JP2014235268A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スペックル、輝度ムラのない表示画像を簡易な構成で表示するヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置100は、レーザー光Lを出射するレーザー光源部10と、レーザー光源部10が出射したレーザー光Lを走査する走査部20と、走査部20に走査されたレーザー光Lが入射する、複数のマイクロレンズが配列された第1のマイクロレンズアレイ40と、を備える。第1のマイクロレンズアレイ40の水平方向のピッチが、第1のマイクロレンズアレイ40に入射するレーザー光Lの水平方向のビーム径よりも大きく、第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチが、第1のマイクロレンズアレイ40に入射するレーザー光Lの垂直方向のビーム径以下である。【選択図】図2

Description

本発明はヘッドアップディスプレイ装置に関する。
車両の運転者が運転中に視線を動かさずに、速度等の車両情報(表示画像)を読み取れるようにするために、車両のフロントガラスの前方に車両情報が表示されているかのように、車両情報をフロントガラスに投影するヘッドアップディスプレイ装置の開発が進められている。
ヘッドアップディスプレイ装置が表示画像を投影するため光源として、半導体レーザーを用いたヘッドアップディスプレイ装置が特許文献1に開示されている。このヘッドアップディスプレイ装置は、半導体レーザーと走査系とスクリーンとを備え、半導体レーザーが出射したレーザー光をスクリーンに向けて走査し、表示画像を生成する。
レーザー光を光源とするヘッドアップディスプレイ装置では、スペックルによって、表示画像の視認性が低下する。スペックルは、拡散したレーザー光の干渉によって生じる。
スペックルを低減したヘッドアップディスプレイ装置として、特許文献2に開示されたヘッドアップディスプレイ装置が知られる。このヘッドアップディスプレイ装置では、二重に配置されたマイクロレンズアレイが用いられる。二重に配置されたマイクロレンズアレイは、拡散剤、表面凹凸によらず、マイクロレンズの屈折作用によってレーザー光を発散するので、スペックルの発生を低減できる。
特開平7−270711号公報 特表2007−523369号公報
特許文献2に記載のヘッドアップディスプレイ装置では、レーザー光のビーム形状、ビームの強度分布などが所定の条件から逸脱すると、表示画像の輝度ムラ、色ムラが生じる。簡易な光学系を用いて、ビーム形状等の条件を満たした場合には光利用効率が低下するので、ビーム形状等の条件を満たすために複雑な光学系が必要となる。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、スペックル、輝度ムラのない表示画像を簡易な構成で表示するヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
レーザー光を出射するレーザー光源部と、
前記レーザー光源部が出射したレーザー光を走査する走査部と、
前記走査部に走査されたレーザー光が入射する、複数のマイクロレンズが配列された第1のマイクロレンズアレイと、を備え、
前記第1のマイクロレンズアレイの水平方向のピッチが、前記第1のマイクロレンズアレイに入射するレーザー光の水平方向のビーム径よりも大きく、
前記第1のマイクロレンズアレイの垂直方向のピッチが、前記第1のマイクロレンズアレイに入射するレーザー光の垂直方向のビーム径以下である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、スペックル、輝度ムラのない表示画像を簡易な構成で表示することができる。
本発明の実施の形態1に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係るヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態1に係るレーザー光源部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るアパーチャの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る赤色レーザー光のビーム断面形状、ビーム断面の強度分布の変化を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る第1のマイクロレンズアレイの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係るアパーチャアレイの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る第1のマイクロレンズアレイ、アパーチャアレイの配置とレーザー光の光路を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る第1のマイクロレンズアレイ、アパーチャアレイの配置とレーザー光の光路を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る第1のマイクロレンズアレイに入射したレーザー光のビーム断面形状、ビーム断面の強度分布を示す図である。 