JP2014236432A - 色調整システム、色調整方法、および色調整プログラム - Google Patents

色調整システム、色調整方法、および色調整プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】混色について色調整が必要かどうか効率良く判断できる色調整システム、色調整方法、および色調整プログラムを提供する。【解決手段】色調整システム1は、印刷用の画像形成材料に用いられる単色を、濃度の異なる複数の単色パッチにより表現する単色チャートと、異なる複数の単色が所定の比率で重ね合わされた混色を、濃度の異なる複数の混色パッチにより表現する混色チャートと、を印刷して色調整を実行する。単色チャートの測色結果に基づき、単色について濃度を調整するための単色用データを作成する単色用データ作成部と、単色用データ作成部により作成された単色用データを単色チャートに適用すると共に、単色用データおよび既存の混色用データを混色チャートに適用して、一枚の用紙に単色チャートおよび混色チャートを印刷する印刷部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、色調整システム、色調整方法、および色調整プログラムに関する。
プリンターや複写機等の画像形成装置では、使用環境の変化や部品等の経時的な劣化により、出力画質が意図した画質と異なって印刷出力されてしまうことがある。そこで、意図どおりの印刷出力となるように、適宜、色調整が行われる。
色調整の一種である濃度補正やカラー(グレー)バランス補正では、数々の色パッチで構成されているチャートを印刷し、目視や測色器を用いた測色の結果に基づいて補正する。
たとえば、特許文献1では、以下の(1)〜(4)の処理を実行して色調整を行うことが開示されている。
(1) シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の単色について濃度補正するための単色用チャートを印刷して、濃度補正の規則を定めた単色補正用データを作成する。
(2) 作成した単色補正用データを使用して、先に印刷した単色用チャートと、単色を所定の比率で混ぜ合わせた混色について補正(カラーバランス補正)するための混色用チャートと、を一枚の用紙に印刷する。
(3) 上記(2)の印刷結果に基づき、混色についての補正の規則を定めた混色補正用データを作成する。
(4) 作成した混色補正用データを使用して、先に印刷した混色用チャートを印刷する。
上記(2)の処理が実行されることにより、ユーザーは、単色について適切に印刷出力されているのか確認できる。また、上記(3)、(4)の処理が実行されることにより、混色についても適切に印刷出力されているのか確認できる。
特開平10−322562号公報
しかし、特許文献1には、上記(2)の処理において、同一の単色補正用データを使用して単色用チャートと混色用チャートの両チャートを印刷することしか開示されていない。そのため、上記(2)の処理において印刷された混色用チャートをみても、混色について色調整が必要かどうかユーザーは判断できない。言い換えれば、混色について色調整が必要かどうかは、上記(3)、(4)の処理を実行してからでなければ判断できない。
したがって、混色についての色調整は不要であるにも関わらず、上記(3)、(4)の処理を実行してしまう、という問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、混色について色調整が必要かどうか効率良く判断できる色調整システム、色調整方法、および色調整プログラムを提供することを目的とする。
(1)印刷用の画像形成材料に用いられる単色を、濃度の異なる複数の単色パッチにより表現する単色チャートと、異なる複数の前記単色が所定の比率で重ね合わされた混色を、濃度の異なる複数の混色パッチにより表現する混色チャートと、を印刷して色調整を実行する色調整システムであって、前記混色について色および濃度を調整するための混色用データを記憶する記憶部と、前記単色チャートを印刷する第1印刷部と、印刷された前記単色チャートにおける前記単色パッチの測色結果に基づき、前記単色について濃度を調整するための単色用データを作成する単色用データ作成部と、前記単色用データ作成部により作成された単色用データを前記単色チャートに適用すると共に、前記単色用データおよび既存の前記混色用データを前記混色チャートに適用して、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷する第2印刷部と、を備える色調整システム。
(2)前記第2印刷部により印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づいて、色および濃度にかかる調整精度を算出する精度算出部と、前記精度算出部により算出された前記調整精度を表示する表示部と、をさらに備える上記(1)に記載の色調整システム。
(3)前記単色用データ作成部により作成された前記単色用データを前記混色チャートに適用して、前記混色チャートを印刷する第3印刷部と、前記第3印刷部により印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づき、前記混色について色および濃度を調整するための混色用データを作成する混色用データ作成部と、前記混色用データ作成部により作成された混色用データにより、前記記憶部に記憶されている混色用データを更新する更新部と、をさらに備える上記(2)に記載の色調整システム。
(4)前記単色チャートおよび前記混色チャートには異なる属性情報が割り当てられており、前記第2印刷部は、前記属性情報に応じて、前記単色用データを適用するか、前記単色用データおよび前記混色用データの両データを適用するか決定する上記(1)〜(3)のいずれかに記載の色調整システム。
(5)前記第2印刷部は、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷する際に、予め用意された複数種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートの中からそれぞれ一種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートを選択して印刷する上記(1)〜(4)のいずれかに記載の色調整システム。
(6)印刷用の画像形成材料に用いられる単色を、濃度の異なる複数の単色パッチにより表現する単色チャートと、異なる複数の前記単色が所定の比率で重ね合わされた混色を、濃度の異なる複数の混色パッチにより表現する混色チャートと、を印刷して色調整を行う色調整方法であって、(a)前記単色チャートを印刷するステップと、(b)印刷された前記単色チャートにおける前記単色パッチの測色結果に基づき、前記単色について濃度を調整するための単色用データを作成するステップと、(c)前記ステップ(b)において作成された単色用データを前記単色チャートに適用すると共に、前記単色用データおよび前記混色について色および濃度を調整するための既存の混色用データを前記混色チャートに適用して、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷するステップと、を行う色調整方法。
(7)(d)前記ステップ(c)において印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づいて、色および濃度にかかる調整精度を算出するステップと、(e)前記ステップ(d)において算出された前記調整精度を表示するステップと、をさらに行う上記(6)に記載の色調整方法。
(8)(f)前記ステップ(b)において作成された前記単色用データを前記混色チャートに適用して、前記混色チャートを印刷するステップと、
(g)前記ステップ(f)において印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づき、前記混色について色および濃度を調整するための混色用データを作成するステップと、(h)前記ステップ(g)において作成された混色用データにより、既存の前記混色用データを更新するステップと、をさらに行う上記(7)に記載の色調整方法。
(9)前記単色チャートおよび前記混色チャートには異なる属性情報が割り当てられており、前記ステップ(c)は、前記属性情報に応じて、前記単色用データを適用するか、前記単色用データおよび前記混色用データの両データを適用するか決定する上記(6)〜(8)のいずれかに記載の色調整方法。
(10)前記ステップ(c)は、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷する際に、予め用意された複数種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートの中からそれぞれ一種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートを選択して印刷する上記(6)〜(9)のいずれかに記載の色調整方法。
