JP2014239699A - 血中アディポネクチン量増加剤 - Google Patents

血中アディポネクチン量増加剤 Download PDF

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Abstract

【課題】長期服用しても安全な天然物由来で副作用の少ない、アディポネクチンの濃度を上昇させてメタボリックシンドロームを予防する血中アディポネクチン量増加剤の提供。
【解決手段】サラシア属植物の粉砕物または抽出物を用いた血中アディポネクチン量を増加する方法であって、サラシア属植物が、サラシア・オブロンガ(Salacia obonga)、サラシア・レチキュラータ(S. reticulata)、サラシア・プリノイデス(S. prinoides)から選ばれた少なくとも一種である血中アディポネクチン量を増加する方法(但し、医療行為は除く)。
【選択図】なし

Description

本発明はサラシア属植物の粉末物または抽出物を含有する血中アディポネクチン量増加剤及びその成分を含む食品、医薬品に関する。
サラシア属植物の根や幹はインドやスリランカの伝統医学アーユルヴェーダにおいて天然薬物として利用されてきた。スリランカではサラシア・レティキュラータの根皮がリュウマチ、淋病、皮膚病の治療に有効であるとともに、初期糖尿病の治療に用いられると伝承されている。インドではサラシア・オブロンガの根が同様の治療に用いられるほか、サラシア・キネンシスも糖尿病の治療に用いるとされており、その作用メカニズムはα−グルコシダーゼ活性阻害に基づく糖吸収抑制作用によるものであることが報告されている(非特許文献1)。
これまで報告されているサラシアの効果の多くは上記のようなものであるが、今回、我々はサラシアを摂取した際の血液への影響について鋭意検討し、その結果、サラシアの摂取は血液中のアディポネクチン濃度を有意に高めることを見出した。
アディポネクチンは、1996年にヒト脂肪組織から分離された、脂肪組織に特異的な分泌タンパク質で(非特許文献2)、脂肪組織だけでなく血中にも多量に(正常人で5〜10μg/ml)存在している(非特許文献3)。アディポネクチンには動脈硬化症の改善、高血圧の改善、脂質代謝改善、インスリン感受性の改善、抗炎症作用、肝線維化抑制など多岐にわたる作用が見出されており(特許文献1〜4)、血中のアディポネクチン濃度を上昇せしめる薬品または飲食物は、メタボリックシンドロームの予防・改善作用を有することを示していると言える。
アディポネクチン濃度を上昇させる医薬品については既に知られているものがあるが、いずれも安全性や副作用の問題があり、簡単に用いられるものではない。
従って、メタボリックシンドロームの対策が社会問題化している現在、アディポネクチンの体内産生を促進、増強する作用を持つ安全な物質の開発が求められていた。
特許第3018186号公報 特開2000−256208号公報 米国特許出願公開第2002/0132773号 特開2005−325072号公報
FOOD Style 21、第6巻、第5号、第72〜78頁 Maeda K et al. Biochem. Biophys. Res. Commun. 221:286(1996) Arita Y et al. Biochem. Biophys. Res. Commun. 257:79〜83(1999)
本発明が解決しようとする課題は、長期服用しても安全な天然物由来で副作用の少ない、アディポネクチンの濃度を上昇させてメタボリックシンドロームを予防する組成物を提供することにある。
本発明では上記課題を解決するため鋭意検討した結果、サラシア属植物の粉末物または抽出物を摂取することで、アディポネクチンの体内濃度を上昇させることが可能なことがわかった。
本発明は、下記構成よりなる。
<1>
サラシア属植物の粉砕物または抽出物を含有することを特徴とする血中アディポネクチン量増加剤。
<2>