Eyebox上で形成される干渉縞を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る、垂直方向において干渉縞の明部を形成する干渉したレーザー光(赤色)を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係るEyebox上でのレーザー光のビーム断面における垂直方向の強度分布を示す図である。 レーザー光が水平方向に1画素分移動する場合におけるEyebox上でのレーザー光のビーム断面における水平方向の強度分布の変化を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るEyebox上でのレーザー光のビーム断面における水平方向の強度分布を示す図である。 第2のマイクロレンズアレイの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る第1のマイクロレンズアレイと第2のマイクロレンズアレイの配置を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る組み立てられた第1のマイクロレンズアレイと第2のマイクロレンズアレイの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る組み立てられた第1のマイクロレンズアレイと第2のマイクロレンズアレイの構成を示す模式図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1〜図16を参照して説明する。
図1に本実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置100の概略を示す。本実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置100は、図1に示すように、車両200のダッシュボード内に設置される。ヘッドアップディスプレイ装置100は、出射部101から表示画像Mの虚像Vを表す表示光を車両200のフロントガラス201へ出射する。フロントガラス201に反射された表示光は、観察者の眼1に達する。観察者はフロントガラス201に反射された表示光が表す表示画像Mの虚像(フロントガラス201に投影された虚像)Vを、視域であるEyebox3において視認する。観察者はフロントガラス201を通して、表示画像Mが遠方にあるように認識する。
図2は、ヘッドアップディスプレイ装置100の車両200(図1)における上下方向の断面の概略を示す。ヘッドアップディスプレイ装置100は、図2に示すように、筐体102内に配置されたレーザー光源部10と、走査部20と、屈折部30と、第1のマイクロレンズアレイ40と、アパーチャアレイ45とを備える。また、ヘッドアップディスプレイ装置100は、平面ミラー51と、拡大ミラー52とを備える。
レーザー光源部10から出射したレーザー光Lは、走査部20に入射する。走査部20は入射したレーザー光Lを走査する。ここで、レーザー光Lの進行方向をZ軸、観察者の眼の左右方向をX軸(水平方向)、X軸とZ軸に垂直な方向をY軸(垂直方向)とする。走査部20は、レーザー光Lを走査することによって、表示画像Mを第1のマイクロレンズアレイ40の上に描画する。
走査部20が走査したレーザー光Lは、屈折部30に入射する。屈折部30は、レーザー光Lの第1のマイクロレンズアレイ40への入射角度を制御する。屈折部を出射したレーザー光Lは、第1のマイクロレンズアレイ40に入射する。
第1のマイクロレンズアレイ40は、入射したレーザー光Lを発散する。第1のマイクロレンズアレイ40は、表示画像Mを表示する透過スクリーンとして機能する。
第1のマイクレンズアレイ40を出射したレーザー光L(表示画像Mの虚像Vを表す表示光)は、アパーチャアレイ45を通過する。アパーチャアレイ45は、筐体102内の迷光、筐体102外から入射した光などを吸収し、また表示画像Mの虚像Vを表す表示光を均一化する。
アパーチャアレイ45を通過したレーザー光L(表示画像Mの虚像Vを表す表示光)は、平面ミラー51、拡大ミラー52の順に反射され、筐体102の出射部101から出射する。出射部101から出射したレーザー光L(表示画像Mの虚像Vを表す表示光)はフロントガラス201に入射する。フロントガラス201は入射したレーザー光L(表示画像Mの虚像Vを表す表示光)を反射する。反射されたレーザー光L(表示画像Mの虚像Vを表す表示光)は観察者の眼1に達する。
ヘッドアップディスプレイ装置100の具体的な構成について説明する。
(レーザー光源部)
図3は、レーザー光源部10の構成を示す。レーザー光源部10は、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)のレーザー光を合波して、レーザー光Lを出射する。レーザー光源部10は、赤色レーザー光を出射するレーザーダイオード(赤色LD)11r、緑色レーザー光を出射するレーザーダイオード(緑色LD)11g、青色レーザー光を出射するレーザーダイオード(青色LD)11bとを備える。また、赤色LD11r、緑色LD11g、青色LD11bが出射したレーザー光のそれぞれを集光する集光レンズ12r、12g、12bと、それぞれのレーザー光のビーム形状を整形するアパーチャ13r、13g、13bが、各LDから出射されるレーザー光の光路上に配置される。さらに、レーザー光源部10は、赤色LD11r、緑色LD11g、青色LD11bが出射したレーザー光を合波するダイクロイックミラー14、15を備える。
赤色LD11rと集光レンズ12rとアパーチャ13rとから構成される光学系(赤色レーザー光学系)を例に、赤色LD11r、集光レンズ12r、アパーチャ13rとレーザー光のビーム断面形状、ビーム断面の強度分布について、説明する。
