JP2014240408A5 - - Google Patents

Description

もう１つの態様では、好酸球性気管支炎のヒトを処置するための方法が提供され、そこでは前記少なくとも１種類の抗ＩＬ−５抗体を含んでなる組成物は、第１の抗ＩＬ−５抗体および第２の抗ＩＬ−５抗体を含んでなる。少なくとも１種類の抗ＩＬ−５抗体を含んでなる組成物は、ステロイドと併用投与可能である。

本発明ではまた、好酸球性気管支炎を患うヒトにおいて、好酸球を減少させるための方法も提供され、その方法は、第１の抗ＩＬ−５抗体および第２の抗ＩＬ−５抗体を含んでなる組成物を投与することを含んでなる。本明細書では、少なくとも１種類の抗ＩＬ−５抗体がステロイドとともに併用投与される方法も提供される。

Claims (16)

1. 少なくとも１種の中和型ヒト化抗ヒトＩＬ−５抗体を含んでなる、ステロイドと併用投与して喘息を患う被験体における好酸球性気管支炎の処置に用いるための医薬組成物であって、ステロイドが、プレドニゾンであり、プレドニゾンが処置後少なくとも約９０％減量され、被験体が、プレドニゾンによる処置にもかかわらず持続する好酸球性気管支炎を患う、医薬組成物。
2. プレドニゾンの開始用量が５．０〜７．５ｍｇであり、プレドニゾンの開始用量が処置後少なくとも約９０％減量される、請求項１に記載の医薬組成物。
3. 前記少なくとも１種の中和型ヒト化抗ヒトＩＬ−５抗体が、配列番号１９を含んでなる重鎖を含んでなる、請求項１に記載の医薬組成物。
4. 前記少なくとも１種の中和型ヒト化抗ヒトＩＬ−５抗体が、配列番号２１を含んでなる軽鎖を含んでなる、請求項１に記載の医薬組成物。
5. 前記少なくとも１種の中和型ヒト化抗ヒトＩＬ−５抗体が、配列番号１９を含んでなる重鎖と配列番号２１を含んでなる軽鎖とを含んでなる、請求項１に記載の医薬組成物。
6. 好酸球性気管支炎を患う被験体が、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、非アレルギー性鼻炎、慢性好酸球性肺炎、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症、セリアック病、チャーグ・シュトラウス症候群、好酸球性筋肉痛症候群、過好酸球性症候群、偶発性血管性浮腫を含む浮腫反応、蠕虫感染症、寄生虫感染および／または寄生虫感染の処置に関連する好酸球増加症、オンコセルカ皮膚炎、好酸球性食道炎、好酸球性胃炎、好酸球性胃腸炎、好酸球性腸炎、好酸球性大腸炎、鼻マイクロポリープ症、鼻ポリープ症、閉塞性睡眠時無呼吸、クローン病、硬皮症および心内膜心筋線維症からなる群から選択される過剰な好酸球産生に関連する少なくとも１つの付加的障害を患っている、請求項１に記載の医薬組成物。
7. 静脈内に投与するための、請求項１に記載の医薬組成物。
8. ７５０ｍｇの用量で投与するための、請求項７に記載の医薬組成物。
9. 前記静脈用量を、３０分以上かけて静脈内に投与するための、請求項７に記載の医薬組成物。
10. 少なくとも１回用量を受容した後、ステロイド依存性好酸球性気管支炎の増悪を統計学的に有意に軽減するための、請求項１に記載の医薬組成物。
11. 少なくとも１回投与した後に好酸球レベルを正常範囲内まで減少させるための、請求項１に記載の医薬組成物。
12. 最終投与後前記好酸球レベルを少なくとも８週間、正常範囲内にとどめるための、請求項１１に記載の医薬組成物。
13. 第１の中和型ヒト化抗ヒトＩＬ−５抗体および第２の中和型ヒト化抗ヒトＩＬ−５抗体を含んでなる、請求項１に記載の医薬組成物。
14. 前記好酸球レベルを、血液および／または痰において減少させるための、請求項１１に記載の医薬組成物。
15. 少なくとも１種の中和型ヒト化抗ヒトＩＬ−５抗体とプレドニゾンを含んでなる、喘息を患う被験体における好酸球性気管支炎の処置に用いるための組合せ医薬であって、プレドニゾンが処置後少なくとも約９０％減量され、被験体が、プレドニゾンによる処置にもかかわらず持続する好酸球性気管支炎を患う、組合せ医薬。
16. プレドニゾンの開始用量が５．０〜７．５ｍｇであり、プレドニゾンの開始用量が処置後少なくとも約９０％減量される、請求項１５に記載の組合せ医薬。