JP2006135874A - 無線携帯端末の通信制御情報設定システム - Google Patents

無線携帯端末の通信制御情報設定システム Download PDF

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Abstract

【課題】 無線携帯端末に必要となる通信前の通信制御情報の設定を、いつでも、どこでも、安全に、かつ簡単に行えるようにすること。
【解決手段】 通信設定手段120は、WLAN端末100を載置して支持させるだけで通信と充電とが行えるいわゆるクレードル(cradle)として機能する要素を含み、載置されたWLAN端末100に給電する機能と、WLAN端末100への給電開始をトリガとして、当該WLAN端末100についての認証を必要に応じて認証サーバ110を利用しつつ行う機能と、認証を成功した場合にWLAN端末100が通信制御を行うのに必要な各種の通信制御情報を自動的にWLAN端末100に転送する機能とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線携帯端末の通信制御情報を事前に設定する無線携帯端末の通信制御情報設定システムに関する。
図13は、無線LANシステムの一般的な構成例を示すシステム図である。図13において、無線LANシステムのネットワーク1301には、多数のアクセスポイント1302が設けられている。この多数のアクセスポイント1302に無線接続する無線LAN端末には、充電台1303に載置して充電を必要とする無線LAN携帯端末1304や無線LANカード搭載のパソコン1305などがある。また、ネットワーク1301上には、認証サーバ1306が配置されている。
なお、特許文献1では、クレードルとして機能する充電器を経由して情報を送受信する技術が開示されている。
ところで、無線LANシステムでの接続処理や通信処理などは、IEEE802.11にて標準化されているが、無線LAN端末が当該無線LANシステムのネットワーク1301にアクセスしてデータ通信等を行うためには、無線LAN端末では、無線通信を行う前に、アクセスポイントとの通信制御に必要な通信制御情報を自端末に設定して置く必要がある。
この通信制御情報には、アクセスポイントのグループ識別子ESSID、無線通信チャネル、伝送レート、アクセスポイントとの間で暗号通信するための暗号鍵(例えば、WEPキーなど)などが含まれている。
従来では、無線LAN端末のユーザは、上記した通信制御情報を手動で入力していた。ところが、この通信制御情報は、無線LAN端末の機種、使用場所、時期などによってセキュリティ上変更することが多いので、その設定操作は、煩わしいものになっている。したがって、設定するにあたって誤入力が不可避であることを想定すると、設定方法の簡略化が必要となる。
また、特に暗号化に関しては、無線LAN端末に通信データを暗号化するセキュリティ機能が備わっているにも関わらず、実際の運用では暗号化しないので、製品出荷時には、暗号機能が無効になっていることが多い。そのため、ユーザは、購入してから暗号方式や暗号鍵を設定する必要がある。しかも、セキュリティを高めるために暗号化方式が複数実装されている機器が増えているので、そのような機器を購入したユーザは、その複数ある暗号化方式の中から最適な暗号方式を選択し、暗号鍵を設定する必要がある。ユーザにとってこれらの暗号化方式やそれに関わる設定は非常に煩わしいものである。
この問題を解決するため、例えば、非特許文献1では、専用にボタンを押すだけで、暗号通信に必要な鍵を登録するなど、無線LANシステムのセキュリティ設定を自動化する技術が提案されている。この技術は、A.O.S.S(AirStation One-Touch Secure System)と称されている。図14は、非特許文献1に示されるA.O.S.Sによる自動設定を説明するシーケンス図である、以下、図14を参照してその概要を説明する。なお、図14では、無線LAN携帯端末は、WLAN端末と記している。また、無線LANと有線LANのブリッジ機能を持つアクセスポイントは、APと略記している場合が多い。
図14において、このA.O.S.S技術では、アクセスポイント(AP)やWLAN端末には、A.O.S.S用の専用ボタンが取り付けられている。ユーザがアクセスポイント(AP)のA.O.S.S用ボタンを押下すると(手順T1401)、アクセスポイント(AP)は、電波出力を下げた微弱電波を出力し続け、A.O.S.Sで設定するWLAN端末からの設定要求信号を待ち受ける状態となる(手順T1402)。
一方、WLAN端末では、ユーザがA.O.S.S用ボタンを押下すると(手順T1403)、近くに居るA.O.S.S待ち受け状態のアクセスポイント(AP)を検索する(手順T1404)。A.O.S.S待ち受け状態のアクセスポイント(AP)は、検索しているWLAN端末を検出すると、その旨をその検索しているWLAN端末に通知する(手順T1405)。
検出通知を受けたWLAN端末は、自WLAN端末が対応している暗号方式の種類などの情報をアクセスポイント(AP)に送る(手順T1406)。これを受信したアクセスポイント(AP)は、双方が使用できる最適な暗号方式を選択し(手順T1407)、暗号鍵などの情報とともに、WLAN端末に通知する(手順T1408)。これを受けてWLAN端末では、通信設定の更新を行う(手順T1409)。その後は、アクセスポイント(AP)やWLAN端末では、これらの情報を元に自身の設定を自動的に変更する。
このA.O.S.S技術では、暗号鍵を始めとする各種の情報をアクセスポイントとWLAN端末間の無線通信を用いて交換するが、A.O.S.Sボタンの押下によって開始したA.O.S.S動作中ではアクセスポイントは電波出力を下げ、一定時間経過すると自動的にA.O.S.Sモードから通常状態に戻るようになっている。したがって、悪意のあるユーザが暗号鍵を盗み見し、不正利用を企てるとしても、短い期間に電波が届く範囲でA.O.S.Sモードに対応する必要があるので、限られた条件でしかアクセスポイントの乗っ取りなどはできないことになる。
特開2003−131757号公報 日経NETWORK 2004年1月号『ワンタッチでカンタン自動設定!無線LAN&セキュリティ設定に「A.O.S.S」!』
しかしながら、A.O.S.S技術では、A.O.S.Sを実行するために、アクセスポイント及び無線LAN端末の双方にA.O.S.S専用ボタンを設ける必要がある。ユーザは、両装置の専用ボタンを操作しなければならない。