赤色LD11rは、出射した赤色レーザー光のビーム断面形状が垂直方向に長軸を有する楕円状となるように、配置される。
赤色LD11rから出射した赤色レーザー光は、集光レンズ11rに入射する。集光レンズ11rは、赤色LD11rから出射した赤色のレーザー光が所定の位置に集光するように、収差補正されたレンズである。すなわち、集光レンズ12rは、赤色LD11rから出射されたレーザー光を発散光から収束光に変換する。
集光レンズ12rから出射した赤色レーザー光は、アパーチャ13rに入射する。アパーチャ13rは開口部13raを有する(図4)。アパーチャ13rは金属板等から構成される。開口部13raは、例えば、水平方向に長い長方形である。なお、開口部13raの形状は長方形に限られるものではなく、集光レンズ12rから出射した赤色レーザー光の垂直方向の端部を遮蔽し、水平方向を遮蔽しない(垂直方向のビーム形状のみを整形する)ものであればよい。
開口部13raの大きさは、赤色LD11rから出射される赤色レーザー光の波長、後述する第1のマイクロレンズアレイ40のピッチから、後述する所定の開口数(Numerical Aperture:NA)となるように決定する。
図5は、赤色LD11rから出射した赤色レーザー光のビーム断面形状、ビーム断面の強度分布の変化を示す図である。
赤色LD11rを出射した赤色レーザー光のビーム断面形状は、前述したように、垂直方向に長軸を有する楕円状である(図5:a1)。また、赤色LD11rを出射した赤色レーザー光のビーム断面の強度分布は、水平方向、垂直方向ともに略ガウス分布と見なされる(図5:a2、a3)。
集光レンズ12rに入射した赤色レーザー光は、収束光として集光レンズ12rから出射する。この場合、集光レンズ12rから出射した赤色レーザー光のビーム断面形状は、垂直方向に長軸を有する楕円状のままである(図5:b1)。また、集光レンズ12rから出射した赤色レーザー光のビーム断面の強度分布も、水平方向、垂直方向ともに略ガウス分布のままである(図5:b2、b3)。
集光レンズ12rから出射した赤色レーザー光は、アパーチャ13rに入射し、開口部13raを通過する。この場合、開口部13raは、集光レンズ12rから出射した赤色レーザー光の垂直方向の端部を遮蔽し、水平方向を遮蔽しないので、開口部13raを通過した赤色レーザー光のビーム断面形状は、垂直方向に長軸を有する楕円形状の上下部分が切り落とされた形状となる(図5:c1)。開口部13raを通過した赤色レーザー光のビーム断面における水平方向の強度分布は、開口部13raが水平方向を遮蔽しないので、略ガウス分布のままである(図5:c2)。一方、開口部13raを通過した赤色レーザー光のビーム断面における垂直方向の強度分布は、開口部13raが垂直方向の端部を遮蔽するので、ガウス分布の両端部分が失われ、略均一な略トップハット形状の分布と見なされる(図5:c3)。
緑色LD11gと集光レンズ12gとアパーチャ13gとから構成される光学系と青色LD11b、集光レンズ12b、アパーチャ13bから構成される光学系においても、上述した赤色レーザー光学系と同様の構成を有し、各色のレーザー光のビーム断面形状、ビーム断面の強度分布も赤色レーザー光学系と同様である。
ダイクロイックミラー14、15は、誘電体多層膜等の薄膜が鏡面に形成されたミラーである。ダイクロイックミラー14は、アパーチャ13rを通過した赤色レーザー光とアパーチャ13bを通過した青色レーザー光の光路上に、所定の角度で配置される。ダイクロイックミラー14は、青色レーザー光を透過し、赤色レーザー光を反射する。したがって、アパーチャ13rを通過した赤色レーザー光とアパーチャ13bを通過した青色レーザー光が合波される。
ダイクロイックミラー15は、ダイクロイックミラー14から出射したレーザー光(赤色レーザー光と青色レーザー光とが合波されたレーザー光)とアパーチャ13gを通過した緑色レーザー光の光路上に、所定の角度で配置される。ダイクロイックミラー15は、合波された赤色、青色レーザー光を透過し、緑色レーザー光を反射する。したがって、アパーチャ13gを通過した緑色レーザー光も合波される。赤色、緑色、青色レーザー光を合波したレーザー光(レーザー光L)がダイクロイックミラー15から出射する。
以上のように、レーザー光源部10は、赤色、緑色、青色レーザー光を合波したレーザー光Lを出射する。レーザー光Lのビーム断面形状、ビーム断面の強度分布は、各色のレーザー光のビーム断面形状、ビーム断面の強度分布が同一であるので、各色のレーザー光のビーム断面形状、ビーム断面の強度分布と同一になる。すなわち、レーザー光Lのビームの断面形状は、垂直方向に長軸を有する楕円形状の上下部分が切り落とされた形状となる。また、レーザー光Lのビーム断面における水平方向の強度分布は略ガウス分布であり、垂直方向の強度分布は略トップハット形状の分布である。
なお、赤色LD11rと緑色LD11gと青色LD11bは、合波され、ダイクロイックミラー15から出射する場合に、各色のレーザー光の偏光方向が一致するように配置され、偏光方向はフロントガラス201の反射率依存性等から決定される。
(走査部)
走査部20は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical System)スキャナから構成される。MEMSスキャナ(走査部)20は、レーザー光源部10が出射したレーザー光Lの光路上に配置される。
MEMSスキャナ(走査部)20は、レーザー光源部10から出射したレーザー光Lを走査することによって、表示画像Mを描画し、生成する。MEMSスキャナ(走査部)20は、水平方向に10n秒程度の間、連続的にMEMSスキャナのミラー面を傾斜させることによって、表示画像Mの1画素を形成する。
