JP2009526896A - 油脂を精製する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つの熱交換領域において、約50℃を上回る温度を有する精製油脂を約70℃を上回る温度の精製油脂に加熱する熱回収によって脂肪酸留出物を冷却することを含む、油脂精製所内の気体洗浄部門からの脂肪酸留出物を冷却するための方法に関する。本発明は更に、粗製油脂を精製する方法、および粗製油脂を精製するための精製設備に関する。

Description

本発明は、油脂精製所における中和(deacidification)および脱臭部門(section)からの脂肪酸留出物(FAD)を冷却するための方法、油脂精製プロセス、および精製設備に関する。
背景
油脂精製のための従来の精製プロセスは、清浄な冷却水を使用して、熱交換器において脂肪酸留出物と高温の脱臭油との両方を冷却している。水および特に清浄水は資源であり、世界の多くの地域で極めて有限であり、劣悪な品質であることが多いので、それ故に代替の冷却システムまたは冷却液の必要性、または清浄な冷却水の使用を廃止する必要性がある。
油を精製する方法の例は、国際公開第95/33809号、国際公開第86/04603号、米国特許第4089880号、米国特許第3999966号、英国特許第704232号、および英国特許第704232号によって開示されている。
国際公開第95/33809号公報 国際公開第86/04603号公報 米国特許第4089880号公報 米国特許第3999966号公報 英国特許第704232号公報 英国特許第704232号
本発明の一目的は、脂肪酸留出物を冷却するための代替方法を見出すことである。
別の目的は、精製油生産のための熱回収収支を改善することである。
更なる別の目的は、粗製油(crude oils)の連続プロセスを改善し、したがって高度な熱回収および稼動コストの低減を実現することである。
本発明
したがって、本発明は、以下油と称する油脂の精製プロセスにおいて精製油を製造する際に、冷却媒体としての清浄水の必要性を排除する新しいプロセス概念を示す。この新しい概念は、精製プロセスにおいて非常に高度な熱回収を必要とし、低温の製品(outgoing)精製油を提供しようとしている。高温の精製油または脱臭油を、熱交換領域で脱色部門からの脱色油および/または原料(incoming)粗製油と熱交換することができる。次に、冷却された精製油を、本発明の一選択肢に従って、少なくとも1つの熱交換領域において高温脂肪酸留出物を冷却するために使用することができる。それ故に、冷精製油を加熱し、高温脂肪酸留出物を冷却するという熱回収の使用は、冷却水の使用を排除することができる。
この新しいプロセス概念は、少なくとも1つの熱交換領域において約40℃を上回る温度を有する精製油で熱回収をすることによって脂肪酸留出物を冷却し、精製油を約60℃を上回る温度に加熱することを含む、精油所の中和/脱臭部門からの脂肪酸留出物を冷却するための方法に関する。この方法の一選択肢によれば、約60℃を上回る精製油を乾式分別(dry fractionation)または脱ロウ部門に供給することができる。乾式分別または脱ロウ部門では、液状油を制御冷却して、分離装置を使用して分離する前に部分固化脂を形成させることができる。別の代替法によれば、脂肪酸留出物を約80℃を上回る温度から約60℃を下回る温度へ冷却することができる。更に別の代替法によれば、約85℃〜約65℃の範囲内の温度を有する脂肪酸留出物を、約65℃〜約50℃の範囲内の温度へ冷却することができる。更なる代替法によれば、約80℃〜約70℃の範囲内の温度を有する脂肪酸留出物を、約65℃〜約55℃の範囲内の温度へ冷却することができる。更なる代替法によれば、精製油が約45℃〜約55℃の範囲内の温度を有していてもよく、この精製油を約70℃を上回る温度に加熱し、この約70℃を上回る精製油を乾式分別または脱ロウ部門に供給することができる。