(11)コンピューターに、印刷用の画像形成材料に用いられる単色を、濃度の異なる複数の単色パッチにより表現する単色チャートと、異なる複数の前記単色が所定の比率で重ね合わされた混色を、濃度の異なる複数の混色パッチにより表現する混色チャートと、を印刷させることにより色調整を実行させる色調整プログラムであって、(a)前記単色チャートを印刷するステップと、(b)印刷された前記単色チャートにおける前記単色パッチの測色結果に基づき、前記単色について濃度を調整するための単色用データを作成するステップと、(c)前記ステップ(b)において作成された単色用データを前記単色チャートに適用すると共に、前記単色用データおよび前記混色について色および濃度を調整するための既存の混色用データを前記混色チャートに適用して、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷するステップと、を前記コンピューターに実行させる色調整プログラム。
(12)(d)前記ステップ(c)において印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づいて、色および濃度にかかる調整精度を算出するステップと、(e)前記ステップ(d)において算出された前記調整精度を表示するステップと、を前記コンピューターにさらに実行させる上記(11)に記載の色調整プログラム。
(13)(f)前記ステップ(b)において作成された前記単色用データを前記混色チャートに適用して、前記混色チャートを印刷するステップと、(g)前記ステップ(f)において印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づき、前記混色について色および濃度を調整するための混色用データを作成するステップと、(h)前記ステップ(g)において作成された混色用データにより、既存の前記混色用データを更新するステップと、を前記コンピューターにさらに実行させる上記(12)に記載の色調整プログラム。
(14)前記単色チャートおよび前記混色チャートには異なる属性情報が割り当てられており、前記ステップ(c)は、前記属性情報に応じて、前記単色用データを適用するか、前記単色用データおよび前記混色用データの両データを適用するか決定する上記(11)〜(13)のいずれかに記載の色調整プログラム。
(15)前記ステップ(c)は、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷する際に、予め用意された複数種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートの中からそれぞれ一種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートを選択して印刷する上記(11)〜(14)のいずれかに記載の色調整プログラム。
本発明によれば、単色用チャートと混色用チャートにそれぞれ異なる補正用データを適用して、両チャートを一枚の用紙に印刷している。そのため、この印刷結果をみれば、単色についての補正が適切であったか確認できると共に、混色について補正が必要かどうかも判断できる。そして、混色について色調整が必要なければ、その後、混色チャートを作成しなくてもよい。そのため、不要な印刷や色調整が実施されなくなり、効率良く色調整できる。
上記した以外の課題、構成、および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
色調整システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 色調整システムの機能構成を示すブロック図である。 単色チャートの印刷結果を示す図である。 混色チャートの印刷結果を示す図である。 単色チャートおよび混色チャートの印刷結果を示す図である。 色変換処理を具体的に説明するための図である。 色調整処理の手順を示すフローチャートである。 基本画面の表示例を示す図である。 単色調整処理の手順を示すフローチャートである。 確認処理の手順を示すフローチャートである。 結果画面の表示例を示す図である。 色調整すべきかどうか判断するために用いる閾値の例を示す図である。 混色調整処理の手順を示すフローチャートである。 単色チャートおよび混色チャートの変形例を示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本実施形態にかかる色調整システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。以下、図1を参照して、色調整システム1の概略構成、特にハードウェア構成について説明する。
<色調整システム1>
図1に示されるとおり、色調整システム1は、クライアント装置10と、プリンターコントローラー20と、プリンター30と、を備えている。
クライアント装置10とプリンターコントローラー20は、コンピューターネットワーク(以下では単に「ネットワーク5」という)を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク5は、イーサネット(登録商標)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、トークンリング等の規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)等からなる。
また、プリンターコントローラー20とプリンター30は、それぞれ、たとえば、IEEE1394シリアルバス、USB(Universal Serial Bus)等のインターフェース用バスを介して接続されている。ただし、プリンターコントローラー20とプリンター30をネットワーク5を介して接続させてもよい。また、プリンターコントローラー20をプリンター30の筐体内に収め、プリンターコントローラー20とプリンター30を一体化させてもよい。
なお、ネットワーク5に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。
<クライアント装置10(ハードウェア構成)>
次に、クライアント装置10のハードウェア構成について説明する。
クライアント装置10は、印刷ジョブを生成する装置であり、一般的なコンピューターである。たとえば、クライアント装置10には、図1に示されるようなデスクトップ型のPC(パーソナルコンピューター)が用いられてもよいし、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話、等の携帯端末が用いられてもよい。
また、クライアント装置10は、プリンターコントローラー20で実施されるRIP処理(ラスタライズ処理)、特に印刷ジョブに含まれる印刷対象データについての色調整(濃度補正、カラーバランス補正を含む)を、遠隔操作によって指示できる。
ここで、印刷対象データは、たとえば、プリンターコントローラー20が解釈可能なページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたPDLデータでよい。また、印刷ジョブには、印刷対象データの他に、部数、用紙サイズ、片面/両面、モノクロ/カラー等に関する基本的な設定情報が含まれている。
以上のようなクライアント装置10は、図1に示されるとおり、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリー12と、ストレージ13と、ネットワークインターフェース(I/F)14と、入出力装置15と、を有し、これらは信号をやり取りするためのバスを介して相互に接続されている。
CPU11は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマルチコアのプロセッサ等から構成される制御回路であり、クライアント装置10の各機能は、それに対応するプログラムをCPU11が実行することにより発揮される。
メモリー12は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速アクセス可能な主記憶装置である。メモリー12には、たとえば、DRAM(Dymamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous Dymamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等が採用される。
ストレージ13は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを格納する大容量の補助記憶装置である。ストレージ13には、たとえば、フラッシュメモリー、ソリッドステートドライブ、ハードディスク、ROM(Read Only Memory)等が採用される。
ネットワークI/F14は、ネットワーク5を介し他の機器(たとえば、プリンターコントローラー20)と通信するためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、Wi−Fi、FDDI、トークンリング等の規格が用いられる。
入出力装置15は、たとえば、キーボードやマウス等の入力装置や、液晶ディスプレイ等の出力装置である。
<プリンターコントローラー20(ハードウェア構成)>
次に、プリンターコントローラー20ハードウェア構成について説明する。
プリンターコントローラー20は、クライアント装置10から転送された印刷ジョブに含まれる印刷対象データに対してRIP処理を実施する装置である。RIP処理によりプリンター30において印刷可能な画像データ(ラスターデータ)が生成される。プリンターコントローラー20は、生成した画像データをプリンター30に転送して印刷させる。
