JP2010199749A - 端末装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話10では、表示部106上に配設される接触操作部105の出力に基づき、例えば電波受信強度を表す電波アイコンの「ダブルタッチ」もしくは電波アイコンをタッチして「画面中央部にスライド」する接触操作を検出すると、その操作に対応して生成される機能ID「C01」の設定情報に従って電波送信を止める電波オフモードに設定したり解除したりするので、直感的かつ確実な操作で使用状況(電波受信強度)に関連する機能を実行させることができる。
【選択図】図25
Description
[第1実施形態]
A.構成
(1)システム構成
図1は、本発明の第1実施形態による携帯電話10が有する機能の概要を説明する為のシステム構成図である。携帯電話10は、移動無線通信機能およびメール送受信機能を備える。移動無線通信機能を用いて通話する場合、携帯電話10は、位置登録している基地局BSを介して発信側の交換機SWに発呼する。発信側の交換機SWは、発呼に応じて、無線通信網RN中に設けられる加入者登録サーバ(不図示)から問い合せた着番号(加入者番号)および位置登録情報に基づき着信側の交換機SWを呼出す。着信側の交換機SWは、着信側の基地局BSを介して着信側の携帯電話10を呼出し、これに応じて着信側が着呼応答すると、発信側の交換機SWと着信側の交換機SWとのリンクが確立して通話可能になる。
携帯電話10は、受話部筐体と送話部筐体とが折り畳み可能な周知の折り畳み開閉タイプの筐体構造を有する。図2(a)は折り畳みを開いた「オープンスタイル」の外観を、図2(b)は「オープンスタイル」において受話部筐体をその長手方向を回転軸として180度回転し表示画面を外側に露出させた状態で折り畳みを閉じた「ビュースタイル」の外観を示す斜視図である。なお、図示していないが、表示画面を内側に隠す状態で受話部筐体と送話部筐体とを折り畳んだ状態を「クローズスタイル」と称する。
図3は、第1実施形態による携帯電話10の電気的構成を示すブロック図である。この図において、制御部100は、CPUおよび入出力回路などから構成され、後述する接触操作部105およびキー操作部107から供給される各種の操作イベントに応じて、携帯電話10の各部の動作を制御する。本発明の要旨に係わる制御部100の特徴的な処理動作については追って詳述する。
次に、図8〜図27を参照して上記構成による携帯電話10の動作を説明する。以下では、制御部100が実行するメインルーチン、アイコン処理A、電池アイコンタッチ処理、キー操作処理、タッチ操作処理、アイコン処理B、電波アイコンタッチ操作処理、時刻アイコンタッチ操作処理、アイコン処理C、電波アイコン関連機能実行処理、音声通話発信処理、メール発信処理、近距離無線送信処理、電池アイコン関連機能実行処理および時刻アイコン関連機能実行処理の各動作について述べる。
図8〜図9は、制御部100が実行するメインルーチンの動作を示すフローチャートである。電源オフされている携帯電話10では、制御部100がステップSA1において所定周期毎に電池部110の電池残量を検出する。電池残量を検出するタイミングになると、このステップSA1の判断結果が「YES」になり、ステップSA2に進み、電池部110が発生する駆動電圧レベルに基づき電池残量を検出し、検出した電池残量に応じた電池アイコンの表示態様をアイコン情報記憶部101cから読み出して電池アイコンの表示を更新した後、上記ステップSA1に処理を戻す。
電波状況検出イベントは一定期間毎に発生する。そのイベントタイミングになると、上記ステップSA8の判断結果は「YES」になり、ステップSA16に進む。ステップSA16では、電波状況(無線通信部102の通信状況)を検出した結果に応じて、アイコン情報記憶部101cから読み出されるアイコン情報に従って電波アイコンの表示を更新した後、上記ステップSA7の待ち受け状態に復帰する。
電池残量検出イベントは一定期間毎に発生する。そのイベントタイミングになると、上記ステップSA9の判断結果は「YES」になり、ステップSA17に進む。ステップSA17では、電池部110が発生する駆動電圧レベルに基づき電池残量(電源の使用状況)を検出した結果に応じて、アイコン情報記憶部101cから読み出されるアイコン情報に従って電池アイコンの表示を更新した後、上記ステップSA7の待ち受け状態に復帰する。
時刻更新検出イベントは所定周期毎に発生する。そのイベントタイミングになると、上記ステップSA10の判断結果は「YES」になり、ステップSA18に進む。ステップSA18では、RTC108が発生するリアルタイムクロックに基づき計時される時刻情報(時刻状況)に従って時刻アイコンの表示を更新した後、上記ステップSA7の待ち受け状態に復帰する。