また、アクセスポイントは、A.O.S.S動作中には電波出力を下げるが、このアクセスポイントは、オフィス内など複数の正規ユーザで共用しているので、データ転送との並行作業ができず、また電波干渉の問題が発生する可能性がある。
加えて、A.O.S.S機能を実装した装置のボタンを押せば、任意の端末がどこででも設定情報を受信でき、無線LAN通信ができてしまうので、セキュリティの面で問題である。そのため、例えば、社内で使用する場合に、ユーザが正規社員の場合は、通信データをネットワーク上に流すことが許されるが、社外や悪意のあるユーザの場合は、通信できないようにする措置が必要である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、無線携帯端末に必要となる通信前の通信制御情報の設定を、いつでも、どこでも、安全に、かつ簡単に行える無線携帯端末の通信制御情報設定システムを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため本発明に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムは、無線携帯端末を載置して支持させるだけで通信と充電とが行えるようにする機能と、載置された無線携帯端末に給電する機能と、無線携帯端末への給電開始をトリガとして、当該無線携帯端末について認証を行う機能と、認証を成功した場合に当該無線携帯端末が通信制御を行うのに必要な各種の通信制御情報を自動的に前記無線携帯端末に転送する機能とを備えている通信設定手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、無線携帯端末に必要となる通信前の通信制御情報の設定を、いつでも、どこでも、安全に、かつ簡単に行えるようになる。
本発明に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムは、上記の発明において、前記通信設定手段は、設定した前記通信制御情報を一定時間経過後に削除する機能を具備する構成を採る。
この構成によれば、ユーザは、定期的な更新をしないと、使用継続ができないようになる。
本発明に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムは、上記の発明において、前記無線携帯端末は、充電ポートと通信ポートとを兼ねる第1の接合部を具備し、前記通信設定手段は、通信ネットワーク上に配置され前記通信ネットワークにアクセスする無線携帯端末に設定すべき通信制御情報を保持する第1の機器と、前記第1の機器に有線接続され、載置された無線携帯端末の前記第1の接合部と接触接合する第2の接合部と、前記第2の接合部を介して前記無線携帯端末に充電する機能及び前記無線携帯端末と通信する機能とを有する第2の機器とを具備する構成を採る。
この構成によれば、無線携帯端末を第2の機器に載置して接合部同士を接触接合させるだけで、通信制御情報の自動的な設定を受けることができる。
本発明に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムは、上記の発明において、前記第2の機器は、載置された無線携帯端末への充電機能の他に前記無線携帯端末と前記第1の機器との間の通信を中継する機能が付加された充電器であるという構成を採る。
この構成によれば、身近に存する機器の有効活用が図れる。
本発明に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムは、上記の発明において、前記第2の機器は、載置された無線携帯端末の充電開始を前記第2の接合部を介して検出する機能と、検出した前記充電開始に応答して前記無線携帯端末の識別情報を前記第2の接合部を介して取得する機能と、取得した前記無線携帯端末の識別情報を前記第1の機器に転送する機能と、前記第1の機器から送られてくる通信制御情報を前記第2の接合部を介して前記無線携帯端末に転送して設定する機能とを具備する構成を採る。
この構成によれば、ユーザの手を煩わさずに、簡単かつ高いセキュリティを確保して通信制御情報の設定が可能となる。
本発明に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムは、上記の発明において、前記第2の機器は、アクセスポイント、または、アクセスポイントから無線通信機能を省いた設定ポートであるという構成を採る。
この構成によれば、既存の機器の有効活用が図れる。
本発明に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムは、上記の発明において、前記第1の機器は、認証機能を備えたスイッチであり、認証できたとき通信制御情報を前記第2の機器に転送するという構成を採る。
この構成によれば、アクセスポイントに任意の無線携帯端末がアクセスすることができるようになる。
本発明に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムは、上記の発明において、前記アクセスポイントは、認証機能を備え、認証できた場合に新たな識別子や暗号鍵を設定する機能を具備する構成を採る。
この構成によれば、当該アクセスポイントを異なるグループとして通信できるようになる。
本発明に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムは、上記の発明において、前記無線携帯端末は、充電ポートと通信ポートとを兼ねる第1の接合部を具備し、前記通信設定手段は、通信ネットワーク上に配置されるスイッチであって、前記通信ネットワークにアクセスする無線携帯端末に設定すべき通信制御情報を保持するとともに、載置された無線携帯端末の前記第1の接合部と接触接合する第2の接合部と、前記第2の接合部を介して前記無線携帯端末に充電する機能及び前記無線携帯端末と通信する機能とを有するアクセスポイントを収容し、前記無線携帯端末への通信制御情報の設定が終了した後は、前記アクセスポイントを介さずにアドホックモードによる通信を可能にするスイッチであるという構成を採る。
この構成によれば、インフラストラクチャモードでの通信カバーエリアを拡大することができる。
本発明によれば、無線携帯端末に必要となる通信前の通信制御情報の設定を、いつでも、どこでも、安全に、かつ簡単に行えるようになる。