また、プリンターコントローラー20は、クライアント装置10からの指示に基づいて印刷対象データに対して色調整を実施することも可能である。
プリンターコントローラー20は、一般的なコンピューターであり、たとえば、図1に示されるようなデスクトップ型のPC(パーソナルコンピューター)が用いられてもよい。
以上のようなプリンターコントローラー20は、図1に示されるとおり、CPU21と、メモリー22と、ストレージ23と、ネットワークインターフェース(I/F)24と、プリンターインターフェース(I/F)25と、入出力装置26と、を有し、これらは信号をやり取りするためのバスを介して相互に接続されている。
CPU21は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマルチコアのプロセッサ等から構成される制御回路であり、プリンターコントローラー20の各機能は、それに対応するプログラムをCPU21が実行することにより発揮される。
メモリー22は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速アクセス可能な主記憶装置である。メモリー22には、たとえば、DRAM、SDRAM、SRAM、等が採用される。
ストレージ23は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを格納する大容量の補助記憶装置である。ストレージ23には、たとえば、フラッシュメモリー、ソリッドステートドライブ、ハードディスク、ROM、等が採用される。
ネットワークI/F24は、ネットワーク5を介し他の機器(たとえば、クライアント装置10)と通信するためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、Wi−Fi、FDDI、トークンリング等の規格が用いられる。
プリンターI/F25は、プリンター30と通信するためのインターフェース(VIF:Video Interface)であり、RIP済みの画像データ(ラスターデータ)を、順次、プリンター30へ転送する。なお、RS−232(Recommended Standard 232)C、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)等のシリアルインターフェース、IEEE1284等のパラレルインターフェース、独自規格によるインターフェースを、VIFの代わりに適宜用いることも可能である。
入出力装置26は、たとえば、キーボードやマウス等の入力装置や、液晶ディスプレイ等の出力装置である。
<プリンター30(ハードウェア構成)>
次に、プリンター30のハードウェア構成について説明する。
プリンター30は、少なくとも印刷機能を有し、プリンターコントローラー20から送信された画像データ(ラスターデータ)を印刷するために使用される。もちろん、プリンター30は、印刷機能に加え、さらに、コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を有するMFP(Multi−Function Peripheral)であってもよい。
また、プリンター30は、印刷結果に対して測色可能であり、必要に応じて測色結果をプリンターコントローラー20へ送信できる。
以上のようなプリンター30は、図1に示されるとおり、CPU31と、メモリー32と、ストレージ33と、コントローラーインターフェース(I/F)34と、印刷エンジン35と、操作パネル36と、測色器37と、を有し、これらは信号をやり取りするためのバスを介して相互に接続されている。
CPU31は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路である。プリンター30の各機能は、対応するプログラムをCPU31が実行することにより実現される。
メモリー32は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速アクセス可能な主記憶装置である。メモリー32には、たとえば、DRAM、SDRAM、SRAM等が採用される。
ストレージ33は、ファームウェアを含む各種プログラムや各種データを格納する大容量の補助記憶装置である。ストレージ33には、たとえば、フラッシュメモリー、ROM、ソリッドステートドライブ、ハードディスク等が採用される。
コントローラーI/F34は、プリンターコントローラー20と通信するためのインターフェース(VIF:Video Interface)である。もちろん、RS−232C、IEEE1394、USB等のシリアルインターフェース、IEEE1284等のパラレルインターフェース、独自規格によるインターフェースを、VIFの代わりに適宜適用することも可能である。
印刷エンジン35は、プリンターコントローラー20から出力された画像データ(ラスターデータ)を印刷する。たとえば、印刷エンジン35は、トナーを充填したカートリッジ、感光体ドラム、レーザー光照射機構、紙送り機構、給排紙機構等を備え、トナーを印刷用紙等の印刷媒体に転写することで印刷を行うレーザー方式のユニットである。
操作パネル36は、タッチパネルを有し、印刷ジョブの進行状況やエラーの発生状況を表示すると共に、種々の操作(入力)が可能となるように構成されている。
測色器37は、プリンターコントローラー20から送信された画像データ(ラスターデータ)についての印刷結果(印刷物)を測色し、その測色結果をクライアント装置10に提供する。たとえば、測色器37は、印刷物が排紙トレイへと搬送される搬送経路の途中に配置されたインラインセンサーを用いて測色を行う。なお、インラインセンサーは、印刷物の幅全体を測色可能とする。また、測色は、光源(ランプ)から光を発して印刷物上を一様に照明し、その反射光を、受光レンズを介して受光器に結像させることで行われる。
以上のようなハードウェア構成を有するクライアント装置10、プリンターコントローラー20、およびプリンター30は、それぞれ、以下の機能構成を有する。
図2は、本実施形態にかかる色調整システム1の機能構成の一例を示す図である。図3は、後述する単色チャートが1枚の用紙に印刷されたときの印刷結果の例を示す図である。図4は、後述する混色チャートが1枚の用紙に印刷されたときの印刷結果の例を示す図である。図5は、単色チャートおよび混色チャートが共に1枚の用紙に印刷されたときの印刷結果を示す図である。図6は、後述する色変換処理を具体的に説明するための図である。
<クライアント装置10(機能構成)>
まず、クライアント装置10の機能構成について説明する。
図2に示されるとおり、クライアント装置10は、機能構成として、OS(オペレーティングシステム)部41と、アプリケーション部42と、ドライバー部43と、色調整指示部44と、記憶部45と、表示部46と、を有する。
OS部41は、クライアント装置10のシステム管理と、基本的なユーザー操作環境を提供する、いわゆるコンピューターの基本ソフトウェアである。
アプリケーション部42は、クライアント装置10にインストールされた、原稿データを作成する一般的なプログラムに従って動作する。たとえば、文書を作成するためのプログラム、図形を描画するためのプログラム、画像を編集するためのプログラムなどに従って原稿データを作成する。
ドライバー部43は、クライアント装置10を、プリンターコントローラー20のクライアントとして機能させるソフトウェアである。具体的には、ドライバー部43は、原稿データを読み込んで、プリンターコントローラー20が解釈可能な印刷対象データ(たとえばPDLデータ)に変換し、印刷ジョブとしてプリンターコントローラー20に送信する。
色調整指示部44は、プリンターコントローラー20で実施されるRIP処理、特に色調整にかかる指示が可能なGUI(Graphical User Interface)を提供する。ここで、本実施形態の色調整には、印刷用の画像形成材料(インク、トナー等)に用いられる色、たとえば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)といった単色についての濃度を調整する濃度補正が含まれる。また、異なる複数の単色が所定の比率で重ね合わされた混色についての色および濃度を調整するカラーバランス補正も含まれる。そして、色調整指示部44は、GUIを用いて入力された指示内容をプリンターコントローラー20に対して出力する。
記憶部45は、各単色について濃度が異なる複数のパッチ(以下「単色パッチ」と称する)を並べた単色チャートと、少なくとも1色以上の混色について濃度の異なる複数のパッチ(以下「混色パッチ」と称する)を並べた混色チャートと、を記憶する。
図3に示される例のように、単色チャート71には、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各単色について濃度を異ならせた21×4個の単色パッチが設けられる。また、図4に示される例のように、混色チャート72には、グレー色(たとえば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の単色を1:1:1の比率で重ね合わせた色)について濃度を異なせた21個の混色パッチが設けられる。また、詳細については後述するが、図5に示される例のように、単色チャート71および混色チャート72が共に1枚の用紙に印刷される場合もある。