キー操作部107のいずれかのキーが操作されてキー操作イベントが発生すると、上記ステップSA11の判断結果が「YES」になり、ステップSA19を介してキー操作処理(後述する)を実行した後、上記ステップSA7の待ち受け状態に復帰する。
接触操作部105のタッチ操作(接触操作)に応じてタッチ操作イベントが発生すると、上記ステップSA12の判断結果が「YES」になり、ステップSA20を介してタッチ操作処理(後述する)を実行した後、上記ステップSA7の待ち受け状態に復帰する。
着信検知イベントが発生すると、図9に図示するステップSA13の判断結果が「YES」になり、ステップSA21に進み、音声通話処理を実行する。音声通話処理では、着信報知を行うと共に、この着信報知中にオフフック操作されると発呼側と回線接続して通話を開始させ、通話中にオンフック操作されると回線切断する。こうして音声通話処理を終えると、上記ステップSA7の待ち受け状態に復帰する。
電源オフ操作されると、上記ステップSA14の判断結果が「YES」になり、ステップSA22に進み、電源オフ処理を実行した後、本処理を完了させる。
その他の操作(例えば発信操作やメール受信操作など)が行われると、ステップSA15の判断結果が「YES」となり、ステップSA23に進み、操作に対応した処理を実行した後、上記ステップSA7の待ち受け状態に復帰する。
次に、図10を参照してアイコン処理Aの動作について説明する。上述したメインルーチンのステップSA6(図8参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図10に図示するステップSB1に進み、電池アイコンがタッチ操作されたか否かを判断する。電池アイコンがタッチ操作されなければ、判断結果は「NO」になり、上述したメインルーチンのステップSA1(図8参照)に処理を戻す。
次に、図11を参照して電池アイコンタッチ操作処理の動作について説明する。上述したアイコン処理AのステップSB2(図10参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図11に図示するステップSC1に進み、タッチ操作が「シングルタッチ」であるか否かを判断する。なお、「シングルタッチ」とは、接触操作部105(透明タッチパネル)において電池アイコンの表示領域を1回触れる操作を指す。
次に、図12を参照してキー操作処理の動作について説明する。前述したメインルーチンのステップSA19(図8参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図12に図示するステップSD1に進み、キー操作部107において為されたキー操作が設定操作であるか否かを判断する。設定操作であったならば、判断結果は「YES」となり、ステップSD2に進む。ステップSD2では、設定情報記憶部101fに記憶される設定情報(図7参照)において、アイコンID(アイコン種別)と操作ID(操作内容)とに対応付けられる機能ID(機能内容)をユーザ所望のものに設定する設定処理を実行して本処理を終える。
次に、図13を参照してタッチ操作処理の動作について説明する。前述したメインルーチンのステップSA20(図8参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図13に図示するステップSE1に進み、接触操作部105において為されたタッチ操作が設定操作であるか否かを判断する。設定操作であったならば、判断結果は「YES」となり、ステップSE2に進む。ステップSE2では、設定情報記憶部101fに記憶される設定情報(図7参照)において、アイコンID(アイコン種別)と操作ID(操作内容)とに対応付けられる機能ID(機能内容)をユーザ所望のものに設定する設定処理を実行して本処理を終える。
次に、図14を参照してアイコン処理Bの動作について説明する。上述したタッチ操作処理のステップSE10(図13参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図14に図示するステップSF1に進む。ステップSF1〜SF3では、タッチ操作されたアイコンが「電波アイコン」、「電池アイコン」および「時刻アイコン」のいずれであるかをそれぞれ判別する。以下、タッチ操作されたアイコンが「電波アイコン」の場合、「電池アイコン」の場合、「時刻アイコン」の場合、「それら以外のアイコン」の場合に分けて動作説明を進める。