サラシア属植物が、サラシア・オブロンガ(Salacia oblonga)、サラシア・レチキュラータ(S. reticulata)、サラシア・プリノイデス(S.prinoides)から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする上記<1>に記載の血中アディポネクチン量増加剤。
<3>スクラーゼの50%阻害濃度(IC50値)が50μg/ml以上1000μg/ml以下であることを特徴とする、上記<1>または<2>に記載の血中アディポネクチン量増加剤。
<4>
上記<1>〜<3>のいずれかに記載の血中アディポネクチン量増加剤を含有することを特徴とするメタボリックシンドロームの予防または改善剤。
<5>
上記<1>〜<3>のいずれかに記載の血中アディポネクチン量増加剤を含有する食品、または医薬品。
より好ましくは、スクラーゼ阻害活性の高い(IC50値の小さい)サラシア属植物の粉末物または抽出物を含有する錠剤に炭酸カルシウムまたは二酸化ケイ素を総重量の1%以上含有せしめることで、経時による変色を防止し摂取必要量が少なくすることで、摂取者の負担軽減する方法を提供する。また使用量が少量になることで、製造加工上の用途の幅も広がり製品のコストも抑えることができる。
本発明により、アディポネクチンの体内濃度を上昇させることが可能となる。これにより、長期服用しても安全な天然物由来で副作用の少ない、メタボリックシンドロームを予防する血中アディポネクチン量増加剤が提供される。
<サラシア>
本発明の血中アディポネクチン量増加剤は、サラシア属植物の粉砕物または抽出物を含有する。
サラシア属植物としては、サラシア・レティキュラータ(Salacia reticulata)、サラシア・プリノイデス(S. prinoides)、サラシア・オブロンガ(S.oblonga)等、ニシキギ科サラシア属の植物を用いることができる。特に、コタラヒムブツともよばれるサラシア・レティキュラータ(S.reticulata)を好適に利用することができる。
本発明においては、好ましくはサラシア属植物の幹、根皮および葉からなる群から選択される少なくとも1種からの抽出物または粉砕物を使用する。
葉は粉砕して細片もしくは粉末として用いることが好ましい。さらにそのまま服用することもできる。
根皮および幹は、粉末として用いることができる。また、エキスの抽出に用いることもできる。ここでいうエキスとはサラシア属植物の抽出物のことをいう。エキス抽出に用いる際はそのまま使用してもよいし、粉砕して細片もしくは粉末としてからエキスを抽出することもできる。
本発明において、サラシア属植物の抽出物は、抽出後の濾液のままで、または濃縮もしくは希釈した状態またはその乾燥粉末の形態で、あるいはそれらの混合物のいずれの形態であってもよい。
前記抽出物の乾燥エキス末は、使用時において、そのまま、あるいは適当な溶媒に溶解して使用することができる。前記溶媒は、抽出時に用いることができる溶媒であって、調製後の薬剤または食品中に残留した場合に人体に悪影響を及ぼさないものであればよく、通常、好ましくは水、アルコール、含水アルコールを用いる。より好ましくは、熱水もしくはエタノールあるいは含水エタノールを用いる。前記含水アルコールのアルコール濃度は、30〜90質量%、好ましくは40〜70質量%の濃度のものを使用すればよい。乾燥方法は噴霧乾燥、凍結乾燥などが挙げられるが、これに限られるものではない。
根皮および幹の粉砕粉末及び粉末抽出したエキス末は、日本薬局方記載の乾燥減量試験法にて、乾燥減量10%以下であることが好ましく、乾燥減量8%以下であることがより好ましい。
さらにサラシア属植物の抽出物または粉砕物を濃縮、乾燥してペースト状、粉末状として利用することもできる。抽出物を濃縮、乾燥してペースト状、粉末状にする場合には凍結乾燥法、スプレイドライ法などが使用されるが、これに限られるものではない。ペースト状、粉末状としたサラシア属植物の抽出物はそのまま服用することもできるし、水、茶、コーヒー、ジュース、アルコールなど飲用物、ケーキ等の一般的食品等を内容組成物とするものにサラシア属植物の抽出物の乾燥エキス末をその内容組成物の0.01質量%以上添加、混合して食品とすることもできる。また外用目的で使用することもできる。
