JP6429705B2 - 血中中性脂肪低減用組成物及び血中中性脂肪低減用機能性食品 - Google Patents

血中中性脂肪低減用組成物及び血中中性脂肪低減用機能性食品 Download PDF

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本発明は、経口摂取により、血中の中性脂肪濃度を低減させ、高脂血症の予防・改善に効果的な血中中性脂肪低減用組成物に関する。
中性脂肪は、脂肪酸のグリセリンエステルであり、エネルギー源としての役割がある一方で、その血中濃度が増えすぎると血管の老化が着実に進み、動脈硬化からの心臓疾患、脳血管疾患等の主要な原因となる。近年日本のみならず世界の先進国では、脂質過多の食事、運動不足、アルコールの過剰摂取等により、血中の中性脂肪濃度が増加しすぎた高脂血症が問題となっている。
高脂血症に対する医薬品自体は存在するが、簡単に入手して使用するのは難しく、日常の食品への利用は制限されている。そのため、高脂血症の改善を目的とした医薬品対象外の製剤や機能性食品が開発されている。例えば、特許文献1には、セイヨウトチノキの抽出物を有効成分とした中性脂肪低減剤が開示されている。また、特許文献2には、紅茶エキスを有効成分とした中性脂肪低減剤が開示されている。
特開2011−11980号公報 特開2009−173652号公報
上記特許文献1,2で開示された従来技術も中性脂肪低減作用を有するものであるが、より効果的な医薬品対象外の中性脂肪低減作用を有する製剤や機能性食品開発が求められている。
かかる状況下、本発明の目的は、安全で嗜好的にも優れ、日常的に経口摂取のしやすい血中中性脂肪低減用組成物及び血中中性脂肪低減用機能性食品を提供することである。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ショウガを特定の条件で発酵させることで得られる発酵ショウガをさらに加熱した加熱発酵ショウガが優れた中性脂肪低減作用を有することを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、以下の発明に係るものである。
<1> 熱発酵ショウガ及び/又はその抽出物を有効成分として含有する血中中性脂肪低減用組成物。
<2> 食事直後に3g以上の加熱発酵ショウガを経口摂取するように用いられる前記<1>に記載の血中中性脂肪低減用組成物。
<3> 形態が、顆粒状、カプセル状、タブレット状又は液状である前記<1>または<2>に記載の血中中性脂肪低減用組成物。
<4> 前記<1>から<3>のいずれかに記載の血中中性脂肪低減用組成物を含有する血中中性脂肪低減用機能性食品。
<5> 前記<1>から<3>のいずれかに記載の血中中性脂肪低減用組成物の製造方法であって、
原料生ショウガと、微生物を利用して動植物由来の原料を発酵させた発酵物を含む発酵液、あるいは該発酵液からの抽出液とを混合して熟成し、原料発酵ショウガを得る工程と、
原料発酵ショウガを、温度30℃〜90℃、湿度50%〜90%の条件下で加熱することによって、6-ショウガオールが富化した加熱発酵ショウガを得る工程と、
を有する製造方法。
本発明によれば、ショウガを原料とした血中中性脂肪低減用組成物が提供される。本発明の血中中性脂肪低減用組成物は、安全で嗜好的にも優れ、日常的に経口摂取のしやすいため、顆粒状、カプセル状、タブレット状又は液状などの形状でそのまま摂取することができる。また、該組成物を含有する機能性食品は、安全で嗜好的にも優れ、日常的に経口摂取のしやすく、高脂血症の予防・改善に有用である。
試験群及びコントロール群の摂食後の血糖値の経時変化を示す図である。 試験群及びコントロール群の摂食後の中性脂肪値の経時変化を示す図である。
本発明は、発酵ショウガを加熱して得られる、加熱発酵ショウガ及び/又はその抽出物を有効成分として含有する血中中性脂肪低減用組成物に関する。
本発明の血中中性脂肪低減用組成物に含まれる加熱発酵ショウガは、原料である発酵ショウガを、加熱処理したものであり、未加工の生ショウガ、生ショウガを乾燥させた乾燥ショウガ、生ショウガを発酵させた発酵ショウガと比較してショウガオール類を多く含有する。なお、発酵ショウガの原料となる生ショウガは、ジンゲロール類を主成分としておりショウガオール類の含有量は微量であるが、ショウガを発酵させたのち、加熱する過程を経ることにより、ショウガオール類の量を増加させることができる(特開2011−32240号公報参照)。加熱発酵ショウガの原料である発酵ショウガ、及び発酵ショウガの原料であるショウガ(原料生ショウガ)の詳細については後述する。
