JPWO2014112095A1 - 情報表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

情報表示制御装置10は、通信端末30で動作しているアプリケーションの画像を表示装置に表示させる画像処理部13と、画像処理部13が取得したアプリケーションの画像を記憶する画像記憶部14と、画像表示装置21に表示された画像に基づくユーザの操作を通信端末30へ伝達する通信端末制御部17とを備える。画像処理部13は、通信端末30で所定のイベントが発生すると、通信端末30からイベントに係る操作画面の画像を取得し、当該操作画面の画像と画像記憶部14に記憶されているアプリケーションの画像との合成画像を画像表示装置21に表示させる。

Description

本発明は、情報表示装置の動作を制御する情報表示制御装置に関し、特に、外部の通信端末との連携(リンク)機能を有する情報表示制御装置に関する。
近年、スマートフォンや携帯電話などの通信端末との通信機能を有する情報表示装置が実用化されている。そのような情報表示装置としては、通信端末で動作しているアプリケーションプログラム(以下、単に「アプリケーション」という)が出力する画像や音声を取得し、自己の表示部やスピーカから出力したり、画像や音声に基づくユーザの操作を受け付けて通信端末を制御したりするなど、通信端末との連携動作を可能とするリンク機能(例えばMirrorLink(登録商標)機能)を有するものがある。
一般に、通信端末において、アプリケーションの実行中に電話着信などのイベントが発生すると、当該アプリケーションの実行が中断される。このとき通信端末の画面表示は、アプリケーションが出力する画像(アプリケーション画像)から、イベントの発生を通知する画像に切り替わるのが通常である。そのため、情報表示装置が通信端末とリンクし、通信端末から取得したアプリケーション画像を表示していても、通信端末でイベントが発生すると、通信端末からのアプリケーション画像の送信が中断される。その場合、情報表示装置の表示も、通信端末でのイベントの発生を通知する画像に切り替えられる。
例えば、車載の情報表示装置が、通信端末で動作しているナビゲーション用アプリケーションが出力した地図を表示しているときに、通信端末に電話着信があると、情報表示装置の表示が地図から電話の着信画面に切り替わる。そうなると、運転者は通話が終了するまで地図を見ることができず、利便性が低下する。
例えば下記の特許文献1では、車載の情報表示装置が通信端末のナビゲーション用アプリケーションの地図を表示する際にその地図を随時記憶しておき、通信端末にイベントが発生したときに、情報表示装置がその直前に記憶した地図を表示し続ける技術が提案されている。この技術によれば、通信端末に電話着信があっても、情報表示装置には地図が表示されたままになるため、運転者は継続して地図を見ることができる。
特開2011−254299号公報
特許文献1の情報表示装置は、通信端末にイベントが発生し、直前に記憶した地図を表示するとき、地図上にイベントの発生を示す簡易情報を重ねて表示する。この簡易情報は、例えば文字情報であり、ユーザインターフェイスを有していない。そのため、例えばユーザが電話着信に応答してハンズフリー通話をしたい場合、通信端末を直接操作して通話を開始させなければならず、ハンズフリー通話の利点が損なわれる。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、通信端末のイベント発生による利便性の低下を抑えつつ、当該イベントに対する操作性を確保できる情報表示制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報表示制御装置は、通信端末との通信を行う通信部と、通信端末で動作しているアプリケーションの画像を通信部を介して取得し、当該アプリケーションの画像を表示装置に表示させる画像処理部と、画像処理部が取得したアプリケーションの画像を記憶する画像記憶部と、表示装置に表示された画像に基づくユーザの操作を通信部を介して通信端末へ伝達することにより、通信端末を制御する通信端末制御部と、を備え、画像処理部は、通信端末で発生したイベントによりアプリケーションの画像の取得が中断される場合、通信端末からイベントに係る操作画面の画像を取得し、イベントに係る操作画面の画像と画像記憶部に記憶されているアプリケーションの画像との合成画像を表示装置に表示させるものである。
本発明によれば、通信端末でイベントが発生したとき、表示装置には、当該イベントに係る操作画面の画像と画像記憶部に記憶されているアプリケーションの画像との合成画像が表示される。イベントが発生した後もアプリケーションの画像が表示され続けることにより、アプリケーションの利便性を維持できる。また、ユーザは、表示装置に表示されたイベント操作画像に基づく操作を行うことができるため、通信端末で発生したイベントに対する操作性が確保される。例えば、ユーザが通信端末の電話着信に応答してハンズフリー通話を行いたい場合は、通信端末を直接操作する必要がなく、ハンズフリー通話の利点は損なわれない。
