JP5280885B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
特許文献1には、携帯電話装置のプリント基板におけるパワーアンプの配置に関する発明が開示されている。
まず、第2電力受給端子群157から、信号の送信時にパワーアンプ151に対して大電流が流れることになる。このとき、グランド層のわずかな抵抗値(一般に共通インピーダンスという)により、グランド層の電位が変動するという事態が発生しうる。すると、グランド層の電位の変動の影響を受けやすい周波数シンセサイザ154や送受信回路152が正常に動作しなくなるという問題が発生する。
上述の共通インピーダンスの変動は、図5(b)に示すように配線することで、パワーアンプ151までの経路上で周波数シンセサイザ154を接続することを原因として発生するので、第2電力受給端子群157をパワーアンプ151に近接する位置に配するようなレイアウト、例えば、図6に示すようなレイアウトが考えられる。しかしながら、このような配置にすると、高熱を発する部品が基板150の一点に集中することになる。これは、送受信回路152と、パワーアンプ151と、充電回路155は高熱を発する部品であり、信号の送信時に充電を行っていると基板150の一部分が発熱することになる。
また、前記第1の部品はパワーアンプであることとしてもよい。
また、前記第2の部品は充電回路であることとしてもよい。
また、前記基板上において、前記第1の部品と前記第2の部品との間には、周波数シンセサイザが配されていることとしてもよい。
<実施の形態>
<構成>
図1は、携帯電話機100の外観図であり、図2(a)は、図1に示す状態の裏面を示す概観図である。
図2(b)に示すように電池110は着脱可能になっており、電池カバー130をはずすことで取り外し可能となる。
携帯電話機100は、電池110を設置するための収容部(図2(b)の凹み部分)がある。収容部120は、第1端子群121に該当する第1正極端子121aと、第1負極端子121cとを備え、更に、第2端子群122に該当する第2正極端子122aと、第2負極端子122cと、情報受信端子122bとを備える。当該収容部120に電池110を設置すると、収容部120の各端子が電池110の各端子が接触し、電池110から携帯電話機100に電力が供給されたり、逆に携帯電話機100内部の充電回路から電力を供給されて電池110の充電が実行される。
上述のような構成によって、従来から備えられていたパワーアンプから遠い位置に配された電力の供給を受けるための端子の他に、パワーアンプに近接する位置に電力の供給を受けるための新たな端子を設け、電池においても、電力を供給するための新たな端子を設けることで、基板上の電力受給端子からパワーアンプまでの経路を短縮し、その経路上の部品を少なくすることができるとともに、パワーアンプとその他の部品でグランドを共有しない構成にすることができるので共通インピーダンスの変動も発生しなくなる。
<補足>
上記実施の形態において、本発明の実施の手法について説明してきたが、本発明の実施形態がこれに限られないことは勿論である。以下、上記実施形態以外に本発明として含まれる各種の変形例について説明する。
(1)上記実施の形態においては、電池ケース141の下面に第1電力供給端子群111を露出させ、側面に第2電力供給端子群112を露出させる構成をとった。しかしながら、電池ケース141は、第1電力供給端子群111と第2供給端子112との2組の供給端子が露出されていればよく、その露出させる箇所は、下面と側面の組である必要はなく、例えば、電池ケース141の上面、即ち第2電力供給端子群112が設けられている面に対向する面に第1電力供給端子群111を設けることとしてもよいし、第1電力供給端子群111が設けられている面と同一の面に第2電力供給端子群112を設けることとしてもよい。但し、第1電力供給端子群111は、パワーアンプ151になるべく近い位置に配するのが望ましく、第2電力供給端子群112は、パワーアンプ151から遠く充電回路155に近い位置に配するのが望ましい。
(2)上記実施の形態においては、本発明に係る電子機器として携帯電話機を例に説明したが、本発明に係る電子機器は、パワーアンプ等の部品に電流が流れ、グランド電位の変動により動作上不都合が発生し得る電子機器であればよく、例えば、メールの送受信機能を備えるPDA(Personal Digital Assistants)などであってもよい。
(3)上記実施の形態においては、電池110は、携帯電話機100から着脱可能であるとして記載したが、電池110は、電子機器から着脱不可能な埋め込み型の電池であってもよく、この場合上記実施の形態において示したような電池カバー130は必要なくなる。
(4)上記実施の形態においては、基板150上ではパワーアンプ151と充電回路155との間には周波数シンセサイザ154を配する構成とした。しかし、本発明はこのような配置に限定されるものではなく、パワーアンプと充電回路155との間に、周波数シンセサイザ154に代えて、又は、周波数シンセサイザ154と共に、送受信回路152を配してもよい。
110 電池
111 第1電力供給端子群(第1給電部)
111a 第1供給正極端子
111c 第1供給負極端子
112 第2電力供給端子群(第2給電部)
112a 第2供給正極端子
112b 情報送信端子
112c 第2供給負極端子
120 収容部
121 第1端子群
121a 第1正極端子
121c 第1負極端子
122 第2端子群
122a 第2正極端子
122b 情報受信端子
122c 第2負極端子
130a、130b、130c 配線
140 電池セル
141 電池ケース
150 基板
151 パワーアンプ(第1の部品)
152 送受信回路
153 第1電力受給端子群(第1給電路配線)
153a 第1受給正極端子(第1給電路配線)
153c 第1受給負極端子(第1給電路配線)
154 周波数シンセサイザ(第2の部品)
155 充電回路(第2の部品)
156 CPU
157 第2電力受給端子群(第2給電路配線)
157a 第2受給正極端子(第2給電路配線)
157b 情報端子
157c 第2受給負極端子(第2給電路配線)
160 メモリ
Claims (9)
- 部品が配された基板と、前記部品に電力を供給する電池とを備える電子機器であって、
前記電池は、少なくとも、それぞれ1対の正負端子を含む第1給電部及び第2給電部とを備え、
前記部品は、少なくとも、第1の部品及び第2の部品とを含み、
前記第1給電部から前記第1の部品に電力が供給され、
前記第2給電部から前記第2の部品に電力が供給され、
前記第1給電部と前記第2給電部には、同じ電圧値の電圧が出力される
ことを特徴とする電子機器。 - 前記電子機器は、
前記第1の部品に近接する位置に配され当該第1の部品と接続される第1給電路配線と、
前記第2の部品に近接する位置に配されると共に前記第1の部品から離間した位置に配され前記第2の部品と接続される第2給電路配線とを備え、
前記第1給電路配線には前記第1給電部が電気的に接続され、
前記第2給電路配線には前記第2給電部が電気的に接続される
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記第1の部品及び前記第2部品の少なくとも一方は、発熱する部品である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。 - 前記第1の部品はパワーアンプである
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記第2の部品は充電回路である
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記基板上において、前記第1の部品と前記第2の部品との間には、周波数シンセサイザが配されている
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記電池は、二次電池である
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記電池は、1つの電池セルを含み、
前記1つの電池セルは、前記第1給電部及び前記第2給電部に前記同じ電圧値の電圧を出力する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器。 - 第1の部品及び第2の部品とが配された基板を備える電子機器に装着される電池であって、
それぞれ1対の正負端子を含む第1給電部及び第2給電部とを備え、
前記第1給電部から前記第1の部品に電力が供給され、
前記第2給電部から前記第2の部品に電力が供給され、
前記第1給電部と前記第2給電部には、同じ電圧値の電圧が出力される
ことを特徴とする電池。
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