JP2014502070A - 入力手段を有する携帯機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力手段を有する携帯機器を提供する。
【解決手段】ユーザ入力を受けるように動作可能な携帯電子機器であって、機器は、可視の機械式ボタンを含まない。携帯電子機器は、通常、入力を受けるための数個以上の機械式ボタンを備える。これらのボタンとしては、オン/オフスイッチ、メインメニューに戻るためのボタン、(例えば、メディアプレーヤーでは)再生/一時停止のためのボタン、ミュートスイッチ、又はキーボードがある。しかしながら、機械的な部品は故障する傾向がある。故障した機械的な部品を修理するには、時間がかかるか、又は費用がかかり、機器に設けられたたった一つのボタンが正常な機能を止めただけで、機器が廃棄されてしまうことに繋がる可能性がある。だが、ユーザは、携帯機器に機械的なボタンが存在するのが当然だと考えおり、製品設計者(product designers)も、携帯機器の設計に組み込むのが簡単であるため、機械的なボタンを好むのである。
【選択図】 図3
【解決手段】ユーザ入力を受けるように動作可能な携帯電子機器であって、機器は、可視の機械式ボタンを含まない。携帯電子機器は、通常、入力を受けるための数個以上の機械式ボタンを備える。これらのボタンとしては、オン/オフスイッチ、メインメニューに戻るためのボタン、(例えば、メディアプレーヤーでは)再生/一時停止のためのボタン、ミュートスイッチ、又はキーボードがある。しかしながら、機械的な部品は故障する傾向がある。故障した機械的な部品を修理するには、時間がかかるか、又は費用がかかり、機器に設けられたたった一つのボタンが正常な機能を止めただけで、機器が廃棄されてしまうことに繋がる可能性がある。だが、ユーザは、携帯機器に機械的なボタンが存在するのが当然だと考えおり、製品設計者(product designers)も、携帯機器の設計に組み込むのが簡単であるため、機械的なボタンを好むのである。
【選択図】 図3
Description
本発明の技術分野は、入力手段(input arrangements)を有する携帯電子機器(mobile electronic devices)に関する。
ノートブックコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント、携帯電話及び携帯メディア機器などの携帯電子機器は、今日の社会において、ユビキタスとなっている。これらは、作業ツール、通信装置として機能し、とりわけ、エンタテインメントを提供する。一般に、携帯機器の「頭脳」及び処理部は、美的外観を提供することができる、プラスチック、金属及び/又はガラス製の筐体(housings)で囲まれている。しかしながら、筺体は、通常は単に機器に構造的一体性を提供するものであり、携帯機器の潜在的に壊れやすい構成部品を外部の影響から保護するものである。
ユーザは、一般に、キーボード、マウス、カメラ、ディスプレイなどの個々の入力/出力(I/O)デバイスを介して携帯機器と接することとなる。いくつかの例では、I/Oデバイスは、少なくとも一部が筺体内部に配置され、筺体の開口部を介して利用可能となっている。例えば、ノート型パソコンなどのポータブルコンピューティングデバイスは、典型的には、筺体に固定され、筺体の切欠き部を介してユーザに利用可能となっているキーボード及びトラックパッドを提供する。他の例では、I/Oデバイスは、筺体の外部にあって、無線又は有線の手段によって携帯機器に通信可能に接続されることもある(例えば、ノートブックコンピュータ、無線マウス、又は有線マウス)。
しかしながら、携帯電子機器は、通常、入力を受けるためのいくつかの又は多数の機械式ボタンを備える。これらのボタンには、オン/オフスイッチ、メインメニューに戻るためのボタン、又は再生一時停止(例えば、メディアプレーヤー)、ミュートスイッチ、又はキーボードがある。しかしながら、機械的な部品は故障する傾向がある。故障した機械的な部品を修理するには、時間がかかるか、又は費用がかかり、機器に設けられたたった一つのボタンが正常な機能を止めただけで、機器が廃棄されてしまうことに繋がる可能性があるのである。だが、ユーザは、携帯機器に機械的なボタンが存在するのが当然だと考えており、製品設計者(product designers)も、携帯機器の設計に組み込むのが簡単であるため、機械的なボタンを好むのである。
[関連技術の説明]
米国特許出願公開第2011/0038114A1号明細書には、電子機器用の筐体を入力/出力(I/O)デバイスとして動作させるためのシステム、装置及び方法が記載されている。一実施形態において、電子機器は、統合体された筺体とI/Oデバイスとして機能するように構成された筺体と、筺体パネルによって覆い隠された一つ又は複数のセンサとを含む。一つ又は複数のセンサは、筺体パネルを介して感知するように構成されている。電子機器は、さらに、一つ又は複数のセンサと通信可能に接続され、かつ、一つ又は複数のセンサによって生成された電気信号を解読するように構成された、処理ユニットを含む。一つ又は複数の出力デバイスは、処理ユニットに通信可能に結合され、電気信号を発生する一つ又は複数のセンサに応答して出力を提供するように構成される。米国特許出願公開第2011/0038114A1号明細書の開示内容は、参照により援用される。
米国特許出願公開第2011/0038114A1号明細書には、電子機器用の筐体を入力/出力(I/O)デバイスとして動作させるためのシステム、装置及び方法が記載されている。一実施形態において、電子機器は、統合体された筺体とI/Oデバイスとして機能するように構成された筺体と、筺体パネルによって覆い隠された一つ又は複数のセンサとを含む。一つ又は複数のセンサは、筺体パネルを介して感知するように構成されている。電子機器は、さらに、一つ又は複数のセンサと通信可能に接続され、かつ、一つ又は複数のセンサによって生成された電気信号を解読するように構成された、処理ユニットを含む。一つ又は複数の出力デバイスは、処理ユニットに通信可能に結合され、電気信号を発生する一つ又は複数のセンサに応答して出力を提供するように構成される。米国特許出願公開第2011/0038114A1号明細書の開示内容は、参照により援用される。
従来の携帯機器は、多くの場合、装置において設計された領域とユーザとの間の容量結合に依存するタッチパッド又はタッチスクリーンを実装する。例えば、一部の携帯機器では、ユーザがタッチパッド又はタッチスクリーンに接触したかを決定するために、ユーザの手又は指の静電容量又はインダクタンスを測定する。残念ながら、ユーザの電気的特性によっては、携帯機器へのユーザの接触が不正確な表現となってしまう場合が多い。例えば、ユーザがタッチパッド又はタッチスクリーンの上に既に手を接触させたり、手を休めたりしている場合、従来の携帯機器は、この静電容量又はインダクタンスを既に測定し終わっており、ユーザからの追加の接触を感知できないかもしれない。また、ユーザの手から付着物が除かれていない場合(例えば、手に汚れ又はグリスが付着している場合)、ユーザの電気的特性の測定精度が損なわれるかもしれない。さらには、従来の携帯機器は、ユーザの静電容量又はインダクタンスを検出することによって、タッチパッド又はタッチスクリーンに接触するユーザを登録する。ユーザの静電容量又はインダクタンスは、一般的に、加えられる圧力とは無関係であるので、従来の電子機器は、多くの場合、電気機器に加えられた圧力の大きさを決定することができない。したがって、ユーザと携帯機器筺体との相互作用を測定する方法又は装置は有用であると考えられる。
米国特許出願公開第US2011/0037624A1号明細書において、ユーザと電子機器筺体との相互作用の測定を可能にする方法及び装置が開示されている。一部の実施形態では、電気機器筐体の電気的特性を測定することができ、筺体はユーザの相互作用によって一時的に変形することが可能なものである。筺体の電気的特性、例えば、筺体の静電容量を測定することによって、ユーザと筺体との相互作用は、そのユーザの電気的特性には依存しない方法で、及び/又は筺体に加わる圧力を測定可能にする方法で、測定できる。米国特許出願公開第2011/0037624A1号明細書の開示内容は参照により援用される。
本発明の第1の態様によれば、ユーザ入力を受けるように動作可能な携帯電子機器であって、可視の機械式ボタンを含まないことを特徴とする携帯電子機器を提供する。
上記機器は、ボタンを全く持たなくてもよい。
上記機器は、機器を観たときにその存在を示す物理的なしるしがほとんどない又は全くないような隠れた機械式ボタンを含んでもよい。
上記機器は、機械式のオンオフボタンを押すことによってはオフにすることができないものであってもよい。
上記機器は、筺体を含み、機器自体をオフにすることを指示する入力を機器の筺体を介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、筺体を含み、機器自体をオンにすることを指示する入力を機器の筺体を介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、筺体を介した入力が、ユーザが機器筺体の特定の場所を所定の圧力の範囲で押したときに発生するものであってもよい。
上記機器は、タッチスクリーンを含み、機器自体をオフにすることを指示する入力を機器のタッチスクリーンを介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、タッチスクリーンの入力が、タッチスクリーンのオプションの選択を介してなされるものであってもよい。
上記機器は、タッチスクリーンを含み、機器自体をオンにすることを指示する入力を機器のタッチスクリーンを介して受けるように動作可能であるものであってよい。
上記機器は、タッチスクリーンの入力が、タッチスクリーン画面への接触動作を介してなされるものであってもよい。
上記機器は、加速度計を含み、機器自体をオフにすることを指示するシェイク動作コマンド入力を加速度計を介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、加速度計を含み、機器自体をオンにすることを指示するシェイク動作コマンド入力を加速度計を介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、マイクロフォンを含み、機器自体をオフにすることを指示する音声コマンドをマイクロフォンを介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、マイクロフォンを含み、機器自体をオンにすることを指示する音声コマンドをマイクロフォンを介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、機器自体をオンにすることを指示するユーザ入力を受けるために、完全にはオフ状態とならなくてもよい。
上記機器は、機器が完全にはオフ状態となっていない場合、極低電力モードで作動するものであってもよい。
上記機器は、その回路内にサブシステムを備え、サブシステムは、機器が極低電力モードである場合に動作する唯一の部分であってもよい。
上記機器は、サブシステム回路が、機器が自己に電源投入すべきことを示すユーザ入力をチェックするものであってもよい。
上記機器は、サブシステム回路が、タッチスクリーンへ接触があったか、機器が振られたか、機器筺体のある場所が押されたか、又は音声コマンドが付与されたかについて、チェックするものであってもよい。
上記機器は、筺体を含み、ユーザ入力を感知するように動作可能な触覚センサを備えるものであってもよい。
上記機器は、触覚センサが、静電容量センサであるものであってもよい。
上記機器は、静電容量センサが、コンデンサセンサストリップを含むものであってもよい。
上記機器は、触覚センサが、圧電センサ、ピエゾ抵抗センサ、又は歪みセンサであるものであってもよい。
上記機器は、筺体を含み、ユーザ入力を感知するように動作可能な近接センサを備えるものであってもよい。
上記機器は、近接センサが、容量性センサであるものであってもよい。
上記機器は、近接センサが、容量性変位センサであるものであってもよい。
上記機器は、近接センサが、一つ又は複数の超音波センサ、赤外線(IR)センサ、感光性センサ、又は誘導性センサであるものであってもよい。
上記機器において、近接センサは、対象が機器又は機器の表面の近くにあるか決定するように動作可能であるものであってもよい。
上記機器において、対象がユーザの指であってもよい。
上記機器は、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを介して入力が感知されるものであってもよい。
上記機器は、筺体が一時的に応力を受けているときに、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
上記機器は、ユーザとの相互作用の前とその最中との両方の筺体の静電容量を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
上記機器は、ユーザによって筐体に加えられた圧力を定量化することができる方法で入力が感知されるものであってもよい。
上記機器は、筺体が、金属表面と、その金属表面に隣接して配置された一つ又は複数のセンサとを含むものであってもよい。
上記機器は、一つ又は複数のセンサが、機器に対する入力を示す金属表面のゆがみを検出するように構成されるものであってもよい。
上記機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを一つだけ有するものであってもよい。
上記機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを複数有するものであってもよい。
上記機器は、触覚センサと協働するマイクロプロセッサによって測定可能な変化が生じるように、筺体に応力力又はゆがみを加えるため、筺体に物理的な接触が起こるものであってもよい。
上記機器は、入力感知に必要である筺体との物理的な接触がなくても、入力が検出されるように、マイクロプロセッサが近接検出器に結合されるものであってもよい。
上記機器は、ユーザが筺体に手をかざして動かした際にマイクロプロセッサが動作を実行することができるように、近接検出器の感度のしきい値を減少させるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、携帯電話、ポータブルデジタルアシスタント、デジタルオーディオプレーヤー又はタブレットコンピュータであってもよい。
上記機器は、バー形態の電話であってもよい。
上記機器は、双安定性ディスプレイを含んでもよい。
上記機器は、二画面ディスプレイを含んでもよい。
上記機器は、タッチスクリーンを備えてもよい。
上記機器は、仮想キーボードを備えてもよい。
上記機器は、画面が、それが配置されている機器の主面の面積の90%以上を占めるものであってもよい。
上記機器は、平坦な(すなわち湾曲していない)主正面及び主背面を有してもよい。
上記機器は、一方の主面が平坦(すなわち湾曲していない)であるのに対し、他方の主面が湾曲するものであってもよい。
上記機器は、へこんだ正面と張り出した背面とを有してもよい。
上記機器は、隠れた機械式リセットボタンを含んでもよい。
上記機器は、隠れた機械式リセットボタンを含まないものであってもよい。
上記機器は、ボタンを全く持たなくてもよい。
上記機器は、機器を観たときにその存在を示す物理的なしるしがほとんどない又は全くないような隠れた機械式ボタンを含んでもよい。
上記機器は、機械式のオンオフボタンを押すことによってはオフにすることができないものであってもよい。
上記機器は、筺体を含み、機器自体をオフにすることを指示する入力を機器の筺体を介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、筺体を含み、機器自体をオンにすることを指示する入力を機器の筺体を介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、筺体を介した入力が、ユーザが機器筺体の特定の場所を所定の圧力の範囲で押したときに発生するものであってもよい。
上記機器は、タッチスクリーンを含み、機器自体をオフにすることを指示する入力を機器のタッチスクリーンを介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、タッチスクリーンの入力が、タッチスクリーンのオプションの選択を介してなされるものであってもよい。
上記機器は、タッチスクリーンを含み、機器自体をオンにすることを指示する入力を機器のタッチスクリーンを介して受けるように動作可能であるものであってよい。
上記機器は、タッチスクリーンの入力が、タッチスクリーン画面への接触動作を介してなされるものであってもよい。
上記機器は、加速度計を含み、機器自体をオフにすることを指示するシェイク動作コマンド入力を加速度計を介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、加速度計を含み、機器自体をオンにすることを指示するシェイク動作コマンド入力を加速度計を介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、マイクロフォンを含み、機器自体をオフにすることを指示する音声コマンドをマイクロフォンを介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、マイクロフォンを含み、機器自体をオンにすることを指示する音声コマンドをマイクロフォンを介して受けるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、機器自体をオンにすることを指示するユーザ入力を受けるために、完全にはオフ状態とならなくてもよい。
上記機器は、機器が完全にはオフ状態となっていない場合、極低電力モードで作動するものであってもよい。
上記機器は、その回路内にサブシステムを備え、サブシステムは、機器が極低電力モードである場合に動作する唯一の部分であってもよい。
上記機器は、サブシステム回路が、機器が自己に電源投入すべきことを示すユーザ入力をチェックするものであってもよい。
上記機器は、サブシステム回路が、タッチスクリーンへ接触があったか、機器が振られたか、機器筺体のある場所が押されたか、又は音声コマンドが付与されたかについて、チェックするものであってもよい。
上記機器は、筺体を含み、ユーザ入力を感知するように動作可能な触覚センサを備えるものであってもよい。
上記機器は、触覚センサが、静電容量センサであるものであってもよい。
上記機器は、静電容量センサが、コンデンサセンサストリップを含むものであってもよい。
上記機器は、触覚センサが、圧電センサ、ピエゾ抵抗センサ、又は歪みセンサであるものであってもよい。
上記機器は、筺体を含み、ユーザ入力を感知するように動作可能な近接センサを備えるものであってもよい。
上記機器は、近接センサが、容量性センサであるものであってもよい。
上記機器は、近接センサが、容量性変位センサであるものであってもよい。
上記機器は、近接センサが、一つ又は複数の超音波センサ、赤外線(IR)センサ、感光性センサ、又は誘導性センサであるものであってもよい。
上記機器において、近接センサは、対象が機器又は機器の表面の近くにあるか決定するように動作可能であるものであってもよい。
上記機器において、対象がユーザの指であってもよい。
上記機器は、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを介して入力が感知されるものであってもよい。
上記機器は、筺体が一時的に応力を受けているときに、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
上記機器は、ユーザとの相互作用の前とその最中との両方の筺体の静電容量を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
上記機器は、ユーザによって筐体に加えられた圧力を定量化することができる方法で入力が感知されるものであってもよい。
上記機器は、筺体が、金属表面と、その金属表面に隣接して配置された一つ又は複数のセンサとを含むものであってもよい。
上記機器は、一つ又は複数のセンサが、機器に対する入力を示す金属表面のゆがみを検出するように構成されるものであってもよい。
上記機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを一つだけ有するものであってもよい。
上記機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを複数有するものであってもよい。
上記機器は、触覚センサと協働するマイクロプロセッサによって測定可能な変化が生じるように、筺体に応力力又はゆがみを加えるため、筺体に物理的な接触が起こるものであってもよい。
上記機器は、入力感知に必要である筺体との物理的な接触がなくても、入力が検出されるように、マイクロプロセッサが近接検出器に結合されるものであってもよい。
上記機器は、ユーザが筺体に手をかざして動かした際にマイクロプロセッサが動作を実行することができるように、近接検出器の感度のしきい値を減少させるように動作可能であるものであってもよい。
上記機器は、携帯電話、ポータブルデジタルアシスタント、デジタルオーディオプレーヤー又はタブレットコンピュータであってもよい。
上記機器は、バー形態の電話であってもよい。
上記機器は、双安定性ディスプレイを含んでもよい。
上記機器は、二画面ディスプレイを含んでもよい。
上記機器は、タッチスクリーンを備えてもよい。
上記機器は、仮想キーボードを備えてもよい。
上記機器は、画面が、それが配置されている機器の主面の面積の90%以上を占めるものであってもよい。
上記機器は、平坦な(すなわち湾曲していない)主正面及び主背面を有してもよい。
上記機器は、一方の主面が平坦(すなわち湾曲していない)であるのに対し、他方の主面が湾曲するものであってもよい。
上記機器は、へこんだ正面と張り出した背面とを有してもよい。
上記機器は、隠れた機械式リセットボタンを含んでもよい。
上記機器は、隠れた機械式リセットボタンを含まないものであってもよい。
[可視の機械式ボタンを持たない電話]
この電話は、継ぎ目のない、ユニボディの表面を提供する。ただし、例えば、音量の増減のための隠れた機械式ボタンを持つこともできる。
この電話は、継ぎ目のない、ユニボディの表面を提供する。ただし、例えば、音量の増減のための隠れた機械式ボタンを持つこともできる。
[実施例]
一例として、可視の機械式ボタンを持たない携帯機器を提供する。この例では、機器は、ボタンを持たず、オンオフスイッチでさえも持たない。機械式オン/オフボタンが存在しないため、機械式オン/オフボタンを押すことによっては、機器をオフにすることができない。その代わりに、機器は、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。この入力は、画面メニュー上で「スイッチオフ」のオプションを選択するなど、タッチスクリーンを介してなされてもよい。この入力は、機器に組み込まれた一つ又は複数の加速度計を用いて検出することができるようなシェイク動作コマンド(shake command)を介してなされてもよい。この入力は、ユーザが機器筺体の特定の場所を所定の圧力の範囲内で押したときなど、機器筺体を介して感知された入力であってもよい。この入力は、音声コマンドの形式で受けた入力であってもよい。
一例として、可視の機械式ボタンを持たない携帯機器を提供する。この例では、機器は、ボタンを持たず、オンオフスイッチでさえも持たない。機械式オン/オフボタンが存在しないため、機械式オン/オフボタンを押すことによっては、機器をオフにすることができない。その代わりに、機器は、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。この入力は、画面メニュー上で「スイッチオフ」のオプションを選択するなど、タッチスクリーンを介してなされてもよい。この入力は、機器に組み込まれた一つ又は複数の加速度計を用いて検出することができるようなシェイク動作コマンド(shake command)を介してなされてもよい。この入力は、ユーザが機器筺体の特定の場所を所定の圧力の範囲内で押したときなど、機器筺体を介して感知された入力であってもよい。この入力は、音声コマンドの形式で受けた入力であってもよい。