(屈折部)
屈折部30は凸レンズ等で構成される。屈折部30は、走査部20が走査したレーザー光Lの光路上に配置される。屈折部30は走査部20が走査したレーザー光Lを、走査位置に応じた入射角(第1のマイクロレンズアレイ40の法線とレーザー光Lとのなす角度)で第1のマイクロレンズアレイ40に入射するよう、走査部20が走査したレーザー光Lを屈折させる。
(第1のマイクロレンズアレイ)
第1のマイクロレンズアレイ40は、図6に示すように、面内の水平方向にdH1、垂直方向にdV1のピッチで周期的に配列された複数のマイクロレンズ40aを有する。また、複数のマイクロレンズ40aは、マイクロレンズ40a同士の間隔、段差等が最小となるよう形成される。ここで、マイクロレンズアレイ(マイクロレンズ)のピッチとは、隣接するマイクロレンズの中心間の距離である。本実施の形態においては、水平方向のピッチdH1が垂直方向のピッチdV1以上であるものとする(dH1≧dV1)。例えば、第1のマイクロレンズアレイ40においては、水平方向に長い長方形のマイクロレンズ40aが、マイクロレンズ40a同士の間隔、段差等が最小となるよう、周期的に配列される。
また、本実施の形態では、第1のマイクロレンズアレイ40の水平方向のピッチdH1が、表示画像Mの1画素の大きさに相当する。
第1のマイクロレンズアレイ40は、第1のマイクロレンズアレイ40の中心に位置するマイクロレンズ40aの光軸AXと、MEMSスキャナ(走査部)20のミラー面が傾斜していない状態(静止した状態)においてミラー面が反射したレーザー光Lのビーム断面の中心とが一致するように、配置される。
第1のマイクロレンズアレイ40に入射したレーザー光Lは、マイクロレンズ40aによって一旦収束され、発散する。第1のマイクロレンズアレイ40は、走査部20が第1のマイクロレンズアレイ40上に表示画像Mを描画するレーザー光Lを発散するので、表示画像Mを表示する透過スクリーンとして機能する。第1のマイクロレンズアレイ40から出射する、発散されたレーザー光Lについては、後述する。
(アパーチャアレイ)
アパーチャアレイ45は、図7に示すように、面内の水平方向、垂直方向に、周期的に配列された複数の開口部45aを有する。各開口部45aは、第1のマイクロレンズアレイ40における各マイクロレンズ40aと対をなす。アパーチャアレイ45はフォトリソグラフィ技術等によって作製される。アパーチャアレイ45における開口部45a以外の領域は遮光部45bである。遮光部45bは、可視光を吸収する。
図8は、第1のマイクロレンズアレイ40、アパーチャアレイ45の配置とレーザー光Lの光路を示す。アパーチャアレイ45は、アパーチャアレイ45の中心に位置する開口部45aの中心が、第1のマイクロレンズアレイ40の中心に位置するマイクロレンズ40aの光軸AX上に位置するように、配置される。また、アパーチャアレイ45と第1のマイクロレンズアレイ40とは、第1のマイクロレンズアレイ40におけるマイクロレンズ40aの焦点距離fを隔てて、配置される。
アパーチャアレイ45の開口部45aの大きさは、第1のマイクロレンズアレイ40におけるマイクロレンズ40aの大きさの1/5〜1/10程度である。また、アパーチャアレイ45の開口部45aは、水平方向にdHA、垂直方向にdVAのピッチで配列される。ここで、アパーチャアレイ(開口部)のピッチとは、隣接する開口部の中心間の距離である。本実施の形態では、第1のマイクロレンズアレイ40と同様に、水平方向のピッチdHAが垂直方向のピッチdVA以上であるものとする(dHA≧dVA)。また、アパーチャアレイ45の水平方向のピッチdHAは、第1のマイクロレンズアレイ40の水平方向のピッチdH1以上であり、アパーチャアレイ45の垂直方向のピッチdVAは、第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1以上である(dHA≧dH1、dVA≧dV1)。
本実施の形態では、第1のマイクロレンズアレイ40の中心に位置するマイクロレンズ40aの光軸AXと、MEMSスキャナ(走査部)20のミラー面が傾斜していない状態(静止した状態)においてミラー面が反射したレーザー光Lのビーム断面の中心とが一致するように配置されるので、MEMSスキャナ(走査部)20が走査したレーザー光Lが第1のマイクロレンズアレイ40に入射する入射角度(第1のマイクロレンズアレイ40の法線とレーザー光Lとのなす角度)は、第1のマイクロレンズアレイ40の中心よりも周辺部の方が大きくなる。したがって、アパーチャアレイ45のピッチを第1のマイクロレンズアレイ40のピッチ以上とする(dHA≧dH1、dVA≧dV1)ことによって、第1のマイクロレンズアレイ40における各マイクロレンズ40aによって集光されたレーザー光Lの集光点Pとアパーチャアレイ45の各開口部45aの位置を合わせる。これにより、各マイクロレンズ40aによって集光されたレーザー光Lが、高効率でアパーチャアレイ45の各開口部45aを通過する(図9)。
一方、アパーチャアレイ45の遮光部45bは、可視光を吸収する。したがって、筐体102の外部から筐体102内に入射した外光、第1のマイクロレンズアレイ40内での内部反射光等は、アパーチャアレイ45の遮光部45bによって、吸収される。したがって、ヘッドアップディスプレイ装置100は、外光反射、レーザー光Lの内部反射を低減し、第1のマイクロレンズアレイ40から出射するレーザー光Lを均一化して、表示品位の高い表示画像Mの虚像Vを表示できる。