また、本発明における「抽出物」とは、加熱発酵ショウガ又はこれを必要に応じて細切、粉砕したものを、圧搾又は溶媒抽出するなどして、有効成分の含有量を高めた形態のものを総括した概念である。
本発明の血中中性脂肪低減用組成物は、中性脂肪低減作用によって増えすぎた中性脂肪を低減させることができ、又は中性脂肪の増加を抑制する作用によって中性脂肪が増えすぎることを抑制することもできる。なお、本明細書において、「中性脂肪低減作用」とは、血中の中性脂肪濃度を減少させる作用又は血中の中性脂肪濃度の増加を抑制する作用を意味する。
本発明の血中中性脂肪低減用組成物は、食事直後に経口摂取することにより、血中中性脂肪の上昇を抑制する作用に優れるため、中性脂肪上昇抑制用組成物として特に好適に用いられる。
また、従来の血中中性脂肪低減用組成物は、継続的な摂取を必須とするものも多いが、本発明の血中中性脂肪低減用組成物は継続的に摂取しなくとも、一回の摂取においても、血中中性脂肪の低減作用が認められるという利点もある。
以下、本発明の血中中性脂肪低減用組成物について詳細に説明する。
(原料生ショウガ)
原料生ショウガは、ショウガ科植物由来の原料であればよく、金時生姜、三州生姜、近江生姜、谷中生姜、黄生姜、土生姜、オタフク生姜、黒生姜等が挙げられる。その中でも、金時生姜や三州生姜は、加工前の生の状態でのジンゲロール類の含有量が多く、発酵により該ジンゲロール類が変化して生成するショウガオール類の含有量が多くなるため好ましい。
原料生ショウガは、形状や種類は限定されることなく任意のものを使用でき、事前処理せずに根茎をそのまま使用することができるうえ、スライス、粉砕、圧搾またはすりおろす等により、細粒物として使用することもできる。
ショウガは、下記式(1)のジンゲロール類や、下記式(2)ショウガオール類が有効成分として含有する。
なお、本発明の血中中性脂肪低減用組成物は、原料生ショウガの発酵処理、及び加熱処理により、式(2)で表されるショウガオール類の中でも、n=4に相当する6−ショウガオールが多く含まれる。
(発酵ショウガ)
発酵ショウガは、上記原料生ショウガを発酵したものである。
本発明の血中中性脂肪低減用組成物において、発酵ショウガの発酵方法は特に限定されないが、原料生ショウガを、微生物を利用して動植物由来の原料を発酵させた発酵物を含む発酵液、あるいは該発酵液からの抽出液に漬け込んだのちに熟成させてものであることが好ましい。発酵液中の微生物としては、乳酸菌、麹菌、酵母菌、枯草菌、酢酸菌等などが挙げられる。これらの微生物を1種類または2種類以上混合して使用しても良い。
このような発酵方法であると、ジンゲロール類を効率よくショウガオール類に変換することができるため、製造される発酵ショウガのショウガオール類が増加する。
上記微生物のなかでも、麹菌が好ましく、好適な麹菌としては、アスペルギルス属があり、アスペルギルス・オリゼー、アスペルギルス・ウサミ、アスペルギルス・シロウサミ、アスペルギルス・カワチ、アスペルギルス・ソヤー、アスペルギルス・ニガー、アスペルギルス・アワモリ、アスペルギルス・サイトイ、アスペルギルス・タマリ等が挙げられいずれも使用することができる。
発酵液の原料となる発酵物としては、植物由来の発酵物や、動物由来の発酵物のいずれも利用することができるが、植物由来の発酵物が好ましい。
植物由来の発酵物の原料となる植物は特に限定はなく、例えば、米、玄米、大麦トウモロコシ等の各種穀物あるいはそれら穀物の種子の発芽物;エンドウ豆、小豆、大豆等の豆類、キノコ類、レタス、キャベツ、ほうれん草、大根、カブ等の各種野菜;レモン、リンゴ等の果物;等が挙げられ、これらは1種または2種以上を組み合わせて使用しても良い。これら植物由来の原料は、生のまま使用しても良いし、蒸す、茹でる等の操作をした後、発酵しやすい最適な温度にしてから、微生物を加えて発酵させても良い。
また、コストが安く、市販されていて容易に入手可能である点から、納豆、玄米さらに、リンゴ酢やモロミや発酵後の絞り粕、例えばモロミの絞り粕である酒粕等を使用しても良い。