この例では、機械式オン/オフボタンが存在しないため、機械式オン/オフボタンを押すことによっては、機器をオンにすることができない。その代わりに、機器は、それ自体をオンにすることを指示するユーザ入力を受ける。このユーザ入力は、画面への接触動作など、タッチスクリーンを介してなされてもよい。このユーザ入力は、機器に組み込まれた一つ又は複数の加速度計を用いて検出することができるようなシェイク動作コマンドを介してなされてもよい。このユーザ入力は、ユーザが機器筺体の特定の場所を所定の圧力の範囲内で押したときなど、機器筺体を介して感知された入力であってもよい。この入力は、音声コマンドの形式で受けた入力であってもよい。
この例では、機器自体をオンにすることを指示するユーザ入力を受けることができるように、機器は完全にオフ状態にならなくてもよい。例えば、機器は、「オフ」の場合、実際には極低電力モードで稼働し続け、かかるモードでは、自己に電源投入するためのユーザ入力をチェックするが、それ以外では、ほとんど又は完全に動作しないのである。例えば、極低電力モードでは、ディスプレイがオフであり、無線通信用のアンテナ及び受信機がオフであり、GPSのアンテナ及び受信機などもオフである。機器は、機器が極低電力モードであるときに動作する唯一の部分となるサブシステムをその回路内に有してもよく、その結果、機器の他の回路は、機器が極低電力モードであるときでも電力を消費しない。サブシステム回路は、機器が自己に電源投入すべきことを指示する、ユーザ入力をチェックしてもよい。例えば、この回路は、タッチスクリーンに接触があったこと、又は機器が振られていること、又は機器筐体上の場所が押されたこと、又は音声コマンドが与えられたことをチェックしてもよい。バッテリーの寿命を延ばすためには、電力の消費量が低いアプローチを使用することが好ましい。したがって、例えば、ユーザのタッチスクリーンへの接触を検出しようとするよりも、機器筐体上の限定された領域が押されたことを感知する方が好ましい。前者の動作の方がより多くの電力が必要となる可能性があるためである。
機器は、極低電力モードでの動作を継続することができ、かかるモードでは機器は機器を起動するためのユーザ指示をチェックする。かかるモードにおいて機器のバッテリーには機器の動作を可能にするのに十分な電力が残されたままとなる。機器のバッテリーが消耗しすぎて低電力モードで機器を動作させることができなくなった場合、機器は、自己に電源投入するためのユーザ入力を受けなくなるだろう。代わりに、ユーザは、使用に際して機器が起動可能となるまで、機器を充電用電源に接続しなければならないこともある。
機器は、機器を観たときにその存在を示す物理的なしるし(physical manifestation)がほとんどない又は全くないような隠れた機械式ボタンを含んでもよい。ただし、機器は、隠れていようがそうでなかろうが、機械式ボタンを持たなくてもよい。
機器が、機器を観たときにその存在を示す物理的なしるしがほとんどない又は全くない隠れた機械式ボタンを一つ又は複数含む場合、これらのボタンは、例えば、オン/オフスイッチ、メインメニューに戻るためのボタン、(例えば、メディアプレーヤー上の)再生/一時停止のボタン、ミュートスイッチなどであってもよい。隠れたボタンを作製することによって、それらは、機器上で目立たなくなり、そのため、偶発的に機器を落とした場合などでも、隠れていない機械式ボタンよりも機械的な損傷を受けにくくなる。
一例では、機器は、隠れた機械式リセットボタンを含む。別の例では、機器は、隠れた機械式リセットボタンを含まない。
[容量性「ホールド」センサ]
従来の電話では、電話が待機状態にある場合、通常はボタンを押すことによって、手動でホーム画面をアクティブ化しなければならなかった。電話がユーザに拾い上げられたかを検知し、次いで、自動的にウェイアップ(例えば、スタートアップ/ホーム画面のアクティブ化)するように、電話にコンデンサセンサストリップ(capacitor sensor strips)を用いる。
従来の電話では、電話が待機状態にある場合、通常はボタンを押すことによって、手動でホーム画面をアクティブ化しなければならなかった。電話がユーザに拾い上げられたかを検知し、次いで、自動的にウェイアップ(例えば、スタートアップ/ホーム画面のアクティブ化)するように、電話にコンデンサセンサストリップ(capacitor sensor strips)を用いる。
これは、電話に設けられるソフトキー又はハードキーの代わりに使用することができ、また、画面の明るさ調整としても使用することができる。
[実施例]
例では、ユーザと携帯機器の筺体との相互作用(interaction)の測定を可能にする携帯機器を提供する。いくつかの例において、これは、ユーザと筺体との相互作用によって、筺体が一時的に応力を受け、そして、その結果、筺体が少なくともわずかに変形したときに、携帯機器筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて可能となる。筺体の電気的特性、例えば、筺体の静電容量(ユーザの相互作用の前とその最中の両方)を測定することによって、ユーザの相互作用は、ユーザの電気的特性には依存しない方法で、及び/又は、ユーザによって筺体に加えられた圧力を定量化することができる方法で、感知できる。
例では、ユーザと携帯機器の筺体との相互作用(interaction)の測定を可能にする携帯機器を提供する。いくつかの例において、これは、ユーザと筺体との相互作用によって、筺体が一時的に応力を受け、そして、その結果、筺体が少なくともわずかに変形したときに、携帯機器筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて可能となる。筺体の電気的特性、例えば、筺体の静電容量(ユーザの相互作用の前とその最中の両方)を測定することによって、ユーザの相互作用は、ユーザの電気的特性には依存しない方法で、及び/又は、ユーザによって筺体に加えられた圧力を定量化することができる方法で、感知できる。
いくつかの例は、金属表面と、その金属表面に隣接して配置された一つ又は複数のセンサとを備える入力装置(input device)を備えてもよい。一つ又は複数のセンサは、金属表面のゆがみ(deflection)を検出し、機器に対する入力を示すように構成することができる。
図16において、筺体10は、携帯機器を取り囲むことが可能であるように示されている。図16には筺体10の一部のみが示されているが、筺体10は、携帯機器のより大きなエンクロージャ(enclosure)の一部であってもよい。例えば、筺体10は、携帯機器用エンクロージャの一つ又は複数の表面の一部であってもよい(一つ又は複数の壁など)。いくつかの実施形態において、筺体10は、アルマイト、鋼、チタン、又は他の金属などの金属材料を一種類用いて製造してもよいし、他の実施形態では、筺体10は、金属及び非金属の組み合わせ、又は異なる金属材料の組み合わせを用いて形成してもよい。
図16に示すように、筺体10は、筺体10から所定の距離(図17のd1参照)をおいて筺体10内に配置された一つ又は複数の端子12A及び12Bに結合してもよい。筺体10の異なる各部分は、使用する金属及び非金属材料の両方の比率を変えて製造することができるが、端子12A及び12Bに隣接する筺体10の部分は、筺体10と端子12A及び12Bとの組み合わせで、コンデンサを形成するような金属で作製してもよい。すなわち、筺体10がコンデンサの第1の電極を形成し、端子12A及び12Bがコンデンサの第2の電極を形成してもよく、端子12Aと12Bとの間隙がコンデンサのための誘電体を形成してもよい。
いくつかの例では、図16に示すように、筺体10は、電気的に接地してもよく、端子12A及び12Bはコントローラ15に接続され、コントローラもまた接地される。他の例では、コンデンサ接続の極性は反対にすることもでき、すなわち、筺体10を接地せずに、端子12A及び12Bを接地してもよい。筺体10と端子12A及び12Bとの組み合わせによって形成されるコンデンサ構造の特定の電気的な接続にかかわらず、筺体が応力を受けたとき又はゆがんだとき、コントローラ15は、このゆがみを、筺体10と各端子12A及び12Bとの組み合わせによって形成されたコンデンサの静電容量の変化として、測定することができる。すなわち、端子12Aは、筺体10とともに第1のコンデンサの構造を形成し、端子12Bは、第1のコンデンサから電気的に離隔して、第2のコンデンサを形成することができる。
図17は、筺体10に付与される力Fを示す。この力Fは、携帯機器に対するユーザの動作、例えば、携帯機器に接触すること(touching)、携帯電話をタップすること(tapping)、持つこと(holding)、及び/又は握ること(squeezing)などの結果である。コントローラ15は、筺体10と各端子12A及び12Bとの間の間隔の変化を測定することによって、この力Fを測定することができる。換言すると、筺体10がゆがんだとき、端子12A及び12Bの各々との間の当初の距離d1は、それぞれ、d2A及びd2Bに減少し、それによって、端子12A及び12Bの各々と筺体10との間に形成されるコンデンサ構造の静電容量が変化する。また、コントローラ15は、端子12A及び12Bのどちらが最大の静電容量の変化を担っているのか決定することによって、力Fが大きく作用している部分の位置を決定することができ、筺体10内の最大のゆがみを指示することができる。
機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又は他のセンサを一つだけ有してもよい。機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又は他のセンサを複数有してもよい。
本明細書に開示された幾何学的な構成及び潜在的なユーザ107の入力スキーム(input schemes)は、単なる例示であり、実際には、様々な幾何学的な構成が可能である。さらに、本明細書に開示された例は、マイクロプロセッサ130によって測定可能な静電容量の変化が生じるように、筺体105に応力を加える又は筺体105をゆがめるため、ユーザ107が、筺体105への物理的な接触を与えるものとして説明しているが、かかる物理的な接触は、特定の場合、必要でないこともある。例えば、図18には、図16に示したものと同種の筺体入力機構(housing input mechanism)600の断面図を示す。ユーザ107が筺体105に応力を加えるように物理的な接触を与えるのに代えて、ユーザ107は筺体105に手をかざして動かしてもよく、かかる手の動きから生じる空気の圧力波によって、マイクロプロセッサ130が静電容量の変化を記録するのに十分な筺体への応力が生じる。これらの例では、筺体入力機構の感度を選択的に高めるために、マイクロプロセッサ130は、さらに、例えば、携帯機器の筺体105上に配置される超音波検出器などの近接検出器605に結合してもよく、かかる超音波検出器は、超音波信号を放射し、ユーザ107の存在がある場合の反射音を聴取する。近接検出器605でユーザ107の存在を監視することによって、マイクロプロセッサ130は、空気の圧力波に対する感度のしきい値を動的に調整することができる。マイクロプロセッサは、ユーザ107が携帯機器に近接している場合にのみ、空気の圧力波を記録し、そうでない場合には感度のしきい値を上げる。例えば、ユーザ107が携帯機器を持っている場合、近接検出器605は、ユーザ107が筺体105に手をかざして動かすとマイクロプロセッサ130が処理を実行できるように、感度のしきい値を下げることができる。この機能は、隠れたキーボードとして実装される筺体入力機構600を可能とする。キーを出現させるためにユーザ107が筺体に手をかざして動かした場合、照明装置301A及び/又は301Bが点灯する。
いくつかの例では、コンデンサの平板又は面との間の空間には、空気を満たしてもよく、比誘電率(誘電率)の値は一つであってもよい。他の実施形態では、コンデンサの平板又は面との間の空間には、発泡材料を充填してもよい。一例として、かかる発泡材料は、1乃至2の誘電率を有してもよい。さらに他の例では、コンデンサの平板又は面との間の空間には、空洞の上部に追加的な支持構造を提供する材料を充填してもよい。例えば、コンデンサの平板又は面との間の空間には、スポンジ材料を充填してもよく、スポンジ材料は、空洞の上部に追加的な支持構造を提供することができ、押下された後に、空洞の上部が通常の状態に戻るよう補助するものとなる。
より高い誘電率の材料を用いる場合、同一の静電容量の変化量を薄いコンデンサで得ることができる。一例では、誘電率は2以上である。他の例では、誘電率は、3以上、5以上、10以上、12以上である。薄いコンデンサは、薄型の携帯機器を実現する上で有利である。
[別の処理]
静電容量の変化が携帯機器のセンサによって検出された場合、携帯機器が感知された静電容量の変化に応答する前に、かかる変化について、例えばマイクロプロセッサによる別の処理が施されてもよい。例えば、かかる変化が、大きさにおけるしきい値を超えることを条件として、携帯機器は、感知された静電容量の変化に応答してもよい。例えば、かかる変化が、継続時間におけるしきい値を超えることを条件として、携帯機器は、感知された静電容量の変化に応答してもよい。例えば、かかる変化が、大きさにおけるしきい値及び継続時間におけるしきい値を超えることを条件として、携帯機器は、感知された静電容量の変化に応答してもよい。大きさのしきい値は、ユーザによって選択されてもよい。継続時間のしきい値は、ユーザによって選択されてもよい。この方法によれば、ユーザは、ユーザ入力の機器による検出の感度を、ユーザの好みに合うように設定することができる。
静電容量の変化が携帯機器のセンサによって検出された場合、携帯機器が感知された静電容量の変化に応答する前に、かかる変化について、例えばマイクロプロセッサによる別の処理が施されてもよい。例えば、かかる変化が、大きさにおけるしきい値を超えることを条件として、携帯機器は、感知された静電容量の変化に応答してもよい。例えば、かかる変化が、継続時間におけるしきい値を超えることを条件として、携帯機器は、感知された静電容量の変化に応答してもよい。例えば、かかる変化が、大きさにおけるしきい値及び継続時間におけるしきい値を超えることを条件として、携帯機器は、感知された静電容量の変化に応答してもよい。大きさのしきい値は、ユーザによって選択されてもよい。継続時間のしきい値は、ユーザによって選択されてもよい。この方法によれば、ユーザは、ユーザ入力の機器による検出の感度を、ユーザの好みに合うように設定することができる。
静電容量の変化が携帯機器のセンサによって検出された場合、携帯機器が感知された静電容量の変化に応答する前に、かかる変化について、例えばマイクロプロセッサによる別の処理が施されてもよい。例えば、かかる変化は、第1の範囲内である場合、第1の応答が生じるように処理され、他方、第1の範囲とは異なる第2の範囲内である場合、第2の応答を生じるように処理されてもよい。例えば、かかる変化が、継続時間におけるしきい値を超えることを条件として、携帯機器は、感知された静電容量の変化に応答してもよい。例えば、かかる変化は、継続時間におけるしきい値を超えるかどうかだけでなく、第1の範囲内である場合、第1の応答が生じるように処理され、他方、第1の範囲とは異なる第2の範囲内である場合、第2の応答を生じるように処理されてもよい。例えば、継続時間のしきい値は、ユーザによって選択されてもよい。第1及び第2の範囲は、ユーザによって選択されてもよい。この方法によれば、ユーザは、ユーザ入力の機器による検出の感度を、ユーザの好みに合うように設定することができる。例えば、第1の範囲内で感知した変化は、画面の明るさを減少させることに対応させ、他方、第2の範囲内で感知した変化は、画面の明るさを増加することに対応させることができる。例えば、第1の範囲内で感知した変化は、所与の特性を低減することに対応させ、他方、第2の範囲内で感知した変化は、当該特性を増大することに対応させることができる。かかる特性は、機器を使用するユーザによって選択されてもよいし、又は、かかる特性は、機器によって提供されてもよい。選択可能な特性は、画面の明るさ、又は音量を含んでもよい。さらに、二種の感知範囲は、二種の機器設定又は機器操作に対応させることができる。例えば、機内モードのオン/オフ、通知のオン/オフ、WiFi(登録商標)のオン/オフ、位置情報サービスのオン/オフ、ミュートのオン/オフ、又は、(例えば、電子メール又は写真のリストにおける)選択項目についての前/次、などである。機器は、例えば、ロック解除コードのような一連の変化を処理するように動作可能であってもよい。携帯機器のロック解除コードとしては、例えば、強めの握る動作2回、続けて、弱めの握る動作2回とすることができる。
[効果]
機器が、(例えば、静電容量において)感知した変化に応答する場合、次の何れかが可能となる。機器は、自動的にウェイクアップすることができる(例えば、スタートアップ又はホーム画面がアクティブ化する)。機器は、双安定性画面などの機器画面上で着信メッセージを更新することができる。機器は、全地球測位システム(GPS)受信機を用いて決定されたものなど、決定された機器の位置を更新することができる。機器は、天候に関連した、又は温度に関連した、又は時刻に関連した情報を更新することができる。機器は、そのコンテキスト関連性(例えば位置関連)を有する機器外観を更新することができる。コンテキスト関連性(例えば位置関連)を有する機器外観は、位置に基づく広告を含むことができる。コンテキスト関連性(例えば、位置関連)を有する機器外観は、位置に基づく検索結果を含むことができる。機器は、それが提供する通知を更新することができる。機器上のアプリケーション又はサービスの一つは、それが提供する通知を更新することができる。機器上のアプリケーション又はサービスの何れも、それが提供する通知を更新することができる。機器は、画像又は他のコンテンツを表示することができる。機器は、ブログサイトから受信したテキストメッセージを更新することができる。機器は、画面(例えば、双安定性画面)の更新頻度を、例えば、10分に1回から1分に1回に増やすことができる。機器は、例えば、緊急サービスの従事者に対する主な緊急通知の受信をチェックすることができる。機器は、好みのランドマークの写真を背面画面に掲載することができる。機器は、背面画面に表示される何れかの受信した着信メッセージから会社名又は個人名を表示したり、削除したりすることができる。機器は、ニュースサービスによって提供されるニュースを更新したり、表示したりすることができる。機器は、ソーシャルメッセージングサービスによって提供されるソーシャルメッセージを更新したり、表示したりすることができる。機器は、ソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力を知らせる出力を更新したり、表示したりすることができる。ソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力は、フェイスブック(Facebook)(登録商標)のページであってもよい。機器は、グーグル(Google)(登録商標)の検索ページを更新したり、表示したりすることができる。機器は、携帯電話の信号強度の指標を更新したり、表示したりすることができる。機器は、バッテリーの充電状態の指標を更新したり、表示したりすることができる。機器は、カレンダー情報を更新したり、表示したりすることができる。機器は、例えば、ニュース、ソーシャルメッセージ、緊急通知、金融ニュース、地震、津波又は天気のうちの一つ又は複数のカテゴリの更新コンテンツを更新したり、表示したりすることができる。かかるカテゴリは、ユーザ又はネットワークサービスプロバイダなどによって、事前に選択されてもよい。機器は、音声出力を提供することができる。機器は、機器をモバイルホットスポットとして使用して、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動的な接続を可能にすることができる。機器は、画面の明るさを高めることができる。
機器が、(例えば、静電容量において)感知した変化に応答する場合、次の何れかが可能となる。機器は、自動的にウェイクアップすることができる(例えば、スタートアップ又はホーム画面がアクティブ化する)。機器は、双安定性画面などの機器画面上で着信メッセージを更新することができる。機器は、全地球測位システム(GPS)受信機を用いて決定されたものなど、決定された機器の位置を更新することができる。機器は、天候に関連した、又は温度に関連した、又は時刻に関連した情報を更新することができる。機器は、そのコンテキスト関連性(例えば位置関連)を有する機器外観を更新することができる。コンテキスト関連性(例えば位置関連)を有する機器外観は、位置に基づく広告を含むことができる。コンテキスト関連性(例えば、位置関連)を有する機器外観は、位置に基づく検索結果を含むことができる。機器は、それが提供する通知を更新することができる。機器上のアプリケーション又はサービスの一つは、それが提供する通知を更新することができる。機器上のアプリケーション又はサービスの何れも、それが提供する通知を更新することができる。機器は、画像又は他のコンテンツを表示することができる。機器は、ブログサイトから受信したテキストメッセージを更新することができる。機器は、画面(例えば、双安定性画面)の更新頻度を、例えば、10分に1回から1分に1回に増やすことができる。機器は、例えば、緊急サービスの従事者に対する主な緊急通知の受信をチェックすることができる。機器は、好みのランドマークの写真を背面画面に掲載することができる。機器は、背面画面に表示される何れかの受信した着信メッセージから会社名又は個人名を表示したり、削除したりすることができる。機器は、ニュースサービスによって提供されるニュースを更新したり、表示したりすることができる。機器は、ソーシャルメッセージングサービスによって提供されるソーシャルメッセージを更新したり、表示したりすることができる。機器は、ソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力を知らせる出力を更新したり、表示したりすることができる。ソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力は、フェイスブック(Facebook)(登録商標)のページであってもよい。機器は、グーグル(Google)(登録商標)の検索ページを更新したり、表示したりすることができる。機器は、携帯電話の信号強度の指標を更新したり、表示したりすることができる。機器は、バッテリーの充電状態の指標を更新したり、表示したりすることができる。機器は、カレンダー情報を更新したり、表示したりすることができる。機器は、例えば、ニュース、ソーシャルメッセージ、緊急通知、金融ニュース、地震、津波又は天気のうちの一つ又は複数のカテゴリの更新コンテンツを更新したり、表示したりすることができる。かかるカテゴリは、ユーザ又はネットワークサービスプロバイダなどによって、事前に選択されてもよい。機器は、音声出力を提供することができる。機器は、機器をモバイルホットスポットとして使用して、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動的な接続を可能にすることができる。機器は、画面の明るさを高めることができる。
[代替のセンサ]
上述したように、携帯機器筺体の変位(displacement)は、静電容量センサによって感知することができる。しかしながら、当業者であれば、圧電センサ、ピエゾ抵抗センサ及び歪みセンサ(elastoresistive sensors)などの他のセンサを用いてもよいことを理解するであろう。さらには、触覚センサの代わりに、近接センサを使用してもよい。当業者にとって明らかであるように、近接センサは、容量性センサ、及び静電容量式変位センサなど、いくつかのタイプを含む。近接センサは、超音波センサ、赤外線(IR)センサ、感光センサ、容量性センサ、誘導性センサ等々を含み、ユーザの指などの対象物が機器又は機器表面に近いか決定するように動作する。