本発明のサラシア属植物の粉砕物または抽出物は、錠剤または固形の食品の場合、血中アディポネクチン量増加剤の全量に対し、10〜100質量%であることが好ましく、より好ましくは20〜100質量%であり、液剤または飲料の場合、血中アディポネクチン量増加剤の全量に対し、0.01〜20質量%であることが好ましく、より好ましくは0.05〜10質量%である。
特に、飲用物は容器詰飲料とする。容器詰飲料の外観は長時間にわたって保存すると色調の変化が大きく、商品としては不適切なものとなる。飲料は徐々に着色が進み、時間が経つにつれて、色調が変化する。
色調の保持のために、アスコルビン酸若しくはアスコルビン酸ナトリウムのような酸化防止剤を添加することで、より一層の効果を発揮することができる。酸化防止剤の配合量は、内容組成物の0.03〜1.2質量%程度、好ましくは0.04〜1.0質量%程度、より好ましくは0.05〜0.8質量%程度である。
<その他含有物>
本発明の血中アディポネクチン量増加剤は、サラシア属植物の抽出物または粉砕物に加えて、フラボノイドを含有することが好ましい。
フラボノイドは、植物の全器官に存在する色素成分の総称であり、主に果実や野菜に含まれ、特に、緑葉や白色野菜、柑橘類の皮の中に配糖体の形で存在する。
本発明において、フラボノイドとは、植物に広く含まれる色素成分の総称で、特に、野菜や果実に多く含まれるフラバン誘導体を意味する。
フラボノイドとしては、フラボノール類、イソフラボン類およびカテキン類が好ましい。フラボノール類は、ポリフェノール類として知られている。
フラボノイドは体内に摂取される物質であるが、一般に吸収しにくい。しかしながら、フラボノイドは少量でも有効であり、強力な抗酸化物質であるため、発ガン物質の活性を抑制したり、血行促進作用や抗血栓作用があることが知られている。
本発明において、フラボノイドは茶、ブドウ、タマネギなどの各由来物から得ることができる。ここで、由来物とは、生体の少なくとも一部から抽出されるものを意味する。抽出には、例えば、上記サラシア属植物の抽出物を調製する方法が適用され、抽出物の形態も上記と同様のものが可能であり、例えば、抽出後の濾液のままで、または濃縮もしくは希釈した状態またはその乾燥粉末の形態で、あるいはそれらの混合物のいずれの形態であってもよい。
カテキン類を含む茶抽出物は、ツバキ科の常緑樹である茶の木より作製する。茶の木は、インドやスリランカ、東南アジアで栽培されているアッサミカと中国や日本で栽培されているカメリア・シネンシスのどちらも用いられる。抽出には、通常、好ましくは水、アルコール、含水アルコールを用いる。より好ましくは、抽出溶媒として熱水もしくはエタノールあるいは含水エタノールを用いる。前記含水アルコールのアルコール濃度は、30〜90質量%、好ましくは40〜70質量%の濃度のものを使用すればよい。乾燥方法は噴霧乾燥、凍結乾燥などが挙げられるが、これに限られるものではない。
茶抽出物中には、ポリフェノールやカテキン類などの抗酸化物質を含有する。カテキン、エピカテキン、ガロカテキン、エピガロカテキン、カテキンガレート、エピカテキンガレート、ガロカテキンガレートまたはエピガロカテキンガレートが含まれていることが好ましく、特に、エピガロカテキンガレートを含有することが好ましい。
本発明の血中アディポネクチン量増加剤は、該茶抽出物を、0.1〜40質量%含有することが好ましく、0.5〜35質量%含有することが更に好ましく、1.0〜30質量%含有することが特に好ましい。
また、フラボノイドのひとつであるフラボノール類には、活性酸素を除去し、動脈硬化の抑制や血流改善等の抗酸化作用を示す。フラボノール類の中でも、ポリフェノールのひとつであるレスベラトロールが抗酸化物質として着目されている。レスベラトロールは、スチルベン骨格から構成されており、ブドウの果皮に多く含まれ、そのため、ブドウから作られる赤ワインにも含有されている。