動物由来の発酵物としては、ウシ、ヤギ、ヒツジなどの乳由来の発酵物も使用が好適である。特に牛乳は市販されており、安価で手に入りやすいので好ましい。
発酵液には、微生物が植物性原料や動物性原料を発酵した際に発酵時に生成される成分が含まれるが、これらの成分は、本発明の血中中性脂肪低減用組成物に発酵ショウガ由来の効能を与えるのみならず、該血中中性脂肪低減用組成物を含有する機能性食品に原料由来の風味を与えるため、発酵液の発酵物原料は、機能性食品の種類を考慮して適宜選択すればよい。
(加熱発酵ショウガ)
加熱発酵ショウガは、発酵ショウガを加熱処理したものである。
発酵ショウガの加熱条件は、発酵ショウガが熱劣化せずに、ジンゲロール類を効率よくショウガオール類に変化させることができる条件で選択される。
好適な条件としては、発酵ショウガを、温度30℃〜90℃、湿度50%〜90%の条件が挙げられる。このような条件で加熱することにより、ジンゲロール類を効率よくショウガオール類に変化させることができるため、加熱発酵ショウガ中のショウガオール類の含有量がより多くなる。
加熱時間は、ジンゲロール類が十分にショウガオール類に変化する時間であればよく、上記温度、湿度条件で通常120時間〜500時間程度である。特に低温から30℃から78℃に上昇させ、78℃を維持した状態で10日から2週間、湿度を約70%に保ち、熟成を行った後、徐々に温度と湿度を下げるのが好ましい。熟成が不十分な場合は、さらに加熱熟成を行ってもよい。
加熱方法としては、特に制限はなく、加熱の手段としては、蒸気加熱、遠赤外線等の電磁波を利用した加熱、電気ヒーター等の電熱機器を使用した加熱、直火、を利用した加熱等によって、淡褐色になるまで、温度30℃〜90℃、湿度50%〜90%の下で、120 時間〜500加熱条件としては、加熱熟成後、1ヶ月間、約20℃の湿度の低い環境で乾燥・熟成を行うことが好ましい。
この発明の処理法によって富化したショウガオール類は安定して維持でき、しかも、ショウガオール類の含有量が、従来の抽出法によるものと対比して2倍以上、すなわち、ショウガ科植物の含有成分であるショウガオールとジンゲロールの比率は1:1〜30:1の組成の富化物とすることができる。
(血中中性脂肪低減用組成物の形態)
本発明の血中中性脂肪低減用組成物の形態は、特に制限されず使用する用途により適宜選択することができる。具体的には粉末状、顆粒状、カプセル状、タブレット状、グミ状、ガム状、キャンディー状、丸剤、錠剤状、棒状、板状、液状、クリーム状、軟膏状、シート状等の剤型・形態をとることができる。この中でも、顆粒状、カプセル状、タブレット状、液状であることが好ましい。
(血中中性脂肪低減用組成物の摂取量)
本発明の血中中性脂肪低減用組成物の摂取量は、対象者の年齢、性別などの個別差にもよって変化すると考えられる。摂取量が少な過ぎると中性脂肪を低減する効果が十分発揮しない。
摂取量の好適範囲は、対象者の年齢、性別などの個別差にもよるが、加熱発酵ショウガ重量換算で、通常、0.2〜5.0g/1日程度である。
また、本発明の血中中性脂肪低減用組成物は、食前、食中、食後のいずれのタイミングで経口摂取しても効果があるが、食後の血中中性脂肪濃度の上昇を抑制するには、食事直後に摂取することが好ましい。
一方、日常的に飲食することで、本発明の血中中性脂肪低減用組成物を摂取したい場合には、該食品、飲料に含有させて機能性食品としてもよい。
ここでいう「機能性食品」とは、一般食品に加えて、健康食品、栄養補助食品、栄養機能食品、栄養保険食品等、健康の維持の目的で摂取する食品および/又は飲料を意味している。なお、機能性食品として製品化する場合には、食品に用いられる様々な添加剤、具体的には、着色料、保存料、増粘安定剤、酸化防止剤漂白剤、防菌防黴剤、酸味料、調味料、乳化剤、強化剤、製造用剤、香料等を添加していてもよい。
本発明の機能性食品の対象となる、食品、飲料は特に限定されるものではないが、特にショウガの風味が加えられることが好適な食品、飲料が好ましい。例えば、食品として、ソーセージ、ハム、魚介加工品、ゼリー、キャンディー、チューインガムなどの食品類が挙げられる。また、飲料としては、各種の茶類、清涼飲料水、酒類、栄養ドリンクなどが挙げられる。この中でも、茶、ゼリーであることが特に好ましい。