更なる代替法によれば、少なくとも1つの熱交換領域が、並列または直列に配置された熱交換器の単式または複式ユニットであってよい。更なる代替法によれば、単式または複式の熱交換器ユニットを、ガスケット(gasketed)プレート熱交換器、多管式(shell and tube)熱交換器、溶接プレート熱交換器、ロウ付けプレート熱交換器、スパイラル式熱交換器、穏和化のための部門(a section to be temperated)内の熱回収ステンレス鋼コイル、またはそれらの組合せからなる群から選択することができる。
この新しいプロセス概念は、熱回収操作において粗製油を約140℃を下回る脱色温度に加熱する方法にも関し、一代替法によれば粗製油を約120℃を下回る脱色温度に加熱することができるし、または別の代替法によれば約105℃を下回る脱色温度でもよい。熱回収操作では、精製油を約60℃以上にまで冷却し、一代替法によればこの精製油を50℃以上にまで冷却することができ、別の代替法によればこの精製油を約40℃以上にまで冷却することができる。加熱された粗製油をリン酸またはクエン酸と混合し、ホスファチドまたはガム(gums)、および他の不純物を処理する。処理されたホスファチドおよび他の不純物を、続く脱色および濾過部門で除去して、この脱色および濾過部門において真空下で吸着材と混合する。色素および他の酸化性物質を吸着材で吸着する。一代替法によれば、吸着剤は、漂白土、シリカゲル、活性炭等、またはそれらの組合せでよい。吸着材、および吸着された色素および他の酸化性物質を処理済みの油から濾別する。この処理済みおよび濾過済みの油を脱色油と呼ぶ。この脱色油は、中和/脱臭部門で更に処理する必要があるかもしれない。次に、この脱色油を脱気して、熱交換領域において高温脱臭油からの熱回収によって加熱する。最終的に、本発明の代替的な一実施形態によると、脱色油を、中和/脱臭部門において加熱媒体を用いて、300℃を下回る脱臭温度まで加熱することができる。一選択肢によれば、脱色油を約200℃〜約280℃の温度に加熱することができる。別の一代替法によれば、最終的に、脱色油を加熱媒体で約230℃〜約280℃の脱臭温度まで加熱することができる。別の代替法によれば、最終的に、脱色油を加熱媒体で約240℃〜約270℃の脱臭温度まで加熱することができる。この加熱媒体は、高圧蒸気でよいが、例えば、保温油加熱(thermal oil heating)、直接電気加熱等の他の任意の適当な加熱媒体を使用することもできる。
連合作用領域(a joint action zone)においては真空、高温、およびストリッピング用水蒸気を使用して、例えば遊離脂肪酸および様々な臭気化合物等の揮発性化合物を蒸散させて(distilling off)油を脱臭する。脱臭部門は、熱脱色(heat bleaching)をするのに十分な滞留時間を有する。滞留中は、油中の幾つかの熱感受性化合物が熱作用によって分解されて退色を生じる。
脱臭後に、高温脱臭油をポンプで排出する。熱交換領域で、流入する脱色油によって脱臭油を予冷した後に、これだけに限定されないが、例えば希釈クエン酸等の抗酸化物質を注入し、油を乾燥して水分含量を減少させる。更に脱臭油を、ガム前処理/脱色部門での粗製油熱交換領域でおよそ60℃以上の温度まで熱回収により冷却するが、一代替法によれば精製油をおよそ50℃以上まで冷却することができ、別の代替法によれば精製油をおよそ40℃以上まで冷却することができる。冷却された油は、時には精製/脱色/脱臭油と称される精製油として貯蔵にまわされる。別の代替法によれば、精製油を約45℃〜約55℃の範囲内の温度まで冷却することができる。