この発明の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の実施の形態に係る情報表示システムの構成図である。 情報表示制御装置と通信端末との連携動作を説明するための図である。 情報表示制御装置と通信端末との連携動作を説明するための図である。 通信端末からデータを受信したときの情報表示制御装置の動作を示すフローチャートである。 操作入力装置(タッチパネル)が操作されたときの情報表示制御装置の動作を示すフローチャートである。 通信端末でユーザへ通知するイベントが発生したときの、実施の形態1に係る情報表示制御装置の動作を説明するための図である。 通信端末でユーザへの通知が不要なイベントが発生したときの、実施の形態1に係る情報表示制御装置の動作を説明するための図である。 通信端末でイベントが発生したときの、実施の形態1に係る情報表示制御装置の画像表示動作を示すフローチャートである。 通信端末でイベントが発生している状態で操作入力部が操作されたときの、実施の形態1に係る情報表示制御装置の動作を示すフローチャートである。 合成画像の構成例を示す図である。 合成画像の構成例を示す図である。 合成画像の構成例を示す図である。 合成画像の構成例を示す図である。 合成画像の構成例を示す図である。 実施の形態2に係る情報表示制御装置の動作を説明するための図である。 実施の形態2に係る情報表示制御装置の動作を説明するための図である。 実施の形態2に係る情報表示制御装置の動作を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
図1は、本発明に係る情報表示システムの構成図である。当該情報表示システムは、情報表示制御装置10と、それに接続される画像表示装置21、音声出力装置22および操作入力装置23と、情報表示制御装置10と連携(リンク)可能な通信端末30とを含んでいる。
情報表示制御装置10は、画像表示装置21に表示させる画像および音声出力装置22に出力させる音声を制御する。操作入力装置23は、ユーザが情報表示制御装置10に対する操作、もしくは情報表示制御装置10を介して通信端末30をリモート操作するためのユーザインターフェイスである。情報表示制御装置10が組み込まれる具体的な製品としては、例えば、カーナビゲーション装置、デジタルテレビ、テレビゲーム機などが考えられる。
画像表示装置21、音声出力装置22、操作入力装置23は、情報表示制御装置10に内蔵されていてもよいし、外付けのデバイスであってもよい。画像表示装置21、音声出力装置22および操作入力装置23が外付けのデバイスの場合、それらと情報表示制御装置10との間の接続(通信)は、それぞれ有線方式でも無線方式でもよい。
画像表示装置21としては、液晶表示装置が代表的であるが、画像表示機能を有する任意の装置(例えば、テレビジョン表示装置、スマートフォン、タブレット端末、車両のインストルメントパネルの表示部、画面付きのゲームコントローラなど)を利用してもよい。音声出力装置22は、スピーカやヘッドフォン等が一般的であるが、これも音声出力機能を有する任意の装置を利用してもよい。
操作入力装置23は、基本的に情報表示制御装置10の操作に用いられるが、情報表示制御装置10が通信端末30とリンクしている状態では、ユーザは、操作入力装置23を介して通信端末30をリモート操作することもできる。操作入力装置23は、操作ボタン、操作スティック、キーボード、トラックパッド等のハードウェアでもよいし、画面に表示されるアイコンを用いたソフトウェアキーでもよい。操作入力装置23としてのソフトウェアキーを画像表示装置21に表示させる場合、画像表示装置21と操作入力装置23は、両者の機能を兼ね備えた1つのタッチパネルとしてもよい。
情報表示制御装置10は、制御部11、通信部12、画像処理部13、画像記憶部14、音声処理部15、通信端末情報解析部16、通信端末制御部17および記憶部18を備えている。情報表示制御装置10はコンピュータを用いて構成されており、情報表示制御装置10の各要素は、コンピュータが、記憶部18に記憶されている制御プログラム181に従って動作することにより実現される。なお、記憶部18は、ハードディスク、リムーバブルディスク、メモリなどの記録媒体によって構成される。
制御部11は、制御プログラム181に従って情報表示制御装置10の全体を制御する機能を有する。また、制御部11は、記憶部18に記憶されている情報表示制御装置10用のアプリケーションプログラム182を実行することもできる。
通信部12は、情報表示制御装置10が通信端末30とリンクするのに必要な通信を行う機能を有し、通信端末30との間で、画像データ、音声データ、制御命令など各種の情報をやりとりする。通信部12と通信端末30との間の通信方式は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルやLAN(Local Area Network)ケーブルなどを用いる有線通信でもよいし、無線LANやBluetooth(登録商標)などの無線通信でもよい。
画像処理部13は、画像表示装置21に画像を表示させるための画像信号を生成する機能を有している。特に、情報表示制御装置10が通信端末30とリンクした状態では、画像処理部13は、通信端末30で動作しているアプリケーションが出力する画像(アプリケーション画像)を、通信部12を介して取得し、画像表示装置21に表示させることができる。
画像記憶部14は、情報表示制御装置10が通信端末30とリンクしている間、画像処理部13が通信端末30から取得したアプリケーション画像(スクリーンショット)を随時記憶する機能を有している。
また、画像処理部13は、情報表示制御装置10とリンクしている通信端末30で所定のイベントが発生し、それによりアプリケーション画像の取得が中断される場合、画像処理部13は、通信端末30から当該イベントに係る操作画面の画像(イベント操作画像)を取得し、そのイベント操作画像と画像記憶部14に記憶されているイベント発生直前のアプリケーション画像とを合成した合成画像を作成して、当該合成画像を画像表示装置21に表示させる。