(平面ミラー、拡大ミラー)
平面ミラー51は平面状の全反射ミラーである。アパーチャアレイ45の開口部45aを通過したレーザー光L(表示画像Mの虚像Vを表す表示光)の光路上に配置される。平面ミラー51は、表示画像Mの虚像Vを表す表示光を拡大ミラー52へ反射する。
拡大ミラー52は、例えば、凹面鏡である。拡大ミラー52は、平面ミラー51が反射した表示画像Mの虚像Vを表す表示光の光路上に配置され、表示画像Mの虚像Vを表す表示光をフロントガラス201へ反射する。拡大ミラー52は凹面鏡であるので、表示画像Mの虚像Vは表示画像Mが拡大された虚像となる。
拡大ミラー52に反射された表示画像Mの虚像Vを表す表示光は出射部101から出射する。出射部101から出射した表示画像Mの虚像Vを表す表示光は、フロントガラス201に反射され、フロントガラス201の前方に表示画像Mの虚像Vが結ばれる。したがって、車両200の観察者等は、視域であるEyebox3において、表示画像Mを虚像Vとして視認することができる。
(制御部)
ヘッドアップディスプレイ装置100は、更に制御部60を備える。制御部60は、マイコン61、出力制御部62、図示しないDAC(Digital to Analog Converter)等から構成される(図10)。DACは、カラーセンサ70、ライトセンサ75から受信したアナログデータをデジタルデータに変換し、マイコン61に供給する。
カラーセンサ70は、例えば、第1のマイクロレンズアレイ40のレーザー光Lが入射する面に設けられ(図2)、レーザー光Lにおける赤色、緑色、青色それぞれの光強度を検出する。カラーセンサ70は、検出した光強度のアナログデータをDACに供給する。カラーセンサ70の設置位置は、光強度が所定の範囲内で検出される位置であれば任意である。
ライトセンサ75は、例えば、出射部101の周辺部に設けられる(図2)。ライトセンサ75は、外光強度を検出する。ライトセンサ75は、検出した外光強度のアナログデータをDACに供給する。ライトセンサ75の設置位置は、外光強度が所定の範囲内で検出される位置であれば任意である。
マイコン61は、ヘッドアップディスプレイ装置100における種々の動作を制御する。マイコン61は、表示画像Mを表示するための画像データを図示しない記憶部からLVDS(Low Voltage Differential Signal)通信等によって取得する。記憶部には、所定の動作プログラム、カラーセンサ70が設置された位置を示す位置データ等が予め記憶される。
例えば、マイコン61は、記憶されている動作プログラムに基づいて、以下のように、ヘッドアップディスプレイ装置100の動作を制御する。
a)マイコン61は制御データを生成する。マイコン61は生成した制御データを出力制御部62に出力することによって、出力制御部62を介して赤色、緑色、青色LD11r、11g、11bを駆動する。ここで生成される制御データは、カラーセンサ70から受信し、DACによって変換されたレーザー光Lにおける各色の光強度のデジタルデータに基づいて生成される。制御データは、赤色、緑色、青色LD11r、11g、11bが出射する各色のレーザー光の光強度を、表示画像Mを表示するための画像データに基づく映像信号が要求する強度にするための制御データ等である。
b)マイコン61は、MEMSドライバ80を介して、MEMSスキャナ(走査部)20を駆動する。
c)マイコン61は、所定のタイミング等で、出力制御部62に制御データを供給し、カラーセンサ70から光強度のデータを取得する。
出力制御部62は、マイコン61から供給された制御データに基づいて、赤色、緑色、青色LD11r、11g、11bのそれぞれの出力を制御し、赤色、緑色、青色LD11r、11g、11bを駆動する。
(第1のマイクロレンズアレイから出射するレーザー光)
第1のマイクロレンズアレイ40に入射したレーザー光Lは、マイクロレンズ40aによって、集光される。第1のマイクロレンズアレイ40に入射するレーザー光Lのビーム径は、レーザー光源部10のアパーチャ13rの開口部13raの大きさ、アパーチャ13gの開口部の大きさ、アパーチャ13bの開口部の大きさと、アパーチャ13r、13g、13bと第1のマイクロレンズアレイ40との距離によって決定される。マイクロレンズ40aによって集光されたレーザー光Lは、アパーチャアレイ45の開口部45aを通過して、発散する。発散したレーザー光Lは、平面ミラー51、拡大ミラー52、フロントガラス201を介して、Eyebox3を照明する。
本実施の形態において、第1のマイクロレンズアレイ40に入射するレーザー光Lは、図11に示すように、水平方向のビーム径Drhが第1のマイクロレンズアレイ40の水平方向のピッチdH1よりも小さく、垂直方向のビーム径Drvが第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1以上となるように、第1のマイクロレンズアレイ40に照射される(Drh<dH1、Drv≧dV1)。ここで、レーザー光のビーム径は、ビームのピーク強度に対して、強度が1/e(13.5%)となる位置で規定されるレーザー光のビームの直径である。
(垂直方向)
レーザー光Lの垂直方向のビーム径Drvは第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1以上であり、マイクロレンズ40aはマイクロレンズ40a同士の間隔、段差等が最小となるよう形成されているので、レーザー光Lは、垂直方向において、複数のマイクロレンズ40aに入射する。垂直方向において、複数のマイクロレンズ40aに入射したレーザー光Lは、各マイクロレンズ40aに対応するアパーチャアレイ45の開口部45aを通過し、発散してEyebox3を照明する。発散したレーザー光Lは、垂直方向において複数のマイクロレンズ40aに入射したため、垂直方向において、第1のマイクロレンズアレイ40の周期性とレーザー光Lの可干渉性によって、干渉する。このような場合、一般に、干渉によってEyebox3上には、干渉縞が形成される(図12)。