また、図2の表示部46は、色調整指示部44によって提供されるGUIを表示する。
なお、OS部41、アプリケーション部42、ドライバー部43、色調整指示部44は、CPU11が、ストレージ13にインストールされているOSやプログラムをメモリー42に読み出して実行することにより実現される。また、記憶部45は、ストレージ13やメモリー12によって実現され、表示部46は、ディスプレイ等の出力装置によって実現される。
<プリンターコントローラー20(機能構成)>
次に、プリンターコントローラー20の機能構成について説明する。
図2に示されるとおり、プリンターコントローラー20は、機能構成として、受信部51と、RIP処理部52と、色調整部53と、印刷指示部54と、記憶部55と、表示部56と、を有する。
受信部51は、クライアント装置10から送信された印刷ジョブを、ネットワーク5を介して受信する。
RIP処理部52は、受信した印刷ジョブに含まれる印刷対象データに対してRIP処理を実行して、ビットマップ形式の画像データ(ラスターデータ)を生成する。本実施形態のRIP処理部52が実行するRIP処理には、言語解析処理、色変換処理、スクリーン処理等が含まれる。
言語解析処理では、RIP処理部52は、印刷ジョブに含まれる印刷対象データ(たとえば、PDLデータ)を解釈してDisplayListとよばれる中間データに変換する。なお、中間データは、メモリー22等に記憶される。また、中間データは、オブジェクトごとに生成されてもよいし、バンド単位で生成されてもよい。
また、色変換処理では、RIP処理部52は、言語解析処理によって生成された中間データの色(たとえば、CMYK)を、出力用の色(たとえば、C’M’Y’K’)に変換する。
色変換処理では、図6に示すとおり、RIP処理部52は、単色についての濃度を調整する濃度補正(「単色補正」ともいう)と、混色についての色および濃度を調整するカラーバランス補正(「混色補正」ともいう)と、の少なくともいずれかの補正を行う。
単色補正では、図6の上図に示すように、単色ごとに濃度が調整される。具体的には、RIP処理部52は、言語解析処理によって生成された中間データに含まれる各単色の濃度値(入力値:CMYK)に対して単色補正用データを適用して、新たな濃度値(出力値:C’M’Y’K’)に変換する。単色補正用データには、たとえば、入力する単色の濃度値(入力値)と、出力する単色の濃度値(出力値)と、を対応付けたテーブル(1次元ルックアップテーブル等)が用いられる。
混色補正では、図6の下図に示すように、少なくとも2色以上の単色が所定の比率で重ね合わされた特定の混色について、色および濃度が調整される。つまり、RIP処理部52は、中間データに含まれる各混色について、その混色を構成する単色の比率および濃度を変換する。具体的には、RIP処理部52は、中間データに含まれる特定の混色を構成する2色以上の単色それぞれの濃度値(入力値:CMYK)に対して単色補正用データおよび混色補正用データを適用して、出力用の濃度値(出力値:C’M’Y’K’)に変換する。混色補正用データには、たとえば、入力する混色を構成する単色それぞれの濃度値の組み合わせ(入力値)と、出力する混色を構成する単色それぞれの濃度値の組み合わせ(出力値)と、を対応付けたテーブル(多次元ルックアップテーブル等)が用いられる。
また、スクリーン処理では、RIP処理部52は、色変換された中間データを2値化する。このスクリーン処理によって1ページ分のラスターデータが生成され、メモリー22のフレームメモリー等に展開される。
色調整部53は、クライアント装置10からの指示に従って、プリンター30での印刷にかかる色調整(「キャリブレーション」ともいう)を行う。たとえば、色調整部53は、単色チャート71や混色チャート72がプリンター30で印刷されたときの測色結果に基づいて、上記の単色補正用データや混色補正用データを調整(修正、作成を含む)する。
印刷指示部54は、RIP処理部52によって生成された画像データ(ラスターデータ)を、プリンター30に印刷させる指示を出力する。具体的には、印刷指示部54は、受信した印刷ジョブに含まれる基本的な設定情報に基づいて印刷コマンドを生成し、画像データと共にプリンター30へ送信する。
記憶部55は、色変換処理に用いられる単色補正用データおよび混色補正用データなどを記憶する。
表示部56は、プリンターコントローラー20での作業に必要な画面を表示する。また、表示部56は、クライアント装置10の表示部46が表示している画面と同様の画面を表示してもよい。
なお、受信部51は、ネットワークI/F24によって実現される。また、RIP処理部52、色調整部53、印刷指示部54は、CPU21が、ストレージ23にインストールされているプログラムをメモリー22に読み出して実行することやプリンターI/F25によって実現される。もちろん、これに限らず、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現されてもよい。また、記憶部55は、ストレージ23やメモリー22によって実現され、表示部56は、ディスプレイ等の出力装置によって実現される。
<プリンター30(機能構成)>
次に、プリンター30の機能構成について説明する。
図2に示されるとおり、プリンター30は、機能構成として、受信部61と、印刷制御部62と、測色制御部63と、表示部64と、を有する。
受信部61は、プリンターコントローラー20から送信された印刷コマンドおよび画像データ(ラスターデータ)を受信する。
印刷制御部62は、プリンターコントローラー20から送信された画像データ(ラスターデータ)を印刷する。具体的には、印刷制御部62は、画像データと共に受信した印刷コマンドに従って、印刷エンジン35や印字ヘッド(不図示)を制御し、印字処理を実行する。
測色制御部63は、測色の制御を行う。具体的には、測色制御部63は、測色器37などを制御して、印刷エンジン35による印刷によって生成された印刷結果(印刷物)に対して測色を行わせる。
表示部64は、印刷の進行状況やエラーの発生状況を表示する。
なお、受信部61は、コントローラーI/F34により実現される。印刷制御部62および測色制御部63は、CPU31が、ストレージ33にインストールされているプログラムをメモリー32に読み出して実行することにより実現される。もちろん、これに限らず、ASIC等のハードウェアにより実現されてもよい。また、表示部64は、タッチパネル等の操作パネル36によって実現される。
<色調整システム1の動作>
次に、色調整システム1の特徴的な動作について説明する。
図7は、色調整システム1において実行される色調整処理の手順を示すフローチャートである。図8は、色調整に関してユーザーが指示を行うための基本画面の表示例を示す図である。図9は、色調整処理のステップS102において実行される単色調整処理の手順を示すフローチャートである。図10は、色調整処理のステップS104において実行される確認処理の手順を示すフローチャートである。図11は、色調整の結果画面の表示例を示す図である。図12は、色調整すべきかどうか判断するために用いる閾値の例を示す図である。図13は、色調整処理のステップS107において実行される混色調整処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図7〜図13を参照して、色調整処理(単色調整処理S102、確認処理S104、混色調整処理S107を含む)の手順について説明する。
<色調整処理>
まず、色調整処理(図7)について説明する。
たとえば、クライアント装置10は、アプリケーション部42により作成された原稿データを印刷する際に、印刷設定を開始する指示を受け付けると、ドライバー部43として機能して、図7に示す色調整処理を開始する。また、原稿データを印刷しない場合でも、色調整処理を開始するためのアイコンが操作されることにより、色調整処理を開始してもよい。なお、印刷設定を開始する指示やアイコンの操作は、たとえば、ユーザーがキーボードやマウス等の入力装置(入出力装置15)を操作することによって行われる。
本フローチャートが開始されると、クライアント装置10は、色調整が行えるように、表示部46として機能し、色調整の基本画面120をディスプレイ等の出力装置(入出力装置15)に表示する。
たとえば、基本画面120には、図8に示されるとおり、色調整の開始を指示するためのキャリブレーション実行ボタン121と、色調整の実行時に単色チャート71を印刷させるための単色チェックボックス122と、色調整の実行時に混色チャート72を印刷させるための混色チェックボックス123と、色調整の精度測定を指示するための精度測定ボタン124と、色調整の終了を指示するための終了ボタン125と、が少なくとも設けられている。
基本画面120が表示されている間、クライアント装置10は、色調整を開始する指示がなされたか否か判別する(ステップS101)。具体的には、クライアント装置10は、色調整指示部44として機能し、基本画面120上のキャリブレーション実行ボタン121が操作されたか否か判別する。