音声処理部15は、音声出力装置22に音声を出力させるための音声信号を生成する機能を有している。特に、情報表示制御装置10が通信端末30とリンクした状態では、音声処理部15は、通信端末30で動作しているアプリケーションが出力する音声を、通信部12を介して取得し、音声出力装置22から出力させることができる。さらに、通信端末30で所定のイベントが発生した場合、音声処理部15は、そのイベントの発生をユーザに通知する音声を音声出力装置22から出力させることもできる。
通信端末情報解析部16は、通信部12を介して通信端末30から取得した情報(データ)に基づき、通信端末30の識別や状態判断を行う。通信端末情報解析部16が通信端末30から取得する情報としては、例えば、通信端末30で実行中のアプリケーションの属性情報(アプリケーションの種別など)や、通信端末30の属性情報(機種名、機能、電話番号、所有者名など)、各イベント(電話着信、メール着信、電池切れ、通信不可など)の発生情報等が挙げられる。
通信端末制御部17は、通信部12を介して通信端末30へ各種の制御命令やデータを送信することにより、通信端末30を制御する機能を有している。情報表示制御装置10が通信端末30とリンクした状態では、ユーザは、操作入力装置23を用いて、画像表示装置21に表示された通信端末30の操作画面(通信端末30で動作しているアプリケーションの操作画面や、通信端末30で発生したイベントに対する操作画面)の画像に基づく操作を行うことができる。このユーザの操作内容は、通信端末制御部17が通信端末30に伝達し、通信端末30がその操作内容に応じた動作を行う。その結果、操作入力装置23を用いた通信端末30のリモート操作が実現される。
通信端末30は、情報表示制御装置10とリンクするための通信機能を有している。スマートフォンや携帯電話などのように、通信網41(通信端末30が在圏するネットワーク)を介した遠端側通信装置42との通信機能を有しても良い。また、通信端末30は、通信端末30用のアプリケーションを実行することによって、電話機能や、電子メール(Eメール)の送受信機能、インターネットの閲覧機能(ブラウザ機能)、GPS(Global Positioning System)43を利用して経路案内を行うナビゲーション機能などの様々な機能を発揮できてもよい。
通信端末30の構成は、例えば一般的なスマートフォンと同様でよいため詳細な説明は省略するが、図1では、本発明と特に関係する表示部31、操作部32、制御部33および通信部34を図示している。
表示部31は、通信端末30で実行中のアプリケーションの画像を表示したり、イベント発生時には当該イベントの通知画面や操作画面の画像を表示したりする。操作部32は、通信端末30のユーザインターフェイスであり、ユーザは、操作部32を用いてアプリケーションやイベントに対する操作を行うことができる。制御部33は、通信端末30用の制御プログラムを実行することで、通信端末30の基本的な機能(通信機能や通話機能など)の制御を行うと共に、各種のアプリケーションを実行することにより、上記した様々な機能を通信端末30に発揮させることができる。通信部34は、情報表示制御装置10とリンクするための通信を行うが、通信網41を介した遠端側通信装置42との通信にも用いられてもよい。
次に、実施の形態1に係る情報表示システムの動作を説明する。以下の説明では、情報表示制御装置10、画像表示装置21、音声出力装置22および操作入力装置23はいずれも車載装置であり、通信端末30はスマートフォンであると仮定する。また、画像表示装置21と操作入力装置23は、一つのタッチパネル(後述の「タッチパネル装置212」)として構成されているものとする。同様に、通信端末30の表示部31および操作部32も、一つのタッチパネル(後述の「タッチパネル部312」)として構成されているものとする。
また、以下の説明では、通信端末30用アプリケーションとして、経路案内を行うナビゲーション用アプリケーションを例示し、通信端末30に発生するイベントとして、電話着信を例示する。但し、本発明の適用は、そのアプリケーションとイベントの組み合わせに限定されるものではない。例えば、通信端末30用アプリケーションは、ブラウザや画像ビューワや動画再生アプリケーションなどでもよく、通信端末30に発生するイベントとしては、Eメール着信などでもよい。
まず、情報表示制御装置10と通信端末30との連携(リンク)機能の概要を説明する。情報表示制御装置10と通信端末30とが有線または無線により物理接続され、双方の通信によってリンクが確立すると、図2に示すように、情報表示制御装置10に接続したタッチパネル装置212(画像表示装置21)に、通信端末30のタッチパネル部312(表示部31)と同じ画像が表示される。また、情報表示制御装置10に接続した音声出力装置22には、通信端末30が出力するものと同じ音声が出力される。
情報表示制御装置10と通信端末30とがリンクしている間、通信端末30が出力する画像や音声などのデータは情報表示制御装置10へ送信され、情報表示制御装置10は当該データをタッチパネル装置212および音声出力装置22を用いて出力することができる。
さらに、ユーザは、情報表示制御装置10と通信端末30とがリンクしている間、タッチパネル装置212(操作入力装置23)を操作することによって、通信端末30のタッチパネル部312(操作部32)を操作するのと同じ感覚で、通信端末30をリモート操作することができる。なお、リンクが確立している間も通信端末30のタッチパネル部312の操作は禁止されず、通信端末30は、タッチパネル部312からもタッチパネル装置212からも操作可能な状態になる。