本発明の血中中性脂肪低減用組成物は、このような食品、飲料に添加することにより、簡易に経口摂取することができる。また配合量を調節することにより薬味としても使用することができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を変更しない限り以下の実施例に限定されるものではない。
玄米を発酵させて得られた玄米発酵物(酒粕)と水とを、重量比1:9で、均一になるまで撹拌することによって、発酵液を調製した。
原料生ショウガとして、半分に切断した三州生姜(黄ショウガ)を使用した。
まず、ステンレス製の容器に、原料生ショウガ100gと、上記方法で製造した発酵液60mLとを加え、発酵液中に生姜を浸漬して、常温で1日間保持することで、発酵ショウガを得た。
次いで、この混合物を、遠赤外線を熱源として備えた蒸し器に入れ、50時間かけて30℃から78℃に温度を上昇させ、78℃を維持したまま、湿度70%で300時間保持して蒸し込んだ。その後、この生姜を78℃から徐々に冷却し、50時間かけて室温に戻した。熟成工程に合計400時間を要した。熟成後、この生姜を1ヶ月間乾燥させることで、乾燥した加熱発酵ショウガを得た。
(生ショウガ及び加熱発酵ショウガの成分分析)
生ショウガ及び加熱発酵ショウガに含まれるジンゲロール類、ショウガオール類の含有量評価を行った。測定は、生ショウガ及び加熱発酵ショウガのそれぞれを、アセトニトリル/水=20/80の抽出媒にて抽出した抽出液のジンゲロール類、ショウガオール類の含量をサーモサイエンティフィック社製環境分析・食品ポジティブリスト用トリプル四重極型質量分析計(装置名:TSQ Quantum Access MAX)にて測定した。
その結果、生ショウガの抽出液成分から検出されたジンゲロール類、ショウガオール類は、6−ジンゲロール4900ppm、6−ショウガオール550ppmであり、
加熱発酵ショウガ後の抽出液成分から検出されたジンゲロール類、ショウガオール類は、6−ジンゲロール350ppm、6−ショウガオール3700ppmであった。
[血中中性脂肪濃度の評価]
(1)被験者および制限
被験者は成人男性2名を対象とした。身長は平均166.2cm、体重は平均66.5kgであった。被験者は前日から運動制限を行い、前日の夕食は全て同一の食事とした。また試験前日21時に夕食は食べ終える様にし、その後試験まで12時間の絶食状態を保った。
(2)実験デザインおよび測定項目
試験はダブルブラインドクロスオーバー法を用い、高脂肪食としてコーンスターチ3g摂取群(コントロール群)、コーンスターチ3gと加熱発酵ショウガ3gを食事直後に摂取した試験群の2群とした。測定項目は血糖値および中性脂肪値とし、実験室来室後30分以上の安静状態を保った後、ポケットリピットセンサー((株)テクノメディカ)を用いて摂取前値を測定した。その後、60分毎に360分後まで血糖値および中性脂肪値を計6回測定した。
図1に試験群及びコントロール群の摂食後の血糖値の経時変化、図2に試験群及びコントロール群の摂食後の中性脂肪値の経時変化を示す。
図1に示すように血糖値は試験群及びコントロール群ともほぼ同様の推移を示すことが観察された。一方、図2に示すように中性脂肪値ではコントロール群と比較して、試験群では60〜360分後に渡って低値を示す傾向が確認された。この結果から、食事直後に加熱発酵ショウガを摂取することで、中性脂肪の上昇が抑制されることがわかった。
本発明によれば、安全で嗜好的にも優れ、日常的に経口摂取のしやすいため、血中中性脂肪低減用組成物及び該組成物を含む各種の茶、ゼリー等の食品、飲料と混ぜて機能性食品が提供される。

Claims (2)

  1. 酒粕と水とを重量比1:9で混合して得られた発酵液中に原料生ショウガを浸漬して1日保持して得られる発酵ショウガを、温度30℃〜90℃、湿度50%〜90%、加熱時間120〜500時間の条件下で加熱する工程を経て製造され、
    加熱によって発酵ショウガに含まれるジンゲロール類がショウガオール類に変化して、ショウガオール類が富化された加熱発酵ショウガ及び/又はその抽出物を有効成分として含有し、食事直後に経口摂取するように用いられることを特徴とする血中中性脂肪低減用組成物。
  2. 請求項1に記載の血中中性脂肪低減用組成物を含有する血中中性脂肪低減用機能性食品。
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