本発明の骨子は、無線LAN携帯端末が一般の携帯電話器と同様に充電が必要となる点に着目し、無線LAN携帯端末の充電開始をトリガとして、通信に使用したいネットワークで認証された場合にのみ各種の通信制御情報の自動設定を実行し、データ通信が可能となる仕組みを構築することである。この仕組みにより、ユーザは、充電操作という、いつでも、どこででも極めて簡単かつ確実に実行できる操作を行うのみで通信制御情報の設定が行える。また、認証されないユーザは通信できないことになるので、セキュリティの高さを確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムの構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態1及び以降に示す各実施の形態では、無線携帯端末の一例として、無線LANシステムにて用いる無線LAN携帯端末を取り上げている。そして、その無線LAN携帯端末を、WLAN端末を称している。
図1では、本発明による無線携帯端末の通信制御情報設定システムの基本構成が示されている。図1において、本発明による無線携帯端末の通信制御情報設定システムでは、WLAN端末100と図示しないネットワーク上に配置される認証サーバ110との間に通信設定手段120を介在させている。通信設定手段120は、WLAN端末100がアクセスするネットワークでの機器で構成され(図3、図4、図7参照)、それらの機器によって次のような機能を備えている。
即ち、通信設定手段120は、(1)WLAN端末100を載置して支持させるだけで通信と充電とが行えるいわゆるクレードル(cradle)として機能する要素を含み、載置されたWLAN端末100に給電する機能と、(2)WLAN端末100への給電開始をトリガとして、当該WLAN端末100について認証を必要に応じて認証サーバ110を利用しつつ行う機能と、(3)認証を成功した場合にWLAN端末100が通信制御を行うのに必要な各種の通信制御情報を自動的にWLAN端末100に転送する機能と、(4)WLAN端末100への通信制御情報の設定が終了した後、予め定めた一定時間が経過すると当該通信制御情報を削除する機能とを有している。
要するに、図1に示す無線携帯端末の通信制御情報設定システムでは、WLAN端末100は、無線通信を行う前に通信設定手段120の設置支持台(クレードル)に載置して充電が開始されると、通信設定手段120にて、予め定めたユーザIDとパスワード(例えば個人情報管理カードなど)を使用して認証(IEEE802.1xなどを始めとする認証方法)し、成功した場合にESSIDや暗号鍵など、通信制御に必要な通信制御情報が自動的にWLAN端末100に転送する。そして、通信制御情報を設定した後は、一定時間が経過するとその設定した通信制御情報は削除するようになっている。
図2は、図1に示す無線LAN携帯端末(WLAN端末)の構成を示すブロック図である。WLAN端末100は、図2に示すように、通信処理の他に、認証処理を実施するCPU201と、通信設定手段120におけるクレードルとなる機器との接合部202とを備えている。
CPU201には、内部バスを介して、ユーザ情報蓄積部203、操作ボタンを備える入力部204、液晶画面を備える表示部205、IEEE802.11に準拠した無線通信処理を実施するIEEE802.11処理部206、通信制御情報を格納するメモリ207、データ転送処理部208などが接続されている。IEEE802.11処理部206の入出力端には、無線部209が接続されている。
また、CPU201には、電源制御部210が接続されている。電源制御部210は、接合部202に接続される機器から受電する充電池211の充電開始を検出してCPU201に通知するようになっている。さらに、CPU201には、接続通知部212が接続されている。接続通知部212は、CPU201が上記の充電開始通知を受けて発行する接続通知を接合部202に接続される機器に与える。また、データ転送処理部208は、CPU201の制御下に接合部202に接続される機器との間でデータ転送処理を行うようになっている。
即ち、WLAN端末100では、通信設定手段120の設置支持台(クレードル)に載置した状態で、通信制御情報の設定を行うことができ、またその後の通信処理を行うことができる。なお、WLAN端末100では、認証を拒否された場合は、その旨の通知を受けるので、その拒否された旨を表示部205に表示し、ユーザに報知するようになっている。
通信制御情報としては、ここでは、現在の標準であるIEEE802.11にて示されている情報、主にビーコンフレームに多重されている情報を想定している。具体的には、アクセスポイントのMACアドレス、ESSID、フレーム制御情報、タイムスタンプ、ビーコン間隔、ケーパビリティ情報、リッスン間隔、サポートレート、トラフィック通知マップ、アソシエーションID、認証方法、無線通信チャネル、暗号方式、暗号鍵などが代表的な情報である。特に、ESSID、無線通信チャネル、暗号鍵などはユーザが設定することもある情報であり、アクセスポイントの情報を事前に調べるなど煩わしい要素である。それらを本実施の形態では、自動的に設定できるようにしている。
このように、実施の形態1によれば、WLAN端末は、無線通信を行う前に、単に充電操作という、いつでも、どこでも、簡単に行える操作だけで、通信制御情報を確実に自動設定することができる。この設定では、WLAN端末の接合部から直接的に入力され、電波による低セキュリティな設定ではないので、セキュリティの高さを確保することができる。
また、最近のアクセスポイントでは、セキュリティ面の問題から、ESSIDをビーコンフレームに多重せずに送信するため、ユーザが受信ビーコンから抽出したESSIDを検索できない。この問題に対して本実施の形態1によれば、ユーザがESSIDを設定したり、選択したりすることなく、通信前に認証を受けてその検索不能なESSIDを含む通信制御情報を自動的に設定できるので、容易に通信が行える。
そして、設定した通信制御情報を一定時間経過後に削除するので、ユーザが認証されたネットワーク以外では、定期的な更新をしない限り使用継続できないようになり、この点からもセキュリティの高さを確保することができる。
以下に、通信設定手段120の具体的な構成例を実施の形態として説明する。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態2では、図1(実施の形態1)に示した通信設定手段120の具体的な構成例(その1)が示されている。