例えば、図2に示した状態から、ユーザがタッチパネル装置212に表示された「ナビゲーション」のアイコンにタッチすると、通信端末30のタッチパネル部312を操作したときと同じように、通信端末30でナビゲーション用アプリケーションが起動する。すると、図3のように、通信端末30のタッチパネル部312に当該アプリケーションの画像(ここでは地図)が表示され、それと共に、タッチパネル装置212にも通信端末30のタッチパネル部312と同じ画像が表示される。また、当該アプリケーションが、例えば経路案内のための音声を出力すると、その音声が情報表示制御装置10に接続された音声出力装置22から出力される。
このように、情報表示制御装置10と通信端末30とがリンクした状態では、情報表示制御装置10と通信端末30とが互いに連携した動作を行う。
以下では、情報表示制御装置10における通信端末30との連携動作の詳細を説明する。
まず、リンク中の通信端末30からデータを受信した場合における、情報表示制御装置10の動作を説明する。図4はその動作を示すフローチャートである。
情報表示制御装置10の通信部12は、リンク中の通信端末30から送信されたデータを受信すると(ステップS101)、受信したデータの種類を確認する(ステップS102)。
受信したデータが画像のデータであれば(ステップS103でYES)、通信部12は、その画像(データ)を画像処理部13へと送る(ステップS104)。画像処理部13は、当該画像を画像記憶部14に記憶させると共に(ステップS105)、その画像を画像表示装置21としてのタッチパネル装置212に表示させる(ステップS106)。
また、受信したデータが音声のデータであれば(ステップS103でNO、且つ、ステップS107でYES)、その音声(データ)を音声処理部15へと送る(ステップS108)。音声処理部15は、当該音声を音声出力装置22から出力させる(ステップS109)。
一方、受信したデータが画像でも音声でもなく、通信端末30で実行中のアプリケーションの属性情報、通信端末30の属性情報、通信端末30の各イベントの発生情報などであれば(ステップS103でNO、且つ、ステップS107でNO)、通信部12は、その情報(データ)を通信端末情報解析部16へと送る(ステップS110)。通信端末情報解析部16は、それらの情報を解析し、その結果を制御部11へ送る(ステップS111)。それにより、制御部11は、通信端末30の状況に応じた情報表示制御装置10の制御を行うことができる。
次に、通信端末30とのリンク中にユーザが操作入力装置23を操作した場合における、情報表示制御装置10の動作を説明する。図5は、その動作を示すフローチャートである。
ユーザにより操作入力装置23の操作が行われると、操作入力装置23はその操作を情報表示制御装置10の制御部11に通知し(ステップS201)、制御部11がその操作の内容を確認する(ステップS202)。
当該操作が、通信端末30の制御が必要となる操作であれば(ステップS203でYES)、制御部11は、その操作に対応する制御命令を通信端末制御部17へと送る(ステップS204)。通信端末制御部17は、その制御命令を、通信端末30が認識可能なフォーマットに変換して通信部12へ渡す(ステップS205)。通信部12は、フォーマット変換された制御命令を通信端末30へ送信する(ステップS206)。
また、当該操作が、通信端末30へのデータ送信が必要となる操作であれば(ステップS203でNO、且つ、ステップS207でYES)、制御部11は、通信端末30へ送信するデータを通信端末制御部17へと送る(ステップS208)。通信端末制御部17は、そのデータを、通信端末30が認識可能なフォーマットに変換して通信部12へ渡す(ステップS209)。通信部12は、フォーマット変換されたデータを通信端末30へ送信する(ステップS210)。
一方、当該操作が、その他の操作であれば(ステップS203でNO、且つ、ステップS207でNO)、その操作の対象は通信端末30ではなく情報表示制御装置10であるので、制御部11は、当該操作により入力された情報を、制御プログラム181およびアプリケーションプログラム182の処理に利用する(ステップS211)。それにより、情報表示制御装置10は、ユーザの操作に基づく動作を行うこととなる。
次に、通信端末30とのリンク中に、通信端末30で所定のイベントが発生した場合における情報表示制御装置10の動作を説明する。
情報表示制御装置10は、リンク中の通信端末30で所定のイベントが発生すると、通信端末30で動作しているアプリケーションの画像の表示を継続しつつ、当該イベントに係る操作画面の画像(イベント操作画像)をタッチパネル装置212に表示させる。つまり、通信端末30のアプリケーション画像とイベント操作画像とを合成した合成画像を、タッチパネル装置212に表示させる。
例えば、情報表示制御装置10と通信端末30とがリンクしており、図3に示したようにタッチパネル装置212と通信端末30のタッチパネル部312に、通信端末30のアプリケーションの画像(地図)が表示されている状態を仮定する。
その状態から、通信端末30で電話着信のイベントが発生すると、図6のように、通信端末30のタッチパネル部312には、電話着信に係る操作画面(着信画面)の画像が表示される。ここでは、着信画面の画像として、発信者の名前および電話番号を表す文字と「通話開始」および「保留」の操作ボタン(アイコン)とからなる画像を例示している。
通信端末30に電話着信があると、情報表示制御装置10は、通信端末30からイベント操作画像(着信画面の画像)を取得し、図6のように、アプリケーション画像とイベント操作画像とを合成して、タッチパネル装置212に表示させる。但し、通信端末30からのアプリケーション画像の送信は電話着信により中断されるため、合成画像に含ませるアプリケーション画像には、電話着信の直前に通信端末30から通信部12が受信して画像記憶部14に記憶されたアプリケーション画像(スクリーンショット)を用いる。図6では、タッチパネル装置212の画面に、アプリケーション画像(地図)とイベント操作画像(着信画面の画像)とが左右に並べて表示される例を示している。