クライアント装置10は、キャリブレーション実行ボタン121が操作されない場合(ステップS101:No)、色調整を開始する指示はなされていないと判断し、キャリブレーション実行ボタン121が操作されるまで待機する。なお、図には示していないが、混色チェックボックス123にチェックが入れられた状態でキャリブレーション実行ボタン121が操作された場合には、ステップS102〜S106の処理を省略して、ステップS107に進めてもよい。
一方、クライアント装置10は、単色チェックボックス122にチェックが入れられた状態でキャリブレーション実行ボタン121が操作された場合には(ステップS101:Yes)、単色の調整を行うための単色調整処理を開始する指示がなされたと判断して、図9に示す単色調整処理(ステップS102)に進める。
<単色調整処理S102>
単色調整処理が開始されると、クライアント装置10は、単色チャート71を出力する指示をプリンターコントローラー20へ送信する(ステップS201)。具体的には、クライアント装置10は、ドライバー部43として機能し、単色チャート71を記憶部45から読み出して、プリンターコントローラー20が解釈可能なPDLデータに変換する。そして、印刷ジョブとしてプリンターコントローラー20に送信する。
このとき、プリンターコントローラー20は、受信部51として機能してクライアント装置10から送信された印刷ジョブを受信すると、単色チャート71の印刷を行うために必要な処理を行う。具体的には、プリンターコントローラー20は、RIP処理部52として機能し、受信した印刷ジョブに含まれる単色チャート71に対してRIP処理を実行してビットマップ形式のラスターデータを生成する。RIP処理には、上述したとおり、言語解析処理、色変換処理、スクリーン処理等が含まれており、ここでの色変換処理では、記憶部55に記憶されている最新の単色補正用データを適用して単色補正を行う。
RIP処理が完了すると、プリンターコントローラー20は、印刷指示部54として機能し、RIP処理により生成されたラスターデータをプリンター30へ送信する。そして、プリンター30は、受信部61として機能してラスターデータを受信すると、印刷制御部62として印刷エンジン35を制御して、図3に示す例のような単色チャート71を1枚の用紙に印刷して出力する。
また、クライアント装置10は、ステップS201において単色チャート71の出力指示を送信後、印刷結果(印刷物)に対する測色の指示も送信する(ステップS202)。具体的には、クライアント装置10は、ドライバー部43として機能し、測色を指示するためのデータをプリンターコントローラー20に送信する。
このとき、プリンターコントローラー20は、受信部51として機能してクライアント装置10からの測色の指示を受け付けると、印刷指示部54として機能し、単色チャート71の印刷結果(印刷物)について測色するためのコマンドをプリンター30へ送信する。そして、プリンター30は、受信部61として機能して測色のためのコマンドを受信すると、測色制御部63として測色器37を制御して、単色チャート71の測色を行う。測色が完了すると、プリンター30は、単色チャート71の測色結果を、プリンターコントローラー20へ送信する。
プリンターコントローラー20は、単色チャート71の測色結果を受信すると、受信した測色結果に基づいて単色について色調整を行う(ステップS203)。具体的には、プリンターコントローラー20は、色調整部53として機能して、単色チャート71に含まれる各単色パッチを印刷したときの濃度が目標値に近づくように単色補正用データを修正する。なお、ステップS203において行われる色調整を、以下では「単色キャリブレーション」と称する。
S203の単色キャリブレーションが終了すると、プリンターコントローラー20は、単色調整処理S102を終了する。
以上の単色調整処理S102が色調整システム1で実行されることにより、単色について色調整を行うことができる。
そして、単色調整処理S102が終了すると、クライアント装置10は、図7に示すように処理をステップS103に進め、単色調整処理S102の結果を確認する指示がなされたか否か判別する(ステップS103)。具体的には、クライアント装置10は、色調整指示部44として機能し、基本画面120上の精度測定ボタン124が操作されたか否か判別する。
クライアント装置10は、精度測定ボタン124が操作されない場合(ステップS103:No)、単色調整処理S102の結果を確認する指示はなされていないと判断し、本フローチャートを終了する。
一方、クライアント装置10は、精度測定ボタン124が操作された場合には(ステップS103:Yes)、単色調整処理S102の結果を確認するための確認処理を開始する指示がなされたと判断して、図10に示す確認処理(ステップS104)に進める。
<確認処理S104>
確認処理が開始されると、クライアント装置10は、単色チャート71および混色チャート72を出力する指示をプリンターコントローラー20へ送信する(ステップS301)。具体的には、クライアント装置10は、ドライバー部43として機能し、単色チャート71および混色チャート72を記憶部45から読み出して、プリンターコントローラー20が解釈可能なPDLデータに変換する。そして、印刷ジョブとしてプリンターコントローラー20に送信する。
このとき、プリンターコントローラー20は、受信部51として機能してクライアント装置10から送信された印刷ジョブを受信すると、単色チャート71および混色チャート72の印刷を行うために必要な処理を行う。具体的には、プリンターコントローラー20は、RIP処理部52として機能し、受信した印刷ジョブに含まれる単色チャート71および混色チャート72に対してRIP処理を実行してビットマップ形式のラスターデータを生成する。RIP処理には、上述したとおり、言語解析処理、色変換処理、スクリーン処理等が含まれている。ここでの色変換処理では、単色チャート71に対しては、直前の単色調整処理S102において作成された最新の単色補正用データを適用して単色補正を行う。また、混色チャート72に対しては、単色チャート71に適用した単色補正用データと、過去に使用された混色用補正データが存在すればその混色補正用データと、を適用して混色補正を行う。なお、混色用補正データが存在しなければ混色補正は行わずに、単色補正用データのみを適用し、混色パッチの色を再現するために予め決められている比率どおりに単色を重ね合わせるようにする。
RIP処理が完了すると、プリンターコントローラー20は、印刷指示部54として機能し、RIP処理により生成されたラスターデータをプリンター30へ送信する。そして、プリンター30は、受信部61として機能してラスターデータを受信すると、印刷制御部62として印刷エンジン35を制御して、図5に示す例のような単色チャート71および混色チャート72を1枚の用紙に印刷して出力する。
また、クライアント装置10は、ステップS301において単色チャート71および混色チャート72の出力指示を送信後、印刷結果(印刷物)に対する測色の指示も送信する(ステップS302)。具体的には、クライアント装置10は、ドライバー部43として機能し、測色を指示するためのデータをプリンターコントローラー20に送信する。
このとき、プリンターコントローラー20は、受信部51として機能してクライアント装置10からの測色の指示を受け付ける。そして、印刷指示部54として機能し、単色チャート71および混色チャート72の印刷結果(印刷物)について測色するためのコマンドをプリンター30へ送信する。プリンター30は、受信部61として機能して測色のためのコマンドを受信すると、測色制御部63として測色器37を制御して、単色チャート71および混色チャート72の測色を行う。測色が完了すると、プリンター30は、単色チャート71および混色チャート72の測色結果を、プリンターコントローラー20へ送信する。
プリンターコントローラー20は、単色チャート71および混色チャート72の測色結果を受信すると、受信した測色結果に基づいて、単色調整処理S102において作成された単色補正用データが適用されたときの混色チャート72の調整精度を計算する(ステップS303)。
本実施形態では、混色チャート72の調整精度を表す指標として、以下の数式1、数式2により求まる平均調整精度(ΔEave)、最大調整精度(ΔEmax)を用いる。
ΔEab={(a1−a2)+(b1−b2)(1/2) ・・・(数式1)
ΔEave=Σ(ΔEab)/N ・・・(数式2)
ここで、「ΔEab」は、混色チャート72を構成する各混色パッチの調整精度を表し、「a1」、「b1」は各混色パッチの目標値(Lab値のa値とb値)を表し、「a2」、「b2」は各混色パッチの測色値(Lab値のa値とb値)を表す。「a1」、「b1」は、それぞれ、予め記憶部55に格納されている値であり、「a2」、「b2」は、それぞれ、ステップS302で得られた測色結果である。また、「ΔEave」は、混色チャート72を構成する全混色パッチのΔEabについての平均値(平均調整精度)を表し、「N」は、混色チャート72を構成する全混色パッチの個数を表す。
また、プリンターコントローラー20は、各混色パッチの調整精度ΔEabのうち最大値となる最大調整精度ΔEmaxを求める。