上述したように、携帯機器筺体の変位(displacement)は、静電容量センサによって感知することができる。しかしながら、当業者であれば、圧電センサ、ピエゾ抵抗センサ及び歪みセンサ(elastoresistive sensors)などの他のセンサを用いてもよいことを理解するであろう。さらには、触覚センサの代わりに、近接センサを使用してもよい。当業者にとって明らかであるように、近接センサは、容量性センサ、及び静電容量式変位センサなど、いくつかのタイプを含む。近接センサは、超音波センサ、赤外線(IR)センサ、感光センサ、容量性センサ、誘導性センサ等々を含み、ユーザの指などの対象物が機器又は機器表面に近いか決定するように動作する。
[近接センサの利点]
近接センサの使用により、携帯機器は、ユーザが機器に接触する前であっても応答することができる。つまり、ユーザが機器に手を近づけると、携帯機器は、応答することができる。これは、ユーザが機器を拾い上げる前などでも、ユーザが機器に手を近づけたときに、機器がウェイクアップしたり、機器が他のタスクの実行を開始したりすることができるという利点を有する。一部のユーザは、機器がウェイクアップするか、又はユーザの手の接近に応答し他のタスクの実行を開始することを高く評価するであろう。なぜなら、本機器は、ウェイアップ又は他のタスクの実行を開始する前に、機器筺体への触覚による入力を必要とする機器よりも数秒早く、ユーザ入力を受けるための準備を整えるか、又は、関連する出力(例えば、画面上の情報)を提供することができるからである。
近接センサの使用により、携帯機器は、ユーザが機器に接触する前であっても応答することができる。つまり、ユーザが機器に手を近づけると、携帯機器は、応答することができる。これは、ユーザが機器を拾い上げる前などでも、ユーザが機器に手を近づけたときに、機器がウェイクアップしたり、機器が他のタスクの実行を開始したりすることができるという利点を有する。一部のユーザは、機器がウェイクアップするか、又はユーザの手の接近に応答し他のタスクの実行を開始することを高く評価するであろう。なぜなら、本機器は、ウェイアップ又は他のタスクの実行を開始する前に、機器筺体への触覚による入力を必要とする機器よりも数秒早く、ユーザ入力を受けるための準備を整えるか、又は、関連する出力(例えば、画面上の情報)を提供することができるからである。
[シェイク動作制御の確認]
携帯機器は、シェイク動作制御(shake control)(例えば、一つ又は複数の加速度計によって感知されるような機器の動きを感知することに基づく制御)の実行を許可する前に、ユーザが実際に機器を持っていることを確認するために一つ又は複数のセンサを使用するように動作可能であってもよい。これにより、ユーザが機器を持っていない場合に、シェイク動作制御が機器へ入力を与えてしまうことを防ぐことができる。例えば、機器がユーザのバックパック中でオンになってしまうことがあり、ユーザの歩行中に機器が加速度計などを介して動きを感知してしまうことがある。しかしながら、ユーザが機器を持っていることを機器が検出しない場合には、加速度計などを介して受けたすべての振動の態様を無視することができるのである。
携帯機器は、シェイク動作制御(shake control)(例えば、一つ又は複数の加速度計によって感知されるような機器の動きを感知することに基づく制御)の実行を許可する前に、ユーザが実際に機器を持っていることを確認するために一つ又は複数のセンサを使用するように動作可能であってもよい。これにより、ユーザが機器を持っていない場合に、シェイク動作制御が機器へ入力を与えてしまうことを防ぐことができる。例えば、機器がユーザのバックパック中でオンになってしまうことがあり、ユーザの歩行中に機器が加速度計などを介して動きを感知してしまうことがある。しかしながら、ユーザが機器を持っていることを機器が検出しない場合には、加速度計などを介して受けたすべての振動の態様を無視することができるのである。
[ロック/ロック解除の確認]
携帯機器は、機器が感知したタッチスクリーンへの合図(gesture)などによって機器のロック又はロック解除を許可する前に、ユーザが実際に機器を持っていることを確認するために一つ又は複数のセンサを使用するように動作可能であってもよい。これにより、偶発的なロック又はロック解除を防止することができる。そうでなければ、例えば、携帯機器がユーザのポケット内で動いてしまった場合、タッチスクリーンへの合図が感知されてしまう可能性がある。
携帯機器は、機器が感知したタッチスクリーンへの合図(gesture)などによって機器のロック又はロック解除を許可する前に、ユーザが実際に機器を持っていることを確認するために一つ又は複数のセンサを使用するように動作可能であってもよい。これにより、偶発的なロック又はロック解除を防止することができる。そうでなければ、例えば、携帯機器がユーザのポケット内で動いてしまった場合、タッチスクリーンへの合図が感知されてしまう可能性がある。
[SIMカードの「取出口」におけるマイロフォン]
マイクロフォンは、携帯機器本体の開口部、加入者識別モジュール(SIM)カードの取出口に配置される。例えば、図14参照。
マイクロフォンは、携帯機器本体の開口部、加入者識別モジュール(SIM)カードの取出口に配置される。例えば、図14参照。
[SIMカード「取出口」におけるマイクロフォンの実施例」
本例では、マイクロフォンは、携帯機器のSIMカード用取出口に位置している。一例が図14に示されている。これにより、機器筺体に追加の開口部が不要になり、機器筺体はマイク用の開口部を提供することに貢献する。
本例では、マイクロフォンは、携帯機器のSIMカード用取出口に位置している。一例が図14に示されている。これにより、機器筺体に追加の開口部が不要になり、機器筺体はマイク用の開口部を提供することに貢献する。
SIMカード取出口は非常に小さい開口部であるので、異なる周波数の音を異なる効率で伝達することができる。SIMカード取出口において二つ以上のマイクロフォンを提供することが好ましく、各マイクロフォンは異なる周波数範囲の音を受信するように最適化される。例えば、第1のマイクロフォンは、高周波数の音を受信するために最適化されたものであり、第2のマイクロフォンは、低周波数の音を受信するために最適化されたものである。二つの周波数範囲の音は、統合されたオーディオフィード(audio feed)を提供するように、携帯機器の処理などによって組み合わせてもよい。SIMカード取出口に二つ以上のマイクロフォンを使用することによって、SIMカード取出口に一つのマイクロフォンを使用する場合より、精度よい再生音の周波数範囲をより広くして、オーディオフィードを生成することができる。
マイクロフォンは、携帯機器に設けられたマイクロフォンだけに限られない。一例において、携帯機器のどこかに設けられた他のマイクロフォンに加えて、携帯機器は、SIMカード取出口におけるマイクロフォンをノイズキャンセル用に使用することもできる。
マイク用開口部としてSIMカード取出口を使用すれば、SIMカード取出口が小さい開口部であるので、携帯機器を水分の浸入から保護するのに役立てることもできる。
[携帯機器の触覚ケーシング]
携帯機器のケーシング(casing)は、木質感から金属感まで、その感触(tactile properties)を変更することができる材料で構成される(「モーフィング」(morphing))。
携帯機器のケーシング(casing)は、木質感から金属感まで、その感触(tactile properties)を変更することができる材料で構成される(「モーフィング」(morphing))。
[携帯機器の触覚ケーシングの実施例]
携帯機器のケーシングは、機器ケーシング又は筺体の感触が変更可能であるように提供されてもよい。これは、機器ケーシング又は筺体の感触が変更できない従来の携帯機器とは対照的である。
携帯機器のケーシングは、機器ケーシング又は筺体の感触が変更可能であるように提供されてもよい。これは、機器ケーシング又は筺体の感触が変更できない従来の携帯機器とは対照的である。
一例では、携帯機器ケーシング又は筺体の一部又は全部は、変更可能な感触を提供する。一例では、携帯機器のケーシング又は筺体の一部又は全部は、圧電材料又はフレクソエレクトリック材料(flexoelectric material)である。フレクソエレクトリック効果(flexoelectric effect)、あるいはその反対の効果は、国際公開第2009/018130A2号から引用された図19を参照して理解することができる。圧電効果、あるいはその反対の効果は、J.F.Nyeによる「Physical Properties of Crystals」(オックスフォード大学出版、オックスフォード、1998年)の第7章を参照して理解することができる。圧電材料は、圧電効果の反対の効果を発揮することもある。つまり、電場が印加されると材料に歪み(strain)が生じる。フレクソエレクトリック材料は、フレクソエレクトリック効果の反対の効果を発揮することもある。つまり、電場勾配が印加されると材料に応力(すなわち、歪み)が生じる。材料に歪みが生じた場合、材料は、手触りが異なるように感じられ、例えば、柔らかく又は硬くなったように、あるいは粗く又はなめらかになったように、あるいは、木質感又は金属感となるように感じられる。したがって、圧電材料の場合、機器ケーシング又は筺体のこのような材料に電場が印加されると、材料はその感触が変化する。フレクソエレクトリック材料の場合、機器ケーシング又は筺体のこのような材料に電場勾配が印加されると、材料はその感触が変化する。いくつかの圧電材料及びフレクソエレクトリック材料が国際公報第2009/018130A2号に記載されている。
電場に応答して感触を変化させることができる材料の種類の例として、電気活性ポリマー(EAP)がある。これらは、電場によって刺激された場合、大きさ又は形状の変化が示されるポリマーである。いくつかのEAPは、何れのセラミックよりもずっと大きな歪みを示すことができる。EAPには、誘電性とイオン性という二つの主要な種類がある。誘電体EAP(Dielectric EAPs)は、ポリマーを圧迫する二つの電極の間に生じる静電気力によって作動(actuation)が起こる材料である。イオン性EAP(Ionic EAPs)は、ポリマー内部のイオンの変位によって作動が起こる材料である。したがって、EAP材料の場合、機器ケーシング又は筐体のそのような材料に電場が印加されると、EAP材料は、その感触が変化する。
携帯機器において、携帯機器ケーシング又は筺体の一部又は全部の感触を変化させる電場を発生させるための動力源は、当該機器のバッテリーとすることができる。機器は、ユーザが機器ケーシング又は筺体の一部又は全部によって提供される感触を、柔らかく又は硬くことができるようなオプションメニューを提供してもよい。機器は、ユーザが機器ケーシング又は筺体の一部又は全部によって提供される感触を、粗く又は滑らかにすることができるようなオプションメニューを提供してもよい。機器は、ユーザが、機器ケーシング又は筺体の一部又は全部によって提供される感触を、木質感又は金属感となるように変更することができるようなオプションメニューを提供してもよい。
[二画面電話]
一例では、双安定性(bi-stable)ディスプレイを有する二画面(dual screen)のバー形態の電話を提供する。二画面のバー形態の電話の利点は、どちらを上にして機器をテーブルに置いたとしても、一方の画面は常時視認できることである。両画面で着信メッセージを表示することによって、機器がテーブルに置かれている場合でも着信メッセージをいつでも視認できるのである。第1のディスプレイ画面には、エレクトロウェッティング(electrowetting)技術を使用してもよい。第2のディスプレイ画面には、例えば、リクアビスタ社(Liquavista)のエレクトロウェッティング技術を使用してもよい。
一例では、双安定性(bi-stable)ディスプレイを有する二画面(dual screen)のバー形態の電話を提供する。二画面のバー形態の電話の利点は、どちらを上にして機器をテーブルに置いたとしても、一方の画面は常時視認できることである。両画面で着信メッセージを表示することによって、機器がテーブルに置かれている場合でも着信メッセージをいつでも視認できるのである。第1のディスプレイ画面には、エレクトロウェッティング(electrowetting)技術を使用してもよい。第2のディスプレイ画面には、例えば、リクアビスタ社(Liquavista)のエレクトロウェッティング技術を使用してもよい。
機器外観は、例えば全地球測位システム(GPS)受信機を用いて決定された位置などに関する、又は天気に関する、又は温度に関する、又は日時に関するコンテキスト関連性(context-related)を有してもよい。(例えば、位置に関する)コンテキスト関連性を有する機器外観は、位置に基づく広告を含んでもよい。(例えば、位置に関する)コンテキスト関連性を有する機器外観は、位置に基づく検索結果を含んでもよい。
モバイルコンピューティングでは、通知とカスタマイズが重要なタスクである。通知については、音、振動、又はLCD/AMOLED(液晶ディスプレイ/アクティブマトリクス型有機発光ダイオード)のディスプレイを使用することが知られている。これらすべての方法は、ごく短時間の通知を提供するものであり、消費電力が大きくなってしまうことから、常時オンモードとして作動させることができない。通知のためにセグメント化された双安定性ディスプレイを用いる例があるが、それらでは通知メッセージ及び/又はオプションについて適度な柔軟性を得ることができない。
機器のカスタマイズとして種々の方法がある。つまり、機器の見た目を変更するため、主画面のユーザーインターフェイス(UI)用の写真及びテーマ、音声、及び電話ケースのような異なる付属品が使用されうる。例えば、異なる電話ケースの外観を与えるように、双安定性画面に表示される内容を変更することによって、機器の見た目を変更することができる。例えば、電話のスキン(phone skin)を変更することができる。電話のスキンは、壁紙、写真、動画、ユーザがカスタマイズしたコンテンツのうちの一つ以上であってもよい。
一例では、機器の背面パネルに、双安定性アクティブマトリックス型で高解像度のディスプレイが設けられる。この改善により、先行文献の実施例と比べて以下の利点が得られる。
・電話のカスタマイズ−ユーザは、他の電話と自己の電話を区別できるように、任意のパターン、画像又はアプリケーションインターフェイスを表示できる。
・通知−任意のアプリケーション又はサービスについて、背面画面に通知を表示することができる。双安定性ディスプレイを使用するので、通知時間が制限されない。
・通知−任意のアプリケーション又はサービスについて、正面画面に通知を表示することができる。メッセージなどの通知は正面画面及び背面画面に提供されてもよい。
・電話自体がオフにされた場合でも情報は画面に残る。これは製造に際しても重要なことである。つまり、製造者は、すべての必要な情報、例えば、シリアル番号、証明ロゴ、製造国などを、双安定性画面に直接掲載することができる。
・電話のカスタマイズ−ユーザは、他の電話と自己の電話を区別できるように、任意のパターン、画像又はアプリケーションインターフェイスを表示できる。
・通知−任意のアプリケーション又はサービスについて、背面画面に通知を表示することができる。双安定性ディスプレイを使用するので、通知時間が制限されない。
・通知−任意のアプリケーション又はサービスについて、正面画面に通知を表示することができる。メッセージなどの通知は正面画面及び背面画面に提供されてもよい。
・電話自体がオフにされた場合でも情報は画面に残る。これは製造に際しても重要なことである。つまり、製造者は、すべての必要な情報、例えば、シリアル番号、証明ロゴ、製造国などを、双安定性画面に直接掲載することができる。
図15に本発明の一実施例を示す。図15は、本発明の機器の実施例における正面と背面を示す。機器はオフ状態で示されている。オフ状態では、正面は、照明されず、黒色部で示されている。しかしながら、オフ状態でも、背面の双安定性ディスプレイは、コンテンツを表示し続け、かかるコンテンツは周囲照明などの外部照明により視認できる。図15の例では、正面はAMOLEDディスプレイを有し、背面は電子インクの双方向性ディスプレイを有する。
双安定性ディスプレイには、例えばクアルコム社ミラゾール(Mirasol)の干渉変調技術を使用してもよい。
図3に本発明の一実施例を示す。図3は、本発明の機器の実施例における正面と背面を示す。機器はオン状態で示されている。オン状態では、正面が照明され、正面は画像又は他のコンテンツを表示することができる。オン状態では、背面の双安定性ディスプレイも画像又は他のコンテンツを表示することができる。図3の例では、正面は、AMOLEDディスプレイを有し、背面は電子インクの双方向性ディスプレイを有する。図3は、実施例の側面図を示す。
図4に本発明の一実施例を示す。図4は、本発明の機器の実施例における正面と背面を示す。機器はオン状態で示されている。オン状態では、正面が照明され、正面は画像又は他のコンテンツを表示することができる。オン状態では、背面の双安定性ディスプレイも画像又は他のコンテンツを表示することができる。図4の実施例では、正面はAMOLEDディスプレイを有し、背面は電子インクの双方向性ディスプレイを有する。
正面ディスプレイの例:4インチWVGA(800×480又は854×480)
技術:AMOLED又はsIPS/FFS方式
日本写真印刷社(Nissha)製の容量性タッチスクリーン
ガラス:ゴリラガラス(コーニング社製)
技術:AMOLED又はsIPS/FFS方式
日本写真印刷社(Nissha)製の容量性タッチスクリーン
ガラス:ゴリラガラス(コーニング社製)
背面画面の例:背面側のガラスの下に設けられる電子ペーパーディスプレイ機器(イーインク社製)
背面の特徴として以下を含む。
・イーインク社製の背面画面
・高精細なグレースケールパネル
・ケースの一部として知覚される
・低消費電力
背面の特徴として以下を含む。
・イーインク社製の背面画面
・高精細なグレースケールパネル
・ケースの一部として知覚される
・低消費電力
背面画面の特徴として以下を含む。
1 画像について
・解像度:700〜900×480(可能性のある範囲:正面ディスプレイに類似)
・色:16グレースケール(イーインク社製)、又は65K(LG社)
・コントラスト:10対1〜20対1、反射率:40%以上
・リフレッシュレート:150ミリ秒〜400ミリ秒
・1ピクセルからどんな領域でもリフレッシュする機能
・カラースキームはケースの色に従う
2 消費電力について
・300mAhの電気量を使用して約1000回の全画面の更新
・消費電力を最小限に抑えるため、更新頻度は毎分2回程度まで最小化
・双安定性状態では電力を消費しない又は必要としない
1 画像について
・解像度:700〜900×480(可能性のある範囲:正面ディスプレイに類似)
・色:16グレースケール(イーインク社製)、又は65K(LG社)
・コントラスト:10対1〜20対1、反射率:40%以上
・リフレッシュレート:150ミリ秒〜400ミリ秒
・1ピクセルからどんな領域でもリフレッシュする機能
・カラースキームはケースの色に従う
2 消費電力について
・300mAhの電気量を使用して約1000回の全画面の更新
・消費電力を最小限に抑えるため、更新頻度は毎分2回程度まで最小化
・双安定性状態では電力を消費しない又は必要としない
背面画面の出力として以下を提供する。
・インタラクション(Interactions)、
・コントロール(Control)、
・ユースケース(Use cases)、
・パーソナライゼーション(Personalization)、
・ウィジェット(Widgets)、
・プライバシー(Privacy)
・インタラクション(Interactions)、
・コントロール(Control)、
・ユースケース(Use cases)、
・パーソナライゼーション(Personalization)、
・ウィジェット(Widgets)、
・プライバシー(Privacy)
インタラクションの例は、ブログサイトからのテキストメッセージである。コントロールの例は、背面画面の更新頻度の変更することである(例えば、1分毎に1回から5分毎に1回)。ユースケースの例は、緊急サービスの従事者による大規模な緊急通報の受信である。パーソナライゼーションの例は、背面画面において好みのランドマークの写真を配置することである。プライバシーの例は、背面画面に表示される何れかの受信した着信メッセージから会社名又は個人名を削除することである。
バー形態のディスプレイ機器は、背面ディスプレイ画面の出力がソーシャルネットワークの画面(social network screen)を提供するものであってもよい。
事前にインストールされたウィジェットは、時計、ソーシャルアグリゲータ(Social aggregator)、通信ログ、「お気に入り」バケット、ニュース、天気、ヨタ社接続(Yota Connection)、バッテリー、お気に入り連絡先、緯度経度、及びプレーヤーを含む。
背面画面は以下を提供してもよい。
・コンテキスト関連性のテーマ(天気、場所、環境)
・ウィジェット、通知
・パーソナライゼーション
・ポストカード
・オペレータプッシュ(Operator Push)(祝辞(Congratulations)、カスタマーインフォメーション)
・コンテキスト関連性のテーマ(天気、場所、環境)
・ウィジェット、通知
・パーソナライゼーション
・ポストカード
・オペレータプッシュ(Operator Push)(祝辞(Congratulations)、カスタマーインフォメーション)
機器の背面ディスプレイは、ニュースサービスによって提供されるニュースを表示してもよい。機器の背面ディスプレイは、ソーシャルメッセージングサービス(social messaging service)によって提供されるソーシャルメッセージ(social messages)を表示してもよい。
機器の背面ディスプレイは、ソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力を知らせる出力を表示してもよい。ソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力は、フェイスブック(Facebook)(登録商標)のページであってもよい。機器の背面ディスプレイは、グーグル(Google)(登録商標)の検索ページを表示してもよい。機器の背面ディスプレイは、携帯電話の信号強度の指標を表示してもよい。機器の背面ディスプレイは、バッテリーの充電状態の指標を表示してもよい。機器の背面ディスプレイは、カレンダー情報を表示してもよい。
機器の背面ディスプレイは、ソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力を知らせる出力を表示してもよい。ソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力は、フェイスブック(Facebook)(登録商標)のページであってもよい。機器の背面ディスプレイは、グーグル(Google)(登録商標)の検索ページを表示してもよい。機器の背面ディスプレイは、携帯電話の信号強度の指標を表示してもよい。機器の背面ディスプレイは、バッテリーの充電状態の指標を表示してもよい。機器の背面ディスプレイは、カレンダー情報を表示してもよい。
機器の背面ディスプレイは、機器が省電力通知モードで動作する場合、機器の唯一の動作可能なディスプレイとしてもよい。機器が省電力通知モードで動作する場合、機器の背面ディスプレイは、ニュースサービスによって提供されたニュース記事の着信に応答して更新されてもよい。機器が省電力通知モードで動作する場合、機器の背面ディスプレイは、ソーシャルメッセージングサービスによって提供されたソーシャルメッセージの着信に応答して更新されてもよい。機器は、機器が省電力通知モードで動作する場合、機器の背面ディスプレイが、例えば、ニュース、ソーシャルメッセージ、緊急通知、金融ニュース、地震、津波又は天気のうちの一つ又は複数のカテゴリについての更新コンテンツを表示するようにプログラムされてもよい。かかるカテゴリは、ユーザ又はネットワークサービスのプロバイダなどによって、事前に選択されてもよい。
[機器の別の態様]
機器は、持ち運び可能であってもよい。機器は、携帯電話、ポータブルデジタルアシスタント(portable digital assistant)、ラップトップ、デジタルオーディオプレーヤー又はタブレットコンピュータであってもよい。知られているデジタルオーディオプレーヤーには、iPod(登録商標)とMP3プレーヤーが含まれる。知られているタブレットコンピュータには、iPad(登録商標)を含む。機器は、仮想キーボードを含んでもよい。機器は、タッチスクリーンを有していてもよい。機器は、それぞれがタッチスクリーンである二つの画面を有してもよい。双安定性画面は、タッチスクリーンであってもよい。双安定性画面でない画面がタッチスクリーンであってもよい。機器は、第2の双安定性画面を含んでもよい。機器は、タッチスクリーンである第2の双安定性画面を含んでもよい。機器は、タッチスクリーンではない第2の双安定性画面を含んでもよい。