即ち、図3に示すように、本実施の形態2では、図1(実施の形態1)に示した通信設定手段120は、クレードルとしての充電機能付き支持台301と、LANスイッチ装置302とで構成されている。
充電機能付き支持台301とLANスイッチ装置302との間はLANケーブルによって接続されている。LANスイッチ装置302が接続される図示しないネットワーク上には、認証サーバ110が配置されている。なお、充電機能付き支持台301は、電源コンセントにケーブル接続して充電機能を実現してもよく、またLANスイッチ装置302からLANケーブルを利用したPoE(Power over Ethernet(登録商標))給電を受けて充電機能を実現してもよい。
この構成によれば、WLAN端末100を充電するために充電機能付き支持台301につなぎ充電を開始すると、WLAN端末100では充電開始に応答して接続通知を生成し充電機能付き支持台301との間の専用接合部(図2に示す接合部202)を通じてLANスイッチ装置302に発行する。そして、LANスイッチ装置302による認証後、充電機能付き支持台301を経由したLANスイッチ装置302と図2に示すデータ転送処理部208との間の有線通信によってWLAN端末100に通信制御情報の転送が自動的に行われる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態3では、図1(実施の形態1)に示した通信設定手段120の具体的な構成例(その2)が示されている。
即ち、図4に示すように、本実施の形態3では、図1(実施の形態1)に示した通信設定手段120は、クレードルとしての無線LAN設定ポート401と、無線LAN制御スイッチ装置402とで構成されている。
無線LAN設定ポート401と無線LAN制御スイッチ装置402との間はLANケーブルによって接続されている。無線LAN制御スイッチ装置402が接続される図示しないネットワーク上には認証サーバ110が配置されている。なお、無線LAN制御スイッチ装置402には、アクセスポイント410がLANケーブルを介して接続されているが、このアクセスポイント410は、WLAN端末100が通信制御情報の設定後にアクセスする一般のアクセスポイントである。WLAN端末100の構成例は、前述したので(図2)、ここでは、無線LAN設定ポート401と無線LAN制御スイッチ装置402の構成例について説明する。なお、全体によって実現される通信制御情報の設定動作は、後述する実施の形態4にて詳述することとし、ここでの説明は割愛する。
図5は、図4に示す無線LAN設定ポートの構成を示すブロック図である。無線LAN設定ポート401は、図5に示すように、通信処理の他に給電制御処理を実施するCPU501と、WLAN端末100との端末接合部502とを備えている。
CPU501には、内部バスを介して、スイッチを備える入力部503、LEDランプを備える表示部504、IEEE802.11に準拠した通信処理を実施するIEEE802.11処理部505、データ転送処理部506、IEEE802.3に準拠した伝送処理を実施するIEEE802.3処理部507、通信制御情報を格納するメモリ508などが接続されている。IEEE802.11処理部505の入出力端には、データ転送処理部506の一方の入出力端が接続されている。データ転送処理部506の他方の入出力端は、端末接合部502に接続されている。
また、無線LAN制御スイッチ装置402との間に介在するLANケーブルが接続されるケーブルコネクタ509は、IEEE802.3処理部507の入出力端に接続されている。IEEE802.3処理部507の入出力端とケーブルコネクタ509との接続ラインには、受電部510の入力端が接続され、受電部510の出力端は、電源制御部511の入力端に接続されている。電源制御部511の入出力端は、CPU501に接続され、出力端には、給電部512の入力端が接続されている。給電部512の出力端は、端末接合部502に接続されている。また、端末接合部502には接続検出部513が接続され、接続検出部513の出力端はCPU501に接続されている。
この無線LAN設定ポート401は、アクセスポイントとは無線部を備えていない点が異なるのみで、その他の動作は、アクセスポイントと同様である。この意味で全体の動作説明は後述することとした。ここでは、要部を概略説明する。
即ち、受電部510が無線LAN制御スイッチ装置402からLANケーブルを利用したPoE(Power over Ethernet(登録商標))給電を受けて各部に電源を供給して立ち上げ、電源制御部511に受電を通知する。CPU501は、電源制御部511から受電開始の通知を受けると、起動した旨の通知を無線LAN制御スイッチ装置402に対して発行する。
給電部512は、端末接合部502に給電を開始すると、その旨を電源制御部511に通知する。接続検出部513は、端末接合部502に接続通知信号がアサートされているか否かによって端末の接続有無を検出し、CPU501に伝える。CPU501は、電源制御部511から給電通知を受ける設定処理を開始し、端末の接続通知に含まれるユーザIDなどを無線LAN制御スイッチ装置402に対して発行する。またCPU501は、接続検出部513から接続端末無しの通知を受けると、電源制御部511に指示を発行し給電部512の給電動作を停止させる。
つまり、WLAN端末100の接合部202が端末接合部502と接触等によって電気的に接続されると、給電部512からWLAN端末100に対し給電が開始される。その後、CPU501は、IEEE802.11処理部505及びデータ転送処理部506を用いたIEEE802.11形式フレームによってWLAN端末100との間でのデータ伝送を行い、IEEE802.3処理部507を用いたIEEE802.3形式フレームによって無線LAN制御スイッチ装置402との間での情報伝送を行う。その過程でWLAN端末100に転送すべき通信制御情報がメモリ508に格納される。
次いで、図6は、図4に示す無線LAN制御スイッチ装置の構成を示すブロック図である。無線LAN制御スイッチ装置402は、図6に示すように、通信処理の他に、認証データ分析処理と給電制御処理とを実施するCPU601と、無線LAN設定ポート401との間に介在するLANケーブルが接続されるケーブルコネクタ602とを備えている。
CPU601には、内部バスを介して、スイッチを備える入力部603、LEDランプを備える表示部604、電源制御部605、IEEE802.3に準拠した伝送処理を実施するIEEE802.3処理部606、端末制御情報とアクセスポイント(AP)制御情報とを格納するメモリ607、IEEE802.11に準拠した通信処理を実施するIEEE802.11処理部608が接続されている。