本発明は、該フラボノール類を成分として含む、ブドウエキスまたはブドウ酒濃縮物を含有することが好ましい。
本発明の血中アディポネクチン量増加剤は、ブドウ抽出物を、0.1〜30質量%含有することが好ましく、0.1〜10質量%を含有することが更に好ましい。
レスベラトロールは、脂肪を燃焼させる働きがあり、血管系の疾患である動脈硬化防止や、抗ガン作用、また、DNAの細胞分裂による短化を防ぎ、カロリー制限をしたのと同様の細胞延命効果があり、生活習慣病予防素材として優れた効果を持つことがわかっている。
本発明の血中アディポネクチン量増加剤におけるレスベラトロールの含有量は、0.0001〜5.00質量%が好ましく、更には、0.001〜2.00質量%が好ましい。
また、フラボノール類の中でも、ポリフェノールであるケルセチンが抗酸化物質として着目されている。ケルセチンは、フラバン構造を有しており、タマネギの外皮に多く含まれる。
ケルセチンは、ビタミンCの吸収サポート、抗酸化作用、免疫作用等の生理作用が報告されており、さらには、脂肪吸収抑制に有効であることがわかっており、生活習慣病予防素材として優れた効果を持つことがわかっている。
本発明の血中アディポネクチン量増加剤におけるケルセチンの含有量は、0.001〜15質量%が好ましく、0.05〜10質量%がより好ましく、0.1〜5.0質量%が更に好ましい。
本発明の血中アディポネクチン量増加剤は、特にカテキンを1〜50質量%含有することが好ましい。カテキンとしては、緑茶由来のもの等が特に好ましい。
また、本発明の血中アディポネクチン量増加剤は、リパーゼ活性阻害効果を有するポリフェノール類を2〜80質量%含有することが好ましい。リパーゼ活性阻害効果を有するポリフェノールとしては、烏龍茶由来のもの、ブドウ由来のもの、リンゴ由来のもの、ライチ由来のもの、松樹皮由来のもの、カンカ由来のもの等が特に好ましい。
<形態>
本発明の血中アディポネクチン量増加剤は、食品としても医薬品としても用いることができる。また、本発明の腸内有害菌の低減剤は、粉末製剤、錠剤、液剤、カプセル製剤等の各種の形態をとることができる。
本発明ではサラシア属植物の抽出エキス末の経時による変色を改善するため、乾燥剤として炭酸カルシウムまたは二酸化ケイ素を錠剤またはカプセル剤にした際の質量の1%以上の量を含有することが好ましい。
更に食品あるいは食品添加物として利用可能な低吸湿原料、吸湿剤、酸化防止剤等を用いることができる。好ましくは低吸湿性原料としてセルロース、結晶セルロース、粉末セルロース、微結晶セルロース、乳糖、オリゴ糖、糖アルコール、トレハロース、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウムなどが用いられる。吸湿剤としてはケイ酸塩類、炭酸マグネシウム、フェロシアン化物、多糖類などが用いられる。より好ましくは低吸湿性原料として結晶セルロース、微結晶セルロース、乳糖が用いられる。酸化防止剤としては、アスコルビン酸若しくはアスコルビン酸ナトリウム等が用いられる。
本発明の粉末、固形剤または液剤に成型するのに必要な化合物などを適宜包含していて良い。そのような化合物の例としては、エリスリトール、マルチトール、ヒドロキシプロピルセルロース、カオリン、タルクなどが挙げられる。
本発明において、粉末製剤、錠剤または液剤とするための製剤化、カプセル製剤とするためのカプセル内包物の顆粒化、カプセル化、カプセル素材等は公知手段や公知素材が適用できる。
本発明のカプセル製剤は、硬カプセル、軟カプセル、シームレスカプセルマイクロカプセルなどの形態であってもよく、カプセル皮膜が、豚皮ゼラチン、豚骨ゼラチン、魚ゼラチン又は天然親水性ポリマーから選択される少なくとも一種又は二種以上によって構成されていることを特徴とする。豚皮ゼラチン、魚ゼラチンのカプセル被膜が特に好ましい。