タッチ操作されたアイコンが「電波アイコン」であると、ステップSF1の判断結果が「YES」となり、ステップSF5に進み、電波アイコンタッチ操作処理(図15参照)を実行する。電波アイコンタッチ操作処理では、後述するように、タッチ操作が「シングルタッチ」、「ダブルタッチ」、「画面中央部にスライド」および「相手情報/データからスライド」のいずれであるかを判別し、「シングルタッチ」の場合には機能ID「C02+C03」の設定情報を発生し、「ダブルタッチ」の場合には機能ID「C01」の設定情報を発生し、「画面中央部にスライド」の場合には機能ID「C01」の設定情報を発生し、「相手情報/データからスライド」の場合には機能ID「C02+C03」の設定情報を発生する。
タッチ操作されたアイコンが「電池アイコン」であると、ステップSF2の判断結果が「YES」となり、ステップSF7に進み、電池アイコンタッチ操作処理(図11参照)を実行する。電池アイコンタッチ操作処理では、前述したように、タッチ操作が「シングルタッチ」、「ダブルタッチ」および「画面中央部にスライド」のいずれであるかを判別し、「シングルタッチ」の場合には機能ID「D01」の設定情報を発生し、「ダブルタッチ」の場合には機能ID「D02」の設定情報を発生し、「画面中央部にスライド」の場合には機能ID「D02」の設定情報を発生する。
タッチ操作されたアイコンが「時刻アイコン」であると、ステップSF3の判断結果が「YES」となり、ステップSF9に進み、時刻アイコンタッチ操作処理(図16参照)を実行する。時刻アイコンタッチ操作処理では、後述するように、タッチ操作が「ダブルタッチ」および「画面中央部にスライド」のいずれであるかを判別し、「ダブルタッチ」の場合には機能ID「E02」の設定情報を発生し、「画面中央部にスライド」の場合には機能ID「E01」の設定情報を発生する。
タッチ操作されたアイコンが上記各アイコン以外ならば、ステップSF1〜SF3の各判断結果はいずれも「NO」となり、ステップSF4に進み、タッチ操作されたアイコン種に対応した、その他の処理を実行して本処理を終える。
次に、図15を参照して電波アイコンタッチ操作処理の動作について説明する。上述したアイコン処理BのステップSF5(図14参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図15に図示するステップSG1に進み、タッチ操作が「シングルタッチ」であるか否かを判断する。なお、「シングルタッチ」とは、接触操作部105(透明タッチパネル)において電波アイコンの表示領域を1回触れる操作を指す。
次に、図16を参照して時刻アイコンタッチ操作処理の動作について説明する。上述したアイコン処理BのステップSF9(図14参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図16に図示するステップSH1に進み、タッチ操作が「ダブルタッチ」であるか否かを判断する。なお、「ダブルタッチ」とは、接触操作部105(透明タッチパネル)において時刻アイコンの表示領域を連続して2回触れる操作を指す。
次に、図17を参照してアイコン処理Cの動作について説明する。前述したタッチ操作処理のステップSE14(図13参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図17に図示するステップSJ1に進む。ステップSJ1では、相手情報(メールアドレスや電話番号)もしくはデータ(画像など)をタッチした状態で電波アイコンまでスライドしたか否かを判断する。電波アイコンまでスライドしていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSJ2に進み、タッチされたその他のアイコンに応じた処理を実行して本処理を終える。
次に、図18〜図19、図25〜図26を参照して電波アイコン処関連機能処理の動作について説明する。前述したアイコン処理BのステップSF6(図14参照)又は上述したアイコン処理CのステップSJ4(図17参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図18に図示するステップSK1に進み、機能IDが生成されているか否かを判断する。機能IDが生成されていなければ、判断結果は「YES」となり、本処理を終えるが、機能IDが生成されていると、判断結果は「NO」になり、ステップSK2に進む。
機能IDが「C01」であると、ステップSK2の判断結果が「YES」となり、ステップSK7に進む。ステップSK7では、現在、電波の送信を停止する電波オフモードに設定されているかどうかを判断する。そして、電波オフモードに設定されていれば、判断結果は「YES」となり、ステップSK8に進み、電波オフモードを解除して電波の送信を開始させて本処理を終える。一方、電波オフモードに設定されていなければ、上記ステップSK7の判断結果は「NO」になり、ステップSK9に進み、電波オフモードに設定して本処理を終える。