代替的な一実施形態によれば、冷却された精製油を乾式分別部門に直接供給することができ、冷却された精製油を、熱交換領域で脂肪酸留出物と熱交換するために使用することができる。高温脂肪酸留出物が冷却される一方で、冷精製油は、65℃以上まで、一選択肢によれば70℃以上まで、別の選択肢によれば75℃以上まで再加温される。精製油のこの温度は、固体脂を融解するには十分である。この油は、いかなる追加の蒸気加熱もすることなく乾式分別または脱ロウ部門に入る。このような処置は、2つの熱交換領域での精製油と脂肪酸留出物の両方を冷却するための冷却水の従来のような必要性を排除するであろうし、乾燥分画および脱ロウ部門における蒸気加熱の必要性も低減させるであろうし、それ故に別の省エネルギーになる。
脂肪酸および他の凝縮可能な成分を回収するために、脱臭器からの蒸気を気体洗浄器部門(a scrubber section)で回収する。この蒸気は、循環され冷却された脂肪酸留出物との接触によって凝縮される。一選択肢によれば、この蒸気の温度は、循環冷却脂肪酸留出物との接触による凝縮の前には、約180℃を超えていてもよい。別の選択肢によれば、蒸気の温度は、循環冷却脂肪酸留出物との接触による凝縮の前には、約200℃を超えていてもよい。別の選択肢によれば、蒸気の温度は、循環冷却脂肪酸留出物との接触による凝縮の前には、約220℃を超えていてもよい。循環冷却脂肪酸留出物を加熱し、凝縮した蒸気および回収された脂肪酸留出物を気体洗浄器の底に集め、またはタンクに貯蔵し、かつ/または断続的に副生成物として貯蔵槽に送る。熱回収領域における精製油との熱交換によって再循環された脂肪酸留出物の温度を、約40℃〜約70℃の範囲内の温度に維持する。一代替法によれば、熱回収領域における精製油との熱交換によって再循環された脂肪酸留出物の温度を、約45℃〜約65℃の範囲内の温度に維持する。別の代替法によれば、熱回収領域における精製油による熱回収によって再循環された脂肪酸留出物の温度を、約60℃の温度に維持する。したがって、精油プロセスにおける製品精製油との熱交換によって脂肪酸留出物を冷却することが、冷却水およびエネルギーの両方を節約する。
更なる代替法によれば、少なくとも1つの熱交換領域が、並列または直列に配列された熱交換器の単式または複式のユニットであってよい。更なる代替法によれば、単式または複式の熱交換器ユニットを、ガスケットプレート熱交換器、多管式熱交換器、溶接プレート熱交換器、ロウ付けプレート熱交換器、スパイラル式熱交換器、穏和化のための部門内の熱回収ステンレス鋼コイル、またはそれらの組合せからなる群から選択することができる。
本発明に従う適当なガスケットプレート熱交換器は、二つの流体(それらの間で熱移動が起こる)の通過のためのポートホール(portholes)を備えた一組の波形金属板(プレート)から構成されることができる。このプレート一組を、フレームプレートと加圧プレートとの間で組み立てて締めつけボルトによって締めつけることができる。プレートにガスケットを取り付けることができ、このガスケットが流路を密封し、液体を交互の流路(alternate channels)へ方向付ける。プレートの数および寸法は、流速、液体の物理的特性、圧力降下、および温度プログラムによって決定される。プレートの波形は、液体の乱流を助長することができ、差圧に抗してプレートを支持することができる。
本発明に従う適当な溶接プレート熱交換器は、二つの流体(それらの間で熱移動が起こる)の通過のためのポートホールを備えた一組の波形金属板から構成されることができる。このプレート一組を、フレームプレートと加圧プレートとの間で組み立てて、締めつけボルトによって締めつけることができる。プレートを溶接することができ、この溶接が流路を密封し、液体を交互の流路へ方向付ける。プレートの数および寸法は、流速、液体の物理的特性、圧力降下、および温度プログラムによって決定される。プレートの波形は、液体の乱流を助長することができ、差圧に抗してプレートを支持することができる。