ユーザは、タッチパネル装置212に表示されているイベント操作画像にタッチすることにより、通信端末30のリモート操作が可能である。例えば図6の状態で、ユーザがタッチパネル装置212に表示されたイベント操作画像の「通話開始」ボタンにタッチすると、通信端末30を用いたハンズフリー通話を開始させることができる。
このように、タッチパネル装置212に通信端末30のイベントに係る操作画面の画像と同じ画像を表示させ、情報表示制御装置10がそのイベント操作画像に対する操作を受け付けることで、タッチパネル装置212の画面からアプリケーション画像を消さずタッチパネル装置212を介した通信端末30の操作性をイベント開始前(図3の状態)と同様に確保できる。
ところで、通信端末30で発生するイベントの中には、ユーザへの通知が不要なものもある。例えば、アプリケーションのアップデート情報の受信など、緊急性の低いものはユーザに通知する必要性も低い。また電話着信のイベントの中にも、特定の発信者からの電話着信や、発信者番号非通知の電話着信は、ユーザが通知の拒否を希望することが考えられる。
そこで、実施の形態1では、ユーザへの通知が不要なものとして予め定められた特定のイベントが発生した場合には、情報表示制御装置10がそのイベントに係るイベント操作画像は表示させないように構成されている。
例えば図3の状態から、ユーザへの通知が不要と予め定められた発信者番号非通知の電話着信が発生した場合、情報表示制御装置10は、図7のように、通信端末30のタッチパネル部312に表示されたイベント操作画像(着信画面の画像)をタッチパネル装置212には表示させず、タッチパネル装置212にはアプリケーション画像を継続して表示させる。この場合も、通信端末30からのアプリケーション画像の送信は、電話着信により中断されるため、タッチパネル装置212には、電話着信の直前に通信端末30から通信部12が受信したアプリケーション画像を表示させる。これにより、ユーザへの通知が不要なイベントの発生によって、タッチパネル装置212の画面からアプリケーション画像の全部または一部が消えることが防止され、利便性の低下が抑えられる。
なお、どのイベントの通知を必要とするか(又は、どのイベントの通知を必要としないか)は、ユーザが任意に設定できるようにするとよい。
図8は、通信端末30とのリンク中に、通信端末30でイベントが発生した場合における情報表示制御装置10の画像表示動作を示すフローチャートである。
情報表示制御装置10と通信端末30とがリンクしているときに、通信端末30でイベントが発生すると、そのイベントの発生情報(以下「イベント情報」)が通信端末30から情報表示制御装置10へと送信される。通信端末30が送信するイベント情報には、イベントの発生時に送信される開始通知と、イベントの終了時に送信される終了通知とが含まれる。
情報表示制御装置10の通信部12がイベント情報を受信すると(ステップS301)、通信部12はそのイベント情報を通信端末情報解析部16へ送る(ステップS302)。通信端末情報解析部16は、制御部11の内部に保存されているイベントに関するフラグ(条件判定処理の結果を保存するためのデータ)をクリアし(ステップS303)、そのイベント情報を解析する(ステップS304)。
解析の結果、イベント情報が、ユーザに通知するイベントの開始通知であった場合(ステップS305でYES)、通信端末情報解析部16は、制御部11内部に保存されているイベントフラグをセットする(ステップS306)。イベント情報が、イベントの終了通知であった場合(ステップS305でNO、且つ、ステップS307でYES)、フラグはセットされない。イベント情報が、ユーザに通知するイベントの開始通知でもイベントの終了通知でもなかった場合(ステップS305でNO、且つ、ステップS307でNO)、通信端末情報解析部16は、制御部11に保存されている読み捨てフラグをセットする(ステップS308)。
その後、通信端末30からの画像(データ)を通信部12が受信すると(ステップS309)、通信部12は受信した画像を画像処理部13に送り(ステップS310)、制御部11がイベントフラグおよび読み捨てフラグの状態を確認する(ステップS311)。そして、画像処理部13が、イベントフラグおよび読み捨てフラグの状態に応じて、取得した画像を利用して画像表示装置21(タッチパネル装置212)に表示させる画像を生成する。
通信端末30から受信したイベント情報が、ユーザに通知するイベントの開始通知であった場合、すなわち、イベントフラグがセット状態の場合は(ステップS312でYES)、画像処理部13は、画像記憶部14に記憶されている画像(記憶画像)の加工処理(ステップS313)と、通信部12から受信した画像(受信画像)の加工処理(ステップS314)とを行い、加工処理後の記憶画像と受信画像とを合成した合成画像を生成する(ステップS315)。このケースは、イベント発生中の状態なので、受信画像はイベント操作画像である。また、記憶画像はイベント発生直前における通信端末30のアプリケーション画像である。画像処理部13は、生成した合成画像を、画像表示装置21に表示させて(ステップS316)、処理を終了する。その結果、画像表示装置21(タッチパネル装置212)には、図6のようにアプリケーション画像とイベント操作画像の両方が表示される。
