送信部111は、信号生成部150で生成された信号や、登録処理部140で行われる登録設定に関する信号の送信処理を行って、アンテナ120に出力する機能を有する。
受信部112は、アンテナ120から入力された信号の受信処理を行い、信号解析部160に出力する機能を有する。
登録指示受付部130は、無線中継装置300やステーション200との間の登録設定を受け付けるトリガーであるユーザ操作、例えば、PBC(Push Button Configuration)ボタン押下やPIN(Personal Identification Number)入力を受け付ける機能を有する。
なお、以下、アクセスポイント100、ステーション200、及び無線中継装置300が、登録設定先の他の機器との登録設定を受け付ける状態を登録設定モードと言う。
登録処理部140は、無線中継装置300やステーション200との間の登録設定に関する処理を行う機能を有する。
ここで、登録処理部140が行う登録設定に関する処理とは、WPSの暗号化設定のプロトコル処理等であり、WPSで規定された各種メッセージの送受信等を行う処理(以下、WPSシーケンスと言う。)、及び、WPAの暗号鍵を生成及び交換するプロトコル処理等であり、WPAで規定された各種メッセージの送受信等を行う処理(以下、WPAシーケンスと言う。)の内、アクセスポイント100側が行う処理である。
信号生成部150は、ビーコン(Beacon)やプローブレスポンス(Probe Response)などの信号を生成する機能を有する。なお、アクセスポイント100が登録設定モードである場合には、ビーコンに登録設定モードであることを示す情報を付加する。
信号解析部160は、ポート110から出力された受信信号を解析する機能を有する。
具体的には、信号解析部160は、受信信号であるプローブリクエストを解析し、無線中継装置300が登録設定モードであるか否かの判断を行う。また、登録設定モードでないと判断した場合には、そのプローブリクエストの破棄を行う。また、受信信号を解析して、登録設定に関する信号である場合にはその信号を登録処理部140に出力する処理などを行う。
図4は、ステーション200の構成図である。なお、図4に示す構成は、無線通信に先立つ登録設定に関する構成を示すものであって、その他の構成(例えば、登録設定後の無線通信処理など)については省略する。
ステーション200は、ポート210、アンテナ220、登録指示受付部230、登録処理部240、信号生成部250、及び、信号解析部260を備える。
ポート210は、送信部211及び受信部212を備える。
送信部211は、信号生成部250で生成された信号や、登録処理部240で行われる登録設定に関する信号の送信処理を行って、アンテナ220に出力する機能を有する。
受信部212は、アンテナ220から入力された信号の受信処理を行い、信号解析部260に出力する機能を有する。
登録指示受付部230は、アクセスポイント100との間の登録設定を受け付けるトリガーであるユーザ操作、例えば、PBCボタン押下やPIN入力を受け付ける機能を有する。
登録処理部240は、アクセスポイント100との間の登録設定に関する処理を行う機能を有する。
ここで、登録処理部240が行う登録設定に関する処理とは、WPSシーケンス及びWPAシーケンスの内、ステーション200側が行う処理である。
信号生成部250は、プローブリクエスト(Probe Request)などの信号を生成する機能を有する。なお、ステーション200が登録設定モードである場合には、プローブリクエストに登録設定モードであることを示す情報を含める。
信号解析部260は、ポート210から出力された受信信号を解析する機能を有する。
具体的には、信号解析部260は、受信信号を解析して、登録設定に関する信号である場合にはその信号を登録処理部240に出力する処理などを行う。
図5は、無線中継装置300の構成図である。
無線中継装置300は、ポート310、アンテナ320、自機器登録指示受付部330、自機器登録処理部340、ステーション登録中継指示受付部350、ステーション登録中継処理部360、中継処理部370、信号生成部380、及び、信号解析部390を備える。
ポート310は、送信部311及び受信部312を備える。
なお、説明の都合上、無線中継装置300はポート310を1つ備えるとするがこれに限定されず、当然、無線中継装置300は複数のポート310を備える構成としてもよい。例えば、無線中継装置300は複数のポート310を備え、アクセスポイント100との通信と、ステーション200との通信とを別個のポート310で行うようにしてもよい。
送信部311は、信号生成部380で生成された信号や、自機器登録処理部340で行われる登録設定に関する信号や、ステーション登録中継処理部360及び中継処理部370で行われる登録設定中継に関する信号の送信処理を行い、アンテナ320に出力する機能を有する。
受信部312は、アンテナ320から入力された信号の受信処理を行い、信号解析部390に出力する機能を有する。
自機器登録指示受付部330は、自機器とアクセスポイント100との間の登録設定を受け付けるトリガーであるユーザ操作、例えば、PBCボタン押下やPIN入力を受け付ける機能を有する。
自機器登録処理部340は、自機器とアクセスポイント100との間の登録設定に関する処理を行う機能を有する。
ここで、自機器登録処理部340が行う登録設定に関する処理とは、WPSシーケンス及びWPAシーケンスの内、無線中継装置300側が行う処理である。
ステーション登録中継指示受付部350は、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定を中継する処理を受け付けるトリガーであるユーザ操作、例えば、登録中継ボタンが押下を受け付ける機能を有する。
ステーション登録中継処理部360は、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定を中継する処理を行う機能を有する。具体的には、WPSシーケンスでアクセスポイント100とステーション200との間で送受信される信号を中継し、WPAシーケンスでアクセスポイント100とステーション200との間で送受信される信号を中継する。
中継処理部370は、アクセスポイント100とステーション200との登録設定完了後における、アクセスポイント100とステーション200との間の通信を中継する処理を行う機能を有する。
信号生成部380は、プローブリクエストなどの信号を生成する機能を有する。なお、無線中継装置300が登録設定モードである場合には、プローブリクエストに登録設定モードであることを示す情報を含める。
