JP2014238219A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械室側面部の排気口が冷蔵庫設置箇所の壁等により塞がれることがなくて、機械室内からの排気が円滑に行われ、機械室内の放熱部品の冷却不足の問題を惹起することのない冷蔵庫を提供する。【解決手段】ファンにより機械室5の通風をして冷凍サイクルの放熱部品であるコンプレッサ及びコンデンサの冷却をするもので、機械室5側面部の排気口12部分にルーバ15を、庫本体1の側方に放熱のための空間Sを確保すると共に、排気口12から排出された空気の通路Dを確保するに必要な寸法L1、突出させて設けた。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
従来より、冷蔵庫においては、庫本体に機械室が具えられ、この機械室に、冷凍サイクルにおけるコンプレッサやコンデンサ等の放熱部品と、この放熱部品の冷却を行うファンが配設されている。
そして、機械室の、上記ファンが生成する風の上流側には吸気口が設けられ、機械室の背面部や側面部には排気口が設けられている(例えば特許文献1〜4参照)。
特開2011−231948号公報 特開2003−130531号公報 特開2007−017044号公報 特開2011−058691号公報
しかしながら、上述のように、機械室の、ファンが生成する風の上流側に吸気口が設けられ、機械室の背面部や側面部に排気口が設けられただけの構成によると、冷蔵庫の設置状況如何で、特に排気口が冷蔵庫設置箇所の壁等により塞がれることがあり、その結果、機械室内からの排気が円滑に行われず、ひいては機械室内の放熱部品の冷却が効果的に行われずして、それら放熱部品の冷却不足の問題を惹起するおそれを有していた。
そこで、機械室側面部の排気口が冷蔵庫設置箇所の壁等により塞がれることがなくて、機械室内からの排気が円滑に行われ、機械室内の放熱部品の冷却不足の問題を惹起することのない冷蔵庫を提供する。
本実施形態の冷蔵庫は、庫本体に機械室を具え、この機械室に、冷凍サイクルにおけるコンプレッサやコンデンサ等の放熱部品と、この放熱部品の冷却を行うファンを配設し、前記機械室の、前記ファンが生成する風の上流側に吸気口を設け、前記機械室の側面部に排気口を設けたものにおいて、前記機械室側面部の排気口部分にルーバを、前記庫本体の側方に放熱のための空間を確保すると共に、前記排気口から排出された空気の通路を確保するに必要な寸法、突出させて設けたことを特徴とする。
第1の実施形態を示す、図2のII−II線に沿う主要部分の破断背面図 庫全体の斜め後方からの外観斜視図 機械室部分の概略平面図 第2の実施形態を示す設置状態の冷蔵庫下部の側面図 図4のV−V線に沿う主要部分の破断平面図 第3の実施形態を示す図4相当図 図6のVII−VII線に沿う主要部分の破断平面図 第4の実施形態を示す図4相当図 図8の矢印C方向より見た、設置状態の冷蔵庫下部の正面図 第5の実施形態を示す庫本体の平面図 冷蔵庫下部の側面図 第6の実施形態を示す図11相当図 図10相当図 第7の実施形態を示す図4相当図 第8の実施形態を示す図3相当図
以下、第1の実施形態につき、図1から図3を参照して説明する。
まず、図2には、庫本体1の全部を斜め後方より見て示しており、詳しくは図示しないが、この庫本体1は、外箱と内箱並びにこれらの両箱間に充填した断熱材から成る断熱キャビネットであって、内部に、図示しない冷蔵室や冷凍室及び野菜室等の貯蔵室を有しており、貯蔵品出入口であるそれらの貯蔵室の各前面の開口部を図示しない扉によってそれぞれ開閉するようにしている。
又、庫本体1の背面には、上カバー2と主カバー3及び下カバー4の三つの背面カバーを装着しており、そのうちの下カバー4が覆った部分は庫本体1の後下部であって、その庫本体1の後下部に機械室5が存在している。機械室5は、これも詳しくは図示しないが、庫本体1の後下部のくぼみ空間でもって形成したものであり、庫本体1の内部との間の断熱仕切壁によって上面部及び前面部を構成すると共に、左右の両側面部を庫本体1の前記外箱の左右の両側部と兼ねて構成し、底面部を庫本体1の前記外箱の底部と一体または別体の底板で構成していて、後方に開放し、この後方の開放部を上記下カバー4で覆っている。