機能IDが「C02」であると、ステップSK3の判断結果が「YES」となり、ステップSK10に進み、相手情報(電話番号又はメールアドレス)が指定されているか否かを判断する。相手情報が指定されていれば、判断結果は「YES」となり、ステップSK11に進み、指定された相手情報が電話番号であるか否かを判断する。指定された相手情報が電話番号であると、判断結果は「YES」となり、ステップSK12を介して音声通話発信処理(図20参照)を実行した後、本処理を終える。音声都和発信処理では、後述するように、通信可能な電波状況であると、指定された相手電話に基づき発信して通話する。
機能IDが「C03」であると、図19に図示するステップSK4の判断結果が「YES」となり、ステップSK17を介して近距離無線送信処理(図22参照)を実行した後、本処理を終える。近距離無線送信処理では、後述するように、指定したデータを近距離無線通信部103から無線送信する。
機能IDが「C02+C03」の場合、すなわち「相手情報/データをタッチした状態で電波アイコンまでスライド」させた場合には、ステップSK5の判断結果が「YES」となり、ステップSK18に進む。ステップSK18では、相手情報(電話番号又はメールアドレス)が指定されているか否かを判断する。つまり、タッチ操作で指定されたものが相手情報又はデータのいずれであるかを判別する。
次に、図20を参照して音声通話発信処理の動作について説明する。上述した電波アイコン関連機能実行処理のステップSK12又はステップSK16(図18参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図20に図示するステップSL1に進み、通信可能な電波状況であるか否かを判断する。通信可能な電波状況でなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSL2に進み、音声通話できない旨のメッセージを表示部106に画面表示して本処理を終えるが、通信可能な電波状況ならば、判断結果が「YES」になり、ステップSL3に進む。
次に、図21を参照してメール発信処理の動作について説明する。上述した電波アイコン関連機能実行処理のステップSK13(図18参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図21に図示するステップSM1に進み、通信可能な電波状況であるか否かを判断する。通信可能な電波状況でなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSM2に進み、メール発信できない旨のメッセージを表示部106に画面表示して本処理を終えるが、通信可能な電波状況ならば、判断結果が「YES」になり、ステップSM3に進む。
次に、図22を参照して近距離無線送信処理の動作について説明する。前述した電波アイコン関連機能実行処理のステップSK17(図19参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図22に図示するステップSN1に進み、送信すべきデータが指定されているかどうかを判断する。指定されていなければ、判断結果は「NO」となり、ステップSN3に進み、送信すべきデータを指定するデータ指定操作を行った後、ステップSN3に進む。一方、送信すべきデータが指定済みならば、上記ステップSN1の判断結果が「YES」になり、ステップSN3に進み、指定されたデータを近距離無線通信部103から無線送信して本処理を終える。
次に、図23を参照して電池アイコン処関連機能処理の動作について説明する。前述したアイコン処理BのステップSF8(図14参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図23に図示するステップSP1に進み、機能IDが生成されているか否かを判断する。機能IDが生成されていなければ、判断結果は「YES」となり、本処理を終えるが、機能IDが生成されている場合には、判断結果が「NO」になり、ステップSP2に進む。
次に、図24を参照して時刻アイコン処関連機能処理の動作について説明する。前述したアイコン処理BのステップSF10(図14参照)を介して本処理が実行されると、制御部100は図24に図示するステップSQ1に進み、機能IDが生成されているか否かを判断する。機能IDが生成されていなければ、判断結果は「YES」となり、本処理を終えるが、機能IDが生成されている場合には、判断結果が「NO」になり、ステップSQ2に進む。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の構成は、上述した第1実施形態と共通するので、その説明については省略する。第2実施形態が上述の第1実施形態と相違する点は、通信相手の識別情報(電話番号又はメールアドレス)をタッチしてスライドする接触操作を検出すると、その操作に対応して記憶部101から読み出される付加番号情報を、相手情報に付加するアイコン処理Cを実行することにある。以下では、記憶部101に記憶される付加番号情報の構成およびそれを用いる第2実施形態によるアイコン処理Cの動作について述べる。