機器は、持ち運び可能であってもよい。機器は、携帯電話、ポータブルデジタルアシスタント(portable digital assistant)、ラップトップ、デジタルオーディオプレーヤー又はタブレットコンピュータであってもよい。知られているデジタルオーディオプレーヤーには、iPod(登録商標)とMP3プレーヤーが含まれる。知られているタブレットコンピュータには、iPad(登録商標)を含む。機器は、仮想キーボードを含んでもよい。機器は、タッチスクリーンを有していてもよい。機器は、それぞれがタッチスクリーンである二つの画面を有してもよい。双安定性画面は、タッチスクリーンであってもよい。双安定性画面でない画面がタッチスクリーンであってもよい。機器は、第2の双安定性画面を含んでもよい。機器は、タッチスクリーンである第2の双安定性画面を含んでもよい。機器は、タッチスクリーンではない第2の双安定性画面を含んでもよい。
双安定性画面は、それが配置されている機器の主面の面積の50%以上を占めてもよい。双安定性画面は、それが配置されている機器の主面の面積の60%以上を占めてもよい。双安定性画面は、それが配置されている機器の主面の面積の70%以上を占めてもよい。双安定性画面は、それが配置されている機器の主面の面積の80%以上を占めてもよい。双安定性画面は、それが配置されている機器の主面の面積の90%以上を占めてもよい。双安定性画面は、それが配置されている機器の主面の面積の95%以上を占めてもよい。
機器は、二つの主面の間に設けられた一つのバックライトモジュールを備えてもよい。バックライトモジュールは、一つの主面の一つのディスプレイを照明してもよい。バックライトモジュールは、他方のディスプレイとは対向するように機器の異なる主面に各々設けられた二つのディスプレイを照明してもよい。
機器は、二つのバックライトモジュールを備えてもよく、各バックライトモジュールは、機器の主面に設けられた一つのディスプレイを照明してもよい。各バックライトモジュールは、機器の各主面の各ディスプレイを照明してもよい。二つのバックライトモジュールは、機器の二つのディスプレイの間に設けられてもよく、各ディスプレイは、他方のディスプレイと対向するように機器の異なる主面に設けられる。
機器は、平坦な(すなわち湾曲していない)主正面及び主背面を有してもよい。機器は、一方の主面が平坦(すなわち湾曲していない)であるのに対し、他方の主面が湾曲するものであってもよい。
[湾曲したバー形態のディスプレイ機器(例えば、電話)]
バー形態のディスプレイ機器(例えば、電話)は、雑然とした空間で迅速に製品を識別するために重要なユニーク(unique)で有機的な形状(organic shape)を有してもよい。図3及び図4に実施例を示す。バー形態のディスプレイ機器は、へこんだ正面と張り出した背面を有してもよい。各面の湾曲の大きさは、同一でもよいし、類似でもよい。へこんだ正面は、ユーザが手首を回しても、指の経路(path)に適合しうる。したがって、使用するのに無理がないのである。また、分布振動モードのラウドスピーカー(DML)としても湾曲した表面を有することが好ましい。仮に、スピーカー振動子を有する正面ディスプレイが平坦面の場合、その平坦面を卓上に向けて配置すると不快な音が生じてしまうからである。湾曲した表面であれば、このようなことが起きるのを防ぐことができる。正面及び背面の湾曲は、円柱状であることが好ましいが、球面又は非球面とすることもできる。張り出した背面は、双安定性ディスプレイを有することができる。通常の載置の位置は正面が下側となるので、バー形態のディスプレイ機器が載置の位置にある場合、通常は、双安定性ディスプレイを有する背面画面が表示するものとなる。この載置の位置は、構造的に安定するものでもある。バー形態のディスプレイ機器が背面を下にして置かれた場合(すなわち、張り出した面が下)、バー形態のディスプレイ機器は回ってしまい、不安定である。そのため、ユーザは、バー形態のディスプレイ機器の正面(すなわち、へこんだ面)を下にして、双安定性画面が見えるように置くだろう。
バー形態のディスプレイ機器(例えば、電話)は、雑然とした空間で迅速に製品を識別するために重要なユニーク(unique)で有機的な形状(organic shape)を有してもよい。図3及び図4に実施例を示す。バー形態のディスプレイ機器は、へこんだ正面と張り出した背面を有してもよい。各面の湾曲の大きさは、同一でもよいし、類似でもよい。へこんだ正面は、ユーザが手首を回しても、指の経路(path)に適合しうる。したがって、使用するのに無理がないのである。また、分布振動モードのラウドスピーカー(DML)としても湾曲した表面を有することが好ましい。仮に、スピーカー振動子を有する正面ディスプレイが平坦面の場合、その平坦面を卓上に向けて配置すると不快な音が生じてしまうからである。湾曲した表面であれば、このようなことが起きるのを防ぐことができる。正面及び背面の湾曲は、円柱状であることが好ましいが、球面又は非球面とすることもできる。張り出した背面は、双安定性ディスプレイを有することができる。通常の載置の位置は正面が下側となるので、バー形態のディスプレイ機器が載置の位置にある場合、通常は、双安定性ディスプレイを有する背面画面が表示するものとなる。この載置の位置は、構造的に安定するものでもある。バー形態のディスプレイ機器が背面を下にして置かれた場合(すなわち、張り出した面が下)、バー形態のディスプレイ機器は回ってしまい、不安定である。そのため、ユーザは、バー形態のディスプレイ機器の正面(すなわち、へこんだ面)を下にして、双安定性画面が見えるように置くだろう。
バー形態のディスプレイ機器がポケット内にある場合、正面(へこんだ面)を内向きにすることができ、脚の湾曲によく沿うものとなる。これは、アンテナ受信のために、(正面が上向きになるのに対して)より好ましい構成である。
湾曲した形状は、製造時にガラスをラミネートさせて形成してもよい。
[モバイルホットスポット(例えば「インスタント4G」)]
電話上に簡単なハード(又はソフト)スイッチを提供し、電話をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、電話におけるかかるスイッチを使用してインターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の電話経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。電話の中のファイルは、それから、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。加えて、電話の中のファイルは、インターネットアクセスが提供されなくても、共有することができる。電話での簡単なハード(又はソフト)スイッチは、WiFi(登録商標)ネットワークの共有を無効にすることを提供することができる。
電話上に簡単なハード(又はソフト)スイッチを提供し、電話をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、電話におけるかかるスイッチを使用してインターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の電話経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。電話の中のファイルは、それから、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。加えて、電話の中のファイルは、インターネットアクセスが提供されなくても、共有することができる。電話での簡単なハード(又はソフト)スイッチは、WiFi(登録商標)ネットワークの共有を無効にすることを提供することができる。
機器上に簡単なハード(又はソフト)スイッチを提供し、携帯機器モバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、機器におけるかかるスイッチを使用してインターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の携帯機器経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。携帯機器中のファイルは、それから、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。携帯機器は、例えば、携帯電話、携帯スマートフォン、又はモバイルタブレットコンピュータ装置であってもよい。加えて、携帯機器中のファイルは、インターネットアクセスが提供されなくても、共有することができる。携帯機器での簡単なハード(又はソフト)スイッチは、WiFi(登録商標)ネットワークの共有を無効にすることを提供することができる。
携帯電話上に隠れた機械式ボタンを提供し、電話をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、電話におけるかかる隠れた機械式ボタンを使用してインターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の電話経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。電話の中のファイルは、それから、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。加えて、電話の中のファイルは、インターネットアクセスが提供されなくても、共有することができる。電話上の隠れた機械式ボタンは、WiFi(登録商標)ネットワークの共有を無効にすることを提供することもできる。
携帯機器上に隠れた機械式ボタンを提供し、機器をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、機器におけるかかる隠れた機械式ボタンを使用してインターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の携帯機器経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。携帯機器中のファイルは、それから、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。携帯機器は、例えば、携帯電話、携帯スマートフォン、又はモバイルタブレットコンピュータ装置であってもよい。加えて、携帯機器中のファイルは、インターネットアクセスが提供されなくても、共有することができる。携帯機器上の隠れた機械式ボタンは、WiFi(登録商標)ネットワークの共有を無効にすることを提供することもできる。
携帯電話のスクイズ動作制御を提供し、電話をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、電話におけるかかるスクイズ動作制御を使用してインターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の電話経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。電話の中のファイルは、それから、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。加えて、電話の中のファイルは、インターネットアクセスが提供されなくても、共有することができる。携帯電話のスクイズ動作制御は、WiFi(登録商標)ネットワークの共有のオン/オフを切り替えることを提供してもよい。
携帯機器のスクイズ動作制御を提供し、機器をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、機器におけるかかるスクイズ動作制御を使用してインターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の携帯機器経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。携帯機器中のファイルは、それから、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。携帯機器は、例えば、携帯電話、携帯スマートフォン、又はモバイルタブレットコンピュータ装置であってもよい。加えて、携帯機器中のファイルは、インターネットアクセスが提供されなくても、共有することができる。携帯機器のスクイズ動作制御は、WiFi(登録商標)ネットワークの共有のオン/オフを切り替えることを提供してもよい。
ユーザが電話を拾い上げたときに、ユーザが電話を拾い上げたかを携帯電話が検知することができるように、携帯電話にコンデンサセンサストリップを提供する。電話をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、電話を拾い上げることによって、インターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の電話経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。電話の中のファイルは、それから、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。加えて、電話の中のファイルは、インターネットアクセスが提供されなくても、共有することができる。瞬時かつ自動のWiFi(登録商標)ネットワークの共有は、ユーザが電話を置いたときに、切断されてもよい。
ユーザが携帯機器を拾い上げたときに、ユーザが機器を拾い上げたかを携帯機器が検知することができるように、携帯機器にコンデンサセンサストリップを提供する。機器をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、機器を拾い上げることによって、インターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の携帯機器経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。携帯機器中のファイルは、それから、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。携帯機器は、例えば、携帯電話、携帯スマートフォン、又はモバイルタブレットコンピュータ装置であってもよい。加えて、携帯機器中のファイルは、インターネットアクセスが提供されなくても、共有することができる。瞬時かつ自動のWiFi(登録商標)ネットワークの共有は、ユーザが機器を置いたときに、切断されてもよい。
携帯電話は、4G携帯電話網に接続することができる。携帯電話は、3G携帯電話網に接続することができる。携帯電話は、2G携帯電話網に接続することができる。携帯機器は、4G携帯電話網に接続することができる。携帯機器は、3G携帯電話網に接続することができる。携帯機器は、2G携帯電話網に接続することができる。
携帯機器(例えば、携帯電話)は、バー形態の機器であってもよい。機器ケースは、一つのブロックであってもよい。機器は、タッチスクリーンを有していてもよい。機器のオペレーティングシステムは、グーグル(Google)(登録商標)、アンドロイド(Android)(登録商標)であってもよい。機器は、双安定性画面を有してもよい。機器は、タッチスクリーンと、さらに双安定性画面を有してもよい。双安定性画面は、全体的に又は部分的に、例えば、限られた画面領域又は全画面領域について、リフレッシュ可能なものであり、画面領域内のどのピクセルからのリフレッシュを開始できるものであってもよい。機器のガラス基板は、機器表面の湾曲に合わせて湾曲していてもよい。
バー形態のディスプレイ機器は、複数のディスプレイ画面を備えてもよい。バー形態とは、スラブ型、スレート型、ブロック型、バー型、及びキャンディバー型を含む。バー形態のディスプレイ機器として、例えば、iPhone(商標)、iPad(商標)などのスレート型の機器が知られている。しかしながら、これらの機器は、ただ一つのディスプレイ画面を備えるものである。バー形態の機器はスレート型であってもよい。
携帯機器(例えば、携帯電話)は、限定されたユーザの組を定義して用いられ、限定されたユーザの組は、かかる限定されたユーザの組についてのWiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能とする機器に接続することができる。
携帯機器(例えば、携帯電話)は、パーソナルコンピュータへの無線接続を提供することができ、そのコンピュータをインターネットに接続可能とする。
携帯機器(例えば、携帯電話)は、二つのパーソナルコンピュータへの無線接続を提供することができ、二つのパーソナルコンピュータの間において信頼性のある中継手段(携帯機器)を介してファイル共有又はリソース共有(例えば、アプリケーションソフトウェアの共有)を可能にする。
携帯機器(例えば、携帯電話)は、ファイルに対してファイル同期を提供することができ、かかるファイルは、携帯機器を介し、WiFi(登録商標)ネットワークの自動共有を用いて共有される。
携帯機器は、例えば、パーソナルコンピュータ、ビデオゲームコンソール、スマートフォン、デジタルオーディオプレーヤー、携帯電話又はタブレットコンピュータなどであってもよい。携帯機器は、一体型のGPSアンテナを含むことができる。
携帯機器(例えば、携帯電話)は、ユーザからの一動作に応答して、瞬時かつ自動の無線ネットワークの共有を提供することができる。かかる一動作は、機器が既にオンになっており、携帯電話網に接続されている場合には、携帯機器を持つユーザによる物理的な接触の合図(gesture)、又は音声によるアクティブ化コマンド(activation command)を含む。共有は、他のユーザの機器と、又は他の複数のユーザの機器とともにされてもよい。
[無線機器用の仮想的なWeb−USBインターフェース]
iPhone(登録商標)又はiPad(登録商標)は、ユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタを備えていない。これは大きな欠点である。本装置はUSBインターフェースを備えたWiFi(登録商標)ドングルからWiFi(登録商標)接続を提供する。そして、携帯機器は、USBドングルが差し込まれた外部機器の何れかを、WiFi(登録商標)ドングル中のメモリに連結することができ、USBインターフェースが携帯機器に備え付けられているかのように振る舞う。したがって、例えば、携帯機器上のウェブブラウザにおいて、USBドングル自体に保存されているファイルのファイル構造を見たり、USBドングルが連結されたプリンタで印刷したり、携帯電話に接続されたプリンタで印刷したりすることができる。携帯機器(例えば、携帯電話)は、自動の無線ネットワークの共有を提供することができる。
iPhone(登録商標)又はiPad(登録商標)は、ユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタを備えていない。これは大きな欠点である。本装置はUSBインターフェースを備えたWiFi(登録商標)ドングルからWiFi(登録商標)接続を提供する。そして、携帯機器は、USBドングルが差し込まれた外部機器の何れかを、WiFi(登録商標)ドングル中のメモリに連結することができ、USBインターフェースが携帯機器に備え付けられているかのように振る舞う。したがって、例えば、携帯機器上のウェブブラウザにおいて、USBドングル自体に保存されているファイルのファイル構造を見たり、USBドングルが連結されたプリンタで印刷したり、携帯電話に接続されたプリンタで印刷したりすることができる。携帯機器(例えば、携帯電話)は、自動の無線ネットワークの共有を提供することができる。
[ビークル搭載オーディオ用のUSBスティック]
ビークル(例えば、車)に搭載のオーディオシステムは、多くの場合、MP3ファイル用のUSBインターフェースを持つが、インターネットラジオにアクセスする手段を持たない(現在では真にハイエンドなシステムでのみ利用可能である)。(例えば、インターネットラジオ局、スポティファイ(Spotify)など)のストリーミングラジオを受信可能とする、無線データ対応USBドングルを提供する。無線データ対応USBドングルは、携帯電話又は他の携帯機器とで無線で連結することができる。携帯電話又は他の携帯機器は、自動の無線ネットワークの共有を提供することができる。携帯電話又は他の携帯機器は、インターネットアクセスを提供し、それによって、インターネットを介し、ビークルのラジオ放送受信機では受信することができないラジオ局との無線アクセスを提供することができる。USBドングルは、データストリームを確保し、ビークル(例えば、車)搭載オーディオが読み取れるように設計されているMP3ファイルのような、ファイルのシーケンスに変換する。このことは、従前のビークル(例えば、車)搭載オーディオに、インターネットラジオ用の再生/巻き戻し、保存などの機能を持たせることを可能にする。
ビークル(例えば、車)に搭載のオーディオシステムは、多くの場合、MP3ファイル用のUSBインターフェースを持つが、インターネットラジオにアクセスする手段を持たない(現在では真にハイエンドなシステムでのみ利用可能である)。(例えば、インターネットラジオ局、スポティファイ(Spotify)など)のストリーミングラジオを受信可能とする、無線データ対応USBドングルを提供する。無線データ対応USBドングルは、携帯電話又は他の携帯機器とで無線で連結することができる。携帯電話又は他の携帯機器は、自動の無線ネットワークの共有を提供することができる。携帯電話又は他の携帯機器は、インターネットアクセスを提供し、それによって、インターネットを介し、ビークルのラジオ放送受信機では受信することができないラジオ局との無線アクセスを提供することができる。USBドングルは、データストリームを確保し、ビークル(例えば、車)搭載オーディオが読み取れるように設計されているMP3ファイルのような、ファイルのシーケンスに変換する。このことは、従前のビークル(例えば、車)搭載オーディオに、インターネットラジオ用の再生/巻き戻し、保存などの機能を持たせることを可能にする。
ストリーム配信された音声は、少なくとも二つの別々のファイルとして保存され、ユーザが、車載オーディオシステムのソフトウェアを使用して次のトラックへのスキップを選択可能にする。ユーザは、ビークル(例えば、車)搭載オーディオシステムを改造しなくても、そのビークル(例えば、車)でオンラインの音楽を聞くことができる。サービスの設定のため、ストリーム配信源を選択し、オンラインのインターフェースが用いられる。オンラインのインターフェースは、携帯電話又は他の携帯機器によって提供されてもよい。
[可視の機械式ボタンを持たない機器の例]
携帯機器(例えば、携帯電話)は、継ぎ目のない、ユニボディの表面を提供することができる。ただし、例えば、音量の増減のための隠れた機械式ボタンを持つこともできる。
携帯機器(例えば、携帯電話)は、継ぎ目のない、ユニボディの表面を提供することができる。ただし、例えば、音量の増減のための隠れた機械式ボタンを持つこともできる。
[スクイズ動作制御の例]
携帯機器(例えば、携帯電話)は、それを握る(squeezing)ことによってオン又はオフにすることができる。
携帯機器(例えば、携帯電話)は、それを握る(squeezing)ことによってオン又はオフにすることができる。
[湾曲した電話の例]
雑然とした空間で迅速に製品を識別するために重要なユニーク(unique)で有機的な形状(organic shape)。携帯電話は、へこんだ正面と張り出した背面を有してもよい。各面の湾曲の大きさは、同一でもよいし、類似でもよい。へこんだ正面は、ユーザが手首を回しても、指の経路(path)に適合しうる。したがって、使用するのに無理がないのである。また、分布振動モードのラウドスピーカー(DML)としても湾曲した表面を有することが好ましい。仮に、スピーカー振動子を有する主画面(例えば、LCD)がそうではなくて平坦面である場合、その平坦面を卓上に向けて配置すると不快な音が生じてしまうからである。湾曲した表面であれば、このようなことが起きるのを防ぐことができる。正面及び背面の湾曲は、球面又は非球面であるよりも円柱状であることが好ましい。