機械室5の内部には、図3に示すように、ほゞ中央部にコンプレッサ6を配設しており、右側部にコンデンサ7を配設し、このコンデンサ7の前側(図では上側)にファン8を配設している。これらのうち、コンプレッサ6とコンデンサ7は、図示しないエバポレータやキャピラリチューブ等と共に冷凍サイクルを組成するもので、上記貯蔵室の冷却に供するようになっており、その冷却時に放熱するので、放熱部品である。
ファン8は、上記コンプレッサ6及びコンデンサ7の冷却をするもので、前側から後側への送風を行うようになっている。
そして、機械室5の、上記ファン8が生成する風の上流側である右側部の最前側の底面部には、吸気口9を設けており、そのほか、機械室5の右側の側面部の後部と背面部にもそれぞれ吸気口10,11を設けている。なお、機械室5の背面部は、この場合、前記下カバー4で構成しており、背面部の吸気口11はその下カバー4に形成している。又、吸気口10,11は、前記ファン8が生成する風の上流側というより下流側に位置するが、これらからは、機械室5内に設ける図示しないガイドによる補助作用で、吸気するようになっている。
これに対して、機械室5の、前記ファン8が生成する風の下流側である左側の側面部の後部と背面部には、それぞれ排気口12,13,14を設けている。なお、この場合も、機械室5の背面部は前記下カバー4で構成しているので、背面部の排気口13,14は下カバー4に形成している。
更に、そのうちの側面部の排気口12については、図1に示すように、機械室5の側面部中、当該排気口12の部分にルーバ15を設けている(図1では排気口13,14の図示を省略している)。このルーバ15は、排気口12を機械室5の側面部に上下に列する複数の横長細孔で形成している関係上、その各孔の上辺部から左右の両側辺部にかけ袋状に膨出させて形成したものであり、それぞれ下方に開放している。
そして、このルーバ15については、その突出寸法Lを、冷蔵庫設置箇所の壁Wとの間において、庫本体1の側方に放熱のための空間Sを確保すると共に、上記側面部の排気口12から排出された空気の通路Dを確保するに必要な寸法としており、すなわち、このルーバ15は、庫本体1の側方に放熱のための空間Sを確保すると共に、上記側面部の排気口12から排出された空気の通路Dを確保するに必要な寸法L、突出させて設けている。
なお、寸法Lは、具体的には、冷蔵庫の取扱説明書に記載されている所定寸法であって、機種によって異なるものの、例えば5〔mm〕である。
又、機械室5の下方であって且つ庫本体1の下方には、脚16により確保されたスペースTがあって、これが機械室5の底面部に設けた前記吸気口9に通じており、更に、庫本体1の前面部の下方には、通気性を有しつつ脚16を覆い隠す前下カバー17を設けている。
さて、上述のように構成したものの場合、貯蔵室の冷却をする折り、冷凍サイクルが作動することは既述のごとくであるが、このとき、放熱するコンプレッサ6及びコンデンサ7を冷却すべくファン8が作動する。すると、機械室5の吸気口9からは庫外の空気が、通気性を有する前下カバー17からスペースTを通じて、図3に矢印Aで示すように機械室5内に吸入され、機械室5内で最初にコンデンサ7に接してこれを冷却する。又、このとき、機械室5の吸気口10からは、庫外の空気が側方から同図に矢印Aで示すように機械室5内に吸入され、吸気口11からは、庫外の空気が後方から同図に矢印Aで示すように機械室5内に吸入される。
そして、それら吸気口10,11から吸入された空気は、上記コンデンサ7を冷却した空気と合流して排気口12〜14に向かい、その途中で、コンプレッサ6に接してこれを冷却する。
コンプレッサ6を冷却した空気は、その後、排気口12から図3に矢印Bで示すように機械室5外の側方へ排出され、排気口13,14から同図に矢印B,Bで示すように機械室5外の後方へ排出される。なお、本第1実施形態においては、ルーバ15を機械室5の側面部中の排気口12の部分に設けていて、下方に開放させていることにより、排気口12からは空気が図1に矢印Bで示すように下方へ排出される。
このように上記構成の冷蔵庫においては、ファン8により機械室5の通風をして放熱部品であるコンプレッサ6及びコンデンサ7の冷却をするものであり、機械室5側面部の排気口12部分にはルーバ15を、庫本体1の側方に放熱のための空間Sを確保すると共に、排気口12から排出された空気の通路Dを確保するに必要な寸法L、突出させて設けている。