本発明に従う適当なロウ付けプレート熱交換器は、二つの流体(それらの間で熱移動が起こる)の通過のためのポートホールを備えた一組の波形金属板から構成されることができる。このプレート一組を、フレームプレートと加圧プレートとの間で組み立てて、締めつけボルトによって締めつけることができるが、フレーム無しのロウ付け熱交換器であってもよい。プレートをロウ付けすることができ、このロウ付けが流路を密封し、液体を交互の流路へ方向付ける。プレートの数および寸法は、流速、液体の物理的特性、圧力降下、および温度プログラムによって決定される。プレートの波形は、液体の乱流を助長することができ、差圧に抗してプレートを支持することができる。
本発明に従う適当な熱交換器の例は、国際公開第93/15369号、国際公開第95/31681号、国際公開第95/31682号、および国際公開第96/09513号で開示されているが、これらだけに限定されない。
本発明に従う脂肪酸留出物の例は、パーム脂肪酸留出物、パーム核脂肪酸留出物、ココナツ油脂肪酸留出物、獣脂または豚脂脂肪酸留出物、様々な種油由来の脂肪酸留出物、様々な外来(exotic)油脂由来の脂肪酸留出物その他であるが、これらだけに限定されない。
本発明における脂肪酸留出物は、遊離脂肪酸、トリグリセリド、ジグリセリド、モノグリセリド、グリセロール、ステロール、トコフェロール、トコトリエノール、アルデヒドおよびケトン等の臭気物質、および他の全ての揮発性物質の混合物に分類されるが、これらだけに限定されない。
本発明における油脂は、パーム油、パーム核油、ココナツ油、獣脂、豚脂、大豆油、キャノーラまたは菜種油、綿実油、コーンまたはトウモロコシ油、ヒマワリ油、サフラワー油、米糠油、オリーブ油、ココアバター、サル脂(sal fats)、イリッペ脂、シアバター、牛乳バター、魚油、落花生油、様々な種類の外来油脂、エチルまたはメチルエステル等の油脂誘導体、その他として分類されるが、これらだけに限定されない。
一般に受容されている用語では、室温で固体のものを脂に、室温で液体のものを油に分類する。脂は、その融点以上に加熱すると融解する。
本発明は、粗製油を精製するための精製設備にも関し、その設備は、高温精製油から熱回収するための少なくとも2つの熱交換領域、少なくとも1つの脱色および濾過部門、および少なくとも1つの脱臭部門を含み、そこでは熱交換領域が並列または直列に配列された熱交換器の単式または複式のユニットであり、熱交換器は、ガスケットプレート熱交換器、多管式熱交換器、溶接プレート熱交換器、ロウ付けプレート熱交換器、スパイラル式熱交換器、穏和化のための部門内の熱回収ステンレス鋼コイル、またはそれらの組合せからなる群から選択される。
本発明は、粗製油を精製するための精製設備にも関し、そのシステムは、高温精製油から熱回収するための少なくとも2つの熱交換領域、少なくとも1つの脱色および濾過部門、および少なくとも1つの脱臭部門を含む。熱交換領域は、並列または直列に配列された熱交換器の単式または複式のユニットである。熱交換器の少なくとも1つは真空容器であり、これは処理されるべき油が通過するように仕組まれた空間、およびU字管の形をなして油を加熱または冷却する手段を含む。前記空間の底部に配置される多孔管(perforated pipes)は、前記油の中に洗浄ガス(stripping gas)を導き入れるように配置されている。容器は、真空源につながれ、容器内の空間は、油が重力によって容器内を通過するように配されている。加熱または冷却媒体は、前記手段を通過し、この媒体はそれを通して圧送されるようになっている。加熱または冷却媒体のためのU字管を、前記空間内で、油の流れが容器内全てで加熱または冷却媒体の流れと対向するように、および多数のU字管は前記空間中に群をなし、並列に、かつ上下方向に列をなして配列するような仕方で配置する。本発明に従って使用できる適当な真空容器の例は、国際公開第95/33809号またはスウェーデン特許公開第0501008−7号で開示されているが、これらに限定されない。