IEEE802.3処理部606の入出力端は、ケーブルコネクタ602に接続されている。また、電源制御部605の出力端には、給電部609の入力端が接続され、給電部609の出力端は、ケーブルコネクタ602に接続されている。
この無線LAN制御スイッチ装置402では、無線LAN設定ポート401やアクセスポイントに対して給電部609からLANケーブルを利用したPoE(Power over Ethernet(登録商標))給電を行い、各装置を立ち上げ、LANケーブルによる相互通信が可能な状態にする。この相互通信は、IEEE802.3処理部606によるIEEE802.3形式フレームによって行われる。このとき、IEEE802.3形式フレームのデータには、IEEE802.11形式フレームのデータがカプセル化されているので、IEEE802.11処理部608が終端処理を行う。
この無線LAN制御スイッチ装置402は、本実施の形態では、IEEE802.1xなどを始めとする認証方法を実施する認証機能(Authenticator)を有している。メモリ607には、当該システムに参加する全端末の通信制御情報が予め格納される。無線LAN制御スイッチ装置402は、接続するWLAN端末100の認証が行えると、メモリ607から該当する通信制御情報を取り出し、今の例では無線LAN設定ポート401に転送するようになっている。
図4では、一般のアクセスポイント410も示してあるので、その取り扱いを簡単に説明する。無線LAN制御スイッチ装置402は、メモリ607に配下に属する全アクセスポイント(AP)の制御情報を保持し、アクセスポイント410と送受信するIEEE802.11形式フレームに多重されている制御情報の一部や、アクセスポイント410自身への設定情報、ステータス情報を多重して処理する。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態4では、図1(実施の形態1)に示した通信設定手段120の具体的な構成例(その3)が示されている。
即ち、図7に示すように、本実施の形態4では、図1(実施の形態1)に示した通信設定手段120は、クレードルとしてのアクセスポイント701と、図4に示した無線LAN制御スイッチ装置402とで構成されている。
アクセスポイント701と無線LAN制御スイッチ装置402との間はLANケーブルによって接続されている。無線LAN制御スイッチ装置402の構成例は、前述したので(図6)、ここでは、アクセスポイント701の構成例について説明する。
図8は、図7に示すアクセスポイントの構成を示すブロック図である。なお、図8では図5に示した構成要素と同一ないしは同等である要素には、同一の符号が付されている。即ち、図7に示すアクセスポイント701は、図8に示すように、図5に示した無線LAN設定ポート401において、IEEE802.11処理部505に無線部801を接続した構成になっている。
次に、図2に示した構成を持つWLAN端末100と、図6に示した構成を持つ無線LAN制御スイッチ装置402と、図8に示した構成を持つアクセスポイント701とで構成される図7に示した通信制御情報設定システムの動作について、図9〜図12を参照して説明する。図9は、アクセスポイントに載置したWLAN端末に通信制御情報を設定する処理を説明するシーケンス図である。図10〜図12は、通信制御情報の設定後に行われる通信処理を説明するシーンス図である。
図9では、WLAN端末100をWLAN端末1と表記し、また、アクセスポイント701をAP1と表記して説明する。また、図9では、無線LAN制御スイッチ装置402は、認証機能(Authenticator)を持つとしている。この点に関し、アクセスポイント701が認証機能(Authenticator)を持つことも可能である。
図9において、AP1と無線LAN制御スイッチ装置402との間をLANケーブルで接続し、AP1を介したインフラストラクチャモードによる無線LAN通信が可能なルートを設定する。
無線LAN制御スイッチ装置402は、LANケーブルを利用したPoE給電によってAP1に給電し、AP1を動作可能な状態にする(手順T901)。給電されたことを検出したAP1は、無線LAN制御スイッチ装置402に対して起動したことを通知するため、IEEE802.3形式フレームで「AP1接続通知情報」を転送する(手順T902)。これを受けて無線LAN制御スイッチ装置402のCPU601は、AP1がインフラストラクチャモードにて無線通信ができるように、メモリ607を検索して「AP1用のESSID、無線通信チャネルなどの各種通信制御情報」を取り出しそれをIEEE802.3処理部606に設定する(手順T903)。IEEE802.3処理部606は、AP1に対し、IEEE802.3形式フレームで「AP1用のESSID、無線通信チャネルなどの各種通信制御情報」を転送する(手順T904)。AP1では、CPU501がIEEE802.3処理部507から受け取った「AP1用のESSID、無線通信チャネルなどの各種の通信制御情報」をメモリ508に設定して通信可能状態に遷移し、WLAN端末からのアクセスを監視する(手順T905)。
ネットワークへのアクセスを企図するWLAN端末1のユーザは、まず、WLAN端末1をクレードルとして機能するAP1に載置する(手順T906)。するとAP1では、給電部512から直流電力を端末接合部502、接合部202経由でWLAN端末1の充電池211に送り込む動作が開始され(手順T907)、WLAN端末1では充電池211への充電が開始される(手順T908)。
WLAN端末1では、電源制御部210がこの充電開始を検出すると、その旨をCPU201に通知する。CPU201は、充電開始の通知を受けて、ユーザIDやパスワードなど予め設定されている端末固有の識別情報を含む接続通知信号を生成し、接続通知部212に渡す。接続通知信号が接合部202、端末接合部502経由でAP1に送られる(手順T909)。AP1の接続検出部513は、端末接合部502、接合部202経由で接続通知信号を検出すると、CPU501に接続検出を通知する(手順T910)。