ステップS303での計算が完了すると、プリンターコントローラー20は、ユーザーが単色または混色についての色調整をさらに行うべきか判断できるように、必要な情報をクライアント装置10へ提供する(ステップS304)。具体的には、プリンターコントローラー20は、ステップS202での測色により得られた単色チャート71の測色結果(キャリブレーション前)と、ステップS302での測色により得られた単色チャート71の測色結果(キャリブレーション後)と、ステップS303において計算された混色チャート72の調整精度(ΔEave、ΔEmax)と、をクライアント装置10へ送信する。
クライアント装置10は、プリンターコントローラー20から提供された各種情報を受信すると、ユーザーが単色または混色についての色調整をさらに行うべきか判断する上で必要な情報を表示する(ステップS305)。具体的には、クライアント装置10は、表示部46として機能して、色調整の結果画面130をディスプレイ等の出力装置(入出力装置15)に表示する。
たとえば、結果画面130には、図11に示されるとおり、単色の濃度にかかる調整結果を表示するための第1結果領域131と、混色の調整精度を表示するための第2結果領域132と、が少なくとも設けられる。
ここで、第1結果領域131には、単色チャート71を構成する各単色パッチの濃度値(入力濃度)と、単色キャリブレーションS203が施される前の単色補正用データを単色チャート71に適用して印刷したときの各単色パッチの濃度値(出力濃度)と、の関係をグラフ化した第1グラフが表示される。これと共に、単色チャート71を構成する各単色パッチの濃度値(入力濃度)と、単色キャリブレーションS203が施された後の単色補正用データを単色チャート71に適用して印刷したときの各単色パッチの濃度値(出力濃度)と、の関係をグラフ化した第2グラフが重ねて表示される。また、入力濃度と出力濃度の目標となる関係をグラフ化した第3グラフが重ねて表示されてもよい。
なお、第1グラフの作成には、ステップS202での測色により得られた単色チャート71の測色結果が用いられる。第2グラフの作成は、ステップS302での測色により得られた単色チャート71の測色結果が用いられる。第3グラフの作成には、予め記憶部45などに用意されている目標値が用いられる。
また、第2結果領域132には、ステップS303において計算された混色チャート72の調整精度(ΔEave、ΔEmax)が表示される。さらに、混色チャート72を構成する各混色パッチについて「a1−a2」、「b1−b2」の値をグラフ化した第4、第5グラフが表示されてもよい。
S305での結果画面130の表示後、クライアント装置10は、確認処理S104を終了する。
以上の確認処理S104が色調整システム1で実行されることによって、ステップS301では、調整済みの単色補正用データが適用された単色チャート71と、調整済みの単色補正用データおよび混色補正用データが適用された混色チャート72と、が1枚の用紙に印刷される。
ここで印刷された単色チャート71を見れば、ユーザーは、単色調整処理S102で実施された単色の色調整が適切であったか確認できる。このとき、単色の色調整がさらに必要であれば、ユーザーは、付加的に単色調整処理S102を実施することもできる。
また、印刷された混色チャート72を見れば、ユーザーは、混色についても色調整を行うべきか判断できる。なぜなら、単色チャート71が適切に印刷されているにもかかわらず、混色チャート72が適切に印刷されていなければ、複数の単色を重ね合わせるカラー(グレー)バランスに問題があるからである。
また、ステップS305では、単色の濃度にかかる調整結果(131)や混色の調整精度(132)が表示される。そのため、ユーザーは、単色チャート71および混色チャート72の印刷結果を目視するだけでなく、実測により得られたデータ(測色値)に基づき、単色、混色について色調整すべきかどうか客観的に判断できるようになる。
たとえば、クライアント装置10は、単色、混色について色調整すべきかどうか判断する指標となる閾値を結果画面130に表示してもよい。図12に示される例のように、単色(たとえば、C、M、Y、K)について色調整すべきかどうか判断するために用いる閾値は「3.0」とし、混色(たとえば、グレー)について色調整すべきかどうか判断するために用いる閾値は「1.5」とする。すなわち、ユーザーは、単色についての「ΔEave」が「3.0」以下であれば、単色について色調整を行う必要はないと判断でき、混色についての「ΔEave」が「1.5」以下であれば、混色について色調整を行う必要はないと判断できる。なお、「ΔEave」は、上記のステップS303で求められた値である。上記のステップS303では、混色について「ΔEave」を求めることしか記載していないが、単色についても同様の数式1、2により求めることができる。
そして、確認処理S104が終了すると、クライアント装置10は、図7に示すように処理をステップS105に進め、単色についてOK(色調整する必要がない)とみなす指示がなされたか否か判別する(ステップS105)。具体的には、クライアント装置10は、色調整指示部44として機能し、結果画面130上のキャリブレーション実行ボタン121が、単色チェックボックス122にチェックを入れられた状態で操作されたか否か判別する。
クライアント装置10は、単色チェックボックス122にチェックを入れられた状態でキャリブレーション実行ボタン121が操作されると、単色についてOKではない(再び色調整する必要がある)と判断し(ステップS105:No)、処理をステップS102に戻す。これにより、単色についてOKになるまで、単色調整処理S102を繰り返し実行できる。
一方、クライアント装置10は、単色チェックボックス122にチェックを入れられた状態でキャリブレーション実行ボタン121が操作されなければ、単色についてはOK(色調整する必要がない)と判断し(ステップS105:Yes)、処理をステップS106に進める。
次に、クライアント装置10は、混色についてOK(色調整する必要がない)とみなす指示がなされたか否か判別する(ステップS106)。具体的には、クライアント装置10は、色調整指示部44として機能し、結果画面130上のキャリブレーション実行ボタン121が、混色チェックボックス123にチェックを入れられた状態で操作されたか否か判別する。
クライアント装置10は、キャリブレーション実行ボタン121が操作されずに、終了ボタン125などが操作された場合には、混色についてもOK(色調整する必要がない)と判断し(ステップS106:Yes)、本フローチャートを終了する。
一方、クライアント装置10は、混色チェックボックス123にチェックが入れられた状態でキャリブレーション実行ボタン121が操作されると、混色についてはOKではない(色調整する必要がある)と判断し(ステップS106:No)、図13に示す混色調整処理(ステップS107)に進める。
<混色調整処理S107>
混色調整処理が開始されると、クライアント装置10は、混色チャート72を出力する指示をプリンターコントローラー20へ送信する(ステップS401)。具体的には、クライアント装置10は、ドライバー部43として機能し、混色チャート72を記憶部45から読み出して、プリンターコントローラー20が解釈可能なPDLデータに変換する。そして、印刷ジョブとしてプリンターコントローラー20に送信する。
このとき、プリンターコントローラー20は、受信部51として機能してクライアント装置10から送信された印刷ジョブを受信すると、混色チャート72の印刷を行うために必要な処理を行う。具体的には、プリンターコントローラー20は、RIP処理部52として機能し、受信した印刷ジョブに含まれる混色チャート72に対してRIP処理を実行してビットマップ形式のラスターデータを生成する。RIP処理には、上述したとおり、言語解析処理、色変換処理、スクリーン処理等が含まれており、ここでの色変換処理では、記憶部55に記憶されている最新の単色補正用データおよび混色補正用データを適用して混色補正を行う。
RIP処理が完了すると、プリンターコントローラー20は、印刷指示部54として機能し、RIP処理により生成されたラスターデータをプリンター30へ送信する。そして、プリンター30は、受信部61として機能してラスターデータを受信すると、印刷制御部62として印刷エンジン35を制御して、図4に示す例のような混色チャート72を1枚の用紙に印刷して出力する。
また、クライアント装置10は、ステップS401において混色チャート72の出力指示を送信後、印刷結果(印刷物)に対する測色の指示も送信する(ステップS402)。具体的には、クライアント装置10は、ドライバー部43として機能し、測色を指示するためのデータをプリンターコントローラー20に送信する。
このとき、プリンターコントローラー20は、受信部51として機能してクライアント装置10からの測色の指示を受け付けると、印刷指示部54として機能し、混色チャート72の印刷結果(印刷物)について測色するためのコマンドをプリンター30へ送信する。そして、プリンター30は、受信部61として機能して測色のためのコマンドを受信すると、測色制御部63として測色器37を制御して、混色チャート72の測色を行う。測色が完了すると、プリンター30は、混色チャート72の測色結果を、プリンターコントローラー20へ送信する。
プリンターコントローラー20は、混色チャート72の測色結果を受信すると、受信した測色結果に基づいて混色について色調整を行う(ステップS403)。具体的には、プリンターコントローラー20は、色調整部53として機能して、混色チャート72に含まれる各混色パッチを印刷したときの色および濃度が目標値に近づくように混色補正用データを修正する。したがって、ステップS403では、修正後の混色補正用データにより、記憶部55に既に記憶されている混色補正用データが更新される。なお、ステップS403において行われる色調整を、以下では「混色キャリブレーション」と称する。