信号解析部390は、ポート310から出力された受信信号を解析する機能を有する。
具体的には、信号解析部390は、ビーコンを解析し、ビーコンの送信元であるアクセスポイント100が登録モードであるか否かの判断を行う。また、プローブリクエストを解析し、プローブリクエストの送信元であるステーション200が登録モードであるか否かの判断を行う。また、登録設定モードでないと判断した場合には、そのビーコンやプローブリクエストの破棄を行う。また、受信信号を解析して、自機器登録処理部340や、ステーション登録中継処理部360や、中継処理部370に振り分ける処理などを行う。
<1−2.全体動作>
先ず、無線通信システム1の登録設定に関する一連の動作を説明する。
図6は、アクセスポイント100と無線中継装置300との間の登録設定の動作を示すシーケンスチャートである。
無線中継装置300は、接続先であるアクセスポイント100を探索する探索信号として、プローブリクエストを送信する(S1)。
プローブリクエストには、WSC(Wi-Fi Simple Config)IE(Information Element)として、送信元自身が登録設定モードであるか否かを示す識別子Selected Registrarが含まれている。ステップS1では、無線中継装置300が登録設定モードでないため、プローブリクエストにはSelected Registrar = " FALSE "が含まれる。
ステップS1を受けて、アクセスポイント100は、プローブレスポンスを送信する(S2)。プローブレスポンスは、WSC IEとして、登録設定モードであるか否かを示す識別子Selected Registrarが含まれている。ステップS2では、アクセスポイント100が登録設定モードでないため、プローブレスポンスにはSelected Registrar = " FALSE "が含まれる。
一方、アクセスポイント100は、ビーコンを送信する(S3)。
ビーコンにもプローブレスポンスと同様に、WSC IEとして、登録設定モードであるか否かを示す識別子Selected Registrarが含まれている。ステップS3では、アクセスポイント100が登録設定モードでないため、ビーコンにはSelected Registrar = " FALSE "が含まれる。
ステップS3を受けて、無線中継装置300は、自身が登録設定モードでないため、ステップS3で受信したビーコンを破棄する(S4)。
ここで、アクセスポイント100において、登録設定を受け付けるトリガーであるユーザ操作、例えば、PBCボタン押下やPIN入力が行われたとする(S5)。ステップS5により、ステップS5の後の所定時間の間、アクセスポイント100は登録設定モードとなる。
ステップS5の後の登録設定モード状態において、アクセスポイント100が送信するビーコンには(S6)、WSC IEとして、送信元が登録設定モードであることを示すSelected Registrar = " TRUE "が含まれる。また、WSC IEとして、登録の設定手段を示す情報Selected Registrar Configuration Methodsが含まれる(なお、本明細書及び図面では、一例として、PBCボタン押下又はPIN入力が成されたことを示す情報が含まれるものとして説明し、(PBC/PIN)と表記する)。
ステップS6を受けて、無線中継装置300は、アクセスポイント100が登録設定モードであることを検出する(S7)。
ここで、無線中継装置300において、登録設定を受け付けるトリガーであるユーザ操作、例えば、PBCボタン押下やPIN入力が行われたとする(S8)。ステップS8により、ステップS8の後の所定時間の間、無線中継装置300は登録設定モードとなる。
ステップS8の後の登録設定モード状態において、無線中継装置300が送信するプローブリクエストには(S9)、WSC IEとして、送信元が登録設定モードであることを示すSelected Registrar = " TRUE "が含まれる。また、WSC IEとして、登録の設定手段を示す情報Selected Registrar Configuration Methodsが含まれる(なお、本明細書及び図面では、一例として、PBCボタン押下やPIN入力が成されたことを示す情報が含まれるものとして説明し、(PBC/PIN)と表記する)。また、WSC IEとして、自身の製造元等の機器情報(Device Information)が含まれる。
ステップS9を受けて、アクセスポイント100は、応答信号としてプローブレスポンス(Probe Response)を無線中継装置300に送信する(S10)。
ステップS10の後、アクセスポイント100と無線中継装置300との間では、WPSシーケンスの処理が行われ(S11)、続いて、WPAシーケンスの処理が行われる(S12)ことで、アクセスポイント100と無線中継装置300との間の登録設定処理が完了する。
図7は、無線中継装置300を介したアクセスポイント100とステーション200との間の登録設定の動作の一例を示すシーケンスチャートである。
無線中継装置300は、ステップS11及びステップS12の後、即ち、自身とアクセスポイント100との間の登録設定が完了した後、アクセスポイント100とステーション200との間の中継処理が可能となる。
先ず、無線中継装置300において、登録設定の中継処理を受け付けるトリガーであるユーザ操作、例えば、登録中継ボタンの押下が成されたとする(S13)。ステップS13により、ステップS13の後の所定時間の間、無線中継装置300は、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定を中継する登録中継モードとなる。
また、ステーション200は、接続先を探索する探索信号として、プローブリクエストを送信する(S14)。ステップS14では、ステーション200が登録設定モードでないため、プローブリクエストにはSelected Registrar = " FALSE "が含まれる。
ステップS14を受けて、無線中継装置300は、ステーション200が登録設定モードでないため、ステップS14で受信したプローブリクエストを破棄する(S15)。
一方、アクセスポイント100は、上記図6でも説明したようにビーコンを送信する(S3)。
ステップS3を受けて、無線中継装置300は、アクセスポイント100が登録設定モードでないため、ステップS3で受信したビーコンを破棄する(S16)。
ここで、上記図6の説明と同様に、アクセスポイント100において、登録設定を受け付けるトリガーであるユーザ操作が行われたとする(S5)。
