JP2014501808A - 精製された植物油を製造する方法 - Google Patents

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Abstract

植物油の脱ガム,脱ガムされた油の漂白および漂白された油の脱臭を含み、脱ガム,漂白および脱臭の条件が、脱臭された油に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量を8ppm未満にまで減少させるように選択される、精製され,漂白されおよび脱臭された植物油を製造する方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、方法、特に、精製された植物油を製造する方法に関する。
非特許文献1には、特定の食品が、3−クロロプロパン−1,2−ジオール(3−MCPD)およびエステルを含有していてもよいことが開示されている。エステルは、典型的には、C12〜C24の直鎖の、飽和または不飽和カルボン酸を含む、脂肪酸エステルである。
http://www.ilsi.org/Europe/Publications/Final%20version%203%20MCPD%20esters.pdf
植物油中および植物油を含有する食品中の3−MCPDおよび/またはそのエステルの存在を減少させるか、またはなくす必要がある。
本発明によれば、精製され,漂白されおよび脱臭された植物油を製造する方法であって、植物油の脱ガム,脱ガムされた油の漂白および漂白された油の脱臭を含み、脱ガム,漂白および脱臭の条件が、脱臭された油に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量を8ppm未満にまで減少させるように選択される方法が提供される。
別の態様では、本発明は、精製され、漂白されおよび脱臭された植物油中の3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量を減少させる方法であって、植物油の脱ガム,脱ガムされた油の漂白および漂白された油の脱臭を含み、脱ガム,漂白および脱臭のうちの少なくとも1つの条件が、脱臭された油に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量を8ppm未満にまで減少させるように選択される方法を提供する。
本発明は、また、3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量が8ppm未満である、非エステル交換の,精製され,漂白され,脱ガムされおよび脱臭されたパーム油またはその留分を提供する。
別の態様では、本発明は、3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの生成を減少させる、以下を含む方法を提供する。
クエン酸を含有する脱ガム剤を用いた植物油の脱ガム、
天然の漂白剤の存在下での脱ガムされた油の漂白、および
260℃未満の温度での漂白された油の脱臭。
本発明のさらなる態様は、例えばパーム油のような、植物油中の3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの濃度を減少させるためのプロセスであり、その油を塩基で処理することを含む。
3−クロロプロパン−1,2−ジオールのエステルは、典型的には、C12〜C24の直鎖の飽和または不飽和カルボン酸を含む脂肪酸エステルである。
植物油は、典型的には食用油である。好ましくは、植物油は、パーム油を含むか、またはパーム油である。パーム油,パーム油の留分,またはパーム油および/またはその留分のブレンドが、本発明に使用されてもよい。ヤシ由来の油としては、パーム油,パーム油ステアリン,パームオレイン,パーム核油,パーム核ステアリンおよびパーム核オレイン,およびこれらの混合物を含む。
脱ガムは、好ましくは、クエン酸を含有する脱ガム剤を用いて行われる。さらに好ましくは、脱ガム剤は、クエン酸とリン酸との混合物を含む。リン酸の量は、好ましくは、クエン酸とリン酸とを合わせた合計量を基準として、0〜50重量%の範囲にある。
好ましくは、脱臭は、260℃未満の温度、より好ましくは、180℃〜255℃の温度、さらにより好ましくは、200℃〜250℃の温度で行われる。植物油を脱臭する一般的な方法および装置は、当業者にはよく知られている。
漂白は、好ましくは、天然の、非活性化漂白剤を用いて行われる。漂白剤は、天然の非活性化漂白剤と、場合により、酸で活性化された漂白土との混合物を、漂白剤の総重量の75重量%までの量で含んでもよい。
天然の、非活性化漂白剤は、一般に、例えば酸またはアルカリによる活性化のような化学的修飾または処理が行われていない、天然に存在する鉱物である。