図13は、垂直方向において、干渉縞の明部を形成する干渉したレーザー光L(赤色)を説明するための図である。図14は、本実施の形態におけるEyebox3上でのレーザー光Lのビーム断面における垂直方向の強度分布を示す。なお、図13においては、簡略化のために、走査部20、平面ミラー51、拡大ミラー52などを省略している。
本実施の形態においては、レーザー光源部10におけるアパーチャ13r、13g、13bと第1のマイクロレンズアレイ40との距離などを最適化することによって、Eyebox3上の干渉縞における明部を形成する干渉したレーザー光Lのビーム径を拡大あるいは縮小し、Eyebox3上の干渉縞における明部と明部との間隔を密にする。すなわち、明部を形成する干渉したレーザー光Lの回折角θdと発散角φとを略同一にする(図13)。具体的には、第1のマイクロレンズアレイ40に入射するレーザー光Lの収束角ηと明部を形成する干渉したレーザー光Lの発散角φは同一とみなすことができるので、収束角η(アパーチャ13r、13g、13bのNA)と明部を形成する干渉したレーザー光Lの回折角θdとが略同一になるように、アパーチャ13r、13g、13bと第1のマイクロレンズアレイ40との距離、第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1を選択する。例えば、緑色レーザー光の場合、第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1=50μmに対して、アパーチャ13gのNA=0.005が選択される。
また、明部を形成する干渉したレーザー光Lのビーム断面における垂直方向の強度分布は、レーザー光源部10を出射したレーザー光Lと同様に、略トップハット形状の分布と見なすことができる。
したがって、本実施の形態においては、アパーチャ13r、13g、13bと第1のマイクロレンズアレイ40との距離、第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1を選択し、Eyebox3上の干渉縞における明部と明部との間隔を人間の瞳の最小径(2mm)以下にすることによって、Eyebox3内で観察者等の瞳が垂直方向に移動した場合であっても、輝度ムラ、色ムラを抑制することができる(図14)。
(水平方向)
レーザー光Lの水平方向のビーム径Drhは、図11に示すように、第1のマイクロレンズアレイ40のピッチdH1よりも小さい。また、レーザー光Lのビーム断面における水平方向の強度分布は、ガウス分布のままである。レーザー光Lの水平方向のビーム径Drhは、第1のマイクロレンズアレイ40のピッチdH1よりも小さいので、水平方向ではレーザー光Lの干渉は生じない。
水平方向において、マイクロレンズ40aに入射したレーザー光Lは、各マイクロレンズ40aに対応するアパーチャアレイ45の開口部45aを通過し、発散してEyebox3を照明する。Eyebox3においても、レーザー光Lのビーム断面における水平方向の強度分布は、ガウス分布のままである。
本実施の形態では、MEMSスキャナ(走査部)20は、水平方向に10n秒程度の間、連続的にMEMSスキャナのミラー面を傾斜させ、表示画像Mの1画素を形成する。したがって、第1のマイクロレンズアレイ40に入射したレーザー光Lは、1画素を形成するために、水平方向にマイクロレンズ40aの1つ分移動する。この場合、レーザー光Lが水平方向に移動する間に、レーザー光Lのビーム断面における水平方向の強度分布もEyebox3内で移動する(図15)。レーザー光Lがマイクロレンズ40a1つ分(1画素分)移動する時間で、図15に示すような、水平方向におけるビーム断面の強度分布を積分すると、Eyebox3の水平方向において略トップハット形状の強度分布を得ることができる(図16)。したがって、本実施の形態においては、Eyebox3内で観察者等の瞳が水平方向に移動した場合であっても、輝度ムラ、色ムラを抑制することができる。
以上のように、本実施の形態においては、アパーチャ13r、13g、13b、アパーチャアレイ45を用いた簡易な構成で、Eyebox3内の水平方向、垂直方向ともに輝度ムラ、色ムラを抑制したレーザー光L(表示画像Mの虚像Vを表す表示光)が照射される。また、本実施の形態においては、アパーチャ13r、13g、13bによるレーザー光Lの遮蔽は垂直方向に限定されるので、光損失が少なく、光利用効率が高い。さらに、本実施の形態においては、第1のマイクロレンズアレイ40によって、レーザー光Lを発散するので、スッペックルの発生を抑制することができる。
したがって、車両200の観察者等は、スッペックル、輝度ムラ、色ムラのない表示画像Mの虚像Vを視認できる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図17〜図20を参照して説明する。本実施の形態においては、実施の形態1におけるアパーチャアレイ45に代えて、第2のマイクロレンズアレイ90を備える。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