図6のように記憶画像(アプリケーション画像)と受信画像(イベント操作画像)を並べて表示させる場合、記憶画像の加工処理(ステップS313)および受信画像の加工処理(ステップS314)では、アプリケーション画像およびイベント操作画像に、サイズ調整(拡大または縮小)やトリミングなどが必要に応じて行われる。また、合成画像の生成処理(ステップS315)では、加工処理後の記憶画像と受信画像とを左右または上下に並べた合成画像が生成される。
一方、通信端末30から受信したイベント情報が、ユーザに通知するイベントの開始通知でもイベントの終了通知でもなかった場合、すなわち、読み捨てフラグがセット状態の場合は(ステップS312でNO、ステップS317でYES)、ユーザに通知しないイベントが発生中の状態なので、画像処理部13は、画像表示装置21(タッチパネル装置212)に現在表示中の画像(イベント発生直前における通信端末30のアプリケーション画像)を表示させたまま処理を終了する。このとき画像処理部13は、イベント発生直前のアプリケーション画像の表示を維持するために、画像記憶部14に記憶されている記憶画像(アプリケーション画像)を画像表示装置21に表示させてもよい。その結果、画像表示装置21としてのタッチパネル装置212には、図7のように、通信端末30の表示部31に表示されているイベント操作画像を含まない、アプリケーション画像が継続して表示される。
通信端末30から受信したイベント情報が、イベントの終了通知であった場合、すなわち、イベントフラグも読み捨てフラグもセットされていない場合は(ステップS312でNO、且つ、ステップS317でNO)、受信画像を画像表示装置21に表示させて(ステップS318)、処理を終了する。このケースは、イベントの終了後の状態なので、受信画像は通信部12を介して取得した通信端末30のアプリケーション画像である。その結果、画像表示装置21(タッチパネル装置212)の表示は、図3のように、通信端末30の表示部31(タッチパネル部312)と同じアプリケーション画像となる。
図9は、通信端末30でのイベント発生により、画像表示装置21に通信端末30のイベント操作画像とアプリケーション画像との合成画像が表示されているときに、ユーザが操作入力装置23(タッチパネル装置212)を用いてイベント操作画像に基づく操作をした場合における、情報表示制御装置10の動作を示すフローチャートである。
図9のフローチャートは、ステップS211が省略されていることを除いて、図5と同じである。イベント操作画像に対する操作は、原則として通信端末30に対する操作であるので、当該操作が、通信端末30の制御が必要となる操作でもなく、通信端末30へのデータ送信が必要となる操作でもない場合(ステップS203でNO、且つ、ステップS207でNO)は、何も行わずに処理を終了する。それ以外の処理については、図5と同じであるので説明は省略する。なお、操作の対象がイベント操作画像以外の場合には、図5の処理が行われる。
所定のイベント発生時に画像表示装置21(タッチパネル装置212)に表示させる画像の例として、図6ではアプリケーション画像(記憶画像)とイベント操作画像(受信画像)とを左右に並べた合成画像を示したが、合成画像の構成はこれに限定されるものではない。以下では、合成画像の幾つかの構成例を示す。
例えば、図10のように、アプリケーション画像(記憶画像)の一部にイベント操作画像(受信画像)を重ねて表示させてもよい。この場合、受信画像の加工処理(ステップS314)でイベント操作画像のサイズ調整やトリミングが必要に応じて行われるが、記憶画像の加工処理(ステップS313)は省略してもよい。合成画像の生成処理(ステップS315)では、アプリケーション画像の一部にイベント操作画像を重ねた合成画像が生成される。この場合、イベント操作画像の表示領域以外の全てがアプリケーション画像の表示領域となるので、両者を並べて配置する場合よりもアプリケーション画像の表示領域が広くなり、アプリケーション画像が見やすくなる。
また、図11のように、アプリケーション画像(記憶画像)の一部にイベント操作画像(受信画像)を重ねて表示する際に、イベント操作画像を回転させてもよい。この場合、受信画像の加工処理(ステップS314)では、イベント操作画像のサイズ調整、トリミングおよび回転処理が必要に応じて行われるが、記憶画像の加工処理(ステップS313)は省略してもよい。合成画像の生成処理(ステップS315)では、アプリケーション画像の一部に回転処理されたイベント操作画像を重ねた合成画像が生成される。例えば横長のイベント操作画像を図11のように90度回転させると、イベント操作画像の文字が横向きになるが、イベント操作画像を合成画像の端に寄せることができ、アプリケーション画像が見やすくなる。図6のようにアプリケーション画像とイベント操作画像とを並べて合成画像を生成する場合にも、イベント操作画像に回転処理を行ってもよい。
また、図12のように、アプリケーション画像(記憶画像)の一部にイベント操作画像(受信画像)を重ねて表示する際に、イベント操作画像を立体化(3D化)してもよい。この場合、受信画像の加工処理(ステップS314)では、イベント操作画像のサイズ調整、トリミングおよび3D化処理が必要に応じて行われるが、記憶画像の加工処理(ステップS313)は省略してもよい。合成画像の生成処理(ステップS315)では、アプリケーション画像の一部に3D化されたイベント操作画像を重ねた合成画像が生成される。イベント操作画像を3D化することで、イベント操作画像の表示を目立たせることができ、イベント操作画像を縮小化した場合でも、その視認性を確保できる。アプリケーション画像とイベント操作画像とを並べて合成画像を生成する場合にも、イベント操作画像を3D化してもよい。