ステップS5により、WSC IEとして、Selected Registrar = " TRUE "と、PBC/PINとを含むビーコンが送信される(S6)。
ステップS6を受けて、無線中継装置300は、アクセスポイント100が登録設定モードであることを検出する(S7)。
ここで、ステーション200において、登録設定を受け付けるトリガーであるユーザ操作、例えば、PBCボタン押下やPIN入力が行われたとする(S17)。ステップS17により、ステップS17の後の所定時間の間、ステーション200は登録設定モードとなる。
ステップS17の後の登録設定モード状態において、ステーション200が送信するプローブリクエストには、WSC IEとして、送信元が登録設定モードであることを示すSelected Registrar = " TRUE "が含まれる。また、WSC IEとして、登録の設定手段を示す情報Selected Registrar Configuration Methodsが含まれる(なお、本明細書及び図面では、一例として、PBCボタン押下やPIN入力が成されたことを示す情報が含まれるものとして説明し、(PBC/PIN)と表記する。)また、WSC IEとして、自身の製造元等の機器情報(Device Information)が含まれる(S18)。
ステップS18を受けて、無線中継装置300は、ステーション200が登録設定モードであることを検出する(S19)。
ステップS19の後、即ち、無線中継装置300において、アクセスポイント100及びステーション200のそれぞれの登録設定モード検出後、無線中継装置300は、ステップS6のビーコンをステーション200に転送し(S20)、ステップS18のプローブリクエストをアクセスポイント100に転送する(S21)。なお、ステップS20とS21の処理の順序は問わない。
ステップS21を受けて、アクセスポイント100は、応答信号としてプローブレスポンスを無線中継装置300に送信し(S22)、無線中継装置300は、ステップS22のプローブレスポンスをステーション200に転送する(S23)。
ステップS23の後、無線中継装置300は、WPSシーケンスでアクセスポイント100とステーション200との間で送受信される信号を中継し(S24)、続いて、WPAシーケンスでアクセスポイント100とステーション200との間で送受信される信号を中継する(S25)。以上の処理により、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定が完了し、以降無線中継装置300を介した無線通信が可能となる。
図8は、無線中継装置300を介したアクセスポイント100とステーション200との間の登録設定の動作の別の一例を示すシーケンスチャートである。
上記図7のシーケンスチャートでは、アクセスポイント100の登録設定モードが検出された後に、ステーション200の登録設定モードが検出された場合について説明した。これに対して、以下で説明する図8では、ステーション200の登録設定モードが検出された後に、アクセスポイント100の登録設定モードが検出された場合について説明する。
図8は、ステップS16までの動作の流れは図7と同様であり、ステップS16以降の動作の流れが一部図7と異なる。
ステップS16の後に、ステーション200において、登録設定を受け付けるトリガーであるユーザ操作が行われたとする(S17)。
ステップS17により、WSC IEとして、Selected Registrar = " TRUE "、PBC/PIN、Device Informationを含むプローブリクエストが送信される(S18)。
ステップS18を受けて、無線中継装置300は、ステーション200が登録設定モードであることを検出する(S19)。
そして、ステップS19の後に、アクセスポイント100において、登録設定を受け付けるトリガーであるユーザ操作が行われたとする(S5)。
ステップS5により、WSC IEとして、Selected Registrar = " TRUE "と、PBC/PINとを含むビーコンが送信される(S6)。
ステップS6を受けて、無線中継装置300は、アクセスポイント100が登録設定モードであることを検出する(S7)。
ステップS7の後、即ち、無線中継装置300において、アクセスポイント100及びステーション200のそれぞれの登録設定モード検出後、無線中継装置300は、ステップS6のビーコンをステーション200に転送し(S20)、ステップS18のプローブリクエストをアクセスポイント100に転送する(S21)。
以降(ステップS22〜S25)は図7と同様である。
以上の処理により、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定が完了し、以降無線中継装置300を介した無線通信が可能となる。
図7及び図8で説明したように、本実施の形態の無線中継装置300は、アクセスポイント100及びステーション200のそれぞれの登録設定モード検出後に、ビーコン及びプローブリクエストの転送と、WPSシーケンス及びWPAシーケンスにおいて、アクセスポイント100とステーション200との間で送受信される信号の中継とを行う。
<1−3.無線中継装置300の動作>
図9は、無線中継装置300における、自身とアクセスポイント100との間の登録設定の動作を示すフローチャートである。
先ず、自機器登録指示受付部330が、ユーザ操作による、自機器とアクセスポイント100との間の登録指示を受け付けると(S101:YES)、信号生成部380は、WSC IEとして、Selected Registrar = " TRUE "、PBC/PIN、及びDevice Informationを含むプローブリクエスト生成し、そのプローブリクエストは送信部311により送信される(S102)。
続いて、受信部312が、アクセスポイント100からのビーコンを受信すると(S103:YES)、信号解析部390は、ビーコンに含まれるSelected Registrarの識別子によりアクセスポイント100は登録設定モードであるか否かを判断する。ここで、アクセスポイント100が登録設定モードであると検出されれば(S104:NO)、ステップS103で受信されたビーコンは破棄され(S105)、ステップS103の処理に戻る。
一方、ステップS104において、信号解析部390が、アクセスポイント100が登録設定モードであると検出し(S104:YES)、且つ、受信部312が、アクセスポイント100からのプローブレスポンスを受信すると(S106:YES)、自機器登録処理部340は、ポート310を介して、アクセスポイント100との間でWPSシーケンスの処理(S107)及びWPAシーケンスの処理(S108)を行う。