第2のマイクロレンズアレイ90は、面内に水平方向、垂直方向に配列された複数のマイクロレンズ90aを有する(図17)。第2のマイクロレンズアレイ90は、第2のマイクロレンズアレイ90の中心に位置するマイクロレンズ90aの光軸が、第1のマイクロレンズアレイ40の中心に位置するマイクロレンズ40aの光軸AXと一致するように配置される。また、第2のマイクロレンズアレイ90は、マイクロレンズ90aのレンズ曲面が第1のマイクロレンズアレイ40におけるマイクロレンズ40aの焦点に位置するように、隔てて配置される(図18)。
第2のマイクロレンズアレイ90において、マイクロレンズ90aは、面内の水平方向にdH2、垂直方向にdV2のピッチで配列される。第2のマイクロレンズアレイ90における水平方向、垂直方向のピッチdH2、dV2は、それぞれ実施の形態1におけるアパーチャアレイ45の水平方向、垂直方向のピッチdHA、dVAに相当する。すなわち、第2のマイクロレンズアレイ90の水平方向のピッチdH2は、第1のマイクロレンズアレイ40の水平方向のピッチdH1以上であり、第2のマイクロレンズアレイ90の垂直方向のピッチdV2は、第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1以上である(dH2≧dH1、dV2≧dV1)。これにより、第1のマイクロレンズアレイ40における各マイクロレンズ40aが集光したレーザー光Lは、第2のマイクロレンズアレイ90の各マイクロレンズ90aによって高効率、均一に発散する。
本実施の形態では、第1のマイクロレンズアレイ40における各マイクロレンズ40aの焦点に、第2のマイクロレンズアレイ90の各マイクロレンズ90aのレンズ曲面が配置されているので、レーザー光Lを均一に発散することができ、Eyebox3の照度分布を均一にすることができる。その他の効果は、実施の形態1と同様である。
第1のマイクロレンズアレイ40と第2のマイクロレンズアレイ90とは、一体であっても、別体であってもよい。例えば、図19に示すように、別体として作製した第1のマイクロレンズアレイ40と第2のマイクロレンズアレイ90とを支持部材91によって、組み立ててもよい。第1のマイクロレンズアレイ40の各マイクロレンズ40aの凸面と第2のマイクロレンズアレイ90の各マイクロレンズ90aの凸面を対向して配置してもよい(図20(a))。また、第1のマイクロレンズアレイ40の各マイクロレンズ40aの凸面と第2のマイクロレンズ90の各マイクロレンズ90aの凸面を、同一の方向に配置してもよい(図20(b))。なお、第1のマイクロレンズアレイ40と第2のマイクロレンズアレイ90との間は、空気層であってよし、第1、第2のマイクロレンズアレイ40、90の屈折率と異なる屈折率を有する材料で満たされていてもよい。さらに、別体として作製した第1のマイクロレンズアレイ40と第2のマイクロレンズアレイ90とを、第1、第2のマイクロレンズアレイ40、90と略同一の屈折率を有する透光性の接着剤等で密着させてもよい。
上記実施の形態で説明したヘッドアップディスプレイ装置100によれば、
スペックル、輝度ムラのない表示画像を簡易な構成で表示するヘッドアップディスプレイ装置100を提供できる。これは、以下の構成によって実現される。
ヘッドアップディスプレイ装置100は、
レーザー光Lを出射するレーザー光源部10と、
レーザー光源部10が出射したレーザー光Lを走査する走査部20と、
走査部20に走査されたレーザー光Lが入射する、複数のマイクロレンズ40aが配列された第1のマイクロレンズアレイ40と、を備え、
第1のマイクロレンズアレイ40の水平方向のピッチdH1が、第1のマイクロレンズアレイ40に入射するレーザー光Lの水平方向のビーム径Drhよりも大きく、
第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1が、第1のマイクロレンズアレイ40に入射するレーザー光Lの垂直方向のビーム径Drv以下である。
第1のマイクロレンズアレイ40の水平方向のピッチdH1は、第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1以上であってもよい。
第1のマイクロレンズアレイ40から出射したレーザー光Lが入射する、複数の開口部45aが配列されたアパーチャアレイ45を備え、
アパーチャアレイ45の水平方向のピッチdHAは、第1のマイクロレンズアレイ40の水平方向のピッチdH1以上であり、
アパーチャアレイ45の垂直方向のピッチdVAは、第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1以上であってもよい。
第1のマイクロレンズアレイ40から出射したレーザー光Lが入射する、複数のマイクロレンズ90aが配列された第2のマイクロレンズアレイ90を備え、
第2のマイクロレンズアレイ90の水平方向のピッチdH2は、第1のマイクロレンズアレイ40の水平方向のピッチdH1以上であり、
第2のマイクロレンズアレイ90の垂直方向のピッチdV2は、第1のマイクロレンズアレイ40の垂直方向のピッチdV1以上であってもよい。
レーザー光源部10が出射するレーザー光Lは、水平方向において略ガウス分布の強度分布を有し、垂直方向において略トップハット形状の強度分布を有してもよい。
走査部20と第1のマイクロレンズアレイ40との間に配置され、走査部20が走査したレーザー光Lを第1のマイクロレンズアレイ40に出射する屈折部30を備え、
屈折部30が出射したレーザー光Lの第1のマイクロレンズアレイ40の法線に対する角度は、第1のマイクロレンズアレイ40の中心よりも第1のマイクロレンズアレイ40の端部の方が大きくてもよい。