CPU501は、この接続検出通知を受けて、データ転送処理部506に制御信号を出力して起動し、IEEE802.11形式フレームで転送すべき端末接合部502を介して接続されたWLAN端末1への通信データ及び制御データからなるBeacon(ビーコン)データをAP−WLAN端末間専用のフォーマットによって生成し、それをデータ転送処理部506から端末接合部502、接合部202を経由してWLAN端末1に送信する(手順T911)。
このとき、上記のように、AP1のCPU501にWLAN端末1との接続検出が通知された後に、AP1内のIEEE802.11処理部505がIEEE802.11で規定されたBeaconデータを他無線LAN端末宛に出力する場合は、他無線LAN端末に対して無線部801を経由してIEEE802.11形式フレームにてデータを送信する。同時に、データ転送処理部506にてIEEE802.11規格のBeaconデータからWLAN端末1に対して転送する情報要素群(このシーケンス段階ではAP1のMACアドレス、タイムスタンプ、ビーコン間隔程度を転送し、ESSIDや通信チャネルなどは転送しない)を取り出し、それを端末接合部502、接合部202を経由してWLAN端末1に転送する。
一方で、AP1は、CPU501が端末毎に状態管理をするために、充電のために接続したWLAN端末1との通信に関係なく、AP1と通信できる通信制御情報を設定済みの他WLAN端末との通信を継続する(手順T912)。この状態管理通信では、他無線LAN端末−AP1間は、IEEE802.11形式フレームで通信データを無線転送し、AP1−スイッチ間は、IEEE802.3形式フレームで通信データ及び無線情報を有線転送する。
さて、WLAN端末1側では、データ転送処理部208が接合部202から入力するBeaconデータ中の情報要素を取り出し、CPU201に転送する。CPU201は、Beaconデータ中の情報要素の受信に応答して、IEEE802.11規格のAuthenticationフレームに多重されるべき情報要素(認証方法、WLAN端末1のMACアドレス)を生成し、その生成したAuthenticationデータをデータ転送処理部208から接合部202、端末接合部502を経由してAP1に転送する(手順T913)。
AP1では、「Authenticationフレームに多重されるべき情報要素」がデータ転送処理部506を経由してCPU501に取り込まれる。すると、CPU501は、受け取った「Authenticationデータに多重されるべき情報要素」をIEEE802.11規格のAuthenticationデータに変換してIEEE802.3処理部507に渡す。IEEE802.3処理部507では、前記のAuthenticationデータをIEEE802.3形式でカプセル化し、ケーブルコネクタ509経由で無線LAN制御スイッチ装置402に転送する(手順T914)。
無線LANスイッチ制御装置402では、IEEE802.3フレームに多重化されたAuthenticationデータがIEEE802.3処理部606、CPU601を経由して、IEEE802.11処理部608に入力して終端する。CPU601は、IEEE802.3フレーム形式で応答フレームを生成し、LANケーブルを経由してAP1に転送する(手順T915)。この際に、CPU601は、WLAN端末1のMACアドレスなど端末制御情報をメモリ607に蓄積する。
AP1では、IEEE802.3処理部507がAuthentication情報要素を受け取り、CPU501に渡す。CPU501は、受け取ったAuthentication情報要素をデータ転送処理部506に渡す(手順T916)。これによって、無線LANスイッチ制御装置402が送信した「Authentication情報要素」が端末接合部502、接合部201を経由してWLAN端末1のデータ転送処理部208の取り込まれ、CPU201に伝達される(手順T917)。
WLAN端末1のCPU201は、処理内容を確認すると、Association Requestデータを生成し、接合部201、端末接合部502を経由してAP1のCPU501に伝達する(手順T918)。AP1のCPU501は、受け取ったAssociation RequestデータをIEEE802.3処理部507に渡す。これによって、IEEE802.3形式のAssociation RequestデータがLANケーブルを介して無線LAN制御スイッチ装置402に転送される(手順T919)。
無線LAN制御スイッチ装置402のIEEE802.3処理部606は、CPU601の指示を受けてIEEE802.3形式のAssociation Responseデータを生成し、LANケーブルを介してAP1に転送する(手順T920)。AP1のCPU501は、IEEE802.3形式のAssociation Responseデータを受け取ると、データ処理部506にAssociation Responseデータを渡し、端末接合部502、接合部202を経由してWLAN端末1に転送させる(手順T921)。
WLAN端末1のCPU201は、Association Responseデータの受信を確認すると、ユーザ情報蓄積部203のユーザ情報(ユーザID、パスワードなど)を使用して認証処理を開始する。これによって、WLAN端末1と認証サーバ110との間で認証処理が行われる(手順T922)。認証方法は特に規定していない。
このとき、無線LAN制御スイッチ装置402のCPU601では、一旦、WLAN端末1からの認証データを分析した上で、該当プロトコルを用いて認証サーバ110と通信を行う。
この認証処理で、WLAN端末1が認証されると、無線LAN制御スイッチ装置402を経由して認証サーバ110からAP1で必要となる暗号鍵の配布が行われる(手順T923)。暗号鍵配布シーケンスは特に規定していない。
AP1は、無線LAN制御スイッチ装置402から配布された情報をもとに暗号鍵を生成するとともに、上記シーケンスで、WLAN端末1に転送していないESSID、通信チャネル、サポートレート、暗号鍵などの通信制御情報を、WLAN端末1に転送する(手順T924)。
WLAN端末1のCPU201は、AP1からの通信制御情報をメモリ207に更新・追加などを行って設定する(手順T925)。そして、CPU201は、全ての情報設定及びWLAN端末1として通信可能状態になったことを確認できると、通信制御情報の設定が完了した旨の通知をデータ転送処理部208から接合部202、端末接合部502を経由してAP1のデータ転送処理部506に送出する(手順T926)。