雑然とした空間で迅速に製品を識別するために重要なユニーク(unique)で有機的な形状(organic shape)。携帯電話は、へこんだ正面と張り出した背面を有してもよい。各面の湾曲の大きさは、同一でもよいし、類似でもよい。へこんだ正面は、ユーザが手首を回しても、指の経路(path)に適合しうる。したがって、使用するのに無理がないのである。また、分布振動モードのラウドスピーカー(DML)としても湾曲した表面を有することが好ましい。仮に、スピーカー振動子を有する主画面(例えば、LCD)がそうではなくて平坦面である場合、その平坦面を卓上に向けて配置すると不快な音が生じてしまうからである。湾曲した表面であれば、このようなことが起きるのを防ぐことができる。正面及び背面の湾曲は、球面又は非球面であるよりも円柱状であることが好ましい。
張り出した背面は、双安定性ディスプレイを有することができる。通常の載置の位置は正面が下側となるので、電話が載置の位置にある場合、通常は、双安定性ディスプレイを有する背面画面が表示するものとなる。この載置の位置は、構造的に安定するものでもある。電話が背面を下にして置かれた場合(すなわち、張り出した面が下)、電話は回ってしまい、不安定である。そのため、ユーザは、電話の正面(すなわち、へこんだ面)を下にして、双安定性画面が見えるように置くだろう。
電話がポケット内にある場合、正面(へこんだ面)を内向きにすることができ、脚の湾曲によく沿うものとなる。これは、アンテナ受信のために、(正面が上向きになるのに対して)より好ましい構成である。
[湾曲した機器の例]
雑然とした空間で迅速に製品を識別するために重要なユニーク(unique)で有機的な形状(organic shape)。携帯機器は、へこんだ正面と張り出した背面を有してもよい。各面の湾曲の大きさは、同一でもよいし、類似でもよい。へこんだ正面は、ユーザが手首を回しても、指の経路(path)に適合しうる。したがって、使用するのに無理がないのである。また、分布振動モードのラウドスピーカー(DML)としても湾曲した表面を有することが好ましい。仮に、スピーカー振動子を有する主画面(例えば、LCD)がそうではなくて平坦面の場合、その平坦面を卓上に向けて配置すると不快な音が生じてしまうからである。湾曲した表面であれば、このようなことが起きるのを防ぐことができる。正面及び背面の湾曲は、球面又は非球面であるよりも円柱状であることが好ましい。
雑然とした空間で迅速に製品を識別するために重要なユニーク(unique)で有機的な形状(organic shape)。携帯機器は、へこんだ正面と張り出した背面を有してもよい。各面の湾曲の大きさは、同一でもよいし、類似でもよい。へこんだ正面は、ユーザが手首を回しても、指の経路(path)に適合しうる。したがって、使用するのに無理がないのである。また、分布振動モードのラウドスピーカー(DML)としても湾曲した表面を有することが好ましい。仮に、スピーカー振動子を有する主画面(例えば、LCD)がそうではなくて平坦面の場合、その平坦面を卓上に向けて配置すると不快な音が生じてしまうからである。湾曲した表面であれば、このようなことが起きるのを防ぐことができる。正面及び背面の湾曲は、球面又は非球面であるよりも円柱状であることが好ましい。
張り出した背面は、双安定性ディスプレイを有することができる。通常の載置の位置は正面が下側となるので、機器が載置の位置にある場合、通常は、双安定性ディスプレイを有する背面画面が表示するものとなる。この載置の位置は、構造的に安定するものでもある。機器が背面を下にして置かれた場合(すなわち、張り出した面が下)、機器は回ってしまい、不安定である。そのため、ユーザは、機器の正面(すなわち、へこんだ面)を下にして、双安定性画面が見えるように置くだろう。
機器がポケット内にある場合、正面(へこんだ面)を内向きにすることができ、脚の湾曲によく沿うものとなる。これは、アンテナ受信のために、(正面が上向きになるのに対して)より好ましい構成である。
湾曲した機器は、例えば、携帯電話、携帯スマートフォン、携帯タブレットコンピュータ機器、パーソナルコンピュータ、ビデオゲームコンソール、又はデジタルオーディオプレーヤーなどであってもよい。
[容量性「ホールド」センサ]
従来の電話では、電話が待機状態にある場合、ユーザは、通常、ボタンを押すことによって、手動でホーム画面をアクティブ化しなければならない。電話にコンデンサセンサストリップを用いるので、その結果、電話は、ユーザに拾い上げられたかを検知し、次いで、自動的にウェイクアップ(例えば、スタートアップ/ホーム画面をアクティブ化)する。
従来の電話では、電話が待機状態にある場合、ユーザは、通常、ボタンを押すことによって、手動でホーム画面をアクティブ化しなければならない。電話にコンデンサセンサストリップを用いるので、その結果、電話は、ユーザに拾い上げられたかを検知し、次いで、自動的にウェイクアップ(例えば、スタートアップ/ホーム画面をアクティブ化)する。
これは、電話に設けられるソフトキー又はハードキーの代わりに使用することができ、また、画面の明るさ調整の代わりにも使用することができる。
[LAN接続管理(ポータブル機器用のWi−Fiインターフェース管理)]
ポータブルルータ装置は、ワイドエリアネットワーク(WAN)インターフェース(例えば、2G/3G/4G/LTEなどの標準化通信技術を用いる)と、ローカルエリアネットワーク(LAN)インターフェース(例えば、WiFi(登録商標)ネットワーク、構内ネットワーク、Bluetooth(登録商標)及び他の短距離ネットワーク接続を含むパーソナルネットワーク)とを提供する。LANインターフェースは、機器がWANに接続したときだけオンにしてもよい。LANインターフェースは、所定のWAN信号強度の範囲内でのみオンにしてもよい。他の機器は、ルータを介して、LANインターフェースがアクティブ化したとき、LANインターフェース経由でWANネットワーク(例えば、インターネット)に接続することができる。
ポータブルルータ装置は、ワイドエリアネットワーク(WAN)インターフェース(例えば、2G/3G/4G/LTEなどの標準化通信技術を用いる)と、ローカルエリアネットワーク(LAN)インターフェース(例えば、WiFi(登録商標)ネットワーク、構内ネットワーク、Bluetooth(登録商標)及び他の短距離ネットワーク接続を含むパーソナルネットワーク)とを提供する。LANインターフェースは、機器がWANに接続したときだけオンにしてもよい。LANインターフェースは、所定のWAN信号強度の範囲内でのみオンにしてもよい。他の機器は、ルータを介して、LANインターフェースがアクティブ化したとき、LANインターフェース経由でWANネットワーク(例えば、インターネット)に接続することができる。
機器がWANネットワークに接続されていない場合、ルータ装置のLANインターフェースは非アクティブ状態としてもよい。WAN信号強度が所定のレベル以下である場合、ルータ装置のLANインターフェースは非アクティブ状態としてもよい。一例では、信号レベルが特定の時間、しきい値以下であったならば、その後において、LANインターフェースが非アクティブ状態となる。ルータ機器は、例えば、LAN上の他の機器との間の通信がある場合、LANのアクティブ状態を維持し、それ以外の場合、例えば、WANネットワークへの接続がないか、又はWAN信号強度が所定のレベル未満であるから、LANインターフェースを非アクティブ状態にしてもよい。
ルータ機器は、LANインターフェースがオフの場合、電力消費(例えば、バッテリー又は商用電源による電力)を低減する。
WAN接続が存在しない又はWAN信号強度が非常に弱い場合、LANインターフェースを非アクティブ状態にすることは、ルータ機器を利用可能な他のLAN機器のユーザにとって、適切な使用環境を提供するものでもある。
例えば、ルータがWAN信号強度の低いエリア(非サービス提供エリア)にある場合、他のLAN機器は、ルータを使用してインターネットに接続しようと試みることはない。
既存のポータブルルータなどの機器及びポータブルルータ機能を有する既存の電話は、LANインターフェースを有効又は無効にするオプションを提供するが、その機器がWANネットワークに接続しているか否かによって決まるものではない。
ポータブルルータ機器を提供する。これは、WANインターフェース(例えば、2G/3G/4G)及びLANインターフェース(例えば、WiFi(登録商標))を有する。WAN(例えば、2G、3G、4G)信号がある場合には、LAN(例えば、Wi−Fi)インターフェースはオンになり、Wi−Fi機器は、ルータを介してWANに接続することができる。WAN信号がない場合には、バッテリー電力を節約し、かつ、iPhone(登録商標)などのWi−Fi機器において適切な使用環境を与えるため、LANインタフェース(例えば、Wi−Fi)をオフにする。つまり、ルータが非サービスエリアに存在する場合には、それらはルータを介してインターネットに接続しようとはしない。
[入力を感知するように動作可能な筺体を有する携帯機器]
ユーザ入力を感知するように動作可能な筺体を含む携帯機器を提供する。
携帯機器は、筺体がユーザ入力を感知するように動作可能である触覚センサを備えるものであってもよい。
携帯機器は、触覚センサが静電容量センサであるものであってもよい。
携帯機器は、静電容量センサがコンデンサセンサストリップを含むものであってもよい。
携帯機器は、触覚センサが圧電センサであるものであってもよい。
携帯機器は、触覚センサがピエゾ抵抗センサであるものであってもよい。
携帯機器は、触覚センサが歪みセンサであるものであってもよい。
携帯機器は、筺体がユーザ入力を感知するように動作可能な近接センサを備えるものであってもよい。
携帯機器は、近接センサが容量性センサであるものであってもよい。
携帯機器は、近接センサが容量性変位センサであるものであってもよい。
携帯機器は、近接センサが、一つ又は複数の超音波センサ、赤外線(IR)センサ、感光性センサ、又は誘導性センサであるものであってもよい。
携帯機器において、近接センサは、対象が機器又は機器の表面の近くにあるか決定するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、対象がユーザの指であってもよい。
携帯機器は、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
携帯機器は、筺体が一時的に応力を受けているときに、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
携帯機器は、ユーザとの相互作用の前とその最中との両方の筺体の静電容量を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
携帯機器は、ユーザによって筐体に加えられた圧力を定量化することができる方法で入力が感知されるものであってもよい。
携帯機器は、筺体が、金属表面と、その金属表面に隣接して配置された一つ又は複数のセンサとを含むものであってもよい。
携帯機器は、一つ又は複数のセンサが、機器に対する入力を示す金属表面のゆがみを検出するように構成されるものであってもよい。
携帯機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを一つだけ有するものであってもよい。
携帯機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを複数有するものであってもよい。
携帯機器において、触覚センサと協働するマイクロプロセッサによって測定可能な変化が生じるように、筺体に応力又はゆがみを加えるため、筺体に物理的な接触が起こるものであってもよい。
携帯機器は、入力を感知するために必要である筺体との物理的な接触がなくても、入力が検出されるように、マイクロプロセッサが近接検出器に結合されるものであってもよい。
携帯機器は、ユーザが筺体に手をかざして動かした際にマイクロプロセッサが動作を実行することができるように、近接検出器の感度のしきい値を減少させるように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、コンデンサの平板又は表面の間の空間が空気で満たされるものであってもよい。
携帯機器は、コンデンサの平板又は表面の間の空間が発泡性材料で満たされるものであってもよい。
携帯機器は、発泡材料が1乃至2の誘電率を有しているものであってもよい。
携帯機器は、コンデンサの平板又は面との間の空間が、コンデンサ空洞の上部に追加的な支持構造を提供する材料で満たされたものであってもよい。
携帯機器は、コンデンサの平板又は面との間の空間が、誘電率が2以上である材料で満たされたものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してスリープ状態から自動的にウェイクアップするように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して機器画面上の着信メッセージを更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して機器の決定位置を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して天気に関連する、温度に関連する、又は日時に関連する情報を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してそのコンテキスト関連性を有する機器外観を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、コンテキスト関連性を有する機器外観が位置に関係し、場所に基づく広告を含むものであってもよい。
携帯機器は、コンテキスト関連性を有する機器外観が位置に関係し、場所に基づく検索結果を含むものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してそれが提供する通知を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、通知が機器上の一つのアプリケーション又はサービスによって提供されるものであってもよい。
携帯機器は、通知が機器上の何れのアプリケーション又はサービスによって提供されるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して画像を表示するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してブログサイトから受信したテキストメッセージを更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して画面の更新頻度を増加するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、更新される画面が双安定性画面であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して緊急通知を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してソーシャルメッセージングサービスによって提供されるソーシャルメッセージを更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力を知らせる出力を表示するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して検索ページを更新又は表示するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してカレンダー情報を更新又は表示するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して事前に選択されたカテゴリの情報を更新又は表示するように動作可能であるものであってもよく、かかるカテゴリはユーザによって又はネットワークサービスプロバイダによって事前に選択されたものである。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して、機器をモバイルホットスポットとして使用して、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にするように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して機器をロック又はロック解除するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して画面の明るさを調整するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、携帯機器が感知した変化に応答するに際しては、筺体によって感知された変化が大きさにおけるしきい値を超えることが必要であるものであってもよい。
携帯機器は、大きさのしきい値がユーザによって選択されるものであってもよい。
携帯機器において、携帯機器が感知した変化に応答するに際しては、筺体によって感知された変化が継続時間におけるしきい値を超えることが必要であるものであってもよい。
携帯機器は、継続時間のしきい値がユーザによって選択されるものであってもよい。
携帯機器において、筺体によって感知された変化は、第1の範囲内である場合、第1の応答が生じるように処理され、他方、第1の範囲とは異なる第2の範囲内である場合、第2の応答を生じるように処理されるものであってもよい。
携帯機器において、第1の範囲内で感知した変化は画面の明るさを減少させ、他方、第2の範囲内で感知した変化は画面の明るさを増加させるものであってもよい。
携帯機器において、第1の範囲内で感知した変化は、所与の特性を低減させ、他方、第2の範囲内で感知した変化は、当該特性を増大させるものであってもよい。
携帯機器において、第1の範囲内で感知した変化は、所与の特性を低減させ、他方、第2の範囲内で感知した変化は、当該特性を増大させるものであってもよく、当該特性は、感知した変化に応答する機器によって選択されたものである。
携帯機器は、第1及び第2の感知範囲が二種の機器設定又は操作に対応するものであってもよい。
携帯機器は、ロック解除コードのような一連の変化を処理するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、携帯機器は、筺体に関連付けられた近接センサの使用により、ユーザが機器に接触する前であっても、応答するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、機器は、筺体に関連付けられた触覚センサを使用して、機器のシェイク動作制御を実行することを許可する前に、ユーザが実際に機器筺体を持ったかを確認するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、機器は、筺体に関連付けられた触覚センサを使用して、機器のロック又はロック解除制御を実行することを許可する前に、ユーザが実際に機器筺体を持ったかを確認するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、バー形態の電話であってもよい。
携帯機器は、双安定性ディスプレイを含むものであってもよい。
携帯機器は、二画面ディスプレイを含むものであってもよい。
携帯機器は、携帯電話、ポータブルデジタルアシスタント、ラップトップ、デジタルオーディオプレーヤー又はタブレットコンピュータであってもよい。
携帯機器は、タッチスクリーンを備えるものであってもよい。
携帯機器は、仮想キーボードを備えるものであってもよい。
携帯機器は、画面が、それが配置されている機器の主面の面積の90%以上を占めるものであってもよい。
携帯機器は、平坦な(すなわち湾曲していない)主正面及び主背面を有するものであってもよい。
携帯機器は、一方の主面が平坦(すなわち湾曲していない)であるのに対し、他方の主面が湾曲するものであってもよい。
携帯機器は、へこんだ正面と張り出した背面とを有するものであってもよい。
ユーザ入力を感知するように動作可能な筺体を含む携帯機器を提供する。
携帯機器は、筺体がユーザ入力を感知するように動作可能である触覚センサを備えるものであってもよい。
携帯機器は、触覚センサが静電容量センサであるものであってもよい。
携帯機器は、静電容量センサがコンデンサセンサストリップを含むものであってもよい。
携帯機器は、触覚センサが圧電センサであるものであってもよい。
携帯機器は、触覚センサがピエゾ抵抗センサであるものであってもよい。
携帯機器は、触覚センサが歪みセンサであるものであってもよい。
携帯機器は、筺体がユーザ入力を感知するように動作可能な近接センサを備えるものであってもよい。
携帯機器は、近接センサが容量性センサであるものであってもよい。
携帯機器は、近接センサが容量性変位センサであるものであってもよい。
携帯機器は、近接センサが、一つ又は複数の超音波センサ、赤外線(IR)センサ、感光性センサ、又は誘導性センサであるものであってもよい。
携帯機器において、近接センサは、対象が機器又は機器の表面の近くにあるか決定するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、対象がユーザの指であってもよい。
携帯機器は、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
携帯機器は、筺体が一時的に応力を受けているときに、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
携帯機器は、ユーザとの相互作用の前とその最中との両方の筺体の静電容量を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
携帯機器は、ユーザによって筐体に加えられた圧力を定量化することができる方法で入力が感知されるものであってもよい。
携帯機器は、筺体が、金属表面と、その金属表面に隣接して配置された一つ又は複数のセンサとを含むものであってもよい。
携帯機器は、一つ又は複数のセンサが、機器に対する入力を示す金属表面のゆがみを検出するように構成されるものであってもよい。
携帯機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを一つだけ有するものであってもよい。
携帯機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを複数有するものであってもよい。
携帯機器において、触覚センサと協働するマイクロプロセッサによって測定可能な変化が生じるように、筺体に応力又はゆがみを加えるため、筺体に物理的な接触が起こるものであってもよい。
携帯機器は、入力を感知するために必要である筺体との物理的な接触がなくても、入力が検出されるように、マイクロプロセッサが近接検出器に結合されるものであってもよい。
携帯機器は、ユーザが筺体に手をかざして動かした際にマイクロプロセッサが動作を実行することができるように、近接検出器の感度のしきい値を減少させるように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、コンデンサの平板又は表面の間の空間が空気で満たされるものであってもよい。
携帯機器は、コンデンサの平板又は表面の間の空間が発泡性材料で満たされるものであってもよい。
携帯機器は、発泡材料が1乃至2の誘電率を有しているものであってもよい。
携帯機器は、コンデンサの平板又は面との間の空間が、コンデンサ空洞の上部に追加的な支持構造を提供する材料で満たされたものであってもよい。
携帯機器は、コンデンサの平板又は面との間の空間が、誘電率が2以上である材料で満たされたものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してスリープ状態から自動的にウェイクアップするように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して機器画面上の着信メッセージを更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して機器の決定位置を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して天気に関連する、温度に関連する、又は日時に関連する情報を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してそのコンテキスト関連性を有する機器外観を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、コンテキスト関連性を有する機器外観が位置に関係し、場所に基づく広告を含むものであってもよい。