以下で、図1〜3を使用して、本発明を説明する。図は、本発明を実例説明するためのものであり、その範囲を限定することを意図するものではない。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の代替的な一実施形態による油脂精製プロセスのフローチャートを示している。
図2は、本発明の代替的な別の実施形態による油脂精製プロセスを示している。
図3は、本発明の代替的な更に別の実施形態による油脂精製プロセスを示している。
図面の詳細な説明
図1は、本発明の一選択肢による概略の精油プロセスをフローチャート形式で示していて、次のステップを示している。
(i)熱交換領域における熱回収により、冷粗製油を脱色温度まで加熱し、同時に、以下精製油と称するステップ(v)からの高温の精製または脱臭された油を冷却し、そして冷却済み精製油を貯蔵部に圧送しまたは冷却済み精製油を熱交換領域の熱回収によって気体洗浄部門からの高温脂肪酸留出物を用いて再加熱するステップ。本発明の代替的な一実施形態によれば、粗製油は約40℃を下回る温度を有していてもよく、この粗製油を約140℃を下回る脱色温度まで加熱する。別の選択肢によれば、粗製油を約130℃を下回る脱色温度まで加熱する。更に別の選択肢によれば、粗製油を約120℃を下回る脱色温度まで加熱する。更に別の選択肢によれば、粗製油を約110℃を下回る脱色温度まで加熱する。ステップ(v)からの高温精製油は、本発明の一選択肢によれば、約100℃を上回る温度を有していてよい。別の選択肢によれば、ステップ(v)からの精製油は、約110℃を上回る温度を有していてよい。更に別の選択肢によれば、ステップ(v)からの精製油は、約120℃を上回る温度を有していてよい。本発明の一選択肢によれば、ステップ(v)からの高温精製油を約40℃を上回る温度まで冷却することができる。別の選択肢によれば、精製油を50℃を上回る温度まで冷却することができる。冷却済み精製油を、気体洗浄部門からの高温脂肪酸留出物を用いた熱交換領域における熱回収によって約70℃を上回る温度にする。
(ii)ホスファチドまたはガム、および不純物質を処理するために、加熱済み粗製油をリン酸またはクエン酸またはそれらの組合せと混合するステップ。
(iii)真空下に、脱色部門で、処理されたホスファチドまたはガム、および不純物質を吸着材で吸着するステップ。
(iv)濾過部門で、濾過によって吸着材および被吸着物質を除去するステップ。
(v)ステップ(vi)からの高温精製油との熱交換領域における熱回収によって、ステップ(iv)からの脱色油を脱気および加熱し、かつ、その熱交換領域においてステップ(vi)からの高温精製油を冷却するステップ。本発明の一選択肢によれば、精製油を約100℃を上回る温度まで冷却する。本発明の別の選択肢によれば、精製油を約110℃を上回る温度まで冷却する。本発明の更に別の選択肢によれば、精製油を約120℃を上回る温度まで冷却する。
(vi)中和/脱臭部門において、加熱媒体を用いてステップ(v)からの油を約300℃を下回る中和/脱臭温度まで加熱しかつ精製し、脂肪酸留出物(FAD)および揮発物および臭気物質を蒸散させるステップ。
図2は、精油プロセスの代替的な一実施形態を示している。熱交換領域1で、水分を除去する乾燥器2から送られてくる高温脱臭油を用いて粗製油を加熱する。脱色部門3で、加熱済み粗製油を、リン酸またはクエン酸またはそれらの組合せと混合して反応させ、真空下で不純物を吸着してそれらを除去することによって、ガムを取り除いて脱色する。吸着された色素および他の不純物を濾過によって除去する。熱交換領域4において、中和/脱臭部門5からの高温脱臭油で脱色油を加熱する。加熱部門6において、脱色油を、加熱媒体7を用いて約300℃を下回る脱臭温度まで加熱する。本発明の一選択肢によれば、脱色油を約200℃〜約280℃の範囲内の脱臭温度まで加熱することができる。油の最終的な油温は、油の様々な種類によって変わる。一選択肢によれば、熱交換領域1からの冷却された精製油を、気体洗浄器部門9からの高温脂肪酸留出物を用いて熱交換領域8で約70℃を上回るまで再加熱する。脂肪酸留出物を再循環してもよく、または副生成物として貯蔵してもよい。再循環された脂肪酸流出物の温度を、熱回収領域8での精製油との熱交換によって約40℃〜約70℃の範囲内の温度で維持することができる。