好ましい天然の非活性化漂白剤は、クレイ(粘土)、例えば、2つ以上の物質の連晶を有するクレイである。より好ましくは、天然の非活性化漂白剤は、ホルマイトとスメクタイトの鉱物の連晶を基にしたものである。スメクタイトクレイとしては、モンモリロナイトおよびベントナイトのようなクレイを含む。これらのクレイは、層状または板状構造を有し、これらの構造の中での金属イオンの置換によって特徴づけられ、そのため、電気的な均衡が崩れている。ホルマイトまたはアタパルガイトは、シート構造に代わる鎖を有した、粒径が非常に細かいマグネシウムアルミニウムケイ酸塩クレイである。ホルマイトとスメクタイトの鉱物の連晶を含む天然の非活性化漂白剤は、ラメラおよび細管が三次元の多孔性網目構造を形成する、ベントナイトとアタパルガイトとの中間の構造であってもよい。
従って、ある好ましい実施形態では、この方法は、以下を含む。
クエン酸を含有する脱ガム剤を、場合によりリン酸とともに、用いた植物油の脱ガム、
天然の非活性化漂白剤の存在下での脱ガムされた油の漂白、および
260℃未満の温度での漂白された油の脱臭。
本発明の方法およびプロセスによって製造された、脱臭された油中に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量は、好ましくは、6ppm未満、例えば、5ppm未満、または4ppm未満、または3ppm未満、または2ppm未満まで減少させられる。
この油中の3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの量は、
‘http://www.dgfett.de/methods/c−iii_18%20_09_e14.pdf’のDGF標準法に記載されるGC−MS法によって、測定されることができる。
場合により、この油は、上記方法の一部としてエステル交換される。エステル交換は、3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの濃度を減少させるのに役立つ場合がある。エステル交換は、例えばナトリウムメトキシドのような、塩基の存在下で行われてもよい。
別の実施形態では、この方法は、以下を含む。
クエン酸を含有する脱ガム剤を、場合によりリン酸とともに、用いた植物油の脱ガム、
好ましくは天然の非活性化漂白剤の存在下における、脱ガムされた油の漂白、および
260℃未満の温度での漂白された油の脱臭、
ここで、この油がエステル交換される。
この方法は、3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの濃度を減少させるために、例えば水酸化ナトリウムまたはナトリウムメトキシドのような、塩基を用いて油を処理する工程を含んでいてもよい。
従って、別の態様では、本発明は、例えばパーム油のような、植物油中の3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの濃度を減少させるためのプロセスを提供し、それには該油を塩基で処理することを含む。適切な塩基としては、水酸化ナトリウムおよびナトリウムメトキシドを含む。このプロセスによって製造される油は、本発明の方法の漂白および/または脱臭工程、すなわち油の漂白および/または漂白された油の脱臭で処理されてもよく、ここで、漂白および/または脱臭する条件は、脱臭された油に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量が、8ppm未満まで減少するように選択され、好ましくは6ppm未満、例えば5ppm未満、または4ppm未満、または3ppm未満、または2ppm未満まで減少するようにされる。
さらなる態様では、本発明は、例えばパーム油のような、植物油中の3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの濃度を減少させるためのプロセスを提供し、それには該油を酵素で処理することを含む。適切な酵素は、リパーゼ、例えばLipase G(Pennicilium camembertii由来)である。このプロセスによって製造される油は、本発明の方法の漂白および/または脱臭工程、すなわち油の漂白および/または漂白された油の脱臭で処理されてもよく、ここで、漂白および/または脱臭する条件は、脱臭された油に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量が8ppm未満まで減少するように選択され、好ましくは6ppm未満、例えば5ppm未満、または4ppm未満、または3ppm未満、または2ppm未満まで減少するようにされる。
以下の非限定的な実施例は、本発明を説明するが、その範囲を何ら限定しない。実施例および本明細書全体において、あらゆるパーセンテージ、部および比率は、特に指定がない限り重量基準である。
〔実施例1〕
未処理のパーム油は、標準的な精製条件を用いて物理的に精製され、RBD(R=精製された;B=漂白された;D=脱臭された)パーム油(PO)を得る。RBD POは、3−MCPDエステルを10ppmより高い濃度で含有する。
RBD PO 1200グラムは、110℃および減圧(<2mbar)状態で30分間、0.07%(wt)のNaOMe(ナトリウムメトキシド)で処理される。その後、反応混合物に水が加えられ、処理中に生成したいかなる石鹸も洗い流される。次いで、ほとんど石鹸を含まない油は、標準的な漂白条件(90℃で1〜1.5%の漂白土)を用いて漂白され、最後に200℃で4時間、脱臭される。精製処理されたPOにおいて、3−MCPDエステルの濃度は、2ppm未満に減少される。