レーザー光源部10における集光レンズ12r、12g、12bは、曲面形状として、トロイダル等の非球面形状を有してもよい。集光レンズ12r、12g、12bが非球面形状を有することによって、アパーチャ13r、13g、13bを通過する各色のレーザー光におけるビーム断面の強度分布を最適化することができる。また、第1のマイクロレンズアレイ40に入射するレーザー光Lのビーム径を最適化できる。
第1のマイクロレンズアレイ40とアパーチャアレイ45は、一体であっても、別体であってもよい。
出射部101にアクリル樹脂等で構成された窓部材が配置されてもよい。窓部材は、湾曲形状に成形され、出射部101に容着等によって取り付けられる。窓部材は、拡大ミラー52によって反射されたレーザー光Lを透過する。
以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略した。
1 観察者の眼
3 Eyebox3
10 レーザー光源部
11r、11g、11b レーザーダイオード
12r、12g、12b 集光レンズ
13r、13g、13b アパーチャ
13ra アパーチャの開口部
14 ダイクロイックミラー
15 ダイクロイックミラー
20 走査部(MEMSスキャナ)
30 屈折部
40 第1のマイクロレンズアレイ
40a 第1のマイクロレンズアレイにおけるマイクロレンズ
45 アパーチャアレイ
45a アパーチャアレイの開口部
45b アパーチャアレイの遮光部
51 平面ミラー
52 拡大ミラー
60 制御部
61 マイコン
62 出力制御部
70 カラーセンサ
75 ライトセンサ
80 MEMSドライバ
90 第2のマイクロレンズアレイ
90a 第2のマイクロレンズアレイにおけるマイクロレンズ
91 支持部材
100 ヘッドアップディスプレイ装置
101 出射部
102 筐体
200 車両
201 フロントガラス
dH1 第1のマイクロレンズアレイの水平方向のピッチ
dV1 第1のマイクロレンズアレイの垂直方向のピッチ
dH2 第2のマイクロレンズアレイの水平方向のピッチ
dV2 第2のマイクロレンズアレイの垂直方向のピッチ
dHA アパーチャアレイの水平方向のピッチ
dVA アパーチャアレイの垂直方向のピッチ
Drh レーザー光の水平方向のビーム径
Drv レーザー光の垂直方向のビーム径
AX 第1のマイクロレンズアレイの中心に位置するマイクロレンズの光軸
f 第1のマイクロレンズアレイにおけるマイクロレンズの焦点距離
L レーザー光
M 表示画像
P 集光点
V 虚像
θd 明部を形成する干渉したレーザー光の回折角
φ 明部を形成する干渉したレーザー光の発散角
η レーザー光の収束角

Claims (6)

  1. レーザー光を出射するレーザー光源部と、
    前記レーザー光源部が出射したレーザー光を走査する走査部と、
    前記走査部に走査されたレーザー光が入射する、複数のマイクロレンズが配列された第1のマイクロレンズアレイと、を備え、
    前記第1のマイクロレンズアレイの水平方向のピッチが、前記第1のマイクロレンズアレイに入射するレーザー光の水平方向のビーム径よりも大きく、
    前記第1のマイクロレンズアレイの垂直方向のピッチが、前記第1のマイクロレンズアレイに入射するレーザー光の垂直方向のビーム径以下である、
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記第1のマイクロレンズアレイの水平方向のピッチは、前記第1のマイクロレンズアレイの垂直方向のピッチ以上である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記第1のマイクロレンズアレイから出射したレーザー光が入射する、複数の開口部が配列されたアパーチャアレイを備え、
    前記アパーチャアレイの水平方向のピッチは、前記第1のマイクロレンズアレイの水平方向のピッチ以上であり、
    前記アパーチャアレイの垂直方向のピッチは、前記第1のマイクロレンズアレイの垂直方向のピッチ以上である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記第1のマイクロレンズアレイから出射したレーザー光が入射する、複数のマイクロレンズが配列された第2のマイクロレンズアレイを備え、
    前記第2のマイクロレンズアレイの水平方向のピッチは、前記第1のマイクロレンズアレイの水平方向のピッチ以上であり、
    前記第2のマイクロレンズアレイの垂直方向のピッチは、前記第1のマイクロレンズアレイの垂直方向のピッチ以上である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記レーザー光源部が出射するレーザー光は、水平方向において略ガウス分布の強度分布を有し、垂直方向において略トップハット形状の強度分布を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  6. 前記走査部と前記第1のマイクロレンズアレイとの間に配置され、前記走査部が走査したレーザー光を前記第1のマイクロレンズアレイに出射する屈折部を備え、
    前記屈折部が出射したレーザー光の前記第1のマイクロレンズアレイの法線に対する角度は、前記第1のマイクロレンズアレイの中心よりも前記第1のマイクロレンズアレイの端部の方が大きい、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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