脂肪酸留出物冷却器領域10および精製油冷却器領域11は、操業開始および操業停止時の操作のみで使用する。通常運転時では、これらの清浄水使用冷却器は停止され、バイパスされる。
図3は、精油プロセスの代替的な別の実施形態を示している。この実施形態によれば、脱色部門3からの脱色油を、熱交換器領域4において脱臭部門5からの高温精製油で加熱する。この実施形態による熱交換器領域4は、真空容器である。この真空容器は、図3に示されていない細部を含み、処理されるべき油が通過するように仕組まれた空間およびU字管の形状をなして油を加熱または冷却する手段を含む。前記空間の底部に配置される多孔管は、前記油の中に洗浄ガスを導き入れるように配置されている。容器は、真空源につながれ、容器内の空間は、油が重力によって容器内を通過するように配されている。加熱または冷却媒体は、前記手段を通過し、この媒体はそれを通して圧送されるようになっている。媒体を加熱または冷却するためのU字管を、前記空間内で、油の流れが容器内全てで加熱または冷却媒体の流れと対向するように、および多数のU字管は、前記空間中に群をなし、並列に、かつ上下方向に列をなして配列するような仕方で配置する。
図1は、本発明の代替的な一実施形態による油脂精製プロセスのフローチャートを示している。 図2は、本発明の代替的な別の実施形態による油脂精製プロセスを示している。 図3は、本発明の代替的な更に別の実施形態による油脂精製プロセスを示している。

Claims (18)

  1. 少なくとも1つの熱交換領域において、約40℃を上回る温度を有する精製油を用いた熱回収によって脂肪酸留出物(FAD)を冷却し、該精製油を約60℃を上回る温度まで加熱することを含む、油脂精製所における気体洗浄部門からの脂肪酸留出物を冷却するための方法。
  2. 前記約60℃を上回る精製油を乾式分別または脱ロウ部門に供給する、請求項1に記載の方法。
  3. 脂肪酸留出物を、約80℃を上回る温度から約60℃を下回る温度まで冷却する、請求項1に記載の方法。
  4. 約85℃〜約65℃の範囲内の温度を有する脂肪酸留出物を、約65℃〜約50℃の範囲内の温度まで冷却する、請求項1に記載の方法。
  5. 約80℃〜約70℃の範囲内の温度を有する脂肪酸留出物を、約65℃〜約55℃の範囲内の温度まで冷却する、請求項1に記載の方法。
  6. 精製油が約45℃〜約55℃の範囲内の温度を有し、前期精製油を約70℃を上回る温度まで加熱し、前記約70℃を上回る精製油を乾式分別または脱ロウ部門へ供給する、請求項1から5のうちのいずれか一項に記載の方法。
  7. 少なくとも1つの熱交換領域が並列または直列に配置される熱交換器の単式または複式のユニットである、請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の方法。
  8. 単式または複式の熱交換器ユニットが、ガスケットプレート熱交換器、多管式熱交換器、溶接プレート熱交換器、ロウ付けプレート熱交換器、スパイラル式熱交換器、穏和化のための部門内の熱回収ステンレス鋼コイル、またはそれらの組合せからなる群から選択される、請求項1から7のうちのいずれか一項に記載の方法。
  9. (i)熱交換領域における熱回収によって脱色温度まで冷粗製油脂を加熱し且つステップ(v)からの高温精製油を冷却し、そして、冷却済み精製油を貯蔵部に圧送するか、または気体洗浄部門からの高温脂肪酸留出物を用いる熱交換領域における熱回収によって冷却済み精製油を再加熱するステップと、