携帯機器は、コンテキスト関連性を有する機器外観が位置に関係し、場所に基づく検索結果を含むものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してそれが提供する通知を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、通知が機器上の一つのアプリケーション又はサービスによって提供されるものであってもよい。
携帯機器は、通知が機器上の何れのアプリケーション又はサービスによって提供されるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して画像を表示するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してブログサイトから受信したテキストメッセージを更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して画面の更新頻度を増加するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、更新される画面が双安定性画面であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して緊急通知を更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してソーシャルメッセージングサービスによって提供されるソーシャルメッセージを更新するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してソーシャルアグリゲータの出力又はソーシャルネットワークの出力を知らせる出力を表示するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して検索ページを更新又は表示するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答してカレンダー情報を更新又は表示するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して事前に選択されたカテゴリの情報を更新又は表示するように動作可能であるものであってもよく、かかるカテゴリはユーザによって又はネットワークサービスプロバイダによって事前に選択されたものである。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して、機器をモバイルホットスポットとして使用して、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にするように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して機器をロック又はロック解除するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、筺体を介して感知されたユーザ入力に応答して画面の明るさを調整するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、携帯機器が感知した変化に応答するに際しては、筺体によって感知された変化が大きさにおけるしきい値を超えることが必要であるものであってもよい。
携帯機器は、大きさのしきい値がユーザによって選択されるものであってもよい。
携帯機器において、携帯機器が感知した変化に応答するに際しては、筺体によって感知された変化が継続時間におけるしきい値を超えることが必要であるものであってもよい。
携帯機器は、継続時間のしきい値がユーザによって選択されるものであってもよい。
携帯機器において、筺体によって感知された変化は、第1の範囲内である場合、第1の応答が生じるように処理され、他方、第1の範囲とは異なる第2の範囲内である場合、第2の応答を生じるように処理されるものであってもよい。
携帯機器において、第1の範囲内で感知した変化は画面の明るさを減少させ、他方、第2の範囲内で感知した変化は画面の明るさを増加させるものであってもよい。
携帯機器において、第1の範囲内で感知した変化は、所与の特性を低減させ、他方、第2の範囲内で感知した変化は、当該特性を増大させるものであってもよい。
携帯機器において、第1の範囲内で感知した変化は、所与の特性を低減させ、他方、第2の範囲内で感知した変化は、当該特性を増大させるものであってもよく、当該特性は、感知した変化に応答する機器によって選択されたものである。
携帯機器は、第1及び第2の感知範囲が二種の機器設定又は操作に対応するものであってもよい。
携帯機器は、ロック解除コードのような一連の変化を処理するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、携帯機器は、筺体に関連付けられた近接センサの使用により、ユーザが機器に接触する前であっても、応答するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、機器は、筺体に関連付けられた触覚センサを使用して、機器のシェイク動作制御を実行することを許可する前に、ユーザが実際に機器筺体を持ったかを確認するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器において、機器は、筺体に関連付けられた触覚センサを使用して、機器のロック又はロック解除制御を実行することを許可する前に、ユーザが実際に機器筺体を持ったかを確認するように動作可能であるものであってもよい。
携帯機器は、バー形態の電話であってもよい。
携帯機器は、双安定性ディスプレイを含むものであってもよい。
携帯機器は、二画面ディスプレイを含むものであってもよい。
携帯機器は、携帯電話、ポータブルデジタルアシスタント、ラップトップ、デジタルオーディオプレーヤー又はタブレットコンピュータであってもよい。
携帯機器は、タッチスクリーンを備えるものであってもよい。
携帯機器は、仮想キーボードを備えるものであってもよい。
携帯機器は、画面が、それが配置されている機器の主面の面積の90%以上を占めるものであってもよい。
携帯機器は、平坦な(すなわち湾曲していない)主正面及び主背面を有するものであってもよい。
携帯機器は、一方の主面が平坦(すなわち湾曲していない)であるのに対し、他方の主面が湾曲するものであってもよい。
携帯機器は、へこんだ正面と張り出した背面とを有するものであってもよい。
さらに、上記何れかの携帯機器において、ユーザ入力を感知する方法を提供する。携帯機器は筺体を含み、筺体は、ユーザ入力を受けるように動作可能であり、ユーザ入力を感知する方法は、機器の筺体を用いたユーザ入力を感知するステップを含む。
さらに、上記何れかの携帯機器において、ユーザ入力を感知するように動作可能なコンピュータプログラム製品を提供する。携帯機器は筺体を含み、筺体は、ユーザ入力を受けるように動作可能であり、コンピュータプログラム製品は、機器上で実行されているとき、機器の筺体を用いたユーザ入力を感知するように動作可能である。
[注意]
上記で説明した態様は、本発明の原理について例示的な適用にすぎないことを理解すべきである。本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、数々の変更及び代替の態様を考え出すことができる。本発明は、図面において示されており、上記に特性が十分に記載されており、現時点で最も実用的で好ましいと考えられる本発明の実施例について詳述されているが、当業者にとって、本明細書に記載した本発明の原理及び概念から逸脱することなく、数々の変更がなしうることは明らかである。
上記で説明した態様は、本発明の原理について例示的な適用にすぎないことを理解すべきである。本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、数々の変更及び代替の態様を考え出すことができる。本発明は、図面において示されており、上記に特性が十分に記載されており、現時点で最も実用的で好ましいと考えられる本発明の実施例について詳述されているが、当業者にとって、本明細書に記載した本発明の原理及び概念から逸脱することなく、数々の変更がなしうることは明らかである。
[コンセプト]
本明細書は、複数のコンセプトA〜Cを含む。以下は、これらのコンセプトを定義するのに役立つだろう。
本明細書は、複数のコンセプトA〜Cを含む。以下は、これらのコンセプトを定義するのに役立つだろう。
[A.可視の機械式ボタンを持たない携帯電子機器]
ユーザ入力を受けるように動作可能な携帯電子機器を提供する。機器は、可視の機械式ボタンを含まない。以下の機能が提供されてもよい。
ユーザ入力を受けるように動作可能な携帯電子機器を提供する。機器は、可視の機械式ボタンを含まない。以下の機能が提供されてもよい。
・機器は、全くボタンを持たない。
・機械式オン/オフボタンが存在しないため、機械式オン/オフボタンを押すことによっては、機器をオフにすることをしない。
・機器は、タッチスクリーンを介して、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。
・タッチスクリーンの入力は、オプションの選択を使用する。
・機器は、シェイク動作コマンドを介して、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。
・シェイク動作コマンドは、機器に組み込まれた一つ又は複数の加速度計を使用して検出される。
・機器は、機器筐体を介して、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。
・筺体の入力とは、ユーザが機器筺体上の特定の場所を所定の範囲内の圧力で押したときのものである。
・機器は、音声コマンドを介して、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。
・機器は、タッチスクリーンを介して、それ自体をオンにすることを指示する入力を受ける。
・タッチスクリーンの入力は、画面への接触動作である。
・機器は、シェイク動作コマンドを介して、それ自体をオンにすることを指示する入力を受ける。
・シェイク動作コマンドは、機器に組み込まれた一つ又は複数の加速度計を使用して検出される。
・機器は、機器筐体を介して、それ自体をオンにすることを指示する入力を受ける。
・筺体の入力とは、ユーザが機器筺体上の特定の場所を所定の範囲内の圧力で押したときのものである。
・機器は、音声コマンドを介して、それ自体をオンにすることを指示する入力を受ける。
・機器自体をオンにすることを指示するユーザ入力を受けるために、機器は、完全にはオフ状態とならない。
・機器が完全にはオフ状態となっていない場合、機器は極低電力モードで作動する。
・機器は、その回路内にサブシステムを備え、サブシステムは、前記機器が極低電力モードである場合に動作する唯一の部分である。
・サブシステム回路は、機器が自己に電源投入すべきことを示すユーザ入力をチェックする。
・サブシステム回路は、タッチスクリーンへの接触があったか、機器が振られたか、機器筺体のある場所が押されたか、又は音声コマンドが付与されたかについて、チェックする。
・機器は、機器を観たときにその存在を示す物理的なしるしがほとんどない又は全くないような隠れた機械式ボタンを含む。
・携帯機器は、筺体が、ユーザ入力を感知するように動作可能な触覚センサを備えるものであってもよい。
・携帯機器は、触覚センサが静電容量センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、静電容量センサがコンデンサセンサストリップであるものであってもよい。
・携帯機器は、触覚センサが圧電センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、触覚センサがピエゾ抵抗センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、触覚センサが歪みセンサであるものであってもよい。
・携帯機器は、筺体がユーザ入力を感知するように動作可能な近接センサを備えるものであってもよい。
・携帯機器は、近接センサが容量性センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、近接センサが容量性変位センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、近接センサが、一つ又は複数の超音波センサ、赤外線(IR)センサ、感光性センサ、又は誘導性センサであるものであってもよい。
・携帯機器において、近接センサは、対象が機器又は機器の表面の近くにあるか決定するように動作可能であるものであってもよい。
・携帯機器において、対象がユーザの指であってもよい。
・携帯機器は、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
・携帯機器は、筺体が一時的に応力を受けているときに、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
・携帯機器は、ユーザとの相互作用の前とその最中との両方の筺体の静電容量を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
・携帯機器は、ユーザによって筐体に加えられた圧力を定量化することができる方法で入力が感知されるものであってもよい。
・携帯機器は、筺体が、金属表面と、その金属表面に隣接して配置された一つ又は複数のセンサとを含むものであってもよい。
・携帯機器は、一つ又は複数のセンサが、機器に対する入力を示す金属表面のゆがみを検出するように構成されるものであってもよい。
・携帯機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを一つだけ有するものであってもよい。
・携帯機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを複数有するものであってもよい。
・携帯機器において、触覚センサと協働するマイクロプロセッサによって測定可能な変化が生じるように、筺体に応力又はゆがみを加えるため、筺体に物理的な接触が起こるものであってもよい。
・携帯機器は、入力を感知するために必要である筺体との物理的な接触がなくても、入力が検出されるように、マイクロプロセッサが近接検出器に結合されるものであってもよい。
・携帯機器は、ユーザが筺体に手をかざして動かした際にマイクロプロセッサが動作を実行することができるように、近接検出器の感度のしきい値を減少させるように動作可能であるものであってもよい。
・携帯機器は、バー形態の電話であってもよい。
・携帯機器は、双安定性ディスプレイを含むものであってもよい。
・携帯機器は、二画面ディスプレイを含むものであってもよい。
・携帯機器は、携帯電話、ポータブルデジタルアシスタント、ラップトップ、デジタルオーディオプレーヤー又はタブレットコンピュータであってもよい。
・携帯機器は、タッチスクリーンを備えるものであってもよい。
・携帯機器は、仮想キーボードを備えるものであってもよい。
・携帯機器は、画面が、それが配置されている機器の主面の面積の90%以上を占めるものであってもよい。
・携帯機器は、平坦な(すなわち湾曲していない)主正面及び主背面を有するものであってもよい。
・携帯機器は、一方の主面が平坦(すなわち湾曲していない)であるのに対し、他方の主面が湾曲するものであってもよい。
・携帯機器は、へこんだ正面と張り出した背面とを有するものであってもよい。
・機械式オン/オフボタンが存在しないため、機械式オン/オフボタンを押すことによっては、機器をオフにすることをしない。
・機器は、タッチスクリーンを介して、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。
・タッチスクリーンの入力は、オプションの選択を使用する。
・機器は、シェイク動作コマンドを介して、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。
・シェイク動作コマンドは、機器に組み込まれた一つ又は複数の加速度計を使用して検出される。
・機器は、機器筐体を介して、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。
・筺体の入力とは、ユーザが機器筺体上の特定の場所を所定の範囲内の圧力で押したときのものである。
・機器は、音声コマンドを介して、それ自体をオフにすることを指示する入力を受ける。
・機器は、タッチスクリーンを介して、それ自体をオンにすることを指示する入力を受ける。
・タッチスクリーンの入力は、画面への接触動作である。
・機器は、シェイク動作コマンドを介して、それ自体をオンにすることを指示する入力を受ける。
・シェイク動作コマンドは、機器に組み込まれた一つ又は複数の加速度計を使用して検出される。
・機器は、機器筐体を介して、それ自体をオンにすることを指示する入力を受ける。
・筺体の入力とは、ユーザが機器筺体上の特定の場所を所定の範囲内の圧力で押したときのものである。
・機器は、音声コマンドを介して、それ自体をオンにすることを指示する入力を受ける。
・機器自体をオンにすることを指示するユーザ入力を受けるために、機器は、完全にはオフ状態とならない。
・機器が完全にはオフ状態となっていない場合、機器は極低電力モードで作動する。
・機器は、その回路内にサブシステムを備え、サブシステムは、前記機器が極低電力モードである場合に動作する唯一の部分である。
・サブシステム回路は、機器が自己に電源投入すべきことを示すユーザ入力をチェックする。
・サブシステム回路は、タッチスクリーンへの接触があったか、機器が振られたか、機器筺体のある場所が押されたか、又は音声コマンドが付与されたかについて、チェックする。
・機器は、機器を観たときにその存在を示す物理的なしるしがほとんどない又は全くないような隠れた機械式ボタンを含む。
・携帯機器は、筺体が、ユーザ入力を感知するように動作可能な触覚センサを備えるものであってもよい。
・携帯機器は、触覚センサが静電容量センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、静電容量センサがコンデンサセンサストリップであるものであってもよい。
・携帯機器は、触覚センサが圧電センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、触覚センサがピエゾ抵抗センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、触覚センサが歪みセンサであるものであってもよい。
・携帯機器は、筺体がユーザ入力を感知するように動作可能な近接センサを備えるものであってもよい。
・携帯機器は、近接センサが容量性センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、近接センサが容量性変位センサであるものであってもよい。
・携帯機器は、近接センサが、一つ又は複数の超音波センサ、赤外線(IR)センサ、感光性センサ、又は誘導性センサであるものであってもよい。
・携帯機器において、近接センサは、対象が機器又は機器の表面の近くにあるか決定するように動作可能であるものであってもよい。
・携帯機器において、対象がユーザの指であってもよい。
・携帯機器は、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
・携帯機器は、筺体が一時的に応力を受けているときに、携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
・携帯機器は、ユーザとの相互作用の前とその最中との両方の筺体の静電容量を測定することを通じて入力が感知されるものであってもよい。
・携帯機器は、ユーザによって筐体に加えられた圧力を定量化することができる方法で入力が感知されるものであってもよい。
・携帯機器は、筺体が、金属表面と、その金属表面に隣接して配置された一つ又は複数のセンサとを含むものであってもよい。
・携帯機器は、一つ又は複数のセンサが、機器に対する入力を示す金属表面のゆがみを検出するように構成されるものであってもよい。
・携帯機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを一つだけ有するものであってもよい。
・携帯機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを複数有するものであってもよい。
・携帯機器において、触覚センサと協働するマイクロプロセッサによって測定可能な変化が生じるように、筺体に応力又はゆがみを加えるため、筺体に物理的な接触が起こるものであってもよい。
・携帯機器は、入力を感知するために必要である筺体との物理的な接触がなくても、入力が検出されるように、マイクロプロセッサが近接検出器に結合されるものであってもよい。
・携帯機器は、ユーザが筺体に手をかざして動かした際にマイクロプロセッサが動作を実行することができるように、近接検出器の感度のしきい値を減少させるように動作可能であるものであってもよい。
・携帯機器は、バー形態の電話であってもよい。
・携帯機器は、双安定性ディスプレイを含むものであってもよい。
・携帯機器は、二画面ディスプレイを含むものであってもよい。
・携帯機器は、携帯電話、ポータブルデジタルアシスタント、ラップトップ、デジタルオーディオプレーヤー又はタブレットコンピュータであってもよい。
・携帯機器は、タッチスクリーンを備えるものであってもよい。
・携帯機器は、仮想キーボードを備えるものであってもよい。
・携帯機器は、画面が、それが配置されている機器の主面の面積の90%以上を占めるものであってもよい。
・携帯機器は、平坦な(すなわち湾曲していない)主正面及び主背面を有するものであってもよい。
・携帯機器は、一方の主面が平坦(すなわち湾曲していない)であるのに対し、他方の主面が湾曲するものであってもよい。
・携帯機器は、へこんだ正面と張り出した背面とを有するものであってもよい。
[B.SIMカード取出口のマイクロフォン]
携帯機器、SIMカードを受けて動作可能な携帯機器、SIMカード用の取出口を含む携帯機器を提供する。携帯機器は、SIMカード用の取出口においてマイクロフォンを含む。以下の機能が提供されてもよい。
携帯機器、SIMカードを受けて動作可能な携帯機器、SIMカード用の取出口を含む携帯機器を提供する。携帯機器は、SIMカード用の取出口においてマイクロフォンを含む。以下の機能が提供されてもよい。
・SIMカード用の取出口のマイクロフォンにより、機器筺体に追加の開口部が不要になり、機器筺体はマイク用の開口部を提供することに貢献する。
・SIMカード取出口において二つ以上のマイクロフォンが提供される。
・第1のマイクロフォンは、高周波数の音を受信するために最適化されたものであり、第2のマイクロフォンは、低周波数の音を受信するために最適化されたものである。
・SIMカード取出口における二つのマイクロフォンからの二つの周波数範囲の音が組み合わされる。
・SIMカード取出口における二つのマイクロフォンからの二つの周波数範囲の音が携帯機器の処理によって組み合わされる。
・機器は、SIMカード取出口に含まれるマイクロフォンに加えて、別のマイクロフォンを含む。
・機器は、SIMカード取出口に含まれるマイクロフォンをノイズキャンセル用に使用する。
・SIMカード取出口をマイクロフォン用の開口部として使用することにより、携帯機器を水分の浸入から保護するのに役立つ。
・SIMカード取出口において二つ以上のマイクロフォンが提供される。
・第1のマイクロフォンは、高周波数の音を受信するために最適化されたものであり、第2のマイクロフォンは、低周波数の音を受信するために最適化されたものである。
・SIMカード取出口における二つのマイクロフォンからの二つの周波数範囲の音が組み合わされる。