S403の混色キャリブレーションが終了すると、プリンターコントローラー20は、混色調整処理S107を終了する。
以上の混色調整処理S107が色調整システム1で実行されることにより、混色について色調整を行うことができる。
そして、混色調整処理S107が終了すると、クライアント装置10は、図7に示すように、本フローチャートを終了する。
なお、上記した各フローチャートの各処理単位は、色調整システム1の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理ステップの分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。色調整システム1で行われる処理は、さらに多くの処理ステップに分割することもできる。また、1つの処理ステップが、さらに多くの処理を実行してもよい。
以上のように、本実施形態では、ステップS301において、調整済みの単色補正用データが適用された単色チャート71と、調整済みの単色補正用データおよび混色補正用データが適用された混色チャート72と、が1枚の用紙に印刷される。したがって、ユーザーは、単色チャート71および混色チャート72の両方を参考にして、混色について色調整を行うべきか判断できる。なぜなら、単色チャート71が適切に印刷されているにもかかわらず、混色チャート72が適切に印刷されていなければ、複数の単色を重ね合わせるカラー(グレー)バランスに問題があるからである。
つまり、ステップS301の時点において、ユーザーは、混色について色調整すべきかどうか判断できる。そのため、混色について色調整が必要なければ、その後、混色チャート72を作成しなくてもよい。これによって、不要な印刷や色調整が実施されなくなり、効率良く色調整できる。
<変形例>
また、上記の実施形態は、本発明の要旨を例示することを意図し、本発明を限定するものではない。多くの代替物、修正、変形例は当業者にとって明らかである。
たとえば、上記実施形態では、図5に示すような単色チャート71および混色チャート72を1枚の用紙に印刷している。しかし、本発明は、これに限らない。たとえば、混色チャート72は、グレー色のパッチだけでなく、少なくとも2色以上の単色が所定の比率で重ね合わされたグレー色以外の混色パッチが設けられてもよい。
図14は、単色チャートおよび混色チャートの変形例を示す図である。図14に示される例では、単色チャート81には、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各単色について濃度を異ならせた20×4個の単色パッチが設けられる。また、図14に示す例では、第1混色チャート82として、グレー色(たとえば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の単色を1:1:1の比率で重ね合わせた色)について濃度を異なせた20個の混色パッチが設けられる。これに加え、第2混色チャート83として、少なくとも2色以上の単色が異なる比率で重ね合わされた20×10個のグレー色以外の混色パッチが設けられてもよい。
このような単色チャート81、第1混色チャート82、第2混色チャート83を、1枚の用紙に出力して色調整を実施することにより、混色についてより高精度な色調整ができる。
また、必要に応じて、予め用意された複数種類のチャートの中から、一種類のチャートを選択して出力(印刷)するようにしてもよい。たとえば、高精度な色調整が必要な場合には、図14に示す形式のチャートを出力し、それほど高精度な色調整は必要ない場合には、図5に示す形式のチャートを出力するようにすることもできる。
また、上記実施形態では、ステップS201、S301、S401において、それぞれ異なる形式のチャートを出力している。しかし、本発明は、これに限定されず、ステップS201、S301、S401のいずれのステップにおいても、同一形式のチャート、たとえば、図5に示すような単色チャート71および混色チャート72を共に含むチャートを1枚の用紙に出力するようにしてもよい。
また、上記実施形態では説明していないが、単色チャート71と混色チャート72には、それぞれ異なる属性情報が割り当てられている。たとえば、単色チャート71は、イメージ属性のオブジェクトとして作成されており、混色チャート72は、グラフィックス属性のオブジェクトとして作成されている。そして、プリンターコントローラー20は、単色チャート71や混色チャート72の色変換を行う際には、割り当てられている属性情報に応じて、適用する補正用データを決定する。たとえば、イメージ属性が割り当てられている単色チャート71には、単色補正用データを適用し、グラフィックス属性が割り当てられている混色チャート72には、単色補正用データおよび混色補正用データの両データを適用する。もちろん、属性情報の種類はこれに限定されず、他の属性を利用してもよい。
また、上記実施形態のステップS105、S106では、ユーザーが単色チャート71や混色チャート72の印刷結果等をみて色調整するかどうか判断している。しかし、本発明は、これに限定されない。たとえば、クライアント装置10は、ユーザーの判断によらず、単色の濃度にかかる調整結果(たとえば、単色パッチについての「ΔEave」)が所定閾値以下であるか判定して、単色について色調整するかどうか決定してもよい。また、クライアント装置10は、混色の調整精度(たとえば、混色パッチについての「ΔEave」)が所定閾値以下であるか判定して、混色について色調整するかどうか決定してもよい。
また、上記実施形態の色変換処理では、同一色空間(たとえば、CMYK)内で色変換を行っている。しかし、本発明の色変換処理は、必ずしも上記の方法を採用する必要はない。たとえば、入力用の色空間(すなわち、中間データに用いられているデバイス依存の色空間)を、一旦、Lab等のデバイス非依存の色空間に変換してから、プリンター30においてサポートされている出力用の色空間に変換してもよい。
また、上記実施形態では、測色器37は、プリンター30に接続されている。しかし、本発明は、これに限定されず、測色器37は、クライアント装置10やプリンターコントローラー20に接続されてもよいし、ネットワーク5に接続されてもよい。また、上記実施形態では特に言及していないが、測色器37は、測色結果をLabやXYZ等のデバイス非依存の表色値に変換する機能を有している。
また、上記実施形態および上記変形例では、クライアント装置10、プリンターコントローラー20、プリンター30を、別個の装置として記載しているが、これに限らない。たとえば、上記実施形態および上記変形例においてクライアント装置10により実行されていた少なくとも一部の処理は、プリンターコントローラー20やプリンター30によって実行されてもよい。また、上記実施形態および上記変形例においてプリンターコントローラー20により実行されていた少なくとも一部の処理は、クライアント装置10やプリンター30によって実行されてもよい。また、上記実施形態および上記変形例においてプリンター30により実行されていた少なくとも一部の処理(たとえば、測色)は、クライアント装置10やプリンターコントローラー20によって実行されてもよい。
また、上記実施形態および上記変形例では、印刷エンジン35に電子写真方式を採用しているが、電子写真方式以外にインクジェット方式や熱転写方式であってもよい。
以上の色調整システム1の構成は、上記の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られない。また、一般的な色調整システム1が備える構成を排除するものではない。
また、上記した色調整システム1の各機能構成は、各機能構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。各機能構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、色調整システム1を動作させるプログラムは、USBメモリー、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、メモリー(12、22、32)やストレージ(13、23、33)等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、色調整システム1の一機能としてその各装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
また、上記の各機能構成の処理は、専用のハードウェア回路によっても実現することもできる。この場合には、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
1 色調整システム、
10 クライアント装置、
20 プリンターコントローラー、
30 プリンター、
41 OS部、
42 アプリケーション部、
43 ドライバー部、
44 色調整指示部、
45 記憶部(クライアント装置)、
46 表示部(クライアント装置)、
51 受信部(プリンターコントローラー)、
52 RIP処理部、
53 色調整部、