これにより、排気口12が冷蔵庫設置箇所の壁W等により塞がれることがなくなり、機械室5内からの排気が通路Dを通して円滑に行われ、ひいては機械室5内の放熱部品の冷却が効果的に行われて、それら放熱部品の冷却不足の問題を惹起することのないようにできる。
又、上記構成の冷蔵庫においては、吸気口9〜11を機械室5の底面部と側面部及び背面部という複数の面部に設けており、これによって、冷蔵庫の設置状況で、機械室5のそれら複数の面部のいずれかが壁Wに密接するようなことがあっても、密接しない面部の吸気口で吸気を確保することができて、上述同様に、機械室5内の放熱部品の冷却が効果的に行われ、放熱部品の冷却不足の問題を惹起することのないようにできる。
以上に対して、図4から図15は第2から第8の実施形態を示すもので、それぞれ、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第2の実施形態]
図4及び図5に示す第2の実施形態においては、上述の、機械室5を庫本体1の後下部に具え、吸気口9を機械室5の底面部に設けた条件のもとに、機械室5の側面部の排気口12からの空気の排出を、矢印B11,B12で示すように、前方及び後方へ行うようにしている。
具体的には、図5に示すように、機械室5の側面部中の排気口12の部分に、第1実施形態のルーバ15に代えて、ルーバ21のうちの半分を前方に開放させ、残りの半分を後方に開放させて設けることにより、排気口12からの空気の排出を前方及び後方へ行うようにしている。
このようにすることにより、排気口12から排出された空気(放熱部品の熱を奪って温度上昇した暖気)が下方へ流れ込みにくくなって、吸気口9から機械室5内に吸入されることのないようにできるので、放熱部品に対する冷却効果がその暖気で不足することのないようにできる。
又、この場合、上記同様の作用効果を得るのに、排気口12からの空気の排出を上方へ行うようにすることも考えられるが、その場合には、ルーバ21が上方に向けて開口することにより、上方から垂れた水等が排気口12から機械室5内に浸入することが考えられるので、排気口12からの空気の排出を前方及び後方へ行うようにすることにより、その水等の浸入も避けることもできる。
なお、この場合、排気口12からの空気の排出は前方及び後方の両方へではなく、その少なくともいずれか一方へ行うようにすれば良い。
[第3の実施形態]
図6及び図7に示す第3の実施形態においては、前述の、機械室5を庫本体1の後下部に具えた条件のもとに、機械室5の側面部の排気口12からの空気の排出を図6に矢印B21で示すように後方へ行うようにし、且つ庫本体1が背面を冷蔵庫設置箇所の壁Wに密接させて設置可能なもので、庫本体1の背面部側方のコーナー部に、排気口12から排出された空気の通路D´を確保するための斜面部31を形成している。
この場合、排気口12から後方への空気の排出は、図7に示すように、機械室5の側面部中の排気口12の部分に、第1実施形態のルーバ15に代えて、ルーバ32を後方に開放させて設けることにより実現するようにしている。
このようにすることにより、庫本体1が背面を冷蔵庫設置箇所のWに密接させて設置されることにより後方への排気が困難な状況でも、側面部の排気口12から後方へ排出される空気を通路D´を通して上方に円滑に排出できる。又、この場合、排気口12から排出される空気が通路D´を通して図6に矢印B22で示すように上方に円滑に排出されることにより、前方への排出を抑制することができて、冷蔵庫の前に立つ使用者に排出空気(暖気)が当たるのを避けることができる。
[第4の実施形態]
図8及び図9に示す第4の実施形態においては、前述の、機械室5を庫本体1の後下部に具え、吸気口9を機械室5の底面部に設けた条件のもとに、機械室5の側面部の排気口12からの空気の排出を前述の矢印Bで示したように下方へ行うようにし、そして、その排出空気の、吸気口9側への流れ込みを阻止する防風壁41を設けている。
この場合、防風壁41は、ソフトテープなど柔軟性のあるものであり、機械室5の底面部から下方へ垂下するように取付けたもので、その下縁は冷蔵庫設置箇所の床面Fの近傍に達する寸法で、前後方向の長さは機械室5の奥行以上としている。