以上の動作により、アクセスポイント100と無線中継装置300との間の登録設定が完了し、以降アクセスポイント100と無線中継装置300との間の無線通信が可能となる。
図10は、アクセスポイント100と無線中継装置300との間の登録設定後における、無線中継装置300による、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定を中継する動作を示すフローチャートである。
先ず、ステーション登録中継指示受付部350が、ユーザ操作による、ステーション200とアクセスポイント100との間の登録設定の中継指示を受け付けたとする(S201:YES)。
続いて、受信部312で受信されたアクセスポイント100のビーコンにおいて、信号解析部390は、ビーコンに含まれるSelected Registrarの識別子からアクセスポイント100は登録設定モードであるか否かを判断する(S202)。
そして、信号解析部390は、アクセスポイント100が登録設定モードであると検出したとする(S202:YES)。この場合、所定時間内に、受信部312がステーション200からのプローブリクエストを受信し、且つ、信号解析部390が、ステーション200が登録設定モードであると検出すれば(S203:YES)、ステーション登録中継処理部360は、ステップS202のビーコンをステーション200に転送する処理を行い(S204)、ステップS203のプローブリクエストをアクセスポイント100に転送する処理を行う(S205)。
なお、信号解析部390は、アクセスポイント100の登録設定モードの判断と同様に、受信部312で受信されたステーション200のプローブリクエストにおいて、プローブリクエストに含まれるSelected Registrarの識別子からステーション200は登録設定モードであるか否かを判断する。
一方、ステップS203において、所定時間内に、受信部312がステーション200からのプローブリクエストを受信しなかった場合や、プローブリクエストは受信したが、信号解析部390が、ステーション200が登録設定モードであると検出しなければ(S203:NO)、ステップS202のビーコンは破棄され(S204)、ステップS202に戻る。
また、ステップS202において、信号解析部390が、アクセスポイント100が登録設定モードであると検出せず(S202:NO)、ステーション200のプローブリクエストから、ステーション200が登録設定モードであると検出したとする(S207:YES)。この場合、所定時間内に、受信部312がアクセスポイント100からのビーコンを受信し、且つ、信号解析部390が、アクセスポイント100が登録設定モードであると検出すれば(S208:YES)、ステーション登録中継処理部360は、ステップS208のビーコンをステーション200に転送する処理を行い(S209)、ステップS207のプローブリクエストをアクセスポイント100に転送する処理を行う(S210)。
一方、ステップS208において、所定時間内に、受信部312がアクセスポイント100からのビーコンを受信しなかった場合や、ビーコンは受信したが、信号解析部390が、アクセスポイント100が登録設定モードであると検出しなかった場合は(S208:NO)、ステップS207のプローブリクエストは破棄され(S211)、ステップS202に戻る。
ステップS205の後、又は、ステップS210の後、受信部312でアクセスポイント100からのプローブレスポンスが受信されると(S212:YES)、ステーション登録中継処理部360は、その受信されたプローブレスポンスをステーション200に転送する処理を行う(S213)。
ステップS213の後、ステーション登録中継処理部360は、WPSシーケンスの処理及びWPAシーケンスの処理において、アクセスポイント100とステーション200との間で送受信される信号を中継する(S214、S215)。
以上の動作により、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定が完了し、以降、無線中継装置300の中継により、アクセスポイント100とステーション200との間の無線通信が可能となる。
本実施の形態によれば、無線通信に先立つアクセスポイント100とステーション200との間の登録設定を、無線中継装置300が中継して行うことが可能となる。そのため、従来のように、登録設定のためにステーション200をアクセスポイントに近づける必要がなく、ユーザは容易に登録設定を行うことが可能となる。
<1−4.変形例(その1)>
図7のシーケンスチャートに示した、無線中継装置300を介したアクセスポイント100とステーション200との間の登録設定の動作を、図11のシーケンスチャートに示すように変形してもよい。
図7では、アクセスポイント100の登録設定モード検出(S7)、及び、ステーション200の登録設定モード検出(S19)の後に、ビーコンの転送(S20)及びプローブリクエストの転送(S21)を行うとした。
これに対して、図11は、アクセスポイント100の登録設定モード検出(S7)の後、ステーション200の登録設定モード検出を待たずに、ステップS6のビーコンをステーション200に転送する(S20A)。そして、その転送されたビーコンは、ステーション200が登録設定モードでなければ、ステーション200で破棄される(S30)。
アクセスポイント100はビーコンを周期的に送信する。そのため、図11に示すように、無線中継装置300は、ステーション200の登録設定モード検出を待たずに当該ビーコンの転送を行い、ステーション200は自身が登録設定モードでなければ当該ビーコンを破棄するとしてもよい。
なお、図8は図7の動作の別の一例を示すシーケンスチャートであるため、図8の動作も上述した変形と同様に変形してもよい。
即ち、図8のシーケンスチャートに示した、無線中継装置300を介したアクセスポイント100とステーション200との間の登録設定の動作を、図12のシーケンスチャートに示すように変形してもよい。
図8では、ステーション200の登録設定モード検出(S19)、及び、アクセスポイント100の登録設定モード検出(S7)の後に、ビーコンの転送(S20)及びプローブリクエストの転送(S21)を行うとした。
これに対して、図12は、ステーション200の登録設定モード検出(S19)の後、アクセスポイント100の登録設定モード検出を待たずに、ステップS18のプローブリクエストをアクセスポイント100に転送する(S21A)。そして、アクセスポイント100は、プローブレスポンス(S31)を返す。ステップS31を受けて、無線中継装置300は、アクセスポイント100が登録設定モードでないため、ステップS31で受信したプローブレスポンスを破棄する(S32)。