図28は、記憶部101に記憶される付加番号情報の構成を示す図である。付加番号情報は、付加番号情報(先頭)、付加番号情報(末尾)および付加ドメイン情報に大別される。図28(a)は、付加番号情報(先頭)の構成を示す。付加番号情報(先頭)は、通信相手の識別情報として表示中の電話番号の先頭付近をタッチして右方向(電話番号末尾の方向)にスライドする接触操作を検出した場合に、その操作に応じて当該電話番号の先頭に付加する番号と、既に付加された番号にさらに付加可能な番号とを規定する情報である。
次に、図29〜図32を参照して第2実施形態によるアイコン処理Cの動作について説明する。第2実施形態によるアイコン処理Cは、前述の第1実施形態と同様にタッチ操作処理のステップSE14(図13参照)を介して実行される。本処理が実行されると、制御部100は図29に図示するステップSR1に進む。ステップSR1では、相手情報(通信相手の識別情報)として表示中の電話番号がタッチ操作されたか否かを判断し、図30に図示するステップSR2では、相手情報として表示中のメールアドレスがタッチ操作されたか否かを判断する。以下では、いずれもタッチ操作されない場合、電話番号がタッチ操作された場合およびメールアドレスがタッチ操作された場合に分けて動作説明を進める。
電話番号もメールアドレスもタッチ操作されない場合には、上記ステップSR1〜SR2の各判断結果がいずれも「NO」となり、何も行わずに本処理を終える。
電話番号がタッチ操作されると、上記ステップSR1の判断結果が「YES」になり、ステップSR3に進み、タッチ操作された位置が電話番号の前方付近(先頭付近)であるか否かを判断する。タッチ操作された位置が電話番号の前方付近(先頭付近)ならば、上記ステップSR3の判断結果は「YES」になり、ステップSR4に進む。ステップSR4では、タッチして右方向(電話番号末尾の方向)にスライドする接触操作であるか否かを判断する。左方向にスライドする接触操作であったならば、判断結果は「NO」になり、この場合、無効な接触操作であると見なして本処理を終える。
メールアドレスがタッチ操作されると、図30に図示するステップSR2の判断結果が「YES」になり、ステップSR17に進み、タッチして左方向(メールアドレス先頭の方向)にスライドする接触操作であるか否かを判断する。右方向にスライドする接触操作であったならば、無効な接触操作であると見なし、判断結果は「NO」になって本処理を終える。
(a)アイコン(電波アイコン、電池アイコンおよび時刻アイコン)の表示領域に接触した後、再び接触するという直感的かつ確実な操作で、使用状況(受信電波強度、電池残量および時刻)に関連する機能を実行することができる。
(b)アイコンの表示領域に接触してから所定の表示位置に移動させるという直感的かつ確実な操作で、使用状況に関連する機能を実行することができる。
(c)機能が実行可能な場合に実行するので、不要な処理を省略することができる。
(d)直感的かつ確実な操作で通信に関連する機能、データの送信機能、電力に関連する機能(電源オンオフ機能、消費電力を抑制する動作モードの設定機)、時間計測に関連する機能(アラーム設定機能やタイマ設定機能)を実行することができる。
(e)識別情報(各種アイコン、相手情報/データの総称)を指定するための接触の後、その識別情報を通信相手の表示領域まで移動させるという直感的な操作、あるいは、通信相手を指定するための接触の後、その通信相手を識別情報の表示領域まで移動させるという直感的な操作で、通信相手に対して通信機能を実行することができる。
(f)識別情報を指定するための接触の後、その識別情報をデータの表示領域まで移動させるという直感的な操作、あるいは、データを指定するための接触の後、そのデータを識別情報の表示領域まで移動させるという直感的な操作で、データを送信する送信機能を実行することができる。
(g)識別情報が表示されている表示領域に接触するという直感的な操作で、識別情報に対する情報付加機能を実行することができる。
(h)識別情報が表示されている表示領域のうち前方位置に対して接触するという直感的な操作で、識別情報の先頭に情報を付加することができる。先頭位置すなわち付加したい位置に対する接触に限らず、前の方という大まかな位置に対する接触で良いのでユーザは容易に接触操作をすることができる。