このようにすることにより、排気口12から排出された空気(放熱部品の熱を奪って温度上昇した暖気)が機械室5の下方へ流れ込みにくくなって、吸気口9から機械室5内に吸入されることのないようにできるので、放熱部品に対する冷却効果がその暖気で不足することのないようにできる。
[第5の実施形態]
図10及び図11に示す第5の実施形態においては、前述の、吸気口10及び排気口12を機械室5の側面部に設けた条件のもとに、それら吸気口10及び排気口12に対する側面カバー51,52を、機械室の背面に対する背面カバー53(第1の実施形態の下カバー4に相当する)と一体に形成している。
具体的には、側面カバー51は吸気口10を覆ってその周辺の機械室5の右側面部に添い、側面カバー52は排気口12を覆ってその周辺の機械室5の左側面部に添うもので、背面カバー53は吸気口11及び排気口13,14を覆ってその周辺の機械室5の背面部に添うものであり、これらを例えば鉄板により一体に形成している。
又、この場合、側面カバー51には、第1の実施形態のルーバ15と同様のルーバ54を形成しており、側面カバー52には、第1の実施形態のルーバ15相当のルーバ55を形成していて、その関係上、吸気口10及び排気口12は、第1の実施形態の複数の横長細孔に代わり、それらの総面積相当以上の一つの矩形の開口で形成している。
このように吸気口10及び排気口12に対する側面カバー51,52を、機械室の背面に対する背面カバー53と一体に形成することにより、部品点数を少なく済ませることができる。
[第6の実施形態]
図12及び図13に示す第6の実施形態においては、前述の、吸気口10及び排気口12を機械室5の側面部に設けた条件のもとに、それら吸気口10及び排気口12に対する側面カバー61,62を、機械室の背面に対する背面カバー63(第1の実施形態の下カバー4に相当する)と別材質で具えると共に、それら側面カバー61,62と背面カバー63とを結合し、そして、背面カバー53を機械室5の背面部に固着することで、側面カバー61,62の固定も同時に行うようにしている。
具体的には、この場合、側面カバー61,62の材質はプラスチックであり、背面カバー63の材質は鉄板で、それらを例えば図示しないねじで結合し、機械室5の背面部に対する背面カバー53の固着も図示しないねじで行っている。
又、この場合も、側面カバー61には、第1の実施形態のルーバ15と同様のルーバ64を形成しており、側面カバー62には、第1の実施形態のルーバ15相当のルーバ65を形成していて、その関係上、吸気口10及び排気口12は、第1の実施形態の複数の横長細孔に代わり、それらの総面積相当以上の一つの矩形の開口で形成している。
このようにすることにより、例えば強度に劣る材質(プラスチック)の側面カバー61,62の固定を該側面カバー61,62で行うことを避け、強度に勝る材質(鉄板)の背面カバー63の、機械室5の背面部に対する固着で、側面カバー61,62の固定も同時に行うことができるので、側面カバー61,62の固定についての補強等を必要とすることなく、それら両カバー61,62,63の固定が適切にできる。
[第7の実施形態]
図14に示す第7の実施形態においては、前述の、機械室5を庫本体1の後下部に具え、吸気口9を機械室5の底面部に設けると共に、機械室の側面部の排気口12からの空気の排出を下方へ行う条件のもとに、排気口12に対する側面カバー71を冷蔵庫設置箇所の床面F近傍まで到達する寸法で設けることにより、排気口12から排出される空気の、吸気口9側への流れ込みを阻止するようにしている。なお、側面カバー71の前後方向の長さは機械室5の奥行以上としている。
このようにしても、機械室5内の放熱部品に対する冷却効果が暖気である排出空気で不足することのないようにできる。
なお、この場合も、側面カバー71には、第1の実施形態のルーバ15相当のルーバ72を形成しており、その関係上、排気口12は、第1の実施形態の複数の横長細孔に代わり、それらの総面積相当以上の一つの矩形の開口で形成している。
又、この場合の側面カバー71は単体のものであるが、第5の実施形態の側面カバー52又は第6の実施形態の側面カバー62でそれとなすものであっても良い。
[第8の実施形態]
図15に示す第8の実施形態においては、機械室5におけるコンデンサ7とファン8の位置を変更している。具体的には、コンデンサ7を吸気口10に向けて配置し、ファン8をコンデンサ7より更に吸気口10側に配置している。すなわち、この場合には、吸気口10が、ファン8が生成する風の上流側に位置するようにしている。