    (ii)ホスファチド、ガム、および不純物質を処理するために、加熱済み粗製油脂をリン酸、クエン酸、またはそれらの混合物と混合するステップと、
    (iii)処理されたホスファチド、ガム、および不純物質を、脱色部門において真空下で吸着材によって吸着するステップと、
    (iv)濾過部門において吸着材および被吸着物質を濾過によって除去するステップと、
    (v)ステップ(vi)からの高温精製油を用いて、熱交換領域における熱回収によって、ステップ(iv)からの脱色油脂を脱気および加熱し、かつその熱交換領域においてステップ(vi)からの高温精製油を冷却するステップと、
    (vi)中和/脱臭部門において、加熱媒体を用いてステップ(v)からの油を中和/脱臭温度まで加熱して精製し、かつ脂肪酸留出物、揮発物、および臭気物質を蒸散させるステップと
    を含む、粗製油脂(crude fats and oils)を精製するための方法。
  10. ステップ(i)で、前記精製油を約40℃を上回る温度まで冷却する、請求項9に記載の方法。
  11. ステップ(i)で、前記精製油を約50℃を上回る温度まで冷却する、請求項10に記載の方法。
  12. ステップ(i)で、粗製油脂を約120℃を下回る脱色温度まで加熱する、請求項9に記載の方法。
  13. ステップ(i)で、粗製油脂を約110℃を下回る脱色温度まで加熱する、請求項12に記載の方法。
  14. ステップ(vi)で、脱臭温度が約200℃〜約280℃の範囲内である、請求項9から13のうちのいずれか一項に記載の方法。
  15. 熱交換領域が並列または直列に配列された熱交換器の単式または複式のユニットである、請求項9から14のうちのいずれか一項に記載の方法。
  16. 熱交換領域が、ガスケットプレート熱交換器、多管式熱交換器、溶接プレート熱交換器、ロウ付けプレート熱交換器、スパイラル式熱交換器、穏和化のための部門内の熱回収ステンレス鋼コイル、またはそれらの組合せからなる群から選択される熱交換器の単式または複式のユニットである、請求項15に記載の方法。
  17. 高温精製油からの熱回収のための少なくとも2つの熱交換領域、少なくとも1つの脱色および濾過部門、および少なくとも1つの脱臭部門を含む、粗製油脂を精製するための精製設備であって、
    該熱交換領域が並列または直列に配列された熱交換器の単式または複式のユニットであり、
    該熱交換器がガスケットプレート熱交換器、多管式熱交換器、溶接プレート熱交換器、ロウ付けプレート熱交換器、スパイラル式熱交換器、穏和化のための部門内の熱回収ステンレス鋼コイル、またはそれらの組合せからなる群から選択される、
    精製設備。
  18. 高温精製油から熱回収するための少なくとも2つの熱交換領域、少なくとも1つの脱色および濾過部門、および少なくとも1つの脱臭部門を含む、粗製油脂を精製するための精製設備であって、
    該熱交換領域が並列または直列に配列された熱交換器の単式または複式のユニットであり、該熱交換器の少なくとも1つが真空容器であって、該容器が処理されるべき油が通過するように仕組まれた空間、U字管の形で油を加熱または冷却する手段、および前記油の中に洗浄ガスを導き入れるために前記空間の底部に配置される多孔管を含み、該容器が真空源につながれ、該容器内の該空間は油が重力によって該容器内を通過するように配され、前記手段を通過する加熱または冷却媒体はそれを通して圧送される精製設備であり、
    加熱または冷却媒体のためのU字管が、油の流れが容器内全てで加熱または冷却媒体の流れと対向するように、および多数のU字管が前記空間中に群をなし、並列に、かつ上下方向に列をなして配列するように前記空間内に配置されることを特徴とする精製設備。
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