このようにしてWLAN端末1には、必要な通信制御情報が安全かつ全自動によって設定される。以上の説明から理解できるように、認証サーバ110を含むスイッチ側が認証機能(Authenticator)を持つ場合は、アクセスポイントに任意のWLAN端末を接続することができる。また、アクセスポイントが認証機能(Authenticator)を持つ場合は、認証さえ成功すれば、新たなESSIDや暗号鍵を使用して違うグループ(ESSID)としても通信できるようになる。
次に、図10〜図12を参照して、通信制御情報の設定後に行われる通信処理について説明する。図10は、通信制御情報の設定後にWLAN端末をアクセスポイントから外さない状態で行われる通信処理を説明するシーンス図である。図11は、通信制御情報の設定後にWLAN端末をアクセスポイントから外した状態で行われる通信処理を説明するシーンス図である。図12は、通信制御情報の設定後にWLAN端末がアクセスポイント間を移動する状態で行われる通信処理を説明するシーンス図である。
図10において、通信制御情報の設定シーケンス(手順T1001)の終了後に、通信制御情報の設定を行ったWLAN端末1がAP1に載置された状態で、無線LAN制御スイッチ装置402を介してネットワーク1001に接続される有線端末1002と通信する場合や、そのネットワーク1001に接続されるアクセスポイントAP2に無線接続するWLAN端末2と通信する場合は、有線端末1002やWLAN端末2とAP1との間では、IEEE802.3形式の通信データが授受される(手順T1002)が、AP1とWLAN端末1との間では、通信データのみが授受される(手順T1003)。
図11において、通信制御情報の設定シーケンス(手順T1001)の終了後に、通信制御情報の設定を行ったWLAN端末1がAP1から外されると(手順T1102)、AP1では、アサートされていた接続通知信号が消失することからWLAN端末1の接続解除を検出し、WLAN端末1への給電を停止する(手順T1103)。これに対し、WLAN端末1では、AP1からの給電が停止したタイミングでWLAN端末1内の電源制御部210が給電停止を検出してCPU201に通知する。CPU201は接続通知部212から出力している制御信号のアサートを解除する。
一方、AP1では、端末毎に状態管理をするために、WLAN端末1の接続継続有無とは関係なく、AP1と通信できる通信制御情報を設定済みの他WLAN端末との通信を継続する(手順T1104)。この状態管理通信では、他無線LAN端末−AP1間は、IEEE802.11形式フレームで通信データを無線転送し、AP1−スイッチ間は、IEEE802.3形式フレームで通信データ及び無線情報を有線転送する。
そして、通信制御情報の設定を行ったWLAN端末1がAP1から外されたがWLAN端末1がAP1の配下に居る状態において、無線LAN制御スイッチ装置402を介してネットワーク1001に接続される有線端末1002と通信する場合や、そのネットワーク1001に接続されるアクセスポイントAP2に無線接続するWLAN端末2と通信する場合は、有線端末1002やWLAN端末2とAP1との間では、IEEE802.3形式の通信データが授受される(手順T1105)が、AP1とWLAN端末1との間では、IEEE802.11形式フレームで通信データが授受される(手順T1106)。
図12において、通信制御情報の設定シーケンス(手順T1001)の終了後に、通信制御情報の設定を行ったWLAN端末1がAP1から外され、WLAN端末1がAP1の配下から無線LAN制御スイッチ装置402に接続される他のアクセスポイントAP3に向かって移動すると、WLAN端末1では、AP1が送信しているIEEE802.11形式フレームのビーコン(Beacon)信号の受信電界強度が弱くなる(手順T1201、T1202)。
一方、WLAN端末1では、AP3が送信しているIEEE802.11形式フレームのビーコン(Beacon)信号の受信電界強度が強くなる(手順T1203)ので、ハンドオーバーを実施するため、IEEE802.11形式フレームの接続要求(Reassociation Request)をAP3に向けて送信する(手順T1204)。AP3は、受け取ったIEEE802.11形式フレームの接続要求(Reassociation Request)をIEEE802.3形式フレームの接続要求(Reassociation Request)に変換して無線LAN制御スイッチ装置402に転送する(手順T1205)。
これに対して無線LAN制御スイッチ装置402では、WLAN端末1の認証と登録状況とを確認し、メモリ607に蓄積している端末制御情報及びAP制御情報を更新する(手順T1206)。そして、IEEE802.3形式フレームの接続応答(ReassociationResponse)をAP3に向けて返送する(手順T1207)。引き続いて、無線LAN制御スイッチ装置402では、一定時間経過後に、AP1からWLAN端末1の登録を削除し、AP3にWLAN端末1を登録し、認証済みの処理である認証情報継承処理として暗号鍵などの通信制御情報を再設定する(手順T1208)。
一方、IEEE802.3形式フレームの接続応答(Reassociation Response)を受け取ったAP3では、IEEE802.11形式フレームの接続応答(Reassociation Response)に変換してWLAN端末1に転送する(手順T1209)。WLAN端末1では、受け取った接続応答(Reassociation Response)から同一ESSID、同一暗号鍵、AP3のMACアドレスのみを取り出して再登録する(手順T1210)。
そして、AP3の配下に移動したWLAN端末1が、無線LAN制御スイッチ装置402を介してネットワーク1001に接続される有線端末1002と通信する場合や、そのネットワーク1001に接続されるアクセスポイントAP2に無線接続するWLAN端末2と通信する場合は、有線端末1002やWLAN端末2とAP1との間では、IEEE802.3形式の通信データが授受される(手順T1211)が、AP1とWLAN端末1との間では、IEEE802.11形式フレームで通信データが授受される(手順T1212)。
なお、以上は、アクセスポイントが必要であるインフラストラクチャモードでの通信例であるが、スイッチにアクセスポイント機能を収容し、WLAN端末は、通信制御情報の設定シーケンスでは、インフラストラクチャモードでの無線通信を行うが、WLAN端末に通信制御情報を設定完了した時点で、アクセスポイントが不必要であるアドホックモードでの無線通信(IEEE802.11による通信)を開始できるようにしてもよい。これによれば、インフラストラクチャモードでの通信カバーエリアを拡大することが可能となる。