(i)識別情報が表示されている表示領域のうち後方位置に対して接触するという直感的な操作で、識別情報の末尾に情報を付加することができる。末尾位置すなわち付加したい位置に対する接触に限らず、後ろの方という大まかな位置に対する接触で良いのでユーザは容易に接触操作をすることができる。
(j)識別情報が表示されている表示領域のうち所定の位置に対する接触の後、その位置を移動させるという直感的かつ確実な操作で識別情報に対する情報付加機能を実行することができる。
(l)接触の後、その位置を右方向に移動させるという直感的かつ確実な操作で識別情報の先頭に情報を付加することができる。情報を付加したい先頭位置に対する厳密な接触操作ではなく、右方向という大まかな方向に関する操作で良いのでユーザは容易に接触操作をすることができる。
(k)接触の後、その位置を左方向に移動させるという直感的かつ確実な操作で識別情報の末尾に情報を付加することができる。情報を付加したい末尾位置に対する厳密な接触操作ではなく、左方向という大まかな方向に関する操作で良いのでユーザは容易に接触操作をすることができる。
(l)情報を付加することに適した識別情報の場合に情報を付加することによって、たとえば、重複が禁止されている情報を付加してしまうような不要な情報付加を防止することができる。
100 制御部
101 記憶部
101a プログラム記憶部
101b 各種情報一時記憶部
101c アイコン情報記憶部
101d 接触操作情報記憶部
101e 機能情報記憶部
101f 設定情報記憶部
101g 相手情報記憶部
101h データ記憶部
101i メール記憶部
101j モード情報記憶部
101k アラーム・タイマ情報記憶部
102 無線通信部
103 近距離無線通信部
104 音声信号処理部
105 接触操作部
106 表示部
107 キー操作部
108 RTC
109 報知部
109a サウンドスピーカ
109b LED
109c 振動モータ
110 電池部
Claims (30)
- 端末装置の使用状況を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された使用状況を示す識別情報を表示画面に表示する表示制御手段と、
表示画面上の接触操作を検出する接触操作検出手段と、
前記接触操作検出手段が、前記表示制御手段により画面表示された識別情報の表示領域における第1の接触操作を検出してから当該表示領域で行われる第2の接触操作を検出した場合に、検出された第1および第2の接触操作の内容に応じて、当該識別情報が示す使用状況に関連する複数の機能の何れかを選択する機能選択手段と、
前記機能選択手段により選択された機能を実行する実行手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 前記機能選択手段は、前記接触操作検出手段が識別情報の表示領域を連続的に接触したことを表す第1および第2の接触操作を検出した場合、識別情報のダブルタッチ操作であることを判別する操作判別手段を備えることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
- 前記機能選択手段は、前記接触操作検出手段が識別情報の表示領域を接触する第1の接触操作を検出した後、当該表示領域を所定の表示位置に移動させるようになぞる第2の接触操作を検出した場合、識別情報のスライド操作であることを判別する操作判別手段を備えることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
- 前記表示制御手段により画面表示された識別情報が示す使用状況に基づき、前記機能選択手段によって選択された機能の実行の可否を判別する実行判別手段を更に備え、
前記実行手段は、前記実行判別手段により実行可能と判別された場合に、前記機能選択手段により選択された機能を実行することを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 通信手段を更に備え、
前記取得手段は、この通信手段の通信状況を取得し、
前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された通信状況を示す識別情報を表示画面に表示することを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 前記実行手段は、通信を制限する設定機能を実行することを特徴とする請求項5記載の端末装置。
- 通信相手を指定する相手指定手段を更に備え、
前記実行手段は、前記機能選択手段により選択された機能が通信機能の場合、前記相手指定手段により指定された通信相手との通信を実行することを特徴とする請求項5記載の端末装置。 - 前記相手指定手段により指定された通信相手の識別情報に基づいて、複数の通信手段のいずれかを選択する通信選択手段を更に備え、