54 印刷指示部、
55 記憶部(プリンターコントローラー)、
56 表示部(プリンターコントローラー)、
61 受信部(プリンター)、
62 印刷制御部、
63 測色制御部、
64 表示部(プリンター)、
71、81 単色チャート、
72 混色チャート、
82 第1混色チャート、
83 第2混色チャート、
120 基本画面、
121 キャリブレーション実行ボタン、
122 単色チェックボックス、
123 混色チェックボックス、
124 精度測定ボタン、
125 終了ボタン、
130 結果画面
131 第1結果領域、
132 第2結果領域。

Claims (15)

  1. 印刷用の画像形成材料に用いられる単色を、濃度の異なる複数の単色パッチにより表現する単色チャートと、異なる複数の前記単色が所定の比率で重ね合わされた混色を、濃度の異なる複数の混色パッチにより表現する混色チャートと、を印刷して色調整を実行する色調整システムであって、
    前記混色について色および濃度を調整するための混色用データを記憶する記憶部と、
    前記単色チャートを印刷する第1印刷部と、
    印刷された前記単色チャートにおける前記単色パッチの測色結果に基づき、前記単色について濃度を調整するための単色用データを作成する単色用データ作成部と、
    前記単色用データ作成部により作成された単色用データを前記単色チャートに適用すると共に、前記単色用データおよび既存の前記混色用データを前記混色チャートに適用して、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷する第2印刷部と、
    を備える色調整システム。
  2. 前記第2印刷部により印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づいて、色および濃度にかかる調整精度を算出する精度算出部と、
    前記精度算出部により算出された前記調整精度を表示する表示部と、
    をさらに備える請求項1に記載の色調整システム。
  3. 前記単色用データ作成部により作成された前記単色用データを前記混色チャートに適用して、前記混色チャートを印刷する第3印刷部と、
    前記第3印刷部により印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づき、前記混色について色および濃度を調整するための混色用データを作成する混色用データ作成部と、
    前記混色用データ作成部により作成された混色用データにより、前記記憶部に記憶されている混色用データを更新する更新部と、
    をさらに備える請求項2に記載の色調整システム。
  4. 前記単色チャートおよび前記混色チャートには異なる属性情報が割り当てられており、
    前記第2印刷部は、
    前記属性情報に応じて、前記単色用データを適用するか、前記単色用データおよび前記混色用データの両データを適用するか決定する請求項1〜3のいずれか1項に記載の色調整システム。
  5. 前記第2印刷部は、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷する際に、予め用意された複数種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートの中からそれぞれ一種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートを選択して印刷する請求項1〜4のいずれか1項に記載の色調整システム。
  6. 印刷用の画像形成材料に用いられる単色を、濃度の異なる複数の単色パッチにより表現する単色チャートと、異なる複数の前記単色が所定の比率で重ね合わされた混色を、濃度の異なる複数の混色パッチにより表現する混色チャートと、を印刷して色調整を行う色調整方法であって、
    (a)前記単色チャートを印刷するステップと、
    (b)印刷された前記単色チャートにおける前記単色パッチの測色結果に基づき、前記単色について濃度を調整するための単色用データを作成するステップと、
    (c)前記ステップ(b)において作成された単色用データを前記単色チャートに適用すると共に、前記単色用データおよび前記混色について色および濃度を調整するための既存の混色用データを前記混色チャートに適用して、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷するステップと、
    を行う色調整方法。
  7. (d)前記ステップ(c)において印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づいて、色および濃度にかかる調整精度を算出するステップと、
    (e)前記ステップ(d)において算出された前記調整精度を表示するステップと、
    をさらに行う請求項6に記載の色調整方法。
  8. (f)前記ステップ(b)において作成された前記単色用データを前記混色チャートに適用して、前記混色チャートを印刷するステップと、
    (g)前記ステップ(f)において印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づき、前記混色について色および濃度を調整するための混色用データを作成するステップと、
    (h)前記ステップ(g)において作成された混色用データにより、既存の前記混色用データを更新するステップと、
    をさらに行う請求項7に記載の色調整方法。
  9. 前記単色チャートおよび前記混色チャートには異なる属性情報が割り当てられており、
    前記ステップ(c)は、
    前記属性情報に応じて、前記単色用データを適用するか、前記単色用データおよび前記混色用データの両データを適用するか決定する請求項6〜8のいずれか1項に記載の色調整方法。
  10. 前記ステップ(c)は、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷する際に、予め用意された複数種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートの中からそれぞれ一種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートを選択して印刷する請求項6〜9のいずれか1項に記載の色調整方法。
  11. コンピューターに、印刷用の画像形成材料に用いられる単色を、濃度の異なる複数の単色パッチにより表現する単色チャートと、異なる複数の前記単色が所定の比率で重ね合わされた混色を、濃度の異なる複数の混色パッチにより表現する混色チャートと、を印刷させることにより色調整を実行させる色調整プログラムであって、
    (a)前記単色チャートを印刷するステップと、
    (b)印刷された前記単色チャートにおける前記単色パッチの測色結果に基づき、前記単色について濃度を調整するための単色用データを作成するステップと、
    (c)前記ステップ(b)において作成された単色用データを前記単色チャートに適用すると共に、前記単色用データおよび前記混色について色および濃度を調整するための既存の混色用データを前記混色チャートに適用して、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷するステップと、
    を前記コンピューターに実行させる色調整プログラム。
  12. (d)前記ステップ(c)において印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づいて、色および濃度にかかる調整精度を算出するステップと、
    (e)前記ステップ(d)において算出された前記調整精度を表示するステップと、
    を前記コンピューターにさらに実行させる請求項11に記載の色調整プログラム。
  13. (f)前記ステップ(b)において作成された前記単色用データを前記混色チャートに適用して、前記混色チャートを印刷するステップと、
    (g)前記ステップ(f)において印刷された前記混色チャートにおける前記混色パッチの測色結果に基づき、前記混色について色および濃度を調整するための混色用データを作成するステップと、
    (h)前記ステップ(g)において作成された混色用データにより、既存の前記混色用データを更新するステップと、
    を前記コンピューターにさらに実行させる請求項12に記載の色調整プログラム。
  14. 前記単色チャートおよび前記混色チャートには異なる属性情報が割り当てられており、
    前記ステップ(c)は、
    前記属性情報に応じて、前記単色用データを適用するか、前記単色用データおよび前記混色用データの両データを適用するか決定する請求項11〜13のいずれか1項に記載の色調整プログラム。
  15. 前記ステップ(c)は、一枚の用紙に前記単色チャートおよび前記混色チャートを印刷する際に、予め用意された複数種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートの中からそれぞれ一種類の前記単色チャートおよび前記混色チャートを選択して印刷する請求項11〜14のいずれか1項に記載の色調整プログラム。
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