ステーション200はプローブリクエストを周期的に送信する。そのため、図12に示すように、無線中継装置300は、アクセスポイント100の登録設定モード検出を待たずに当該プローブリクエストを転送してもよい。
なお、図12では、ステップS31のプローブレスポンスの時点で、アクセスポイント100が登録設定モードでないとしたが、これに限定されず、アクセスポイント100が登録設定モードである場合も想定される。その場合、先ず、図12と同様、無線中継装置300は、アクセスポイント100が送信するビーコン(S6)によるアクセスポイント100の登録設定モード検出(S7)前に、ステーション200が送信するプローブリクエストを転送する(S21A)。そして、ステップS21Aの後、無線中継装置300は、アクセスポイント100が登録設定モードであれば、アクセスポイント100が送信するプローブレスポンスによって、即ちプローブレスポンスに含まれるSelected Registrar = " TRUE "によって、アクセスポイント100の登録設定モードを検出してもよい。
このように、無線中継装置300は、アクセスポイント100が送信するプローブレスポンスに含まれるSelected Registrarの識別子から、アクセスポイント100は登録設定モードであるか否かを判断するとしてもよい。
<1−5.変形例(その2)>
上記実施の形態では、無線中継装置300は、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定の動作において、プローブリクエストの転送(図7、8、及び11ではS21、図12ではS21A)と、プローブレスポンスの転送(S22、S23)とを行うとしたが、これに限定されない。当該動作を例えば図13に示す動作としてもよい。
図13において、ステーション200は、プローブリクエストを送信せず、アクセスポイントのビーコンを受信して、所望のアクセスポイントに登録設定するステーション(パッシブスキャンのステーション)であるとする。無線中継装置300は、アクセスポイント100の登録設定モード検出(S7)の後、アクセスポイント100のビーコンを転送する(S20)。続いて、無線中継装置300は、ステーション200がステップS20のビーコンを受けて送信した、アクセスポイント100宛の認証要求(Authentication Request)を受信する(S26)。ここで、無線中継装置300は、ステーション200から受信した認証要求の宛先(DA:Destination Address)を参照して、ステーション200が登録設定モードであるか否かを判断する。ステップS26の認証要求の宛先はアクセスポイント100であるため("DA:AP 100")、無線中継装置300は、ステーション200の登録設定モードであることを検出する(S27)。続いて、無線中継装置300は、ステーション200が送信した認証要求をアクセスポイント100に転送し(S28)、その後、ステップS29のWPSシーケンスの処理に移行される。なお、ステップS29のWPSシーケンスの処理は、例えば図12に示したステップS24のWASシーケンスの処理から、ステーション200によるアクセスポイント100への認証要求を除いたものである。
補足すると、WPSシーケンス及びWPAシーケンスではともに、先ず、登録設定機器間での認証要求/応答、及び、アソシエーション(Association)要求/応答が行われる。つまり、本変形例のアクセスポイント100とステーション200との間の登録設定の動作では、無線中継装置300によってプローブリクエストは転送されずに、WPSシーケンスの認証要求/応答に移行されるとしてもよい。
<1−5.変形例(その3)>
上記実施の形態において、無線中継装置300は自機器登録指示受付部330を備え、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定中継のユーザ指示を受け付けて登録設定中継処理を行うとしたが、これに限定されない。無線中継装置300から自機器登録指示受付部330を除き、信号解析部390により、アクセスポイント100及びステーション200の登録設定モードを自動検出して、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定を中継する処理を行うとしてもよい。
≪第2の実施の形態≫
本実施の形態2では、アクセスポイントとステーションとの間の登録設定を無線中継装置が中継する際に、アクセスポイントと無線中継装置との間の通信信号に暗号化を施すことで、登録設定時のセキュリティー性の向上を図る。
以下、本発明の実施の形態2について、図面を参照しつつ説明する。上記実施の形態1と実質的に同じ処理を行う構成要素及び処理ステップには同じ符号を付しその説明を省略する。
<2−1.構成>
図14は、本実施の形態2のアクセスポイント400の構成図であり、図15は、本実施の形態2の無線中継装置500の構成図である。
本実施の形態2の無線通信システム(不図示)は、上記実施の形態1の無線通信システム1において、アクセスポイント100をアクセスポイント400に置き換え、無線中継装置300を無線中継装置500に置き換えたものである。
図14に示すアクセスポイント400は、上記実施の形態1のアクセスポイント100において、登録処理部140を登録処理部410に置き換えたものである。
登録処理部410は、登録処理部140と同様に、無線中継装置500との間の登録設定に関する処理として、WPSシーケンス及びWPAシーケンスの内のアクセスポイント400側が行う処理を行う。
また、登録処理部410は、無線中継装置500を介したステーション200との間の登録設定に関する処理としても、WPSシーケンス及びWPAシーケンスの内のアクセスポイント400側が行う処理を行う。但し、登録処理部410は暗号部411を備え、暗号部411は、ステーション200との間の登録設定に関する処理において、無線中継装置500とアクセスポイント400との間でやり取りするWPSシーケンス及びWPAシーケンスの各種メッセージに対して、暗号化(復号化)処理を施す機能を有する。具体的には、無線中継装置500へ送信する各種メッセージには暗号化処理を施し、無線中継装置500から受信した各種メッセージには復号化処理を施す。
図15に示す無線中継装置500は、上記実施の形態1の無線中継装置300において、ステーション登録中継処理部360をステーション登録中継処理部510に置き換えたものである。