前記実行手段は、前記通信選択手段により選択された通信手段を利用して、前記相手指定手段により指定された通信相手に対する通信機能を実行することを特徴とする請求項7記載の端末装置。 - データを指定するデータ指定手段を更に備え、
前記実行手段は、前記機能選択手段により選択された機能が通信機能の場合、前記データ指定手段により指定されたデータを送信することを特徴とする請求項5記載の端末装置。 - 前記表示制御手段は、前記取得手段が端末装置の電源の使用状況を取得した場合、その取得された電源の使用状況を示す識別情報を表示画面に表示することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
- 前記実行手段は、主要動作を停止させるための電源オフ機能又は主要動作を開始させるための電源オン機能のいずれか一方を実行することを特徴とする請求項10記載の端末装置。
- 前記実行手段は、消費電力を抑制する動作モードの設定機能を実行することを特徴とする請求項10記載の端末装置。
- 前記表示制御手段は、前記取得手段が時刻を取得した場合、その取得された時刻を示す識別情報を表示画面に表示することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
- 前記実行手段は、所定の時刻の到来を報知するアラーム設定機能又は所定の時間の経過を報知するタイマ設定機能のいずれか一方を実行することを特徴とする請求項13記載の端末装置。
- 通信手段と、
前記通信手段の通信状況を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された通信状況を示す識別情報を表示画面に表示する表示制御手段と、
表示画面上の接触操作を検出する接触操作検出手段と、
前記接触操作検出手段によって、前記表示制御手段により画面表示された識別情報の表示領域を指定する接触操作が検出された場合に、前記通信手段を用いた通信を実行する実行手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 通信相手を表示画面に表示する相手表示制御手段を更に備え、
前記接触操作検出手段が、
前記表示制御手段により画面表示された識別情報の表示領域を指定する第1の接触操作を検出した後、当該表示領域から前記相手表示制御手段により画面表示された通信相手の画面表示位置まで移動させる第2の接触操作を検出した場合、
あるいは前記相手表示制御手段により画面表示された通信相手の画面表示位置を指定する第1の接触操作を検出した後、当該画面表示位置から前記表示制御手段により画面表示された識別情報の表示領域まで移動させる第2の接触操作を検出した場合に、
前記実行手段は、前記通信相手との通信を実行することを特徴とする請求項15記載の端末装置。 - データを表示画面に表示するデータ表示制御手段を更に備え、
前記接触操作検出手段が、
前記表示制御手段により画面表示された識別情報の表示領域を指定する第1の接触操作を検出した後、当該表示領域から前記データ表示制御手段により画面表示されたデータの画面表示位置まで移動させる第2の接触操作を検出した場合、
あるいは前記データ表示制御手段により画面表示されたデータの画面表示位置を指定する第1の接触操作を検出した後、当該画面表示位置から前記表示制御手段により画面表示された識別情報の表示領域まで移動させる第2の接触操作を検出した場合に、
前記実行手段は、前記データの送信を実行することを特徴とする請求項15記載の端末装置。 - 端末装置の電源の使用状況を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された電源の使用状況を示す識別情報を表示画面に表示する表示制御手段と、
表示画面上の接触操作を検出する接触操作検出手段と、
前記接触操作検出手段によって、前記表示制御手段により画面表示された識別情報の表示領域を指定する接触操作が検出された場合に、主要動作を停止させる電源オフ機能又は主要動作を開始させる電源オン機能のいずれか一方を実行する実行手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 通信相手を識別する識別情報を表示画面に表示する表示制御手段と、
表示画面上の接触操作を検出する接触操作検出手段と、
前記接触操作検出手段によって、前記表示制御手段により画面表示された識別情報の表示領域を指定する接触操作が検出された場合に、その接触操作によって指定された識別情報の種別を判別する種別判別手段と、