また、アプリケーション画像(記憶画像)の一部にイベント操作画像(受信画像)を重ねて表示する際に、イベント操作画像を透過加工してもよい。この場合、受信画像の加工処理(ステップS314)では、イベント操作画像のサイズ調整、トリミングおよび透過処理が必要に応じて行われるが、記憶画像の加工処理(ステップS313)は省略してもよい。合成画像の生成処理(ステップS315)では、アプリケーション画像の一部に透過処理されたイベント操作画像を重ねた合成画像が生成される。この場合、イベント操作画像が重なった部分のアプリケーション画像も見えるため、アプリケーション画像の視認性を向上できる。
また、図13のように、アプリケーション画像(記憶画像)の一部にイベント操作画像(受信画像)を重ねて表示する際に、イベント操作画像の構成(例えばスタイルやレイアウト)を変更してもよい。この場合、受信画像の加工処理(ステップS314)では、受信画像の解析を行って、それに含まれる文字やボタン(アイコン)の位置、大きさ、スタイル(文字のフォントを含む)等を抽出し、それらに変更を加える処理が行われる。記憶画像の加工処理(ステップS313)は省略してもよい。合成画像の生成処理(ステップS315)では、アプリケーション画像の一部に構成が変更されたイベント操作画像を重ねた合成画像が生成される。
イベント操作画像の構成を変更することによって、イベント操作画像の表示を目立たせることができる他、イベント操作画像の操作性を向上させることもできる。例えば、図13の例では、使用頻度の高い「通話開始」ボタンを大きくし、使用頻度の低い「保留」ボタンを小さくしている。また、「通話開始」および「保留」ボタンを3D化して目立たせている。さらに、横長のイベント操作画像を縦長に加工して、アプリケーション画像を見やすくしている。アプリケーション画像とイベント操作画像とを並べて合成画像を生成する場合にも、イベント操作画像の構成を変更してもよい。
また、アプリケーション画像(記憶画像)の一部にイベント操作画像(受信画像)を重ねて表示する際に、アプリケーション画像の方を加工処理してもよい。例えば図14のように、アプリケーション画像を暗くする(明るさを下げる)ことで、相対的にイベント操作画像を目立たせることができる。この場合、記憶画像の加工処理(ステップS313)でアプリケーション画像の明るさ調整が行われる。
受信画像の加工処理(ステップS314)では、イベント操作画像のサイズ調整、トリミングの他、上記した3D化処理、回転処理、透過処理、構成の変更処理などが行われてもよい。また、イベント操作画像の明るさを高めることでも、アプリケーション画像を暗くするのと同様に、相対的にイベント操作画像を目立たせることができる。
アプリケーション画像とイベント操作画像とを並べて合成画像を生成する場合にも、加工処理したアプリケーション画像を使用してもよい。また、アプリケーション画像の加工処理は、明るさ調整に限らず、サイズ調整、トリミング、3D化処理、回転処理、透過処理、構成の変更処理などでもよい。
<実施の形態2>
実施の形態2では、タッチパネル装置212に表示中のイベント操作画像(受信画像)のサイズおよび位置(レイアウト)を、ユーザの操作により変更可能にする。つまり、ユーザが、表示中のイベント操作画像の縮小・拡大・移動をできるようにする。
例えば、通信端末30で所定のイベント(電話着信)が発生し、図15のようにアプリケーション画像にイベント操作画像を重ねた合成画像が表示されている状態を仮定する。この状態で、ユーザがイベント操作画像を指で触れ、所定のジェスチャーを行うことで、図16のようにイベント操作画像のサイズや表示位置を変更することができる。
ユーザが、イベント操作画像のサイズと位置を変更することで、アプリケーション画像をより見やすくできる。例えば図15の状態では、アプリケーション画像である地図の中央に表示されている現在位置が、イベント操作画像で隠れているが、図16のようにイベント操作画像を縮小・移動させることで、現在位置を視認できるようになる。
図17は、実施の形態2に係る情報表示制御装置の動作を示すフローチャートである。具体的には、タッチパネル装置212にアプリケーション画像(記憶画像)と通信端末30のイベント操作画像(受信画像)との合成画像が表示されているときに、ユーザがタッチパネル装置212を用いてイベント操作画像を操作した場合における、情報表示制御装置10の動作を示している。すなわち、図17は、実施の形態1における図9のフローチャートに対応している。
図17のフローチャートのステップS201〜S210は、図9と同じであるので説明は省略する。
実施の形態2では、ユーザによるイベント操作画像の操作が、通信端末30の制御が必要となる操作でもなく、通信端末30へのデータ送信が必要となる操作でもない場合(ステップS203でNO、且つ、ステップS207でNO)、制御部11がイベントフラグおよび読み捨てフラグを確認し(ステップS220)、画像処理部13は、イベントフラグおよび読み捨てフラグの状態に応じて以下の処理を行う。
イベントフラグがセット状態の場合(ステップS221でYES)、情報表示制御装置10は、タッチパネル装置212に表示中のイベント操作画像のサイズおよび位置を変更する操作が行われたと判断する。この場合、画像処理部13は、ユーザのジェスチャーに基づいて受信画像(イベント操作画像)の新たな位置およびサイズを決定し(ステップS222)、イベント操作画像を決定したサイズにする加工処理を行う(ステップS223)。そして、記憶画像(アプリケーション画像)と加工処理後の受信画像(イベント操作画像)とを合成して合成画像を生成し(ステップS224)、それをタッチパネル装置212(画像表示装置21)に表示させる(ステップS225)。