本発明は、セキュリティの高さを確保しつつ簡単かつ確実に通信制御情報を設定するのに好適である。
本発明の実施の形態1に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムの構成を示すブロック図 図1に示す無線LAN携帯端末(WLAN端末)の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムの構成を示すブロック図 図4に示す無線LAN設定ポートの構成を示すブロック図 図4に示す無線LAN制御スイッチ装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る無線携帯端末の通信制御情報設定システムの構成を示すブロック図 図7に示すアクセスポイントの構成を示すブロック図 アクセスポイントに載置したWLAN端末に通信制御情報を設定する処理を説明するシーケンス図 通信制御情報の設定後にWLAN端末をアクセスポイントから外さない状態で行われる通信処理を説明するシーンス図 通信制御情報の設定後にWLAN端末をアクセスポイントから外した状態で行われる通信処理を説明するシーンス図 通信制御情報の設定後にWLAN端末がアクセスポイント間を移動する状態で行われる通信処理を説明するシーンス図 無線LANシステムの一般的な構成例を示すシステム図 非特許文献1に示されるA.O.S.Sによる自動設定を説明するシーケンス図
符号の説明
100 無線携帯端末(WLAN端末)
110 認証サーバ
120 通信設定手段
201 CPU
202 接合部
203 ユーザ情報蓄積部
204 入力部(ボタン)
205 表示部(液晶画面)
206 IEEE802.11処理部
207 メモリ
208 データ転送処理部
209 無線部
210 電源制御部
211 充電池
212 接続通知部
301 充電機能付き支持台
302 LANスイッチ装置
401 無線LAN設定ポート
402 無線LAN制御スイッチ装置
410 アクセスポイント
501 CPU
502 端末接合部
503 入力部(スイッチ)
504 表示部(LED)
505 IEEE802.11処理部
506 データ転送処理部
507 IEEE802.3処理部
508 メモリ
509 ケーブルコネクタ
510 受電部
511 電源制御部
512 給電部
513 接続検出部
601 CPU
602 ケーブルコネクタ
603 入力部(スイッチ)
604 表示部(LED)
605 電源制御部
606 IEEE802.3処理部
607 メモリ
608 IEEE802.11処理部
609 給電部
701 アクセスポイント
801 無線部

Claims (9)

  1. 無線携帯端末を載置して支持させるだけで通信と充電とが行えるようにする機能と、載置された無線携帯端末に給電する機能と、無線携帯端末への給電開始をトリガとして、当該無線携帯端末について認証を行う機能と、認証を成功した場合に当該無線携帯端末が通信制御を行うのに必要な各種の通信制御情報を自動的に前記無線携帯端末に転送する機能とを備えている通信設定手段、を具備することを特徴とする無線携帯端末の通信制御情報設定システム。
  2. 前記通信設定手段は、設定した前記通信制御情報を一定時間経過後に削除する機能、を具備することを特徴とする請求項1記載の無線携帯端末の通信制御情報設定システム。
  3. 前記無線携帯端末は、充電ポートと通信ポートとを兼ねる第1の接合部を具備し、前記通信設定手段は、通信ネットワーク上に配置され前記通信ネットワークにアクセスする無線携帯端末に設定すべき通信制御情報を保持する第1の機器と、前記第1の機器に有線接続され、載置された無線携帯端末の前記第1の接合部と接触接合する第2の接合部と、前記第2の接合部を介して前記無線携帯端末に充電する機能及び前記無線携帯端末と通信する機能とを有する第2の機器と、を具備することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線携帯端末の通信制御情報設定システム。
  4. 前記第2の機器は、載置された無線携帯端末への充電機能の他に前記無線携帯端末と前記第1の機器との間の通信を中継する機能が付加された充電器である、ことを特徴とする請求項3記載の無線携帯端末の通信制御情報設定システム。
  5. 前記第2の機器は、載置された無線携帯端末の充電開始を前記第2の接合部を介して検出する機能と、検出した前記充電開始に応答して前記無線携帯端末の識別情報を前記第2の接合部を介して取得する機能と、取得した前記無線携帯端末の識別情報を前記第1の機器に転送する機能と、前記第1の機器から送られてくる通信制御情報を前記第2の接合部を介して前記無線携帯端末に転送して設定する機能と、を具備することを特徴とする請求項3記載の無線携帯端末の通信制御情報設定システム。
  6. 前記第2の機器は、アクセスポイント、または、アクセスポイントから無線通信機能を省いた設定ポートである、ことを特徴とする請求項5記載の無線携帯端末の通信制御情報設定システム。
  7. 前記第1の機器は、認証機能を備えたスイッチであり、認証できたとき通信制御情報を前記第2の機器に転送する、ことを特徴とする請求項3記載の無線携帯端末の通信制御情報設定システム。
  8. 前記アクセスポイントは、認証機能を備え、認証できた場合に新たな識別子や暗号鍵を設定する機能、を具備することを特徴とする請求項6記載の無線携帯端末の通信制御情報設定システム。
  9. 前記無線携帯端末は、充電ポートと通信ポートとを兼ねる第1の接合部を具備し、前記通信設定手段は、通信ネットワーク上に配置されるスイッチであって、前記通信ネットワークにアクセスする無線携帯端末に設定すべき通信制御情報を保持するとともに、載置された無線携帯端末の前記第1の接合部と接触接合する第2の接合部と、前記第2の接合部を介して前記無線携帯端末に充電する機能及び前記無線携帯端末と通信する機能とを有するアクセスポイントを収容し、前記無線携帯端末への通信制御情報の設定が終了した後は、前記アクセスポイントを介さずにアドホックモードによる通信を可能にするスイッチである、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線携帯端末の通信制御情報設定システム。
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