ステーション登録中継処理部510は暗号部511を備え、アクセスポイント100とステーション200との間の登録設定を中継する処理を行う機能を有する。
暗号部511は、無線中継装置500とアクセスポイント400との間でやり取りするWPSシーケンス及びWPAシーケンスの各種メッセージに対して、暗号化(復号化)処理を施す機能を有する。具体的には、ステーション200から取得した各種メッセージに対して暗号化処理を施し、アクセスポイント400から取得した各種メッセージに対して復号化処理を施す。
なお、アクセスポイント400の登録処理部410が備える暗号部411と、無線中継装置500のステーション登録中継処理部510が備える暗号部511とにおいて、共通の暗号化(復号化)規則を予め共有しておくものとする。例えば、アクセスポイント400と無線中継装置500との間の登録設定完了後に当該規則を共有する処理を行ってもよいし、両者間の登録設定処理に当該規則を共有する処理を組み込んでもよい。
<2−2.動作>
本実施の形態2の無線通信システムの登録設定に関する一連の動作について説明する。
本実施の形態2において、アクセスポイント400と無線中継装置500との間の登録設定の動作は、上記実施の形態1におけるアクセスポイント100と無線中継装置300との間の登録設定の動作(図6)と同様である。
但し、本実施の形態2において、無線中継装置500を介したアクセスポイント400とステーション200との間の登録設定の動作の一部が、上記実施の形態1における無線中継装置300を介したアクセスポイント100とステーション200との間の登録設定の動作(図8又は図9)と異なる。
図16は、本実施の形態2において、無線中継装置500を介したアクセスポイント400とステーション200との間の登録設定の動作を示すシーケンスチャートである。ステップS23までの動作は、上記実施の形態1の図8又は図9に示す動作と同様である。
図16に示すように、ステップS23の後、無線中継装置500は、WPSシーケンスの処理においてアクセスポイント400とステーション200との間で送受信される信号を中継し(S24A、S24B)、続いて、WPAシーケンスの処理においてアクセスポイント400とステーション200との間で送受信される信号を中継する(S24A、S25B)。
具体的には、アクセスポイント400は、アクセスポイント400から無線中継装置500へ送信する各種メッセージに暗号化処理を施して送信し、無線中継装置500は、ステーション200へ各種メッセージを送信するために、アクセスポイント400で暗号化処理が施された各種メッセージに復号化処理を施す(S24A、S25A)。そして、復号化処理を施した各種メッセージをステーション200に送信する(S24B、S25B)。また、無線中継装置500は、ステーション200から各種メッセージを受信する(S24B、S25B)。そして、受信した各種メッセージに暗号化処理を施してアクセスポイント400へ送信し、アクセスポイント400は、無線中継装置500で暗号化処理が施された各種メッセージに復号化処理を施す(S24A、S25A)。
本実施の形態2によれば、アクセスポイント400とステーション200との間の登録設定を無線中継装置500が中継する際に、セキュリティー性の向上が可能となる。
≪第3の実施の形態≫
本実施の形態3では、無線中継装置がアクセスポイントに代わって、アクセスポイントとステーションとの間の登録設定を行う。
以下、本発明の実施の形態3について、図面を参照しつつ説明する。上記各実施の形態と実質的に同じ処理を行う構成要素及び処理ステップには同じ符号を付しその説明を省略する。
<3−1.構成>
図17は、本実施の形態3のアクセスポイント600の構成図であり、図18は、本実施の形態3の無線中継装置700の構成図である。
本実施の形態3の無線通信システム(不図示)は、上記実施の形態1の無線通信システム1において、アクセスポイント100をアクセスポイント600に置き換え、無線中継装置300を無線中継装置700に置き換えたものである。
図17に示すアクセスポイント600は、上記実施の形態1のアクセスポイント100において、登録処理部140を登録処理部610に置き換え、更にステーション登録情報取得部620を追加したものである。
登録処理部610は、登録処理部140と同様に、無線中継装置700との間の登録設定に関する処理として、WPSシーケンス及びWPAシーケンスの内のアクセスポイント600側が行う処理を行う。
また、登録処理部610は、無線中継装置700に対して、自身に代わってステーション200との間の登録設定に関する処理(登録設定の代理処理)を行わせる。具体的には、無線中継装置700に対して、その代理処理の指示と、代理処理に用いる情報の提供を行う。
ステーション登録情報取得部620は、無線中継装置700から、ステーション200との間の登録設定に関する情報を取得する機能を有する。
図18に示す無線中継装置700は、上記実施の形態1の無線中継装置300において、ステーション登録中継処理部360をステーション登録処理部710に置き換えたものである。
ステーション登録処理部710は、アクセスポイント600に代わって、アクセスポイント600とステーション200との間の登録設定の代理処理を行う機能と有する。具体的には、アクセスポイント600から、代理処理に用いる情報を取得し、代理処理として、WPSシーケンス及びWPAシーケンスの内のアクセスポイント600側が行うはずの処理をアクセスポイント600に代わって行う。そして、代理処理完了後、ステーション200の登録設定に関する情報をアクセスポイント600に提供する。
<3−2.動作>
本実施の形態3の無線通信システムの登録設定に関する一連の動作について説明する。
本実施の形態3において、アクセスポイント600と無線中継装置700との間の登録設定の動作は、上記実施の形態1におけるアクセスポイント100と無線中継装置300との間の登録設定の動作(図6)と同様である。
但し、本実施の形態3において、無線中継装置700を介したアクセスポイント600とステーション200との間の登録設定の動作の一部が、上記実施の形態1における無線中継装置300を介したアクセスポイント100とステーション200との間の登録設定の動作(図8又は図9)と異なる。
図19は、本実施の形態3において、無線中継装置700を介したアクセスポイント600とステーション200との間の登録設定の動作を示すシーケンスチャートである。ステップS20までの動作は、上記実施の形態1の図8又は図9に示す動作と同様である。