読み捨てフラグがセット状態の場合は(ステップS221でNO、ステップS226でYES)、ユーザに通知しないイベントの発生中であり、記憶画像であるアプリケーション画像が表示された状態であるので、タッチパネル装置212に現在表示中のアプリケーション画像を表示させたまま処理を終了する。
イベントフラグも読み捨てフラグもセットされていない場合は(ステップS221でNO、且つ、ステップS226でNO)、イベント操作画像が表示されておらず、且つ、通信端末30からアプリケーション画像を受信可能な状態なので、受信画像(アプリケーション画像)をタッチパネル装置212に表示させて処理を終了する(ステップS227)。
本実施の形態では、イベント操作画像のサイズおよびレイアウトを変更する例を示したが、アプリケーション画像のサイズおよびレイアウトも、同様にユーザのジェスチャーにより変更できるようにしてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 情報表示制御装置、11 制御部、12 通信部、13 画像処理部、14 画像記憶部、15 音声処理部、16 通信端末情報解析部、17 通信端末制御部、18 記憶部、21 画像表示装置、22 音声出力装置、23 操作入力装置、30 通信端末、31 表示部、32 操作部、33 制御部、41 通信網、42 遠端側通信装置、43 GPS、181 制御プログラム、182 アプリケーションプログラム、212 タッチパネル装置、312 タッチパネル部。
本発明に係る情報表示制御装置は、通信端末との通信を行う通信部と、通信端末で動作しているアプリケーションの画像を通信部を介して取得し、当該アプリケーションの画像を表示装置に表示させる画像処理部と、画像処理部が取得したアプリケーションの画像を記憶する画像記憶部と、表示装置に表示された画像に基づくユーザの操作を通信部を介して通信端末へ伝達することにより、通信端末を制御する通信端末制御部と、を備え、画像処理部は、通信端末で発生したイベントによりアプリケーションの画像の取得が中断される場合、通信端末からイベントに係る操作画面の画像を取得し、イベントに係る操作画面の画像と画像記憶部に記憶されているアプリケーションの画像との合成画像を表示装置に表示させ、画像処理部は、合成画像を生成する際、イベントに係る操作画面の画像を縮小する加工処理を施して、合成画像の一部分にイベントに係る操作画面を配置するものである。

Claims (11)

  1. 通信端末との通信を行う通信部と、
    前記通信端末で動作しているアプリケーションの画像を前記通信部を介して取得し、当該アプリケーションの画像を表示装置に表示させる画像処理部と、
    前記画像処理部が取得した前記アプリケーションの画像を記憶する画像記憶部と、
    前記表示装置に表示された画像に基づくユーザの操作を前記通信部を介して前記通信端末へ伝達することにより、前記通信端末を制御する通信端末制御部と、
    を備え、
    前記画像処理部は、前記通信端末で発生したイベントにより前記アプリケーションの画像の取得が中断される場合、前記通信端末から前記イベントに係る操作画面の画像を取得し、前記イベントに係る操作画面の画像と前記画像記憶部に記憶されている前記アプリケーションの画像との合成画像を前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記合成画像は、前記イベントに係る操作画面の画像と前記アプリケーションの画像とを並べて配置した画像である
    請求項1記載の情報表示制御装置。
  3. 前記合成画像は、前記イベントに係る操作画面の画像と前記アプリケーションの画像とを重ねて配置した画像である
    請求項1記載の情報表示制御装置。
  4. 前記画像処理部は、前記合成画像を生成する際、前記イベントに係る操作画面の画像および前記アプリケーションの画像の少なくとも片方に、表示態様を変更する加工処理を施す
    請求項1記載の情報表示制御装置。
  5. 前記加工処理は、拡大、縮小、トリミング、回転、透過、3D化、明るさ変更のいずれか1以上の処理を含む
    請求項4記載の情報表示制御装置。
  6. 前記画像処理部は、前記合成画像を生成する際、前記イベントに係る操作画面の画像に、当該操作画面の構成を変更する加工処理を施す
    請求項1記載の情報表示制御装置。
  7. 前記加工処理は、前記イベントに係る操作画面に含まれる文字およびアイコンのスタイルおよびレイアウトを変更する処理を含む
    請求項6記載の情報表示制御装置。
  8. 前記画像処理部は、ユーザの操作に応じて、表示中の前記合成画像における前記イベントに係る操作画面の画像および前記アプリケーションの画像のサイズおよびレイアウトを変更する
    請求項1記載の情報表示制御装置。
  9. 前記画像処理部は、予め定められた特定のイベントが発生したことによって前記アプリケーションの画像の取得が中断される場合は、当該イベントの発生を示す画像を含まない前記画像記憶部に記憶されている前記アプリケーションの画像を前記表示装置に表示させる
    請求項1記載の情報表示制御装置。
  10. 前記通信端末は電話機能または電子メール送受信機能を有し、
    前記合成画像に含ませる前記操作画面の画像に対応する前記イベントは、前記通信端末への電話着信または電子メール着信を含む
    請求項1記載の情報表示制御装置。
  11. 前記アプリケーションは、経路案内を行うナビゲーション用のアプリケーションを含む
    請求項1記載の情報表示制御装置。
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