・SIMカード取出口における二つのマイクロフォンからの二つの周波数範囲の音が携帯機器の処理によって組み合わされる。
・機器は、SIMカード取出口に含まれるマイクロフォンに加えて、別のマイクロフォンを含む。
・機器は、SIMカード取出口に含まれるマイクロフォンをノイズキャンセル用に使用する。
・SIMカード取出口をマイクロフォン用の開口部として使用することにより、携帯機器を水分の浸入から保護するのに役立つ。
[C.携帯機器ケースの触覚]
携帯機器は、機器筺体の一部又は全部が変更可能な感触を有するように提供される。以下の機能が提供されてもよい。
携帯機器は、機器筺体の一部又は全部が変更可能な感触を有するように提供される。以下の機能が提供されてもよい。
・携帯機器筺体の一部又は全部は、圧電材料である。
・電場が機器筐体の圧電材料に印加された場合、材料はその感触が変わる。
・携帯機器筺体の一部又は全部は、フレクソエレクトリック材料である。
・電場勾配が機器筺体のフレクソエレクトリック材料に印加された場合、材料はその感触が変わる。
・携帯機器筺体の一部又は全部は、電気活性ポリマーを含む。
・電場が機器筐体の電気活性ポリマー材料に印加された場合、材料はその感触が変わる。
・電気活性ポリマー材料は、誘電体EAPである
・電気活性ポリマー材料は、イオン性EAPがある
・材料は、硬く又は柔らかくなるように、その感触が変わる。
・材料は、粗く又はなめらかになるように、その触覚が変わる。
・材料は、より木質感又は金属感となるように、その感触が変わる。
・携帯機器筺体の一部又は全部の感触を変更することができる電場を発生させるための電源は、機器のバッテリーである。
・機器は、ユーザが機器筺体の一部又は全部に提供される感触を柔らかく又は硬くすることを可能にするオプションメニューを提供する。
・機器は、ユーザが機器筺体の一部又は全部に提供される感触を粗く又はなめらかにすることを可能にするオプションメニューを提供する。
・機器は、ユーザが機器筺体の一部又は全部に提供される感触を、その筺体がより木質感又は金属感に感じられるように、変更することを可能にするオプションメニューを提供する。
・電場が機器筐体の圧電材料に印加された場合、材料はその感触が変わる。
・携帯機器筺体の一部又は全部は、フレクソエレクトリック材料である。
・電場勾配が機器筺体のフレクソエレクトリック材料に印加された場合、材料はその感触が変わる。
・携帯機器筺体の一部又は全部は、電気活性ポリマーを含む。
・電場が機器筐体の電気活性ポリマー材料に印加された場合、材料はその感触が変わる。
・電気活性ポリマー材料は、誘電体EAPである
・電気活性ポリマー材料は、イオン性EAPがある
・材料は、硬く又は柔らかくなるように、その感触が変わる。
・材料は、粗く又はなめらかになるように、その触覚が変わる。
・材料は、より木質感又は金属感となるように、その感触が変わる。
・携帯機器筺体の一部又は全部の感触を変更することができる電場を発生させるための電源は、機器のバッテリーである。
・機器は、ユーザが機器筺体の一部又は全部に提供される感触を柔らかく又は硬くすることを可能にするオプションメニューを提供する。
・機器は、ユーザが機器筺体の一部又は全部に提供される感触を粗く又はなめらかにすることを可能にするオプションメニューを提供する。
・機器は、ユーザが機器筺体の一部又は全部に提供される感触を、その筺体がより木質感又は金属感に感じられるように、変更することを可能にするオプションメニューを提供する。
[付録1 Wi−Fi概要]
WI−FIは、Wi−Fiアライアンス(米国テキサス州78759、オースティン、スイート126、ストーンレイク大通り 10900−B)の米国登録商標(商標登録番号2525795)である。パーソナルコンピュータ、ビデオゲームコンソール、スマートフォン、又はデジタルオーディオプレーヤーなどのWi−Fi対応機器は、インターネットに接続する無線ネットワークの範囲内にある場合、インターネットに接続することができる。一つ又は複数(相互接続)のアクセスポイント(公衆網を提供する場合はホットスポットとも呼ばれる)の覆域は、一般には、部屋数個分の大きさのエリアを含むが、多数のアクセスポイントで覆域を重ねるように対応させれば、何平方マイル分も覆うように拡張することができる。
WI−FIは、Wi−Fiアライアンス(米国テキサス州78759、オースティン、スイート126、ストーンレイク大通り 10900−B)の米国登録商標(商標登録番号2525795)である。パーソナルコンピュータ、ビデオゲームコンソール、スマートフォン、又はデジタルオーディオプレーヤーなどのWi−Fi対応機器は、インターネットに接続する無線ネットワークの範囲内にある場合、インターネットに接続することができる。一つ又は複数(相互接続)のアクセスポイント(公衆網を提供する場合はホットスポットとも呼ばれる)の覆域は、一般には、部屋数個分の大きさのエリアを含むが、多数のアクセスポイントで覆域を重ねるように対応させれば、何平方マイル分も覆うように拡張することができる。
アライアンスは、通常、「Wi−Fi」について、IEEE802.11規格に基づく無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、機器と機器との接続(例えば、Wi−Fi回線のピアツーピア、あるいはWi−Fiダイレクトとして知られる)、PAN(パーソナルエリアネットワーク)をサポートする技術の範囲、LAN(ローカルエリアネットワーク)、さらにはWAN(ワイドエリアネットワーク)接続を含む接続技術のほんの狭い範囲を記述するためにしか使用していない。
パーソナルコンピュータ、ビデオゲームコンソール、スマートフォン、又はデジタルオーディオプレーヤーなどのWi−Fi対応機器は、インターネットに接続する無線ネットワークの範囲内にある場合、インターネットに接続することができる。一つ又は複数(相互接続)のアクセスポイント(公衆網を提供する場合はホットスポットとも呼ばれる)の覆域は、一般には、部屋数個分の小さなエリア、又は、何平方マイル分もの大きなエリアを含むことができる。より大きなエリアの覆域は、複数のアクセスポイントのグループで覆域を重ね合わせるように対応させてもよい。Wi−Fi技術は、無線メッシュネットワークにおいて、例えば、イギリスのロンドンで使用されている。
家庭及びオフィスでの私的な利用に加えて、Wi−Fiは、無償で又は様々な各種商業サービスの加入者へ提供されるWi−Fiホットスポットで公衆アクセスを提供することができる。空港、ホテル及びレストランなどを経営する組織及び企業は、多くの場合、顧客を誘引したり、支援したりするための無料で利用できるホットスポットを提供する。
無線アクセスポイント(WAP)は、無線機器のグループを隣接する有線LANに接続する。アクセスポイントは、ネットワークハブに似ており、接続された無線機器と、(通常)接続された一つの有線機器との間でデータを中継する。ほとんど場合、イーサネットハブ又はスイッチは、無線機器が他の有線機器と通信することを可能する。
無線アダプタは、機器が無線ネットワークへ接続することを可能にする。これらのアダプタは、PCI(Peripheral Component Interconnect)、miniPCI(mini Peripheral Component Interconnect)、USB(Universal Serial Bus)、エキスプレスカード(ExpressCard)、PCカード(もともとはPCMCIAカード。PCMCIAは、Personal Computer Memory Card International Associationを表わす)などの外付け及び内蔵の各種の相互接続を使用して、機器に接続する。2010年の時点で、新しいラップトップコンピュータのほとんどが、内蔵アダプタを備えるようになってきている。通常、内蔵カードは組み込むことがより難しい。
無線ルータは、ワイヤレスアクセスポイント、イーサネットスイッチ、及び内蔵ルータのファームウェアアプリケーションを統合する。内蔵ルータのファームウェアアプリケーションは、IP(Internet Protocol)ルーティング、NAT(Network address translation)、及び統合されたWANインターフェースを介したDNS(Domain Name System)フォワーディングを提供する。無線ルータは、有線及び無線のイーサネットLAN機器を、ケーブルモデム又はDSL(Digital Subscriber Line)モデムなどの(通常は)一つのWAN機器に接続することができる。無線ルータは、3つの機器のすべて(主にアクセスポイント、ルータ)が、一つの中央のユーティリティーを介して設定されることを可能にする。このユーティリティーは、通常、無線LANクライアントにアクセス可能であり、必要に応じてWANクライアントへもアクセス可能である統合Webサーバーである。また、このユーティリティーは、アップルエアポート(Apple's AirPort)などのデスクトップコンピュータ上で実行されるアプリケーションであってもよい。
無線ネットワークブリッジは、有線ネットワークを無線ネットワークに接続する。ブリッジは、アクセスポイントとは異なる。アクセスポイントは、無線機器をデータリンク層において有線ネットワークに接続するものである。二つの無線ブリッジは、無線リンクにまたがる二つの有線ネットワークを接続するのに利用することができ、離れている別々の家庭の間のように、有線接続が利用できない状況において有用である。
無線レンジ拡張器(range-extenders)又は無線リピータは、既存の無線ネットワークの範囲を拡張することができる。戦略的に配置されたレンジ拡張器は、信号エリアを拡張することができ、又は、信号エリアが、例えば、L字型の廊下に関係する障壁の周りにも到達するのを可能にする。リピータを介して接続された無線機器は、各ホップのために遅延が増大することがある。さらに、連鎖しているリピータの何れかに接続された無線機器は、発信元の結合から末端の結合までの連鎖における二つのノードの間の「最も弱いリンク」によってスループットが制限されることがある。
[付録2:コンセプト]
[A.ヨタ社(Yota)の紹介]
1.ヨタ社のIP保護戦略のための主な焦点は、新しいLTE電話になるだろう。LTE電話は、革新的なソフトウェア、ハードウェアを含み、革新的な使用環境を提供する。
[A.ヨタ社(Yota)の紹介]
1.ヨタ社のIP保護戦略のための主な焦点は、新しいLTE電話になるだろう。LTE電話は、革新的なソフトウェア、ハードウェアを含み、革新的な使用環境を提供する。
[B.コンセプト一覧]
1.「ミートカメラ(Meet Camera)」ビデオ会議時のアイ・ツー・アイ
従来のビデオ電話は、アイ・ツー・アイのコンタクト(eye-to-eye contact)はめったになく、代わりに、呼び出し側は、相手側がカメラから離れていると、相手側から離れて見ているように見えるので、非常に脆弱な使用環境しか提供できない。LCD画面の両側にカメラを配置し、二つの画像に基づくアルゴリズムを用いて、画面の中央に仮想カメラを作成する。仮想カメラによって撮影された画像は、相手側に示されものとなる。すなわち、あなたが直接的に相手側を見ているという印象を与えるものとなり、より良い使用環境を与えるのである。ミートカメラの利点の一つは、利用者がビデオ会議でいつでも大型パネルディスプレイに近づくことができ、そして、そこに表示された人と直接話をすることができるということである。すなわち、アイ・ツー・アイのコンタクトの感覚を与えることができる。仮想カメラによって表示される顔については、その人の顔の画像が画面の中央から大きく外れて撮影されてしまったものであっても、画面の中央に配置することができる。この配置は、追跡アルゴリズムによって達成することができる。図13を参照。
1.「ミートカメラ(Meet Camera)」ビデオ会議時のアイ・ツー・アイ
従来のビデオ電話は、アイ・ツー・アイのコンタクト(eye-to-eye contact)はめったになく、代わりに、呼び出し側は、相手側がカメラから離れていると、相手側から離れて見ているように見えるので、非常に脆弱な使用環境しか提供できない。LCD画面の両側にカメラを配置し、二つの画像に基づくアルゴリズムを用いて、画面の中央に仮想カメラを作成する。仮想カメラによって撮影された画像は、相手側に示されものとなる。すなわち、あなたが直接的に相手側を見ているという印象を与えるものとなり、より良い使用環境を与えるのである。ミートカメラの利点の一つは、利用者がビデオ会議でいつでも大型パネルディスプレイに近づくことができ、そして、そこに表示された人と直接話をすることができるということである。すなわち、アイ・ツー・アイのコンタクトの感覚を与えることができる。仮想カメラによって表示される顔については、その人の顔の画像が画面の中央から大きく外れて撮影されてしまったものであっても、画面の中央に配置することができる。この配置は、追跡アルゴリズムによって達成することができる。図13を参照。
2.容量性「ホールド」センサ
従来の電話では、電話が待機状態にある場合、ユーザは、通常、ボタンを押すことによって、手動でホーム画面をアクティブ化しなければならない。電話にコンデンサセンサストリップを用いる。その結果、電話は、ユーザに拾い上げられたかを検知し、次いで、自動的にウェイクアップ(例えば、スタートアップ/ホーム画面をアクティブ化)する。これは、電話に設けられるソフトキー又はハードキーの代わりに使用することができ、また、画面の明るさ調整の代わりにも使用することができる。
従来の電話では、電話が待機状態にある場合、ユーザは、通常、ボタンを押すことによって、手動でホーム画面をアクティブ化しなければならない。電話にコンデンサセンサストリップを用いる。その結果、電話は、ユーザに拾い上げられたかを検知し、次いで、自動的にウェイクアップ(例えば、スタートアップ/ホーム画面をアクティブ化)する。これは、電話に設けられるソフトキー又はハードキーの代わりに使用することができ、また、画面の明るさ調整の代わりにも使用することができる。
3.DML電話スピーカー
大きく、目立ったスピーカー音孔を有する大きなスピーカーを設けない限り、良い品質のオーディオ性能を得るのは難しい。一例として、電話の画面全体を振動させるために、NXT plc社の分布振動モードのラウドスピーカー(DML)の技術を使用する。これは画面表面全体がスピーカーとして作用する。スピーカー音孔を完全になくすことができる。振動スクリーンを作製するために、ガラスの下に設けられる二つの小さなドライバ/振動子を用いることができる。以前は、DMLは、携帯電話の画面表面を駆動するようには使用されていなかった。DML振動子の新しい用途として、ドライバによる触覚フィードバック(Haptic feedback)が提供されうる。
大きく、目立ったスピーカー音孔を有する大きなスピーカーを設けない限り、良い品質のオーディオ性能を得るのは難しい。一例として、電話の画面全体を振動させるために、NXT plc社の分布振動モードのラウドスピーカー(DML)の技術を使用する。これは画面表面全体がスピーカーとして作用する。スピーカー音孔を完全になくすことができる。振動スクリーンを作製するために、ガラスの下に設けられる二つの小さなドライバ/振動子を用いることができる。以前は、DMLは、携帯電話の画面表面を駆動するようには使用されていなかった。DML振動子の新しい用途として、ドライバによる触覚フィードバック(Haptic feedback)が提供されうる。
4.モバイルホットスポット「インスタント4G」
電話上に簡単なハード(又はソフト)スイッチを提供し、電話をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、電話におけるかかるスイッチを使用してインターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の電話経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。それから、電話の中のファイルは、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。
電話上に簡単なハード(又はソフト)スイッチを提供し、電話をモバイルホットスポットとして使用することによって、WiFi(登録商標)ネットワークへの瞬時かつ自動の共有を可能にする。例えば、ユーザは、複雑なユーザインタフェース(UI)の代わりに、電話におけるかかるスイッチを使用してインターネットアクセスを瞬時に共有することができる。したがって、ある者は、パーティで、自己の電話経由で友人をインターネットに瞬時にアクセス可能にすることができる。それから、電話の中のファイルは、共有することもできる(アクセス制御により他のファイルは共有できないようにする)。
5.無線機器用の仮想ウェブUSBインターフェース
iPhone(登録商標)又はiPad(登録商標)は、USBコネクタを備えていない。これは大きな欠点である。 WiFi(登録商標)ドングルとUSBインターフェースとのWiFi(登録商標)接続を提供する。それから、iPhone(登録商標)又はiPad(登録商標)は、USBドングルが差し込まれた外部機器の何れかを、WiFi(登録商標)ドングル中のメモリに連結することができ、USBインターフェースは携帯機器に備え付けのものであるかのように振る舞う。したがって、例えば、携帯機器上のウェブブラウザにおいて、USBドングル自体に保存されているファイルのファイル構造を見たり、USBドングルが連結されたプリンタで印刷したりすることができる。
iPhone(登録商標)又はiPad(登録商標)は、USBコネクタを備えていない。これは大きな欠点である。 WiFi(登録商標)ドングルとUSBインターフェースとのWiFi(登録商標)接続を提供する。それから、iPhone(登録商標)又はiPad(登録商標)は、USBドングルが差し込まれた外部機器の何れかを、WiFi(登録商標)ドングル中のメモリに連結することができ、USBインターフェースは携帯機器に備え付けのものであるかのように振る舞う。したがって、例えば、携帯機器上のウェブブラウザにおいて、USBドングル自体に保存されているファイルのファイル構造を見たり、USBドングルが連結されたプリンタで印刷したりすることができる。
6.車載オーディオ用のUSBスティック
車載オーディオシステムは、多くの場合、MP3ファイル用のUSBインターフェースを持つが、インターネットラジオにアクセスする手段を持たない(現在では真にハイエンドなシステムでのみ利用可能である)。ストリーミングラジオ(例えば、インターネットラジオ局、スポティファイ(Spotify)など)を受信可能とする、無線データ対応USBドングルを提供する。無線データ対応USBドングルは、携帯電話又は他の携帯機器とで無線で連結することができる。USBドングルは、データストリームを確保し、車載オーディオが読み取れるように設計されているMP3ファイルのような、ファイルのシーケンスに変換する。このことは、従前の車載オーディオに、インターネットラジオ用の再生/巻き戻し、保存などの機能を持たせることを可能にする。ストリーム配信された音声は、少なくとも二つの別々のファイルとして保存され、ユーザが、車載オーディオシステムのソフトウェアを使用して次のトラックへのスキップを選択可能にする。ユーザは、車搭載オーディオシステムを改造しなくても、その車でオンラインの音楽を聞くことができる。オンラインのインターフェースはサービスを設定するために用いられ、ストリーム配信源を選択する。
車載オーディオシステムは、多くの場合、MP3ファイル用のUSBインターフェースを持つが、インターネットラジオにアクセスする手段を持たない(現在では真にハイエンドなシステムでのみ利用可能である)。ストリーミングラジオ(例えば、インターネットラジオ局、スポティファイ(Spotify)など)を受信可能とする、無線データ対応USBドングルを提供する。無線データ対応USBドングルは、携帯電話又は他の携帯機器とで無線で連結することができる。USBドングルは、データストリームを確保し、車載オーディオが読み取れるように設計されているMP3ファイルのような、ファイルのシーケンスに変換する。このことは、従前の車載オーディオに、インターネットラジオ用の再生/巻き戻し、保存などの機能を持たせることを可能にする。ストリーム配信された音声は、少なくとも二つの別々のファイルとして保存され、ユーザが、車載オーディオシステムのソフトウェアを使用して次のトラックへのスキップを選択可能にする。ユーザは、車搭載オーディオシステムを改造しなくても、その車でオンラインの音楽を聞くことができる。オンラインのインターフェースはサービスを設定するために用いられ、ストリーム配信源を選択する。
7.音源を識別するための使用環境(UX)
個々の音源(異なる人がハンズフリーモードで電話で話す)は、二つ以上の備え付けのマイクロフォンで識別される。次いで、個々の音源は、部屋の中での位置に関連して、グラフィックな方法で機器に表示される。電話の視覚的なインターフェースは、音源を手動で選択可能なものとなっており、選択された音源のためのノイズキャンセル又はソニックフォーカス(sonic focus)を最適化するように記録される。これは、例えば、会議において、ある者が話しており、それ以外のもののノイズを積極的にキャンセルしたい場合に有利である。
個々の音源(異なる人がハンズフリーモードで電話で話す)は、二つ以上の備え付けのマイクロフォンで識別される。次いで、個々の音源は、部屋の中での位置に関連して、グラフィックな方法で機器に表示される。電話の視覚的なインターフェースは、音源を手動で選択可能なものとなっており、選択された音源のためのノイズキャンセル又はソニックフォーカス(sonic focus)を最適化するように記録される。これは、例えば、会議において、ある者が話しており、それ以外のもののノイズを積極的にキャンセルしたい場合に有利である。
8.可視の機械式ボタンを持たない電話
電話は、継ぎ目のない、ユニボディの表面を提供する。ただし、例えば、音量の増減のための隠れた機械式ボタンを持つこともできる。
電話は、継ぎ目のない、ユニボディの表面を提供する。ただし、例えば、音量の増減のための隠れた機械式ボタンを持つこともできる。
9.スクイズ動作制御
電話を握ること(squeezing)によって電話をオン又はオフにすることができる。
電話を握ること(squeezing)によって電話をオン又はオフにすることができる。
10.湾曲した電話
雑然とした空間で迅速に製品を識別するために重要なユニーク(unique)で有機的な形状(organic shape)。携帯電話は、へこんだ正面と張り出した背面を有してもよい。各面の湾曲の大きさは、同一でもよいし、類似でもよい。へこんだ正面は、ユーザが手首を回しても、指の経路(path)に適合しうる。したがって、使用するのに無理がないのである。また、分布振動モードのラウドスピーカー(DML)としても湾曲した表面を有することが好ましい。仮に、スピーカー振動子を有するLCDが平坦面の場合、その平坦面を卓上に向けて配置すると不快な音が生じてしまうからである。湾曲した表面であれば、このようなことが起きるのを防ぐことができる。正面及び背面の湾曲は、球面又は非球面であるよりも、円柱状であることが好ましい。
雑然とした空間で迅速に製品を識別するために重要なユニーク(unique)で有機的な形状(organic shape)。携帯電話は、へこんだ正面と張り出した背面を有してもよい。各面の湾曲の大きさは、同一でもよいし、類似でもよい。へこんだ正面は、ユーザが手首を回しても、指の経路(path)に適合しうる。したがって、使用するのに無理がないのである。また、分布振動モードのラウドスピーカー(DML)としても湾曲した表面を有することが好ましい。仮に、スピーカー振動子を有するLCDが平坦面の場合、その平坦面を卓上に向けて配置すると不快な音が生じてしまうからである。湾曲した表面であれば、このようなことが起きるのを防ぐことができる。正面及び背面の湾曲は、球面又は非球面であるよりも、円柱状であることが好ましい。
張り出した背面は、双安定性ディスプレイを有することができる。通常の載置の位置は正面が下側となるので、電話が載置の位置にある場合、通常は、双安定性ディスプレイを有する背面画面が表示するものとなる。この載置の位置は、構造的に安定するものでもある。電話が背面を下にして置かれた場合(すなわち、張り出した面が下)、電話は回ってしまい、不安定である。そのため、ユーザは、電話の正面(すなわち、へこんだ面)を下にして、双安定性画面が見えるように置くだろう。