図19に示すように、ステップS20の後、無線中継装置700は、アクセスポイント600に対してステーション200の登録設定モード検出を通知する(S51)。
ステップS51を受けて、アクセスポイント600は無線中継装置700に対して、ステーション200との間の登録設定の代理処理の指示を行い、その代理処理に用いる情報を提供する(S52)。
ステップS52を受けて、無線中継装置700は、ステーション200との間でWPSシーケンスの処理を行い(S53)、続いて、WPAシーケンスの処理を行う(S54)。
ステップS54の後、無線中継装置700はアクセスポイント600に対して、ステーション200の登録設定に関する情報を提供する(S55)。
以上の動作により、アクセスポイント600とステーション200との間の登録設定が完了し、以降無線中継装置700を介した無線通信が可能となる。
本実施の形態3によれば、アクセスポイント600に代わって、無線中継装置500がアクセスポイント600とステーション200との間の登録設定を行うことにより、無線中継装置500による信号中継処理が少なくなり、当該登録設定の高速化が期待できる。
≪4.補足(その1)≫
本発明は上記の実施の形態及び変形例で説明した内容に限定されず、例えば、以下であってもよい。
(1)上記各実施の形態及び変形例はWi−Fiに限定されず、様々な無線通信に対して適用可能である。
(2)上記各実施の形態及び変形例の接続設定手段はWPSに限定されず、様々な接続設定のプロトコルが用いられてもよい。
(3)上記各実施の形態及び変形例の暗号方式はWPAに限定されず、様々な暗号方式は用いられてもよい。例えば、WEP(Wired Equivalent Privacy)やWPA2が用いられてもよい。
(4)上記各実施の形態及び変形例などで示した各装置の各構成要素は、集積回路であるLSI(Large Scale Integration)で実現してもよい。このとき、各構成要素は、個別に1チップ化されてもよいし、一部もしくは全てを含むように1チップ化されてもよい。また、ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。FPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセサを利用してもよい。さらに、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。
(5)上記各実施の形態及び変形例などで示した各装置の動作の手順の少なくとも一部をプログラムに記載し、例えばCPU(Central Processing Unit)がメモリに記憶された当該プログラムを読み出して実行するようにしてもよいし、上記プログラムを記録媒体に保存して頒布等するようにしてもよい。
(6)上記各実施の形態、変形例及び補足などにおいて説明した内容を適宜組み合わせてもよい。
≪5.補足(その2)≫
上記各実施の形態、変形例及び補足(その1)に係る無線中継装置、無線中継方法、プログラムについてまとめる。
(1)第1の無線中継装置は、通信端末である親局及び子局のそれぞれと無線通信ネットワークを介して信号の送受信を行う無線通信部と、無線通信ネットワークにおいて前記親局と前記子局との間で無線通信を行うための登録設定に関する情報を中継する登録中継処理を行うプロセッサとを備え、前記プロセッサは、前記無線通信部が、前記親局が前記子局からの登録設定を受け付け可能な状態であることを示す第1信号を前記親局から受信した場合、前記親局が登録設定モードであることを検出し、前記無線通信部が、前記子局が前記親局に対して前記登録設定を要求していることを示す第2信号を前記子局から受信した場合、前記子局が登録設定モードであることを検出し、前記親局及び前記子局の両方が前記登録設定モードであること検出した場合に、前記無線通信部を介して、前記第1信号を前記子局に送信し、前記第2信号を前記親局に送信する、ことを特徴とする。
第1の無線中継装置によれば、親局と子局との間の無線通信に先立つ登録設定を容易に行うことが可能となる。
(2)第2の無線中継装置は、第1の無線中継装置において、前記プロセッサは、前記親局の登録設定モードを検出した後、所定時間内に前記子局の登録設定モードを検出したとき、前記登録中継処理を行う、としてもよい。
第2の無線中継装置によれば、親局の登録設定モードの検出と、子局の登録設定モードの検出とに、時間間隔あってもそれが許容範囲内であれば、登録中継処理を行うことが可能となる。
(3)第3の無線中継装置は、第1の無線中継装置において、前記プロセッサは、前記子局の登録設定モードを検出した後、所定時間内に前記親局の登録設定モードを検出したときに、前記登録中継処理を行う、としてもよい。
第3の無線中継装置によれば、親局の登録設定モードの検出と、子局の登録設定モードの検出とに、時間間隔あってもそれが許容範囲内であれば、登録中継処理を行うことが可能となる。
(4)第4の無線中継装置は、第1の無線中継装置において、更に、前記登録中継処理開始のユーザ指示を受け付けるユーザ指示受付部を備え、前記プロセッサは、前記登録中継処理を、前記ユーザ指示受付部において前記ユーザ指示が受け付けられ、且つ、前記親局及び前記子局の登録設定モードを検出した場合に行う、としてもよい。
第4の無線中継装置によれば、登録中継処理開始のユーザ指示を受け付けた後に、登録中継処理が可能となる。ユーザの意図しない登録中継処理が行われることを避けることが可能となる。
(5)第5の無線中継装置は、第1の無線中継装置において、前記無線通信はIEEE802.11無線LAN標準規格である、としてもよい。
(6)第6の無線中継装置は、第5の無線中継装置において、前記登録設定に、Wi-Fi (Wireless Fidelity)アライアンス規定のWPS (Wi-Fi Protected Setup)を用いる、としてもよい。
(7)無線中継方法は、無線通信端末である親局と子局との間の無線通信を中継する無線中継装置が行う無線中継方法であって、前記親局及び前記子局のそれぞれと無線通信ネットワークを介して信号の送受信を行い、無線通信ネットワークにおいて前記親局と前記子局との間で無線通信を行うための登録設定に関する情報を中継する登録中継処理を行い、前記登録中継処理において、前記親局が前記子局からの登録設定を受け付け可能な状態であることを示す第1信号が前記親局から受信された場合、前記親局が登録設定モードであることを検出し、前記子局が前記親局に対して前記登録設定を要求していることを示す第2信号が前記子局から受信された場合、前記子局が登録設定モードであることを検出し、前記親局及び前記子局の両方が前記登録設定モードであること検出した場合に、前記第1信号を前記子局に送信させ、前記第2信号を前記親局に送信させる、ことを特徴とする。