これらのカプセル皮膜は周知慣用の方法で製造することができる。ここで、豚皮ゼラチン、豚骨ゼラチン、魚ゼラチン又は天然親水性ポリマーで構成されているとは、カプセル皮膜全体質量に対して、豚皮ゼラチン、豚骨ゼラチン、魚ゼラチン又は天然親水性ポリマーの総量が30質量%以上、好ましくは40質量%以上、より好ましくは50質量%以上、特に好ましくは60質量%以上であるものを意味する。
また、上記組成物は酸化防止の観点で空気との接触を避けるために包装袋または包装容器に充填することが好ましい。
好ましくはスクラーゼ阻害活性の高いサラシア属植物の抽出物を含有する錠剤を使用する。これにより、食品等として摂取する際、少量で効果を得られ、摂取者の負担軽減となる。また製品を作成する際にも、安定性が増し、製造・加工上、有用となる。
本発明の血中アディポネクチン量増加剤は、スクラーゼ50%阻害濃度(IC50値)が50μg/ml以上1000μg/ml以下が好ましい。阻害活性がこの範囲にあることで、消化管からのブドウ糖吸収抑制作用があり所定の効果が得られ、かつ、腹部膨満感やガスの発生も防げる。スクラーゼ50%阻害濃度は80μg/ml以上600μg/ml以下が好ましく、100μg/ml以上450μg/ml以下が更に好ましい。
スクラーゼ50%阻害濃度(IC50値)は以下の方法で測定する。
[実験法1] スクラーゼIC50値の測定
サンプル溶液の準備:チューブに2mgのサンプルを量り取り、水2mLを加えてよく懸濁し、1mg/mL濃度のサンプル溶液を作成する。これをそれぞれ0、50、100、250、500μg/mLとなるように水で希釈する。
基質液の準備:0.2Mマレイン酸バッファー(pH6 .0)にスクロース濃度100mMとなるようにスクロースを溶解し、これを基質液とする。
粗酵素液の準備:10mLの生理食塩水に1gのintestinal acetone powder rat(SIGMA社製)を懸濁した後、遠心分離(3,000rpm,4℃,5min)した。得られた上清を分離し、粗酵素液とする。
前述の各濃度のサンプル溶液500μLに対し、基質液400μLを添加し、水浴中37℃にて5分間予備加温した。ここにそれぞれ、粗酵素液を100μL添加し、37℃にて60分間反応させた。反応終了後、95℃にて2分間加温することで酵素を失活させて反応を停止させた。生成したグルコース濃度を市販のキット・ムタロターゼ・グルコースオキシダーゼ法(グルコースCIIテストワコー、和光純薬工業(株))を使用して定量を行う。
ブランクの準備:前述の各濃度のサンプル溶液250μLに対し、基質液200μL、粗酵素液50μLを添加し、直ちに95℃にて2分間加温することで酵素を熱失活させ、ブランクデータとする。
得られた値より検量線を作成し、酵素活性を50%阻害する濃度(IC50値)を求める。
血中アディポネクチン量増加剤の摂取量は、一日あたりのサラシア属植物の粉砕物または抽出物の量として5〜5000mgであることが好ましく、より好ましくは10〜2000mgである。
血中アディポネクチン量増加剤は、1日1〜6回、好ましくは1日3回に分けて摂取することが好ましい。
摂取は食前または食後に行われることが好ましく、好ましくは食事の1時間前〜食後2時間以内、より好ましくは食事の30分前〜食後1時間以内に摂取される。
以下に実施例を用いて本発明について説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1
サラシア・レチキュラータとサラシア・オブロンガの根及び幹の部分を粉砕後、95℃の熱水抽出工程を経て得られた液をスプレー乾燥し、サラシアエキス末1を得た。
また、サラシア・プリノイデスの根及び幹の部分を粉砕後、40℃のエタノール水(エタノール30体積%)による抽出工程を経て得られた液にデキストリンを加えスプレー乾燥し、サラシアエキス末2(デキストリン含有率30重量%)を得た。
このサラシアエキス末を用いて表1の試料1〜8の配合をした粉末を作成し、[実験法1]記載の方法でスクラーゼIC50値を測定した。
これらを用いて以下の表1に示す配合成分を打錠し、試料1〜8を作成した。