このようにすることにより、吸気口10,11からは、第1の実施形態のようなガイドを要することなく吸気でき、吸気口9からも同様に吸気できる。
以上説明した冷蔵庫は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
そのほか、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は庫本体、5は機械室、6はコンプレッサ、7はコンデンサ、8はファン、9は吸気口、12は排気口、15,21はルーバ、31は斜面部、41は防風壁、51,52は側面カバー、53は背面カバー、61,62は側面カバー、63は背面カバー、71は側面カバーを示す。

Claims (8)

  1. 庫本体に機械室を具え、
    この機械室に、冷凍サイクルにおけるコンプレッサやコンデンサ等の放熱部品と、この放熱部品の冷却を行うファンを配設し、
    前記機械室の、前記ファンが生成する風の上流側に吸気口を設け、
    前記機械室の側面部に排気口を設けた冷蔵庫において、
    前記機械室側面部の排気口部分にルーバを、前記庫本体の側方に放熱のための空間を確保すると共に、前記排気口から排出された空気の通路を確保するに必要な寸法、突出させて設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記機械室が前記庫本体の後下部に具えられると共に、
    前記吸気口が前記機械室の底面部に設けられ、
    前記機械室の側面部の排気口からの空気の排出を、前方及び後方の少なくともいずれか一方へ行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記機械室が前記庫本体の後下部に具えられ、
    前記機械室の側面部の排気口からの空気の排出を後方へ行うようにし、且つ前記庫本体が背面を冷蔵庫設置箇所の壁に密接させて設置可能なもので、
    前記庫本体の背面部側方のコーナー部に、前記排気口から排出された空気の通路を確保するための斜面部を形成したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 前記機械室が前記庫本体の後下部に具えられると共に、
    前記吸気口が前記機械室の底面部に設けられ、
    前記機械室の側面部の排気口からの空気の排出を下方へ行うようにしたもので、
    その排出空気の、前記吸気口側への流れ込みを阻止する防風壁を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  5. 前記吸気口が前記機械室の複数の面部に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  6. 前記吸気口及び前記排気口が前記機械室の側面部に設けられたもので、
    前記吸気口及び前記排気口に対する側面カバーを、前記機械室の背面に対する背面カバーと一体に形成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  7. 前記吸気口及び前記排気口が前記機械室の側面部に設けられたもので、
    前記吸気口及び前記排気口に対する側面カバーと、前記機械室の背面に対する背面カバーとを別材質で具えると共に、
    それら側面カバー及び背面カバーを結合し、
    その背面カバーを前記機械室の背面部に固着することで、前記側面カバーの固定も同時に行うようにしたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  8. 前記機械室が前記庫本体の後下部に具えられると共に、
    前記吸気口が前記機械室の底面部に設けられ、
    前記機械室の側面部の排気口からの空気の排出を下方へ行うようにしたもので、
    前記排気口に対する側面カバーを冷蔵庫設置箇所の床面近傍まで到達する寸法で設けることにより、排出空気の、前記吸気口側への流れ込みを阻止するようにしたことを特徴とする請求項1、5、6、7のいずれか一項記載の冷蔵庫。
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