(8)プログラムは、無線通信端末である親局と子局との間の無線通信を中継する無線中継装置によって行われるプログラムであって、前記親局及び前記子局のそれぞれと無線通信ネットワークを介して信号の送受信を行い、無線通信ネットワークにおいて前記親局と前記子局との間で無線通信を行うための登録設定に関する情報を中継する登録中継処理を行い、前記登録中継処理において、前記親局が前記子局からの登録設定を受け付け可能な状態であることを示す第1信号が前記親局から受信された場合、前記親局が登録設定モードであることを検出し、前記子局が前記親局に対して前記登録設定を要求していることを示す第2信号が前記子局から受信された場合、前記子局が登録設定モードであることを検出し、前記親局及び前記子局の両方が前記登録設定モードであること検出した場合に、前記第1信号を前記子局に送信させ、前記第2信号を前記親局に送信させる、ことを特徴とする。
無線中継方法及びプログラムのそれぞれによれば、親局と子局との間の無線通信に先立つ登録設定を容易に行うことが可能となる。
本発明は、無線通信システムにおいて無線中継装置を設ける場合の無線通信に先立つ登録設定に利用可能である。また、無線通信を実施する様々な施設やエリアにおいて利用可能である。
1 無線通信システム
10 ブロードバンドルータ
11 アクセスポイント
12 ステーション
13 無線中継装置
20 インターネット
100、400、600 アクセスポイント
110、210、310 ポート
111、211、311 送信部
112、212、312 受信部
120、220、320 アンテナ
130、230 登録指示受付部
140、240、410、610 登録処理部
150、250、380 信号生成部
160、260、390 信号解析部
200 ステーション
300、500、700 無線中継装置
330 自機器登録指示受付部
340 自機器登録処理部
350 ステーション登録中継指示受付部
360、510 ステーション登録中継処理部
370 中継処理部
411、511 暗号部
620 ステーション登録情報取得部
710 ステーション登録処理部

Claims (8)

  1. 通信端末である親局及び子局のそれぞれと無線通信ネットワークを介して信号の送受信を行う無線通信部と、
    無線通信ネットワークにおいて前記親局と前記子局との間で無線通信を行うための登録設定に関する情報を中継する登録中継処理を行うプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    前記無線通信部が、前記親局が前記子局からの登録設定を受け付け可能な状態であることを示す第1信号を前記親局から受信した場合、前記親局が登録設定モードであることを検出し、
    前記無線通信部が、前記子局が前記親局に対して前記登録設定を要求していることを示す第2信号を前記子局から受信した場合、前記子局が登録設定モードであることを検出し、
    前記親局及び前記子局の両方が前記登録設定モードであること検出した場合に、前記無線通信部を介して、前記第1信号を前記子局に送信し、前記第2信号を前記親局に送信する、
    無線中継装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記親局の登録設定モードを検出した後、所定時間内に前記子局の登録設定モードを検出したとき、前記登録中継処理を行う、
    請求項1記載の無線中継装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記子局の登録設定モードを検出した後、所定時間内に前記親局の登録設定モードを検出したときに、前記登録中継処理を行う、
    請求項1記載の無線中継装置。
  4. 更に、
    前記登録中継処理開始のユーザ指示を受け付けるユーザ指示受付部を備え、
    前記プロセッサは、
    前記登録中継処理を、前記ユーザ指示受付部において前記ユーザ指示が受け付けられ、且つ、前記親局及び前記子局の登録設定モードを検出した場合に行う、
    請求項1記載の無線中継装置。
  5. 前記無線通信はIEEE802.11無線LAN標準規格である、
    請求項1記載の無線中継装置。
  6. 前記登録設定に、Wi-Fi (Wireless Fidelity)アライアンス規定のWPS (Wi-Fi Protected Setup)を用いる、
    請求項5記載の無線中継装置。
  7. 無線通信端末である親局と子局との間の無線通信を中継する無線中継装置が行う無線中継方法であって、
    前記親局及び前記子局のそれぞれと無線通信ネットワークを介して信号の送受信を行い、
    無線通信ネットワークにおいて前記親局と前記子局との間で無線通信を行うための登録設定に関する情報を中継する登録中継処理を行い、
    前記登録中継処理において、
    前記親局が前記子局からの登録設定を受け付け可能な状態であることを示す第1信号が前記親局から受信された場合、前記親局が登録設定モードであることを検出し、
    前記子局が前記親局に対して前記登録設定を要求していることを示す第2信号が前記子局から受信された場合、前記子局が登録設定モードであることを検出し、
    前記親局及び前記子局の両方が前記登録設定モードであること検出した場合に、前記第1信号を前記子局に送信させ、前記第2信号を前記親局に送信させる、
    無線中継方法。
  8. 無線通信端末である親局と子局との間の無線通信を中継する無線中継装置によって行われるプログラムであって、
    前記親局及び前記子局のそれぞれと無線通信ネットワークを介して信号の送受信を行い、
    無線通信ネットワークにおいて前記親局と前記子局との間で無線通信を行うための登録設定に関する情報を中継する登録中継処理を行い、
    前記登録中継処理において、
    前記親局が前記子局からの登録設定を受け付け可能な状態であることを示す第1信号が前記親局から受信された場合、前記親局が登録設定モードであることを検出し、
    前記子局が前記親局に対して前記登録設定を要求していることを示す第2信号が前記子局から受信された場合、前記子局が登録設定モードであることを検出し、
    前記親局及び前記子局の両方が前記登録設定モードであること検出した場合に、前記第1信号を前記子局に送信させ、前記第2信号を前記親局に送信させる、
    プログラム。
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