Figure 2014239699
被験者に十分なインフォームドコンセントを行った後、本人の自由意志で参加を希望した健康な成人5名ずつのグループに、試料1〜8をそれぞれ毎日の食後30分以内に1錠(一日3錠)経口摂取してもらい、それを90日間繰り返した。
摂取開始前と摂取60日後及び摂取終了日の翌日に血液を採取し、血中のアディポネクチン量を測定して比較した。血中のアディポネクチンは、リコンビナントヒトアディポネクチンを用いて作製した抗体による酵素免疫測定法(大塚製薬株式会社製キットを使用)にて測定した。
表2に各試料摂取群の血中のアディポネクチン量の平均を示す。アディポネクチン量は摂取前の量を100とした時の相対値で示した。
Figure 2014239699
本発明の試料摂取により、血中のアディポネクチン量が増加することが明らかとなった。
この効果は、スクラーゼの50%阻害濃度(IC50値)が50μg/ml以上1000μg/ml以下の試料でより顕著であった。
また、アディポネクチンがメタボリックシンドロームを予防することは公知であることから、本発明の試料がメタボリックシンドロームの予防及び改善効果を有することが明らかとなった。
実施例2 (サラシアエキス末を使用した錠剤)
表3に示す配合により、錠剤を作成しシェラックコーティングを施したサプリメントを作成した。本例におけるスクラーゼの50%阻害濃度(IC50値)は210μg/mlであった。
錠剤は1錠あたり250mgで、一日3回毎食前服用とした。
Figure 2014239699
この配合の錠剤摂取でも実施例1で示された効果が得られた。
更に摂取被験者より、おなかまわりがすっきりした、身体が軽くなった、二日酔いしにくくなったなどの報告を得た。
実施例3 (サラシアエキス末2を使用したドリンク)
表4に示す配合による飲料を調製した。本例におけるスクラーゼの50%阻害濃度(IC50値)は900μg/mlであった。
Figure 2014239699
表3の成分を混合、溶解し飲料液を調製した。これを50ccずつ瓶に充填し85℃で10分間加熱殺菌し、これを室温まで冷却し飲料とした。1日3回、毎食前1本(50cc)服用した。
この配合の飲料摂取でも実施例1で示された効果が得られた。更に、摂取被験者より、おなかまわりがすっきりした、身体が軽くなった、二日酔いしにくくなったなどの報告を得た。

Claims (6)

  1. サラシア属植物の粉砕物または抽出物を用いた血中アディポネクチン量を増加する方法であって、サラシア属植物が、サラシア・オブロンガ(Salacia obonga)、サラシア・レチキュラータ(S. reticulata)、サラシア・プリノイデス(S. prinoides)から選ばれた少なくとも一種である血中アディポネクチン量を増加する方法(但し、医療行為は除く)。
  2. スクラーゼの50%阻害濃度(IC50値)が50μg/ml以上1000μg/ml以下である、請求項1に記載の方法。
  3. サラシア属植物の粉砕物または抽出物が、サラシア属植物の幹、根皮および葉からなる群から選択される少なくとも1種からの抽出物または粉砕物を使用する、請求項1または2に記載の方法。
  4. サラシア属植物の抽出物が、水、アルコール、含水アルコールから選択される溶媒により抽出される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. サラシア属植物の抽出物が、熱水、エタノール、あるいは含水エタノールにより抽出される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. サラシア属植物の抽出物が、熱水、エタノール、あるいは含水エタノールにより抽出され、乾燥されることで得られる粉末である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
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