〔実施例2〕
パームオレイン(POf IV 64;16.8ppm 3−MCPD’s)1kgが、平均速度で攪拌しつつ、110℃まで加熱される。次いで、この油は、真空状態にすることによって乾燥され、0.1%(w/w)のNaOCHが加えられる。得られた反応混合物は、真空状態下でさらに30分間攪拌され、クエン酸を加えることによってNaOCHが不活性化される。処理された油は、標準的な精製プロセスによってさらに精製される。脱臭は、低温(180℃〜210℃)で行われる。
この処理によって、約75%の3−MCPDエステルが減少され、濃度が2ppmになる。
〔実施例3〕:cPOの精製−脱ガム中に酸の種類が及ぼす効果
cPO(未精製パーム油)が、以下の条件に従って物理的に精製される。
cPO 1kgが、105℃まで加熱され、0.08%(w/w)の酸が加えられ、大気圧で15分間攪拌される。その後、漂白土が加えられ、懸濁物が100〜250mbarで30分間攪拌される。その後、この油は、濾過され、255℃で4時間脱臭される。
脱ガム工程に使用する酸
75%のHPO溶液(酸A)
50%のクエン酸溶液(酸B)
脱ガム工程において酸Bを使用することによって、酸Aの使用(9ppm 3−MCPD’s)に代えて、3−MCPDエステルの14%の生成の減少が達成される(7.9ppm 3−MCPD’s)。
〔実施例4〕:酵素処理による3−MCPDエステルの還元
パームオレイン(POf IV 64;16.7ppm 3−MCPD’s)1kgに25%(w/w)の脱塩水が加えられ、得られたエマルションの温度が、40℃に設定される。このエマルションに0.05%(w/w)のLipase G(Pennicilium camembertii)が加えられ、混合物が24時間攪拌される。その後、酵素を不活化するために、温度が80℃まで上げられる。反応混合物が沈殿され、水相が捨てられる。残留酵素を取り除くために、油相が脱塩水で洗浄され、その後に真空状態にすることによって乾燥される。
乾燥された油は、標準条件に従ってさらに精製される。脱臭は、低温で行われる(200℃、8時間)。
このプロセスによって、3−MCPDエステルの含有量は、1.9ppmまで減少される。

Claims (14)

  1. 植物油の脱ガム,脱ガムされた油の漂白および漂白された油の脱臭を含み、脱ガム,漂白および脱臭の条件が、脱臭された油に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量を8ppm未満にまで減少させるように選択される、精製され,漂白されおよび脱臭された植物油を製造する方法。
  2. 植物油の脱ガム,脱ガムされた油の漂白および漂白された油の脱臭を含み、脱ガム,漂白および脱臭のうちの少なくとも1つの条件が、脱臭された油に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量を8ppm未満にまで減少させるように選択される、精製され,漂白されおよび脱臭された植物油中の3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量を減少させる方法。
  3. 前記植物油が、パーム油またはその留分を含む、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記脱ガムが、クエン酸を含有する脱ガム剤を用いて行われる、前記請求項のいずれかに記載の方法。
  5. 前記脱ガム剤が、クエン酸とリン酸との混合物を含む、請求項4記載の方法。
  6. 前記脱臭が、260℃未満の温度で行われる、前記請求項のいずれかに記載の方法。
  7. 前記脱臭が、180℃〜255℃の温度で行われる、前記請求項のいずれかに記載の方法。
  8. 前記漂白が、天然の、非活性化漂白剤を用いて行われる、前記請求項のいずれかに記載の方法。
  9. 前記脱臭された油に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量が、4ppm未満まで減少される、前記請求項のいずれかに記載の方法。
  10. 前記脱臭された油に含まれる3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量が、2ppm未満まで減少される、前記請求項のいずれかに記載の方法。
  11. 3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量が8ppm未満である、非エステル交換の,精製され,漂白され,脱ガムされおよび脱臭されたパーム油またはその留分。
  12. 3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量が、4ppm未満である、請求項11記載のパーム油またはその留分。
  13. 3−クロロプロパン−1,2−ジオールおよびそのエステルの含有量が、2ppm未満である、請求項11記載のパーム油またはその留分。
  14. 請求項11〜13のいずれかに記載のパーム油またはその留分を含む、食料品。
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