前記種別判別手段によって判別された種別に対応する情報を、接触操作で指定された表示領域の識別情報に付加する情報付加機能を実行する実行手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 前記実行手段は、識別情報の表示領域に所定の接触操作が行われた場合に、情報を識別情報に付加することを特徴とする請求項19記載の端末装置。
- 前記実行手段は、識別情報の表示領域の前部で接触操作が行われた場合に、当該識別情報の先頭に情報を付加することを特徴とする請求項19記載の端末装置。
- 前記実行手段は、識別情報の表示領域の後部で接触操作が行われた場合に、当該識別情報の末尾に情報を付加することを特徴とする請求項19記載の端末装置。
- 前記実行手段は、識別情報の表示領域において所定位置を指定する第1の接触操作が行われた後、この第1の接触操作で指定された位置を移動させる第2の接触操作が行われた場合に、情報を識別情報に付加することを特徴とする請求項19記載の端末装置。
- 前記実行手段は、第1の接触操作で指定された位置を右方向へ移動させる第2の接触操作が行われた場合に、識別情報の先頭に情報を付加することを特徴とする請求項23記載の端末装置。
- 前記実行手段は、第1の接触操作で指定された位置を左方向へ移動させる第2の接触操作が行われた場合に、識別情報の末尾に情報を付加することを特徴とする請求項23記載の端末装置。
- 接触操作によって指定された識別情報が、情報を付加することに適した識別情報か否かを判別する付加判別手段を更に備え、
前記実行手段は、前記付加判別手段により情報を付加することに適した識別情報であると判別された場合に、識別情報に情報を付加することを特徴とする請求項19記載の端末装置。 - 端末装置に搭載されるコンピュータに、
端末装置の使用状況を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された使用状況を示す識別情報を表示画面に表示する表示制御ステップと、
表示画面上の接触操作を検出する接触操作検出ステップと、
前記接触操作検出ステップが、前記表示制御ステップにて画面表示された識別情報の表示領域における第1の接触操作を検出してから当該表示領域で行われる第2の接触操作を検出した場合に、検出された第1および第2の接触操作の内容に応じて、当該識別情報が示す使用状況に関連する複数の機能の何れかを選択する機能選択ステップと、
前記機能選択ステップにより選択された機能を実行する実行ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 端末装置に搭載されるコンピュータに、
通信ステップと、
前記通信ステップの通信状況を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された通信状況を示す識別情報を表示画面に表示する表示制御手ステップと、
表示画面上の接触操作を検出する接触操作検出ステップと、
前記接触操作検出ステップによって、前記表示制御ステップで画面表示された識別情報の表示領域を指定する接触操作が検出された場合に、前記通信ステップの通信を実行する実行ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 端末装置に搭載されるコンピュータに、
端末装置の電源の使用状況を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された電源の使用状況を示す識別情報を表示画面に表示する表示制御ステップと、
表示画面上の接触操作を検出する接触操作検出ステップと、
前記接触操作検出ステップによって、前記表示制御ステップで画面表示された識別情報の表示領域を指定する接触操作が検出された場合に、主要動作を停止させる電源オフ機能又は主要動作を開始させる電源オン機能のいずれか一方を実行する実行ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 端末装置に搭載されるコンピュータに、
通信相手を識別する識別情報を表示画面に表示する表示制御ステップと、
表示画面上の接触操作を検出する接触操作検出ステップと、
前記接触操作検出ステップによって、前記表示制御ステップで画面表示された識別情報の表示領域を指定する接触操作が検出された場合に、その接触操作によって指定された識別情報の種別を判別する種別判別ステップと、
前記種別判別ステップによって判別された種別に対応する情報を、接触操作で指定された表示領域の識別情報に付加する情報付加機能を実行する実行ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
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