電話がポケット内にある場合、正面(へこんだ面)を内向きにすることができ、脚の湾曲によく沿うものとなる。これは、アンテナ受信のために、(正面が上向きになるのに対して)より好ましい構成である。
11.SIMカード「取出口」のマイクロフォン
マイクロフォンは、携帯機器の本体の穴、SIMカードの取出口に配置される。図14を参照。
マイクロフォンは、携帯機器の本体の穴、SIMカードの取出口に配置される。図14を参照。
12.携帯機器のケーシングの感触
携帯機器のケーシングは、その感触を木質感から金属感に変更すること(「モーフィング(morphing)」)ができる材料で構成される。
携帯機器のケーシングは、その感触を木質感から金属感に変更すること(「モーフィング(morphing)」)ができる材料で構成される。
[付録3:LTE概要]
3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、GSM/EDGE及びUMTS/HSPAネットワーク技術を生み出したモバイルネットワーク技術ツリーにおける最新の技術標準である。これは、パートナーシップ内の団体の一つである、欧州電気通信標準化機構(European Telecommunications Standards Institute)による商標の下で活動する、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のプロジェクトである。
3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、GSM/EDGE及びUMTS/HSPAネットワーク技術を生み出したモバイルネットワーク技術ツリーにおける最新の技術標準である。これは、パートナーシップ内の団体の一つである、欧州電気通信標準化機構(European Telecommunications Standards Institute)による商標の下で活動する、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のプロジェクトである。
移動体通信ネットワークの現在の世代は、3G(「第3世代の」)として知られている。LTEは、しばしば、4Gとして販売されているが、最初にリリースされたLTEは、IMTアドバンスト4Gの要件を完全には満たしていない。プレ4G(pre-4G)標準規格は、LTEアドバンストに向けた一ステップであり、LTEアドバンストとは、第4世代標準規格(4G)の携帯電話ネットワークの容量と速度を高めるために設計された無線技術である。LTEアドバンストは、LTEと下位互換性があり、同じ周波数帯域を使用するものある。一方、LTEは、3Gシステムとの下位互換性がない。
米国におけるメトロPCS社(MetroPCS)及びベライゾン・ワイヤレス社(Verizon Wireless)並びに世界的ないくつかのキャリアは、2009年初頭、ネットワークをLTEに変更する計画を発表した。世界で最初に公衆に利用されたLTEサービスは、2009年12月14日に、スカンジナビアの二つの首都であるストックホルムとオスロにおいて、テリアソネラ社(TeliaSonera)によって開始された。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のリリース8で導入されたユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)に対する機能拡張の集合である。3GPPリリース8の多くは、4G移動体通信技術を採用することに焦点を当てており、オールIPフラットネットワークアーキテクチャを含む。2009年8月18日には、欧州委員会は、LTEの発展とLTEアドバンストの4Gシステムの実証の研究のために、合計で1800万ユーロを投じると発表した。
携帯電話又は通常のキャリアの開発でも一般的に見られるものであるが、LTEも、新しい700MHz無線帯域のための公衆安全に向けた推奨技術として、米国における公共安全機関によって承認された。一部の地域の機関は、全国標準化の適用に先立って、他の技術で700MHz帯域を使用する権利を放棄している。
LTEの仕様では、下りでは少なくとも100Mbpsのピークレートを提供し、上りでは少なくとも50Mbpsのピークレートを提供し、10ミリ秒以下の無線アクセスネットワーク(RAN)の応答時間を提供する。LTEは、1.4MHzから20MHzまでのスケーラブルなキャリア帯域をサポートし、周波数分割多重方式(FDD)及び時分割多重方式(TDD)の両方をサポートする。
LTE標準規格の一部は、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution)であり、GPRSコアネットワークを置換するために、及び、一部レガシーシステム又は非3GPPシステム(例えば、各々、GPRS及びWiMAX)のサポート及びそれらとの移動性を確保するために、設計されたフラットなIPベースのネットワークアーキテクチャである。
LTEの主な利点は、高スループット、低遅延、プラグアンドプレイ、同一プラットフォームでのFDD及びTDD、エンドユーザー環境の改善、及び簡易なアーキテクチャがもたらす低運用コストである。LTEはまた、GSM、cdmaOneの、UMTS及びCDMA2000などの旧世代のネットワーク技術を用いるセルタワー(cell towers)へのシームレスな受け渡しをサポートする。LTEエボリューションのための次のステップは、LTEアドバンストであり、現在の3GPPリリース10で標準化されている。
[付録4:LTEアドバンスト概要]
LTEアドバンストは、予備的な移動体通信規格であり、4Gシステムの候補としてITU−Tに2009年後半に正式に提出され、ITU、国際電気通信連合、IMTアドバンストに承認され、そして、2011年初頭には3GPPによって確定することが期待されている。これは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)により、3GPPロングタームエボリューション(LTE)標準規格の大きな拡張として標準化される。
LTEフォーマットは、最初に日本国のNTTドコモによって提案され、国際規格として採用された。LTE標準化は、現在では、修正及びバグフィックスのための仕様変更が限定されてきていることによって、成熟した段階に入っている。最初の商用サービスは、2009年12月に北欧で立ち上げられ、2010年に米国及び日本が続いた。より多くのLTEネットワークのリリースが、汎ヨーロッパディジタル移動通信システム(GSM)、及びユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)(3GPP並びに3GPP2)を含むいくつかの2G及び3Gシステムの自然な進化として、2010年に世界的に展開されることが期待される。3.9G(プレ4Gではないが3G以上)技術として説明されたLTEの初期リリースは、4G(国際電気通信連合(ITU)によって定義されたようにIMTアドバンストともいう)に向けたIMTアドバンストの要件、例えば、ピーク・データ・レートが1ギガビット/秒以上、などを満たしていない。ITUは、回報において述べたように、それらの要件にしたがう無線インターフェース技術(RITs)の候補を提出するよう求めた。3GPPによる4G無線インターフェース技術の候補を定義するための作業は、LTEアドバンストに向けた研究段階でのリリース9において開始された。LTEアドバンストの要件は、3GPP技術報告書(TR)36.913において「E−UTRA(LTEアドバンスト)に向けたさらなる進歩のための要件」として定義された。これらの要件は、4GのためのITUの要件、及びLTE推進のための3GPP事業者の独自の要件に基づく。主要な技術的な考慮事項として、以下のものを含む。
・LTE無線技術とアーキテクチャの継続的改善
・従来の無線アクセス技術とのインターワーキングのためのシナリオ及び性能要件
・LTEに対するLTEアドバンスの下位互換性。LTE端末は、LTEアドバンストのネットワークで動作可能とすべきであって、その逆も同様である。何れの例外も3GPPで検討される。
・現世界無線通信会議(WRC−07)のアカウント振り分けの決定。新しいIMT帯域並びに既存の周波数帯域に関し、LTEアドバンストが20MHz以上のチャネル割り当てに利用可能な帯域を収納することを地理的に保証する。また、要件は、広帯域チャネルが利用できないでいる世界の地域部分を認識する必要がある。
LTEアドバンストは、予備的な移動体通信規格であり、4Gシステムの候補としてITU−Tに2009年後半に正式に提出され、ITU、国際電気通信連合、IMTアドバンストに承認され、そして、2011年初頭には3GPPによって確定することが期待されている。これは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)により、3GPPロングタームエボリューション(LTE)標準規格の大きな拡張として標準化される。
LTEフォーマットは、最初に日本国のNTTドコモによって提案され、国際規格として採用された。LTE標準化は、現在では、修正及びバグフィックスのための仕様変更が限定されてきていることによって、成熟した段階に入っている。最初の商用サービスは、2009年12月に北欧で立ち上げられ、2010年に米国及び日本が続いた。より多くのLTEネットワークのリリースが、汎ヨーロッパディジタル移動通信システム(GSM)、及びユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)(3GPP並びに3GPP2)を含むいくつかの2G及び3Gシステムの自然な進化として、2010年に世界的に展開されることが期待される。3.9G(プレ4Gではないが3G以上)技術として説明されたLTEの初期リリースは、4G(国際電気通信連合(ITU)によって定義されたようにIMTアドバンストともいう)に向けたIMTアドバンストの要件、例えば、ピーク・データ・レートが1ギガビット/秒以上、などを満たしていない。ITUは、回報において述べたように、それらの要件にしたがう無線インターフェース技術(RITs)の候補を提出するよう求めた。3GPPによる4G無線インターフェース技術の候補を定義するための作業は、LTEアドバンストに向けた研究段階でのリリース9において開始された。LTEアドバンストの要件は、3GPP技術報告書(TR)36.913において「E−UTRA(LTEアドバンスト)に向けたさらなる進歩のための要件」として定義された。これらの要件は、4GのためのITUの要件、及びLTE推進のための3GPP事業者の独自の要件に基づく。主要な技術的な考慮事項として、以下のものを含む。
・LTE無線技術とアーキテクチャの継続的改善
・従来の無線アクセス技術とのインターワーキングのためのシナリオ及び性能要件
・LTEに対するLTEアドバンスの下位互換性。LTE端末は、LTEアドバンストのネットワークで動作可能とすべきであって、その逆も同様である。何れの例外も3GPPで検討される。
・現世界無線通信会議(WRC−07)のアカウント振り分けの決定。新しいIMT帯域並びに既存の周波数帯域に関し、LTEアドバンストが20MHz以上のチャネル割り当てに利用可能な帯域を収納することを地理的に保証する。また、要件は、広帯域チャネルが利用できないでいる世界の地域部分を認識する必要がある。
同様に、802.16m、「WiMAX2」がITUによってIMTアドバンストファミリーへと承認されている。WiMAX2はWiMAXの1/1.5機器との下位互換性があるように設計される。現在は、多くのベンダーが、初期の「プレ4G」、プレアドバンスト版との簡易な変換をサポートしており、一部のベンダーは、3Gからのコア基地局装置についてアップグレードを定義したソフトウェアをサポートしている。
移動通信業界と標準化団体は、したがって、LTEアドバンストなどの4Gアクセス技術について取り組み始めた。2008年4月中国でのワークショップでは、3GPPは、ロングタームエボリューション(LTE)に取り組む今後の計画について合意した。LTEアドバンストの3GPP要件の最初のセットは、2008年6月に承認されている。ITU−Rで定義された4Gの要件を完全にサポートする1ギガビット/秒のピークデータレートだけでなく、電源状態の高速スイッチング、及びセルの端部での性能改善についてもまた対象となる。詳細な提案は、ワーキンググループ内で検討中である。
Claims (53)
- ユーザ入力を受けるように動作可能な携帯電子機器であって、可視の機械式ボタンを含まないことを特徴とする携帯電子機器。
- ボタンを全く持たないことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、前記機器を観たときにその存在を示す物理的なしるしがほとんどない又は全くないような隠れた機械式ボタンを含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、機械式のオンオフボタンを押すことによってはオフにすることができないことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は筺体を含み、
前記機器が、前記機器自体をオフにすることを指示する入力を前記機器の筺体を介して受けるように動作可能であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記機器は筺体を含み、
前記機器が、前記機器自体をオンにすることを指示する入力を前記機器の筺体を介して受けるように動作可能であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記筺体を介した入力は、ユーザが前記機器筺体の特定の場所を所定の圧力の範囲で押したときに発生すること特徴とする請求項5又は6に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、タッチスクリーンを含み、
前記機器が、前記機器自体をオフにすることを指示する入力を前記機器のタッチスクリーンを介して受けるように動作可能であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - タッチスクリーンの入力は、タッチスクリーンのオプションの選択を介してなされることを特徴とする請求項8に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、タッチスクリーンを含み、
前記機器が、前記機器自体をオンにすることを指示する入力を前記機器のタッチスクリーンを介して受けるように動作可能であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - タッチスクリーンの入力は、前記タッチスクリーン画面への接触動作を介してなされることを特徴とする請求項10に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、加速度計を含み、
前記機器が、前記機器自体をオフにすることを指示するシェイク動作コマンド入力を前記加速度計を介して受けるように動作可能であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記機器は、加速度計を含み、
前記機器が、前記機器自体をオンにすることを指示するシェイク動作コマンド入力を前記加速度計を介して受けるように動作可能であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記機器は、マイクロフォンを含み、
前記機器が、前記機器自体をオフにすることを指示する音声コマンドを前記マイクロフォンを介して受けるように動作可能であることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記機器は、マイクロフォンを含み、
前記機器が、前記機器自体をオンにすることを指示する音声コマンドを前記マイクロフォンを介して受けるように動作可能であることを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記機器自体をオンにすることを指示するユーザ入力を受けるために、前記機器は、完全にはオフ状態とならないことを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器が完全にはオフ状態となっていない場合、前記機器は極低電力モードで作動することを特徴とする請求項16に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、その回路内にサブシステムを備え、
前記サブシステムは、前記機器が極低電力モードである場合に動作する唯一の部分であることを特徴とする請求項17に記載の携帯電子機器。 - 前記サブシステム回路は、前記機器が自己に電源投入すべきことを示すユーザ入力をチェックすることを特徴とする請求項18に記載の携帯電子機器。
- 前記サブシステム回路は、タッチスクリーンへの接触があったか、前記機器が振られたか、前記機器筺体のある場所が押されたか、又は音声コマンドが付与されたかについて、チェックすることを特徴とする請求項19に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、筺体を含み、
前記筺体は、ユーザ入力を感知するように動作可能な触覚センサを備えることを特徴とする請求項1乃至20の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記触覚センサは、静電容量センサであることを特徴とする請求項21に記載の携帯電子機器。
- 前記静電容量センサは、コンデンサセンサストリップを含むことを特徴とする請求項22に記載の携帯電子機器。
- 前記触覚センサは、圧電センサ、ピエゾ抵抗センサ、又は歪みセンサであることを特徴とする請求項21に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、筺体を含み、
前記筺体は、ユーザ入力を感知するように動作可能な近接センサを備えることを特徴とする請求項1乃至24の何れか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記近接センサは、容量性センサであることを特徴とする請求項25に記載の携帯電子機器。
- 前記近接センサは、容量性変位センサであることを特徴とする請求項25に記載の携帯電子機器。
- 前記近接センサは、一つ又は複数の超音波センサ、赤外線(IR)センサ、感光性センサ、又は誘導性センサであることを特徴とする請求項25に記載の携帯電子機器。
- 前記近接センサは、対象が機器又は機器の表面の近くにあるか決定するように動作可能であることを特徴とする請求項25乃至28の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記対象がユーザの指であることを特徴とする請求項29に記載の携帯電子機器。
- 前記入力は、前記携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて感知されることを特徴とする請求項1乃至30の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記入力は、前記筺体が一時的に応力を受けているときに、前記携帯機器の筐体の電気的特性の変化を測定することを通じて感知されることを特徴とする請求項31に記載の携帯電子機器。
- 前記入力は、ユーザとの相互作用の前とその最中との両方の前記筺体の静電容量の測定を通じて感知されることを特徴とする請求項31又は32に記載の携帯電子機器。
- 前記入力は、ユーザによって前記筐体に加えられた圧力を定量化することができる方法で感知されることを特徴とする請求項31乃至33の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記筺体は、金属表面と、その金属表面に隣接して配置された一つ又は複数のセンサとを含むことを特徴とする請求項31乃至34の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記一つ又は複数のセンサは、前記機器に対する入力を示す前記金属表面のゆがみを検出するように構成されることを特徴とする請求項35に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを一つだけ有することを特徴とする請求項1乃至36の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、その筺体に関連付けられた静電容量センサ又はその他のセンサを複数有することを特徴とする請求項31乃至36の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 触覚センサと協働するマイクロプロセッサによって測定可能な変化が生じるように、前記筺体に応力又はゆがみを加えるため、前記筺体に物理的な接触が起こることを特徴とする請求項21乃至38の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 入力を感知するために必要である前記筺体との物理的な接触がなくても、前記入力が検出されるように、マイクロプロセッサが近接検出器に結合されることを特徴とする請求項21乃至38の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、ユーザが前記筺体に手をかざして動かした際に前記マイクロプロセッサが動作を実行することができるように、近接検出器の感度のしきい値を減少させるように動作可能であることを特徴とする請求項40に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、携帯電話、ポータブルデジタルアシスタント、デジタルオーディオプレーヤー又はタブレットコンピュータであることを特徴とする請求項1乃至41の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、バー形態の電話であることを特徴とする請求項42に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、双安定性ディスプレイを含むことを特徴とする請求項1乃至43の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、二画面ディスプレイを含むことを特徴とする請求項1乃至44の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、タッチスクリーンを備えることを特徴とする請求項1乃至45の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、仮想キーボードを備えることを特徴とする請求項1乃至46の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 画面は、それが配置されている前記機器の主面の面積の90%以上を占めることを特徴とする請求項1乃至47の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、平坦な(すなわち湾曲していない)主正面及び主背面を有することを特徴とする請求項1乃至48の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、一方の主面が平坦(すなわち湾曲していない)であるのに対し、他方の主面が湾曲するものであることを特徴とする請求項1乃至48の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、へこんだ正面と張り出した背面とを有することを特徴とする請求項1乃至48の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、隠れた機械式リセットボタンを含むことを特徴とする請求項1乃至51の何れか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記機器は、隠れた機械式リセットボタンを含まないことを特徴とする請求項1乃至51の何れか1項に記載の携帯電子機器。
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